JP2004004297A - 管理装置 - Google Patents

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早川 正人
Tsutomu Ino
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Abstract

【課題】効率よく、的確に作業者の作業等を管理することができる管理装置を提供する。
【解決手段】作業者装置10の作業者位置検出装置11は、検出した作業者の位置と、赤外線送受信装置13で受信した赤外線信号に含まれている目標位置情報で示される目標位置を地図情報とともに作業者表示装置12に表示する。また、赤外線送受信装置13で受信した赤外線信号に含まれている地図表示情報で示される地図情報を作業者表示装置12に表示する。管理者装置30は、指示された目標位置を示す目標位置情報、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに表示されている地図情報に対応する地図表示情報(縮尺比、範囲)を通信回線21に送信する。赤外線送受信装置23は、通信端末装置22を介して受信した目標位置情報、地図表示情報を含む赤外線信号を送信する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遠方の場所に設置されている設備の点検作業等を行う場合、作業者は、点検作業等を行う設備の位置を地図等に基づいて判別する。そして、点検作業等を行う設備の位置に基づいて移動経路を決定し、決定した移動経路に沿って目標の設備の位置まで移動して点検作業を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、作業者が移動途中で移動経路から外れた場合には、作業者は地図を見直したり、人に尋ねたり、無線機や携帯電話機等を用いて管理センターの管理者に連絡したりすることによって、移動経路を修正している。しかしながら、人通りが少ない場所や、山中の場合には、移動経路から外れると移動経路の修正が困難である。
また、緊急に設備の点検作業を行う必要が生じた場合、管理センターの管理者は、無線機や携帯電話機等を用いて緊急に点検作業を行う必要が生じた設備の近くにいる作業者に連絡し、緊急に点検作業を行う必要が生じた設備の位置や移動経路を口頭で指示している。しかしながら、口頭で指示する場合、設備の位置や移動経路を正確に伝え難く、また時間がかかる。このため、作業者の作業等を効率よく管理することができなかった。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、効率良く、的確に作業者の作業等を管理することができる管理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの管理装置である。
請求項1に記載の管理装置では、作業者装置の作業者表示装置には、作業者位置検出装置で検出した作業者の位置と、管理者装置から送信された目標位置を地図情報とともに表示し、管理者装置の管理者表示装置には、作業者装置が接続された通信端末装置の位置を地図情報とともに表示する。これにより、管理者は、作業者の位置を地図上で容易に判別することができ、また、作業者は、自己の位置と管理者から指示された目標位置を地図上で容易に判別することができる。このため、効率よく、的確に作業者の作業等を管理することができる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの管理装置である。請求項2に記載の管理装置では、作業者装置の作業者表示装置には、作業者位置検出装置で検出した作業者の位置と、管理者装置から送信された目標位置を地図情報とともに表示し、管理者装置の管理者表示装置には、作業者装置から送信された作業者位置情報で示される作業者の位置を地図情報とともに表示する。これにより、第1発明と同様の効果を有する。さらに、第2発明では、管理者装置は、作業者装置から送信された作業者位置情報で示される作業者の位置を管理者表示装置に表示するため、管理者装置の処理が簡単である。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの管理装置である。請求項3に記載の管理装置では、管理者表示装置に表示されている地図上で指示された地点の位置情報を目標位置情報として送信する。これにより、目標位置の入力作業が容易となる。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの管理装置である。請求項4に記載の管理装置では、管理者は、管理者表示装置及び作業者表示装置に同じ地図を表示させることができる。これにより、作業者は、管理者から指示された目標位置や目標位置までの移動経路等をより的確に判別することができる。また、同じ地図が表示されている管理者表示装置及び作業者表示装置を用いることにより、管理者と作業者との間での目標位置や目標位置までの移動経路、点検作業等の内容についての打ち合わせ等を効率よく行うことができる。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの管理装置である。
請求項5に記載の管理装置では、管理者装置の管理者表示装置に、作業者撮像装置で撮像した作業者側の状態が表示される。これにより、管理者は、作業者側の状態を容易に判別することができ、作業者の作業等をより的確に管理することができる。
また、本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの管理装置である。
請求項6に記載の管理装置では、管理者装置から送信される撮像装置制御信号によって作業者撮像装置を制御することができる(例えば、左右の回転移動、上下の回転移動、ズーム度合い等)。これにより、管理者は、作業者側の状態をより詳細に判別することができ、作業者の作業等を一層的確に管理することができる。
また、本発明の第7発明は、請求項7に記載されたとおりの管理装置である。
請求項7に記載の管理装置では、管理者装置は、赤外線受信装置で受信した赤外線信号に含まれている情報に基づいて作業者装置に目標位置情報または地図表示情報を送信する。これにより、管理者は、例えば、赤外線送信装置(赤外線リモコン装置)を用いて目標位置情報や地図表示情報等を入力することができるため、赤外線信号の送受信範囲内の任意の場所で、容易に入力操作を行うことができる。また、作業者装置は、目標位置情報または地図表示情報を赤外線信号で受信し、作業者位置情報を赤外線信号で送信する。これにより、作業者装置の端子を通信端末装置の端子に接続する作業が不要となり、さらに、作業者位置検出装置や作業者撮像装置を赤外線送受信範囲内の任意の場所に配置することができ、作業者装置の取扱いが容易となる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図を図1に示す。第1の実施の形態は、本発明を、設備の点検作業等を行う作業者の作業を管理する管理装置に適用したものである。
本実施の形態は、作業者側に設けられる作業者装置10、管理者側に設けられる管理者装置30、作業者装置10と管理者装置30を接続する通信装置20を備えている。
【0006】
通信装置20は、電話回線等の通信回線21、作業者が作業を行う場所に設けられており、通信回線21に接続されているとともに、作業者装置10が接続可能な通信端末装置22〜22により構成されている。
通信端末装置22〜22は、通信端末装置22〜22に接続された作業者装置10と管理者装置30との間で通信回線21を介して種々の情報の送受信が可能となるように構成される。例えば、作業者装置10が通信回線21用のモデムを備えていない場合には、通信回線21用のモデムが設けられる。あるいは、作業者装置10を通信回線21に接続するための単なる接続端子として構成される場合もある。
通信端末装置22〜22は、作業者装置10を構成する装置(例えば、作業者位置検出装置11、作業者撮像装置15等)の端子が接続された共通の端子を接続可能に構成してもよいし、作業者装置10を構成する装置それぞれの端子を別々に接続可能に構成してもよい。共通の端子を接続可能に構成する場合には、例えば、作業者装置10が接続された通信端末装置22〜22の識別情報と、作業者装置10を構成する各装置の識別情報を用いて情報の送受信を行う。作業者装置10を構成する装置それぞれの端子を別々に接続可能に構成する場合には、作業者装置10を構成する各装置が接続されている通信端末装置22〜22の端子の識別情報(例えば、通信端末装置の識別情報と端子の識別情報の組み合わせ)を用いて情報の送受信を行う。
【0007】
作業者装置10は、例えば、作業者の位置を検出する作業者位置検出装置11、作業者側の状態を撮像する作業者撮像装置(例えば、ビデオカメラ)15等を有している。
作業者位置検出装置11は、作業者表示装置12、地図情報等を記憶した作業者記憶装置(図示省略)を有している。
作業者位置検出装置11は、GPS等を利用した公知の位置検出方法を用いて作業者の位置(作業者位置)を検出するとともに。検出した作業者位置に応じた地図情報(例えば、作業者位置が作業者表示装置12のほぼ中央となる地図情報)を作業者記憶装置から読み出す。そして、検出した作業者位置を読み出した地図情報とともに作業者表示装置12に表示する。本実施の形態では、作業者表示装置12として、作業者位置検出装置11に設けられている表示装置を用いている。なお、作業者位置検出装置11にスクロール機能(作業者表示装置12に表示する地図情報の範囲を移動させる機能)や縮尺比変更機能(作業者表示装置12に表示する地図情報の縮尺比を変更する機能)を持たせるのが好ましい。
また、作業者位置検出装置11は、検出した作業者位置を示す作業者位置情報を、作業者装置10(作業者位置検出装置11)が接続されている通信端末装置22〜22に送信する。
さらに、作業者位置検出装置11は、管理者装置30から通信回線21に送信された目標位置情報または地図表示情報(表示装置に表示する地図情報の範囲や縮尺比等を示す情報)を、作業者装置10(作業者位置検出装置11)が接続されている通信端末装置22〜22を介して受信すると、受信した目標位置情報で示されている目標位置または地図表示情報で示されている地図情報を作業者表示装置12に表示する(地図表示情報については後述する)。
なお、作業者表示装置12に表示されている地図情報と、管理装置30から送信された地図表示情報で示される地図情報とが異なる場合には、管理者装置30から送信された地図表示情報で示される地図情報を作業者表示装置12に表示するモードに移行するように構成されている。管理者装置30から送信された地図表示情報で示されている地図情報を作業者表示装置12に表示するモードは、例えば、解除キーが操作された時あるいは電源スイッチがオフ操作された時に解除されるように構成する。
作業者位置検出装置11としては、ナビゲーション機能(現在位置から目標位置までの移動経路を案内する機能)を備えたものを用いるのが好ましい。
【0008】
作業者撮像装置15は、撮像した作業者撮像画像を作業者表示装置に表示する。本実施の形態では、作業者撮像装置15に設けられている表示装置を作業者撮像画像を表示する作業者表示装置として用いている。なお、作業者撮像装置15で撮像した作業者撮像画像を作業者位置検出装置11に設けられている表示装置に表示してもよい。また、作業者位置及び作業者撮像画像を表示する共通の作業者表示装置を用いてもよい。
また、作業者撮像装置15は、管理者装置30から通信回線21に送信された作業者撮像装置制御情報を、作業者装置10(作業者撮像装置15)が接続された通信端末装置22〜22を介して受信した場合には、受信した作業者撮像装置制御情報で示されている状態に制御される。
【0009】
管理者装置30は、通信装置31、パソコン等の処理装置32等により構成されている。なお、処理装置32には、管理者表示装置33、キーボード等の入力装置(図示省略)、地図情報等を記憶した管理者記憶装置(図示省略)等が接続されている。
管理者表示装置33では、作業者装置10(作業者撮像装置15)から送信された作業者撮像情報が撮像情報表示部33aに表示され、目標位置、管理者記憶装置から読み出された地図情報、作業者装置10(作業者位置検出装置11)から送信された作業者位置情報で示される作業者位置が地図情報表示部33bに表示される。
なお、作業者記憶装置及び管理者記憶装置には、同じ地図情報を記憶させるのが好ましい。
また、作業者は、管理者と通話するための無線機や携帯電話機、あるいは通信端末装置22〜22、通信回線21を介して管理者と通話するための通話装置を所持する。
【0010】
次に、図1に示した管理装置を用いて作業者の作業等を管理する方法を説明する。
管理者が、管理者装置30から作業者装置10(作業者)に作業を行う設備の位置(目標位置)を送信する場合には、例えば、以下のようにして送信する。
まず、管理者は、作業者の位置を判別する。
作業者の位置を判別する方法としては種々の方法を用いることができる。
例えば、通信端末装置22〜22が設けられている位置を示す位置情報を管理者記憶装置に記憶しておく。そして、作業者装置10が通信端末装置22〜22のいずれかに接続された時に、作業者装置10が接続された通信端末装置22〜22から、作業者装置10が接続されたことを示す接続情報(例えば、作業者装置10の識別情報、作業者装置10が接続された通信端末装置22〜22の識別情報、必要な場合には接続端子の識別情報等)を管理者装置30に送信する。管理者装置30は、接続情報を送信した通信端末装置22〜22の位置情報を管理者記憶装置から読み出し、読み出した通信端末装置22〜22の位置情報で示される位置を(必要な場合には、作業者装置10の識別情報も)管理者表示装置33(地図情報表示部33b)に地図情報とともに表示する。この時、作業者装置10を携帯している作業者の識別情報(例えば、氏名等)を表示してもよい。作業者の識別情報は、例えば、作業者装置10に対応する作業者識別情報を管理者記憶装置に記憶させておき、受信した作業者装置10の識別情報に対応する作業者の識別情報を作業者記憶装置から読み出す。あるいは、作業者装置10から作業者の識別情報を送信し、管理者装置30で作業者の識別情報を判別してもよい。
または、管理者表示装置33(地図情報表示部33b)に各通信端末装置22〜22の位置を地図情報とともに表示しておく。そして、接続情報を送信した通信端末装置22〜22に対応する通信端末装置の位置を他の通信端末装置の位置と区別して表示する。
または、作業者装置10は、通信端末装置22〜22に接続された時、作業者位置検出装置11で検出した作業者位置を示す作業者位置情報を通信端末装置22〜22に送信する。これにより、作業者装置10が接続された通信端末装置22〜22は、作業者位置情報を含む接続情報を管理者装置30に送信する。管理者装置30は、受信した作業者位置情報で示される位置を管理者表示装置33(地図情報表示部33b)に地図情報とともに表示する。
管理者は、管理者表示装置33(地図情報表示部33b)の表示に基づいて作業者装置10の位置(作業者の位置)を判別する。
【0011】
次に、管理者は、作業者(作業者装置10)に点検作業を行う設備の位置を知らせる。
例えば、キーボード等の入力装置を用いて、地図情報表示部33bに表示させる地図情報の範囲や、縮尺比等を指示し、作業者に点検作業を行わせる設備が設置されている位置を含む地図情報を地図情報表示部33bに表示させる。
そして、地図情報表示部33bに表示されている地図情報上で目標位置を指示する。例えば、点検作業を行う設備が設置されている位置をカーソルで指示して入力キーを操作する。これにより、処理装置32は、指示された位置の位置情報(例えば、経度と緯度)(目標位置情報)を判別する。
次いで、送信操作を行う(例えば、送信キーを操作する)。これにより、処理装置32は、目標位置を示す目標位置情報を通信装置31を介して通信回線21に送信する。
作業者装置10は、通信端末装置22〜22を介して受信した目標位置情報を作業者位置検出装置11に出力する。
作業者位置検出装置11は、入力された目標位置情報で示される目標位置を、作業者位置、地図情報とともに作業者表示装置12に表示する。作業者位置や目標位置は、例えば、記号やマーク等を用いて判別可能に表示するのが好ましい。
【0012】
なお、管理者装置30から目標位置情報を送信する時に、目標位置に設置されている設備の設備名あるいは設備識別情報等も送信し、作業者表示装置12に目標位置とともに設備名あるいは設備識別情報等を表示してもよい。
また、作業者位置検出装置11は、目標位置情報が入力されると、作業者の位置から目標位置への移動経路を演算し、移動経路を作業者表示装置12に表示してもよい。移動経路は、管理者装置30の処理装置32により演算し、目標位置とともに送信してもよい。処理装置32で移動経路を演算する場合には、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに演算した移動経路を表示するのが好ましい。
また、目標位置を指示する方法としては、地図情報上の地点を指示する以外の方法を用いることもできる。例えば、予め、点検作業を行う設備の設備名、設備識別情報、位置情報等を含む設備情報を管理者記憶装置に記憶させておく。管理者は、入力装置を用いて作業者が点検作業を行う設備の設備識別情報(あるいは設備名)を入力する。これにより、処理装置32は、入力された設備識別情報(あるいは設備名)に対応する位置情報を管理者記憶装置から読み出す。次いで、管理者は、送信操作を行う。これにより、処理装置32は、管理者記憶装置から読み出した位置情報を目標位置情報として送信する。この場合、設備情報を作業者位置検出装置の記憶装置に記憶させておき、処理装置32から設備識別情報(あるいは設備名)を送信してもよい。
【0013】
作業者は、作業者表示装置12に表示されている作業者の位置、目標位置(場合によっては、移動経路)、地図情報を見ながら目標位置まで移動する。
なお、作業者位置検出装置11は、随時作業者の現在位置を検出しており、作業者の現在位置を作業者表示装置12に表示する。そして、作業者の現在位置に応じて、作業者表示装置12に表示する地図情報の範囲や移動経路を変更する。
【0014】
作業者は、作業者表示装置12に表示されている目標位置に到着すると、予め定められた点検マニュアル等に従って設備の点検作業を行う。
その場合、作業者は、作業者装置10を通信端末装置22〜22に接続する。そして、点検前の設備の状況、不具合が発生している個所、点検作業を終了した時の設備の状況等を作業者撮像装置(ビデオカメラ)15で撮像し、撮像した作業者撮像情報を、作業者装置10(作業者撮像装置15)が接続された通信端末装置22〜22に送信する。
管理者装置30(処理装置32)は、作業者装置10(作業者撮像装置15)から送信された作業者撮像情報を通信装置31を介して受信すると、受信した作業者撮像情報を管理者表示装置33の撮像情報表示部33aに表示する。
作業者撮像情報を管理者表示装置33に表示する方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに表示されている作業者の位置を指示すると、処理装置32は、当該位置に対応する個所に子画面を設け、その子画面に作業者撮像情報を表示する。あるいは、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに表示されている作業者の位置を指示すると、処理装置32は、管理者表示装置33の撮像情報表示部33aに、指示された位置の作業者装置10から送信された作業者撮像情報を表示する。
管理者は、管理者表示装置33に表示される作業者撮像情報に基づいて、設備の状態や不具合の状態等を判別し、適切な指示を作業者に与える。作業者への指示は、例えば、作業者装置10に設けられている通話装置を用いて口頭で行う。
【0015】
作業者は、設備の点検作業を終了すると、さらに点検作業を行う設備がある場合には、次の設備の位置まで移動する。
この時、作業者表示装置12に、管理者装置30から送信された次の設備の位置(目標位置)、移動経路、設備名等が表示される。作業者表示装置12に表示する目標位置は、その都度管理者装置30から送信するようにしてもよいし、予め作業者位置検出装置の記憶装置(作業者記憶装置)に記憶させておき、順次読み出すようにしてもよい。
【0016】
ところで、例えば、管理者と作業者との間で通話装置等を用いて目標位置、移動経路、点検作業等の内容について打ち合わせを行う場合、管理者表示装置33及び作業者表示装置12に同じ地図情報を表示させれば効率よく打ち合わせを行うことができる。
そこで、管理者表示装置33及び作業者表示装置12に同じ地図情報を表示させる機能を設けるのが好ましい。これは、例えば、以下の方法で行うことができる。
管理者は、キーボード等の入力装置を用いて同期表示モードを設定する。処理装置32は、同期表示モードが設定されると、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに表示されている地図情報の縮尺比や範囲を示す地図表示情報を通信装置31を介して通信回線21に送信する。
作業者装置10は、管理者装置30から送信された地図表示情報を通信端末装置22〜22を介して受信すると、受信した地図表示情報を作業者位置検出装置11に出力する。作業者位置検出装置11は、地図表示情報が入力されると、入力された地図表示情報に対応した縮尺比や範囲の地図情報を作業者表示装置12に表示する。
処理装置32は、同期表示モードが設定されている状態では、管理者表示装置33の地図情報表示部33bに表示されている地図情報が変更される毎に地図表示情報を作業者装置10に送信し、作業者表示装置12に表示される地図情報を同期して変更させる。
同期表示モードは、例えば、管理者あるいは作業者が解除操作を行った時(例えば、解除キーを操作した時)、あるいは、作業者装置10と通信端末装置22〜22との接続が解除された時等に解除される。
【0017】
また、管理者は、作業者が点検作業を行う設備やその周辺の状態を監視したい場合がある。この場合、作業者に通話装置等を介して作業者撮像装置の撮像方向やズーム度合いを指示するのは面倒である。
そこで、管理者が作業者撮像装置15を制御することができる遠隔制御機能を設けるのが好ましい。管理者が作業者撮像装置15を遠隔制御する方法は、例えば、以下の方法で行う。
管理者は、管理者表示装置33の撮像情報表示部33aに表示されている作業者撮像情報を見ながら、例えば、キーボード等の入力装置を用いて作業者撮像装置の左右の回転移動、上下の回転移動、ズーム度合い等を指示する制御情報を入力する。処理装置32は、入力装置により作業者撮像装置を制御する作業者撮像装置制御情報が入力されると、通信装置31を介して通信回線21に送信する。
作業者装置10は、管理者装置30から送信された作業者撮像装置制御情報を通信端末装置22〜22を介して受信すると、受信した作業者撮像装置制御情報を作業者撮像装置15に出力する。
作業者撮像装置15は、入力された作業者撮像装置制御情報に基づいて左右の回転移動、上下の回転移動、ズーム度合い等を調整する。
【0018】
第1の実施の形態では、管理者は、接続コードで接続された入力装置を用いて種々の信号を入力している。このため、接続コードの範囲内でしか入力操作を行うことができない。また、作業者装置10は、作業者装置10の端子を通信端末装置22〜22の端子に接続した状態で、管理者装置30との間で種々の情報の送受信を行っている。このため、作業者装置10の設置場所が限定される。
そこで、管理者が容易に入力作業を行うことができ、作業者装置の取扱いが容易な第2の実施の形態を図2に示す。
第2の実施の形態では、管理者側に、赤外線信号の送受信を行うための赤外線受信装置35と赤外線送信装置36が設けられている。赤外線受信装置35は、管理者装置30の処理装置32に接続されている。
また、作業者側に、赤外線信号の送受信を行うための赤外線送受信装置13、16、23〜23が設けられている。赤外線送受信装置13は作業者位置検出装置11に設けられ、赤外線送受信装置16は作業者撮像装置15に設けられている。赤外線送受信装置23〜23は、通信端末装置22〜22に接続されている。
【0019】
第2の実施の形態の動作を以下に説明する。なお、第2の実施の形態は、入力信号を管理者装置30の処理装置32に入力する方法、作業者装置10と通信端末装置22〜22との間の信号の送受信方法が第1の実施の形態と異なり、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
作業者位置検出装置11は、検出した作業者位置を示す作業者位置情報を含む赤外線信号を赤外線送受信装置13から送信する。また、作業者位置検出装置11は、赤外線送受信装置13で受信した赤外線信号に目標位置情報または地図表示情報が含まれている場合には、目標位置情報で示される目標位置または地図表示情報で示されている地図情報を作業者表示装置12に表示する。
作業者撮像装置15は、撮像した作業者撮像情報を含む赤外線信号を赤外線送受信装置16から送信する。また、作業者撮像装置15は、赤外線送受信装置16で受信した赤外線信号に作業者撮像装置制御情報が含まれている場合には、作業者撮像装置制御情報に基づいて作業者撮像装置15の左右の回転移動、上下の回転移動、ズーム度合い等を調整する。
赤外線送受信装置23〜23は、通信端末装置22〜22から入力された目標位置情報、地図表示情報、作業者撮像装置制御情報を含む赤外線信号を送信する。また、赤外線送受信装置23〜23は、受信した赤外線信号に作業者位置情報、作業者撮像情報が含まれている場合には、作業者位置情報、作業者撮像情報を通信端末装置22〜22に出力する。
【0020】
管理者は、赤外線送信装置36の入力ボタン等を操作して種々の情報を入力する。赤外線送信装置36は、入力された情報を含む赤外線信号を送信する。
管理者装置30の処理装置32は、赤外線受信装置35で受信した赤外線信号に含まれている情報に基づいて種々の処理(例えば、地図情報表示部33bに表示されている目標位置の移動処理、目標位置の送信処理、地図情報表示部33bに表示されている地図情報の縮尺比、範囲等の変更処理、作業者撮像装置制御情報の送信処理等)を実行する。
【0021】
第2の実施の形態では、管理者は、赤外線送信装置36を用いて種々の情報を管理者装置30に入力することができる。これにより、赤外線信号の送受信が可能な範囲内の任意の場所で容易に種々の情報の入力操作を行うことができる。
また、作業者装置10は、赤外線送受信装置13、16、23〜23を用いて通信端末装置22〜22との間で種々の情報の送受信を行うことができる。これにより、作業者装置10の端子を通信端末装置22〜22の端子に接続する作業が不要となり、さらに、作業者位置検出装置11や作業者撮像装置15を赤外線信号の送受信範囲内の任意の場所に配置することができるため、作業者装置10の取扱いが容易となる。
【0022】
以上の実施の形態では作業者撮像装置15を設けたが、作業者撮像装置15は省略してもよい。
また、設備の点検作業を行う作業者の作業等を管理する場合について説明したが、本発明は、これ以外の種々の作業を行う作業者の作業を管理する場合に適用することができる。
また、第2の実施の形態では作業者位置検出装置11で検出した作業者位置情報、作業者撮像装置15で撮像した作業者撮像情報を赤外線で送信したが、第1の実施の形態のように有線で送信してもよい。
【0023】
以上は、作業員が携帯する作業者装置に管理者装置から種々の情報(目標位置情報、地図表示情報、作業者撮像装置制御情報)を送信したが、本発明は、作業者装置以外の種々の被管理装置に種々の情報を送信する場合に適用することができる。
以下に第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態は、被管理装置(被制御装置)を遠隔管理(遠隔制御)する管理装置(遠隔制御装置)に関する。
従来では、被管理装置(例えば、家庭内に設けられているエアコンやビデオデッキ)を被管理装置から離れた場所(例えば、外出先等)から遠隔管理(遠隔制御)する場合、電話回線を利用して管理情報(制御情報)を送信する方法が用いられている。
例えば、自宅の電話回線にエアコンやビデオデッキを接続しておく。そして、外出先から被管理装置を遠隔管理(遠隔制御)する場合には、公衆電話機等を用いて自宅の電話機を呼び出す。次いで、公衆電話機等の入力ボタンを用いて、被管理装置の管理情報(制御情報)を入力する。例えば、エアコンを18時にオンする場合には、被管理装置の識別情報(例えば、エアコンを示す識別情報「01」)、設定時間情報(例えば、18時を示す「1800」)、操作情報(例えば、オン操作を示す操作情報「10」)等を含む管理情報「*#01#1800#10*」を入力する。
自宅の電話機は、公衆電話機等から送信された管理情報を受信すると、受信した管理情報に含まれている被管理装置の識別情報に対応する被管理装置(この場合、エアコン)に設定時間情報及び操作情報を送信する。
選択された被管理装置(この場合、エアコン)は、受信した設定時間情報及び操作情報に基づいて作動する。この場合、18時にオンする。
【0024】
従来の管理装置(遠隔制御装置)は、被管理装置(被制御装置)を電話回線にケーブルで接続する接続作業が必要であるため、作業が面倒であり、被管理装置の設置場所も限定される。また、電話機の入力ボタンを用いて各種の情報を入力するため、電話機が設置されている場所まで行く必要がある。
【0025】
本実施の形態は、簡単に被管理装置(被制御装置)を遠隔管理(遠隔制御)することができる管理装置(遠隔制御装置)を提供することを目的とする。
【0026】
本実施の形態の概略構成図を図3に示す。
本実施の形態は、被管理側(被制御側)に設けられる被管理装置(被制御装置)50、管理側(制御側)に設けられる管理装置(制御装置)70、被管理装置50と管理装置70を接続する通信装置60を備えている。
【0027】
通信装置60は、電話回線等の通信回線61、通信回線に接続されている通信端末装置62〜62、64〜64、被管理装置50が設置されている場所に設けられ、通信端末装置62〜62と接続されている赤外線送信装置63〜63、通信端末装置64〜64と接続されている赤外線受信装置65〜65により構成されている。
通信端末装置62〜62は、通信回線61と赤外線送信装置63〜63との間で種々の情報の送受信が可能となるように構成される。例えば、赤外線送信装置63〜63が通信回線61用のモデムを備えていない場合には、通信回線61用のモデムが設けられる。あるいは、赤外線送信装置63〜63を通信回線61に接続するための単なる接続端子として構成される場合もある。
通信端末装置64〜64も、通信端末装置62〜62と同様に、通信回線61と赤外線受信装置65〜65との間で種々の情報の送受信が可能となるように構成される。
通信端末装置62〜62、64〜64としては、電話機を用いることもできる。
【0028】
被管理装置(被制御装置)50としては、例えば、照明装置、エアコン(空調装置)、ビデオデッキ(録画装置)、ビデオカメラ(撮像装置)、オーディオ装置等の種々の装置を用いることができる。図3には、被管理装置50として、照明装置51、エアコン53、ビデオデッキ55が示されている。
照明装置51、エアコン53、ビデオデッキ55には、赤外線送信装置63〜63から送信される赤外線信号を受信可能な赤外線受信装置52、54、56が設けられている。
管理装置(制御装置)70としては、赤外線受信装置65〜65が受信可能な赤外線信号を送信する赤外線送信装置73が用いられる。赤外線送信装置73には、種々の信号を入力するための入力キーが設けられている。管理装置70は、例えば、携帯可能な形状に構成されている。
【0029】
なお、赤外線送信装置73が「第1の赤外線送信装置」に対応し、赤外線受信装置65〜65が「第1の赤外線受信装置」に対応し、赤外線送信装置63〜63が「第2の赤外線送信装置」に対応し、赤外線受信装置52、54.56が「第2の赤外線受信装置」に対応する。
【0030】
次に、本実施の形態を用いて被管理装置(被制御装置)50を遠隔管理(遠隔制御)する動作を説明する。
操作者(例えば、照明装置51、エアコン53、ビデオデッキ55が設けられている家の所有者)は、外出先から自宅内に設けられている被管理装置50を遠隔管理(遠隔制御)する場合には、携帯している赤外線送信装置73から送信される赤外線信号を赤外線受信装置65〜65のいずれかで受信可能な場所に移動する(図3に示す場合には、赤外線受信装置65が赤外線を受信可能な場所に移動する)。
そして、赤外線送信装置73の入力ボタン等を用いて、被管理装置50の赤外線受信装置に赤外線信号を送信可能な赤外線送信装置63〜63に接続されている通信端末装置(図3に示す場合には、赤外線送信装置63に接続されている通信端末装置62)の識別情報(例えば、電話番号)を入力し、送信ボタンを操作する。これにより、赤外線送信装置73から通信端末装置62の識別情報を含む赤外線信号が送信される。
赤外線送信装置73から送信された赤外線信号は、赤外線受信装置65で受信される。赤外線受信装置65は、受信した赤外線信号に含まれている通信端末装置62の識別情報を通信端末装置64を介して通信回線61に送信する。
通信端末装置62は、通信回線61から自己の識別情報を受信すると、応答情報を送信する。これにより、赤外線送信装置73と通信端末装置62が接続された状態となる。
【0031】
次いで、被管理装置(被制御装置)の識別情報、設定時間情報、操作情報を入力する。例えば、ビデオデッキ55を19時に録画開始させ、20時に録画を終了させる場合には、ビデオデッキ55を示す識別情報「05」、録画開始時間を示す設定時間情報「1900」、録画開始を示す操作情報「10」、録画終了時間を示す設定時間情報「2000」、録画終了を示す操作情報「20」を含む管理情報(制御情報)「*#05#1900#10#2000#20*」を入力する。
そして、送信ボタンを送信する。これにより、赤外線送信装置73から管理情報(制御情報)を含む赤外線信号が送信される。
赤外線受信装置65は、受信した赤外線信号に含まれている管理情報(制御情報)を通信端末装置64を介して通信回線61に送信する。
通信端末装置62は、通信回線61を介して受信した管理情報(制御情報)を赤外線送信装置63に出力する。
赤外線送信装置63は、入力された管理情報(制御情報)を含む赤外線信号を送信する。
ここで、被管理装置50(図3では、照明装置51の赤外線受信装置52、エアコン53の赤外線受信装置54、ビデオデッキ55の赤外線受信装置56)が赤外線送信装置63から送信される赤外線信号を受信可能である。また、赤外線送信装置63から送信される赤外線信号にはビデオデッキ55の識別情報が含まれている。したがって、ビデオデッキ55の赤外線受信装置56は、赤外線送信装置63から送信された管理情報(制御情報)を受信する。
これにより、ビデオデッキ55は、赤外線受信装置56で受信した管理情報に基づいて動作する。この場合、19時に録画を開始し、20時に録画を終了する。
【0032】
第3の実施の形態では、通信端末装置62〜62、64〜64を設けたが、通信端末装置62〜62、64〜64を省略し、赤外線送信装置63〜63、赤外線受信装置65〜65を直接通信回線61に接続してもよい。
また、赤外線送信装置73から、通信端末装置62〜62の識別情報を送信したが、赤外線送信装置63〜63の識別情報を送信してもよい。この場合には、通信端末装置62〜62は、自己に接続されている赤外線送信装置63〜63の識別情報を受信した時に応答情報を送信する。
また、赤外線送信装置63〜63、赤外線受信装置65〜65の数は適宜選択可能である。
また、赤外線送信装置63〜63から送信される赤外線信号を受信可能な被管理装置(被制御装置)の数は適宜選択可能である。
また、赤外線送信装置(制御情報送信装置)73から赤外線受信装置65〜65に管理情報(制御情報)を送信する方法は実施の形態で説明した方法に限定されず種々の方法を用いることができる。例えば、通信端末装置62〜62の識別情報と管理情報(制御情報)を同時に送信する。
また、本発明は、種々の被管理装置(被制御装置)に対して適用することができる。
【0033】
本実施の形態の管理装置は、「管理情報送信装置(制御情報送信装置)と、通信装置と、被管理装置(被制御装置)とを備え、管理情報送信装置(制御情報送信装置)は、第1の赤外線送信装置を有し、被管理装置(被制御装置)は、第2の赤外線受信装置を有し、通信装置は、第1の赤外線送信装置から送信された赤外線信号に含まれている管理情報(制御情報)を通信回線に送信する第1の赤外線受信装置と、通信回線から受信した管理情報(制御情報)を含み、第2の赤外線受信装置が受信可能な赤外線信号を送信する第2の赤外線送信装置とを有し、被管理装置(被制御装置)は、第2の赤外線受信装置が受信した赤外線信号に含まれている管理情報(制御情報)に基づいて動作する、管理装置(遠隔制御装置)。」として構成することができる。また、「前記記載の管理装置(遠隔制御装置)であって、第1の赤外線送信装置は、被管理装置(被制御装置)が有している第2の赤外線受信装置の識別情報を含む管理情報(制御情報)を送信し、第2の赤外線送信装置は、自己の識別情報と一致する識別情報を含む管理情報(制御情報)を受信する、管理装置(遠隔制御装置)。」として構成することができる。あるいは、「前記記載の管理装置(遠隔制御装置)であって、第1の赤外線送信装置は、被管理装置が有している赤外線受信装置に赤外線信号を送信可能な第2の赤外線装置と接続した状態で管理情報(制御情報)を送信する、管理装置。」として構成することができる。
【0034】
以上のように構成された第3の実施の形態では、被管理装置(被制御装置)を通信端末装置にケーブルで接続する必要がないため、被管理装置(被制御装置)の設置作業が容易であり、設置場所も赤外線信号の送受信範囲内で自由に選択することができる。また、管理情報(制御情報)等の情報を、通信端末装置と被接触の状態で送信することができるため、送信操作が容易である。
【0035】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、要旨を変更しない範囲内で種々の変更、追加、削除を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜請求項7に記載の管理装置を用いれば、効率よく、的確に作業者の作業等を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の概略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の概略構成図である。
【符号の説明】
10 作業者装置
11 作業者位置検出装置
12 作業者表示装置
15 作業者撮像装置
20 通信装置
21、61 通信回線
22〜22、62〜62 通信端末装置
13、16、23〜23 赤外線送受信装置
30 管理者装置
31 通信装置
32 処理装置(パソコン)
33 管理者表示装置
35、72、52、54、56 赤外線受信装置
36、63〜63、73 赤外線送信装置
50 被制御装置
60 通信装置

Claims (7)

  1. 所定位置に設けられた通信端末装置と、各通信端末装置と接続された通信回線と、通信端末装置と接続可能な作業者装置と、通信回線に接続された管理者装置とを備え、
    作業者装置は、作業者位置検出装置と、作業者表示装置と、地図情報を記憶する作業者記憶装置とを有し、作業者位置検出装置で検出した作業者の位置と通信端末装置を介して受信した目標位置情報で示される目標位置を、作業者記憶装置から読み出した地図情報とともに作業者表示装置に表示し、
    管理者装置は、管理者表示装置と、地図情報を記憶する管理者記憶装置とを有し、作業者装置が接続されている通信端末装置の位置を、管理者記憶装置から読み出した地図情報とともに管理者表示装置に表示し、指示された目標位置を示す目標位置情報を通信回線に送信する、
    ことを特徴とする管理装置。
  2. 所定位置に設けられた通信端末装置と、各通信端末装置と接続された通信回線と、通信端末装置と接続可能な作業者装置と、通信回線に接続された管理者装置とを備え、
    作業者装置は、作業者位置検出装置と、作業者表示装置と、地図情報を記憶する作業者記憶装置とを有し、作業者位置検出装置で検出した作業者の位置を示す作業者位置情報を通信端末装置に送信し、作業者位置検出装置で検出した作業者の位置と通信端末装置を介して受信した目標位置情報で示される目標位置を、作業者記憶装置から読み出した地図情報とともに作業者表示装置に表示し、
    管理者装置は、管理者表示装置と、地図情報を記憶する管理者記憶装置とを有し、通信回線を介して受信した作業者位置情報で示される作業者の位置を、管理者記憶装置から読み出した地図情報とともに管理者表示装置に表示し、指示された目標位置を示す目標位置情報を通信回線に送信する、
    ことを特徴とする管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の管理装置であって、
    管理者装置は、管理者表示装置に表示されている地図上で指示された地点の位置情報を目標位置情報として通信回線に送信する、
    ことを特徴とする管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の管理装置であって、
    管理者装置は、管理者表示装置に表示されている地図情報を示す地図表示情報を通信回線に送信し、
    作業者装置は、通信端末装置を介して受信した地図表示情報で示される地図情報を作業者表示装置に表示する、
    ことを特徴とする管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の管理装置であって、
    作業者装置は、作業者撮像装置を有し、作業者撮像装置で撮像した作業者撮像情報を通信端末装置を介して通信回線に送信し、
    管理者装置は、通信回線を介して受信した作業者撮像情報を管理者表示装置に表示する、
    ことを特徴とする管理装置。
  6. 請求項5に記載の管理装置であって、
    管理者装置は、入力された作業者撮像装置制御情報を通信回線に送信し、
    作業者装置は、通信端末装置を介して受信した作業者撮像装置制御情報に基づいて作業者撮像装置を制御する、
    ことを特徴とする管理装置。
  7. 請求項3〜6のいずれかに記載の管理装置であって、
    管理者装置は、赤外線信号を受信可能な赤外線受信装置を有し、赤外線受信装置で受信した赤外線信号に目標位置移動情報が含まれている場合には、管理者表示装置に表示されている目標位置を目標位置移動情報に基づいて移動させ、赤外線受信装置で受信した赤外線信号に地図表示情報が含まれている場合には、地図表示情報で示される地図情報を管理者表示装置に表示し、
    通信端末装置は、赤外線信号を送受信可能な第1の赤外線送受信装置を有し、通信回線を介して受信した目標位置情報または地図表示情報を含む赤外線信号を第1の赤外線送受信装置から送信し、第1赤外線送受信装置で受信した赤外線信号に含まれている作業者位置情報を通信回線に送信し、
    作業者装置は、赤外線信号を送受信可能な第2の赤外線送受信装置を有し、第2の赤外線送受信装置で受信した赤外線信号に目標位置情報または地図表示情報が含まれている場合には、目標位置情報で示されている目標位置または地図表示情報で示されている地図情報を作業者表示装置に表示し、第2の赤外線送受信装置から作業者位置情報を含む赤外線信号を送信する、
    ことを特徴とする管理装置。
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