JP2004003042A - Covered yarn and knitted or woven fabric thereof - Google Patents

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JP2004003042A
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Takashi Yanai
谷内  孝
Yasunori Yuki
結城 康式
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Asahi Kasei Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a covered yarn and a knitted or a woven fabric having a smooth surface and stretchability. <P>SOLUTION: The covered yarn is composed of a core yarn and a winding yarn. In the covered yarn, the core yarn is a latently crimpable polyester multifilament yarn and at least one component thereof is polytrimethylene terephthalate. The knitted or woven fabric is obtained by using the covered yarn. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カバリング糸並びに編織物に関する。
【0002】
【従来の技術】
平滑な表面を有するストレッチ性織物を得る方法として、特許第3119389号に代表されるように、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を撚糸した織物が知られているが、表面の平滑性並びにストレッチ性がさらに優れた編織物が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる要求に応えた編織物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸を用いた複合糸の構造と、編織物の表面の平滑性並びにストレッチ性との関連について、鋭意検討した結果、特定の潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸を用いた特定の構造の複合糸とすることで本発明の目的が達成されることを究明した。
即ち、本発明は、芯糸と捲回糸で構成されるカバリング糸であって、該芯糸が潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸であり、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートであることを特徴とするカバリング糸である。
【0005】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明においては、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸を芯糸に用いたカバリング糸であることが必要である。該カバリング糸を用いることにより、表面が平滑でストレッチ性に優れた編織物が得られる。
芯糸に用いる潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメントは、無撚で用いても充分な表面平滑性とストレッチ性を持つ編織物が得られるが、有撚糸とした方がより優れた表面平滑性とストレッチ性を持つ編織物が得られるので好ましい。
芯糸を有撚糸とするときの撚係数{=撚数(T/m)×√芯糸の総繊度(dtex)}は、好ましくは3000〜32000、より好ましくは7000〜25000、さらに好ましくは7500〜21200である。
撚係数が32000超では撚糸切れ等から加撚困難である。
また、加撚方向は捲回糸の捲回方向と反対方向であることが好ましく、同方向では、編織物表面の平滑性が悪くなることがある。又、芯糸に仮撚加工糸を用いる場合は、仮撚方向と逆方向に加撚することが好ましい。
【0006】
芯糸は、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸を一本又は二本以上引揃えたり合撚したりしても良いし、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸以外の他の繊維素材と引き揃えたり合撚したりしても良い。
引揃える糸条は、無撚糸でも撚係数7000未満、好ましくは5000以下で下撚されていても良い。撚方向は、芯糸の合撚方向や捲回糸の捲回方向と同方向でも反対方向でもよい。
【0007】
本発明のカバリング糸は、芯糸の周囲に捲回糸を一重で捲回するシングルカバリング糸、あるいは逆方向に二重に捲回するダブルカバリング糸のいずれであってもよい。
捲回糸の捲回数は、所望するカバリング糸の形態や風合いを考慮して適宜選定すればよいが、捲回糸の捲回係数{=捲回数(T/m)×√カバリング糸の総繊度(dtex)}が1000〜32000の範囲が好ましく、1500〜25000がより好ましい。
また、芯糸が有撚糸の場合は、芯糸との撚バランスを考慮して適宜選定すればよいが、捲回糸の捲回係数は芯糸の撚係数×(1.2〜0.5)、好ましくは芯糸の撚係数×(1.1〜0.7)が撚バランスの上で好ましい。
【0008】
カバリング糸を製造する方法としては特に限定されるものではなく、一般的なカバリング機で製造すればよい。
芯糸が有撚糸の場合は、例えばイタリー撚糸機で芯糸を製造し、次いで、カバリング機で捲回して製造すればよい。
また、必要に応じて撚止めセットをしても良いが、撚止めセットをしないほうがストレッチ性に優れており好ましい。
【0009】
本発明における潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸とは、少なくとも二種のポリエステル成分で構成(具体的にはサイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合されたものが多い)されているものであり、熱処理によって捲縮を発現するものである。
二種のポリエステル成分の複合比(一般的には質量%で70/30〜30/70の範囲内のものが多い)、接合面形状(直線又は曲線形状のものがある)は特に限定されない。
又、総繊度は20〜300dtex、単糸繊度は0.5〜20dtexが好ましく用いられるがこれに限定されるものではない。
【0010】
本発明のカバリング糸の芯糸は、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメントであって、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートであることに特徴がある。
具体的には、特開2001−40537号公報に開示されているようなポリトリメチレンテレフタレートを一成分とするものがある。
即ち、二種のポリエステルポリマーをサイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合された複合繊維である。
サイドバイサイド型の場合は、二種のポリエステルポリマーの溶融粘度比が1.00〜2.00が好ましく、偏芯芯鞘型の場合は、鞘ポリマーと芯ポリマーのアルカリ減量速度比は、3倍以上鞘ポリマーが速いことが好ましい。
【0011】
具体的なポリマーの組合わせとしては、ポリトリメチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1,3−プロパンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)とポリエチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)並びにポリトリメチレンテレフタレートとポリフブチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1,4−ブタンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)が好ましく、特に捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレートが配置されると好ましい。
【0012】
このように本発明のカバリング糸の芯糸は、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント繊維を構成するポリエステル成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートであるものである。
上記特開2001−40537号公報以外にも、例えば、特公昭43−19108号公報、特開平11−189923号公報、特開2000−239927号公報、特開2000−256918号公報、特開2000−328382号公報、特開2001−81640号公報等には、第一成分がポリトリメチレンテレフタレートであり、第二成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを並列的あるいは偏芯的に配置したサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に複合紡糸したものが開示されている。
特にポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組合わせや、極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。
【0013】
更に、本発明において、編織物表面の平滑性とストレッチ性から最適な例としては、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の初期引張抵抗度が10〜30cN/dtexであると好ましく、より好ましくは20〜30cN/dtex、さらに好ましくは20〜27cN/dtexである。なお、10cN/dtex未満のものは製造困難である。
また、顕在捲縮の伸縮伸長率は10〜100%であると好ましく、さらに好ましくは10〜80%、より好ましくは10〜60%である。
更に、顕在捲縮の伸縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、さらに好ましくは85〜100%、より好ましくは85〜97%である。
さらに、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の100℃における熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtexであることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.4cN/dtex、さらに好ましくは0.1〜0.3cN/dtexである。
100℃における熱収縮応力は、布帛の精錬、染色工程において捲縮を発現させるための重要な要件である。即ち、布帛の拘束力に打ち勝って捲縮が発現するためには、100℃における熱収縮応力が0.1cN/dtex以上であることが好ましい。
潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の熱水処理後の伸縮伸長率は100〜250%であることが好ましく、より好ましくは150〜250%、さらに好ましくは180〜250%である。熱水処理後の伸縮弾性率は90〜100%であることが好ましく、より好ましくは95〜100%である。
【0014】
このような特性を有する潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸としては、固有粘度の異なる2種類のポリトリメチレンテレフタレートが互いにサイドバイサイド型に複合された単糸から構成された複合繊維が挙げられる。
2種類のポリトリメチレンテレフタレートの固有粘度差は0.05〜0.4(dl/g)であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.35(dl/g)、さらに好ましくは0.15〜0.35(dl/g)である。
例えば、高粘度側の固有粘度を0.7〜1.3(dl/g)から選択した場合には、低粘度側の固有粘度は0.5〜1.1(dl/g)から選択されるのが好ましい。
なお、低粘度側の固有粘度は0.8(dl/g)以上が好ましく、より好ましくは0.85〜1.0(dl/g)、さらに好ましくは0.9〜1.0(dl/g)である。
また、この複合繊維自体の固有粘度即ち平均固有粘度は、0.7〜1.2(dl/g)がよく、0.8〜1.2(dl/g)がより好ましい。
特に0.85〜1.15(dl/g)が好ましく、さらに0.9〜1.1(dl/g)がよい。
【0015】
なお、本発明でいう固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸した糸の粘度を指す。
この理由は、ポリトリメチレンテレフタレートの特徴として、ポリエチレンテレフタレート等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマーを使用しても熱分解によって固有粘度が著しく低下し、複合マルチフィラメントにおいては両者の固有粘度差を大きく維持することが困難であるためである。
【0016】
ここで、ポリトリメチレンテレフタレートは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰返単位とするポリエステルであり、トリメチレンテレフタレート単位を約50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さらには80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上のものをいう。
従って、第三成分として他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、約50モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらには20モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
【0017】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより合成される。
この合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしても良いし、又、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステル、ナイロンとポリトリメチレンテレフタレートを別個に合成した後、ブレンド(ポリトリメチレンテレフタレートが50質量%以上でブレンド)したりしても良い。
【0018】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(P−オキシ安息香酸等)等がある。
また、1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用出来る。
さらに、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
【0019】
本発明において、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の紡糸については、上記の各種特開に開示されており、例えば、3000m/分以下の巻取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法が好ましいが、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピンドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンテイクアップ法)を採用してもよい。
【0020】
また、繊維の形態は、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面においても丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
さらに糸条の形態としては、マルチフィラメント原糸(極細糸を含む)、仮撚加工糸(POYの延伸仮撚糸を含む)、空気噴射加工糸、押し込み加工糸、ニットデニット加工糸等があるが、本発明においては、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の仮撚加工糸を用いると、さらに優れた効果が得られる。
【0021】
仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率は好ましくは70〜300%、特に100〜300%、更に120〜300%がよい。
又、顕在捲縮弾性率は好ましくは80〜100%、特に82〜100%、さらに85〜100%がよい。また、この仮撚加工糸の捲縮伸長率は100〜400%であることが好ましく、より好ましくは120〜400%である。
捲縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、より好ましくは90〜100%である。
【0022】
仮撚加工糸を得るための仮撚方法としては、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等、いかなる方法によるものでもよいが、好ましくはピンタイプ、ニップベルトタイプである。
又、仮撚加工糸は、いわゆる2ヒーターの仮撚加工糸(セットタイプ)よりも、いわゆる1ヒーターの仮撚加工糸(ノンセットタイプ)を用いる方が、本発明の目的達成上好ましい。
仮撚加工時の熱固定温度は150℃〜200℃の範囲とすることが好ましい。
仮撚数(T1)は次式で計算される仮撚数の係数K1の値が21000〜33000であることが好ましく、更に好ましくは25000〜32000の範囲である。
T1(T/m)=K1/√原糸の繊度(dtex)
【0023】
なお、本発明の目的を損なわない範囲内で通常50重量%以下の範囲内で天然繊維、合成繊維等他の繊維、例えば、綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース、アセテート、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維、ナイロン、アクリル等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイプや、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)を混紡(コアヤーン、サイロスパンやサイロフィル、ホロースピンドル等)、カバリング(シングル、ダブル)、例えば沸水収縮率3〜10%程度の低収縮糸、又は、例えば沸水収縮率15〜30%程度の高収縮糸との混繊や交撚、仮撚(伸度差仮撚、POYの延伸仮撚における複合等)、2フィード空気噴射加工等の手段で混用してもよい。
【0024】
芯糸を構成する素材並びに捲回する素材としては、かかる潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸同士(上記した各種の潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の同種又は異種の組み合わせを含む)が最適であるが、希望に応じて、綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース、アセテート、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維(6000m/分以上の巻取り速度で紡糸されたいわゆるスピンテイクアップ糸、5000m/分以上の巻取り速度で紡糸されたいわゆるスピンドローテイクアップ糸を含む)、ナイロン、アクリル等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイプや、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)を用いてもよい。
【0025】
また、その繊維形態は紡績糸、マルチフィラメント原糸、嵩高加工糸、捲縮加工糸等があり、さらにはこれらの繊維(潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を含む)を混紡(コアヤーン、サイロスパンやサイロフィル、ホロースピンドル等)、カバリング(シングル、ダブル)、交撚したもの、沸水収縮率3〜10%程度の低収縮糸又は沸水収縮率15〜30%程度の高収縮糸との紡糸又は後混繊糸、糸長方向に部分的に未延伸部を有するようないわゆるシックアンドシン糸、仮撚(伸度差仮撚、例えばポリエステル高配向未延伸糸(POY)のような高伸度糸と、例えばポリエステルのレギュラー糸、カチオン可染糸や6000m/分以上の巻取り速度で紡糸されたスピンテイクアップ糸のような低伸度糸との引き揃え交絡仮撚糸、位相差仮撚によるスラブヤーン等の意匠糸や、鞘芯構造加工糸等、並びにこれらの撚糸物)、2フィード空気噴射加工糸でもよい。
【0026】
本発明では、かかるカバリング糸を用いて編織物を構成するものであるが、例えば織物では経糸及び/又は緯糸に用いてもよいし、カバリング糸以外の単糸(無撚糸、有撚糸等)や諸撚糸と1本〜3本交互、好ましくは1本〜2本交互に用いてもよい。
又、カバリング糸を経糸及び/又は緯糸に用いるに際し、捲回の撚方向が同じものを用いてもよいが、異なる撚方向(S撚、Z撚)のものを1本〜3本交互、好ましくは1本〜2本交互に用いた方が好ましい。
又、カバリング糸と単糸や諸撚糸を組み合わせる場合でも、撚方向(諸撚糸の場合は上撚方向)が同じものを用いてもよいが、撚方向が異なる(S撚、Z撚)ものを1本〜3本交互、好ましくは1本〜2本交互に用いた方が好ましい。
また、単糸や諸撚糸の素材や、カバリング糸を織物の経糸又は緯糸の一方に用いる場合に他方に用いる素材は、上記した芯糸の素材として列記したものを、希望する織物風合いに応じて適宜選定すればよい。
【0027】
織物の組織については、平、綾、朱子及びこれら変化組織がある。
生機密度の好適な範囲は、経130〜200本/2.54cm、好ましくは150〜180本/2.54cm、緯50〜90本/2.54cm、好ましくは60〜80本/2.54cmであり、仕上げ密度の好適な範囲は、経150〜220本/2.54cm、好ましくは170〜200本/2.54cm、緯60〜100本/2.54cm、好ましくは70〜90本/2.54cmである。
製織後、常法に従い染色仕上げ加工される。
本発明で得られる織物の表面平滑性は、KESの表面粗さの平均偏差が1〜10μmの範囲が好ましい。
また、織物伸長率は15%以上が好ましく、20%以上がより好ましく、25%以上がさらに好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により本発明を詳述するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例における評価は以下の方法により測定した。
(1) 固有粘度:
固有粘度[η](dl/g)は、次式の定義に基づいて求められる値である。
[η]=lim(ηr−1)/C
C→0
(式中のηrは純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒で溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又はポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cはg/100mlで表されるポリマー濃度である。)
なお、固有粘度の異なるポリマーを用いた複合マルチフィラメントは、マルチフィラメントを構成するそれぞれの固有粘度を測定することは困難であるので、複合マルチフィラメントの紡糸条件と同じ条件で2種類のポリマーをそれぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有粘度を、複合マルチフィラメントを構成する固有粘度とした。
【0029】
(2) 初期引張抵抗度:
JIS−L−1013、化学繊維フィラメント糸試験方法による。
初期引張抵抗度の試験方法に準じ、試料の単位繊度当たり0.882mN/dtexの初荷重を掛けて引張試験を行い、得られた荷重−伸長曲線から初期引張抵抗度(cN/dtex)を算出し、10回の平均値を求めた。
(3) 伸縮伸長率、伸縮弾性率:
JIS−L−1090 合成繊維フィラメントかさ高加工糸試験方法による。伸縮性試験方法(A法)に準じて測定を行い、伸縮伸長率(%)、伸縮弾性率(%)を算出し、10回の平均値を求めた。顕在捲縮の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温度20±2℃、湿度65±2%の環境下で24時間放置後に測定を行った。
熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した後、無荷重で24時間自然乾燥した試料を用いた。
【0030】
(4) 熱収縮応力:
熱応力測定装置(カネボウエンジニアリング社製、商品名KE−2)を用い、試料を20cmの長さに切り取り、両端を結んで輪を作って測定装置に装填し、初荷重0.044cN/dtex、昇温速度100℃/分の条件で収縮応力を測定し、得られた温度に対する熱収縮応力の変化曲線から100℃における熱収縮応力を読み取った。
(5) 織物の平滑性:
加工技術者10人により、下記基準により点数評価し、その合計点で評価した。
3:平滑性に優れている
2:シボ感がみられる
1:強いシボ感がある
【0031】
(6) 織物伸長率:
JIS−L−1096の伸長率A法(定速伸長法)に従って測定した。
(7)   仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率及び顕在捲縮弾性率:
島津製作所(株)製の引張試験機を用いて、つかみ間隔10cmにて仮撚加工糸を初荷重0.0009cN/dtexで取り付けたのち、引張速度10cm/minで伸長し、0.0882cN/dtexの応力に達したときの伸び(%)を顕在捲縮伸長率とした。
その後再び同じ速度でつかみ間隔10cmまで収縮させたのち、再度応力−歪み曲線を描き、初荷重の応力が発現するまでの伸度を残留伸度(B)とする。
顕在捲縮弾性率は以下の式によって求めた。
顕在捲縮弾性率=〔(10−B)/10〕×100(%)
(8)   仮撚加工糸の捲縮伸長率、捲縮弾性率:
巻き取りパッケージから解じょした仮撚加工糸を無荷重下で98℃の熱水中に20分浸漬した後、無荷重下で24時間乾燥した試料を用いた以外は、顕在捲縮伸度及び顕在捲縮弾性率の測定と同様の方法にて測定し、それぞれを捲縮伸長率、捲縮弾性率とした。
【0032】
<潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の製造>
下記繊維の物性値は表1に示す。
固有粘度の異なるサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを以下の製造例1〜4により製造した。
{製造例1}
固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを比率1:1でサイドバイサイド型に押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で未延伸糸を得、次いでホットロール温度55℃、ホットプレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸後の繊度が56dtexとなるように設定して延撚し、56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。
得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.90、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0033】
{製造例2}
上記製造例1と同様の方法で84dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.88、低粘度側が[η]=0.70であった。
初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
{製造例3}
上記製造例1とは固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用い、上記製造例1と同様の方法で56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。
得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.86、低粘度側が[η]=0.69であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0034】
{製造例4}
固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用いて56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.66、低粘度側が[η]=0.50であった。
初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0035】
【表1】

Figure 2004003042
【0036】
【実施例1】
カバリング機を用いて、上記製造例1の56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを芯糸(無撚)として、同じ複合マルチフィラメントを用いてZ方向に捲回数1000T/m(捲回係数10583)で捲回したカバリング糸(A)、同様にS方向に捲回数1000T/mで捲回したカバリング糸(B)を作成した。
経糸に56dtex/12fのポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(一成分糸)を用い、緯糸にカバリング糸(A)とカバリング糸(B)を一本交互に用いて、平織物(経110本/2.54cm、緯80本/2.54cm)を製織した後、オープンソーパーで拡布精練し、染色、仕上げ加工を行った。
織物の仕上げ後の織密度は、経160本/2.54cm、緯90本/2.54cmであった。
得られた織物の平滑性は26点、緯方向の織物伸長率は15%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0037】
【実施例2】
イタリー撚糸機を用いて、上記製造例1の56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントに1500T/m(撚係数11225)のS撚を加えて芯糸を作成し、次いで同じ複合マルチフィラメントを用いてZ方向に捲回数1000T/m(捲回係数10583)で捲回したカバリング糸(C)を作成し、同様に芯糸がZ撚、捲回がS方向のカバリング糸(D)を作成した。
得られたカバリング糸(C)、(D)を織物の緯糸に用いた以外は、実施例1と同様に製織、染色、仕上げ加工を行って織物を得た。
得られた織物の平滑性は28点、緯方向の織物伸長率は20%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0038】
【比較例1】
リング撚糸機を用いて、上記製造例1の56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメント糸2本を引き揃えて、Z方向に1000T/m(撚係数=10583)の撚を施し、70℃×40分間のスチームセットにより撚止めセットした合撚糸を作成した。得られた合撚糸を織物の緯糸に用いた以外は、実施例1と同様に製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は21点、緯方向の織物伸長率は15%以上と、実施例1対比平滑性に劣ったものであった。
【0039】
【比較例2】
実施例1において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに、56dtex/12fのポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(一成分糸)を芯糸並びに捲回する糸条に用いてカバリング糸を作成した以外は、実施例1と同様に製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は22点、緯方向の織物伸長率は3%程度と、実施例1対比平滑性とストレッチ性に劣ったものであった。
【0040】
【比較例3】
実施例2において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに、56dtex/12fのポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(一成分糸)を芯糸並びに捲回する糸条に用いてカバリング糸を作成した以外は、実施例2と同様に製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は25点、緯方向の織物伸長率は5%程度と、実施例1及び2対比、ストレッチ性に劣ったものであった。
【0041】
【実施例3〜4】
実施例1において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに上記製造例2〜3の複合マルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例1と同様にしてカバリング糸を作成し、次いで製織、染色、仕上げ加工を行った。
即ち、実施例3では製造例2の複合マルチフィラメント糸を、実施例4では製造例3の複合マルチフィラメント糸を用い、捲回数は実施例1と同じとした。
実施例3、4で得られた織物は、平滑性は各々24点と26点、緯方向の織物伸長率は共に15%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0042】
【実施例5〜6】
実施例2において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに上記製造例2〜3の複合マルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例2と同様にしてカバリング糸を作成し、次いで製織、染色、仕上げ加工を行った。
即ち、実施例5では製造例2の複合マルチフィラメント糸を、実施例6では製造例3の複合マルチフィラメント糸を用い、芯糸の撚数及び捲回数は実施例2と同じとした。 実施例5、6で得られた織物は、平滑性は各々26点と28点、緯方向の織物伸長率は共に20%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0043】
【比較例4】
実施例1において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに上記製造例4の複合マルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例1と同様にしてカバリング糸を作成し、次いで製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は22点、緯方向の織物伸長率は5%程度と、実施例対比ストレッチ性が劣るものであった。
【比較例5】
実施例2において、上記製造例1の複合マルチフィラメント糸の代わりに上記製造例4の複合マルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例2と同様にしてカバリング糸を作成し、次いで製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は26点、緯方向の織物伸長率は10%程度と、実施例対比ストレッチ性が劣るものであった。
【0044】
【実施例7】
実施例1において、捲回する糸条として84dtex/36fのキュプラマルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例1と同様にしてカバリング糸を作成した。次いで、実施例1と同様にして、製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は25点、緯方向の織物伸長率は15%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0045】
【実施例8】
実施例2において、捲回する糸条として84dtex/36fのキュプラマルチフィラメント糸を用いた以外は、実施例2と同様にしてカバリング糸を作成した。次いで、実施例1と同様にして、製織、染色、仕上げ加工を行った。
得られた織物の平滑性は27点、緯方向の織物伸長率は20%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0046】
【実施例9〜11、比較例6】
製造例1〜4で得られた複合フィラメントを用いて、石川製作所製IVF−338にて第1ヒーター温度170℃(比較例1のみ220℃)、撚方向はZ撚、仮撚数3200T/mで仮撚加工を行った。実施例1〜3の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率180〜200%、顕在捲縮弾性率85〜90%、捲縮伸長率200〜250%、捲縮弾性率85〜93%であったが、比較例1の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率10%、顕在捲縮弾性率88%、捲縮伸長率130%、捲縮弾性率64%の仮撚加工糸を得た尚、製造例1が実施例9、製造例2が実施例10、製造例3が実施例11、製造例4が比較例6である。
得られたこれらの仮撚加工糸を芯糸に用いた以外、実施例1同様にしてカバリング糸(捲回係数10583)を作成した。次いで、実施例1と同様にして、製織、染色、仕上げ加工を行った。
実施例9〜11で得られた織物の平滑性は27点、緯方向の織物伸長率は30%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであったが、比較例6で得られた織物の平滑性は27点、緯方向の織物伸長率は13%程度と、実施例9〜11対比ストレッチ性に劣ったものであった。
【0047】
【実施例12〜14】
実施例9〜11で得られた仮撚加工糸を芯糸に用いた以外は、実施例2と同様にしてカバリング糸(芯糸の撚係数11225、捲回係数10583)を作成した。
次いで、実施例2と同様にして、製織、染色、仕上げ加工を行った。尚、仮撚加工糸は、Z仮撚加工糸とS仮撚加工糸を作製し、芯糸の加撚方向は仮撚方向と逆方向とした。
得られた織物の平滑性は27点、緯方向の織物伸長率は35%以上と、平滑性とストレッチ性に優れたものであった。
【0048】
【発明の効果】
本発明のカバリング糸を用いることにより、平滑な表面とストレッチ性を有する編織物が得られる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to covering yarns and knitted fabrics.
[0002]
[Prior art]
As a method for obtaining a stretchable woven fabric having a smooth surface, a woven fabric obtained by twisting a latent crimp-expressing polyester fiber is known, as represented by Japanese Patent No. 3119389, but the surface smoothness and stretchability are poor. There is a need for better knitted fabrics.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a knitted fabric that meets such a demand.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies on the relationship between the structure of a composite yarn using a latent crimp-expressing polyester multifilament yarn and the smoothness and stretchability of the surface of a knitted woven fabric. It has been found that the object of the present invention can be achieved by forming a composite yarn having a specific structure using a conductive polyester multifilament yarn.
That is, the present invention provides a covering yarn composed of a core yarn and a wound yarn, wherein the core yarn is a latent crimp-expressing polyester multifilament yarn, and at least one component is polytrimethylene terephthalate. It is a covering yarn that is a feature.
[0005]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
In the present invention, it is necessary that at least one component is a covering yarn using a latent crimp-expressing polyester multifilament yarn having polytrimethylene terephthalate as a core yarn. By using the covering yarn, a knitted fabric having a smooth surface and excellent stretchability can be obtained.
Latent crimp-expressing polyester multifilament used for the core yarn can obtain a knitted fabric having sufficient surface smoothness and stretchability even when used without twist, but the twisted yarn provides better surface smoothness. It is preferable because a knitted fabric having stretch properties can be obtained.
Twisting factor when the core yarn is a twisted yarn = twist number (T / m) x {total fineness of the core yarn (dtex)} is preferably 3000 to 32000, more preferably 7000 to 25000, and still more preferably 7500. 2121,200.
If the twist coefficient exceeds 32,000, twisting is difficult due to breakage of the twisted yarn.
Further, the twisting direction is preferably the opposite direction to the winding direction of the wound yarn, and in the same direction, the smoothness of the surface of the knitted fabric may be deteriorated. When a false twisted yarn is used as the core yarn, twisting is preferably performed in the direction opposite to the false twist direction.
[0006]
The core yarn may be one or more than one latent crimp-expressing polyester multifilament yarn, may be aligned or twisted, or may be drawn with a fiber material other than the latent crimp-expressing polyester multifilament yarn. They may be aligned or twisted.
The yarn to be aligned may be a non-twisted yarn or a twisted yarn with a twist coefficient of less than 7000, preferably 5000 or less. The twisting direction may be the same as or opposite to the direction in which the core yarn is twisted or the direction in which the wound yarn is wound.
[0007]
The covering yarn of the present invention may be either a single covering yarn in which the wound yarn is wound around the core yarn in a single layer, or a double covering yarn in which the wound yarn is double wound in the opposite direction.
The number of windings of the wound yarn may be appropriately selected in consideration of the desired form and feel of the covering yarn, but the winding coefficient of the wound yarn {= number of windings (T / m) × √total fineness of the covering yarn (Dtex)} is preferably in the range of 1000 to 32,000, more preferably 1500 to 25000.
When the core yarn is a twisted yarn, it may be appropriately selected in consideration of the twist balance with the core yarn, but the winding coefficient of the wound yarn is the twist coefficient of the core yarn × (1.2 to 0.5 ), Preferably, the twist coefficient of the core yarn × (1.1 to 0.7) is preferable on the twist balance.
[0008]
The method for producing the covering yarn is not particularly limited, and the covering yarn may be produced by a general covering machine.
When the core yarn is a twisted yarn, the core yarn may be manufactured by, for example, manufacturing the core yarn with an Italian twisting machine and then winding the core yarn with a covering machine.
A twisting set may be used if necessary, but it is preferable not to perform the twisting set because the stretchability is excellent.
[0009]
The latently crimp-expressing polyester multifilament yarn in the present invention is a yarn composed of at least two types of polyester components (specifically, many are joined in a side-by-side type or an eccentric core-sheath type). In addition, crimp is developed by heat treatment.
The composite ratio of the two polyester components (generally, in many cases, in the range of 70/30 to 30/70 by mass%) and the joining surface shape (there is a straight or curved shape) are not particularly limited.
The total fineness is preferably 20 to 300 dtex, and the single yarn fineness is preferably 0.5 to 20 dtex, but is not limited thereto.
[0010]
The core yarn of the covering yarn of the present invention is a latent crimp developing polyester multifilament, and is characterized in that at least one component is polytrimethylene terephthalate.
Specifically, there is a method in which polytrimethylene terephthalate as one component is disclosed in JP-A-2001-40537.
That is, it is a composite fiber in which two kinds of polyester polymers are joined in a side-by-side type or an eccentric core-sheath type.
In the case of the side-by-side type, the melt viscosity ratio of the two types of polyester polymers is preferably 1.00 to 2.00. Preferably, the sheath polymer is fast.
[0011]
Specific combinations of polymers include polytrimethylene terephthalate (a polyester having terephthalic acid as a main dicarboxylic acid and 1,3-propanediol as a main glycol component, glycols such as ethylene glycol and butanediol, and isophthalic acid). Acids, dicarboxylic acids such as 2,6-naphthalenedicarboxylic acid, etc. may be copolymerized, and additives such as other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments and the like may be contained. ) And polyethylene terephthalate (a polyester having terephthalic acid as the main dicarboxylic acid and ethylene glycol as the main glycol component), and copolymerizing glycols such as butanediol and dicarboxylic acids such as isophthalic acid and 2,6-naphthalenedicarboxylic acid. Other polymers, matting agents, flame retardant And polytrimethylene terephthalate and polybutylene terephthalate (polyester having terephthalic acid as a main dicarboxylic acid and 1,4-butanediol as a main glycol component). Yes, it may be copolymerized with glycols such as ethylene glycol, dicarboxylic acids such as isophthalic acid, 2,6-naphthalenedicarboxylic acid, etc. Other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments, etc. May be included.), And it is particularly preferable that polytrimethylene terephthalate is arranged inside the crimp.
[0012]
As described above, in the core yarn of the covering yarn of the present invention, at least one of the polyester components constituting the latently-crimpable polyester multifilament fiber is polytrimethylene terephthalate.
In addition to JP-A-2001-40537, for example, JP-B-43-19108, JP-A-11-189923, JP-A-2000-239927, JP-A-2000-256918, and JP-A-2000-259 JP-A-328382 and JP-A-2001-81640 disclose that the first component is polytrimethylene terephthalate, and the second component is a polyester such as polytrimethylene terephthalate, polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, etc. in parallel or eccentric. A composite spinning in a side-by-side type or an eccentric sheath-core type, which is arranged in a uniform manner, is disclosed.
In particular, a combination of polytrimethylene terephthalate and copolymerized polytrimethylene terephthalate or a combination of two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities is preferable.
[0013]
Furthermore, in the present invention, as an optimal example from the viewpoint of smoothness and stretchability of the surface of the knitted fabric, the initial tensile resistance of the latently crimp-expressing polyester multifilament yarn is preferably 10 to 30 cN / dtex, and more preferably. It is 20-30 cN / dtex, more preferably 20-27 cN / dtex. In addition, it is difficult to manufacture a material having a density of less than 10 cN / dtex.
In addition, the stretch ratio of the actual crimp is preferably 10 to 100%, more preferably 10 to 80%, and even more preferably 10 to 60%.
Further, the elastic modulus of the apparent crimp is preferably 80 to 100%, more preferably 85 to 100%, and even more preferably 85 to 97%.
Further, the heat shrinkage stress at 100 ° C. of the latently-crimpable polyester multifilament yarn is preferably from 0.1 to 0.5 cN / dtex, more preferably from 0.1 to 0.4 cN / dtex, and still more preferably. 0.1 to 0.3 cN / dtex.
The heat shrinkage stress at 100 ° C. is an important requirement for developing crimp in the refining and dyeing steps of the fabric. That is, it is preferable that the heat shrinkage stress at 100 ° C. is 0.1 cN / dtex or more in order to overcome the restraining force of the fabric and develop the crimp.
The stretchability of the latently crimp-expressing polyester multifilament yarn after hot water treatment is preferably 100 to 250%, more preferably 150 to 250%, and still more preferably 180 to 250%. The elastic modulus after hot water treatment is preferably from 90 to 100%, more preferably from 95 to 100%.
[0014]
As the latent crimp developing polyester multifilament yarn having such properties, a conjugate fiber composed of a single yarn in which two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities are combined with each other in a side-by-side type is exemplified.
The intrinsic viscosity difference between the two types of polytrimethylene terephthalate is preferably 0.05 to 0.4 (dl / g), more preferably 0.1 to 0.35 (dl / g), and further preferably 0. .15 to 0.35 (dl / g).
For example, when the intrinsic viscosity on the high viscosity side is selected from 0.7 to 1.3 (dl / g), the intrinsic viscosity on the low viscosity side is selected from 0.5 to 1.1 (dl / g). Preferably.
In addition, the intrinsic viscosity on the low viscosity side is preferably 0.8 (dl / g) or more, more preferably 0.85 to 1.0 (dl / g), and still more preferably 0.9 to 1.0 (dl / g). g).
The intrinsic viscosity of the conjugate fiber itself, that is, the average intrinsic viscosity, is preferably 0.7 to 1.2 (dl / g), more preferably 0.8 to 1.2 (dl / g).
In particular, 0.85 to 1.15 (dl / g) is preferable, and 0.9 to 1.1 (dl / g) is more preferable.
[0015]
The value of the intrinsic viscosity in the present invention refers to the viscosity of the spun yarn, not the polymer used.
The reason for this is that polytrimethylene terephthalate is characterized by a tendency to thermally decompose as compared to polyethylene terephthalate and the like, and even when a polymer having a high intrinsic viscosity is used, the intrinsic viscosity is significantly reduced by thermal decomposition. This is because it is difficult to maintain a large difference in intrinsic viscosity between the two.
[0016]
Here, polytrimethylene terephthalate is a polyester having trimethylene terephthalate unit as a main repeating unit, and the trimethylene terephthalate unit is about 50 mol% or more, preferably 70 mol% or more, further preferably 80 mol% or more, and furthermore Preferably, it refers to one having 90 mol% or more.
Therefore, the total amount of the other acid component and / or glycol component as the third component is in the range of about 50 mol% or less, preferably 30 mol% or less, further 20 mol% or less, and more preferably 10 mol% or less. Polytrimethylene terephthalate contained.
[0017]
Polytrimethylene terephthalate is synthesized by combining terephthalic acid or a functional derivative thereof with trimethylene glycol or a functional derivative thereof in the presence of a catalyst under appropriate reaction conditions.
In this synthesis process, an appropriate one or more third components may be added to form a copolymerized polyester, or a polyester other than polytrimethylene terephthalate such as polyethylene terephthalate and polybutylene terephthalate; After separately synthesizing methylene terephthalate, it may be blended (polytrimethylene terephthalate is blended at 50% by mass or more).
[0018]
As the third component to be added, aliphatic dicarboxylic acids (such as oxalic acid and adipic acid), alicyclic dicarboxylic acids (such as cyclohexanedicarboxylic acid), aromatic dicarboxylic acids (such as isophthalic acid and sodium sulfoisophthalic acid), and fatty acids Aliphatic glycols (ethylene glycol, 1,2-propylene glycol, tetramethylene glycol, etc.), alicyclic glycols (cyclohexane dimethanol, etc.), aliphatic glycols containing aromatics (1,4-bis (β-hydroxyethoxy) benzene And the like, polyether glycols (such as polyethylene glycol and polypropylene glycol), aliphatic oxycarboxylic acids (such as ω-oxycaproic acid), and aromatic oxycarboxylic acids (such as P-oxybenzoic acid).
Compounds having one or more ester-forming functional groups (such as benzoic acid or glycerin) can also be used as long as the polymer is substantially linear.
Further, matting agents such as titanium dioxide, stabilizers such as phosphoric acid, ultraviolet absorbers such as hydroxybenzophenone derivatives, crystallization nucleating agents such as talc, lubricating agents such as aerosil, antioxidants such as hindered phenol derivatives, It may contain a flame retardant, an antistatic agent, a pigment, a fluorescent brightener, an infrared absorber, an antifoaming agent, and the like.
[0019]
In the present invention, spinning of a latently crimp-expressing polyester multifilament yarn is disclosed in the above-mentioned various Japanese Patent Laid-Open Publications, for example, after obtaining an undrawn yarn at a winding speed of 3000 m / min or less, The method of drawing and twisting at about 3.5 times is preferable, but the direct drawing method (spin draw method) directly connecting the spinning and drawing steps and the high-speed spinning method (spin take-up method) with a winding speed of 5000 m / min or more are adopted. May be.
[0020]
The form of the fiber may be uniform in the length direction or thick and thin, and the cross section may be round, triangular, L-shaped, T-shaped, Y-shaped, W-shaped, Yatsuha-shaped, flat (flat). 1.3 to 4 degrees, W type, I type, Boomerang type, corrugated type, skewer dumpling type, eyebrows type, rectangular solid type, etc.), polygon type such as dog bone type, etc. It may be a mold, a hollow mold or an irregular shape.
Further, as the form of the yarn, there are a multifilament raw yarn (including an ultrafine yarn), a false twisted yarn (including a drawn false twisted yarn of POY), an air jet processed yarn, a push-in processed yarn, a knit denitted yarn, and the like. However, in the present invention, the use of such a false-twisted yarn of a latently crimp-expressing polyester fiber provides a further excellent effect.
[0021]
The apparent crimp elongation of the false twisted yarn is preferably 70 to 300%, particularly preferably 100 to 300%, and more preferably 120 to 300%.
The apparent crimp modulus is preferably 80 to 100%, particularly 82 to 100%, and more preferably 85 to 100%. Further, the crimp elongation of the false twisted yarn is preferably 100 to 400%, more preferably 120 to 400%.
The crimp modulus is preferably from 80 to 100%, more preferably from 90 to 100%.
[0022]
As a false twisting method for obtaining a false twisted yarn, any method such as a pin type, a friction type, a nip belt type, and an air twisting type may be used, but a pin type and a nip belt type are preferred.
As the false twisted yarn, it is preferable to use a so-called one-heater false twisted yarn (non-set type) rather than a so-called two-heater false twisted yarn (non-set type) in order to achieve the object of the present invention.
The heat setting temperature at the time of false twisting is preferably in the range of 150 ° C to 200 ° C.
The number of false twists (T1) is preferably such that the value of the coefficient K1 of the number of false twists calculated by the following equation is 21000 to 33000, more preferably 25000 to 32000.
T1 (T / m) = K1 / √fineness (dtex) of raw yarn
[0023]
In addition, other fibers such as natural fibers and synthetic fibers, such as natural fibers such as cotton, wool, hemp, and silk, cupra, viscose, and the like, within a range of not more than 50% by weight without impairing the object of the present invention. Polynosic, purified cellulose, acetate, polyester fibers such as polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, and polytrimethylene terephthalate; various artificial fibers such as nylon and acrylic; and copolymer fibers of these and composite fibers of the same or different polymers. (Side-by-side type, eccentric sheath-core type, etc.) blended (core yarn, silospan, silofil, hollow spindle, etc.), covering (single, double), for example, low shrinkage yarn with a boiling water shrinkage of about 3 to 10%, or, for example, Mixing, twisting, and false twisting with a high shrinkage yarn with a boiling water shrinkage of about 15 to 30% (difference in elongation) Twisted, composite or the like in the draw texturing of the POY), or may be used together with 2 feed air blasting, etc. means.
[0024]
As the material constituting the core yarn and the material to be wound, such latent crimp-expressing polyester multifilament yarns (including the same or different combinations of the above-described various latent crimp-expressing polyester multifilament yarns) are most suitable. However, if desired, natural fibers such as cotton, wool, hemp, silk, etc., cupra, viscose, polynosic, purified cellulose, acetate, polyester fibers such as polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, polytrimethylene terephthalate, etc. So-called spin take-up yarn spun at a take-up speed of 6000 m / min or more (including so-called spin draw take-up yarn spun at a take-up speed of 5000 m / min or more), various artificial fibers such as nylon, acrylic, and the like. Are those copolymer types, Seed polymer Tsukai of the composite fiber (side-by-side type, Henshinsaya core type, etc.) may be used.
[0025]
The fiber form includes spun yarn, multifilament yarn, bulky yarn, crimped yarn, and the like. Further, these fibers (including polyester fibers having latent crimp development) are blended (core yarn, silospan, silo, etc.). Filling, hollow spindle, etc.), covering (single, double), twisted, spinning or post-mixing with a low shrinkage yarn with a boiling water shrinkage of about 3 to 10% or a high shrinkage yarn with a boiling water shrinkage of about 15 to 30% A fine yarn, a so-called thick and thin yarn having a partially undrawn part in the yarn length direction, a high twist yarn such as false twist (elongation false twist, for example, a polyester highly oriented undrawn yarn (POY)) For example, regular entangled false twisted yarn with low elongation such as polyester regular yarn, cationic dyeable yarn, and spin take-up yarn spun at a winding speed of 6000 m / min or more, phase difference false twist Slub design yarns and the like with, sheath-core structure processed yarn or the like, as well as twisting thereof), or a second feed air jet textured yarn.
[0026]
In the present invention, a knitted fabric is constituted by using such a covering yarn. For example, in a woven fabric, it may be used for a warp and / or a weft, and a single yarn (untwisted yarn, twisted yarn, etc.) other than the covering yarn or It may be used alternately with plied yarns by one to three, preferably by one or two.
When the covering yarn is used for the warp and / or the weft, the same twist direction of the winding may be used, but one to three alternate twist directions (S twist, Z twist) are alternately preferable. Is preferably used alternately in one or two.
When the covering yarn is combined with a single yarn or a twisted yarn, the same twisting direction (in the case of a twisted yarn, the upper twisting direction) may be used, but the twisting direction is different (S twisting, Z twisting). It is preferable to use one to three alternately, preferably one or two alternately.
In addition, when a single yarn or a ply-twisted material or a covering yarn is used for one of a warp and a weft of a woven fabric, the material used for the other is the material listed for the core yarn described above, depending on the desired fabric texture. What is necessary is just to select suitably.
[0027]
Regarding the structure of the woven fabric, there are flat, aya, and satin, and these changed structures.
Suitable range of greige density is 130-200 / 2.54 cm, preferably 150-180 / 2.54 cm, weft 50-90 / 2.54 cm, preferably 60-80 / 2.54 cm. Yes, the suitable range of the finishing density is 150 to 220 threads / 2.54 cm, preferably 170 to 200 threads / 2.54 cm, weft 60 to 100 threads / 2.54 cm, preferably 70 to 90 threads / 2. 54 cm.
After weaving, it is dyed and finished according to a conventional method.
As for the surface smoothness of the woven fabric obtained by the present invention, the average deviation of the surface roughness of KES is preferably in the range of 1 to 10 μm.
The woven fabric elongation is preferably 15% or more, more preferably 20% or more, and even more preferably 25% or more.
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
The evaluation in Examples and Comparative Examples was measured by the following method.
(1) Intrinsic viscosity:
The intrinsic viscosity [η] (dl / g) is a value obtained based on the definition of the following equation.
[Η] = lim (ηr-1) / C
C → 0
(In the formula, ηr is the viscosity at 35 ° C. of a diluted solution of polytrimethylene terephthalate yarn or polyethylene terephthalate yarn dissolved in an o-chlorophenol solvent having a purity of 98% or more, divided by the viscosity of the solvent measured at the same temperature. (C is the polymer concentration in g / 100 ml.)
Since it is difficult to measure the intrinsic viscosities of the composite multifilaments using polymers having different intrinsic viscosities, it is difficult to measure each of the two types of polymer under the same spinning conditions as the composite multifilaments. The yarn was spun alone, and the intrinsic viscosity measured using the obtained yarn was defined as the intrinsic viscosity of the composite multifilament.
[0029]
(2) Initial tensile resistance:
According to JIS-L-1013, chemical fiber filament yarn test method.
According to the initial tensile resistance test method, a tensile test is performed by applying an initial load of 0.882 mN / dtex per unit fineness of the sample, and the initial tensile resistance (cN / dtex) is calculated from the obtained load-elongation curve. Then, an average value of 10 times was obtained.
(3) Stretching elongation, stretching elasticity:
According to JIS-L-1090 synthetic fiber filament bulked yarn test method. The measurement was carried out according to the stretch test method (Method A), and the stretch elongation (%) and the stretch elastic modulus (%) were calculated, and the average value of 10 times was obtained. The elastic elongation and the elastic modulus of the actual crimp were measured after leaving the sample unwound from the winding package in an environment of a temperature of 20 ± 2 ° C. and a humidity of 65 ± 2% for 24 hours.
The stretch ratio and stretch modulus after the hot water treatment were determined by immersing the sample in hot water of 98 ° C. for 30 minutes with no load, and then naturally drying the sample for 24 hours with no load.
[0030]
(4) Heat shrinkage stress:
Using a thermal stress measurement device (manufactured by Kanebo Engineering Co., Ltd., trade name: KE-2), the sample was cut into a length of 20 cm, and the both ends were connected to form a ring, which was then loaded into the measurement device. The initial load was 0.044 cN / dtex, The shrinkage stress was measured at a heating rate of 100 ° C./min, and the heat shrinkage stress at 100 ° C. was read from the change curve of the heat shrinkage stress with respect to the obtained temperature.
(5) Fabric smoothness:
The score was evaluated by 10 processing engineers according to the following criteria, and the total score was evaluated.
3: Excellent in smoothness
2: The texture appears
1: There is a strong texture
[0031]
(6) Fabric stretch rate:
The elongation rate was measured according to JIS-L-1096 elongation rate A method (constant speed elongation method).
(7) The apparent crimp elongation and the apparent crimp elasticity of the false twisted yarn:
Using a tensile tester manufactured by Shimadzu Corporation, a false twisted yarn is attached at an initial load of 0.0009 cN / dtex at a gripping interval of 10 cm, and then stretched at a tensile speed of 10 cm / min to 0.0882 cN / dtex. The elongation (%) when the stress reached was defined as the apparent crimp elongation.
After that, after grasping again at the same speed and contracting to 10 cm, a stress-strain curve is drawn again, and the elongation until the stress of the initial load appears is defined as the residual elongation (B).
The apparent crimp modulus was determined by the following equation.
Overt crimp modulus = [(10-B) / 10] x 100 (%)
(8) Crimp elongation and crimp elasticity of false twisted yarn:
After immersing the false twisted yarn unwound from the winding package in hot water at 98 ° C. for 20 minutes under no load, and then using a sample dried for 24 hours under no load, the apparent crimp elongation and The measurement was performed in the same manner as the measurement of the apparent crimp elastic modulus, and the measured values were defined as the crimp elongation rate and the crimp elastic modulus, respectively.
[0032]
<Production of latent crimp-expressing polyester fiber>
The physical properties of the following fibers are shown in Table 1.
Side-by-side composite multifilaments having different intrinsic viscosities were produced according to Production Examples 1 to 4 below.
<< Production Example 1 >>
Two kinds of polytrimethylene terephthalates having different intrinsic viscosities are extruded in a side-by-side type at a ratio of 1: 1 to obtain an undrawn yarn at a spinning temperature of 265 ° C. and a spinning speed of 1500 m / min. C., a stretching speed of 400 m / min, and a stretching ratio set such that the fineness after stretching was 56 dtex, and a twist was obtained to obtain a 56 dtex / 12f side-by-side composite multifilament.
The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.90 on the high viscosity side and [η] = 0.70 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch / elongation / stretch elasticity of the actual crimp, the stretch / elongation / stretch elasticity after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0033]
<< Production Example 2 >>
A 84 dtex / 12f side-by-side composite multifilament was obtained in the same manner as in Production Example 1 above. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.88 on the high viscosity side and [η] = 0.70 on the low viscosity side.
Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch / elongation / stretch elasticity of the actual crimp, the stretch / elongation / stretch elasticity after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
<< Production Example 3 >>
Using two kinds of polytrimethylene terephthalates having different intrinsic viscosities from Production Example 1, a side-by-side composite multifilament of 56 dtex / 12f was obtained in the same manner as in Production Example 1.
The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.86 on the high viscosity side and [η] = 0.69 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch / elongation / stretch elasticity of the actual crimp, the stretch / elongation / stretch elasticity after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0034]
<< Production Example 4 >>
Using two kinds of polytrimethylene terephthalates having different intrinsic viscosities, a 56 dtex / 12f side-by-side type composite multifilament was obtained. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.66 on the high viscosity side and [η] = 0.50 on the low viscosity side.
Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch / elongation / stretch elasticity of the actual crimp, the stretch / elongation / stretch elasticity after hot water treatment, and the heat shrinkage stress at 100 ° C.
[0035]
[Table 1]
Figure 2004003042
[0036]
Embodiment 1
Using a covering machine, the 56 dtex / 12f side-by-side type composite multifilament of Production Example 1 above was used as a core yarn (untwisted), and the same composite multifilament was used, and the number of turns was 1000 T / m in the Z direction (winding coefficient 10583). And a covering yarn (B) wound in the S direction at a winding number of 1000 T / m.
A plain woven fabric (warp: 110/2) using a 56 dtex / 12f polytrimethylene terephthalate multifilament yarn (one component yarn) as the warp, and alternately using one covering yarn (A) and one covering yarn (B) as the weft. After weaving (.54 cm, weft 80 lines / 2.54 cm), the fabric was spread with an open soaper, dyed, and finished.
The woven density after finishing the woven fabric was 160 warps / 2.54 cm and 90 wefts / 2.54 cm.
The obtained woven fabric had a smoothness of 26 points and a woven fabric elongation in the weft direction of 15% or more, and was excellent in smoothness and stretchability.
[0037]
Embodiment 2
Using an Italian twisting machine, an S twist of 1500 T / m (twist coefficient 11225) was added to the 56 dtex / 12f side-by-side composite multifilament of Production Example 1 to form a core yarn, and then the same composite multifilament was used. A covering yarn (C) wound in the Z direction at a winding number of 1000 T / m (winding coefficient 10583) was prepared, and a covering yarn (D) in which the core yarn was Z twisted and the winding was in the S direction was similarly prepared.
Weaving, dyeing, and finishing were performed in the same manner as in Example 1 except that the obtained covering yarns (C) and (D) were used as the wefts of the woven fabric to obtain a woven fabric.
The obtained woven fabric had a smoothness of 28 points and a woven fabric elongation in the weft direction of 20% or more, and was excellent in smoothness and stretchability.
[0038]
[Comparative Example 1]
Using a ring twisting machine, two 56 dtex / 12f side-by-side type composite multifilament yarns of Production Example 1 described above were aligned and twisted in the Z direction at 1000 T / m (twist coefficient = 10583). A twisted set yarn was set by a steam set for minutes to prepare a twisted yarn. Weaving, dyeing, and finishing were performed in the same manner as in Example 1 except that the obtained plied yarn was used as a weft of a woven fabric.
The smoothness of the obtained woven fabric was 21 points, and the stretch ratio of the woven fabric in the weft direction was 15% or more, which was inferior to the smoothness of Example 1.
[0039]
[Comparative Example 2]
In Example 1, a covering yarn was prepared by using a 56 dtex / 12f polytrimethylene terephthalate multifilament yarn (one component yarn) as a core yarn and a yarn to be wound instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1 above. Weaving, dyeing, and finishing were performed in the same manner as in Example 1 except for the above.
The obtained woven fabric had a smoothness of 22 points and a woven fabric elongation ratio in the weft direction of about 3%, which was inferior to Example 1 in smoothness and stretchability.
[0040]
[Comparative Example 3]
In Example 2, a covering yarn was prepared by using a 56 dtex / 12f polytrimethylene terephthalate multifilament yarn (one component yarn) as a core yarn and a wound yarn instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1 described above. Weaving, dyeing, and finishing were performed in the same manner as in Example 2 except for the above.
The smoothness of the obtained woven fabric was 25 points, and the woven fabric elongation in the weft direction was about 5%, which was inferior to Examples 1 and 2 in the stretchability.
[0041]
Embodiments 3 and 4
In Example 1, a covering yarn was prepared in the same manner as in Example 1 except that the composite multifilament yarns of Production Examples 2 and 3 were used instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1 above. Dyeing and finishing were performed.
That is, in Example 3, the composite multifilament yarn of Production Example 2 was used, and in Example 4, the composite multifilament yarn of Production Example 3 was used, and the number of windings was the same as in Example 1.
The woven fabrics obtained in Examples 3 and 4 had excellent smoothness and stretchability in that the smoothness was 24 points and 26 points, respectively, and the woven fabric elongation in the weft direction was 15% or more.
[0042]
[Examples 5 to 6]
In Example 2, a covering yarn was prepared in the same manner as in Example 2 except that the composite multifilament yarns of Production Examples 2 and 3 were used instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1 above. Dyeing and finishing were performed.
That is, the composite multifilament yarn of Production Example 2 was used in Example 5, and the composite multifilament yarn of Production Example 3 was used in Example 6, and the number of twists and the number of windings of the core yarn were the same as in Example 2. The woven fabrics obtained in Examples 5 and 6 were excellent in smoothness and stretchability, with the smoothness being 26 points and 28 points, respectively, and the woven fabric elongation in the weft direction being both 20% or more.
[0043]
[Comparative Example 4]
In Example 1, a covering yarn was prepared in the same manner as in Example 1 except that the composite multifilament yarn of Production Example 4 was used instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1, and then weaving, dyeing, Finish processing was performed.
The obtained woven fabric had a smoothness of 22 points and a woven fabric elongation ratio in the weft direction of about 5%, which was inferior to the examples in the stretchability.
[Comparative Example 5]
In Example 2, a covering yarn was prepared in the same manner as in Example 2 except that the composite multifilament yarn of Production Example 4 was used instead of the composite multifilament yarn of Production Example 1, and then weaving, dyeing, Finish processing was performed.
The smoothness of the obtained woven fabric was 26 points, and the woven fabric elongation in the weft direction was about 10%.
[0044]
Embodiment 7
A covering yarn was prepared in the same manner as in Example 1 except that a 84 dtex / 36f cupra multifilament yarn was used as the yarn to be wound. Next, in the same manner as in Example 1, weaving, dyeing, and finishing were performed.
The obtained fabric had a smoothness of 25 points and a fabric elongation in the weft direction of 15% or more, and was excellent in smoothness and stretchability.
[0045]
Embodiment 8
A covering yarn was prepared in the same manner as in Example 2, except that a 84 dtex / 36f cupra multifilament yarn was used as the yarn to be wound. Next, in the same manner as in Example 1, weaving, dyeing, and finishing were performed.
The obtained woven fabric had a smoothness of 27 points and a woven fabric elongation ratio in the weft direction of 20% or more, and was excellent in smoothness and stretchability.
[0046]
Examples 9 to 11, Comparative Example 6
Using the composite filaments obtained in Production Examples 1 to 4, the first heater temperature was 170 ° C. (only Comparative Example 1 was 220 ° C.), the twist direction was Z twist, and the number of false twists was 3200 T / m, using IVF-338 manufactured by Ishikawa Seisakusho. Was false twisted. The false twisted yarns of Examples 1 to 3 had an apparent crimp elongation of 180 to 200%, an apparent crimp elasticity of 85 to 90%, a crimp elongation of 200 to 250%, and a crimp elastic modulus of 85 to 93%. However, the false twisted yarn of Comparative Example 1 was a false twisted yarn having an apparent crimp elongation of 10%, an apparent crimp elasticity of 88%, a crimp elongation of 130%, and a crimp elasticity of 64%. Note that Production Example 1 is Example 9, Production Example 2 is Example 10, Production Example 3 is Example 11, and Production Example 4 is Comparative Example 6.
A covering yarn (winding coefficient 10583) was prepared in the same manner as in Example 1 except that the obtained false twisted yarn was used as a core yarn. Next, in the same manner as in Example 1, weaving, dyeing, and finishing were performed.
The smoothness of the woven fabrics obtained in Examples 9 to 11 was 27 points, the woven fabric elongation in the weft direction was 30% or more, which was excellent in smoothness and stretchability, but was obtained in Comparative Example 6. The smoothness of the woven fabric was 27 points, and the stretch ratio of the woven fabric in the weft direction was about 13%, which was inferior to the stretchability in Examples 9 to 11.
[0047]
Embodiments 12 to 14
A covering yarn (twist coefficient of core yarn: 11225, winding coefficient: 10583) was prepared in the same manner as in Example 2, except that the false twisted yarn obtained in Examples 9 to 11 was used as a core yarn.
Next, in the same manner as in Example 2, weaving, dyeing, and finishing were performed. As the false twisted yarn, a Z false twisted yarn and an S false twisted yarn were prepared, and the twisting direction of the core yarn was set to the opposite direction to the false twisting direction.
The obtained fabric had a smoothness of 27 points and a fabric elongation in the weft direction of 35% or more, and was excellent in smoothness and stretchability.
[0048]
【The invention's effect】
By using the covering yarn of the present invention, a knitted fabric having a smooth surface and stretchability can be obtained.

Claims (5)

芯糸と捲回糸で構成されるカバリング糸であって、該芯糸が潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸であり、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートであることを特徴とするカバリング糸。A covering yarn comprising a core yarn and a wound yarn, wherein the core yarn is a latently crimp-expressing polyester multifilament yarn, and at least one component is polytrimethylene terephthalate. 請求項1において、芯糸が撚係数(=撚数(T/m)×√芯糸の総繊度(dtex))3000〜32000の潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸の有撚糸であり、かつ捲回方向と反対方向に加撚されていることを特徴とするカバリング糸。In Claim 1, the core yarn is a twisted yarn of a latent crimp-expressing polyester multifilament yarn having a twist coefficient (= twist number (T / m) × √total fineness (dtex) of the core yarn) of 3000 to 32,000, and A covering yarn characterized by being twisted in a direction opposite to a winding direction. 請求項1又は2において、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸が、仮撚加工糸であることを特徴とするカバリング糸。3. The covering yarn according to claim 1, wherein the latently crimp-expressing polyester multifilament yarn is a false twisted yarn. 請求項1〜3において、潜在捲縮発現性ポリエステルマルチフィラメント糸が、下記(a)〜(c)の特性を有することを特徴とするカバリング糸。
(a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtex
(b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%、伸縮弾性率が80〜100%
(c)100℃での熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtex
The covering yarn according to any one of claims 1 to 3, wherein the latently-crimpable polyester multifilament yarn has the following characteristics (a) to (c).
(A) The initial tensile resistance is 10 to 30 cN / dtex.
(B) Tensile elongation rate of the actual crimp is 10 to 100%, and the elastic modulus is 80 to 100%.
(C) heat shrinkage stress at 100 ° C. is 0.1 to 0.5 cN / dtex
請求項1〜4のいずれかに記載のカバリング糸を用いたことを特徴とする編織物。A knitted fabric using the covering yarn according to any one of claims 1 to 4.
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