JP2003532202A - 製品配送を分析する方法、システム及び記憶媒体 - Google Patents

製品配送を分析する方法、システム及び記憶媒体

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JP2003532202A
JP2003532202A JP2001579218A JP2001579218A JP2003532202A JP 2003532202 A JP2003532202 A JP 2003532202A JP 2001579218 A JP2001579218 A JP 2001579218A JP 2001579218 A JP2001579218 A JP 2001579218A JP 2003532202 A JP2003532202 A JP 2003532202A
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classification group
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バン・アビーレン,ペトラス・コーネリアス・エー・エム
ピーターソン,ジェームズ
ドレイク,ジョン・エイチ
ウォーカー,ピーター・アール
アンブロシー,カルマン・ジェイ,ザ・サード
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 本発明の1つの実施形態は顧客への製品配送の分析方法である。この方法では、多くの製品に対応する第一次の製品分類集団を作成し、その第一次の製品分類集団の配送データを決定する。この配送データには、第一次の製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値が含まれる。第一次の製品分類集団を少なくとも2つの第二次の製品分類集団に分割する。この第二次の製品分類集団は各々が第一次の製品分類集団の部分集団に対応する。第二次の製品分類集団の各々について配送データを決定する。この配送データには、第二次の製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値が含まれる。本発明のその他の実施形態として、上記方法を実施するためのシステムと記憶媒体がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術的背景】
本発明は、製品配送に関するものであり、具体的には製品配送を分析し製品配
送遅延の原因を決定する方法、システム及び記憶媒体に関する。
【0002】 今日のビジネスの世界では、企業の成功にとって顧客の満足感が重大である。
顧客が不満をもつ最大の原因は顧客に製品を配送する際のエラーである。顧客は
製品が決められた日に配送されることを要求することが多く、決まった時間に配
送されることを要求することも多い。顧客の満足感を維持するのにはこの要求さ
れた配送日に間に合わせられることが重要である。製品が要求された配送日より
早く顧客に届くと、製品を保管するスペースをもたない顧客には保管の問題が生
ずる可能性がある。製品が要求された配送日より遅く顧客に届くと、顧客のビジ
ネスに遅延が生ずる可能性がある。したがって、要求された配送日に間に合わせ
ることが顧客の満足感を保つのに極めて重大である。
【0003】 またインターネットを通じた販売によって、製品の提供者は顧客のますます増
大する要求を満たさざるを得なくなっている。かかる大量の購買によって製品の
供給者が苦しめられる可能性がある。例えば、1999年12月、Toys R
Usはtoysrus.comの購入客に対して、休暇の贈り物が1999年
12月25日を過ぎるまで顧客に配送されないと通告した。オンラインでのショ
ッピングサービスが増え続けているので、要求された配送日に間に合わないと顧
客は簡単に取引を競業者に向けることができる。このように製品の提供者に課せ
られる顧客の要求する配送日に製品を配送するという要求のため、製品の供給者
は製品配送の改善に関心を集中することになった。
【0004】 製品配送を改善する際に困難なことの1つは、揃えてある製品のどの製品が配
送エラーを生じているかを決定することである。しかし、配送エラーを減らすに
は、製品供給者の時間と資源が必要とされる。生産ライン全体にかかる資源を費
やしてもほとんど又は全く改善されない。したがって、最も配送エラーを生じ易
い製品に資源を向けることができるように配送エラーの原因と量を決定するシス
テムが必要とされている。
【0005】
【発明の概要】
本発明の1つの実施形態は顧客への製品配送の分析方法である。この方法では
、複数の製品に対応する第一次の製品分類集団(classification
)を作成し、その第一次の製品分類集団の配送データを決定する。この配送デー
タには、第一次の製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値(span
value)が含まれる。第一次の製品分類集団を少なくとも2つの第二次の
製品分類集団に分割する。この第二次の製品分類集団は各々が第一次の製品分類
集団の部分集団(subset)に対応する。第二次の製品分類集団の各々につ
いて配送データを決定する。この配送データには、第二次の製品分類集団中の製
品の配送エラーを示すスパン値が含まれる。本発明のその他の実施形態として、
上記方法を実施するためのシステムと記憶媒体がある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、製品配送の改善を分析するための方法、システム及び記憶媒体に関
する。図1は典型的な製品配送プロセスの簡単化したブロックダイアグラムであ
る。ある製品に対する需要を示す顧客信号10を最適化プロセス12で処理する
。この最適化プロセスは、ある製品がその時に在庫にない場合製造信号を製造プ
ロセス14に提示することによってその製品の製造を開始することができる。注
文を受けた製品が在庫にある場合、最適化プロセス12は輸送信号を在庫プロセ
ス16に送ることによってその在庫プロセス16からの製品の移送を開始する。
また最適化プロセス12はビジネスルールとファイナンシャルターゲットを受け
取り、これらの入力に応じて製造又は輸送を開始することができる。さらにこの
最適化プロセスは、製品の需要見込みに基づいて製造を開始することができる予
測モジュール18をもっている。
【0007】 製造プロセス14の後、移送プロセス20が製品を製造プロセスから在庫プロ
セス16に搬送する。このためには、製品を製造場所から在庫場所に物理的に移
動し、在庫場所でその製品の受領を記録するとよい。在庫プロセス16の後、製
品をウェアハウス/輸送準備プロセス22に通して輸送の準備をする。このため
には、仕分けした製品を在庫から取り出し、その製品を包装し、その製品に配送
ラベルを貼る、などするとよい。最後に、配送プロセス24で製品を顧客26に
搬送する。この配送プロセスでは運送業者を通して製品を顧客に搬送するとよい
。顧客はフィードバックを返すことができ、これにより最適化プロセス12と製
造プロセス14が影響を受ける。
【0008】 顧客信号10は通常その製品の希望配送日を含む。当技術分野で周知の通り、
要求された配送日に製品を顧客に提供するプロセスは極めて困難な仕事になるこ
とがある。本発明は、配送エラーを引き起こす製品の分類集団を同定するために
製品配送データを分析する方法とシステムを提供する。
【0009】 図2はヒストグラムの形で示した製品配送データのプロットである。x軸は実
際の配送日(ADD)から要求された配送日(RDD)を引いた日数を表してい
る。「日」という用語は広い意味をもっており、個々の希望の程度に応じて日数
、時間及び/又は分で測ることができる。この差は配送エラーと考えることがで
きる。理想的には、あらゆる輸送の場合に配送エラーがゼロでなければならない
。y軸は各配送エラーの発生数を表している。図2のデータから、要求された配
送日がどの程度有効に満たされているかを表すスパン値を決定することができる
。スパン値は、最も早い輸送(最大の負の配送エラー)から最も遅い輸送(最大
の正の配送エラー)までの時間に等しい。配送エラーデータは孤立した事件(例
えば異常なデータ)がスパン値を誤らせないように制限することができる。図2
に示されているように、配送エラーデータは下限30と上限32により制限する
ことができる。図2に示した例では、下限は配送エラーデータの5%に相当し、
上限は配送エラーデータの95%に相当する。別の制限(例えば2%〜98%)
を使用してもよいし、又は配送エラーデータに制限を設けなくてもよいことが了
解される。スパン値を決定するには、最も早い輸送と最も遅い輸送との間の時間
を決定し、これをスパン値として用いる。図2に示した例では、最も早い輸送(
5%未満のデータは無視する)は8日早かった。最も遅い輸送(95%を超える
データは無視する)は19日遅かった。この結果スパン値は27日である。配送
エラーデータは日にちで示してあるが、いかなるタイムスケールを用いてもよい
ことが了解される。
【0010】 製品配送を評価するためにスパン値を使用することに加えて、配送エラーデー
タのメジアン(中央値)も製品配送の有効性の指標である。理想的には、50%
すなわちメジアンが配送エラーゼロに相当する。配送エラーデータには変動があ
るので、平均及び標準偏差のような通常の統計的測定値は、製品配送を評価する
には効果的ではない。この変動のために、本発明ではスパンとメジアンを製品配
送の指標として用いる。
【0011】 上述の通り、スパン値を減らすには製品供給者の時間、金銭などのような資源
が必要とされる。スパン値に最も関係する1つ以上のカテゴリーの製品にこれら
の資源を集中させるのが有益である。本発明の1つの実施形態は、製品を分類し
、各分類集団に対してスパン値を決定してスパン値が高い製品を同定する方法で
ある。
【0012】 製品の分類集団及び関連するスパン値を決定するためには階層化といわれるプ
ロセスを実施する。図3に、ある1つの群の製品に対する階層化の一例を示す。
最初に、ある分類集団に入る製品の数N、メジアン配送エラー、下限と上限にお
ける配送エラー、及びスパン値を始めとする製品配送データと共に製品を高いレ
ベル又は包括的に分類する。図3には、ソフトドリンクのような1群の品物に対
する配送データを含む第一次の分類集団100を示す。次にこの第一次分類集団
100を少なくとも2つの第二次の分類集団202と204に分割する。この第
二次分類集団は第一次分類集団の部分集団である。図3に示してあるように、第
二次の分類では、第一次分類集団を2つの部分集団、すなわちコーラとコーラ以
外のソフトドリンクに分割する。各第二次分類集団に対する配送データを決定す
る。第二次の分類から、第一の分類レベルでの配送エラーの主たる原因は、ソフ
トドリンクのコーラに対するスパン値3よりずっと高いスパン値12を有するコ
ーラ以外のソフトドリンクであることが明らかになる。
【0013】 各々の第二次分類集団は、図3に示されているように少なくとも2つの第三次
分類集団302、304、306及び308に分類することができる。この第三
次分類集団は第二次分類集団の部分集団である。1つの実施形態では、第三次の
分類は各第二次分類集団に対するものと同じである。例えば、コーラとコーラ以
外の第二次分類集団をいずれも、ダイエットとダイエット以外の第三次分類集団
に分割する。また第三次の分類は、各々の第二次分類集団に対して変えてもよい
。この階層化プロセスはN次まで続けることができる。
【0014】 図3に示されているように、第三次の分類集団306は他の分類集団より高い
スパン値をもっている。これは、第三次分類集団306(すなわちコーラ以外で
ダイエット)が第一次でのスパン値に大きく関係していることを示している。し
たがって、ソフトドリンクの供給者は、コーラ以外でダイエットのソフトドリン
クの配送エラーの改善に資源を集中させることができる。供給者は、製造業者、
卸業者、小売業者などを始めとして供給チェーンのいかなる事業主、団体などで
あってもよい。各事業主などは様々な是正措置(例えば、製造の改善、注文の予
測の改善、輸送の改善、など)をとってスパン値を改善することができる。
【0015】 本発明の1つの実施形態では、図3に示した階層化プロセスをプラスチックの
製造業者が用いて製品配送を改善する。この実施形態では、幾つかの階層化ファ
クターを用いて分類レベルを作成する。かかる階層化ファクターとしては、顧客
ファクター、製品ファクター、注文ファクター、注文管理ファクター、計画/製
造ファクター及び流通ファクターがある。顧客ファクターは製品を注文する顧客
に関するものであり、例えば注文の国、顧客が注文時点でクレジット払いにする
か否か、顧客の規模、顧客が新規の顧客であるか否か、及び支払時期などのよう
なファクターがある。例えば、顧客が新規であるか否かに基づく階層化では、新
規な顧客が現存の顧客より高い配送エラーをもつことが判明することがある。
【0016】 製品ファクターとしては、製品がオーダーメード(MTO)であるか否か、製
品が在庫にあるか(MTS)否か、製品グループ、製品が新製品であるか否か、
製品自体、材料の製品費用に対するレベルの数、及びその製品が向けられる産業
(例えば、商業用、住宅用、など)がある。
【0017】 注文ファクターは製品の注文の種類に関連しており、例えば、顧客が即座の発
送を要求していたか否か(例えば、ASAPの注文)、要求された配送日が約束
された配送日に合致していたか否か、注文が完全に送られたか否か、注文の日か
ら要求された配送日までの時間、注文の規模、四半期における注文のタイミング
、週の中の注文のタイミング、及び注文ラインの項目の数がある。
【0018】 注文管理ファクターとしては、販売地域、注文を取る顧客サービス担当者、注
文が価格保留される(例えば、その注文が価格に関する論争のために保留にされ
る)か又はクレジット払いにされるか否か、がある。
【0019】 製造ファクターとしては、その注文品を製造する機械、完成品の在庫の程度、
稼働率、その注文品を作成するのに使用する原材料、操業停止が起こったか否か
、生産立地、注文を計画予定に入れるスケジュール担当者、注文品の包装タイプ
、及び生産サイクル時間がある。
【0020】 流通ファクターとしては、発送地から配送地までの距離、使用する運送業者、
発注した場所、輸送モード、四半期における発送の時機、及び週の中における発
送の時機がある。
【0021】 いかにして製品分類を決定するかを決定することは本発明の別の局面である。
配送エラー、したがってスパン値を改善するためには、スパン値に負の影響を及
ぼすプロセスを決定することが有用である。製品の流通は数多くのプロセスを含
んでおり、したがって改善を必要とする単一のプロセスを検出するのは困難であ
る可能性がある。プロセスを分離するには、分類ファクターを個別に試験してど
のファクターがメジアン配送エラーに大きな変化を生じさせるかを検出すること
ができる。例えば、製品を顧客の規模によって分類し、大きな顧客が−8のメジ
アン配送エラーをもち、小さな顧客が+20のメジアン配送エラーをもつのであ
れば、これは大きな顧客の注文には小さな顧客の注文とは異なるプロセスを使用
することを示唆している。この仮説を確認するには、大きな顧客と小さな顧客の
分類集団を第二のファクター、例えば地域によってさらに分類することができる
(すなわち第二次の分類)。この第二次の分類でメジアン配送エラーが実質的に
同じままである(すなわち、大きな顧客に対して−8で、小さな顧客に対して+
20)ならば、これは大きな顧客と小さな顧客に対してある1つのプロセスが存
在することを示している。次に、小さな顧客のプロセスを改善のために評価する
ことができる。
【0022】 図4は、N次の分類を実施し、図2に示した配送データを決定するためのシス
テムの一例80のダイアグラムである。このシステム80は、記憶媒体に記憶さ
れたコンピュータープログラムを実行する汎用コンピューターを用いて行うこと
ができる。システム80は、多くの製品の注文に対するADD、RDD、約束さ
れた配送日及び注文ファクターを含む入力を受け取る入力ユニット82をもって
いる。また、システム80には、図3に示した階層のレベルを規定する階層化フ
ァクターも入力する。階層化ファクターは分類レベルを定める。これらの階層化
ファクターは階層化を要求する人によって作成することができる。注文ファクタ
ーを用いて、注文された製品を適正な分類集団にグループ分けする。約束された
配送日は、製品が配送される日として供給者が顧客に示した日である。約束され
た配送日が要求された配送日に等しいか否かに基づいて製品を分類することがで
きる。入力データはキーボードのような入力周辺機器を通して直接システム80
に入れることができ、この場合、入力ユニットは汎用コンピューターの1つのポ
ートでよい。また、入力ユニット82への入力は、電話線及び/又はネットワー
ク(例えば、イントラネット、LAN、WAN、インターネット)を介して遠隔
操作することもでき、この場合入力ユニット82はモデム又はネットワークカー
ドである。
【0023】 入力ユニット82からのデータは分類装置84に入れられ、ここで階層化ファ
クターに基づいて製品の注文を分類レベルに割り当てる。例えば、第一次の階層
化ファクターが「ソフトドリンク」である場合、分類装置84でソフトドリンク
の注文ファクターを有するすべての注文を位置付け、これらの注文を第一次の分
類集団に割り当てる。同様にして以降のレベルを形成する。配送データ計算装置
86で、各分類に入る注文の数を決定し、各分類中の注文についてメジアン、下
限と上限の配送エラー、及びスパン値を計算する。出力装置88により、分類集
団及び配送データを図3に示したようなフォーマットで出力する。出力装置88
はシステム80に結合したディスプレイ装置(例えば、CRTディスプレイ、プ
リンター、など)を駆動することができる。或いは、出力装置88が電話線及び
/又はネットワークを介して遠隔システムに出力を送信するための通信装置(例
えば、モデム、ネットワークカードなど)であってもよい。
【0024】 上記スパン値とメジアンは製品の配送日に関連付けられている。すなわち、上
記スパン値は、実際の配送日が要求された配送日に間に合うか否かに関連してい
る。スパン値とメジアンは配送可能品目のあらゆる特性について計算することが
できる。配送可能品目は製品(例えば、製造品など)又はサービス(例えば、ロ
ーンなど)であることができる。スパン値の計算はその配送可能品目のあらゆる
特性に基づくことができる。一般的には、要求された配送可能な特性を実際の配
送可能な特性と比較する。例えば、ある製品は配送日、色、包装、仕様書に対す
る適合性などのような特性に基づいて評価することができる。ローンのようなサ
ービスは融資元金、金利、契約解除条件などのような特性に基づいて評価するこ
とができる。配送可能品目の受取人は要求される配送可能な特性を指定しており
、提供者により提供される配送可能品目は実際の配送可能な特性をもっている。
実際の配送可能な特性と要求された配送可能な特性との差が特性エラーであり、
図2に示されているようにプロットすることができ、図2に関連して前記したよ
うにスパン値とメジアンを得ることができる。したがって、本発明は配送日のよ
うな時間に基づく測定値に限定されない。
【0025】 上述の通り、本発明はコンピューターで実行されるプロセス及びこれらのプロ
セスを実施する装置の形態で具体化することができる。本発明はまた、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、CD−ROM、ハードドライブ、その他のコンピュー
ターで読み取り可能な記憶媒体のような実体のあるメディアに具現された指令を
含むコンピュータープログラムコードの形態でも具体化することができる。ここ
で、そのコンピュータープログラムコードがコンピューターに搭載され実行され
るとき、そのコンピューターは本発明を実施する装置となる。さらに本発明は、
例えば、記憶媒体に記憶されているか、又はコンピューターに搭載及び/又は実
行されるか、又はファイバーオプティクスを介して、もしくは電磁放射線を介し
て、ある種の送信メディアを通して、例えば電気配線もしくはケーブルを通して
送信される、コンピュータープログラムコードの形態でも具体化することができ
る。ここで、そのコンピュータープログラムコードがコンピューターに搭載され
実行されるとき、そのコンピューターは本発明を実施する装置となる。汎用マイ
クロプロセッサーで実行される場合、コンピュータープログラムコードセグメン
トは特定の論理回路を形成するようにそのマイクロプロセッサーを適合させる。
【0026】 典型的な実施形態に関連して本発明を説明して来たが、当業者は了解するよう
に、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更をすることができ、またそ
の要素に代えて等価なものを使用することができる。加えて、本発明の本質的な
範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させるた
めに多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示した本発明を
実施する特定の実施形態に限定されることがなく、特許請求の範囲に記載の本発
明の範囲に入るすべての実施形態を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 製品配送プロセスの簡単化したブロックダイアグラムである。
【図2】 配送エラーのヒストグラムである。
【図3】 製品注文の階層化の一例である。
【図4】 階層化を行うシステムの一例のブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
10 顧客信号 12 最適化プロセス 14 製造プロセス 16 在庫プロセス 18 予測モジュール 20 移送プロセス 22 ウェアハウス/輸送準備プロセス 24 配送プロセス 26 顧客 30 下限 32 上限 80 階層化を行うシステム 82 入力ユニット 84 分類装置 86 配送データ計算装置 88 出力装置 100 第一次の分類集団 202、204 第二次の分類集団 302、304、306、308 第三次分類集団
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ピーターソン,ジェームズ アメリカ合衆国、06468、コネチカット州、 モンロー、グレン・ハロウ・ドライブ、27 番 (72)発明者 ドレイク,ジョン・エイチ アメリカ合衆国、12110、ニューヨーク州、 ラザム、カタリーナ・ドライブ、4番 (72)発明者 ウォーカー,ピーター・アール アメリカ合衆国、06432、コネチカット州、 フェアフィールド、ゲート・リッジ・ロー ド、75番 (72)発明者 アンブロシー,カルマン・ジェイ,ザ・サ ード アメリカ合衆国、12065、ニューヨーク州、 クリフトン・パーク、シナモン・レーン、 5番

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客への製品配送を分析する方法であって、 幾つかの製品に対応する第一次の製品分類集団を作成し、その第一次製品分類
    集団に対する配送データで、第一次製品分類集団中の製品の配送エラーを示すス
    パン値を含む配送データを決定し、 前記第一次製品分類集団を、各々が第一次製品分類集団の部分集団に対応する
    少なくとも2つの第二次の製品分類集団に分割し、各第二次製品分類集団に対す
    る配送データで、第二次製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値を含
    む配送データを決定する ことを含んでなる、前記方法。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記各第二次製品分類集団を、各々が1つの第二次製品分類集団の部分集団に
    対応する少なくとも2つの第三次の製品分類集団に分割し、各第三次製品分類集
    団の配送データで、第三次製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値を
    含む配送データを決定する ことを含んでなる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第三次の製品分類が前記第二次製品分類集団の各々に対
    して同じである、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 顧客から要求される配送日を受け取り、 製品を顧客に配送し、 実際に製品が顧客に配送された実際の配送日を決定し、 配送エラーを表す、実際の配送日と要求された配送日との差を決定し、 複数の製品の注文に基づいて複数の配送エラーを取得し、 最小配送エラーと最大配送エラーとの差に基づいてスパン値を決定する ことによって、前記スパン値を決定する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、 スパン値を決定する際に考慮する配送エラーを制限する ことを含む、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記制限が、配送エラーに上限を設けることを含む、請求項
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記上限が配送エラーの95%に相当する、請求項6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記制限が、配送エラーに下限を設けることを含む、請求項
    5記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記下限が配送エラーの5%に相当する、請求項8記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記製品分類を複数の階層化ファクターに基づいて導く、
    請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記階層化ファクターが製品を注文する顧客を示す顧客フ
    ァクターを含む、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記階層化ファクターが注文の製品を示す製品ファクター
    を含む、請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記階層化ファクターが製品の注文を示す注文ファクター
    を含む、請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記階層化ファクターが製品の注文の供給者による処理を
    示す注文管理ファクターを含む、請求項10記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記階層化ファクターが製品の注文を示す注文ファクター
    を含む、請求項10記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記階層化ファクターが製品の製造を示す製造ファクター
    を含む、請求項10記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記階層化ファクターが製品の配送を示す流通ファクター
    を含む、請求項10記載の方法。
  18. 【請求項18】 提供者から受取人に提供される配送可能品目の要求された
    特性に対する適合性を分析する方法であって、 幾つかの配送可能品目に対応する第一次の配送可能な分類集団を作成し、その
    第一次製品分類集団に対する配送データで、前記第一次配送可能分類集団中の要
    求された特性に対する適合性を示すスパン値を含む配送データを決定し、 前記第一次配送可能分類集団を、各々が第一次配送可能分類集団の部分集団に
    対応する少なくとも2つの第二次の配送可能な分類集団に分割し、各第二次配送
    可能分類集団に対する配送データで、前記第二次配送可能分類集団中の要求され
    た特性に対する適合性を示すスパン値を含む配送データを決定する ことを含んでなる、前記方法。
  19. 【請求項19】 顧客への製品配送に影響を及ぼすプロセスを検出する方法
    であって、 幾つかの製品に対応する第一次の製品分類集団を作成し、その第一次製品分類
    集団に対する配送データで、前記第一次製品分類集団中の製品に対するメジアン
    配送エラーを含む配送データを決定し、 前記第一次製品分類集団を、各々が第一次製品分類集団の部分集団に対応する
    少なくとも2つの第二次の製品分類集団に分割し、各第二次製品分類集団に対す
    る配送データで、前記第二次製品分類集団中の製品に対するメジアン配送エラー
    を含む配送データを決定し、 前記少なくとも2つの第二次製品分類集団のメジアン配送エラー間の差に応じ
    て、前記第二次製品分類集団中の製品に対するメジアン配送エラーに影響を及ぼ
    すプロセスの存在を仮定し、 前記各第二次製品分類集団を、各々が1つの第二次製品分類集団の部分集団に
    対応する少なくとも2つの第三次の製品分類集団に分割し、各第三次製品分類集
    団に対する配送データで、前記第三次製品分類集団中の製品に対するメジアン配
    送エラーを含む配送データを決定し、 前記第三次製品分類集団中の製品に対する前記メジアン配送エラーがそれぞれ
    の第二次製品分類集団の前記メジアン配送エラーに実質的に等しい場合、前記第
    二次分類集団中の製品に対するメジアン配送エラーに影響を及ぼす前記プロセス
    の存在を確認する ことを含んでなる、前記方法。
  20. 【請求項20】 顧客に対する製品配送を評価するシステムであって、 複数の製品輸送について要求された配送日、実際の配送日、製品注文ファクタ
    ー及び階層化ファクターを受け取る入力ユニットと、 複数の製品分類集団を規定する前記階層化ファクターを受け取り、前記階層化
    ファクター及び前記製品注文ファクターに基づいて製品の注文を少なくとも1つ
    の製品分類集団に割り当てる分類装置と、 各製品分類集団中の製品に対する配送エラーを示すスパン値を各製品分類集団
    について決定する配送データ計算装置と を含んでなり、前記製品分類集団が、幾つかの製品に対応する第一次の製品分類
    集団と、各々が第一次製品分類集団の部分集団に対応する少なくとも2つの第二
    次の製品分類集団とを含んでいる、前記システム。
  21. 【請求項21】 顧客への製品配送を分析するために機械で読み取り可能な
    コンピュータープログラムコードで暗号化された記憶媒体であって、 幾つかの製品に対応する第一次の製品分類集団を作成し、その第一次製品分類
    集団に対する配送データで、第一次製品分類集団中の製品の配送エラーを示すス
    パン値を含む配送データを決定し、 前記第一次製品分類集団を、各々が第一次製品分類集団の部分集団に対応する
    少なくとも2つの第二次の製品分類集団に分割し、各第二次製品分類集団に対す
    る配送データで、第二次製品分類集団中の製品の配送エラーを示すスパン値を含
    む配送データを決定する ことを含む方法をコンピューターに実行させる指令を含んでいる、前記記憶媒体
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