JP2004008430A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥運転後に衣類を干すことを前提にして、完全に乾燥しきらない乾燥運転を行い、乾燥時間を短くして消費電力を低減する。
【解決手段】衣類を完全に乾燥させる通常乾燥モードと、これよりも乾燥率の低い控えめ乾燥モードとを選択可能とする。控えめ乾燥モードが選択されると、低い乾燥率に到達したとき、乾燥運転を終了する。衣類は、少し湿った状態に乾燥され、干すには都合がよい。また、乾燥運転を終了させる乾燥率は、機外の温度、湿度を検出することにより、衣類を干す環境に合わせて設定される。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類の乾燥度合いを検出する機能を有する洗濯乾燥機等の衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗濯乾燥機における乾燥運転では、衣類の乾燥率(乾燥度合い)が製品によって仕様で規定された一定値になるように制御されている。例えば乾燥率が105%以上になると、乾燥運転が終了する。このような乾燥運転の制御は、乾燥ユニットの吸気温度と排気温度などの情報から乾燥率を算出したり、あるいは機内の湿度センサなどを用いて乾燥率を算出して、規定の乾燥率になるまで運転を行う。ここで、規定の乾燥率は衣類が完全に乾ききった状態になるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
衣類を完全に乾かすことは、乾燥後すぐに衣類を収納するユーザには必要である。しかし、乾燥後に衣類を干すことを望むユーザに対しては、完全に乾かす必要はない。むしろ乾燥率の低い状態で乾燥運転が終了し、衣類が少し湿った状態にあることが好まれる。
【0004】
また、衣類を干す場合、例えば気温が高く、湿度が低い環境、すなわち昼間の天気の良いときには、衣類が半乾き状態であっても十分にかつ早く乾くことを期待できる。そのときの気温、湿度など衣類を干す環境によって、乾燥率を低くして、乾燥運転を早く終了させても差し支えない。
【0005】
ところが、完全に乾燥するまで乾燥運転を行うことは、衣類を干すことを前提してみれば、不必要な乾燥運転が行われていることになる。これによって、洗濯乾燥時間が長くなり、さらには消費電力も多くなって、省エネ化を阻害する。
【0006】
本発明は、上記に鑑み、乾燥運転後に衣類を干すことを前提にして、従来の乾燥率よりも低い乾燥率に設定された、完全に乾燥しきらない乾燥モードを設けることにより、少ない電力で乾燥運転を行える衣類乾燥機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題解決手段は、衣類を完全乾燥させる通常乾燥モードと、完全乾燥よりも低い乾燥度合いに達したとき乾燥運転を終了する控えめ乾燥モードとが選択可能とされたものである。この控えめ乾燥モードが選択されると、低い乾燥度合いで乾燥運転が終了し、衣類は完全に乾ききらない。しかし、半乾きのような状態のほうが衣類を干すには適しているので、衣類を干すことを望むユーザにとって、無駄のない乾燥運転を実現できる。
【0008】
そして、控えめ乾燥モードにおける衣類の乾燥度合いを設定する設定手段と、設定された乾燥度合いに応じた乾燥運転を行う運転手段とを備える。これによって、衣類を干す環境に合わせて乾燥度合いを設定することが可能となり、不必要な乾燥運転がなくなって、効率のよい乾燥運転を行える。
【0009】
上記のように衣類を干すことを前提にして乾燥運転を行う場合には、機外の環境情報を検出する環境検出手段と、検出された環境情報に基づいて衣類が完全に乾燥しきらない乾燥度合いを設定して乾燥運転を行う運転手段とを備えたものとする。
【0010】
機外の環境情報とは、屋外の気温、湿度、天気、風といった衣類を干すときに関係する自然条件、および干す場所、時間である。このような環境情報のうち、1つあるいは複数の情報に基づいて、干された衣類がどのくらいの時間で乾燥するかを予測して、衣類の乾燥度合いが設定される。
【0011】
特に、完全乾燥よりも低い乾燥度合いに達したとき乾燥運転を終了する控えめ乾燥モードを選択するとき、環境情報に基づいて完全乾燥時の乾燥度合いより低い乾燥度合いが設定される。
【0012】
したがって、環境情報を考慮することにより、衣類を干す環境に適した乾燥度合いを自動的に設定することができ、ユーザがマニュアルで乾燥度合いを設定する場合に比べて精度のよい設定が可能となる。さらに、衣類の重量、材質といった情報も加味して、乾燥度合いを設定してもよく、より精度の高い設定を行うことができ、多様な衣類に対応可能となる。
【0013】
環境検出手段としては、機内に搭載され、機外の温度および湿度を検出するセンサがある。これによると、直接かつリアルタイムに環境情報を検出できる。また、環境情報を検出する機能を有する機外に設置された外部機器、例えば空気調和機の屋外機を利用する場合、外部機器との間でデータを伝送する通信手段となる。これによると、既存の検出手段を利用することができる。さらに、環境情報を提供する情報機器を利用する場合、情報機器との間でネットワークを通じて通信を行う通信手段となる。この情報機器からは、特定地域における各種の環境情報を取得することができるので、衣類を干すときの時間を精度よく予測することができ、最適な乾燥率を設定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態のドラム式洗濯乾燥機を図面に基づいて説明する。図1〜4に示すように、外箱1に内装された水槽4は、上部をバネ7によって吊り下げられ、下部を防振ダンパー8によって支持されており、洗い、すすぎ、脱水時に発生する振動を吸収できる構造になっている。水槽4の前面には、衣類出し入れ用の開口部4aが形成され、内部には、衣類を収容する回転可能なドラム5が設けられている。
【0015】
ドラム5は、水平方向より少し傾いたy軸を中心に回転する。ドラム5の周壁には、洗濯水を供給あるいは排出するための小孔5aが多数形成され、内周壁にはバッフル5bが突設されている。また、ドラム5の前面開口部5cの周縁には、バランサ5dが設けられている。バランサ5dは、塩水等の比重の大きい液体を封入したものであり、ドラム5の回転時のアンバランスを防ぐ。
【0016】
水槽4の背面側には、ドラム5を回転駆動するモータ9が設けられている。モータ9は、水槽4の背面に取り付けられたケース9aに内装されており、モータ9のステータ9cがケース9aに固定され、ロータ9bがドラム軸5eに固定される。ドラム軸5eは、ケース9aに軸受け6を介して回転自在に支持される。なお、図示しないが、ドラム5の回転数を検知するために、公知の回転検知手段が設けられている。
【0017】
外箱1の正面には、衣類を出し入れするための投入口1aが形成され、投入口1aを開閉するドア3が設けられている。ドア3には、ドラム5内部を視認可能とする窓部3aが突設される。ドア3と水槽5との間にドアパッキン10が介装され、ドア3が閉じているとき、窓部3aがドアパッキン10の内周リブ10aに密着する。これにより、運転中、外箱1は密閉され、水槽4内の洗濯水が機外に漏れない構造となっている。また、ドア3の開閉を検知するためのドアスイッチ(図示せず)が設けられている。
【0018】
水槽4の上方には、水道に接続された給水パイプ12が設けられ、途中に給水弁13が介装されている。給水パイプ12は洗剤を収容する洗剤ケース14に接続され、洗剤ケース14の給水ノズル15がドアパッキン10に取り付けられる。給水弁13を開くと、洗剤ケース14を経て水槽4内に洗剤とともに給水される。
【0019】
水槽4の下部開口には、排水ダクト16aが接続され、排水ダクト16aは糸屑フィルタ17を介して排水パイプ16bに接続されている。排水パイプ16bには、排水ポンプ18が介装され、排水ポンプ18の駆動により水槽4内の洗濯水が外部に排出される。糸屑フィルタ17には、排水中の糸屑等を捕集する透水性の捕集袋17aが内装され、捕集袋17aは外箱1の前面から取り外し可能とされる。
【0020】
糸屑フィルタ17の上部に、エアートラップ22が形成され、導圧パイプ21を通じて水位センサ23が設けられている。洗濯水の水位はエアートラップ22内の圧力変化として検出され、その圧力変化が導圧パイプ21により水位センサ23に伝達される。水位センサ23では、その圧力に応じて磁性体をコイル内で移動させ、その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振周波数の変化として検出することにより、水位を検知する。
【0021】
そして、図2に示すように、水槽4の外側に循環ダクト27が設けられ、温風ユニット24が介装されている。温風ユニット24は、送風ファン25とヒータ26からなり、衣類を乾燥させるための温風を発生する。循環ダクト27は、水槽4の上部の吹出口4bと下部の排気口4cとを連通して、吹出口4bから温風をドラム5内に吹き出し、排気口4cから湿気を帯びた空気を排出する。循環ダクト27の温風ユニット24と排気口4cとの間が、湿った空気を乾燥させる凝縮部27aとされる。凝縮部27aでは、水道に接続された給水弁31によって散水され、水滴が落下する間にドラム5から排気された温風を冷却して、水分を凝縮して除去し、乾燥した空気を生成する。なお、凝縮された水分は排水ダクト16aに流れ込む。
【0022】
排気口4cの近傍には、ドラム5から排気される温風の湿度を検出する湿度センサ19が配されている。この湿度センサ19の検出結果により、乾燥運転時の乾燥率が算出される。乾燥率は、検出された湿度に基づき、公知の方法により算出される。
【0023】
外箱1の上面前側には、表示操作パネル11が設けられている。表示操作パネル11は、各種操作ボタンおよび表示装置109を有し、裏側には制御回路2が装着されている。制御回路2は、図5に示すように、マイクロコンピュータ32を有しており、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程の一連の工程を実行する洗濯運転、およびこれに引き続いて実行される乾燥運転の制御を行う。
【0024】
マイクロコンピュータ32は、CPU33、RAM34、ROM35、タイマー36、システムバス37および複数のI/Oポート38から構成される。また、マイクロコンピュータ32は、電源回路41から電源端子Vdd、Vssに定電圧を供給されることにより動作し、リセット回路42からRESET端子に信号が入力されるとリセットされる。
【0025】
CPU33は、制御部39と演算部40から構成されている。この制御部39は、ROM35に記憶されている命令を取り出すと共にそれを実行し、演算部40は、命令の実行段階で制御部39から与えられる制御信号に基づいて、各種入力機器やRAM34から入力されるデータに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算を行う。そのため、ROM35は、各種機器を動作させるための手段、各種判断のために設定された条件、各種情報を処理するためのルール等を予め記憶している。
【0026】
また、マイクロコンピュータ32は、各種操作ボタンに接続された入力キー回路43、状態検知回路44、表示装置駆動回路45、ブザー駆動回路46、負荷駆動回路47とI/Oポート38を介して接続される。なお、状態検知回路44には、水位センサ23、脱水時のアンバランス状態を検知するアンバランス検知手段100、安全スイッチ107等が接続される。そして、入力キー回路43、水位センサ23、状態検知回路44からマイクロコンピュータに信号が入力されると、この信号に基づいて演算が行われ、表示装置駆動回路45、ブザー駆動回路46、負荷駆動回路47が出力制御される。
【0027】
アンバランス検知手段100は、例えばドラム5の偏心量をドラム駆動用のモータ9の回転数のばらつきにより検知するものとされ、ホールセンサやタコジェネレータ等が用いられる。これ以外に、偏心量をドラム5を駆動しているモータ9の電流値の変化量で検知するものでもよく、カレントトランス等が用いられる。
【0028】
表示装置駆動回路45は、操作表示パネル11に設けられた表示装置109を駆動するものであり、乾燥運転時の運転モードの選択やそのときの乾燥率の選択などを行えるように制御される。ブザー駆動回路46は、キー入力完了時、運転終了時あるいは異常時に、ブザー110を鳴らしてユーザにその旨を伝えるためのものである。なお、負荷駆動回路47には、排水ポンプ18、駆動モータ9、給水弁13、31が接続され、これらをマイクロコンピュータ32からの指示に基づいて駆動する。
【0029】
次に、洗濯運転から乾燥運転までの動作について説明する。洗濯運転が開始されると、衣類の重量測定工程を開始する。重量測定工程では、衣類がドラム5の内周壁に張り付く程度の低速でドラム5を回転させ、衣類を周壁内面に張り付けた後に、低速で一定時間ドラム5を回転する。一定時間の間に、ドラム速度の変位、あるいはモータ駆動信号とモータ位置信号のずれなどに基づく公知の方法を用いて、衣類の重量測定を行う。このようにして測定された衣類の重量に基づいて、洗い時間、すすぎ時間、水流の強さ、給水量等が設定される。
【0030】
洗い工程では、ドラム5内に衣類を入れ、給水弁13を開く。水道水は、洗剤ケース14を経由し、洗剤を溶かした洗濯水となって、給水ノズル15からドラム5内に流し込まれる。洗濯水を衣類に含ませて、ドラム5を低速回転させることによって、洗いを行う。ドラム5内の衣類は、ドラム5の回転による遠心力とバッフル5bとでドラム5内の頂上付近まで持ち上げられた後、自重により落下する。これをタンブリングと言い、タンブリングを繰り返すことにより、衣類は落下時の衝撃力でたたき洗いされる。その後、洗濯水は、所定時間経過後に排水される。
【0031】
すすぎ工程では、排水後、中間脱水工程とためすすぎ工程との組み合わせを複数回行う。中間脱水工程では、衣類が周壁内面に張り付く程度の低速でドラム5を回転させながら、ドラム5の偏心荷重の大きさである偏心量を検知するアンバランス検知を行う。
【0032】
アンバランス量が判定値以下ならば、ドラム5を高速回転させ、その遠心力を利用して衣類をドラム5の周壁内面に押し付けるような形で衣類に含まれた洗濯水を排出する。このとき、水はドラム5の小孔5aから飛ばされ、水槽4の内面を伝ってその下部に導かれ、排水ポンプ18により機外に排出される。
【0033】
アンバランス量が判定値より大ならば、アンバランスと判定して、ドラム5の回転を停止し、再度中間脱水工程の先頭に戻り、アンバランス検知を行う。この動作を例えば4回繰り返してもアンバランスが解消されなければ、この中間脱水工程をスキップし、ためすすぎ工程の先頭に移行する。なお、アンバランス検知は、例えばドラム駆動用のモータ9の電流値から判定する、あるいはモータ9の回転ばらつきにより検知するといった方法による。
【0034】
ためすすぎ工程では、ドラム5内に水道水を給水して、衣類に含ませ、ドラム5を低速回転させることにより行われる。衣類はタンブリングによる衝撃力ですすがれる。すすぎの終了後、排水される。
【0035】
脱水工程では、中間脱水工程と同様の動作を行い、衣類を脱水する。ただし、アンバランス検知に関しては、例えば最大15回繰り返し、それでもアンバランスが解消されなければ、脱水動作を停止し、エラー報知をする。なお、脱水工程における脱水時間は、重量測定工程のときに測定された衣類の重量に基づいて決定される。
【0036】
衣類の脱水後、乾燥運転が行われる。図6に示すように、ヒータ26および送風ファン25を動作させ(S1)、ドラム5を低速回転させる(S2)。吹出口4bより乾燥した温風がドラム5内に送り込まれ、温風により衣類の水分が蒸発する。湿気を帯びた空気は、排気口4cから排出され、凝縮部27a内を通過して、再びヒータ26まで循環する。給水弁31が開いて(S3)、水が凝縮部27a内を落下し、高温高湿の空気との熱交換が行なわれる。ドラム5から排気された温風は冷却され、水分が凝縮されて除去される。乾燥した空気は、再度加熱されて、ドラム5内に送り込まれる。このようにして、衣類は乾燥される。
【0037】
乾燥運転中、排気口4cの近傍に配置された湿度センサ19によって、ドラム5から排気される空気の湿度が検出される。この検出された湿度に基づいて衣類の乾燥率を算出し、衣類が完全に乾燥したか判断される(S4)。すなわち、乾燥率が105%に到達したか判断される。乾燥率が105%になって、衣類が乾燥したと判断された場合、乾燥運転は終了する(S5.S6,S7)。
【0038】
ここで、上記の乾燥運転は、衣類を完全に乾燥させる通常乾燥モードである。この乾燥モード以外に、完全乾燥よりも低い乾燥率に達したとき乾燥運転を終了する控えめ乾燥モードが実行可能とされている。控えめ乾燥モードでは、衣類を完全に乾燥しきらない状態で乾燥運転が終了するので、衣類はまだ湿った状態にあり、衣類を干すときに好都合である。
【0039】
図8に示すように、操作表示パネル11上には、表示装置109および入力キー101があり、表示装置109には、ユーザに乾燥モードの選択を促すための乾燥モード選択画面が表示される。衣類を完全に乾燥させる念入り乾燥モード(通常乾燥モード)および乾燥率を抑えて乾燥させる控えめ乾燥モードの表示がなされ、それぞれのモードに対応するように入力キー101が設定される。ユーザは、所望の乾燥モードを入力キー101を用いて選択することができる。
【0040】
乾燥運転が開始されると、図7に示すように、S11において、ユーザが選択した乾燥モードを判断し、選択されたモードに応じて乾燥運転後の衣類が所望の乾燥率になるように乾燥運転を制御する。念入り乾燥モードが選択されると、乾燥率が105%に到達するまで乾燥運転を実行する(S12)。控えめ乾燥モードが選択されると、乾燥率が75%に到達するまで乾燥運転を実行する(S13)。なお、控えめ乾燥モードにおける乾燥率は、一例であって、念入り乾燥モード時の乾燥率よりも低くなるように設定されていればよい。その他は図6のフローチャートと同じである。
【0041】
上記の控えめ乾燥モードでは、乾燥率は一義的に設定されていた。そこで、ユーザの希望に応じて乾燥率を変更できるように複数の乾燥率を設定可能とする。すなわち、図10に示ように、操作表示パネル11に、衣類を完全に乾燥させる念入り乾燥モード、乾燥率を抑えて乾燥させる控えめ乾燥モード乾燥時間短めおよび控えめ乾燥モード乾燥時間長めの表示をして、ユーザに乾燥モードの選択を可能としている。ユーザは、所望の乾燥モードを入力キー101を用いて選択することができる。2つの控えめ乾燥モードでは、異なる乾燥率が設定されており、「乾燥時間短め」の乾燥率は、「乾燥時間長め」の乾燥率よりも低くされる。
【0042】
乾燥運転が開始されると、図9に示すように、S20において、ユーザが選択した乾燥モードを判断し、それに応じた運転制御を行う。念入り乾燥モードが選択された場合は、乾燥率105%に到達するまで乾燥運転を実行する(S21)。
【0043】
控えめ乾燥モードが選択された場合は、乾燥時間短めあるいは乾燥時間長めのいずれかを判断する(S22)。例えば、控えめ乾燥モード乾燥時間長めが選択されると、乾燥率を95%、控えめ乾燥モード乾燥時間短めが選択されると、乾燥率を85%に設定する。乾燥運転は、設定された乾燥率に到達するまで実行される(S23)。その他は図6のフローチャートと同じである。このようにして、乾燥運転時の衣類の乾燥度合いをユーザの希望に応じて決めることができる。衣類を干すとき、早く乾くような環境であれば、乾燥時間短めを選択すればよく、短い乾燥運転ですむ。したがって、衣類を干すことを前提した適切な乾燥運転を行える。
【0044】
なお、控えめ乾燥モードにおける各乾燥率は、一例であり、念入り乾燥モード時の乾燥率よりも低ければよい。また、乾燥率を1%刻みにユーザが設定できるようにすることも可能である。
【0045】
ところで、衣類を干すとき、天気、気温、湿度、風等の干す場所の環境が考慮される。そのため、衣類を干すことを前提した乾燥運転を行う場合、天気、気温、湿度、風等の環境情報に基づいて乾燥運転を制御するとよい。そこで、図12に示すように、機外の環境情報を検出するための環境検出手段として機外環境検出手段202を設け、検出された環境情報に基づいて乾燥率を設定し、乾燥運転を行う。
【0046】
すなわち、機外環境入力手段202は、機外の気温や湿度など環境情報を取得して、機外環境入力回路201を通じて取得した環境情報をマイクロコンピュータ32に入力する。機外環境入力回路201より得られた環境情報は、一定間隔毎にCPU33に取り込まれ、ソフトウェアで制御しやすいように加工され、RAM34に保存される。
【0047】
そして、マイクロコンピュータ32において、入力された環境情報より衣類を干したときの乾きやすさ,例えば乾燥時間である乾燥レベルを予測して、控えめ乾燥モード時の乾燥率を設定する。乾きやすい場合には、乾燥率を低く設定し、乾きにくい場合には、乾燥率を高く設定する。このときの設定の基準は、干された衣類がある時間までに、例えば日中に確実に乾くようにするとともに、乾燥時間をできる限り短くできるような乾燥率が設定される。
【0048】
環境情報として、気温や湿度は一例であって、干した衣類の乾燥時間に影響する情報であれば、現在の天気および数時間後の予想天気、気圧、風速、風向き、洗濯乾燥機の設置地域、衣類の干す場所といったどのような情報であってもよい。
【0049】
乾燥運転が開始されると、図11に示すように、S30において、ユーザが設定した乾燥モードを判断する。控えめ乾燥モードが選択されているとき、RAM34に格納された環境情報を用いて、控えめ乾燥モードでの最適乾燥率を決定する(S32)。乾燥運転は、設定された乾燥率に到達するまで実行される(S33)。その他は図6のフローチャートと同じである。このように、控えめ乾燥モードでは、機外の環境によって乾燥率が自動的に設定され、乾燥運転が制御される。
【0050】
また、控えめ乾燥モード乾燥時間短めおよび控えめ乾燥モード乾燥時間長めの各乾燥モードにおいて、予め標準的な乾燥率を設定しておき、検出された環境情報に基づいて乾燥率を適宜変更するようにしてもよい。このように衣類を干す環境に合わせて乾燥率を変更可能とすることにより、効率的な乾燥運転を実現できる。
【0051】
機外環境入力手段202として、図13に示すように、機外の気温を検出するための気温センサ204および湿度を検出するための湿度センサ205とする。各センサ204、205は、機外の空気に触れるように外箱1に取り付けられる。各センサ204、205からの出力されたアナログ信号は、環境センサ入力回路203を通じてマイクロコンピュータ32に入力される。環境センサ入力回路203より入力されたアナログデータは、一定間隔毎にCPU33に取り込まれ、ソフトウェアで制御しやすいように加工され、RAM34に保存される。そして、図11に示したように、検出された気温および湿度から乾燥レベルを予測し、乾燥率が設定され、この乾燥率に基づいて乾燥運転が行われる。これによって、リアルタイムに機外の環境情報を検出でき、衣類を干す環境に適した無駄のない乾燥運転を行える。
【0052】
他の機外環境入力手段202として、図14に示すように、屋外に設置された屋外機器(外部機器)208を利用して、屋外機器208から環境情報を取得する。屋外機器208は、温度センサ、湿度センサ気圧計、風速計等の環境情報を検出する計測器を備えた機器であり、例えば空気調和機の屋外機、あるいは上記の各計測器を内蔵した気象観測装置とされる。また、屋外機器208として、気象衛星あるいは気象観測用ゾンデを利用して、これらからの信号を受信して気象情報を取得してもよい。屋外機器208は、通信回路206にケーブル、電力線等の有線の通信ライン207によって接続され、通信回路206との間でデータの伝送が行われる。なお、通信ライン207は、有線に限らず無線であってもよい。
【0053】
通信回路206は、屋外機器208から通信ライン207を介して送信されたデータをマイクロコンピュータ32に入力する。屋外機器208で検出された環境情報は、一定間隔毎にCPU33に取り込まれ、ソフトウェアで制御しやすいように加工されRAM34に保存される。この環境情報に基づいて、上記と同じように乾燥率が設定され、乾燥運転の制御が行われる。このように他と環境情報検出用の機器を共用化でき、機内に環境情報検出用の機器を別途設ける必要がなくなり、コストアップとならない。
【0054】
また、他の機外環境入力手段202として、図15に示すように、環境情報を提供する情報機器を利用して、ネットワークを通じて環境情報を取得する。情報機器は、インターネット網211に接続されたサーバであり、各地の天気、温度、湿度、風等の環境情報の提供サービスを行う。制御回路2は、インターネット網211を介して情報のやり取りを行うためのソフトウェアおよびハードウェアであるインターネットドライバ209と、インターネット網211に接続するためのネットワークインターフェース210とを備えており、情報機器との間で通信を行う。ネットワークインターフェース210とインターネット網211とは、電話回線、電力線、専用線、無線等の通信媒体によって接続される。なお、情報機器から電子メールを利用して、環境情報を取得するようにしてもよい。
【0055】
マイクロコンピュータ32は、情報機器から本洗濯乾燥機の設置地域の天気、温度、湿度などの環境情報を取得する。取得した環境情報は、一定間隔毎にCPU33に取り込まれ、ソフトウェアで制御しやすいように加工され、RAM34に保存される。この環境情報に基づいて、上記と同じように乾燥率が設定され、乾燥運転の制御が行われる。これによって、設置地域の天気予報や降水確率の情報を取得できるので、乾燥レベルをより高い精度で決定できる。したがって、衣類を干す環境に適した乾燥運転の乾燥率を設定でき、衣類を十分にかつ早く乾かすことができ、しかも乾燥時間も短縮できる。
【0056】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。上記実施形態では、洗濯乾燥機であったが、洗濯機とは別になった乾燥運転のみを行う乾燥機に適用してもよい。また、ドラムは、横置きに限らず縦置きとしてもよい。
【0057】
乾燥率を検出する手段として、湿度センサを用いる代わりに、ドラム内に一対の電極を取り付けて、電極間の抵抗値の変化から乾燥率を検出する手段、発光素子および受光素子を用い、衣類からの反射光量により乾燥率を検出する手段、ドラムの吹出口および排気口に温度センサを設け、出入口での温度差から乾燥率を検出する手段のいずれかを採用してもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、乾燥運転終了後に衣類を干すことを前提にして、衣類の乾燥率を抑えるような乾燥運転を行うことにより、完全に乾燥させる必要がなくなるので、乾燥運転の時間を短くすることができ、消費電力を低減することができる。
【0059】
そして、衣類は完全に乾いていない状態にあるので、乾燥による衣類の縮みを抑えることができ、しかも衣類を干す際にしわを伸ばしながら干すことができ、衣類にやさしい乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のドラム式洗濯乾燥機の概略断面図
【図2】同じく他の概略断面図
【図3】水槽の懸架状態を示す正面図
【図4】ドラム式洗濯乾燥機の斜視図
【図5】ドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図
【図6】乾燥運転のフローチャート
【図7】控えめ乾燥モード選択時の乾燥運転のフローチャート
【図8】乾燥モード選択時の表示画面を示す図
【図9】他の控えめ乾燥モード選択時の乾燥運転のフローチャート
【図10】他の乾燥モード選択時の表示画面を示す図
【図11】他の控えめ乾燥モード選択時の乾燥運転のフローチャート
【図12】環境検出手段を有するドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図
【図13】環境検出手段を有するドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図
【図14】環境検出手段を有するドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図
【図15】環境検出手段を有するドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図
【符号の説明】
2  制御回路
4  水槽
5  ドラム
9  モータ
11  操作表示パネル
24  温風ユニット
25  送風ファン
26  ヒータ
27  循環ダクト
27a  凝縮部
31  給水弁
202  機外環境入力手段
204  気温センサ
205  湿度センサ
206  通信回路
208  屋外機器
209  インターネットドライバ
210  ネットワークインターフェース
211  インターネット網

Claims (8)

  1. ドラム内に収容された衣類を乾燥する衣類乾燥機であって、衣類を完全乾燥させる通常乾燥モードと、完全乾燥よりも低い乾燥度合いに達したとき乾燥運転を終了する控えめ乾燥モードとが選択可能とされたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 控えめ乾燥モードにおける衣類の乾燥度合いを設定する設定手段と、設定された乾燥度合いに応じた乾燥運転を行う運転手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. ドラム内に収容された衣類を乾燥する衣類乾燥機であって、機外の環境情報を検出する環境検出手段と、検出された環境情報に基づいて衣類が完全に乾燥しきらない乾燥度合いを設定して乾燥運転を行う運転手段とを備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 完全乾燥よりも低い乾燥度合いに達したとき乾燥運転を終了する控えめ乾燥モードを選択可能な選択手段を備え、前記控えめ乾燥モードが選択されたとき、運転手段は、環境情報に基づいて完全乾燥時の乾燥度合いよりも低い乾燥度合いを設定することを特徴とする請求項3記載の衣類乾燥機。
  5. 環境検出手段は、機内に搭載され、機外の温度および湿度を検出するセンサとされたことを特徴とする請求項3または4記載の衣類乾燥機。
  6. 環境検出手段は、環境情報を検出する機能を有する機外に設置された外部機器を利用して、該外部機器と運転手段との間でデータを伝送する通信手段とされたことを特徴とする請求項3または4記載の衣類乾燥機。
  7. 外部機器として、空気調和機の屋外機を利用したことを特徴とする請求項6記載の衣類乾燥機。
  8. 環境検出手段は、環境情報を提供する情報機器を利用して、該情報機器との間でネットワークを通じて通信を行う通信手段とされたことを特徴とする請求項3または4記載の衣類乾燥機。
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