JP2004010227A - 高所作業車のブーム作動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブーム作動制御装置50は、ロアブーム及びアッパーブームを有したブームの先端部に取り付けられた作業台の位置を検出する作業台位置センサ53と、作業台を水平又は垂直方向に移動させるために操作されるロアブーム操作装置43と、ロアブーム又はアッパーブームを作動させるために選択操作される作動切替スイッチ61と、作動切替スイッチ61によりロアブーム15又はアッパーブームが選択されてロアブーム操作装置43が操作されると、作業台位置センサ53からの作業台位置とロアブーム操作装置43の操作内容に応じて、選択されたロアブーム又はアッパーブームを作動させて作業台を現在位置から水平又は垂直方向に移動させるコントローラ63とを有して構成される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高所作業車のブーム作動制御装置に関し、更に詳細には、起伏且つ伸縮動可能なロアブームと、ロアブームの先端部に屈伸動可能に取り付けられて伸縮動可能なアッパーブームと、アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台とを有してなる高所作業車において、ロアブーム及びアッパーブームの作動を制御して作業台を水平方向又は垂直方向に移動させる高所作業車のブーム作動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなブーム作動制御装置を搭載する高所作業車は、走行可能なトラック車両をベースに構成され、作業装置を搭載して構成されるのが一般的である。作業装置は、車両に搭載されて旋回動可能な旋回台と、旋回台に起伏動自在に枢結されて伸縮動自在なロアブームと、ロアブームを起伏動及び伸縮動させるロアアクチュエータと、ロアブームの先端部に上下に屈伸動自在に枢結されて伸縮動自在なアッパーブームと、アッパーブームを屈伸動及び伸縮動させるアッパーアクチュエータと、アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台とを有して構成されているものがある。
【0003】
このような作業装置は、作業台を水平方向又は垂直方向に移動させるために操作される水平作動操作装置及び垂直作動操作装置や、水平作動操作装置又は垂直作動操作装置の操作に応じてロアアクチュエータ及びアッパーアクチュエータの作動を制御して作業台を水平方向又は垂直方向に移動させる制御(以下、「作業台のHV制御」と記す。)を行なう水平垂直作動制御装置を有して構成されているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水平垂直作動制御装置による作業台のHV制御がロアアクチュエータ及びアッパーアクチュエータの作動を同時制御する場合、例えば、アッパーブーム25の起仰動とロアブーム15の倒伏動を同時制御するような場合には、図8に示すように、延伸しているロアブーム15の下方に構造物75があり、この構造物75の上方位置に移動させた作業台33を更に前側に水平移動させようとすれば、ロアブーム15が作業者の意図に反しない方向、即ち、ロアブーム15が構造物75に接近する方向に移動してロアブーム15が構造物75に衝突する虞が生じる。またアッパーブーム25も作業環境によってはロアブーム15と同様の問題が生じる。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作業台を水平又は垂直方向に移動させる場合、アッパーブーム及びロアブームを作業者の意図に反しない方向に作動制御する高所作業車のブーム作動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明に係わる高所作業車のブーム作動制御装置は、車体と、車体に起伏動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたロアブームと、ロアブームを起伏動及び伸縮動させるロアアクチュエータ(例えば、実施形態におけるロア伸縮シリンダ17、起伏シリンダ21)と、ロアブームの先端部に屈伸動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたアッパーブームと、アッパーブームを屈伸動及び伸縮動させるアッパーアクチュエータ(例えば、実施形態における屈伸シリンダ27、アッパー伸縮シリンダ29)と、アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台と、作業台の位置を検出する作業台位置検出手段(例えば、実施形態における作業台位置センサ53)と、作業台を水平方向又は垂直方向に移動させるために操作される水平作動操作手段(例えば、実施形態におけるロアブーム操作装置43)及び垂直作動操作手段(例えば、実施形態におけるロアブーム操作装置43)と、ロアアクチュエータ及びアッパーアクチュエータのいずれかを作動させるために選択操作されるアクチュエータ選択手段(例えば、実施形態における作動切替スイッチ61)と、アクチュエータ選択手段によりロアアクチュエータ及びアッパーアクチュエータのいずれかが選択されているときに、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、作業台位置検出手段により検出された作業台の位置と操作された水平作動操作手段又は垂直作動操作手段の操作内容に応じて、選択されたロアアクチュエータ又はアッパーアクチュエータを作動させて作業台を現在位置から水平方向または垂直方向に移動させる水平垂直作動制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ63)とを有して構成される。
【0007】
上記構成のブーム作動制御装置によれば、アクチュエータ選択手段により作動させたいロアアクチュエータ又はアッパーアクチュエータを選択できるので、作業現場の状況に応じて作動させるロアブーム又はアッパーブームを選択することができる。また作業者は作動するロアブーム又はアッパーブームに注意を集中することが可能となり、ロアブーム又はアッパーブームが構造物等に衝突する虞を防止することができ、作業の安全性をより向上させることができる。
【0008】
また、本発明に係わる高所作業車のブーム作動制御装置は、車体と、車体に起伏動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたロアブームと、ロアブームを起伏動及び伸縮動させるロアアクチュエータと、ロアブームの先端部に屈伸動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたアッパーブームと、アッパーブームを屈伸動及び伸縮動させるアッパーアクチュエータと、アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台と、作業台の位置を検出する作業台位置検出手段と、作業台を水平方向又は垂直方向に移動させるために操作される水平作動操作手段及び垂直作動操作手段と、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、操作された水平作動操作手段又は垂直作動操作手段の操作内容に応じて、アッパーアクチュエータ及びロアアクチュエータを作動させて作業台を現在位置から水平方向または垂直方向に移動させる水平垂直作動制御手段とを有してなる高所作業車のブーム作動制御装置であって、水平垂直作動制御手段は、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されたときの作業台位置検出手段により検出される作業台の位置と操作された水平作動操作手段又は垂直作動操作手段の操作内容に応じて、アッパーアクチュエータをロアアクチュエータよりも優先させて作動させて作業台を現在位置から水平方向又は垂直方向に移動させるように構成される。
【0009】
上記構成のブーム作動制御装置によれば、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、アッパーアクチュエータをロアアクチュエータよりも優先させて作動させるので、操作後に作動するブームはアッパーブームのみとなる。このため、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、アッパーブームとロアブームが同時に作動する場合と比較して、アッパーブームを操作する作業者はアッパーブームの作動に注意を集中することができ、作業の安全をより確保することができる。
【0010】
上記構成のブーム作動制御装置において、アッパーブームの伸縮動の作動限界を検知するアッパー伸縮限界検知手段(例えば、実施形態におけるアッパー伸縮限界センサ79)と、アッパーブームの屈伸動の作動限界を検知するアッパー屈伸限界検知手段(例えば、実施形態におけるアッパー屈伸限界センサ81)とを有し、水平垂直作動制御手段は、垂直作動操作手段により作業台を垂直方向へ移動させる操作が行なわれてアッパーアクチュエータの作動が制御されて作業台が垂直方向へ移動しているときに、アッパー伸縮限界検知手段及びアッパー屈伸限界検知手段の少なくともいずれかによりアッパーブームの作動限界が検知されると、ロアブーム及びアッパーブームの伸縮作動制御のみによって作業台を垂直移動させるように構成されてもよい。
【0011】
上記構成のブーム作動制御装置によれば、アッパーブームが作動限界に達すると、ロアブーム及びアッパーブームの伸縮作動のみによって作業台の垂直移動が制御されるので、ロアブームやアッパーブームが起伏、屈伸動することはない。このため、ロアブームやアッパーブームを低速で倒伏動、屈伸動させた場合において、ロアアクチュエータやアッパーアクチュエータの作動が停止したり動き出したりするいわゆるハンチングの発生を防止することができる。
【0012】
上記構成のブーム作動制御装置において、アッパーブームの伸縮動の作動限界を検知するアッパー伸縮限界検知手段と、アッパーブームの屈伸動の作動限界を検知するアッパー屈伸限界検知手段と、ロアブームの先端の位置を検出するロアブーム先端位置検出手段(例えば、実施形態における作業台位置センサ53)とを有し、水平垂直作動制御手段は、垂直作動操作手段により作業台を垂直方向へ移動させる操作が行なわれて作業台が垂直方向へ移動しているときに、アッパー伸縮限界検知手段及びアッパー屈伸限界検知手段の少なくともいずれかによりアッパーブームの作動限界が検知されると、アッパーブームの対地角度を維持したままでロアブーム先端位置検出手段により検出されるロアブームの先端の位置が垂直方向に移動するようにアッパーアクチュエータ及びロアアクチュエータの作動を制御するように構成されてもよい。
【0013】
上記構成のブーム作動制御装置によれば、アッパーブームが作動限界に達すると、アッパーブームの対地角度を維持させ、且つロアブームの先端位置を垂直方向に移動させるようにアッパーアクチュエータ及びロアアクチュエータが作動するので、ロアブームの先端部の近くに構造物がある場合でも、ロアブームの先端部を構造物側に接近させることなく垂直方向に移動させることが可能となり、ロアブームが構造物等に衝突する事態を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1から図7に基づいて説明する。本実施の形態は、ロアブーム、アッパーブーム及びアッパーブームの先端部に取り付けられた作業台とを有してなる高揚程用の高所作業車の態様を示す。
【0015】
【第1の実施の形態】
本発明に係わるブーム作動制御装置における第1の実施の形態を図1〜図3を用いて説明する。先ず、ブーム作動制御装置を説明する前に、このブーム作動制御装置を搭載した高所作業車を説明する。高所作業車1は、図1に示すように、トラック車両をベースに構成され、車体3の前後の左右両端部に車輪4を配設して走行可能であり、車体3の前部に運転キャビン5が設けられ、車体3の前後の左右両側部に車体3を持ち上げ支持するジャッキ7が配設されている。車体3の後部には旋回動自在な旋回台9が取り付けられ、旋回台9は車体3に内臓された図2に示す旋回モータ11により旋回動可能に構成されている。この旋回台9の上部には基部が上下揺動自在に枢結されたロアブーム15が取り付けられている。ロアブーム15は起伏シリンダ21により起伏動可能である。
【0016】
ロアブーム15は複数のブーム部材を入れ子式に組み合わされて伸縮動自在であり、内臓された図2に示すロア伸縮シリンダ17により伸縮動可能に構成されている。ロアブーム15の先端部には基部が上下に揺動自在に枢結されたアッパーブーム25が取り付けられている。アッパーブーム25はロアブーム15の先端部とアッパーブーム25の基部との間に枢結された屈伸シリンダ27により上下に屈曲動可能である。アッパーブーム25は複数のブーム部材を入れ子式に組み合わされて伸縮動自在であり、内臓された図2に示すアッパー伸縮シリンダ29により伸縮動可能に構成されている。アッパーブーム25の先端部には作業台33が取り付けられ、作業台33はこれとアッパーブーム25の先端部との間に取り付けられた図示しないレベリング装置によってロアブーム15の起伏角度及びアッパーブーム25の屈伸角度に拘わらず水平状態に保持されている。作業台33にはロアブーム15及びアッパーブーム25(以下、これらをまとめて「ブーム15、25」と記す。)の作動を操作するための図2に示すブーム操作装置40が設けられている。ブーム操作装置40については後述する。
【0017】
このように構成された高所作業車1には、ブーム操作装置40の操作に応じてブーム15、25を作動させて作業台33を所望の位置に移動させるブーム作動制御装置50が搭載されている。ブーム作動制御装置50は、図2に示すように、ブーム操作装置40とモード切替スイッチ51と作業台位置センサ53と作動切替スイッチ61とコントローラ63とを有して構成されている。
【0018】
ブーム操作装置40は、図1に示す旋回台9の旋回作動を操作するための旋回操作装置41と、図1に示すロアブーム15の作動(起伏動及び伸縮動)を操作するためのロアブーム操作装置43と、図1に示すアッパーブーム25の作動(屈伸動及び伸縮動)を操作するためのアッパーブーム操作装置45とを有して構成され、これらの操作装置41、43、45は中立位置から前後及び左右方向に傾動自在な操作レバー41a、43a、45aを備えている。
【0019】
旋回操作装置41はこの操作レバー41aが中立位置から一方側に傾動操作されると図1に示す旋回台9が平面視において時計方向に旋回動し、操作レバー41aが中立位置から他方側に傾動操作されると図1に示す旋回台9が平面視において反時計方向に旋回動するように構成されている。ロアブーム操作装置43はこの操作レバー43aが中立位置から前後方向の一方側に傾動操作されると図1に示すロアブーム15が起仰動し、操作レバー43aが中立位置から前後方向の他方側に傾動操作されると図1に示すロアブーム15が倒伏動し、操作レバー43aが中立位置から左右方向の一方側に傾動操作されると図1に示すロアブーム15が伸長動し、操作レバー43aが中立位置から左右方向の他方側に傾動操作されると図1に示すロアブーム15が縮小動するように構成されている。なお、作業台33を水平又は垂直方向に移動させるときのロアブーム操作装置43の操作内容については後述する。
【0020】
アッパーブーム操作装置45は、この操作レバー45aが中立位置から前後方向の一方側に傾動操作されると図1に示すアッパーブーム25が起仰動し、この操作レバー45aが中立位置から前後方向の他方側に傾動操作されると図1に示すアッパーブーム25が倒伏動し、操作レバー45aが中立位置から左右方向の一方側に傾動操作されると図1に示すアッパーブーム25が伸長動し、この操作レバー45aが中立位置から左右方向の他方側に傾動操作されると図1に示すアッパーブーム25が縮小動するように構成されている。
【0021】
モード切替スイッチ51は通常モードとHVモードの2つのモードを有し、モード切替スイッチ51を左右に旋回動させると、2つのモードのいずれかを選択可能に構成されている。通常モードが選択されると、ロアブーム操作装置43、アッパーブーム操作装置45及び旋回操作装置41のそれぞれの操作レバー41a、43a、45aの操作にしたがって図1に示すブーム15、25を作動させ、旋回台9を旋回動させることができ、HVモードが選択されるとロアブーム操作装置43の操作レバー43aの操作に応じて図1に示す作業台33を現在位置から水平又は垂直方向に移動させることができるように構成されている。なお、HVモードが選択されたときに操作される操作装置として、アッパーブーム操作装置45又は旋回操作装置41としてもよい。
【0022】
HVモードが選択されたときのロアブーム操作装置43は、この操作レバー43aが中立位置から前後方向の一方側に傾動操作されると図1に示す作業台33を垂直上方に移動させ、操作レバー43aが中立位置から前後方向の他方側に傾動操作されると作業台33を垂直下方に移動させ、操作レバー43aが中立位置から左右方向の一方側に傾動操作されると作業台33を水平方向前側に移動させ、操作レバー43aを中立位置から前後方向の他方側に傾動操作されると作業台33を水平方向手前に移動させるように構成されている。
【0023】
作業台位置センサ53は、図1に示すブーム15、25の車体3に対する旋回角度を検出する旋回角センサ54と、ロアブーム15の車体3に対する起伏角度を検出する起伏角センサ55と、ロアブーム15の伸長量を検出するロア伸長センサ56と、アッパーブーム25のロアブーム15に対する屈伸角度を検出する屈伸角センサ57と、アッパーブーム25の伸長量を検出するアッパー伸長センサ58とを有して構成されている。
【0024】
作動切替スイッチ61は、モード切替スイッチ51によりHVモードが選択されている状態のときに操作が有効となるように構成され、作動切替スイッチ61が一方側に操作されると図1に示すロアブーム15のみの作動により作業台33を水平方向又は垂直方向に移動させることができ、作動切替スイッチ61が他方側に操作されると図1に示すアッパーブーム25のみの作動により作業台33を水平方向又は垂直方向に移動させることができるように構成されている。
【0025】
このようなブーム操作装置40、モード切替スイッチ51、作業台位置センサ53及び作動切替スイッチ61が電気的に接続されるコントローラ63は、作動制御回路64、作業台位置算出回路67及びHV作動制御回路69とを有して構成されている。作動制御回路64は、モード切替スイッチ51により通常モードが選択操作されている状態において作動し、具体的には、ロアブーム操作装置43、アッパーブーム操作装置45及び旋回操作装置41の各操作レバー43a、45a、41aの操作にしたがって図1に示すブーム15、25を作動させ及び旋回台9を旋回動させるように、旋回モータ11、ロア伸縮シリンダ17、起伏シリンダ21、屈伸シリンダ27及びアッパー伸縮シリンダ29のそれぞれの作動を制御する作動制御弁V…の作動をコントロールする機能を有している。
【0026】
作業台位置算出回路67は、作業台位置センサ53からの検出値に応じて図1に示す車体3に対する作業台33の3次元位置を算出する機能を有する。HV作動制御回路69は、モード切替スイッチ51によりHVモードが選択操作されている状態において作動し、作業台位置算出回路67により算出された作業台33の位置情報、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aの操作内容(操作レバー43aの傾動方向及び傾動角度)及び作動切替スイッチ61の選択内容に応じて、ロア伸縮シリンダ17、起伏シリンダ21、屈伸シリンダ27及びアッパー伸縮シリンダ29の少なくともいずれかの作動を制御して作業台33を水平方向又は垂直方向に移動させるように構成されている。
【0027】
より具体的には、HV作動制御回路69は、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aが傾動操作されると、この操作内容に応じて図1に示す作業台33の移動する方向(この方向は操作レバー43aの傾動方向に対応する)と距離(この距離は操作レバー43aの傾動角度に対応する)を算出し、この算出値と作業台33の現在位置(作業台位置算出回路67からの検出値)とから作業台33の移動先(目標位置)を算出して設定する。続いて、作動切替スイッチ61によりロアブーム15及びアッパーブーム25のいずれかが選択されていれば、選択されているロアブーム15又はアッパーブーム25により作業台33が水平方向又は垂直方向に移動するように、ロアブーム15の駆動源である起伏シリンダ21及びロア伸縮シリンダ17の伸縮速度を算出し、又はアッパーブーム25の駆動源である屈伸シリンダ27及びアッパー伸縮シリンダ29の伸縮速度を算出して、これらの算出された伸縮速度になるように駆動源の作動を制御する作動制御弁V…の作動をコントロールする。なお、コントローラ63は作動制御弁V…に電気的に接続されている。
【0028】
このようなブーム作動制御装置50を図1に示す高所作業車1に搭載することで、図3(a)に示すように、ある構造物75の上方のある位置P2に作業台33を移動させている状態から矢印が示す前側に作業台33を水平方向に移動させる場合には、図2をさらに追加して説明すると、モード切替スイッチ51をHVモード側に操作し、作動切替スイッチ61をアッパー側に選択操作する。続いて、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aを中立位置から左右方向の一方側に傾動操作する。その結果、作業台位置算出回路67は操作レバー43aが傾動されたときの図1に示す作業台33の位置を作業台位置センサ53からの検出値に応じて算出し、HV作動制御回路69がこの作業台33の位置情報、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aの操作内容及び作動切替スイッチ61の選択内容に応じて、図1に示すアッパーブーム25の駆動源である屈伸シリンダ27及びアッパー伸縮シリンダ29の作動を制御する。その結果、図3(a)に示す作業台33が現在位置(P2)から前側に水平移動して位置P2′に移動する。
【0029】
このように、作業台33が構造物75の上方位置にあるときに作業台33を前側に水平移動させる場合、ロアブーム15の倒伏動を絡めることなくアッパーブーム25の作動制御のみで作業台33を水平移動させることができるので、作業台33に搭乗している作業者(図示せず)はロアブーム15に注意を払う必要がなくなり、アッパーブーム25のみに注意を集中することができる。このため作業の安全性をより向上させることができる。
【0030】
ここで、図3(b)に示すように、作業台33を破線で示す位置から車両側に水平移動させる場合、位置P2に作業台33が移動したときのアッパーブーム25の伸長量が全縮状態になると、アッパーブーム25のみで作業台33をさらに車両側に水平移動させることができなくなる。このような場合には、図2を更に追加して説明すると、作動切替スイッチ61をロア側に切り替える。作動切替スイッチ61がロア側に切り替えられると、HV作動制御回路69がロアブーム15の駆動源であるロア伸縮シリンダ17及び起伏シリンダ21の作動を制御して、即ち、ロア伸縮シリンダ17の縮小動及び起伏シリンダ21の伸長動を制御して、作業台33を車両側にさらに水平移動させることができる。このように、本発明に係わるブーム作動制御装置50は、作業環境に応じてロアブーム15又はアッパーブーム25の作動を任意に選択することができるので使い勝手を向上させることができる。
【0031】
【第2の実施の形態】
次に、本発明に係わるブーム作動制御装置50における第2の実施の形態について図4〜図7を用いて説明する。尚、第2の実施の形態においては第1の実施の形態との相違点のみを説明し、第1の実施の形態と同一態様部分については同一符号を附してその説明を省略する。コントローラ63は、図4に示すように、前述した図2に示す作動切替スイッチ61の代わりに図1に示すアッパーブーム25の伸縮動の作動限界を検知するアッパー伸縮限界センサ79及びアッパーブーム25の屈伸動の作動限界を検知するアッパー屈伸限界センサ81が電気的に接続されている。これらアッパー伸縮限界センサ79及びアッパー屈伸限界センサ81は具体的にはリミットスイッチであり、図1に示すアッパーブーム25が全縮状態及び全伸長状態になると限界信号を出力し、図1に示すアッパーブーム25の屈伸角度が最小角度又は最大角度になると限界信号を出力するように構成されている。
【0032】
HV作動制御回路69は、モード切替スイッチ51によりHVモードが選択操作されている状態において、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aが操作されると、図1に示すロアブーム15よりもアッパーブーム25を優先させて作動させ、作業台位置算出回路67により算出された作業台33の位置情報、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aの操作内容に応じて、アッパーブーム25の作動を制御して作業台33を水平方向又は垂直方向に移動させる。また、HV作動制御回路69はロアブーム操作装置43の操作レバー43aにより作業台33を垂直方向へ移動させる操作が行なわれてアッパーブーム25の作動が制御されて作業台33が垂直方向へ移動しているときに、アッパー伸縮限界センサ79及びアッパー屈伸限界センサ81の少なくともいずれかによりアッパーブーム25の作動限界が検知されると、ロアブーム15及びアッパーブーム25の伸縮作動制御のみによって作業台33を垂直移動させるように構成されている。なお、HV作動制御回路69は、ロアブーム15が全縮状態になるとロアブーム15を倒伏動させ且つアッパーブーム25を縮小動させる制御を行なうように構成されている。
【0033】
図5は作業台33を高所位置から垂直下方へ移動させる場合の一例を示し、同図(a)に示すように、作業台33を高所位置P3から垂直下方へ移動させる場合、図4に示すロアブーム操作装置43の操作レバー43aにより作業台33を垂直方向へ移動させる操作が行なわれると、図4を更に追加して説明すると、HV作動制御回路69は作業台位置算出回路67により算出された作業台33の位置情報に基づいてアッパーブーム25の駆動源である屈伸シリンダ27の倒伏動及びアッパー伸縮シリンダ29の縮小動を制御して作業台33を垂直下方へ移動させる。ここで、作業台33が垂直下方へ移動している途中でアッパーブーム25が全縮状態になった場合(図3(a)の位置P4)には、アッパー伸縮限界センサ79がアッパーブーム25の全縮状態を検知し、この限界信号がHV作動制御回路69に送られる。その結果、HV作動制御回路69は、図5(b)に示すロアブーム15の縮小動及びアッパーブーム25の伸長動制御を行なって、作業台33をさらに垂直下方へ移動させる。
【0034】
続いて、作業台33が垂直下方へ移動している途中でロアブーム15が全縮状態になった場合(図5(b)の位置P5)には、HV作動制御回路69は図5(c)に示すロアブーム15の倒伏動及びアッパーブーム25の縮小動制御を行なって、作業台33をさらに垂直下方へ移動させる。
【0035】
このように、本発明に係わるブーム作動制御装置50は、図5(b)に示すように、作業台33を垂直下方へ移動させる場合、ロアブーム15の倒伏動制御を行なわずにロアブーム15及びアッパーブーム25の伸縮作動のみによって作業台33を垂直移動させる制御を行なうので、ロアブーム15の倒伏動を極めて低速で作動させたときに図4に示す起伏シリンダ21から発生するハンチングを無くすことができ、作業台33に搭乗する作業者の乗り心地を向上させることができる。
【0036】
ここで、図4に示すHV作動制御回路69の作動制御内容は前述したものに限るものではなく、次のようにしてもよい。なお、これから述べるHV作動制御回路69を搭載した高所作業車1は、図7に示すように、アッパーブーム25がロアブーム15の倒伏動する側と反対側に屈伸動するようにアッパーブーム25をロアブーム15の先端部に上下に揺動自在に枢結した車両である。図4に示すように、HV作動制御回路69は、ロアブーム操作装置43の操作レバー43aにより図6(a)及び図6(b)に示す作業台33を垂直下方へ移動させる操作が行なわれて、アッパーブーム25のみによってアッパーブーム25の先端位置(作業台)を位置P6から垂直下方へ移動させているときに、アッパー伸縮限界センサ79によりアッパーブーム25の作動限界(図6(b)の場合ではアッパーブーム25の全縮状態)が検知されると、図6(c)に示すように、アッパーブーム25の対地角度を維持したままでロアブーム15の先端の位置P8を垂直下方へ移動させるように、ロアブーム15の駆動源である図4に示すロア伸縮シリンダ17及び起伏シリンダ21の作動を制御するとともに、アッパーブーム25の駆動源である図4に示す屈伸シリンダ27の作動を制御する。
【0037】
ここで、ロアブーム15の先端を垂直下方へ移動させる場合、図4を更に追加して説明すると、作業台位置算出回路67は、作業台位置センサ53のうちの起伏角センサ55及びロア伸長センサ56からの検出値に基づいてロアブーム15の先端の位置を算出する。また、HV作動制御回路69は、この算出されたロアブーム15の先端位置情報とロアブーム操作装置43の操作内容に応じて、ロアブーム15の先端が垂直下方へ移動するように起伏シリンダ21及びロア伸長シリンダ17の作動を制御するとともに、アッパーブーム25の対地角度が維持されるように屈伸シリンダ27の作動を制御する。
【0038】
このため、図6(c)に示すように、ロアブーム15の先端よりも左側に上下に延びるような構造物76がある場合、前述したようにロアブーム15の先端を垂直下方へ移動させることで、ロアブーム15が構造物76に衝突する事態を防止することができる。
【0039】
なお、図6(c)において、ロアブーム15が全縮状態になると、図6(d)に示すように、図4に示すコントローラ63はロアブーム15を倒伏動させるとともに、アッパーブーム25を屈伸動させてアッパーブーム25の先端部(作業台)を垂直下方へ移動させる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における高所作業車のブーム作動制御装置によれば、アクチュエータ選択手段により作動させたいロアアクチュエータ又はアッパーアクチュエータを選択できるので、作業現場の状況に応じて作動させるロアブーム又はアッパーブームを選択することができる。また作業者は作動するロアブーム又はアッパーブームに注意を集中することが可能となり、ロアブーム又はアッパーブームが構造物等に衝突する虞を防止することができ、作業の安全性をより向上させることができる。
【0041】
また、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、アッパーアクチュエータをロアアクチュエータよりも優先させて作動させることで、操作後に作動するブームはアッパーブームのみになる。このため、水平作動操作手段又は垂直作動操作手段が操作されると、アッパーブームとロアブームが同時に作動する場合と比較して、アッパーブームを操作する作業者はアッパーブームの作動に注意を集中することができ、作業の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるブーム作動制御装置を搭載した高所作業車の斜視図を示す。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるブーム作動制御装置のブロック図を示す。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるブーム作動制御装置の作動を説明するためのブームの側面図を示す。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるブーム作動制御装置のブロック図を示す。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるブーム作動制御装置の作動を説明するためのブームの側面図を示す。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるブーム作動制御装置の作動を説明するためのブームの側面図を示す。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるブーム作動制御装置を搭載した高所作業車の斜視図を示す。
【図8】従来のブーム作動制御装置の作動を説明するためのブームの側面図を示す。
【符号の説明】
1 高所作業車
3 車体
15 ロアブーム
17 ロア伸縮シリンダ(ロアアクチュエータ)
21 起伏シリンダ(ロアアクチュエータ)
25 アッパーブーム
27 屈伸シリンダ(アッパーアクチュエータ)
29 アッパー伸縮シリンダ(アッパーアクチュエータ)
33 作業台
43 ロアブーム操作装置(水平作動操作手段、垂直作動操作手段)
50 ブーム作動制御装置
53 作業台位置センサ(作業台位置検出手段、ロアブーム先端検出手段)
61 作動切替スイッチ(アクチュエータ選択手段)
63 コントローラ(水平垂直作動制御手段)
79 アッパー伸縮限界センサ(アッパー伸縮限界検知手段)
81 アッパー屈伸限界センサ(アッパー屈伸限界検知手段)
Claims (4)
- 車体と、
前記車体に起伏動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたロアブームと、
前記ロアブームを起伏動及び伸縮動させるロアアクチュエータと、
前記ロアブームの先端部に屈伸動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたアッパーブームと、
前記アッパーブームを屈伸動及び伸縮動させるアッパーアクチュエータと、
前記アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台と、
前記作業台の位置を検出する作業台位置検出手段と、
前記作業台を水平方向又は垂直方向に移動させるために操作される水平作動操作手段及び垂直作動操作手段と、
前記ロアアクチュエータ及び前記アッパーアクチュエータのいずれかを作動させるために選択操作されるアクチュエータ選択手段と、
前記アクチュエータ選択手段により前記ロアアクチュエータ及び前記アッパーアクチュエータのいずれかが選択されているときに、前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段が操作されると、前記作業台位置検出手段により検出された前記作業台の位置と操作された前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段の操作内容に応じて、選択された前記ロアアクチュエータ又は前記アッパーアクチュエータを作動させて前記作業台を現在位置から水平方向または垂直方向に移動させる水平垂直作動制御手段と
を有して構成されていることを特徴とする高所作業車のブーム作動制御装置。 - 前記車体と、
前記車体に起伏動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたロアブームと、
前記ロアブームを起伏動及び伸縮動させるロアアクチュエータと、
前記ロアブームの先端部に屈伸動自在に取り付けられ、伸縮動自在に構成されたアッパーブームと、
前記アッパーブームを屈伸動及び伸縮動させるアッパーアクチュエータと、
前記アッパーブームの先端部に取り付けられた作業台と、
前記作業台の位置を検出する作業台位置検出手段と、
前記作業台を水平方向又は垂直方向に移動させるために操作される水平作動操作手段及び垂直作動操作手段と、
前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段が操作されると、操作された前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段の操作内容に応じて、前記アッパーアクチュエータ及び前記ロアアクチュエータを作動させて前記作業台を現在位置から水平方向または垂直方向に移動させる前記水平垂直作動制御手段とを有してなる高所作業車のブーム作動制御装置であって、
前記水平垂直作動制御手段は、前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段が操作されると、前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段が操作されたときの前記作業台位置検出手段により検出される前記作業台の位置と操作された前記水平作動操作手段又は前記垂直作動操作手段の操作内容に応じて、前記アッパーアクチュエータを前記ロアアクチュエータよりも優先させて作動させて前記作業台を現在位置から水平方向又は垂直方向に移動させるように構成されていることを特徴とする高所作業車のブーム作動制御装置。 - 前記アッパーブームの伸縮動の作動限界を検知するアッパー伸縮限界検知手段と、前記アッパーブームの屈伸動の作動限界を検知するアッパー屈伸限界検知手段とを有し、
前記水平垂直作動制御手段は、前記垂直作動操作手段により前記作業台を垂直方向へ移動させる操作が行なわれて前記アッパーアクチュエータの作動が制御されて前記作業台が垂直方向へ移動しているときに、前記アッパー伸縮限界検知手段及び前記アッパー屈伸限界検知手段の少なくともいずれかにより前記アッパーブームの作動限界が検知されると、前記ロアブーム及び前記アッパーブームの伸縮作動制御のみによって前記作業台を垂直移動させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の高所作業車のブーム作動制御装置。 - 前記アッパーブームの伸縮動の作動限界を検知するアッパー伸縮限界検知手段と、前記アッパーブームの屈伸動の作動限界を検知するアッパー屈伸限界検知手段と、前記ロアブームの先端の位置を検出するロアブーム先端位置検出手段とを有し、
前記水平垂直作動制御手段は、前記垂直作動操作手段により前記作業台を垂直方向へ移動させる操作が行なわれて前記作業台が垂直方向へ移動しているときに、前記アッパー伸縮限界検知手段及び前記アッパー屈伸限界検知手段の少なくともいずれかにより前記アッパーブームの作動限界が検知されると、前記アッパーブームの対地角度を維持したままで前記ロアブーム先端位置検出手段により検出される前記ロアブームの先端の位置が垂直方向に移動するように前記アッパーアクチュエータ及び前記ロアアクチュエータの作動を制御するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の高所作業車のブーム作動制御装置。
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-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164218A patent/JP2004010227A/ja active Pending
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