JP2003526995A - 放送受信機の制御パラメータの制御方法 - Google Patents
放送受信機の制御パラメータの制御方法Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J1/00—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
- H03J1/0008—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
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- H04B—TRANSMISSION
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Abstract
(57)【要約】
放送受信機の制御パラメータを制御する方法が提案される。この方法は、制御パラメータを受信機現在地に依存して調整し、受信機現在地を位置検出装置によって検出することを特徴とする。
Description
【0001】
従来技術
本発明は、請求項1の上位概念による放送受信機、とりわけカーラジオの制御
パラメータの制御方法から出発する。
パラメータの制御方法から出発する。
【0002】
"Specifications of the Radio Data System for VHF/FM Broadcasting", Eur
opean Broadcasting Union, Bruessel, 1994年3月から、放送プログラムの
他に放送周波数を介して不可聴のデジタル符号化付加情報を伝送することが公知
である。この付加情報は例えば、所定の放送プログラムに一義的に割り当てられ
たプログラム識別子(PI)および、所属の放送プログラムが放送される国を識
別するための国識別子を含んでいる。さらに前記の情報は例えばいわゆる代替周
波数(AF)のリストを含んでいる。この代替周波数リストは、瞬時に受信する
放送周波数を介して伝送されるのと同じ放送プログラムを伝送する放送周波数を
指示する。
opean Broadcasting Union, Bruessel, 1994年3月から、放送プログラムの
他に放送周波数を介して不可聴のデジタル符号化付加情報を伝送することが公知
である。この付加情報は例えば、所定の放送プログラムに一義的に割り当てられ
たプログラム識別子(PI)および、所属の放送プログラムが放送される国を識
別するための国識別子を含んでいる。さらに前記の情報は例えばいわゆる代替周
波数(AF)のリストを含んでいる。この代替周波数リストは、瞬時に受信する
放送周波数を介して伝送されるのと同じ放送プログラムを伝送する放送周波数を
指示する。
【0003】
前記の情報によって、調整された放送周波数の受信状態が悪化したときに次の
ように代替放送周波数へ自動的に新たに同調することが可能である。すなわちこ
の代替放送周波数は比較的良好な受信特性を有しており、瞬時に受信する放送周
波数を介して伝送されるのと同じ放送プログラムが伝送されている周波数である
。放送周波数の受信品質に対する尺度として公知のように種々のパラメータがあ
る。これは例えば受信電界強度、マルチパス受信の存在、隣接チャネル障害、お
よび放送周波数を介して放送プログラムの他に伝送されるデジタル情報信号のデ
ータエラー率である。デジタル情報信号とは前記のRDS仕様に導入されたRD
S信号のことである。
ように代替放送周波数へ自動的に新たに同調することが可能である。すなわちこ
の代替放送周波数は比較的良好な受信特性を有しており、瞬時に受信する放送周
波数を介して伝送されるのと同じ放送プログラムが伝送されている周波数である
。放送周波数の受信品質に対する尺度として公知のように種々のパラメータがあ
る。これは例えば受信電界強度、マルチパス受信の存在、隣接チャネル障害、お
よび放送周波数を介して放送プログラムの他に伝送されるデジタル情報信号のデ
ータエラー率である。デジタル情報信号とは前記のRDS仕様に導入されたRD
S信号のことである。
【0004】
一般的な動作時には、目的に合わせた実験の結果、現在の放送受信機は制御パ
ラメータを固定した場合、変化する環境条件に対して変化する特性を有すること
が示された。例えば瞬時に受信する放送周波数の受信条件は、例えば山岳地帯を
走行する際には、山またはトンネルによって放送信号が遮へいされるため、非常
に急速にかつ頻繁に変化する。さらに例えばマルチパス受信が放送信号の反射に
より頻繁に観察され、これと結び付いた障害が再生される放送プログラム信号に
見られる。類似の現象が非常に高い建築物のある地域、すなわち大都市でも観察
される。従って放送受信機から見れば、放送局への見通しは地形が変化する場所
を走行する際には比較的短命であり、障害が付きまとうものである。そのため、
瞬時の受信放送周波数を代替周波数に切り換えること、また代替周波数のサーチ
、およびこれと結び付いた、間違った代替周波数を介して伝送されたプログラム
識別子を代替周波数の識別のために評価すること、および代替周波数の受信品質
の検出、並びにこれにより生じる瞬時に受信する放送プログラム再生の中断が、
1つの受信部しか備えていない受信機では頻繁に必要となる。
ラメータを固定した場合、変化する環境条件に対して変化する特性を有すること
が示された。例えば瞬時に受信する放送周波数の受信条件は、例えば山岳地帯を
走行する際には、山またはトンネルによって放送信号が遮へいされるため、非常
に急速にかつ頻繁に変化する。さらに例えばマルチパス受信が放送信号の反射に
より頻繁に観察され、これと結び付いた障害が再生される放送プログラム信号に
見られる。類似の現象が非常に高い建築物のある地域、すなわち大都市でも観察
される。従って放送受信機から見れば、放送局への見通しは地形が変化する場所
を走行する際には比較的短命であり、障害が付きまとうものである。そのため、
瞬時の受信放送周波数を代替周波数に切り換えること、また代替周波数のサーチ
、およびこれと結び付いた、間違った代替周波数を介して伝送されたプログラム
識別子を代替周波数の識別のために評価すること、および代替周波数の受信品質
の検出、並びにこれにより生じる瞬時に受信する放送プログラム再生の中断が、
1つの受信部しか備えていない受信機では頻繁に必要となる。
【0005】
これに対して代替放送周波数へ切り換えることの必要性は、地形が平坦な場合
には比較的まれにしか生じない。すなわち通常は、瞬時に受信する放送周波数の
受信が、受信機から放送局までの距離が増大することにより弱くなる場合である
。代替放送周波数への切り換えの必要性は、通常長期に予告される。そのため、
適切な代替放送周波数を探索するために十分な余裕が得られる。
には比較的まれにしか生じない。すなわち通常は、瞬時に受信する放送周波数の
受信が、受信機から放送局までの距離が増大することにより弱くなる場合である
。代替放送周波数への切り換えの必要性は、通常長期に予告される。そのため、
適切な代替放送周波数を探索するために十分な余裕が得られる。
【0006】
従って現在の放送受信機、とりわけ移動使用のために設けられた放送受信機で
は、しばしば制御パラメータに対して妥協値が調整される。この妥協値は一方で
は変化する受信条件に対して十分な応答性を可能にし、他方では安定したノイズ
のない受信をほぼ一定の受信条件の下で可能にする。
は、しばしば制御パラメータに対して妥協値が調整される。この妥協値は一方で
は変化する受信条件に対して十分な応答性を可能にし、他方では安定したノイズ
のない受信をほぼ一定の受信条件の下で可能にする。
【0007】
DE3938457A1には、放送受信機を種々異なる立地点に良好に適合す
るため、PIコードに含まれる国識別子を評価し、制御パラメータを国別コード
に依存して切り換えることが提案されている。
るため、PIコードに含まれる国識別子を評価し、制御パラメータを国別コード
に依存して切り換えることが提案されている。
【0008】
発明の利点
独立請求項の構成を有する本発明の方法では、放送受信機の制御パラメータが
受信機現在地に依存して調整され、受信機現在地は位置検出装置によって検出さ
れる。従って有利には、制御パラメータを変化する環境条件および受信条件に適
合することができる。
受信機現在地に依存して調整され、受信機現在地は位置検出装置によって検出さ
れる。従って有利には、制御パラメータを変化する環境条件および受信条件に適
合することができる。
【0009】
ここで特に有利には放送受信機が、存在する環境に理想的に適合した制御パラ
メータを検出するために面倒な探索を行うのではなく、この制御パラメータを、
位置検出装置の情報に基づき受信機現在地の周囲の地形を介して調整するのであ
る。
メータを検出するために面倒な探索を行うのではなく、この制御パラメータを、
位置検出装置の情報に基づき受信機現在地の周囲の地形を介して調整するのであ
る。
【0010】
ここでは最後に述べた従来技術とは異なり、一国内でも最適に実際の条件に適
合することができる。
合することができる。
【0011】
本発明の方法により有利には、音声出力またはテキスト表示に対して選択され
た言語を受信機現在地で適用される公用語に自動的に一致させる。複数言語の国
の場合、例えばスイスの場合、言語をその地域で適用される公用語に相応して選
択することができる。このようにして通常は例えば製造プロセス中に製造者側で
必要な言語の調整を省略することができる。
た言語を受信機現在地で適用される公用語に自動的に一致させる。複数言語の国
の場合、例えばスイスの場合、言語をその地域で適用される公用語に相応して選
択することができる。このようにして通常は例えば製造プロセス中に製造者側で
必要な言語の調整を省略することができる。
【0012】
放送受信機を現在地が変化する際に使用する場合、例えばカーラジオが外国を
走行する場合、現在地に依存して最初に言語を自動的に選択した後に、現在地に
依存する自動言語選択を遮断可能にすると有利である。これにより元から選択さ
れた言語が言語出力およびテキスト出力に対して維持される。これにより放送受
信機のユーザには再生すべきまたは表示すべき情報が自分の慣れ親しんだ言語で
提示される。
走行する場合、現在地に依存して最初に言語を自動的に選択した後に、現在地に
依存する自動言語選択を遮断可能にすると有利である。これにより元から選択さ
れた言語が言語出力およびテキスト出力に対して維持される。これにより放送受
信機のユーザには再生すべきまたは表示すべき情報が自分の慣れ親しんだ言語で
提示される。
【0013】
さらに例えば瞬時に受信された放送周波数に対して代替される放送周波数を評
価するためのRDSストラテジー、または瞬時に受信する放送周波数の受信が悪
化した場合に代替放送周波数へ、例えば地形または建築物等の環境条件に依存し
て切り換えるためのRDSストラテジーが現在地に依存して最適化される。
価するためのRDSストラテジー、または瞬時に受信する放送周波数の受信が悪
化した場合に代替放送周波数へ、例えば地形または建築物等の環境条件に依存し
て切り換えるためのRDSストラテジーが現在地に依存して最適化される。
【0014】
図面
本発明の実施例が図面に示されており、以下に詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の放送受信機の一部のブロック回路図であり、本発明の位置検
出装置と接続されている。
出装置と接続されている。
【0016】
実施例の説明
本発明の方法を実施するための本発明の構成が図1に、位置検出装置と接続さ
れたRDS放送受信機の実施例で示されている。
れたRDS放送受信機の実施例で示されている。
【0017】
放送受信機は受信アンテナ2を有し、この受信アンテナには周波数変調された
放送プログラムと、他に情報信号を搬送する放送周波数信号とが入る。アンテナ
2に入る混合放送周波数は受信部4に供給され、受信部はそれ自体公知のように
混合放送周波数から放送周波数を受信し、これを復調するために必要な手段を有
する。
放送プログラムと、他に情報信号を搬送する放送周波数信号とが入る。アンテナ
2に入る混合放送周波数は受信部4に供給され、受信部はそれ自体公知のように
混合放送周波数から放送周波数を受信し、これを復調するために必要な手段を有
する。
【0018】
受信部4はこのために図1Aに示すようにミクサ41を有する。ミクサにはア
ンテナ信号と、混合周波数が供給される。混合周波数は、アンテナ信号に含まれ
る放送周波数の1つが中間周波レベル(この実施例では約10.7MHz)に変
換されるように選定されている。これによりこの1つの放送周波数が受信のため
に選択される。混合周波数は位相ロックループ(PLL)によって得られる。こ
の位相ロックループには図示しない基準発振器の発振周波数が供給される。位相
ロックループはまら制御可能な分周器を有している。ここでは分周器の分周比を
制御することにより混合周波数およびひいては受信部4で調整される受信周波数
が設定される。中間周波レベルに逓降混合された放送周波数信号は中間周波増幅
器43に、中間信号を増幅してさらに処理するため供給される。中間周波増幅器
43の第2出力側431からは、受信された放送周波数の受信電界強度を指示す
る信号432が取り出される。中間周波増幅器43の出力側に発生する、増幅さ
れた中間周波放送信号は復調器44に、中間周波で周波数変調された放送信号を
復調するため供給される。FM復調器44の出力側(これは同時に受信部4の出
力側である)からは、受信された放送信号の変調成分を取り出すことができる。
ンテナ信号と、混合周波数が供給される。混合周波数は、アンテナ信号に含まれ
る放送周波数の1つが中間周波レベル(この実施例では約10.7MHz)に変
換されるように選定されている。これによりこの1つの放送周波数が受信のため
に選択される。混合周波数は位相ロックループ(PLL)によって得られる。こ
の位相ロックループには図示しない基準発振器の発振周波数が供給される。位相
ロックループはまら制御可能な分周器を有している。ここでは分周器の分周比を
制御することにより混合周波数およびひいては受信部4で調整される受信周波数
が設定される。中間周波レベルに逓降混合された放送周波数信号は中間周波増幅
器43に、中間信号を増幅してさらに処理するため供給される。中間周波増幅器
43の第2出力側431からは、受信された放送周波数の受信電界強度を指示す
る信号432が取り出される。中間周波増幅器43の出力側に発生する、増幅さ
れた中間周波放送信号は復調器44に、中間周波で周波数変調された放送信号を
復調するため供給される。FM復調器44の出力側(これは同時に受信部4の出
力側である)からは、受信された放送信号の変調成分を取り出すことができる。
【0019】
受信部4の出力側からはいわゆるステレオマルチプレクス信号(=MPX)が
取り出される。このステレオマルチプレクス信号はステレオ和信号であり、左チ
ャネルと右チャネルのオーディオ信号に対する和信号、周波数38kHzのステ
レオ補助搬送波に重畳変調されたステレオ差信号、および周波数57kHzの別
の補助搬送波に重畳変調されたデジタルデータ信号を含む。デジタルオーディオ
信号は冒頭に述べたRDS仕様によるものである。
取り出される。このステレオマルチプレクス信号はステレオ和信号であり、左チ
ャネルと右チャネルのオーディオ信号に対する和信号、周波数38kHzのステ
レオ補助搬送波に重畳変調されたステレオ差信号、および周波数57kHzの別
の補助搬送波に重畳変調されたデジタルデータ信号を含む。デジタルオーディオ
信号は冒頭に述べたRDS仕様によるものである。
【0020】
MPX信号は後で説明するいわゆるミュート回路6(受信された放送信号の再
生を中断するためのもの)を介して再生装置8に、受信された放送信号を再生す
るために供給される。再生装置はそれ自体公知のように、受信された放送信号を
再生するのに必要な手段を有する、 図1Bに示されたミュート回路6は制御可能な減衰素子の形態、またはオーデ
ィオ信号がデジタルで存在する場合には、マルチプレクサ61の形態に構成され
ている。減衰素子には可変減衰係数が、またはマルチプレクサの場合には可変係
数65がミューティング制御部62から供給される。減衰素子ないしはマルチプ
レクサ61の入力側に供給されるMPX信号は減衰係数65の大きさについて評
価される。再生中断を指示する信号がミュート回路6の制御入力側63に印加さ
れる場合には、ミューティング制御部が値1から値0へ有利には連続的に減少す
る係数65を形成する。これによりMPX信号は、係数が有利には連続的に減少
する場合には滑らかな移行の形態で中断される。反対に、再生中断の終了を指示
する信号がミュート回路の制御入力側63に印加されると、値0から値1へ上昇
する係数65が形成され、これによりMPX信号は後続の再生装置へ通過するよ
うになる。
生を中断するためのもの)を介して再生装置8に、受信された放送信号を再生す
るために供給される。再生装置はそれ自体公知のように、受信された放送信号を
再生するのに必要な手段を有する、 図1Bに示されたミュート回路6は制御可能な減衰素子の形態、またはオーデ
ィオ信号がデジタルで存在する場合には、マルチプレクサ61の形態に構成され
ている。減衰素子には可変減衰係数が、またはマルチプレクサの場合には可変係
数65がミューティング制御部62から供給される。減衰素子ないしはマルチプ
レクサ61の入力側に供給されるMPX信号は減衰係数65の大きさについて評
価される。再生中断を指示する信号がミュート回路6の制御入力側63に印加さ
れる場合には、ミューティング制御部が値1から値0へ有利には連続的に減少す
る係数65を形成する。これによりMPX信号は、係数が有利には連続的に減少
する場合には滑らかな移行の形態で中断される。反対に、再生中断の終了を指示
する信号がミュート回路の制御入力側63に印加されると、値0から値1へ上昇
する係数65が形成され、これによりMPX信号は後続の再生装置へ通過するよ
うになる。
【0021】
再生装置は図1Cに示すようにそれ自体公知の入力フィルタ81を有する。こ
の入力フィルタはローパスフィルタであり、再生すべきオーディオ信号の成分、
すなわちステレオ和信号とステレオ差信号をMPX信号から分離する。再生装置
はさらにステレオデコーダ82,音質調整装置83、少なくとも2チャンネルの
低周波増幅器84,およびこれに接続されたスピーカ85,86を有する。前記
ステレオデコーダ82は、ステレオ補助搬送波を振幅変調し、再生すべきオーデ
ィオ信号を左チャネルと右チャネルに対して、ステレオ和信号とステレオ差信号
との重畳によって形成する。前記音質調整装置83は、再生すべきオーディオ信
号を周波数選択的に増幅し、並びに音量を調整する。前記2チャネル低周波増幅
器84は、場合により音質の調整された再生すべき低周波オーディオ信号を増幅
する。前記スピーカ85,86は低周波オーディオ信号を再生する。ステレオデ
コーダはそれ自体公知のように制御入力側821を有し、これを介し適切な制御
信号によってステレオチャネル分離の程度を、瞬時に受信する放送信号の受信障
害に応答してステレオチャネル分離が部分的にまたは完全に停止するよう制御す
ることができる。ステレオチャネル分離を緩和することによって、受信条件が悪
い場合には再生されたオーディオ信号における可聴ノイズの程度を格段に減少す
ることができる。さらにステレオデコーダは出力側823を有し、この出力側か
ら隣接チャネル障害およびマルチパス受信障害を指示する信号824を取り出す
ことができる。この信号はステレオ補助搬送波の側波帯の対称性に基づいて形成
される。
の入力フィルタはローパスフィルタであり、再生すべきオーディオ信号の成分、
すなわちステレオ和信号とステレオ差信号をMPX信号から分離する。再生装置
はさらにステレオデコーダ82,音質調整装置83、少なくとも2チャンネルの
低周波増幅器84,およびこれに接続されたスピーカ85,86を有する。前記
ステレオデコーダ82は、ステレオ補助搬送波を振幅変調し、再生すべきオーデ
ィオ信号を左チャネルと右チャネルに対して、ステレオ和信号とステレオ差信号
との重畳によって形成する。前記音質調整装置83は、再生すべきオーディオ信
号を周波数選択的に増幅し、並びに音量を調整する。前記2チャネル低周波増幅
器84は、場合により音質の調整された再生すべき低周波オーディオ信号を増幅
する。前記スピーカ85,86は低周波オーディオ信号を再生する。ステレオデ
コーダはそれ自体公知のように制御入力側821を有し、これを介し適切な制御
信号によってステレオチャネル分離の程度を、瞬時に受信する放送信号の受信障
害に応答してステレオチャネル分離が部分的にまたは完全に停止するよう制御す
ることができる。ステレオチャネル分離を緩和することによって、受信条件が悪
い場合には再生されたオーディオ信号における可聴ノイズの程度を格段に減少す
ることができる。さらにステレオデコーダは出力側823を有し、この出力側か
ら隣接チャネル障害およびマルチパス受信障害を指示する信号824を取り出す
ことができる。この信号はステレオ補助搬送波の側波帯の対称性に基づいて形成
される。
【0022】
MPX信号はさらにノイズ検知器10に供給される。ノイズ検知器はハイパス
フィルタの形態の入力フィルタを有しており、そのカットオフ周波数はMPX信
号と共に伝送される有効信号成分の上側、すなわち57kHzの上側、有利には
60kHzにある。入力フィルタで取り出されたMPX信号の高周波成分はレベ
ル検出部に供給される。レベル検出部の出力信号101はノイズ検知器10の出
力を形成し、MPX信号中の高周波ノイズに対する尺度である。これは例えば自
動車の点火装置による点火ノイズによって引き起こされる。
フィルタの形態の入力フィルタを有しており、そのカットオフ周波数はMPX信
号と共に伝送される有効信号成分の上側、すなわち57kHzの上側、有利には
60kHzにある。入力フィルタで取り出されたMPX信号の高周波成分はレベ
ル検出部に供給される。レベル検出部の出力信号101はノイズ検知器10の出
力を形成し、MPX信号中の高周波ノイズに対する尺度である。これは例えば自
動車の点火装置による点火ノイズによって引き起こされる。
【0023】
ステレオマルチプレクス信号はさらにRDSデコーダ12に、受信された放送
信号を介してMPX信号の一部として伝送されたRDS信号の評価のために供給
される。このRDSデコーダはそれ自体公知のように、RDS信号をMPX信号
から分離するのに必要な手段、例えば57kHzのバンドパスフィルタと、RD
S信号に同期するための手段と、エラーのあるRDS信号または障害を受けて受
信されたRDS信号のエラー識別およびエラー補正のための手段と、個々のデー
タをRDS信号から獲得するための手段とを有する。RDSデコーダの第1出力
側121からは受信されたRDS信号のデータエラー率を指示する信号122が
取り出される。RDSデコーダの第2出力側123からはPIコード124およ
び識別子が取り出される。この識別子は、RDS仕様に従って、受信された放送
周波数を介して伝送された放送プログラムを一義的に識別するために設けられて
いる。
信号を介してMPX信号の一部として伝送されたRDS信号の評価のために供給
される。このRDSデコーダはそれ自体公知のように、RDS信号をMPX信号
から分離するのに必要な手段、例えば57kHzのバンドパスフィルタと、RD
S信号に同期するための手段と、エラーのあるRDS信号または障害を受けて受
信されたRDS信号のエラー識別およびエラー補正のための手段と、個々のデー
タをRDS信号から獲得するための手段とを有する。RDSデコーダの第1出力
側121からは受信されたRDS信号のデータエラー率を指示する信号122が
取り出される。RDSデコーダの第2出力側123からはPIコード124およ
び識別子が取り出される。この識別子は、RDS仕様に従って、受信された放送
周波数を介して伝送された放送プログラムを一義的に識別するために設けられて
いる。
【0024】
瞬時に受信された放送周波数の受信電界強度を指示する電界強度信号432、
ステレオ補助搬送波の側波帯の対称性を指示する対称性信号824、MPX信号
中の高周波ノイズ成分を指示するRDSエラー信号122、および瞬時の受信周
波数のPIコードを指示する信号124(以下簡単にPIコードと称する)は後
で詳細に説明する制御部14に供給される。
ステレオ補助搬送波の側波帯の対称性を指示する対称性信号824、MPX信号
中の高周波ノイズ成分を指示するRDSエラー信号122、および瞬時の受信周
波数のPIコードを指示する信号124(以下簡単にPIコードと称する)は後
で詳細に説明する制御部14に供給される。
【0025】
制御部14はそれ自体公知のように、放送受信機の種々の機能を所定の制御プ
ログラムに従って制御するのに用いられる。プログラム制御される放送受信機は
種々異なる製造業者から公知である。従って制御プログラムの構造および機能に
ついてはここでは詳細に立ち入らない。
ログラムに従って制御するのに用いられる。プログラム制御される放送受信機は
種々異なる製造業者から公知である。従って制御プログラムの構造および機能に
ついてはここでは詳細に立ち入らない。
【0026】
制御部はさらに例えば同調信号141を形成する。この同調信号は受信部4を
所定の放送周波数に、所定の放送周波数に相応する分周比を受信部4のPLL4
2の分周器に対して設定することによって同調させるためのものである。さらに
制御部14はミュート信号、すなわち再生中断信号142を形成する。この信号
はミュート回路を制御入力側63を介して制御するためのものであり、これによ
り受信された放送信号の瞬時の再生が中断され、粗い受信ノイズがフェードアウ
トされ、瞬時の受信周波数から同じ放送プログラムを伝送する代替放送周波数へ
の、その受信品質を検査するための切り換えが聴取されず、またそのPIコード
を検査し、この他の放送周波数が代替周波数であるか否か、すなわち放送周波数
が同じプログラム内容を有しているかを調べるための切り換えが聴取されない。
所定の放送周波数に、所定の放送周波数に相応する分周比を受信部4のPLL4
2の分周器に対して設定することによって同調させるためのものである。さらに
制御部14はミュート信号、すなわち再生中断信号142を形成する。この信号
はミュート回路を制御入力側63を介して制御するためのものであり、これによ
り受信された放送信号の瞬時の再生が中断され、粗い受信ノイズがフェードアウ
トされ、瞬時の受信周波数から同じ放送プログラムを伝送する代替放送周波数へ
の、その受信品質を検査するための切り換えが聴取されず、またそのPIコード
を検査し、この他の放送周波数が代替周波数であるか否か、すなわち放送周波数
が同じプログラム内容を有しているかを調べるための切り換えが聴取されない。
【0027】
制御部14は放送周波数に対する周波数メモリ16と接続されている。この周
波数メモリには放送周波数が例えばそのPIコードに従って、すなわちそのプロ
グラム内容に従ってソートされて記憶されている。周波数メモリ16に格納され
た放送周波数は例えば、ラジオデータ信号の一部として瞬時に調整された放送周
波数を介して伝送された代替周波数リストから得られる。代替放送周波数を例え
ば放送周波数帯域にわたる放送局サーチによって、その際に各受信可能な放送周
波数のPIコードを評価することにより検出することもできる。周波数メモリ1
6に格納された放送周波数に等しいPIコードは、瞬時に受信される放送周波数
の受信が悪化した場合に、瞬時放送周波数の変わりに代替周波数として受信部4
で調整するために使用される。
波数メモリには放送周波数が例えばそのPIコードに従って、すなわちそのプロ
グラム内容に従ってソートされて記憶されている。周波数メモリ16に格納され
た放送周波数は例えば、ラジオデータ信号の一部として瞬時に調整された放送周
波数を介して伝送された代替周波数リストから得られる。代替放送周波数を例え
ば放送周波数帯域にわたる放送局サーチによって、その際に各受信可能な放送周
波数のPIコードを評価することにより検出することもできる。周波数メモリ1
6に格納された放送周波数に等しいPIコードは、瞬時に受信される放送周波数
の受信が悪化した場合に、瞬時放送周波数の変わりに代替周波数として受信部4
で調整するために使用される。
【0028】
さらに放送周波数は各PIコードごとに、有利にはその受信品質の順序でソー
トされて記憶される。このことにより制御部14は瞬時に受信される放送周波数
の受信が悪化した場合、最も良好に受信される代替周波数の迅速に見つけ出すこ
とができ、その時に使用可能な代替周波数すべてをその受信品質の検査のために
一時的に調整する必要がない。受信品質は最も簡単な場合、受信電界強度を介し
て定義される。しかし同様に受信品質を判定するために別のパラメータ、例えば
RDSエラー率、ステレオ補助搬送波の側波帯の対称性、およびステレオマルチ
プレクス信号における高周波ノイズ成分を考慮することもできる。さらに前記別
のパラメータは種々異なる重み付けにより、さらに所定の条件に依存して変化す
る重み付けにより品質評価に使用することができる。
トされて記憶される。このことにより制御部14は瞬時に受信される放送周波数
の受信が悪化した場合、最も良好に受信される代替周波数の迅速に見つけ出すこ
とができ、その時に使用可能な代替周波数すべてをその受信品質の検査のために
一時的に調整する必要がない。受信品質は最も簡単な場合、受信電界強度を介し
て定義される。しかし同様に受信品質を判定するために別のパラメータ、例えば
RDSエラー率、ステレオ補助搬送波の側波帯の対称性、およびステレオマルチ
プレクス信号における高周波ノイズ成分を考慮することもできる。さらに前記別
のパラメータは種々異なる重み付けにより、さらに所定の条件に依存して変化す
る重み付けにより品質評価に使用することができる。
【0029】
さらに制御部14はパラメータメモリ18と接続されている。このパラメータ
メモリには放送受信機を制御するための制御プログラムに対するパラメータセッ
トが格納されている。
メモリには放送受信機を制御するための制御プログラムに対するパラメータセッ
トが格納されている。
【0030】
パラメータメモリに格納されたパラメータセットは次のものを含む:
・放送周波数の受信品質を判定するために使用されるパラメータの重み付け。こ
のパラメータは受信電界強度、RDSエラー率、ステレオ補助搬送波側波帯対称
性、ステレオマルチプレクス信号における高周波ノイズの程度である。
のパラメータは受信電界強度、RDSエラー率、ステレオ補助搬送波側波帯対称
性、ステレオマルチプレクス信号における高周波ノイズの程度である。
【0031】
・代替放送周波数の受信品質検査が行われる時間的間隔。
【0032】
・瞬時に受信される放送周波数から代替周波数へ、瞬時に受信される放送周波数
の受信が悪化したときに切り換えるための切り換えストラテジー。すなわち前も
ってPIコードと瞬時の受信品質の検査された代替周波数へ切り換えるのか、ま
たは前もって検査することなしに周波数メモリ16でのソートにだけ基づいて切
り換えるのか。
の受信が悪化したときに切り換えるための切り換えストラテジー。すなわち前も
ってPIコードと瞬時の受信品質の検査された代替周波数へ切り換えるのか、ま
たは前もって検査することなしに周波数メモリ16でのソートにだけ基づいて切
り換えるのか。
【0033】
・ラジオデータ信号の一部として伝送された、いわゆるラジオテキストメッセー
ジを表示するための言語、または同様にラジオデータ信号の一部としてTMC(
トラフィックメッセージチャネル)の枠内で伝送された交通情報を再生するため
の言語。
ジを表示するための言語、または同様にラジオデータ信号の一部としてTMC(
トラフィックメッセージチャネル)の枠内で伝送された交通情報を再生するため
の言語。
【0034】
さらに制御部14は位置検出装置20,カーラジオの場合は自動車に対する位
置検出装置であって、公知の車両ナビゲーションシステムの一部である位置検出
装置と接続されている。位置検出装置はそれ自体公知のように第2制御部22を
有し、この第2制御部は位置検出装置の種々の機能を、第2の所定の制御パラメ
ータに従って制御する。プログラム制御される位置検出装置は多数の形式で入手
可能であり、位置検出装置に対する制御プログラムは従来技術に属するものであ
るから、ここでは詳細に説明しない。
置検出装置であって、公知の車両ナビゲーションシステムの一部である位置検出
装置と接続されている。位置検出装置はそれ自体公知のように第2制御部22を
有し、この第2制御部は位置検出装置の種々の機能を、第2の所定の制御パラメ
ータに従って制御する。プログラム制御される位置検出装置は多数の形式で入手
可能であり、位置検出装置に対する制御プログラムは従来技術に属するものであ
るから、ここでは詳細に説明しない。
【0035】
本発明との関連で、位置検出装置の制御部22、すなわち第2制御部のタスク
は、センサ、例えば車輪センサの信号から既知の車輪円周に基づいて走行距離を
計算すること、さらに角度センサ28の信号から走行方向を検出すること、およ
びGPS受信機24の位置信号に基づいて車両、ないしはその中で動作する放送
受信機の現在地を検出し、およびこの現在地を例えばCDROMに記憶された地
図30と比較して信頼できる現在地情報を形成することである。この現在地情報
21および/または現在地情報から地図データを用いて導出された地形情報は放
送受信機の制御部14に供給される。
は、センサ、例えば車輪センサの信号から既知の車輪円周に基づいて走行距離を
計算すること、さらに角度センサ28の信号から走行方向を検出すること、およ
びGPS受信機24の位置信号に基づいて車両、ないしはその中で動作する放送
受信機の現在地を検出し、およびこの現在地を例えばCDROMに記憶された地
図30と比較して信頼できる現在地情報を形成することである。この現在地情報
21および/または現在地情報から地図データを用いて導出された地形情報は放
送受信機の制御部14に供給される。
【0036】
本発明との関連から、制御部14の制御プログラムは次のようなルーチンを有
する。すなわち放送受信機を現在地情報および/または地形情報に従って制御す
るための制御プログラムに、パラメータメモリ18に格納されたパラメータセッ
トからの1つを割り当て、これにより制御プログラムを現在地情報および/また
は地形情報に依存して制御するルーチンを有する。
する。すなわち放送受信機を現在地情報および/または地形情報に従って制御す
るための制御プログラムに、パラメータメモリ18に格納されたパラメータセッ
トからの1つを割り当て、これにより制御プログラムを現在地情報および/また
は地形情報に依存して制御するルーチンを有する。
【0037】
ここに説明した本発明の構成は以下に説明する本発明の方法に対する基礎であ
る。
る。
【0038】
本発明の第1実施例では、ラジオデータシステムによって暗号化された形態で
伝送された交通情報(TMC)を音声出力するために選択された言語、またはラ
ジオデータシステムによって伝送されたラジオテクストメッセージ(RT)また
は瞬時に調整された放送局(PS)の放送局名を放送受信機の表示ユニットにテ
キスト表示するために選択された言語を、受信機現在地で適用される公用語また
は代替的に方言に一致させるのである。
伝送された交通情報(TMC)を音声出力するために選択された言語、またはラ
ジオデータシステムによって伝送されたラジオテクストメッセージ(RT)また
は瞬時に調整された放送局(PS)の放送局名を放送受信機の表示ユニットにテ
キスト表示するために選択された言語を、受信機現在地で適用される公用語また
は代替的に方言に一致させるのである。
【0039】
例えば本発明の放送受信機がカーラジオの形態で自動車に取り付けられており
、車両を顧客に出荷した後、カーラジオが顧客の母国立地点で初めて動作されれ
ば、位置検出装置20の第2制御部22がセンサ24〜28のデータから、地図
情報30を用いて車両現在地を検出し、この現在地情報をカーラジオの制御部1
4に通知する。カーラジオは現在地情報に依存して、パラメータメモリ18から
パラメータセット、この場合は受信機現在地に所属する公用語を読み出し、この
公用語を以降の出力に対して使用する。この出力とは、RDS−TMCシステム
によって伝送された交通情報の音声出力、またはRDSシステムによって伝送さ
れたラジオテキスト情報(RT)または放送局名(PS)の表示出力である。
、車両を顧客に出荷した後、カーラジオが顧客の母国立地点で初めて動作されれ
ば、位置検出装置20の第2制御部22がセンサ24〜28のデータから、地図
情報30を用いて車両現在地を検出し、この現在地情報をカーラジオの制御部1
4に通知する。カーラジオは現在地情報に依存して、パラメータメモリ18から
パラメータセット、この場合は受信機現在地に所属する公用語を読み出し、この
公用語を以降の出力に対して使用する。この出力とは、RDS−TMCシステム
によって伝送された交通情報の音声出力、またはRDSシステムによって伝送さ
れたラジオテキスト情報(RT)または放送局名(PS)の表示出力である。
【0040】
例えば車両がベルン、スイスへ出荷される場合、位置検出装置は放送受信機と
位置検出装置の動作開始時に、ベルン内の点を現在地として検出する。パラメー
タメモリ18では現在地ベルンに所属する音声パラメータセットが選択され、こ
れにより以降の出力に対してドイツ語が選択される。これに対して車両がジュネ
ーブ、すなわちスイスのフランス語圏、またはチアッソ、すなわちスイスのイタ
リア語圏に出荷される場合、放送受信機と位置検出装置の動作開始後、以降の出
力に対して、検出された受信機現在地に依存してフランス語またはイタリア語が
選択される。
位置検出装置の動作開始時に、ベルン内の点を現在地として検出する。パラメー
タメモリ18では現在地ベルンに所属する音声パラメータセットが選択され、こ
れにより以降の出力に対してドイツ語が選択される。これに対して車両がジュネ
ーブ、すなわちスイスのフランス語圏、またはチアッソ、すなわちスイスのイタ
リア語圏に出荷される場合、放送受信機と位置検出装置の動作開始後、以降の出
力に対して、検出された受信機現在地に依存してフランス語またはイタリア語が
選択される。
【0041】
さらに適用される公用語の代わりに、受信機現在地で好まれる言語または方言
を音声出力に対して選択することができる。例えばスイスの一部では正式な公用
語、ドイツ語の代わりに自動的にレトロマン語を音声出力に対して選択すること
ができる。
を音声出力に対して選択することができる。例えばスイスの一部では正式な公用
語、ドイツ語の代わりに自動的にレトロマン語を音声出力に対して選択すること
ができる。
【0042】
実施例のさらなる改善形態では、最後に調整された言語をさらなる音声出力の
ために記憶し、自動的な現在地依存言語選択を遮断することができる。このよう
にして、自動的に現在地に依存して言語選択を行った後、放送受信機の故国現在
地とは異なる言語が適用される外国を走行しても、再生すべき情報を車両運転者
に対し、自分の慣れ親しんだ故国現在地の言語で再生することができる。
ために記憶し、自動的な現在地依存言語選択を遮断することができる。このよう
にして、自動的に現在地に依存して言語選択を行った後、放送受信機の故国現在
地とは異なる言語が適用される外国を走行しても、再生すべき情報を車両運転者
に対し、自分の慣れ親しんだ故国現在地の言語で再生することができる。
【0043】
本発明の第2実施例では、放送周波数の受信品質を判定するために使用される
パラメータ、例えば受信電界強度、RDSエラー率、ステレオ補助搬送波側波帯
対称性、およびステレオマルチプレクス信号における高周波ノイズの程度を受信
機現在地に依存して考慮することができる。
パラメータ、例えば受信電界強度、RDSエラー率、ステレオ補助搬送波側波帯
対称性、およびステレオマルチプレクス信号における高周波ノイズの程度を受信
機現在地に依存して考慮することができる。
【0044】
例えばマルチパス受信の現象が、受信される放送周波数が山脈または高い建造
物で反射され、放送局から直接放射された放送信号ではなく、反射された放送信
号を受信することにより生じる。マルチパス受信は、放送を介して受信されたオ
ーディオ信号の再生品質にも、受信された放送周波数を介して伝送されたラジオ
データ信号のエラー率にも影響を与える。
物で反射され、放送局から直接放射された放送信号ではなく、反射された放送信
号を受信することにより生じる。マルチパス受信は、放送を介して受信されたオ
ーディオ信号の再生品質にも、受信された放送周波数を介して伝送されたラジオ
データ信号のエラー率にも影響を与える。
【0045】
これに対してマルチパス受信は平坦な土地では実質的に生じない。
【0046】
従って本発明の第2実施例では、受信された放送周波数の受信品質の評価に関
連するパラメータの評価を、受信機現在地またはそこから導出された受信機現在
地の周囲の地形に関する情報に依存して行う。例えば検出装置20による受信機
現在地の検出、および記憶された地図情報に基づく受信機現在地の地形の検出後
に、受信機が山岳地帯または高い建築物のある地域に存在することが検出される
と、放送受信機のパラメータメモリ18から次のようなパラメータセットが選択
される。すなわちマルチパス受信の検出に重要な測定パラメータを大きく重み付
けして、受信された放送周波数の受信品質の判定に取り込まれるようなパラメー
タセットが選択される。これに対して受信機現在地が実質的に平坦な地域、例え
ば北ドイツ平野の大都市以外であれば、すなわち高い建築物から遠く離れていれ
ば、マルチパス受信状況はほとんど発生しない。従ってマルチパス受信を検出す
るために重要な測定パラメータは、放送周波数の受信品質を判定するためには相
応に選択されたパラメータセットの設定に従い僅かしか考慮されない。
連するパラメータの評価を、受信機現在地またはそこから導出された受信機現在
地の周囲の地形に関する情報に依存して行う。例えば検出装置20による受信機
現在地の検出、および記憶された地図情報に基づく受信機現在地の地形の検出後
に、受信機が山岳地帯または高い建築物のある地域に存在することが検出される
と、放送受信機のパラメータメモリ18から次のようなパラメータセットが選択
される。すなわちマルチパス受信の検出に重要な測定パラメータを大きく重み付
けして、受信された放送周波数の受信品質の判定に取り込まれるようなパラメー
タセットが選択される。これに対して受信機現在地が実質的に平坦な地域、例え
ば北ドイツ平野の大都市以外であれば、すなわち高い建築物から遠く離れていれ
ば、マルチパス受信状況はほとんど発生しない。従ってマルチパス受信を検出す
るために重要な測定パラメータは、放送周波数の受信品質を判定するためには相
応に選択されたパラメータセットの設定に従い僅かしか考慮されない。
【0047】
前記の状況に基づき、すなわち遮へいや反射のため地域的に受信条件の悪い山
岳地帯または高い建築物の地域では、放送局の密度が平坦な地域よりも高い。こ
れは甘受できる受信状態を保証するためである。従って放送局立地点から大きく
離れるため受信電界強度が不足するようなことは山岳地帯、または高い建築物の
地域では平坦な地域よりもまれにしか生じない。平坦な地域では放送局密度が一
般的に低く選択されているからである。従って放送局立地点に依存して、受信品
質を判定するための受信電界強度を、受信機の現在地が平坦な地域にある場合は
、受信機現在地が山岳地帯または高い建築物の地域にある場合よりも比較的強く
考慮する。なぜならこの場合、前に述べたようにマルチパス受信も品質評価に入
り込みからである。
岳地帯または高い建築物の地域では、放送局の密度が平坦な地域よりも高い。こ
れは甘受できる受信状態を保証するためである。従って放送局立地点から大きく
離れるため受信電界強度が不足するようなことは山岳地帯、または高い建築物の
地域では平坦な地域よりもまれにしか生じない。平坦な地域では放送局密度が一
般的に低く選択されているからである。従って放送局立地点に依存して、受信品
質を判定するための受信電界強度を、受信機の現在地が平坦な地域にある場合は
、受信機現在地が山岳地帯または高い建築物の地域にある場合よりも比較的強く
考慮する。なぜならこの場合、前に述べたようにマルチパス受信も品質評価に入
り込みからである。
【0048】
本発明の第3実施例によれば、放送受信機に実現されたRDSストラテジーに
対するパラメータも受信機現在地に依存して選択される。
対するパラメータも受信機現在地に依存して選択される。
【0049】
例えば山岳地帯では平坦地の場合よりも頻繁にいわゆるAF−PI検査が必要
である。AF−PI検査とは、短時間試しに受信機を瞬時に受信する放送周波数
から代替周波数(AF)へ、代替放送周波数を介して放射されるプログラム識別
子(PI)を検査するため、すなわち代替周波数を介して伝送されるプログラム
を識別するために切り換え、続いて元から調整された放送周波数へ戻すことであ
ると理解されたい。山岳地帯では放送局の密度が谷間または遮へいに対するいわ
ゆるフィルイントランスミッタにより通常は平坦地よりも高く、山頂または谷間
では場合により隣国の放送局も受信可能であるから、受信機に代替周波数として
記憶された放送周波数が本当に瞬時に調整された放送周波数と同じプログラムを
伝送しているかどうかは確実ではない。従って瞬時に受信する放送周波数の受信
品質が減衰して受信改善するため代替周波数へ同調する前に、この代替周波数の
プログラム識別子を検査する。
である。AF−PI検査とは、短時間試しに受信機を瞬時に受信する放送周波数
から代替周波数(AF)へ、代替放送周波数を介して放射されるプログラム識別
子(PI)を検査するため、すなわち代替周波数を介して伝送されるプログラム
を識別するために切り換え、続いて元から調整された放送周波数へ戻すことであ
ると理解されたい。山岳地帯では放送局の密度が谷間または遮へいに対するいわ
ゆるフィルイントランスミッタにより通常は平坦地よりも高く、山頂または谷間
では場合により隣国の放送局も受信可能であるから、受信機に代替周波数として
記憶された放送周波数が本当に瞬時に調整された放送周波数と同じプログラムを
伝送しているかどうかは確実ではない。従って瞬時に受信する放送周波数の受信
品質が減衰して受信改善するため代替周波数へ同調する前に、この代替周波数の
プログラム識別子を検査する。
【0050】
これに対して平坦地での放送局密度は比較的低く、さらに隣接する領域では異
なるプログラムチェーンの隣接放送局によって、同じ放送周波数が使用されるこ
とはない。従ってここでは代替周波数への各切り換えの前にPI検査することは
必ずしも必要ではない。
なるプログラムチェーンの隣接放送局によって、同じ放送周波数が使用されるこ
とはない。従ってここでは代替周波数への各切り換えの前にPI検査することは
必ずしも必要ではない。
【0051】
従って受信機現在地が山岳地帯であることが検出された場合、代替周波数への
各切り換えの前に、そのPIコードを元から調整された受信周波数のPIコード
と一致するか否かを検査する。この検査では、RDS信号のデータ速度が低く、
ノイズに対して脆弱であり、受信機をRDS信号に同期するのに比較的時間がか
かるため、受信された放送信号の再生に可聴の中断が生じてしまう。従って代替
周波数切り換えの際のPI検査は平坦地では省略すると有利である。
各切り換えの前に、そのPIコードを元から調整された受信周波数のPIコード
と一致するか否かを検査する。この検査では、RDS信号のデータ速度が低く、
ノイズに対して脆弱であり、受信機をRDS信号に同期するのに比較的時間がか
かるため、受信された放送信号の再生に可聴の中断が生じてしまう。従って代替
周波数切り換えの際のPI検査は平坦地では省略すると有利である。
【0052】
本発明の第4実施例では、地図ベースが放送局立地点についての情報および/
またはどの放送局が所定の立地点にあるかについての情報、例えば山脈の所定の
谷ではどの放送局がとりわけ良好に受信されるかについての情報を含む。この場
合、所定の放送プログラムについて、放送受信機での地図ベースの情報に存在す
る情報に基づいて、それぞれ最も良好に受信される放送周波数を、前もって面倒
な代替周波数テストおよび現在地に依存する代替周波数評価を行うことなしに調
整することができる。代替周波数テストは付加的に、地図情報を放送周波数につ
いて検証するために実行することができる。
またはどの放送局が所定の立地点にあるかについての情報、例えば山脈の所定の
谷ではどの放送局がとりわけ良好に受信されるかについての情報を含む。この場
合、所定の放送プログラムについて、放送受信機での地図ベースの情報に存在す
る情報に基づいて、それぞれ最も良好に受信される放送周波数を、前もって面倒
な代替周波数テストおよび現在地に依存する代替周波数評価を行うことなしに調
整することができる。代替周波数テストは付加的に、地図情報を放送周波数につ
いて検証するために実行することができる。
【0053】
本発明の枠内で前記の実施例を相互に組み合わせることもできる。さらに国に
依存するパラメータ調整または地形に依存するパラメータ調整だけが本発明の枠
内ではない。全く特定の受信機現在地にだけ該当する地域的な特異性を考慮する
こともできる。例えば受信された交通情報を、受信機現在地に関連する交通情報
だけが再生されるように選択することも可能である。
依存するパラメータ調整または地形に依存するパラメータ調整だけが本発明の枠
内ではない。全く特定の受信機現在地にだけ該当する地域的な特異性を考慮する
こともできる。例えば受信された交通情報を、受信機現在地に関連する交通情報
だけが再生されるように選択することも可能である。
【図1】
図1は、本発明の放送受信機の一部のブロック回路図であり、本発明の位置検
出装置と接続されている。
出装置と接続されている。
Claims (5)
- 【請求項1】 放送受信機の制御パラメータの制御方法において、 制御パラメータを受信機現在地に依存して調整し、 受信機現在地を位置検出装置によって検出する、 ことを特徴とする方法。
- 【請求項2】 音声出力またはテキスト出力に対して、受信機現在地で適用
される公用語を選択するか、または複数の言語がある場合は、受信機現在地で適
用される公用語または受信機現在地で好んで使用される言語を選択する、請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 自動的な現在地に依存する言語選択を遮断し、最後に選択さ
れた言語を維持する、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 制御パラメータは、放送周波数の品質評価のための測定パラ
メータを考慮することまたは重み付けを含む、請求項1から3までのいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項5】 制御パラメータは、放送周波数の評価のためのストラテジー
および/または瞬時の放送周波数から同じプログラム内容を有する代替周波数へ
の切り換えのためのストラテジーを含む、請求項1から4までのいずれか1項記
載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10011259.5 | 2000-03-08 | ||
DE10011259A DE10011259A1 (de) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | Verfahren zur Steuerung von Steuerparametern eines Rundfunkempfängers |
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