JP4251822B2 - 楊 yanagi warp knitting - Google Patents

楊 yanagi warp knitting Download PDF

Info

Publication number
JP4251822B2
JP4251822B2 JP2002156616A JP2002156616A JP4251822B2 JP 4251822 B2 JP4251822 B2 JP 4251822B2 JP 2002156616 A JP2002156616 A JP 2002156616A JP 2002156616 A JP2002156616 A JP 2002156616A JP 4251822 B2 JP4251822 B2 JP 4251822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitted fabric
crimp
yarn
elongation
stretch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002156616A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003342860A (en
Inventor
孝 谷内
真規子 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Fibers Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Fibers Corp filed Critical Asahi Kasei Fibers Corp
Priority to JP2002156616A priority Critical patent/JP4251822B2/en
Publication of JP2003342860A publication Critical patent/JP2003342860A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4251822B2 publication Critical patent/JP4251822B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、楊柳調経編み地に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、楊柳調経編み地としては、ポリウレタン系等の弾性繊維を非弾性繊維で被覆した被覆弾性糸を緯糸として挿入した経編み地が知られているが、楊柳が巾方向に不規則であり、又、楊柳の凹凸柄も不規則なものであり、昨今の市場ニ−ズである巾方向に規則的、かつきめ細やかな楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も規則的な楊柳調経編み地の要求を満たすものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、巾方向に規則的、かつきめ細やかな楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も規則的な楊柳調経編み地を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、経編み地を構成する原糸、編組織等について鋭意検討した結果、特定の繊維を緯糸として挿入することにより本発明の目的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、緯糸が挿入された経編み地であって、緯糸が二種以上のポリエステル成分からなり、その一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であることを特徴とする楊柳調経編み地である。
本発明の楊柳調経編み地は、緯方向のストレッチ率として、3.5N/cm荷重下において、50%以上、好ましくは70%以上、特に80%以上、又、250%以下、好ましくは200%以下のストレッチ率を有するものである。
【0005】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては、経編み地に挿入する緯糸が潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であって、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートであることに特徴がある。
具体的には、特開2001−40537号公報に開示されているようなポリトリメチレンテレフタレートを一成分とするものがある。
即ち、二種のポリエステルポリマーをサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に接合された複合繊維であり、サイドバイサイド型の場合、二種のポリエステルポリマーの溶融粘度比が1.00〜2.00が好ましく、偏芯鞘芯型の場合は、鞘ポリマーと芯ポリマーのアルカリ減量速度比は3倍以上鞘ポリマーが速いことが好ましい。
【0006】
具体的なポリマーの組み合わせとしては、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1,3−プロパンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよく、又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよいポリトリメチレンテレフタレートと、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよく、又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよいポリエチレンテレフタレート、並びにポリトリメチレンテレフタレートとテレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1,4−ブタンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール等のグリコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよく、又、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよいポリブチレンテレフタレート、が好ましく、特に捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレートが配置されていることが好ましい。
【0007】
このように本発明は、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を構成するポリエステル成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートであるものであり、上記特開2001−40537号公報以外にも、特公昭43−19108号公報、特開平11−189923号公報、特開2000−239927号公報、特開2000−256918号公報、特開2000−328382号公報、特開2001−81640号公報等に、第一成分がポリトリメチレンテレフタレートであり、第二成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを並列的あるいは偏芯的に配置したサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に複合紡糸したものが開示されている。特にポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせや、極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。
【0008】
さらに本発明の目的達成上、好適な潜在捲縮発現性ポリエステル繊維としては、初期引張抵抗度が10〜30cN/dtexであると好ましく、特に20〜30cN/dtex、さらに20〜27cN/dtexがよい。30cN/dtex超では、ソフト風合いが得られにくく、10cN/dtex未満のものは製造困難である。又、顕在捲縮の伸縮伸長率は10〜100%であると好ましく、特に10〜80%、より好ましくは10〜60%である。10%未満では本発明の目的達成が不十分となりやすく、100%超は製造困難である。更に、顕在捲縮の伸縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、特に85〜100%、より好ましくは85〜97%である。80%未満では本発明の目的達成が不十分となりやすく、100%超のものは製造困難である。
【0009】
更に、100℃における熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtexであることが好ましく、特に0.1〜0.4cN/dtex、更に0.1〜0.3cN/dtexであることが好ましい。0.1cN/dtex未満では本発明の目的達成が不十分となりやすく、0.5cN/dtex超のものは製造困難である。
熱水処理後の伸縮伸長率は100〜250%であることが好ましく、より好ましくは150〜250%、特に180〜250%である。100%未満では本発明の目的達成が不十分となりやすく、250%超のものは製造困難である。
熱水処理後の伸縮弾性率は90〜100%であることが好ましく、より好ましくは95〜100%である。90%未満では本発明の目的達成が不十分となりやすく、100%超は製造困難である。
【0010】
このような特性を有する潜在捲縮発現性ポリエステル繊維としては、固有粘度の異なる2種類のポリトリメチレンテレフタレートが互いにサイドバイサイド型に複合された単糸から構成された複合繊維が挙げられる。
2種類のポリトリメチレンテレフタレートの固有粘度差は、0.05〜0.4(dl/g)であることが好ましく、特に0.1〜0.35(dl/g)、さらに0.15〜0.35(dl/g)がよい。例えば高粘度側の固有粘度を0.7〜1.3(dl/g)から選択した場合には、低粘度側の固有粘度は0.5〜1.1(dl/g)から選択されるのが好ましい。尚、低粘度側の固有粘度は0.8(dl/g)以上が好ましく、特に0.85〜1.0(dl/g)、さらに0.9〜1.0(dl/g)がよい。
【0011】
また、この複合繊維自体の固有粘度即ち平均固有粘度は、0.7〜1.2(dl/g)がよく、0.8〜1.2(dl/g)がより好ましく、特に0.85〜1.15(dl/g)が好ましく、さらには0.9〜1.1(dl/g)がよい。
なお、本発明でいう固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸した糸の粘度を指す。この理由は、ポリトリメチレンテレフタレート特有の欠点としてポリエチレンテレフタレート等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマーを使用しても熱分解によって固有粘度が著しく低下し、複合マルチフィラメントにおいては両者の固有粘度差を大きく維持することが困難であるためである。
【0012】
ここで、ポリトリメチレンテレフタレートは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルであり、トリメチレンテレフタレート単位を、約50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さらには80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上のものをいう。従って、第三成分として他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、約50モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらには20モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
【0013】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより製造される。この製造過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、又、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステル、ナイロンとポリトリメチレンテレフタレートを別個に製造した後、ブレンドしたりしてもよい。ブレンドする際のポリトリメチレンテレフタレートの含有率は、質量%で50%以上である。
【0014】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(p−オキシ安息香酸等)等が挙げられる。また、1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用出来る。
【0015】
さらに、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
本発明において潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の紡糸については、上記の各種特開に開示されており、例えば、3000m/分以下の巻取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法が好ましいが、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピンドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンテイクアップ法)を採用しても良い。
【0016】
又、繊維の形態は、長繊維でも短繊維でもよく、又、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面形状においても丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある。)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
さらに本発明では、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が仮撚加工糸であるとさらにストレッチ性に優れた楊柳調経編み地が得られる。
【0017】
優れたストレッチ性を得る上で好ましい仮撚加工糸の特性としては、顕在捲縮伸長率は、好ましくは70〜300%、特に100〜300%、更に120〜300%がよい。又、顕在捲縮弾性率は、好ましくは80〜100%、特に82〜100%、さらに85〜100%がよく、また、この仮撚加工糸の捲縮伸長率は100〜400%であることが好ましく、より好ましくは120〜400%である。捲縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、より好ましくは90〜100%である。
仮撚加工糸を得るための仮撚方法としては、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等、いかなる方法によるものでもよいが、好ましくはピンタイプ、ニップベルトタイプである。又、仮撚加工糸は、いわゆる2ヒーターの仮撚加工糸(セットタイプ)よりも、いわゆる1ヒーターの仮撚加工糸(ノンセットタイプ)を用いる方が、優れたストレッチ性を得る上で好ましい。
【0018】
仮撚加工時の熱固定温度は150℃〜200℃の範囲とすることが好ましく、仮撚数(T1)は次式で計算される仮撚数の係数K1の値が21000〜33000であることが好ましく、更に好ましくは25000〜32000の範囲である。
T1(T/m)=K1/(原糸の繊度:dtex)1/2
仮撚加工糸は、無撚でもよいが、必要に応じて仮撚方向と同方向もしくは異方向に追撚したり、仮撚加工糸を双糸又は三子以上で合撚して用いてもよく、追撚や合撚における撚数(T2)は、次式で計算される撚係数(K2)が例えば20000以下の範囲内で選定すればよい。尚、仮撚加工糸の合計繊度とは、追撚又は合撚する仮撚加工糸の合計の繊度をいう。
T2(T/m)=K2/(仮撚加工糸の合計繊度:dtex)1/2
【0019】
本発明では、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を単独で用いても良いが、必要に応じて、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の含有率が、質量%で10%以上、好ましくは15%以上の範囲内で複合して用いてもよく、例えば、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維又はその仮撚加工糸を芯糸とした鞘芯構造紡績糸や交撚、混繊、複合仮撚等従来公知の複合形態があり、複合する繊維としても、長繊維、短繊維、マルチフィラメント原糸、仮撚加工糸、流体噴射加工糸に代表される嵩高加工糸でもよく、従来公知の各種形態の糸条を用いることができる。
【0020】
例えば、羊毛、絹、綿、麻等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース繊維等のセルロース系繊維、アセテート繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維やポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイプの繊維や、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)を公知の複合手段により、例えば長短混紡(サイロフィル、ホロースピンドル等)、カバリング(シングル、ダブル)、沸水収縮率3〜10%程度の低収縮糸や沸水収縮率15〜30%程度の高収縮糸との混繊や交撚等により複合してもよい。
【0021】
本発明において、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を緯糸として経編み地に挿入したものであるが、挿入する緯糸として、少なくとも10%以上、特に20%以上、さらに30%以上が潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であることが、本発明の目的達成上好ましく、50〜100%が最適である。尚、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維を含めて緯糸は先染め糸や原料着色糸を用いてもよい。
緯糸は、鎖編やデンビ編等の組織で編まれる地糸のニードルループとシンカーループの間に、経編み地の全幅に渡る様に、挿入されている。又、挿入方法は、緯糸挿入装置を装備した経編み機(シングルやダブルのトリコット編機又はラッセル編機)を用いて緯糸挿入することができる。尚、ダブルの経編み機の場合は、緯糸挿入は表裏の一方の編み地でも、表裏の両方の編み地に挿入されていてもよい。
【0022】
本発明において、緯糸を挿入する経編み地を形成する繊維即ち地組織を形成する繊維としては、任意の繊維を用いることができ、例えば、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維に複合してもよい繊維並びに繊維形態として例示したものが挙げられる。
編機のゲージは、9〜36ゲージが好ましく用いられる。
経編み地は、表面を平坦な組織にして肌触りを良好なものにしても良く、4角、6角等のメッシュ編み地やマーキゼット編み地等複数の開口部を有する編み地に編成して、意匠性を付与しても良い。ダブルの経編み機の場合は、表裏の編み地を異なる編組織としても良い。
経編み地の染色仕上げとしては、常法に従って実施すればよく、例えば、製編された生機を、染色−仕上げを行うが、必要に応じて染色前に精練リラックス、プレセットを行ってもよい。又、アルカリ減量も必要に応じて減量率5〜20%程度を実施してもよい。更に、例えばエメリーペーパー、ブラシ、針布等により起毛を付与してもよく、その他プリント、エンボス等の各種の仕上げ加工を施してもよい。又、柔軟剤、撥水剤、制電剤等の仕上げ処理剤を用いてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施例などにより本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例などにより何ら限定されるものではない。
本発明で用いる評価法は以下通りである。
(1)固有粘度
固有粘度[η](dl/g)は、次式に基づいて求められる値である。
[η]=lim(ηr−1)/C
C→0
式中のηrは、純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒に溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又はポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cは、g/100mlで表されるポリマー濃度である。
なお、固有粘度の異なるポリマーを用いた複合マルチフィラメントは、マルチフィラメントを構成するそれぞれの固有粘度を測定することは困難であるので、複合マルチフィラメントの紡糸条件と同じ条件で2種類のポリマーをそれぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有粘度を、複合マルチフィラメントを構成する固有粘度とする。
【0024】
(2)初期引張抵抗度:JIS−L−1013:化学繊維フィラメント糸試験方法、初期引張抵抗度の試験方法に準じ、試料の単位繊度当たり0.0882cN/dtexの初荷重を掛けて引張試験を行い、得られた荷重−伸長曲線から初期引張抵抗度(cN/dtex)を算出し、10回の平均値を求めた。
(3)伸縮伸長率、伸縮弾性率:JIS−L−1090:合成繊維フィラメントかさ高加工糸試験方法、伸縮性試験方法、A法に準じて測定を行い、伸縮伸長率(%)、伸縮弾性率(%)を算出し、10回の平均値を求めた。顕在捲縮の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温度20±2℃、湿度65±2%の環境下で24時間放置後に測定を行った。熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した後、無荷重で24時間自然乾燥乾燥した試料を用いた。
【0025】
(4)熱収縮応力:熱応力測定装置(カネボウエンジニアリング社製;商品名KE−2)を用い、試料を20cmの長さに切り取り、両端を結んで輪を作り測定装置に装填し、初荷重0.044cN/dtex、昇温速度100℃/分の条件で収縮応力を測定し、得られた温度に対する熱収縮応力の変化曲線から100℃における熱収縮応力を読み取る。
(5)仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率及び顕在捲縮弾性率
島津製作所(株)製の引張試験機を用いて、つかみ間隔10cmにて仮撚加工糸を初荷重0.9×10-3cN/dtexで取り付けたのち、引張速度10cm/minで伸長し、0.0882cN/dtexの応力に達したときの伸び(%)を顕在捲縮伸長率とした。その後再び同じ速度でつかみ間隔10cmまで収縮させたのち、再度応力−歪み曲線を描き、初荷重の応力が発現するまでの伸度を残留伸度(B)とする。顕在捲縮弾性率は以下の式によって求めた。
顕在捲縮弾性率=〔(10−B)/10〕×100(%)
【0026】
(6)仮撚加工糸の捲縮伸長率、捲縮弾性率
巻き取りパッケージから解じょした仮撚加工糸を無荷重下で98℃の熱水中に20分浸漬した後、無荷重下で24時間乾燥した試料を用いた以外は、顕在捲縮伸度及び顕在捲縮弾性率の測定と同様の方法にて測定し、それぞれを捲縮伸長率、捲縮弾性率とした。
(7)ストレッチ率
試料を140mm×165mm(引張側×拘束側)に裁断し、一軸固定二軸伸張試験機(STRIP BIAXIAL TENSILE TESTER KES−G2−SB1、カトーテック社製)に取り付ける。このとき、応力がかかる試料の有効寸法は100mm×100mmである。伸度を換算する有効試料長は11.5cmである。
ストレッチ率は、緯方向に引張速度300mm/分で3.5N/cmまで定荷重伸張を行い、伸度(%)を読みとり、N=2の平均値を求めた。
【0027】
<潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の製造>
固有粘度の異なるサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを以下の製造例1〜4により製造した。
{製造例1}
固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを比率1:1でサイドバイサイド型に押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で未延伸糸を得、次いでホットロール温度55℃、ホットプレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸後の繊度が56dtexとなるように設定して延撚し、56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.90、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0028】
{製造例2}
上記製造例1と同様の方法で84dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.88、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0029】
{製造例3}
上記製造例1とは固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用い、上記製造例1と同様の方法で56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.86、低粘度側が[η]=0.69であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0030】
{製造例4}
固有粘度の異なる二種類のポリエチレンテレフタレートを用いて56dtex/12fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.66、低粘度側が[η]=0.50であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0031】
上記繊維の物性値を表1に示す。
【表1】

Figure 0004251822
【0032】
【実施例1〜3、比較例1】
24ゲージのカールマイヤー社製緯糸挿入ラッセル編機を用い、バック筬にポリエチレンテレフタレート繊維56dtex/24fをフルセットで配置し、チェーン組織10/01の振りで編成し、緯糸に上記の各製造例で得られた複合フィラメントを用いて全幅各コースに挿入した。機上コースは65コース/2.54cmに設定し、ランナー長を83cmとした。
編成した生機をサーキュラー染色機にて130℃×30分間染色し、150℃×40秒間のセットを行って仕上げた。仕上がった編み地はコースが64コース/2.54cm、ウェルが54ウェル/2.54cm、目付が151g/m2 であった。
実施例1〜3(製造例1〜3に対応)で得られた楊柳調経編み地は、緯方向のストレッチ率が103〜110%であり、巾方向に規則的、かつきめ細やかな楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も規則的なものであったが、比較例1(製造例4に対応)で得られた楊柳調経編み地は、緯方向のストレッチ率が50%程度あったが、楊柳調とはならずに編み地表面に部分的なシワ発生があるのみであった。
【0033】
【比較例2】
ポリエチレンテレフタレート繊維17dtex/5fを被覆用糸とし、ポリウレタン系弾性繊維(旭化成社製、商品名;ロイカ)22dtex/3fを3.2倍に伸長しつつ、ダブルカバリング糸(下撚りZ方向2400T/m、上撚りS方向2200T/m)を作成した。
このカバリング糸を緯糸に用いた以外は、実施例1同様に作製した楊柳調経編み地は、緯方向のストレッチ率が100%であったが、巾方向に不規則的、かつ粗い楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も不規則的な楊柳調経編み地であった。
【0034】
【実施例4】
製造例1で得られた複合フィラメント糸を用いて、石川製作所製IVF−338にて第1ヒーター温度170℃、撚方向はZ撚、仮撚数3200T/mで仮撚加工を行った。得られた仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率190%、顕在捲縮弾性率90%、捲縮伸長率250%、捲縮弾性率93%であった。
得られた仮撚加工糸を緯糸に用いた以外は、実施例1同様に作製した楊柳調経編み地は、緯方向のストレッチ率が155%であり、巾方向に規則的、かつきめ細やかな楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も規則的な楊柳調経編み地であった。
【0035】
【発明の効果】
本発明により、巾方向に規則的、かつきめ細やかな楊柳を有し、又、楊柳の凹凸柄も規則的な楊柳調経編み地を提供することができた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cocoon warp knitted fabric.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a warp knitted fabric is known as a warp knitted fabric in which a covered elastic yarn in which an elastic fiber such as polyurethane is covered with a non-elastic fiber is inserted as a weft. In addition, the irregular pattern of 楊 yanagi is irregular, and it has regular and fine vine willow in the width direction, which is the market need of the present day. It did not meet the demands of warp knitted fabrics.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a regular woven willow-like warp knitted fabric having regular and fine woven willows in the width direction and the irregular pattern of the cocoon willows.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies on the raw yarn, knitting structure and the like constituting the warp knitted fabric, the present inventors have found that the object of the present invention can be achieved by inserting a specific fiber as a weft and completed the present invention. It came to do.
That is, the present invention is a warp knitted fabric in which wefts are inserted, wherein the weft yarns are composed of two or more polyester components, one component of which is a latently crimpable polyester fiber that is polytrimethylene terephthalate. It is a 楊 yanagi-like warp knitting fabric.
The weired knitted fabric of the present invention has a stretch rate in the weft direction of 50% or more, preferably 70% or more, particularly 80% or more, and 250% or less, preferably 200% under a load of 3.5 N / cm. % Or less stretch rate.
[0005]
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The present invention is characterized in that the weft inserted into the warp knitted fabric is a latently crimped polyester fiber and at least one component is polytrimethylene terephthalate.
Specifically, there is one having polytrimethylene terephthalate as one component as disclosed in JP-A-2001-40537.
That is, a composite fiber in which two types of polyester polymers are joined to a side-by-side type or an eccentric sheath-core type, and in the case of a side-by-side type, the melt viscosity ratio of the two types of polyester polymers is preferably 1.00 to 2.00, In the case of the eccentric sheath-core type, it is preferable that the sheath polymer and the core polymer have an alkali weight loss rate ratio of 3 times or more and that the sheath polymer is fast.
[0006]
Specific polymer combinations are polyesters having terephthalic acid as the main dicarboxylic acid and 1,3-propanediol as the main glycol component, glycols such as ethylene glycol and butanediol, isophthalic acid, 2,6- Polytrimethylene terephthalate, which may be copolymerized with dicarboxylic acids such as naphthalenedicarboxylic acid, and may contain other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments, and the like; A polyester having an acid as the main dicarboxylic acid and ethylene glycol as the main glycol component, and may be copolymerized with glycols such as butanediol, dicarboxylic acids such as isophthalic acid and 2,6-naphthalenedicarboxylic acid, etc. , Other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments and other additives Polyethylene terephthalate which may be contained, and polyester having polytrimethylene terephthalate and terephthalic acid as the main dicarboxylic acid and 1,4-butanediol as the main glycol component, glycols such as ethylene glycol, isophthalic acid, Polybutylene terephthalate, which may be copolymerized with dicarboxylic acid such as 6-naphthalenedicarboxylic acid, and may contain other polymers, matting agents, flame retardants, antistatic agents, pigments, etc. In particular, it is preferable that polytrimethylene terephthalate is disposed inside the crimp.
[0007]
As described above, according to the present invention, at least one of the polyester components constituting the latently crimpable polyester fiber is polytrimethylene terephthalate. In addition to the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-40537, Japanese Patent Publication No. 43-19108 is disclosed. No. 1, JP-A-11-189923, JP-A 2000-239927, JP-A 2000-256918, JP-A 2000-328382, JP-A 2001-81640, etc. Trimethylene terephthalate is disclosed in which the second component is compound-spun into a side-by-side type or an eccentric sheath-core type in which polyesters such as polytrimethylene terephthalate, polyethylene terephthalate, and polybutylene terephthalate are arranged in parallel or eccentrically. ing. In particular, a combination of polytrimethylene terephthalate and copolymerized polytrimethylene terephthalate, or a combination of two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities is preferable.
[0008]
Further, for the purpose of achieving the object of the present invention, the preferred latent crimp-expressing polyester fiber preferably has an initial tensile resistance of 10 to 30 cN / dtex, particularly 20 to 30 cN / dtex, and more preferably 20 to 27 cN / dtex. . If it exceeds 30 cN / dtex, it is difficult to obtain a soft texture, and it is difficult to produce one less than 10 cN / dtex. Moreover, the expansion / contraction elongation rate of the actual crimp is preferably 10 to 100%, particularly 10 to 80%, and more preferably 10 to 60%. If it is less than 10%, the achievement of the object of the present invention tends to be insufficient, and if it exceeds 100%, it is difficult to produce. Furthermore, it is preferable that the elastic modulus of the actual crimp is 80 to 100%, particularly 85 to 100%, and more preferably 85 to 97%. If it is less than 80%, the achievement of the object of the present invention tends to be insufficient, and if it exceeds 100%, it is difficult to produce.
[0009]
Further, the heat shrinkage stress at 100 ° C. is preferably 0.1 to 0.5 cN / dtex, more preferably 0.1 to 0.4 cN / dtex, and further preferably 0.1 to 0.3 cN / dtex. . If it is less than 0.1 cN / dtex, the object of the present invention tends to be insufficiently achieved, and those exceeding 0.5 cN / dtex are difficult to produce.
The expansion / contraction elongation after the hot water treatment is preferably 100 to 250%, more preferably 150 to 250%, particularly 180 to 250%. If it is less than 100%, the achievement of the object of the present invention tends to be insufficient, and if it exceeds 250%, it is difficult to produce.
The stretch elastic modulus after the hot water treatment is preferably 90 to 100%, more preferably 95 to 100%. If it is less than 90%, the object of the present invention tends to be insufficient, and if it exceeds 100%, it is difficult to produce.
[0010]
Examples of the latent crimp-expressing polyester fiber having such characteristics include composite fibers composed of single yarns in which two types of polytrimethylene terephthalates having different intrinsic viscosities are combined in a side-by-side manner.
The intrinsic viscosity difference between the two types of polytrimethylene terephthalate is preferably 0.05 to 0.4 (dl / g), particularly 0.1 to 0.35 (dl / g), and more preferably 0.15 to 0.15. 0.35 (dl / g) is preferable. For example, when the intrinsic viscosity on the high viscosity side is selected from 0.7 to 1.3 (dl / g), the intrinsic viscosity on the low viscosity side is selected from 0.5 to 1.1 (dl / g). Is preferred. In addition, the intrinsic viscosity on the low viscosity side is preferably 0.8 (dl / g) or more, particularly 0.85 to 1.0 (dl / g), more preferably 0.9 to 1.0 (dl / g). .
[0011]
Further, the intrinsic viscosity of the composite fiber itself, that is, the average intrinsic viscosity is preferably 0.7 to 1.2 (dl / g), more preferably 0.8 to 1.2 (dl / g), and particularly 0.85. To 1.15 (dl / g) is preferable, and 0.9 to 1.1 (dl / g) is more preferable.
In addition, the value of the intrinsic viscosity as used in the present invention refers to the viscosity of the spun yarn, not the polymer used. The reason for this is that polytrimethylene terephthalate has a disadvantage inherent to thermal decomposition as compared with polyethylene terephthalate and the like, and even if a polymer with a high intrinsic viscosity is used, the intrinsic viscosity is significantly reduced by thermal decomposition. This is because it is difficult to maintain a large difference in intrinsic viscosity between the two.
[0012]
Here, the polytrimethylene terephthalate is a polyester having a trimethylene terephthalate unit as a main repeating unit, and the trimethylene terephthalate unit is about 50 mol% or more, preferably 70 mol% or more, more preferably 80 mol% or more, Preferably, it means 90 mol% or more. Accordingly, the total amount of the other acid component and / or glycol component as the third component is in the range of about 50 mol% or less, preferably 30 mol% or less, more preferably 20 mol% or less, and even more preferably 10 mol% or less. Includes included polytrimethylene terephthalate.
[0013]
Polytrimethylene terephthalate is produced by combining terephthalic acid or a functional derivative thereof with trimethylene glycol or a functional derivative thereof in the presence of a catalyst under suitable reaction conditions. In this production process, a suitable one or two or more third components may be added to form a copolymer polyester, or a polyester other than polytrimethylene terephthalate such as polyethylene terephthalate or polybutylene terephthalate, nylon and polytrimethylene. The methylene terephthalate may be produced separately and then blended. The content of polytrimethylene terephthalate during blending is 50% or more by mass%.
[0014]
The third component to be added includes aliphatic dicarboxylic acids (oxalic acid, adipic acid, etc.), alicyclic dicarboxylic acids (cyclohexanedicarboxylic acid, etc.), aromatic dicarboxylic acids (isophthalic acid, sodium sulfoisophthalic acid, etc.), fat Aliphatic glycols (ethylene glycol, 1,2-propylene glycol, tetramethylene glycol, etc.), alicyclic glycols (cyclohexanedimethanol, etc.), aliphatic glycols containing aromatics (1,4-bis (β-hydroxyethoxy) benzene Etc.), polyether glycol (polyethylene glycol, polypropylene glycol etc.), aliphatic oxycarboxylic acid (ω-oxycaproic acid etc.), aromatic oxycarboxylic acid (p-oxybenzoic acid etc.) and the like. In addition, a compound having one or three or more ester-forming functional groups (such as benzoic acid or glycerin) can be used within a range where the polymer is substantially linear.
[0015]
In addition, matting agents such as titanium dioxide, stabilizers such as phosphoric acid, ultraviolet absorbers such as hydroxybenzophenone derivatives, crystallization nucleating agents such as talc, easy lubricants such as aerosil, antioxidants such as hindered phenol derivatives, Flame retardants, antistatic agents, pigments, fluorescent brighteners, infrared absorbers, antifoaming agents and the like may be contained.
In the present invention, spinning of the latent crimp-expressing polyester fiber is disclosed in the above-mentioned various Japanese Unexamined Patent Publications. For example, after obtaining an undrawn yarn at a winding speed of 3000 m / min or less, 2 to 3.5 is obtained. Although a method of twisting at about twice is preferable, a straight-rolling method (spin draw method) in which a spinning-twisting process is directly connected, and a high-speed spinning method (spin take-up method) with a winding speed of 5000 m / min or more are adopted. good.
[0016]
Further, the form of the fiber may be long fiber or short fiber, and may be uniform or thick in the length direction, and the cross-sectional shape is round, triangular, L-shaped, T-shaped, Y-shaped. , W type, Yaba type, flatness (with flatness of about 1.3-4, W type, I type, boomerang type, wave type, skewer type, eyebrows type, rectangular parallelepiped type, etc.) It may be a polygonal type such as a dogbone type, a multi-leaf type, a hollow type or an irregular type.
Furthermore, in the present invention, when such a latent crimp-expressing polyester fiber is a false twisted yarn, a kagiyanagi warp knitted fabric having further excellent stretch properties can be obtained.
[0017]
As a characteristic of the false twisted yarn that is preferable for obtaining excellent stretch properties, the apparent crimp elongation is preferably 70 to 300%, particularly 100 to 300%, and more preferably 120 to 300%. Further, the actual crimp elastic modulus is preferably 80 to 100%, particularly 82 to 100%, more preferably 85 to 100%, and the crimp elongation of this false twisted yarn is 100 to 400%. Is more preferable, and 120 to 400% is more preferable. The crimp elastic modulus is preferably 80 to 100%, more preferably 90 to 100%.
The false twisting method for obtaining the false twisted yarn may be any method such as a pin type, a friction type, a nip belt type, and an air twist type, but the pin type and the nip belt type are preferred. In addition, it is more preferable to use a so-called one-heater false twisted yarn (non-set type) than a so-called two-heater false twisted yarn (set type) for obtaining excellent stretch properties. .
[0018]
The heat setting temperature at the time of false twisting is preferably in the range of 150 ° C. to 200 ° C., and the false twist number (T1) is 21,000 to 33,000. Is more preferable, and the range of 25000 to 32000 is more preferable.
T1 (T / m) = K1 / (fineness of raw yarn: dtex) 1/2
The false twisted yarn may be untwisted, but may be additionally twisted in the same direction as the false twist direction or in a different direction as necessary, or the false twisted yarn may be used by twisting with two or more twins. Well, what is necessary is just to select the number of twists (T2) in additional twist or combined twist within the range whose twist coefficient (K2) calculated by following Formula is 20000 or less, for example. The total fineness of the false twisted yarn refers to the total fineness of the false twisted yarn to be additionally twisted or twisted.
T2 (T / m) = K2 / (total fineness of false twisted yarn: dtex) 1/2
[0019]
In the present invention, such a latent crimp-expressing polyester fiber may be used alone, but if necessary, the content of the latent crimp-expressing polyester fiber is 10% or more by mass%, preferably 15% or more. May be used in combination within the range of, for example, conventionally known, such as a sheath-core-structured spun yarn with a latent crimp-expressing polyester fiber or false twisted yarn as a core yarn, intertwisting, blending, composite false twisting, etc. The composite fiber may be a long fiber, a short fiber, a multifilament raw yarn, a false twisted yarn, a bulky processed yarn represented by a fluid jetting yarn, and various conventionally known yarns Can be used.
[0020]
For example, natural fibers such as wool, silk, cotton, hemp, etc., cellulosic fibers such as cupra, viscose, polynosic, refined cellulose fibers, acetate fibers, polyethylene terephthalate fibers, polybutylene terephthalate fibers, polyesters such as polytrimethylene terephthalate fibers Various types of artificial fibers such as fibers, nylon fibers, and acrylic fibers, as well as these copolymer type fibers and composite fibers using the same or different polymers (side-by-side type, eccentric sheath core type, etc.) by known composite means For example, blending with long and short blended yarn (silofill, hollow spindle, etc.), covering (single, double), low shrinkage yarn with boiling water shrinkage of about 3 to 10% and high shrinkage yarn with boiling water shrinkage of about 15 to 30% You may combine by a twisting etc.
[0021]
In the present invention, such a latent crimp-expressing polyester fiber is inserted as a weft into a warp knitted fabric. As the weft to be inserted, at least 10% or more, particularly 20% or more, and further 30% or more is expressed as a latent crimp. In order to achieve the object of the present invention, the polyester fiber is preferably 50 to 100%. In addition, dyed yarn or raw colored yarn may be used for the weft including the latently crimpable polyester fiber.
The weft is inserted between the needle loop and sinker loop of the ground yarn knitted with a structure such as chain knitting and denvi knitting so as to cover the entire width of the warp knitted fabric. The insertion method can be performed by using a warp knitting machine (single or double tricot knitting machine or Russell knitting machine) equipped with a weft insertion device. In the case of a double warp knitting machine, the weft may be inserted in one of the front and back knitted fabrics or in both the front and back knitted fabrics.
[0022]
In the present invention, any fiber can be used as the fiber forming the warp knitted fabric into which the weft is inserted, that is, the fiber forming the ground structure. For example, a fiber that may be combined with a latently crimped polyester fiber Moreover, what was illustrated as a fiber form is mentioned.
The gauge of the knitting machine is preferably 9 to 36 gauge.
The warp knitted fabric may have a smooth structure with a smooth surface, and may be knitted into a knitted fabric having a plurality of openings such as a mesh knitted fabric such as a quadrilateral, a hexagonal or a marquette knitted fabric, Design properties may be imparted. In the case of a double warp knitting machine, the front and back knitted fabrics may have different knitting structures.
The dyeing finish of the warp knitted fabric may be carried out according to a conventional method. For example, a knitted raw machine is dyed and finished, but if necessary, scouring can be relaxed and pre-set before dyeing. . Moreover, you may implement about 5 to 20% of weight reduction rates as needed also for alkali weight reduction. Further, for example, brushing may be imparted by emery paper, brush, needle cloth, etc., and various finishing processes such as printing and embossing may be performed. A finishing agent such as a softener, a water repellent, and an antistatic agent may be used.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
The evaluation method used in the present invention is as follows.
(1) Intrinsic viscosity Intrinsic viscosity [η] (dl / g) is a value determined based on the following equation.
[Η] = lim (ηr−1) / C
C → 0
In the formula, ηr is the viscosity of a diluted solution of polytrimethylene terephthalate yarn or polyethylene terephthalate yarn dissolved in an o-chlorophenol solvent with a purity of 98% or more, divided by the viscosity of the solvent measured at the same temperature. Which is defined as relative viscosity. C is the polymer concentration expressed in g / 100 ml.
In addition, since it is difficult to measure the intrinsic viscosity of each composite multifilament using polymers having different intrinsic viscosities, two types of polymers are used under the same spinning conditions as the composite multifilament. The intrinsic viscosity measured using the yarn obtained by spinning alone is defined as the intrinsic viscosity constituting the composite multifilament.
[0024]
(2) Initial tensile resistance: According to JIS-L-1013: Chemical fiber filament yarn test method and initial tensile resistance test method, an initial load of 0.0882 cN / dtex per unit fineness of the sample is applied to conduct a tensile test. The initial tensile resistance (cN / dtex) was calculated from the obtained load-elongation curve, and the average value of 10 times was obtained.
(3) Stretch elongation rate, stretch elasticity modulus: JIS-L-1090: Measured according to synthetic fiber filament bulky processed yarn test method, stretch test method, method A, stretch elongation rate (%), stretch elasticity The rate (%) was calculated and the average value of 10 times was obtained. The stretch elongation rate and the stretch elastic modulus of the actual crimp were measured after leaving the sample unwound from the winding package in an environment of a temperature of 20 ± 2 ° C. and a humidity of 65 ± 2% for 24 hours. The stretch elongation rate and the stretch elastic modulus after the hot water treatment were obtained by immersing in hot water at 98 ° C. for 30 minutes with no load and then naturally drying and drying for 24 hours with no load.
[0025]
(4) Thermal shrinkage stress: Using a thermal stress measurement device (Kanebo Engineering Co., Ltd .; trade name KE-2), cut the sample to a length of 20 cm, tie both ends to create a ring, and load it into the measurement device. The shrinkage stress is measured under the conditions of 0.044 cN / dtex and the rate of temperature increase of 100 ° C./min, and the heat shrinkage stress at 100 ° C. is read from the change curve of the heat shrinkage stress with respect to the obtained temperature.
(5) The apparent crimp elongation and the apparent crimp elastic modulus of the false twisted yarn Using the tensile tester manufactured by Shimadzu Corporation, the false twisted yarn was initially loaded with an initial load of 0.9 × 10 at a spacing of 10 cm. -3 After attaching at cN / dtex, it was stretched at a tensile rate of 10 cm / min, and the elongation (%) when reaching a stress of 0.0882 cN / dtex was defined as the actual crimp elongation rate. Then, after contracting again to the grip interval of 10 cm at the same speed, a stress-strain curve is drawn again, and the elongation until the initial load stress is expressed is defined as the residual elongation (B). The actual crimp elastic modulus was obtained by the following formula.
Apparent crimp elastic modulus = [(10−B) / 10] × 100 (%)
[0026]
(6) Crimp elongation of the false twisted yarn, crimp elastic modulus After immersing the false twisted yarn unwound from the winding package in hot water at 98 ° C. for 20 minutes under no load, Except using the sample dried for 24 hours, it measured by the method similar to the measurement of an actual crimp elongation and an actual crimp elastic modulus, and each was made into the crimp elongation rate and the crimp elastic modulus.
(7) A stretch rate sample is cut into 140 mm × 165 mm (tensile side × restraint side) and attached to a uniaxial fixed biaxial extension tester (STRIP BIAXIAL TENSILE TESTER KES-G2-SB1, manufactured by Kato Tech Co., Ltd.). At this time, the effective dimension of the sample to which stress is applied is 100 mm × 100 mm. The effective sample length for converting the elongation is 11.5 cm.
The stretch rate was constant load extension up to 3.5 N / cm at a tensile speed of 300 mm / min in the weft direction, the elongation (%) was read, and the average value of N = 2 was obtained.
[0027]
<Manufacture of latent crimp-expressing polyester fiber>
Side-by-side composite multifilaments having different intrinsic viscosities were produced according to the following Production Examples 1 to 4.
{Production Example 1}
Two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities were extruded into a side-by-side mold at a ratio of 1: 1 to obtain an undrawn yarn at a spinning temperature of 265 ° C. and a spinning speed of 1500 m / min, and then a hot roll temperature of 55 ° C. and a hot plate temperature of 140 C., a stretching speed of 400 m / min, and a stretching ratio were set so that the fineness after stretching was 56 dtex, and then twisted to obtain a 56 dtex / 12f side-by-side composite multifilament. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.90 on the high viscosity side and [η] = 0.70 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch elongation / stretch elastic modulus of the actual crimp, the stretch elongation / stretch elastic modulus after the hot water treatment, and the heat shrink stress at 100 ° C.
[0028]
{Production Example 2}
An 84 dtex / 12f side-by-side composite multifilament was obtained in the same manner as in Production Example 1. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.88 on the high viscosity side and [η] = 0.70 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch elongation / stretch elastic modulus of the actual crimp, the stretch elongation / stretch elastic modulus after the hot water treatment, and the heat shrink stress at 100 ° C.
[0029]
{Production Example 3}
Using two types of polytrimethylene terephthalate having different intrinsic viscosities from Production Example 1, a side-by-side composite multifilament of 56 dtex / 12f was obtained in the same manner as in Production Example 1. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.86 on the high viscosity side and [η] = 0.69 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch elongation / stretch elastic modulus of the actual crimp, the stretch elongation / stretch elastic modulus after the hot water treatment, and the heat shrink stress at 100 ° C.
[0030]
{Production Example 4}
A 56 dtex / 12f side-by-side composite multifilament was obtained using two types of polyethylene terephthalate having different intrinsic viscosities. The intrinsic viscosity of the obtained composite multifilament was [η] = 0.66 on the high viscosity side and [η] = 0.50 on the low viscosity side. Table 1 shows the initial tensile resistance, the stretch elongation / stretch elastic modulus of the actual crimp, the stretch elongation / stretch elastic modulus after the hot water treatment, and the heat shrink stress at 100 ° C.
[0031]
Table 1 shows the physical property values of the fibers.
[Table 1]
Figure 0004251822
[0032]
Examples 1-3, Comparative Example 1
Using a 24-gauge KARL MAYER weft insertion Russell knitting machine, a full set of polyethylene terephthalate fibers 56dtex / 24f are placed on the back collar, knitted with a swing of a chain structure 10/01, and the wefts in the above production examples. The obtained composite filament was inserted into each course of the full width. The onboard course was set to 65 courses / 2.54 cm, and the runner length was 83 cm.
The knitted raw machine was dyed with a circular dyeing machine at 130 ° C. for 30 minutes and finished by setting at 150 ° C. for 40 seconds. The finished knitted fabric had a course of 64 courses / 2.54 cm, a well of 54 wells / 2.54 cm, and a basis weight of 151 g / m 2 .
The cocoon-like warp knitted fabric obtained in Examples 1 to 3 (corresponding to Production Examples 1 to 3) has a stretch rate of 103 to 110% in the weft direction, and is regular and fine in the width direction. In addition, the uneven pattern of cocoon willow is regular, but the cocoon-style warp knitted fabric obtained in Comparative Example 1 (corresponding to Production Example 4) has a stretch rate of about 50% in the weft direction. However, there was only a partial wrinkle generation on the surface of the knitted fabric without being a scalloped tone.
[0033]
[Comparative Example 2]
Polyethylene terephthalate fiber 17dtex / 5f is used as a covering yarn, and polyurethane elastic fiber (Asahi Kasei Co., Ltd., trade name: Leuka) 22dtex / 3f is stretched 3.2 times while double covering yarn (under twisted Z direction 2400T / m). The upper twist S direction 2200 T / m) was created.
Except for using this covering yarn as the weft, the cocoon-like warp knitted fabric produced in the same manner as in Example 1 had a 100% stretch rate in the weft direction, but had irregular and coarse cocoon in the width direction. In addition, the uneven pattern of 楊 yanagi was an irregular 楊 yan warp knitted fabric.
[0034]
[Example 4]
Using the composite filament yarn obtained in Production Example 1, false twisting was performed with IVF-338 manufactured by Ishikawa Seisakusho at a first heater temperature of 170 ° C., a twist direction of Z twist, and a false twist number of 3200 T / m. The obtained false twisted yarn had an apparent crimp elongation of 190%, an apparent crimp elastic modulus of 90%, a crimp elongation of 250%, and a crimp elastic modulus of 93%.
Except for using the obtained false twisted yarn for the weft, the cocoon-like warp knitted fabric produced in the same manner as in Example 1 has a stretch rate of 155% in the weft direction, regular and fine in the width direction. It has zelkova, and the concavo-convex pattern of bud willow is a regular fold willow knitted fabric.
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a regular cocoon-like warp knitted fabric having regular and fine cocoon willows in the width direction and the concavo-convex pattern of the cocoon willow.

Claims (4)

緯糸が挿入された経編み地であって、緯糸が二種以上のポリエステル成分からなり、その一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であることを特徴とする楊柳調経編み地。A warp knitted fabric characterized in that it is a warp knitted fabric in which wefts are inserted, wherein the weft yarn is composed of two or more kinds of polyester components, and one component thereof is a latently crimpable polyester fiber made of polytrimethylene terephthalate. Knitted fabric. 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が仮撚加工糸であることを特徴とする請求項1に記載の楊柳調経編み地。The cocoon-like warp knitted fabric according to claim 1, wherein the latently crimped polyester fiber is false twisted yarn. 仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率が70%以上であることを特徴とする請求項2に記載の楊柳調経編み地。The cocoon-like warp knitted fabric according to claim 2, wherein an apparent crimp elongation of the false twisted yarn is 70% or more. 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が下記(a)〜(c)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の楊柳調経編み地。
(a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtex
(b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%、伸縮弾性率が80〜100%
(c)100℃での熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtex
The crepe-weather-like knitted fabric according to any one of claims 1 to 3, wherein the latent crimp-expressing polyester fiber satisfies the following (a) to (c).
(A) Initial tensile resistance is 10 to 30 cN / dtex
(B) The expansion / contraction elongation of the actual crimp is 10 to 100%, and the expansion / contraction elasticity is 80 to 100%
(C) The heat shrinkage stress at 100 ° C. is 0.1 to 0.5 cN / dtex
JP2002156616A 2002-05-30 2002-05-30 楊 yanagi warp knitting Expired - Fee Related JP4251822B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156616A JP4251822B2 (en) 2002-05-30 2002-05-30 楊 yanagi warp knitting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156616A JP4251822B2 (en) 2002-05-30 2002-05-30 楊 yanagi warp knitting

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003342860A JP2003342860A (en) 2003-12-03
JP4251822B2 true JP4251822B2 (en) 2009-04-08

Family

ID=29772773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002156616A Expired - Fee Related JP4251822B2 (en) 2002-05-30 2002-05-30 楊 yanagi warp knitting

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4251822B2 (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107287754B (en) * 2017-08-01 2019-08-30 上海亮丰新材料科技有限公司 A kind of imitative cotton full-dull warp knit pile fabric and its production method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003342860A (en) 2003-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4073273B2 (en) Twisted yarn and knitted fabric
JP2005206994A (en) Lining material
JP4251822B2 (en) 楊 yanagi warp knitting
JP3963774B2 (en) fabric
JP2006219796A (en) Woven fabric
JP4253467B2 (en) Embroidery lace base fabric
JP3260327B2 (en) Brushed fabric
JP2003155647A (en) Raschel lace
JP2006002305A (en) Weft knit fabric
JP2005009015A (en) Blended article
JP4130782B2 (en) High density fabric
JP2005299015A (en) Interknitted filling fabric
JP2004308059A (en) Composite yarn
JP3847144B2 (en) Stretch interwoven fabric
JP2004003042A (en) Covered yarn and knitted or woven fabric thereof
JP4201547B2 (en) Interlining
JP2006175129A (en) Base fabric for slide fastener, and slide fastener
JP2001279562A (en) Interknitted fabric
JP4108399B2 (en) Base fabric for patch and patch
JP2005256199A (en) Method for producing woven fabric
JP2004044065A (en) Conjugated yarn
JP2004218098A (en) Three-dimensional structure circular knitted fabric
JP2005002485A (en) Warp knitted fabric
JP2004256932A (en) Composite yarn
JP2003336138A (en) Twisted union yarn and woven or knit fabric

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees