JP2003530055A - ロータ - Google Patents

ロータ

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JP2003530055A
JP2003530055A JP2001573607A JP2001573607A JP2003530055A JP 2003530055 A JP2003530055 A JP 2003530055A JP 2001573607 A JP2001573607 A JP 2001573607A JP 2001573607 A JP2001573607 A JP 2001573607A JP 2003530055 A JP2003530055 A JP 2003530055A
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ring
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JP2001573607A
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プフェッツァー ヨハネス
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/278Surface mounted magnets; Inset magnets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 従来技術によるロータは、上部と下部とを有しており、また上部がウエブを有していて、このウエブが上部に機械的に結合されている。しかしながらこのような結合形式は、公差を非常に狭く維持しなければならず、また固定の形式が不確実であるという欠点を有している。本発明によるロータ(1)はリング(42)を有しており、このリング(42)は、ウエブ(45)及びひいてはそれによって形状接続及び摩擦接続によって磁石(40)を、下部に配置された管部材(38)に押し付けるようになっている。下部(4)は、ロータ軸(7)及び下部(64)と共にロータ(1)を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来の技術 本発明は請求項1の上位概念部に記載した形式のロータに関する。
【0002】 アメリカ合衆国特許第4591749号明細書によれば、磁石ホルダを備えた
ロータが公知である。磁石ホルダは、上部と下部とウエブとから成っている。上
部と下部とは、ウエブを機械的に変形せさることによって互いに結合される。こ
のような形式の結合は、駆動の際にやや不確実であるか、若しくはロータを組み
立てる際に非常に狭い公差を維持しなければならなくなる。
【0003】 発明の利点 これに対して、請求項1に記載した特徴を有する本発明によるロータは、簡単
かつ安価な形式でロータを組み立てることができるという利点を有している。
【0004】 従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載したロータの有利な実施
態様及び改善が可能である。
【0005】 ウエブによってロータに磁石を確実に固定するために、ウエブが磁石と形状接
続を形成するようにすれば有利である。何故ならば、これによって上部を簡単に
製造することができるからである。
【0006】 さらにまた、下部をロータ軸に固定すれば有利である。
【0007】 ウエブと磁石とが1つの管部材に当接していれば、特に有利である。何故なら
ばこれによってウエブと磁石とが、リングによって管部材に押し付けられるから
である。
【0008】 ウエブを管部材に固定するために、少なくとも1つのウエブがピンを有してい
て、このピンが管部材の表面の凹部内に係合していれば有利である。
【0009】 管部材と下部との組み立ては、管部材が中心軸線に向かって延びる半径方向の
フランジを有していて、このフランジが下部の対応する溝内に導入されるように
なっていることによって行われる。これによって管部材も下部に固定される。
【0010】 管部材と下部との間の公差補償は、下部が半径方向に突き出るばねリップを有
していれば有利である。
【0011】 下部と上部とは係止接続によって簡単に結合することができる。
【0012】 組み立てようとする部分の数を少なくするために、ウエブを下部又は上部と共
に一体的に構成すれば有利である。
【0013】 管部材が管リングであれば、組み立てようとする部分の数減少させて、組み立
てを簡略化することができる。
【0014】 ロータのアンバランスを補償するために、下部が孔を有していて、この孔内に
釣り合いおもりを挿入することができるようになっていれば、有利である。
【0015】 リングがばねリングとして構成されていれば、有利な形式でウエブを管部材に
押し付けて、ロータを簡単かつ迅速に製造することができる。
【0016】 ロータ軸が連行部材を有していれば、簡単な形式でトルクをロータからロータ
軸に伝達することができる。
【0017】 さらにまた、ウエブが、管部材の開口を貫通して延びる保持ウエブを有してい
れば有利である。何故ならばウエブはこれによって軸方向で固定されるからであ
る。
【0018】 ウエブは有利な形式でリングと保持ウエブとの間のバヨネット結合によって、
磁石及び管部材に押し付けられ、それによって半径方向で固定される。
【0019】 図面 本発明の2つの実施例が図面に概略的に示されていて、以下に詳しく説明され
ている。
【0020】 図1は、本発明のロータの一部としての、ロータ軸を有する下側、 図2は、組み付けられたウエブと磁石とリングとを有する管部材、 図3は、リング、 図4は、組み付けられた管部材とウエブと磁石とリングとを有する下側、 図5は、本発明によるロータの組み付けられた状態、 図6は、図4のVI−VI線に沿った半径方向の横断面図、 図7は、図5のVII−VII線に沿った軸方向の横断面図、 図8は、本発明によるロータの第2実施例の管部材、 図9は、支持ブシュと磁石とを有する管部材、 図10は、管部材の周囲がウエブによって取り囲まれている磁石、 図11は、リングが固定されている、ウエブを有する管部材、 図12a及び図12bは、管部材上に配置された上部又は下部、 図13は、図11に示した、上部又は下部を有する構成、 図14aは、ロータ軸が組み付けられて異な状態のロータ、図14bは、ロー
タ軸が組み付けられているロータ(回転子)、 図15は、ロータ軸を備えた、組立完成された本発明によるロータを示す図で
ある。
【0021】 実施例の説明 図1は、ロータ軸7を備えたロータ1(図5)の下部4を示している。ロータ
軸7は下部4内に挿入され、下部4内で固定されていて、中心軸線9を有してい
る。この中心軸線9は、例えば、下部4又はロータ1のための左右対称軸線も形
成している。段付けして構成された下部4は、円筒形部分12を有していて、こ
の円筒形部分12の軸方向端部に続いて半径方向のフランジ15が形成されてい
る。下部4は例えばプラスチック又は金属である。
【0022】 円筒形部分12の外側面20には少なくとも1つの溝24が配置されており、
この溝24は、中心軸線9に対して平行に延びている。この実施例では4つの溝
24が設けられている。また外側面20には少なくとも1つのリブ36が配置さ
れていて、これらのリブ36は中心軸線9に対して平行に延びている。円筒形部
分12は弾性変形可能又は弾性/塑性変形可能な少なくとも1つのばねリブ28
を有しており、このばねリブ28は、組み付けようとする管部材38との公差補
償のために用いられる(図4)。ばねリブ28は、外側面20に、又はリブ36
上に、又は溝24を形成するウエブのうちの1つに配置することができる。半径
方向のフランジ15は孔31を有しており、この孔31内に釣り合わせ重りを取
り付けることができ、それによってロータは電動モータ内に組み込む際にバラン
スを取ることができる。半径方向のフランジ15は、円筒形部分12側に、少な
くとも部分的に環状に延びる環状溝34を有している。この環状溝34は、円筒
形部分12に取り付けられた構成部部と形状接続(Formchluss;形状
による束縛)を形成する。
【0023】 図2には管部材38が示されている。管部材38には少なくとも1つの磁石4
0が配置されていて、この磁石40は少なくとも1つのウエブ45によって連結
されている。この実施例では、4つの磁石40と4つのウエブ45とが、交互に
管部材38に配置されており、少なくとも1つのウエブ45が管部材38に接触
しないようになっている。中心軸線9の方向に延びる側面で、磁石40及びウエ
ブ45は、例えばあり継ぎ(Schwalbenschwanz)状の輪郭形状
を有しており、それによって、これらの磁石40及びウエブ45の側面は、それ
ぞれ互いに形状接続によって係合し合っている。管部材8は、多数の部分より成
っていてよい。ウエブ45は軸不幸で磁石40を越えて突き出る少なくとも1つ
の軸方向のフランジ48を有しており、この軸方向のフランジ48は、管部材3
8に向いた側が例えばショルダ状に構成されていて、リング42に係合している
。フランジ48は例えば、ウエブ45の軸方向の両端部に形成されている。これ
によってリング42は、磁石40の端面の前に位置していて、取り付けられたウ
エブ45又は磁石40の外側面を越えて突き出ない。リング42は、半径方向の
力をウエブ45に加えてウエブ45を磁石40に押しつけることによって、磁石
40を強い押しつけ力によって管部材38で固定する。磁石40は例えばリング
円弧状構成されていて、管部材38の形状に合わせられている。磁石40とウエ
ブ45とは形状接続を形成しているので、ロータ1の運転中に力は均一に磁石4
0及びウエブ45の支承面に亘って分配される。
【0024】 フランジ48は例えば少なくとも1つの突起49を有しており、この突起49
は、磁石40の端面を越えて突き出ていて、それによって磁石40を軸方向で固
定する。フランジ48は図2では2つの突起49を有している。フランジ48が
例えばウエブ45の端面側に設けられている場合も同様の形式で構成される。管
部材38は有利には管リングとして構成されていて、中心軸線9に向かって延び
る少なくとも1つの隆起部52を有している。管部材38は例えばプラスチック
又は金属より成っている。管部材38が磁気伝導性であれば、この管部材38は
磁束帰路として用いられる。
【0025】 図3にはリング42が示されている。リング42は例えばばねリング42であ
って、変形されていない状態で例えば円形に形成されている(図示せず)。リン
グ42の内径は、管部材38の外径よりも大きく、軸方向のフランジ48の外側
面によって規定された想定円形周方向ラインの直径よりも小さい。組み付けグリ
ッパ工具を用いて矢印55で示した力を加えることによって、リング42は、外
径にに亘って例えば均一に分配配置された、リング42の例えば4つの箇所56
において、リング42がウエブ45の軸方向のフランジ48に被せられるように
変形される。これらの箇所56間ではリング42は膨らんで、軸方向のフランジ
48の外側に被せられるように適合する。この力が解消すると、ばねリング42
は再びその初期の形状に戻って、ウエブ45に中心軸線9に向かう方向に作用す
る力が形成される。例えば2つのリング42が設けられており、これらのリング
42はロータの軸方向の両端部に取り付けられている。
【0026】 リング42は、ウエブ45が上部64及び下部4と一体的に構成されている場
合に設けられる。リング42は、ウエブ45の軸方向のフランジ48を介して支
えられている剛性なリング42として構成されていてもよい。
【0027】 図4には、図1及び図2に示した個別部分の組み立てられた状態が示されてい
る。つまり、ロータ軸7を備えた下部4が、図2に示した磁石40とウエブ45
とばねリング42とを備えた管部材38内に挿入されている。管部材38の半径
方向の隆起部52は、下部4の溝24内に挿入されている。この隆起部52によ
って、電動モータのステータ(固定子)の外側の励磁磁界内に生ぜしめられた、
磁石40のトルクが下部4に伝達され、ひいてはロータ軸7に伝達される。図2
に示した構成部分は、環状溝34内で管部材38の端面に当接する。管部材38
は、変形可能なばねリブ28を介して下部4に対する形状接続部を有している。
環状溝34とフランジ15とは、組み付けられた状態で、非円形のリング42の
領域とウエブ45のフランジ48とを覆っていて、それによって、ロータが液体
内で回転する際に、滑らかな表面が形成されることによって、ロータ1のベーン
損失は避けられる。それと同時にリング42は軸方向で固定される。下部4は例
えば4つのフック59を有しており、これら4つのフック59は、上部64(図
5)との係止結合の一部である。
【0028】 図5には、本発明によるロータ1に上部64が組み付けられた状態が示されて
いる。上部64は、例えば円板状に構成されていて、下部4のフック59が貫通
係合するための開口を有しており、それによって係止結合が形成され、この係止
結合によって、上部64は、磁石40とウエブ45とばねリング42とを備えた
管部材38を下部4上で固定する。上部64は例えば、釣り合い重りを挿入する
ための複数の孔31も有している。上部64は、下部4のフランジ15と同様に
、管部材38、磁石40、ウエブ45及びばねリング42の他方の端部を多うた
めの相応の環状溝34を有している。
【0029】 図6には、図4のVI−VI線に沿った半径方向横断面が示されている。図4
には、例えば全長に亘って同じであるウエブ45の横断面が示されている。ウエ
ブ45は、磁石40と形状接続を形成していて、例えば円形の周方向ラインに沿
って延びている。さらに少なくとも1つのウエブ45が少なくとも1つのピン6
7を有しており、このピン67は、管部材38の相応の凹部68内に係合して、
それによってウエブをその位置で固定する。このピン6は同時に、管部材38上
で磁石40を位置決めするためにも用いられる。ピン67のための凹部68を製
造する際に、スタンピングによって、つまり凹部68の材料が中心軸線9に向か
って押しやられることによって、同時に管部材38の半径方向の隆起部52が製
造される。管部材38の隆起部52は溝24に係合するが、その端面が下部4の
外側面20上に必ずしも載らなくてもよい。隆起部52の一方の側面の少なくと
も一部は、溝24に気密に当接しているので、この実施例でもピン67において
トルクは直接伝達される。公差に基づく、管部材38の内径とリブ36の半径方
向寸法との差は、少なくとも1つのばねリブ28の変形によって補償される。
【0030】 図7には、図5のVII−VII線に沿った断面図が示されている。上部64
及び下部4の環状溝34は、それぞれウエブ45の軸方向のフランジ48とリン
グ42とを包囲する。下部4の円筒形部分12は、例えば中空体として構成され
ており、この中空体は、ロータ軸7のための相応の孔及び外側面20に向かって
延びる横方向ウエブを有している。磁石40の位置は、図面では破線で示されて
いる。リング42が例えば磁石40上に載っているのではなく、ウエブ45上だ
けに載っていることが分かる。
【0031】 第2実施例は図8〜図15に示されている。
【0032】 図8には管部材38が示されており、この管部材38はその壁部に少なくとも
1tの開口72を有している。管部材38の周囲に例えば4つのウエブ45が載
せられており(図10)、これらのウエブ45は、例えばウエブ45に配置され
た2つの保持ウエブ82(図10)を有していて、これらの保持ウエブ82は開
口72をガイドされている。管部材38の外周面に複数の開口72が均一に分配
配置されている。軸方向で、例えば1つのウエブ45のためにそれぞれ2つの開
口72が相前後して配置されている。ここでも管部材38は磁気的な磁束帰路と
して用いられる。
【0033】 図9には、例えば4つの磁石40が図示されており、これらの磁石40は、外
側で互いに均一な間隔を保って分配配置されている。この配置構成は、4つの磁
石40だけに限定されるものではなく、4つより少ないか又は多い磁石40を設
けてもよい。管部材38内には支持ブシュ75が配置されていて、例えば押し込
まれている。支持ブシュ75は、例えば支持ブシュリング76より成っており、
この支持ブシュリング76は、その直径が管部材38の直径よりも小さく、より
多くの、半径方向外方に向けられた支持ブシュウエブ77を有しており、これら
の支持ブシュウエブ77は、管部材38の内側面79に当接している。
【0034】 図10には、図9から出発して4つのウエブ45が磁石40及び管部材38に
のように配置されているかが示されている。ウエブ45は、図2に示したウエブ
45と同じであるが、フランジ48無しで構成されている。第2実施例のウエブ
45はさらに、少なくともつの半径方向内方に延びる保持ウエブ82を有してお
り、この保持ウエブ82は、管部材38の開口72内に貫通案内されていて、自
由に突き出る端部86を有している。この実施例では、ウエブ45は2つの保持
ウエブ82を有しており、これらの保持ウエブ82は、ウエブ45の軸方向端部
87付近に配置されている。これによってウエブ45は軸方向で固定され、軸方
向の両端部87で、磁石40及び管部材38に非常に良好に押しつけられる。保
持ウエブ82の一部は、管部材38の内側に配置されている。保持ウエブ82の
自由な端部86には、軸方向の延長部85が形成されており、この延長部85が
、管部材38の開口に向かって軸方向に延びていて、管部材38の内側面79と
協働してノッチ(刻み目)88を形成している。また自由な端部86には半径方
向内方に向かって延びる突起91が形成されている。
【0035】 図11には、どのようにしてリング42によってウエブ45が管部材38に摩
擦接続式(kraftschluessig;摩擦による束縛)に接続されてい
るかについて図示されている。リング42は管部材38内に配置されている。リ
ング42は、少なくとも1つの緊締部95と、個別の緊締部分95を互いに接続
する少なくとも1つの接続ウエブ97とから成っており、それによってリング4
2は、伸張又は延びることができるように構成されている。緊締部分95は、ノ
ッチ88内に挿入され、中心軸線9を中心にして回転せしめられ、それによって
、緊締部分95h、管部材38の内側面79と軸方向の延長部85との間に押し
込まれ、それによってノッチ88と共にバヨネット結合を形成する。このために
、緊締部分95又はノッチ88、或いは緊締部分95とノッチ88はキー状に構
成されている。この場合、ウエブ45、管部材38、磁石40の公差は個別に補
償される。ウエブ45は半径方向でも固定されている。接続ウエブ97は必ずし
も設けなくてもよい。緊締部分95は個別に組み付けることもできる。保持ウエ
ブ82は、例えば支持ブシュ75上に載っていてよく、図示の実施例では支持ブ
シュリング76上に載っているので、保持ウエブは曲がることはない。支持ブシ
ュ75の長さは、保持ウエブ82の軸方向間隔に合わせられている。また支持ブ
シュ75は、ウエブ45から磁石40に作用し、磁石40から管部材38に作用
する曲げモーメントを受容する。
【0036】 図12aは、上部64又は下部4を示しており、この上部又は下部は、リブ3
6において半径方向に延びる少なくとも1つのばねリブ28を有しており、この
ばねリブ28に管部材38が当接していて(図12b)、公差補償が可能である
。しかも上部64と下部4とは、管部材38内に配置された少なくとも1つの突
起開口92を有している。
【0037】 図13には、下部4又は上部64が、図11に示した装置に組み付けられた状
態が示されている。突起91は、下部4又は上部64の突起開口92内に係合し
、それによって突起開口92と形状接続を形成している。下部又は上部64は、
磁石40に当接していて、それによって磁石40を軸方向で固定している。
【0038】 図14aにはロータ軸7が示されており、このロータ軸7上に連行部材101
が配置されている。この連行部材101は、図13に示した上部64及び下部4
を備えた構成部に組み付けられている。この構成部は、ロータ軸7のための相応
の開口102を有している。連行部材101は、少なくとも1つの連行部材突起
103を有しており、この連行部材突起103は、上部64又は下部4の対応す
る連行部材凹部105内に係合し、ここで形状接続を形成している。連行部材突
起103の数に応じて、例えば相応数の連行部材凹部105が得られる。図14
bには、ロータ軸7がロータ1にどのように組み付けられて、連行部材101が
下部又は上部64内にどのように係合するかが示されている。
【0039】 図15には、図14bに示したロータ1の他方の軸方向端部が示されている。
ロータ軸7の他方の軸方向端部には拡開リング109が配置されており、この拡
開リング109は、ロータ軸7の凹部内に係合して、上部又は下部をロータ軸7
上で軸方向に固定し、それによって連行部材突起103がその連行部材凹部10
5内に止まる。
【0040】 固定子の磁界によってロータ1の磁石40にトルクが作用すると、管部材38
は回転する。何故ならばウエブ45は磁石40を管部材38に接続するからであ
る。保持ウエブ82は、同様に管部材38の回転運動に基づいて回転する。保持
ウエブ82は、突起91及び突起開口92によって、例えば下部4と形状接続式
に接続されている。ロータ軸7は、連行部材101によって下部4に接続されて
いるので、ロータ軸7も回転する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるロータの一部としての、ロータ軸を有する下側を示す図である。
【図2】 組み付けられたウエブと磁石とリングとを有する管部材を示す斜視図である。
【図3】 リングを示す斜視図である。
【図4】 組み付けられた管部材とウエブと磁石とリングとを有する下側を示す図である
【図5】 本発明によるロータの組み付けられた状態を示す斜視図である。
【図6】 図4のVI−VI線に沿った半径方向の横断面図である。
【図7】 図5のVII−VII線に沿った軸方向の横断面図である。
【図8】 本発明によるロータの第2実施例の管部材の斜視図である。
【図9】 支持ブシュと磁石とを有する管部材の斜視図である。
【図10】 管部材の周囲がウエブによって取り囲まれている磁石の斜視図である。
【図11】 リングが固定されている、ウエブを有する管部材の斜視図である。
【図12】 図12a及び図12bは、管部材上に配置された上部又は下部を示す部分図で
ある。
【図13】 図11に示した、上部又は下部を有する構成の斜視図である。
【図14】 図14aは、ロータ軸が組み付けられて異な状態のロータ、図14bは、ロー
タ軸が組み付けられているロータを示す斜視図である。
【図15】 ロータ軸を備えた、組立完成された本発明によるロータを示す図である。
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Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部(64)と下部(4)とから成るロータ(1)であって
    、少なくとも1つのウエブ(45)と少なくとも1つの管部材(38)とを備え
    ており、この場合、ウエブ(45)と管部材とが上部(64)と下部(4)との
    間に配置されており、少なくとも1つの磁石(40)が設けられていて、該磁石
    (40)が、直接隣接し合う2つのウエブ(45)間に位置していて、該ウエブ
    (45)が、少なくとも1つの磁石(40)を半径方向及び軸方向で固定するよ
    うになっている形式のものにおいて、 ウエブ(45)が少なくとも1つのリング(42)によって固定されているこ
    とを特徴とする、ロータ。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つのウエブ(45)が少なくとも1つの磁石(
    40)と形状接続を形成している、請求項1記載のロータ。
  3. 【請求項3】 ウエブ(45)が少なくとも1つの軸方向のフランジ(48
    )を有していて、このフランジ(48)にリング(42)が係合する、請求項1
    又は2記載のロータ。
  4. 【請求項4】 上部(64)が円板状である、請求項1記載のロータ。
  5. 【請求項5】 下部(4)が円筒形(12)であって、軸方向の端部で半径
    方向のフランジ(15)を有している、請求項1記載のロータ。
  6. 【請求項6】 下部(4)がロータ軸(7)に固定されている、請求項1又
    は5記載のロータ。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの磁石(40)が少なくとも1つの管部材(
    38)に当接しており、管部材(38)が下部(4)に配置されている、請求項
    1記載のロータ。
  8. 【請求項8】 下部(4)が少なくとも1つのリブ(36)を有していて、
    このリブ(36)に管部材(38)が当接している、請求項7記載のロータ。
  9. 【請求項9】 ウエブ(45)が、少なくとも1つのピン(67)によって
    、管部材(38)の表面に形成された凹部に係合する、請求項1,2,3,7又
    は8のいずれか1項記載のロータ。
  10. 【請求項10】 ロータ(1)が中心軸線(9)を有していて、管部材(3
    8)が、この中心軸線(9)に向けられた少なくとも1つの半径方向の隆起部(
    52)を有している、請求項9記載のロータ。
  11. 【請求項11】 下部(4)の円筒形部分(12)が外側面(20)で、中
    心軸線89)に対して平行に延びる少なくとも1つの溝(24)を有しており、
    該溝(24)内に管部材(38)の半径方向の隆起部(52)が導入可能である
    、請求項10記載のロータ。
  12. 【請求項12】 下部(4)の円筒形部分(12)が外側面(20)で、半
    径方向に突出する変形可能な少なくとも1つのばねリブ(28)を有しており、
    該ばねリブ(28)が管部材(38)との公差補償のために用いられる、請求項
    5、6又は11のいずれか1項記載のロータ。
  13. 【請求項13】 ばねリブ(28)がリブ(36)上に配置されている、請
    求項12記載のロータ。
  14. 【請求項14】 下部(4)と上部(64)とが、係止結合によって互いに
    保持されている、請求項1,4,5,6,11,12又は13のいずれか1項記
    載のロータ。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つのウエブ(45)が下部(4)と一体的に
    構成されている、請求項1から14までのいずれか1項記載のロータ。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つのウエブ(45)が上部(64)と一体的
    に構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のロータ。
  17. 【請求項17】 管部材(38)が磁束帰路である、請求項1,7〜11ま
    でのいずれか1項記載のロータ。
  18. 【請求項18】 磁束帰路部材が磁束帰路リングである、請求項1記載のロ
    ータ。
  19. 【請求項19】 リング(42)がばねリングである、請求項1記載のロー
    タ。
  20. 【請求項20】 半径方向のフランジ(15)が孔(31)を有していて、
    該孔内に釣り合い重りを挿入することができる、請求項5記載のロータ。
  21. 【請求項21】 下部(4)の半径方向のフランジ(15)が、少なくとも
    部分的に環状に延びる環状溝(34)を有しており、環状溝(34)と半径方向
    のフランジ(15)とが、ロータ(1)の組み付けられた状態でリング(42)
    の領域及びウエブ(45)の軸方向のフランジ(48)を覆う、請求項5又は1
    8記載のロータ。
  22. 【請求項22】 上部(64)が、少なくとも部分的に環状に延びる環状溝
    (34)を有しており、上部(64)が、ロータ(1)の組み付けた状態でリン
    グ(42)の領域及びウエブ(45)の軸方向のフランジ(48)を覆う、請求
    項1から21までのいずれか1項記載のロータ。
  23. 【請求項23】 ウエブ(45)の少なくとも1つのフランジ(48)少な
    くとも1つの突起(49)を有しており、該突起(49)が磁石(40)を軸方
    向で固定する、請求項3,21又は22記載のロータ。
  24. 【請求項24】 下部(4)が円板状である、請求項1記載のロータ。
  25. 【請求項25】 ロータ軸(7)に連行部材(101)が固定されており、
    該連行部材(101)が、下部(4)又は上部(46)と形状接続を形成し、そ
    れによって、ロータ軸(7)が回転する時に、下部(4)と上部(64)とが回
    転する、請求項1記載のロータ。
  26. 【請求項26】 環状部材(38)内に支持ブシュ(75)が配置されてい
    る、請求項1記載のロータ。
  27. 【請求項27】 下部(4)が、半径方向に延びる少なくとも1つのばねリ
    ブ(28)を有しており、該ばねリブ(28)に管部材(38)が当接する、請
    求項24までのいずれか1項記載のロータ。
  28. 【請求項28】 上部(64)が、半径方向に延びる少なくとも1つのばね
    リブ(28)を有しており、該ばねリブ(28)に管部材(38)が当接してい
    る、請求項4記載のロータ。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つの管部材(38)が少なくとも1つの開口
    (72)を有しており、ウエブ(45)が少なくとも1つの保持ウエブ(82)
    を有していて、該保持ウエブ(82)が半径方向で内方に向かって、開口(72
    )を通って延びている、請求項1記載のロータ。
  30. 【請求項30】 保持ウエブ(82)が軸方向の延長部(85)を有してい
    て、該延長部(85)が管部材(38)内で、管部材(38)の内側面(79)
    と共にノッチ(88)を係止しており、保持ウエブ(82)が、管部材(38)
    及び緊締部分(95)と共にバヨネット接続を形成している、請求項29までの
    いずれか1項記載のロータ。
  31. 【請求項31】 保持ウエブ(82)が軸方向の延長部(85)を有してお
    り、該延長部(85)が管部材(38)内で管部材(38)の内側面(79)と
    共にノッチ(88)を形成しており、該ノッチ(88)内にリング(42)が配
    置されている、請求項29又は30記載のロータ。
  32. 【請求項32】 リング(42)が少なくとも1つの緊締部分(95)と少
    なくとも1つの接続ウエブ(97)とから成っており、緊締部分(95)がノッ
    チ(88)と共にバヨネット接続を形成している、請求項31記載のロータ。
  33. 【請求項33】 上部(64)又は下部(4)が孔(31)を有していて、
    該孔(31)内に釣り合い重りが挿入されている、請求項1,4又は24のいず
    れか1項記載のロータ。
  34. 【請求項34】 保持ウエブ(828)が少なくとも1つの突起(91)を
    有していて、上部(64)と下部(4)とが少なくとも1つの突起開口(92)
    を有しており、突起(92)と突起開口(92)とが形状接続を形成している、
    請求項29記載のロータ。
  35. 【請求項35】 管部材(38)が支持ブシュ(75)を有しており、該支
    持ブシュ(75)上に保持ウエブ(82)が載っている、請求項29又は30記
    載のロータ。
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