JP2004012382A - 地図データ取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークから地図情報や経路案内情報を取得する場合に、端末装置の記憶装置を効率良く利用し、受信容量や受信時間を減じる。
【解決手段】端末装置が地図データを取得するとき、(1)ネットワークから取得、(2)キャッシュから優先的に取得、(3)キャッシュからのみ取得、のいずれか1つを選択できるようにする。また、端末装置から地図キャッシュリストをセンター装置に予め送信し、センター装置はこれを受信し、端末装置から要求された地図データのうちキャッシュリストに存在しない地図データのみを端末装置に送信する。そして、要求された地図データのうちキャッシュリストに存在する地図データがあったとき、両方の地図データの取得時期を比較し、キャッシュリストの地図データの取得時期がセンター装置の地図データの取得時期より古い場合、該地図をセンター装置から送信する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャッシュを備えた車載端末がネットワークを介してセンターから地図データを取得する方法に関する。また、キャッシュを備えた車載端末が地図データを取得し保存する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地図データベースを有するセンターからネットワークを介して車載端末に地図データや目的地までの経路を送信するネットワーク型ナビゲーションシステムが開発されている。
【0003】
また、経路情報と経路付加情報をセンターから車載端末に別々に送信し、それらを車載端末装置側で重ねて表示することが特開平2000−251196号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ネットワークから配信された地図等を端末装置で利用するシステムにおいて、一度端末装置が取得した同じ地図等を再度取得したり、ファイルサイズの大きな地図等を取得した場合には無駄な通信料と時間を要してしまう。また、端末装置の記憶装置の容量も小さい方が望ましい。従って、本発明はネットワークから地図情報や経路案内情報を取得する場合に、端末装置の記憶装置を効率良く利用し、受信容量や受信時間を減じることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明方法によれば、車載端末装置が地図データを取得するとき、(1)ネットワークから取得、(2)キャッシュから優先的に取得、(3)キャッシュからのみ取得、のいずれか1つを選択できるようにする。ここで「キャッシュ」とは、端末装置の記憶装置を意味する。
【0006】
また、端末装置から地図キャッシュリストをセンター装置に予め送信し、センター装置はこれを受信し、端末装置から要求された地図データのうち該キャッシュリストに存在しない地図データのみを端末装置に送信する。そして、要求された地図データのうちキャッシュリストに存在する地図データがあったとき、両方の地図データの取得時期を比較し、キャッシュリストの地図データの取得時期がセンター装置の地図データの取得時期より古い場合、該地図をセンター装置から送信する。
【0007】
また、端末装置から地図キャッシュリストをセンター装置に送信し、センター装置では地図キャッシュリストに基づいて端末装置での使用頻度の低い地図の削除リストを生成して端末装置に送信し、端末装置ではこれを受信してキャッシュに保存されている地図から該削除リストに含まれる地図を削除する。
【0008】
また、センター装置からネットワークを介して送信され、端末装置のキャッシュに保存されたモノクロの地図に含まれる特定の施設の記号、道路、名称のうち少なくとも1つをカラーにした画像を該端末装置において合成し、保存する。
【0009】
また、センター装置からネットワークを介して送信され、端末装置のキャッシュに保存された地図のうち、複数の地図に重複して含まれている部分を削除して新たな地図を合成して保存する。
【0010】
また、端末装置において走行中の自車の現在位置の緯度、経度を所定時間間隔で取得し、表示した地図に該走行中の自車の現在位置の緯度、経度の軌跡を書き込み、経路が書き込まれた地図を生成する。
【0011】
また、センター装置からネットワークを介して地図データと経路案内情報が含まれた案内情報ファイルを別々に端末装置に送信し、端末装置側ではこれを受信し案内情報ファイルに含まれる緯度、経度に基づいて地図上に案内経路が含まれた地図を生成する。
【0012】
また、取得した地図データを前記キャッシュに保存する際、URLの文字列をファイル名に用いる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のシステムの構成の概要を示す図である。図1に示すように、本システムは車載端末装置1(以下「端末」と記す)とセンター装置2(以下「センター」と記す)を有し、インターネット等のネットワーク3を介して互いに情報を送受信できるようになっている。
【0014】
端末1は、インターネット等のネットワーク3を介してセンター2と情報を送受信する通信部11、制御部12、データ記憶部13、自車位置を検出するGPS受信装置等の自車位置検出部14、出発地や目的地等を入力する入力装置15、案内経路、地図等を表示する表示装置16、音声案内等のためのスピーカ17を備えている。通信部11として携帯電話111を用いることができる。端末制御部12は、地図取得設定部121、地図キャッシュリスト生成部122、地図画像合成部123、データ取得処理部124、地図描画部125、軌跡描画部126を有している。データ記憶部は、地図画像記憶部131、軌跡データ記憶部132、経路付き地図画像記憶部133を有している。
【0015】
センター1は、通信部21、制御部22、地図検索部23、地図データベース24、地図削除リスト生成部25、端末毎の地図使用頻度リスト26、経路探索部27を有している。
(実施例1)
実施例1は、選択し設定した取得方法によって、端末1がセンター2から地図情報を取得するようにしたものである。
【0016】
図2は、図1のシステムを用いて実施例1による手順を示したフローチャートである。なお、各ステップにおける制御は、端末の制御部12とセンターの制御部22によって行われる。他のフローチャートの場合も同様である。
【0017】
まず端末1で地図取得設定を行うべく操作すると、表示装置16の「地図ファイル取得設定画面」に、
(1)ネットワークから取得(この場合、ネットワークからのみ地図ファイルを取得し、キャッシュからの取得は不可)
(2)キャッシュ優先(キャッシュに所望の地図ファイルがあれば、キャッシュの地図ファイルを優先利用)
(3)キャッシュからのみ使用(この場合、キャッシュの地図ファイルのみ使用し、ネットワークからの取得は不可)
の3つの選択肢が表示される。ここで「キャッシュ」とは、先に述べたように端末の記憶装置を意味する。ユーザは地図情報取得設定方法として、この中からいずれか1つを選択する(S1)。次にユーザは、端末1の入力装置15に現在位置を送信する旨を入力する(S2)。端末の現在位置は自車位置検出部14で検出されているので、これがセンターに送信される。現在位置を送信する旨が入力されると地図取得要求が発生される(S3)。この要求が発生すると、地図取得方法が選択されているかどうか判断され(S4)、選択されていなければ(No)、S1に戻り設定画面で地図取得方法を選択する。地図取得方法が選択されていれば(Yes)、「ネットワークから取得」が選択されているか判断される(S5)。Yesであれば、ネットワークから地図を取得し(S6)、表示装置16に地図を表示する(S11)。
【0018】
一方、S5で「ネットワークから取得」が選択されていなければ(No)、「キャッシュ優先」かどうか判断される(S7)。Yesであれば、所望の地図がキャッシュにあるかどうか判断され(S8)、ない場合(No)にはネットワークから地図を取得して端末の表示装置16に表示する(S11)。S8で(Yes)の場合にはキャッシュから地図を取得し(S10)、端末の表示装置16に表示する(S11)。S7で「キャッシュ優先」ではない場合(No)、キャッシュのみ使用となるので(S9)、キャッシュから地図を取得し(S10)、表示装置16に表示する(S11)。上記地図取得設定は、図1の地図取得設定部121で行われる。
(実施例2)
実施例2は、端末が地図情報を取得する場合、端末に保存してある地図のファイルリスト(以下、「地図キャッシュリスト」と記す。)をセンターに送信し、端末から地図情報を要求された際に端末に保存されている地図を利用するか、センターから地図を送信するかを判断して地図を提供するようにしたものである。
【0019】
図3は、実施例2による手順を示したフローチャートである。図3において、操作を開始すると「地図キャッシュリスト」を端末からセンターに送信する((1))。「地図キャッシュリスト」にはどの区域の地図であるかを識別する記号と端末で該地図を取得した日時が含まれている。次にユーザが入力装置15に端末1の現在位置を送信する旨を入力する(S1)。端末の現在位置は自車位置検出部で検出されているので、これがセンターに送信される。現在位置を送信する旨が入力されると地図取得要求が発生され(S2)、地図取得要求に基づき、現在位置と共に端末からセンターに地図取得要求が送信される((2))。センターではこれを受信し、車載端末の現在位置に基づいて必要な地図を検索する(S3)。次に端末から送信された「地図キャッシュリスト」に基づいて、検索された地図が該リストに存在するかどうか判断し(S4)、存在した場合(Yes)、キャッシュリストの地図の取得日時がセンターの地図の取得日時より古くないかどうか比較判断し(S5)、古くなければ(Yes)キャッシュの地図を利用するよう端末に通知する((3))。しかし、古い場合(No)にはセンターから地図を送信するよう伝え、センターから地図が端末に送信される((4))。S4において、キャッシュリストに存在しなければ(No)センターから地図を端末に送信する((4))。端末ではこれを受けて、キャッシュに保存されている地図又はセンターから送信された地図を表示装置16に表示する(S6)。なお、同じ区域の地図でキャッシュより取得日時の新しい地図をセンターから取得したときは、端末の地図画像記憶部131に保持されている該同一区域の地図にセンターから取得した地図を上書きする。
(実施例3)
実施例3は、端末が地図キャッシュリストをセンターに送信し、使用頻度の低い地図をセンターで選択して削除すべき地図のリストを端末に送信し、端末では受信した削除リストに基づいて端末に保持されている地図を削除するようにしたものである。
【0020】
図4は、実施例3による手順を示したフローチャートである。図4において、操作を開始すると、ユーザは端末において地図ファイルの削除を選択する旨を入力する(S1)。地図ファイルの削除が選択されると、端末では地図キャッシュリスト生成部122で、保存してある地図ファイルから「地図キャッシュリスト」を生成してセンターに送信する((1))。「地図キャッシュリスト」にはどの区域の地図であるかを識別する記号と端末で該地図を取得した日時が含まれている。センターではこれを受信し、送信された「地図キャッシュリスト」の地図のうち使用頻度の低い地図を選択し、地図削除リストを生成し(S3)、これを端末に送信する((2))。なお、センターでは地図を端末に送信しない場合でも、当該端末が使用する地図を検索しているので、端末でどの区域の地図を用いたかを把握しており、従って使用頻度がわかる。端末では受信した地図削除リストに基づいて、端末の地図画像記憶部に保存されている地図を削除する(S4)。このように使用頻度の低い地図を削除することによって、端末の記憶部の容量を有効に利用することができる。
(実施例4)
実施例4は、センターから受信したモノクロの地図を、端末においてカラー画像にして保存するようにしたものである。
【0021】
図5は、実施例4を説明するための図である。図5はセンターから送信された地図であり、端末ではこの地図を受信して、例えば寺社のマーク(卍)、郵便局のマーク(〒)等のマークを認識して色を付けて保存する。また、道路の幅に応じて色を変えて付けて保存する。また、施設名及び背景に色を付けて保存する。このように、端末側で地図に色を付けることによって通信の容量を増やすことなく地図の視認性を向上させることができる。この操作は、地図画像合成部123で行われる。このように、送信される地図はモノクロであるため、送信容量を小さくすることができる。
(実施例5)
実施例5は、センターから送信され端末に保存されている複数の地図が一部重なっている場合、該重なっている部分を削除して新たな地図を合成して保存するようにしたものである。
【0022】
図6は、実施例5を説明するための図である。図6(a)に示すように、地図Xと地図YがZの部分で重なっている場合、端末でこれらを合成し、(b)に示すように新たに地図を生成して保存する。上記例では2枚の地図から合成しているが、3枚以上の地図についても重複する部分を削除して新たに合成することができる。
(実施例6)
実施例6は、表示している地図に車両の軌跡データを書き込んだ地図を保存するようにしたものである。
【0023】
図7は、実施例6による手順を示したフローチャートである。図7において、まず取得した地図が表示され(S1)、次にGPS等を利用した自車位置検出装置14から所定の時間間隔、例えば1秒毎に自車の緯度、経度を取得する(S2)。取得した緯度、経度は順次軌跡データ記憶部132に保存する(S3)。次に地図表示が終了したかどうか判断する(S4)。例えば、経路案内が終了し、目的地に到着した時には地図表示が終了する。地図表示が終了していなければ(No)、S2に戻って緯度、経度の取得を継続する。地図表示が終了していれば(Yes)、軌跡データ記憶部132に保存された車両が通った経路の緯度、経度を取り出して地図に書き込む(S5)。なお、地図にも緯度、経度のデータが含まれているので、地図に含まれている緯度、経度のデータに基づいて車両が通った経路の緯度、経度を地図上に書き込む。上記車両が通った経路の緯度、経度の集合体は車両の走行軌跡であるから、軌跡である経路が書き込まれた地図が生成されるので、これを経路付き地図画像記憶部133に保存する(S6)。S7では取得した地図が表示され、同様の動作が繰り返される。このように車両の軌跡を地図に書き込んで保存することによって、利用頻度の高い経路を認識することができる。
【0024】
上記説明では、地図画像に軌跡を書き込んでいるが、軌跡を透過画像として生成して地図画像とは別のファイルとして保存し、表示するときには地図画像に重ねて表示することもできる。このように地図に軌跡を書き込まないことによって、地図を他の目的のために利用することができる。
(実施例7)
実施例7は、取得した地図情報に経路案内情報を書き込んで端末に保存するようにしたものである。
【0025】
図8は、実施例7による手順を示したフローチャートである。まず端末1の入力装置15にユーザーが車両の現在位置と目的地を入力し(S1)、センターに地図と案内経路の取得を要求する(S2)。この要求は、車両の現在位置及び目的地の緯度、経度と共に、制御部12から通信部11を介し、ネットワークを経由してセンター2に送信される((1))。センターでは通信部21でこれを受信し、地図検索部23及び経路探索部27に送る。地図検索部23では現在位置と目的地を含んだ範囲の地図が検索され、経路探索部27では現在位置と目的地の緯度、経度に基づき案内経路が探索されて経路案内情報が含まれた案内情報ファイルが生成される(S3)。このファイルに含まれる経路案内情報は、経路の緯度、経度、ポイントとなる地点の緯度、経度、交差点の案内情報等である。検索された地図と案内情報ファイルは別々に端末に送信される((2))。
【0026】
端末側ではこれらのファイルを受信し、まず地図を表示装置16に表示する(S4)。次に、案内情報ファイルに含まれる経路の緯度、経度を取り出し(S5)、地図上に案内経路を描画する(S6)。そして、案内経路が含まれた地図を端末のデータ記憶部に保存する(S7)。このように案内経路を含んだ地図を端末に保存することによって、同じ経路を辿るときに利用することができるので、センターから送信する必要がなくなり、送信容量を減じることができる。
【0027】
なお、端末で案内情報ファイルに含まれる経路の緯度、経路に基づいて地図上に案内経路を描画する代わりに、案内経路を透過画像として描画し、地図画像とは別のファイルとして保存することができる。
(実施例8)
実施例8は、地図をキャッシュに保存する際にURLの文字列をファイル名として使用するものである。
【0028】
図9は、実施例8を説明するための図である。図9は端末に保存される地図の形態を示したものであり、地図は所定の区域に分割されており、分割された各地図毎に、例えば、「11,12,13、−−−− 」のように識別記号が付されている。本実施例によれば、地図をキャッシュに保存する場合に、分割された各地図のファイル名としてURLの文字列を使用する。例えば、図9の区画11については、「http://www.11.jp.ne.」なるファイル名を付与する。このようにファイル名を付与することによって、地図を保存するときに改めてファイル名を作成する必要がなくなる。また、利用したい地図がキャッシュにあるかどうか調べる場合、URLで検索することができる。そのため、キャッシュのリストファイルから検索する必要がないので、特別な機能を必要としない。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、キャッシュに保存されている地図を優先的に用いることにより、センターからの送信容量及び時間を減じることができる。また、使用頻度の低い地図や、複数の地図に重複している部分をキャッシュから削除するので、キャッシュの容量を小さくすることができる。また、経路の軌跡を端末側で生成することによって、ユーザの利用する経路を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いるシステムの構成の概要を示す図である。
【図2】実施例1の手順を示した図である。
【図3】実施例2の手順を示した図である。
【図4】実施例3の手順を示した図である。
【図5】実施例4を説明するための図である。
【図6】実施例5を説明するための図である。
【図7】実施例6の手順を示した図である。
【図8】実施例7の手順を示した図である。
【図9】実施例8を説明するための図である。
【符号の説明】
1…車載端末装置
11…通信部
111…携帯電話
12…制御部
121…地図取得設定部
122…地図キャッシュリスト生成部
123…地図画像合成部
124…データ取得処理部
125…地図描画部
126…軌跡描画部
13…データ記憶部
131…地図画像記憶部
132…軌跡データ記憶部
133…経路付き地図画像記憶部
14…自車位置検出部
15…入力装置
16…表示装置
17…スピーカ
2…センター装置
21…通信部
22…制御部
23…地図検索部
24…地図データベース
25…地図削除リスト生成部
26…端末毎の地図使用頻度リスト
27…経路探索部
3…ネットワーク

Claims (10)

  1. キャッシュを備えた車載端末装置がネットワークを介してセンター装置から地図データを取得する方法であって、該端末装置は地図データを取得するとき、(1)ネットワークから取得、(2)キャッシュから優先的に取得、(3)キャッシュからのみ取得、のいずれか1つを選択できる地図データ取得方法。
  2. キャッシュを備えた車載端末装置がネットワークを介して地図データを取得する方法であって、該端末装置から地図キャッシュリストをセンター装置に予め送信し、センター装置はこれを受信し、端末装置から要求された地図データのうち該キャッシュリストに存在しない地図データのみを端末装置に送信する、地図データ取得方法。
  3. 前記要求された地図データのうち前記キャッシュリストに存在する地図データがあったとき、両方の地図データの取得時期を比較し、キャッシュリストの地図データの取得時期がセンター装置の地図データの取得時期より古い場合、該地図をセンター装置から送信する、請求項2に記載の地図データ取得方法。
  4. 前記キャッシュリストの地図データの取得時期がセンター装置の地図データの取得時期より古い場合、センター装置から送信された地図をキャッシュに保存された地図に上書きする、請求項3に記載の地図データ取得方法。
  5. キャッシュを備えた車載端末がネットワークを介して地図データを取得する方法であって、該端末装置から地図キャッシュリストをセンター装置に送信し、センター装置では該地図キャッシュリストに基づいて該端末装置での使用頻度の低い地図の削除リストを生成して端末装置に送信し、端末装置ではこれを受信して前記キャッシュに保存されている地図から該削除リストに含まれる地図を削除する、地図データ取得方法。
  6. キャッシュを備えた車載端末装置が地図データを取得する方法であって、センターからネットワークを介して送信され、該端末装置のキャッシュに保存されたモノクロの地図に含まれる特定の施設の記号、道路、名称のうち少なくとも1つをカラーにした画像を該端末装置において合成し、保存する、地図データ取得方法。
  7. キャッシュを備えた車載端末装置が地図データを取得する方法であって、センター装置からネットワークを介して送信され、該端末装置のキャッシュに保存された地図のうち、複数の地図に重複して含まれている部分を削除して新たな地図を合成して保存する、地図データ取得方法。
  8. キャッシュを備えた車載端末装置が地図データを取得する方法であって、該端末装置において走行中の自車の現在位置の緯度、経度を所定時間間隔で取得し、表示した地図に該走行中の自車の現在位置の緯度、経度の軌跡を書き込み、経路が書き込まれた地図を生成する、地図データ取得方法。
  9. キャッシュを備えた車載端末装置が地図データを取得する方法であって、センター装置からネットワークを介して地図データと経路案内情報が含まれた案内情報ファイルを別々に該端末装置に送信し、端末装置側ではこれを受信し前記案内情報ファイルに含まれる緯度、経度に基づいて前記地図上に案内経路が含まれた地図を生成する、地図データ取得方法。
  10. キャッシュを備えた車載端末装置が地図データを取得する方法であって、該取得した地図データを前記キャッシュに保存する際、URLの文字列をファイル名に用いる、地図データ取得方法。
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