JP2004005215A

JP2004005215A - コンピュータシステム、コンピュータシステムの制御方法

Info

Publication number: JP2004005215A
Application number: JP2002159994A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Oshima; 大島　康広
Original assignee: PLAZA CREATE CO Ltd
Current assignee: PLAZA CREATE CO Ltd
Priority date: 2002-05-31
Filing date: 2002-05-31
Publication date: 2004-01-08

Abstract

【課題】ユーザーの再来店の機会を有効に生かした、ユーザーにとってより利便性の高いサービスの提供可能なコンピュータシステム、コンピュータシステムの制御方法を提供すること。
【解決手段】システムサーバと少なくとも一つの店舗端末を含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムである。システムサーバは、前記携帯端末から入力されたサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信し、受信した注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信し、店舗端末は、貸与した携帯端末に関連づけてシステムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算を行う。
【選択図】　　図５

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステム、コンピュータシステムの制御方法、請求書プリントシステム及び請求書プリント方法に関する。
【０００２】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
従来よりフィルムの現像プリントサービスを行う店舗では、フィルムの現像を依頼するユーザーの来店時に、注文内容や顧客氏名等を受け付け表に記入するとともにできあがり日時を指定して、その控えをユーザーに渡し、日時に再びユーザーに来店してもらうというのが一般的であった。
【０００３】
この時の受け付け表は、例えば図１４のようなフォーマットのカーボン付き用紙に人手を介して記入されるのが一般的であるため、記入の手間や管理が煩雑であった。
【０００４】
またユーザーが焼き増しプリントの注文を行いたい場合には、同時プリントのできあがりを店舗で受け取ってから再び注文を行わなければならず、何度も店舗に足を運ばなければならなかった。
【０００５】
また本願発明者は、写真の現像プリントサービスやビデオレンタルサービスやクリーニングサービスのように１つのサービス提供についてユーザーが少なくとも２回店舗に足を運ぶサービス提供にあたり、ユーザーの再来店の機会を有効に生かした、ユーザーにとってより利便性の高いサービスの提供を模索していた。
【０００６】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的はユーザーの再来店の機会を有効に生かした、ユーザーにとってより利便性の高いサービスの提供可能なコンピュータシステム、コンピュータシステムの制御方法を提供することである。
【０００７】
また本発明の他の目的は届くと楽しい請求書をプリントする請求書プリントシステム及び請求書プリント方法を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
（１）本発明は、システムサーバと少なくとも一つの店舗端末を含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムであって、
システムサーバは、
前記携帯端末から入力されたサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信する手段と、
受信した注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信する手段とを含み、
店舗端末は、
貸与した携帯端末に関連づけてシステムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算を行うことを特徴とする。
【０００９】
ここで携帯端末とは、携帯可能で通信機能を有する端末であり、例えば携帯電話、ＰＨＳ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ　Ｓｙｓｔｅｍ）、ＰＤＡ等のモバイル端末を用いて実現することができ、本システムのシステムサーバとのみ通信可能に設定されたものを使用するようにしてもよい。
【００１０】
サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報とは、例えば物品やチケットや切符等の購入に関する注文でもよいし、画像プリントや音楽・動画のダウンロードやビデオやＣＤその他のレンタル等のサービスに関するものでもよい。
【００１１】
注文者を特定可能な注文者特定情報とは、例えば貸与した携帯端末を特定する情報（携帯端末番号等）でもよいし、ユーザーＩＤ等でもよい。
【００１２】
ここにおいて店舗端末とは、店舗に設置された端末であり例えばＰＯＳ（ｐｏｉｎｔ　ｏｆ　ｓａｌｅ）レジスター（販売時点情報管理システムの端末）でもよい。本システムは店舗端末を１つ含む場合でもよいし、複数含む場合でもよい。
【００１３】
注文情報を送信する所定の店舗端末は、携帯端末に対応付けられた携帯端末であり、例えば携帯端末が貸し出された店舗の店舗端末や、携帯端末から指定された店舗の店舗端末である。
【００１４】
本発明のコンピュータシステムによれば、貸与中の携帯端末から各種サービス又は商品の注文を受け付け、ユーザーの再度来店時に注文された各種サービス又は商品を提供するビジネスを実現することが出来る。
【００１５】
本コンピュータシステムによれば、貸与中の携帯端末から受け付けた各種サービス又は商品の注文を、ユーザーに貸し出した携帯端末に関連づけて管理し、貸し出した携帯端末に関連した料金の精算を行う際に、システムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算もあわせて行うことができるため、注文管理から注文に対応した代金回収のプロセスの省力化をはかることが可能となる。
【００１６】
本コンピュータシステムは、１つのサービス提供にあたりユーザーの２度の来店を伴うもの、例えば画像プリントサービスやクリーニングサービスやビデオやＣＤ、その他の物品等のレンタルサービスの提供にあたり、それに付帯したサービスやそれらとは別個のサービスや物品を提供する際に有効である。
【００１７】
（２）本発明は、システムサーバを含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムであって、
貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信する手段と、
携帯端末から入力された、サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信する手段と、
受信した注文情報を、携帯端末特定情報に関連づけて記憶する手段と、
前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算を行う手段と、
を含むことを特徴とする。
【００１８】
ここで携帯端末とは、携帯可能で通信機能を有する端末であり、例えば携帯電話、ＰＨＳ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ　Ｓｙｓｔｅｍ）、ＰＤＡ等のモバイル端末を用いて実現することができ、本システムのシステムサーバとのみ通信可能に設定されたものを使用するようにしてもよい。
【００１９】
注文品の提供タイミングに関する情報は、たとえば注文品の提供可能時期がきたら携帯端末に対してメール、音声、振動等によって知らせるようにしてもよい。
【００２０】
また前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算は、例えばシステムサーバで行うようにしてもよいし、他の端末やコンピュータで行うようにしてもよい。他の端末やコンピュータとは例えば、各店舗に設置された端末やコンピュータやレジスターでもよい。
【００２１】
サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報とは、例えば物品やチケットや切符等の購入に関する注文でもよいし、画像プリントや音楽・動画のダウンロードやビデオやＣＤその他のレンタル等のサービスに関するものでもよい。
【００２２】
本発明のコンピュータシステムによれば、貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信するので、従来のように紙媒体の受付伝票を記載する必要がなくなり、サービス受け付けの省力化を図ることが出来る。
【００２３】
また本発明のコンピュータシステムによれば、貸与中の携帯端末から各種サービス又は商品の注文を受け付け、ユーザーの再度来店時に注文された各種サービス又は商品を提供するビジネスを実現することが出来る。
【００２４】
本コンピュータシステムによれば、貸与中の携帯端末から受け付けた各種サービス又は商品の注文を、ユーザーに貸し出した携帯端末に関連づけて管理し、貸し出した携帯端末に関連した料金の精算を行う際に、システムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算もあわせて行うことができるため、注文管理から注文に対応した代金回収のプロセスの省力化をはかることが可能となる。
【００２５】
本コンピュータシステムは、１つのサービス提供にあたりユーザーの２度の来店を伴うもの、例えば画像プリントサービスやクリーニングサービスやビデオやＣＤ、その他の物品等のレンタルサービスの提供にあたり、それに付帯したサービスやそれらとは別個のサービスや物品を提供する際に有効である。
【００２６】
（３）本発明のコンピュータシステムは、
前記携帯端末は撮影機能を有しており、
前記撮影機能を用いて撮影された画像の画像情報と前記携帯端末から入力された当該画像情報に関する処理依頼情報をネットワークを介して受信して、記憶する手段と、
記憶された画像情報と当該画像情報に関する処理依頼情報に基づき依頼された処理を実行するために必要な処理を行う手段と、
を含むことを特徴とする。
【００２７】
ここにおいて依頼された処理を実行するために必要な処理とは、例えばプリントアウトする処理や、例えばサーバに保管して管理する処理や、例えば他のサーバ（画像の応募を受け付けているサーバ）に送信する処理等を含む
例えば携帯端末の撮影機能を用いて撮影した画像のプリント注文の際は、この端末からプリント画像及びサイズ・枚数を指定できるようにしてもよい。
【００２８】
例えば当該画像情報に関する処理依頼情報として、前記撮影機能を用いて撮影された画像に関するプリント注文をネットワークを介して受け付けるようにしてもよい。
【００２９】
また指定した画像のシール加工依頼でもよいし、指定した顔写真の似顔絵の注文依頼でもよいし、似顔絵シール、マグカップ、シャツ等の似顔絵を使った商品の注文依頼でもよい。
【００３０】
このようにすると画像プリントサービス店においては、プリント依頼時に携帯端末を貸し出し、携帯端末で撮影した画像と当該画像のプリント要求をネットワークを介して受けると、最初の来店時に依頼されたプリント受け取り時に携帯端末で撮影した画像のプリントも受け取ることが出来る。
【００３１】
またプリントされた画像を指定された住所へ郵送や宅配するサービスを行うようにしてもよい。
【００３２】
（４）本発明のコンピュータシステムは、
ユーザーから依頼された写真フィルムの現像後の画像をネットワークを介して当該ユーザーに貸与した携帯端末に送信し、
現像後の画像に対応して携帯端末から入力された焼き増し枚数に関する注文をネットワークを介して受け付けることを特徴とする。
【００３３】
従来の現像同時プリントサービスの場合には、同時プリントされたものを見て焼き増しを依頼しなければならないので、何度も店舗にあしを運ばなければならなかった。しかし本発明によれば現像写真の焼きまし枚数を携帯端末から指定可能であるため、現像同時プリントを受け取る際に焼き増し写真も同時に受け取ることが出来る。
【００３４】
（５）本発明のコンピュータシステムは、
携帯端末からの広告情報送信要求に基づき、要求元の携帯端末に広告情報をネットワークを介して送信する手段と、
携帯端末への広告情報の送信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算する手段と、
を含むことを特徴とする。
【００３５】
ここにおいて広告情報とは、例えば広告でもよいし、広告目的で提供されるアンケートやクイズやミニゲーム等でもよい。
【００３６】
なお広告情報に関連づけられた応答情報をネットワークを介して携帯端末から受信し、携帯端末からの応答情報の受信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算するようにしてもよい。
【００３７】
本発明によれば、ユーザーは広告情報を見て楽しんだり、暇つぶしをしたり有益な情報を得たりすることができ、本システムは広告収入を得ることができる。
【００３８】
（６）本発明のコンピュータシステムは、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、ユーザーの注文対価の値引き情報を演算し、値引き情報に基づき値引き処理を行うことを特徴とする。
【００３９】
本発明によれば、ユーザーは貸与中に携帯端末で広告情報を閲覧することにより、また広告情報を閲覧して広告情報に関連した応答を行うことによって、値引きを受けることが出来る。従ってユーザーの広告閲覧に対する強い動機付けをあたえ、ユーザーの広告閲覧を促すことが出来る。
【００４０】
（７）本発明のコンピュータシステムは、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、クーポン券の発行を決定し、
貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券する手段と、
を含むことを特徴とする。
【００４１】
貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券する手段は、例えば店舗に設置されているＰＯＳレジスター等で実現することが出来る。
【００４２】
本発明によれば、ユーザーは貸与中の携帯端末で例えばクーポン券発行の申し込みを行い、携帯端末返却時にクーポン券を受け取ることが出来る。
【００４３】
（８）本発明は、システムサーバと少なくとも一つの店舗端末を含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムの制御方法であって、
システムサーバが、
前記携帯端末から入力されたサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信するステップと、
受信した注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信するステップとを含み、
店舗端末は、
貸与した携帯端末に関連づけてシステムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算を行うことを特徴とする。
【００４４】
（９）本発明は、システムサーバを含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムの制御方法であって、貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信するステップと、
携帯端末から入力された、サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信するステップと、
受信した注文情報を、携帯端末特定情報に関連づけて記憶するステップと、
前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算を行うステップと、
を含むことを特徴とする。
【００４５】
（１０）本発明のコンピュータシステムの制御方法は、
前記携帯端末は撮影機能を有しており、
前記撮影機能を用いて撮影された画像の画像情報と前記携帯端末から入力された当該画像情報に関する処理依頼情報をネットワークを介して受信して、記憶するステップと、
記憶された画像情報と当該画像情報に関する処理依頼情報に基づき依頼された処理を実行するために必要な処理を行うステップと、
を含むことを特徴とする。
【００４６】
（１１）本発明のコンピュータシステムの制御方法は、
ユーザーから依頼された写真フィルムの現像後の画像をネットワークを介して当該ユーザーに貸与した携帯端末に送信し、
現像後の画像に対応して携帯端末から入力された焼き増し枚数に関する注文をネットワークを介して受け付けることを特徴とする。
【００４７】
（１２）本発明のコンピュータシステムの制御方法は、
携帯端末からの広告情報送信要求に基づき、要求元の携帯端末に広告情報をネットワークを介して送信するステップと、
携帯端末への広告情報の送信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算するステップと、
を含むことを特徴とする。
【００４８】
（１３）本発明のコンピュータシステムの制御方法は、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、ユーザーの注文対価の値引き情報を演算し、値引き情報に基づき値引き処理を行うことを特徴とする。
【００４９】
（１４）本発明のコンピュータシステムの制御方法は、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、クーポン券の発行を決定し、
貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券するステップと、
を含むことを特徴とする。
【００５０】
（１５）本発明の請求書プリントシステムは、
ユーザー識別情報に関連付けられた各ユーザーへの請求情報を読み込み、当該請求情報のユーザー識別情報に対応した画像情報を画像情報データベースから読み出す手段と、
読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する請求書の一部にプリントする手段と、
を含むことを特徴とする。
【００５１】
請求書の一部とは請求書のプリントされている紙面の一部でもよいし、請求書のプリントされている紙面の裏面でもよいし、請求書のプリントされている紙面に続いてプリントされる紙面（請求書の次の頁）でもよい。
【００５２】
本発明によれば、ユーザーがデータベースに保存した画像がプリントされた請求書を作成することが出来るので、ユーザーにとって届くと本人を確認でき楽しい請求書を作成することが出来る。
【００５３】
（１６）本発明の請求書プリントシステムは、
撮影機能付き携帯電話から画像情報を受信し、送付元のユーザー識別情報に関連づけて画像情報データベースに格納する手段をさらに含み、
画像情報データベースから読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する撮影機能付き携帯電話の通信料請求書の一部にプリントすることを特徴とする。
【００５４】
ユーザーは撮影機能付き携帯電話で撮影した画像をシステムの画像情報データベースに格納することができる。そして撮影機能付き携帯電話で撮影した画像がプリントされた請求書を作成することができる。
【００５５】
（１７）本発明の請求書プリントシステムは、
前記画像情報データベースに格納されている各画像に付随して、各画像の撮影日時又は受信日時に関する画像日時情報を有しており、
プリントする請求書の請求対象年月日に応じてプリント対象となる画像日時の範囲を決定し、画像情報データベースから当該画像日時の範囲に属する画像情報を抽出して、請求書の一部にプリントすることを特徴とする。
【００５６】
本発明によれば、各月の請求書にその対応月（例えば当月や前月）にユーザーが撮影した画像がプリントされるのでユーザーは請求書を取っておくことで、成長記録のアルバム等を作成することができる。
【００５７】
（１８）本発明の請求書プリント方法は、
ユーザー識別情報に関連付けられた各ユーザーへの請求情報を読み込み、当該請求情報のユーザー識別情報に対応した画像情報を画像情報データベースから読み出すステップと、
読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する請求書の一部にプリントするステップと、
を含むことを特徴とする。
【００５８】
（１９）本発明の請求書プリント方法は、
撮影機能付き携帯電話から画像情報を受信し、送付元のユーザー識別情報に関連づけて画像情報データベースに格納するステップをさらに含み、
画像情報データベースから読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する撮影機能付き携帯電話の通信料請求書の一部にプリントすることを特徴とする。
【００５９】
（２０）本発明の請求書プリント方法は、
前記画像情報データベースに格納されている各画像に付随して、各画像の撮影日時又は受信日時に関する画像日時情報を有しており、
プリントする請求書の請求対象年月日に応じてプリント対象となる画像日時の範囲を決定し、画像情報データベースから当該画像日時の範囲に属する画像情報を抽出して、請求書の一部にプリントすることを特徴とする。
【００６０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
１．コンピュータシステム
図１は、本実施形態のコンピュータシステムの構成の一例である。
【００６１】
また本実施形態のコンピュータシステム２０はサーバ装置１００と少なくとも一つの店舗端末（ＰＯＳレジ等）１７０とを含む。
【００６２】
店舗端末１７０は、例えば各店舗に設置されたＰＯＳレジスターであり、ネットワークを介してサーバ装置１００と接続可能に構成されている。例えば専用回線を介してＬＡＮ等でサーバ装置１００に接続されるようにしてもよいし、インターネット等の公衆回線を介してサーバ装置１００に接続されるようにしてもよい。なお、常時接続でもよいし、所定の間隔で設けられた更新タイミングで接続されるようにしてもよい。
【００６３】
サーバ装置１００は、前記店舗端末１７０や携帯端末４０や広告主のサーバ装置３０とネットワーク（インターネット、ＬＡＮ等）１０を介して接続可能に構成されている。
【００６４】
コンピュータシステムのサーバ装置１００は、ネットワーク回線等に接続されてデータの送受信を行う通信装置１１０、ワークステーション等のホストコンピュータ１２０、データベース１５０を含む。
【００６５】
通信装置１１０は、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回線、ＩＳＤＮ回線、あるいは専用線等の通信回線を介して、他のサーバ装置３０や情報端末４０、１７０等との間でデータの送受信を行う。
【００６６】
携帯端末４０は、例えばＰＤＡ等の携帯情報端末や通信機能付きカメラであり、入力部、制御部、表示部、通信部などを備え、ＷＷＷブラウザ等のブラウザがインストールされている。
【００６７】
なお携帯端末４０は、本実施形態のコンピュータシステム２０のサーバ装置１００とネットワーク（インターネット等）１０を介して接続可能に構成されている。また予め設定された所定の端末やサーバ以外との通信はできないように設定されている。
【００６８】
例えば、本システム（サービス仲介システム）や広告主がホームページを運営している場合には、これらのホームページのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ　Ｒｅｓｏｕｒｃｅ　Ｌｏｃａｔｏｒ）へのみアクセス可能な設定となっている。
【００６９】
なお本実施の形態の他の構成としては、店舗端末１７０（ＰＯＳレジスター）を構成要件としない場合でもよい。
【００７０】
図２は本実施形態のコンピュータシステムのサーバ装置の機能ブロック図の一例である。
【００７１】
コンピュータシステムのサーバ装置１００は、ホストコンピュータ１２０とデータベース１５０を含んでいる。
【００７２】
ホストコンピュータ１２０は、処理部１３０と記憶部１２２と情報記憶媒体１２６と送受信部１２４を含んでいる。
【００７３】
送受信部１２４は、店舗端末１７０や携帯端末４０や広告主のサーバ装置３０やデータベース１５０とデータのやり取りをするもので送信機能と受信機能の両方を有するが、送信手段と受信手段とに分散して送受信機能を実現してもよい。
【００７４】
記憶部１２２は、処理部１３０や送受信部１２４などのワーク領域となるものでありその機能は例えばＲＡＭ等のハードウエアにより実現される。
【００７５】
処理部１３０は、受信した処理要求がどの端末やサーバによって送信されたものであるかやどのような処理要求であるかに基づきサービスの提供に必要な各種処理を行う。その機能は、ハードウェア（ＣＰＵ、ＤＳＰ等のプロセッサ又はゲートアレイ等のＡＳＩＣ）とプログラム（又はファームウェア等）との組み合わせにより実現される。但し、処理部１３０の機能の全てを、ハードウェアにより実現してもよいし、その全てをプログラムにより実現してもよい。
【００７６】
また処理部１３０は、各端末からの処理要求情報に基づき要求された情報を各端末に表示させるためのコンテンツや画像情報等を生成する処理もおこなう。なおコンテンツや画像情報等は各端末にインストールされているデータを閲覧するためのソフトウエアに対応し、データ記述言語を用いて作成される。
【００７７】
なお処理部１３０はコンテンツのみ生成して消費者の携帯端末に送信し、消費者の携帯端末で例えばｊａｖａアプレット等で画像生成を行うようにしてもよいし、処理部１３０で例えばＸＭＬで記述されたコンテンツを生成して消費者の携帯端末に送信し、消費者の携帯端末で画像生成を行うようにしてもよい。
【００７８】
また処理部１３０は、注文管理処理部１３２、広告提供処理部１３４６を含む。
【００７９】
注文管理処理部１３２は、携帯端末からネットワークを介して受信したサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信する処理を行うようにしてもよい。
【００８０】
また貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信する処理を行うようにしてもよい。
【００８１】
また前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算を行うようにしてもよい。
【００８２】
また前記携帯端末が撮影機能を有している場合には、ネットワークを介して受信した撮影機能を用いて撮影された画像の画像情報と前記携帯端末から入力された当該画像情報に関する処理依頼情報に基づき依頼された処理を実行するために必要な処理を行うようにしてもよい。
【００８３】
例えば「前記画像をプリントして所定の店舗で受け取りたい」という処理依頼を受けた場合には、ユーザーがプリント画像を店舗で受け取れるように店舗端末にその旨を指示する処理を行う。
【００８４】
また例えば「前記画像をプリントして指定した住所へ配送してほしい」という処理依頼を受けた場合には、ユーザーがプリント画像を指定した住所で受け取るために必要な処理を行う。
【００８５】
またユーザーから依頼された写真フィルムの現像後の画像をネットワークを介して当該ユーザーに貸与した携帯端末に送信し、現像後の画像に対応して携帯端末から入力された焼き増し枚数に関する注文をネットワークを介して受け付け管理するようにしてもよい。
【００８６】
広告提供処理部１３４は、携帯端末からの広告情報送信要求に基づき、要求元の携帯端末に広告情報をネットワークを介して送信し、携帯端末への広告情報の送信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算処理を行うようにしてもよい。
【００８７】
また携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、ユーザーの注文対価の値引き情報を演算し、値引き情報に基づき値引き処理を行うようにしてもよい。
【００８８】
また携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、クーポン券の発行を決定し、貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券するために必要な処理を行うようにしてもよい。
【００８９】
情報記憶媒体（コンピュータにより使用可能な記憶媒体）１２６は、システムを実現するためのプログラムやデータなどの情報を格納するものであり、その機能は、光ディスク（ＣＤ、ＤＶＤ）、光磁気ディスク（ＭＯ）、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ（ＲＯＭ又はＲＡＭ）などのハードウェアにより実現できる。
【００９０】
また情報記録媒体１２６に格納されるプログラム、データ等は、その一部もしくは全部をネットワーク回線などの伝送媒体を介して受信する構成にしてもよい。
【００９１】
またデータベース１５０は、ホストコンピュータ１２０とデータの送受信を行う送受信部１５２と、注文管理情報１６２や、広告管理情報１６４等を利用可能な状態で記憶した情報記憶部１６０とを含んで構成されている。
【００９２】
情報記憶部１６０は磁気的、光学的記録媒体や半導体メモリ等のＣＰＵで読み取り可能な記憶媒体であり、例えばＲＡＭ、ハードディスク（磁気ディスク）やフレキシブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等により実現される。
【００９３】
図３は、注文情報データベースに格納されている注文情報レコードの一例について説明するための図である。
【００９４】
注文情報レコード２００は注文が発生するたびに生成され、注文ＮＯ２１０、携帯端末ＩＤ２２０、ユーザーＩＤ２３０、受付日時２４０、注文種別２５０、注文コード２６０、数量２７０，精算済みフラグ２８０，精算日時２９０等の情報を含む。注文ＮＯ２１０は注文管理するための番号である。携帯端末ＩＤ２２０は貸与した携帯端末を特定し管理するために携帯端末毎にユニークに付された記号番号である。ユーザーＩＤ２３０は、ユーザーを特定し管理するためにユーザー毎に付された記号番号である。受付日時２４０は、注文の受付日時に関する情報を記憶し、注文種別２５０は、注文の内容によって決定される分類ＮＯであり、例えばプリント注文やチケット注文・・等の注文の種類によって異なる注文種別が与えられるようにしてもよい。また注文コード２６０は、注文の内容を特定するためのコードである。また数量２７０は数量の特定が必要な注文の場合に記憶される。なお精算済みフラグ２８０は、注文に対して精算が行われた回中を示すフラグである。また精算日時２９０は、注文の精算が行われた日時が記憶される。
【００９５】
図４は、広告情報データベースに格納されている広告情報レコードの一例について説明するための図である。
【００９６】
広告情報レコード２００は各広告毎に生成され、広告管理ＮＯ２１０、広告主管理ＩＤ３２０は、広告ヒット累計３３０，広告コンテンツリンク３４０等の情報を含む。広告管理ＮＯ２１０は広告を特定するためのＩＤであり、広告主管理ＩＤ３２０は広告主を管理するＩＤである。広告ヒット累計３３０は本広告の携帯端末への提供実績や携帯端末からの応答実績のいずれかの情報である。広告コンテンツリンクは、本システムで提供する広告コンテンツへのリンク情報（例えば広告コンテンツのアドレス等）である。
【００９７】
図５は本実施の形態のコンピュータシステムの具体的な運用例について説明するための図である。
【００９８】
店舗４１０は、例えば写真や画像のプリントショップ等のように、あるサービスについて２回の来店が必要なサービスを提供しているショップの店舗である。例えばユーザーがフィルムやスマートメディア等を持って画像のプリント依頼に来店するのを１回目の来店、またユーザーがプリントされた画像を取りに来店するのを２回目の来店とする。
【００９９】
１回目の来店時（Ｓ１）にユーザーに本システムにネットワークを介して接続可能な携帯用のネットワーク端末（携帯端末）４０を貸与する（Ｓ２）。
【０１００】
ここにおいて、ネットワーク端末（携帯端末）４０に関連づけてユーザーの注文を処理することにより、図１４に示すような従来形式の紙媒体による受け付け表が不要になる。すなわち例えば携帯端末ＩＤを顧客特定情報として用いることにより、受け付け表の「お客様氏名」欄（図１２の４５０参照）等の記入は不要となる。
【０１０１】
またプリント依頼の受け付け入力をすると自動的にプリントのできあがり日時を対応する携帯端末４０に送信するようにプログラムしておくことでできあがり日時（図１２の４５０参照）の記入も不要となる。またできあがりをリアルタイムに対応する携帯端末に送信するようにしてもよい。
【０１０２】
そしてユーザーは２回目の来店時に、貸与された携帯端末４０を店舗に返還する（Ｓ３）。
【０１０３】
ユーザーは、１回目の来店時から２回目の来店時の間に貸与された携帯端末から所定のサービスや物品についての注文を行うことができ、２回目の来店時にプリントされた画像（写真）４３０とともに、携帯端末から注文したサービス又は物品４４０を受け取ることが出来る。
【０１０４】
図６（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）は、本システムで提供される様々なサービスについて説明するための図である。
【０１０５】
図６（Ａ）は、ユーザーが依頼したプリントが仕上がったことを示す通知が携帯端末に出力されている様子を示した図である。このようにすると、ユーザーにできあがりの通知をリアルタイムに行うことができる。従って例えばユーザーは店舗の近くでショッピング等を行いながらできあがりを待つ場合等に余分な時間をつぶす必要がなくなる。
【０１０６】
図６（Ｂ）は、プリント依頼したユーザーの携帯端末にプリント画像が送信されている様子を示したものである。このようにすると、例えば現像が必要なフィルムの場合でも事前にプリントされる画像を見ることが出来るので便利である。
【０１０７】
図６（Ｃ）は、プリント追加の注文受け付け画面の一例である。例えば図６（Ｂ）のプリント画像確認画面でプリント画像を確認した後、プリント追加の依頼を行うことが出来る。このようにすると現像を要するフィルムの場合でも、現像後の画像を受け取り前に携帯端末で確認して焼き増しの注文を行うことが出来るので、現像後の写真を店舗で受け取ってから再び焼き増し注文を行う場合比べ利便性の高いサービスを提供することが出来る。
【０１０８】
図６（Ｄ）は、画像のシール加工の注文受け付け画面の一例である。例えば図６（Ｂ）のプリント画像確認画面でプリント画像を確認した後、所望の画像についてのシール加工の依頼を行うことが出来る。なおシール加工だけでなく、指定した顔写真から似顔絵を注文できるようにしてもよいし、似顔絵シール、マグカップ、シャツ等の似顔絵を使った商品も注文できるようにしてもよい。
【０１０９】
図７（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は、本実施の形態の撮影機能を有する携帯端末から依頼可能なサービスの具体例について説明するための図である。
【０１１０】
図７（Ａ）は、携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像のプリント注文を受け付けるプリント注文画面の一例である。ユーザーは貸与中の携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像について携帯端末からプリント注文を行うことができ携帯端末の返却時に注文したプリント画像を受け取ることができるようにしてもよい。
【０１１１】
図７（Ｂ）は、携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像を、本システムが提供するネットアルバムに保存する旨の注文を受け付ける画面の一例である。
【０１１２】
ユーザーは貸与中の携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像について携帯端末からネットアルバムに保存する旨の注文を行うことができる。本システムのネットアルバムに保存すると、撮影した画像は本システムの画像情報データベースに格納される。
【０１１３】
ネットアルバムに保管されている画像は端末から自由に閲覧出来るだけでなく、プリント注文やその他の処理依頼が行えるようにしてもよい。
【０１１４】
図７（Ｃ）は、携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像の所定のサイトへの投稿依頼を受け付ける画面の一例である。
【０１１５】
ユーザーは貸与中の携帯端末の撮影機能を利用して撮影した画像について所定のサイトが行っている画像投稿コーナー等に応募することが出来る。
【０１１６】
図８（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は、本実施の形態の携帯端末に広告情報を提供する具体例について説明するための図である。
【０１１７】
図８（Ａ）は、携帯端末に広告情報としてショッピング情報を提供する画面の一例である。例えば店舗の近隣および様々な商品・飲食店宿泊施設の情報を掲載し、ユーザーの再来店時に割引クーポン券を発行するようにしてもよい。なおクーポン券の発行数に応じてその実施商店・飲食店からのキックバック金額を演算するようにしてもよい。
【０１１８】
図８（Ｂ）は、携帯端末のショッピングポイントの確認情報を提供する画面の一例である。例えば本システムの会員システムに登録したユーザーは各自のＩＤ・パスワードを入力することで、いままでの買い物履歴に応じたポイント数が表示され、顧客はそのポイントをプリント代金やネットショッピングの支払いにあてることができるようにしてもよい。
【０１１９】
図８（Ｃ）は、携帯端末に広告情報としてアンケートを提供する画面の一例である。例えば広告主の商品やサービスに関連付けたアンケートでもよいし、直接商品やサービスとは関係ないアンケートを提供する場合でもよく、各種企業の依頼を受けた様々なアンケートを提供することが出来る。
【０１２０】
そしてアンケートに答えたユーザー数に応じて企業から店舗へのキックバック額を演算するようにしてもよい。
【０１２１】
なお各種企業から依頼を受けた様々なモニターの募集を行い、携帯端末からモニター希望の申し込みを受け付け、申し込んだユーザーの再来店時にモニター商品を渡すようにしてもよい。
【０１２２】
その他の広告情報として、近隣および様々な不動産情報を提供するようにしてもよい。そして端末から指定した物件の間取り・地図等の情報のプリントをユーザーの再来店時に渡すようにしてもよい。ユーザーに渡したプリント情報をカウントして業者に課金するようにしてもよい。
【０１２３】
また広告情報として、音楽・動画の一部又は宣伝用の音楽・動画を提供して、携帯端末から前記音楽・動画の様々なメディアへのダウンロード注文を受け付け、再来店時に受け渡すサービスを行うようにしてもよい。
【０１２４】
また携帯端末から、様々な物品又はサービスの注文を受け付け、再来店時に店舗で購入できるようにしてもよい。
【０１２５】
例えば携帯端末で紹介されるコンサート等のチケットを携帯端末から指定し、店舗で購入できるようにしてもよい。
【０１２６】
また携帯端末で紹介される電車・航空機のキップの購入予約を受け付け、店舗ではプリントアウトされた予約券或いはキップを受け取る事が出来るようにしてもよい。
【０１２７】
また携帯端末で各種くじの指定、予約ができ、店舗で購入できるようにしてもよい。
【０１２８】
また携帯端末から各種宿泊施設の予約を受け付けて、本システムで予約業務を行うようにしてもよい。
【０１２９】
また映画の予告動画を携帯端末で見られるようにし、その映画の前売り券を店舗で購入できるようにしてもよい。
【０１３０】
また携帯端末で指定した地域の地図のプリントを店舗で購入できるようにしてもよい。
【０１３１】
また携帯端末から商品の注文を行う場合に、注文した商品を店舗で受け取れる日時を携帯端末に表示するようにしてもよい。
【０１３２】
また結婚・お見合い情報を携帯端末から提供し、携帯端末で条件等を入力すれば最適の相手を紹介するようにしてもよい。
【０１３３】
またタロットカード、おみくじ、星占い等の占いサービスを携帯端末に提供し、その結果のプリントを店舗で受け取れるようにしてもよい。
【０１３４】
図９は店舗端末（ＰＯＳレジスター）をサーバ装置に連動させるコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【０１３５】
ユーザーは店舗への来店時に貸与された貸与用携帯情報端末４０から様々な注文情報を入力することができ、入力された注文情報は受け付けた携帯端末４０の端末ＩＤと共に本システムのサーバ装置１００に送信される（ａ１）。
【０１３６】
本システムのサーバ装置１００は、受信した注文情報を端末ＩＤに関連づけて注文情報データベース１６２’に格納する。
【０１３７】
注文情報データベース１６２’に格納された注文情報は、本システムのサーバ装置又は他のコンピュータによって所与のタイミングで参照され、注文内容に応じた処理が行われる。
【０１３８】
そして、ユーザーの再来店時に携帯端末の端末ＩＤを所与の方法で店舗端末（ＰＯＳレジスター）１７０に入力することにより、店舗端末（ＰＯＳレジスター）は、サーバ装置を介して注文情報データベースから端末ＩＤに対応した注文情報（注文コードや数量）を読みだし料金計算を行う（ａ３）。
【０１３９】
携帯端末の端末ＩＤの入力は例えば、バーコードの読みとり入力でもよいし、キーボードからの入力でもよい。
【０１４０】
また端末ＩＤの代わりにユーザーＩＤを用いる場合でもよいし、端末ＩＤとユーザーＩＤの両方用いる場合でもよい。
【０１４１】
図１０は、店舗来店者に受け付け表の代わりに携帯端末を貸与するコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【０１４２】
ユーザーは店舗への来店時の注文の際に受け付け表の代わりに携帯端末４０を貸与される。店員が受け付け表を記入するかわりに、携帯端末４０又は店舗端末から入力されたユーザーの注文を受け付ける（ｂ１）。
【０１４３】
ユーザーは貸与された貸与用携帯情報端末４０から様々な追加の注文情報を入力することができ、入力された注文情報は受け付けた携帯端末４０の端末ＩＤと共に本システムのサーバ装置１００に送信される（ｂ２）。
【０１４４】
本システムのサーバ装置１００は、受信した注文情報を端末ＩＤに関連づけて注文情報データベース１６２’に格納する（ｂ３）。
【０１４５】
注文情報データベース１６２’に格納された注文情報は、本システムのサーバ装置又は他のコンピュータによって所与のタイミングで参照され、注文内容に応じた処理が行われる。
【０１４６】
また本システムのサーバ装置１００は、注文のできあがりに関する情報を受け付け（ｂ４）、所定のタイミングで注文に対応する携帯情報端末に注文提供タイミング情報を送信する（ｂ５）。
【０１４７】
携帯端末の端末ＩＤの入力は例えば、バーコードの読みとり入力でもよいし、キーボードからの入力でもよい。
【０１４８】
図１１は、店舗来店者に撮影機能を有する携帯端末を貸与するコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【０１４９】
ｂ１〜ｂ５の処理の流れは、図１０のｂ１〜ｂ５の処理の流れと同じである。
【０１５０】
ユーザーは携帯情報端末４０の撮影機能を用いて撮影した画像を当該画像についての処理依頼と共にシステムのサーバ装置１００に送信することが出来る（ｂ６）。
【０１５１】
システムのサーバ装置１００は、受け付けた処理依頼に応じた画像情報の処理を行うために必要な処理を行う（ｂ７）。
【０１５２】
図１２は、現像写真の焼きまし枚数を携帯端末から指定可能なコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【０１５３】
ｂ１〜ｂ５の処理の流れは、図１０のｂ１〜ｂ５の処理の流れと同じである。
【０１５４】
本システムのサーバ装置は、現像後の画像を受け取り、当該現像後の画像を対応する携帯端末（現像依頼を行ったユーザーが貸与された携帯端末）にネットワークを介して送信する（ｂ８）。
【０１５５】
ユーザーは携帯端末４０で、現像後の画像を確認して、必要に応じて携帯端末４０から焼き増し注文を入力することが出来る。携帯端末４０から入力された焼き増し注文はネットワークを介してシステムのサーバ装置１００に送信される（ｂ９）。
【０１５６】
システムのサーバ装置１００は、ネットワークを介して焼き増し注文を受け付け、必要な処理を行う（ｂ１０）。
【０１５７】
図１３は、携帯端末に広告情報提供、広告主から広告料を取るコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【０１５８】
ｂ１〜ｂ５の処理の流れは、図１０のｂ１〜ｂ５の処理の流れと同じである。
【０１５９】
本システムのサーバ装置は、ユーザーに貸与中の携帯端末４０に所与の広告主の広告情報を提供する（ｂ１１）。なお提供される広告情報は例えば本システムのサーバ装置が提供する場合でもよいし、広告主のサーバ装置から直接提供される場合でもよい。
【０１６０】
そしてユーザーは広告情報に対して応答情報（例えばアンケートの形式をとる広告情報に対してアンケートの回答を応答情報として入力する場合等）を入力すると、当該応答情報は本システムのサーバ装置又は広告主のサーバ装置にネットワークを介して送信される（ｂ１２）。
【０１６１】
例えば本システムのサーバ装置１００は、提供された広告情報に対してその提供数に応じて広告主に課金する広告料を演算するようにしてもよい（ｂ１３）。なお単に広告情報提供した場合ではなく、広告に対する応答情報を受け取った場合又は広告にたいする応答情報が所定の条件を満たした場合に広告主に課金する広告料を演算するようにしてもよい。
【０１６２】
また本システムのサーバ装置１００は、提供された広告情報に対してその提供数に応じてユーザーの注文料金の値引きを行うようにしてもよい（ｂ１４）。なお単に広告情報を提供した場合ではなく、広告に対する応答情報を受け取った場合又は広告にたいする応答情報が所定の条件を満たした場合にユーザーの注文料金の値引きを行うようにしてもよい。
【０１６３】
また本システムのサーバ装置１００は、提供された広告情報に関連してユーザーにクーポン券を発券するために必要な処理を行うようにしてもよい（ｂ１４）。なお単に広告情報を提供した場合ではなく、広告に対する応答情報を受け取った場合又は広告にたいする応答情報が所定の条件を満たした場合にユーザーにクーポン券を発券するために必要な処理を行うようにしてもよい。
【０１６４】
なお本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。
【０１６５】
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の１の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
２．請求書プリントシステム
図１５は、本実施形態の請求書プリントシステムの構成の一例である。
【０１６６】
本実施形態のコンピュータシステム１０２０はサーバ装置１１００とプリンター１１７０とを含む。
【０１６７】
また本実施形態の請求書プリントシステム１０００のサーバ装置１１００は、携帯端末１０４０や請求書発行主のサーバ装置１０３０とネットワーク（インターネット、ＬＡＮ等）１０を介して接続可能に構成されている。
【０１６８】
請求書プリントシステムのサーバ装置１１００は、ネットワーク回線等に接続されてデータの送受信を行う通信装置１１１０、ワークステーション等のホストコンピュータ１１２０、データベース１１５０を含む。
【０１６９】
通信装置１１１０は、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回線、ＩＳＤＮ回線、あるいは専用線等の通信回線を介して、他のサーバ装置１０３０や携帯端末１０４０等との間でデータの送受信を行う。
【０１７０】
携帯端末１０４０は、例えば撮影機能付き携帯電話であり、入力部、制御部、表示部、通信部などを備え、ＷＷＷブラウザ等のブラウザがインストールされている。
【０１７１】
なお携帯端末１０４０は、本実施形態のコンピュータシステム１０２０のサーバ装置１００とネットワーク（インターネット等）１０を介して接続可能に構成されている。そして携帯端末１０４０から送信された画像情報を、本システムのサーバ装置が管理する画像情報データベース（データベース１１５０）に格納することが可能である。
【０１７２】
本システム１０２０（サーバ装置１０２０とプリンター１０７０）は、請求書発行主が有する請求情報１０５０を所定の方法で受け取り、受け取った請求書情報に基づき請求書をプリントする処理を行う。ここにおいて所定の方法とは例えばネットワークを介して請求書発行主の請求書情報データベースにアクセスして読み出す場合でもよいし、ネットワークを介して対象月の請求書発行用のデータが格納されたファイルを受信する場合でもよい。対象月の請求書発行用のデータが格納されたファイルが記憶された所定の情報記憶媒体（ＣＤ−ＲＯＭ等）を受け取る場合でもよい。
【０１７３】
図１６は本実施形態の請求書プリントシステムのサーバ装置の機能ブロック図の一例である。
【０１７４】
コンピュータシステムのサーバ装置１１００は、ホストコンピュータ１１２０とデータベース１１５０を含んでいる。
【０１７５】
ホストコンピュータ１１２０は、処理部１１３０と記憶部１１２２と情報記憶媒体１１２６と送受信部１１２４を含んでいる。
【０１７６】
送受信部１１２４は、携帯端末１０４０や請求書発行主のサーバ装置１０３０やデータベース１１５０とデータのやり取りをするもので送信機能と受信機能の両方を有するが、送信手段と受信手段とに分散して送受信機能を実現してもよい。
【０１７７】
記憶部１１２２は、処理部１１３０や送受信部１１２４などのワーク領域となるものでありその機能は例えばＲＡＭ等のハードウエアにより実現される。
【０１７８】
処理部１１３０は、受信した処理要求がどの端末やサーバによって送信されたものであるかやどのような処理要求であるかに基づきサービスの提供に必要な各種処理を行う。その機能は、ハードウェア（ＣＰＵ、ＤＳＰ等のプロセッサ又はゲートアレイ等のＡＳＩＣ）とプログラム（又はファームウェア等）との組み合わせにより実現される。但し、処理部１１３０の機能の全てを、ハードウェアにより実現してもよいし、その全てをプログラムにより実現してもよい。
【０１７９】
また処理部１１３０は、各端末からの処理要求情報に基づき要求された情報を各端末に表示させるためのコンテンツや画像情報等を生成する処理もおこなう。なおコンテンツや画像情報等は各端末にインストールされているデータを閲覧するためのソフトウエアに対応し、データ記述言語を用いて作成される。
【０１８０】
なお処理部１１３０はコンテンツのみ生成して消費者の携帯端末に送信し、消費者の携帯端末で例えばｊａｖａアプレット等で画像生成を行うようにしてもよいし、処理部１１３０で例えばＸＭＬで記述されたコンテンツを生成して消費者の携帯端末に送信し、消費者の携帯端末で画像生成を行うようにしてもよい。
【０１８１】
また処理部１１３０は、画像情報保存サービス処理部１３２、請求書プリントサービス処理部１１３４を含む。
【０１８２】
画像情報保存サービス処理部１１３２は、携帯端末からネットワークを介して受信した画像情報を送信したユーザーのユーザー識別情報に関連づけてデータベースのユーザー保存画像情報１１６２に保存する処理を行う。
【０１８３】
請求書プリントサービス処理部１１３４は、ユーザー識別情報に関連付けられた各ユーザーへの請求情報を読み込み、当該請求情報のユーザー識別情報に対応した画像情報を画像情報データベースから読み出し、読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する請求書の一部にプリントするために必要な処理を行う。
【０１８４】
また前記画像情報データベースに格納されている各画像に付随して、各画像の撮影日時又は受信日時に関する画像日時情報を有しており、プリントする請求書の請求対象年月日に応じてプリント対象となる画像日時の範囲を決定し、画像情報データベースから当該画像日時の範囲に属する画像情報を抽出する処理を行うようにしてもよい。
【０１８５】
情報記憶媒体（コンピュータにより使用可能な記憶媒体）１１２６は、システムを実現するためのプログラムやデータなどの情報を格納するものであり、その機能は、光ディスク（ＣＤ、ＤＶＤ）、光磁気ディスク（ＭＯ）、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ（ＲＯＭ又はＲＡＭ）などのハードウェアにより実現できる。
【０１８６】
また情報記録媒体１１２６に格納されるプログラム、データ等は、その一部もしくは全部をネットワーク回線などの伝送媒体を介して受信する構成にしてもよい。
【０１８７】
またデータベース１１５０は、ホストコンピュータ１１２０とデータの送受信を行う送受信部１１５２と、ユーザー保存画像情報１１６２を利用可能な状態で記憶した情報記憶部１１６０とを含んで構成されている。
【０１８８】
情報記憶部１１６０は磁気的、光学的記録媒体や半導体メモリ等のＣＰＵで読み取り可能な記憶媒体であり、例えばＲＡＭ、ハードディスク（磁気ディスク）やフレキシブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等により実現される。
【０１８９】
図１７は本システムで作成される請求書の一例について説明するための図である。請求書６００は、例えば撮影機能付き携帯電話の通信料請求書である。請求書６００の一部には、ユーザーが本システムの画像情報データベースに格納した画像６２０−１、６２０−２、６２０−３がプリントされている。
【０１９０】
なお画像６２０−１、６２０−２、６２０−３は、請求書のプリントされている紙面の裏面にプリントされている場合でもよいし、請求書のプリントされている紙面に続いてプリントされる紙面（請求書の次の頁）でもよい。
【０１９１】
またユーザーが本システムの画像情報データベースに格納した画像は、例えば撮影機能付き携帯電話で撮影した画像でもよいし、例えば他のデジタルカメラで撮影した画像でもよいし、他のサーバからダウンロードした画像でもよいし、他の端末から受信した画像でもよい。
【０１９２】
また画像情報データベースに格納される画像は、携帯電話から送信した画像に限られず、他の端末（例えばＰＣ（パーソナルコンピュータ）やＰＤＡやゲーム装置）から送信されたものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態のコンピュータシステムの構成の一例である。
【図２】本実施形態のコンピュータシステムのサーバ装置の機能ブロック図の一例である。
【図３】注文情報データベースに格納されている注文情報レコードの一例について説明するための図である。
【図４】広告情報データベースに格納されている広告情報レコードの一例について説明するための図である。
【図５】本実施の形態のコンピュータシステムの具体的な運用例について説明するための図である。
【図６】図６（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）は、本システムで提供される様々なサービスについて説明するための図である。
【図７】図７（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は、本実施の形態の撮影機能を有する携帯端末から依頼可能なサービスの具体例について説明するための図である。
【図８】図８（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は、本実施の形態の携帯端末に広告情報を提供する具体例について説明するための図である。
【図９】店舗端末（ＰＯＳレジスター）をサーバ装置に連動させるコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【図１０】店舗来店者に受け付け表の代わりに携帯端末を貸与するコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【図１１】店舗来店者に撮影機能を有する携帯端末を貸与するコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【図１２】現像写真の焼きまし枚数を携帯端末から指定可能なコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【図１３】携帯端末に広告情報提供、広告主から広告料を取るコンピュータシステムの処理の流れについて説明するための図である。
【図１４】紙媒体による受け付け表の一例である。
【図１５】本実施形態の請求書プリントシステムの構成の一例である。
【図１６】本実施の形態の請求書プリントシステムのサーバ装置の機能ブロック図の一例である。
【図１７】本実施の形態で作成される請求書の一例について説明するための図である。
【符号の説明】
１０　　ネットワーク（インターネット，ＬＡＮ等）
２０　　コンピュータシステム
３０　　広告主のサーバ装置
４０　　携帯端末
１００　広告システムのサーバ装置
１１０　通信装置
１２０　ホストコンピュータ
１２２　記憶部
１２４　通信部
１２６　情報記憶媒体
１３０　処理部
１３２　注文管理処理部
１３４　広告提供処理部
１５０　データベース
１５２　送受信部
１６０　情報記憶部
１６２　注文管理情報
１６４　広告管理情報
１７０　店舗端末（ＰＯＳレジスター）

Claims

システムサーバと少なくとも一つの店舗端末を含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムであって、
システムサーバは、
前記携帯端末から入力されたサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信する手段と、
受信した注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信する手段とを含み、
店舗端末は、
貸与した携帯端末に関連づけてシステムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算を行うことを特徴とするコンピュータシステム。
システムサーバを含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムであって、
貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信する手段と、
携帯端末から入力された、サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信する手段と、
受信した注文情報を、携帯端末特定情報に関連づけて記憶する手段と、
前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算を行う手段と、
を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
請求項１乃至２のいずれかにおいて、
前記携帯端末は撮影機能を有しており、
前記撮影機能を用いて撮影された画像の画像情報と前記携帯端末から入力された当該画像情報に関する処理依頼情報をネットワークを介して受信して、記憶する手段と、
記憶された画像情報と当該画像情報に関する処理依頼情報に基づき依頼された処理を実行するために必要な処理を行う手段と、
を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
請求項１乃至３のいずれかにおいて、
ユーザーから依頼された写真フィルムの現像後の画像をネットワークを介して当該ユーザーに貸与した携帯端末に送信し、
現像後の画像に対応して携帯端末から入力された焼き増し枚数に関する注文をネットワークを介して受け付けることを特徴とするコンピュータシステム。
請求項１乃至４のいずれかにおいて、
携帯端末からの広告情報送信要求に基づき、要求元の携帯端末に広告情報をネットワークを介して送信する手段と、
携帯端末への広告情報の送信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算する手段と、
を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
請求項５において、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、ユーザーの注文対価の値引き情報を演算し、値引き情報に基づき値引き処理を行うことを特徴とするコンピュータシステム。
請求項５又６のいずれかにおいて、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、クーポン券の発行を決定し、
貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券する手段と、
を含むことを特徴とするコンピュータシステム。
システムサーバと少なくとも一つの店舗端末を含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムの制御方法であって、
システムサーバが、
前記携帯端末から入力されたサービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信するステップと、
受信した注文情報を、注文者を特定可能な注文者特定情報に関連づけて記憶し、所定のタイミングで所定の店舗端末に送信するステップとを含み、
店舗端末は、
貸与した携帯端末に関連づけてシステムサーバから受信した注文情報に対応した料金の精算を行うことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
システムサーバを含み、ユーザーの店舗来店時にシステムサーバと通信可能な携帯端末を貸与し、貸与した携帯端末から入力された処理依頼に基づき所与のサービスを提供するコンピュータシステムの制御方法であって、
貸与した携帯端末を特定する携帯端末特定情報に対応させて、ユーザーの注文情報を記憶し、注文品の提供タイミングに関する情報をネットワークを介して、注文主のユーザーに貸与した携帯端末に送信するステップと、
携帯端末から入力された、サービス及び商品の少なくとも一つの注文情報をネットワークを介して受信するステップと、
受信した注文情報を、携帯端末特定情報に関連づけて記憶するステップと、
前記携帯端末情報に関連づけて記憶されている注文情報に対する料金計算を行うステップと、
を含むことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求項８乃至９のいずれかにおいて、
前記携帯端末は撮影機能を有しており、
前記撮影機能を用いて撮影された画像の画像情報と前記携帯端末から入力された当該画像情報に関する処理依頼情報をネットワークを介して受信して、記憶するステップと、
記憶された画像情報と当該画像情報に関する処理依頼情報に基づき依頼された処理を実行するために必要な処理を行うステップと、
を含むことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求項８乃至１０のいずれかにおいて、
ユーザーから依頼された写真フィルムの現像後の画像をネットワークを介して当該ユーザーに貸与した携帯端末に送信し、
現像後の画像に対応して携帯端末から入力された焼き増し枚数に関する注文をネットワークを介して受け付けることを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求項８乃至１１のいずれかにおいて、
携帯端末からの広告情報送信要求に基づき、要求元の携帯端末に広告情報をネットワークを介して送信するステップと、
携帯端末への広告情報の送信に関連付けて、広告主に請求する広告料を演算するステップと、
を含むことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求項１２において、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、ユーザーの注文対価の値引き情報を演算し、値引き情報に基づき値引き処理を行うことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求項１２又１３のいずれかにおいて、
携帯端末への広告情報の送信又は携帯端末からの広告情報に関連づけられた応答情報の受信に関連付けて、クーポン券の発行を決定し、
貸し出した携帯端末に関連づけてクーポン券を発券するステップと、
を含むことを特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
請求書プリントシステムであって、
ユーザー識別情報に関連付けられた各ユーザーへの請求情報を読み込み、当該請求情報のユーザー識別情報に対応した画像情報を画像情報データベースから読み出す手段と、
読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する請求書の一部にプリントする手段と、
を含むことを特徴とする請求書プリントシステム。
請求項１５において、
撮影機能付き携帯電話から画像情報を受信し、送付元のユーザー識別情報に関連づけて画像情報データベースに格納する手段をさらに含み、
画像情報データベースから読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する撮影機能付き携帯電話の通信料請求書の一部にプリントすることを特徴とする請求書プリントシステム。
請求項１５又は１６のいずれかにおいて、
前記画像情報データベースに格納されている各画像に付随して、各画像の撮影日時又は受信日時に関する画像日時情報を有しており、
プリントする請求書の請求対象年月日に応じてプリント対象となる画像日時の範囲を決定し、画像情報データベースから当該画像日時の範囲に属する画像情報を抽出して、請求書の一部にプリントすることを特徴とする請求書プリントシステム。
請求書プリント方法であって、
ユーザー識別情報に関連付けられた各ユーザーへの請求情報を読み込み、当該請求情報のユーザー識別情報に対応した画像情報を画像情報データベースから読み出すステップと、
読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する請求書の一部にプリントするステップと、
を含むことを特徴とする請求書プリント方法。
請求項１８において、
撮影機能付き携帯電話から画像情報を受信し、送付元のユーザー識別情報に関連づけて画像情報データベースに格納するステップをさらに含み、
画像情報データベースから読み出した画像情報を、当該ユーザーに送付する撮影機能付き携帯電話の通信料請求書の一部にプリントすることを特徴とする請求書プリント方法。
請求項１８又は１９のいずれかにおいて、
前記画像情報データベースに格納されている各画像に付随して、各画像の撮影日時又は受信日時に関する画像日時情報を有しており、
プリントする請求書の請求対象年月日に応じてプリント対象となる画像日時の範囲を決定し、画像情報データベースから当該画像日時の範囲に属する画像情報を抽出して、請求書の一部にプリントすることを特徴とする請求書プリント方法。