JP2003529362A - 植物又は動物の組織培養の培養装置 - Google Patents

植物又は動物の組織培養の培養装置

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JP2003529362A JP2001572667A JP2001572667A JP2003529362A JP 2003529362 A JP2003529362 A JP 2003529362A JP 2001572667 A JP2001572667 A JP 2001572667A JP 2001572667 A JP2001572667 A JP 2001572667A JP 2003529362 A JP2003529362 A JP 2003529362A
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ヴィルディ エックハルト
ヴィルディ ラインハルト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、発酵容器、液体培養液及びガスの供給装置並びに消費された培養液及びガスの排出装置及び、前記の液体培養液及びガスに対して透過性でありかつ発酵容器内に位置固定して配置されている植物組織用のキャリアプレートを備え、本発明の場合に前記の発酵容器は形状安定性のカバー部並びに鉢状又は袋状のプラスチック筒部からなり、前記のカバー部は多様な供給管及び排出管並びに細胞用のキャリアを有し、前記のプラスチック筒部の開口はカバーに対して密閉及び固定されている、植物又は動物組織の培養装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、植物又は動物の細胞、組織又は器官培養(本願明細書では組織と称
する)の新規の培養装置、並びに前記装置を使用する培養方法に関する。
【0002】 細胞材料及び特にこの細胞の代謝生成物の製造のための細胞培養は常に重要で
ある、それというのもこのような生成物の化学合成はかなり困難であるか又は不
可能であるか又は生化学的生産と比較して不経済であることが明らかであるため
である。すでに以前から大規模に実施されている酵母、糸状菌及びバクテリアの
培養の他に、特定の生成物の製造のために植物細胞又は動物細胞を培養すること
もますます重要となっている。高い収率を達成するために、適当な培養条件の研
究及び場合による天然に存在する植物細胞又は動物細胞の遺伝学的変更及び培養
は、この場合に研究の最優先の目標である。
【0003】 植物又は動物の細胞培養及び組織培養(主に細胞懸濁液、カルス培養)と植物
の器官培養(形質転換された毛状根(Hairy root)の培養、根の培養又は芽(sh
ooty teratomas)の培養)とは区別される。発酵のために今までは、特に分化さ
れていない個々の細胞として又は細胞集合体として存在する細胞懸濁液が使用さ
れていた。80年代以来、この細胞懸濁培養を大規模発酵槽中で培養し、組織内
容物の商業的生産のために利用することが集中的に研究がなされた。
【0004】 若干の例外を除いて、細胞懸濁培養は遺伝学的にかなり不安定である(ソマク
ローナル変異)。これは作用物質生産に重大な影響を及ぼす、それというのも極
めて有望な高効率セルラインでさえも数回のサイクルの後に著しい変動にさらさ
れてしまうか作用物質の生産が完全に中断されてしまうためである。この不安定
性は成長調整物質の影響並びに細胞の分化していない状態に原因があり、これは
頻繁に細胞小器官の充分な分化なしで、又は相応する細胞−細胞接触なしで個々
の生合成経路を安定化しない。後成の因子は従って生合成に対して極めて重大な
影響を及ぼす。
【0005】 植物の器官培養及びこの場合特に市販の有用に形質転換された毛状根培養は、
充分に分化した組織を形成し、この組織は長期間培養においても、細胞懸濁培養
よりも遺伝学的に極めて安定である。頻繁に細胞懸濁培養と比較可能な成長速度
を示す形質転換された毛状根培養の急速な成長のために、この器官培養は市販の
有用な内容物質の発酵による生産のために適している。特に形質転換された毛状
根培養は、細胞懸濁培養とは異なり、成長調整物質なしで培養することができる
。たとえばこのような方法によって製造したタキソイド(Taxoiden)、ポドフィ
ロトキシン又はローズマリー酸の合成に関して証明された。個々の成長調整物質
は二次代謝の生合成を阻害することができる。
【0006】 もちろん植物又は動物の器官培養は完全に新しい発酵器デザインを必要とする
、それというのも実験装置のスケールアップは、不均質でかつ混ぜ合わせるべき
でない組織によって、ガス供給及び培養液供給を困難にしているためである。
【0007】 組織の培養のためには、細胞の栄養補給に必要な鉱物質、成長調整物質炭素源
、通常スクロース、フルクトース又はグルコース、並びに場合によりガス、たと
えば酸素又は二酸化炭素を細胞に均質に供給する必要がある。
【0008】 細胞培養の最も簡単でかつ最も経済的な形は懸濁培養であり、この場合、単離
された細胞が培養液内に懸濁されており、培養液の消費された栄養成分は規則的
に供給され、場合により懸濁液の維持及び細胞の培養のために通気を実施する。
相応する成長調整物質により細胞が全体的に大きな集合体にまで成長することは
抑制される。この場合、多くの植物細胞又は動物細胞はこの形で長期間生存でき
ず、培養液から除去するのが困難な代謝物の形成により、細胞を新たな培養液中
へ頻繁に移す必要があることが欠点である。
【0009】 より小規模の培養のためには、細胞を栄養素含有のゲルの表面に、たとえば寒
天を注ぎ込んだペトリ皿上に植え付けることも可能であり、この場合、細胞はゲ
ルから及びその周囲の環境から必要な栄養成分を自ら摂取する。この方法の場合
にも欠点である。多くの細胞はこの条件下で成長しにくいか又はゆっくりと成長
するだけで、かつ代謝物を分泌し、この代謝物は部分的に周囲の培地中で高濃度
になり細胞の成長及び細胞分裂を遅らせるか又は細胞自体を殺してしまう。ゲル
表面上に固定することにより細胞は大きすぎる群に成長し、このことは、表面だ
けがガスと接触しかつ下側は培養液と接触し、従って栄養供給は成長の際に遅く
なってしまうという欠点を有する。この場合でも同様に、十分な成長を維持する
ために、頻繁に新たな培地に培養を継代摂取する必要がある。
【0010】 単離した細胞の懸濁培養の欠点を回避するために、従って「毛状根」又は植物
の芽もしくは葉の組織のような充分に分化した培養を培養することへ移行した。
このような比較的大きな集合体は、懸濁液中で特に比較的大きな反応器内では不
均質になる傾向があり、それによりそれにより細胞集合体に培養液及び必要なガ
スの均質な供給を達成する方法条件の変更もしくは適合が必要であった。
【0011】 普及した方法は、組織を固体キャリア上に固定しかつ培養液の薄層をキャリア
上に流延させ、その結果、組織に継続して新しい培養液が供給されかつ同時に反
応器内でガス雰囲気と充分に接触することに基づいている。キャリア成形体とし
てプレート又は織物、特にメッシュ格子又は棒状構造物が基材として使用され、
これは相応する反応器中で相互に間隔をおいて平行に配置されているため、中間
室は培養液及びガスと接触し、細胞培養の確実な成長が可能となる。細胞をキャ
リア上に固定することは、この場合、キャリア表面の間隙又は角度に挟むことに
より行われる(EP 234868及びUS 5585266参照)。いわゆる
「毛状根−培養(Hairy root-Kulturen)」の発酵のために、張架されたワイヤ
のシステムを有する発酵器の使用が特に推奨され、この場合、交差点でのワイヤ
の間隔が植物組織がこの箇所に固定される程度に小さいか、又は針状部を備えた
ワイヤの特別な構成によりこの針状部の肩部中に固定される(WO89/109
58参照)。
【0012】 従来技術の発酵容器は、安定性の理由から通常は金属、たとえば鋼板又はアル
ミニウム板からなるか、透過性のためにガラス又はアクリルガラスからなり、か
つほとんど立方形であり、この立方形は複数の平行なキャリアプレートシステム
の所要面積を節約する配置を可能にする。場合により供給管の他にキャリアプレ
ートも固定されている取り外し可能なカバーは容器へのアクセス、特に細胞培養
の収穫及び清浄化を可能にする。安定な材料からなる発酵容器の製造は、このよ
うな反応器が相互に安定して床上に配置することができる発酵容器の製造は、し
かしながら、固溶様な容器の製造及びメンテナンスに費用がかかりかつ培養サイ
ズに適応させることができないという欠点を有する。
【0013】 従って、本発明の課題は、簡単でかつ廉価に製造可能であり、サイズにおいて
可変でありかつ簡単な取扱及びメンテナンスが可能である、組織、特に植物組織
の培養のための簡単でかつ経済的な装置を見出すことであった。
【0014】 前記課題は独立形式請求項に記載された装置により解決され、引用形式請求項
の特徴により良好に解決される。
【0015】 特に本発明の課題は、このような発酵装置の使用下で「Hairy root−タイプ又
は植物の芽−タイプ」の植物組織の培養方法を提供することであった。
【0016】 意外にも、先行技術の発酵装置の堅固な壁部が、薄いプラスチックシートから
なる鉢状又は袋状のプラスチック筒部に置き換えることが、前記のプラスチック
筒部を簡単な公知の結合装置、特に圧着結合により、培養液及びガスを供給及び
排出する導管を有し、同様になお培養すべき細胞の固定のためのキャリアプレー
トを有する通常の発酵容器のカバーに直接固定する場合に可能である。
【0017】 カバーに固定されたホルダ装置を用いて、このような装置は問題なくグループ
の形で相応するフレームに懸架され、この場合、懸架フレームは同時に培養液及
びガス用の供給管並びに排出管を有しており、この培養液及びガスは中央の供給
ユニット及び制御ユニットによってその組成において制御することができる。介
在する接続部材を備えた短い管部材及びこの管部材に接続するキャリアプレート
の装置からなる発酵装置の内部の供給管及び排出管のモジュールシステムによっ
て、長さ及びそれにより容量において変更可能な発酵器が容易に組み立てられ外
壁として相応する長さの筒状シートを設置することで、このような発酵器の容量
を一定の段階で変更することが可能となる。この筒状シートの下部は通常、嵌め
込まれた底部によって、又は圧着及び溶接によって密閉されるが、直径において
カバーに一致する固体材料からなる底部を相応する圧着封止を用いて嵌め込み、
その中に場合により他の供給管及び排出管を固定することもできる。光透過性の
プラスチックシートからなる発酵容器の製造はさらに、内部で引き起こされる反
応を外側から観察を可能にし並びに場合により、特に植物組織の培養のために必
要となる光線及び熱線の壁を通した供給を可能にする。継代培養の製造のため又
は場合による細胞内容物の精製のために培養した組織を取り出す目的で、外側の
プラスチック筒部を切り裂くか又はカバーの挟み込み結合を解除すの後でカバー
への供給管を取り外さずに、固定されたキャリアプレートを備えたカバーを場合
により殺菌された窒素層流の下で引き上げることで、培養キャリアプレートを露
出させ、かつ簡単な加工が可能であることも特に有利である。固体材料からなる
通常の容器の場合に必要な容器の洗浄は行わない、それというのもプラスチック
筒部は利用後に廃棄され、新規に適当なサイズのものに置き換えられるためであ
る。
【0018】 プラスチック筒部は全ての市販のシートからなることができ、ポリエチレンシ
ート、ポリプロピレンシート、ポリビニルクロリドシート又はポリエステルシー
トが有利である、それというのもこれらのシートは経済的に製造されるだけでな
く、耐薬品性、弾性、光透過性及び強度において必要な全ての要求に適合してい
る。プラスチックシートの選択の際には、このシートが製造からの可塑剤又はそ
の他の助剤を含有していないことに留意しなければならないだけであり、これら
がシートから培養液を通して溶け出した場合、これらは場合により発酵にとって
有毒物質として作用する。
【0019】 培養すべき組織用のキャリアとして有利に生物学的に不活性な材料、たとえば
ステンレス鋼、プラスチック又はフレーム中に張架された紡織繊維からなる格子
又は平行に配置された棒が用いられ、これらは半径方向のプレートとして培養液
の中央の供給管から突き出ており、この場合、この供給管は有利に複数の短い管
部材からなり、この管部材には相応して広いプレートが固定されており、かつこ
れらの管部材は中間部材によって結合されており、この中間部材は培養液用の流
出ノズルを有しているため、培養液は規則的間隔で発酵容器内へ噴霧することが
でき、それにより中央から培養面を均質に濡らすことができる。また、別々の供
給管を介して半径方向のプレートの間の外側領域で培養液の噴霧を行うこともで
き、その場合、中央の管はプレートの支持体としてだけ機能する。
【0020】 相応する寸法の鋼ワイヤ又はプラスチックからなる格子を堅固な、有利にステ
ンレス鋼からなる外側フレーム内に張架することにより、このキャリアシステム
は一方でサイズ及び接触箇所(交差点)の形成について培養すべき植物組織に合
わせられ、他方で細胞組織の収穫及び精製のために分解される。
【0021】 半径方向の配置の他に、このプレートを中央の導管の方向に対して横方向に配
置することもでき、この場合、プレートと供給管との間で0〜90゜の角度が可
能であり、培養液の流出速度はプレートを介して影響され、この速度が早ければ
それだけ反応器中のプレートはより傾斜している。従って有利にこの角度は相応
する傾斜装置、たとえばヒンジを用いて調整される。この装置の貯蔵及び清浄化
はこの傾斜手段によって同様に容易になる。
【0022】 培養液を微細な霧状の液滴の形で散布することも公知であり(EP 0234
868B1)、植物細胞に対する培養液の供給のために有利であることが示され
た、それというのも同時の高いガス交換が生じるためである。過剰量の又は消費
された培養液は、重力に基づき植物から容器の床部へ滴り落ち、そこから相応す
る吸引装置を通して液体を、再生の後に、つまり消費された栄養素の供給及び精
製された代謝物の分離の後に、再び発酵器中へ戻すことができる。この吸引管も
相応するモジュールユニットの形で設けられており、この場合、中間部材はもち
ろんノズルとして機能せず、この場合、発酵器のサイズの変更を可能にするだけ
である。
【0023】 培養液の供給は通常1成分ノズル又は2成分ノズルを用いて行う。しかしなが
ら、有利に、培養液導管中の穿孔部から流出する液体噴流は隣接するガス導管か
ら生じかつシステム中のガス交換を行うガス噴流によって流動化され、液滴の形
に分解される。穿孔サイズ、液体及びガスの圧力及び同時発生する噴流の形状は
他の範囲内で霧散化を制御する。
【0024】 最も簡単な場合には、本発明による装置は、全ての構成要素のたとえばキャリ
アプレート、培養液供給管並びに排出管及びガス導管は中央のカバーに固定され
ている。組織の収穫もしくは培養交換を行うためには、しかしながらこのカバー
部は供給排出管を有する外側のリングの形と、キャリアプレートシステムが固定
されている中央のカバー部分とに分離できるのが有利である。供給排出管の接続
を取り外すことなしに、リフティング装置によってキャリアプレートシステムを
発酵器から引き出すことができる。
【0025】 このように分離できる場合、全ての導管は外側リングの一方の側面に取り付け
られており、環状導管を通して外側リング周囲にさらに供給されるのが有利であ
る。それにより、別の側から開放された反応器内へアクセスすること及び層状の
、殺菌空気流の導通によりアクセスの間に汚染を防止することが容易となる。
【0026】 本発明による発酵器は有利に10〜250、有利に50〜100リットルの容
量を有し、十字形に立設している4枚のキャリアプレートを備えている。
【0027】 100リットルの発酵器はたとえば直径28cmで85cmの高さを有し、2
つの上下に配置された、高さ40cm及び幅20cmの十字形のプレートを有す
る。
【0028】 このように、水平にもしくは傾斜して立設しているプレートシステムの場合に
は、5〜25cmの間隔で、有利に約10cmの間隔で選択される。前記の反応
器の場合4〜10枚のプレートを使用することができる。
【0029】 このような配置は、付加的に2つの異なる培養を相互に配置することも可能と
なる。たとえば根の細胞培養を上側部分に配置しかつ葉の新芽の培養を下側部分
に配置し、この領域は場合により付加的に照射することができる。キャリアを上
下にそれぞれ垂直に配置することにより、培養液を受動的に滴下し、異なる培養
が別々の発酵器中で培養されていた場合に今まで通常であった付加的な輸送費用
は不要となる。
【0030】 培養液は発酵器と培養液タンクとの間を連続的に循環する。介在する、発酵器
の代謝物を適当なカラム材料に吸収する吸収カラム、発酵器から洗い流された固
体材料のためのフィルタ、新規の培養液用の供給管又は消費された溶液を排出す
るための装置は公知の発酵器の場合と同様に配置されている。
【0031】 特に簡単でかつ廉価な実施態様において、培養タンクは簡単なプラスチック袋
からなり、このプラスチック袋は安定性の理由から金属容器又はプラスチック容
器内に置かれ、バルブ接続を介して、たとえばルーアロック−閉鎖装置を介して
供給導管と接続されている。磁気撹拌装置は袋内容物の汚染のない混合を行う。
この廉価なタンクは培養の交換の際に直接取り除くことができ、通常の通常の費
用のかかる洗浄は行わない。移動可能なフレーム内に培養タンクに対する1つ又
はそれ以上の発酵器を配置することにより、コンパクトで可動なユニットが達成
される。
【0032】 次の実施例において本発明を詳細に説明するが、この実施例は本発明を限定す
るものではない。
【0033】 図1は、外側のプラスチック筒部2及びカバー部3を備えた発酵器1を示し、
前記カバー部は圧着密閉部4を介して筒部2を保持している。このカバー3は中
央の供給管5を有し、この供給管にキャリアプレート6が十字の形で固定されて
おり、管部材5aと中間アダプタ5bとを備えた供給管5中には、培養液用のス
プレーノズル7が組み込まれている。カバー3の周辺には、消費された培養液用
の吸引管8及びガス用の供給及び排出接続部9/10が設けられている。図示さ
れた場合には2つのプレートモジュール6が上下して配置されている。
【0034】 図2は、供給管及び排出管5,8,9,10が外側のカバーリング3a内に固
定されておりかつ発酵器1の周辺で下方に延在している他の実施態様の垂直方向
の断面図を示す。カバー部3bでは通常の中央ホルダ11を介してキャリアプレ
ートが固定されている。筒部2はカバーリングと緊締部4との間で固定されてい
る。
【0035】 図3は、スプレーノズル7を介する図2による培養液の供給を示す水平方向の
断面図を示し、このスプレーノズルは環状導管5c中に組み込まれている。プラ
スチック筒部2及びキャリアプレート6は図2に一致する。
【0036】 図4は、図1による発酵器1のグループを示し、このグループは共通のホルダ
装置14を介してレースシステム12に走行可能に固定されている。培養液供給
装置5及び培養液排出装置8はまとめられており、図示されていないポンプ装置
を介して中央の培養液タンク13と接続している。
【0037】 図5は、図2によるカバーリング3aの有利な実施態様を示し、この場合、液
体及びガス用の全ての供給管及び排出管5,8,8及び10は一方の側面に設け
られており、環状導管5c、8c、9c及び10cを介して反応器の周囲を経由
して分配が行われ、この環状導管からさらに反応器内への導通が行われる。この
実施態様は、導管とは反対側から反応器を開放する際に、反応内容物を菌による
汚染から保護する殺菌空気(右側への矢印により表す)を吹き付けることができ
ることが有利である。この環状導管5c、8c、9c、10cは有利にプラスチ
ック管からなり、このプラスチック管はカバーリング3aの切欠部又は溝部内に
案内されており、反応器内への導管用のT字型の接続部を有している。線画の理
由から接続部8aだけが記入されている。
【0038】 図6は培養液用のスプレーノズル7の有利な実施態様を表し、この場合、2つ
のガス供給管8bはホルダ装置15を通過して平行に培養液供給管5bと共にガ
イドされている。キャリアプレート6の高さにおいて、全ての3つの管5a、8
aは0.1〜1mmの大きさの穿孔を備えているため、運転時に中央の管5aか
ら加圧下に流出する培養液噴流はガス供給管8aから流出するガス流によって流
動化され、微細な液滴の形に分配される。穿孔の直径及び圧力並びにガス噴流が
液体に当たる角度により、スプレーの形状を最適に調節することができる。
【0039】 図6aはスプレー穿孔7の配置を表す。
【0040】 図6bは、3本の管5a、8a、8a並びに調整装置16,17用のホルダ1
5を表し、この調整装置によって穿孔部7を調整することができる。
【0041】 図7は、孔開き鋼板又はアルミニウム板又はプラスチックプレート18の形の
キャリアプレート6の他の実施態様を表し、このプレートの両面は図示されてい
ない傾斜ヒンジを介して中央のホルダ19に取り付けられている。この傾斜ヒン
ジはプレート18の傾斜角(0〜90゜)及びそれにより培養液がプレートを通
過する流出速度を調整する。さらに、プレート18をホルダに完全に当接させる
ことができ、それによりこの装置は僅かな空間を占有するだけで、このことは未
使用の状態で貯蔵室を節約し、使用された装置の洗浄及び殺菌の際に小さな清浄
化装置を必要とするだけである(図7b)。
【0042】 図7aは孔開きプレート、並びに中央のホルダを部分図により示しており、こ
れは有利に、ガス及び液体の侵入を可能にするために同様に孔を開けられたプレ
ート又は格子プレートとして構成されている。このプレート18は5〜25cm
、有利に10cmの間隔で、積み重ねて配置されているため、反応器の高さに応
じて4〜10枚が存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外側のプラスチック筒部2及びカバー部3を備えた発酵器1
【図2】 供給管及び排出管5,8,9,10が外側のカバーリング3a内に固定されて
おりかつ発酵器1の周辺で下方に延在している他の実施態様の垂直方向の断面図
【図3】 スプレーノズル7を介する図2による培養液の供給を示す水平方向の断面図
【図4】 共通のホルダ装置14を介してレースシステム12に走行可能に固定されてい
る図1による発酵器1のグループの斜視図
【図5】 図2によるカバーリング3aの有利な実施態様を示す図
【図6】 図6は培養液用のスプレーノズル7の有利な実施態様を示す図、図6aはスプ
レー穿孔7の配置を示す図、図6bは3本の管5a、8a、8a並びに調整装置
16,17を備えたホルダ15を示す図
【図7】 図7はキャリアプレート6の実施態様を示す図、図7aは孔開きプレート、並
びに中央のホルダを部分図、図7bはプレートを閉じた状態の図7によるキャリ
アプレートを示す図
【符号の説明】
1 発酵容器、 2 プラスチック筒部、 3 カバー、 3a 外側のカバ
ーリング、 3b 中央のカバー部、 4 緊締部、 5 供給管、 5a 管
部材、 5b 中間アダプタ、 5c 環状導管、 6 キャリアプレート、 7 スプレーノズル、 8 吸引管、 8a 管部材、 8b 中間アダプタ、 8c 環状導管、 9/10 ガス供給及び排出接続部、 9c/10c 環
状導管、 11 中央ホルダ、 12 レールシステム、 13 培養液タンク
、 14,15 ホルダ装置、 16,17 調整装置、 18 孔開きプレー
ト、 19 中央ホルダ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月26日(2001.7.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月10日(2002.6.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 供給管が中央の管(5)であり、この管は中間アダプタ(5
b)を介して組み立てられた2本以上の管部材(5a)からなり、このアダプタ
(5b)は培養液を噴霧するためのノズル(7)を有し、管部材(5a)は3〜
8枚の半径方向に突き出す格子プレート(18)を細胞用のキャリアプレート( 6) として有し、組み立てられた供給管(5)の長さが発酵容器(1)のプラス
チック部(2)の長さに一致し、キャリア格子(18)の横断面はプラスチッ
ク筒部(2)の開口もしくはカバー(3)のサイズに一致する、請求項1記載の
装置。
【請求項】 キャリアプレート(6)の間の外側領域に消費された培養液
用及び消費されたガス用の1本以上の吸引管(8/10)が配置されており、こ
の管は同様に管部材(8a)からなり、この管部材は長さにおいて供給管(5)
の管部材(5a)に一致しかつ管部材(8a)を接続するためのアダプタ部材(
8b)を有し、並びに末端に吸引ノズルを有し、この管(8)の長さはプラスチ
ック筒部(2)の長さに一致する、請求項記載の装置。
【請求項】 キャリアプレート(18)が反応器の長軸に対して横方向に
配置されている、請求項1記載の装置。
【請求項】 キャリアプレート(18)は中央ホルダ(19)に接する箇
所で傾斜装置をによって前記ホルダに対して0〜90゜の角度に調節することが
できる、請求項記載の装置。
【請求項】 カバー(3)及びプラスチック筒部(2)はガスケット及び
緊締部(4)により接続されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の
装置。
【請求項10】 カバー部(3)はねじ結合又はフランジ結合を介してプラ
スチック筒部(2)の固定のために緊締部(4)と接続されている、請求項1か
ら8までのいずれか1項記載の装置。
【請求項11】 1つ以上のこのような装置(1)が相応する接続管(5,
8)及びホルダ装置(14)を介して中央の供給システム(13)に接続されて
いる、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
【請求項12】 カバー部(3)が外側のカバーリング部(3a)と中央の
カバー(3b)とからなり、全ての培養液用及びガス用の供給管及び排出管(5
,8,9,10)はリング(3a)内に設けられており、中央のカバー(3b)
にホルダ(11)を介してキャリアプレート(6)が固定されており、かつこれ
らの供給管及び排出管は発酵器(1)の周辺領域で下に向かって案内されており
、緊締部(4)はプラスチック筒部(2)をカバーリング(3a)に対して固定
している、請求項1から1までのいずれか1項記載の装置。
【請求項13】 全ての供給管及び排出管(5a、8a、9a、10a)は
カバーリング(3a)の一方の側に通じており、かつカバーリング(3a)内の
環状導管(5、8、9、10)を介して周囲にわたるように導かれている、請求
項1記載の装置。
【請求項14】 培養液をプラスチック袋の形の培養液タンク(13)を介
して循環させる、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ペーター リップリンガー ドイツ連邦共和国 ネッカーゲミュント カロリーネンヴェーク 1 Fターム(参考) 4B029 AA02 AA21 BB11 BB12 CC02 CC10 DA04 DF05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発酵容器(1)、液体培養液及びガス用の供給装置(5)、
    並びに消費された培養液及びガスを排出するための装置(8)及び植物組織用の
    堅固なキャリアプレート(6)を有し、このキャリアプレートは前記の液体培養
    液及びガスに対して透過性でありかつ発酵容器(1)内に位置固定されて配置さ
    れている植物又は動物の組織の培養装置において、この発酵容器(1)は、多様
    な供給管及び排出管(5,8,9,10)並びに細胞用のキャリア(6)を有す
    る形状安定性のカバー部(3)と、鉢状又は袋状のプラスチック筒部(2)とか
    らなり、このプラスチック筒部の開口はカバー(3)によって密閉されかつ固定
    されていることを特徴とする、植物又は動物の組織の培養装置。
  2. 【請求項2】 3〜8枚のキャリアプレート(6)が中央ホルダ(11)に
    半径方向で固定されており、培養液の供給をプレート(6)の間の外側領域に存
    在する3〜8本の供給管(5)を介して行う、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 供給管(5a)はノズルとして培養液を流出させるための穿
    孔部(7)を有し、ガス供給管(9a)は導管(5a)に対して平行して案内さ
    れており、このガス供給管は相応する箇所でガスを流出させる穿孔部(7)を有
    する、請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 供給管が中央の管(5)であり、この管は中間アダプタ(5
    b)を介して組み立てられた2本以上の管部材(5a)からなり、このアダプタ
    (5b)は培養液を噴霧するためのノズル(7)を有し、管部材(5a)は3〜
    8枚の半径方向に突き出す格子プレート(6)を細胞用のキャリアとして有し、
    組み立てられた供給管(5)の長さが発酵容器(1)のプラスチック管部(2)
    の長さに一致し、キャリア格子(6)の横断面はプラスチック筒部(2)の開口
    もしくはカバー(3)のサイズに一致する、請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 キャリアプレート(18)が反応器の長軸に対して横方向に
    配置されている、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 キャリアプレート(18)は中央ホルダ(19)に接する箇
    所で傾斜装置をによって前記ホルダに対して0〜90゜の角度に調節することが
    できる、請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 キャリア格子(6)の間の外側領域に消費された培養液用及
    び消費されたガス用の1本以上の吸引管(8/10)が配置されており、この管
    は同様に管部材(8a)からなり、この管部材は長さにおいて供給管(5)の管
    部材(5a)に一致しかつ管部材(8a)を接続するためのアダプタ部材(8b
    )を有し、並びに末端に吸引ノズルを有し、この管(8)の長さはプラスチック
    筒部(2)の長さに一致する、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 カバー(3)とプラスチック筒部(2)とはガスケット及び
    緊締部(4)により接続されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 カバー部(3)はねじ結合又はフランジ結合を介してプラス
    チック筒部(2)の固定のために緊締部(4)と接続されている、請求項1から
    8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 1つ以上のこのような装置(1)が相応する接続管(5,
    8)及びホルダ装置(14)を介して中央の供給システム(13)に接続されて
    いる、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 カバー部(3)が外側のカバーリング部(3a)と中央の
    カバー(3b)とからなり、全ての培養液用及びガス用の供給管及び排出管(5
    ,8,9,10)はリング(3a)内に設けられており、中央のカバー(3b)
    にホルダ(11)を介してキャリアプレート(6)が固定されており、かつこれ
    らの供給管及び排出管は発酵器(1)の周辺領域で下に向かって案内されており
    、緊締部(4)はプラスチック筒部(2)をカバーリング(3a)に対して固定
    している、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 全ての供給管及び排出管(5a、8a、9a、10a)は
    カバーリング(3a)の一方の側に通じており、かつカバーリング(3a)内の
    環状導管(5c、8c、9c、10c)を介して周囲にわたるように導かれてい
    る、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 培養液をプラスチック袋の形の培養液タンク(13)を介
    して循環させる、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
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