JP2003533296A - 患者用酸素供給システム - Google Patents

患者用酸素供給システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】患者用酸素供給システム 【解決手段】患者の頭部を越えて端部から端部へ延出して、頭部に快適に取り付けられる湾曲した弾性ヘッドバンドを含む患者に酸素を供給する軽量なシステム。1つのクリップがヘッドバンドの一端に向かって取り付けられる。細長い管状ブームが、一端部においてクリップに向かって取り付けられて延出し、その位置を保持する。前記ブームは、作動時には、クリップの前記一端部から患者の鼻部と口部の前方であって、これに近いスペースにある他方の端部に延出している。酸素ディフューザーポートがブームの他方の端部に設けられ酸素を前記スペースに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 この発明は、患者に酸素を供給する新規なシステムに関し、より特定すれば、
従来の酸素マスクおよびカニューレ型酸素供給システム(nose cannula oxygen d
elivery systems)と置き換えて用いることができるデバイスに関する。
【0002】 マスク酸素による治療は、これまでの非常に長い期間にわたって世に存在して
おり、事実上変わっていない。このスタイルの治療法が遭遇する諸問題は、よく
知られてはいるけれども、今日供給されているマスクを使用することが避けられ
ない。多数の販売業者が日常品としてマスクを供給しているが、そのようなマス
クの販売に伴う利得マージンが小さいので、その結果として、技術上の改良が殆
ど、または全く行われていない。
【0003】 従来型の酸素マスクは、患者の鼻部と口部周辺を固定するテント状の構造体を
含んでおり、これには、患者の耳部または頭部の後の弾性バンドを用いている。
酸素は、供給源から管を介して、患者の前面のマスクの底部に供給される。
【0004】 マスクに伴う共通の問題は以下のものを含んでいる。 1.閉所恐怖症(claustrophobic)を知覚する患者もいる。 2.多くの患者は、プラスチック樹脂臭に耐えられない。 3.患者は、話したり食べたりするためにマスクを取り外さなければならず、そ
れによって治療が中断される。 4.弾性体アレルギーの患者もいる(ラテックスアレルギー)。 5.酸素マスクを装着すると不快に感じる患者もいる(患者とその家族の側にお
ける心理的な影響には真に注目すべきものがある)。 6.患者がマスク装着中に嘔吐すると、しばしば咳き込む。 7.消毒部位に侵襲を加える顔面手術中はマスクを使用することができない。 8.患者が火傷のような顔面の傷を有する場合は、マスクを着用することができ
ない。 9.プラスチックが原因となる皮膚の過敏症が頻繁に発見される。 10.フェースマスクは、顔のすべての大きさと形状に有効にフィットするわけ
ではない。柔軟なプラスチック製のマスクがしばしば変形態様で供給される。 11.フェースマスクは通常、患者の前面において、酸素供給管をマスクの底部
に留めることが必要である。これは、患者の動きを妨げるので、窮屈で不便であ
る。 12.フェースマスクは、患者から吐き出された空気がマスク中で酸素と混ざっ
て、患者によって酸素の不規則な混合物を創り出す。
【0005】 患者への酸素供給に対する別のアプローチは、管状開放端部の鼻部分岐部また
はカニューラを、管の供給端部において患者の鼻腔に挿入する酸素供給管を採用
することである。
【0006】 鼻腔カニューラの不利益は以下の点を含んでいる。 1.患者は、鼻呼吸をしない可能性がある。 2.湾曲部が患者に与える不快感。 3.患者は、鼻腔カニューラに必要な前面の酸素コードは、それが患者の前方に
おいて直接垂れ下がるので取り扱いが困難であり、患者の耳部に下向きの圧力を
及ぼし、前記コードがマスクの場合と同様に再度宙吊りとなることを見出す。
【0007】 背景となる関心事に付いては、1986年6月10日に発行されたPaitonのUS特許第4
,593,688号が、例えば、霧化され酸素で濃縮された霧またはそのような気体を咽
頭や喉頭を病む患者の顔面または口部に供給する管システムを説明し図示してお
り、管は、その供給端部において、患者の頭部の周囲に固定された一連のストラ
ップから吊り下げられている。管の一部は、その配管部が、霧化され酸素で濃縮
された霧またはそのような気体を供給するために、患者の顔面の前方または下方
に支持されるように、回動するU字状のフレームにマウントされている。この気
体を患者の鼻部または口部のエリアに供給することは、管が定位置にあるとき患
者の鼻部または口部に近い管内にあるオリフィスによって行われる。このシステ
ムは、子供向けを意図しており、もしもそれが長期間に亘り患者の定位置に配置
されるならば、不快であり患者の移動を制限するであろう。
【0008】 背景となる関心事に付いては同様に、2000年5月23日McCombs等に付与されたUS
特許第6,065,473号がある。この参照文献は、非医学的な用途のための酸素供給
システム、例えば、エアロビクスやウエイトリフティングのような運動を行う間
酸素の供給を妨げたり、促進したりするシステムを説明し図示している。このシ
ステムは、再使用可能なヘッドセットと、酸素を供給源からヘッドセットに、そ
して、ユーザーの鼻部や口部の近くに向けるための導管を含んでいる。この導管
は、ユーザーの鼻部と口部のエリアに酸素を適切に供給するために、ユーザーの
頭部から予定の距離にプリセットされる1つの供給アームによって支えられる。
【0009】 同様に、関係する文献には、1996年11月19日に発行されたKnoch等のUS特許第5
,575,282号明細書があり、この参照文献は、患者の鼻部と口部に酸素を分配する
システムを説明し、図示している。このシステムは、酸素を患者に向かって混合
し螺旋状に供給するためのつる巻き線(helix)を含んでいる。
【0010】 患者に酸素を送るための軽量のシステムを提供することがこの発明の目的の1
つであり、前記システムは、従来のマスクと鼻部カニューラのこれらの多くの諸
問題を回避するとともに、医学の用途に適したシステムである。
【0011】 発明の概要 この発明によれば、患者の頭部を越えて一方から他方に延出して、患者の頭部
に心地よく装着される湾曲した弾性ヘッドバンドを含む患者用の軽量な酸素供給
システムが提供される。前記ヘッドバンドの一方の端部に向かって1つのクリッ
プが固定される。1つの細長い管状ブームが、その一方の端部において前記クリ
ップに固定されて、作動時に前記クリップの一方の端部から患者の鼻部と口部の
前方に離間して、これらに近く配置された他方の端部に延出してその位置を保持
する。1つの酸素ディフューザーポートがブームの他方の端部に設けられて、酸
素を前記ブームから患者の鼻部と口部の近傍のスペースに供給する。クリップは
、酸素供給管をブームの前記一方の端部と流体連通するようにしっかりと保持し
て、酸素を前記供給源からディフューザーを介してブームに放出するために供給
するように構築される。
【0012】 この発明の代替具体例においては、ブームは更に、酸素/炭酸ガスをモニター
するための第2の管を含む。この第2の管は、その一方の端部において前記クリ
ップに固定され、その他方の端部において、作動時には患者の鼻部と口部近傍の
スペースに配置される酸素/炭酸ガスの導入ポートを備えている。このクリップ
もまた、酸素/炭酸ガスモニター管をブームの酸素/炭酸ガスモニター管と流体連
通するようにしっかりと固定して、酸素/炭酸ガスを患者の鼻部と口部近傍のス
ペースから酸素/炭酸ガスモニターに供給するように構築される。
【0013】 更に、この発明の別の代替具体例によれば、1つの細長い硬質なスリーブが設
けられ、その一方の端部は、ヘッドバンドを通過する1つの軸とマウントされる
スリーブの一部とを中心としてヘッドバンドに対して360度回転するように、ヘ
ッドバンドの近くにおいてヘッドバンドの外側に回動可能にマウントされる。1
つの細長い管状ブームが、スリーブの内部に固定されて、ブームの自由端部が、
作動時に、患者の鼻部と口部の前方であってこれらに近いスペースに位置するよ
うにスリーブの他方の端部から延出している。1つの酸素ディフューザーがブー
ムの前記自由端部に配置される。作動時には、酸素が、ブームから患者の鼻部と
口部の近くのスペースに供給される。スリーブ内のブームの端部およびスリーブ
は、酸素供給源からの酸素供給管の一部を、ブームの端部と流体連通するように
保持して、酸素を供給源からブームに供給してディフューザーを介して放出する
ように形成される。
【0014】 この発明のシステムは、付随して一層詳細に説明するように、フェースマスク
と鼻部カニューラのような従来の医学用供給システムに固有の問題点の多くを回
避する。それは顔面と接触することがなく、より効率的に酸素を供給して鼻部と
口部両方の呼吸を優先することを可能にする。
【0015】 好ましい具体例の詳細な説明 この発明のこれらの、および、その他の利点は、以下の詳細な説明を読み、添
付図面を参照すれば明らかとなる。
【0016】 以下の説明において、図において類似する様相部には、同様な参照符号が付与
される。
【0017】 図1を参照すれば、患者の頭部4に装着されたこの発明の軽量な供給システム
2が示されている。このシステムは、テレスコープ部8とスイベル接続部9のよ
うな適当な調節手段を備える湾曲した可撓性のヘッドバンド6を含む。前記の調
節手段は、ヘッドバンドを患者の頭部を巡って一方から他方へ(または一方と他
方の中間に)快適に取り付けることを可能にする。ゴムまたはその他の適当な材
料から製造された1対の柔らかなパッド10が、スイベル接続部9とヘッドバン
ド6の端部の内側に取り付けられる。ヘッドバンド6の一方の側には、図示の具
体例においてはスリーブ状の構造をなすクリップ12が取り付けられている。こ
のクリップ12には、下方と前方に向かって延出して、患者の鼻部と口部の近く
のスペースにおいて終わる1つの管状ブーム14が取り付けられている。ブーム
14は、位置決めワイヤー16が埋設されるプラスチック管であることが好まし
く、前記ワイヤー16は、管を適当な形状に屈曲してブーム14の下端部18を
患者に酸素を供給するために適切に配置し、前記下端部をその位置に保持するこ
とを可能にする。ブーム14のこの下端部18には、酸素ディフューザー20が
取り付けられ、ブーム14に供給された酸素が、患者の鼻部と口部の前方のスペ
ースに通される。この発明のシステムのブームの構造は、酸素を正確に供給する
ために左から右へ、また、前から後に調節することが可能である。そのキーは、
ディフューザー20が、患者の口部と鼻部から約1cm〜2cm離間した部位におい
てその中央に位置を占める点である。ディフューザー20は、患者が、自身に向
かう直接の空気流を感じることなく、患者への酸素の流れを管理することを可能
にする。適当な酸素供給源21から1つの酸素供給管22が延出しており、筒状
ブームと流体連通するように図示されているクリップ12のスリーブ内に取り外
し可能に係合されている。クリップ12はこの態様で、管22からブーム14へ
、そして、ディフューザー20へと酸素の供給を行う。
【0018】 図2には、管状のブーム14が1対の管と協働しており、その一方23が酸素
供給用に設計されており、その他方24が、患者の鼻部と口部の近傍のスペース
内において酸素/炭酸ガスを収集してそのサンプルを管26を介して(図示しない
)酸素/炭酸ガスモニターに供給する目的で設計されるという例外を伴う類似した
酸素供給システムが図示されている。管26は、作動中、ブーム14内の対応す
る酸素/炭酸ガスモニター管24と流体連通するために、クリップ12内に取り
外し可能に取り付けられる。管23と24は、一体の構造であることが好ましい
。1つの適当な酸素/炭酸ガス導入ポート28(図4参照)が、ディフューザー2
0と関連しており、これについては、今後付随してより詳細に説明される。
【0019】 図1、2の酸素供給システムは快適であり、すべての頭部サイズに対して調節
することが可能である。薄い側部クッションを使用すれば、患者が快適に横向き
に寝ることを可能にする。
【0020】 図1、図2のデバイスは、ヘッドバンド付きで示されているが、ブーム14を
患者に酸素を供給するために、従来の上耳装着部材(over-the-ear mount)30に
よって、定位置に取り付けるオプションによる手段が図3に示されている。それ
以外の従来の取りつけ手段もまた適切である。
【0021】 ディフューザー20の好ましい形態が図4の断面図において具体化されている
。ほぼ窪んだ形状の内面を備えるその本体32は、酸素導入管23の酸素導出端
部を画定しており、ディフューザー20が適切に配置されて作動するときは、酸
素の流れを大体において患者の口部と鼻部の方向に向ける。1つのマシュルーム
状のバッフル36が、酸素導出部34の上部に取り付けられており、酸素の拡散
を助成するとともに酸素の直接の流れが患者の顔に向かうことを避ける。バッフ
ル36は、本体32の背後からの酸素の流れを妨げ、ジェット流から乱流への移
行を誘発する。バッフル36と本体32の形状の細部は、純粋の酸素流と(容積
比にして21%の酸素を含む)循環空気との混合特性に直接影響を及ぼし、した
がって、ディフューザーから患者の顔面に供給される酸素で濃縮された空気の柱
(plume)の酸素含有量を決定する。図示したように、バッフル36は、吐出気体
の気体分析を可能にするための通路38を備えることができ、この通路38は、
バッフル38の中心に穿孔されバッフル36の幹部40を通るサンプリングポー
トを形成する。
【0022】 同様に、ディフューザー20の本体32も、患者の鼻部/口部の結合体の形状
に倣う多少とも三角形のコップ状を形成する造形された内面を備えることができ
、それによって、酸素の流れを患者の顔の方向に向ける形を備えた柱(plume)を
形成する。前記コップの閉じ込められた容積は、もっと大きな柱を収容するため
に変形されることができ、呼吸器官の刺激(respiratory inspiration)を行う間
に供給される酸素の全体量を増加することができる。図4から分かるように、本
体32の壁は、外側リム48の近くで、本体の下方部分として外側に向かって延
出する部分に比べて一層「垂直」となる(対向する両側が平行である)。本体のリ
ム縁部のこの形状は、酸素の濃縮を可能にするとともに、酸素で濃縮された空気
の「柱」の形状は、患者の鼻部/口部に向かう前記柱の一層正確な方向付けを提
供する。ディフューザー20の本体32は、酸素導出部34を中心に回動して、
ブームが左側に位置するモードを取るか、右側に位置するモードを取るとき、デ
ィフューザーを適切に配向することができる。
【0023】 もちろん、本体32とバッフル36のあらゆる形状は特別な応用またはユーザ
ーの要求に適合するように変更を加えるても差し支えない。
【0024】 この供給システムが、1つの酸素/炭酸ガスのモニター機能を組み込んでいる
場合、バッフル36の幹部40を通過する通路38は、酸素/炭酸ガスモニター
管24と直接連通しており、それによって、患者の口部と鼻部の領域において酸
素または炭酸ガスをサンプリングして、これを(離れた位置に配置されている)酸
素/炭酸ガスモニターに引き込むことを可能にする。
【0025】 ディフューザーの本体32の面内における1つの隆起部または芳香剤を保持す
る複数のポケット46が、香り療法を目的として設けられる場合を想定すること
もでき、この場合はディフューザー20の後面部に芳香剤の層が被覆される。
【0026】 図5〜図9に示すシステム2の代替具体例においては、殆どの頭部に大きな圧
力を及ぼすことなくフィットするのに充分なサイズである湾曲した弾性ヘッドバ
ンド50が提供される。このヘッドバンドは、患者の頭部を穏やかにグリップす
る広がった両端部52を備えており、これらの広がった両端部に圧力を及ぼして
、患者の頭部に位置するときヘッドバンドを定位置に保持する。両端部52の内
側面は、内側に向かって突出した隆起部54を備えており、これらがグリップア
クションに便利である(図9参照)。同様に、広がった上部58内のアパーチャー
56は、(患者に髪があれば)患者の毛髪の一部を拘束して、ヘッドセットが患者
の頭部から意に反して外れることがないように、これを定位置に保持することを
助ける。このヘッドバンドは、例えば、良好な引っ張り強さと弾性を生じる丈夫
なナイロンで製造される。図8は、ヘッドバンド50が患者の頭部に有効に配置
されるような様々な位置と範囲を図示している。
【0027】 ヘッドバンド50の広がった両端部52の一方には、回動点59の部位におい
てスリーブ60が回動可能に取り付けられている。この回動部は、1つのねじと
して図示されている。これに代えて、その他の従来形式の回動手段を用いること
ができる。同様に、図示は省略するが、ヘッドバンド50がスリーブ60に代わ
る分離可能な取り付け手段を備えることも想定することができ、この場合は、ス
リーブ60、ブーム62、および、ディフューザー20が特別なヘッドバンド5
0において交換することができる。この回動は、スリーブ60の上端部と関連ヘ
ッドバンド50を貫いて横方向に延出するように描かれている1つの軸(A)を中
心として発生する。この回動運動は、ヘッドバンドがスリーブに対して図8に示
す移動範囲を備えるとともに、スリーブが180度回動して、システムを左側配置
から右側配置に変更することを可能にする。この点は、付随的に一層詳細に説明
される。患者の鼻部と口部近傍のスペースに図示されているように、下方および
前方に延出して終わる管状ブーム62が、スリーブ60の内部において、その長
手方向にスライド可能に取り付けられている。ブーム62は、位置決めワイヤー
64が内部に埋設されるプラスチック管であることが好ましく、このワイヤー6
4は、図10に示すように、管が適当な形状に屈曲されてブーム62の下端部6
6を、患者に酸素を適切に供給するように位置付けるとともに、その位置に保持
することを可能にする。
【0028】 ブーム62のこの下端部66には、図1〜図4の該当部分に類似した酸素ディ
フューザー20が、取り付けられており、ブーム62に供給された酸素が患者の
鼻部と口部前方のスペースに移動する。患者の顔とディフューザーとの間の間隔
は、図7に示すように、約2cm以下であることが好ましい。ディフューザー20
は、患者に向かう酸素の流れが、患者が顔面への酸素の直接の流れを感じないよ
うに管理することができる態様で形成される。酸素供給管68が、(図示しない)
適当な酸素供給源から、ブーム62と流体連通するためにスリーブ60内におい
てブーム62の上端部に向かって延出し、これに接続されている。酸素供給管6
8は、スリーブ60のクリップ部分70と摩擦係合されることが好ましい。しか
しながら、作動時には、ブーム62と酸素供給管68がスリーブ60に対して、
図9に示すように、相対的な長手方向の移動が許容され、それによって、患者の
顔に対するディフューザー20の配置が、患者の頭部のサイズと形状には無関係
に適切に行われることを助ける。この長手方向の移動の限界は、スリーブ70に
おけるストッパー72の適当な配置によって決定される。これらのストッパー7
2は、例えば、ブーム62の内端部の外側に向く延出部74と対向して接する。
【0029】 この具体例において注目すべきことは、バッフル76が内部通路を備えておら
ず、ディフューザーとブームが、酸素と炭酸ガスのサンプリングを可能にするよ
うには形成されていない点である。しかしながら、ディフューザー20は依然と
して、ブーム62の下端部において回動するので、ディフューザーが患者側にお
いて右側配置か左側配置かに適切に配向されることができる。
【0030】 患者に酸素を供給するための現システムは、このシステムが顔との接触がない
点、酸素療法が行われる間、患者が咳き込むことによって不快に感じる可能性を
排除する点、本システムが、鼻部と口部の両方の呼吸を優先させ、吸い込みが存
在しない場合は酸素の流れをユーザーの顔から転向させて患者の快適性を増大す
るという事実を含み、従来技術のデバイスに対し、明白な様々な利点が存在する
。同様に、この発明のシステムは、妨げられない態様で食べたり話したりするこ
とを可能にする。
【0031】 この発明のシステムは、ヘッドバンド6が、患者の頭部におけるすべての特別
なエリアとも接触しないように調節できること、および、患者のサイズの広い範
囲に亘って調節することを可能にする。
【0032】 図12A、12Bに示されるように、酸素で濃縮された空気の柱78がディフ
ューザーを離れる。作動時には、この柱が患者の鼻部および口部の近くに存在す
るであろう。患者が吸い込んでいないとき(図12A)は、同図に示すように、柱
78内の最大に増加した酸素濃縮部分のエリアXが残留したままであり、ディフ
ューザーの本体32の近くには適度に増加した酸素濃縮量のエリアYが存在し、
ディフューザーの本体32から外側に向かって延出する最小限に増加した酸素濃
縮量のエリアZが存在する。図12Bに示すように、患者が吸い込んでいるとき
は、最高に濃縮された酸素のエリアXと適度に増加した濃縮酸素のエリアYは患
者の鼻部と口部に向かって引かれて、これらの増大した濃縮酸素が患者によって
吸い込まれて利用される。
【0033】 臨床試験は、図11のグラフに示すような結果を得た。すなわち、当出願人の
デバイスの患者の顔から2cm離間した部位においては、実際の酸素濃縮度が、従
来のマスクにおける流速設定値2から10における酸素濃縮度22%から30%
の間の供給酸素濃縮度の値と比較して、流速設定値2(ほぼリットル/分)におけ
る46%から、流速設定値12における66%の範囲にある。したがって、この
発明のシステムを利用して小さな酸素の流速において最大濃縮度の酸素が患者に
供給され、従来のフェースマスクと比較して酸素量の相当な節約をもたらす。
【0034】 従来技術のデバイスに対して、患者に酸素を供給する本件システムが備える利
点は、以下の諸事実を包含する。 -酸素療法が行われている間、患者が咳き込んで不快に感じる可能性が排除され
る。 -システムが軽量である。 -患者に不快感を与えることがなく、返って患者のために積極的なハイテクの外
観を備える。 -ブームの端部において、吐出された炭酸ガスのサンプリングとモニターを可能
にする。 -従来のマスクデバイスに見られるように、酸素管がマスクの直ぐ底部に来る代
わりに、側面に配置されるので、看護スタッフに取り扱いが容易である。 -本件デバイスは、フルフェースマスクにしばしば発生するガスの放出がない。
-プラスチック臭がない。 -患者が食べたり話したりする場合に、酸素療法を中断する必要がない。 -このシステムは、患者によって受け入れられており、従来のデバイスには見出
されない快適性を提供する。 -従来のマスクとカニューラシステムよりも長期間に亘って再使用することがで
きる。 -湿った空気も乾燥した空気も付与することができる。 -1つのサイズで広範囲の患者のサイズに調節できる。 -鼻呼吸をする患者にも口呼吸をする患者にも有効である。 -患者の頭部におけるすべての特定のエリアに接触することがないように調節す
ることができる。
【0035】 この発明の酸素供給システムは、患者が身体的能力を備えており、かつ、ヘッ
ドバンドが意に反して外れたり、ディフューザーと関連ブームが正常な作動位置
から意に反してずれるような状態にはない場合に、特に適用されるように想定さ
れている。
【0036】 子供については、その集団が酸素マスク療法に慣れていない。この発明のデバ
イスは、年長児によってスタイリッシュと考えられているばかりでなく、幼児に
もアピールするようにポピュラーな漫画のキャラクターを意味する装飾を支える
ことができる。
【0037】 このように、この発明によって、先に設定した対象、目的および諸利点を完全
に満足する軽量の酸素供給システムが提供されることは明らかである。この発明
は、図示の具体例に関係して説明されたけれども、様々な代替、変形および改変
が先の説明に照らして当技術分野の当業者には明らかなことが自明である。例え
ば、単一の管を有する代わりに、各管が明確な機能を備えるマルチルーメンのブ
ーム18を設けることができる。この発明のシステムの別の応用は、手術部位以
外を白布で覆われた"closed drape"患者のための外科措置であって、マイクロフ
ォンピックアップ80(図4、6)が図示のようにバッフル36または37と関連
して、音声ピックアップを提供し手術中の患者に伝達する。そのような患者は、
しばしば、外科医からの質問に口頭で応答することが必要であり、ピックアップ
マイクロフォン80は、患者の応答を受け取るのに良好なな部位に配置されてい
る。その応答は、ワイヤー(図4)またはワイヤレスマイクロフォン(図6)によっ
て、手術室等の話し手に伝送される。したがって、そのような代替、変形および
改変は、発明の精神および広範囲の技術範囲に包含されることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 患者の頭部に装着されたこの発明の酸素供給システムの斜視図。
【図2】 患者の頭部に装着されたこの発明の1つの代替具体例の酸素供給システムの斜
視図。
【図3】 患者の頭部に装着されたこの発明の更に別の代替具体例の酸素供給システムの
斜視図。
【図4】 図1、2、3のデバイスのディフューザーポートの断面図。
【図5】 患者の頭部に装着されたこの発明の別の具体例および酸素供給デバイスの斜視
図。
【図6】 図5のデバイスのディフューザーの断面図。
【図7】 着用者の顔の前方に配置された図5のデバイスのディフューザーの側面図。
【図8】 着用者の頭部における図5のデバイスの概略的側面図であって、ヘッドバンド
の調節機能を図示している。
【図9】 スリーブ、ブーム、および、酸素導入管を示す図5のデバイスの部分図。
【図10】 患者に装着されたとき、その配置の融通性を図示する図5のデバイスのブーム
の部分図。
【図11】 図5のデバイスの流速の設定に基づいて、装着者の顔面から2cm離間して配置
されたとき、患者に供給された濃縮酸素を従来の酸素マスクによって供給された
濃縮酸素とを百分率で比較して示すグラフ。
【図12A】 システム作動中のディフューザー本体の周囲における濃縮酸素を示す側面から
の概略図であって、患者がこれを吸い込んでいない場合を示す図。
【図12B】 システム作動中のディフューザー本体の周囲における濃縮酸素を示す側面から
の概略図であって、患者がこれを吸い込んでいる場合を示す図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年4月18日(2002.4.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 同様に、関係する文献には、1996年11月19日に発行されたKnoch等のUS特許第5
,575,282号明細書があり、この参照文献は、患者の鼻部と口部に酸素を分配する
システムを説明し、図示している。このシステムは、酸素を患者に向かって混合
し螺旋状に供給するためのつる巻き線(helix)を含んでいる。 ドイツ特許公開明細書DE4307754A1(Giesen)は、ブームと関連する気体導管を
取り付けたブームつきのヘッドバンドを含む酸素供給システムを開示している。
1つのマスク本体がユーザーの顔から前方に離れた位置においてブームの自由端
部に固定される。このマスク本体は、鼻のようなユーザーの顔面を物理的に覆う
か、その代わりに、気体の流れをユーザーの鼻と口に向けるディフューザーで構
成される。 Hartに発行されたUS特許第5,697,363号は、ヘッドバンドのどちらか一方の側
から延出して患者の顔の前方で鼻を覆うマスクを支える1対のアームを備える患
者の頭部を巡るヘッドバンドを開示している。 本件発明の特許出願明細書の開示とクレーム中には、「上」と「下」のような
直接的な言及が再三に亘って用いられている点は指摘されて良い。そのような言
及は、単に便宜的に使用されているだけであって、どのような意味合いにおいて
も発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。特に、そのような
言及は、デバイスが、例えば図6に示される位置において、カップ状のマスクが
直接上を向いている状態で配置されていることを意味する。このデバイスは、任
意の方向において使用することができるが、事実としてデバイスが正規に使用さ
れるときは、例えば図5に示すように、マスクは通常水平に配向されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 発明の概要 患者に酸素を送るための軽量のシステムを提供することがこの発明の目的の1
つであり、前記システムは、従来のマスクと鼻部カニューラのこれらの多くの諸
問題を回避するとともに、医学の用途に適したシステムである。 この発明は、患者によって装着され、患者の鼻部と口部の領域に気体を供給す
ることを目的とする酸素供給システムからなる。この発明は、前方に向かって突
出するアームまたはグリップによって支持されるブームを備えるヘッドバンドま
たは耳グリップのような患者の頭部をグリップするためのグリップを有する。ブ
ームの一方の端部は、患者によって装着されたとき患者の顔の前方に延出してい
る。1つの導管、例えば、ブームによって支持された管またはブームの内部を貫
通して延出するボアが、ブームと関連する。この導管は、ブームに装着される気
体のディフューザーと連通しており、その装着位置は、前記ディフューザーが、
ディフューザーと患者の顔の間に間隙ができるように、患者の顔の前方に配置さ
れる位置である。このディフューザーは、ユーザーの顔に向かって開いている窪
んだ内側面を含んでおり、1つの酸素導出部が前記ディフューザーの窪んだ内側
面に向かって開いている。このディフューザーは、気体導出部からディフューザ
ーに進入する気体の流れをジェット流から乱流に変えるように促すために、気体
の通路中においてディフューザーの窪んだ内側面の内部に存在する1つのバッフ
ルに特徴を有する。バッフルはこの結果を得るために、気体導出部から出る気体
の通路と対面し、前記導出部とは離間したほぼ窪んだ面を備えている。このバッ
フルは、ディフューザー本体の基底部から延出する幹部を有し、この幹部がその
上端部に窪んだ下側面を持つキャップを備えていることが好ましい。この幹部と
キャップは一緒になってマシュルーム形を形成する。この幹部の側部には2つの
気体導出部が設けられて、バランスした乱流の気体流を生じることが好ましい。
更に、患者を指向する気体の流れの特性を改善するためには、ディフューザーが
、カップ状本体を有し、前記カップ状本体は、大体平行な上部リム部分すなわち
、好ましくはリムの近くにおいてほんの僅かながら外側向かって朝顔型に開き、
垂直な両側部壁と合体する拡散両側壁を備えることが好ましい。 この発明の好ましい具体例によれば、患者の頭部を越えて一方から他方に延出
して、患者の頭部に心地よく装着される湾曲した弾性ヘッドバンドを含む患者用
の軽量な酸素供給システムが提供される。前記ヘッドバンドの一方の端部に向か
って1つのクリップが固定される。1つの細長い管状ブームが、その一方の端部
において前記クリップに固定されて、作動時に前記クリップの一方の端部から患
者の鼻部と口部の前方に離間して、これらに近く配置された他方の端部に延出し
てその位置を保持する。1つの酸素ディフューザーポートがブームの他方の端部
に設けられて、酸素を前記ブームから患者の鼻部と口部の近傍のスペースに供給
する。クリップは、酸素供給管をブームの前記一方の端部と流体連通するように
しっかりと保持して、酸素を前記供給源からディフューザーを介してブームに放
出するために供給するように構築される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者に酸素を供給する軽量システムであって、 (a)患者の頭部を巡って端部から端部に延出し、患者の頭部に快適に着座するよ
    うに係合される湾曲した弾性ヘッドバンドと、 (b)前記ヘッドバンドの一方の端部に向かって取り付けられたクリップと、 (c)一方の端部においてクリップに取り付けられて延出し、その位置を保持する
    細長い管状ブームであって、作動時に、クリップの部位における前記一方の端部
    から、患者の鼻部および口部の前方であって、これらの近傍にあるスペースに配
    置された他方の端部に及ぶブームと、 (d)ブームの前記他方の端部にあって、酸素を前記ブームから患者の鼻部および
    口部の近傍のスペースに供給するための酸素ディフューザーと、からなり、 前記クリップは、酸素供給源からの酸素供給管を前記ブームの前記一方の端部
    と流体連通をなすようにしっかりと保持し、酸素を空気供給源からブームに供給
    して前記ディフューザーを介して放出するシステム。
  2. 【請求項2】 バンドは、患者の頭部に快適に着座するためにバンドのサイ
    ズを調節する手段を備えている請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 ブームが、管状ブーム内に埋設されており、ブームを特別な
    形状に湾曲し、その形状を保持することができる請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 クリップは、酸素供給源からの酸素管を摩擦係合において取
    り外し可能に受け入れるように形成された中空のスリーブを含んでいる請求項1
    記載のシステム。
  5. 【請求項5】 ディフューザーは、大体において窪んだ形状の内面を備える
    本体を含んでおり、酸素の流れをほぼ患者の口部と鼻部に向ける請求項1記載の
    システム。
  6. 【請求項6】 ディフューザーは、酸素導出部の上方に着座するバッフルを
    更に備えており、酸素を周囲の空気と混合することを助けるとともに、酸素の直
    接の流れが患者の顔に向かうことを避ける請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 ブームが、ヘッドバンドに対して360度回動可能に調節する
    ことができる請求項1記載の患者用酸素供給システム。
  8. 【請求項8】 ブームは、酸素/炭酸ガスをモニターする役割を与えられた
    第2の管を更に含んでおり、この第2の管は、その一方の端部においてクリップ
    に取りつけられ、その他方の端部に、作動時に患者の鼻部と口部近傍のスペース
    内に配置される酸素/炭酸ガス導入ポートを備え、クリップもまた、酸素/炭酸ガ
    スモニター管を、ブームの酸素/炭酸ガス導入管と流体連通するように、固定的
    に保持し、酸素/炭酸ガスを患者の鼻部および口部近傍の対応するスペースから
    、酸素/炭酸ガスモニターに供給する請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 酸素/炭酸ガスモニター管は、ブームの一体的結合部分であ
    る請求項8記載のシステム。
  10. 【請求項10】 ディフューザーは、大体において窪んだ形状の内面を備え
    る本体を含んでおり、酸素の流れをほぼ患者の口部と鼻部に向ける請求項8記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】 ディフューザーは、酸素導出部の上方に着座するバッフル
    を更に備えており、酸素を周囲の空気と混合することを助けるとともに、酸素の
    直接の流れが患者の顔に向かうことを避ける請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 バッフルを通過する通路が、酸素/炭酸ガスモニター管と
    直接連通しており、それによって、患者の口部および鼻部の領域における酸素/
    炭酸ガスのサンプルが酸素/炭酸ガスモニター管に引き込まれることを可能にす
    る請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 香り療法を行うために、ディフューザー内に芳香材料源を
    更に備える請求項12記載のシステム。
  14. 【請求項14】 患者に酸素を供給する軽量システムであって、 (a)患者の頭部を巡って端部から端部に延出し、患者の頭部に快適に着座するよ
    うに係合される湾曲した弾性ヘッドバンドと、 (b)細長い硬質なスリーブであって、その一方の端部が、その一方の端部近傍に
    おいてヘッドバンドの外側に回動可能に装着されており、ヘッドバンドに対して
    ヘッドバンドを通る1つの軸とヘッドバンドが装着されるスリーブの一部を中心
    として、360度回動するスリーブと、 (c)スリーブ内に取りつけられており、スリーブの他方の端部から延出して、ブ
    ームの自由端部が、作動時に、患者の鼻部および口部の前方であって、これらの
    近傍にあるスペース内に配置される細長い管状ブームと、 (d)ブームの前記自由端部にある酸素ディフューザーであって、酸素が前記ディ
    フューザーを介してブームから患者の鼻部および口部近傍のスペースに供給され
    るディフューザーと、からなり、 スリーブ内のブームの端部とスリーブは、作動時に、酸素供給源からの酸素供
    給管をブームの前記端部と流体連通するように固定的に保持して、酸素供給源か
    らの酸素をディフューザーを介して放出するように形成されたシステム。
  15. 【請求項15】 管状ブームは、スリーブに対してブームをその長手方向に
    テレスコープ状に調節することができるようにスリーブ内に取り付けられており
    、酸素ディフューザーを患者の鼻部および口部に関して位置決めするのに便利で
    ある請求項14載のシステム。
  16. 【請求項16】 スリーブの内側壁は、作動時に、酸素供給管の一部を摩擦
    的に係合するように形成されている請求項14記載のシステム。
  17. 【請求項17】 ヘッドバンドの両端部は、患者の頭部におけるヘッドバン
    ドの係合力を拡散するために広げられる請求項14記載のシステム。
  18. 【請求項18】 ヘッドバンドの広げられた両端部は、内側に向かって延出
    するリブを備えており、ヘッドバンドが定位置にあるとき、患者の頭部と摩擦的
    に係合することを助ける請求項17記載のシステム。
  19. 【請求項19】 ヘッドバンドは、その両端部が患者の頭部の両側に位置す
    るとき、患者の頭部の上部および後部のいずれともフィットすることを可能にす
    るような寸法と形状に形成される請求項17記載のヘッドバンド。
  20. 【請求項20】 ヘッドバンドの中間部分は、複数のアパーチャーを備えて
    おり、患者の髪が前記アパーチャーを介して突出し、ヘッドバンドを患者の頭部
    と定位置において接触させることを一層便利ならしめ、前記位置から離脱するこ
    とを防止する請求項17記載のヘッドバンド。
  21. 【請求項21】 スリーブ内にストッパー手段が設けられ、長手方向の2つ
    の限界部の間における、ブームのスリーブに対するテレスコープ状の長手方向の
    調節を制限する請求項16記載のシステム。
  22. 【請求項22】 ブームが特別な形状に湾曲できるように形成されており、
    ブームを患者の鼻部および口部に対して位置決めするのに便利である請求項14
    記載のシステム。
  23. 【請求項23】 管状ブーム内にワイヤーが埋設されており、ブームを特別
    な形状に曲折するとともに、その形状を維持することを可能にする請求項22記
    載のシステム。
  24. 【請求項24】 ディフューザーは、基底部を囲む両側部と、ほぼ窪んだ形
    状の内面を規定する壁とを備える本体を有し、酸素の流れを、基底部に配置され
    、ブームと連通する導出部から、ディフューザーを介してほぼ、患者の口部およ
    び鼻部に向ける請求項14記載のシステム。
  25. 【請求項25】 内側面は多少とも三角形のカップ状をなしており、患者に
    配置されたときは、患者の鼻/口部の形状に倣う請求項24記載のシステム。
  26. 【請求項26】 管状ブーム内にワイヤーが埋設されており、ブームを特別
    な形状に曲折するとともに、その形状を維持することを可能にする請求項15記
    載のシステム。
  27. 【請求項27】 ディフューザーは、ほぼ窪んだ形状の内面を備える本体を
    有し、酸素の流れを、ディフューザーポートを介してほぼ、患者の口部および鼻
    部に向ける請求項15記載のシステム。
  28. 【請求項28】 ディフューザーは、酸素導出部の上方に着座するバッフル
    を更に備えており、酸素を周囲の空気と混合することを助けるとともに、酸素の
    直接の流れが患者の顔に向かうことを避ける請求項24記載のシステム。
  29. 【請求項29】 患者に酸素を供給する軽量システムであって、 (a)患者の頭部を巡って端部から端部に延出し、患者の頭部に快適に着座するよ
    うに係合される湾曲した弾性ヘッドバンドと、 (b)細長い硬質なスリーブであって、その一方の端部が、その一方の端部近傍に
    おいてヘッドバンドの外側に回動可能に装着されており、ヘッドバンドに対して
    ヘッドバンドを通る1つの軸とヘッドバンドが装着されるスリーブの一部を中心
    として、360度回動するスリーブと、 (c)スリーブ内に取りつけられており、スリーブの他方の端部から延出して、ブ
    ームの自由端部が、作動時に、患者の鼻部および口部の前方であって、これらの
    近傍にあるスペース内に配置される細長い管状ブームと、 (d)ブームの前記自由端部にある酸素ディフューザーであって、ディフューザー
    の酸素が前記ディフューザーを介してブームから患者の鼻部および口部近傍のス
    ペースに供給されるディフューザーと、からなり、 スリーブ内のブームの端部とスリーブは、作動時に、酸素供給源からの酸素供
    給管をブームの前記端部と流体連通するように固定的に保持して、酸素供給源か
    らの酸素をディフューザーを介して放出するように形成されたシステム。
  30. 【請求項30】 ブームが特別な形状に湾曲できるように形成されており、
    ブームを患者の鼻部および口部に対して位置決めするのに便利である請求項29
    記載のシステム。
  31. 【請求項31】 ディフューザーは、基底部を囲む両側部と、ほぼ窪んだ形
    状の内面を規定する壁とを備える本体を有し、酸素の流れを、基底部に配置され
    、ブームと連通する導出部から、ディフューザーを介してほぼ、患者の口部およ
    び鼻部に向ける請求項30記載のシステム。
  32. 【請求項32】 ディフューザーは、患者の声を別の場所に伝えるために、
    マイクロフォンピックアップ手段を更に備える請求項1記載のシステム。
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