JP2004000973A - フィラメントにコーティングする装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続動作でフィラメントをあざない、コーティングし、巻き取ることができるように、連続的に移動するフィラメントにコーティング材の薄膜を付着する方法および装置を提供する。
【解決手段】コーティング材供給装置12から供給された流動材と空気供給装置14から供給された圧縮空気を空気・材料ミキサー16で混合し、フィラメント繰り出し装置10から繰り出されたフィラメント2に、コーティング室50内で、その混合物をスプレイする。コーティングされたフィラメント4は、材料収集器20内の小容量の浸漬用液溜りを通過し、シール用付属部材58の開放空間68と出口孔66を経て、フィラメント巻取り装置24に巻き取られる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して、連続コーティング装置および方法に関する。特に、本発明は、移動中のコードまたはフィラメント上に粘性材の薄膜を連続的にコーティングする装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの耐久性と、ワイヤとゴムの接触面間の接合性と、耐腐食老化性を改善するために、タイヤコードやワイヤに1〜2μmかそれ未満のコーティングを施す処理が必要である。ワイヤを取り囲むコーティングダイと、コーティング材をワイヤの周りのコーティングダイの中に押し出す押し出し機とからなる装置を用いる、コーティングされたワイヤの連続的な製造方法が公知である。産業界においては、このような装置は、1ミル以上のコーティング厚さが必要な、導線の周りの絶縁材のコーティングに用いられてきた。しかしながら、タイヤコードの表面処理に必要とされる、1〜2μmかそれ未満のコーティングに、従来の押し出しダイコーティング処理を適用することは不可能である。
【0003】
タイヤコードのコーティング厚さを1〜2μmかそれ未満に低く制御する、他の公知の方法では、従来の浸漬コーティング処理の直後に、余剰のコーティング材を拭取る空気拭取りが用いられる。しかし、この方法は、主として低粘度のコーティング材である水ベースのラテックスコートの厚さを制御するために用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
100SUS以上の粘性を持つ油ベースの混合物のような高粘度のコーティング材に対しては、従来の、空気拭取りを含む浸漬コーティング法は操作や制御が極めて困難である。さらに、余剰のコーティング材を拭取るために強力な空気吹き付けを用いる空気拭取りでは、物理的物質のベルヌーイの原理による、コードの内部に閉じ込められた空気の体積膨張のために、コーティング材の、内側のコードへの浸透が制限される。
【0005】
【発明を解決するための手段】
本発明の利点は非常に多く、以下の通りである。
【0006】
本発明は、延ばされて連続的に移動するフィラメントに、粘性コーティング材の薄膜を付着させるために使用可能な装置および方法を提供し、それによってフィラメントは連続動作で、あざなわれ、コーティングされ、巻き取られることが可能である。
【0007】
本発明は、コーティングの浸透性の改善のために、ラテックスベースのコーティング材の薄膜を、連続的に移動するコードに付着させる装置および方法を提供する。
【0008】
本発明は、高いコーティング効率でコーティング材の薄膜を付着させる装置および方法を提供する。
【0009】
本発明は、繰り出し作業および巻取り作業のみに制約を受ける処理速度でのコードのコーティングを改善するために使用可能な装置および方法を提供する。
【0010】
本発明は、通常コーティング工程に関連するコーティングミストを最適化し、それによって汚染抑制装置のコストを低減し、余剰のコーティング材が再利用できる装置および方法を提供する。
【0011】
本発明は、非常に複雑化された機械装置を不要にする装置および方法を提供する。
【0012】
本発明は、従来のワイヤ処理の全ての利点を有するが、いかなる欠点も持たない技術によって製造される、改良されたワイヤを提供する。
【0013】
本発明で開示される装置は、流動材を送出するコーティング材供給装置と、圧縮空気を供給する空気供給装置と、流動材と圧縮空気を混合するミキサーと、混合された前記流動材と前記圧縮空気をフィラメントにスプレイする送出手段と、内部をフィラメントが通過するコーティング室とを有している。コーティング室は材料収集器とコーティングダイを有し、出口孔を有するシール用付属部材がコーティング室の下方に配置されている。フィラメントは、材料収集器内へ進む前にスプレイされる。
【0014】
本発明の一態様では、コーティング材供給装置は、定量材料射出装置、噛み合い型容積式マルチスクリュー送出ポンプ、およびギアポンプからなるグループから選択される。
【0015】
本発明の一態様では、送出手段はコーティング室に対してある角度だけ傾き、送出手段の最下端は材料収集器に近接している。
【0016】
本発明の他の態様では、シール用付属部材は、頂部に孔を有する円錐形状に形成され、フィラメントが通過する開放空間を形成している。
【0017】
本発明の他の態様では、コーティング室の寸法は変更可能である。たとえば、コーティング室の頂部の入口は、コーティング室の主要部より大きい直径を有していてもよく、コーティング室の出口はコーティングダイより小さい直径を有していてもよい。
【0018】
本発明の他の態様では、コーティング室は、巻取りスプールに対して相対的に直線移動可能なフレーム上に搭載されている。これは、コーティングされたフィラメントの円滑で均一な巻取りを確実にするのに役立つ。
【0019】
本発明の他の態様では、材料収集器は、進路を外れた全ての流動材を収集できるように、先が細くなる内部壁を有している。
【0020】
本発明の他の態様では、コーティング室は垂直方向に向けられている。コーティング室を垂直方向に向けることは、移動中のフィラメント上にスプレイした時に、流動材の流動パターンが、フィラメントが通過する小容量の浸漬用液溜りを形成するのに役立つ。
【0021】
本発明の他の態様では、あざない装置はコーティング装置に動作可能に付属している。
【0022】
また、フィラメントに流動材をコーティングする方法も開示される。この方法は、流動材を供給するステップと、圧縮空気を供給するステップと、流動材と圧縮空気を混合するステップと、フィラメントにコーティングするために、混合した流動材と圧縮空気を、移動中のフィラメント上にスプレイするステップと、フィラメントを、材料収集ダイと、コーティングダイと、フィラメントの直径以下の直径を有する出口孔とを通過させるステップとを含む。
【0023】
本発明の他の態様では、フィラメントは出口孔を通過する前に開放空間を通過する。
【0024】
また、移動するフィラメントに2μm未満のコーティングを施す方法も開示される。この方法は、フィラメントを所定の移動経路に沿って移動させるステップと、流動材と圧縮空気の混合物を供給するステップと、流動材と圧縮空気を、移動中のフィラメントにスプレイするステップと、フィラメントを、小容量の浸漬用液溜りを通過させるステップと、フィラメントをフィラメントの直径以下の直径を有する孔から引き出すステップとを含む。
【0025】
移動するフィラメントに2μm未満のコーティングを施す方法の、開示される一態様では、小容量の浸漬用液溜りは液体1.0cc以下の容量を有している。
【0026】
移動するフィラメントに2μm未満のコーティングを施す方法の他の態様では、フィラメントに小容量の浸漬用液溜りを通過させた後で、かつフィラメントを孔から引き出す前に、開放空間を通過させるステップをさらに含んでいる。
【0027】
開示された両方法において、フィラメントは、スチールまたは有機材料のいずれから形成されていてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0029】
[装置]
図面、特に図1を参照して、本発明の装置について説明する。本装置は、フィラメント繰り出し装置10、コーティング材供給装置12、低圧空気供給装置14、空気・材料ミキサー16、心合わせダイ18、材料収集器20、コーティングダイ22、およびフィラメント巻取り装置24を有している。
【0030】
「フィラメント」という用語は、ここでは単一のフィラメントであるか、多数のフィラメントから形成されたコードであるかを問わず、全ての繊維材料に対して用いられる。フィラメントは、スチール、有機材、またはその他の任意の繊維材料であってよい。ここで示される実施例は、主として、種々の物を補強するスチールコードの製造に関するが、本発明の装置は、補強材の製造に用いられるフィラメント以外のあらゆる種類のフィラメントのコーティングにも有用である。
【0031】
フィラメント繰り出し装置10は、コーティングされるべきフィラメントを保管するスプール26を含む。スプール26は、スプール26が自由に回転できるように、スピンドル(図示せず)上に設置されている。フィラメント2のもつれを防止するために、フィラメント2がスプール26から引き出される際には、スプール26の回転を抑制するブレーキ28が、スプール26に関連して作用する。フィラメント2は、コーティング装置へ移動する時に、プーリ30の周りを移動する。
【0032】
コーティングされたフィラメント4の最終的な用途、またはフィラメント繰り出し装置10上のフィラメント2の初期状態に応じて、フィラメント2の経路中の任意の点32において、従来のワイヤあざない装置、例えば、捻り機、束ね機、または撚り機を用いてもよい。こうして、同じサイズ、または異なるサイズの多数のフィラメント2が、コーティングの前に、従来のあざない装置によって、所望のワイヤ構造にあざなわれてもよい。
【0033】
また、コーティング装置が有機フィラメント製造プラントに配置されている場合には、フィラメント繰り出し装置10を省いてもよく、フィラメント2をコーティング工程の直前に形成してもよい。いずれにしても、従来の形成工程、捻り工程、およびあざない工程は、繰り出し装置10に追加して、または繰り出し装置に代えて用いることができる。
【0034】
「流動材」という用語は、ここでは本発明の方法および装置によって付着させられる一般的な種類のコーティング材に対して用いられる。ここに示されている特定の実施形態は、タイヤの耐久性改善のために活性材料を運ぶ粘性油に関するものであるが、本発明の方法および装置により付着させられ得る一般的な種類の材料である限り、その他の流動性のコーティング材も考えられる。これらのコーティング材は、当初は流動可能であるがその後にコーティング材の硬化または熱硬化によって固くなるものや、流動可能にするために溶剤または水を重量比で約90%まで含んでいてもよくその後にコーティング材から溶剤または水を取り出して元に戻すことができるコーティング材も含む。タイヤのスチールコードの製造において、本発明の方法および装置を用いて、いくつかの異なるコーティング材を付着させることも可能である。これらは、2000SUSまでの粘度を有するゴム処理油や、カルシウム塩のような腐食防止剤や、コバルト塩のようなワイヤ接合剤を含む。
【0035】
流動材は、容積式送出システムと表されることもある材料供給装置12によって供給される。材料供給装置12は、材料供給装置12へ材料を供給するシュート34と、材料を貯蔵する材料容器36と、流動材を空気・材料ミキサー16に送る容積式ポンプ38を有している。送られる流動材の実際の量を調節するために、付加的な制御装置(図示せず)を容積式ポンプ38に付属させてもよい。正確な量の流動材がチューブ40を通って空気・材料ミキサー16に送られる。
【0036】
流動材を溶剤または水と混合するのが望まれる場合には、コーティング材と溶剤の両方を、シュート34を介して材料供給装置12に供給してもよい。独立した制御装置が付属した混合装置42を材料容器36に設けてもよい。温度の影響を受ける流動材を使うときには、材料容器34内の材料の温度を制御可能な温度制御手段44を材料容器36に設けてもよい。材料供給装置12は、定量材料射出装置、噛み合い型マルチスクリューポンプ、またはギアポンプなど、前記した特徴の全てまたは幾つかを有するあらゆるものであってよい。
【0037】
コーティング厚さは2μm未満であるため、通常のワイヤ処理速度では、必要とされる、材料供給装置12からの流動材の量は約0.06cc/秒以下である。この状態では、従来の材料供給装置では、粘性材の安定した流量は確保できず、フィラメント2へのコーティングは不均一な結果となる。この課題を克服するため、圧縮空気が流動材に混合される。空気供給装置14は、空気チューブ46を通して、圧縮空気を空気・材料ミキサー16に供給する。必要とされる空気圧は制御装置48によって管理される。
【0038】
圧縮空気は2つの主要な機能を有する。第1に、空気・材料ミキサー16に導かれた空気が流動材を押しつぶして多数の小滴にして、それによって、流動材が、危険なミストを生成することなく、材料供給チューブ52を通ってフィラメント2に向けて均等に拡がる。第2に、送出チューブの末端における高い空気圧によって、流動材がフィラメント2上と、フィラメント2内部のあらゆる繊維に押し付けられ、それによってコーティングの浸透性が向上する。
【0039】
すでに述べたように、チューブ40を経由した流動材と、空気チューブ46を経由した圧縮空気は、空気・材料ミキサー16に送られる。流動材は圧縮空気によって押しつぶされ、材料供給チューブ52によってコーティング室50に送られる。
【0040】
フィラメント2へのコーティングはコーティング室50内で行われる。コーティング室50は、頂部の入口孔54と底部の出口孔56を有する。コーティング室50は、心合わせダイ18と、材料収集器20と、コーティングダイ22を収容している。シール用付属部材58はコーティング室50の下に配置されており、所定のコーティングを行うためにコーティング室50の構成部材とともに働く。各構成部材の主要な機能と特性は、以下の記載を参照すると最もよく理解できるであろう。
【0041】
図1および2によれば、コーティング室50は入口孔54で始まり、底部の出口孔56で終わる。心合わせダイ18は入口孔54の下に、コーティングダイ22は出口孔56の上に配置されている。
【0042】
入口孔54の大きさは、心合わせダイ18の大きさで決まる。心合わせダイ18を、交換や通常の保守のために取り除くことができるように、入口孔54は心合わせダイ18よりもわずかに大きい。また、図1に示すように、心合わせダイ18をコーティング室50内の所定位置に保持するため、心合わせダイ18の大きさはコーティング室50の主要部の大きさより大きい。しかし、異なる変形例において、心合わせダイ18は入口孔54より大きくてもよく、それによると、心合わせダイ18は、追加の外部支持部材なしでコーティング室50の頂部の所定位置にとどまる。
【0043】
コーティング室50の主要部の大きさは、コーティングダイ22の大きさの要件により決まる。図示されている実施形態では、コーティングダイ22の交換や通常の保守が必要な時にコーティングダイ22をコーティング室50の内外に容易にスライドできるようにするため、コーティング室50はコーティングダイ22よりわずかに大きい。
【0044】
出口孔56はコーティングダイ22よりも小さい直径を有し、それによって、コーティングダイ22は、追加の外部支持部材なしでコーティング室50の底部にとどまっている。
【0045】
漏斗状の材料収集器20がコーティングダイ22の上方に配置されている。材料収集器20は、下方のコーティングダイ22に連結されている、先が細くなる内部壁60を形成している。内部壁60は、進路を外れたコーティング材を内部に収集可能な空洞を形成している。空洞は約1ccのコーティング材を保持できるのが好ましい。集められたコーティング材は、フィラメント2へのコーティングを続けるために、コーティングダイ22に滴下する。別の実施形態として、進路から外れた全てのコーティング材を収集するために、材料収集器20とコーティングダイ22の両方を、末広がりの開口を有する単一のコーティングダイのみに置き換えてもよい。
【0046】
材料供給チューブ52がコーティング室50内にスライドできるように、1つまたは2つ以上の、傾斜した貫通孔62がコーティング室50の壁に沿って存在する。材料供給チューブ52は、フィラメント2と角度αをなしている。角度αは10°から90°の間の任意の値にすることができる。本実施形態においては角度αは約45°である。図1に示すように、材料供給チューブ52の末端は、材料収集器20と移動中のフィラメント2に近接して配置されており、それによって、流動材がフィラメント2に向けられ、進路から外れた全ての流動材が材料収集器20内に収集される。
【0047】
コーティング室50は支持フレーム64の内側に配置されている。材料がコーティング室50の底部から漏れるのを防ぐために、シール用付属部材58がコーティング室50と支持フレーム64の間に挿入されている。シール用付属部材58の中心には、コーティングされたフィラメント4全体の直径以下の直径の出口孔66が設けられている。シール用付属部材58は、頂部に孔66を有する円錐形状に形成されており、それによって開放空間68が形成されている。一実施形態では、開放空間68は、シール用付属部材58の縦方向中心線によって二分される約120度の角度に形成されている。円錐状の構造と開放空間68は、シール用付属部材58を所定の位置に挿入する前にあらかじめ形成することができる。この構造は、熟練した作業でねじ70を締め付けることによって、平板状のシール用付属部材58に形成することもできる。
【0048】
シール用付属部材58は2つの機能を有する。第1に、コーティング材が出口孔66に堆積されて、その後に堆積物が下方に滴下し始める可能性がある。シール用付属部材58が存在することによって、漏れた小滴は、コーティングされたフィラメント4の周りの開放空間68内に保持され、それによって、効率100%のコーティングが達成される。第2に、望ましくはないが、空気・材料ミキサー16の内部の流動材の小滴のいくつかがワイヤの表面で結合して大きな滴になり、コーティングの一様性が損なわれる可能性がある。コーティングの一様性を改善するため、シール用付属部材58は、移動中のコーティングされたフィラメント4の表面をこすることによって、それらの大きな滴を塗り延ばし、すなわち平らにする。シール用付属部材58は、約1〜2mmの好ましい厚さの、ゴムのような弾力性のあるエラストマー材で形成されるのが望ましい。
【0049】
図2には、心合わせダイ18とコーティングダイ22の、必要とされる一直線の並びを示すために、支持フレーム64の側面図が示されている。また、ハウジング72を、コーティング室50を収容してコーティング室50の垂直方向の向きを維持するために、支持フレーム64に配置してもよい。
【0050】
巻取りプーリ74が支持フレーム64の基部の下方にある。図1に示すように、巻取りプーリ74は、コーティングされたフィラメント4が通過するV型溝を有していることが好ましい。巻取りプーリ74の表面と、コーティングされたフィラメント4の間の相互作用により、コーティング材はフィラメント4にさらに押し込まれ、残った余剰の少量のコーティング材は全て平らにされる。巻取りプーリ74へのコーティング材の堆積や、考えられるあらゆる汚染を防止するために、余剰のコーティング材を拭き取るシールド76を、支持フレーム64の側面に付加してもよい。シールド76は任意の種類のクリーニング紙で構成することができる。
【0051】
フィラメント2が心合わせダイ18に入る前にあらかじめフィラメント2を揃えるために、ガイドローラ78の組が支持フレーム64の頂部に搭載されている。
【0052】
支持フレーム64には、また、巻取りスプール82用の直線駆動装置80も接続されている。直線駆動装置80は、コーティングされたフィラメント4を巻取りスプール82に平らに巻取るために、巻取り工程中に、巻取りスプール82の回転に対応して軸84に沿って前後に動く。巻取りスプール82は、コーティングされたフィラメント4が従来同様に保管され、または送られる、従来のスプールでもよい。巻取りスプール82は、回転のためスピンドル(図示せず)上に取り付けられている。巻取りスプール82を駆動し、フィラメント2を繰り出し装置10のスプール26から引っ張るスプール駆動装置86が、巻取りスプール82に動作可能に接続されている。
【0053】
[方法]
フィラメント2は繰り出しスプール26から繰り出され、フィラメント2のもつれを防止するために必要なあらゆるプーリ30を通る。図示されているフィラメント2は、最後のプーリ30を通過しガイドローラ78の間を通る前に、あざなわれても、または他の方法で形成されてもよい。フィラメント2はガイドローラ78によりコーティング装置へ案内され、心合わせダイ18を通過する。
【0054】
フィラメント2に付着される、油ベース、水ベース、または有機材ベースのコーティング材を含む流動材は、流動可能な温度で材料容器36内に貯蔵されている。流動材は、チューブ40を通過し、空気・材料ミキサー16に入る。圧縮空気も、制御装置48によって選択された所望の圧力で、チューブ46を経由して空気・材料ミキサー16に送出される。
【0055】
この特定の空気圧は微調整される。空気圧は、流動材を空気・材料ミキサー16内で混合し、流動材をフィラメント2の中心の芯すなわち繊維の全てに押し付けるのに十分な高さで、しかし、ミストの生成を避けるのに十分な低さでなければならない。ミストの生成を避けるために、空気圧は流動材の粘度に応じて制御しなければならない。粘度が500SUSの油ベースの材料の場合、空気圧は2〜3psiに調整されるのが望ましい。
【0056】
混合された流動材と圧縮空気は材料供給チューブ52により送出され、フィラメント2が材料収集器20およびコーティングダイ22に入る直前に、フィラメント2の表面上に付着する。フィラメント2に付着しなかったコーティング材は、材料収集器20により収集され、それからコーティングダイ22上に滴下するか、または材料収集器20の空洞内に堆積する。普通は、材料収集器20によって収集された、進路を外れたコーティング材は、移動中のフィラメント2に補助されて、直ちにコーティングダイ22上に滴下する。
【0057】
フィラメント2に付着させられるコーティング材の所定の量は正確に計量される。流動材が過剰な場合には、流動材は出口孔66から滴下する。また、コーティングされたフィラメント4への流動材の付着量が極めて過剰になったときにも、巻取りスプール82から流動材が滴下し、巻取りスプール82の取り扱いに問題をもたらすことになる。これらの理由により、材料供給装置12は制御装置を有している。
【0058】
しかし、コーティング層が所望の厚さより厚い場合、制御装置は、その後に、送出される流動材の量を減らすように調整される。逆に、コーティング層が不十分であることが判った場合には、制御装置は、フィラメント2がコーティングダイ22を通過する前に、短時間の浸漬コーティングを追加するため、材料収集器20の内部に流動材の小さな液溜りを作るように調整される。
【0059】
また、最初のコーティング処理で、実際のコーティング厚さが、期待され望まれる厚さよりもわずかに薄いだろうと思われる場合には、操作者は、コーティングにより短時間の浸漬用の液溜りが生成され始める前に、10〜20秒間、材料収集器20内に流動材を予めスプレイすることができる。
【0060】
コーティングされたフィラメント4は、コーティングダイ22を通過した後、コーティング室50の出口孔56を通って開放空間68に入り、それからシール用付属部材58の出口孔66を通過する。開放空間68を有するシール用付属部材58が設けられていることによって、ワイヤに沿って極めて均一なコーティング厚さを有するフィラメント4が得られる。逆に、開放空間68が存在しない場合には、均一性の低いコーティング厚さしか得られない。
【0061】
コーティングされたフィラメント4は、シール用付属部材58の出口孔66を通過した後、巻取りプーリ74上を移動し、巻取りスプール82に巻き取られる。コーティングされたフィラメント4の巻取りスプール82への均等な巻取りを維持するために、必要に応じて、コーティング装置は直線駆動装置80によって軸84に沿って移動する。
【0062】
巻取り装置24の作動と機能はすでに説明した。しかし、巻取り装置24が駆動される速度については言及していなかった。この速度は本発明の方法によっては全く制限されない。ここで述べたあらゆるコーティング材を付着させる際にコーティング速度を制限するのは、繰り出し装置10と巻取り装置24自体のみである。繰り出し装置10を省いて従来のあざない処理に置き換えた場合には、駆動装置84が巻取り装置24を駆動する速度は、巻取り装置24自体のみにより制限される。
【0063】
本発明の方法は、広範な大きさのフィラメントに良好に用いられる。本発明の方法と装置は、矩形断面および他の断面のコードのコーティングにも、コーティングダイ22を幾何学的に同様の形状に設け得る限り、適用可能である。
【0064】
上記の装置によって、本発明の方法に従い、約100〜2000SUSの粘度を有する種々のタイプのコーティング材が、種々の寸法のフィラメントに良好に付着させられた。
【0065】
[タイヤ・スチール・コード]
タイヤの補強に使用されるコードを製造するために、金属性コードは、コードのゴムへの固着力の向上とコードの耐食性の増加のための処理が行われる。本発明の装置および方法に従ってコーティングされたすべてのスチールコードは、コーティングの均一性と連続性において顕著な特徴を示している。溶液から塗布される薄いコーティングの連続性と均一性は、この業界において一般的とはいえない粘性材料の単層コーティングに対する信頼性を与えるものである。
【0066】
流動材は可溶性の接着剤および/または腐食防止剤を含んでいる。流動材の堆積はワイヤの固着力を高め、ケーブルの耐疲労性とワイヤの耐腐食性を改善する。処理されたフィラメントは、その後、加硫されたゴムの合成物と接触させられて、金属で補強されたゴムプライを形成する。これらのプライは、タイヤの製造と、コンベアベルトやホース等のその他のゴム製品の製造に用いることができる。
【0067】
本発明に従ってコーティングされる金属コードは、スチール、亜鉛メッキスチール、または真ちゅうメッキスチールであってよい。望ましくは、金属コードは真ちゅうメッキスチールである。
【0068】
スチールの基部は、当業者に公知のものから選び出すことができる。例えば、ワイヤに使われるスチールは、AISIの等級が1070、1080、1090、および1095である従来のタイヤコード用棒材でよい。スチールは、種々のレベルの炭素や、Cr、B、Ni、Co等のマイクロアロイ元素を付加的に含んでいてもよい。
【0069】
「コード」という用語は、捻られていてもいなくてもよく、また、それ以外の方法で形成されていてもよい、1つ以上のフィラメントすなわちワイヤにより形成された、1つ以上の補強材を意味する。したがって、本発明を利用したコードは、1つのフィラメント(モノフィラメント)から複数のフィラメントまでを含むものであってよい。コード内のフィラメントすなわちワイヤの総数は1から134までの範囲であってよい。好ましくは、コードあたりのフィラメントすなわちワイヤの数は1から49までの範囲である。
【0070】
本発明に従って処理可能なコード構造の数は膨大である。このようなコード構造の代表的な例は、2x、3x、4x、5x、6x、7x、8x、11x、12x、27x、1+2、1+3、1+4、1+5、1+6、1+7、1+8、1+14、1+15、1+16、1+17、1+18、1+19、1+20、1+26、2+1、2+2、2+5、2+6、2+7、2+8、2+9、2+10、2/2、2/3、2/4、2/5、2/6、3+1、3+2、3+3、3x4、3+6、3x7、3+9、3/9、3+9+15、4+3、4x4、5/8/14、7x2、7x3、7x4、7x7、7x12、7x19、5+1、6+1、7+1、8+1、11+1、12+1、2+7+1、1+4+1、1+5+1、1+6+1、1+7+1、1+8+1、1+14+1,1+15+1,1+16+1、1+17+1、1+18+1、1+19+1、1+20+1、2+2+8、2+6+1、2+7+1、2+8+1、2+9+1、2+10+1、2+2+8+1、3+9+15+1、27+1、1+26+1、7x2+1、3+9+1、3/9+1、7x12+1、および7x19+1である。これらのコード構造において、フィラメントは、前もって形成されていても、ウエーブがつけられていても、またはひだがつけられていてもよい。好ましいコード構造は2x、3x、1+5、1+6、1+18、2+7、3+2、3+3、および3/9+1である。
【0071】
保護されている、または保護されたコードに使用されている、個々のワイヤすなわちフィラメントの直径は、およそ0.08〜0.5mmの範囲であってよい。好ましくは、直径は0.15〜0.42mmの範囲である。
【0072】
コード内のスチールフィラメントの引張強さは、少なくとも3040MPa−(1200 xD)でなければならない。ここでDはフィラメントの直径である。好ましくは、各フィラメントの引張強さは、およそ3040MPa−(1200 x D)から4400MPa−(2000 x D)までの範囲である。
【0073】
流動材は1〜2μmかそれ未満の厚さのコーティング形成に必要な量だけ、フィラメント2に付着させられる。
【0074】
本発明の原理を特定の装置に関して説明してきたが、この説明は単なる例示であって、本発明の範囲を制限するものでないことは明確に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーティング室を有するコーティングシステムの全体を示す断面図である。
【図2】
コーティング室およびその他の部材の別の断面図である。
【符号の説明】
2   フィラメント
4   コーティングされたフィラメント
10  フィラメント繰り出し装置
12  コーティング材供給装置
14  空気供給装置
16  空気・材料ミキサー
18  心合わせダイ
20  材料収集器
22  コーティングダイ
24  フィラメント巻取り装置
26  スプール
28  ブレーキ
30  プーリ
32  点
34  シュート
36  材料容器
38  容積式ポンプ
40  チューブ
42  混合装置
44  温度制御手段
46  空気チューブ
48  制御装置
50  コーティング室
52  材料供給チューブ
54  入口孔
56  出口孔
58  シール用付属部材
60  先が細くなる内部壁
62  傾斜した貫通孔
64  支持フレーム
66  出口孔
68  開放空間
70  ねじ
72  ハウジング
74  巻取りプーリ
76  シールド
78  ガイドローラ
80  直線駆動装置
82  巻取りスプール
84  軸
86  スプール駆動装置
α   角度

Claims (3)

  1. フィラメントにコーティングする装置において、
    流動材を送出するコーティング材供給装置と、
    圧縮空気を供給する空気供給装置と、
    前記流動材と前記圧縮空気を混合するミキサーと、
    混合された前記流動材と前記圧縮空気をフィラメントにスプレイする送出手段と、
    材料収集器とコーティングダイを有する、内部を前記フィラメントが通過するコーティング室と、
    出口孔を有する、前記コーティング室の下方のシール用付属部材とを有し、
    前記フィラメントは前記材料収集器内へ進む前にスプレイされることを特徴とするコーティング装置。
  2. フィラメントに流動材をコーティングする方法において、
    流動材を供給するステップと、
    圧縮空気を供給するステップと、
    前記流動材と前記圧縮空気を混合するステップと、
    フィラメントにコーティングするために、混合した前記流動材と前記圧縮空気を、移動中の前記フィラメント上にスプレイするステップと、
    前記フィラメントを、材料収集ダイと、コーティングダイと、前記フィラメントの直径以下の直径を有する出口孔とを通過させるステップとを含むことを特徴とするコーティング方法。
  3. 移動するフィラメントに2μm未満のコーティングを施す方法において、
    フィラメントを所定の移動経路に沿って移動させるステップと、
    流動材と圧縮空気の混合物を供給するステップと、
    前記流動材と前記圧縮空気を、移動中の前記フィラメントにスプレイするステップと、
    前記フィラメントを、小容量の浸漬用液溜りを通過させるステップと、
    前記フィラメントを前記フィラメントの直径以下の直径を有する孔から引き出すステップとを含むことを特徴とするコーティング方法。
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