JP2004009877A - 車両のシートのスライド装置 - Google Patents
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Abstract
前後スライドレールを車幅方向においてシートクッションの側端より該シートクッションの内方に位置するように車体側に設けることで、シートの左右移動時において前後スライドレールが車幅方向においてシートから食み出すことがなく、見栄えの向上を図ることができ、またウオークスルー性が向上し、かつセンタシート等を設ける場合にはその配置性の向上を図ることができる車両のシートのスライド装置の提供を目的とする。
【解決手段】
シートクッション8を有するシート6と、上記シート6を車両前後方向および車幅方向にスライドさせる移動機構とを備えた車両のシートのスライド装置であって、上記移動機構はシート6を車幅方向に移動すべくシート側に設けられた左右スライドレールと、上記シート6および左右スライドレールを車両前後方向に移動すべく車両前後方向に延びて設けられた左右一対の前後スライドレール26とを備え、前後スライドレール26は車幅方向においてシートクッション8の側端より該シートクッション8の内方に位置するように車体側に設けられたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートクッションを有するシートと、このシートの車両の前後方向および車幅方向(つまり左右方向)にスライドさせる移動機構とを備えたような車両のシートのスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両のシートのスライド装置としては、特開2000−264102号および特開平10−203210号公報に記載の装置がある。
前者の特開2000−264102号公報に記載のものは、固定レール(ロアレール)と可動レール(アッパレール)とからなる前後スライドレールを車体側に設け、固定レール(ロアレール)と可動レール(アッパレール)とからなる左右スライドレールをシートのシートクッション側に設けて、シートを車両の前後方向および車幅方向にスライドさせるように構成したものである。
【0003】
また、後者の特開平10−203210号公報に記載のものは、前後スライドレール(ガイドレール)の上部にロアレールとアッパレールとから成る左右スライドレール(サイドレール)を配置し、この左右スライドレールのアッパレールに対してシートブラケットを介してシートクッションを取付け、シートを車両の前後方向および車幅方向にスライドさせるように構成したものである。
【0004】
しかし、これら何れの従来構造においても、前後スライドレール、左右スライドレールが常にシートの下方に位置するという技術思想がなく、シートのスライド時には上述のスライドレールがシートから食み出して、見栄えが悪化する問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、前後スライドレールを車幅方向においてシートクッションの側端より該シートクッションの内方に位置するように車体側に設けることで、シートの左右移動時において前後スライドレールが車幅方向においてシートから食み出すことがなく、見栄えの向上を図ることができ、またウオークスルー性が向上し、かつセンタシート等を設ける場合にはその配置性の向上を図ることができる車両のシートのスライド装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両のシートのスライド装置は、シートクッションを有するシートと、上記シートを車両前後方向および車幅方向にスライドさせる移動機構とを備えた車両のシートのスライド装置であって、上記移動機構はシートを車幅方向に移動すべくシート側に設けられた左右スライドレールと、上記シートおよび左右スライドレールを車両前後方向に移動すべく車両前後方向に延びて設けられた左右一対の前後スライドレールとを備え、前後スライドレールは車幅方向においてシートクッションの側端より該シートクッションの内方に位置するように車体側に設けられたものである。
【0007】
上記構成の前後スライドレールは、シートが車幅方向外方にスライドされた時のシートクッションの内側端よりも内方で、かつ、シートが車幅方向内方にスライドされた時のシートクッションの外側端よりも内方に位置することが望ましい。
【0008】
上記構成によれば、前後スライドレールを車幅方向においてシートクッションの側端よりも該シートクッションの内方に位置するように設けたので、シートを車幅方向の外方および内方に左右移動させても、前後スライドレールが車幅方向においてシートから食み出すことがなく、見栄えの向上を図ることができる。 また、上記シートを左右に設けた場合、前後スライドレールがシートから食み出さないので、ウオークスルー性が向上し、かつシート間にセンタシート等を設ける場合には、その配置性の向上を図ることができる。
【0009】
この発明の一実施態様においては、上記左右スライドレールは、車幅方向に延びて一対の前後スライドレール間に張架されたロアレールとシートクッション下面に取付けられたアッパレールとを備え、上記ロアレールおよびアッパレールの車幅方向長さはシートクッションの幅よりも短く設定されたものである。
【0010】
上記構成によれば、左右スライドレールを構成するロアレールおよびアッパレールの長さをシートクッションの幅よりも短く設定したので、シートを左右何れの方向に移動させても、上述のロアレール、アッパレールがシートから食み出すことはなく、見栄えの向上を図ることができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記前後スライドレールはその上面がフロア面と略同一高さになるように設けられる一方、上記シートには、左右スライドレールを車幅方向外方から覆うカバー部材が設けられたものである。
【0012】
上記構成によれば、シート側の左右スライドレールが車幅方向外方から目視不可となるように、カバー部材で覆うので、見栄えの向上を図ることができると共に、カバー部材によりゴミ等の異物侵入を防止することができ、また乗員の手が移動機構と干渉するのをカバー部材で防ぐことができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記前後スライドレールの後端部はリヤサイドフレームまたはリヤクロスメンバの上部に接合されたものである。
上記構成によれば、前後スライドレールの後端部を、車体剛性部材としてのリヤサイドフレームまたはリヤクロスメンバの上部に接合したので、前後スライドレールの支持剛性の向上を図ることができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記前後スライドレールの前端部は、左右のサイドシルを車幅方向に連結するクロスメンバの上部に接合されたものである。
上記構成によれば、前後スライドレールの前端部を、車体剛性部材としてのクロスメンバの上部に接合したので、前後スライドレールの支持剛性の向上を図ることができる。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記シートは車両の左右に独立して一対設けられ、上記前後スライドレールおよび左右スライドレールは一対のシートに対してそれぞれ設けられ、左右スライドレールは一対のシートが車幅方向に離反した離反状態と、近接した近接状態とを選択すべく上記シートの車幅方向の位置を固定する車幅方向固定手段を備えたものである。
【0016】
上記構成によれば、左右のシートを上述の離反状態と近接状態とに択一的に選定することができ、シートアレンジの拡大を図ると共に、ユーティリティ向上を図ることができる。
【0017】
この発明の一実施態様においては、上記一対のシートが離反状態の時、一対のシート間に着脱可能に設けられるセンタシートを備えたものである。
上記構成によれば、離反された一対のシート間にセンタシートを取付け、または取外しすることができ、センタシートの取外し時においては一対のシート間の空間をウオークスルー用に有効利用することができる。
【0018】
この発明の一実施態様においては、上記車両はシートの後方に車室側壁部より車幅方向内方に突出する左右一対のホイールハウスを備え、前後スライドレールは一対のシートが離反状態においてホイールハウスの前方に位置する通常着座位置と、近接状態において左右のホイールハウス間に位置する後方着座位置とを選択すべくシートの前後方向の位置を固定する前後方向固定手段を備えたものである。
【0019】
上記構成によれば、上記一対のシートの通常着座位置と後方着座位置とを択一的に選定することができて、シートアレンジの拡大を図ることができると共に、シートを後方着座位置に後退させた際には、該シートの前方空間が拡大され、この空間を荷物載置スペースまたは足元拡大スペースとして有効利用することができる。
【0020】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のシートのスライド装置を示すが、まず図1を参照して車体構造およびシート配設構造について説明する。
【0021】
車室の前部左右には第1列目シートとしてのドライバーズシート1とパッセンジャーズシート2とを配置している。なお、上述の各シート1,2は右ハンドル車、左ハンドル車に対応してドライバーズシート1がステアリングホイールと対応するように、設定するとよい。
これらの各シート1,2はシートクッション3、シートバック4およびヘッドレスト5を有し、図示しないシートベルトにより前席乗員を拘束すべく構成している。
【0022】
車室の中間部左右には第2列目シートとしての左右のシート6,6が左右に独立して一対設けられ、これら左右のシート6,6間には補助シートとしてのセンタシート7が着脱可能に設けられている。
【0023】
つまり、左右のシート6,6を車幅方向に離反させた離反状態下(図1参照)において、これら両シート6,6間の車幅方向側部中間にセンタシート7を着脱可能に取付けたものである。
上述の左右のシート6,6は、シートクッション8、シートバック9およびヘッドレスト10を有するものである。
【0024】
車室の後部左右には第3列目シートとしての左右のサードシート11,11を配置している。これらのサードシート11,11はシートクッション12およびシートバック13を有するものである。
【0025】
一方、車体の側部にはサイドシルアウタとサイドシルインナとを有して車両の前後方向に延びる閉断面構造のサイドシル14,14を設け、第1列目シートと第2列目シートとの間においてフロアパネル15(図2参照)の下部には左右のサイドシル14,14を車幅方向に連結する剛性部材としてのクロスメンバ16(いわゆるNo.3クロスメンバ)を設け、フロアパネル15とクロスメンバ16との間には車幅方向に延びる閉断面(図5参照)を形成している。
【0026】
また上述のサイドシル14,14の後部から車体後方に向けて車両の略前後方向に延びる剛性部材としてのリヤサイドフレーム17,17を、フロアパネル15下部に接合し、このリヤサイドフレーム17とフロアパネル15との間には車両の略前後方向に延びる閉断面を形成している。
【0027】
そして、上述の第2列目シートと第3列目シートとの間においてフロアパネル15の下部には左右のリヤサイドフレーム17,17を車幅方向に連結する剛性部材としてのリヤクロスメンバ18(いわゆるNo.4クロスメンバ)を設けて、このリヤクロスメンバ18と上述のフロアパネル15との間には車幅方向に延びる閉断面(図5参照)を形成している。
【0028】
ところで、この車両は図1、図2に示すように第2列目のシート6,6の後方で車室側壁部としてのサイドパネル19より車幅方向内方の車室側に突出する左右一対のホイールハウス20,20が設けられていて、第3列目の左右のサードシート11,11はこれら左右のホイールハウス20,20間においてフロアパネル15(後部フロア)上部に配設されたものである。
【0029】
また、上述のサードシート11は図3に示すようにシートクッション12およびシートバック13がそれぞれ起伏可能となるように構成されている。
すなわち、通常着座状態(図3のa参照)のシートクッション12の前部に支点としてのピン21を介してブラケット22を連結し、このブラケット22の後部にリンクピン23を介して連結されたリンク24の一端(後端)には支点としてのピン25を介してシートバック13の下部を連結している。
【0030】
また上述のシートクッション12およびシートバック13の下面または背面は荷物の載置が可能なように剛性のある荷物載せ面12B,13Bに形成されている。
【0031】
そして、図3のaに示す通常着座状態からピン21を支点としてシートクッション12を前方へ起立させると共に、リンク24を後部下方へ回動させた後に、リンク24一端のピン25を支点としてシートバック13を前方へ伏動させると、サードシート11は図3のbに示すように側面視略L字状となって、シートバック13上部に荷物を載置することができる。
【0032】
さらに図3のbに示す状態から、ピン21を支点としてシートクッション12を前部下方へ回動させると、図3のcに示すように、シートクッション12の荷物載せ面12Bとシートバック13の荷物載せ面13Bとが略面一状のフラットな状態となり、各荷物載せ面12B,13B上部に広い荷物載せスペースを確保することができる。
【0033】
次に図4に示す正面図および図5に示す側面図を参照して、第2列目のシート6の前後および左右スライド構造について説明する。
上述の第2列目のシート6は図5に示すようにフロアパネル15のキックアップ部15aよりも後方の略水平かつフラットな部分の上方に設けられている。
【0034】
左右のシート6,6の下方においてフロアパネル15には移動機構の一方を構成するところの各2組の前後スライドレール26を互に離間させて車両の前後方向に向けて取付けている。
【0035】
これらの各スライドレール26は車体側つまりフロアパネル15に固定されたロアレール27と、このロアレール27上をスライドするアッパレール28とを備えている。
【0036】
また上述のアッパレール28の上部前後にはそれぞれブラケット29,29を固定し、各シートクッション8に対してブラケット29,29間を車幅方向に連結すべく左右スライドレール30のロアレール31を固定している。
【0037】
上述の左右スライドレール30は移動機構の他方を構成するもので、この左右スライドレール30は、ロアレール31と、このロアレール31上を車幅方向つまり左右方向にスライドするアッパレール32とを備え、アッパレール32はシートフレーム33に固定されている。なお、1つのシート6に対して左右スライドレール30,30は前後に離間して2組設けられている。
【0038】
すなわち、左右の各シート6,6を独立して車両の前後方向および車幅方向(左右方向)にスライドさせる移動機構は、シート6を車幅方向に移動させる左右スライドレール30と、シート6および左右スライドレール30を車両の前後方向に移動させる前後スライドレール26とによって構成している。
【0039】
しかも、上述の前後スライドレール26は、図1に平面図で示すように、左右のシート6が車幅方向外方にスライドされた時のシートクッション8の内側端よりも内方で、かつ図7に平面図で示すように、左右のシート6,6が車幅方向内方にスライドされた時のシートクッション8の外側端よりも内方に位置するように、車体側に設けられたものである。
【0040】
また上述の左右スライドレール30は図4に示すようにブラケット29,29間に車幅方向に延びて張架されたロアレール31とシートクッション8下面側、詳しくはシートフレーム32に取付けられたアッパレール32とを有し、これらロアレール31およびアッパレール32の車幅方向の長さはシートクッション8の幅(車幅方向の長さ)よりも短く設定されている。
【0041】
ここで、上述の前後スライドレール26,26は図1、図5に示すように、その車幅方向内側の前後スライドレール26はフロアパネル15上において前後のクロスメンバ16とリヤクロスメンバ18との間に張架され、車幅方向外側の前後スライドレール26はフロアパネル15上においてクロスメンバ16とリヤサイドフレーム17との間に張架されている。また左右のシート6,6において前後、左右スライド構造は左右対称に形成されている。なお、上述の前後スライドレール26は車体に対して後付けされるので、前後スライドレール26と各要素16,17,18とはボルトアップされる。
【0042】
上述の左右スライドレール30は左右のシート6,6をそれぞれ独立して車幅方向にスライドさせるスライド手段であって、この左右スライドレール30はシート6,6が図1、図6に示すように車幅方向に離反した離反状態と、図7、図8に示すように左右のシート6,6が車幅方向に近接した近接状態とを択一的に選択すべく左右のシート6,6の車幅方向の位置を固定する車幅方向固定手段を備え、左右のシート6,6の離反状態下(図1、図6参照)において、これら左右のシート6,6間にセンタシート7を着脱可能に配設すべく構成している。
【0043】
また上述の前後スライドレール26は左右のシート6,6および左右スライドレール30をそれぞれ独立して車両の前後方向にスライドさせるスライド手段であって、この前後スライドレール26は左右一対のシート6,6が離反状態下においてホイールハウス20,20前方に位置する通常着座位置(図1参照)と、近接状態下において左右のホイールハウス20,20間に位置する後方着座位置(図9参照)とを選択すべく左右のシート6,6の車両前後方向の位置を固定する前後方向固定手段を備えている。
車幅方向固定手段及び前後方向固定手段は通常のスライドレールに用いられている一般的な構成のものを用いているため、その説明を省略する。
【0044】
なお、図1、図6に示す第2列目シートの状態下(離反状態下)においては第3列目シートは図3のaの態様に設定され、図7、図9に示す第2列目シートの状態においては第3列目シートは図3のbの態様に設定され、図8に示す第2列目シートの状態においては第3列目シートは図3のcの態様に設定される。特に、第2列目の左右のシート6,6をホイールハウス20,20間に後退させる場合(図9参照)には、その後退量をかせぐべく第3列目のサードシート11,11は図3のbで示すようにシートクッション12を起立させる。
【0045】
さらに、図4に示すように前後スライドレール26におけるロアレール27の上部と、フロアパネル15の上面(フロア面)とが同一高さになるように、フロアパネル15には凹部を形成し、ロアレール27の側部と凹部との間には合成樹脂製のレール保護用のカバー部材34を配設して、見栄えの向上およびウオークスルー性の向上を図っている。
【0046】
また、上述のシート6には図10に示すように左右スライドレール30,30を車幅方向外方から覆うカバー部材60を設けている。このカバー部材60は例えば合成樹脂により構成され、ビスまたはボルト等の取付け部材を用いてシートフレーム33に取付けられる。但し、1つのシート6に対してその左右両側にカバー部材60が設けられている。なお、このカバー部材60は図示の便宜上、図10のみに示し、他の図面ではその図示を省略している。
【0047】
次に、図2、図4、図11、図12を参照して第2列目シートのシートベルト装置の構造について説明する。なお、左右のシート6,6のシートベルト装置の構造は左右ほぼ対称に構成されている。
【0048】
図11、図12に示すように左右のシート6用のバックル35とセンタシート7用のバックル36とを上下方向にオフセットさせて単一のカバー部材37に固定し、上述の各バックル35,36にその上端部が固定された可撓性の連結部材としてのウエビング38,39を上記カバー部材37の内部を通して、その下方に導出している。
【0049】
一方、前後スライドレール26のアッパレール28に固定したブラケット29に対してボルトアップされる凹状のブラケット40を設け、このブラケット40のウエビング取付け部40a,40bには上述の各ウエビング38,39の導出端部をそれぞれ固定している。
【0050】
ここで、センターシート用バックル36とアッパレール38とをブラケット40,29を介して連結するウエビング39のブラケット40に対する取付け部は、左右のシート用バックル35とアッパレール28とをブラケット40,29を介して連結するウエビング38のブラケット40に対する取付け部よりも車幅方向において左右のシート6側に位置するように設定されている。
【0051】
つまり、図4に示すように、センタシート用バックル36とアッパレール28とを連結する連結部材としてのウエビング39の取付け部が相対的に左右のシート6,6側に位置し、左右のシート用バックル35とアッパレール28とを連結する連結部材としてのウエビング38の取付け部が相対的にセンタシート7側に位置するように、これら各ウエビング38,39がクロスするように構成し、荷重の付勢される角度を緩和し、乗員の腹部にかかる衝撃をゆるやかに成すと共に、各乗員のヒップポイントと取付け部との間の距離をかせぐように成したものである。
【0052】
そして、各バックル35,36を一体的に有するカバー部材37の取付け片37a,37aを、シートフレーム33における側部つまりセンタシート7と対向する面にボルトアップし、凹状のブラケット40をアッパレール28側のブラケット29にボルトアップして、この凹状のブラケット40がアッパレール28側のブラケット29に追従して、前後動すべく構成し、左右のシート6,6の車幅方向の動きに対しては各ウエビング38,39の可撓性および所定量の弛みによりその移動量を吸収すべく構成したものである。
【0053】
また、図2、図4に示すようにクオータピラー41内にはリトラクタ42を固定する一方、左右のシート6,6の車外側におけるフロアパネル15にはアンカ43(シートベルトアンカ)を固定している。
【0054】
上述のリトラクタ42から巻取り可能に繰出される左右のシート乗員拘束用のシートベルト44を、ショルダアンカ45を介して車室内へ導出し、この導出中間部にはタング46を移動可能に取付けると共に、シートベルト44の導出端部つまり下端部は上述のアンカ43に固定している。
【0055】
而して、上述のタング46を左右のシート用バックル35に係入した時、左右のシート6,6に着座した乗員を3点式シートベルト構造にて拘束すべく構成している。
【0056】
さらに、図2、図4に示すようにリヤピラー47内にはリトラクタ48を固定し、このリトラクタ48から巻取り可能に繰出されるセンタシート乗員拘束用のシートベルト49を、ルーフ側設けられたベゼル等のガイド部材50,51を介して、センタシート7の上方部に導出し、この導出中間部および導出端部には中間タング52および先端タング53を取付けている。
【0057】
而して、上述の各タング52,53をセンタシート用バックル36,36に係入した時、センタシート7に着座した乗員を3点式シートベルト構造にて拘束すべく構成している。
【0058】
すなわち、上述のセンタシート乗員用のシートベルト49の基端はリトラクタ48に接続され、該シートベルト49の先端部には中間タング52と先端タング53とが設けられ、中間タング52は一側(この実施例では右側)のシート6に設けられたバックル36に連結され、先端タング53は他側(この実施例では左側)のシート6に設けられたバックル36に連結されるように構成したものである。
【0059】
ここで、上述のセンタシート乗員用のバックル36,36はセンタシート7に設けられることなく、その両サイドに位置する左右のシート6,6に設けられていて、センタシート乗員用のシートベルト49を着脱可能に連結するものである。
【0060】
また左右のシート乗員用のバックル35,35は左右のシート6,6のシートクッション8,8の側部、詳しくはシートフレーム33に設けられていて、左右のシート乗員用のシートベルト44を着脱可能に連結するものである。
【0061】
さらに、上述の各バックル35,36を図11、図12に示すように上下方向にオフセットさせたので、各タング46,52,53の係入、取外し時の操作性の向上を図るとができる。なお、このオフセット構造は上下方向に代えて、前後方向にオフセットさせてもよい。
【0062】
ここで、上述の各バックル35,36はシートフレーム33に取付け、ウエビング38,39はブラケット40,29を介して前後スライドレール26に取付けて、車両衝突時にシートベルト44,49に付勢される荷重によりシート6にモーメントが作用するのを防止すべく構成している。仮に、バックルおよびウエビングを何れもシートフレームに取付けると、左右のシートを近接させた時、内側の前後スライドレールとウエビングの取付け点とのオフセット量に応じてシート6にモーメントが作用して、荷重が車体に入力されなくなるが、上記構成によって斯るモーメントの発生を防止して、荷重を車体に入力すべく構成したものである。
【0063】
このように構成した車両のシートのスライド装置の作用を以下に説明する。 図1に示すように左右のシート6,6を互に車幅方向に離間させた離反状態下においては、これら左右のシート6,6間にセンタシート7を配設することもでき、また図6に示すように、左右のシート6,6間からセンタシート7を取外して、このセンタシート7が取外されたスペースをウオークスルーに利用することもできる。しかも、前後スライドレール26は車幅方向においてシートクッション8の側端よりも該シートクッション8の内方に位置するように設けたので、前後スライドレール26が車幅方向においてシート6から食み出すことはない。
【0064】
図6に示すセンタシート7を取外した状態下において、左右のシート6,6を左右スライドレール30に沿って互に近接させると、図7に示すように、これら両シート6,6を近接状態と成すことができる。この際、左右の両シート6,6の移動量はウエビング38,39の可撓性および弛み量により吸収され、しかも、前後スライドレール26は車幅方向においてシートクッション8の側端よりも該シートクッション8の内方に位置するように設けたので、前後スライドレール26が車幅方向においてシート6から食み出すことはない。
【0065】
図7に示す近接状態から、左右のシート6,6を前後スライドレール26に沿って後退させると、これら左右一対のシート6,6は図9に示すように左右のホイールハウス20,20間に位置する後方着座位置となり、同図に示すように左右のシート6,6と第1列目シート1,2との間の間隔が大となるので、このスペースには荷物を配設したり、或は第2列目シートに着座した乗員の足元スペースの拡大を図ることができる。
【0066】
このように図1〜図12で示した実施例の車両のシートのスライド装置は、シートクッション8を有するシート6と、上記シート6を車両の前後方向および車幅方向にスライドさせる移動機構とを備えた車両のシートのスライド装置であって、上記移動機構はシート6を車幅方向に移動すべくシート6側に設けられた左右スライドレール30と、上記シート6および左右スライドレール30を車両の前後方向に移動すべく車両の前後方向に延びて設けられた左右一対の前後スライドレール26とを備え、前後スライドレール26は車幅方向においてシートクッション8の側端より該シートクッション8の内方に位置するように車体側に設けられたものである。
【0067】
詳しくは、前後スライドレール26は、シート6が車幅方向外方にスライドされた時のシートクッション8の内側端よりも内方で、かつ、シート6が車幅方向内方にスライドされた時のシートクッション8の外側端よりも内方に位置するようにフロアパネル15に設けられたものである。
【0068】
この構成によれば、前後スライドレール26を車幅方向においてシートクッション8の側端よりも該シートクッション8の内方に位置するように設けたので、シート6を車幅方向の外方および内方の何れに左右移動させても、前後スライドレール26が車幅方向においてシート6から食み出すことがなく、見栄えの向上を図ることができる。
また、上記シート6,6を左右に設けたこの実施例においては、前後スライドレール26が左右のシート6,6から食み出さないので、ウオークスルー性が向上し、かつシート6,6間にセンタシート7等を設ける場合には、その配置性の向上を図ることができる。
【0069】
さらに、上記左右スライドレール30は、車幅方向に延びて一対の前後スライドレール26間に張架されたロアレール31とシートクッション8下面に取付けられたアッパレール32とを備え、上記ロアレール31およびアッパレール32の車幅方向長さはシートクッション8の幅(車幅方向の長さ)よりも短く設定されたものである。
【0070】
この構成によれば、左右スライドレール30を構成するロアレール31およびアッパレール32の長さをシートクッション8の幅よりも短く設定したので、シート6を左右何れの方向に移動させても、上述のロアレール31、アッパレール32がシート6から食み出すことはなく、見栄えの向上を図ることができる。
【0071】
加えて、上記前後スライドレール26は図4に示すように、その上面がフロア面(フロアパネル15の上面参照)と略同一高さになるように設けられる一方、上記シート6には、図10に示すように、左右スライドレール30を車幅方向外方から覆うカバー部材60が設けられたものである。
【0072】
この構成によれば、シート6側の左右スライドレール30が車幅方向外方から目視不可となるように、カバー部材60で覆うので、見栄えの向上を図ることができると共に、カバー部材60によりゴミ等の異物侵入を防止することができ、また乗員の手が移動機構と干渉するのをカバー部材60で防ぐことができる。
【0073】
また、上記前後スライドレール26の後端部はリヤサイドフレーム17またはリヤクロスメンバ18の上部に接合されたものである。
この構成によれば、前後スライドレール26の後端部を、車体剛性部材としてのリヤサイドフレーム17またはリヤクロスメンバ18の上部に接合したので、前後スライドレール26の支持剛性の向上を図ることができる。
【0074】
さらに、上記前後スライドレール26の前端部は、左右のサイドシル14,14を車幅方向に連結するクロスメンバ16の上部に接合されたものである。
この構成によれば、前後スライドレール26の前端部を、車体剛性部材としてのクロスメンバ16の上部に接合したので、前後スライドレール26の支持剛性の向上を図ることができる。
【0075】
しかも、上記シート6は車両の左右に独立して一対設けられ、上記前後スライドレール26および左右スライドレール30は一対のシート6に対してそれぞれ設けられ、左右スライドレール30は一対のシート6が車幅方向に離反した離反状態(図1、図6参照)と、近接した近接状態(図7、図8参照)とを選択すべく上記シート6の車幅方向の位置を固定する車幅方向固定手段を備えたものである。
【0076】
この構成によれば、左右のシート6を上述の離反状態と近接状態とに択一的に選定することができ、シートアレンジの拡大を図ると共に、ユーティリティ向上を図ることができる。
【0077】
また、上記一対のシート6,6が離反状態の時(図1、図6参照)、これら一対のシート6,6間に着脱可能に設けられるセンタシート7を備えたものである。
この構成によれば、離反された一対のシート6,6間にセンタシート7を取付け、または取外しすることができ、センタシート7の取外し時(図6参照)においては一対のシート6,6間の空間をウオークスルー用に有効利用することができる。
【0078】
さらに、上記車両はシート6,6の後方に車室側壁部(サイドパネル19参照)より車幅方向内方の車室側に突出する左右一対のホイールハウス20,20を備え、前後スライドレール26は一対のシート6が離反状態においてホイールハウス20の前方に位置する通常着座位置(図1参照)と、近接状態において左右のホイールハウス20,20間に位置する後方着座位置(図9参照)とを選択すべくシート6の前後方向の位置を固定する前後方向固定手段を備えたものである。
【0079】
この構成によれば、上記一対のシート6,6の図1に示す通常着座位置と図9に示す後方着座位置とを択一的に選定することができて、シートアレンジの拡大を図ることができると共に、シート6を後方着座位置に後退させた際には、該シート6の前方空間が拡大され、この空間を荷物載置スペースまたは足元拡大スペースとして有効利用することができる。
【0080】
図13は車両のシートのスライド装置の他の実施例を示し、図4で示した実施例においてフロアパネル15を凹凸状に構成して、このフロアパネル15の上面(フロア面)と前後スライドレール26におけるロアレール27の上面とを略同一高さと成したが、図13に示すこの実施例においてはフロアパネル15それ自体はフラットな形状に成す一方、このフロアパネル15の上面に敷設されるフロアマット54を設け、このフロアマット54の上面(フロア面)と前後スライドレール26におけるロアレール27の上面とを略同一高さと成して、見栄えの向上およびウオークスルー性の向上を図ったものである。
【0081】
このように構成すると、フロアパネル15の加工性の向上を図ることができる。なお、この図13に示す実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図13において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0082】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のシートは、実施例の第2列目の左右のシート6,6に対応し、
以下同様に、
車室側壁部は、サイドパネル19に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0083】
【発明の効果】
この発明によれば、前後スライドレールを車幅方向においてシートクッションの側端より該シートクッションの内方に位置するように車体側に設けたので、シートの左右移動時において前後スライドレールが車幅方向においてシートから食み出すことがなく、見栄えの向上を図ることができ、またウオークスルー性が向上し、かつセンタシート等を設ける場合にはその配置性の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートのスライド装置を備えた車両の平面図。
【図2】図1の要部の概略斜視図。
【図3】サードシートのアレンジ態様を示す斜視図。
【図4】図2の要部正面図。
【図5】図4のA−A線矢視断面図。
【図6】センタシート取外し時の平面図。
【図7】左右のシートを近接させて示す平面図。
【図8】サードシートのフラット状態を示す平面図。
【図9】左右のシートの後方着座位置を示す平面図。
【図10】一方のシートの斜視図
【図11】シートに対するバックル取付け構造を示す分解斜視図。
【図12】図4の部分拡大断面図。
【図13】車両のシートのスライド装置の他の実施例を示す正面図。
【符号の説明】
6…シート
7…センタシート
8…シートクッション
14…サイドシル
16…クロスメンバ
17…リヤサイドフレーム
18…リヤクロスメンバ
19…サイドパネル(車室側壁部)
20…ホイールハウス
26…前後スライドレール
30…左右スライドレール
31…ロアレール
32…アッパレール
60…カバー部材
Claims (8)
- シートクッションを有するシートと、
上記シートを車両前後方向および車幅方向にスライドさせる移動機構とを備えた車両のシートのスライド装置であって、
上記移動機構はシートを車幅方向に移動すべくシート側に設けられた左右スライドレールと、上記シートおよび左右スライドレールを車両前後方向に移動すべく車両前後方向に延びて設けられた左右一対の前後スライドレールとを備え、
前後スライドレールは車幅方向においてシートクッションの側端より該シートクッションの内方に位置するように車体側に設けられた
車両のシートのスライド装置。 - 上記左右スライドレールは、車幅方向に延びて一対の前後スライドレール間に張架されたロアレールとシートクッション下面に取付けられたアッパレールとを備え、
上記ロアレールおよびアッパレールの車幅方向長さはシートクッションの幅よりも短く設定された
請求項1記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記前後スライドレールはその上面がフロア面と略同一高さになるように設けられる一方、
上記シートには、左右スライドレールを車幅方向外方から覆うカバー部材が設けられた
請求項2記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記前後スライドレールの後端部はリヤサイドフレームまたはリヤクロスメンバの上部に接合された
請求項3記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記前後スライドレールの前端部は、左右のサイドシルを車幅方向に連結するクロスメンバの上部に接合された
請求項4記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記シートは車両の左右に独立して一対設けられ、
上記前後スライドレールおよび左右スライドレールは一対のシートに対してそれぞれ設けられ、
左右スライドレールは一対のシートが車幅方向に離反した離反状態と、近接した近接状態とを選択すべく上記シートの車幅方向の位置を固定する車幅方向固定手段を備えた
請求項1,2,3,4または5記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記一対のシートが離反状態の時、一対のシート間に着脱可能に設けられるセンタシートを備えた
請求項6記載の車両のシートのスライド装置。 - 上記車両はシートの後方に車室側壁部より車幅方向内方に突出する左右一対のホイールハウスを備え、
前後スライドレールは一対のシートが離反状態においてホイールハウスの前方に位置する通常着座位置と、近接状態において左右のホイールハウス間に位置する後方着座位置とを選択すべくシートの前後方向の位置を固定する前後方向固定手段を備えた
請求項6または7記載の車両のシートのスライド装置。
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