JP2004001853A - 梱包物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫本体(1)が載置される底箱(2)と、この底箱(2)に載置された冷蔵庫本体(1)の外周を包むように被せられる底面開放の外装箱(6)と、前記底箱(2)に設けられ、内部下部空間と外空間とを連通させるための切欠(5)とを備えることを特徴とする。これにより、本発明では、梱包箱の下部において、梱包箱の内部と外部とを連通しているので、倉庫保管中及び運搬中に、冷媒漏れが発生しても、ガスが梱包箱内部に充満することなく、漏れた冷媒ガスは梱包箱の外部に出て行くので、引火事故の発生を抑制することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地球環境に悪影響を及ぼさない可燃性冷媒を用いた冷蔵庫を梱包した梱包物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オゾン層破壊および地球温暖化等の環境問題に鑑み、冷蔵庫の冷媒には、可燃性はあるが環境への影響が極めて少ないハイドロカーボン(HC)冷媒が、使用されるようになってきている。
【0003】
しかし、HC冷媒は可燃性を有するため、冷媒洩れが生じると、引火,爆発等の恐れが発生してしまう。このため、このような災害を抑えるための工夫が種々なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、HC冷媒が洩れても、引火の可能性の低減させる工夫を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫本体(1)が載置される底箱(2)と、この底箱(2)に載置された冷蔵庫本体(1)の外周を包むように被せられる底面開放の外装箱(6)と、前記底箱(2)に設けられ、内部下部空間と外空間とを連通させるための切欠(5)とを備えることを特徴とする。
【0006】
更に、前記切欠(5)は、孔であることを特徴とする。
【0007】
また、前記切欠(5)は、前記底箱(2)の側部に設けられ、この切欠(5)に対応する前記外装箱(6)の部分に第2の切欠(8)を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫本体(1)を運搬のために梱包した梱包物において、この梱包物の内部下部空間と外空間とを連通させるための切欠(5,8)を備えたことを特徴とする。
【0009】
更に、前記可燃性冷媒とはイソブタン又はプロパンであることを特徴とする。
【0010】
これにより、使用者の家に運び込まれる前に冷媒漏れが発生したとしても、漏れた冷媒は孔(5)を介して外部に流れ出る。したがって、運搬時に、梱包箱内に漏れた冷媒が充満し、梱包を解いた時に、濃度の高い可燃性ガスが室内に広がるのを抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1及び図2を参照しつつ説明する。
【0012】
図1において、1は冷蔵庫本体である。この冷蔵庫本体は、可燃性性冷媒(プロパン、イソブタン)を採用した冷蔵庫である。2は、この冷蔵庫本体1が載置される底箱である。3は、冷蔵庫本体1の上端部の対向する2辺に載置される発泡スチロール(発泡ポリスチレン)である。
4は、底箱2に設けられ冷蔵庫本体の底面に合わせて形成された緩衝材である。
5は、底箱2の側部に設けられた切欠であり、この実施形態では孔である。
【0013】
冷蔵庫の梱包は、冷蔵庫本体1が載置される底箱2と、この底箱2に載置された冷蔵庫本体1の外周を包むように上方から被せられる底面開放の外装箱6とからなる梱包箱体を用いて行われている。
図2に示すように、この上から底面開放の外装箱6を被せて、梱包バンド7を縦方向に2本巻いて、梱包を完了する。
【0014】
尚、8は、外装箱6の下端に設けられた切欠である。この切欠8は孔5と対応している。
【0015】
このように、本実施形態では、梱包箱の下部に連通孔(5,8)を設けているので、冷媒漏れが発生しても冷媒を外部に流し、内部に溜まることを防止できる。
【0016】
なお、この実施形態では、孔5は底箱2の側部の底辺に設けているが、これは、底箱2の底面に設けるようにしてもよい。
【0017】
イソブタン等の冷媒が、空気より重いことを考えれば、連通用の切欠は、底面の方が良いが、これでは、倉庫への保管時には孔が塞がれ冷媒が内部に充満する恐れがあるので、側面の下端に設けるのも良い。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明では、梱包箱の下部において、梱包箱の内部と外部とを連通しているので、倉庫保管中及び運搬中に、冷媒漏れが発生しても、ガスが梱包箱内部に充満することなく、梱包箱の外部に出て行くので、引火事故の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における冷蔵庫の梱包を説明するための図である。
【図2】第1実施形態の梱包物の斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、
2 底箱
5 切欠(孔)、
6 外装箱、
7 梱包バンド、
8 切欠。
Claims (5)
- 可燃性冷媒を用いた冷蔵庫本体(1)が載置される底箱(2)と、
この底箱(2)に載置された冷蔵庫本体(1)の外周を包むように被せられる底面開放の外装箱(6)と、
前記底箱(2)に設けられ、内部下部空間と外空間とを連通させるための切欠(5)とを備えることを特徴とする梱包物。 - 前記切欠(5)は、孔であることを特徴とする請求項1に記載の梱包物。
- 前記切欠(5)は、前記底箱(2)の側部に設けられ、この切欠(5)に対応する前記外装箱(6)の部分に第2の切欠(8)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求孔2に記載の梱包物。
- 可燃性冷媒を用いた冷蔵庫本体を運搬のために梱包した梱包物において、この梱包物の内部下部空間と外空間とを連通させるための切欠(5,8)を備えたことを特徴とする梱包物。
- 前記可燃性冷媒とはイソブタン又はプロパンであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の梱包物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002160856A JP2004001853A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 梱包物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002160856A JP2004001853A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 梱包物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004001853A true JP2004001853A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=30430089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002160856A Pending JP2004001853A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 梱包物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004001853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012224374A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 梱包装置 |
JP2014065532A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Noritz Corp | ヒートポンプ式熱源機の梱包材 |
CN104859968A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-08-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 包装箱和具有其的包装垛 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002160856A patent/JP2004001853A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012224374A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 梱包装置 |
JP2014065532A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Noritz Corp | ヒートポンプ式熱源機の梱包材 |
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