JP2004007833A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004007833A
JP2004007833A JP2003304030A JP2003304030A JP2004007833A JP 2004007833 A JP2004007833 A JP 2004007833A JP 2003304030 A JP2003304030 A JP 2003304030A JP 2003304030 A JP2003304030 A JP 2003304030A JP 2004007833 A JP2004007833 A JP 2004007833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state imaging
output
solid
internal circuit
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003304030A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Akagawa
赤川 圭一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2003304030A priority Critical patent/JP2004007833A/ja
Publication of JP2004007833A publication Critical patent/JP2004007833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【目的】半導体装置は熱を発する。熱が発生し、内部回路の温度が上昇すると、固体撮像装置は、ノイズ成分である暗電流が増大する。冷却手段を有する固体撮像装置においても、出力トランジスタからの発熱により、内部回路の温度上昇を十分には、防止できない。本発明は、発熱による暗電流を防止する固体撮像装置を提供する。
【構成】半導体基板上に内部回路を配置し、それから延在する配線電極は、複数の出力トランジスタと、並列接続させる。出力トランジスタの間隔は、出力トランジスタの幅以上とする。内部回路の温度の不均一性を軽減でき、このため、暗電流の増大を抑制できる。【選択図】図1

Description

 本発明は、固体撮像装置に関するものである。
 半導体装置は、様々な分野おいて、一般に使用されている。例えば、一つの半導体基板上にMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等の素子を内部回路として形成し、信号電流や電圧を増幅する増幅装置、光を電気信号に変換する光電変換部を内部回路として配置した受光装置や固体撮像装置、演算処理部を内部回路とするCPU等が挙げられる。
 これらの半導体装置は、内部回路で処理した電気信号を外部に出力するための一つの出力トランジスタと、出力端子を有している。図3を引用し、従来の半導体装置を説明する。図3は、従来の半導体装置の出力部を示す平面概念図である。半導体基板1上に内部回路13が配置され、それより配線電極6が出力トランジスタ近傍まで延在している。
 出力トランジスタ14は、MOSトランジスタまたは、バイポーラトランジスタにて形成される。図3においては、MOSトランジスタが示されている。これは、ゲート電極4、ソース・ドレイン7からなり、ゲート幅はW2 である。配線電極6とゲート電極4とは、スルーホール3を介して接続されている。また、ソース・ドレイン7は、コンタクトホール2を介して配線電極5に接続されており、さらに、配線電極5は、出力端子8、9に接続されている。
 出力端子8、9の一方には、一定電圧が印加され、それを介してソースには一定電圧が印加される。内部回路13で処理された電気信号は、電圧として配線電極6にて出力トランジスタ近傍に引き出され、ゲート電極4に伝えられる。そして、ゲート電極に引き出された電圧に応じてソース・ドレイン間の電流、もしくは、電圧差が変化する。このソース・ドレイン間の電流や電圧差が他方の出力端子より電気信号として外部に出力される。
 図4は、内部回路に固体撮像装置を用い、図3の出力部を配置した従来の半導体装置の平面概念図である。光電変換部17で変換された電気信号は、垂直CCD18、水平CCD19に転送され、電荷としてコンデンサー21に蓄積される。そして、電圧変化が生じ、その電圧は、増幅トランジスタ22,23を介して出力トランジスタ14のゲート電極4に印加される。そして、上記の説明のように、出力端子より電気信号として外部に出力される。コンデンサー21には、リセットトランジスタ20が接続されており、電気信号を出力トランジスタから読み出して不要となった電荷がコンデンサーから排出される。図4においては、光電変換部17から増幅用トランジスタ22、23までが内部回路である。
 しかし、このような従来の半導体装置は熱を発する。熱が発生し内部回路の温度が上昇すると、ノイズ成分である暗電流が増大する。そこで、一般には、必要に応じて半導体装置は冷却される。しかし、このような冷却手段を有する半導体装置においても、内部回路の温度上昇を十分には防止できず、暗電流が増大してしまった。
 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、発熱による暗電流が防止された固体撮像装置を提供する。
 本発明者は、鋭意研究の結果、暗電流を増大させた原因は、出力トランジスタが一つであったためであることを始めて見出し、発明するに至った。即ち、出力トランジスタが一つであったため、それにより、発する熱が出力トランジスタ周辺の半導体基板に集中し、その部分の温度を上昇させ、内部回路の温度が不均一になっていたのである。よって、本発明は、第1に、光を受光して電荷を生成する光電変換部と、該電荷に対応する電気信号を外部に出力する出力トランジスタを有する固体撮像装置において、前記出力トランジスタは、それぞれが並列接続された少なくとも2個以上のMOSトランジスタからなり、前記MOSトランジスタの間隔は、前記MOSトランジスタのゲート幅以上であることを特徴とする固体撮像装置を提供する。
 また、前記MOSトランジスタの間隔は、前記ゲート幅の4倍以下であってもよい。
 さらに、本発明の固体撮像装置には、少なくとも前記出力トランジスタを室温以下に冷却する冷却手段が、さらに配置されてもよい。
 本発明によれば、固体撮像装置の出力トランジスタの発熱を分散させることができるので、内部回路の温度の不均一性を軽減できる。このため、内部回路の温度上昇による暗電流の増大を抑制できる。また、暗電流の不均一性を防止でき画質を向上できる。
 本発明は、微弱信号を処理し室温以下に冷却する手段を有する固体撮像装置において、特に大きな効果を持つ。この場合、出力トランジスタの放熱特性が改善できるので、冷却能力を下げても従来と同等の特性が得られ、省エネルギーになると言う効果もある。
 半導体物質は、電気的抵抗を有する。従って、半導体物質からなる半導体装置は、電流を流し動作させれば、熱を発するものなのである。この発熱により、半導体装置は、暗電流を増大させる。特に、微弱信号を処理する半導体装置において、大きな影響を与える。
 可視光検出用の固体撮像装置は、0〜50℃程度の環境範囲において、1/60秒ないし1/30秒の蓄積時間で一般に使用される。しかし、近年、科学の進歩に伴って、微弱な光を検出したいと言う要求があった。この固体撮像装置を微弱光検出用に使用する微弱光検出用固体撮像装置として使用する場合には、蓄積時間を1/30秒よりも長くすることで感度を上げ、微弱光さえも感知できるようにしてい
る。また、出力トランジスタがMOSトランジスタであるならば、ゲート幅(図3のW2)を大きくすれば、固体撮像装置の動作速度や駆動能力は改善される。
 しかし、蓄積時間を長くしたり、ゲート幅を大きくすると、固体撮像装置の発する熱が多くなり、ノイズ成分である暗電流成分が増加し、信号成分とノイズ成分の比であるS/N比やダイナミックレンジを悪化させる。そこで、電子冷却等の冷却手段によって、少なくとも室温以下まで、好ましくは、−20℃程度まで、固体撮像装置は冷却される。
 ところが、このような冷却手段を施しても、出力トランジスタは、発熱量が大きく、その周囲が部分的に、例えば、図4の斜線で示された部分24の光電変換部及びCCDが出力トランジスタの発熱により温度が上昇し暗電流が増大してしまう。そして、この部分から出力される信号は、その他の部分から出力される信号に比べて暗電流成分が大きくなってしまうのである。
 このため,従来の微弱光検出用固体撮像装置から得られる画像は,固定パターンノイズが大きく、画質の悪いものになるのである。固体撮像装置には、ショットキー型赤外線用固体撮像装置のように、77ケルビン程度まで冷却して使用する装置もある。これは、背景光による暗電流を低減させるために冷却するものである。しかし、このように強力な冷却手段を使用しても、発熱による暗電流が生じてしまう。
 CPUや、ゲート幅が0.1μm以下のMOSトランジスタを使用する半導体装置等でも、装置の高速化や特性改善を目的に上記の冷却手段による半導体装置の冷却をするが、やはり、同様な問題が生ずる。
 上記のように、固体撮像装置の暗電流を増大させる原因は、出力トランジスタの発熱によるものである。さらに、詳しく追求したところ、出力トランジスタが1個であったがために発熱が集中し、このため、その周囲に熱が集中していたのである。よって、出力トランジスタを複数にして並列接続すれば、一つ一つの出力トランジスタからの発熱は減少し発熱源は分散する。このため、周囲の温度上昇は、抑制できるのである。
 さらに、それらの間隔を大きくとれば、発熱源は、さらに分散できる。しかし、これを大きくすれば、装置は、大きくなり、歩留り低下等のコスト増加を招く。そこで、温度上昇と出力トランジスタの間隔との関連を検討した。その結果、少なくとも出力トランジスタの幅以上にその間隔を開ければ、十分温度上昇を抑制できることが判明した。
 出力トランジスタをMOSトランジスタとし、それをn個配置し、各々のトランジスタのゲート幅をW2 /n(W2 は、従来の出力トランジスタのゲート幅)とすれば、出力トランジスタn個の総発熱量は、従来の出力トランジスタの発熱量と同一となる。しかし、分散して発熱されるため、内部回路の発熱は抑制され、その温度の不均一性は軽
減される。このため、暗電流の増大は抑制される。
 出力トランジスタのゲート幅をW2 /nより大きくすれば、総発熱量は、やや大きくなるものの、分散発熱の作用が大きく、やはり内部回路の発熱が抑制される。このため、暗電流が低減されるばかりでなく、動作速度も改善される。
 以下、図を引用して実施例により本発明をより具体的に説明する。しかし、本発明は、これに限られるものではない。
 図1は、本発明の半導体装置の出力部を示す平面概念図である。半導体基板1上に画素部及びその他の回路13を配置し、それから配線電極6を出力トランジスタ近傍まで延在させた。出力トランジスタ10、11、12は、3個のMOSトランジスタにて形成した。これは、ゲート電極4a、4b、4cと、ソース・ドレイン7a、7b、7cからなる。
 このゲート幅W1 は、従来の1/3とした。それぞれの出力トランジスタの間隔15、16の寸法は、4W1 とした。配線電極6とゲート電極4は、スルーホール3を介して接続した。また、ソース・ドレイン7a、7b、7cは、コンタクトホール2を介して配線電極5に接続され、さらに、配線電極5は、出力端子8、9に接続された。
 出力端子8、9の一方には、一定電圧を印加した。このため、ソースには一定電圧が印加された。内部回路13からの電気信号は、電圧として配線電極6にて出力トランジスタ近傍に引き出し、ゲート電極4に導いた。そして、その電圧に応じてソース・ドレイン間に電圧差が変化し、他方の出力端子より電気信号として出力された。
 図2は、図1の出力部を用いた本発明の固体撮像装置平面概念図である。光電変換部17で生じた電荷は、垂直CCD18、水平CCD19に転送され、コンデンサー21に蓄積される。これにより、電圧変化が生じ、その電圧は、増幅トランジスタ22,23を介して出力トランジスタ10、11、12のゲート電極4a、4b、4cに印加される。コンデンサー21には、リセットトランジスタ20を接続した。これにより、電気信号を出力トランジスタから読み出して不要となった電荷は、コンデンサーから排出される。
本発明の半導体装置の出力部を示す平面概念図である。 図1の出力部を用いた本発明の固体撮像装置平面概念図である。 従来の半導体装置の出力部を示す平面概念図である。 図3の出力部を用いた従来の固体撮像装置である。
符号の説明
  1   半導体基板
  2   コンタクトホール
  3   スルーホール
  4、4a、4b、4c   ゲート電極
  5、6   配線電極
  7、7a、7b、7c   ソース・ドレイン
  8、9   出力端子                    
 10、11、12、14   出力トランジスタ
 13   内部回路
 15、16   出力トランジスタの間隔
 17   光電変換部
 18   垂直CCD
 19   水平CCD
 20   リセットトランジスタ
 21   コンデンサー
 22、23   増幅トランジスタ
 24   出力トランジスタの発熱により温度上昇する部分
                             以上

Claims (3)

  1. 光を受光して電荷を生成する光電変換部と、該電荷に対応する電気信号を外部に出力する出力トランジスタを有する固体撮像装置において、
     前記出力トランジスタは、それぞれが並列接続された少なくとも2個以上のMOSトランジスタからなり、前記MOSトランジスタの間隔は、前記MOSトランジスタのゲート幅以上であることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記MOSトランジスタの間隔は、前記ゲート幅の4倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の固体撮像装置において、少なくとも前記出力トランジスタを室温以下に冷却する冷却手段が、さらに配置されることを特徴とする固体撮像装置。
JP2003304030A 2003-08-28 2003-08-28 固体撮像装置 Pending JP2004007833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304030A JP2004007833A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304030A JP2004007833A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 固体撮像装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33073893A Division JP3761204B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 半導体装置及び固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004007833A true JP2004007833A (ja) 2004-01-08

Family

ID=30438935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304030A Pending JP2004007833A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004007833A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165474A (ja) * 1984-09-07 1986-04-04 Toshiba Corp 固体撮像素子のパツケ−ジ
JPH01122166A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Nec Corp 半導体集積回路
JPH03145745A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH0548024A (ja) * 1991-08-20 1993-02-26 Mitsubishi Electric Corp 半導体出力回路
JPH05102201A (ja) * 1991-10-04 1993-04-23 Nec Corp 半導体装置
JPH05109893A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Hitachi Ltd 伝熱解析の要素分割方法
JPH05206438A (ja) * 1992-01-23 1993-08-13 Sony Corp 固体撮像装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165474A (ja) * 1984-09-07 1986-04-04 Toshiba Corp 固体撮像素子のパツケ−ジ
JPH01122166A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Nec Corp 半導体集積回路
JPH03145745A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH0548024A (ja) * 1991-08-20 1993-02-26 Mitsubishi Electric Corp 半導体出力回路
JPH05102201A (ja) * 1991-10-04 1993-04-23 Nec Corp 半導体装置
JPH05109893A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Hitachi Ltd 伝熱解析の要素分割方法
JPH05206438A (ja) * 1992-01-23 1993-08-13 Sony Corp 固体撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321568B2 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
US7852390B2 (en) Photoelectric conversion device and image pickup system using the photoelectric conversion device
US9117724B2 (en) Solid-state image sensing device
US20090128224A1 (en) Semiconductor device
WO2017056740A1 (ja) Mos型電界効果トランジスタ、半導体集積回路、固体撮像素子、及び、電子機器
JP3965049B2 (ja) 撮像装置
US20100013975A1 (en) Image sensor
JP3359258B2 (ja) 光電変換装置及びそれを用いたイメージセンサ、画像読取装置
JP3320335B2 (ja) 光電変換装置及び密着型イメージセンサ
JP2004111572A5 (ja)
JP6944464B2 (ja) 光検出装置
US9654714B2 (en) Shared pixel with fixed conversion gain
US6525355B2 (en) Solid-state image sensor provided with divided photoelectric conversion part
JP2004007833A (ja) 固体撮像装置
JP6006618B2 (ja) 赤外線固体撮像素子の検査装置および検査方法
US8704147B2 (en) Photoelectric conversion device
JP3761204B2 (ja) 半導体装置及び固体撮像装置
US20190364234A1 (en) Imaging device
JP4976755B2 (ja) Mosイメージセンサの製造方法
CN112532899A (zh) 光电转换电路、驱动方法、光电检测基板、光电检测装置
JPH04291581A (ja) 固体撮像装置
JP2009295841A (ja) 撮像デバイス
JP4055683B2 (ja) 固体撮像素子
JP2006253309A (ja) 固体撮像装置
JP2009105246A (ja) 光電変換素子、固体撮像装置、および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060919