JP2003534982A - 風力推進船 - Google Patents

風力推進船

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JP2003534982A
JP2003534982A JP2001588085A JP2001588085A JP2003534982A JP 2003534982 A JP2003534982 A JP 2003534982A JP 2001588085 A JP2001588085 A JP 2001588085A JP 2001588085 A JP2001588085 A JP 2001588085A JP 2003534982 A JP2003534982 A JP 2003534982A
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JP2001588085A
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ラーゲ,シュテファン
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ラーゲ,シュテファン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H9/00Marine propulsion provided directly by wind power
    • B63H9/04Marine propulsion provided directly by wind power using sails or like wind-catching surfaces
    • B63H9/06Types of sail; Constructional features of sails; Arrangements thereof on vessels
    • B63H9/069Kite-sails for vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B2035/009Wind propelled vessels comprising arrangements, installations or devices specially adapted therefor, other than wind propulsion arrangements, installations, or devices, such as sails, running rigging, or the like, and other than sailboards or the like or related equipment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/50Measures to reduce greenhouse gas emissions related to the propulsion system
    • Y02T70/5218Less carbon-intensive fuels, e.g. natural gas, biofuels
    • Y02T70/5236Renewable or hybrid-electric solutions

Abstract

(57)【要約】 本発明は、風力推進船に関し、それによって、従来の解決法に対比して、風力が推進力のためにいっそう良く利用されることが可能であり、そして、船体および船体で作用する長手軸周りの回しモーメントが、それぞれに減少されることが可能である。これで、帆を構成する部分は、船体にきわめて近接して少なくとも1本の支索で保持され、そして、複数の支索のうちの単数又は複数の支索は、互いに間隔が置かれる帆を構成する部分の少なくとも3つのポイントに取り付けられる。それに加えて、船体の複数の支索のうちの単数又は複数の支索の力の印加ポイントは、風向および移動方向の方向に依存して変えられることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、少なくとも1つの帆を構成する部分が、船体に、特に、船体に少な
くとも1本の支索で保持される風力推進船に関する。本発明は、それら単独で、
あるいは、付加的な従来の推進力と組み合わせて、特に、帆船および他の船に使
用されることが可能である。
【0002】 (背景技術) これまで、少なくとも1本のマストに加え、いわゆるブームまたはヤードと言
われる帆桁に固定される織物材料製の単数又は複数の帆を使用することは、風力
を利用する船および他の輸送手段の推進力としては通例である。このような帆は
、風向あるいは、所望の移動方向に向けて調整され、規定通りに推進力を生成す
るために、風力全体の一部を供給する風力の少なくとも1つの成分を利用する。
【0003】 とはいえ、この形状の場合、回しモーメントは、さらに、単数又は複数のマス
トが配置され、そのうえ、船体および船体の長手軸周りにそれぞれに多少斜めの
位置を生ずる長手軸において作用する。積極的にこの影響を阻むために、リーボ
ードおよび費用効率のよいキール構造が、使用される帆エリアのサイズに従い、
帆船およびヨットそれぞれに使用されている。制限がこのために設定されている
ので、とはいえ、移動方向および風向は、ある程度は最適化された方法で互いに
利用されることが可能であり、その帆船は、適切に進められることが可能である
が、好ましくない風向で横断させられることが多く、それにより、いうまでもな
く、特定の目的地に向う移動期間の延長を結果として生ずる。
【0004】 高風速は、特に、単数のマストおよび複数のマストに、それぞれに、最も弱い
ポイントに与えられ、そして、単数のマストおよび複数のマストがそれぞれに折
れる場合、ヨットおよび帆船は、ほぼ操作することができず、推進力が作動され
ないので、いかなる抵抗をすることなく、天候および海域の厳しさに曝され、そ
のために、高いポテンシャルの危険が船のクルーに起こる。
【0005】 高風速による前記危険を回避するために、その船の複数のマストで作用する力
および回しモーメントを減少するために、帆を縮めることによって、少なくとも
一部の帆エリアを減少することが必要とされる。それによって、いうまでもなく
、このようなヨットおよび帆船の推進速度は、それぞれに減少する。
【0006】 (発明の開示) それゆえ、本発明の目的は、風力が推進力のためにより有効に利用されること
が可能であり、船体および船体の長手軸周りで作用する回しモーメントが、それ
ぞれに減少されることが可能である風力推進船を提供することである。
【0007】 本発明によれば、この目的は、請求項1の特徴で解決される。本発明の利点の
ある実施形態および改良は、従属請求項に述べられている特徴によって実施され
ることが可能である。
【0008】 本発明による船は、風力の作用のために推進力を増大し、かつ既述の傾斜モー
メントを大いに減少するために、従来の帆あるいは十分に周知の凧に類似して形
成される、少なくとも1つの帆を構成する部分を使用する。可能な場合、少ない
質量を有するこのような帆を構成する部分は、船体にきわめて接近して少なくと
も1本の支索で保持され、その支索は、互いに離れて間隔が置かれている少なく
とも3つのポイントでそのシートに取り付けられ、それぞれの風向を考慮して、
所望の移動方向に従って帆を構成する部分の最適な調整を可能とするために、帆
を構成する部分が、鉛直方向および水平方向に偏向されて、調整されることを可
能にする。
【0009】 これは、支索の制御によって、帆を構成する部分が、調整され、風の方にもた
らされ、そのために、高風速を有する風の層内で、上方および下方それぞれに、
鉛直方向に移動されることが可能だという概念とみなされることが可能である。
【0010】 複数の帆を構成する部分が互いに連結されることが好ましいこのような単数の
要素又は複数の要素は、軽重量のシート材料で作られることが可能である。可撓
性のある材料は、さらに、風力により変形し、同等に抵抗因子(EW)を増強す
る、このような帆を構成する部分に使用されることが好ましく、そのために、推
進に用いられる力の成分が、さらに増強される。
【0011】 圧縮ガス含有チャンバは、このような帆を構成する部分のための安定性と、場
合により、揚力とをそれぞれに増強するために、単数の帆を構成する部分および
複数の帆を構成する部分それぞれに配置されて、形成され、さらに、固定される
ことが可能である。帆を構成する部分にきわめて近接してそれぞれに形成されて
、配置され、圧縮ガスが含有されるこのような圧縮ガス含有チャンバは、このよ
うな帆を構成する部分の安定性の増大を結果として生ずる。このような圧縮ガス
含有チャンバは、さらに、帆を構成する部分のためにより少ない質量を有する剛
性フレーム構造に類似する支持機能を達成することが可能である。単数又は複数
の圧縮ガス含有チャンバによって、帆を構成する部分の形状および外見が画定さ
れることが可能である。
【0012】 圧縮ガス含有チャンバに充填したり、排出したりすることを、それぞれに可能
とするバルブを有する圧縮ガス含有チャンバ取り付け部品が、設けられることが
可能である。
【0013】 揚力成分が帆を構成する部分のために得られることが可能なように、空気より
も低い密度を有するガスを圧縮ガス含有チャンバに充填することは、特に有利で
ある。適切な充填ガスは、たとえば、ヘリウムであるが、水素でもよい。比較的
低い密度を有するこのようなガスの十分に多い容量および十分な充填により、そ
の揚力は、帆を構成する部分の重量よりも少なくとも大きいか、あるいは、帆を
構成する部分の重量と等しいということが達成されることが可能である。とはい
え、可能な場合、それは、単数又は複数の支索の比例重量より大きいか、あるい
は、その比例重量に等しくすべきである。この場合、帆を構成する部分は、大氣
中の空気に自由に浮動し、それにより、非常に容易に操作され、支配的な風の風
向に対して調整されることが可能とされる。そのうえ、従って、地面および水面
にそれぞれに落ちることが防止され、次に必要な行動は、帆を構成する部分を再
度風の方にもたらすことが要求される。
【0014】 とはいえ、従来の係留気球と同様に、単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバは
、より低い密度のガスで充填されることも可能であり、このような帆を構成する
部分は、それで浮遊させられることを可能とされる。可撓性材料で作られる二次
元の要素が使用された場合、係留気球形状をとる少なくとも2つのこのような圧
縮ガス含有チャンバを使用することは好ましいことである。
【0015】 とはいえ、圧縮ガス含有チャンバには、さらに開口が設けられ、それによって
、それらは、帆を構成する部分が風に向って方向付けられるとき、動圧力のため
に空気で充填されることを可能とする。
【0016】 鉛直方向と水平方向との両方に、このような帆を構成する部分の最初に既述し
た調整を可能とするために、帆を構成する部分と、船体および船体それぞれとの
間に各々使用される支索の長さを変えることは好ましいことである。その場合、
各支索は、個々に1本づつそれぞれに長くされ、さらに、短くされることが可能
である。とはいえ、水平平面および鉛直平面それぞれにおける帆を構成する部分
に配置されるこのような2本の支索各々が、対向する方向において同一の長さで
それぞれに長くされ、そして短くされることも可能である。
【0017】 すべての支索を同時に均一に長くするか、あるいは、短くすることによって、
帆を構成する部分は、風の方にもたらされたり、たぐりこまれたりすることが可
能である。
【0018】 支索の長さを変えるのに使用される要素は、プーリであることを可能とされ、
たとえば、それにより、それぞれの支索が、それに巻き揚げられ、それから巻き
戻されることが可能である。このようなプーリは、船員用語では、“Winch
ies(ウインチ)”と呼ばれている。
【0019】 推進は、それぞれにモータおよびバックギヤモータによって制御される方法で
手動で行われることが可能であり、それで、支索を短くし、そしてさらに長くす
るシートの要素の制御は、測定された風向、所望の移動方向を考慮しておよび/
または、場合により、電子コントロールによって個々の支索について測定される
引張力を考慮して生ずることが可能である。
【0020】 特に、長手軸周りに作用する回しモーメント(傾斜モーメント)をそれぞれに
回避し、そして低減するために、風向および移動方向をそれぞれに考慮して、船
体および船体それぞれの支索の力の印加ポイントを変えることは有利な点である
。これは、複数の支索に対して、これらは互いにきわめて近接して船体に固定さ
れているかどうか、あるいは、力の印加の共通鉛直ポイントが、これらの支索の
力のベクトルに起因するかどうかで独立して適用される。
【0021】 これで、様々な解決が可能である。
【0022】 このように、一方では、ガイドによって船体の支索の力の印加ポイントを適切
に適合させることが可能である。最も簡単な場合、このようなガイドは、単数又
は複数の支索が導かれる船体の長手軸と直交して整列されるフープであり、その
ため、力の印加ポイントの長手軸に対する帆を構成する部分のアラインメントに
従い、自動的に変位される。特に、この横断するフープが湾曲して形成され、そ
のために、このようなフープの凸状輪郭が、上方に、そして、船体のフロント方
向(フープの方向)それぞれに、そして斜めに傾いて前方に押し進むことは有利
な点である。
【0023】 このような解決は、さらに、このような横方向ガイドが、船体の長手軸と平行
に並んだ2つのガイド棒内に受容され、船体の長手軸に沿うこのようなガイド横
棒によって変位されることが可能とされるときに、改善されることが可能である
【0024】 支索の力の印加ポイントを変えるための別の方法は、鉛直に調整された回転軸
周りのその中心部で回転可能な回転テーブルに偏心してそれを供給することであ
り、そのために、船体の長手軸に対する力の印加ポイントは、偏心配列および相
応じて作用する回しモーメントのためにその位置において自動的に変えられるこ
とを可能とされる。とはいえ、このような位置の変更は、回転テーブルのための
同等の回転駆動で制御された方法で実行されることが可能である。
【0025】 単数又は複数の支索のための力の印加ポイントを変える第3の方法は、1つの
側に、リンクを備えるレバー形状のジブブームの使用にあり、それによって、レ
バー形状のジブが、たとえば、船体の長手軸に取り付けられる。その後、単数又
は複数の支索は、このジブブームの端部に選択される間隔で固定され、そのため
に、リンク周りにジブブームを枢支する間、船体の長手軸に対する単数又は複数
の支索の力の印加ポイントの位置の変更が達成されることが可能である。たとえ
ば、ボールソケット形ジョイントおよびユニバーサルジョイントは、さらに、縦
軸に直角に整列されるガイド内に固定されることが可能なリンクとして適切であ
る。
【0026】 力の印加ポイントは、さらに、いわゆる圧力の横中心部に対して変えられ、そ
して、下記に記述されるように選択的に調節されることが可能である。圧力の横
中心部について、それは、船の長手軸上の突出されたエリアの惰性のエリア関連
中心部で対処する。それにより、中間横断方向軸と一致することを可能とされ、
その横断方向軸は、それぞれに圧力の横中心部に近接して位置されることが可能
であり、そのために、簡素化された方法で力の印加ポイントのための参照として
使用されることが可能である。
【0027】 圧力の横中心部に対する力の印加ポイントの位置に選択的に影響を及ぼすこと
によって、さらに、船の移動方向(コース)にも影響が及ぼされることを可能と
される。圧力の横中心部の正面の力の印加ポイントの位置によって、船は、風(
風下)から保護される側の方向に、反対の方向における力の印加ポイントを位置
決めする間、風(風上)の方に面する側の方向に、したがって、圧力の横中心部
後方に向けられる(常に、移動方向で見ている)。
【0028】 長手軸と移動方向それぞれに直交する帆を構成する部分の力の印加ポイントの
位置に影響を及ぼすことによって、船の傾斜は、完全に補正された方法で、選択
的に影響が及ぼされることが可能である。ある一定の場合、ネガティブな船の傾
斜は、力の印加のポイントが風から保護される側の方向において非常に遠くに変
位される場合に、対処されることが可能である。
【0029】 単数又は複数の支索の効果的な長さを変えるため、既述の要素に加えて、付加
的な偏向プーリが、力の印加ポイントと帆を構成する部分との間に配置されるこ
とが可能である。一方で、支索はこれらの偏向プーリを介して偏向されることが
可能であり、それは、力の印加ポイントの位置を変更する間に行うことが好まし
い。他方で、これらの偏向プーリは、変位されることが可能であり、それによっ
て、複数の支索の長さの特有で付加的な変更は、比較的簡単な方法で、いかなる
稼動力を必要とされることなく達成されることが可能である。
【0030】 可能ならば、既述の圧縮ガス含有チャンバを使用する、二次元的な方法で引張
られた帆形状帆および凧形状帆を構成する部分それぞれについて、最も異なる幾
何学的形状が使用され、それぞれ適用のために帆を構成する部分の形状を最適化
することは、使用される船体のデザインを考慮し、実行されることが可能である
【0031】 帆を構成する部分の十分な操作性については、船体と、帆を構成する部分に取
り付けられる、互いに独立した効果的な長さに変えることがでできる少なくとも
3本の支索を使用することは有利な点である。帆を構成する部分への取り付けは
、支索の3つ取り付けポイントが、三角形にまたがり、3本の支索の効果的な長
さにそれぞれに長くし、そして、短くして、帆を構成する部分が、アタックする
風力によって水平方向と鉛直方向との両方に移動されることが可能であり、その
うえ、そのアタックの角度が、支配的な風の方向に対しての変更が達成される。
【0032】 帆を構成する部分と船体との間に連結を設ける4本の支索を使用することは、
より好ましい。その場合、4本の支索は、帆を構成する部分に取り付けられ、そ
のために、その取り付けポイントが、正方形にまたがり、各2つの取り付けポイ
ントは、共通の水平平面にあり、他の2つの取り付けポイントは、鉛直平面にあ
る。支索を少なくともそれぞれに長くし、そして、短くして、帆を構成する部分
を操作することが必要とされる。とはいえ、取り付けポイントが平面の帆を構成
する部分にある支索は、さらに、可能ならば、反対方向においてそれぞれに同一
の長さに長くされ、そして、短くされることが可能である。この変更が選択され
る場合、それぞれ必要とされる稼動力は、相応じて減少され、そのために、手動
による稼動が容易に可能である。
【0033】 本発明では、従来の船に共通であるキール構造は、第一に、長手軸周りに作用
する回しモーメントが、かなり減少されるので、より小さいものとされ、さらに
、より費用の効率がよいリーボードと置換されることが可能とされる。
【0034】 通常の状態における適用は、たとえば、従来の帆船、あるいは、ヨットにおい
てマストが折られ、船上において本発明による風力推進が迅速に、簡単に使用さ
れ、推進および操作性を供給する場合に、さらに可能である。
【0035】 そのうえ、船体に、用語“ハイドロフォイル(水中翼船)”で示されることも
可能な、少なくとも1つの流体力学的に効果的な要素を設けることは有利な点で
ある。その場合、このような要素は、船体の浮動ライン以下に位置され、前進移
動の間、船を安定することを可能とする。
【0036】 このような流体力学的に効果のある要素は、揚力あるいは押し下げ力が、船の
ために調節されることが可能なように、軸周りに枢支されることが可能なことは
、特に、有利な点である。
【0037】 とはいえ、これらの流体力学的に効果的な要素は、対称的な力関係が船の長手
軸に対して生ずるように配置されるべきである。したがって、たとえば、2つの
このような要素が、船体の2つのアウタサイドに同一レベルで配置されることが
可能である。
【0038】 流体力学的に効果のある要素の枢支角度は、さらに、船の速度および/または
帆を構成する部分の引張力に依存して、調節されることが可能であることが有利
な点である。特に、瞬間的に突風が生じたり、最悪事態のとき、船体は水中に運
ばれてしまうことは確実である。これで、流体力学的に効果的な要素の枢支角度
は、支索、あるいは、力の印加ポイントに作用する引張力による、機械的なカッ
プリングで調節されることが可能である。
【0039】 これらの要素は、翼に類似して形成され、水平に、あるいは、水平の方にわず
かに傾斜される角度でのいずれかに調整されることが可能とされる。
【0040】 帆を構成する部分の空気力学的な特性は、支索によって、又場合により、付加
的な支索によって、達成されることが可能な三次元形状をもたらすことによって
影響を及ぼされることが可能である。そのうえ、補充の空気力学的に効果的な要
素は、帆を構成する部分に取り付けられることが可能である。これらの空気力学
的に効果的な要素は、帆を構成する部分に枢支可能に固定され、たとえば、フラ
ップ形状に形成されることが可能とされ、そのために、多少直立して置かれ、そ
れらは、調節された角度および対応する配置に従って、帆を構成する部分に、ア
タックする風に対して相応じて増大された流動抵抗によってもたらされる揚力、
あるいは、側面力を生じ、それゆえ、帆を構成する部分の位置が、船体と、風向
とに対して操作されることを可能とされる。これらの空気力学的に効果的な要素
の枢支角度の調節は、たとえば、船体の方にガイドされる同等のロープによって
達成されることが可能である。
【0041】 空気流分離要素(小さい翼)が、帆を構成する部分のアウタエッジに設けられ
、それにより、空気力学の改善を生ずる場合、さらに有利である。
【0042】 危険状態を回避するために、過負荷から保護する付加的な要素が使用されるこ
とが可能である。これらの要素は、単数又は複数の支索に予め定められることが
可能な最大引張力を超えると、この力は、実物大の船の船体にアタックすること
ができないことを確実にする。これらの過負荷状態に対抗する可能性は、スプリ
ング、ダンパ、あるいは、スプリング制動システムが支索に設けることにあり、
そのスプリングおよびダンパ特性は、同じ力のスプリング力あるいは制動力が、
既述のしきい値を超えるまで、効果的であるように調節されるべきであり、たと
えば、減衰スプリング特性を有する引張力は、過負荷から保護するこのような要
素の相関的な引張力が再度減少されることが可能なように選択されるべきである
【0043】 過負荷から保護する要素のための別の方法は、たとえば、場合により、支索の
長さに影響を及ぼすために、ウインチに設けられるスライディングクラッチの使
用にある。
【0044】 本発明による船の別の有利な点は、操作可能なリーボードが装備されることが
可能なことである。このようなリーボードにより、鉛直方向に往復運動されるこ
とが可能とされ、そのために、効果的なエリアは、本発明による船に対して生ず
る船の傾斜が、完全に、もしくは、大規模に補正されることが可能なとき、調節
されることが可能である。
【0045】 とはいえ、このようなリーボードは、さらに、船体の長手軸に対して偏向され
ることが可能であり、そのために、従来の方向舵の機能を完全に引き継ぐか、あ
るいは支持することを可能とされる。そのうえ、このようなリーボードを装備さ
れることで、船は、風(いっそう速い走力)によってより速く進むことが可能と
される。
【0046】 安全性を増強するために、少なくとも1つの検出紐が、船体にそれからガイド
される帆を構成する部分に取り付けられることが可能である。それらに接触する
センサストリングによって、船の推進力は、影響が及ぼされることが可能であり
、このような推進力は、きわめて短時間で帆を構成する部分の空気力学的な効果
的な表面および形状の相関的な影響によって画期的に減少されることが可能であ
る。2つのセンサストリングは、帆を構成する部分のアウタエッジに取り付けら
れることが可能である。
【0047】 本発明により船を制御することは、異なる方法によって促進され、適切な費用
で、完全に自動化されることが可能である。
【0048】 このように、様々なセンサで検知される測定値は、コントロールエレクトロニ
クスで処理されることが可能であり、いずれにせよ、帆を構成する部分の推進力
は、このコントロールエレクトロニクスを用いて、所望する移動方向および風の
方向に対して影響が及ぼされることが可能である。
【0049】 とはいえ、本発明により船を制御することは、さらに、船体に設けられる支索
のためのスリング要素で、比較的簡単な方法で機械的にプーリに影響が及ぼされ
ることが可能である。
【0050】 対応する支索と帆を構成する部分のそれぞれの取り付けポイント間で、船体に
配置される支索のためのこれらのスリング要素で、帆を構成する部分の位置に影
響を及ぼすことが、達成されることが可能である。もっとも簡単な場合、支索の
ためのスリング要素は、横方向にゆっくり移動する支索がシート本体の同じ力の
移動の間に当接する船体に取り付けられる、鉛直に整列されたロッドであること
を可能とされ、それにより、支索の相関的な短縮を結果として生じ、それにより
、所望されない方向への帆を構成する部分のさらなる移動を防止する。
【0051】 とはいえ、支索のためのスリング要素は、さらに、船体に取り付けられるフー
プ形状をとるようにデザインされることが可能である。それぞれの支索は、この
フープを介してガイドされ、そのために、当接限界が、水平方向の両側と、鉛直
方向上方とに設けられる。
【0052】 本発明による船のための帆を構成する部分は、少なくとも1つの圧縮ガス含有
チャンバを備えることを可能とされる。圧縮ガス含有チャンバは、帆を構成する
部分の一部か、帆を構成する部分と連結されることが可能である。このような圧
縮ガス含有チャンバは、それぞれに、圧縮ガス含有チャンバに連結され、それに
連結されることが可能な第1導管を経由して、ヘリウムであることが好ましい圧
縮ガスが含有されるガスアキュムレータタンクから充填されることが可能である
。その場合、帆を構成する部分の重力の成分より大きいか、あるいは、等しい帆
を構成する部分全体のために、揚力をもたらすのに十分である画定された容量が
、圧縮ガス含有チャンバに充填される。
【0053】 従来のガスボトルである圧縮ガスアキュムレータと、帆を構成する部分の圧縮
ガス含有チャンバとの間の連結は、バルブによって達成されることが可能であり
、再度それから外されることが可能である。その後、バルブは、圧縮ガスアキュ
ムレータの出口にきわめて近接して配置されることが可能であるが、同時に、第
1導管に配置されることが可能であり、そして最も簡単な方法では、手動での開
閉が可能である。
【0054】 とはいえ、圧縮ガス含有チャンバ内の内圧力に依存して自動的に閉じるバルブ
は、さらに、予め定められることが可能な内圧力に達する場合、使用されること
が可能である。
【0055】 圧縮ガス含有チャンバからガスを再循環するために、とにかく、別の方法にお
いて、既述の第1導管に平行して通り、さらに、少なくとも1つの圧縮ガス含有
チャンバに連結されることが可能な第2導管が存在し、この第2導管は、第2圧
縮ガスアキュムレータに、あるいは、圧縮ガス含有チャンバに連結されるその1
つの圧縮ガスアキュムレータの一部に導かれることを可能とする。
【0056】 とはいえ、第2導管は、圧縮ガス含有チャンバにきわめて近接して、無条件に
連結されるだけでなく、第1導管に連結されることが可能とされ、第1導管への
ポートは、いわゆるT‐ピースを介して達成されることが可能である。
【0057】 第2導管は、第1導管について既述のバルブ周りのバイパスに相当する、とは
いえ、この場合、圧縮ガス含有チャンバから再循環されるガスは、1つの圧縮ガ
スアキュムレータに運ばれる。
【0058】 一般に、再循環されたガスが、さらに、圧縮ガス含有チャンバに充填するのに
使用されたガスアキュムレータに運ばれるこのような場合、第2導管に、コンプ
レッサが配置されることが可能であり、その誘導側は、圧縮ガス含有チャンバの
方に向う第2導管の一部分に連結され、その分配側は、ガスアキュムレータと連
通する第2導管の一部分に連結される。
【0059】 最も異なる周知の形状のコンプレッサが可能であるが、分配側において、ガス
圧力は、使用可能であるべきであり、それによって、圧縮ガスアキュムレータが
、再循環されたガスで再度充填されることが可能であることが確実とされる。
【0060】 最も簡単な場合、手動ポンプなど手動で稼動されるコンプレッサ、あるいは、
ピストンコンプレッサが使用されることが可能である。
【0061】 2つのガスアキュムレータが使用される場合、圧縮ガス含有チャンバからのガ
スが再度再循環される第2ガスアキュムレータは、異なる大きさにされることが
可能であり、そのために、その中で、比較的低い内圧力は、再循環されたガスで
生じ、既述のコンプレッサは、場合により、供給を中止することが可能である。
【0062】 第2圧縮ガスアキュムレータ内に一時的に蓄積される再循環されたガスは、従
って、この第2圧縮ガスアキュムレータから第1圧縮ガスアキュムレータに再循
環され、同じ力のコンプレッサによって、いかなる場合も、より高く圧縮される
ことを可能とされる。
【0063】 既述の第1導管は、ガスを充填し、そして再循環するために圧縮ガス含有チャ
ンバに一時的に連結される、この場合、ロック可能な連結ブランチは、このよう
な圧縮ガス含有チャンバに設けられるべきである。
【0064】 圧縮ガス含有チャンバ内の必要とされる内圧力は、比較的低い、とはいえ、低
い質量を有する比較的細い大きさにされた第1導管を圧縮ガス含有チャンバに固
着して連結することが可能であり、そのために、十分な長さを有する第1導管は
、船の前進移動の間、帆を構成する部分から分離されることはない。
【0065】 第1導管は、処理が促進されるようなこのような場合だけでなく、可撓性材料
で作られるべきである。
【0066】 とはいえ、圧縮ガス含有チャンバと圧縮ガスアキュムレータとを連結する第1
導管は、さらに、コンプレッサ周囲にバイパスとしてガイドされ、ガスの流れは
、第1導管か、コンプレッサを介して、少なくとも1つのツーウェイバルブによ
ってガイドされることが可能である。第2導管は、この場合、その2つのポート
を有するコンプレッサによって形成されることが可能である。第1導管は、コン
プレッサハウジングを介してガイドされることが可能である。
【0067】 単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバそれぞれに充填するのに利用される圧縮
ガスアキュムレータは、充填前および充填の間に、1つの圧力チャンバ内、およ
び複数の圧力チャンバ内において必要とされる内圧力より大きいか、あるいは、
等しいガスの内圧力を有するべきである。
【0068】 ガスを充填し、再循環するのに必要とされるすべての成分は、風力推進船で運
ばれることを可能とされ、そのために、圧縮ガス含有チャンバを補充することは
又、さらなる移動の間に可能である。少なくとも1つの圧縮ガスアキュムレータ
は、このために、船に取り付けられることができるべきであり、その取り付けは
、同じ力の圧縮ガスアキュムレータが、ガス補充のためのタンク設備に対して独
立して、船で運ばれることが可能であるように形成されるべきである。
【0069】 (発明を実施するための最良の形態) 下記において、本発明は実施形態によりいっそう詳細に説明される。
【0070】 図1および図2には、本発明による風力推進のための帆形状および凧形状それ
ぞれに使用されることが可能な帆を構成する部分1のための、2つの可能性のあ
る実施形態が示されている。
【0071】 図1による実施形態の場合、帆を構成する部分1は、図示されていない船体3
に4本の支索2で取り付けられ、その4本の支索2の長さは、可能な場合、あら
ゆる異なる方向に帆を構成する部分1を移動して、現在の風向で所望の移動方向
に従って調整するために、それぞれ個々に変更されることが可能である。
【0072】 この実施形態において、帆を構成する部分1は、たとえば、少なくともガスを
通さないフィルムおよび織布などの可撓性のある材料で作られている。そのエッ
ジでシールされる少なくとも2つの層の帆を構成する部分1は、内部全体が、た
とえば、ヘリウムで充填される圧縮ガス含有チャンバ7を画定する。圧縮ガス含
有チャンバ7への充填は、対応する重力より大きい揚力が生成されることが可能
なかぎり、そのチャンバ容量と、帆を構成する部分1の質量と、支索の質量と、
支索2の割当てられた質量とを考慮して達成され、そのために、帆を構成する部
分1が、支索2のそれぞれの長さによって可能とされるように、大気中に容易に
保持される。
【0073】 ここに示される帆を構成する部分1は、静的揚力に加えて、その部分1の流動
状態によって引き起こされる、動的揚力成分を結果としてもたらす従来の航空機
の翼の輪郭および断面形状にほぼ相当している。4本の支索2の長さを適切に調
節することによって、風に対して調整されることを可能とされ、そのために、可
能な場合、大きな空気抵抗は、風に対抗されることが可能な大きな効果的な作用
表面で得られる。
【0074】 とはいえ、ここに図示されるような4本以上の支索2が、さらに、使用される
ことが可能であり、このことは、大きな表面寸法の帆を構成する部分1に対して
より有利となる。
【0075】 図2に示される帆を構成する部分1の実施形態は、従来の凧のデザインと類似
していて、それは、さらに図示されていない船体3に、ただ1本の支索2で直接
取り付けられている。その支索2は、凧形状の帆を構成する部分1のエッジポイ
ントに取り付けられる3本の個々のロープの連結部20から始まって延び、その
帆を構成する部分1は、軽くて堅固な材料で作られることが好ましいフレーム構
造を備えている。その場合、それは、適切に織布を安定させ、それをそのフォー
ムに保持するチューブ形状、あるいはロッド形状の炭素繊維補強プラスチックと
接続することを可能とされる。
【0076】 単数又は複数の支索2のそれぞれの長さの変更は、別の図面の後述の例示によ
ってより良く説明される様々な方法で、それぞれに実行されることが可能である
【0077】 したがって、線図で示された船体3の平面図である図3は、4本の支索2によ
る可能性を示し、その4本の支索2すべてにおいて、それぞれが、船体3と図示
されていない帆を構成する部分1との間で、その効果的な長さに、要素5で個々
に変えられることが可能である。
【0078】 図3、図3aおよび図3bに示される例図から、いくつかの変形が、対応する
説明によって引き出されることが可能である。
【0079】 従って、それぞれの支索2が、それに巻き揚げられて、それから巻き戻される
ことが可能な通例プーリとして構成される要素5は、船体3にそれぞれに係留さ
れることを可能とする。これらのプーリ5から、4本の支索2は、いわゆる4つ
のプーリブロックとして、あるいは、2つの二重ブロックとしてここでは変形さ
れている偏向プーリ6′によって、あるいは、船体3への、そして、そこから、
図示されていない帆を構成する部分1への支索2の力の印加の実際のポイント4
を表わす偏向要素に向う別の4つの偏向プーリ6によって、ガイドされる。
【0080】 その場合、力の印加ポイント4および帆を構成する部分1は、プーリ5にそれ
ぞれ巻揚げ、あるいは、巻き戻すために、個々の支索2を長くするか、あるいは
短くするかのいずれかをすることによって起因されて、選択的にゆっくり移動す
る。支索2のための偏向プーリとしての二重ブロック6′が、その位置を変えら
れるので、さらに、ゆっくり移動されることが可能とされる。特に、図3aおよ
び図3bの説明の場合、たとえば、このことが達成されることが可能な方法につ
いての可能性に戻って、さらに言及されている。
【0081】 図3aにおいて、図3における詳細Xが拡大して示されている。
【0082】 そこで、いくつかの矢印は、力の印加ポイント4の位置に影響を及ぼす可能性
を示すために、ここでは4つのプーリブロックとして使用される偏向プーリシス
テム6′について特に描いている。それゆえ、相応じて形成された二重矢印で示
されるように、船体3の長手軸に平行に、あるいは、直交して移動すること、お
よびピッチ円直径移動を供給することが可能である。ピッチ円直径移動は、対照
的に配置された回転軸周りに回転されることが可能な回転テーブル11への配置
で達成されることが可能である。その後、偏向システム6′は、その回転テーブ
ル11上に偏心して配置され、回転テーブルが回転する間に円形の軌道上を移動
する。
【0083】 別の変形において、レバーアームおよびジブブーム10の使用により、偏向シ
ステム6′が、2つの二重ブロックとして取り付けられる船体3のジョイント1
6にそれぞれに固定される。ジブブーム10は、帆を構成する部分1の偏向のた
めに、その上方端部において、自動的に適切に、それぞれに手動的にだけでなく
、機械的に枢支されることが可能であり、そのために、偏向システム6′によっ
て予め定められる支索2のための偏向ポイントは、ジブブーム10の移動に従っ
てそれと共にゆっくり移動する。
【0084】 特に、図3aにおいて、船体3の底部に、引掛け穴が見られることが可能であ
り、その係留された引掛け穴に、4つの別の偏向プーリ6が、取り付けられ、そ
の偏向プーリで、1本の支索2それぞれが、さらに偏向される。
【0085】 本発明による風力推進のために、図4、図4aおよび図4bに示される制御の
実施形態の場合、帆を構成する部分1でガイドされて、それらに取り付けられ、
図1のように形成されることが可能な4本の支索2が再度使用されている。それ
ぞれ個々の支索2は、独立した偏向プーリ6を介して要素5に向ってガイドされ
、その要素5によって、その支索2のそれぞれの長さが変えられることが可能で
ある。このような要素5は、図4bに示されるように、たとえば、それがヨット
および帆船それぞれに使用され、そして、フリーホイールおよびブレーキを備え
ることを可能とされるように従来のウインチとして、形成されることが可能であ
る。そのうえ、クランクが連結されることが可能であり、そのクランクによって
、それぞれの支索が巻き揚げられ、そして、巻き戻されることが可能である。
【0086】 船体3における4本の支索のための力の印加ポイント4は、偏向システムによ
って、たとえば、船員用語では、4つのプーリブロックとして称されるプーリシ
ステムによって変更されることが可能であり、その位置は、所望する移動方向お
よび現在の風向を考慮して、4本の支索2の長さを変えることによって変更され
ることが可能である。
【0087】 図4aにおける部分Yの拡大された図は、ここでは、引掛け穴13が、船体3
の底部に係留され、そのことにより、偏向プーリ6を支持する役割を果たすこと
を暗示している。
【0088】 図5、図5aおよび図5bによる実施形態の場合、ガイド8、9は、船体3の
長手軸と横断方向軸とに対する力の印加ポイント4の位置を変えるのに使用され
ている。
【0089】 このように、船体3の長手軸に平行に整列される2つの縦方向ガイド9は、船
体3のエッジに配置されている。これらの縦方向ガイド9によって、横断方向ガ
イド8は、保持されて、ガイドされ、そのために、要求に応じて、船体3の全長
にわたって移動されることが可能である。
【0090】 とはいえ、ガイド8、又は9の1つだけが、使用されることも可能である。
【0091】 断面A−Aについての断面図5aに示されているように、とはいえ、単数又は
複数の支索2は、横方向ガイド8上でガイドされるガイド要素14上に配置され
る偏向プーリ6にガイドされるか、あるいは、断念される偏向プーリ6でこのガ
イド要素14に向って近接して、それに取り付けられるかである。
【0092】 図5bにおける拡大された断面図Zに、よりわかりやすく示されているように
、ガイド要素14は、それが、形状に嵌合する方法でガイドされて、二重矢印で
示されるように保持される横方向ガイド8に沿って、往復運動されることが可能
であり、そのために、力の印加ポイント4は、そのガイド要素14を移動するこ
とによって船体3の長手軸に直交して変えられることが可能である。横方向ガイ
ド8が、ここでは、長手ガイド9に沿って変位される場合、力の印加ポイント4
の位置のさらなる変更が得られることが可能である。
【0093】 船体3とさらに図示されていない帆を構成する部分1との間の支索2の効果的
な長さを変えるための可能性に関して、図6に示される実施形態の場合、両てこ
レバー5が使用されていて、その両端部それぞれに支索2が取り付けられている
。次に、両てこレバーアーム5は、回転の軸15周りに回転されることが可能で
あり、そのために、回転軸周りの両てこレバー5の回転角度に従って、右側支索
および左側支索2それぞれが、長くされるか、短くされるかのいずれかが可能で
ある。その支索は、ここでは、二重ブロックとして形成されることが可能な1つ
の偏向プーリ6を周って、帆を構成する部分1にガイドされる。その場合、この
偏向プーリシステム6は、力の印加ポイント4の代わりになることを可能とする
【0094】 図7、図7aおよび図7bに示される実施形態の場合、ジョイント16で船体
3に取り付けられるジブブーム10は、支索のための力の印加ポイント4の位置
を変えるのに使用される。
【0095】 ジョイント16は、ボールソケット形ジョイントおよびユニバーサルジョイン
トそれぞれであることが好ましく、それによって、ジブブーム10は、あらゆる
異なる方向に枢支されることが可能である。
【0096】 支索2は、ジョイント16に対してジブブーム10の対向する端部に吊るされ
、そのジブブーム10は、船体3の最大延長部を越えて突出することが可能であ
る長さを有することを可能とされる。それゆえ、その傾斜モーメントは、いっそ
う適したレバー関係によって、さらに減少されることが可能である。
【0097】 図7aに示されるように、そのジブブーム10は、このような要素が、一般に
船員用語で称されるような帆形状をとる少なくとも1本、好ましくは、2本(図
の対置における)のロープシステムで保持されて、調整されることが可能である
【0098】 図7bに示されるように、図7bにおけるW、W′は、船体3へのその固定と
、支索2をジブブーム10に吊るすこととに用いられるジョイント16の構成を
表わすために示されている。
【0099】 支索2の長さを変える可能性のために図8、図8aに示される実施形態の場合
、原則として、個々の支索2の効果的な長さに影響を及ぼすための2つの別の方
法があり、それらは、同時に、あるいは個々に行われ、使用されることが可能で
ある。
【0100】 したがって、2本の支索2のそれぞれは、ここでは、“ウインチ”としてプー
リ5に巻き揚げられ、ここでは、4つ、あるいは少なくとも2つの偏向プーリ6
を備えている偏向プーリシステムを介してガイドされている。
【0101】 図8による平面図において明らかなように、少なくとも2つの偏向プーリ6は
、前後に並進して変位されることが可能である。
【0102】 図8aによる側面図において明らかなように、これらの偏向プーリ6は、形状
に嵌合する方法でガイドされ、ガイド18上でそれぞれに1つのペダル19と協
働されている。そのペダル19は、船体3に取り付けられるガイドに沿って前方
か、後方のいずれかに並進して移動されるとき、その場合、それぞれの支索2の
効果的な長さは、適切に短くされるか、あるいは、長くされる。
【0103】 図9には、リーボード21と従来の方向舵22とを有する船体3として、船体
を有するヨットが示されている。4本の支索2が、船の船体3に吊られ、もう1
つの両端部で、織物製の帆形状をとる帆を構成する部分1に取り付けられている
。この帆形状の帆を構成する部分1の両端部には、取り囲む圧縮ガス含有チャン
バ7が、形成され、その圧縮ガス含有チャンバ7は、さらに、圧縮ガスが含有さ
れる複数の独立した個々のチャンバを備えている。このような圧縮ガス含有チャ
ンバ7により、可撓性のある帆を構成する部分1のためのフレームおよび安定機
能が達成される。その安定性は、付加的なロッド形状の要素で示されるように、
さらに適切なチャンバデザインによって、それぞれに増大されることが可能であ
る。
【0104】 4本の支索の長さは、たとえば、以前に既述されたシステムの1つと最も異な
る形状に変えられることが可能である。
【0105】 図10には、本発明による船体3についての平面図が、線図で示されている。
その場合、船体3の幅全体にわたって、そして、場合により、それを越えて延長
されることが可能であり、船体3の引き伸ばされた横断軸のエリアに配置される
ハッチエリアは、ここでは、船の傾斜を最小にし、かつ、最適な推進速度を達成
することを可能とするために、力の印加ポイントが、図5a、5bに示されるよ
うな、ガイド8、9によって位置決めされることが可能な表面を表わしている。
このエリアは、回転テーブルあるいはジブブーム10が使用されるとき、円形と
なることを可能とされる。
【0106】 力の印加ポイントを適切に位置決めすることによって達成されることが可能な
効果が、説明の全体的な部分で述べられている。
【0107】 図11には、帆を構成する部分の変化の形状に関する3つの実施形態が図示さ
れており、個々の断面図が、ここでは識別できる。これらの実施形態の場合、帆
を構成する部分1の構造は、航空機の翼での周知の形状に基づき、このように形
成される帆を構成する部分1は、図11に示されるように、風に対して調整され
ることを可能とされ、そのために、これらの帆を構成する部分1上で、揚力成分
により、ここには図示されていない支索を介して船舶の推進力に使用されること
が可能な風が生成される。図11に示されるような、異なる変形によって、力の
印加のポイントへの引張力として作用する異なる推進力は、相応じて変えられる
流動関係によって実行されることが可能である。
【0108】 帆を構成する部分1が、図11に示されるような変形形状で使用される場合、
いわゆるCa係数(プロフィルの揚力係数)は、Cdファクターに加えて重要な
ものであり、まさに、Ca係数は、これらの場合に大きく、それゆえ、抵抗因子
は、小さく保たれる。
【0109】 プロフィルで三次元形状に影響を及ぼすことによって、その位置決め、空気力
学的特性および、それゆえ、さらに、その作用力は、相応して生ずるCa係数お
よびCdファクターにより影響を及ぼされる可能性がある。
【0110】 船の移動の間、帆を構成する部分1の形状は、さらに、圧縮ガス含有チャンバ
7内の内圧力を変えることによって影響を及ぼされることが可能である。
【0111】 図12には、個々の支索2の長さを変えることによって調節されることが可能
な帆を構成する部分1の調節された形状のための3つの別の実施形態が示され、
それによって、異なる大きな風力が考慮に入れられることが可能である。
【0112】 それゆえ、上記に示される形状は、この形状によって空気力学的な関係を保つ
ために、わずかな小さい風力まで受けることが可能であり、それによって、最大
の推進力が達成されることが可能である。
【0113】 中間の図で示されるような、帆を構成する部分1の形状を設定する場合、その
推進力は、より大きな風力で低減されることが可能であり、そして、突風で生ず
るなどのかなり強い風力の場合、図12のいちばん下の図に示されるような帆を
構成する部分1の形状の変化により、推進力が、ゼロ近くに低減され、相応じて
、きわめて低い引張力が、力の印加ポイントに生じるという結果を生ずる。この
ような変形は、さらに、説明の全体的な部分で既述されている少なくとも1つの
センサ手段などによって危険のない状態に調節されることが可能である。
【0114】 図13は、4つの空気力学的に効果的な枢支可能な要素32を有する帆を構成
する部分1を線図形状で示し、すべてにおいてその要素32は、個々に、あるい
は、共に枢支されることが可能であり、そのために、それらは、予め定められた
枢支角度が、帆を構成する部分1の表面に対して調節されるとき、鉛直方向およ
び水平方向における帆を構成する部分1の選択的移動のために使用されることを
可能とするために、航空機で周知のフラップと水平尾翼とに類似して作用するこ
とを可能とされる。これらの要素32に対して、たとえば、適切なロープが、取
り付けられることが可能であり、それによって、アタック角度が調節されること
が可能である。これらの要素32が、二次元の方法で帆を構成する部分1の残り
の部分に係合する場合、それらは効果的でない。
【0115】 これらの空気力学的に効果的な要素32の場合、Ca/Cd割合は、それぞれ
の所望の形状で推進力を操作するのにさらに影響を及ぼされることが可能である
【0116】 図14の場合、支索のスリング要素の効果および機能は、線図で説明されてい
る。その場合、船体3にロッド形状であるただ1つのこのような要素35は、1
本の支索2だけのための効果および機能を伴って示されている。支索2は、船が
所望の方向に移動されるという結果を生ずる所望のコースにあるように、帆を構
成する部分1が風の方に配置されるとき、実線で図示されている。帆を構成する
部分1は、ここでは、ゆっくり移動し、とはいえ、同じ力の支索2は、それと共
に移動し、支索のためのスリング要素35に接触し、手動で、あるいは、別のス
テイアリング可能力によって、いかなる係合を必要とすることなく、それに対向
する方向に帆を構成する部分1の移動を必然的に結果として生ずるゆっくり移動
する動きは、相応じて制限される。
【0117】 いうまでもなく、図示されていない形状の支索のための複数のこのようなスリ
ング要素35を表すことができる。これらは、さらに、2つの方向における帆を
構成する部分1のゆっくりした移動を制限するために、1本の支索2のために対
になって使用されることを可能とされる。
【0118】 とはいえ、支索のためのスリング要素35は、さらに、説明の全体的な部分に
おいて既述のような束形状で形成されることを可能とされる。
【0119】 図15には、少なくとも1本の支索100を介して、凧に類似する帆を構成す
る部分1に連結される風力推進船3は、帆を構成する部分1をアタックする風力
が、船体3の推進力に使用されることが可能であるように、きわめて簡素化され
た方法で示されている。
【0120】 図16には、連結ブランチ108を備える圧縮ガス含有チャンバ7を有する帆
を構成する部分1が示されている。その連結ブランチ108は、導管111に連
結されることが可能であり、その導管を介して、圧縮ガス含有チャンバ7が、ヘ
リウムであることが好ましいガスで充填され、そのために、充填された圧縮ガス
含有チャンバ7によって、帆を構成する部分1に作用する重力のバランスを保つ
のに十分である揚力成分が、達成されることが可能である。
【0121】 連結ブランチ108は、たとえば、圧縮ガス含有チャンバ7を充填後、ロック
されることができる従来の迅速に作用するクロージャ形状で構成されることを可
能とし、そのために、第1導管111(ここには図示せず)は、圧縮ガス含有チ
ャンバ7を充填後、連結ブランチ108から再度離脱されることが可能であり、
そして、ガスが圧縮ガス含有チャンバ7から再循環される場合のみ、その連結が
再度行われる。
【0122】 図17には、第1導管111に配置されるバルブ102を開放後、圧縮ガスが
圧縮ガスアキュムレータ104から帆を構成する部分1の圧縮ガス含有チャンバ
7に方向付けられることが可能である実施形態が、線図で示されている。その場
合、バイパス形状をとり、バルブ102の周囲に置かれる第2導管103に配置
されるバルブ105は、閉鎖されている。
【0123】 ガスを圧縮ガス含有チャンバ7から圧縮ガスアキュムレータ104に再循環す
るために、バルブ102は、閉鎖され、第2導管103のバルブ105は、開放
され、膨張の力は、圧縮ガス含有チャンバ7から圧縮ガスアキュムレータ104
への再循環を少なくとも助けるために、圧縮ガス含有チャンバ7に用いられるこ
とが可能である。
【0124】 図18には、圧縮ガスアキュムレータ104から圧縮ガス含有チャンバ107
への、そして、圧縮ガス含有チャンバ107から圧縮ガスアキュムレータ104
へのガス供給および再循環の別の実施形態が示されている。ここでは、2つの導
管111、103は、圧縮ガスアキュムレータ104と圧縮ガス含有チャンバ7
とに対して互いに平行に連結されている。圧縮ガスアキュムレータ104内に圧
縮された形状で含有されるガスは、バルブ102開放後、圧縮ガス含有チャンバ
7に通過することを可能とされ、そこに一時的に蓄積され、そして、帆を構成す
る部分1の揚力に使用されることが可能である。
【0125】 圧縮ガス含有チャンバ7が、排出されるときに、導管111を通るいずれかの
連結が、分離され、そして、これは、バルブ102を閉鎖することによって達成
されることが可能であり、また同時に、その誘導側で、圧縮ガス含有チャンバ側
に連結されるコンプレッサ107は、スイッチがつけられ、ガスは、圧縮ガス含
有チャンバ7から圧縮ガスアキュムレータ104にポンプで注入されることが可
能である。
【0126】 図19による実施形態は、導管103が、バルブ102の周囲にバイパスとし
て形成されるという点で、図18による実施形態に対して変形されている。とは
いえ、説明の全体の部分で既に説明されるように、図示されていない形状で、バ
ルブ102、コンプレッサ107および導管111、103は、交換されること
が可能である。
【0127】 図19には、さらに、第1導管111の少なくとも1つのエリア111′が、
可撓性のある方法で形成されることが可能であることが示されている。
【0128】 図20には、2つの圧縮ガスアキュムレータ104、114を有するガス供給
および再循環装置の実施形態が示されている。
【0129】 その場合、それは、より高い内圧力を有する圧縮ガスアキュムレータ104で
対処し、その圧縮ガスアキュムレータ104から、圧縮ガス含有チャンバは、第
1導管111のバルブ102を開放後、充填される。
【0130】 第2導管の閉鎖されたバルブ102および開放されたバルブ105を用いて、
圧縮ガス含有チャンバ7において適切に圧縮されるガスは、第2圧縮ガスアキュ
ムレータ114に再循環され、比較的低い圧力で、そこに一時的に蓄積されるこ
とを可能とされ、圧縮ガスアキュムレータ114の内部容積は、圧縮ガスアキュ
ムレータ104の内部容積に対して比較的多くされることを可能とされることが
好ましい。この圧縮ガスアキュムレータ114について、低い圧力ガスアキュム
レータ114から圧縮ガスアキュムレータ104に一時的に蓄積されたガスは、
その誘導側でq、圧縮ガスアキュムレータ104に、そして、その分配側で圧縮
ガスアキュムレータ104に連結されるコンプレッサ107のスイッチをつけた
後、適当なときに、その後、圧縮され、再補充されることが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による船に使用されることが可能な帆を構成する部分の実施形
態を示している。
【図2】 図2は、凧形状を有する帆を構成する部分の別の実施形態を示している。
【図3】 図3は、本発明による風力推進のための実施形態を有する船体の平面図を図示
している。図3aは、図3におけるXの拡大された区分を図示している。図3b
は、図3による実施形態に使用されることが可能なジブブームを図示している。
【図4】 図4は、船体を有する別の実施形態の平面図を図示している。図4aは、図4
におけるYの拡大された区分を図示している。図4bは、支索の長さを変えるの
に適している要素の実施形態を示している。
【図5】 図5は、船の船体上でガイドを行う別の実施形態の平面図を示している。図5
aは、図5におけるA−Aについての断面図を示している。図5bは、図5aに
おける区分Zの拡大図を図示している。
【図6】 図6は、風力推進の別の実施形態を平面図で示している。
【図7】 図7は、力の印加ポイントを変えるためにジブブームを有する船体の平面図を
示している。図7aは、図7による実施形態の正面図を示している。図7bは、
図7aにおける区分W、W′の拡大図を示している。
【図8】 図8は、風力推進の別の実施形態の平面図を示している。図8aは、図8の側
面図を示している。
【図9】 図9は、ヨットの風力推進の実施形態の概略図を示している。
【図10】 図10は、線図で示されたの船体の平面図を示している。
【図11】 図11は、帆を構成する部分および風の方に向う帆を構成する部分の可能な調
整のための変形の3つの実施形態を示している。
【図12】 図12は、風力を考慮して帆を構成する部分の調節された形状のための3つの
実施形態を示している。
【図13】 図13は、空気力学的に効果的な要素を有する帆を構成する部分の線図を示し
ている。
【図14】 図14は、3つの図面において、船体に配置される支索のためのスリング要素
の線図を示している。
【図15】 図15は、支索によって帆を構成する部分に連結される船体を線図で示してい
る。
【図16】 図16は、圧縮ガス含有チャンバと連結ブランチとを備える帆を構成する部分
の実施形態を示している。
【図17】 図17は本発明によるガスの供給および再循環の実施形態の構造を線形状で示
している。
【図18】 図18は、本発明によるガスの供給および再循環の第2の実施形態を示してい
る。
【図19】 図19は、本発明により使用されるガスの供給および再循環の第3の実施形態
を示している。
【図20】 図20は、2つのアキュムレータを有する本発明により使用されるガスの供給
および再循環の実施形態を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風力推進船であって、船体にきわめて近接して少なくとも1
    本の支索で保持される帆を構成する部分を有し、該単数又は複数の支索が、該帆
    を構成する部分(1)に互いに離れて間隔が置かれている少なくとも3つのポイ
    ントに取り付けられ、該船体(3)の該単数又は複数の支索の力の印加ポイント
    (4)が、風向および風の動きに依存して変えられることができることを特徴と
    する風力推進船。
  2. 【請求項2】 前記帆を構成する部分(1)が、可撓性のある材料で作られ
    ることを特徴とする請求項1に記載の船。
  3. 【請求項3】 前記帆を構成する部分に、少なくとも1つの圧縮ガス含有チ
    ャンバ(7)が形成されること、および/または取り付けられることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の船。
  4. 【請求項4】 前記単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバ(7)が、空気よ
    り低い密度を有する圧縮ガスで充填されることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の船。
  5. 【請求項5】 前記単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバ(7)に、風の動
    圧力を使用して充填するための開口があることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の船。
  6. 【請求項6】 前記単数又は複数の支索(2)が、前記船体(3)の前記帆
    を構成する部分(1)と前記船体(3)との間に前記単数又は複数の支索(2)
    の長さを変えるための要素(5)で保持されていることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか一項に記載の船。
  7. 【請求項7】 前記各支索(2)が、その長さを変えるための前記要素(5
    )で前記船体(3)に個々に保持されていることを特徴とする請求項6に記載の
    船。
  8. 【請求項8】 前記力の印加ポイント(4)が、前記船体(3)に取り付け
    られるガイド(8、9)に沿って変えられることができることを特徴とする請求
    項1に記載の船。
  9. 【請求項9】 前記力の印加ポイント(4)が、前記船体(3)に取り付け
    られる回転テーブル(11)に偏心して配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の船。
  10. 【請求項10】 前記力の印加ポイント(4)が、前記船体(3)に取り付
    けられる枢支可能なジブブーム(10)に配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載の船。
  11. 【請求項11】 前記力の印加ポイント(4)が、前記船体(3)の横方向
    引張ポイントに対して変更可能であることを特徴とする請求項1から10のいず
    れか一項に記載の船。
  12. 【請求項12】 前記力の印加ポイント(4)が、前記船の長手軸に対して
    、平行に、および/または直交して変更可能であることを特徴とする請求項1か
    ら11のいずれか一項に記載の船。
  13. 【請求項13】 前記支索(2)のそれぞれの長さが、個々に変更可能であ
    ることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の船。
  14. 【請求項14】 前記支索(2)のそれぞれが、独立したプーリ(5)で巻
    き揚げられることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の船。
  15. 【請求項15】 前記支索(2)が、少なくとも1つの偏向プーリ(6)に
    よってガイドされることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の
    船。
  16. 【請求項16】 前記単数又は複数の偏向プーリ(6)が、移動可能である
    ことを特徴とする請求項15に記載の船。
  17. 【請求項17】 前記3本の支索(2)が、三角形にまたがる3つのポイン
    トで、前記船体(3)に保持され、そして、前記帆を構成する部分(1)に取り
    付けられることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の船。
  18. 【請求項18】 前記4本の支索(2)が、正方形にまたがる4つのポイン
    トで前記船体(3)に保持され、そして、前記帆を構成する部分(1)に取り付
    けられることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の船。
  19. 【請求項19】 前記単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバ(7)が、前記
    帆を構成する部分(1)のエッジに形成されていることを特徴とする請求項1か
    ら18のいずれか一項に記載の船。
  20. 【請求項20】 前記単数又は複数の圧縮ガス含有チャンバ(7)の揚力が
    、前記帆を構成する部分(1)の重量より大きいかあるいは等しいことを特徴とす
    る請求項1から19のいずれか一項に記載の船。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの流体力学的に効果的な要素(31)が、
    前記船体(3)に配置されていることを特徴とする請求項1から20のいずれか
    一項に記載の船。
  22. 【請求項22】 前記単数又は複数の要素(31)が、軸周りに枢支可能で
    あることを特徴とする請求項21に記載の船。
  23. 【請求項23】 前記単数又は複数の要素(31)の枢支角度が、前記船の
    速度および/または前記帆を構成する部分(1)の引張力に依存して調節可能で
    あることを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の船。
  24. 【請求項24】 前記帆を構成する部分(1)に、少なくとも1つの空気力
    学的に、効果的に枢支可能な要素(32)が存在することを特徴とする請求項1
    から23のいずれか一項に記載の船。
  25. 【請求項25】 前記船体(3)に取り付けられるリーボードが、前記長手
    軸に対して回転可能であることを特徴とする請求項1から24のいずれか一項に
    記載の船。
  26. 【請求項26】 前記船体(3)の方にガイドされる少なくとも1つのセン
    サストリングが、前記帆を構成する部分(1)に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1から25のいずれか一項に記載の船。
  27. 【請求項27】 過負荷から保護する要素が、前記支索(2)に存在するこ
    とを特徴とする請求項1から26のいずれか一項に記載の船。
  28. 【請求項28】 風力失速要素が、前記帆を構成する部分(1)のアウタエ
    ッジに存在することを特徴とする請求項1から27のいずれか一項に記載の船。
  29. 【請求項29】 支索スリング要素(35)が、前記船体(3)に存在する
    ことを特徴とする請求項1から28のいずれか一項に記載の船。
  30. 【請求項30】 少なくとも1つの圧縮ガス含有チャンバ(7)が、1つの
    第1導管(111)と1つのバルブ(102)とによって少なくとも1つの圧縮
    ガスアキュムレータ(104)に連結可能であり、そして、該圧縮ガス含有チャ
    ンバ(7)が、該ガスアキュムレータ(104)から充填されることが可能であ
    ることを特徴とする請求項1から29のいずれか一項に記載の風力推進。
  31. 【請求項31】 前記圧縮ガス含有チャンバ(7)に連結可能かあるいは前
    記第1導管(111)に連結される第2導管(103)が、前記圧縮ガス含有チ
    ャンバ(7)から少なくとも前記第1圧縮ガスアキュムレータ(104)かある
    いは第2圧縮ガスアキュムレータ(114)にガスを再循環するために存在して
    いることを特徴とする請求項30に記載の風力推進。
  32. 【請求項32】 少なくとも前記第1導管(111)が、可撓性のある方法
    で全体に形成されていることを特徴とする請求項30または31のいずれかに記
    載の風力推進。
  33. 【請求項33】 コンプレッサ(107)が、前記第2導管(103)と直
    列形配置に設けられていることを特徴とする請求項30から32のいずれか一項
    に記載の風力推進。
  34. 【請求項34】 前記第1圧縮ガスアキュムレータ(104)に、前記圧縮
    ガス含有チャンバ(7)における内圧力より大きいかあるいは等しい前記圧縮ガ
    スの圧力が、満たされていることを特徴とする請求項20から33のいずれか一
    項に記載の風力推進。
  35. 【請求項35】 前記コンプレッサ(107)の誘導側が、前記圧縮ガス含
    有チャンバ(7)に取り付けられ、その分配側が、前記第2導管(103)の前
    記圧縮ガスアキュムレータ(104、114)に取り付けられていることを特徴
    とする請求項30から34のいずれか一項に記載の風力推進。
  36. 【請求項36】 前記コンプレッサ(107)を有する前記第2導管(103
    )が、前記バルブ(102)の周囲にバイパス形状で前記第1導管(111)に
    連結されていることを特徴とする請求項30から35のいずれか一項に記載の風
    力推進。
  37. 【請求項37】 前記第1導管(111)が、バイパスとして前記コンプレ
    ッサ(107)の周囲にガイドされ、そして、ツーウェイバルブが、前記第1導
    管(111)に配置されていることを特徴とする請求項30から35のいずれか
    一項に記載の風力推進。
  38. 【請求項38】 前記圧縮ガス含有チャンバ(7)および前記圧縮ガスアキ
    ュムレータ(104)が、ガスよりも低い密度を有するガスで充填されているこ
    とを特徴とする請求項30から37のいずれか一項に記載の風力推進。
  39. 【請求項39】 少なくとも前記1つの圧縮ガスアキュムレータ(104、
    114)が、船に取り付けられることが可能であることを特徴とする請求項30
    から38のいずれか一項に記載の風力推進。
  40. 【請求項40】 前記圧縮ガス含有チャンバ(7)に、少なくとも1つのロ
    ック可能な連結ブランチ(108)が、第1導管(111)のために存在してい
    ることを特徴とする請求項30から38のいずれか一項に記載の船。
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