JPH06115494A - 帆 船 - Google Patents

帆 船

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JPH06115494A
JPH06115494A JP3154955A JP15495591A JPH06115494A JP H06115494 A JPH06115494 A JP H06115494A JP 3154955 A JP3154955 A JP 3154955A JP 15495591 A JP15495591 A JP 15495591A JP H06115494 A JPH06115494 A JP H06115494A
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JP
Japan
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aileron
sailboat
foils
foil
shroud
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JP3154955A
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English (en)
Inventor
Thomas Sukaabara Guria
グリア・トーマス・スカーバラ
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 中央の主ハルの側部に1対のスポンソンを用
いる帆船で移動の速度、快適性及び安定性の向上を図
る。 【構成】 補助翼のフォイル22,24が設けられ、そ
れのアタックの角度は、シュラウドシステム40,42
から補助翼のフォイルへ伝達される帆における負荷によ
り自動的に調整される。この水中翼を装備された帆船
は、従来のハルの船よりずっと安定性が良い。自動化さ
れた水中翼を用いることにより、より強力な帆を利用す
ることができ、かつ従来の帆船と比べると水中に入れら
れた表面からのずっとより少ない抗力を示す。ほとんど
横揺れまたは縦揺れなしに、中くらいから強度の風の条
件においてだけ、帆の力の下で風のほぼ2倍から3倍の
速度で移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】この発明は、帆の上の負荷に応答して操
作される水中翼を装備された帆船に関するものである。
【0003】
【先行技術の説明】互いの方に傾けられた軸のまわりに
回転自在の水中翼を含む多くのハルの帆船が考案されて
いる。水中翼のそれらの軸の周囲の回転は、船を直立し
た位置に維持することを助けるように、水中翼が水を通
って移動するときに各水中翼のアタックの角度を調整す
る。しかしながら、従来、水中翼の調整は、水中翼が水
を通って移動するときに、手によってまたは水中翼表面
上の水の圧力に応答して行なわれている。1つのそのよ
うな従来のシステムは、米国特許第3,949,695
号に開示される。
【0004】
【発明の概要】この発明は、中央の主ハルの向かい合っ
た側部上に位置決めされた1対のスポンソン(sponson
)を用いる型式の帆船であり、各スポンソンに対して
別個のマストおよび支持シュラウドシステムが設けら
れ、かつ移動の速度および快適は、従来のシステムに勝
って劇的に改良されている。この発明の帆船には、補助
翼のフォイル(aileron foils )が設けられ、それのア
タックの角度は、シュラウドシステムから補助翼のフォ
イルへ伝達される帆における負荷により自動的に調整さ
れる。この発明の水中翼を装備された帆船は、従来の多
くのハルの船よりずっと安定性が良い。さらに、この安
定性は、波に全く影響されない。自動化された水中翼調
整システムを用いることにより、船は、ずっとより強力
な帆を利用することができ、かつ従来の帆船と比べると
水中に入れられた表面からのずっとより少ない抗力を示
す。この発明による帆船は、ほとんど横揺れまたは縦揺
れなしに、中くらいから強度の風の条件においてだけ、
帆の力の下で風のほぼ2倍から3倍の速度で移動するこ
とができる。
【0005】
【実施例の説明】図1は、中央の主ハル12と、1対の
スポンソン14および16と、各々が別個の組のシュラ
ウドを有するマスト18および20と、1対の補助翼の
フォイル22および24と、図6および7において一般
的に26で示される負荷感知およびフォイル制御手段と
を含む、帆船10を示す。
【0006】マスト18および20の各々は、別個のシ
ュラウドシステムにより支持されている。マスト18お
よび20は、どちらも船内の上方シュラウド40および
船外の上方シュラウド42により支持されている。船内
の上方シュラウド40は、マスト18および20から離
れて間隔をあけられて、それらの間に上方ストラット
(strut )34に取付けられる。船外の上方シュラウド
42は、スプレッダ38の外へ向けられた先端に取付け
られる。船内のシュラウド40は、上方ストラット34
から下方に延在し、かつマスト18および20から離れ
て間隔をあけられてそれらの間に、モノコック(monoco
que)ブリッジ28に固定される。シュラウド40は、
また、以下に説明されるであろう態様において、負荷感
知およびフォイル制御手段に連結される。船外の上方シ
ュラウド42は、下方に延在し、かつスポンソン14お
よび16の船外の側部から外へ延在するスプレッダ44
をわたって通過する。次いで、船外の上方シュラウド4
2は、内側へ通過し、かつスポンソン14および16内
に固定され、かつやはり以下に説明されるであろう態様
において負荷感知およびフォイル制御手段26に連結さ
れる。
【0007】
【補助翼のフォイル】補助翼のフォイル22および24
は、構造において実質的に同一であり、かつステンレス
鋼またはシリコンカーバイドチタニウムから形成されて
もよい。シリコンカーバイドチタニウムの構造は、より
少ない抗力をもたらし、なぜならば、それは、優れたア
スペクト比をもたらすがステンレス鋼よりかなり高価で
あるからである。補助翼のフォイルの構造は、図10な
いし13に詳細に例示される。補助翼のフォイル22お
よび24は、細長いパドル状の構造であり、かつ各々が
支持ビーム56上に装着される。支持ビーム56は、装
着ブラケット58によって回転自在の態様においてスポ
ンソン14および16の上に装着される。装着ブラケッ
ト58の底部は、スポンソン14および16の構造に固
定される。各装着ブラケット58は、1対の外へ延在す
る耳(ear )60を有する。支持ビーム56は、各々ベ
ルクランクアセンブリ(bell crank assembly )に固く
結合され、それは、ブラケットの耳60の間に回転自在
に結合される。液圧アクチュエータ64は、ベルクラン
ク62を動作させる。液圧アクチュエータ64の駆動
は、ベルクランク62を装着ブラケット58に関して回
転させる。各ベルクランク62は、支持ビーム56を支
持するビーム装着プレート63に固定される。補助翼の
フォイル22および24は、それらのそれぞれの支持ビ
ーム56に連結され、かつ図12に描かれる軸61の周
囲の回転において移動し、耳60を介して通過する。回
転の軸61は、スポンソン14および16ならびに中央
の主ハル12の整列に平行である。
【0008】補助翼アセンブリの内部構造は、図13に
描かれる。その図において示されるように、補助翼のフ
ォイル22および24の各々には、その周囲を補助翼の
フォイル22および24が支持ビーム56に関して回転
させられることができる回転の軸78を規定するスタブ
アクスル(stub axle )76が設けられている。たとえ
ば図2および3に描かれるように、帆船10が使用され
ているときには、軸78は、通常は水平位置に関して傾
けられている。このように、補助翼のフォイル22およ
び24の軸78は、液圧アクチュエータ64の駆動によ
り制御される角度において互いの方へ下方に傾いてい
る。
【0009】
【補助翼のフォイルの制御】エンドレスのループケーブ
ル92は、クランクシリンダ88から離れたクランクア
ーム60の先端において開口部内に留められ、そのため
ブラケットの耳60における開口部93を介したエンド
レスのループケーブル92の縦の運動は、クランクアー
ム90が回転において向きを変えるようにする。クラン
クアーム90の回転は、そこにキー留めされているクラ
ンクシリンダ88を回転させる。クランクシリンダ88
の回転は、連結ロッド80の縦の運動を結果として生
じ、それは、スタブアクスル76および補助翼のフォイ
ル22および24をそれとともに軸78の周囲に回転さ
せる。こうして、エンドレスのループケーブル92を装
着ブラケット58に関して縦に進ませることにより、軸
78の周囲のかつ支持ビーム56に関する補助翼のフォ
イル22および24の方向付けの角度およびしたがっ
て、補助翼のフォイル22および24の水に関するアタ
ックの角度は、変化させることができる。
【0010】図1に示されるように、補助翼のフォイル
22および24は、それぞれ、支持ビーム56によりス
ポンソン14および16から多関節態様において保持さ
れる。支持ビーム56は、回転自在の態様においてスポ
ンソン14および16上に装着される。液圧アクチュエ
ータ64は、スポンソン14および16に関して支持ビ
ーム56を回転させる。補助翼のフォイル22および2
4は、それの周囲に補助翼のフォイル22および24が
支持ビーム56に関して回転自在である軸78の傾きの
調整を許容するように、軸61の周囲に支持ビーム56
で回転自在である。軸78は、スポンソン14および1
6および中央の主ハル12の方向付けに垂直な垂直面に
横たわる。
【0011】
【負荷検知およびホイル制御】負荷検知およびホイル制
御手段26の動作については第6図、第7図、第11図
および第15図を参照して最もよく記載され得る。負荷
検知およびホイル制御システム26はエルロンホイル2
2および24の各々のための回転駆動手段と、エレベー
タホイル108のための回転駆動手段とからなる。エル
ロンホイル22および24のためのこの回転駆動手段は
第11図および第13図に描写された、エンドレスルー
プケーブル92からクランクアーム90,クランクシリ
ンダ88,接続ロッド80およびスタブアクセル76を
介して存在する機械的リンケージを含む。2つの対抗す
る回転方向のいずれかにクランクアーム90を回転させ
ようとするエンドレスループケーブル92の縦方向の前
進によりエルロンホイル22および24がそれらそれぞ
れの軸78の回りを回転させられる。第7図に示すとお
り、エンドレスループケーブル92の縦方向の前進によ
りエルロンホイル22および24が互いに逆の回転で回
転させられるようにエンドレスループケーブル92は滑
車128のシステムを介して接続される。
【0012】負荷検知およびホイル制御手段26はまた
比例負荷トランスジューサ130を備え、これについて
は第6図、7図および9図に示す。別個の比例トランス
ジューサ130が、船内シュラウド40と船外シュラウ
ド42との間、およびエンドレスループケーブル92で
あるエルロン回転駆動手段とそこおよびエルロンホイル
22および24に結合される機械的リンケージとの間に
結合される。比例負荷トランスジューサ130はそれぞ
れ船体システムに対しての回転のために装着されたベル
クランク132からなる。特に、船内上部シュラウド4
0に接続された比例負荷トランスジューサ130のベル
クランク132はモノコックブリッジ(monocoque brid
ge)内に回転自在に装着される。同様の態様で、上部船
外シュラウド42に結合される比例負荷トランスジュー
サ130のベルクランク132はスポンソン14および
16内に回転自在に装着される。比例負荷トランスジュ
ーサ130の各々はシュラウドにおける負荷の一部をこ
れに送りそこにエルロン駆動エンドレスループケーブル
92が接続される。
【0013】ベルクランク132の各々の一方のアーム
はエンドレスループケーブル92に接続される。各ベル
クランク132のこの同じアームが船体システムに対し
てすえつけられた極めて重いコイルバネに結合される。
特に、上部船内シュラウド40に結合される比例負荷ト
ランスジューサ130のバネ134はモノコックブリッ
ジ28と、エンドレスループケーブル92が接続される
ベルクランク132のアーム136との間にすえつけら
れる。これら同じベルクランク132のアーム138が
上部船内シュラウド40に接続される。
【0014】類似する態様で、船外上部シュラウド42
はスポンソン14および16内での回転のために装着さ
れたベルクランク132のアーム138に接続される。
これらベルクランク132の他方のアーム138はスポ
ンソン14および16の構造にバネ134により固定さ
れる。これら同じベルクランク132のアーム136も
またエンドレスループケーブル92に結合される。
【0015】比例負荷トランスジューサ130は、上部
船内シュラウド40および上部船外シュラウド42から
そこに対して送られたシュラウド負荷の一部分が帆30
および32に対する風のいかなる方向に関しても付加的
であるような態様でエンドレスループケーブル92に接
続される。すなわち、帆30および32の双方に抗して
同じ方向に風が作用する限りにおいては、比例負荷トラ
ンスジューサ130から派生した比例する力はエンドレ
スループケーブル92を同じ方向に前進させるべくすべ
て作用することになる。エルロンホイル22および24
は互いに対して逆回転で移動するべく結合されているの
で、迎え角に対する影響は2つのエルロン22および2
4との間では逆になる。
【0016】
【手動によるエルロンホイル調節】シュラウドシステム
に対し作用する力には正確に比例しないものもあるの
で、負荷検知およびホイル制御手段26には手動で操作
可能なケーブル前進調節装置140を備えることが望ま
しく、これについては第8図に詳細に示す。この手動前
進調節装置140は支持ベース146上に装着された1
対の回転ブロック142ともう1対の回転ブロック14
4とを備える。装置140はまたトリム(TRIM)滑車1
48および150を備える。トリム滑車148および1
50はそれぞれ液圧アクチュエータ154および156
に接続される。エンドレスループケーブル92は回転ブ
ロック142の上をかつトリム滑車148の回りを通
り、また回転ブロック144の上をかつトリム滑車15
0の回りを通る。
【0017】液圧シリンダ154がエンドレスループケ
ーブル92に対し張力を及ぼすべくトリム滑車148上
を上向きに進むべく起動されると、エルロンクランクア
ーム90のセットポイント位置は装着プレート163に
対して1つの回転方向に調節されることになる。代替的
には、液圧アクチュエータ156がトリム滑車150上
を下向きに進むべく起動されるとき、張力はエンドレス
ループケーブル92に対し逆の方向に発揮されることに
なる。エルロンクランクアーム90はそこで装着プレー
ト163に対し逆の方向に回転し新しいセットポイント
位置まで進むことになる。手動で操作可能なケーブル前
進調節装置140はそこから比例負荷負荷トランスジュ
ーサ130と直列にエンドレスループケーブル92に結
合され、エンドレスループケーブル92の前進の手動に
よる調節が可能となる。
【0018】ループ内のトリム滑車148および150
はエンドレスループケーブル92により形成され、エル
ロンホイル22および24の迎え角のセットポイントま
たはゼロ設定を制御する手動操作可能ケーブル調節シス
テム140としての役割を果たす。手動操作可能ケーブ
ル調節システム140は帆船10の重量を補い、セーリ
ングの際帆船10を水から上げたり下げたりするために
使用され、したがってスピードブレーキとしての役割を
果たす。液圧駆動シリンダ154によるトリム滑車14
8への上向きの張力はエルロンホイル22および24を
上げかつ船を水から上げる傾向にある。逆に、下部トリ
ム滑車150に対する下向きの張力はエルロンホイル2
2および24ならびに帆船10を水中に保持する傾向に
ある。
【0019】ここで第2図および7図を参照して、図面
の左から帆船10に対して作用する風が方向矢印158
により示される方向の力を及ぼす。帆船10のポート側
を横切る方向158に風が吹くとき、帆30および32
における風の力が帆船10を風下に向かって傾けかつ横
に動かす傾向にある。また、エルロンホイル22および
24の水を介しての前向きの動きがエルロンホイル22
および24の側面に対し流体力学的揚げ力を作出すこと
になる。すなわち、揚げ力がエルロンホイル22の上部
表面と、エルロンホイル24の下部表面に対して作用す
ることになる。揚げ力が帆船10の風下に向かっての傾
きの程度を低減しかつ横向きの動きに抵抗する。
【0020】エルロンホイル22および24に対する揚
げ力の大きさはエルロンホイル22および24の水を介
しての迎え角により制御される。風158の速度が増す
につれ、帆船10の速度もまた上昇するので、したがっ
て傾ける力もまた増す傾向にある。この力を相殺するた
めに、風上エルロンホイルの後縁は上向きに回転させら
れかつ風下エルロンホイルの後端は下向きに回転させら
れ、これにより帆船の安定が図られる。
【0021】エルロンホイル22および24の迎え角を
変化させるために必要な力は第7図に示すとおり、比例
負荷トランスジューサ130を介して与えれる力により
作出される。すなわち、帆船10のポート側を越えて吹
込む方向158の風速では、風速の上昇によりエルロン
ホイル22の後縁を下向きに回転させかつエルロンホイ
ル24の後縁を上向きに回転させることが必要であり、
これにより水中を移動する船10を安定させる。これら
の力はマスト20の船外上部シュラウド42を介して伝
達された力における増加によりもたらされかつマスト1
8の船内上部シュラウド40を介して伝えられる増大し
た力により作出されるものである。これらの増大した力
は第7図に方向を示す矢印160により示される。同時
に、マスト20の風下船内上部シュラウド40およびマ
スト18の風下船外上部シュラウド42に対する力が低
減される。これら力は第7図に方向を示す矢印162に
より示されている。
【0022】力160が増大しかつ力162が低減され
るとき、増大した力160と低減された162の一部が
比例負荷トランスジューサ130を介してエンドレスル
ープケーブル92に送られる。第7図に見られるとお
り、これによりエンドレスループケーブル92の方向を
示す矢印164により示される方向の縦方向の並進運動
が結果として生じる。エンドレスループケーブル92の
第7図の方向矢印164により示される方向の並進運動
がエルロンクランクアーム90に対して作用するトルク
として送られたこれが第2図に見られるようにエルロン
ホイル24の後縁を上げかつ第2図に示されるとおりエ
ルロンホイル22の後縁をさげる傾向にある。こうし
て、風速におけるダイナミックな変化を相殺するために
エルロンホイル22および24の迎え角を変化させるの
に必要な力は帆船10の装置を介して伝えられる力によ
り自動的に作出される。詳細には、これらの力は船内お
よび船外上部シュラウド40および42を介して伝達さ
れる力により自動的に作出される。
【0023】第7図の方向矢印166により示される逆
の方向に風が吹くとき、まったく逆の状況が生じる。す
なわち、第7図に示される方向矢印166により示され
る方向の風力が増加すると、力162が増大しかつ力1
60が減少する。このことによりエンドレスループケー
ブル92に伝えられる力の比例的な変化が結果として生
まれ、これにより第7図に示される方向矢印168によ
り示された方向のエンドレスループケーブル92の縦方
向の並進運動が生じる。この場合風上エルロンホイル2
2の後縁を上向きに回転させかつ風下エルロンホイル2
4の後縁を下向きに回転させることにより生じた増大し
た流体増圧力は増加した風速から派生する増大した空力
により対向される。これらの力は方向矢印162により
示され、方向矢印168により示されるエンドレスルー
プケーブル92に対する力として伝えられる。
【0024】帆30および32は双方ともウィング帆で
ありかつ同じ構造を有する。帆30および32の構造は
また独自のものでありかつウィング帆30の部分を示す
切断斜視図である第18図に図示される。
【0025】各ウィング帆は共通のリーチ(leech )1
86でともに結合されたナイロンまたはケブラー(kevl
ar)の一対の帆布182および184からなる。1対の
直立ローラ188および190はマスト18または20
に隣接して位置しかつマストの各々の全長に亘って延在
する。帆布182および184の各々はローラ188お
よび190のうち一方に固定される。ローラ188およ
び190は手動で制御される液圧駆動手段(図示せず)
によりともに回転可能であり、帆布182および184
を選択的に張りかつ緩めるために逆方向の回転で動く。
帆布182および184を選択的に張りかつ緩めること
により帆の面積および縦横比を調節する。
【0026】好ましくは、帆布182および184は双
方とも帆布182および184の内側表面に固定される
強化ウェビング(webbing )192を設けることが好ま
しい。ウェビング192は帆布182および184の内
側表面に対し縫われたグラスファイバのフィラメントの
格子で形成されてもよい。ウェビング192はマスト1
8および20ならびにセールブーム(sail boom )19
6および198へ風からの負荷のいくらかを運ぶ助けと
なる。帆30および32の各々の足元は第5図に示され
るように、帆船10がドックに入っているときまたは嵐
の間帆布182および184が垂直に配向されたローラ
188および190に完全に巻き取られ得るようにブー
ム196および198に対して緩められ得る。この発明
の帆船はこのような高速で進むので、もしエルロンフォ
イル22または24の1つが、礁または丸太のような浸
水した、または部分的に浸水した物体に当たり、かつそ
れから切断されれば、重大な損害または傷害が起こり得
る。もし風上のエルロンフォイルが切断されれば、フォ
イルの損失は船舶が転覆するのを防ぐことに役立つ釣り
合わせ力を取除くであろう。結果として、帆船は多分、
風下の方へ激しく横揺れするであろう。これは船舶への
重大な損害またはその占拠者に対する傷害の結果をもた
らすであろう。さらに、沖に出たところでのエアロンフ
ォイルの損失は船舶を助けのない状態にするであろう。
また、浸水している物体に対するエルロンフォイルの衝
撃はフォイルが装着されている支持梁を介して伝達され
るであろうし、かつエルロンフォイルおよび支持梁をそ
れが装着されているスポンソンから引き離し、それによ
りスポンソンに重大に損害を与える。
【0027】このような発生を防ぐために、支持梁56
はスポンソン14および16上に、図10ないし図13
において描かれているものに対する代替の態様におい
て、装着されてもよい。このような代替のエルロンフォ
イル装着手段は図20に示されている。図20の配置に
おいて、支持梁56は改造された装着ブラケット58′
によりスポンソン14および16上に装着されている。
装着ブラケット58′はブラケットイア(bracket ear
)60を有し、それに支持梁56が前述の型のベルク
ランクアセンブリ62により固く結合されている。しか
しながら、装着ブラケット58′の後部260は、スポ
ンソン14または16の外部表面に接触して存してお
り、スポンソンの面する表面の対応するソケット内に保
持されかつその中へ延在する大きい円筒形のポスト26
2によりスポンソンに結合される。制御されていなけれ
ば、装着ブラケット58′は横軸264のまわりをポス
ト262上で回転することができる。
【0028】装着ブラケット58′はそれが1対のボル
ト266および268により取付けられているスポンソ
ンの側部に対して回転することを妨げられている。ボル
ト266および268は、通常の状態下で装着ブラケッ
ト58′が横軸264のまわりをスポンソンに対して回
転することを妨げる。しかしながら、もしエルロンフォ
イルが浸水したまたは部分的に浸水した物品に当たれ
ば、エルロンフォイルの前縁に対して付与されるねじり
力は図20において方向矢印270によって示される方
向に作用するモーメントとして伝達されるであろう。こ
のような衝撃からのねじり力は非常に大きくなるだろう
し、かつエルロンフォイル22または24に対して著し
い損害が発生する前にボルト266および268のシャ
ンクを切断し、それによって代替のエルロンフォイル装
着手段が生じることを引起こす。ボルト266および2
68のシャンクが一旦切断されると、装着ブラケット5
8′は横軸264のまわりを方向矢印270によって示
されている方向に自由に回転する。こうして、エルロン
フォイル22または24およびそれが接続されている支
持梁56の共方は、装着ブラケット58′とともにスポ
ンソンに対して下方におよび上方に自由に回転するであ
ろう。下方および上方の回転はエルロンフォイルを水か
ら上げ、それによりエルロンフォイルにほんの最小の損
害だけを受けさせる。さらに、ボルト266および26
8のシャンクが切断されたので、装着ブラケット58′
はスポンソンの側部から引きはがされないであろうし、
しかしその代わりに軸264のまわりにそれに対して回
転するにすぎないであろう。
【0029】もしエルロンフォイルの1つが、浸水して
いるまたは部分的に浸水している物体に対して強い衝撃
を与え、かつ装着ブラケット58′がスポンソンに対し
て回転するとき、上へ回転しかつ水の外へ回転し出れ
ば、帆をラフ(luff)し、かつ横傾斜力を除去すること
は非常に重要であり、そのため船舶は、さもなくばそれ
がひっくり返るのももっともであるが、迅速に減速する
であろう。迅速な減速を達成するためには、装着ボルト
268はケーブル276により「デッド マン(dead m
an)」型バルブ274のためのT形状のバルブ作動機構
(valve actuating mechanism )272に接続されても
よい。通常の状況下では、ケーブル276はT形状のバ
ルブアクチュエータ272の1方のアームに対して作用
する張力において維持されている。ケーブル276上の
力は延在したばね278によって釣り合わせられ、それ
はバルブアクチュエータ(actuator)272の他方のア
ームに対して作用する張力において維持されている。ケ
ーブル276上の力は延在するばね278の使用により
つりあわされ、それは張力において維持され、バルブア
クチュエータ272の他方のアームに対して作用する。
ばね278およびケーブル276間の釣り合わせ力はバ
ルブ274を閉じた状態にし、そのため液圧流体ライン
280から空の液圧流体貯蔵器272への液圧流体流れ
の経路をなくするような位置にバルブアクチュエータ2
72を保持する。
【0030】液圧流体ライン280の各々は、順に別個
の主たるシート284に結合されている別個のまきとり
リール283を制御する別個の液圧アクチュエータ(hy
draulic actuator)64に通じる。主たるシート284
の1方は帆30のためのブーム196の端部に接続さ
れ、一方他方の主たるシート284は帆32のためのブ
ーム198の端部に接続される。液圧流体ラインは互い
に通信しバルブ274の本体を介し、かつ別のバルブ2
94の本体を介し、接続ダクト285によって結合され
ており、これ以降記述されるであろう。したがって、通
常の状態下では、ライン280を介する液圧流体の流れ
はなく、かつ液圧アクチュエータ64は液圧流体で加圧
され、かつ帆30および32のための主たるシート28
4を取入れるまたは出す他の機構を介して作動する。
【0031】エルロンフォイル22または24の1つが
ボルト266および268を切断するのに十分な衝撃で
浸水している物体に当たった場合は、張力は影響を受け
るエルロンに相関するケーブル276において開放され
るであろう。ばね278は、そこでT形状のバルブハン
ドル272を回転させ、それによりバルブ274を開
け、主たるシート液圧アクチュエータ64の両方から液
圧流体圧力を開放する。すなわち、液圧流体はライン2
80から開いたバルブ274を介して貯蔵器282の中
ぺ流れるであろう。液圧なしでは、液圧アクチュエータ
64は巻取りリール283を放つであろう。主たるシー
ト284はそこで自由に動き、それによりブーム196
および198を放ち、そのため帆30および32はラフ
するであろう。帆30および32からの駆動力および横
傾斜力(heeling forces)なしで、帆船は転覆すること
なく迅速にしかし安全に減速するであろう。
【0032】このような発生の場合においてシステムを
修理するためには、乗組員は、装着ブラケット58′が
取付けられているスポンソンにおける対応する開口にボ
ルト開口が整列するまで装着ブラケット58′を下方に
手で回転し戻すであろう。取換え装着ボルト266およ
び268はそれから装着ブラケット58′を軸264の
まわりの回転から再び動かなくするように設置されるで
あろう。ケーブル276は取換え装着ボルト268に再
結合され、かつ張力において置かれる。そこで液圧流体
は主たるシート264を制御する液圧アクチュエータ6
4において置換えられるであろう。エルロンフォイル2
2および24は、そこで使用に対して役に立つであろう
し、かつ主たるシート284はそれに対して相関する液
圧アクチュエータ64の制御下で再び作動するであろ
う。
【0033】多重にハルされた船舶は時々不安定になり
得るので、この発明の帆船にそれを自ら原位に復するよ
うにする付加的な安全特徴を与えることが賢明であるか
もしれない。図21は、横の安定支柱システム(transv
erse stabilizing strut system )の舷側の端部に固定
されている膨張式の球状のフロート300および302
を付加することによって図1の帆船10′から改造され
た帆船10′を示す。フロート300および302は帆
船10′の中央のハル12に位置する、スキューバ空気
タンクのような圧縮された空気源からの空気によって膨
張されてもよい。フロート300および302は永久に
かつ確実に上部の横の安定支柱34の舷側先端に固定さ
れ、かつ中央のハル12から、マスト18および20
に、かつ横の安定支柱34の端部に舷側に延在し、それ
に通ずる空気ライン(図示せず)を介して遠隔から膨張
される。
【0034】強風状態または大きい波においては、フロ
ート300および302は用心として膨張されてもよ
い。もし帆船が図21において描かれているようにその
右舷側に倒されれば、船舶10′の風下側のフロート3
00は帆船10が完全に転覆することを防ぐであろう。
さらに、風下フロート34はマスト18を十分に上に保
持し、そのため帆船10′の重力の中心は風下フロート
300からスポンソン14の反対の側部上に作用するで
あろう。結果として、図21に描かれているように帆船
10′がたとえ倒されたとしても、帆船10′の重力の
中心において作用する重力CGに起因する帆船10′上
に用いられる時計まわりモーメントゆえにそれを原位置
に復するであろう。重力の中心は主たる中心のハル12
内にある。風下の帆30における水が一時的に帆船1
0′をその側部に、図21において描かれているように
保持するかもしれないが、海の縦揺れ運動は図21にお
いて見られるように時計回りモーメントで帆船10′を
時々揺り動かすであろう。これはスポンソン14に対す
る重力CGのモーメントアームを増加するであろうし、
そこにおいて帆船10′は図21の位置から図3におい
て描かれている位置にそれ自身を原位置に復するであろ
う。フロート300および302はまた、もしそれらが
帆船10′が転覆した後まで膨張されずにいたとしても
同じ結果を達成するであろう。
【0035】疑いなく、この発明の多数の変形および修
正は帆船に熟知しているものには容易に明らかになるで
あろう。この発明の帆船はエンジンを備えることがで
き、そのためそれは弱風状態では適度の速度ですばらし
い燃料節約で動くことができ、エンジンで部分的に動力
を与えられ、しかし風の力で補助される。また異なった
支索(stay)および安定支柱形状もこの発明の構造の安
定を高めるために、またはエルロンフォイル22および
24ならびにエレベータフォイル108の動作を支配す
る負荷センシングおよび制御手段に接続されるシュラウ
ドおよび支索において異なったローディング形状を与え
るために採用されてもよい。ゴムのビームの形状はフラ
ッペロン形状と同様に、描かれているものと異なっても
よい。たとえば、各フラッペロンは単一のブームよりむ
しろ1対のブームで保持されかつ四角に構築され得る。
したがって、この発明の範囲は特定の実施例およびここ
に記述された実現化例の態様に制限されるように解釈さ
れるべきでなく、むしろ前掲の特許請求の範囲において
規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助翼のフォイルが中ぐらいの風の条件のため
に配置されている、この発明による帆船の1つの好まし
い実施例の斜視図である。
【図2】図1の船の正面図である。
【図3】補助翼が重い風の条件のために配置されてい
る、図1の船の正面図である。
【図4】補助翼が図3に描かれるように配置されている
図1の船の側面図である。
【図5】しまいこまれた状態における図1の帆船の斜視
図である。
【図6】図1の帆船の負荷感知およびフォイル制御手段
を示す斜方図である。
【図7】図1の船の負荷感知およびフォイル制御手段の
動作の図による例示である。
【図8】図7の負荷感知およびフォイル制御手段のため
の手による調整機構を示す、等角詳細図である。
【図9】図1の船の補助翼のフォイルの動作を説明する
上で有用な力図である。
【図10】1つの角度から見られた図1の船の補助翼の
フォイルの1つの拡大斜方図である。
【図11】異なった角度から見られた図1の船の補助翼
のフォイルの1つの拡大等方図である。
【図12】さらに他の角度から見られた図1の船の補助
翼のフォイルの1つの拡大斜方図である。
【図13】図1の船の補助翼のフォイルの展開等角図で
ある。
【図14】図1の帆船の舵の等角詳細図である。
【図15】図14の舵の展開斜方図である。
【図16】フラッペロン(flaperon)を装備された図1
の帆船の修正された形状の背面斜視図である。
【図17】図16の帆船のハルの斜方の詳細である。
【図18】この発明による帆船における使用のための帆
の構造の好ましい形状の斜方図である。
【図19】この発明の帆船の代替の実施例の斜視図であ
る。
【図20】この発明の船のための修正された補助翼のフ
ォイルおよび舵装着配置の図による例示である。
【図21】倒された状態において示された図1の帆船の
修正された実施例の正面図である。
【符号の説明】
10 帆船 12 中央の主ハル 14および16 スポンソン 18および20 マスト 22および24 補助翼のフォイル 26 負荷感知およびフォイル制御手段 34 上方ストラット 38 スプレッダ 40 船内のシュラウド 42 船外の上方シュラウド 44 スプレッダ 56 支持ビーム 58 装着ブラケット 60 耳 62 ベルクランク 63 ビーム装着プレート 64 液圧アクチュエータ 76 スタブアクスル 78 軸 80 ロッド 88 クランクシリンダ 90 クランクアーム 92 エンドレスのループケーブル 93 開口部 108 エレベータフォイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央の主たるハルと、前記中央の主たる
    ハルに沿ってそこから空間をあけられた分離においてか
    つそこへ固く接合されている相互に平行な整列において
    位置する1対のスポンソンと、各スポンソン上に装着さ
    れる帆を保持するためのマストと、前記マストを支持す
    るシュラウドと、前記中央の主たるハルから舷側の方へ
    装着されており、前記スポンソンに対して垂直な面にあ
    る回転の別個の軸のまわりの回転のための1対のエルロ
    ンフォイルと、前記シュラウドにおける負荷に応答して
    前記軸のまわりを前記エルロンフォイルを回転するため
    に前記エルロンフォイルに、および少なくともいくつか
    の前記シュラウドに、結合されている負荷検知およびフ
    ォイル制御手段とを含む帆船。
  2. 【請求項2】 前記帆の各々は共通のリーチから延在し
    かつマストに隣接する別個の直立したローラに固定さ
    れ、それによって前記ローラが前記帆の領域および縦横
    比を選択的に調整するように帆布を選択的にぴんと張る
    または弛めるために回転可能である、1対の帆布からな
    る、請求項1に記載の帆船。
  3. 【請求項3】 前記帆布の内部表面上の補強するウエビ
    ングをさらに含む。請求項1に記載の帆船。
  4. 【請求項4】 エルロンフォイルに与えられた予め定め
    られた力の付与において生じるエルロン装着手段を介し
    て前記スポンソンに結合される、請求項1に記載の帆
    船。
  5. 【請求項5】 前記エルロン装着手段は、前記エルロン
    装着手段が前述のように前記エルロンフォイルの1つの
    自由な回転を許容するために撓むとき、前記帆をラフす
    るために前記マスト上の前記帆に結合される、請求項4
    に記載の帆船。
  6. 【請求項6】 フロートが横の安定構造の両端に装着さ
    れている、請求項1に記載の帆船。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535771A (ja) * 2000-06-21 2003-12-02 ノース・マリーン・グループ
WO2021197527A1 (de) * 2020-03-28 2021-10-07 Gunter Kreft Vorrichtung als vorgeschaltete antriebseinheit für ein wasserfahrzeug

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