JP2004009392A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 内周穴を有する情報記録ディスク用基板を成形するための金型であって、
   溶融樹脂が射出されるキャビティを画成する一対の金型と、
   上記金型の鏡面との間にスタンパを取り付けるために上記金型の一方に固定して設けられた凸部と、
   上記金型の他方に設けられ、上記凸部と嵌合することによって上記内周穴を画成する凹部とを備え、
   上記凸部と上記凹部を嵌合させることによって上記キャビティのゲートシールを行うことを特徴とする成形用金型。
2. 上記凹部が上記金型の他方に固定されて設けられている請求項１に記載の成形用金型。
3. 上記凹部が上記金型の他方に対して移動可能に設けられている請求項１に記載の成形用金型。
4. 請求項１〜３のいずれか一項に記載の成形用金型を用いて成形された基板。
5. 射出成形法による情報記録ディスク用基板の成形方法であって、
   第一金型の鏡面との間にスタンパを取り付けるために第一金型の中央部に固定して設けられた凸部及び該凸部と嵌合する第二金型の中央部に設けられた凹部をそれぞれ有する第一金型及び第二金型により画成されたキャビティに溶融樹脂を射出する工程と、
   上記溶融樹脂を上記第一金型及び第二金型で圧縮する工程と、
   上記溶融樹脂を冷却して固化させる工程とを備え、
   上記圧縮工程において上記凸部と上記凹部が嵌合することによって、上記基板の内周穴が画成される成形方法。
6. 請求項５に記載の成形方法を用いて作製した基板。
7. 内周穴を有し、スタンパに形成されたパターンを転写することにより成形された情報記録ディスク用基板において、
   基板の内周部から外周部の間に情報記録領域を有し、内周部から情報記録領域の間の領域が凹凸のない平坦面であり、上記内周部から外周部に渡る全ての領域が上記スタンパのパターンが転写されることによって形成されていることを特徴とする基板。