JP2004013063A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置構成が大がかりにならず、無駄な消費電力もかからず、新たな冷却装置等のコストアップをさせず、画像形成部の温度上昇を防ぐこと。
【解決手段】機外から取り入れた空気は、画像形成装置に配設された吸気部により、画像形成部と定着部との間に設置されたダクト内に送風され、排気部によりダクト内から機外へ排出されることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2
【解決手段】機外から取り入れた空気は、画像形成装置に配設された吸気部により、画像形成部と定着部との間に設置されたダクト内に送風され、排気部によりダクト内から機外へ排出されることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に係わり、画像形成部の断熱、冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、電子写真では高画質で高生産な性能が求められている。一般的に電子写真では、熱と圧力によりトナーを転写材に融着させ像を定着させるが、両面通紙時のように一度加熱された転写材を再給紙したり、高温に加熱された定着部からの放熱により熱せられることで、機内の画像形成部や周辺機器の温度も上昇するようになる。
【0003】
ところが、高画質を得るためトナーが小粒径化するほど耐熱性能は弱くなり、コピースピードが向上し高速になるほど装置内の温度も上昇し易くなる。
【0004】
そのため、現像器やクリーナー周辺部分、特にトナーリサイクルをする画像形成部の場合、トナー回収部での熱による影響が大きいためトナーが溶解・凝集し固着が起こり、パッキング等の問題となる。
【0005】
この問題を解決するため、定着部と画像形成部との距離を離したり、板金や熱伝導性の悪い部材で定着部の熱源を有するローラを覆うなどして断熱することで定着部からの放熱による影響を防ぐ断熱手段、または加熱され温まった定着部周辺や画像形成部周辺の空気をファンなどにより吸引・排気したり、外気を直接吹き付ける等の冷却手段を用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしその場合、以下の問題を有する。
【0007】
(イ)装置の構成が大がかりになり設計に制約を受ける(定着部と画像形成部との距離を離す、等)。(ロ)装置内の定着部や画像形成部周辺を直接冷却することで、待機時の消費電力も無駄に消費する。(ハ)断熱部材や冷却ファンなどを別途取り付けることでコストがかかる。そこで、本発明はこのような問題を解決し、且つ画像形成部の温度を下げることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記の構成により達成することができる。
【0009】
(1) 像担持体に対し、少なくとも帯電器と現像器とクリーニング部を備え、像担持体上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記像担持体上のトナー画像を転写材に転写する転写器と、転写材に転写したトナー画像を当該転写材に定着する定着部と、機外から取り入れた空気を導入するダクトとを有し、該ダクトは画像形成部と定着部との間の非通紙領域に位置することを特徴とする画像形成装置。
【0010】
(2) 前記ダクトは転写材搬送方向に対し直角方向で、且つ、転写材搬送面に対し平行に配設され、且つ、画像形成部側に位置することを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0011】
(3) 前記ダクトは、定着部との間隔が転写材搬送方向に対して30mm〜70mmの距離に配設されることを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
【0012】
(4) 前記ダクトは、少なくとも、転写材の搬送最大幅より長いことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0013】
(5) 前記の機外から取り入れた空気は、画像形成装置に配設された吸気部により前記ダクト内に送風され、排気部により前記ダクト内から機外へ排出されることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態の一例について、以下、図面を用いて説明する。
【0015】
図1は、画像形成装置(以下、複写機という)の全体の構成を示す概略図、図2は画像形成部4と定着部7の間に配設されたダクト20の位置を示す概略図、図3はダクト20内を流れる機外からの空気の方向を示す図2の関係を上から見た概略平面図、図4はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合の定着部7の待機時における消費電力の変化を示すグラフ、図5はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合のダクト(定着部側)における温度変化を示すグラフ及び図6はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合のダクト20の定着部7側、ダクト20の画像形成部4側及び像担持体(以下、感光体ドラムという)401付近の温度変化を示すグラフである。
【0016】
本実施の形態の複写機は、複写機本体100の上部に自動原稿送り装置ADFを設けると共に、複写機本体内に画像読み取り部1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部4、転写材収納部5、ベルト搬送部6、定着部7、排紙・切り換え部8及び再搬送部(ADU)9を有している。
【0017】
前記自動原稿送り装置ADF(以下、ADFという)は、原稿(図示せず)を1枚づつ送り出して画像読み取り位置1へと搬送し、画像読み取りが終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置である。
【0018】
前記画像読み取り部1において、ADFで画像読み取り位置を通過する原稿、又は原稿台上のプラテンガラス101に載置された原稿からの画像情報の読み取りは、可動式の露光ランプとミラーを備えるミラーユニット102により反射し、結像レンズ104を介してライン状の撮像素子(以下、CCDという)105に結像させることにより行われる。
【0019】
CCD105上に結像されたライン状の光学像は順次電気信号(輝度信号)に変換された後、A/D変換され、画像処理部2において濃度変換、フィルタ処理等の処理が施された後、その画像データは一旦メモリに記憶される。
【0020】
一方、画像形成部4では感光体ドラム401上に形成した帯電像を転写材Pに転写する画像転写部402、感光体ドラム401に密着している転写材Pを分離する分離極403、搬送手段であるベルト搬送部6、感光体ドラム401に配設されたクリーニング部407及び光除電手段としてのプレチャージランプ(PCL)406が各々動作順に配置されている。
【0021】
感光体駆動モータ(図示せず)の始動により、感光体ドラム401は反時計方向へと回転し、スコロトロン帯電器404の帯電作用により、感光体ドラム401に電位が付与される。
【0022】
しかる後、書き込み手段である像露光手段としての露光光学系3は、図示しないレーザダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラー301を経て、反射ミラー302を介して、感光体ドラム401に対して矢示Rの位置で主操作方向の像露光を画像処理部2のメモリから呼び出された画像信号にもとづいて行い、また、感光体ドラム401の回転による副走査を介して感光体ドラム401上に潜像を形成する。
【0023】
続いて、感光体ドラム401上に形成された潜像は現像器408によって反転現像され、感光体ドラム401の表面に可視像のトナー像が形成される。
【0024】
なお、トナー収納容器420は搬送スクリュー421によりトナーを現像器408へ供給している。
【0025】
一方、転写材収納部5では、画像形成部4の下方に異なるサイズ、同サイズ又は材質等の異なる転写材Pが収納された転写材収納部5として、給紙トレイ511、521、531が設けられている。
【0026】
予め入力されたメモリにもとづき選択された給紙トレイ511(521、531)に収納された転写材Pは給紙ローラ512(522、532)により送り出され、分離ローラ513(523、533)により1枚づつ分離される。
【0027】
次いで、転写材Pは搬送路550内を案内ローラ(図示せず)搬送され、レジストローラ対501によって一時停止を行った後、前記レジストローラ対501の回転により再給紙され、画像転写部402に案内され、感光体ドラム401上のトナー像は画像転写部402において転写材P上に転写される。
【0028】
次いで、転写材Pは分離極403の作用で感光体ドラム401面より分離された後、ベルト搬送6により定着部7に向けて搬送される。
【0029】
また、定着部7は加熱部を有する定着ローラ701と加圧ローラ702とで構成されており、転写材Pが定着ローラ701と加圧ローラ702との間を通過する際に、加熱、加圧作用を付与され、トナー像が溶融され、転写材P上に定着される。
【0030】
なお、ダクト20は、定着部7と画像形成部4を構成する感光体ドラム401に配設されたクリーニング部407との間の非通紙領域におけるクリーニング部407の外壁付近の画像形成部4側に配設され、ダクト20の取り付け姿勢は転写材搬送方向に対し略直角で、かつ略水平を成している。
【0031】
機外から取り入れた空気は、ダクト20内を複写機操作方向である手前側から奥側に流している。但し、空気の流れは状況により逆方向(奥側から複写機操作方向の手前側)からでもよい。
【0032】
このように、ダクト20を設け、空気の流れを規制することにより、空気を利用した断熱効果の高い構造を取っている。
【0033】
さらに、トナー像が定着された転写材Pは、定着排紙ローラ703、排紙ローラ801により搬送されて、排紙トレイ802上に排出される。
【0034】
一方、転写材Pが分離された後の感光体ドラム401は、分離極403により除電され、しかる後、クリーニングブレード405によって感光体ドラム401上の周面上に残っているトナーは摺擦され、清掃されることにより、履歴が解消されて、次の画像形成の準備がなされる。
【0035】
図2は、画像形成部4と定着部7との間におけるダクト20の配置を示す概略図である。
【0036】
感光体ドラム401に形成された画像は、転写部402にて転写材P上に転写され、分離極403にて感光体ドラム401から分離され、ベルト搬送6上を搬送され、定着部7へ送られる。
【0037】
一方、感光体ドラム401上に残留したトナーは、クリーニングブレード405により掻き落とされ、クリーニング部407の底面に溜め、トナー搬送スクリュー409及びクリーニング部407から現像器408へ渡すトナーリサイクルスクリュー(図示せず)により、現像器408へ回収され、再利用される。
【0038】
高画質化への対策として、最近はトナーは小粒径化の方向にあり耐熱性能が弱くなり、一方コピースピードが向上し高速になるほど複写機内の温度も上昇傾向にある。
【0039】
このため、画像形成部4周りの雰囲気温度の上昇を抑えるために、本発明の実施の形態においては、ダクト20を図2及び3に示すように取り付けるようにしてある。
【0040】
ダクト20は、定着部7とクリーニング部407との間の、クリーニング部407の定着部7側の外壁付近に配設され、ダクト20の取り付け姿勢は転写材搬送方向に対し略直角で、かつ略水平を形成している。
【0041】
ダクト20の形状は、本実施の形態においては、縦に長い矩形状を成しているが、他の形状(例えば、長円形状や楕円形状等)を採用することも可能である。
【0042】
また、ダクト20の長さ方向(転写材走行幅方向)の取り付け姿勢は、本実施の形態においては、転写材走行面と略水平としたが、複写機の取り付けスペースに合わせ傾けた取り付け姿勢になっても断熱効果にはほとんど差がないため、採用は可能である。
【0043】
さらに、ダクト20の長さは、画像形成部4に対する断熱効果を高めるため、少なくとも転写材Pの送り方向の最大幅は必要である。
【0044】
図3に示すように、機外の空気は、複写機本体100の正面側に取り付けられた吸気部を構成する吸気ファン21により吸入口24を経て吸入され、ダクト20内を複写機操作方向である手前側から奥側へ空気流として矢印の方向(a→b→c→d→e)に流され、操作方向とは反対側の複写機の裏面側の排気部を構成する排気口25から機外へ排気される。
【0045】
さらに、ダクト内の風量が機内冷却及び断熱に対して不十分な場合には、前記排気口25にも吸気ファン21と同様にファンを取り付けることも可能である。
【0046】
なお、フレキシブルホース22及び23は、複写機における空気の吸入口24、排気口25がダクトの入口、出口に対して取り付け位置が必ずしも合致しないことを考慮し、ある程度の自由度を持たせるために採用している。特に自由度を持たせる必要がない場合には、ダクト20のみで構成してもよい。
【0047】
さらに、前記の複写機の空気の吸入口、排気口が複写機操作正面に対し、左右側面、上面及び底面に有る場合への対応にもフレキシブルホースは有効である。
【0048】
ダクト20の断熱効果については、表1に示すデータからダクト20内に機外の空気を流すことにより、機内の冷却効果が顕著であり、さらに定着部7の熱に対する画像形成部4を構成するクリーニング部407への断熱効果も高く、感光体ドラム401への定着温度の影響も遮断できることが認められる。
【0049】
なお、ダクト20のみで機外の空気を流さない場合には冷却効果は期待できないことが分かる。
【0050】
【表1】
【0051】
複写機の実験条件は以下のようである。
複写機:コニカ製Sitios7165改/環境:20℃、50%RH(常温常湿)/ダクト形状:通風口サイズ{30(縦)×20(横)}×350(長)(mm)/ダクト20内風量:0.4〜0.5(m3/min)/ダクト20取り付け位置:図2におけるL=50mm。
【0052】
以上の条件のもとで、A4サイズ転写材を連続2時間両面通紙した。
温度測定個所は図2において、(A)はダクト20の定着部7側、(B)はダクト20のクリーニング407部側、(C)は感光体ドラム401付近である。
【0053】
次に、ダクト20の適正位置については、図2のL(定着ローラ701のクリーニング部407側の端部からダクト20の定着部7側の外壁までの距離)を変えた場合の(イ)定着部7の待機時における消費電力(定着温度を180〜200℃に維持させるために必要とする電力、1時間放置時)を測定したところ、図4のようなグラフが得られた。
【0054】
すなわち、ダクト20が定着ローラ701から離れる程、定着部7の消費電力のロスを低減する効果があることが認められる。
【0055】
また、Lを変化させた場合の(ロ)ダクト20の(A)付近(図2を参照)における温度を測定したところ、図5のようなグラフが得られた。
【0056】
すなわち、ダクト20が定着ローラ701から離れる程(A)付近の温度が下がり、特にL=30mmより距離が長くなる程ダクト20を構成する樹脂材質の耐熱温度(70℃)以下になることが認められ、ダクト20の定着ローラ701への接近可能限界距離は30mm程度となり、30mm以上離すことでダクト構成材質に制限されなくなる。
【0057】
さらに、Lを変化させた場合の(ハ)図2における温度測定個所(A)、(B)、(C)各々の温度を測定したところ、図6のようなグラフが得られた。
【0058】
なお、各部{(A)、(B)、(C)}の到達温度は、A4サイズ転写材を連続2時間両面通紙後、1時間放置し計測した。
【0059】
すなわち、図6よりダクトの定着部7側の外壁とクリーニング部407側の外壁との温度差は、ダクト20の定着ローラ701からの距離Lが近い程大きく、断熱効果は高い。
【0060】
しかしながら、L=30mm以下ではダクト20の定着部7側の外壁付近の温度(75℃)がダクトを構成する樹脂材質の耐熱温度を越えてしまうため、実用的には断熱効果はL=30mm以上とする必要がある。
【0061】
一方、図6のグラフにおいて感光体ドラム401付近の温度はほぼ一定(30〜33℃)しており、実用的には問題ない温度を維持しているが、ダクト20のクリーニング部407側の外壁温度がL=70mmに近づくに従い前記の感光体ドラム401付近の温度(33℃)とほぼ同じになり、断熱効果がほとんどなくなってしまう。
【0062】
以上のことから、ダクト20の断熱効果はL=30〜70mmの間が実用的には採用可能な距離といえる。
【0063】
上記の図5、6、7のグラフから、断熱を目的とした通風手段を持つダクト効果を得るため、定着部7の保温とダクト構成部品の耐熱温度を考慮した場合、定着ローラ701からの距離L=30〜70mmが望ましい。
【0064】
本発明により、改めて冷却用のスペースを必要とせず、定着部周辺の温度を直接冷却しないため待機電力も無駄にせず、コンパクトでコストも掛からずに画像形成部の温度上昇を防ぐことが可能となる。
【0065】
なお、本発明の実施の形態においては、転写材搬送方向が水平の場合において説明したが、転写材搬送方向が略鉛直方向であっても適用可能である。
【0066】
【発明の効果】
画像形成部と定着部との間に配設したダクト内に機外の空気を送風することにより、待機時の消費電力を無駄にせず、コンパクトでコストも掛からずに画像形成部の温度上昇を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一つの形態を示す画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例の画像形成部と定着部との間に配設されたダクトの位置を示す概略図である。
【図3】本発明の実施例のダクト内を流れる機外からの空気の方向を示す図2の関係を上から見た概略平面図である。
【図4】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合の定着部の待機時における消費電力の変化を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合のダクト(定着部側)における温度変化を示すグラフである。
【図6】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合のダクトの定着部側、ダクトの画像形成部側及び像担持体付近の温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
4 画像形成部
7 定着部
20 ダクト
21 吸気ファン
22 フレキシブルホース
24 吸入口
25 排気口
100 複写機本体
401 感光体ドラム
407 クリーニング部
408 現像器
701 定着ローラ
702 加圧ローラ
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に係わり、画像形成部の断熱、冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、電子写真では高画質で高生産な性能が求められている。一般的に電子写真では、熱と圧力によりトナーを転写材に融着させ像を定着させるが、両面通紙時のように一度加熱された転写材を再給紙したり、高温に加熱された定着部からの放熱により熱せられることで、機内の画像形成部や周辺機器の温度も上昇するようになる。
【0003】
ところが、高画質を得るためトナーが小粒径化するほど耐熱性能は弱くなり、コピースピードが向上し高速になるほど装置内の温度も上昇し易くなる。
【0004】
そのため、現像器やクリーナー周辺部分、特にトナーリサイクルをする画像形成部の場合、トナー回収部での熱による影響が大きいためトナーが溶解・凝集し固着が起こり、パッキング等の問題となる。
【0005】
この問題を解決するため、定着部と画像形成部との距離を離したり、板金や熱伝導性の悪い部材で定着部の熱源を有するローラを覆うなどして断熱することで定着部からの放熱による影響を防ぐ断熱手段、または加熱され温まった定着部周辺や画像形成部周辺の空気をファンなどにより吸引・排気したり、外気を直接吹き付ける等の冷却手段を用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしその場合、以下の問題を有する。
【0007】
(イ)装置の構成が大がかりになり設計に制約を受ける(定着部と画像形成部との距離を離す、等)。(ロ)装置内の定着部や画像形成部周辺を直接冷却することで、待機時の消費電力も無駄に消費する。(ハ)断熱部材や冷却ファンなどを別途取り付けることでコストがかかる。そこで、本発明はこのような問題を解決し、且つ画像形成部の温度を下げることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記の構成により達成することができる。
【0009】
(1) 像担持体に対し、少なくとも帯電器と現像器とクリーニング部を備え、像担持体上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記像担持体上のトナー画像を転写材に転写する転写器と、転写材に転写したトナー画像を当該転写材に定着する定着部と、機外から取り入れた空気を導入するダクトとを有し、該ダクトは画像形成部と定着部との間の非通紙領域に位置することを特徴とする画像形成装置。
【0010】
(2) 前記ダクトは転写材搬送方向に対し直角方向で、且つ、転写材搬送面に対し平行に配設され、且つ、画像形成部側に位置することを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0011】
(3) 前記ダクトは、定着部との間隔が転写材搬送方向に対して30mm〜70mmの距離に配設されることを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
【0012】
(4) 前記ダクトは、少なくとも、転写材の搬送最大幅より長いことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0013】
(5) 前記の機外から取り入れた空気は、画像形成装置に配設された吸気部により前記ダクト内に送風され、排気部により前記ダクト内から機外へ排出されることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態の一例について、以下、図面を用いて説明する。
【0015】
図1は、画像形成装置(以下、複写機という)の全体の構成を示す概略図、図2は画像形成部4と定着部7の間に配設されたダクト20の位置を示す概略図、図3はダクト20内を流れる機外からの空気の方向を示す図2の関係を上から見た概略平面図、図4はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合の定着部7の待機時における消費電力の変化を示すグラフ、図5はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合のダクト(定着部側)における温度変化を示すグラフ及び図6はダクト20から定着ローラ701までの距離を変化させた場合のダクト20の定着部7側、ダクト20の画像形成部4側及び像担持体(以下、感光体ドラムという)401付近の温度変化を示すグラフである。
【0016】
本実施の形態の複写機は、複写機本体100の上部に自動原稿送り装置ADFを設けると共に、複写機本体内に画像読み取り部1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部4、転写材収納部5、ベルト搬送部6、定着部7、排紙・切り換え部8及び再搬送部(ADU)9を有している。
【0017】
前記自動原稿送り装置ADF(以下、ADFという)は、原稿(図示せず)を1枚づつ送り出して画像読み取り位置1へと搬送し、画像読み取りが終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置である。
【0018】
前記画像読み取り部1において、ADFで画像読み取り位置を通過する原稿、又は原稿台上のプラテンガラス101に載置された原稿からの画像情報の読み取りは、可動式の露光ランプとミラーを備えるミラーユニット102により反射し、結像レンズ104を介してライン状の撮像素子(以下、CCDという)105に結像させることにより行われる。
【0019】
CCD105上に結像されたライン状の光学像は順次電気信号(輝度信号)に変換された後、A/D変換され、画像処理部2において濃度変換、フィルタ処理等の処理が施された後、その画像データは一旦メモリに記憶される。
【0020】
一方、画像形成部4では感光体ドラム401上に形成した帯電像を転写材Pに転写する画像転写部402、感光体ドラム401に密着している転写材Pを分離する分離極403、搬送手段であるベルト搬送部6、感光体ドラム401に配設されたクリーニング部407及び光除電手段としてのプレチャージランプ(PCL)406が各々動作順に配置されている。
【0021】
感光体駆動モータ(図示せず)の始動により、感光体ドラム401は反時計方向へと回転し、スコロトロン帯電器404の帯電作用により、感光体ドラム401に電位が付与される。
【0022】
しかる後、書き込み手段である像露光手段としての露光光学系3は、図示しないレーザダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラー301を経て、反射ミラー302を介して、感光体ドラム401に対して矢示Rの位置で主操作方向の像露光を画像処理部2のメモリから呼び出された画像信号にもとづいて行い、また、感光体ドラム401の回転による副走査を介して感光体ドラム401上に潜像を形成する。
【0023】
続いて、感光体ドラム401上に形成された潜像は現像器408によって反転現像され、感光体ドラム401の表面に可視像のトナー像が形成される。
【0024】
なお、トナー収納容器420は搬送スクリュー421によりトナーを現像器408へ供給している。
【0025】
一方、転写材収納部5では、画像形成部4の下方に異なるサイズ、同サイズ又は材質等の異なる転写材Pが収納された転写材収納部5として、給紙トレイ511、521、531が設けられている。
【0026】
予め入力されたメモリにもとづき選択された給紙トレイ511(521、531)に収納された転写材Pは給紙ローラ512(522、532)により送り出され、分離ローラ513(523、533)により1枚づつ分離される。
【0027】
次いで、転写材Pは搬送路550内を案内ローラ(図示せず)搬送され、レジストローラ対501によって一時停止を行った後、前記レジストローラ対501の回転により再給紙され、画像転写部402に案内され、感光体ドラム401上のトナー像は画像転写部402において転写材P上に転写される。
【0028】
次いで、転写材Pは分離極403の作用で感光体ドラム401面より分離された後、ベルト搬送6により定着部7に向けて搬送される。
【0029】
また、定着部7は加熱部を有する定着ローラ701と加圧ローラ702とで構成されており、転写材Pが定着ローラ701と加圧ローラ702との間を通過する際に、加熱、加圧作用を付与され、トナー像が溶融され、転写材P上に定着される。
【0030】
なお、ダクト20は、定着部7と画像形成部4を構成する感光体ドラム401に配設されたクリーニング部407との間の非通紙領域におけるクリーニング部407の外壁付近の画像形成部4側に配設され、ダクト20の取り付け姿勢は転写材搬送方向に対し略直角で、かつ略水平を成している。
【0031】
機外から取り入れた空気は、ダクト20内を複写機操作方向である手前側から奥側に流している。但し、空気の流れは状況により逆方向(奥側から複写機操作方向の手前側)からでもよい。
【0032】
このように、ダクト20を設け、空気の流れを規制することにより、空気を利用した断熱効果の高い構造を取っている。
【0033】
さらに、トナー像が定着された転写材Pは、定着排紙ローラ703、排紙ローラ801により搬送されて、排紙トレイ802上に排出される。
【0034】
一方、転写材Pが分離された後の感光体ドラム401は、分離極403により除電され、しかる後、クリーニングブレード405によって感光体ドラム401上の周面上に残っているトナーは摺擦され、清掃されることにより、履歴が解消されて、次の画像形成の準備がなされる。
【0035】
図2は、画像形成部4と定着部7との間におけるダクト20の配置を示す概略図である。
【0036】
感光体ドラム401に形成された画像は、転写部402にて転写材P上に転写され、分離極403にて感光体ドラム401から分離され、ベルト搬送6上を搬送され、定着部7へ送られる。
【0037】
一方、感光体ドラム401上に残留したトナーは、クリーニングブレード405により掻き落とされ、クリーニング部407の底面に溜め、トナー搬送スクリュー409及びクリーニング部407から現像器408へ渡すトナーリサイクルスクリュー(図示せず)により、現像器408へ回収され、再利用される。
【0038】
高画質化への対策として、最近はトナーは小粒径化の方向にあり耐熱性能が弱くなり、一方コピースピードが向上し高速になるほど複写機内の温度も上昇傾向にある。
【0039】
このため、画像形成部4周りの雰囲気温度の上昇を抑えるために、本発明の実施の形態においては、ダクト20を図2及び3に示すように取り付けるようにしてある。
【0040】
ダクト20は、定着部7とクリーニング部407との間の、クリーニング部407の定着部7側の外壁付近に配設され、ダクト20の取り付け姿勢は転写材搬送方向に対し略直角で、かつ略水平を形成している。
【0041】
ダクト20の形状は、本実施の形態においては、縦に長い矩形状を成しているが、他の形状(例えば、長円形状や楕円形状等)を採用することも可能である。
【0042】
また、ダクト20の長さ方向(転写材走行幅方向)の取り付け姿勢は、本実施の形態においては、転写材走行面と略水平としたが、複写機の取り付けスペースに合わせ傾けた取り付け姿勢になっても断熱効果にはほとんど差がないため、採用は可能である。
【0043】
さらに、ダクト20の長さは、画像形成部4に対する断熱効果を高めるため、少なくとも転写材Pの送り方向の最大幅は必要である。
【0044】
図3に示すように、機外の空気は、複写機本体100の正面側に取り付けられた吸気部を構成する吸気ファン21により吸入口24を経て吸入され、ダクト20内を複写機操作方向である手前側から奥側へ空気流として矢印の方向(a→b→c→d→e)に流され、操作方向とは反対側の複写機の裏面側の排気部を構成する排気口25から機外へ排気される。
【0045】
さらに、ダクト内の風量が機内冷却及び断熱に対して不十分な場合には、前記排気口25にも吸気ファン21と同様にファンを取り付けることも可能である。
【0046】
なお、フレキシブルホース22及び23は、複写機における空気の吸入口24、排気口25がダクトの入口、出口に対して取り付け位置が必ずしも合致しないことを考慮し、ある程度の自由度を持たせるために採用している。特に自由度を持たせる必要がない場合には、ダクト20のみで構成してもよい。
【0047】
さらに、前記の複写機の空気の吸入口、排気口が複写機操作正面に対し、左右側面、上面及び底面に有る場合への対応にもフレキシブルホースは有効である。
【0048】
ダクト20の断熱効果については、表1に示すデータからダクト20内に機外の空気を流すことにより、機内の冷却効果が顕著であり、さらに定着部7の熱に対する画像形成部4を構成するクリーニング部407への断熱効果も高く、感光体ドラム401への定着温度の影響も遮断できることが認められる。
【0049】
なお、ダクト20のみで機外の空気を流さない場合には冷却効果は期待できないことが分かる。
【0050】
【表1】
【0051】
複写機の実験条件は以下のようである。
複写機:コニカ製Sitios7165改/環境:20℃、50%RH(常温常湿)/ダクト形状:通風口サイズ{30(縦)×20(横)}×350(長)(mm)/ダクト20内風量:0.4〜0.5(m3/min)/ダクト20取り付け位置:図2におけるL=50mm。
【0052】
以上の条件のもとで、A4サイズ転写材を連続2時間両面通紙した。
温度測定個所は図2において、(A)はダクト20の定着部7側、(B)はダクト20のクリーニング407部側、(C)は感光体ドラム401付近である。
【0053】
次に、ダクト20の適正位置については、図2のL(定着ローラ701のクリーニング部407側の端部からダクト20の定着部7側の外壁までの距離)を変えた場合の(イ)定着部7の待機時における消費電力(定着温度を180〜200℃に維持させるために必要とする電力、1時間放置時)を測定したところ、図4のようなグラフが得られた。
【0054】
すなわち、ダクト20が定着ローラ701から離れる程、定着部7の消費電力のロスを低減する効果があることが認められる。
【0055】
また、Lを変化させた場合の(ロ)ダクト20の(A)付近(図2を参照)における温度を測定したところ、図5のようなグラフが得られた。
【0056】
すなわち、ダクト20が定着ローラ701から離れる程(A)付近の温度が下がり、特にL=30mmより距離が長くなる程ダクト20を構成する樹脂材質の耐熱温度(70℃)以下になることが認められ、ダクト20の定着ローラ701への接近可能限界距離は30mm程度となり、30mm以上離すことでダクト構成材質に制限されなくなる。
【0057】
さらに、Lを変化させた場合の(ハ)図2における温度測定個所(A)、(B)、(C)各々の温度を測定したところ、図6のようなグラフが得られた。
【0058】
なお、各部{(A)、(B)、(C)}の到達温度は、A4サイズ転写材を連続2時間両面通紙後、1時間放置し計測した。
【0059】
すなわち、図6よりダクトの定着部7側の外壁とクリーニング部407側の外壁との温度差は、ダクト20の定着ローラ701からの距離Lが近い程大きく、断熱効果は高い。
【0060】
しかしながら、L=30mm以下ではダクト20の定着部7側の外壁付近の温度(75℃)がダクトを構成する樹脂材質の耐熱温度を越えてしまうため、実用的には断熱効果はL=30mm以上とする必要がある。
【0061】
一方、図6のグラフにおいて感光体ドラム401付近の温度はほぼ一定(30〜33℃)しており、実用的には問題ない温度を維持しているが、ダクト20のクリーニング部407側の外壁温度がL=70mmに近づくに従い前記の感光体ドラム401付近の温度(33℃)とほぼ同じになり、断熱効果がほとんどなくなってしまう。
【0062】
以上のことから、ダクト20の断熱効果はL=30〜70mmの間が実用的には採用可能な距離といえる。
【0063】
上記の図5、6、7のグラフから、断熱を目的とした通風手段を持つダクト効果を得るため、定着部7の保温とダクト構成部品の耐熱温度を考慮した場合、定着ローラ701からの距離L=30〜70mmが望ましい。
【0064】
本発明により、改めて冷却用のスペースを必要とせず、定着部周辺の温度を直接冷却しないため待機電力も無駄にせず、コンパクトでコストも掛からずに画像形成部の温度上昇を防ぐことが可能となる。
【0065】
なお、本発明の実施の形態においては、転写材搬送方向が水平の場合において説明したが、転写材搬送方向が略鉛直方向であっても適用可能である。
【0066】
【発明の効果】
画像形成部と定着部との間に配設したダクト内に機外の空気を送風することにより、待機時の消費電力を無駄にせず、コンパクトでコストも掛からずに画像形成部の温度上昇を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一つの形態を示す画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例の画像形成部と定着部との間に配設されたダクトの位置を示す概略図である。
【図3】本発明の実施例のダクト内を流れる機外からの空気の方向を示す図2の関係を上から見た概略平面図である。
【図4】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合の定着部の待機時における消費電力の変化を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合のダクト(定着部側)における温度変化を示すグラフである。
【図6】本発明の実施例のダクトから定着ローラまでの距離を変化させた場合のダクトの定着部側、ダクトの画像形成部側及び像担持体付近の温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
4 画像形成部
7 定着部
20 ダクト
21 吸気ファン
22 フレキシブルホース
24 吸入口
25 排気口
100 複写機本体
401 感光体ドラム
407 クリーニング部
408 現像器
701 定着ローラ
702 加圧ローラ
Claims (5)
- 像担持体に対し、少なくとも帯電器と現像器とクリーニング部を備え、像担持体上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記像担持体上のトナー画像を転写材に転写する転写器と、転写材に転写したトナー画像を当該転写材に定着する定着部と、機外から取り入れた空気を導入するダクトとを有し、該ダクトは画像形成部と定着部との間の非通紙領域に位置することを特徴とする画像形成装置。
- 前記ダクトは転写材搬送方向に対し直角方向で、且つ、転写材搬送面に対し平行に配設され、且つ、画像形成部側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ダクトは、定着部との間隔が転写材搬送方向に対して30mm〜70mmの距離に配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記ダクトは、少なくとも、転写材の搬送最大幅より長いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記の機外から取り入れた空気は、画像形成装置に配設された吸気部により前記ダクト内に送風され、排気部により前記ダクト内から機外へ排出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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2002
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