JP2003532958A - 通信システムにおいてソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行する方法及びゲートウェイ - Google Patents

通信システムにおいてソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行する方法及びゲートウェイ

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JP2003532958A
JP2003532958A JP2001581493A JP2001581493A JP2003532958A JP 2003532958 A JP2003532958 A JP 2003532958A JP 2001581493 A JP2001581493 A JP 2001581493A JP 2001581493 A JP2001581493 A JP 2001581493A JP 2003532958 A JP2003532958 A JP 2003532958A
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ピーター ニジェル マーティン
イカラス スパリー
ウィリアム アンドリュー リンゼイ
キース マーティン レーン
ロバート ヒュー グリーン
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マルコニ コミュニケイションズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、通信システム(100)においてオペレーティングソフトウェアの第1バージョンを実行することからオペレーティングソフトウェアの第2バージョンを実行することへのソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行する方法を提供する。上記システム(100)は、加入者の需要に応答して、そのシステム(100)に接続された加入者間に流れる通信トラフィックをルーティング及び処理するために、ソフトウェアを使用して制御できる接続手段(130,200)を組み込んでいる。上記方法は、上記システム(100)にソフトウェアの第1バージョンを実行するそのゲートウェイを設け、ソフトウェアの第2バージョンを上記ゲートウェイにおいて受け取り、ソフトウェアのオンラインスイッチングを実行するための命令を上記ゲートウェイにおいて受け取り、上記ゲートウェイを経て確立される少なくともルーティング接続を記述する持続データを記憶し、上記ソフトウェアの第1バージョンから、上記ゲートウェイにおいて実行されてそのゲートウェイを経て確立されたルーティング接続を維持するように動作し得るミニメディアハンドラー(MMH)ソフトウェアへと上記ゲートウェイの制御を移行し、上記ソフトウェアの第2バージョンを上記MMHソフトウェアと同時に実行して、その第2バージョンが上記持続データを回復し且つそれに応答してそれ自体をコンフィギュレーションできるようにし、そして上記MMHソフトウェアから上記ソフトウェアの第2バージョンへ上記ゲートウェイの制御を引き渡すという段階を含む。本発明は、ゲートウェイを経て搬送される通信トラフィックの遮断を生じることなく、ソフトウェアの第1バージョンの実行からソフトウェアの第2バージョンの実行へとゲートウェイをスイッチングできるという効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、通信システムにおけるソフトウェアのオンラインスイッチングを遂
行する方法に係り、より詳細には、ソフトウェア制御式接続ゲートウェイを含む
通信システムにおいて、システムが通信トラフィックを搬送する動作をしている
間に、初期に構築されたソフトウェアから、その後に構築されたソフトウェアへ
スイッチングする方法に係るが、これに限定されるものではない。更に、本発明
は、この方法に基づいて動作する通信システム及び接続ゲートウェイにも係る。
【0002】
【背景技術】
従来の通信システムは、サイズ及び複雑さが種々相違する。大規模なシステム
は、多数の加入者が関連し、加入者の需要に応答して加入者を接続する通信経路
に沿ってデータをルーティングすることができる。経路は、接続ゲートウェイと
して知られたユニットを経てソフトウェア制御のもとで確立される。このような
ゲートウェイは、ルーティング機能並びに他の機能、例えば、データのフィルタ
リング、データの再フォーマッティング及びデータの暗号化又はその解読を遂行
する。
【0003】 従来のシステムにおいてソフトウェアをアップグレードするときには、ソフト
ウェアの現在バージョンを実行している接続ゲートウェイが中断され又は瞬間的
に電源オフにされ、次いで、ソフトウェアの新たなバージョンがロードされて、
その後に、実行される。このような中断又は電源オフは、システムにおいて提供
されるサービスを中断し、そして確立された通信経路を潜在的に失わせる。更に
、このような中断又は電源オフは、加入者にとって潜在的にシステムの信頼性が
低いように見える。 本発明者は、接続ゲートウェイを含む通信システムにおいて、システムを通る
通信トラフィックのための確立された通信経路を遮断せずに、ソフトウェアバー
ジョン間のオンラインスイッチングを遂行することが望ましいと分かった。
【0004】
【発明の開示】
本発明の第1の特徴によれば、通信システムにおいてオペレーティングソフト
ウェアの第1バージョンを実行することからオペレーティングソフトウェアの第
2バージョンを実行することへのソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行
する方法であって、上記システムは、加入者の需要に応答して、そのシステムに
接続された加入者間に流れる通信トラフィックをルーティング及び処理するため
に、ソフトウェアを使用して制御できる接続手段を組み込み、上記方法は、 (a)上記システムにソフトウェアの第1バージョンを実行するその接続手段
を設け、 (b)ソフトウェアの第2バージョンを接続手段において受け取り、 (c)ソフトウェアのオンラインスイッチングを実行するための命令を接続手
段において受け取り、 (d)接続手段を経て確立される少なくともルーティング接続を記述する持続
データを記憶し、 (e)上記ソフトウェアの第1バージョンから、接続手段において実行されて
その接続手段を経て確立されたルーティング接続を維持するように動作し得るイ
ンターフェイシングソフトウェアへと接続手段の制御を移行し、 (f)上記ソフトウェアの第2バージョンを上記インターフェイシングソフト
ウェアと同時に実行して、その第2バージョンが上記持続データを回復し且つそ
れに応答してそれ自体をコンフィギュレーションできるようにし、そして (g)上記インターフェイシングソフトウェアから上記ソフトウェアの第2バ
ージョンへ接続手段の制御を引き渡す、 という段階を備えたことを特徴とする方法が提供される。
【0005】 又、本発明は、接続手段と、加入者の需要に応答して、システムに接続された
加入者間に流れる通信トラフィックをルーティング及び処理するように上記接続
手段を制御するためのソフトウェア手段で、ソフトウェアの第1バージョンを含
んでいるソフトウェア手段とを備えた通信システムにおいて、上記接続手段にお
いてソフトウェアの第2バージョンを受け取るための手段と、上記接続手段を経
て確立される少なくともルーティング接続を記述する持続データを記憶するため
の手段と、上記接続手段において実行され、上記接続手段を経て確立されたルー
ティング接続を維持するためのインターフェイシングソフトウェアと、上記ソフ
トウェアの第1バージョンから上記インターフェイシングソフトウェアへと上記
接続手段の制御を移行するための手段と、上記ソフトウェアの第2バージョンを
上記インターフェイシングソフトウェアと同時に実行して、その第2バージョン
が、上記持続データを回復しそしてそれに応答してそれ自身をコンフィギュレー
ションできるようにするための手段と、上記インターフェイシングソフトウェア
から上記ソフトウェアの第2バージョンへ上記接続手段の制御を引き渡すための
手段とを備えたことを特徴とする通信システムも提供する。
【0006】 本発明は、接続手段を経て搬送される通信トラフィックの中断を生じることな
く、接続手段が、ソフトウェアの第1バージョンの実行から、ソフトウェアの第
2バージョンの実行へとスイッチングできるという効果を発揮する。 本発明は、好都合にもソフトウェアの第1バージョンに含まれたインターフェ
イシングソフトウェアを呼び出すことを含み、このインターフェイシングソフト
ウェアは、ソフトウェアの第1バージョンの他の部分からのサポートなしに接続
手段を制御するよう動作できる。従って、インターフェイシングソフトウェアは
、ソフトウェアの第1バージョンの他の部分の実行が終了したときに接続手段の
動作を維持する。
【0007】 上記持続データは、次の1つ以上を含むデータとして定義される。 (a)持続データが記憶されたときの接続手段の状態の記録、 (b)接続手段をシステムに含ませる方法の記録、 (c)システムの加入者及びユーザに関連したライセンスデータ、 (d)接続手段を経て確立された全ての接続及びそれに関連した処理機能の記
録、及び (e)持続データが記憶されたときに接続手段において実行されるソフトウェ
アオブジェクトの状態。
【0008】 持続データのサイズ及び複雑さを低減するために、ソフトウェアの第1バージ
ョンは、上記方法の段階(c)の後に、接続手段を経て加入者間に接続を確立す
る新たな加入者要求に接続手段が応答しないように動作して、接続手段が、持続
データを記憶する前に現在タスクが完了するという安定状態を達成できるように
する。 好都合にも、上記システムは、接続手段へソフトウェアのバージョンをダウン
ロードしそして上記方法の段階(c)においてソフトウェアのオンラインスイッ
チングを遂行するための命令を発行するマネージング手段を備えている。このマ
ネージング手段は、イーサネットフォーマットのメッセージを使用して接続手段
と通信するよう動作できるのが好ましい。
【0009】 加入者は、それらの通信トラフィックに対して非適合フォーマットを使用する
ことがしばしばある。従って、上記接続手段は、イーサネット通信トラフィック
と、E1又はT1パルスコード変調(PCM)通信トラフィックとの間をインタ
ーフェイスするように動作できるのが効果的である。 ある実施形態では、上記接続手段は、複数の接続ゲートウェイを備え、各ゲー
トウェイは、ホストプロセッサと、デジタル信号プロセッサ(DSP)のアレー
とを含み、そのホストプロセッサは、ルーティング命令を受け取りそして信号プ
ロセッサを通る接続ルートを割り当てて、加入者間に通信経路を与えるように動
作できるのが好ましい。上記ホストプロセッサ及びアレーは、相互に比較的接近
して回路板上に収容されるのが効果的である。
【0010】 各ゲートウェイのホストプロセッサは、イーサネット通信トラフィックを取り
扱うように動作でき、上記DSPは、E1又はT1フォーマットのPCM通信ト
ラフィックを取り扱うように動作でき、上記ホストプロセッサは、DSPと通信
するように動作でき、これにより、ゲートウェイを通してイーサネットフォーマ
ットと、E1又はT1のPCMフォーマットとの間で通信トラフィックを変換す
る。イーサネットトラフィックの処理をホストプロセッサに割り当てそしてPC
Mの処理をDSPに割り当てると、ゲートウェイは、イーサネットにおいて12
000パケット/秒程度の高いレートの通信トラフィックに対処することができ
る。
【0011】 ソフトウェアのオンラインスイッチングを実行するときには、インターフェイ
シングソフトウェアは、上記方法の段階(e)及び(f)において、ホストプロ
セッサを通る通信トラフィックの流れを維持するように動作できるのが効果的で
ある。DSPは、そこに記憶された関連ソフトウェアに基づき、特に命令されな
い限り、既存の確立された接続を維持するように機能する。従って、インターフ
ェイシングソフトウェアは、オンラインスイッチングを遂行するときにシステム
を通る確立された接続が遮断されないように確保することができる。 処理負荷を各ゲートウェイに均一に割り当てるために、各ゲートウェイのアレ
ーは、そのDSPを行にグループ編成して組み込み、各行は、ゲートウェイの各
PCM通信トラフィックポートに固定布線される。
【0012】 ソフトウェアの第2バージョンが各ゲートウェイにロードされるときに、ソフ
トウェアの第1バージョンの実行が中断されるのを回避するために、ホストプロ
セッサは、関連メモリ手段に接続され、ソフトウェアの第2バージョンは、段階
(c)において、メモリ手段の第2部分にロードされ、メモリ手段の第1部分に
存在するソフトウェアの第1バージョンにオーバーライトされないようにするの
が効果的である。 同様に、各ゲートウェイに記憶されるソフトウェアのバージョンが、そこに記
憶された持続データにオーバーライトされるのを回避するために、ホストプロセ
ッサは、段階(d)において持続データを第3部分に記憶するように関連メモリ
手段に接続され、この第3部分は、ソフトウェアの第1及び第2バージョンがメ
モリ手段にロードされるときにオーバーライトされることがない。
【0013】 接続手段を経て確立された接続が、ソフトウェアのオンラインスイッチングを
遂行するときに遮断されないよう確保するために、信号プロセッサのランダムア
クセスメモリに存在するソフトウェア及び信号プロセッサの制御オペレーション
は、上記方法の段階(c)ないし(g)において非更新状態に保たれる。 上記システムが、第1バージョンを旧式としてソフトウェアの第2バージョン
を使用して動作するようスイッチされるときには、ソフトウェアの第1及び第2
バージョンは、システムへの電力遮断後に呼び出されたときにシステムにおいて
接続手段を各々機能させることができるのが望ましい。
【0014】 接続手段で実行されているソフトウェアのバージョンが、アップグレードであ
るかどうか決定するために、接続手段は、不揮発性メモリに記憶された基本的な
オペレーティングソフトウェアを含み、この基本的なオペレーティングソフトウ
ェアは、ソフトウェアの第2バージョンが、上記システムへの電源遮断の後に呼
び出されるか又は上記システムにおいてソフトウェアのオンラインスイッチング
を遂行するときに呼び出されるかをフラグ立て手段から決定できるように、その
フラグ立て手段をセットするよう動作できる。このフラグ立て手段は、例えば、
実行しているソフトウェアのバージョンがソフトウェアをDSPにロードするよ
うに進めるかどうか決定し、ソフトウェアのオンラインスイッチングが行われる
ときにはDSPへのソフトウェアのこのようなロードは実行されず、さもなけれ
ば、確立された接続の遮断が生じる。
【0015】 本発明の第2の特徴においては、本発明の第1の特徴の上記方法に基づいて動
作できる通信システムが提供される。 本発明の第3の特徴においては、本発明の第1の特徴の上記方法に基づいて動
作できる接続ゲートウェイが提供される。 以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を一例として説明する。
【0016】
【発明を実施するための最良の形態】
通信システムは、潜在的に、多数の別々のやり方で構成することができる。図
1は、本発明による通信システムの1つの考えられる構成を示すもので、このシ
ステムは、100で全体的に示されている。 システム100は、第1加入者110と、インターネットプロトコル(IP)
のもとで機能する相互接続ネットワーク120と、破線125内に含まれて示さ
れた本発明による接続ゲートウェイのクラスターとを備え、このクラスターは、
130で示されている。クラスター130におけるゲートウェイは、互いに同一
である。更に、システム100は、電話交換機170と、第2加入者180とを
備えている。
【0017】 ネットワーク120は、第1加入者110に接続されると共に、他の同様の加
入者(図示せず)にも接続される。同様に、交換機170は、第2加入者180
に接続されると共に、他の同様の加入者(図示せず)にも接続される。ネットワ
ーク120は、イーサネットリンクによりゲートウェイに接続される。 各接続ゲートウェイ、例えば、ゲートウェイ200は、2つのイーサネットポ
ートP1、P2を備え、これらは、各々、100Mビット/秒のレートでイーサネ
ット通信トラフィックを受信又は出力するように動作できる。イーサネットポー
トP1、P2は、ネットワーク120を経て、マネージメントシステム160、ゲ
ートキーパー150及びシグナリングゲートウェイ140に接続される。各ゲー
トウェイは、更に、4つのパルスコード変調(PCM)ポートQ1、Q2、Q3
4を備え、これらは、電話交換機170の各PCM接続ポートに接続される。
【0018】 クラスター130における各接続ゲートウェイは、関連モトローラPower
QuiccIIプロセッサを組み込んでいる。各PowerQuiccIIプロ
セッサは、簡単なネットワークマネージメントプロトコル(SNMP)を使用し
て中央マネージメントシステム160からその関連ポートP1、P2を経てイーサ
ネット命令を受信することができる。同様に、各PowerQuiccIIプロ
セッサは、例えば、命令がプロセッサにより受け取られたという確認を与えるた
めにその関連ポートP1、P2を経てマネージメントシステム160へ応答を返送
することができる。
【0019】 更に、各PowerQuiccIIプロセッサは、ゲートキーパー150から
イーサネット命令を受信することもできる。ゲートキーパー150は、媒体ゲー
トウェイ制御プロトコル(MGCP)を使用してプロセッサと通信する。同様に
、各プロセッサは、その関連ポートP1、P2を経てゲートキーパー150へ応答
を返送することができる。更に、シグナリングゲート140は、コールシグナリ
ングをゲートキーパー150へ接続し、コール制御を行うことができる。 又、マネージメントシステム160は、ゲートウェイの他のクラスター及びそ
れに関連したシグナリングゲートウェイ並びにゲートキーパー(図示せず)にも
接続される。従って、ゲートキーパー150は、クラスター130内に含まれた
300ないし1000の範囲のゲートウェイに接続され、即ち図1のパラメータ
「n」は、300ないし1000の範囲である。従って、マネージメントシステ
ム160は、クラスター130及び他のクラスター(図示せず)に含まれた数千
の接続ゲートウェイをマネージする役割を果たす。
【0020】 図1を参照し、加入者110、180を一緒に接続するシステム100のオペ
レーションを以下に説明する。第1加入者110は、第2加入者180にコンタ
クトするためのアクセス番号をダイヤルすることにより動作を開始する。アクセ
ス番号は、第1加入者110からネットワーク120へ伝播し、該ネットワーク
は、その番号をイーサネットフォーマットに変換し、そしてそれをイーサネット
フォーマットのアクセス番号としてそのイーサネットポートにおいてゲートキー
パー150に向けて出力する。ゲートキーパー150は、そのイーサネットフォ
ーマットの番号を受信すると、ネットワーク120と交換機170との間に通信
経路を与えるためにクラスター130内のどのゲートウェイを使用できるか決定
する。次いで、ゲートキーパー150は、イーサネットフォーマットの命令を、
ゲートウェイ、例えば、ゲートウェイ200のポートP1、P2へ送信し、そのコ
ールに対してネットワーク120から交換機170への通信経路を形成するよう
に命令する。命令されたゲートウェイは、次いで、それを通る通信経路を確立す
る。次いで、ゲートキーパー150は、シグナリングゲートウェイ140を経て
交換機170へアクセス番号を通信し、該シグナリングゲートウェイは、それに
応答して、交換機170から第2加入者180への通信経路を確立する。
【0021】 完全な通信経路が加入者110、180間に確立されると、第1加入者110
は、メッセージデータ、例えば、デジタルサンプリングされるスピーチを送信す
ることにより動作を開始し、これは、ネットワーク120により受信され、そし
てイーサネットフォーマットのメッセージデータに変換される。イーサネットフ
ォーマットのデータは、ネットワーク120からクラスター130内の命令され
たゲートウェイへと伝播し、そこで、メッセージデータがPCMフォーマットの
対応メッセージデータに変換され、これが次いで交換機170へ出力される。こ
の交換機170は、PCMフォーマットのメッセージデータを第2加入者180
に送信するように動作を進める。
【0022】 又、第2加入者180は、第1加入者110へ送信するために戻りデータを出
力する。この戻りデータは、第2加入者180から交換機170へ伝播し、そこ
で、PCMフォーマットの戻りデータに変換される。PCMフォーマットの戻り
データは、次いで、ゲートキーパー150により命令されたクラスター130内
のゲートウェイへと送信され、ネットワーク120へのPCM戻りデータのため
の通信経路を形成する。命令されたゲートウェイは、PCMフォーマットの戻り
データを受信し、そしてそれを対応するイーサネットフォーマットデータに変換
し、これは、その後、その命令されたゲートウェイにより、ネットワーク120
への関連ポートP1、P2に出力される。ネットワーク120は、次いで、イーサ
ネットフォーマットデータを加入者110へルーティングする。
【0023】 従って、ゲートウェイのクラスター130、マネージメントシステム160、
ゲートキーパー150及びシグナリングゲートレイ140は、相互に異なる通信
データフォーマットで動作する融通性のあるインターフェイスをネットワーク1
20と交換機170との間に与えるのに有効である。通信経路を形成しそしてデ
ータフォーマットを変換するのとは別に、クラスター130の各ゲートウェイは
、フィルタリング、暗号化、暗号解読及びエラーチェックのような他の機能を遂
行することができる。又、各ゲートウェイは、両方向通信、即ちそのイーサネッ
トポートからそのPCMポートへそしてそのPCMポートからそのイーサネット
ポートへの通信を与えるように動作できる。
【0024】 システム100が動作中であるときには、システム100に接続された加入者
間にほとんど常に少なくとも若干の通信トラフィックデータが流れ、その結果、
システム100が不作動になることは滅多にない。このように不作動にならない
ことは、データ送信を遮断せずにソフトウェアアップグレードの目的でゲートウ
ェイを電源オフにできないことを意味する。従来の接続ゲートウェイは、データ
トラフィック送信を遮断せずに動作時にソフトウェアをアップグレードすること
ができない。これに対し、本発明者は、接続ゲートウェイのデザインと、ゲート
ウェイを通るデータ送信を遮断せずにソフトウェアをアップグレードできるよう
にこのようなゲートウェイを動作する方法とを案出した。本発明及びオンライン
ソフトウェアアップグレードに対するその作用を更に説明するために、図2を参
照して本発明による接続ゲートウェイ200を以下に説明する。
【0025】 ゲートウェイ200は、多層ファイバガラス回路板に収容され、そして多数の
主要部分及びそれに関連したサポート部品を含み、これらサポート部品は、電源
レギュレータ、信号コンディショナー及びラインドライバー並びに受信器を含む
。このようなサポート部品は、デジタル回路デザインの当業者に良く知られてい
る。 主要部分は、PowerQuiccIIプロセッサ300と、同期式ダイナミ
ックランダムアクセスメモリ(SDRAM)310と、現場でプログラムできる
消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(FEPROM)315とを含む
。主要部分は、更に、プログラマブル論理デバイス(PLD)シグナリングハン
ドラー320と、24個のモトローラデジタル信号プロセッサ(DSP)の関連
アレーとを含む。DSPは、330で一般的に示されており、破線340内に含
まれて示されている。ゲートウェイ200は、更に、メモリバッファ350と、
スイッチPLD360と、4つのPCMポートQ1、Q2、Q3、Q4を与える四重
PCMターミナルユニット370とを備えている。システム100において、ポ
ートQ1ないしQ4は、交換機170の対応するPCMポートに接続される。
【0026】 プロセッサ300は、所有権のあるMCP8260モトローラデバイスで、シ
リコンチップ上に2つの相互接続されたプロセッサ、即ち電力用PC型マシンコ
ードを実行できる第1プロセッサと、イーサネット通信及びそれに関連した入力
/出力スタックを取り扱うように設計された第2通信制御プロセッサとを効果的
に備えている。第2プロセッサは、高速データ流、即ち100Mビット/秒程度
のレートのイーサネットデータ流を取り扱うように構成することができる。 アレー330における各DSPは、オンボードランダムアクセスメモリ(RA
M)を組み込んだ所有権のあるモトローラ56311デジタル信号プロセッサデ
バイスを備えている。DSPは、4行に配列され、各行は6個のDSPを含む。
4行の各々は、それに対応するPCMポートQ1ないしQ4に割り当てられるのが
好ましい。
【0027】 これら主要部分は、図2に示すように一緒に接続される。図2において、イー
サネットポートP1、P2は、PowerQuiccIIプロセッサ300の対応
FCCポートに接続される。プロセッサ300は、メモリバスを経てそのSDR
AM310、そのFEPROM315及びリードオンリメモリ(ROM)(図示
せず)に接続される。ROMは、電力が最初にゲートウェイ200に印加されて
それを動作状態に入れるたびにプロセッサ300が実行する基本的なスタートア
ップオペレーティングソフトウェアでプログラムされる。プロセッサ300は、
ローカルバスを経てシグナリングハンドラー320に更に接続される。
【0028】 このハンドラー320は、ゲートウェイ200においてハードウェアバックボ
ーンとして機能するようにカスタマイズされたプログラマブルゲートアレーであ
る。このハンドラー320は、DSPの対応する行に接続された4つの通信ポー
トH1、H2、H3、H4を含む。更に、ハンドラー320は、メモリバッファ35
0に接続されたポートK1を含む。更に、ハンドラー320は、4つの入力ポー
トK2、K3、K4、K5及び4つの出力ポートK6、K8、K8、K9より成るシグナ
リングI/FSポートを含む。入力ポートK2ないしK5は、スイッチPLD36
0に接続されると共に、PCMターミナルユニット370にも接続される。同様
に、ポートK6ないしK9も、スイッチPLD360に接続される。又、スイッチ
PLD360は、PowerQuiccIIプロセッサ300のポートD1、D2 、D3、D4にも接続される。
【0029】 図3は、ゲートウェイ200の回路板レイアウトの上面図であり、回路板が4
00で一般的に示されている。この回路板は、ほぼ15cmx20cmの面積を
有する。回路板400の下縁に沿って、イーサネットポートP1、P2のためのコ
ネクタ410が組み込まれている。又、PCMポートQ1ないしQ4のためのコネ
クタ420が下縁に沿って中央に含まれている。DSPのアレー330は、破線
420で輪郭が示された回路板400の左上領域に組み込まれている。DSPは
、4行に配置され、各行は6個のDSPを含む。ハンドラー320は、回路板4
00の右側に配置される。SDRAM310は、回路板400の右上隅に含まれ
る。430で示された電力調整部品は、回路板400の右下隅に組み込まれる。
バッファ350及びスイッチPDL360は、回路板400の中央領域に含まれ
る。
【0030】 図1及び2を参照して、システム100におけるゲートウェイ200の動作の
概要を以下に述べる。ゲートウェイ200は、そのポートP1、P2にイーサネッ
トトラフィックを受け取り又は出力することができる。トラフィックは、次の1
つ以上を含むことができる。 (a)ネットワーク120への又はそこからの通信トラフィック; (b)ゲートキーパー150からの又はシグナリングゲートウェイ140から
のMGCP制御入力命令;又は (c)マネージメントシステム160からのSNMPマネージメント命令。 ゲートウェイ200と電話交換機170との間に流れるPCMトラフィックは
E1又はT1フォーマットである。
【0031】 T1フォーマットは、ANSI規格シリーズT1.111に規定された154
4kビット/sのデータレートに基づくデータフレーム構造を使用している。こ
のT1フレーム構造は、各フレームが24個のタイムスロットより成るフレーム
を備えている。各タイムスロットは、8個のデータビットより成る。各フレーム
は、更に、各フレームの始めにタイムスロットの外側にフレーム同期を指示する
関連フレーム同期「F」ビットを備えている。更に、24フレームより成るマル
チフレームのスタートを識別するためにマルチフレーム同期信号が存在し、この
ような信号は、インターナショナル・テレコミュニケーション・ユニオン・レコ
メンデーションITU−T G.704に規定されている。
【0032】 E1フォーマットは、2048kビット/sのデータレートに基づくデータフ
レーム構造を使用する。E1フレーム構造は、32個のタイムスロットを備え、
各タイムスロットは8ビットのデータを含み、これらタイムスロットは、スロッ
ト0からスロット31まで番号付けされる。スロット0は、フレーム同期に使用
される。更に、スロット16は、推奨勧告ITU−T Q.703に規定された
SS7シグナリング情報に対して使用される。スロット1ないし15は、それに
対応する通信チャンネル1ないし15に割り当てられる。同様に、スロット17
ないし31は、それに対応する通信チャンネル16ないし30に割り当てられる
。従って、E1フォーマットPCM通信トラフィックは、30個の通信チャンネ
ルに対応する情報を搬送することができる。ゲートウェイ200が4つのPCM
出力Q1ないしQ4を含むために、ゲートウェイ200は、いずれのチャンネルも
PCM出力へルーティングすることができ、従って、ゲートウェイ200は、1
20個の考えられる接続経路を与えることができる。
【0033】 PowerQuiccIIプロセッサ300は、その関連イーサネットポート
1、P2に入る通信トラフィックを解釈し、そしてマネージメントシステム16
0又はゲートキーパー150からの命令から通信トラフィックを取り出す。Po
werQuiccIIプロセッサ300における第1プロセッサは、命令を解釈
し、そして例えば、次のような多数の仕方で応答する。 (a)チャンネルを特定のやり方でゲートウェイ200を経てルーティングし
、例えば、チャンネル1ないし5をポートP1に与えられるイーサネットトラフ
ィックからPCMポートQ3へルーティングし、そしてトラフィックに暗号を適
用するように、ハンドラー320及びDSPを構成し; (b)応答メッセージをコンパイルしそして1つ以上のポートP1、P2を経て
それをマネージメントシステム160又はゲートキーパー150へ送信し、例え
ば、オーデット応答;又は (c)データ又はソフトウェアをゲートウェイ200の特定のメモリ領域にロ
ードし、例えば、DSPに関連したSDRAM310又はRAMにロードする。
【0034】 ゲートウェイ200は、そのポートP1、P2に入るイーサネット通信トラフィ
ックがPowerQuiccIIプロセッサ300の第2通信制御プロセッサを
経て導かれそしてローカルバスを経てハンドラー320へ導かれ、該ハンドラー
がそのトラフィックをバッファ350へ出力するように構成することができる。
バッファ350に記憶されたトラフィックは、その後、そこからハンドラー32
0を経てアレー330の1つ以上の割り当てられたDSPへ再び出力され、アレ
ー330は、ゲートキーパー150により指示されたようにトラフィックを処理
する。トラフィックは、アレー330において処理されると、ハンドラー320
の1つ以上のポートK6ないしK9からスイッチングPLD360へ出力され、そ
して更にそこからターミナルユニット370へ出力される。ユニット370は、
処理されたトラフィックを、1つ以上のそのPCMポートQ1ないしQ4に出力す
るためにコンディショニングする。
【0035】 又、ゲートウェイ200は、PCMポートQ1ないしQ4に入るPCM通信トラ
フィックが、マネージメントシステム160、ゲートキーパー150又はシグナ
リングゲートウェイ140からの命令に基づいてルーティングされてゲートウェ
イ200で処理されるように構成することもできる。例えば、PCM通信トラフ
ィックは、ハンドラー320を経てアレー330の選択されたDSPへ処理のた
めにルーティングすることができる。選択されたDSPからの対応する処理済み
トラフィックは、次いで、ハンドラー320及びそれに関連したバッファ350
を経てルーティングされ、そして最終的にそこからPowerQuiccIIプ
ロセッサ300の第2の通信制御プロセッサへとルーティングされ、そこから、
イーサネットトラフィックとして1つ以上のイーサネットポートP1、P2に出力
される。
【0036】 従って、ゲートウェイ300は、それを通る両方向通信及び処理をサポートす
るように構成することができる。 本発明者は、マネージメントシステム160からシステム100の接続ゲート
ウェイへロードされるソフトウェアは、多数の理由で、ある間隔で更新する必要
があることが分かった。このような理由は、例えば、更なるクラスターを追加す
ること、又はゲートウェイのPowerQuiccIIプロセッサがネットワー
ク120から受信したイーサネットトラフィックを処理する仕方を変更すること
を含む。ソフトウェアは、ネットワーク120と交換機170との間に流れる通
信トラフィックを遮断せずにマネージメントシステム160から接続ゲートウェ
イへダウンロードできることが強く望まれる。本発明者は、このような更新を達
成するようにシステム100及びその関連接続ゲートウェイを動作する方法を案
出した。
【0037】 要約すれば、この方法は、本発明者が次の特徴を接続ゲートウェイの設計に組
み込むことを含み、これら特徴は、次の通りである。 (a)SDRAM310を3つの部分、即ち現在オペレーティングソフトウェ
アを記憶するための第1部分と、現在ソフトウェアに代わって実行されるべき新
たなオペレーティングソフトウェアを記憶するための第2部分と、ゲートウェイ
の状態及びシステム100に対するその接続関係に対応する持続データを記憶す
るための第3部分とに仕切り、そして (b)特殊なソフトウェアオブジェクト、即ちミニメディアハンドラー(MM
H)を、SDRAM310に記憶された現在及び新たなオペレーティングソフト
ウェアに含ませ、このMMHは、オペレーティングソフトウェアのあるバージョ
ンから別のバージョンへ移行するときに呼び出すことができる。
【0038】 MMHは、現在ソフトウェアから新たなソフトウェアへの移行が生じたときに
その関連接続ゲートウェイのオペレーションを維持できるという特殊な特性を有
している。更に、MMHは、その関連ゲートウェイ機能を保持するために現在又
は新たなソフトウェア内に含まれたルーチンのサポートを必要とせず、従って、
MMHは、たとえその関連オペレーティングソフトウェアが実行を停止したとし
ても機能を継続することができる。 以下、図1及び2を参照し、オペレーティングソフトウェアの現在バージョン
をその接続ゲートウェイにダウンロードしそしてソフトウェアの現在バージョン
を新たなバージョンにアップグレードするシステム100のオペレーションにつ
いて説明する。
【0039】 最初に、ネットワーク100に電力が印加されたときには、クラスター130
のどの接続ゲートウェイにもオペレーティングソフトウェアがロードされておら
ず、それらの各々は、関連オンボードROMに記憶された上記スタートアップオ
ペレーティングソフトウェアしか含んでいない。最初に、このスタートアップソ
フトウェアを実行することにより、各ゲートウェイのPowerQuiccII
プロセッサ300は、その関連イーサネットポートP1、P2にデータを出力し、
システム100におけるその存在をマネージメントシステム160に知らしめる
。同様に、ゲートキーパー150及びシグナリングゲートウェイは、それらの存
在をマネージメントシステム160に知らしめるためにデータを出力する。
【0040】 マネージメントシステム160は、オペレーティングソフトウェアをゲートキ
ーパー150及びシグナリングゲートウェイ140にロードするように動作を進
める。マネージメントシステム160は、更に、オペレーティングソフトウェア
の現在バージョンを、関連イーサネットポートP1、P2を経てクラスター130
の各ゲートウェイへ発生するように動作を進める。現在オペレーティングソフト
ウェアは、クラスター130の各ゲートウェイのSDRAM310の第1部分に
ロードされる。各ゲートウェイにおいて、オペレーティングソフトウェアの一部
分が、その関連PowerQuiccIIプロセッサ300からアレー330の
各関連DSPに関連したRAMへ転送される。各DSPは、その関連RAMにロ
ードされた相互に同一のソフトウェアを有するが、特に必要な場合には、クラス
ター130の各ゲートウェイは、そのDSPに相互に異なるソフトウェアをロー
ドできるようにプログラムすることもできるが、これは通常の動作モードではな
い。DSPにロードされるソフトウェアは、DSPがハンドラー320にインタ
ーフェイスし、そしてある範囲の信号処理機能、例えば、信号フィルタリング、
再フォーマット化、暗号化、暗号解読、圧縮及び圧縮解除機能を実行することが
できるように設計される。逆に、SDRAM310の第1部分に存在するソフト
ウェアは、各接続ゲートウェイのPowerQuiccIIプロセッサ300に
おいて実行されるもので、プロセッサ300をマネージメントシステム160、
ゲートキーパー150、シグナリングゲートウェイ140にインターフェイスす
ると共に、プロセッサ300がコマンドを解釈し、且つその関連DSPを、所望
のルーティング及び処理機能を遂行するよう構成しそして接続することができる
ように動作し得る。
【0041】 又、クラスター130の各ゲートウェイのSDRAMの第1部分に存在するソ
フトウェアは、特殊なソフトウェアオブジェクト、即ちミニメディアハンドラー
(MMH)も備えている。このMMHは、通常不作動であり、オンラインソフト
ウェアスイッチングが遂行されようとするときに、オペレーティングシステム1
60からの特殊なコマンドを受けたときだけ、PowerQuiccIIプロセ
ッサ300によりアクチベートされる。 現在オペレーティングソフトウェアがクラスター130のゲートウェイにロー
ドされると共に、ゲートキーパー150及びシグナリングゲートウェイ140に
もロードされると、マネージメントシステム160は、次いで、オペレーション
を開始するためのシステム100に対するコマンドを発行する。次いで、システ
ム100は、上述したように機能する。
【0042】 システム100が、ある時間周期、例えば、数週間又は数ヶ月の間動作すると
きには、加入者間のコールに対応する相当量の通信トラフィックがシステム10
0に流れ、例えば、クラスター130が1000個の接続ゲートウェイを含み、
各ゲートウェイがE1フォーマットの通信トラフィックで機能するときに120
個の潜在的な接続を与える場合には、クラスター130を通して10000個の
コールが同時にインターフェイスされることは例外ではない。データ流は、ほと
んどの場合に比較的一定であり、そしてシステム100が静寂状態となる周期の
発生は、予想し得ない。
【0043】 本発明者は、ソフトウェアのアップグレードが必要なときに単にシステム10
0をスイッチオフにしそして新たなソフトウェアをそれにロードするのは実際的
でないことが分かった。というのは、これでは、システム100内の全てのコー
ル接続をキャンセルし、そして加入者にとって信頼性がないものに見えるからで
ある。システム100の利用が、接続の信頼性に基づいて加入者に売られた場合
には、ソフトウェアアップグレードの目的でシステム100を瞬間的にスイッチ
オフするだけでも、顧客の勘定、ひいては、システム100から得られる収入に
関して重大な財務的影響を及ぼし得る。
【0044】 それ故、クラスター130のゲートウェイは、システム100を経てルーティ
ングされる確立されたコールを遮断せずにそれらのソフトウェアをアップグレー
ドできるように設計される。要約すれば、クラスター130において実行されて
いるソフトウェアの現在バージョンをソフトウェアの新たなバージョンに置き換
えるべきときにマネージメントシステム160からのコマンドに基づいてソフト
ウェアスイッチングプロセスが呼び出される。このプロセスが図4に示されてい
る。
【0045】 図4は、オペレーティングソフトウェアの現在バージョンからオペレーティン
グソフトウェアの新たなバージョンへスイッチングするために通信システム10
0において実行できるオンラインソフトウェアスイッチングプロセスをグラフ表
示したもので、このプロセスは、500で示されたグラフで表わされ、即ち図4
において、「バージョン1」及び「バージョン2」は、各々、オペレーティング
ソフトウェアの現在バージョン及び新たなバージョンに対応する。グラフ500
は、左から右へ経過時間を表わす横軸510を含む。更に、グラフ500は、ソ
フトウェアの種々の項目が指示される縦軸520も含む。
【0046】 時間t0において、システム100に電力が供給されて、システムが最初にス
タートアップし、接続ゲートウェイにおける基本的なスタートアップソフトウェ
アは、システム100にそれらゲートウェイが含まれていることを、イーサネッ
トを経てマネージメントシステム160へ通知させる。更に、基本的なソフトウ
ェアは、各接続ゲートウェイのSDRAM310におけるフラグFsをセットし
、オペレーティングソフトウェアの以前のバージョンがゲートウェイにまだロー
ドされていないことを記録する。時間t0の後に、マネージメントシステム16
0は、オペレーティングソフトウェアの現在バージョンをクラスター130にお
ける接続ゲートウェイの各々にロードする。上述したように、オペレーティング
ソフトウェアの現在バージョンは、各接続ゲートウェイにおけるSDRAM31
0の第1部分にロードされる。次いで、各接続ゲートウェイは、そのSDRAM
310からそのPowerQuiccIIプロセッサ300を経てオペレーティ
ングソフトウェアの現在バージョンの一部分をその関連DSP各々のRAMにダ
ウンロードするように動作を進める。次いで、マネージメントシステム160は
、システム100が通信トラフィックを搬送するオペレーションを開始するため
の命令を発行する。ソフトウェアの現在バージョンは、各接続ゲートウェイにお
いて実行されるときに、フラグFsを最初にチェックする。このフラグFsは、基
本的ソフトウェアの動作の結果として非セット状態にあり、ソフトウェアの現在
バージョンは、フラグFsの状態から、それがソフトウェアアップグレードでな
いことを識別する。
【0047】 時間t1、例えば、時間t0の数ヵ月後に、そのオペレータは、システム100
にソフトウェア更新が必要であることをマネージメントシステム160に命令す
る。マネージメントシステム160は、それに応答して、そのメモリからオペレ
ーティングソフトウェアの新たなバージョンを検索し、次いで、クラスター13
0の接続ゲートウェイへ、それらが新たなソフトウェアを受け取るよう準備をす
る命令を発行する。次いで、クラスター130のゲートウェイは、マネージメン
トシステム160からそれらのイーサネットポートP1、P2を経てソフトウェア
の新たなバージョンを受け取り、それらのSDRAM310の第2部分に各々記
憶し、従って、それらのSDRAM310の第1部分に記憶されたソフトウェア
の現在バージョンにオーバーライトすることはない。ソフトウェアの新たなバー
ジョンは、ゲートウェイにダウンロードされるが、ゲートウェイは、ソフトウェ
アの現在バージョンを実行することにより機能し続ける。時間t2において、マ
ネージメントシステム160は、接続ゲートウェイへのソフトウェアの新たなバ
ージョンのダウンロードを完了する。
【0048】 時間t3に、マネージメントシステム160は、ソフトウェアの新たなバージ
ョンの実行へのオンラインスイッチングを遂行するコマンドをクラスター130
の接続ゲートウェイへ発行する。この命令は、ソフトウェアの現在バージョンを
実行している各接続ゲートウェイがスイッチオーバールーチンを実行するように
させる。スイッチオーバールーチンを実行するときには、各ゲートウェイは、マ
ネージメントシステム160又はゲートキーパー150からの更なる命令を無視
し、ソフトウェアの現在バージョンは、そのMMHを呼び出す。上述したように
、MMHは、オペレーティングソフトウェアの現在バージョンに含まれたオペレ
ーティングシステムルーチンを呼び出さずにその関連ゲートウェイ機能を保持で
きる特殊なソフトウェアオブジェクトである。更に、各ゲートウェイは、そのフ
ラグFsを、オペレーティングソフトウェアが時間t0後にゲートウェイにおいて
既に実行されたことを示すセット状態にセットする。次いで、各ゲートウェイは
、その現在タスクが完了するまで待機し、例えば、それに接続された加入者が番
号ダイヤルシーケンスを完了するか又はハングアップするまで待機し、ゲートウ
ェイを安定な状態にする。各ゲートウェイは、安定状態に達すると、その現在状
態を記述する持続データをそのSDRAM310の第3部分に記憶する。持続デ
ータについては、以下に詳細に述べる。
【0049】 接続ゲートウェイがその関連持続データを記憶する時間t4に、ソフトウェア
の現在バージョンが実行を停止し、MMHだけが実行する状態にする。 時間t5に、MMHは、オペレーティングソフトウェアの新たなバージョンを
呼び出す。MMH及び新たなバージョンは、時間t5と、その後の時間t6との間
の周期中に同時に実行されるが、この周期中には、新たなバージョンはそのゲー
トウェイのDSPを経て新たな接続を実施しない。新たなバージョンは、最初に
フラグFsをチェックして、新たなバージョンがアップグレードとして呼び出さ
れたかどうか、又はそれがシステム100の電源オフに続いて呼び出されたかど
うか決定し、フラグFsは、ここでは、上述したようにセットされており、新た
なバージョンは、それがアップグレードであることをそこから決定する。次いで
、新たなバージョンは、その関連SDRAM310から持続データを検索し、そ
してそれをプロセッサ300のランダムアクセスメモリにロードするように動作
を進める。フラグFsがセットされていない場合には、新たなバージョンは、そ
れがアップグレードではなく、持続データをサーチする必要がないことをそこか
ら解釈する。
【0050】 持続データを検索し、そしてその持続データに基づいてその作用パラメータを
セットした後に、ソフトウェアの新たなバージョンは、時間t6に、ソフトウェ
アの現在バージョンにおいて与えられるMMHの実行を終了し、そしてゲートウ
ェイの制御を引き継ぐ。この段階で、各接続ゲートウェイは、ソフトウェアの新
たなバージョンの制御のもとに完全にあり、マネージメントシステム160及び
ゲートキーパー150から命令を再び受け取ることができる。時間t6は、接続
ゲートウェイにおけるソフトウェアのオンラインスイッチングのためのプロセス
の終了を表わす。
【0051】 オンラインスイッチングプロセス中に、DSPにおけるソフトウェアは、アッ
プグレードされず、そのようにすると、クラスター130を経て確立された通信
経路が潜在的に遮断される。更に、ソフトウェアの新たなバージョンは、現在バ
ージョンと同様に、システム100が電源遮断され、次いで、新たなソフトウェ
アを使用して再スタートされた場合にクラスター130を動作することができ、
従って、ソフトウェアの新たなバージョンは、それ自身のMMHを含み、ソフト
ウェアの新たなバージョンから他のソフトウェアへの切り換えがその後に要求さ
れた場合にそれを実行できるようにされる。ソフトウェアの新たなバージョンが
システム100で実行されたときに欠陥であると分かった場合、例えば、システ
ム100においてソフトウェアの新たなバージョンを生で実行したときしか分か
らないソフトウェアバグを含む場合には、ソフトウェアの新たなバージョンから
現在バージョンへの逆転を行うこともできる。ソフトウェアの現在バージョンへ
のこのような逆転も、図4に示すプロセスを使用するが、「バージョン1」及び
「バージョン2」は、各々、ソフトウェアの新たなバージョン及びソフトウェア
の現在バージョンとなり、MMHは、ソフトウェアの新たなバージョンに含まれ
たものに対応して呼び出される。
【0052】 図4に示すプロセスにおいて、各ゲートウェイが安定状態に到達するのを待機
した後にその持続データを記憶すると、持続データの複雑さが著しく簡単化され
ると共に、時間t5とt6との間にソフトウェアの新たなバージョンが実行しなけ
ればならないタスクも簡単化する。各ゲートウェイが安定状態に到達することが
許されない場合には、持続データのサイズが著しく大きなものとなる。というの
は、そのような場合に、完了したタスクの最終状態ではなくソフトウェアの現在
バージョンにより実行されるタスクの瞬時状態を記述するパラメータを含まねば
ならないからである。実際に、持続データは、最終状態だけが記録されるときに
は100kバイト程度のサイズである。
【0053】 各ゲートウェイのSDRAM310を第1、第2及び第3部分に区画すること
は、ソフトウェアのバージョンに割り当てられたメモリパラメータにより支配さ
れ、SDRAM310は、個別の固定布線された別々の領域を持たない連続的な
メモリである。ソフトウェアの現在バージョン及び新たなバージョンは、SDR
AM310の相互に異なる第1及び第2部分に記憶され、そして持続データは、
マネージメントシステム160からソフトウェアの新たなバージョンがロードさ
れたときにオーバーライトされないSDRAM310の第3部分に記憶される。
【0054】 電源遮断の後に電力が再印加された直後にシステム100においてソフトウェ
アの新たなバージョンが呼び出された場合に、そのソフトウェアの新たなバージ
ョンは、各接続ゲートウェイにおいてフラグFsをチェックし、そして電源オン
後にオペレーティングソフトウェアの初期バージョンが実行されていないことを
記録するようにフラグFsがセットされた場合には、マネージメントシステム1
60から受け取ったソフトウェアをDSPのRAMへロードするように動作を進
める。
【0055】 各接続ゲートウェイのSDRAM310に記憶される持続データは、次のパラ
メータの記録を与えることができる。 (a)ゲートウェイの現在コンフィギュレーション、例えば、そのポートQ1
、Q2、Q3、Q4がE1又はT1フォーマットの通信トラフィックを受信するよ
うに動作できるかどうか; (b)ゲートウェイがシステム100のどこに含まれそして何に接続されるか
に関連したコンフィギュレーションデータ; (c)システム100の加入者及びユーザに関連したライセンスデータ; (d)PCMポートQ1ないしQ4とポートP1、P2との間でDSPを経て確立
された全ての接続の詳細、例えば、どのDSPがゲートウェイを通る特定の接続
を取り扱うか、そしてDSPが実行するように構成されたフィルタリング、暗号
化、暗号解読、データ圧縮及び再フォーマット機能;及び (e)持続データを記憶する直前にPowerQuiccIIプロセッサ30
0において実行されるソフトウェアオブジェクトの状態。
【0056】 ミニメディアハンドラーについて以下に詳細に説明する。接続ゲートウェイに
おけるDSPが、それに割り当てられた処理機能を終了するように命令されない
限り、それらの指定された機能を実行し続け、従って、DSPの現在オペレーシ
ョンを維持するために、MMHは、DSPに新たな命令を発行する必要がない。
更に、各PowerQuiccIIプロセッサ300における第2通信制御プロ
セッサは、その関連PowerQuiccIIプロセッサ300を経てその関連
バッファ350へ至るイーサネットデータのルートを決定する多数のデータレジ
スタを備えている。これらレジスタが正しくセットされそして通信トラフィック
がポートP1、P2とDSPとの間でバッファ350及びハンドラー320を経て
流れるように確保するのは、MMHの役割である。又、MMHは、時間t4に、
MMHオペレーションを呼び出すソフトウェアの現在バージョンからのソフトウ
ェアコールを取り扱うことができねばならず、且つ又時間t6に、オペレーティ
ングソフトウェアの新たなバージョンにより要求されたときにその新たなバージ
ョンへゲートウェイのソフトウェア制御を引き渡すこともできねばならない。上
述したように、MMHは、ソフトウェアの現在及び新たなバージョンからのサポ
ートなしにこれらのオペレーションを実行することができねばならない。
【0057】 実際に、図4に示すオンラインソフトウェアスイッチングのプロセスは、比較
的迅速であり、例えば、t1ないしt2の周期にソフトウェアの新たなバージョン
を接続ゲートウェイにロードするのには数秒の時間しか必要とせず、安定状態を
待機してt3ないしt4の周期に持続データを記憶するのには、ダイヤリング等の
事象が、数秒以内に完了しない場合に時間切れとされるので、数秒を要し、そし
てt4及びt6の周期中のMMHの実行は、数秒の範囲で持続する。ソフトウェア
の現在バージョンの実行から時間t4におけるMMHの実行への移行は、ネット
ワーク120から与えられるイーサネット通信トラフィックにおいて通常観察さ
れるタイムジッター程度の周期内に生じる。同様に、MMHから時間t6におけ
るソフトウェアの新たなバージョンへの移行も、システム100において通常観
察されるタイムジッター程度である。その結果、ソフトウェアの現在バージョン
から新たなバージョンへの切り換えは、システム100により実際上検出できな
いが、接続ゲートウェイは、時間t4の直前に安定状態に到達しようと試みると
きにゲートキーパー150からの新たなコール要求に対して無応答であると思わ
れ、このような無応答状態は、ソフトウェアアップグレードを実行するときに公
知通信システムにおいて発生した、システム100を経て確立された接続の遮断
には対応しない。従って、上述したようにシステム100を動作すると、システ
ム100の動作を中断せずに、新たなソフトウェアオンラインでゲートウェイを
更新することができる。
【0058】 テーブル1は、図4にグラフ表示されたオンラインソフトウェアスイッチング
プロセスの事象を作表したものである。 テーブル1 ステップ 時間 オペレーション 1 t0 システム100に電力を供給する。 2 基本的オペレーティングソフトウェアの実行が接続ゲー トウェイ(ROMから)、シグナリングゲートウェイ1 40、ゲートキーパー150において開始され、イーサ ネットを経てシステム100におけるそれらの存在をマ ネージメントシステム160に通知させる。 3 各接続ゲートにおけるフラグFsは、オペレーティング ソフトウェアの以前のバージョンがステップ1以来ロー ドされていないことを記録するようにセットされる。 4 オペレーティングソフトウェアは、マネージメントシス テム160からゲートキーパー150、シグナリングゲ ートウェイ140、及びクラスター130の各接続ゲー トウェイのSDRAM310の第1部分へダウンロード される。 5 各接続ゲートウェイは、ソフトウェアをその関連DSP にロードする。 6 マネージメントシステム160は、動作を開始する命令 をシステム100へ発行する。 7 各接続ゲートウェイにおけるオペレーティングソフトウ ェアの現在バージョンは、その関連フラグFsの状態を チェックしそしてゲートウェイを動作状態にし続ける。 8 t1 マネージメントシステム160は、ソフトウェアの新た なバージョンをダウンロードする命令を発行する。 9 t2 ソフトウェアの新たなバージョンがマネージメントシ ステム160から各接続ゲートウェイのSDRAM31 0の第2部分へダウンロードされる。 10 t3 マネージメントシステム160は、ソフトウェアの新た なバージョンの実行へと切り換えるコマンドを接続ゲー トウェイへ発行する。 11 接続ゲートウェイは、それらのSNMPコマンドの解釈 を、オーデットのみ即ち状態レポートをゲートキーパー 150に返送することに限定する。 12 接続ゲートウェイは、それらのMGCPコマンドの解釈 を、オーデットのみ即ち状態レポートをゲートキーパー 150に返送することに限定する。 13 各接続ゲートウェイは、その関連フラグFsを、ソフト ウェアの現在バージョンが時間t0後に実行されたこと を記録するようにセットする。 14 各ゲートウェイは、ゲートキーパー150、シグナリン グゲートウェイ140、又はマネージメントシステム1 60からの新たな要求に応答せずにその現在タスクを完 了し、従って、各ゲートウェイは安定状態に到達する。 15 各接続ゲートウェイは、SDRAM310の第3部分に その安定状態に対応する持続データを記憶する。 16 t4 各接続ゲートウェイは、そのMMHソフトウェアを呼び 出し、次いで、ソフトウェアの現在バージョンの実行を 終了する。 17 t5 ソフトウェアの新たなバージョンは、MMHソフトウェ アと同時に各ゲートウェイにおいて実行を開始するが、 接続ゲートウェイの全制御は、まだ新たなバージョンへ 引き渡されない。 18 各接続ゲートウェイにおいて、ソフトウェアの新たなバ ージョンは、そのフラグFsをチェックし、新たなバー ジョンがアップグレードであるか、又はシステム100 の最初の電源オンで呼び出されたかを決定する。 19 各接続ゲートウェイにおいて、ソフトウェアの新たなバ ージョンは、その新たなバージョンがアップグレードで あることを指示するようにフラグFsがセットされた場 合に、DSP、ハンドラー320及びPowerQui ccIIプロセッサ300のSNMP(イーサネット) をそれらの現在確立された状態のままにする。 20 各接続ゲートウェイにおいて、ソフトウェアの新たなバ ージョンは、その新たなバージョンが全ゲートウェイ制 御を引き受けるときに接続ゲートウェイ機能のロスが生 じないよう確保するために「公正なチェック」を行い、 問題がある場合には、制御は、MMHに留まり、レポー トがイーサネットSNMPを経てマネージメントシステ ム160に返送される。 21 t6 各接続ゲートウェイにおいて、MMHは、全ゲートウェ イ制御をソフトウェアの新たなバージョンに引き渡し、 新たなバージョンが全制御を引き受けるのと同時にMM Hソフトウェアの実行が終了される。 22 各接続ゲートウェイにおいて、PowerQuiccI Iプロセッサ300は、新たなソフトウェアにより、そ の関連P1、P2イーサネットポートに受け取られたSN MP及びMGCP通信に対して再び完全応答するように される。
【0059】 本発明の範囲から逸脱せずに、システム100に変更がなされ得ることが明ら
かである。例えば、DSP及びPowerQuiccIIデバイスは、同様の一
般的データ処理及び解釈機能を各々与える別の所有権装置に置き換えることがで
きる。PLDハンドラー320は、プロセッサ300とDSPとの間にインター
フェイスを与えることのできる他の半導体デバイスに置き換えることができる。
【0060】 更に、ソフトウェアの現在及び新たなバージョンは、各ゲートウェイを制御す
るために多数の別々のやり方で構成することができる。従って、ソフトウェアの
現在及び新たなバージョンは、次の条件が満たされる場合には別のバージョンと
置き換えることができる。 (a)別のバージョンがその関連制御ゲートウェイを制御でき、そして (b)中間ソフトウェア、即ちMMHソフトウェアを呼び出し、そして持続デ
ータ記憶装置を使用して、ソフトウェアのあるバージョンから別のバージョンへ
切り換えるときに接続ゲートウェイの状態を記録することにより、ソフトウェア
の個別バージョン間でゲートウェイオペレーションを移行することができる。
【0061】 ゲートキーパー150及び各接続ゲートウェイのDSPにロードされたソフト
ウェアをアップグレードするために、オンラインソフトウェア更新の他の方法を
使用することができ、例えば、DSPは、それらが能動的に通信接続を与えない
ときにそこにソフトウェアアップグレードをロードすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による接続ゲートウェイを組み込んだ通信システムの回路図である。
【図2】 本発明による接続ゲートウェイの回路図である。
【図3】 図2に示されたゲートウェイの回路板レイアウトである。
【図4】 ソフトウェアの現在バージョンからソフトウェアの新バージョンへスイッチン
グするために図1の通信システムにおいて実行できるプロセスをグラフ表示した
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 スパリー イカラス アメリカ合衆国 テキサス州 75039 ア ーヴィング ラヴ ドライヴ 6247 #1137 (72)発明者 リンゼイ ウィリアム アンドリュー イギリス ドーシット ビーエイチ15 2 キューティー プール ファーンサイド ロード 7 (72)発明者 レーン キース マーティン イギリス ドーシット ビーエイチ17 9 イーエル プール キャンフォード ヒー ス ピルスドン ドライヴ 10 (72)発明者 グリーン ロバート ヒュー イギリス ドーシット ビーエイチ15 4 エルエックス プール ネピア ロード 23 Fターム(参考) 5B076 BB06 EA17 5K030 GA11 HA01 HA08 HB06 HC02 HD03 KA01 KA05 KA23 【要約の続き】 ウェアへと上記ゲートウェイの制御を移行し、上記ソフ トウェアの第2バージョンを上記MMHソフトウェアと 同時に実行して、その第2バージョンが上記持続データ を回復し且つそれに応答してそれ自体をコンフィギュレ ーションできるようにし、そして上記MMHソフトウェ アから上記ソフトウェアの第2バージョンへ上記ゲート ウェイの制御を引き渡すという段階を含む。本発明は、 ゲートウェイを経て搬送される通信トラフィックの遮断 を生じることなく、ソフトウェアの第1バージョンの実 行からソフトウェアの第2バージョンの実行へとゲート ウェイをスイッチングできるという効果を発揮する。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システム(100)においてオペレーティングソフトウェア
    の第1バージョンを実行することからオペレーティングソフトウェアの第2バー
    ジョンを実行することへのソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行する方
    法であって、上記システム(100)は、加入者の需要に応答して、そのシステム(10
    0)に接続された加入者(110,180)間に流れる通信トラフィックをルーティング及
    び処理するために、ソフトウェアを使用して制御できる接続手段(130,140,150)
    を組み込んでおり、上記方法は、 (a)上記システム(100)にソフトウェアの第1バージョンを実行するその接
    続手段(130)を設け、 (b)ソフトウェアの第2バージョンを上記接続手段(130)において受け取り
    、 (c)ソフトウェアのオンラインスイッチングを実行するための命令を上記接
    続手段(130)において受け取り、 (d)上記接続手段を経て確立される少なくともルーティング接続を記述する
    持続データを記憶し、 (e)上記ソフトウェアの第1バージョンから、上記接続手段(130)において
    実行されてその接続手段(130)を経て確立されたルーティング接続を維持するよ
    うに動作し得るインターフェイシングソフトウェア(MMH)へと上記接続手段(130)
    の制御を移行し、 (f)上記ソフトウェアの第2バージョンを上記インターフェイシングソフト
    ウェア(MMH)と同時に実行して、その第2バージョンが上記持続データを回復し
    且つそれに応答してそれ自体をコンフィギュレーションできるようにし、そして (g)上記インターフェイシングソフトウェアから上記ソフトウェアの第2バ
    ージョンへ上記接続手段の制御を引き渡す、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記インターフェイシングソフトウェアは、上記ソフトウェ
    アの第1バージョンに含まれ、そして上記インターフェイシングソフトウェア(M
    MH)は、上記ソフトウェアの第1バージョンの他の部分からのサポートなしに上
    記接続手段(130)を制御するように動作できる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記持続データは、 (a)上記持続データが記憶されたときの上記接続手段(130)の状態の記録、 (b)上記接続手段(130,140,150)を上記システム(100,120,170)に含ませる方
    法の記録、 (c)システムの加入者(110,180)及びユーザに関連したライセンスデータ、 (d)上記接続手段(130)を経て確立された全ての接続及びそれに関連した処
    理機能の記録、及び (e)上記持続データが記憶されたときに上記接続手段(130)において実行さ
    れるソフトウェアオブジェクトの状態、 の1つ以上を含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記段階(c)の後に、上記ソフトウェアの第1バージョン
    は、接続手段(130)を経て加入者(110,180)間に接続を確立する新たな加入者要求
    に接続手段(130)が応答しないように動作して、接続手段(130)が、持続データを
    記憶する前に現在タスクを完了させる安定状態を達成できるようにする請求項1
    、2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記システム(100)は、上記接続手段(130)へソフトウェアの
    バージョンをダウンロードしそして上記段階(c)においてソフトウェアのオン
    ラインスイッチングを遂行するための命令を発行するマネージング手段(160)を
    備えている請求項1、2、3又は4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記マネージング手段(160)は、イーサネット(登録商標)
    フォーマットのメッセージを使用して上記接続手段と通信するよう動作できる請
    求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記マネージング手段は、SNMPプロトコルを使用して、
    上記接続手段(130)と通信する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記接続手段(130)は、イーサネット通信トラフィックと、
    E1又はT1フォーマットのパルスコード変調(PCM)通信トラフィックとの
    間をインターフェイスするように動作できる請求項1ないし7のいずれかに記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 上記接続手段(130)は、複数の接続ゲートウェイ(200)を備え
    、各ゲートウェイ(200)は、ホストプロセッサ(300)と、デジタル信号プロセッサ
    (DSP)のアレー(330)とを含み、そのホストプロセッサは、ルーティング命
    令を受け取りそして上記信号プロセッサを通る接続ルートを割り当てて、加入者
    (110,180)間に通信経路を与えるように動作できる請求項1ないし8のいずれか
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 各ゲートウェイ(200)のホストプロセッサ(300)は、イーサ
    ネットフォーマットの通信トラフィックを取り扱うように動作でき、上記DSP
    は、PCM通信トラフィックを取り扱うように動作でき、上記ホストプロセッサ
    (300)は、DSPと通信するように動作でき、これにより、ゲートウェイを通し
    てイーサネットフォーマット(P1,P2)と、PCM E1又はT1フォーマット(Q1 ,Q2,Q3,Q4)との間で通信トラフィックを変換する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記インターフェイシングソフトウェアは、上記段階(e
    )及び(f)において、上記ホストプロセッサ(300)を通るイーサネット通信ト
    ラフィックの流れを維持するように動作できる請求項9又は10の記載の方法。
  12. 【請求項12】 各ゲートウェイのアレー(330)は、そのDSPを行にグル
    ープ編成して組み込んでおり、各行は、ゲートウェイの各PCM通信トラフィッ
    クポート(Q1,Q2,Q3,Q4)に固定布線される請求項9、10又は11に記載の方法
  13. 【請求項13】 上記ホストプロセッサ(300)は、その関連メモリ手段(310)
    に接続され、上記ソフトウェアの第2バージョンは、上記段階(c)において、
    上記メモリ手段の第2部分にロードされ、上記メモリ手段(310)の第1部分に存
    在するソフトウェアの第1バージョンにオーバーライトされないようにする請求
    項9、10、11又は12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記ホストプロセッサ(300)は、その関連メモリ手段(310)
    に接続されて、その第3部分に上記段階(d)における持続データを記憶し、こ
    の第3部分は、ソフトウェアの第1及び第2バージョンがそのメモリ手段(310)
    にロードされるときにオーバーライトされない請求項9ないし13のいずれかに
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記信号プロセッサのランダムアクセスメモリに存在する
    ソフトウェア及び上記信号プロセッサの制御オペレーションは、上記段階(c)
    ないし(g)において非更新状態に保たれる請求項9なし14のいずれかに記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 上記ソフトウェアの第1及びダイ2バージョンの両方は、
    上記システム(100)への電源遮断の後に呼び出されたときに上記接続手段(130)を
    上記システム(100)において機能させるように動作できる請求項1ないし15の
    いずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記接続手段(130)は、不揮発性メモリに記憶された基本
    的なオペレーティングソフトウェアを備え、この基本的オペレーティングソフト
    ウェアは、上記ソフトウェアの第2バージョンが、上記システム(100)への電源
    遮断の後に呼び出されるか又は上記システム(100)においてソフトウェアのオン
    ラインスイッチングを遂行するときに呼び出されるかをフラグ立て手段(Fs)から
    決定できるように、そのフラグ立て手段(Fs)をセットするよう動作できる請求項
    1ないし16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 接続手段(130,140,150)と、加入者の需要に応答して、シ
    ステム(100)に接続された加入者(110,180)間に流れる通信トラフィックをルーテ
    ィング及び処理するように上記接続手段を制御するためのソフトウェア手段で、
    ソフトウェアの第1バージョンを含んでいるソフトウェア手段とを備えた通信シ
    ステム(100)において、 上記接続手段(130)においてソフトウェアの第2バージョンを受け取るための
    手段と、 上記接続手段を経て確立される少なくともルーティング接続を記述する持続デ
    ータを記憶するための手段と、 上記接続手段(130)において実行され、上記接続手段(130)を経て確立されたル
    ーティング接続を維持するためのインターフェイシングソフトウェア(MMH)と、 上記ソフトウェアの第1バージョンから上記インターフェイシングソフトウェ
    ア(MMH)へと上記接続手段(130)の制御を移行するための手段と、 上記ソフトウェアの第2バージョンを上記インターフェイシングソフトウェア
    (MMH)と同時に実行して、その第2バージョンが、上記持続データを回復しそし
    てそれに応答してそれ自身をコンフィギュレーションできるようにするための手
    段と、 上記インターフェイシングソフトウェア(MMH)から上記ソフトウェアの第2バ
    ージョンへ上記接続手段の制御を引き渡すための手段と、 を備えたことを特徴とする通信システム。
  19. 【請求項19】 上記接続手段(130)へソフトウェアのバージョンをダウン
    ロードしそしてソフトウェアのオンラインスイッチングを初期化するためのマネ
    ージング手段(160)を更に備えた請求項18に記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 上記マネージング手段(160)は、イーサネットフォーマッ
    トのメッセージを使用して上記接続手段と通信するように動作できる請求項18
    又は19に記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 上記接続手段(130)は、複数の接続ゲートウェイ(200)を備
    え、各ゲートウェイは、ホストプロセッサ(300)と、デジタル信号プロセッサ(
    DSP)のアレー(330)とを含み、各ホストプロセッサは、ルーティング命令を
    受け取りそして上記DSPを通る接続ルートを割り当てるための手段を備えた請
    求項18ないし20のいずれかに記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 各ゲートウェイ(200)のホストプロセッサ(300)は、イーサ
    ネットフォーマットの通信トラフィックと通信するための手段を備え、上記DS
    Pは、PCM通信トラフィックと通信するための手段を備え、そして上記ホスト
    プロセッサ(300)は、DSPと通信し、そしてゲートウェイを通してイーサネッ
    トフォーマット(P1,P2)と、PCM E1又はT1フォーマット(Q1,Q2,Q3,Q4)と
    の間で通信トラフィックの変換を行うための手段を備えた請求項21に記載の通
    信システム。
  23. 【請求項23】 各ゲートウェイのアレー(330)は、そのDSPを行にグル
    ープ編成して備え、各行は、ゲートウェイの各PCM通信トラフィックポート(Q1 ,Q2,Q3,Q4)に固定布線される請求項21又は22に記載の通信システム。
  24. 【請求項24】 各ホストプロセッサ(300)は、その関連メモリ手段(310)に
    接続され、該関連メモリ手段は、上記ソフトウェアの第1バージョンを記憶する
    ための第1部分と、ソフトウェアの第2バージョンを記憶するための第2部分と
    を備え、ソフトウェアの第2バージョンがメモリ手段にロードされるときに第1
    部分がオーバーライトされないようにした請求項21ないし23のいずれかに記
    載の通信システム。
  25. 【請求項25】 上記関連メモリ手段は、持続データを記憶するための第3
    部分も備え、この第3部分は、上記ソフトウェアの第1及び第2バージョンがメ
    モリ手段(310)にロードされるときにオーバーライトされない請求項24に記載
    の通信システム。
  26. 【請求項26】 上記接続手段(130)は、フラグを立てる手段(Fs)と、基本
    的なオペレーティングソフトウェアを記憶するための不揮発性メモリとを備え、
    この基本的なオペレーティングソフトウェアは、上記ソフトウェアの第2バージ
    ョンに、それが上記システム(100)への電源遮断の後に呼び出されるか又は上記
    システム(100)においてソフトウェアのオンラインスイッチングを遂行するとき
    に呼び出されるかを指示するために、上記フラグ立て手段(Fs)をセットするよう
    動作できる請求項18ないし25のいずれかに記載の通信システム。
  27. 【請求項27】 請求項1ないし17のいずれかに記載の方法を実施するた
    めの通信システム(100)。
  28. 【請求項28】 請求項1ないし17のいずれかに記載の方法を実施するた
    めの接続ゲートウェイ(200)。
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