JP2004007920A - 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置 - Google Patents

高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004007920A
JP2004007920A JP2002160510A JP2002160510A JP2004007920A JP 2004007920 A JP2004007920 A JP 2004007920A JP 2002160510 A JP2002160510 A JP 2002160510A JP 2002160510 A JP2002160510 A JP 2002160510A JP 2004007920 A JP2004007920 A JP 2004007920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
plug
lever
voltage battery
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002160510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3850756B2 (ja
Inventor
Hisashi Tanaka
田中 寿
Ryusuke Abe
阿部 龍介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002160510A priority Critical patent/JP3850756B2/ja
Publication of JP2004007920A publication Critical patent/JP2004007920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3850756B2 publication Critical patent/JP3850756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】非常時にソケットからプラグを抜去する際の放電による引火を確実に防止することのできる高圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置を提供する。
【解決手段】互いに直列接続されたバッテリ単体11を有して構成したバッテリ回路12の中途に、プラグ32が装着された際に閉成するとともにプラグ32が離脱された際に開成するソケット31を介挿してバッテリ回路12を構成する。プラグ32内に、火炎伝播防止のための不燃ガスを発生するインフレータ45を設け、制御装置20でガス導入条件が成立したと判定された際に、インフレータ45がソケット31内に不燃ガスを導入するよう構成する。ソケット31内に不燃ガスが導入されることで、たとえ、ソケット31からプラグ32を抜去する際に放電による火花が発生したとしても、これによる引火を確実に防止することができる。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリ回路中に電気的に介挿されるソケットと、ソケットに装脱されてバッテリ回路を電気的に閉開するプラグとを備えた高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ハイブリッド車や電気自動車等の走行用モータ駆動用の高電圧バッテリは、複数の小型バッテリ単体を有し、これらがバッテリボックス内で直列に連結されて要部が構成されている。また、この種の高電圧バッテリでは、点検作業時や整備作業時の安全性確保等を目的として、例えば特開平7−212918号公報に開示されているように、高電圧バッテリ回路を機械的に切断するための安全プラグ装置が設けられている。
【0003】
安全プラグ装置は、バッテリ回路中に介挿されるソケットと、このソケットに装脱されるプラグとを有して構成され、ソケットは、プラグが装着された際に閉成され、プラグが離脱された際に開成されてバッテリ回路を死線状態とする。なお、このようなプラグのソケットへの装脱作業は、通常、バッテリ側とモータ側との通電をON−OFFするリレースイッチがOFFされた状態で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の高電圧バッテリを搭載した車両が事故に陥った際等の非常時には、バッテリ回路を確実に死線状態とするため、救出作業等に先立ち、ソケットからプラグが抜去される。
【0005】
しかしながら、事故発生時においては、その衝撃等によってリレースイッチがOFFされない場合があり、バッテリ側から走行用モータ側への通電が継続されたままの状態でプラグの抜去作業が行われると、ソケットとプラグとの間で放電が発生する虞がある。
【0006】
従って、ハイブリッド車や電気自動車等の高電圧バッテリ搭載車両においては、プラグ抜去時の放電による火花が、バッテリ単体や燃料タンクから漏洩された可燃ガス等に引火することを防止するための十分な対策を講じる必要がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、非常時にソケットからプラグを抜去する際の放電による引火を確実に防止することのできる高圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、互いに直列接続された複数のバッテリ単体を有するバッテリ回路の中途に電気的に介挿される一対の接触子を備えたソケットと、上記接触子にそれぞれ対応した一対の端子を有し、上記ソケットへの装着時に上記各端子が上記各接触子に電気的に接続して上記ソケットを閉成するとともに、上記ソケットからの離脱時に上記各端子が上記各接触子から乖離して上記ソケットを開成するプラグとを備えた高圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置において、上記ソケット内に導入する火炎伝播防止のためのガスを発生するガス発生手段と、予め設定したおいた上記ソケット内へのガス導入条件の成否を判定するガス導入条件判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項1記載の発明において、上記ソケット内に上記各接触子を個別に収容する一対の接触子収容室を形成するとともに、上記ソケットからの上記プラグの離脱時における上記各端子の上記各接触子からの乖離タイミングを異ならせ、上記乖離タイミングの早い一方の上記接触子を収容する側の上記接触子収容室内に上記ガス発生手段との連通路を設けたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項2記載の発明において、上記各端子の長さを異ならせて上記乖離タイミングを異ならせたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項4記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項2記載の発明において、上記各接触子の先端位置を異ならせて上記乖離タイミングを異ならせたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項5記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項2記載の発明において、他方の上記接触子収容室内に、当該接触子収容室に収容される上記接触子よりも上記プラグ側で他方の上記端子に接触可能なサブ接触子を設けたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項6記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項2乃至請求項5の何れか一つに記載の発明において、上記ガス発生手段を上記プラグ内に配設し、上記連通路を一方の上記端子内に設けたことを特徴とする。
【0014】
また、請求項7記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の発明において、上記プラグが上記ソケットに装着されるまでの間の上記ガス発生手段の作動を防止する誤作動防止手段を有することを特徴とする。
【0015】
また、請求項8記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載の発明において、上記プラグは、上記ソケットへの装脱用のレバーを有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項9記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項8記載の発明において、上記レバーを上記ソケットに対して倒立方向に回動自在に構成するとともに、上記プラグと上記ソケットの間に上記レバーの倒立に従って動作するカム・カムフォロア機構部を設け、上記カム・カムフォロア機構部は、上記レバーが倒伏された際に上記プラグを上記ソケットへの装着完了置まで移動させる一方、上記レバーが起立された際に上記プラグを上記ソケットから離間させる方向に移動させることを特徴とする。
【0017】
また、請求項10記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項9記載の発明において、上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、上記レバーの起立状態を検出した際に、上記バッテリ回路を開成する回路遮断を備えたことを特徴とする。
【0018】
また、請求項11記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項1乃至請求項10の何れか一つに記載の発明において、車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段を有し、上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることを特徴とする。
【0019】
また、請求項12記載の発明による高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置は、請求項9記載の発明において、車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段と、上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、上記レバーの起立状態が上記レバー状態検出手段で検出され、且つ、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることを特徴とする。
【0020】
すなわち、請求項1記載の発明は、ガス導入条件判定手段によって、予め設定したおいたソケット内へのガス導入条件が成立したと判定された際に、ガス発生手段によって、火炎伝播防止のためのガスを発生し上記ソケット内に導入する。これにより、プラグの上記ソケットからの離脱時にたとえ放電による火花が発生したとしても、この火花が引火することが確実に防止される。
【0021】
この場合、請求項2記載の発明のように、上記ソケット内に上記各接触子を個別に収容する一対の接触子収容室を形成するとともに、上記ソケットからの上記プラグの離脱時における上記各端子の上記各接触子からの乖離タイミングを異ならせ、上記乖離タイミングの早い一方の上記接触子を収容する側の上記接触子収容室内に上記ガス発生手段との連通路を設けることが望ましい。
【0022】
その際、請求項3記載の発明ように、上記各端子の長さを異ならせて上記乖離タイミングを異ならせることができる。また、請求項4記載の発明のように、上記各接触子の先端位置を異ならせて上記乖離タイミングを異ならることができる。また、請求項5記載の発明のように、他方の上記接触子収容室内に、当該接触子収容室に収容される上記接触子よりも上記プラグ側で他方の上記端子に接触可能なサブ接触子を設けることで上記乖離タイミングを異ならせることができる。
【0023】
また、請求項6記載の発明のように、上記ガス発生手段を上記プラグ内に配設し、上記連通路を一方の上記端子内に設けることが望ましい。
【0024】
また、請求項7記載の発明のように、上記プラグが上記ソケットに装着されるまでの間の上記ガス発生手段の作動を防止する誤作動防止手段を備えることにより、上記プラグ装着前の誤作動が防止できる。
【0025】
また、請求項8記載の発明のように、上記プラグに上記ソケットへの装脱用のレバーを設けることにより、上記プラグの装脱作業性が向上する。
【0026】
また、請求項9記載の発明のように、上記レバーを上記ソケットに対して倒立方向に回動自在に構成するとともに、上記プラグと上記ソケットの間に上記レバーの倒立に従って動作するカム・カムフォロア機構部を設け、上記カム・カムフォロア機構部は、上記レバーが倒伏された際に上記プラグを上記ソケットへの装着完了置まで移動させる一方、上記レバーが起立された際に上記プラグを上記ソケットから離間させる方向に移動させることにより、上記プラグの装脱作業性がより向上する。
【0027】
また、請求項10記載の発明のように、上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、上記レバーの起立状態を検出した際に、上記バッテリ回路を開成する回路遮断を備えたことにより、上記プラグを離脱する際の放電の可能性を低減できる。
【0028】
また、請求項11記載の発明のように、車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段を有し、上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることが望ましい。
【0029】
また、請求項12記載の発明のように、車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段と、上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、上記レバーの起立状態が上記レバー状態検出手段で検出され、且つ、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることが望ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はモータ駆動回路を示す概略構成図、図2は安全プラグ装置の断面図、図3はコネクタ部の拡大断面図、図4は安全プラグ装置の概略を示す斜視図、図5はプラグ装脱時の動作説明図、図6は他の安全プラグ装置の断面図、図7は他の安全プラグ装置の断面図である。
【0031】
図1において符号1は、ハイブリッド車や電気自動車に搭載される走行用モータを示す。走行用モータ1は、三相交流モータで構成され、インバータ回路2を介して、メインバッテリ3に接続されている。
【0032】
インバータ回路2は、メインバッテリ3からの直流電力を三相交流電力に変換するための複数のスイッチング素子と、メインバッテリ3から各スイッチング素子等に直流電圧を安定供給するためのコンデンサ等(何れも図示せず)を備えた周知の回路で構成されている。
【0033】
メインバッテリ3は、バッテリボックス10と、このバッテリボックス10内に配列された複数の小型バッテリ単体11を有して構成され、各小型バッテリ単体11は、互いに直列接続されることで例えば288Vの高電圧なバッテリ回路12を構成する。
【0034】
また、バッテリボックス10内には、メインリレーユニット15と回路遮断手段としての回路遮断リレー19とが配設され、これらを介して、バッテリ回路12がインバータ回路2に接続されている。
【0035】
メインリレーユニット15は、メインリレー16と、このメインリレー16に抵抗18を介して並列に接続されたコンデンサ充電用リレー17とを有して構成されている。これら各リレー16,17は図示しない車両制御装置によってそのON−OFF動作が制御されるもので、メインリレーユニット15では、メインリレー16がONされてバッテリ回路12とインバータ回路2とが通電される際の所定時間前に、コンデンサ充電用リレー17がONされることにより、インバータ回路2内のコンデンサが急充電されることを防止するようになっている。
【0036】
また、回路遮断リレー19は、後述の制御装置20によってON−OFF制御される常閉のリレーで構成され、後述する安全プラグ装置30によるバッテリ回路12の切断作業等に連動してOFFされるようになっている。
【0037】
安全プラグ装置30は、バッテリ回路12に電気的に介挿されたソケット31と、ソケット31に装脱されて回路を電気的に閉開するプラグ32とを有して構成されている。
【0038】
本実施の形態において、ソケット31は、バッテリ回路12の中途を電気的に1:1(すなわち、144V:144V)に分断する位置に介挿されるもので、図2に示すように、バッテリボックス10に一体形成されたソケットケース33を有して構成されている。
【0039】
ソケットケース33の内部は一対の接触子収容室34に区画形成され、各接触子収容室34内には、分断された各バッテリ回路12にそれぞれ電気的に接続された接触子35が収容されている。また、各接触子収容室34には開口部36が開口されており、各接触子35が、各開口部36を通じて外部に露呈されている。
【0040】
ここで、一対の接触子収容室34のうちの一方にはガス抜き孔37が形成され、このガス抜き孔37は、一方の接触子収容室34の内圧が所定圧となった場合に開成する常閉の弁体38で閉塞されている。
【0041】
プラグ32は、ソケット31への装着時に各開口部36からそれぞれ挿入されて各接触子35に電気的に接続可能な一対の端子40を有して構成されている。これら各端子40は、プラグ本体41に固設支持され、さらに、プラグ本体41の内部において、導電片42を介して互いに電気的に接続されている。これにより、プラグ32は、ソケット31への装着時に、ソケット31を閉成する。
【0042】
ここで、図示のように、一方の端子40は他方の端子40よりも短尺に形成されている。従って、プラグ32をソケット31から抜去して離脱させる際には、一方の端子40と接触子35との乖離が、他方の端子40と接触子35との乖離よりも先に行われるようになっている。これにより、メインリレーユニット15及び回路遮断リレー19がON状態であるバッテリ回路12の活線時に、万一、プラグ32が抜去されたとしても、放電による火花が、一方の端子40と接触子35との間でしか発生し得ないように設定されている。換言すれば、端子40の長さを異ならせて乖離タイミングを異ならせることにより、万一の場合に発生する火花が、常に、一方の接触子収容室34側のみで発生するよう規定されている。
【0043】
また、プラグ本体41の内部には窒素ガス等の火炎伝播防止のための不燃ガスを発生させるガス発生手段としてのインフレータ45が設けられ、インフレータ45は、プラグ32がソケット31に装着された際に、プラグ本体に設けられた連通路46及びソケット31の開口部36を介して、一方の接触子収容室34内に連通されるようになっている。なお、図2に破線で示すように、一方の端子40内に連通路47を設け、この連通路47を介してインフレータ45と一方の接触子収容室34内とを連通することで構造の簡素化を図ってもよい。
【0044】
インフレータ45は制御装置20によって作動制御されるもので、制御装置20からの作動信号は、プラグ32のソケット31への装着に連動して連結状態となるコネクタ50を介してインフレータ45に伝達されるようになっている。
【0045】
具体的に説明すると、図3に示すように、コネクタ50は、ソケット31に一体的に設けられた雌コネクタ部51と、プラグ32に一体的に設けられた雄コネクタ部52とを有して構成されている。
【0046】
雌コネクタ部51の内部には一対の接触子53が区画壁55を隔てて配設され、これら各接触子53は、ソケットケース33及びバッテリボックス10の内部に配線された一対のハーネス54を介して制御装置20にそれぞれ接続されている。
【0047】
一方、雄コネクタ部52の内部には、各接触子53に対応する一対のコネクタピン56が配設され、これら各コネクタピン56は、プラグ本体41の内部に配線された一対のハーネス57を介してインフレータ45に接続されている。
【0048】
ここで、各コネクタピン56には、コネクタ50の非接続時に互いに接触されてコネクタピン56間を短絡(図3(a)参照)することでインフレータ45の誤作動を防止する誤作動防止手段としての短絡ピン58がそれぞれ設けられている。この場合、図3(b)に示すように、短絡ピン58によるコネクタピン56間の短絡は、コネクタ50の接続時には区画壁55によって解放されるようになっている。
【0049】
また、図2,4,5に示すように、プラグ本体41の両端には軸部60が突設され、各軸部60には、自由端が連結部材61を介して互いに連結されたレバー62の固定端がそれぞれ回動自在に軸支されている。
【0050】
各レバー62の固定端には、ソケット31側に設けられたピン状のカムフォロア65に係合可能なカム溝63が設けられている。各カム溝63は、図5に示すように、レバー62が起立状態にあるときカムフォロア65と係脱可能となっており、さらに、レバー62が起立状態から倒伏状態に回動されるにつれてカムフォロア65を軸部60側に導く形状に設定されている。そして、このカム溝63とカムフォロア65との作用により、プラグ32は、レバー62が倒伏された際にソケット31への装着完了位置までガイドされ(図5(a)参照)、レバー62が起立された際にソケット31から所定間隔離間される位置までガイドされるようになっている(図5(b)参照)。
【0051】
また、ソケット31には、プラグ32の装着時に、連結部材61を掛止してレバー62を倒伏状態に保持するためのストッパ67が設けられているとともに、レバー62の倒伏時に連結部材61に押圧されてONするレバー状態検出手段としてのレバースイッチ68が設けられている。
【0052】
図1に示すように、制御装置20には、レバースイッチ68からの信号に加え、衝撃検出手段としての加速度センサ69、及び、車速センサ70等からの各種信号が入力され、さらに、バッテリ回路12の電圧をモニタするようになっている。
【0053】
そして、通常、制御装置20は、レバースイッチ68からの信号に応じて回路遮断リレー19のON−OFFを制御する。すなわち、プラグ32をソケット31に装着し、レバー62を倒伏させてレバースイッチ68をON状態とすると、制御装置20は回路遮断リレー19をON状態とする。一方で、プラグ32をソケット31から離脱すべく、レバー62を起立させてレバースイッチ68がOFF状態となると、制御装置20は、回路遮断リレー19をOFF状態とし、バッテリ回路12を死線状態とする。
【0054】
また、制御装置20は、予め設定しておいた以上の衝撃値(例えば、エアバッグ等が作動するような衝撃値)が加速度センサ69から入力されるような車両事故等の非常事態において、車速センサ70により車両の停止が検出され、且つ、バッテリ回路12が通電状態の状況で、レバースイッチ68がOFF状態となった場合は、ガス導入条件が成立したと判定し、プラグ32内のインフレータ45を作動させ、窒素ガス等の不燃ガスを一方の接触子収容室34内に導入する。すなわち、制御装置9は、ガス導入条件判定手段としての機能を備えて構成されている。
【0055】
次に、上記構成の作用について説明する。
【0056】
先ず、通常時の整備・点検等におけるプラグ32の脱着について説明する。この場合、作業者は、ストッパ67を横に変形させながら倒伏状態(図5(a)参照)のレバー62を起立(図5(b)参照)させる。
【0057】
これにより、連結部材61によりON状態となっていたレバースイッチ68がOFF状態となり、この信号により、制御装置20は、バッテリボックス10内の回路遮断リレー19をOFF状態とさせる。なお、このような通常時の整備・点検等では、加速度センサ69から入力される衝撃値が所定値を上回ることがないので、ガス導入判定条件が不成立の状態であり、制御装置20がインフレータ45を作動させることはない。
【0058】
また、レバー62を回動し、起立させていくと、レバー62に形成されたカム溝63の形状に従ってプラグ32自身がソケット31から離間する方向に移動される。
【0059】
こうして、レバー62が確実に起立された後は、このレバー62を利用してプラグ32をソケット31から抜去し、ソケット31を開成することでバッテリ回路12を死線状態とする。
【0060】
なお、整備・点検が終了し、プラグ32をソケット31に装着するには、上述の手順と逆の作業を行う。
【0061】
これにより、連結部材61によりON状態となっていたレバースイッチ68がOFF状態となり、この信号により、制御装置20は、バッテリボックス10内の回路遮断リレー19をOFF状態とさせる。この回路遮断リレー19のOFF状態によりバッテリ回路12の通電が遮断されれば、プラグ32は、上述のごとく、そのままソケット31から抜去されるが、何らかの異常によりバッテリ回路12が通電状態を保った状況においては、制御装置20は、ガス導入判定条件が成立したと判定し、インフレータ45を作動させて一方の接触子収容室34内に不燃ガスを導入する。そして、不燃ガス導入によって一方の接触子収容室34の内圧が上昇され、弁体38が開成されてガス抜き孔37から空気が排出されることにより、接触子収容室34内は不燃ガス雰囲気に置換される。これにより、万一、一方の端子40と接触子35との間で放電による火花が発生したとしても、この火花がバッテリ単体11や燃料タンク等から漏洩された可燃ガス等に引火することを防止することが防止される。
【0062】
このように本実施の形態によれば、非常時にガス導入条件が成立した際には、火炎伝播防止のための不燃ガスをソケット31内に導入する構成としたので、たとえ、プラグ32の抜去時に放電による火花が発生したとしても、その火花による引火を確実に防止することができる。
【0063】
その際、火花の発生を一方の接触子収容室34に限定する構成とし、この一方の接触子収容室34内にのみ不燃ガスを導入する構成とすることにより、インフレータ45を小型化することができる。また、一方の端子40内に不燃ガス導入のための連通路を設ければ、火花発生源の近傍に確実に不燃ガスを導くことができる。
【0064】
また、プラグ32は、レバー62を有するため、ソケット31への着脱作業を容易に行うことができ、作業性に優れている。そして、このレバー62を回動式としたことで、レバー62が突出してスペース的に邪魔となるようなことがない。また、このレバー62の回動動作を利用することで、レバースイッチ68によるプラグ32自信の着脱を推定することができる。さらに、このレバー62の回動動作で、カム溝・カムフォロア機構によりプラグ32自身の移動が可能であり、大きな力を必要とすることなくプラグ32の着脱作業を容易に行うことができる。
【0065】
なお、本実施の形態において、一方の端子40と接触子35との乖離を、他方の端子40と接触子35との乖離よりも先に行わせるための構成は、例えば、図6に示すように、他方の接触子35の先端位置を一方の接触子35の先端位置よりもプラグ32側に設定して実現してもよく、また、図7に示すように、他方の接触子収容室34内に接触子35よりもプラグ32側で他方の端子40に接触可能なサブ端子75を設けてこれを他方の接触子34に接続して実現するものであってもよい。
【0066】
また、インフレータ45で多量の不燃ガスを発生させることが可能である場合には、ソケットケース33内を一対の接触子収容室34に区画しない構成とすることも可能である。
【0067】
次に、図8は本発明の第4の実施の形態に係わり、図8はモータ駆動回路を示す概略構成図である。なお、本実施の形態においては、バッテリ回路12を複数箇所で分断する構成とした点が、上述の第1の実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符号を付して説明を省略する。
【0068】
図8に示すように、バッテリ回路12には、当該バッテリ回路12の中途を電気的に1:1:1:1(すなわち、72V:72V:72V:72V)に4等分する位置にそれぞれソケット31が介挿されている。
【0069】
また、各ソケット31に装脱されるプラグ32は互いに連結されて、一体のプラグユニット80が構成されている。
【0070】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用・効果に加え、各ソケット31間の電圧を低くすることができるので、ソケット32抜去時の放電発生の可能性自体を低くすることができ、より効果的に引火を防止することができるという効果を奏する。
【0071】
なお、上述の各実施の形態においては、加速度センサ69等からの信号に基づき、制御装置20によってガス導入条件の成否の判定を行うように構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、加速度センサ69をインフレータ45に直接接続し、加速度センサ69が所定値以上の衝撃値を検出した際にインフレータ45に作動信号を出力するよう構成してもよい。すなわち、加速度センサ69自身にガス導入条件判定手段としての機構を持たせてもよい。このような構成とすることで、衝突時等の非常時には、制御装置20が衝撃等によって破損された場合にも、確実にソケット31内に不燃ガスを導入することができる。
【0072】
また、上述の各実施の形態においては、インフレータ45をプラグ32内に配設した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ソケット31内やバッテリボックス10内に配設してもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、非常時にソケットからプラグを抜去する際の放電による引火を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わり、モータ駆動回路を示す概略構成図
【図2】同上、安全プラグ装置の断面図
【図3】同上、コネクタ部の拡大断面図
【図4】同上、安全プラグ装置の概略を示す斜視図
【図5】同上、プラグ装脱時の動作説明図
【図6】同上、他の安全プラグ装置の断面図
【図7】同上、他の安全プラグ装置の断面図
【図8】本発明の第4の実施の形態に係わり、モータ駆動回路を示す概略構成図
【符号の説明】
11 バッテリ単体
12 バッテリ回路
19 回路遮断リレー(回路遮断手段)
20 制御装置(ガス導入条件判定手段)
30 安全プラグ装置
31 ソケット
32 プラグ
34 接触子収容室
35 接触子
40 端子
45 インフレータ(ガス発生手段、ガス導入条件判定手段)
46 連通路
47 連通路
58 短絡ピン(誤作動防止手段)
62 レバー
63 カム溝
65 カムフォロア
68 レバースイッチ(レバー状態検出手段)
69 加速度センサ(衝撃検出手段、ガス導入条件判定手段)
75 サブ端子

Claims (12)

  1. 互いに直列接続された複数のバッテリ単体を有するバッテリ回路の中途に電気的に介挿される一対の接触子を備えたソケットと、
    上記接触子にそれぞれ対応した一対の端子を有し、上記ソケットへの装着時に上記各端子が上記各接触子に電気的に接続して上記ソケットを閉成するとともに、上記ソケットからの離脱時に上記各端子が上記各接触子から乖離して上記ソケットを開成するプラグとを備えた高圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置において、
    上記ソケット内に導入する火炎伝播防止のためのガスを発生するガス発生手段と、
    予め設定したおいた上記ソケット内へのガス導入条件の成否を判定するガス導入条件判定手段とを備えたことを特徴とする高圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  2. 上記ソケット内に上記各接触子を個別に収容する一対の接触子収容室を形成するとともに、
    上記ソケットからの上記プラグの離脱時における上記各端子の上記各接触子からの乖離タイミングを異ならせ、
    上記乖離タイミングの早い一方の上記接触子を収容する側の上記接触子収容室内に上記ガス発生手段との連通路を設けたことを特徴とする請求項1記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  3. 上記各端子の長さを異ならせて上記乖離タイミングを異ならせたことを特徴とする請求項2記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  4. 上記各接触子の先端位置を異ならせて上記乖離タイミングを異ならせたことを特徴とする請求項2記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  5. 他方の上記接触子収容室内に、当該接触子収容室に収容される上記接触子よりも上記プラグ側で他方の上記端子に接触可能なサブ接触子を設けたことを特徴とする請求項2記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  6. 上記ガス発生手段を上記プラグ内に配設し、
    上記連通路を一方の上記端子内に設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一つに記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  7. 上記プラグが上記ソケットに装着されるまでの間の上記ガス発生手段の作動を防止する誤作動防止手段を有すること特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  8. 上記プラグは、上記ソケットへの装脱用のレバーを有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  9. 上記レバーを上記ソケットに対して倒立方向に回動自在に構成するとともに、上記プラグと上記ソケットの間に上記レバーの倒立に従って動作するカム・カムフォロア機構部を設け、
    上記カム・カムフォロア機構部は、上記レバーが倒伏された際に上記プラグを上記ソケットへの装着完了置まで移動させる一方、
    上記レバーが起立された際に上記プラグを上記ソケットから離間させる方向に移動させることを特徴とする請求項8記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  10. 上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、
    上記レバーの起立状態を検出した際に、上記バッテリ回路を開成する回路遮断を備えたことを特徴とする請求項9に記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  11. 車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段を有し、
    上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一に記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
  12. 車両に対する衝撃を検出する衝撃検出手段と、
    上記レバーの倒立状態を検出するレバー状態検出手段を有し、
    上記ガス導入条件判定手段は、少なくとも、上記レバーの起立状態が上記レバー状態検出手段で検出され、且つ、予め設定した所定値以上の衝撃が上記衝撃検出手段で検出されたことをガス導入条件成立の要件とすることを特徴とする請求項9に記載の高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置。
JP2002160510A 2002-05-31 2002-05-31 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置 Expired - Fee Related JP3850756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002160510A JP3850756B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002160510A JP3850756B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004007920A true JP2004007920A (ja) 2004-01-08
JP3850756B2 JP3850756B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=30429893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002160510A Expired - Fee Related JP3850756B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3850756B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060820A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Hitachi Ltd 電気車の電力供給装置
JP2008542175A (ja) * 2005-06-02 2008-11-27 ルアグ アモテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パイロ技術的な作用物質
JP2009110855A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Yazaki Corp 電源装置
DE112008000141T5 (de) 2007-03-08 2009-11-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Batterieeinheit
JP2010515406A (ja) * 2006-12-22 2010-05-06 ボルボ テクノロジー コーポレイション 電気エネルギ用エネルギ貯蔵システムを放電させる方法および装置
JP2012085416A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Toyota Motor Corp 電源遮断装置
JP2012134090A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及びこれを備える車両
JP5624678B2 (ja) * 2011-08-26 2014-11-12 本田技研工業株式会社 充放電装置
US9004935B2 (en) 2012-12-07 2015-04-14 Hyundai Motor Company Safety plug device for high-voltage battery
JP2016058173A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 三菱自動車工業株式会社 インターロックスイッチ回路故障診断装置
DE102016206846A1 (de) 2016-04-22 2017-10-26 Audi Ag Verbindungseinrichtung, Hochvoltbatterie und Kraftfahrzeug
JP2018058529A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 矢崎総業株式会社 電流遮断構造及びそれを備えた電気接続箱
CN111354883A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 上海展枭新能源科技有限公司 一种储能单元

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107799999A (zh) * 2016-03-30 2018-03-13 宁波高新区夏远科技有限公司 一种防电火花的插线板

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542175A (ja) * 2005-06-02 2008-11-27 ルアグ アモテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パイロ技術的な作用物質
US10968147B2 (en) 2005-06-02 2021-04-06 Ruag Ammotec Gmbh Pyrotechnic agent
JP2007060820A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Hitachi Ltd 電気車の電力供給装置
JP2010515406A (ja) * 2006-12-22 2010-05-06 ボルボ テクノロジー コーポレイション 電気エネルギ用エネルギ貯蔵システムを放電させる方法および装置
DE112008000141T5 (de) 2007-03-08 2009-11-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Batterieeinheit
US8389151B2 (en) 2007-03-08 2013-03-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Battery unit
JP2009110855A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Yazaki Corp 電源装置
JP2012085416A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Toyota Motor Corp 電源遮断装置
US9130220B2 (en) 2010-12-24 2015-09-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Power source apparatus equipped with a service plug and vehicle carrying that power source apparatus
JP2012134090A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置及びこれを備える車両
JP5624678B2 (ja) * 2011-08-26 2014-11-12 本田技研工業株式会社 充放電装置
US9004935B2 (en) 2012-12-07 2015-04-14 Hyundai Motor Company Safety plug device for high-voltage battery
JP2016058173A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 三菱自動車工業株式会社 インターロックスイッチ回路故障診断装置
DE102016206846A1 (de) 2016-04-22 2017-10-26 Audi Ag Verbindungseinrichtung, Hochvoltbatterie und Kraftfahrzeug
DE102016206846B4 (de) 2016-04-22 2022-07-14 Audi Ag Verbindungseinrichtung, Hochvoltbatterie und Kraftfahrzeug
JP2018058529A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 矢崎総業株式会社 電流遮断構造及びそれを備えた電気接続箱
CN111354883A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 上海展枭新能源科技有限公司 一种储能单元

Also Published As

Publication number Publication date
JP3850756B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004007919A (ja) 高電圧バッテリ搭載車両のバッテリ回路遮断装置
JP2004007920A (ja) 高電圧バッテリ搭載車両の安全プラグ装置
US10811822B2 (en) Service plug
US10137783B2 (en) High-voltage vehicle network of a motor vehicle, quick-break switch and method of operating the high-voltage vehicle network
JP4330274B2 (ja) 安全保護用断線装置を有するバッテリー搭載電源システム
US9755417B2 (en) High voltage cutoff for electrified vehicles
US10343632B2 (en) Automobile power supply device
CN103069529A (zh) 用于将电池连接至电动或混合动力车辆的装置及包括所述连接装置的电池外壳
US6793510B2 (en) Protecting device and method of shutting off a power supply
ES2922005T3 (es) Interruptor de alta tensión, red de a bordo de alta tensión en un vehículo de motor y procedimiento para el funcionamiento de un interruptor de alta tensión
JPH06325833A (ja) コネクタ
JP2008198358A (ja) 電流遮断装置及び電流遮断装置の操作方法
JP2874139B2 (ja) 誤結合防止機構付電気コネクタおよびその結合方法
JPH07153528A (ja) コネクタ
JP2007124813A (ja) 電源装置
KR19980013259U (ko) 전기자동차의 배터리별 전원차단장치
WO2023078454A1 (zh) 带断路引爆器的高压配电盒、碰撞起爆系统及电动汽车
JP4732077B2 (ja) 電源の安全プラグ装置
EP1232913B1 (en) Power supply system inside an automobile
CN214797624U (zh) 电池包bdu结构和装置
JPH11301376A (ja) 電源遮断装置
KR101911518B1 (ko) 퓨즈 플러그 자동 분리 시스템
JP2004056865A (ja) 鉄道車両の衝動型電源供給停止装置
JP2000082371A (ja) 回路遮断器
CN115958959A (zh) 牵引电池电路中断器总成和中断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees