JP2002083241A - 財貨決済装置、財貨決済システム、財貨決済方法および情報記録媒体 - Google Patents

財貨決済装置、財貨決済システム、財貨決済方法および情報記録媒体

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JP2002083241A
JP2002083241A JP2000300597A JP2000300597A JP2002083241A JP 2002083241 A JP2002083241 A JP 2002083241A JP 2000300597 A JP2000300597 A JP 2000300597A JP 2000300597 A JP2000300597 A JP 2000300597A JP 2002083241 A JP2002083241 A JP 2002083241A
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Masaki Hashide
雅紀 走出
Toshihide Takai
壽秀 高井
Masaki Yamagata
昌樹 山形
Shin Takahata
伸 高畑
Koichi Otani
浩一 大谷
Shinichi Endo
慎一 遠藤
Masaru Maekawa
大 前川
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Aozora Bank Ltd
Original Assignee
Aozora Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 売り手および買い手が相手の信用リスクをと
らずに商品売買を行えるようにする。 【解決手段】 取引商品および取引商品に対応した取引
代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置であ
り、買い手に取引代金を寄託させる代金寄託管理部19
と、取引代金が寄託されたことが代金寄託管理部19に
より確認されたならば運送会社に対して取引商品を売り
手から買い手へ配達する指示を行う商品処理部20と、
運送会社による取引商品の買い手への配達が完了した旨
の通知を受領する配達確認部21と、配達確認部21が
配達完了の通知を受領したならば、寄託された取引代金
を売り手に送金する指示を行う代金送付指示部23とを
備えた財貨決済装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は財貨決済技術に関
し、特に、取引商品とこの取引商品に対応した取引代金
の授受の円滑化に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばオークションサイトなどの電子
商取引においては、買い手が先に取引代金を振り込みや
現金送付などで支払い、売り手は代金入金を確認後、取
引商品を運送会社などを利用して引き渡す財貨決済が行
われている。あるいは、売り手が取引商品を買い手に送
付後、買い手が代金を支払う財貨決済が行われている。
【0003】ここで、身元の確認ができない相手、ある
いは一方的に提示された身元情報しかない相手と取引を
行うこととなった場合であっても、売り手または買い手
は相手の信用リスクをとらなければならない。このた
め、商品の不着や不良品の送付などのトラブル、あるい
は代金不払いなどのトラブルが発生している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような理由で商品
をインターネット上で売買することに躊躇するユーザが
多いことから、電子商取引市場として、特に高額取り引
きが活発にならないという問題がある。
【0005】また、取引商品を先渡しする取引き形態に
おいては、買い手側からの取引商品受領の連絡がなけれ
ば取引代金の支払いが行われないという問題がある。
【0006】ここで、売買関係に関するトラブルを未然
に防止するための手段として、民法で規定する弁済供託
や、取引代金を第三者(たとえば弁護士)に寄託するこ
と考えられるが、これらは多大な手間や高額な費用がか
かって手軽に利用することができない。
【0007】そこで、本発明は、売り手および買い手が
相手の信用リスクをとらずに手軽に商品売買を行うこと
のできる技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る財貨決済装置は、取引商品および取引
商品に対応した取引代金の引き渡し仲介処理を実行する
財貨決済装置であって、売買契約が成立したならば取引
代金を買い手が寄託したかどうかを管理する代金寄託管
理部と、取引代金が寄託されたことが代金寄託管理部に
より確認されたならば取引商品の配達を行う運送部に対
して取引商品を売り手から買い手へ配達する指示を出す
商品処理部と、運送部による取引商品の買い手への配達
が完了した旨の通知を受領する配達確認部と、配達確認
部が配達完了の通知を受領したならば、寄託された取引
代金を売り手に送金する指示を出す代金送付指示部とを
有することを特徴とする。
【0009】このような発明によれば、買い手に取引代
金を寄託させてから取引商品を買い手に配達し、その
後、寄託されている取引代金を売り手に送金するように
しているので、売り手および買い手が相手の信用リスク
をとらずに手軽に商品売買を行うことが可能になる。
【0010】また、本発明に係る財貨決済装置は、取引
商品および取引商品に対応した取引代金の引き渡し仲介
処理を実行する財貨決済装置であって、売買契約成立前
に取引商品を売り手が寄託したかどうかを管理する商品
寄託管理部と、取引商品が寄託されたことが商品寄託管
理部により確認されて売買契約が成立したならば、取引
代金を買い手から売り手へ送金する指示を出す代金処理
部と、取引代金が売り手へ送金されたならば、取引商品
の配達を行う運送部に対して取引商品を買い手に配達す
る指示を出す配達指示部とを有することを特徴とする。
【0011】このような発明によれば、売買契約の成立
前に売り手に取引商品を寄託させておき、売買契約が成
立して取引代金が買い手から売り手に送金されたなら
ば、寄託されている取引商品を買い手に配達するように
しているので、売り手および買い手が相手の信用リスク
をとらずに手軽に商品売買を行うことが可能になる。
【0012】そして、本発明に係る財貨決済装置は、取
引商品および取引商品に対応した取引代金の引き渡し仲
介処理を実行する財貨決済装置であって、売買契約成立
前に取引商品を売り手が寄託したかどうかを管理する商
品寄託管理部と、売買契約が成立したならば取引代金を
買い手が寄託したかどうかを管理する代金寄託管理部
と、取引商品が寄託されたことが商品寄託管理部により
確認されて売買契約が成立し、さらに取引代金が寄託さ
れたことが代金寄託管理部により確認されたならば、取
引商品の配達を行う運送部に対して取引商品を買い手へ
配達する指示を出すとともに取引代金を売り手へ送金す
る指示を出す決済処理部とを有することを特徴とする。
【0013】このような発明によれば、売買契約の成立
前に取引商品を売り手に寄託させ、売買契約が成立した
ならば買い手に取引代金を寄託させ、その後、取引商品
および取引代金を買い手および売り手にそれぞれ送るよ
うにしているので、売り手および買い手が相手の信用リ
スクをとらずに手軽に商品売買を行うことが可能にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
【0015】図1は本発明の一実施の形態である財貨決
済システムを示す概念図、図2は図1の財貨決済システ
ムにおける財貨決済エージェント側コンピュータ装置の
財貨決済処理を行う構成要素を示すブロック図、図3は
図1の財貨決済システムによる財貨決済のプロセスを示
すフローチャート、図4〜図13は図1の財貨決済シス
テムによる財貨決済過程で表示される画面を示す説明
図、図14は図3のフローチャートに続くフローチャー
トである。
【0016】図1に示すように、本実施の形態の財貨決
済システムは、オークションサイトを運営するオークシ
ョン側コンピュータ装置11と、オークションサイトに
所定の取引商品を出品した売り手による操作が行われる
売り手側コンピュータ装置12と、オークションサイト
から取引商品を購入する買い手による操作が行われる買
い手側コンピュータ装置13と、売買の成立した取引商
品とこの取引商品に対応した取り引き代金の引き渡し仲
介業務を行う財貨決済エージェントの財貨決済エージェ
ント側コンピュータ装置(財貨決済装置)14と、取引
商品の配達を行う運送会社(運送部)による操作が行わ
れる運送会社側コンピュータ装置(運送部側コンピュー
タ装置)15とから構成されており、これらは通信回線
を介してインターネット16に接続されている。なお、
本実施の形態においては、取引商品の配達は運送会社が
行うこととなっているが、会社組織ではない個人でもよ
く、機械的な自動配達でもよい。
【0017】ここで、コンピュータ装置11,12,1
3,14,15としては、本体部、ディスプレイおよび
入力部からなるパソコンなどの一般的なコンピュータ装
置のみならず、インターネット16に接続できる電話や
テレビなど、インターネット16に接続可能なあらゆる
装置が含まれる。また、各コンピュータ装置11,1
2,13,14,15はそれぞれ1台であってもよく、
複数台であってもよい。
【0018】なお、本実施の形態においては、財貨決済
エージェント側コンピュータ装置14は、インターネッ
ト16上のオークションにおける商品の売買での仲介処
理を行うものであるが、オークション以外の種々のネッ
ト上における商品の売買での仲介処理にも適用すること
ができる。さらに、インターネット16を使用しない他
の種々の形態(たとえば、専用回線などの回線によるも
ののみならず、テレビやラジオ、チラシ、書籍など視覚
や聴覚による種々の商品情報提供媒体を利用した形態)
における商品の売買での仲介処理にも適用することがで
きる。なお、回線には、有線回線、無線回線、衛星回線
などあらゆる回線が含まれる。
【0019】図2に示すように、財貨決済エージェント
側コンピュータ装置14は、登録処理部17、契約処理
部18、代金寄託管理部19、商品処理部20、配達確
認部21、商品確認部22、代金送付指示部23および
返送処理部24を有している。
【0020】ここで、登録処理部17は、オークション
サイトで売買の成立した取引商品および取引代金の仲介
処理の開始前に、売り手、買い手および運送会社の各ユ
ーザの登録処理を行う。後述するように、ユーザ登録を
することによってIDおよびパスワードが付与され、そ
れぞれのユーザは付与されたIDおよびパスワードを用
いて取り引きを行う。
【0021】契約処理部18は、取引商品の売買に関し
て財貨決済エージェント側コンピュータ装置14による
財貨決済処理サービスを利用することに関する4者間
(売り手、買い手、運送会社および財貨決済エージェン
トの間)での契約書を作成し、買い手または売り手が契
約書の内容に合意したならば取引商品および取引代金の
仲介処理が実行されるようになっている。
【0022】代金寄託管理部19は、買い手に対して取
引代金の寄託指示を出し、寄託が行われたかどうかを管
理するものである。そして、所定期間内に取引代金の寄
託がない場合には、売り手に対して寄託期限を延長する
か4者間契約を解除するかの選択を行わせる。
【0023】ここで、取引代金の寄託とは、財貨決済エ
ージェントが保有する特定口座に取引代金を入金するこ
とのみならず、財貨決済エージェントの委託を受けた第
三者が保有する特定口座に取引代金を入金することも含
まれる。また、たとえば、取引代金が現金や有価証券の
場合には、このような取引代金を財貨決済エージェント
あるいはその委託を受けた第三者に預けることをいう。
さらに、買い手が、口座引き落としや代引き、あるいは
通信事業者が行っている課金サービスなどの取引代金を
支払う場合には、そのような手続を行うことが取引代金
の寄託となる。したがって、本明細書における取引代金
の寄託とは、財貨決済エージェントが売り手に取引代金
を送金できるようになるあらゆる買い手の行為をいう。
【0024】商品処理部20は、買い手が取引代金を寄
託したことを代金寄託管理部19が確認したならば、運
送会社側コンピュータ装置15を介して運送会社に取引
商品を売り手から買い手へ配達する指示を行う。
【0025】配達確認部21は、運送会社による取引商
品の買い手への配達が完了した旨の通知を受領する。な
お、本実施の形態において、配達完了の通知は運送会社
からなされるようになっているが、運送会社および買い
手の少なくとも何れかからなされるようになっていれば
よい。
【0026】商品確認部22は、配達確認部21が配達
完了の通知を受領したならば、商品確認期間(たとえ
ば、10日間)内において買い手からの取引商品を返品
したい旨の申し出を受け付ける。
【0027】返送処理部24は、商品確認期間内におい
て商品確認部22に買い手からの返品申し出がなかった
ならば代金送付指示部23に対して取引代金の売り手へ
の送金する指示を行わせ、商品確認期間内において商品
確認部22に買い手からの返品申し出があったならば運
送会社に対して取引商品を買い手から売り手へ配達する
指示を行うとともに代金送付指示部23に対して取引代
金を買い手に返金する指示を出させる。
【0028】なお、登録処理部17と契約処理部18は
設けられていなくてもよい。また、商品確認部22およ
び返送処理部24も設けられていなくてもよい。商品確
認部22および返送処理部24は設けられていない場合
には、代金送付指示部23は、配達確認部21が運送会
社による取引商品の買い手への配達が完了した旨の通知
を受領したならば、取引代金を売り手に送金する指示を
行う。
【0029】次に、このような構成を有する財貨決済シ
ステムによる財貨決済のプロセスを、図3および図14
のフローチャートと図4〜図13に示す表示画面を用い
て説明する。
【0030】たとえばオークションサイトなどの電子商
取引において、買い手が購入商品である取引商品を特定
した後に財貨決済サービスを利用する意思表示をしたな
らば、図4に示す初期画面である第1の画面101が表
示される。
【0031】第1の画面101には、「ログイン」、
「ユーザ登録する」、「初めて利用される方は必ずお読
み下さい!」の3つのメニューボタン101a,101
b,101cが表示されている。そこで、買い手がユー
ザ登録済みかどうかが判断され(ステップS11)、ユ
ーザ登録済みでない場合には、「ユーザ登録する」のメ
ニューボタン101bをポインタPでクリックする。す
ると、登録処理部17が動作して図5に示すユーザ登録
画面である第2の画面102が表示されるので、ユーザ
登録を行う(ステップS12)。具体的には、名前、連
絡先等(たとえば、郵便番号、住所、電話番号、性別、
年齢、E−mailアドレス、入金口座番号など)を入
力ボックス102aに入力し、「送る」のメニューボタ
ン102bをポインタPでクリックする。これにより、
図6に示す第3の画面103が表示され、IDとパスワ
ードとが付与される(ステップS13)。なお、パスワ
ードはユーザが指定するようになっていてもよい。
【0032】なお、本実施の形態において、運送会社は
事前にユーザ登録されているものとする。なお、運送会
社が事前にユーザ登録されていない場合には、買い手と
同じようなユーザ登録が行われる。
【0033】このようにしてユーザ登録が終了したなら
ば第3の画面103の「ログイン」のメニューボタン1
03aをポインタPでクリックすると、あるいはステッ
プS11において既にユーザ登録済みの場合には第1の
画面101の「ログイン」のメニューボタン101aを
ポインタPでクリックすると、図7に示すログイン画面
である第4の画面104が表示される。この第4の画面
104において買い手がIDとパスワードとを入力した
ならば、図8に示す取り引き内容に関する第5の画面1
05が表示されるので、必要事項を入力して取り引き内
容を特定する(ステップS14)。すると、契約処理部
18が動作して財貨決済サービスを利用して取引商品を
売買することに関する4者間の契約書が作成され(ステ
ップS15)、買い手側コンピュータ装置13に図9に
示すような第6の画面106が表示される(ステップS
16)。
【0034】買い手は、この契約書の内容に合意する場
合には(ステップS17)、「合意する」のメニューボ
タン106aをポインタPでクリックすることにより契
約書に合意する(ステップS18)。
【0035】なお、本実施の形態のように個別の売買案
件毎に4者間契約を締結するのではなく、たとえば運送
会社と財貨決済エージェントとの契約、あるいは売り手
と財貨決済エージェントとの契約は事前に締結しておい
てもよい。
【0036】また、ステップS11〜S18は買い手が
主体となった場合を例に説明したが、売り手が主体とな
ったステップをとってもよい。
【0037】売買契約が成立し、このようにして財貨決
済エージェントを仲介とした財貨決済についての利用契
約が成立したならば、代金寄託管理部19が動作して買
い手に対して所定期間内に取引代金を寄託する指示が出
され、その確認が行われる(ステップS19)。
【0038】代金寄託管理部19が取引代金の寄託を確
認したならば、売り手にその旨が通知される(ステップ
S20)。そして、商品処理部20が動作して、運送会
社側コンピュータ装置15を介して運送会社に取引商品
を売り手から買い手へ配達する指示が行われる(ステッ
プS21)。すなわち、運送会社側コンピュータ装置1
5には図10に示す第7の画面が表示され、取引商品の
品目や数量等、配達に必要な種々の情報が提供される。
但し、このような画面表示ではなく、電子メールやファ
クシミリなど他の手段によって提供してもよい。
【0039】配達指示を受けた運送会社は、売り手およ
び買い手に対して取引商品の配達に関する取り決めを行
う(ステップS22)。具体的には、売り手に対しては
取引商品の集荷日時などについて、買い手に対しては、
その取引商品の配達日時などについて取り決めを行う。
なお、この取り決めは、電話、ファクシミリ、電子メー
ルなどの通信手段を用いて行うことができるが、直接口
頭で行ってもよい。
【0040】運送会社は、このような取り決めを行った
ならば、取引商品を売り手から買い手に配達し(ステッ
プS23)、配達完了を配達確認部21に対して通知す
る。すなわち、運送会社側コンピュータ装置15には図
11に示す第8の画面が表示されるので、ポインタPで
「配達しました」のメニューボタン108aをクリック
する。すると、図12に示す第9の画面109が表示さ
れるので、取引番号など指示された内容を入力して「確
認」のメニューボタン109aをポインタPでクリック
する。これにより、配達確認部21に対して配達完了の
旨が通知される。なお、通知は必ずしもこのようなオン
ラインで行われる必要はなく、電話、ファクシミリ、電
子メール、運送会社の利用するバーコードリーダからの
データ転送などで行ってもよい。また、オンライン以外
で通知する場合には、別途配達確認部21に対して入力
作業が必要になる。
【0041】配達確認部21が運送会社から配達完了の
連絡を受領したならば(ステップS24)、さらにその
旨が売り手に対して通知される(ステップS25)。す
なわち、売り手側コンピュータ装置12には図13に示
す第10の画面110が表示され、配達通知とともに代
金支払いの日時が報知される。但し、このようなオンラ
インでの通知ではなく、電話、ファクシミリ、電子メー
ルなどで行ってもよい。なお、売り手に対する配達完了
の通知は必ずしも必要はなく、また、通知は、財貨決済
サービス会社である財貨決済エージェントではなく、運
送会社あるいは買い手が行ってもよい。
【0042】さて、配達確認部21が配達完了の通知を
受領したならば、商品確認部22は、買い手からの取引
商品を返品したい旨の申し出をたとえば10日間の商品
確認期間内において受け付ける(ステップS26)。す
なわち、取引商品が買い手の予想とは異なっていた場合
を考慮して、取引商品の特定前に当該取引商品を確認す
ることのできない買い手の利益を保護するものである。
なお、商品確認期間は本実施の形態の10日間に限定さ
れるものではなく、自由に設定することができる。
【0043】そして、商品確認期間内に商品確認部22
に対して買い手からの返品申し出がなかったならば、返
送処理部24は代金送付指示部23に対して取引代金の
売り手への送金指示を行わせる(ステップS27)。
【0044】また、商品確認期間内に商品確認部22に
対して買い手からの返品申し出があったならば、返送処
理部24は、運送会社に対して取引商品を買い手から売
り手へ配達する指示を行い(ステップS28)、運送会
社は売り手に取引商品を返品する(ステップS29)。
返送処理部24はさらに、代金送付指示部23に対して
取引代金を買い手に返金する指示を出させる(ステップ
S30)。
【0045】なお、商品確認部22および返送処理部2
4が設けられていない場合には、配達確認部21が運送
会社による取引商品の買い手への配達が完了した旨の通
知を受領したならば(ステップS24)、取引代金が売
り手に送金される(ステップS27)。
【0046】このように、本実施の形態によれば、取引
代金を買い手に寄託させてから運送会社を通して取引商
品を買い手に配達し、その後、寄託され取引代金を売り
手に送金する指示を行うようにしているので、多大な手
間や高額の費用がかかることもなく、売り手および買い
手が相手の信用リスクをとらずに手軽に商品売買を行う
ことが可能になる。
【0047】これにより、運送会社から取引商品を配達
した旨の連絡があれば売り手に取引代金が送金されるの
で、売り手は買い手による取引商品受領の連絡を待たず
に取引代金を受け取ることができる。
【0048】また、売買契約成立以降の取引の進捗状況
(取引代金の受け渡し状況や取引商品の所在など)が把
握できるので、これを売り手や買い手に情報提供するこ
とが可能になる。
【0049】なお、図3に示すフローチャートのステッ
プS19において、所定期間内に買い手より取引代金の
寄託がない場合には、代金寄託管理部19は、売り手に
対して寄託期限を延長するか4者間契約を解除するかの
選択を行わせる。
【0050】すなわち、図14に示すように、売り手に
対して、取引代金が寄託されていないことが通知される
(ステップS31)。そして、売り手が取引代金の寄託
期限延長について了承した場合には(ステップS3
2)、代金寄託管理部19は取引代金の寄託期限を延長
するための更新を行い(ステップS33)、ステップS
19(図3)に戻る。一方、ステップS32において売
り手が取引代金の寄託期限延長について了承しない場合
には4者間契約の解除を行い(ステップS34)、買い
手に4者間契約解除の通知をする(ステップS35)。
【0051】以上の説明においては、取引商品が買い手
に配達されたならば寄託された取引代金を売り手に送金
する場合について、すなわち取引代金を寄託する取引形
態について説明した。
【0052】次に、取引商品を寄託させる取引形態につ
いて説明する。
【0053】ここで、図15は本発明の他の実施の形態
の財貨決済システムにおける財貨決済エージェント側コ
ンピュータ装置の財貨決済処理を行う構成要素を示すブ
ロック図、図16は図15の財貨決済システムによる財
貨決済のプロセスを示すフローチャート、図17は図1
6のフローチャートに続くフローチャートである。
【0054】図15に示す財貨決済エージェント側コン
ピュータ装置14は、登録処理部17、契約処理部1
8、商品寄託管理部25、代金処理部26、送金確認部
27および配達指示部28を有している。
【0055】商品寄託管理部25は、売買契約成立前に
取引商品を売り手が寄託したかどうかを管理する。な
お、本明細書において取引商品の寄託とは、財貨決済エ
ージェントまたはその委託を受けた第三者に対して売り
手が取引商品を預け入れることをいう。
【0056】代金処理部26は、取引商品が寄託された
ことを商品寄託管理部25が確認しするとともに売買契
約が成立したならば、取引代金を買い手から売り手へ送
金する指示を行う。
【0057】送金確認部27は、取引代金の売り手への
送金が完了した旨の通知を受領する。
【0058】配達確認部28は、送金確認部27が送金
完了の通知を受領したならば、取引商品の配達を行う運
送会社に対して取引商品を買い手に配達する指示を出
す。ここで、この配達指示部28は、所定期間(たとえ
ば、1週間)内に買い手より売り手に取引代金の送金が
ない場合には、売り手に対して送金期限を延長するか4
者間契約を解除するかの選択を行わせる。そして、売り
手が4者間契約を解除する選択を行ったときには、売り
手が申し出た場合には取引商品を売り手に返送する指示
を出す。
【0059】次に、このような構成を有する財貨決済シ
ステムによる財貨決済のプロセスを、図16および図1
7のフローチャートを用いて説明する。なお、これらの
フローチャートにおいては、買い手のユーザ登録など財
貨決済のプロセスとは直接関係しない内容については省
略されている。
【0060】先ずはじめに、契約処理部18が動作し
て、財貨決済処理サービスを利用することに関する4者
間契約を締結することを前提として取引商品を寄託する
ことに関する契約書が作成され(ステップS41)、売
り手が取引商品を寄託する(ステップS42)。
【0061】次に、売り手と買い手との間で売買契約が
成立したならば(ステップS43)、4者間契約書を作
成してこれを買い手に提示する(ステップS44)。な
お、このとき、買い手がユーザ登録済みでない場合に
は、前述した図3におけるステップS12,S13が実
行される。
【0062】そして、買い手が契約書の内容に合意する
場合には(ステップS45)、合意の意思表示を行う
(ステップS46)。
【0063】なお、前述したステップS11〜S18と
同様にステップS44〜S46においても買い手が主体
となった場合を例に説明したが、売り手が主体となった
ステップをとってもよい。
【0064】売買契約が成立し、財貨決済エージェント
を仲介とした財貨決済についての利用契約が成立したな
らば、代金処理部26が動作して買い手に対して所定期
間内に取引代金を売り手に送金する指示が出され、送金
確認部27によりその確認が行われる(ステップS4
7)。
【0065】そして、取引代金の売り手への送金が確認
されたならば、配達指示部28により運送会社に対して
取引商品を買い手に配達する指示が出される(ステップ
S48)。これを受けた運送会社は、取引商品を売り手
から買い手に配達する(ステップS49)。
【0066】このように、売買契約の成立前に売り手に
取引商品を寄託させておき、売買契約が成立して取引代
金が買い手から売り手に送金されたならば、寄託されて
いる取引商品を買い手に配達するようにすれば、売買契
約成立時には取引商品は財貨決済エージェント側にある
ので、買い手との間で売買契約を締結した売り手が、当
該契約締結後においてより高い金額を提示した第三者と
の間で売買契約を締結し、その第三者に取引商品を売却
してしまうというリスクを回避することが可能になる。
【0067】なお、図16に示すフローチャートのステ
ップS47において、所定期間内に買い手より売り手に
対して取引代金の送金がない場合には、配達指示部28
は、売り手に対して送金期限を延長するか4者間契約を
解除するかの選択を行わせる。
【0068】すなわち、図17に示すように、売り手が
送金期限を延長を了承した場合には(ステップS5
0)、配達指示部28は取引代金の送金期限を延長する
ための更新を行い(ステップS51)、ステップS47
(図16)に戻る。
【0069】一方、ステップS50において売り手が取
引代金の送金期限延長について了承しない場合には4者
間契約の解除を行い(ステップS52)、買い手に4者
間契約解除の通知をする(ステップS53)。そして、
売り手が取引商品の返送を申し出た場合には(ステップ
S54)、運送会社に対して取引商品を売り手に返送す
る指示を出し、これを売り手に返送する(ステップS5
5)。
【0070】ここで、以上に説明した取引代金を寄託さ
せる取引形態と取引商品を寄託させる取引形態の2つの
取引形態を複合した形態、すなわち、売買契約の成立前
に取引商品を売り手に寄託させておき、売買契約が成立
したならば買い手に取引代金を寄託させ、その後、取引
商品および取引代金を買い手および売り手にそれぞれ送
る取引形態を採用することもできる。
【0071】そこで次に、取引代金を寄託させる取引形
態と取引商品を寄託させる取引形態の2つを複合した取
引形態について説明する。
【0072】ここで、図18は本発明のさらに他の実施
の形態の財貨決済システムにおける財貨決済エージェン
ト側コンピュータ装置の財貨決済処理を行う構成要素を
示すブロック図、図19は図18の財貨決済エージェン
ト側コンピュータ装置に保持された取引管理テーブルを
示す説明図である。
【0073】図18に示す財貨決済エージェント側コン
ピュータ装置14は、登録処理部17、契約処理部1
8、商品寄託管理部25、代金寄託管理部19、決済処
理部29、商品確認部22および返送指示部24を有し
ている。
【0074】ここで、決済処理部29は、取引商品が寄
託されたことが商品寄託管理部25により確認されて売
買契約が成立し、さらに取引代金が寄託されたことが代
金寄託管理部19により確認されたならば、運送会社に
対して取引商品を買い手へ配達する指示を出すとともに
取引代金を売り手へ送金する指示を出す。すなわち、決
済処理部29は、前述した商品処理部20(図3)およ
び代金処理部26(図15)の処理を行う。
【0075】そして、商品確認部22は、この決済処理
部29による取引代金の売り手への送金に先だって、決
済処理部29の指示により買い手に配達された取引商品
の買い手からの返品したい旨の申し出を商品確認期間内
において受け付ける。
【0076】また、返送処理部24は、商品確認期間内
において商品確認部22に買い手からの返品申し出がな
かったならば、決済処理部29に対して取引代金の売り
手への送金指示を行わせる。一方、商品確認期間内にお
いて商品確認部22に買い手からの返品申し出があった
ならば、取引商品の配達を行う運送会社に対して取引商
品を買い手から売り手へ配達する指示を出すとともに決
済処理部29に対して取引代金を買い手に返金する指示
を行わせる。
【0077】そして、決済処理部29は、所定期間内に
買い手より売り手に取引代金の寄託がない場合において
売り手が4者間契約を解除する選択を行ったときには、
売り手が申し出た場合には取引商品を売り手に返送する
指示を出す。
【0078】次に、このような構成を有する財貨決済シ
ステムによる財貨決済のプロセスの概略を説明する。
【0079】ここでのプロセスは前述した取引代金を寄
託させる取引形態のプロセスと取引商品を寄託させる取
引形態のプロセスの融合であり、まず最初に、売り手が
取引商品を寄託する。そして、売買契約が成立したなら
ば、買い手が取引代金を寄託する。
【0080】次に、商品処理部20が動作して、運送会
社に取引商品を売り手から買い手へ配達する指示が行わ
れる。そして、取引商品の買い手への配達が完了したな
らば、商品確認期間内において買い手からの取引商品を
返品したい旨の申し出を受け付ける。
【0081】この商品確認期間内において買い手からの
返品申し出がなかったならば寄託された取引代金を売り
手へ送金する指示を出し、商品確認期間内において買い
手からの返品申し出があったならば取引商品を買い手か
ら売り手へ配達する指示を出すとともに寄託された取引
代金を買い手に返金する指示を出す。
【0082】また、所定期間内に買い手より取引代金の
寄託がない場合には、売り手に対して寄託期限を延長す
るか4者間契約を解除するかの選択を行わせる。そし
て、売り手が4者間契約を解除する選択を行ったときに
は、売り手が申し出た場合には取引商品を売り手に返送
する指示を出す。
【0083】ここで、財貨決済エージェント側コンピュ
ータ装置14に保持された取引管理テーブルを図19に
示す。
【0084】図示するように、この取引管理テーブルに
は、契約番号、金額(取引代金)、商品の納付期限、納
付情報、商品受領日、契約履行の項目が設定されてお
り、個別の売買契約に関して、当該契約の進捗状況が把
握できるようになっている。
【0085】但し、取引管理テーブルには、これらの項
目の他、顧客に関する情報、取引記録に関する情報、配
送に関する情報など、必要に応じて種々の項目を設ける
ことができる。
【0086】このように、売買契約の成立前に取引商品
を売り手に寄託させ、売買契約が成立したならば買い手
に取引代金を寄託させ、その後、取引商品および取引代
金を買い手および売り手にそれぞれ送るようにすれば、
売り手および買い手が相手の信用リスクをとらずに手軽
に商品売買を行うことが可能になる。
【0087】以上においては、取引商品の配達は運送会
社が行っているが、たとえばフランチャイズ展開を行っ
ているコンビニエンスストア(以下、「CVS」とい
う。)における物流システムのような既存の物流システ
ムを利用して配達を行うようにしてもよい。
【0088】そこで、次にこのような形態の財貨決済シ
ステムについて説明する。
【0089】ここで、図20は本発明のさらに他の実施
の形態の財貨決済システムを示す概念図、図21は図2
0の財貨決済システムにおける財貨決済エージェント側
コンピュータ装置の財貨決済処理を行う構成要素を示す
ブロック図、図22は図20の財貨決済システムによる
財貨決済のプロセスを示すフローチャート、図23は図
20の財貨決済システムによる財貨決済のプロセスの図
22に続くフローチャート、図24〜図31は図20の
財貨決済システムによる財貨決済過程で表示される画面
を示す説明図、図32〜図35は図20の財貨決済シス
テムにおいて配信されるデータを示す説明図である。
【0090】図20に示す財貨決済システムは、オーク
ション側コンピュータ装置11と、売り手側コンピュー
タ装置12と、買い手側コンピュータ装置13と、財貨
決済エージェント側コンピュータ装置(財貨決済装置)
14と、各CVSへの商品の配達を目的として構築され
た物流システムを保有するCVSチェーン運営会社(運
送部)による操作が行われる物流システム側コンピュー
タ装置(運送部側コンピュータ装置)30とから構成さ
れており、これらは通信回線を介してインターネット1
6に接続されている。そして、物流システム側コンピュ
ータ装置30は各CVSに設置されたCVS端末31と
通信回線により接続されている。
【0091】財貨決済エージェント側コンピュータ装置
14は、図21に示すように、登録処理部17、契約処
理部18、引き渡し確認部32、代金送付指示部33、
商品確認部22、および返送処理部24を有している。
【0092】ここで、登録処理部17は、オークション
サイトで売買の成立した取引商品および取引代金の仲介
処理の開始前に、売り手、買い手およびCVSチェーン
運営会社の各ユーザの登録処理を行う。
【0093】契約処理部18は、取引商品の売買に関し
て財貨決済エージェント側コンピュータ装置14による
財貨決済処理サービスを利用することに関する4者間
(売り手、買い手、CVSチェーン運営会社および財貨
決済エージェントの間)での契約書を作成し、買い手お
よび売り手が契約書の内容に合意したならば取引商品お
よび取引代金の仲介処理が実行されるようになってい
る。
【0094】引き渡し確認部32は、CVSチェーン運
営会社の物流システムを利用した取引商品の配達および
取引代金の受取(すなわち、出荷店であるCVSに持ち
込まれた取引商品を物流システムを用いて受取店である
CVSに配送し、これを受取店において取引代金と引き
換えに買い手へ渡す行為)が行われたとの情報を物流シ
ステム側コンピュータ装置30から受領する。なお、取
引商品の所在(出荷店保有、配送中、受取店保有)や取
引代金の支払い情報は物流システム側コンピュータ装置
30から受信されるようになっており、必要に応じて、
買い手および売り手に対して、それぞれのコンピュータ
装置12,13を介しての連絡が行われる。なお、本実
施の形態において、連絡は電子メールにより行われるよ
うになっているが、ファクシミリや電話など他の通信手
段によって行うこともでき、さらには直接口頭で行って
もよい。
【0095】代金送付指示部33は、引き渡し確認部3
2により受取店が買い手から取引代金を受け取ったとの
情報を物流システム側コンピュータ装置30から受領し
たならば、その取引代金を売り手に送金する指示を出
す。
【0096】商品確認部22は、引き渡し確認部32が
配達完了の通知を受領したならば、商品確認期間内にお
いて買い手からの取引商品を返品したい旨の申し出を受
け付ける。
【0097】返送処理部24は、商品確認期間内におい
て商品確認部22に買い手からの返品申し出がなかった
ならば代金送付指示部33に対して取引代金の売り手へ
の送金する指示を行わせ、商品確認期間内において商品
確認部22に買い手からの返品申し出があったならばC
VSチェーン運営会社に対して取引商品を買い手から売
り手へ返送する指示を行うとともに代金送付指示部33
に対して取引代金を買い手に返金する指示を出させる。
【0098】ここで、商品確認部22および返送処理部
24が設けられていない場合には、代金送付指示部33
は、引き渡し確認部32が買い手からの取引代金受領の
通知を受け取ったならば、直ちに取引代金を売り手に送
金する指示を行う。
【0099】次に、このような構成を有する財貨決済シ
ステムによる財貨決済のプロセスを、図22および図2
3のフローチャート、図24〜図31に示す表示画面お
よび図32〜図35に示す配信データを用いて説明す
る。
【0100】図22において、ステップS61〜S67
までの処理は図3のステップS11〜S17までの処理
と実質的に同一のため、ここでの説明は省略する。な
お、ここでの4者関契約の当事者は、売り手、買い手、
財貨決済エージェントおよびCVSチェーン運営会社で
ある。また、CVSのようにPOSシステムが導入され
ている場合には、取引商品にバーコードを付与して、バ
ーコードによる商品管理をすることが効率的である。
【0101】ステップS67において買い手が契約書に
合意する場合には、買い手は、買い手情報を登録する
(ステップS68)。
【0102】すなわち、買い手側コンピュータ装置13
に図24に示す第11の画面111が表示されるので、
オークションID、商品名、買い手の名前などの事項に
加えて、取引商品を受け取って取引代金の支払いを行う
最寄りのCVSすなわち受取店の店名を入力し、「登
録」のメニューボタン111aをポインタPでクリック
する。これにより、図25に示す第12の画面112が
表示されて登録内容の確認が求められるので、入力した
内容でよければ「合意」のメニューボタン112aを、
訂正する場合は「キャンセル」のメニューボタン112
bをクリックする。このようにして買い手情報が登録さ
れたならば、図26に示す第13の画面113が表示さ
れ、買い手に取引パスワードが付与される。
【0103】ステップS68において買い手情報が登録
されたならば、売り手に対して第14の画面114(図
27)に示す内容の電子メールを送信し、取引パスワー
ドと登録のための入力画面のURLを通知する(ステッ
プS69)。
【0104】これにより、売り手の取引パスワード入力
による4者間契約書が作成され(ステップS70)、売
り手に提示される(ステップS71)。
【0105】売り手がこの契約書に合意する場合には
(ステップS72)、買い手の登録情報を確認するとと
も売り手情報を登録する(ステップS73)。
【0106】すなわち、売り手側コンピュータ装置12
に図28に示す第15の画面115が表示されるので、
売り手の名前などの事項を入力し、「登録」のメニュー
ボタン115aをポインタPでクリックする。これによ
り、図29に示す第16の画面116が表示されて登録
内容の確認が求められるので、入力した内容でよければ
「合意」のメニューボタン116aを、訂正する場合は
「キャンセル」のメニューボタン116bをクリックす
る。このようにして売り手情報が登録されたならば、図
30に示す第17の画面117が表示される。また、図
26に示す買い手情報が売り手側コンピュータ装置12
に表示される。なお、本実施の形態では、図28におい
て、取引商品を持ち込んで出荷依頼を行うCVSすなわ
ち出荷店の店名は特定されない。但し、出荷店の店名の
入力項目を設けて特定するようにしてもよい。
【0107】売り手が買い手の登録内容に合意する場合
には(ステップS74)、買い手および売り手の登録内
容である取引データを物流システム側コンピュータ装置
30に配信する(ステップS75)。また、合意しない
場合には、売り手が買い手に対して登録内容の修正を要
請し(ステップS76)、買い手がこれに応じる場合に
は(ステップS77)、買い手による必要な修正が行わ
れた(ステップS78)後、たとえば図32に示すよう
な取引データを物流システム側コンピュータ装置30に
配信する(ステップS75)。
【0108】このようにして取引データを物流システム
側コンピュータ装置30に配信したならば、売り手は、
所望の出荷店に取引商品を持ち込んで取引パスワードを
提示する(ステップS79)。
【0109】すると、出荷店はCVS端末31により取
引データを物流システム側コンピュータ装置30にアク
セスし、提示された取引パスワードと配信された売り手
の取引パスワードとが一致するかを確認し(ステップS
80)、一致する場合には、出荷店は取引商品を受領し
て受け付け処理を行う(ステップS81)。このような
受け付け処理により物流システム側コンピュータ装置3
0から財貨決済エージェント側コンピュータ装置14に
送信される受付完了データの一例を図33に示す。
【0110】次に、この受け付け処理の情報を物流シス
テム側コンピュータ装置30から受け取った財貨決済エ
ージェント側コンピュータ装置14は、買い手に対して
第18の画面118(図31)に示す内容の電子メール
を送信し、取引商品の受け付け完了を連絡する(ステッ
プS82)。そして、CVSチェーン運営会社の保有す
る物流システムを利用し、出荷店から買い手の指定した
受取店への取引商品の配送が行われる(ステップS8
3)。
【0111】取引商品が受取店へ到着したならば、図2
3において、財貨決済エージェント側コンピュータ装置
14は買い手側コンピュータ装置13により買い手に取
引商品の到着を連絡する(ステップS84)。
【0112】取引商品到着の連絡を受けた買い手は、受
取店に出向いて取引パスワードを提示する(ステップS
85)。受取店は、提示された取引パスワードと配信さ
れた買い手の取引パスワードとが一致するかを確認し
(ステップS86)、一致する場合には、買い手は取引
代金の支払いと引き換えに取引商品を受領し(ステップ
S87)、受取店はCVS端末31を用いて取引代金の
受領処理を行う(ステップS88)。このような受領処
理により物流システム側コンピュータ装置30から財貨
決済エージェント側コンピュータ装置14に送信される
代金受領データの一例を図34に示す。
【0113】この受領処理が物流システム側コンピュー
タ装置30から財貨決済エージェント側コンピュータ装
置14の引き渡し確認部32に送信されると、売り手側
コンピュータ装置12を介して、売り手に対して取引商
品の配達完了が通知される(ステップS89)。
【0114】引き渡し確認部32が配達完了の通知を受
領したならば、商品確認部22は、買い手からの取引商
品を返品したい旨の申し出を商品確認期間内において受
け付ける(ステップS90)。
【0115】そして、商品確認期間内に商品確認部22
に対して買い手からの返品申し出がなかったならば、返
送処理部24は代金送付指示部33に対して取引代金の
売り手への送金指示を行わせる(ステップS91)。送
金指示データの一例を図35に示す。
【0116】また、商品確認期間内に商品確認部22に
対して買い手からの返品申し出があったならば、返送処
理部24は、CVSチェーン運営会社に対して取引商品
を買い手から売り手へ配達する指示を行って売り手に取
引商品を返品する。
【0117】すなわち、買い手が受取店に取引商品を持
ち込んで取引パスワードを提示する(ステップS9
2)。提示された取引パスワードと配信された買い手の
取引パスワードとが一致していれば(ステップS9
3)、受取店は取引商品を受領して返品処理を実行し
(ステップS94)、これにより、返送処理部24は代
金送付指示部23に対して取引代金を買い手に返金する
指示を出す。
【0118】次に、受取店より出荷店へ取引商品を返送
し(ステップS95)、出荷店に到着したならば、売り
手に連絡を行う(ステップS96)。
【0119】連絡を受けた売り手は、出荷店に出向いて
取引パスワードを提示する(ステップS97)。そし
て、提示された取引パスワードと配信された売り手のパ
スワードとが一致していれば(ステップS98)、売り
手に取引商品が渡される(ステップS99)。
【0120】なお、商品確認部22および返送処理部2
4が設けられていない場合には、引き渡し確認部32が
取引商品の買い手への配達が完了して買い手からの取引
代金受領の通知を受け取ったならば(ステップS8
9)、取引代金が売り手に送金される(ステップS9
1)。
【0121】なお、以上の説明では、フランチャイズチ
ェーンの一形態であるCVSの有する物流システムを用
いて取引商品の配達を行う場合を説明したが、CVS以
外の他の種々のフランチャイズチェーン(たとえば外食
産業やクリーニング産業など)の物流システムを用いる
こともできる。
【0122】また、以上の説明においては、各フランチ
ャイズチェーンの有する物流システムに着目して、出荷
店と受取店とは同一のフランチャイズチェーンであるこ
とが前提とされているが、相互に異なるフランチャイズ
チェーンであってもよい。これは、たとえば、異なるフ
ランチャイズチェーン間において物流システムの共有化
を図れば、出荷店と受取店とが相互に異なるフランチャ
イズチェーンでも取引商品の配送が可能になるからであ
る。
【0123】さらに、このようなフランチャイズチェー
ンの物流システムにとどまらず、本明細書における取引
商品以外の有体物を予め特定された複数箇所(すなわ
ち、CVSフランチャイズチェーンであれば各CVS)
に配達することを目的として構築された既存の物流シス
テムであれば、これを利用することができる。
【0124】以上説明した実施の形態によれば、既存の
物流システムを利用して取引商品を配送し、受取店で取
引代金と引き換えに買い手に引き渡すこととしているの
で、多大な手間や高額の費用がかかることもなく、売り
手および買い手が相手の信用リスクをとらずに手軽に商
品売買を行うことが可能になる。
【0125】以上説明した財貨決済技術は、たとえばC
D−ROMなどの情報記録媒体に格納して実行させるこ
とができるのみならず、プログラム製品としてネットワ
ークを介して流通させることもできる。
【0126】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。
【0127】すなわち、本発明によれば、取引代金を買
い手に寄託させてから運送部を通して取引商品を買い手
に配達し、その後、寄託された取引代金を売り手に送金
する指示を行うようにしているので、売り手および買い
手が相手の信用リスクをとらずに手軽に商品売買を行う
ことが可能になる。
【0128】また、本発明によれば、売買契約の成立前
に売り手に取引商品を寄託させておき、売買契約が成立
して取引代金が買い手から売り手に送金されたならば、
寄託されている取引商品を買い手に配達するようにして
いるので、売り手および買い手が相手の信用リスクをと
らずに手軽に商品売買を行うことが可能になる。
【0129】さらに、本発明によれば、売買契約の成立
前に取引商品を売り手に寄託させ、売買契約が成立した
ならば買い手に取引代金を寄託させ、その後、取引商品
および取引代金を買い手および売り手にそれぞれ送るよ
うにしているので、売り手および買い手が相手の信用リ
スクをとらずに手軽に商品売買を行うことが可能にな
る。
【0130】そして、本発明によれば、既存の物流シス
テムを利用して取引商品を配送し、受取店で取引代金と
引き換えに買い手に引き渡すこととしているので、多大
な手間や高額の費用がかかることもなく、売り手および
買い手が相手の信用リスクをとらずに手軽に商品売買を
行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である財貨決済システム
を示す概念図である。
【図2】図1の財貨決済システムにおける財貨決済エー
ジェント側コンピュータ装置(財貨決済装置)の財貨決
済処理を行う構成要素を示すブロック図である。
【図3】図1の財貨決済システムによる財貨決済のプロ
セスを示すフローチャートである。
【図4】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第1の画面を示す説明図である。
【図5】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第2の画面を示す説明図である。
【図6】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第3の画面を示す説明図である。
【図7】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第4の画面を示す説明図である。
【図8】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第5の画面を示す説明図である。
【図9】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程で
表示される第6の画面を示す説明図である。
【図10】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程
で表示される第7の画面を示す説明図である。
【図11】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程
で表示される第8の画面を示す説明図である。
【図12】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程
で表示される第9の画面を示す説明図である。
【図13】図1の財貨決済システムによる財貨決済過程
で表示される第10の画面を示す説明図である。
【図14】図3のフローチャートに続くフローチャート
である。
【図15】本発明の他の実施の形態の財貨決済システム
における財貨決済エージェント側コンピュータ装置の財
貨決済処理を行う構成要素を示すブロック図である。
【図16】図15の財貨決済システムによる財貨決済の
プロセスを示すフローチャートである。
【図17】図16のフローチャートに続くフローチャー
トである。
【図18】本発明のさらに他の実施の形態の財貨決済シ
ステムにおける財貨決済エージェント側コンピュータ装
置の財貨決済処理を行う構成要素を示すブロック図であ
る。
【図19】図18の財貨決済エージェント側コンピュー
タ装置に保持された取引管理テーブルを示す説明図であ
る。
【図20】本発明のさらに他の実施の形態の財貨決済シ
ステムを示す概念図である。
【図21】図20の財貨決済システムにおける財貨決済
エージェント側コンピュータ装置の財貨決済処理を行う
構成要素を示すブロック図である。
【図22】図20の財貨決済システムによる財貨決済の
プロセスを示すフローチャートである。
【図23】図20の財貨決済システムによる財貨決済の
プロセスの図22に続くフローチャートである。
【図24】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第11の画面を示す説明図である。
【図25】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第12の画面を示す説明図である。
【図26】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第13の画面を示す説明図である。
【図27】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第14の画面を示す説明図である。
【図28】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第15の画面を示す説明図である。
【図29】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第16の画面を示す説明図である。
【図30】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第17の画面を示す説明図である。
【図31】図20の財貨決済システムによる財貨決済過
程で表示される第18の画面を示す説明図である。
【図32】図20の財貨決済エージェント側コンピュー
タ装置から物流システム側コンピュータ装置に配信され
る取引データを示す説明図である。
【図33】図20の物流システム側コンピュータ装置か
ら財貨決済エージェント側コンピュータ装置に送信され
る受付完了データの一例を示す説明図である。
【図34】図20の物流システム側コンピュータ装置か
ら財貨決済エージェント側コンピュータ装置に送信され
る代金受領データの一例を示す説明図である。
【図35】図21の代金送付指示部による送金指示デー
タの一例をに示す説明図である。
【符号の説明】
11 オークション側コンピュータ装置 12 売り手側コンピュータ装置 13 買い手側コンピュータ装置 14 財貨決済エージェント側コンピュータ装置(財貨
決済装置) 15 運送会社側コンピュータ装置(運送部側コンピュ
ータ装置) 16 インターネット 17 登録処理部 18 契約処理部 19 代金寄託管理部 20 商品処理部 21 配達確認部 22 商品確認部 23 代金送付指示部 24 返送処理部 25 商品寄託管理部 26 代金処理部 27 送金確認部 28 配達指示部 29 決済処理部 30 物流システム側コンピュータ装置(運送部側コン
ピュータ装置) 31 CVS端末 32 引き渡し確認部 33 代金送付指示部
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月6日(2001.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 財貨決済装置、財貨決済システム、財
貨決済方法および情報記録媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項1】 取引商品および前記取引商品に対応した
取引代金の引き渡し処理を実行する財貨決済装置であっ
て、買い手が前記取引代金を代金寄託機関に寄託した取引代
金寄託情報を 管理する代金寄託管理部と、前記代金寄託管理部の前記取引代金寄託情報を受けて、
前記取引商品を売り手から前記買い手へ配達する配達指
示情報を前記取引商品の配達を行う運送機関に送信する
商品処理部と、前記運送機関による前記取引商品の前記買い手への配達
完了情報を受信する配達確認部と、 前記配達確認部の前記配達完了情報を受けて、寄託され
た前記取引代金を前記売り手へ送金する送金指示情報を
前記代金寄託機関に送信する代金送付指示部とを有し、 前記商品処理部および前記配達確認部で前記取引商品の
引き渡し処理を行い、前記代金寄託管理部および前記代
金送付指示部で前記取引代金の引き渡し処理を行う こと
を特徴とする財貨決済装置。
請求項2】 前記代金寄託管理部は、所定期間内に前
記取引代金寄託情報を受信しない場合には、前記売り手
に対して寄託期限を延長するか前記財貨決済装置により
財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除する
かの選択情報を送信することを特徴とする請求項記載
の財貨決済装置。
請求項3前記配達確認部の前記配達完了情報を受
けて、前記代金送付指示部による前記送金指示情報の送
信に先だって、商品確認期間内において前記買い手から
の前記取引商品を返品したい旨の申し出を受信する商品
確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
手からの返品申し出が受信されなかったならば前記代金
送付指示部に前記送金指示情報を送信させ、前記商品確
認期間内において前記商品確認部に買い手からの返品申
し出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引
商品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信
するとともに前記代金送付指示部から前記代金寄託機関
に対して前記取引代金を買い手に返金する返金指示情報
を送信する返送処理部とを有することを特徴とする請求
1または2記載の財貨決済装置。
請求項4】 取引商品および前記取引商品に対応した
取引代金の引き渡し処理を実行する財貨決済装置であっ
て、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理する 商品寄託管理部と、前記商品寄託管理部の前記商品寄託情報および売買契約
成立情報を受けて、前記取引代金を前記売り手へ送金す
る送金指示情報を買い手に送信する 代金処理部と、前記取引代金の前記売り手への送金が完了した旨の送金
完了情報を受信する 送金確認部と、前記送金確認部の前記送金完了情報を受けて、前記取引
商品を前記商品寄託機関から前記買い手に配達する配達
指示情報を前記取引商品の配達を行う運送機関に送信す
る配達指示部とを有し、 前記商品寄託管理部および前記配達指示部で前記取引商
品の引き渡し処理を行い、前記代金処理部および前記送
金確認部で前記取引代金の引き渡し処理を行う ことを特
徴とする財貨決済装置。
請求項5】 前記配達指示部は、所定期間内に前記送
金完了情報を受信しない場合には、前記売り手に対して
送金期限を延長するか前記財貨決済装置により財貨決済
処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの選択
情報を送信することを特徴とする請求項記載の財貨決
済装置。
請求項6】 前記配達指示部は、所定期間内に前記送
金完了情報を受信しない場合において前記売り手が前記
4者間契約を解除したときには、前記取引商品を前記売
り手に返送する返送指示情報を前記売り手の指示を受け
て前記商品寄託機関に送信することを特徴とする請求項
記載の財貨決済装置。
請求項7】 取引商品および前記取引商品に対応した
取引代金の引き渡し処理を実行する財貨決済装置であっ
て、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理する 商品寄託管理部と、売買契約成立情報を受けて、買い手が前記取引代金を代
金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管理する 代金
寄託管理部と、前記商品寄託管理部の前記商品寄託情報
および前記代金寄託管理部の前記取引 代金寄託情報および売買契約成立情報を受けて、前記取
引商品を売り手から前記買い手へ配達する配達指示情報
を前記取引商品の配達を行う運送機関に送信するととも
に前記取引代金を前記売り手へ送金する送金指示情報を
前記代金寄託機関に送信する決済処理部とを有し、 前記商品寄託管理部および前記決済処理部で前記取引商
品の引き渡し処理を行い、前記代金寄託管理部および前
記決済処理部で前記取引代金の引き渡し処理を行う こと
を特徴とする財貨決済装置。
請求項8】 前記代金寄託管理部は、所定期間内に
記取引代金寄託情報を受信しない場合には、前記売り手
に対して寄託期限を延長するか前記財貨決済装置により
財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除する
かの選択情報を送信することを特徴とする請求項記載
の財貨決済装置。
請求項9】 前記決済処理部は、所定期間内に前記取
引代金寄託情報を受信しない場合において前記売り手が
前記4者間契約を解除したときには、前記取引商品を前
記売り手に返送する返送指示情報を前記売り手の指示を
受けて前記商品寄託機関に送信することを特徴とする請
求項記載の財貨決済装置。
請求項10】 前記決済処理部による前記送金指示情
報の送信に先だって、商品確認期間内において前記買い
手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を受信す
商品確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
手からの返品申し出が受信されなかったならば前記決済
処理部に前記送金指示情報を送信させ、前記商品確認期
間内において前記商品確認部に買い手からの返品申し出
が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商品
を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信する
とともに前記決済処理部から前記代金寄託機関に対して
前記取引代金を買い手に返金する返金指示情報を送信す
返送処理部とを有することを特徴とする請求項7〜9
の何れか一項に記載の財貨決済装置。
請求項11】 前記取引商品および前記取引代金の
き渡し処理の実行前に、前記売り手、前記買い手および
前記運送機関の登録処理を実行する登録処理部を有する
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の
財貨決済装置。
請求項12】 前記取引商品の売買に関して前記財貨
決済装置による財貨決済処理を利用する契約書を生成
し、前記買い手が当該契約書の内容に合意する合意情報
を受けて前記取引商品および前記取引代金の引き渡し処
理を実行させる契約処理部を有することを特徴とする請
求項1〜11の何れか一項に記載の財貨決済装置。
請求項13】 請求項1〜12の何れか一項に記載の
前記財貨決済装置と、 通信回線により前記財貨決済装置と接続された前記売り
手、前記買い手および前記運送機関のコンピュータ装置
とからなり、前記取引商品および前記取引代金の引き渡し処理は前記
売り手、前記買い手および前記運送機関が操作する前記
コンピュータ装置と前記財貨決済装置 とを介して行われ
ることを特徴とする財貨決済システム。
請求項14】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により実
行する財貨決済方法であって、買い手が前記取引代金を代金寄託機関に寄託した取引代
金寄託情報を管理し、 前記取引代金寄託情報を受けて、前記取引商品を売り手
から前記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品
の配達を行う運送機関に送信し、 前記運送機関による前記取引商品の前記買い手への配達
完了情報を受信し、 前記配達完了情報を受けて、寄託された前記取引代金を
前記売り手へ送金する送金指示情報を前記代金寄託機関
に送信 することを特徴とする財貨決済方法。
請求項15】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により実
行する財貨決済方法であって、買い手が前記取引代金を代金寄託機関に寄託した取引代
金寄託情報を管理し、前記取引代金寄託情報を受けて、
前記取引商品を売り手から前記買い手へ配達する配達指
示情報を前記取引商品の配達を行う運送機関に送信し、 前記運送機関による前記取引商品の前記買い手への配達
完了情報を受信し、 前記配達完了情報を受けて、商品確認期間内において前
記買い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を
受信し、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ことを特徴とす
る財貨決済方法。
請求項16所定期間内に前記取引代金寄託情報を
受信しない場合には、前記売り手に対して寄託期限を延
長するか財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を
解除するかの選択情報を送信することを特徴とする請求
14または15記載の財貨決済方法。
請求項17】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により実
行する財貨決済方法であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理し、 前記商品寄託情報および売買契約成立情報を受けて、前
記取引代金を前記売り手へ送金する送金指示情報を買い
手に送信し、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了した旨の送金
完了情報を受信し、 前記送金完了情報を受けて、前記取引商品を前記商品寄
託機関から前記買い手に配達する配達指示情報を前記取
引商品の配達を行う運送機関に送信する ことを特徴とす
る財貨決済方法。
請求項18】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合には、前記売り手に対して送金期限を延長す
るか財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除
するかの選択情報を送信することを特徴とする請求項
記載の財貨決済方法。
請求項19】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合において前記売り手が前記4者間契約を解除
したときには、前記取引商品を前記売り手に返送する返
送指示情報を前記売り手の指示を受けて前記商品寄託機
関に送信することを特徴とする請求項18記載の財貨決
済方法。
請求項20】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により実
行する財貨決済方法であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理し、 売買契約成立情報を受けて、買い手が前記取引代金を代
金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管理し、 前記商品寄託情報および前記取引代金寄託情報および売
買契約成立情報を受けて、前記取引商品を売り手から前
記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品の配達
を行う運送機関に送信するとともに前記取引代金を前記
売り手へ送金する送金指示情報を前記代金寄託機関に送
信する ことを特徴とする財貨決済方法。
請求項21】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により実
行する財貨決済方法であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理し、 売買契約成立情報を受けて、買い手が前記取引代金を代
金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管理し、 前記商品寄託情報および前記取引代金寄託情報および売
買契約成立情報を受けて、前記取引商品を売り手から前
記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品の配達
を行う運送機関に送信し、 前記配達完了情報を受けて、商品確認期間内において前
記買い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を
受信し、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ことを特徴とす
る財貨決済方法。
請求項22】 所定期間内に前記取引代金寄託情報を
受信しない場合には、前記売り手に対して寄託期限を延
長するか財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を
解除するかの選択情報を送信することを特徴とする請求
20または21記載の財貨決済方法。
請求項23】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合において前記売り手が前記4者間契約を解除
したときには、前記取引商品を前記売り手に返送する返
送指示情報を前記売り手の指示を受けて前記商品寄託機
関に送信することを特徴とする請求項22記載の財貨決
済方法。
請求項24】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行するコンピュータプロ
グラムが格納された情報記録媒体であって、買い手が前記取引代金を代金寄託機関に寄託した取引代
金寄託情報を管理する ステップと、前記取引代金寄託情報を受けて、前記取引商品を売り手
から前記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品
の配達を行う運送機関に送信する ステップと、前記運送機関による前記取引商品の前記買い手への配達
完了情報を受信する ステップと、前記配達完了情報を受けて、寄託された前記取引代金を
前記売り手へ送金する送金指示情報を前記代金寄託機関
に送信する ステップとを実行するコンピュータプログラ
が格納されていることを特徴とする情報記録媒体。
請求項25】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行するコンピュータプロ
グラムが格納された情報記録媒体であって、買い手が前記取引代金を代金寄託機関に寄託した取引代
金寄託情報を管理する ステップと、前記取引代金寄託情報を受けて、前記取引商品を売り手
から前記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品
の配達を行う運送機関に送信する ステップと、前記運送
機関による前記取引商品の前記買い手への配達完了情報
を受信するステップと、前記配達完了情報を受けて、商品確認期間内において前
記買い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を
受信する ステップと、前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ステップとを実
行するコンピュータプログラムが格納されていることを
特徴とする情報記録媒体。
請求項26】 所定期間内に前記取引代金寄託情報を
受信しない場合には、前記売り手に対して寄託期限を延
長するか前記コンピュータプログラムの実行により財貨
決済処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの
選択情報を送信するステップを実行するコンピュータプ
ログラムが格納されていることを特徴とする請求項24
または25記載の情報記録媒体。
請求項27】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行するコンピュータプロ
グラムが格納された情報記録媒体であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理する ステップと、前記商品寄託情報および売買契約成立情報を受けて、前
記取引代金を前記売り手へ送金する送金指示情報を買い
手に送信する ステップと、前記取引代金の前記売り手への送金が完了した旨の送金
完了情報を受信する ステップと、前記送金完了情報を受けて、前記取引商品を前記商品寄
託機関から前記買い手に配達する配達指示情報を前記取
引商品の配達を行う運送機関に送信する ステップとを実
行するコンピュータプログラムが格納されていることを
特徴とする情報記録媒体。
請求項28】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合には、前記売り手に対して送金期限を延長す
るか前記コンピュータプログラムの実行により財貨決済
処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの選択
情報を送信するステップを実行するコンピュータプログ
ラムが格納されていることを特徴とする請求項27記載
の情報記録媒体。
請求項29】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合において前記売り手が前記4者間契約を解除
したときには、前記取引商品を前記売り手に返送する返
送指示情報を前記売り手の指示を受けて前記商品寄託機
関に送信するステップを実行するコンピュータプログラ
が格納されていることを特徴とする請求項28記載の
情報記録媒体。
請求項30】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行するコンピュータプロ
グラムが格納された情報記録媒体であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理する ステップと、売買契約成立情報を受けて、買い手が前記取引代金を代
金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管理する ステ
ップと、前記商品寄託情報および前記取引代金寄託情報および売
買契約成立情報を受けて、前記取引商品を売り手から前
記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品の配達
を行う運送機関に送信するとともに前記取引代金を前記
売り手へ送金する送金指示情報を前記代金寄託機関に送
信する ステップとを実行するコンピュータプログラム
格納されていることを特徴とする情報記録媒体。
請求項31】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行するコンピュータプロ
グラムが格納された情報記録媒体であって、前記取引商品を売り手が商品寄託機関に寄託した商品寄
託情報を管理する ステップと、売買契約成立情報を受けて、買い手が前記取引代金を代
金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管理する ステ
ップと、前記商品寄託情報および前記取引代金寄託情報および売
買契約成立情報を受けて、前記取引商品を売り手から前
記買い手へ配達する配達指示情報を前記取引商品の配達
を行う運送機関に送信する ステップと、前記配達完了情報を受けて、商品確認期間内において前
記買い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を
受信する ステップと、前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ステップとを実
行するコンピュータプログラムが格納されていることを
特徴とする情報記録媒体。
請求項32】 所定期間内に前記取引代金寄託情報を
受信しない場合には、前記売り手に対して寄託期限を延
長するか前記コンピュータプログラムの実行により財貨
決済処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの
選択情報を送信するステップを実行するコンピュータプ
ログラムが格納されていることを特徴とする請求項30
または31記載の情報記録媒体。
請求項33】 所定期間内に前記送金完了情報を受信
しない場合において前記売り手が前記4者間契約を解除
したときには、前記取引商品を前記売り手に返送する返
送指示情報を前記売り手の指示を受けて前記商品寄託機
関に送信するステップを実行するコンピュータプログラ
が格納されていることを特徴とする請求項32記載の
情報記録媒体。
請求項34】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を実行する財貨決済装置であ
って、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数の拠点
に配達することを目的として構築された物流システム
保有する運送機関において売り手が前記取引商品を持ち
込む拠点から買い手が前記取引商品を受け取る拠点であ
る代金寄託機関への前記取引商品の配達情報、および買
い手が取引代金を前記代金寄託機関に寄託した取引代金
寄託情報を管理する引き渡し確認部と、前記引き渡し確認部の前記受取情報を受けて、前記取引
代金を売り手に送金する送金指示情報を前記代金寄託機
関に送信する 代金送付指示部とを有することを特徴とす
る財貨決済装置。
請求項35前記引き渡し確認部の前記受取情報を
受けて、前記代金送付指示部による前記送金指示情報の
送信に先だって、商品確認期間内において前記買い手か
らの前記取引商品を返品したい旨の申し出を受信する
品確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
手からの返品申し出が受信されなかったならば前記代金
送付指示部に前記送金指示情報を送信させ、前記商品確
認期間内において前記商品確認部に買い手からの返品申
し出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引
商品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信
するとともに前記代金送付指示部から前記代金寄託機関
に対して前記取引代金を買い手に返金する返金指示情報
を送信する返送処理部とを有することを特徴とする請求
34記載の財貨決済装置。
請求項36】 前記取引商品および前記取引代金の
き渡し処理の実行前に、前記売り手、前記買い手および
前記物流システムを保有する運送機関の登録処理を実行
する登録処理部を有することを特徴とする請求項34ま
たは35記載の財貨決済装置。
請求項37】 前記取引商品の売買に関して前記財貨
決済装置による財貨決済処理を利用する契約書を生成
し、前記買い手および前記売り手が当該契約書の内容に
合意する合意情報を受けて前記取引商品および前記取引
代金の引き渡し処理を実行させる契約処理部を有するこ
とを特徴とする請求項34〜36の何れか一項に記載の
財貨決済装置。
請求項38】 請求項34〜37の何れか一項に記載
の前記財貨決済装置と、 通信回線により前記財貨決済装置と接続された前記売り
手、前記買い手および前記運送機関のコンピュータ装置
とからなり、 前記取引商品および前記取引代金の引き渡し処理は前記
売り手、前記買い手および前記運送機関が操作する前記
コンピュータ装置と前記財貨決済装置とを介して行われ
ることを特徴とする財貨決済システム。
請求項39】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により行
財貨決済方法であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数の拠点
に配達することを目的として構築された物流システムを
保有する運送機関において売り手が前記取引商品を持ち
込む拠点から買い手が前記取引商品を受け取る拠点であ
る代金寄託機関への前記取引商品の配達情報、および買
い手が取引代金を前記代金寄託機関に寄託した取引代金
寄託情報を管理し、 前記受取情報を受けて、前記取引代金を売り手に送金す
る送金指示情報を前記代金寄託機関に送信する ことを特
徴とする財貨決済方法。
請求項40】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理をコンピュータ装置により行
財貨決済方法であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数の拠点
に配達することを目的として構築された物流システムを
保有する運送機関において売り手が前記取引商品を持ち
込む拠点から買い手が前記取引商品を受け取る拠点であ
る代金寄託機関への前記取引商品の配達情報、および買
い手が取引代金を前記代金寄託機関に寄託した取引代金
寄託情報を管理し、 前記受取情報を受けて、商品確認期間内において前記買
い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を受信
し、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ことを特徴とす
る財貨決済方法。
請求項41】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を行うコンピュータプログラ
が格納された情報記録媒体であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数の拠点
に配達することを目的として構築された物流システムを
保有する運送機関において売り手が前記取引商品を持ち
込む拠点から買い手が前記取引商品を受け取る拠点であ
る代金寄託機関への前記取引商品の配達情報、および買
い手が取引代金を前記代金寄託機関に寄託した取引代金
寄託情報を管理するステップと、前記受取情報を受けて、前記取引代金を売り手に送金す
る送金指示情報を前記代金寄託機関に送信する ステップ
とを実行するコンピュータプログラムが格納されている
ことを特徴とする情報記録媒体。
請求項42】 取引商品および前記取引商品に対応し
た取引代金の引き渡し処理を行うコンピュータプログラ
が格納された情報記録媒体であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数の拠点
に配達することを目的として構築された物流システムを
保有する運送機関において売り手が前記取引商品を持ち
込む拠点から買い手が前記取引商品を受け取る拠点であ
る代金寄託機関への前記取引商品の配達情報、および買
い手が取引代金を前記代金寄託機関に寄託した取引代金
寄託情報を管理するステップと、前記受取情報を受けて、商品確認期間内において前記買
い手からの前記取引商品を返品したい旨の申し出を受信
する ステップと、前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
出が受信されなかったならば前記送金指示情報を送信
し、前記商品確認期間内において買い手からの返品申し
出が受信されたならば前記運送機関に対して前記取引商
品を買い手から売り手へ配達する配達指示情報を送信す
るとともに前記代金寄託機関に対して前記取引代金を買
い手に返金する返金指示情報を送信する ステップとを実
行するコンピュータプログラムが格納されていることを
特徴とする情報記録媒体。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る財貨決済装置は、取引商品および取引
商品に対応した取引代金の引き渡し処理を実行する財貨
決済装置であって、買い手が取引代金を代金寄託機関に
寄託した取引代金寄託情報を管理する代金寄託管理部
と、代金寄託管理部の取引代金寄託情報を受けて、取引
商品を売り手から買い手へ配達する配達指示情報を取引
商品の配達を行う運送機関に送信する商品処理部と、
送機関による取引商品の買い手への配達完了情報を受信
する配達確認部と、配達確認部の配達完了情報を受け
て、寄託された取引代金を売り手へ送金する送金指示情
報を代金寄託機関に送信する代金送付指示部とを有し、
商品処理部および配達確認部で取引商品の引き渡し処理
を行い、代金寄託管理部および代金送付指示部で取引代
金の引き渡し処理を行うことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明に係る財貨決済装置は、取引
商品および取引商品に対応した取引代金の引き渡し処理
を実行する財貨決済装置であって、取引商品を売り手が
商品寄託機関に寄託した商品寄託情報を管理する商品寄
託管理部と、商品寄託管理部の商品寄託情報および売買
契約成立情報を受けて、取引代金を売り手へ送金する送
金指示情報を買い手に送信する代金処理部と、取引代金
の売り手への送金が完了した旨の送金完了情報を受信す
送金確認部と、送金確認部の送金完了情報を受けて、
取引商品を商品寄託機関から買い手に配達する配達指示
情報を取引商品の配達を行う運送機関に送信する配達指
示部とを有し、商品寄託管理部および配達指示部で取引
商品の引き渡し処理を行い、代金処理部および送金確認
部で取引代金の引き渡し処理を行うことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】そして、本発明に係る財貨決済装置は、取
引商品および取引商品に対応した取引代金の引き渡し
を実行する財貨決済装置であって、取引商品を売り手
が商品寄託機関に寄託した商品寄託情報を管理する商品
寄託管理部と、売買契約成立情報を受けて、買い手が取
引代金を代金寄託機関に寄託した取引代金寄託情報を管
理する代金寄託管理部と、商品寄託管理部の商品寄託情
報および代金寄託管理部の取引代金寄託情報および売買
契約成立情報を受けて、取引商品を売り手から買い手へ
配達する配達指示情報を取引商品の配達を行う運送機関
に送信するとともに取引代金を売り手へ送金する送金指
示情報を代金寄託機関に送信する決済処理部とを有し、
商品寄託管理部および決済処理部で取引商品の引き渡し
処理を行い、代金寄託管理部および決済処理部で取引代
金の引き渡し処理を行うことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図1に示すように、本実施の形態の財貨決
済システムは、オークションサイトを運営するオークシ
ョン側コンピュータ装置11と、オークションサイトに
所定の取引商品を出品した売り手による操作が行われる
売り手側コンピュータ装置12と、オークションサイト
から取引商品を購入する買い手による操作が行われる買
い手側コンピュータ装置13と、売買の成立した取引商
品とこの取引商品に対応した取り引き代金の引き渡し仲
介業務を行う財貨決済エージェントの財貨決済エージェ
ント側コンピュータ装置(財貨決済装置)14と、取引
商品の配達を行う運送会社(運送機関)による操作が行
われる運送会社側コンピュータ装置(運送機関側コンピ
ュータ装置)15とから構成されており、これらは通信
回線を介してインターネット16に接続されている。な
お、本実施の形態においては、取引商品の配達は運送会
社が行うこととなっているが、会社組織ではない個人で
もよく、機械的な自動配達でもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ここで、登録処理部17は、オークション
サイトで売買の成立した取引商品および取引代金の仲介
処理の実行前に、売り手、買い手および運送会社の各ユ
ーザの登録処理を行う。後述するように、ユーザ登録を
することによってIDおよびパスワードが付与され、そ
れぞれのユーザは付与されたIDおよびパスワードを用
いて取り引きを行う。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】契約処理部18は、取引商品の売買に関し
て財貨決済エージェント側コンピュータ装置14による
財貨決済処理サービスを利用することに関する4者間
(売り手、買い手、運送会社および財貨決済エージェン
トの間)での契約書を生成し、買い手または売り手が契
約書の内容に合意する合意情報を受信したならば取引商
品および取引代金の引き渡し処理が実行されるようにな
っている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】代金寄託管理部19は、買い手に対して取
引代金の寄託指示情報を送信し、寄託が行われたかどう
かを管理するものである。そして、所定期間内に取引代
金の寄託がない場合には、売り手に対して寄託期限を延
長するか4者間契約を解除するかの選択情報を送信す
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ここで、取引代金の寄託とは、財貨決済エ
ージェントが保有する特定口座に取引代金を入金するこ
とのみならず、財貨決済エージェントの委託を受けた第
三者が保有する特定口座に取引代金を入金することも含
まれる。また、たとえば、取引代金が現金や有価証券の
場合には、このような取引代金を財貨決済エージェント
あるいはその委託を受けた第三者に預けることをいう。
このようなことから、取引代金は金融機関などの代金寄
託機関に寄託されることになる。さらに、買い手が、口
座引き落としや代引き、あるいは通信事業者が行ってい
る課金サービスなどの取引代金を支払う場合には、その
ような手続を行うことが取引代金の寄託となる。したが
って、本明細書における取引代金の寄託とは、財貨決済
エージェントが代金寄託機関に対して売り手に取引代金
送金指示できるようになるあらゆる買い手の行為をい
う。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】商品処理部20は、買い手が取引代金を
託したという取引代金寄託情報を代金寄託管理部19か
ら受けて、運送会社側コンピュータ装置15を介して運
送会社に取引商品を売り手から買い手へ配達する配達指
示情報を送信する
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】配達確認部21は、運送会社による取引商
品の買い手への配達が完了した旨の配達完了情報を受信
する。なお、本実施の形態において、配達完了の通知は
運送会社からなされるようになっているが、運送会社お
よび買い手の少なくとも何れかからなされるようになっ
ていればよい。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】返送処理部24は、商品確認期間内におい
て商品確認部22に買い手からの返品申し出がなかった
ならば代金送付指示部23を介して取引代金を売り手へ
送金する送金指示情報を代金寄託機関に送信し、商品確
認期間内において商品確認部22に買い手からの返品申
し出があったならば運送会社に対して取引商品を買い手
から売り手へ配達する配達指示情報を送信するとともに
代金送付指示部23を介して取引代金を買い手に返金す
る返金指示情報を代金寄託機関に送信する
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】そして、商品確認期間内に商品確認部22
おいて買い手からの返品申し出が受信されなかった
らば、返送処理部24は代金送付指示部23に対して
金寄託機関による取引代金の売り手への送金指示を行わ
せる(ステップS27)。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】また、商品確認期間内に商品確認部22に
対して買い手からの返品申し出があったならば、返送処
理部24は、運送会社に対して取引商品を買い手から売
り手へ配達する指示を行い(ステップS28)、運送会
社は売り手に取引商品を返品する(ステップS29)。
返送処理部24はさらに、代金送付指示部23に対して
代金寄託機関による取引代金の買い手への返金指示を出
させる(ステップS30)。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】なお、図3に示すフローチャートのステッ
プS19において、所定期間内に買い手より取引代金の
寄託がない場合には、代金寄託管理部19は、売り手に
対して寄託期限を延長するか4者間契約を解除するかの
選択情報を送信する
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】商品寄託管理部25は、売買契約成立前に
取引商品を売り手が寄託したかどうかを、つまり商品寄
託情報を管理する。なお、本明細書において取引商品の
寄託とは、財貨決済エージェントまたはその委託を受け
第三者である商品寄託機関に対して売り手が取引商品
を預け入れることをいう。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】代金処理部26は、取引商品が寄託された
ことを商品寄託管理部25が受信するとともに売買契約
成立情報を受信したならば、取引代金を買い手から売り
手へ送金する送金指示情報を買い手に送信する
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】送金確認部27は、取引代金の売り手への
送金が完了した旨の送金完了情報を受信する
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】配達指示部28は、送金確認部27の送金
完了情報を受けて、取引商品の配達を行う運送会社に対
して取引商品を買い手に配達する配達指示情報を送信す
。ここで、この配達指示部28は、所定期間(たとえ
ば、1週間)内に買い手より売り手に取引代金の送金が
ない場合には、売り手に対して送金期限を延長するか4
者間契約を解除するかの選択情報を送信する。そして、
売り手が4者間契約を解除する選択を行ったときには、
売り手が申し出た場合には取引商品を売り手に返送する
返送指示情報を商品寄託機関に送信する
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】そして、取引代金の売り手への送金が確認
されたならば、配達指示部28により運送会社に対して
取引商品を商品寄託機関から買い手に配達する指示が出
される(ステップS48)。これを受けた運送会社は、
取引商品を売り手から買い手に配達する(ステップS4
9)。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】なお、図16に示すフローチャートのステ
ップS47において、所定期間内に買い手より売り手に
対して取引代金の送金がない場合には、配達指示部28
は、売り手に対して送金期限を延長するか4者間契約を
解除するかの選択情報を送信する
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】一方、ステップS50において売り手が取
引代金の送金期限延長について了承しない場合には4者
間契約の解除を行い(ステップS52)、買い手に4者
間契約解除の通知をする(ステップS53)。そして、
売り手から取引商品を返送したい旨の情報を受信した場
には(ステップS54)、運送会社に対して取引商品
を売り手に返送する指示を出し、これを売り手に返送す
る(ステップS55)。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】また、返送処理部24は、商品確認期間内
において商品確認部22に買い手からの返品申し出を受
信しなかったならば、決済処理部29に対して取引代金
の売り手への送金指示を行わせる。一方、商品確認期間
内において商品確認部22に買い手からの返品申し出を
受信したならば、取引商品の配達を行う運送会社に対し
て取引商品を買い手から売り手へ配達する指示を出すと
ともに決済処理部29に対して取引代金を買い手に返金
する指示を代金寄託機関に送信させる
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】図20に示す財貨決済システムは、オーク
ション側コンピュータ装置11と、売り手側コンピュー
タ装置12と、買い手側コンピュータ装置13と、財貨
決済エージェント側コンピュータ装置(財貨決済装置)
14と、各CVSへの商品の配達を目的として構築され
た物流システムを保有するCVSチェーン運営会社(
送機関)による操作が行われる物流システム側コンピュ
ータ装置(運送機関側コンピュータ装置)30とから構
成されており、これらは通信回線を介してインターネッ
ト16に接続されている。そして、物流システム側コン
ピュータ装置30は各CVSに設置されたCVS端末3
1と通信回線により接続されている。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】契約処理部18は、取引商品の売買に関し
て財貨決済エージェント側コンピュータ装置14による
財貨決済処理サービスを利用することに関する4者間
(売り手、買い手、CVSチェーン運営会社および財貨
決済エージェントの間)での契約書を作成し、買い手お
よび売り手が契約書の内容に合意したならば取引商品お
よび取引代金の引き渡し処理が実行されるようになって
いる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】引き渡し確認部32は、CVSチェーン運
営会社の物流システムを利用した取引商品の配達および
取引代金の受取(すなわち、出荷店であるCVSに持ち
込まれた取引商品を物流システムを用いて受取店である
CVSに配送し、これを受取店において取引代金と引き
換えに買い手へ渡す行為)が行われたとの情報を物流シ
ステム側コンピュータ装置30から受領する。したがっ
て、ここでは受取店であるCVSが代金寄託機関とな
る。なお、取引商品の所在(出荷店保有、配送中、受取
店保有)や取引代金の支払い情報は物流システム側コン
ピュータ装置30から受信されるようになっており、必
要に応じて、買い手および売り手に対して、それぞれの
コンピュータ装置12,13を介しての連絡が行われ
る。なお、本実施の形態において、連絡は電子メールに
より行われるようになっているが、ファクシミリや電話
など他の通信手段によって行うこともでき、さらには直
接口頭で行ってもよい。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】代金送付指示部33は、引き渡し確認部3
2により受取店が買い手から取引代金を受け取ったとの
情報を物流システム側コンピュータ装置30から受領し
たならば、その取引代金を売り手に送金する送金指示情
報を代金寄託機関である受取店に対して出す
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正内容】
【0123】さらに、このようなフランチャイズチェー
ンの物流システムにとどまらず、本明細書における取引
商品以外の有体物を予め特定された複数拠点(すなわ
ち、CVSフランチャイズチェーンであれば各CVS)
に配達することを目的として構築された既存の物流シス
テムであれば、これを利用することができる。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0125
【補正方法】変更
【補正内容】
【0125】以上説明した財貨決済技術は、たとえばC
D−ROMなどの情報記録媒体にコンピュータプログラ
ムとして格納してコンピュータ装置に実行させることが
できる。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0127
【補正方法】変更
【補正内容】
【0127】すなわち、本発明によれば、取引代金を買
い手に寄託させてから運送機関を通して取引商品を買い
手に配達し、その後、寄託された取引代金を売り手に送
金する指示を行うようにしているので、売り手および買
い手が相手の信用リスクをとらずに手軽に商品売買を行
うことが可能になる。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11 オークション側コンピュータ装置 12 売り手側コンピュータ装置 13 買い手側コンピュータ装置 14 財貨決済エージェント側コンピュータ装置(財貨
決済装置) 15 運送会社側コンピュータ装置(運送機関側コンピ
ュータ装置) 16 インターネット 17 登録処理部 18 契約処理部 19 代金寄託管理部 20 商品処理部 21 配達確認部 22 商品確認部 23 代金送付指示部 24 返送処理部 25 商品寄託管理部 26 代金処理部 27 送金確認部 28 配達指示部 29 決済処理部 30 物流システム側コンピュータ装置(運送機関側コ
ンピュータ装置) 31 CVS端末 32 引き渡し確認部 33 代金送付指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山形 昌樹 東京都千代田区九段北1丁目13番10号 株 式会社日本債券信用銀行内 (72)発明者 高畑 伸 東京都千代田区九段北1丁目13番10号 株 式会社日本債券信用銀行内 (72)発明者 大谷 浩一 東京都千代田区九段北1丁目13番10号 株 式会社日本債券信用銀行内 (72)発明者 遠藤 慎一 東京都千代田区九段北1丁目13番10号 株 式会社日本債券信用銀行内 (72)発明者 前川 大 東京都千代田区九段北1丁目13番10号 株 式会社日本債券信用銀行内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC10 CC36 DD01 FF01 GG02 5B055 CB00

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引商品および前記取引商品に対応した
    取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置で
    あって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手が寄託
    したかどうかを管理する代金寄託管理部と、 前記取引代金が寄託されたことが前記代金寄託管理部に
    より確認されたならば前記取引商品を売り手から前記買
    い手へ配達する指示を出す商品処理部と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    寄託された前記取引代金を前記売り手に送金する指示を
    出す代金送付指示部とを有することを特徴とする財貨決
    済装置。
  2. 【請求項2】 取引商品および前記取引商品に対応した
    取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置で
    あって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手が寄託
    したかどうかを管理する代金寄託管理部と、 前記取引代金が寄託されたことが前記代金寄託管理部に
    より確認されたならば前記取引商品の配達を行う運送部
    に対して前記取引商品を売り手から前記買い手へ配達す
    る指示を出す商品処理部と、 前記運送部による前記取引商品の前記買い手への配達が
    完了した旨の通知を受領する配達確認部と、 前記配達確認部が配達完了の通知を受領したならば、寄
    託された前記取引代金を前記売り手に送金する指示を出
    す代金送付指示部とを有することを特徴とする財貨決済
    装置。
  3. 【請求項3】 前記代金寄託管理部は、所定期間内に前
    記買い手より取引代金の寄託がない場合には、前記売り
    手に対して寄託期限を延長するか前記財貨決済装置によ
    り財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除す
    るかの選択を行わせることを特徴とする請求項1または
    2記載の財貨決済装置。
  4. 【請求項4】 前記配達確認部が前記運送部による前記
    取引商品の前記買い手への配達が完了した旨の通知を受
    領したならば、前記代金送付指示部による前記取引代金
    の前記売り手への送金に先だって、商品確認期間内にお
    いて前記買い手からの前記取引商品を返品したい旨の申
    し出を受け付ける商品確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
    手からの返品申し出がなかったならば前記代金送付指示
    部に対して前記取引代金の売り手への送金指示を行わ
    せ、前記商品確認期間内において前記商品確認部に買い
    手からの返品申し出があったならば前記運送部に対して
    前記取引商品を買い手から売り手へ配達する指示を出す
    とともに前記代金送付指示部に対して前記取引代金を買
    い手に返金する指示を行わせる返送処理部とを有するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の財貨決済装置。
  5. 【請求項5】 取引商品および前記取引商品に対応した
    取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置で
    あって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手が寄託したかど
    うかを管理する商品寄託管理部と、 前記取引商品が寄託されたことが前記商品寄託管理部に
    より確認されて売買契約が成立したならば、前記取引代
    金を買い手から前記売り手へ送金する指示を出す代金処
    理部と、 前記取引代金が前記売り手へ送金されたならば、前記取
    引商品の配達を行う運送部に対して前記取引商品を前記
    買い手に配達する指示を出す配達指示部とを有すること
    を特徴とする財貨決済装置。
  6. 【請求項6】 取引商品および前記取引商品に対応した
    取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置で
    あって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手が寄託したかど
    うかを管理する商品寄託管理部と、 前記取引商品が寄託されたことが前記商品寄託管理部に
    より確認されて売買契約が成立したならば、前記取引代
    金を買い手から前記売り手へ送金する指示を出す代金処
    理部と、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了した旨の通知
    を受領する送金確認部と、 前記送金確認部が送金完了の通知を受領したならば、前
    記取引商品の配達を行う運送部に対して前記取引商品を
    前記買い手に配達する指示を出す配達指示部とを有する
    ことを特徴とする財貨決済装置。
  7. 【請求項7】 前記配達指示部は、所定期間内に前記買
    い手より前記売り手に取引代金の送金がない場合には、
    前記売り手に対して送金期限を延長するか前記財貨決済
    装置により財貨決済処理を行うことに関する4者間契約
    を解除するかの選択を行わせることを特徴とする請求項
    5または6記載の財貨決済装置。
  8. 【請求項8】 前記配達指示部は、所定期間内に前記買
    い手より前記売り手に取引代金の送金がない場合におい
    て前記売り手が前記4者間契約を解除する選択を行った
    ときには、前記売り手が申し出た場合には前記取引商品
    を前記売り手に返送する指示を出すことを特徴とする請
    求項7記載の財貨決済装置。
  9. 【請求項9】 取引商品および前記取引商品に対応した
    取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置で
    あって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手が寄託したかど
    うかを管理する商品寄託管理部と、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手が寄託
    したかどうかを管理する代金寄託管理部と、 前記取引商品が寄託されたことが前記商品寄託管理部に
    より確認されて売買契約が成立し、さらに前記取引代金
    が寄託されたことが前記代金寄託管理部により確認され
    たならば、前記取引商品の配達を行う運送部に対して前
    記取引商品を前記買い手へ配達する指示を出すとともに
    前記取引代金を前記売り手へ送金する指示を出す決済処
    理部とを有することを特徴とする財貨決済装置。
  10. 【請求項10】 前記代金寄託管理部は、所定期間内に
    前記買い手より取引代金の寄託がない場合には、前記売
    り手に対して寄託期限を延長するか前記財貨決済装置に
    より財貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除
    するかの選択を行わせることを特徴とする請求項9記載
    の財貨決済装置。
  11. 【請求項11】 前記決済処理部は、所定期間内に前記
    買い手より前記売り手に取引代金の寄託がない場合にお
    いて前記売り手が前記4者間契約を解除する選択を行っ
    たときには、前記売り手が申し出た場合には前記取引商
    品を前記売り手に返送する指示を出すことを特徴とする
    請求項10記載の財貨決済装置。
  12. 【請求項12】 前記決済処理部による前記取引代金の
    前記売り手への送金に先だって、前記決済処理部の指示
    により前記買い手に配達された前記取引商品の前記買い
    手からの返品したい旨の申し出を商品確認期間内におい
    て受け付ける商品確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
    手からの返品申し出がなかったならば前記決済処理部に
    対して前記取引代金の売り手への送金指示を行わせ、前
    記商品確認期間内において前記商品確認部に買い手から
    の返品申し出があったならば前記取引商品の配達を行う
    運送部に対して前記取引商品を買い手から売り手へ配達
    する指示を出すとともに前記決済処理部に対して前記取
    引代金を買い手に返金する指示を行わせる返送処理部と
    を有することを特徴とする請求項9〜11の何れか一項
    に記載の財貨決済装置。
  13. 【請求項13】 前記取引商品および前記取引代金の仲
    介処理の開始前に、前記売り手、前記買い手および前記
    運送部の各ユーザの登録処理を行う登録処理部を有する
    ことを特徴とする請求項2〜12の何れか一項に記載の
    財貨決済装置。
  14. 【請求項14】 前記取引商品の売買に関して前記財貨
    決済装置による財貨決済処理を利用する契約書を作成
    し、前記買い手が当該契約書の内容に合意したならば前
    記取引商品および前記取引代金の仲介処理を実行させる
    契約処理部を有することを特徴とする請求項2〜13の
    何れか一項に記載の財貨決済装置。
  15. 【請求項15】 請求項2〜14の何れか一項に記載の
    前記財貨決済装置と、 通信回線により前記財貨決済装置と接続された前記売り
    手、前記買い手および前記運送部のコンピュータ装置と
    からなり、 前記取引商品および前記取引代金の仲介処理は前記売り
    手、前記買い手および前記運送部が操作する前記コンピ
    ュータ装置と前記財貨決済装置とを介して行われること
    を特徴とする財貨決済システム。
  16. 【請求項16】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させ、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出し、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    寄託された前記取引代金を前記売り手に送金する指示を
    出すことを特徴とする財貨決済方法。
  17. 【請求項17】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させ、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出し、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付け、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出すことを特徴とする財貨決済方法。
  18. 【請求項18】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記財貨決済方法により財貨決済処理を行う
    ことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わせる
    ことを特徴とする請求項16または17記載の財貨決済
    方法。
  19. 【請求項19】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 売買契約成立前に売り手に前記取引商品を寄託させ、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立したならば、
    前記取引代金を買い手から前記売り手へ送金する指示を
    出し、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了したならば、
    寄託された前記取引商品を前記買い手に配達する指示を
    出すことを特徴とする財貨決済方法。
  20. 【請求項20】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の送金がない場合には、前記売り手に対し
    て送金期限を延長するか前記財貨決済方法により財貨決
    済処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの選
    択を行わせることを特徴とする請求項19記載の財貨決
    済方法。
  21. 【請求項21】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の送金がない場合において前記売り手が前
    記4者間契約を解除する選択を行ったときには、前記売
    り手が申し出た場合には前記取引商品を前記売り手に返
    送する指示を出すことを特徴とする請求項20記載の財
    貨決済方法。
  22. 【請求項22】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 売買契約成立前に売り手に前記取引商品を寄託させ、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させ、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出すとともに寄託され
    た前記取引代金を前記売り手へ送金する指示を出すこと
    を特徴とする財貨決済方法。
  23. 【請求項23】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 売買契約成立前に売り手に前記取引商品を寄託させ、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させ、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出し、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付け、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出すことを特徴とする財貨決済方法。
  24. 【請求項24】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記財貨決済方法により財貨決済処理を行う
    ことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わせる
    ことを特徴とする請求項22または23記載の財貨決済
    方法。
  25. 【請求項25】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の寄託がない場合において前記売り手が前
    記4者間契約を解除する選択を行ったときには、前記売
    り手が申し出た場合には前記取引商品を前記売り手に返
    送する指示を出すことを特徴とする請求項24記載の財
    貨決済方法。
  26. 【請求項26】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手に寄託
    させるステップと、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出すステップと、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したかどうか
    を確認するステップと、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    寄託された前記取引代金を前記売り手に送金する指示を
    出すステップとを実行するプログラムが格納されている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  27. 【請求項27】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手に寄託
    させるステップと、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出すステップと、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したかどうか
    を確認するステップと、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付けるステップと、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出すステップとを実行するプログラムが格納され
    ていることを特徴とする情報記録媒体。
  28. 【請求項28】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記プログラムの実行により財貨決済処理を
    行うことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わ
    せるステップを実行するプログラムが格納されているこ
    とを特徴とする請求項26または27記載の情報記録媒
    体。
  29. 【請求項29】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手に寄託させるス
    テップと、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立したならば、
    前記取引代金を買い手から前記売り手へ送金する指示を
    出すステップと、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了したかどうか
    を確認するステップと、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了したならば、
    寄託された前記取引商品を前記買い手に配達する指示を
    出すステップとを実行するプログラムが格納されている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  30. 【請求項30】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の送金がない場合には、前記売り手に対し
    て送金期限を延長するか前記プログラムの実行により財
    貨決済処理を行うことに関する4者間契約を解除するか
    の選択を行わせるステップを実行するプログラムが格納
    されていることを特徴とする請求項29記載の情報記録
    媒体。
  31. 【請求項31】 前記配達指示部は、所定期間内に前記
    買い手より前記売り手に取引代金の送金がない場合にお
    いて前記売り手が前記4者間契約を解除する選択を行っ
    たときには、前記売り手が申し出た場合には前記取引商
    品を前記売り手に返送する指示を出すステップを実行す
    るプログラムが格納されていることを特徴とする請求項
    30記載の情報記録媒体。
  32. 【請求項32】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 売買契約成立前に売り手に前記取引商品を寄託させるス
    テップと、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させるステップと、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出すとともに寄託され
    た前記取引代金を前記売り手へ送金する指示を出すステ
    ップとを実行するプログラムが格納されていることを特
    徴とする情報記録媒体。
  33. 【請求項33】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 売買契約成立前に売り手に前記取引商品を寄託させるス
    テップと、 売買契約が成立したならば買い手に前記取引代金を寄託
    させるステップと、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出すステップと、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付けるステップと、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出すステップとを実行するプログラムが格納され
    ていることを特徴とする情報記録媒体。
  34. 【請求項34】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記プログラムの実行により財貨決済処理を
    行うことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わ
    せるプログラムが格納されていることを特徴とする請求
    項32または33記載の情報記録媒体。
  35. 【請求項35】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の寄託がない場合において前記売り手が前
    記4者間契約を解除する選択を行ったときには、前記売
    り手が申し出た場合には前記取引商品を前記売り手に返
    送する指示を出すプログラムが格納されていることを特
    徴とする請求項34記載の情報記録媒体。
  36. 【請求項36】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手が寄託
    したかどうかを管理する手段と、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出す手段と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したかどうか
    を確認する手段と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    寄託された前記取引代金を前記売り手に送金する指示を
    出す手段とをコンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラム製品。
  37. 【請求項37】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 売買契約が成立したならば前記取引代金を買い手が寄託
    したかどうかを管理する手段と、 前記取引代金が寄託されたならば前記取引商品を売り手
    から前記買い手へ配達する指示を出す手段と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したかどうか
    を確認する手段と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付ける手段と、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出す手段とをコンピュータに実行させることを特
    徴とするプログラム製品。
  38. 【請求項38】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記各手段の実行により財貨決済処理を行う
    ことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わせる
    手段をコンピュータに実行させることを特徴とする請求
    項36または37記載のプログラム製品。
  39. 【請求項39】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手が寄託したかど
    うかを管理する手段と、 前記取引商品が寄託されたならば前記取引代金を買い手
    から前記売り手へ送金する指示を出す手段と、 前記取引代金の前記売り手への送金が完了したかどうか
    を確認する手段と、 前記取引商品の前記売り手への送金が完了したならば、
    寄託された前記取引商品を前記買い手に配達する指示を
    出す手段とをコンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラム製品。
  40. 【請求項40】所定期間内に前記買い手より前記売り手
    に取引代金の送金がない場合には、前記売り手に対して
    送金期限を延長するか前記各手段の実行により財貨決済
    処理を行うことに関する4者間契約を解除するかの選択
    を行わせる手段をコンピュータに実行させることを特徴
    とする請求項39記載のプログラム製品。
  41. 【請求項41】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の送金がない場合において前記売り手が前
    記4者間契約を解除する選択を行ったときには、前記売
    り手が申し出た場合には前記取引商品を前記売り手に返
    送する指示を出す手段をコンピュータに実行させること
    を特徴とする請求項40記載のプログラム製品。
  42. 【請求項42】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 売買契約成立前に前記取引商品を売り手が寄託したかど
    うかを管理する手段と、 売買契約が成立したならば買い手が前記取引代金を寄託
    したかどうかを管理する手段と、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出すとともに寄託され
    た前記取引代金を前記売り手へ送金する指示を出す手段
    とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログ
    ラム製品。
  43. 【請求項43】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 売買契約成立前に売り手が前記取引商品を寄託したかど
    うかを管理する手段と、 売買契約が成立したならば買い手が前記取引代金を寄託
    したかどうかを管理する手段と、 前記取引商品が寄託されて売買契約が成立し、さらに前
    記取引代金が寄託されたならば、寄託された前記取引商
    品を前記買い手へ配達する指示を出す手段と、 前記取引商品の前記買い手への配達が完了したならば、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付ける手段と、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば寄託された前記取引代金を前記売り
    手へ送金する指示を出し、前記商品確認期間内において
    前記買い手からの返品申し出があったならば前記取引商
    品を前記買い手から前記売り手へ配達する指示を出すと
    ともに寄託された前記取引代金を前記買い手に返金する
    指示を出す手段とをコンピュータに実行させることを特
    徴とするプログラム製品。
  44. 【請求項44】 所定期間内に前記買い手より取引代金
    の寄託がない場合には、前記売り手に対して寄託期限を
    延長するか前記各手段の実行により財貨決済処理を行う
    ことに関する4者間契約を解除するかの選択を行わせる
    手段をコンピュータに実行させることを特徴とする請求
    項42または43記載のプログラム製品。
  45. 【請求項45】 所定期間内に前記買い手より前記売り
    手に取引代金の寄託がない場合において前記売り手が前
    記4者間契約を解除する選択を行ったときには、前記売
    り手が申し出た場合には前記取引商品を前記売り手に返
    送する指示を出す手段をコンピュータに実行させること
    を特徴とする請求項44記載のプログラム製品。
  46. 【請求項46】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済装置
    であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    いて売り手が前記取引商品を持ち込む出荷箇所から買い
    手が前記取引商品を受け取る受取箇所への前記取引商品
    の配達情報および取引代金の受取情報を受信する引き渡
    し確認部と、 前記引き渡し確認部により前記受取箇所が前記買い手か
    ら取引代金を受け取ったとの情報を受領したならば、そ
    の取引代金を売り手に送金する指示を出す代金送付指示
    部とを有することを特徴とする財貨決済装置。
  47. 【請求項47】 前記引き渡し確認部が前記取引商品の
    配達完了の通知を受領したならば、前記代金送付指示部
    による前記取引代金の前記売り手への送金に先だって、
    商品確認期間内において前記買い手からの前記取引商品
    を返品したい旨の申し出を受け付ける商品確認部と、 前記商品確認期間内において前記商品確認部に前記買い
    手からの返品申し出がなかったならば前記代金送付指示
    部に対して前記取引代金の売り手への送金指示を行わ
    せ、前記商品確認期間内において前記商品確認部に買い
    手からの返品申し出があったならば前記物流システムに
    より前記取引商品を前記買い手から前記売り手へ返送す
    る指示を行うとともに前記代金送付指示部に対して取引
    代金を買い手に返金する指示を出させる返送処理部とを
    有することを特徴とする請求項46記載の財貨決済装
    置。
  48. 【請求項48】 前記取引商品および前記取引代金の仲
    介処理の開始前に、前記売り手、前記買い手および前記
    物流システムを保有する運送部の各ユーザの登録処理を
    行う登録処理部を有することを特徴とする請求項46ま
    たは47記載の財貨決済装置。
  49. 【請求項49】 前記取引商品の売買に関して前記財貨
    決済装置による財貨決済処理を利用する契約書を作成
    し、前記買い手および前記売り手が当該契約書の内容に
    合意したならば前記取引商品および前記取引代金の仲介
    処理を実行させる契約処理部を有することを特徴とする
    請求項46〜48の何れか一項に記載の財貨決済装置。
  50. 【請求項50】 請求項46〜49の何れか一項に記載
    の前記財貨決済装置と、 通信回線により前記財貨決済装置と接続された前記売り
    手、前記買い手および前記運送部のコンピュータ装置と
    からなり、 前記取引商品および前記取引代金の仲介処理は前記売り
    手、前記買い手および前記運送部が操作する前記コンピ
    ュータ装置と前記財貨決済装置とを介して行われること
    を特徴とする財貨決済システム。
  51. 【請求項51】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を実行する財貨決済方法
    であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませ、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達し、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡し、 前記受取箇所が受け取った前記取引代金を売り手に送金
    する指示を出すことを特徴とする財貨決済方法。
  52. 【請求項52】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行う財貨決済方法であ
    って、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませ、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達し、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡し、 前記取引商品を前記買い手へ引き渡したならば、商品確
    認期間内において前記買い手からの前記取引商品を返品
    したい旨の申し出を受け付け、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば前記取引代金を前記売り手へ送金す
    る指示を出し、前記商品確認期間内において前記買い手
    からの返品申し出があったならば前記取引商品を前記買
    い手から前記売り手へ配達する指示を出すとともに前記
    取引代金を前記買い手に返金する指示を出すことを特徴
    とする財貨決済方法。
  53. 【請求項53】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませるス
    テップと、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達する
    ステップと、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡すステップと、 前記受取箇所が受け取った前記取引代金を売り手に送金
    する指示を出すステップとを実行するプログラムが格納
    されていることを特徴とする情報記録媒体。
  54. 【請求項54】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラムが格納
    された情報記録媒体であって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませるス
    テップと、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達する
    ステップと、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡すステップと、 前記取引商品を前記買い手へ引き渡したならば、商品確
    認期間内において前記買い手からの前記取引商品を返品
    したい旨の申し出を受け付けるステップと、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば前記取引代金を前記売り手へ送金す
    る指示を出し、前記商品確認期間内において前記買い手
    からの返品申し出があったならば前記取引商品を前記買
    い手から前記売り手へ配達する指示を出すとともに前記
    取引代金を前記買い手に返金する指示を出すステップと
    を実行するプログラムが格納されていることを特徴とす
    る情報記録媒体。
  55. 【請求項55】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませる手
    段と、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達する
    手段と、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡す手段と、 前記受取箇所が受け取った前記取引代金を売り手に送金
    する指示を出す手段とをコンピュータに実行させること
    を特徴とするプログラム製品。
  56. 【請求項56】 取引商品および前記取引商品に対応し
    た取引代金の引き渡し仲介処理を行うプログラム製品で
    あって、 前記取引商品以外の有体物を予め特定された複数箇所に
    配達することを目的として構築された物流システムにお
    ける売り手所望の箇所に前記取引商品を持ち込ませる手
    段と、 前記取引商品が持ち込まれた出荷箇所から買い手が前記
    取引商品を受け取る受取箇所へ前記取引商品を配達する
    手段と、 前記受取箇所において取引代金と引き換えに前記取引商
    品を前記買い手に引き渡す手段と、 前記取引商品を前記買い手へ引き渡したならば、商品確
    認期間内において前記買い手からの前記取引商品を返品
    したい旨の申し出を受け付ける手段と、 前記商品確認期間内において前記買い手からの返品申し
    出がなかったならば前記取引代金を前記売り手へ送金す
    る指示を出し、前記商品確認期間内において前記買い手
    からの返品申し出があったならば前記取引商品を前記買
    い手から前記売り手へ配達する指示を出すとともに前記
    取引代金を前記買い手に返金する指示を出す手段とをコ
    ンピュータに実行させることを特徴とするプログラム製
    品。
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