JP2004012600A - 有機el液晶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】有機EL液晶装置において、電源の残量に対応して、画面表示領域を制御することで省電力を行う。また、電源の残量に対応して、表示画面の輝度を制御することで省電力を行う。
【解決手段】光学撮像手段と、前記撮像手段を電気信号に変換する手段と、前記撮像手段を記録する手段と、画像を表示する表示装置と、電源の残量を検出する手段を具備した有機EL液晶装置。
【選択図】 図1
【解決手段】光学撮像手段と、前記撮像手段を電気信号に変換する手段と、前記撮像手段を記録する手段と、画像を表示する表示装置と、電源の残量を検出する手段を具備した有機EL液晶装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を表示するための表示器を備えた有機EL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ一体型記録再生装置において、液晶パネルなどの表示装置が用いられている。このような装置において、自発光しない液晶パネルでは液晶パネルを背面または正面から照明する光源との構成により液晶表示上に撮影状況や再生状況などの情報を表示させる。しかし、自発光しない液晶パネルは背面または、正面などに液晶パネルを照明するための光源が別に必要であり、その光源は冷陰極管や白色LEDなどを使用し、導光板、反射シート、プリズムシート、拡散シートなどの構成により液晶パネルの表示領域を均一に照明している。そのため、電源の使用時間に関係なく液晶パネルを照明している光源は常に一定の光量を維持するため消費電力が問題となってくる。更に照明する光源は常に光量を維持するため、屋外などの使用状況でのバッテリーを装着しての撮影状況では、バッテリーの使用可能時間が問題となる。このために、液晶パネルを照明する光源の消費電力を押さえる必要があるが、例えば、表示画面全体を照明しているため画面全体の光量を下げると常に表示画像の見え易さが問題となる。また、表示装置に有機EL表示を使用している機器すべて同様のことが言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した目的を達成するために、有機エレクトロルミネセント(Electro luminescent;以下、ELとも記す。)素子を用いた有機EL表示が、以下の理由等から注目を集めてきている。すなわち、自発光型である有機EL表示は、有機EL素子に電圧を印可し電流を流すことにより発光するため、有機EL表示は、照明光源を必要としないという利点がある。
【0004】
有機EL表示は、照明光源を不要とするため電源の残量により表示画面の領域を制御することで非表示領域を照明する必要がなくなり、屋外などの使用状況でのバッテリーを装着しての撮影状況では、バッテリーの使用可能時間が長く出来る。また、有機EL表示は、バックライトが必要なく、そのため、有機EL表示を含む表示システムの薄型化を可能にする。また、有機EL表示は、高輝度、高視野角および応答特性のよいディスプレイとなる。
【0005】
本発明では、電源の残量に対応して撮像装置の表示部の表示画面領域を制御することで、消費電力を軽減し、撮像装置のバッテリー時間を長くすることを目的とする。
【0006】
また、電源の残量に対応して液晶表示の明るさを制御することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明によれば、有機EL液晶パネルを表示部とする電子機器において、電源の残量により有機EL液晶パネルの表示画面領域を制御し、それに合わせて非表示領域画面の信号を黒にすることで消費電力を軽減することが可能となる手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1において、有機EL液晶パネルを表示部とする電子機器において、電源の残量により有機EL液晶パネルの光量を表示領域に対応して制御する手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は本実施の形態の撮像装置のブロック図である。図1において、レンズ部1は、上述したように被写体像を入光するためのものであり、撮像素子2は、レンズ1から入光した被写体像を光電変換する。カメラ信号処理部3は、撮像素子からの出力信号をマトリクス処理することによって輝度信号および色差信号を生成し、ガンマ処理、A/D変換などの処理が行われる。
【0011】
画像記憶部4は、カメラ信号処理部3によって処理された信号を記憶するものであり、磁気テープあるいはディスクや半導体メモリなどによって構成される。表示部7は、有機EL表示21によって構成され、撮像素子2によって撮像された画像、あるいは画像記憶部4によって記憶された画像が表示される。また、表示信号生成部5は、カメラ信号処理部3あるいは画像記憶部4からの信号を所定のフォーマットに変換して表示部7に画像を表示させるための信号を生成する。表示駆動部6は、表示信号生成部5によって生成された信号に基づく画像を表示部7上に表示させる。また、表示装置は不図示の覗くタイプのEVF(小型液晶装置)の両方を具備する場合もある。
【0012】
制御部8にはメモリコントローラとシステムコントローラがあり、メモリコントローラでは、カメラ信号処理部3から入力される画像データをフレームメモリに蓄積したり、逆にフレームメモリの画像データをカメラ信号処理部3に出力する。
【0013】
システムコントローラは各部の動作の制御を行っており、AE、AWB、AF処理は、全て撮像面のデータを用いてシステムの制御を行う。これらの処理はカメラ信号処理部3がデータを供給してやり、メインCPUが演算処理を行い、絞り駆動回路、レンズ駆動回路、及びCCD駆動回路、カメラ信号の色処理回路を制御する。また、システムコントローラは操作部9の各種スイッチ(電源スイッチ,レリーズスイッチ,再生スイッチ等)の操作状態に応じて各部を制御し、また、必要な情報を表示部7に表示する。また、システムコントローラは、操作部32からのスイッチ操作に基づいて各回路を制御するもので、撮像素子2の駆動制御やメモリカード12の読み書き制御や露出値、フォーカス、ホワイトバランスなどの制御も行う。
【0014】
尚、ここでは、システムコントローラが撮像装置全体を制御する場合を例示したが、サブCPUとメインCPUとで分担する構成としても良い。
【0015】
電源残量検出部11は、電源の状態を検出し、検出結果を制御部8に送り、制御部8のシステムコントローラで、撮影状態では、カメラ信号処理部3に表示領域の制御を行い、再生状態では画像記憶部4に表示領域の制御を行い、表示信号生成部5に入力して、表示駆動部6を介して表示部7に画像を表示させるための信号を生成する。
【0016】
操作部9は、撮像モードと画像再生モードとを切換えるためのSWであり、撮像モードが選択された場合には、撮像素子の駆動を開始し、カメラ信号処理部3から出力された画像信号を表示部7上に表示し、不図示のトリガボタンの操作に応じて画像記憶部4に画像信号の書き込みが開始される。また、画像再生モードが選択された場合には、画像記憶部4に記憶された画像データを読み出し、表示部7に表示される。
【0017】
図2は、表示部7の有機EL表示構造の一例を示す図である。低温Poly−SiTFT基板22の陽極上に、水平駆動回路23と垂直駆動回路24が配置され表示駆動部6からそれぞれに対応した信号が印可され、画素ごとにTFTが配置されている。有機EL膜25はホール輸送層、発光層、電子輸送層から成り、陰極を順に積層して構成している。有機分子はエネルギーを受けると、もとの状態に戻ろうとしてその時に光を放出する性質があり、有機EL素子では、電圧を印可すると陽極から注入されたホール(+)と陰極から注入された電子(−)が発光層内で再結合して発光する。
【0018】
有機EL表示の駆動方式には、従来のLCDと同様に、パッシブマトリックス方式とアクティブマトリックス方式があり、アクティブマトリックス方式は画素ごとにTFTを接続して発光を制御することで、より高輝度、高コントラストがよい。
【0019】
また、有機EL素子は直流電流駆動のため、TFTの構成は複数になる。
【0020】
図3(a)は、通常の表示部7の表示画面を示す図であり、図3(b)は、電源の残量により画面表示領域を縮小した場合の表示部7の表示画面を示す図である。また、図3(c)は、(b)と異なる画面表示例を示す図である。
【0021】
図4は本実施の形態における表示部7の表示動作を示すフローチャートである。
【0022】
図4のS401において、制御部8は、電圧値を読み取り、電源電圧の検出を開始させ、S402に進む。S402は電源の残量が予め設定した電圧値(V1)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を通常のように表示するステップS403になる。ステップS404で再度残量を確認して予め設定した電圧値(V2)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を縮小設定した表示領域1を表示するステップS405になる。更にステップS406で再三残量を確認して予め設定した電圧値(V3)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を縮小設定した表示領域2として更に画面表示領域を縮小した表示画面のステップS407になる。
【0023】
S401において、表示信号生成部5は、制御部8からの信号を受け、電源の残量に合わせて図3(a)に示すような通常表示領域から図3(b)の縮小表示領域画像を表示させる信号を生成する。その際非表示部に対しては黒信号を印可することで消費電力化を行う。
【0024】
図5は本実施の形態における表示部7の輝度動作を示すフローチャートである。
【0025】
図5の501において、制御部8は、電圧値を読み取り、電源電圧の検出を開始させ、S502に進む。S502は電源の残量が予め設定した電圧値(V1)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を通常のように表示し輝度も通常にするステップS503になる。ステップS504で再度残量を確認して予め設定した電圧値(V2)に対して高い場合は表示部7の画面表示輝度を下げた画像を表示するステップS505になる。
【0026】
S501において、表示信号生成部5は、制御部8からの信号を受け、電源の残量に合わせて表示画像の輝度を下げることで消費電力化を行う。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、有機EL表示を使用して電源の残量により表示画面の表示領域を制御することで、消費電力を軽減し、バッテリーの使用時間を長くする撮像装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態の撮像装置の構成の一例を示すブロック図。
【図2】有機EL表示構造の一例を示す図。
【図3】(a)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
(b)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
(c)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
【図4】本願発明の実施形態の表示制御を実行するための動作処理フローチャート。
【図5】本願発明の実施形態の表示制御を実行するための動作処理フローチャート。
【図6】従来の撮像装置のブロック図。
【符号の説明】
1 レンズ
2 撮像素子
3 カメラ信号処理部
4 画像記憶部
5 表示信号生成部
6 表示駆動部
7 表示部
8 制御部
9 操作部
10 電源部
11 電源残量検出部
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を表示するための表示器を備えた有機EL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ一体型記録再生装置において、液晶パネルなどの表示装置が用いられている。このような装置において、自発光しない液晶パネルでは液晶パネルを背面または正面から照明する光源との構成により液晶表示上に撮影状況や再生状況などの情報を表示させる。しかし、自発光しない液晶パネルは背面または、正面などに液晶パネルを照明するための光源が別に必要であり、その光源は冷陰極管や白色LEDなどを使用し、導光板、反射シート、プリズムシート、拡散シートなどの構成により液晶パネルの表示領域を均一に照明している。そのため、電源の使用時間に関係なく液晶パネルを照明している光源は常に一定の光量を維持するため消費電力が問題となってくる。更に照明する光源は常に光量を維持するため、屋外などの使用状況でのバッテリーを装着しての撮影状況では、バッテリーの使用可能時間が問題となる。このために、液晶パネルを照明する光源の消費電力を押さえる必要があるが、例えば、表示画面全体を照明しているため画面全体の光量を下げると常に表示画像の見え易さが問題となる。また、表示装置に有機EL表示を使用している機器すべて同様のことが言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した目的を達成するために、有機エレクトロルミネセント(Electro luminescent;以下、ELとも記す。)素子を用いた有機EL表示が、以下の理由等から注目を集めてきている。すなわち、自発光型である有機EL表示は、有機EL素子に電圧を印可し電流を流すことにより発光するため、有機EL表示は、照明光源を必要としないという利点がある。
【0004】
有機EL表示は、照明光源を不要とするため電源の残量により表示画面の領域を制御することで非表示領域を照明する必要がなくなり、屋外などの使用状況でのバッテリーを装着しての撮影状況では、バッテリーの使用可能時間が長く出来る。また、有機EL表示は、バックライトが必要なく、そのため、有機EL表示を含む表示システムの薄型化を可能にする。また、有機EL表示は、高輝度、高視野角および応答特性のよいディスプレイとなる。
【0005】
本発明では、電源の残量に対応して撮像装置の表示部の表示画面領域を制御することで、消費電力を軽減し、撮像装置のバッテリー時間を長くすることを目的とする。
【0006】
また、電源の残量に対応して液晶表示の明るさを制御することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明によれば、有機EL液晶パネルを表示部とする電子機器において、電源の残量により有機EL液晶パネルの表示画面領域を制御し、それに合わせて非表示領域画面の信号を黒にすることで消費電力を軽減することが可能となる手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1において、有機EL液晶パネルを表示部とする電子機器において、電源の残量により有機EL液晶パネルの光量を表示領域に対応して制御する手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は本実施の形態の撮像装置のブロック図である。図1において、レンズ部1は、上述したように被写体像を入光するためのものであり、撮像素子2は、レンズ1から入光した被写体像を光電変換する。カメラ信号処理部3は、撮像素子からの出力信号をマトリクス処理することによって輝度信号および色差信号を生成し、ガンマ処理、A/D変換などの処理が行われる。
【0011】
画像記憶部4は、カメラ信号処理部3によって処理された信号を記憶するものであり、磁気テープあるいはディスクや半導体メモリなどによって構成される。表示部7は、有機EL表示21によって構成され、撮像素子2によって撮像された画像、あるいは画像記憶部4によって記憶された画像が表示される。また、表示信号生成部5は、カメラ信号処理部3あるいは画像記憶部4からの信号を所定のフォーマットに変換して表示部7に画像を表示させるための信号を生成する。表示駆動部6は、表示信号生成部5によって生成された信号に基づく画像を表示部7上に表示させる。また、表示装置は不図示の覗くタイプのEVF(小型液晶装置)の両方を具備する場合もある。
【0012】
制御部8にはメモリコントローラとシステムコントローラがあり、メモリコントローラでは、カメラ信号処理部3から入力される画像データをフレームメモリに蓄積したり、逆にフレームメモリの画像データをカメラ信号処理部3に出力する。
【0013】
システムコントローラは各部の動作の制御を行っており、AE、AWB、AF処理は、全て撮像面のデータを用いてシステムの制御を行う。これらの処理はカメラ信号処理部3がデータを供給してやり、メインCPUが演算処理を行い、絞り駆動回路、レンズ駆動回路、及びCCD駆動回路、カメラ信号の色処理回路を制御する。また、システムコントローラは操作部9の各種スイッチ(電源スイッチ,レリーズスイッチ,再生スイッチ等)の操作状態に応じて各部を制御し、また、必要な情報を表示部7に表示する。また、システムコントローラは、操作部32からのスイッチ操作に基づいて各回路を制御するもので、撮像素子2の駆動制御やメモリカード12の読み書き制御や露出値、フォーカス、ホワイトバランスなどの制御も行う。
【0014】
尚、ここでは、システムコントローラが撮像装置全体を制御する場合を例示したが、サブCPUとメインCPUとで分担する構成としても良い。
【0015】
電源残量検出部11は、電源の状態を検出し、検出結果を制御部8に送り、制御部8のシステムコントローラで、撮影状態では、カメラ信号処理部3に表示領域の制御を行い、再生状態では画像記憶部4に表示領域の制御を行い、表示信号生成部5に入力して、表示駆動部6を介して表示部7に画像を表示させるための信号を生成する。
【0016】
操作部9は、撮像モードと画像再生モードとを切換えるためのSWであり、撮像モードが選択された場合には、撮像素子の駆動を開始し、カメラ信号処理部3から出力された画像信号を表示部7上に表示し、不図示のトリガボタンの操作に応じて画像記憶部4に画像信号の書き込みが開始される。また、画像再生モードが選択された場合には、画像記憶部4に記憶された画像データを読み出し、表示部7に表示される。
【0017】
図2は、表示部7の有機EL表示構造の一例を示す図である。低温Poly−SiTFT基板22の陽極上に、水平駆動回路23と垂直駆動回路24が配置され表示駆動部6からそれぞれに対応した信号が印可され、画素ごとにTFTが配置されている。有機EL膜25はホール輸送層、発光層、電子輸送層から成り、陰極を順に積層して構成している。有機分子はエネルギーを受けると、もとの状態に戻ろうとしてその時に光を放出する性質があり、有機EL素子では、電圧を印可すると陽極から注入されたホール(+)と陰極から注入された電子(−)が発光層内で再結合して発光する。
【0018】
有機EL表示の駆動方式には、従来のLCDと同様に、パッシブマトリックス方式とアクティブマトリックス方式があり、アクティブマトリックス方式は画素ごとにTFTを接続して発光を制御することで、より高輝度、高コントラストがよい。
【0019】
また、有機EL素子は直流電流駆動のため、TFTの構成は複数になる。
【0020】
図3(a)は、通常の表示部7の表示画面を示す図であり、図3(b)は、電源の残量により画面表示領域を縮小した場合の表示部7の表示画面を示す図である。また、図3(c)は、(b)と異なる画面表示例を示す図である。
【0021】
図4は本実施の形態における表示部7の表示動作を示すフローチャートである。
【0022】
図4のS401において、制御部8は、電圧値を読み取り、電源電圧の検出を開始させ、S402に進む。S402は電源の残量が予め設定した電圧値(V1)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を通常のように表示するステップS403になる。ステップS404で再度残量を確認して予め設定した電圧値(V2)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を縮小設定した表示領域1を表示するステップS405になる。更にステップS406で再三残量を確認して予め設定した電圧値(V3)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を縮小設定した表示領域2として更に画面表示領域を縮小した表示画面のステップS407になる。
【0023】
S401において、表示信号生成部5は、制御部8からの信号を受け、電源の残量に合わせて図3(a)に示すような通常表示領域から図3(b)の縮小表示領域画像を表示させる信号を生成する。その際非表示部に対しては黒信号を印可することで消費電力化を行う。
【0024】
図5は本実施の形態における表示部7の輝度動作を示すフローチャートである。
【0025】
図5の501において、制御部8は、電圧値を読み取り、電源電圧の検出を開始させ、S502に進む。S502は電源の残量が予め設定した電圧値(V1)に対して高い場合は表示部7の画面表示領域を通常のように表示し輝度も通常にするステップS503になる。ステップS504で再度残量を確認して予め設定した電圧値(V2)に対して高い場合は表示部7の画面表示輝度を下げた画像を表示するステップS505になる。
【0026】
S501において、表示信号生成部5は、制御部8からの信号を受け、電源の残量に合わせて表示画像の輝度を下げることで消費電力化を行う。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、有機EL表示を使用して電源の残量により表示画面の表示領域を制御することで、消費電力を軽減し、バッテリーの使用時間を長くする撮像装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態の撮像装置の構成の一例を示すブロック図。
【図2】有機EL表示構造の一例を示す図。
【図3】(a)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
(b)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
(c)本願発明の実施形態の表示部の表示画面の一例を示す図。
【図4】本願発明の実施形態の表示制御を実行するための動作処理フローチャート。
【図5】本願発明の実施形態の表示制御を実行するための動作処理フローチャート。
【図6】従来の撮像装置のブロック図。
【符号の説明】
1 レンズ
2 撮像素子
3 カメラ信号処理部
4 画像記憶部
5 表示信号生成部
6 表示駆動部
7 表示部
8 制御部
9 操作部
10 電源部
11 電源残量検出部
Claims (2)
- 被写体を撮像素子の受光面上に結ばせる光学撮像手段と、該光学撮像手段を通過した被写体像を電気信号に変換する撮像手段と、該撮像手段により撮像される被写体の画像を記録媒体に記録する記録手段と、該撮像手段により撮像される被写体の画像を表示する液晶装置を具備した表示装置において、電源の残量により表示領域を制御する手段を設けることを特徴とするカメラ一体型記録再生装置。
- 被写体を撮像素子の受光面上に結ばせる光学撮像手段と、該光学撮像手段を通過した被写体像を電気信号に変換する撮像手段と、該撮像手段により撮像される被写体の画像を記録媒体に記録する記録手段と、該撮像手段により撮像される被写体の画像を表示する液晶装置を具備した表示装置において、電源の残量により液晶表示の明るさを制御する手段を設けることを特徴とする請求項1記載のカメラ一体型記録再生装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002162991A JP2004012600A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 有機el液晶装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002162991A JP2004012600A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 有機el液晶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004012600A true JP2004012600A (ja) | 2004-01-15 |
JP2004012600A5 JP2004012600A5 (ja) | 2005-10-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002162991A Pending JP2004012600A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 有機el液晶装置 |
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---|---|---|---|---|
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2002
- 2002-06-04 JP JP2002162991A patent/JP2004012600A/ja active Pending
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