JP2003531009A - 金属を連続鋳造する方法及び装置 - Google Patents

金属を連続鋳造する方法及び装置

Info

Publication number
JP2003531009A
JP2003531009A JP2001576212A JP2001576212A JP2003531009A JP 2003531009 A JP2003531009 A JP 2003531009A JP 2001576212 A JP2001576212 A JP 2001576212A JP 2001576212 A JP2001576212 A JP 2001576212A JP 2003531009 A JP2003531009 A JP 2003531009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
nip
molten metal
metal
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001576212A
Other languages
English (en)
Inventor
ジー ハリントン,ドナルド
Original Assignee
アルコア インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルコア インコーポレイテッド filed Critical アルコア インコーポレイテッド
Publication of JP2003531009A publication Critical patent/JP2003531009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0605Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two belts, e.g. Hazelett-process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0677Accessories therefor for guiding, supporting or tensioning the casting belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/1206Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for plastic shaping of strands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/168Controlling or regulating processes or operations for adjusting the mould size or mould taper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 少なくとも一つのエンドレスベルト(10,12)で金属をストリップキャスティングする装置及び方法を開示する。装置は、溶融金属が入るところでは大きく、鋳造するストリップの最終的な厚さを設定する圧縮力を一対のピンチローラ(15,17)が加える薄い厚さにまでテーパが付けられるテーパード成型セクションを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の背景] 本発明は、金属の連続鋳造、特に、金属ストリップを鋳造する方法及び装置に
関わる。薄い金属ストリップの連続鋳造は高い成功率で使用されている。従来の
ツイン・ベルト・キャスタは、80インチまでの幅、典型的には、0.75イン
チの厚さまで鋳造することに使用され、0.1インチの厚さの片またはストリッ
プのコイルを製造するために3つのインライン圧延スタンドを必要とする。
【0002】 米国特許第5,564,491号、第5,515,908号、及び、第6,0
44,896号と、国際特許WO09517274A1及びWO9714520
Aに開示され、ツイン・ベルトを用いるヒート・シンク・薄片キャスタにおいて
、鋳造する厚さは典型的には0.1インチである。しかしながら、この技術で2
0インチより広い幅に鋳造する能力は証明されていない。従来技術のヒート・シ
ンク・ベルト・キャスタでは、溶融金属又は湯が入口プーリのベルトの湾曲部分
に送られ、入口プーリのベルトのニップによって金属の固化が完成される。入口
プーリ間のギャップは、ストリップを幾らか伸ばすに十分な力を生成するよう調
節される。米国特許第6,044,896号に記載する装置を用いてギャップの
力を調節することに関して、上プーリからノズル先端までの水平方向の距離は、
上プーリと底プーリとの間の垂直方向の距離と同時に調節される。ベルトは、溶
融又は固体のストリップとは接触しない戻りループで冷却される。約0.1イン
チのキャスティングゲージは、圧延を3回行った後に従来のツイン・ベルト・キ
ャスタで得られるキャスティングゲージと同じである。従来のヒート・シンク・
キャスタでは、固定の機械的及び電磁エッジ・ダムの組み合わせを用いてサイド
・ダムが入口プーリのニップの前に位置される。このようなエッジ・ダムの一例
は、WO98/36861に記載される。固化速度は、多くの製品にとって冶金
的に利点となるがかじり抵抗を必要とするブリキ缶のストックを製造するには不
適切な中速である。典型的には、従来のヒート・シンク・ベルトキャスタ動作を
用いると、圧延スタンドを3回行った後、ストリップの厚さは0.01インチと
なる。
【0003】 従来のツイン・ベルト・ストリップキャスティング機器では、鋳造されるべき
金属用の可動鋳型を間に有する2つの可動ベルトが設けられる。回転式の機械的
なサイド・ダム・ブロックは、成型セクションにおいてベルト間のギャップを埋
め、このために成型セクションではベルトが平行である必要がある。このような
平行なベルトは、鋳造製品の厚さが溶融金属を運ぶ先端の高さと略同じになるこ
とを必要とする。ベルトの冷却は、溶融金属と接触している側と反対側のベルト
の側と冷却液を接触させることで典型的には行われる。その結果、ベルトは、非
常に高い温度勾配を受け、このとき固化する金属はベルトの一方の側と接触し、
水冷却剤はベルトの他方の側と接触する。動的に不安定な温度勾配によりベルト
が歪み、その結果、上ベルトも下ベルトも分離及び多孔性の域を防止するよう更
なる装置を追加することなく平坦にはならない。ベルトは、機械が広いとに歪み
やすい。
【0004】 米国特許第3,937,270号、第4,002,197号記載のベルトの予
熱、米国特許第3,795,269号記載の連続的に適用され除去される分離層
、米国特許第4,586,559記載の可動なエンドレスサイド・ダム、及び、
米国特許第4,061,177号、第4,061,178号、及び、第4,19
3,440号記載の改善されたベルト冷却を含む、従来技術における様々な改善
策が提案されている。これら様々な改善策及び他の改善策は、鋳造面の質に寄与
するが、下流の圧延で重要な節約を実現するには鋳造の厚さは厚すぎる。更に、
幅が広くなるとより表面の質を良くすることが困難となる。
【0005】 従来技術で提案された別の連続鋳造処理は、ブロック鋳造として既知である。
この技法では、幾つかの冷たいブロックが一対の対向するトラック上に互いに隣
接して取り付けられる。各組の冷たいブロックは、反対方向に回転して、鋳造空
隙を間に形成し、その空隙の中にアルミニウム合金のような溶融金属が導入され
る。冷たいブロックと接触する液体金属は、冷たいブロック自体の熱容量で冷却
され、固化される。従って、ブロック鋳造は、連続ベルト・キャスティングとそ
の概念及び実施の両方に関して異なる。ブロック鋳造は、冷たいブロックによっ
て行われ得る熱伝達に依存する。従って、熱は、機器の鋳造セクションにおいて
溶融金属から冷たいブロックに伝達され、戻りループで取り除かれる。従って、
ブロックキャスタは、ブロック間の小さいギャップによって生ずるフラッシュ(
即ち、横方向の金属鋳張り)を防止するために正確な寸法制御が必要となる。こ
のようなフラッシュは、ストリップが熱間圧延されるときスリバー欠陥を生じさ
せる。その結果、良い表面の質を維持することが難しくなる。このようなブロッ
ク鋳造処理の例は米国特許第4,235,646号及び第4,238,248号
に記載されている。
【0006】 連続ストリップキャスティングに関して提案される別の技法は、シングル・ド
ラム・キャスタである。シングル・ドラム・キャスタでは、溶融金属は、内部的
に水冷却されている回転ドラムの表面に運ばれ、ドラムの表面と接触して冷却さ
れる金属の薄片を形成するようドラムの表面に引っ張られる。ストリップは、多
くの用途には薄すぎることがしばしばあり、自由表面は、遅い冷却及びマイクロ
収縮割れのために乏しい質を有する。このようなドラムキャスタにおいて様々な
改善策が提案された。例えば、米国特許第4,793,400号及び第4,94
5,974号は、表面の質を改善するためにドラムを型にはめることを提案し、
米国特許第4,934,443号は、表面の質を改善するためにドラムの表面に
金属酸化物を堆積することを推奨している。様々な他の技法は、米国特許第4,
979,557号、第4,828,012号、第4,940,077号、及び、
第4,955,429号に提案されている。
【0007】 従来技術で使用される別のアプローチ法は、米国特許第3,790,216号
、第4,054,173号、第4,303,181号、又は、第4,751,95
8に記載するようなツイン・ドラム・キャスタの使用である。このような装置は
、一対の反回転の内部的に冷却されるドラムの間の空間に供給される溶融金属の
源を含む。ツイン・ドラムキャスティング方法は、ドラムが固化された金属に対
して圧縮力を加え、冷凍直後に合金の熱減少を行う点で上記した他の技法と異な
る。ツイン・ドラム・キャスタは最大限の商業的利用に用いられるにも関わらず
深刻な不都合な点に直面し、その少しも上記従来技術の装置で実現される出力の
典型的には約10%の範囲にない。ここでも、ツイン・ドラムキャスティング方
法は、高純度アルミニウム(例えば、箔)の鋳造において許容可能な表面の質を
提供する一方で、高合金含有量及び広い冷凍範囲でのアルミニウムの鋳造に使用
されるとき表面質が乏しくなるといった問題に直面する。ツイン・ドラム・キャ
スタの使用で直面する別の問題は、固化中の変形による合金のセンターライン分
離である。これら機械は、幅広い製品を作る能力を有するが、製造率は、ヒート
・シンク及び従来のベルトキャスタの幅の典型的には1単位当たりの10%だけ
である。
【0008】 従って、現在使用されている方法と比較して厚さが薄く幅が広くなるよう、金
属ストリップを高速に連続鋳造する装置及び方法を提供する必要がある。
【0009】 従って、本発明は、成型セクションにおいて少なくとも1つのベルトに冷却剤
を適用する従来の広いツイン・ベルト・キャスタを用いて薄い金属ストリップ(
即ち、0.1インチの厚さ)を連続鋳造する装置及び方法を提供することを目的
とする。
【0010】 本発明は、成型セクションにおいて冷却剤を適用することなく高速で維持し厚
さを薄くしたままヒート・シンク・ベルトキャスタで幅広のストリップ(即ち、
最大で80インチまで)の製造を可能にする薄い金属ストリップを連続鋳造する
装置及び方法を提供することを更なる目的とする。
【0011】 本発明は、かじり抵抗を与えるようブリキ缶ストックに対する遅い速度を含み
、異なる製品の要件に対する様々な固化速度を一つの機械に設けることを別の目
的とする。
【0012】 本発明の上記及び他の目的及び利点は、本発明の詳細な説明から以降でより完
全に明らかとなるであろう。
【0013】 [発明の要約] 本発明の概念は、ベルト間の成型セクションが、溶融金属が入る場所では大き
く、一対のピンチローラが溶融金属排出の終わり近くで最終的な厚さを設定する
機械の長さにわたってより狭い厚さへとテーパされる、ツイン・ベルト・ストリ
ップキャスティング方法を用いて金属を連続ストリップキャスティングする方法
及び装置に関わる。ピンチローラのギャップ、ピンローラ分離力、及び、キャス
タの速さは、所望の厚さのストリップを提供するよう調整される。ピンチ力は、
割れを減らし、幅方向にわたってストリップの厚さの断面を制御する機能を担い
、これは、下流圧延を成功するために重要である。
【0014】 本発明では、入口プーリのニップ後にベルトに溶融金属が適用されることが好
ましい。ベルトは、成型セクションにおいて互いの方向に集束されるため、従来
の先端設計、つまり、厚い先端の設計は、溶融金属を機械の中に送るために利用
することができる一方でストリップを薄くすることができる。固化は、テーパが
付けられたテーパード成型セクションにおいて行われ、このときベルトは、鋳造
ノズルの先端と出口プーリとの間に位置する一対のピンチローラを用いて互いの
方向に集束される。ストリップは、溶融金属の入口点からピンチローラまで延在
する成型セクションにおいて固化される。ピンチローラから出口プーリまで延在
するストリップ運びセクションもある。
【0015】 本発明の好ましい実施例では、ベルトのヒート・シンク容量は、成型セクショ
ンにおいて溶融金属を固化するために使用され、ベルトは、固化が行われない戻
りループで冷却される。このようにして、本発明の方法及び装置は、従来技術の
ツイン・ベルト・ストリップキャスタにわたる高い不均一な温度勾配によって生
ずる異常な歪みの影響を最小化又は回避する。しかしながら、成型セクションに
テーパが付けられても、所望の場合により厚い製品を作るのに成型セクションに
おいてベルトの反対側に冷却手段を用いることは除外されない。
【0016】 本発明では、鋳造ノズルの先端の後でのテーパが付けられたエッジへの溶融金
属の封じ込めは、電磁手段によって実現され得る。或いは、エッジの閉じ込めは
、ベルトと一緒に移動し底ベルトの上部及び上ベルトのサイドエッジを密閉する
機械的なエッジ・ダム・ブロックによって実現され得る。
【0017】 本発明において利用されるベルトは、速い又は遅い固化、及び、短い又は長い
固化長を提供するために異なる熱抵抗を有する異なるコーティングを具備しても
よい。従って、ベルト上のコーティングを変えることによって、製品のニーズに
応じて冶金構造も変えられ得る。例えば、遅い固化は、よいかじり抵抗のあるブ
リキ缶ストックを作るのに望ましい。
【0018】 本発明の概念は、従来技術の問題を克服して、鋼、銅、亜鉛、鉛を含む大部分
の金属のストリップキャスティングに用いられ得るが、薄いアルミニウム合金ス
トリップの鋳造に特に適している。
【0019】 [発明の詳細な説明] 本発明の実施において使用される装置は、図1、図2、及び、図3に最もよく
例示されている。図示するように、装置は、図1に示すように一組の上プーリ1
4、15と一組の対応する下プーリ18及び20とによって保たれる一対のエン
ドレスベルト10及び12を含む。各プーリは、図2に示すように、軸21、2
2、24、及び、26について回転するよう取り付けられる。プーリは、適当な
耐熱型であり、上プーリ14及び16のいずれか一方又は両方は、簡略化のため
図示されていない適当なモータ手段によって駆動される。下プーリ18及び20
に関しても同じである。各エンドレスベルト10及び12は、表面が鋳造される
金属と低反応性であるか無反応の金属からなることが好ましい。当業者に周知の
通り相当数の適当な金属合金が使用されてもよい。例えば、鋼及び銅の合金ベル
トが装置で使用されてもよい。
【0020】 ベルト10及び12は、入口プーリ14及び18から一対の15及び17のニ
ップまで延在する成型ゾーンを間に画成する。図1及び図2に示すように、ピン
チローラ15及び17は、入口プーリ14、18と出口プーリ16、20との間
に位置する。ピンチローラ15及び17は、成型ゾーンの長さが特定の鋳造のニ
ーズに応じて5インチから120インチ以上に調節されるよう移動可能である。
これらニーズは、速さ、ベルトコーティング、及び、製品固化率を含む。本発明
の好ましい実施では、2つのベルトの厚さよりも薄い、ピンチローラ15及び1
7の間のギャップは、鋳造される金属の所望の厚さに対応するよう寸法が決めら
れる。従って、鋳造される金属ストリップの厚さは、ベルト10及び12に対し
て垂直なピンチローラ15及び17の軸を通る線の方向にピンチローラ15及び
17上を通るベルト10及び12の間のニップの寸法によって決定される。前に
発行された米国特許第5,515,908号に記載するように、鋳造されるスト
リップの厚さは、成型が間で行われるベルトの熱容量によっても制限される。
【0021】 本発明の実施によると、ピンチローラが互いに対して変位することを防止する
ために、ピンチローラ15及び17と関連付けられる手段が設けられる。ピンチ
ローラ15及び17の相対的な位置を堅く固定する任意の適切な装置が使用され
てもよい。図1及び図2は、ピンチローラ15及び17夫々の軸23及び27に
取り付けられ、張力部材41を用いて互いに固定されるピロー・ブロック45及
び47を含む簡単な機構を例示する。張力部材は、固定でも調節可能でもよい。
軸23及び27の互いに対する相対変位を防止するために張力部材としてターン
バックル41を用いるだけで良い結果を得ることができる。当業者には理解され
るように、様々な他のより高性能な張力部材が同様に使用されてもよい。例えば
、軸23及び27の互いに対する相対変位を防止するために張力部材として水圧
シリンダを用いることもできる。このような水圧シリンダの使用は、調節可能で
あり、従って、張力が用途及び鋳造される金属によって便利に変えられるといっ
た更なる利点を有する。
【0022】 鋳造される溶融金属は、タンディッシュのような適当な金属供給手段を通って
成型ゾーンに供給される。タンディッシュ28の内部は、幅に関して鋳造される
製品の幅に対応し、ベルト10及び12の狭い方の幅までの幅を有してもよい。
タンディッシュ28は、ベルト10と12の間の成型ゾーンに溶融金属の水平ス
トリームを送るために金属供給送り鋳造ノズル30を含む。このようなタンディ
ッシュは、ストリップキャスティングにおいて慣用的である。従って、図3に最
もよく示すように、ノズル30は、その直ぐ隣にあるベルト10及び12と共に
溶融金属の水平ストリームが流れ込む成型ゾーンを画成する。従って、ノズルか
ら略水平方向に流れる溶融金属のストリームは、各ベルト10と12との間の成
型ゾーンを充填しプーリ14及び18のニップを通る。溶融金属のストリームは
、固化し始め、鋳造ストリップがピンチローラ15及び17のニップに到達する
前に略固化されている。ノズルの先端42からピンチローラ15及び17まで通
るベルト10及び12のテーパード成型セクションと接触する成型ゾーンに水平
方向に流れる溶融金属のストリームを供給することは、ピンチローラ15と17
の間のギャップよりも大きいギャップを入口プーリ14及び18で可能にする機
能を担う。入口プーリ14と18との間のギャップ48は、ノズル42とのよい
適合を維持するために固定されたままである一方でピンチローラのギャップ29
は調節される。ベルトの線形速度、ピンチローラのギャップ、及び、ギャップ分
離力は、冷凍の最終点51が略ピンチローラ15と17の間のベルトニップにあ
るようにする。ストリップの中央は、ギャップ力を支持することができる部分的
に固化された「グニャグニャ」したゾーンを有してもよい。
【0023】 ベルト10及び12は、ピンチローラ15及び17から出口プーリ16及び2
0まで延在するストリップ運びゾーンを間に画成する。運びゾーンにおけるベル
ト10及び12は、互いに対して平行でもよく、或いは、出口プーリ16と20
との間のギャップがピンチローラ15と17との間のギャップよりも大きくなる
よう分岐してもよい。
【0024】 本発明の好ましい実施例によると、本発明の鋳造装置は、ベルト10と12と
の間の成型ゾーンにおいて鋳造される金属と接触するエンドレスベルトの部分と
は反対側の部分に位置する一対の冷却手段32及び34を含む。従って、冷却手
段32及び34は、プーリ16及び20を夫々通った直後で溶融金属と接触する
前にベルト10及び12を冷却する機能を担う。図1及び図2に示すような最も
好ましい実施例では、冷却手段32及び34は図示するようにベルト10及び1
2夫々の戻りランに位置決めされる。本実施例では、冷却手段32及び34は、
ベルトをその厚さを通って冷却させるようベルト10及び12の内側及び/又は
外側に冷却媒体を直接的に噴射するよう位置決めされた液体冷却ノズルのような
従来の冷却手段でもよい。或いは、冷却手段は、厚さ及び動作速度に依存して成
型セクション、運びセクション、又は、出口プーリに位置されてもよい。例えば
、0.2インチ乃至0.8インチといった比較的厚い鋳造ストリップは、ピンチ
ロールの概念を保ったまま成型セクションでの冷却を必要とし得る。タンディッ
シュ28から溶融金属を受容する前にエンドレスベルト10及び12の表面から
全ての金属又は他の形態のデブリスをきれいにするようプーリ14及び18の上
を通るときにエンドレスベルト10及び12夫々と摩擦的に係合するスクラッチ
ブラシ36及び38を使用することが望ましい場合もある。
【0025】 従って、本発明の実施例では、溶融金属は、タンディッシュから鋳造ノズル3
0を通ってベルト10と12との間に画成された鋳造又は成型ゾーンに水平方向
に流れ込み、鋳造又は成型ゾーンにおいて鋳造ストリップからベルト10及び1
2への熱伝達によってベルト10及び12は加熱される。鋳造金属ストリップは
、ピンチローラ15及び17の後、鋳造ベルト10及び12夫々が出口プーリ1
6及び20の中央線を通って曲がるまで、鋳造ベルト10及び12の間で保持さ
れ運ばれる。その後、戻りループでは、冷却手段32及び34がベルト10及び
12を夫々冷却し、成型ゾーンでベルトに伝達された略全ての熱をベルトから取
り除く。ベルトがプーリ14及び18を通りながらスクラッチブラシ36及び3
8によってきれいされた後、ベルトは成型ゾーンを再び画成するよう互いの方に
近づく。
【0026】 タンディッシュから鋳造ノズル30を通る溶融金属の最も好ましい供給は、図
3により詳細に示す。図示するように、鋳造ノズル30は、上壁40及び下壁4
2より形成され間に中央開口部44を画成し、この中央開口部44の幅はベルト
10及び12がプーリ14及び18の回りを夫々通るときにベルトの幅を略全体
にわたって延在してもよい。鋳造ノズル30の壁40及び42の遠位の端は、夫
々鋳造ベルト10及び12の表面と相当近接しており、ベルト10及び12と共
に鋳造空洞又は成型ゾーン46が画成され、そのゾーン46の中に中央開口部4
4を通って溶融金属が流れ込まれる。鋳造空洞46の中の溶融金属は、ベルト1
0と12との間を流れると、自身の熱をベルト10及び12に伝達し、同時に、
鋳造ベルト10と12との間で維持される固体ストリップ50を形成するよう溶
融金属が冷却される。
【0027】 従来のベルトキャスタのように、溶融金属は、線形セクションにおいて入口プ
ーリ14及び18のニップ48の後に鋳造ベルト10及び12と接触する。成型
ゾーンでは、ベルト10と12との間のギャップは、入口プーリ14と18の間
のギャップからピンチローラ15と17との間のギャップまでテーパが付けられ
る。それにより本発明では、固化処理は、ピンチローラ15及び17のニップ4
9の近傍で略完成される。入口プーリ14及び18のニップ48の直後に溶融金
属と最初に接触するときのベルト10と12との間の空間は、ピンチローラ15
及び17におけるベルト10と12との間のギャップ49よりも十分に大きい。
このようにして、溶融金属44は、ストリップ50の厚さよりも著しく厚いノズ
ル30を通って成型ゾーン46に運ばれ得る。これは、従来のツイン・ベルト・
キャスタと比べて、より薄いストリップを鋳造すること可能にする点で本発明の
重要な特徴である。更に、溶融金属と最初に接触するベルト10と12との間の
空間がピンチローラ15及び17のニップ49よりも著しく大きいため、この領
域におけるベルトの全ての歪みは鋳造される金属に僅かな影響しかない。高い温
度勾配はベルト10及び12がピンチロールのニップ49に到達する前に大きく
分散され、従って、生ずる全ての歪みはベルトがピンチロールのニップに近づく
につれてなくなる。
【0028】 ニップ49の前に冷凍又は固化する重要性は、図3に示すように、ニップの前
に成型ゾーンにおいてテーパが付けられた表面の間で固化される金属は、ニップ
自体の対応する寸法又は厚さよりも大きい寸法又は厚さを有することから生ずる
。これにより、固化された鋳造金属がニップ49に近づけられるとニップの寸法
よりも大きい寸法を有するためにニップ49が鋳造金属ストリップに圧縮力を加
え、従って、伸びが表面特徴を改善させるだけでなくストリップが割れる傾向を
減少させることが保証される。ストリップの中央核が半固体でもよく、幾らかの
分離力を支持できることに注意する。更に、ピンチロールの間の鋳造金属ストリ
ップに加えられる圧縮力が鋳造金属ストリップとベルトとの間でよい熱接触を保
証し、その後に圧延に必要なよい厚さ断面又はプロフィールを確立する。
【0029】 圧縮力の量は、本発明の実施には重要でない。ピンチローラ15と17との間
のギャップを調節することで及び/又は機械の速さを調節することで、鋳造スト
リップに加えられる圧縮力は制御され得る。圧縮力は、鋳造金属ストリップとベ
ルトとの間でよい熱接触を保証するのに十分に高くなくてはならず、且つ、伸ば
すのに十分に高くなくてはならない。伸びは、ニップ49から出る鋳造金属スト
リップが張力とは異なる圧縮状態にあることを保証するのに十分であることが好
ましい。圧縮力の下で鋳造ストリップを維持することにより、割れを最小限にと
どめ、さもなければ鋳造ストリップは張力下で維持された場合割れる。一般的に
、伸び率は、比較的低い、一般的に10パーセント未満、より好ましくは5パー
セント未満であることが望ましい。
【0030】 鋳造され得るストリップの厚さは、当業者に理解されるように、ベルト10及
び12の厚さ、鋳造ベルトの戻り温度、及び、ストリップ及びベルトの出口温度
に関連する。更に、ストリップの厚さは、鋳造される金属にも依存する。一般的
に、0.008インチの厚さを有する鋼ベルトを用いる0.100インチの厚さ
のアルミニウムストリップは、300華氏温度の戻り温度と800華氏温度の出
口温度を提供し得る。ベルト及びストリップの厚さとの出口温度の相互関係は、
放棄された出願番号07/902,997に詳細に記載されている。例えば、0
.006インチの厚さの鋼ベルトを用いて0.100の厚さのアルミニウムスト
リップを鋳造することに関して、戻り温度が300華氏温度であるとき出口温度
は900華氏温度であり、戻り温度が400華氏温度であるとき出口温度は96
0華氏温度である。
【0031】 本発明の方法及び装置の利点の一つは、従来のツイン・ベルト・キャスティン
グで典型的に用いられるように、熱流及び熱応力を減少させるためにベルトに断
熱皮膜を用いる選択肢がヒート・シンク・ツイン・ベルト・キャストに関して設
けられることである。ベルトが成型ゾーンにおいてホットメタルと接触するとき
ベルトの裏側に液体冷却媒体がないことで温度勾配を著しく減少させ、臨界熱流
束を超えると生ずる膜沸騰の問題が排除される。本発明の方法及び装置は、コー
ルド・フレーミング、即ち、冷却ベルトセクションが(1)金属が入る前(2)
ベルトの成型ゾーンの両側といった3つの位置で存在する状況を最小化する。こ
れらの状況は、深刻なベルト歪みを生じさせ得る。更に、ベルトのいずれか一方
に鋳造金属ストリップが張り付くことを防止する離型剤を用いることを必要とす
る成型状況もある。これら離型剤は、典型的には耐熱性を加え、従って、入口プ
ーリの湾曲部で固化が始まり終わることを記載する米国特許第5,564,49
1号のような従来のヒート・シンク・キャスタによって提供される成型ゾーンよ
りも長い成型ゾーンを必要とする。反対に、ノズルの先端44からピンチローラ
のニップまで延在する本発明の比較的長い成型ゾーンは、このような離型剤の使
用を可能にする。成型ゾーンが長く、熱流束値が低いと、ベルト歪みは少なくな
り、ストリップを薄く(即ち、0.1インチの厚さ)したままより広い幅(即ち
、最大で80インチ)で鋳造することが可能となる。
【0032】 幾つかの適用法では、鋳造される金属と接触するベルトの表面に細長い溝を有
するベルトを一つ以上使用することが望ましい場合もある。このような溝は、米
国特許第4,934,443号及びWO09714520Aに記載するようにシ
ングル・ドラム・キャスタにおいて使用されている。当業者に理解されるとおり
、冷却媒体は、溶融金属と反対側の成型ゾーン、固化されたストリップと反対側
の運びゾーン、出口プーリ中の溝、及び、出口と入口プーリとの間の戻りレッグ
の一つ以上の位置に与えられ得る。本発明の好ましい実施例では、底ピンチロー
ラは、底ベルトが非常に僅かだけ巻かれるよう設定され、ギャップ調節の大部分
は上ピンチローラの動きによって行われ、更に、冷却媒体は成型セクションにお
いて上又は底ベルト、又は、運びセクションにおいて上ベルトに適用されないが
、運びセクションにおいて底ベルトに、且つ、上ベルトの戻りループに適用され
る。前述の配置の目的は、ピンチロールにおけるストリップの曲げを最小化する
ことによる底ベルトからのストリップの遅延開放の促進、及び、ストリップが運
びセクションで収縮することによる底ベルトの熱収縮である。遅延熱解放により
、ストリップが比較的強くさほど壊れやすくなくなる低い温度まで下げられる。
【0033】 テーパード成型セクションにおけるストリップの両側での溶融金属の封じ込め
は、本発明の重要な特徴である。図4乃至図6に例示する一実施例では、ベルト
10及び12に隣接する固化する金属65の間に溶融金属30を封じ込み、溶融
金属がベルトのエッジから流れることを防止するよう電磁エッジ・ダムが利用さ
れる。電磁エッジ・ダムは、コア62を含み、このコアに電磁場を生成するコイ
ル64が取り付けられる。ベルト10及び12のエッジは、コア62の中を通り
、コイル64によって生成される場はベルトのエッジの方向に溶融金属を封じ込
める。電磁エッジ・ダムは、本願で参照として組み込む国際特許WO98/36
861に更に詳細に記載されている。しかしながら、本発明の装置が従来の鋳造
機器によって提供される成型ゾーンよりも長い成型ゾーンを用いるため、成型ゾ
ーンの略全長にわたって延在する電磁エッジ・ダムが本発明では利用されなくて
はならない。
【0034】 電磁エッジ・ダムの長さを延長する一つの方法は、図6Bに示すように交互に
なっている上及び下電磁封じ込めセグメント68及び70を夫々使用することで
ある。各セグメントは、隣接するセグメントと衝合し、コイル64の位置は隣接
するセグメント間で交互にされ、各セグメントが独自のコイルを有するよう場所
を空けることが可能となる。
【0035】 溶融金属を封じ込める別の機構は、可動エッジ・ダム・ブロックを用いること
である。可動エッジ・ダム・ブロックは、その全体を本願に参照として組み込む
米国特許第3,795,269号に記載されている。しかしながら、このような
エッジ・ダム・ブロックは、本発明のテーパード成型ゾーンを収容するよう変更
されなくてはならない。
【0036】 図7を参照するに、上ベルト10は、エッジ・ダム・ブロック72が底ベルト
12の上におかれ上ベルト10の両側を密閉するよう、底ベルト12よりも狭い
。任意の第2の組のエッジ・ダム・ブロック47は、溶融金属がベルトのエッジ
から流れ出ることを更に防止するために上ベルト10におかれてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化する鋳造方法及び装置を示す図である。
【図2】 本発明を具体化する一鋳造装置の斜視図である。
【図3】 図1及び図2に示す装置への溶融金属の入り及びピンチローラを示す断面図で
ある。
【図4】 図1及び図2に示す装置で利用され得る電磁エッジ・ダムの断面図である。
【図5】 2つのベルトによって形成される電磁エッジ・ダム及びテーパ成型セクション
の側面図である。
【図6A】 交互のセグメントの電磁エッジ・ダムの断面図である。
【図6B】 交互のセグメントの電磁エッジ・ダムの側面図である。
【図7】 図1及び図2に示す装置で利用され得る可動サイド・ダム・ブロックの端断面
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続ベルト・キャスティングによって金属をストリップキャ
    スティングする装置であって、 熱伝導材料よりなる一対の連続ベルトが設けられ、上記ベルトは、間に成型ゾ
    ーンが画成されるよう互いに隣接して位置決めされ、 入口プーリを含む一組の少なくとも2つのプーリ手段が設けられ、上記各ベル
    トは上記プーリ手段の一つに取り付けられ上記入口プーリの回りを通され、上記
    ベルトは上記入口プーリについて湾曲した表面を定め、上記入口プーリの回りを
    通された後略線形の表面を定め、 上記ベルトの上記線形の表面に隣接して位置する一対のピンチロールが設けら
    れ、上記ピンチローラの一方は他方の上に位置決めされ、上記ベルトは上記ピン
    チローラ上を通され間にニップが画成され、上記ニップは上記ピンチロールの軸
    によって画成される面にあり、 上記成型ゾーンにおいて上記ベルトの上記線形の表面に溶融金属を供給する手
    段が設けられ、上記溶融金属は、上記ピンチロールについて上記ベルトの間の上
    記ニップに到達する前に上記成型ゾーンにおいて略固化され、 上記ピンチロールと関連付けられる手段が設けられ、上記ピンチロールの間の
    間隔を制御し、上記鋳造ストリップの割れを最小化するよう上記ニップから出た
    後上記鋳造ストリップが移動方向に圧縮された状態にあるよう、上記固化された
    鋳造ストリップを伸ばすのに十分な圧縮力を上記ニップで上記略固化された鋳造
    ストリップに加える、装置。
  2. 【請求項2】 上記各ベルトに隣接して位置決めされる冷却手段を含む請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記ベルトが上記溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触し
    ないとき上記各ベルトに隣接して位置決めされる冷却手段を含み、 上記冷却手段は、上記ベルトが上記溶融金属又は上記鋳造ストリップとのいず
    れとも接触しないとき、上記溶融金属及び上記鋳造金属から上記ベルトに伝達さ
    れる略全ての熱を取り除くことで上記ベルトの温度を低下させる、請求項2記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 上記溶融金属を供給する手段は、上記連続的なベルトの上記
    線形の表面に溶融金属を堆積するよう位置決めされるノズルを有するタンディッ
    シュ手段を含む、請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記各ベルトを上記プーリについて進める手段を含む、請求
    項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記連続ベルトは、熱伝導金属よりなる請求項1記載の装置
  7. 【請求項7】 上記ベルトのエッジを越えて溶融金属が流れることを防止す
    るエッジ封じ込め手段を含む、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記成型ゾーンは、上記ベルトが上記入口プーリの回りを通
    された後略線形のテーパード成型ゾーンとなる請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 連続ベルト・キャスティングによって金属をストリップキャ
    スティングする装置であって、 熱伝導材料よりなる一対の連続ベルトが設けられ、上記ベルトは、間に成型ゾ
    ーンが画成されるよう互いに隣接して位置決めされ、 入口プーリを含む一組の少なくとも2つのプーリ手段が設けられ、上記各ベル
    トは上記プーリ手段の一つに取り付けられ上記入口プーリの回りを通され、上記
    ベルトは上記入口プーリについて湾曲した表面を定め、上記入口プーリの回りを
    通された後略線形の表面を定め、 上記ベルトの上記線形の表面に隣接して位置する一対のピンチロールが設けら
    れ、上記ピンチローラの一方は他方の上に位置決めされ、上記ベルトは上記ピン
    チローラ上を通され間にニップが画成され、上記ニップは上記ピンチロールの軸
    によって画成される面にあり、 上記ベルトの上記線形の表面に溶融金属を供給する手段が設けられ、上記溶融
    金属は、上記ピンチロールについて上記ベルトの間の上記ニップに到達する前に
    上記成型ゾーンにおいて略固化され、上記ピンチロールニップにおける上記ベル
    ト間の距離よりも大きい厚さを有する金属の鋳造ストリップを形成し、 上記ピンチロールと関連付けられる手段が設けられ、上記ピンチロールの間の
    間隔を制御し、上記鋳造ストリップの割れを最小化するよう上記ピンチロールニ
    ップから出た後に上記鋳造ストリップが移動方向に圧縮された状態にあるよう、
    上記固化された鋳造ストリップを伸ばすのに十分な圧縮力を上記ニップで上記略
    固化された鋳造ストリップに加える、装置。
  10. 【請求項10】 上記溶融金属を供給する手段は、上記連続的なベルトの上
    記線形の表面に溶融金属を堆積するよう位置決めされるノズルを有するタンディ
    ッシュ手段を含む、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記各ベルトに隣接して位置決めされる冷却手段を含む請
    求項9記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記連続的なベルトは熱伝導金属よりなる請求項11記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 上記溶融金属を供給する手段は、溶融金属の略水平方向の
    ストリームを供給するタンディッシュノズルである請求項9記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記ベルトが上記溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触
    しないとき上記各ベルトに隣接して位置決めされる冷却手段を含み、 上記冷却手段は、上記ベルトが上記溶融金属又は上記鋳造ストリップとのいず
    れとも接触しないとき、上記溶融金属及び上記鋳造金属から上記ベルトに伝達さ
    れる略全ての熱を取り除くことで上記ベルトの温度を低下させる、請求項11記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 連続ベルト・キャスティングによって金属をストリップキ
    ャスティングする装置であって、 一方が他方の上に取り付けられ熱伝導材料よりなる一対の連続ベルトが設けら
    れ、上記ベルトは、互いに隣接して位置決めされて間に成型ゾーンが画成され、 入口プーリを含む一組の少なくとも2つのプーリ手段が設けられ、上記各ベル
    トは上記プーリ手段の一つに取り付けられ上記入口プーリの回りを通され、上記
    ベルトは上記入口プーリについて湾曲した表面を定め、上記入口プーリの回りを
    通された後略線形の表面を定め、 上記ベルトの上記線形の表面に隣接して位置する一対のピンチロールが設けら
    れ、上記ピンチローラの一方は他方の上に位置決めされ間にギャップが設けられ
    、上記ベルトは上記ピンチローラ上を通され間にピンチロールニップが画成され
    、上記ニップは上記ピンチロールの軸によって画成される面にあり、 上記ベルトの上記線形の表面とともに成型ゾーンを画成するノズル手段が設け
    られ、上記ノズル手段は、上記成型ゾーンにおける上記ベルトの上記線形の表面
    に溶融金属を供給し、上記溶融金属は、金属の鋳造ストリップを形成するよう上
    記ベルトの上記ピンチロールのニップに上記金属が到達する前に上記ベルトの間
    の上記成型ゾーンにおいて略固化され、上記金属の鋳造ストリップは上記ピンチ
    ロールニップの間の距離よりも大きい厚さを有し、 上記ピンチロールと関連付けられる手段が設けられ、上記ピンチロールの間の
    間隔を制御し、上記鋳造ストリップの割れを最小化するよう上記ニップから出た
    後上記鋳造ストリップが移動方向に圧縮された状態にあるよう、上記固化された
    鋳造ストリップを伸ばすのに十分な圧縮力を上記ニップで上記略固化された鋳造
    ストリップに加える、装置。
  16. 【請求項16】 上記ベルトに隣接して位置決めされる冷却手段を含む請求
    項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 上記ピンチロールが互いから変位することを防止するよう
    上記各ピンチロールの軸に接続される張力手段を含む請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 連続ベルト・キャスティングによって金属をストリップキ
    ャスティングする装置であって、 成型ゾーンが間に画成されるよう一方が他方の上に取り付けられ熱伝導材料よ
    りなる一対の連続ベルトが設けられ、 入口プーリを含む一組の少なくとも2つのプーリ手段が設けられ、上記各ベル
    トは上記プーリ手段の一つに取り付けられ上記入口プーリの回りを通され、上記
    ベルトは上記入口プーリについて湾曲した表面を定め、上記入口プーリの回りを
    通された後略線形の表面を定め、上記入口プーリの一つは他の入口プーリの上に
    位置決めされて間にギャップが設けられ、 上記ベルトの上記線形の表面に隣接して位置する一対のピンチロールが設けら
    れ、上記ピンチローラの一方は他方の上に位置決めされ、上記ベルトは上記ピン
    チローラ上を通され間にニップが画成され、上記ニップは上記ピンチロールの軸
    によって画成される面にあり、 上記成型ゾーンにおいて上記ベルトの上記線形の表面に溶融金属を供給する手
    段が設けられ、上記溶融金属は、上記ピンチロールの間のニップに到達する前に
    上記成型ゾーンにおいて略固化され、 上記ピンチロールと関連付けられる手段が設けられ、上記ピンチロールの間の
    間隔を制御し、上記鋳造ストリップの割れを最小化するよう上記ピンチロールニ
    ップから出た後上記鋳造ストリップが移動方向に圧縮された状態にあるよう、上
    記固化された鋳造ストリップを伸ばすのに十分な圧縮力を上記ニップで上記略固
    化された鋳造ストリップに加え、上記ストリップを上記入口プーリの間の上記ギ
    ャップよりも細くする、装置。
  19. 【請求項19】 連続ベルト・キャスティングによって金属を鋳造する方法
    であって、 熱伝導材料よりなる一対のベルトを一対の入口プーリについて移動し、上記入
    口プーリから下流に位置する一対のピンチロールの間で移動する段階を有し、上
    記ピンチロールは間にニップを形成し、上記ニップは上記ベルトに対して略垂直
    な上記ピンチロールの軸によって画成される面にあり、上記入口プーリの回りを
    通される上記各ベルトは上記入口プーリについて湾曲した表面を定め、上記ベル
    トは上記入口プーリについて後略線形な表面を定め、上記略線形な表面は間に成
    型ゾーンを画成し、 上記各ベルトの上記線形の表面に溶融金属を供給する段階を有し、上記溶融金
    属は、上記成型ゾーンにおいて略固化され、上記ピンチロールニップの厚さより
    も厚い厚さを有する鋳造金属のストリップを形成し、 上記鋳造ストリップを上記ピンチロールのニップに進める段階を有し、上記鋳
    造ストリップの割れを最小化するよう上記ピンチロールから出た後上記鋳造スト
    リップが移動方向に圧縮された状態にあるよう、上記鋳造ストリップを伸ばすの
    に十分な圧縮力を上記ニップで略固化された鋳造ストリップに加える、方法。
  20. 【請求項20】 上記ピンチロールの一方は他方の上に位置決めされ、間に
    ギャップが設けられ、上記圧縮力は上記入口プーリにおけるギャップよりも上記
    ストリップを薄くするのに十分である、請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記溶融金属は、上記成型ゾーンに略水平なストリームで
    供給される請求項19記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記金属はアルミニウム合金である請求項19記載の方法
  23. 【請求項23】 上記溶融金属及び鋳造金属から上記ベルトに伝達される熱
    を取り除くために上記ベルトを冷却する段階を含む請求項19記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記圧縮力は、上記鋳造ストリップの15%未満の伸びを
    行うのに十分である請求項19記載の方法。
  25. 【請求項25】 連続ベルト・キャスティングによって金属を鋳造する方法
    であって、 熱伝導材料よりなる一対のベルトを一対の入口プーリについて移動し、下流に
    あり間にニップが画成される一対のピンチロールの間で移動する段階を有し、上
    記ニップは上記ベルトに対して略垂直な上記ピンチロールの軸によって画成され
    る面にあり、上記ベルトは間に成型ゾーンを画成し、上記各ベルトが上記入口プ
    ーリから上記ピンチロールに通されるとき線形のテーパード成型ゾーンが画成さ
    れ、 上記線形のテーパード成型ゾーン内で上記各ベルトの上記線形の表面に溶融金
    属を供給する段階を有し、上記溶融金属は、上記ピンチロールニップに到達する
    前に略固化され、上記ピンチロールニップにおける上記ベルト間のギャップより
    も大きい厚さを有する鋳造金属のストリップが形成され、 上記鋳造ストリップを上記ピンチロールのニップに進める段階を有し、上記鋳
    造ストリップの割れが最小化されるよう上記ニップから出た後上記鋳造ストリッ
    プが移動方向に圧縮された状態にあるよう、上記鋳造ストリップを伸ばすのに十
    分な圧縮力を上記ニップで略固化された鋳造ストリップに加え、 上記溶融金属及び上記鋳造ストリップから上記ベルトに伝達される熱を略取り
    除くよう上記各ベルトを冷却する段階と、を有する方法。
JP2001576212A 2000-04-11 2001-04-09 金属を連続鋳造する方法及び装置 Pending JP2003531009A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/547,253 2000-04-11
US09/547,253 US6581675B1 (en) 2000-04-11 2000-04-11 Method and apparatus for continuous casting of metals
PCT/US2001/011653 WO2001078922A1 (en) 2000-04-11 2001-04-09 Method and apparatus for continuous casting of metals

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003531009A true JP2003531009A (ja) 2003-10-21

Family

ID=24183938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001576212A Pending JP2003531009A (ja) 2000-04-11 2001-04-09 金属を連続鋳造する方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6581675B1 (ja)
EP (1) EP1278607A1 (ja)
JP (1) JP2003531009A (ja)
CN (1) CN1434751A (ja)
AU (1) AU2001253326A1 (ja)
BR (1) BR0110025A (ja)
WO (1) WO2001078922A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519046A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 エスエムエス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 金属のストランドを鋳造する装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10328905B4 (de) * 2003-06-26 2015-07-09 Hochland Natec Gmbh Form- und Kühlvorrichtung
ATE381401T1 (de) * 2003-10-03 2008-01-15 Novelis Inc Oberflächenstrukturierung von giessbändern für stranggussmaschinen
RU2428276C2 (ru) * 2006-03-16 2011-09-10 Новелис Инк. Ленточная литейная машина, имеющая регулируемую длину контакта с отливаемой металлической заготовкой
US8403027B2 (en) 2007-04-11 2013-03-26 Alcoa Inc. Strip casting of immiscible metals
US7846554B2 (en) * 2007-04-11 2010-12-07 Alcoa Inc. Functionally graded metal matrix composite sheet
US8956472B2 (en) * 2008-11-07 2015-02-17 Alcoa Inc. Corrosion resistant aluminum alloys having high amounts of magnesium and methods of making the same
JP2020531286A (ja) * 2017-08-16 2020-11-05 ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. ベルト鋳造経路制御
CN108705057B (zh) * 2018-06-07 2019-10-29 上海大学 一种辊带式薄带铸轧一体机及其使用方法
CN112439883B (zh) * 2019-08-29 2022-04-15 青岛九环新越新能源科技股份有限公司 一种连铸轧制金属带的生产方法

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2640235A (en) 1949-06-02 1953-06-02 Clarence W Hazelett Metal manufacturing apparatus
US2857637A (en) * 1955-05-31 1958-10-28 Olin Mathieson Casting apparatus
US2904860A (en) 1955-12-27 1959-09-22 Hazelett Strip Casting Corp Metal casting method and apparatus
NL123039C (ja) 1958-03-17
US3193888A (en) * 1961-08-29 1965-07-13 Aluminium Lab Ltd Continuous casting apparatus including endless steel belt with red iron oxide coating
US3339625A (en) * 1965-01-28 1967-09-05 Armco Steel Corp Continuous casting apparatus having bent-edge belts
US3795269A (en) 1972-03-27 1974-03-05 Alcan Res & Dev Method of and apparatus for casting on moving surfaces
US4002197A (en) 1973-11-09 1977-01-11 Hazelett Strip-Casting Corporation Continuous casting apparatus wherein the temperature of the flexible casting belts in twin-belt machines is controllably elevated prior to contact with the molten metal
US3937270A (en) 1973-11-09 1976-02-10 Hazelett Strip-Casting Corporation Twin-belt continuous casting method providing control of the temperature operating conditions at the casting belts
US4054173A (en) 1974-12-23 1977-10-18 Hunter Engineering Co., Inc. Apparatus for producing completely recrystallized metal sheet
US4061177A (en) 1975-04-15 1977-12-06 Alcan Research And Development Limited Apparatus and procedure for the belt casting of metal
US4061178A (en) 1975-04-15 1977-12-06 Alcan Research And Development Limited Continuous casting of metal strip between moving belts
US4238248A (en) 1978-08-04 1980-12-09 Swiss Aluminium Ltd. Process for preparing low earing aluminum alloy strip on strip casting machine
US4235646A (en) 1978-08-04 1980-11-25 Swiss Aluminium Ltd. Continuous strip casting of aluminum alloy from scrap aluminum for container components
US4193440A (en) 1978-09-01 1980-03-18 Alcan Research And Development Limited Belt-cooling and guiding means for the continuous belt casting of metal strip
US4303181A (en) 1978-11-02 1981-12-01 Hunter Engineering Company Continuous caster feed tip
LU83485A1 (fr) 1981-07-09 1983-02-04 Metallurgie Hoboken Procede et installation pour couler une bande a oreilles en saillie laterale
JPS59199151A (ja) * 1983-04-28 1984-11-12 Kawasaki Steel Corp 薄鋳片連続鋳造機
US4751958A (en) 1985-10-04 1988-06-21 Hunter Engineering Company, Inc. Continuous casting aluminum alloy
US4793400A (en) 1987-11-24 1988-12-27 Battelle Development Corporation Double brushing of grooved casting wheels
US4934443A (en) 1988-02-16 1990-06-19 Reynolds Metals Company Method of and apparatus for direct casting of metal strip
US4828012A (en) 1988-04-08 1989-05-09 National Aluminum Corporation Apparatus for and process of direct casting of metal strip
US4955429A (en) 1988-04-08 1990-09-11 Reynolds Metal Company Apparatus for and process of direct casting of metal strip
US5601140A (en) * 1993-07-23 1997-02-11 Arch Development Corporation Apparatus for efficient sidewall containment of molten metal with horizontal alternating magnetic fields utilizing a ferromagnetic dam
US4940077A (en) 1988-11-21 1990-07-10 Reynolds Metals Company Method of and apparatus for direct metal strip casting
CA2096366C (en) 1992-06-23 2008-04-01 Gavin F. Wyatt-Mair A method of manufacturing can body sheet
US5356495A (en) 1992-06-23 1994-10-18 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method of manufacturing can body sheet using two sequences of continuous, in-line operations
US5514228A (en) 1992-06-23 1996-05-07 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method of manufacturing aluminum alloy sheet
US5496423A (en) 1992-06-23 1996-03-05 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method of manufacturing aluminum sheet stock using two sequences of continuous, in-line operations
CA2096365A1 (en) 1992-06-23 1993-12-24 Donald G. Harrington Method and apparatus for continuous casting of metals
FR2707669B1 (fr) 1993-07-16 1995-08-18 Pechiney Rhenalu Procédé de fabrication d'une feuille mince apte à la confection d'éléments constitutifs de boîtes.
ES2151953T3 (es) 1993-12-23 2001-01-16 Alcoa Inc Metodo y aparato para colar bandas gemelas.
US5634991A (en) 1995-08-25 1997-06-03 Reynolds Metals Company Alloy and method for making continuously cast aluminum alloy can stock
US5772799A (en) 1995-09-18 1998-06-30 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method for making can end and tab stock
US5769972A (en) 1995-11-01 1998-06-23 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method for making can end and tab stock
US5772802A (en) 1995-10-02 1998-06-30 Kaiser Aluminum & Chemical Corporation Method for making can end and tab stock
BR9611416A (pt) 1995-09-18 1999-02-23 Kaiser Aluminium Chem Corp Processos para a fabricação de patilhas e tampos de latas para recipientes de liga de alumínio de material de patilhas e tampos das latas para recipientes de liga de alumínio e de material de folha de liga de alumínio tampa ou patilha de lata para recipientes de liga de alumínio e material para tampa ou patilha de lata para recipientes de liga de alumínio
US5655593A (en) 1995-09-18 1997-08-12 Kaiser Aluminum & Chemical Corp. Method of manufacturing aluminum alloy sheet
US5913989A (en) 1996-07-08 1999-06-22 Alcan International Limited Process for producing aluminum alloy can body stock
US5993573A (en) 1997-06-04 1999-11-30 Golden Aluminum Company Continuously annealed aluminum alloys and process for making same
US5985058A (en) 1997-06-04 1999-11-16 Golden Aluminum Company Heat treatment process for aluminum alloys
US5976279A (en) 1997-06-04 1999-11-02 Golden Aluminum Company For heat treatable aluminum alloys and treatment process for making same
US6044896A (en) 1997-08-27 2000-04-04 Alcoa Inc. Method and apparatus for controlling the gap in a strip caster

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519046A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 エスエムエス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 金属のストランドを鋳造する装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU2001253326A1 (en) 2001-10-30
CN1434751A (zh) 2003-08-06
US6581675B1 (en) 2003-06-24
WO2001078922A1 (en) 2001-10-25
EP1278607A1 (en) 2003-01-29
BR0110025A (pt) 2004-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5564491A (en) Method and apparatus for twin belt casting of strip
KR20070073951A (ko) 주강 스트립의 제조 방법
NZ329197A (en) Non-contact heat absorbers for strip casting
JP2003531009A (ja) 金属を連続鋳造する方法及び装置
US20020029865A1 (en) Method of and apparatus for continuous casting of steel strip
US5363902A (en) Contained quench system for controlled cooling of continuous web
JP2024041950A (ja) 双ベルト式鋳造機用のショートベルトサイドダム
US5862582A (en) Method for making hollow workpieces
WO1996001708A1 (en) Twin-roll caster and rolling mill for use therewith
US8579012B2 (en) Continuous casting apparatus for casting strip of variable width
JP3497170B2 (ja) ストリップの二重ベルト鋳造方法及び装置
JPH02290651A (ja) 薄肉鋳片の連続鋳造方法及び装置
JP3314036B2 (ja) 連続鋳造方法および連続鋳造装置
JPS6232017B2 (ja)
CN1073382A (zh) 薄板坯、带坯或小方坯连铸装置
JPS6092052A (ja) 薄板連続鋳造方法
KR960002217B1 (ko) 박판 주조법
JPS61199554A (ja) 連続鋳造方法及び装置
JPS59159250A (ja) 薄鋳片の連続鋳造方法及びその装置
JPS6243781B2 (ja)
JPS61229445A (ja) 連続鋳造方法及び装置
JPS59189044A (ja) 連続鋳造機
JPS5924563A (ja) 鋼の連続鋳造法
JPS63115655A (ja) 高温鋳片製造法
JPH0494847A (ja) 金属薄帯連続鋳造機