JPH0738596B2 - ラジオ受信機の自動追従方法 - Google Patents

ラジオ受信機の自動追従方法

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JPH0738596B2
JPH0738596B2 JP32898189A JP32898189A JPH0738596B2 JP H0738596 B2 JPH0738596 B2 JP H0738596B2 JP 32898189 A JP32898189 A JP 32898189A JP 32898189 A JP32898189 A JP 32898189A JP H0738596 B2 JPH0738596 B2 JP H0738596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はラジオ受信機の自動追従方法に係り、特に国境
付近で言語の異なる放送局に切り替わるのを防止するRD
Sデータを用いた自動追従方法に関する。
<従来技術> カーラジオでは、交通情報を容易に入手できることに加
えて、選局機能の高度化が求められている。特に、比較
的サービスエリアの狭いFM放送をラジオ放送サービスの
主体とし、カーラジオでの放送受信比率の高いヨーロッ
パでは、この要求が強い。そこで、この要求を満たすべ
くヨーロッパ放送連合によりRDS(ラジオデータシステ
ム)が提案され、実用化されつつある。このRDSは、FM
ラジオ放送信号にデジタルの各種データを重畳する方式
であり、メッセージとしては現在受信されているFM放送
の (i)プログラム識別コード(PIコード) (ii)放送局名(PS) (iii)同一番組放送中の放送局周波数リスト(AF) (iv)番組内容識別コード(PTY) (v)送信状態識別コード(DI) (vi)音楽か会話かの識別コード(M/Sコード) 及び (vii)交通情報放送局の識別コード (viii)交通情報放送中の識別コード 等がある。尚、PIコードは、番組コードと国識別コード
などからなる16ビットで構成され、11回/秒の頻度で送
信される。又、上記(i)〜(vi)は選局機能に関係す
る情報であり、(vii)〜(viii)は交通情報である。
このように、RDSでは受信しているFM放送に関するメッ
セージが多重に送信されてくるため、該メッセージを利
用して今までにない格別な選局動作が可能となる。
たとえば、所定時間毎に同一番組放送局の周波数データ
(AFリスト)を復調し、該AFリストに載っている各AF局
に順次同調させてその受信電界強度をチェックし、受信
電界強度が大きいAF局の周波数に同調させることができ
る(自動追従)。かかる自動追従処理において各AF局の
受信電界強度のチェックは10msecフロントエンドをAF局
周波数に同調させると共にその間ミュートを掛けること
により行われ、ミュート時間が短いため、本来の受信局
からの放送を違和感なく受聴することができる。
<発明が解決しようとする課題> かかるRDSデータを用いた自動追従方式において、自動
車が山間部等に入り込んで地形の影響を受け、いずれの
同一番組放送局の受信電界強度も現受信局の受信電界強
度以下、あるいは制定レベル以下となり、しかも現受信
局の受信電界強度が設定レベル以下になると、受信電界
強度が設定レベル以上のRDS局をシークし、該シークし
た局からのFM放送信号を受信するようにしている。
しかし、単に受信電解強度が設定レベル以上のRDS局
(シーク局)に切り替わる従来方式では、今までのFM放
送の言語とシーク局の放送言語が異なる場合が生じ、ユ
ーザに違和感を与える。例えば、自動車がドイツ、フラ
ンス国境付近を走行しており、ドイツ語の放送を受信し
ている場合、シーク動作によりフランス語の放送に切り
替わってしまう問題がある。
本発明の目的は、RDSデータを用いた自動追従方式にお
いて、今まで受信していたFM放送の言語と同一言語のFM
放送をシークして切り替わることができるラジオ受信機
の自動追従方法を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題は本発明においては、RDSデータに含まれるAF
リストを用いた自動追従手段と、受信電界強度が設定レ
ベル以上のRDS局をシークする手段と、国識別コードの
同一性判別手段とにより達成される。
<作用> RDSデータを用いた自動追従方式において、いずれの同
一番組放送局の受信電界強度も現受信局の受信電界強度
以下、あるいは設定レベル以下であり、かつ現受信局の
受信電界強度が設定レベル以下の場合、受信電界強度が
設定レベル以上のRDS局をシークし、シークしたRDS局の
RDSデータに含まれる国識別コードが今までの受信局の
国識別コードと一致するかチェックし、一致する場合、
該シークしたRDS局からのFM放送を継続して受信する。
<実施例> 第1図は本発明に係わる自動追従方法を実現するラジオ
受信機の要部ブロック図である。
1はアンテナ、2はフロントエンドであり、後述するPL
L回路から出力される電圧信号に基いて所定の放送局に
同調して中間周波数信号を発生する。3は中間周波増幅
器であり、フロントエンド2により変換された中間周波
数信号を増幅する。4はステレオ復調回路(MPX)であ
り、中間周波増幅器3から入力される中間周波数信号を
ステレオ信号に復調する。5はミュート回路、6は増幅
器(AMP)、7はスピーカであり、増幅器6により駆動
されて音声を出力する。
8は57KHzのバンドパスフィルタ(BPF)であり、RDSデ
ータに基づいて振幅変調された57KHzの副搬送波を通過
させる。9はRDSデコーダであり、バンドパスフィルタ
出力よりAFリスト,PIコード等を復調する。10はエラー
訂正回路であり、RDSデコーダ9により復調されたAFリ
スト,PIコード等のRDSデータの誤りを、グループ毎に同
期を取りながら検出し、その誤りを訂正する。
11はバンドパスフィルタ8の出力信号に基づいて(57KH
z成分の有無に基づいて)、現受信局がRDS局であるかを
示す信号SDTを出力するRDS局検出回路であり、RDS局で
あれば信号SDTをハイレベルにし、RDS局でなけれローレ
ベルにする。
12はシグナルメータであり、中間周波増幅器3から出力
される中間周波数信号の信号強度を監視することにより
受信局の受信レベル(受信電界強度)を検出する。13は
ステーションディテクタであり、受信信号の周波数偏移
Δf(帯域幅)の範囲内にあって、かつ信号強度が設定
レベルLs以上の時、受信局が存在すると判定するもので
あり、例えば東芝製集積回路TA91210Zとして商品化され
ている。従ってステーションディテクト信号SDがローレ
ベルの場合には、シグナルメータ12により検出された信
号強度が大きくても、同調点における放送局は実際には
存在せず、検出された信号強度は隣接局の影響を受けて
いると判断する。
14はRDSデータ、受信電界強度、ステーションディテク
ト信号SD、RDS局検出信号SDT等に基づいて後述する自動
追従方式を行うと共に、デジタルチューニング処理を行
うマイコン構成のコントローラ、15は操作部、16はコン
トローラから入力された受信周波数データFDTに応じた
電圧信号をフロントエンド2に入力して所定の放送局に
同調させるPLL回路である。
以下、第2図の流れ図に従って第1図のラジオ受信機の
自動追従処理を説明する。
コントローラ14は、ラジオ受信機により所定のRDS局か
らの放送番組が受信されている状態において、所定時間
毎に以下の自動追従処理を行う。
現受信局のFM放送に重畳されて送られてきているRDSデ
ータ(AFリスト、PIコード等)をバンドパスフィルタ
8、RDSデコーダ9、エラー訂正回路10を介して受信し
て内蔵のメモリ14aに記憶する(ステップ101)。
しかる後、RDSデータに含まれるAFリストより第i番目
(iの初期値は1)のAF局周波数を求め、該第i番目の
AF局に対して10msecのAF局サーチ処理を実行する。すな
わち、ミュート指令MUTを出力して音声をミュートさせ
ると共に、PLL回路16に第i番目のAF局の受信を指令
し、フロントエンド2をして該AF局周波数に同調させる
(ステップ102)。
しかる後、ステーションディテクト信号SDがハイレベル
かチェックする(ステップ103)。ハイレベルであれば
局が存在するから、次にシグナルメータ12より受信電界
強度Lbを取り込み、該受信電解強度Lbと今までの受信局
(現受信局)の受信電界強度レベルLaとを比較する(ス
テップ104)。
La<Lbであれば、コントローラ14はPLL回路16に第i番
目のAF局の受信を指令し、フロントエンド2をして該AF
局の放送周波数に同調させ(ステップ105)、以後ステ
ップ101に戻り同様の処理を繰り返す。
一方、ステップ103においてステーションディテクタ信
号SDがローレベルの場合、あるいはAF局の受信電界強度
Lbが今までの受信局における受信電界強度Laより小さい
場合、ミュートを解除すると共に、同調を元の受信局に
戻す(ステップ106)。
しかる後、全AFリストのAF局についてAFサーチが終了し
たかチェックし(ステップ107)、終了してなければi
+1→iによりiを歩進してステップ102以降の処理を
繰り返す(ステップ108)。
しかし、全AFリストのAF局についてAFサーチが終了して
いれば、換言すれば、AFリストにおけるいずれの同一番
組放送局の受信電界強度も今までの受信局の受信電界強
度La以下、あるいは設定レベルLs以下であれば、受信電
界強度Laが設定レベルLs以下であるかチェックし(ステ
ップ108)、La≧Lsの場合には、今までの受信局に同調
したままステップ101に戻り以降の処理を繰り返す。
現受信局の受信電界強度Laが設定レベルLs以下の場合に
は、コントローラ14は同調周波数を所定周波数刻みで変
化させ、受信電界強度が設定レベルLs以上の局をシーク
する(ステップ109)。
シークにより設定レベルLs以上の局(シーク局)が見つ
かれば、コントローラ14は信号SDTを参照してシーク局
がRDS局であるかチェックし(ステップ110)、RDS局で
なければステップ109のシークを継続する。
シーク局がRDS局であれば、シーク局のFM放送信号よりP
Iコードを抽出し、そのPIコードに含まれる「国識別コ
ード」が、内蔵のメモリ14aに記憶されている元の受信
局のPIコードの国識別コードと一致するかチェックし
(ステップ111)、一致しなければステップ109のシーク
を継続し、一致する場合にはシークを終了し、該シーク
局からのFM放送を受信し、以後ステップ101に戻って同
様の処理を行う。
<発明の効果> 以上本発明によれば、AFリストにおけるいずれの同一番
組放送局の受信電界強度も現受信局の受信電界強度以
下、あるいは設定レベル以下であり、かつ現受信局の受
信電界強度が設定レベル以下の場合には、受信電界強度
が設定レベル以上のRDS局をシークし、シークしたRDS局
のRDSデータに含まれる「国識別コード」が今までの受
信局の「国識別コード」と一致する時、シークしたRDS
局からのFM放送信号を受信し、一致しない場合には受信
しないように構成したから、RDS自動追従方式において
言語の異なる局に切り替わることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる自動追従処理を実行するラジオ
受信機のブロック図、 第2図は本発明の自動追従処理の流れ図である。 2……FMフロントエンド 9……RDSデコーダ 11……RDS局検出回路 12……シグナルメータ 13……ステーションディテクタ 14……コントローラ 16……PLL回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM放送信号に重畳されて送られてくるRDS
    データを復調し、該RDSデータに含まれるAFリストに基
    づいて同一番組放送局の受信電界強度を求め、受信電界
    強度のより大きな同一番組放送局を選択するラジオ受信
    機の自動追従方法において、 いずれの同一番組放送局の受信電界強度も現受信局の受
    信電界強度以下、あるいは設定レベル以下であり、かつ
    現受信局の受信電界強度が設定レベル以下の場合には、
    受信電界強度が設定レベル以上のRDS局をシークし、シ
    ークしたRDS局のRDSデータに含まれる国識別コードが前
    記現受信局の国識別コードと一致するかチェックし、一
    致する場合には該シークしたRDS局からのFM放送信号を
    受信することを特徴とするラジオ受信機の自動追従方
    法。
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US7313375B2 (en) * 2002-05-02 2007-12-25 Lucent Technologies Inc. Follow-me broadcast reception method and system

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