JP2004005644A - コンピュータを用いた物品の仲介取り引きシステム - Google Patents
コンピュータを用いた物品の仲介取り引きシステム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】物品の売り手と買い手の間の仲介取り引きシステムにおいて、仲介者のコンピュータに、インターネットを介して接続した売り手又は買い手のコンピュータに売り手又は買い手の利用者情報の入力を受け付ける画面をモニタ表示させ、入力された情報を記憶部に登録する手段と、インターネットを介して接続した売り手のコンピュータに前記登録された情報をモニタ表示させるとともに、物品の届け先である買い手の氏名や住所などの配送情報を当該売り手のコンピュータのプリンタにセットした配送伝票に印字出力させる手段とを設け、仲介処理を行う。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いて物品を取り引きする方法にかかり、インターネットでのオークション(以下、ネットオークションという)を通じて売買される物品を取り引きするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータの普及に伴って利用者が増加しているネットオークションは、個人対個人の売買の仕組みとして定着しつつある。
一般にネットオークションの仕組みは次のようになっている。先ず、ネットオークションのサイトに売り手が売りたい品物を出品する。この際、売り手が売りたい値段などの取り引き条件も同時に提示する。提示された品物に対し、買い手は買いたい金額をサイト上で入札し、サイト上で競りを行う。競りが終了した時点で一番高い金額で入札した買い手がその品物を落札したこととなり、この後、オークションサイトから売り手と買い手の双方に電子メールで落札結果が通知される。
ここで、オークションサイトが行うのは、あくまで競りの場の提供だけで、その後、売り手と買い手の間で行われる品物の代金のやり取りは両者の自己責任で行うことになっている。落札後の処理はルールが無いまま行われているのが現状である。
【0003】
従来、物品の財産的評価が、直接それを見て、手で触ることにより行われ、市場における取り引きも、競り売りや場立ちなどの形で、お互いに目で見える相手同士で行われていたのに対し、ネットオークションは、買い手がオークションサイトに表示された情報にのみ基づいて品物を評価し、実物を見ないで入札すること、オークションサイトを通じて取り引きするため、売り手と買い手が実際に対面しないことで、従来の取り引き形態とは大きく異なる。落札後の個人間の取り引きにルールが無い現状では、これらのことがネットオークション利用者にとって以下の悩みを生み出す原因となっている。
【0004】
先ず、買い手が代金を支払う前に売り手が品物を送る場合、その後に代金が確実に支払われるかどうか売り手は不安である。他方、先に買い手が売り手の銀行口座に代金を振り込み、売り手が支払いを確認した後で品物を送るようにした場合は、買い手は代金を支払ったのに、品物が確実に送られてくるかどうか心配である。この場合、売り手にとっては買い手の支払いを待たなければならないので、品物の発送処理が遅れて面倒であり、買い手にとっても品物の受け取りが遅くなってしまう。
また、買い手は、送られてくる品物がオークションサイトで見たものとイメージどおりか違っているか不安である。品物がイメージ通りでないときは売り手に送り返すように取り決めていたとしても、買い手が既に代金を支払っていた場合に確実に返金されるか否か心配である。
さらに、買い手が代金を支払ったのにかかわらず、売り手の品物を送る処理が遅かったり、連絡がつかなかったりする場合はトラブルを生じさせる。
このようなネットオークション利用者の不安、特にお金を支払う買い手側の不安やトラブルを解消するため、オークションサイトでは、買い手が売り手を評価する仕組みをサイト上に設け、その結果をサイト上で公表することで買い手を守ような手だてを講じている。しかし、売り手が悪意を持っていたときは、詐欺まがいのトラブルの発生によって買い手が被害を被ることは未然に防止できない。
【0005】
本発明は、現状のネットオークションが有するこのような問題点に鑑み、コンピュータを用いて、オークション終了後の個人対個人の物品売買の処理を円滑且つ確実、安全に行うことのできる取り引き方法を創出し、ネットオークション利用者の便宜に資することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、売り手と買い手の間で売買される物品を仲介者のコンピュータを用いて取り引きするシステムにおいて、前記仲介者のコンピュータは、インターネットを介して接続した売り手又は買い手のコンピュータに氏名、連絡先などの売り手又は買い手の利用者情報の入力を受け付ける画面をモニタ表示させ、入力された情報を記憶部に登録する手段と、インターネットを介して接続した売り手のコンピュータに前記登録情報をモニタ表示させるとともに、物品の届け先である買い手の氏名や住所などの配送情報を当該売り手のコンピュータのプリンタにセットした配送伝票に印字出力させる手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
前述の通り、ネットオークション利用者の悩みは、個人間の売買に明確なルールが無く、落札後の処理は売り手と買い手の自己責任で行わなければならないことに起因する。しかし、売り手と買い手の結びつきが、対面的関係ではなく、通信ネットワークを介在したお互いに目に見えない関係である以上、双方が相当の注意をして取り引きを行ったとしても、売買される物品に対する財産的評価に大きな食い違いがあったり、思い違い、或いは予期せぬ事故があったりしたときは、両者間にトラブルが発生することは避けられない。
本発明は、売り手と買い手の間に入って落札後の取り引きを仲介する手段(以下、仲介者という)を設け、売り手と買い手間の物品の移送と取り引き代金の受渡し処理を仲介者が受託し、これらの処理を仲介者の責任の下に行うことで、取り引きが円滑に実行されるようにしている。
【0008】
詳しくは、本発明は、仲介者のコンピュータをインターネットなどの汎用の通信ネットワークに接続し、売り手又は買い手から前記処理の受託を受け付け、このコンピュータに売り手と買い手から入力される情報に基づいて前記処理を行うものである。
図1を用いて本発明の処理を説明する。
ネットオークション終了後、オークションサイトから落札結果の通知を受けた売り手は、買い手に対し、仲介者を介して取り引きをすることを通知する。これと並行して売り手は、仲介者のコンピュータに、売り手の氏名、住所や電話番号などの連絡先を含んだ売り手情報を入力する(矢符▲1▼)。売り手情報には、仲介者が買い手から集金した代金を売り手に振り込む先や、品物の発送可能日などが含まれる。売り手がネットオークションに品物を出品する前に、予め仲介者のコンピュータに売り手情報が登録・入力されていてもよい。
売り手から通知を受けた買い手が仲介者を介した取り引きに了承するときは、買い手は、仲介者のコンピュータに、買い手の氏名、住所や電話番号などの連絡先を含んだ買い手情報を入力する(矢符▲2▼)。買い手情報には品物を受け取る希望日、その時間帯などが含まれる。買い手情報も、予め仲介者のコンピュータに登録・入力されていてもよい。
また、ネットオークションで落札された品物の品名や落札金額、取り引きに要する手数料などの取り引き金額を含んだ取り引き情報も仲介者のコンピュータに入力される。
これら取り引きの仲介に必要な全ての情報が入力されることにより、売り手と買い手の双方から、仲介者が落札された品物を配送すること、及び品物を買い手に引き渡すのと引き換えに買い手が支払う代金を集金することが合意されたこととなる。受託を受けた仲介者のコンピュータは、売り手と買い手から入力された情報を一つの取り引きファイルとしてまとめ、管理データベースに格納する。
買い手が取り引きを承認することを確認した売り手は、品物を買い手に発送する(矢符▲3▼)。品物の配送は、コンピュータに入力された買い手情報に基づいて仲介者が行う。
買い手まで品物が届けられたならば、仲介者は品物を買い手に引き渡し、これと引き換えに買い手から代金を預かる。品物が買い手に引き渡されたこと、及び買い手から代金が支払われたことの確認情報は仲介者がコンピュータに入力する(矢符▲4▼)。通常、この情報の入力は同時に一括して行われる。
そして、配達完了情報及び支払い確認情報がコンピュータに入力された後に、仲介者が預かった代金を売り手に支払う処理が行われ(矢符▲5▼)、取り引きが終了する。
【0009】
オークションサイトに表示された情報にのみ基づいて品物を評価するネットオークションでは、買い手に届けられた品物がイメージと異なっている場合がある。そのため、本発明では、仲介者が買い手から預かった代金を売り手に支払う処理を一定の期間をおいて行い、この期間内に買い手から返金の要求があったときは、買い手が売り手に品物を返品し、預かった代金を買い手に返金するようにしている。
【0010】
図2を用いて本発明の返金処理を説明する。
届けられた品物がイメージと異なっていた場合、買い手は、仲介者のコンピュータに、売り手に品物を返品し、支払った代金の返金を求める旨を入力する(矢符▲1▼)。
買い手の代金振込先が入力されていないときは代金振込先も入力する。これとともに、仲介者は、売り手に対し、買い手から返金要求があったことを通知する(矢符▲2▼)。
買い手から売り手に返送する品物の配送は仲介者が行う(矢符▲3▼)。仲介者は品物を売り手に引き渡し、その確認情報をコンピュータに入力する(矢符▲4▼)。そして、返品確認情報がコンピュータに入力された後に、仲介者が買い手から預かった代金を買い手に返金する処理が行われ(矢符▲5▼)、取り引きが終了する。
【0011】
本発明によれば、売り手は、買い手が決定後、安心して品物を送ることができるので、発送処理を早く済ませることができ、品物の代金も仲介者を介して確実に回収することができる。また、買い手も早く品物を受け取ることができ、品物と引き換えに安心して代金を支払うことができる。
また、買い手は一定の期間、届けられた品物を返品することができるので、自己の財産的評価に見合った品質の良い品物を手に入れることができ、他方、売り手にとっても、代金の返金などの処理を仲介者が行うことで、面倒な手続きをすることなく取り引きを進めることができる。
【0012】
ネットオークションでは、買い手が欲しい品物を落札するのが一般的であるが、買い手が、オークションに出品された品物を、買い手とは離れて生活している第三者にギフトとして贈りたいがためにネットオークションに参加する場合がある。この場合も、本発明により、仲介者を介し、売り手、買い手及び品物を受け取る受け手の間で物品の移送と取り引き代金の受渡し処理が行われる。
【0013】
図3を用いて品物の買い手と、その受け手が異なる場合の本発明の処理を説明する。
ネットオークション終了後、仲介者のコンピュータに、売り手が売り手情報を入力し(矢符▲1▼)、買い手が買い手情報を入力し、また、落札された品物の取り引き情報が入力されることは前述した処理と同様であるが、買い手が品物を居住場所が買い手とは異なる受け手に配送することを希望するときは、買い手は、受け手の氏名、住所や電話番号などの連絡先を含んだ受け手情報も入力する(矢符▲2▼)。受け手情報には、受け手に品物を配達する希望日、その時間帯などが含まれる。
取り引きの仲介に必要な全ての情報が入力されることにより、仲介者が落札された品物を配送すること、及び買い手から支払い代金を集金することが合意されたこととなり、仲介者のコンピュータは、売り手と買い手から入力された情報を一つの取り引きファイルとしてまとめ、管理データベースに格納する。
仲介者のコンピュータに必要な情報を入力した買い手は、取り引きに要する代金を仲介者に支払う(矢符▲3▼)。代金の支払いは、仲介者の金融口座に振り込む、仲介者に直接手渡すなどの任意の方法により行われる。買い手から代金を預かった仲介者は、支払い確認情報をコンピュータに入力する。
一方、買い手が取り引きを承認することを確認した売り手は、品物を受け手に発送する(矢符▲4▼)。品物の配送は、コンピュータに入力された受け手情報に基づいて仲介者が行う。
仲介者は、買い手から代金が支払われていることを確認して、受け手に品物を引き渡し、引き渡したことの確認情報をコンピュータに入力する(矢符▲5▼)。
そして、引き渡し確認がコンピュータに入力された後に、仲介者が預かった代金を売り手に支払う処理が行われ(矢符▲6▼)、取り引きが終了する。
なお、受け手に届けられた品物が、買い手が落札した品物のイメージと異なっていて買い手又は受け手が品物の返品を希望する場合は、前述した手順と同様に、買い手からの返金の要求を受け付けて、受け手から売り手に品物を返送する処理、買い手に対する代金の返金処理が行われる。
【0014】
前記処理による取り引き方法において、仲介者のコンピュータには、売り手、買い手、受け手の間で移送される品物の配送情報を入力することが好ましい。このようにすれば、取り引きに関する情報が統合化され、売り手又は買い手からの品物の取り扱い状況の問い合わせに対しても迅速に対応することができる。
【0015】
また、仲介者のコンピュータに入力される買い手情報と受け手情報には、買い手と受け手の氏名、住所や電話番号などの連絡先が含まれるが、売り手が品物の配送伝票を作成する際に手持ちのプリンタにセットした未記入の伝票に、買い手又は受け手の氏名や住所などの配送情報を直接印刷することができれば伝票作成の手間が省け、同時に伝票番号が印字されれば品物の配送状況の問い合わせに便利となる。
【0016】
次に、売り手と買い手の間に入って取り引きを実行するための仲介者の処理手段について説明する。
仲介者は、図4に示されているように、取り引きの情報を処理するコンピュータ1と、物品を移送するトラックなどの輸送手段2を少なくとも備えて構成される。図中、発店と着店とは、売り手と買い手又は受け手それぞれの居住場所の近くにある仲介者の支店である。
【0017】
コンピュータ1は、専用回線によってインターネットと接続したサーバーであり、例えば、中央処理部に、ハードディスクなどのデータストレージ手段からなる記憶部、キーボードやマウス、スキャナーなどのデータ入力手段からなる入力部、データを表示出力するCRTモニタ、データを印字出力するプリンタ、及び専用回線又は通信ネットワークを介して他のコンピュータと接続してデータの入出力処理を行う通信制御部を接続して構成される(何れも図示せず)。中央処理部は、制御プログラム及び所要のデータを格納する内部メモリを有し、記憶部に格納された処理プログラムに従って全体の処理を実行する。
【0018】
先に述べた仲介取り引きを実行するため、記憶部に格納されるプログラムとしては、例えば、入力受け付けプログラム、利用者通知プログラム、利用者登録プログラム、取り引き情報入力処理プログラム、配送情報処理プログラム、精算処理プログラム、返金処理プログラム、荷物問い合わせ処理プログラムなどがある。
入力受け付けプログラムは、インターネット上にホームページの形式で取り引きの仲介処理を受け付ける旨の情報を表示するとともに、インターネットを通じて売り手又は買い手が所有するコンピュータと接続し、売り手又は買い手からインターネットを介して送信されるデータを入力する機能を実現するプログラムである。
利用者通知プログラムは、取り引きに関連した諸情報を売り手や買い手に連絡する処理、例えばインターネットを介して送信したり、伝票や帳票など書面の形式でプリント出力して送付したりする処理を行うプログラムである。
利用者登録プログラムは、仲介取り引きを利用する売り手又は買い手の情報を、利用者台帳の形式で記憶部内の管理データベースに登録する処理を行うプログラムである。
取り引き情報入力処理プログラムは、売り手情報、買い手情報、取り引き情報、受け手情報などの、仲介取り引きの実行に必要な情報の入力を受け付け、入力された一連の情報をファイル化するとともに、一つの取り引き毎に取引番号を設定し、取り引き台帳の形式で記憶部内の管理データベースに登録する処理、及び登録された取り引きの処理を管理する機能を有するプログラムである。
配送情報処理プログラムは、仲介取り引きの情報が管理データベースに登録されることと連動して、配送情報を配送物品の発店、着店に対して通知するとともに、着店に対しては買い手に荷物を引き渡す際に代金を集金する旨を通知し、また、発店における荷物の集荷、着店への到着、引き渡しの完了など荷物の移送に伴う情報を逐次受け付けて、前記取り引きファイルに入力する処理を行うプログラムである。買い手の代金支払い情報も、配送情報処理プログラムによって取り引きファイルに入力される。
清算処理プログラムは、管理データベースに登録された取り引きファイルに基づき、所定の情報の入力及び所定の期間経過を待って、取引番号毎に売り手に対する代金の支払い処理を行うプログラムである。
返金処理プログラムは、買い手からの返金要求があったときに、清算処理プログラムから処理が移行し、所定の情報が入力された後、取引番号毎に買い手に対する代金の返金処理を行うプログラムである。
荷物問い合わせ処理プログラムは、売り手又は買い手からの荷物の配送状況の問い合わせに対して、管理データベースに入力された情報を読み出して返答する処理を行うプログラムである。売り手又は買い手からインターネットを介して問い合わせがあったときは、前記利用者通知プログラムと連動させて、インターネットを介して配送状況が問い手に対して通知される。
また、売り手が手持ちのコンピュータとプリンタから買い手又は受け手宛の配送伝票を発行する場合に、仲介者のコンピュータに入力された買い手情報と受け手情報から、荷物届け先の氏名や住所などの配送情報を直接伝票に印字するプログラムも記憶部に格納される。
【0019】
これら各プログラムは相互に連動し、売り手と買い手又は受け手の間の物流情報を一括して仲介者のコンピュータで処理し、全体の取り引きを実行するようになっている。
すなわち、図4に示されているように、売り手と買い手から入力される情報を管理データベースDBに登録処理する仲介者のコンピュータは、仲介者の発店と着店のコンピュータとも通信回線を介して接続されており、前記仲介取り引きの受託に伴う管理データベースへの登録に伴って、両店に荷物の配送予定などの配送情報と集金処理の有無の情報を送信して処理せしめ、両店からは荷物の集荷、発送、到着、配達完了などの配送情報及び集金を行ったことの情報が送信され、管理データベースに逐次入力されるようになっている。
【0020】
なお、仲介者のコンピュータへの入力処理は、インターネット以外の通信手段を用いて行うこともできる。例えば売り手又は買い手が、ファクシミリや電話を用いて取り引きに必要な情報を仲介者に通知し、仲介者自らがコンピュータに入力するようにしてもよい。荷物の配送状況の問い合わせ及びその回答も、同様にファクシミリや電話を用いて行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図示した形態は落札された品物を売り手が買い手に送る場合であって、図5は売り手に代金を支払うまでの取り引きの処理手順、図6は預かった代金を買い手に返金をする場合の処理手順をそれぞれ示し、図7〜図11は売り手又は買い手のコンピュータをインターネットを通じて仲介者のコンピュータに接続したときに、モニタに表示される画面のレイアウトの一例をそれぞれ示している。図中、「ET2000」とは本発明によって仲介取り引きを行う処理システムの仮称である。
なお、図示されないが、仲介者のコンピュータには前述した取り引き処理に必要な各プログラムが格納してあり、処理プログラムに従って全体の処理を実行し、売り手と買い手の間の取り引きを実行するようになっている。
【0022】
売り手又は買い手が、それぞれ個人のコンピュータをインターネットを介して仲介者のコンピュータに接続すると、そのモニタに、先ず、図7に示された画面が表示される。
同画面には、売り手の情報を登録する「売り手利用者登録」、売り手情報、買い手情報及び取り引き情報を入力する「寄り付き登録」、買い手が取り引きに合意したことを売り手が確認する「寄り付き確認」、及び買い手が返金要求する「買手返金要求」の各処理項目欄が配してある。
また、同画面には、配送荷物の種類やサイズ、重量などで異なる配送運賃の表示画面に移行する「宅急便(登録商標)料金案内」欄、取引番号や伝票番号などに基づいて荷物の配送状況問い合わせ画面に移行する「荷物問い合わせ」欄が設けてある。
利用者は、それぞれ個人のコンピュータをインターネットを介して仲介者のコンピュータに接続してモニタに同画面を表示させ、処理内容に応じて、処理項目欄をマウスでクリックし、処理項目毎の表示画面に移行してデータの入力などを行う。
【0023】
本発明における仲介取り引きは、図5に示された処理手順により行われる。
先ず、予め仲介者のコンピュータに売り手の情報を登録しておく(S1)。
登録は、図8に示された「売り手利用者登録」のデータ入力受け付け画面を表示して行う。
同画面には、売り手の氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号などの連絡先、売り手が利用している金融機関、口座番号、売り手がこの取り引きを利用する際に用いるパスワードなどのデータを各欄に入力するようになっている。
画面中の全ての入力欄にデータが入力されたならば、売り手には固有の利用者番号が設定され、入力された情報は仲介者の管理データベースに登録される。
登録により売り手にはパスワードが設定され、このパスワードの通知書面とともに、品物の発送に用いる配送伝票、利用規約書などが仲介者から売り手に送られる。
【0024】
次に、ネットオークションで落札後、売り手が売り情報と落札された品物に関する取り引き情報を仲介者のコンピュータに入力し、買い手が買い手情報を仲介者のコンピュータに入力する(S2)。
取り引きに必要な情報の入力は、図9に示された「寄り付き登録」のデータ入力受け付け画面を表示して行う。
同画面は、売り手が利用者番号とパスワード入力欄にデータ入力することによって他の入力欄にデータの入力が可能となり、売り手は売り手情報入力欄71と取り引き情報入力欄72に必要なデータをそれぞれ入力する。
売り手情報入力欄71は、売り手の氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号、買い手の電子メールアドレス、品物の発送可能日の各欄からなる。
また、取り引き情報入力欄72は、オークション名とそのID番号、オークションに出品した品物の品名、落札した商品の代金の各欄からなる。宅急便(登録商標)運賃表示欄は、検索キー74をクリックして表示される配送荷物のサイズ入力欄で品物のサイズを特定することによって自動的に計算され、これに連動して、決済金額、手数料、支払い合計金額の各欄も自動的に表示されるようになっている。
売り手が売り手情報と取り引き情報を入力すると仲介者から取引番号が設定され、これに伴い、同入力画面は、買い手の電子メールアドレスに関連付けて買い手に通知される。なお、以降の処理は前記取引番号に関連付けて行われる。
通知を受けた買い手は、自己の保有するコンピュータから、売り手が入力した前記入力画面を開き、買い手情報入力欄73に必要なデータを入力する。
買い手情報入力欄73は、買い手の氏名、住所、電話番号、品物を受け取る希望日、その時間帯の各欄からなる。買い手が買い手情報を入力し、同画面中の取引条件承認キー75をクリックすることにより、売り手と買い手の間で取り引きの合意がなされる。この合意は、仲介者が落札された品物を配送すること、及び品物を買い手に引き渡すのと引き換えに買い手が支払う代金を集金することの受託でもある。
同画面に入力された情報は、買い手の合意に連動して、前記取引番号に関連付けて仲介者の管理データベースに登録される。また、売り手には、買い手が取り引きに合意した旨が電子メールアドレスに関連付けて仲介者から通知される。
【0025】
買い手が取り引きに合意したことを売り手が確認したならば、売り手は自らが保有するコンピュータ及びプリンタを用いて、品物の配送に用いる伝票を発行する(S3)。
取り引き合意の確認は、図10に示された「寄り付き確認」を画面表示して行う。この画面には「寄り付き登録」で入力された取り引きの情報が表示され、売り手がこの画面を見て買い手が取り引きに合意したことを確認する。
売り手は、確認後、買い手宛に配送伝票を発行するが、伝票の発行は、仲介者のコンピュータの管理データベースに蓄積された買い手情報に基づいて行われる。すなわち、買い手情報には、買い手の氏名、住所、配達を希望する日や時間帯など伝票発行に必要なデータが含まれており、これらのデータが売り手のプリンタにセットされた伝票上にそのまま印字される。また、荷物の配送を請け負う仲介者の発店コードと着店コードも売り手と買い手の住所から自動的に選定されて管理データベースに買い手情報とともに蓄積されており、これらコードも印字される。
売り手は、手持ちのプリンタに配送伝票をセットし、同画面中の伝票発行キー81をクリックすることで、同画面中に表示された買い手の氏名や住所などの伝票記載項目が伝票中の所定箇所に印字され、自動で配送伝票を作成できるようになっている。手書きで伝票を作成することは任意である。
【0026】
売り手が準備した配送荷物は、仲介者が売り手まで出向いて、又は売り手が仲介者に持ち込んで集荷し、仲介者が買い手に配送する(S4)。
配送は、仲介者のコンピュータの管理データベースに蓄積され、売り手によって伝票上に印字された買い手情報に基づいて行われる。売り手から仲介者に荷物が引き渡された情報、買い手に引き渡されるまでの荷物の配送状況も逐次仲介者のコンピュータに入力される。
また、仲介者は買い手に引き渡すときに買い手から代金を預かり、買い手から代金が支払われたこと及び配達が完了したことの確認情報をコンピュータに入力する。
なお、図示した例では、買い手が支払う代金は、「お支払い合計」欄に表示された金額(6,165円)である。
【0027】
支払い確認がコンピュータに入力された後、清算処理に移行する(S5)。
清算処理では、配達完了日から所定期間、例えば2日経過後に、取引番号に従って売り手に対する入金処理を行う。
図示した例では、仲介者から売り手に支払われる代金は、「お支払い合計」欄に表示された金額から手数料を減じた金額であり、「決済金額」欄に表示された金額(5,850円)である。
【0028】
清算処理において、配達完了日から前記期間内に買い手から返金要求があったときは、図6に示す返金処理が行われる。
買い手は、返金要求をするときは、自分のコンピュータを仲介者のコンピュータに接続して、図11に示された「買手返金要求」画面を表示し、同画面中のデータ入力欄に必要な情報を入力して行う。
同画面は、売り手から買い手に届いた品物がイメージと違っていた場合に、仲介者に預けた代金の返金処理に必要な情報を入力する画面であり、取引番号、買い手の氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号などの連絡先、買い手が利用している金融機関、口座番号などのデータを各欄に入力するようになっている。
画面中の全ての入力欄にデータを入力し、これが仲介者のコンピュータに送信・入力されると、仲介者は、この情報を取引番号に対応させて管理データベースに登録し、売り手に対する清算処理を中止し、返金処理へと移行する(S6)。同時に売り手に対し、買い手から返金要求があった旨が通知される。
【0029】
買い手は返品に用いる配送伝票を作成し(S7)、買い手が準備した返送荷物は、仲介者が買い手まで出向いて、又は買い手が仲介者に持ち込んで集荷し、仲介者が売り手に配送する(S8)。
荷物の配送状況は前記と同様逐次コンピュータに入力される。仲介者が売り手に荷物を引き渡したならば、配達が完了した情報をコンピュータに入力する。
配達完了情報がコンピュータに入力された後、取引番号に従って買い手に対する返金処理を行う(S9)。
図示した例では、買い手が仲介者に支払った代金の内、手数料を減じた、「決済金額」欄に表示された金額(5,850円)が買い手に返金される。なお、売り手と買い手に対する代金の支払い処理は、それぞれが利用する金融機関を介して行われる。
【0030】
以上、実施の形態として図面に示した取り引き手順及び表示画面のレイアウトは一例であり、これに限定するものではない。
買い手が、落札した品物を、買い手とは離れて生活している第三者に配送することを希望する場合も、同様の手順で取り引きが行われる。
この場合、買い手は、図9に示した「寄り付き登録」表示画面中に、受け手の氏名、住所や電話番号などの連絡先、受け手に品物を配達する希望日、その時間帯などを含んだ受け手情報も入力し、仲介者のコンピュータには、この情報が登録される。また、売り手は、図10に示した「寄り付き確認」表示画面で、品物の送り先が買い手ではないことを確認し、受け手宛に品物を発送するようにする。一方、仲介者は、仲介者に買い手が代金を支払ったことの確認情報がコンピュータに入力されるのを待って品物を配送し、受け手に品物が引き渡されたことの確認情報が入力された後、売り手に対する支払い処理を行い、また、買い手からコンピュータに返金要求が入力されたときは、受け手から売り手に品物が返品されたことの確認情報が入力された後、買い手に対する返金処理を行う。
なお、売り手、買い手及び仲介者間の情報の通知に、ファクシミリや電話などの、インターネット以外の通信手段を用いて行うことは任意である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、売り手は、買い手が決定後、安心して品物を送れ、発送処理を早く済ませることができ、品物の代金も仲介者を介して確実に回収することができる。また、買い手も早く品物を受け取ることができ、品物と引き換えに安心して代金を支払うことができる。
また、買い手は一定の期間、届けられた品物を返品することができるので、品質の良い品物を手に入れることができ、売り手にとっても、支払い代金の返金などの処理を仲介者が行うことで、面倒な手続きをすることなく取り引き円滑に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による売り手から買い手に物品を取り引きする処理の概要を示した図である。
【図2】本発明による買い手から売り手に物品を返品する処理の概要を示した図である。
【図3】本発明による物品の買い手と受け手が異なる場合の取り引きの処理の概要を示した図である。
【図4】本発明による、売り手、買い手及び仲介者間の情報処理及び物品の移送処理の概要を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態における取り引きの処理手順を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態における物品を返品する処理手順を示した図である。
【図7】取り引きを処理する仲介者のコンピュータにより表示される処理画面のメインメニューのレイアウトの一例を示した図である。
【図8】売り手利用者登録の画面のレイアウトの一例を示した図である。
【図9】寄り付き登録の画面のレイアウトの一例を示した図である。
【図10】寄り付き確認画面のレイアウトの一例を示した図である。
【図11】買手返金要求画面のレイアウトの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 輸送手段
71 売り手情報入力欄
72 取り引き情報入力欄
73 買い手情報入力欄
74 検索キー
75 取引条件承認キー
81 伝票発行キー
Claims (1)
- 売り手と買い手の間で売買される物品を仲介者のコンピュータを用いて取り引きするシステムにおいて、
前記仲介者のコンピュータは、
インターネットを介して接続した売り手又は買い手のコンピュータに氏名、連絡先などの売り手又は買い手の利用者情報の入力を受け付ける画面をモニタ表示させ、入力された情報を記憶部に登録する手段と、
インターネットを介して接続した売り手のコンピュータに前記登録情報をモニタ表示させるとともに、物品の届け先である買い手の氏名や住所などの配送情報を当該売り手のコンピュータのプリンタにセットした配送伝票に印字出力させる手段と、
を有することを特徴とする仲介取り引きシステム。
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Applications Claiming Priority (1)
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-
2003
- 2003-05-12 JP JP2003132790A patent/JP4037791B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007334828A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sharp Corp | 電子商取引システムおよびキャリアサーバ |
JP4549316B2 (ja) * | 2006-06-19 | 2010-09-22 | シャープ株式会社 | 電子商取引システム |
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