JP2004004276A - 2次元光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次元光走査手段を1つだけ用いて2次元走査を可能として、2次元光走査装置の構成を簡素化することを目的とする。
【解決手段】パルス光源5と、パルス光源5からの光ビームを反射プレート6Aを揺動して1次元走査するガルバノミラーとを一体的に備える光走査部3を、モータ11により回転駆動させる。このように、ガルバノミラーによる1次元走査とモータの回転動作を組み合わせることにより、ドットの集合である1次元の走査線21がスクリーン20上を回転し、スクリーン20上を円形に2次元走査する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ビームを2次元走査する2次元光走査装置に関し、特に、1つの1次元光走査手段を用いて光ビームの2次元走査を可能とした簡素な構成の2次元光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ビームを2次元走査する方法としては、光ビームを1次元走査する2つのポリゴンミラーを組み合わせる方法、或いは2つのガルバノミラーを組み合わせる方法等がある(例えば特開2000−105350号公報等参照)。
2つのポリゴンミラーを組み合わせる方法は、それぞれモータにより独立して回転駆動される2つのポリゴンミラーの各回転軸が互いに直交するように、2つのポリゴンミラーを配置する。光源からの光ビームを一方のポリゴンミラーの回転動作で1次元走査し、この1次元走査光を他方のポリゴンミラーの回転動作で、前記1次元走査光の走査方向と直交する方向に走査することで、光ビームを2次元走査する。ガルバノミラーの場合も同様で、2つのガルバノミラーの各揺動軸が互いに直交するように、2つのガルバノミラーを配置する。光源からの光ビームを一方のガルバノミラーの揺動動作で1次元走査し、この1次元走査光を他方のポリゴンミラーの揺動動作で、前記1次元走査光の走査方向と直交する方向に走査することで、光ビームを2次元走査する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のような2次元走査方法では、互いのポリゴンミラーやガルバノミラーの位置関係を高精度に調整する必要があり、設計が非常に難しいという問題がある。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、1次元光走査手段を1つだけ用いる構成とすることにより、互いの1次元光走査手段の位置調整が不要な2次元光走査装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明の2次元光走査装置は、光ビームを1次元走査する1次元光走査手段と、該1次元光走査手段を、当該1次元光走査手段による光ビームの走査方向及び投光方向と異なる方向に駆動制御する駆動制御手段とを備え、前記1次元光走査手段による光ビームの走査と前記駆動制御手段の駆動動作を組み合わせて光ビームを2次元走査する構成とした。
【0005】
かかる構成では、1次元光走査手段で光ビームを1次元走査し、この1次元走査時に駆動制御手段で1次元光走査手段を、光ビームの走査方向及び投光方向と異なる方向に駆動する。これにより、1つの1次元光走査手段だけで光ビームを2次元走査できるようになる。
請求項2のように、前記駆動制御手段が、前記1次元光走査手段の光ビーム投光方向に平行な中心軸線回りに前記1次元光走査手段を回転駆動する構成とすれば、光ビームの走査領域は円形状になる。
【0006】
また、請求項3のように、前記駆動制御手段が、前記1次元光走査手段による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、前記1次元光走査手段を直線駆動する構成であるか、または、請求項4のように、前記駆動制御手段が、前記1次元光走査手段による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、前記1次元光走査手段を揺動駆動する構成であれば、光ビームの走査領域は方形状になる。
【0007】
請求項5では、光ビーム走査時の各照射方向を検出する照射方向検出部と、1次元光走査手段駆動時の駆動位置を検出する駆動位置検出部とを設け、前記両検出部からの照射方向情報と駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域における光ビームの照射位置を検出可能な構成とした。
かかる構成では、1次元光走査手段による光ビームの走査方向が照射方向検出部で検出され、駆動制御手段による1次元光走査手段の駆動位置が駆動位置検出部で検出されることにより、前記両検出部からの照射方向情報と駆動位置情報とに基づいて2次元走査領域における光ビームの照射位置を特定できるようになる。
【0008】
請求項6では、前記照射方向検出部からの照射方向情報と前記駆動位置検出部からの駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域の予め設定した照射位置で光ビームを発生させる光ビーム制御手段を設ける構成とした。また、請求項7のように、前記照射方向検出部からの照射方向情報と前記駆動位置検出部からの駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域の予め設定した照射位置となるよう前記1次元光走査手段の光ビーム照射方向と駆動制御手段の駆動位置を制御し前記設定照射位置になった時に光ビームを発生させる照射位置制御手段を設ける構成としてもよい。
【0009】
かかる構成では、2次元走査領域内の予め設定した位置に光ビームを照射できるので、所望の図形を描くことが可能である。
請求項8では、照射した光ビームの反射光を受光する受光部、光ビームを照射してから前記受光部で受光されるまでの時間を計測する時間計測部及び該時間計測部の計測値に基づいて2次元走査領域における光ビーム反射位置までの距離を演算する距離演算部を備えた測距手段を設け、前記照射方向検出部の照射方向情報及び前記駆動位置検出部の駆動位置情報と前記測距手段の距離情報とに基づいて2次元走査領域における前記光ビーム反射位置を特定し当該特定反射位置までの距離を計測可能な構成とした。
【0010】
かかる構成では、光ビームを反射する物体表面までの距離を検出することが可能であるので、物体までの距離検出或いは物体表面の形状検出等に適用できるようになる。
請求項9のように、前記1次元光走査手段は、前記光ビームを発生する光源と、該光源からの光ビームを反射走査するガルバノミラーとを一体的に備えた光走査部を備える構成であり、前記駆動制御手段は、前記光走査部を駆動する構成とするとよい。
【0011】
請求項10のように、前記ガルバノミラーは、平板状の可動板と、該可動板を固定部に揺動可能に軸支するトーションバーとを半導体基板で一体形成し、前記可動板の表面に反射ミラーを設けると共に、前記可動板及び固定部のどちらか一方に通電により磁界を発生する駆動コイルを設け、他方に静磁界を発生する静磁界発生部を設け、前記駆動コイルの磁界と前記静磁界発生部の静磁界との相互作用により発生する電磁力により前記可動板を揺動駆動して光ビームを反射走査する構成とすれば、1次元光走査手段を小型化できるようになる。
【0012】
請求項11のように、1次元光走査手段は、前記光源の光ビームの発生/停止を制御する光源制御部、前記ガルバノミラーの駆動を制御するガルバノミラー制御部及び該ガルバノミラー制御部から得られるガルバノミラーの振れ角情報を照射方向情報として発生する前記照射方向検出部を備える光走査制御部を備え、前記光走査部と前記光走査制御部とを相対移動可能で且つ電気的に接続可能な構成とするとよい。
【0013】
請求項12のように、前記駆動制御手段は、1次元光走査手段の前記光走査部に連結するアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御するアクチュエータ制御部と、アクチュエータの駆動位置を駆動位置情報として発生する前記駆動位置検出部とを備える構成とするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る2次元光走査装置の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態の2次元光走査装置は、1次元光走査手段である1次元光走査装置1と、1次元光走査装置1による光ビームの走査方向及び投光方向と異なる方向に1次元光走査装置1を駆動制御する駆動制御手段である駆動制御装置2とを備え、1次元光走査装置1による光ビームの走査と駆動制御装置2の駆動動作を組み合わせて光ビームを2次元走査するものである。
【0015】
前記1次元光走査装置1は、光ビームを走査する光走査部3と、この光走査部3の動作を制御する光走査制御部4とを備える。前記光走査部3は、光ビームとしてパルス光を発生する例えばレーザダイオード等のパルス光源5と、反射プレート6A及び反射プレート駆動部6Bからなりパルス光源5からのパルス光を揺動動作により反射走査するガルバノミラー6とを一体的に備える。光走査制御部4は、前記反射プレート駆動部6Bの駆動力を制御して反射プレート6Aの揺動動作を制御するガルバノミラー制御部としての反射プレート制御部7と、反射プレート制御部7の制御量情報に基づいて反射プレート6Aの振れ角φ、即ち光ビームの照射方向を検出して照射方向情報として振れ角φを出力する照射方向検出部としての反射プレート位置検出部8と、パルス光源5を駆動制御してパルス光の発生/停止を制御する光源制御部9とを備える。そして、反射プレート駆動部6Bと反射プレート制御部7及びパルス光源5と光源制御部9の各結線は、前記光走査部3と光走査制御部4が相対移動可能で電気的に接続可能なように例えばブラシ10を介して接続される。
【0016】
尚、本実施形態では、ガルバノミラーとして例えば半導体製造技術を応用したマイクロマシニング技術で製造する特許公報第2722314号等で公知のプレーナ型ガルバノミラーを用いた場合について説明する。
この種のプレーナ型ガルバノミラーは、シリコン基板に可動板とトーションバーとを一体に形成し、可動板表面に反射ミラーを設け、シリコン基板の固定部に可動板をトーションバーで軸支する。更に、可動板の周縁部及びトーションバーに平行な可動板対辺部に近接する固定部のどちらか一方に駆動コイルを設け、他方に静磁界を発生する例えば永久磁石等の静磁界発生部を設けて構成する。
【0017】
動作原理は、静磁界発生部による静磁界が作用している状態で駆動コイルに電流を流すと、可動板両端に、電流・磁束密度・力のフレミングの左手の法則に従った方向に電磁力が作用して可動板が回動する。可動板が回動するとトーションバーが捩じられてばね反力が発生し、電磁力とばね反力が釣り合う位置まで可動板が回動する。駆動コイルに交流電流を流せば周波数に応じて可動板が揺動する。可動板の振れ角φは駆動コイルに流れる電流に比例し、電流を制御することで可動板の振れ角φを制御でき、反射ミラーによる光ビームの1次元走査を制御できる。また、可動板の振れ角φが駆動コイルに流れる電流に比例しているので、電流値及び電流方向から可動板の振れ角φを検出できる。
【0018】
従って、本実施形態において、可動板上に反射ミラーを設けたものが反射プレート6Aであり、永久磁石と駆動コイルが反射プレート駆動部6Bとなり、反射プレート制御部7は駆動コイルへの電流供給を制御するものであり、反射プレート位置検出部8は反射プレート制御部7からの電流供給状態情報(制御量情報)に基づいて振れ角φを検出する構成である。
【0019】
前記駆動制御部2は、光走査部3に連結して回転駆動するアクチュエータとして例えばモータ11と、モータ11の回転動作を制御するモータ制御部12と、モータ11の回転角度θ、即ちモータ11の駆動位置を検出して駆動位置情報として回転角度θを出力する駆動位置検出部としてモータ位置検出部13とを備える。
【0020】
そして、本実施形態では、図2に示すように1次元光走査装置1の光ビーム投光方向(図中矢印A方向)に平行な中心軸線回りに1次元光走査装置1の光走査部3をモータ11により回転駆動する構成である。具体的には、モータ11の回転軸11aをガルバノミラー6の反射プレート6Aの中心を通るように光走査部3に連結する。尚、図2において、6aがトーションバー、6bが固定部、6cが永久磁石を示す。この場合、図示しないが駆動コイルは可動板側に設けられる。また、パルス光源5を、ガルバノミラー6を固定収納したケース14に固定したロッドの先端部に固定してケース14と一体に回転するようにしている。
【0021】
次に動作を説明する。
反射プレート制御部7から反射プレート駆動部6Bに電流を供給して反射プレート6Aを揺動動作させ、光源制御部9によりパルス光源5を駆動してパルス光を発生させる。パルス光は反射プレート6Aで反射してスクリーン20に照射し、反射プレート6Aの揺動動作によりスクリーン20上に走査線21が描かれる。この動作と同時にモータ11を回転駆動して光走査部3を回転させると、スクリーン20上の走査線21が回転し、スクリーン20上には、図2のように見かけ上点Oを中心とした円が描かれる。従って、スクリーン20上を実質的に2次元走査することになる。
【0022】
スクリーン20上に照射する光ビームはパルス光であり、走査線21は、図3に示すようにドットの集合である。走査線21を形成する各ドットの位置、即ち光ビームの照射位置は反射プレート6Aの振れ角φに応じて変化するものである。また、図3の角度θは、モータ11の回転による光走査部3の回転位置、即ちモータ11の回転位置に応じて変化するものである。従って、スクリーン20上における各ドット位置(光ビームの各照射位置)は、振れ角φと回転角度θにより定めることができる。言い換えれば、反射プレート位置検出部8からの振れ角φ情報とモータ位置検出部13からの回転角度θ情報から、スクリーン20上の2次元走査領域(円)の走査位置が検出できる。
【0023】
以上のように本実施形態によれば、1つの1次元光走査装置1だけで2次元の光走査が可能であり、従来の2次元走査方法のような2つの1次元光走査装置を高精度に位置合わせする必要がない。従って、構成が簡素化でき装置の設計が容易である。
また、本実施形態装置の場合、パルス光源5と反射プレート6Aの位置関係によって2次元走査領域を拡大することが可能である。これについて図4〜図6を参照して説明する。尚、反射プレート6Aが一定の振れ角φで揺動するものとして説明する。
【0024】
図4は、光走査部3の反射プレート6Aの揺動方向におけるパルス光源5と反射プレート6Aのなす角度ψがψ=0となるようにパルス光源5を配置した場合である。
この場合、図示のようにパルス光源5に対して左右に反射プレート6Aの振れ角φだけ光ビームが走査されるので、走査線21を直径とする円内が2次元走査領域となる。
【0025】
図5は、光走査部3の反射プレート6Aの揺動方向におけるパルス光源5と反射プレート6Aのなす角度ψを0<ψ<2φの範囲でパルス光源5を配置した場合である。
この場合、反射プレート6Aが図中時計方向に振れ角φ振れた時、反射プレート6Aの揺動方向における反射光の照射方向とパルス光源5の照射方向のなす角度2(ψ−φ)と角度ψの関係が2(ψ−φ)<ψとなる。従って、図示のように走査線21の一部を半径とする円内が2次元走査領域となる。
【0026】
図6は、光走査部3の反射プレート6Aの揺動方向におけるパルス光源5と反射プレート6Aのなす角度ψをψ=2φとなるようパルス光源5を配置した場合である。
この場合、図5における角度2(ψ−φ)と角度ψの関係が2(ψ−φ)=ψとなる。従って、図示のように走査線21を半径とする円内が2次元走査領域となる。
【0027】
このように本実施形態の2次元光走査装置によれば、反射プレート6Aに対するパルス光源5の位置を変化させることにより、2次元走査する領域を拡大でき、従来に比べて広範囲の走査が可能である。
次に、本発明の2次元光走査装置を描画目的の装置として使用する場合の実施形態を示す。
【0028】
図7の2次元光走査装置は、光源制御部9′の構成が図1の実施形態と異なるだけである。本実施形態の光源制御部9′は、描画する図形に基づいて2次元走査領域内の予め定めた各照射位置情報(予め定めた振れ角φと回転角度θの組からなっている)を記憶し、反射プレート位置検出部8の振れ角φ情報とモータ位置検出部13の回転角度θ情報を入力し、記憶した照射位置情報と一致したときにパルス光源5を駆動してパルス光を発生させる構成である。ここで、光源制御部9′が光ビーム制御手段に相当する。
【0029】
次に、図8のフローチャートに従って本実施形態装置による描画動作を説明する。
ステップ1(図中S1で示し、以下同様とする。)では、モータ制御部12によりモータ11を回転駆動する。これにより、1次元走査装置1の光走査部3が回転する。また、モータ位置検出部13からモータ11の回転角度θ情報が光源制御部9′に入力される。
【0030】
ステップ2では、反射プレート制御部7から反射プレート駆動部6Bの駆動コイルに電流を供給して反射プレート6Aを揺動駆動する。これにより、反射プレート位置検出部8から反射プレート6Aの振れ角φ情報が光源制御部9′に入力される。
ステップ3では、記憶した照射位置情報に一致する入力情報(振れ角φと回転角度θの組)が入力されたか否かを判定し、入力すればステップ4に進み、パルス光源5を駆動してパルス光を発生する。このステップ3、4の動作を繰り返す。
【0031】
このようにすれば、描画したい図形に応じて照射位置を予め記憶させておけば、所望の図形をスクリーン上に描画できる。
図9には、本発明の2次元光走査装置を描画目的の装置として使用する場合の別の実施形態を示す。
図9の実施形態は、図1の構成に照射制御部30を付加したものである。照射制御部30は、図7の光源制御部9′と同様に描画する図形に基づいて2次元走査領域内の予め定めた各照射位置情報(予め定めた振れ角φと回転角度θの組からなっている)を記憶する。そして、反射プレート位置検出部8からの振れ角φ情報とモータ位置検出部13からの回転角度θ情報を入力し、これら情報に基づいて反射プレート6Aの振れ角φとモータ11の回転角度θが前記記憶した照射位置となるように反射プレート制御部7及びモータ制御部12を制御し、記憶した照射位置になった時に光源制御部9にパルス光発生指令を出力してパルス光源5から光ビームを発生させる構成である。ここで、照射制御部30と光源制御部9で照射位置制御手段を構成する。
【0032】
次に、図10のフローチャートに従って本実施形態装置による描画動作を説明する。
ステップ11、ステップ12は、図8と同様である。
ステップ13では、照射制御部30が入力する振れ角φと回転角度θに基づいて反射プレート制御部7及びモータ制御部12を制御し、反射プレート6Aの振れ角φとモータ11の回転角度θが記憶照射位置と一致するように反射プレート6Aとモータ11の駆動を制御する。
【0033】
ステップ14では、照射制御部30で入力する振れ角φと回転角度θが目標の照射位置と一致したか否かを判定し、一致したらステップ15に進み、パルス光源5を駆動してパルス光を発生する。そして、ステップ13に戻り、次の目標照射位置に反射プレート6Aの振れ角φとモータ11の回転角度θがなるよう反射プレート制御部7及びモータ制御部12を制御する。このようにステップ13〜15の動作を繰り返し、記憶した全ての照射位置に対して光ビームを照射することにより、スクリーン上に所望の図形を描画する。
【0034】
次に、本発明の2次元光走査装置を測距目的の装置として使用する場合の実施形態を示す。尚、図1の実施形態と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
図11において、本実施形態の2次元光走査装置は、図1の構成に、測距手段としての測距装置40を備える。測距装置40は、例えばAPD(avalanche photodiode)、フォトダイオード等の受光素子で光ビームを受光する受光部41と、時間計測部としての経過時間計測部42と、距離演算部43と、距離計測位置検出部44とを備える。
【0035】
前記受光部41は、反射プレート6Aの近傍に配置されてパルス光源5から照射した光ビームの反射光を受光する。前記経過時間計測部42は、光源制御部9からの発光指令情報と受光部41からの受光情報を入力し、パルス光源5で光ビームが照射されてから受光部41でその反射光が受光されるまでの時間を計測する。前記距離演算部43は、経過時間計測部42の計測値から2次元走査領域における照射した光ビームの反射位置までの距離を演算する。前記距離計測位置検出部44は、距離演算部43からの距離演算情報、反射プレート位置検出部8からの振れ角φ情報及びモータ位置検出部13からの回転角度θ情報を入力し、距離計測された2次元走査領域における光ビームの反射位置を検出する。
【0036】
次に、図12のフローチャートに従って本実施形態装置による測距動作を説明する。
ステップ21、22は図8と同様で、モータ11を回転駆動して1次元走査装置1の光走査部3の回転を開始し、反射プレート駆動部6Bを駆動して反射プレート6Aの揺動動作を開始する。これにより、回転角度θ情報及び振れ角φ情報が発生して距離計測位置検出部44に入力する。
【0037】
ステップ23では、光源制御部9によりパルス光源5を駆動してパルス光を発生する。
ステップ24では、パルス光の発生により時間のカウントを開始する。
ステップ25では、予め設定したゲート時間内に受光部41から受光情報があるか否かに基づいて反射光の有無を判定する。前記ゲート時間内に受光情報があれば照射した光ビームの反射光と判断して受光有りとしてステップ26に進む。前記ゲート時間内に受光情報がなければ受光なしと判断してステップ23に戻り、次のパルス光の発生を待つ。
【0038】
ステップ26では、照射開始から受光までの時間を計測する。
ステップ27では、ステップ26の計測時間に基づいて反射位置までの距離を演算する。
ステップ28では、距離演算が実行されたことを示す距離演算情報が入力された時の振れ角φ情報と回転角度θ情報により距離計測された2次元走査領域における反射位置を検出する。反射位置が検出された後は、ステップ23に戻り次のパルス光の発生によりステップ24〜28の動作を繰り返す。
【0039】
かかる構成によれば、2次元走査領域内の物体までの距離を計測できると共に、その物体の位置を検出することができる。また、距離情報と反射位置情報から物体の表面形状を把握することも可能である。
上記の実施形態では、1次元の走査線を回転させて2次元走査する構成を示したが、以下では、1次元の走査線を上下方向に移動させて2次元走査する構成を示す。
【0040】
図13は、光走査部3を上下に移動する構成の実施形態を示す。
本実施形態は、1次元光走査装置1による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、1次元光走査装置1の光走査部3を直線駆動する構成のものである。
図13において、図中の上下方向に移動可能に支持されたラック51に、トーションバー6aの軸方向が平行となるよう光走査部3を固定し、モータ11の回転軸11aに固定した歯車52をラック51に噛み合わせる構成である。
【0041】
かかる構成によれば、モータ11の回転方向に応じてラック51を介して光走査部3が図中の上下方向に移動する。従って、図14に示すように、反射プレート6Aの揺動動作によるスクリーン上20の1次元の走査線21がモータ11の回転動作により図14の上下方向に移動するので、図14のような2次元走査が可能となる。
【0042】
図15は、光走査部3を上下に移動する別の実施形態を示し、1次元光走査装置1による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、1次元光走査装置1の光走査部3を揺動駆動する構成のものである。
図15において、例えば円柱状の棒状部材53を、トーションバー6aの軸方向と直角となるよう光走査部3の背面側に固定し、棒状部材53にカップリング54を介してモータ11の回転軸11aを固定する構成である。
【0043】
かかる構成では、モータ11の回転方向に応じて棒状部材53を回動軸として光走査部3が図中の上下方向に回動する。従って、図13の実施形態と同様に図14に示すような2次元走査が可能となる。また、光走査部3の揺動角度を変化させれば2次元走査領域を拡大することが可能となる。
また、ガルバノミラーに半導体製造技術を利用したプレーナ型ガルバノミラーを用いる場合、1次元走査装置の駆動を、マイクロマシン技術を利用したアクチュエータで行なう構成としてもよい。
【0044】
例えば、図16に示すように、ガルバノミラーの反射プレート6Aを支持する固定部6bに、アクチュエータとして回転型のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)静電モータ61を形成することにより、図3に示すような走査線が回転する2次元走査が可能となる。また、図17のように、回転型アクチュエータに代えて平面型アクチュエータ62を形成して、トーションバー6aの軸方向(図中の矢印方向)に反射プレート6Aを移動するようにすれば、図14に示すような走査線が上下方向に移動する2次元走査が可能となる。
【0045】
尚、本発明において光源からの光ビームを1次元走査する方法は、プレーナ型ガルバノミラーに限らず、ポリゴンミラーや機械式ガルバノミラー等を用いてもよいことは言うまでもない。また、光走査部の駆動構造も本実施形態に限定するものでなく、光走査部を回転駆動や1方向に移動或いは揺動できる構造であればよい。また、反射プレートの振れ角の検出は本実施形態の構成に限らず、反射プレート裏面側に反射ミラーを設け、別の光源からの光ビームを反射ミラーの照射し、その反射光をラインセンサで受光することにより、反射プレートの振れに伴う受光位置変化から振れ角を検出等の構成を採用してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1つの1次元光走査手段だけで2次元の走査ができるので、2つの1次元光走査手段の高精度な位置調整が不要となり、構成が簡素化でき設計が容易となる。また、1次元光走査手段の走査と駆動制御手段による1次元光走査手段の駆動が独立しているので、照射位置制御が容易である。また、従来の2次元走査構造に比べて、2次元走査領域の変更が容易であり、広範囲な2次元走査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック構成図
【図2】同上第1実施形態の要部構成図
【図3】2次元走査の図形例を示す図
【図4】パルス光源と反射プレートの位置関係と走査領域の関係の説明図
【図5】パルス光源と反射プレートの位置関係と走査領域の関係の説明図
【図6】パルス光源と反射プレートの位置関係と走査領域の関係の説明図
【図7】本発明の2次元光走査装置を描画目的に用いる場合の実施形態を示すブロック構成図
【図8】図7の実施形態の動作を示すフローチャート
【図9】描画目的に用いる場合の別の実施形態を示すブロック構成図
【図10】図9の実施形態の動作を示すフローチャート
【図11】本発明の2次元光走査装置を測距目的に用いる場合の実施形態を示すブロック構成図
【図12】図11の実施形態の動作を示すフローチャート
【図13】走査線を上下方向に移動させる実施形態を示す要部構成図
【図14】図13の実施形態による2次元走査の図形例を示す図
【図15】走査線を上下方向に移動させる別の実施形態を示す要部構成図
【図16】マイクロマシン技術利用のアクチュエータを用いる場合の実施形態を示す概要図
【図17】マイクロマシン技術利用のアクチュエータを用いる場合の別の実施形態を示す概要図
【符号の説明】
1  1次元走査装置
2  駆動制御装置
3  光走査部
4  光走査制御部
5  パルス光源
6  ガルバノミラー
6A  反射プレート
8  反射プレート位置検出部
9、9′  光源制御部
11  モータ
13  モータ位置検出部
30  照射制御部
40  測距装置
41  受光部
42  経過時間計測部
43  距離演算部
44  距離計測位置検出部
51  ラック
52  歯車
53  棒状部材
54  カップリング
61  MEMS静電モータ
62  平面型アクチュエータ

Claims (12)

  1. 光ビームを1次元走査する1次元光走査手段と、
    該1次元光走査手段を、当該1次元光走査手段による光ビームの走査方向及び投光方向と異なる方向に駆動制御する駆動制御手段とを備え、
    前記1次元光走査手段による光ビームの走査と前記駆動制御手段の駆動動作を組み合わせて光ビームを2次元走査する構成としたことを特徴とする2次元光走査装置。
  2. 前記駆動制御手段は、前記1次元光走査手段の光ビーム投光方向に平行な中心軸線回りに前記1次元光走査手段を回転駆動する構成である請求項1に記載の2次元光走査装置。
  3. 前記駆動制御手段は、前記1次元光走査手段による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、前記1次元光走査手段を直線駆動する構成である請求項1に記載の2次元光走査装置。
  4. 前記駆動制御手段は、前記1次元光走査手段による光ビーム走査方向と直角且つ光ビーム投光方向と直角な方向に、前記1次元光走査手段を揺動駆動する構成である請求項1に記載の2次元光走査装置。
  5. 光ビーム走査時の各照射方向を検出する照射方向検出部と、1次元光走査手段駆動時の駆動位置を検出する駆動位置検出部とを設け、前記両検出部からの照射方向情報と駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域における光ビームの照射位置を検出可能な構成とした請求項1〜4のいずれか1つに記載の2次元光走査装置。
  6. 前記照射方向検出部からの照射方向情報と前記駆動位置検出部からの駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域の予め設定した照射位置で光ビームを発生させる光ビーム制御手段を設ける構成とした請求項5に記載の2次元光走査装置。
  7. 前記照射方向検出部からの照射方向情報と前記駆動位置検出部からの駆動位置情報とに基づいて、2次元走査領域の予め設定した照射位置となるよう前記1次元光走査手段の光ビーム照射方向と駆動制御手段の駆動位置を制御し前記設定照射位置になった時に光ビームを発生させる照射位置制御手段を設ける構成とした請求項5に記載の2次元光走査装置。
  8. 照射した光ビームの反射光を受光する受光部、光ビームを照射してから前記受光部で受光されるまでの時間を計測する時間計測部及び該時間計測部の計測値に基づいて2次元走査領域における光ビーム反射位置までの距離を演算する距離演算部を備えた測距手段を設け、前記照射方向検出部の照射方向情報及び前記駆動位置検出部の駆動位置情報と前記測距手段の距離情報とに基づいて2次元走査領域における前記光ビーム反射位置を特定し当該特定反射位置までの距離を計測可能な構成とした請求項5に記載の2次元光走査装置。
  9. 前記1次元光走査手段は、前記光ビームを発生する光源と、該光源からの光ビームを反射走査するガルバノミラーとを一体的に備えた光走査部を備える構成であり、前記駆動制御手段は、前記光走査部を駆動する構成である請求項1〜8のいずれか1つに記載の2次元光走査装置。
  10. 前記ガルバノミラーは、平板状の可動板と、該可動板を固定部に揺動可能に軸支するトーションバーとを半導体基板で一体形成し、前記可動板の表面に反射ミラーを設けると共に、前記可動板及び固定部のどちらか一方に通電により磁界を発生する駆動コイルを設け、他方に静磁界を発生する静磁界発生部を設け、前記駆動コイルの磁界と前記静磁界発生部の静磁界との相互作用により発生する電磁力により前記可動板を揺動駆動して光ビームを反射走査する構成である請求項9に記載の2次元光走査装置。
  11. 1次元光走査手段は、前記光源の光ビームの発生/停止を制御する光源制御部、前記ガルバノミラーの駆動を制御するガルバノミラー制御部及び該ガルバノミラー制御部から得られるガルバノミラーの振れ角情報を照射方向情報として発生する前記照射方向検出部を備える光走査制御部を備え、前記光走査部と前記光走査制御部とを相対移動可能で且つ電気的に接続可能な構成とした請求項9又は10に記載の2次元光走査装置。
  12. 前記駆動制御手段は、1次元光走査手段の前記光走査部に連結するアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御するアクチュエータ制御部と、アクチュエータの駆動位置を駆動位置情報として発生する前記駆動位置検出部とを備える構成である請求項5〜11のいずれか1つに記載の2次元光走査装置。
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