JP2004009118A - 基材平滑化装置 - Google Patents

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Takuya Sakata
坂 田 卓 也
Nobuo Kasahara
笠 原 伸 夫
Nanae Koike
小 池 奈 苗
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Abstract

【課題】枚葉基材の表面に形成された微細凹凸を効果的に平滑化することがすることができる基材平滑化装置を提供する。
【解決手段】基材平滑化装置10は、枚葉基材Wの両端を把持して基材Wに張力を加える一対の把持手段11,12と、基材Wに沿って移動するロール群20とを備えている。ロール群20は一対の下側ロール20a,20bと、一対の下側ロール20a,20b間に配置された上側ロール20cとを有している。基材Wに張力を加えた状態でロール群20を基材Wに沿って移動させることにより、基材W表面の凹凸欠陥25を平滑化することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属薄板等からなる枚葉基材の表面を平面化するための基材平滑化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より金属薄板等からなる基板を平滑化するため、図4に示すような基材平滑化装置が用いられている。この基材平滑化装置30は、コイルから繰り出された帯状基材Wに対して直交して配置されたロール群31を有している。
【0003】
ロール群31は千鳥状に配置された複数のロールからなり、基材Wが各ロール間を通過する際、基材W表面に形成された凹凸欠陥が平滑化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来より帯状基材Wの表面に形成された凹凸欠陥を平滑化するものとして、図4に示す基材平滑化装置30が知られている。しかしながら、この基材平滑化装置30は帯状基材に対するものであり、引張をかけながら枚葉基材の表面を効率的に平滑化する基材平滑化装置は未だ開発されていないのが実情である。
【0005】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、枚葉基材の表面を効率的に平滑化することができる基材平滑化装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、枚葉基材の表面を平滑化する基材平滑化装置において、枚葉基材の両端を把持して枚葉基材に張力を加える一対の把持手段と、枚葉基材に沿って移動するロール群とを備え、ロール群は少なくとも枚葉基材の一側に配置された回動自在の一側ロールと、枚葉基材の他側に配置された回動自在の他側ロールとを有し、一側ロールの中心と他側ロールの中心とを結ぶ直線は枚葉基材に対して傾斜することを特徴とする基材平滑化装置である。
【0007】
本発明は、一側ロールは複数設けられ、他側ロールは一側ロール間に配置されることを特徴とする基材平滑化装置である。
【0008】
本発明は、ロール群の配置方向は、一対の把持手段により枚葉基材に加わる張力の方向に対して直交することを特徴とする基材平滑化装置である。
【0009】
本発明は、ロール群の配置方向は、一対の把持手段により枚葉基材により加わる張力の方向に対して傾斜することを特徴とする基材平滑化装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
図1および図2は、本発明による基材平滑化装置の一実施の形態を示す図である。
【0012】
図1に示すように、本発明による基材平滑化装置10は、金属薄板からなる枚葉基材Wの表面に形成された微細な凹凸欠陥25を平滑化するものであり、この基材平滑化装置10はシャドウマスク等に生じる凹凸欠陥を平滑化するために用いられる。
【0013】
このような基材平滑化装置30は、枚葉基材Wの両端を把持して基材Wに張力を加える一対の把持手段11,12と、基材Wに沿って移動するローラ群20とを備えている。
【0014】
このうち把持手段11,12は、いずれも同様の構成を有している。すなわち把持手段11,12は基材Wの下方に位置する下方板11a,12aと、基材Wの上方に位置する上方板11b,12bと、下方板11a,12aに対して上方板11b,12bを押付けて、下方板11a,12aと上方板11b,12bとの間で基材Wを挟持するクランプ13,14とを有している。
【0015】
このように一対の把持手段11,12により基材Wの両端を堅固に把持することができる。
【0016】
また一対の把持手段11,12のうち、例えば一方の把持手段11は固定されており、他方の把持手段12は、一方の把持手段11に対して離接方向に移動することができる。このことにより一方の把持手段11と他方の把持手段12との間で、基材Wに対して矢印L方向に張力を加えることができる。
【0017】
次に把持手段12の移動駆動機構について説明する。移動駆動機構15は把持手段12の下方板12a近傍に配置されたベース17と、ベース17上に設けられた固定側ブロック22とを有している。
【0018】
把持手段12の下方板12aは、ベース17に対して移動自在となっており、下方板12a上には固定側ブロック22にねじ棒23を介して連結された移動側ブロック21が設けられている。
【0019】
またねじ棒23のうち固定側ブロック22側の端部には、操作ハンドル24が固着され、この操作ハンドル24を回転させることによりねじ棒23が回動して固定側ブロック22に対して移動側ブロック21を離接方向に移動させるようになっている。このように固定側ブロック22に対して移動側ブロック21を移動させることにより、ベース17に対して他方の把持手段12の下方板12aが移動する。他方の把持手段12が一方の把持手段11に対して離れる方向に移動した場合、一対の把持手段11,12により把持された基板Wに対して矢印L方向に張力が加えられる。
【0020】
なお、移動駆動機構15のベース17と他方の把持手段12の下方板12aは、スプリング18により互いに接近する方向に付勢されている。
【0021】
次にロール群20について図1および図2により説明する。ロール群20は基材Wの下方に配置された一対の下側ロール20a,20bと、基材Wの上方に配置された上側ロール20cとを有し、このうち上側ロール20cは一対の下側ロール20a,20b間に配置されている。
【0022】
このため下側ロール20a,20bの各々の中心と、上側ロール20cの中心とを結ぶ直線lは基材Wに対して傾斜している(図2参照)。
【0023】
なお、下側ロール20a,20bと上側ロール20cは、ロール保持部20dにより回転自在に保持されている。この場合、ロール保持部20dを図示しない駆動手段によりロールガイド20eに沿って移動させることにより、下側ロール20a,20bと上側ロール20cが基材Wに沿って移動するとともに、下側ロール20a,20bと上側ロール20cが互いに連れ回るようになっている。
【0024】
図1に示すようにロール群20の配置方向(ロール群の軸線方向)は、一対の把持手段11,12により基材Wに対して加えられた張力の方向(矢印L方向)に対して直交している。
【0025】
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0026】
まず、金属薄板からなる枚葉基材Wを準備し、この枚葉基材Wの両端を一対の把持手段11,12により把持する。次に移動駆動機構15の操作ハンドル24を回転させることにより把持手段12の下方板12aを移動させ、把持手段12を把持手段11から引離す方向に移動させる。このことにより一対の把持手段11,12により把持された基材Wに対して矢印L方向に張力を加える。
【0027】
次にロール群20のロール保持部20dをロールガイド20eに沿って移動させることにより、各ロール20a,20b,20cが基板Wに沿って移動する。
【0028】
この場合、各ロール20a,20b,20cは、張力が加えられた基板Wに沿って移動するとともに、互いに連れ回りする。この間、基板Wの表面に形成された微細凹凸欠陥25は、一対の把持手段11,12により加えられた張力と、各ロール20a,20b,20cによる押圧作用により効果的に平滑化される。
【0029】
すなわち、下側ロール20a,20bの中心と上側ロール20bの中心とを結ぶ直線lは、基板Wに対して傾斜しているので、一対の把持手段11,12により張力が加えられた基材Wは、平坦な状態から各ロール20a,20b,20c間を通る間、一度湾曲した状態となる。その後、基材Wは再び平坦な状態に戻り、このような平坦な状態と湾曲した状態を繰り返すことにより基材Wの凹凸欠陥25を効果的に平滑化することがすることができる。
【0030】
以上のように本発明によれば、枚葉基材Wの表面に形成された微細凹凸欠陥25を効果的に平滑化することがすることができる。
【0031】
次に図3により本発明の変形例について説明する。図3に示す変形例は、ロール群20を一対の把持手段11,12により基材Wに対して加えられた張力の方向に対して傾斜させて配置したものであり、他は図1および図2に示す実施の形態と略同一である。すなわちロール群20の配置方向(ロール群の軸線方向)は基材Wの張力の方向に対して傾斜している。
【0032】
図3において、図1および図2に示す実施の形態と同一部分については同一符号を符して詳細な説明は省略する。
【0033】
図3において、予め基材Wに形成される凹凸欠陥25の方向が判明している場合、ロール群20をこの凹凸欠陥25の方向と直交して配置することができる。このようにロール群20を凹凸欠陥25の方向と直交させることにより、ロール群20の各ロール20a,20b,20cにより、凹凸欠陥25をより確実に平滑化することがすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、枚葉基材の表面に形成された微細凹凸を効果的に平滑化することがすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基材平滑化装置の一実施の形態を示す斜視図。
【図2】ロール群の各ロールを示す拡大図。
【図3】基材平滑化装置の変形例を示す斜視図。
【図4】従来の基材平滑化装置を示す図。
【符号の説明】
10 基材平滑化装置
11,12 把持手段
15 移動駆動機構
20 ロール群
20a,20b 下側ロール
20c 上側ロール

Claims (4)

  1. 枚葉基材の表面を平滑化する基材平滑化装置において、
    枚葉基材の両端を把持して枚葉基材に張力を加える一対の把持手段と、
    枚葉基材に沿って移動するロール群とを備え、
    ロール群は少なくとも枚葉基材の一側に配置された回動自在の一側ロールと、枚葉基材の他側に配置された回動自在の他側ロールとを有し、
    一側ロールの中心と他側ロールの中心とを結ぶ直線は枚葉基材に対して傾斜することを特徴とする基材平滑化装置。
  2. 一側ロールは複数設けられ、他側ロールは一側ロール間に配置されることを特徴とする請求項1記載の基材平滑化装置。
  3. ロール群の配置方向は、一対の把持手段により枚葉基材に加わる張力の方向に対して直交することを特徴とする請求項1記載の基材平滑化装置。
  4. ロール群の配置方向は、一対の把持手段により枚葉基材により加わる張力の方向に対して傾斜することを特徴とする請求項1記載の基材平滑化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107008774A (zh) * 2017-04-27 2017-08-04 嵊州市万协汽车配件有限公司 一种用于汽车配件生产的铝合金板材展平装置
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