JP2003526175A - 高温超伝導ケーブル及びその製造方法 - Google Patents
高温超伝導ケーブル及びその製造方法Info
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Abstract
Description
銅、バリウム及びイットリウムの混合した酸化物又はビスマス、鉛、ストロンチ
ウム、カルシウム、銅、タリウム及び水銀系のセラミック材料のような任意の材
料であって、いわゆる臨界的な温度Tc以下の温度にて略ゼロの抵抗性を有する
超伝導段を備える材料を意味するものとする。
として表示される、液体ヘリウムの温度(約4°K)と比較して、液体窒素の温
度(約77°K)に近いか、又はより高温の任意の温度を意味する。
許第A−0747975号から公知である。
度まで超伝導の性質を示す超伝導材料が公知である。これらの材料は、通常、高
温超伝導体と称される。かかる材料は、その加工は、4°Kの液体ヘリウムでは
なくして、77°Kの液体窒素の冷凍により保証することができ、具体化の困難
性及びエネルギコストが遥かに低減ため、明らかに、低温超伝導体に比して技術
的により興味深い。
題点の1つは、技術的及び経済的な観点の双方からいわゆる超伝導材料の使用を
一層より有利なものにすることである。
ば、コストが判断因子でないNMR装置用の磁石又は高磁界磁石の製造のような
、十分に確立した実用的な用途にのみ限定されていた。
体ヘリウムをその臨界的温度以下に保つのに必要な、液体ヘリウムの冷凍に伴な
う相反するコストを下廻るものである。
する研究が一部、行われており、また、一部、既存の材料の性質及び既に利用可
能な材料を採用する導体の性能の双方を常に改良するための研究が行われている
。
テープにより好ましい幾何学的形態が提供されることが分かっている。
一方にて、その材料を含むケーブルの製造、輸送及び付設作業を行う間、材料に
加わる色々な曲げ応力に対する抵抗性を向上させることを実現しているが、他方
にて、その材料は、超伝導材料のより好ましい配向度及び圧密度のため、臨界的
な電流密度に関してより優れた性能を呈するものである。
として、多数フィラメントの複合構造体を形成し得るように、共に結合された銀
又は銀合金から成る金属エンベロープ内に包まれた超伝導材料から成るコアによ
り各々が形成された複数のテープを備えている。
tube)」として公知である、広く使用されている方法によれば、導体のこの
多数フィラメント構造体は、適当な粉末前駆体が充填された細い金属管から開始
して形成され、該管は、一方、コンパクトな管束を得ることができるように、別
の外側の金属管又はビレット内に包まれている。このコンパクトな管束は、最初
に、何回かの後続の恒久的変形、押出し成形及び/又は引抜き処理を行い、次に
、所望のテープ形状の構造体が得られる迄、圧延加工及び/又は加圧処理が行わ
れる。例えば、欧州特許第A−0627773号を参照のこと。
の熱処理を行い、その前駆体から開始して超伝導セラミック材料を形成し、特に
、その合成を行う、すなわち、粉体化した超伝導体の粒子を相互に「溶接」する
。
あり、機械的応力、特に引張り応力に耐えるのに不適当である。実際上、実際的
な機械的破断を別にして、所定の引張り変形閾値を超えると、材料の超伝導の性
質が不可逆的に損われる虞れがある。このため、こうした材料をケーブル内で使
用することは特に複雑で且つ微妙なものとなる。
力を生じさせる幾つかの段階を伴う。
に従って、幾本かのテープを可撓性の管状支持体の上に巻き付けることである。
巻き付け及び引張りの双方は、テープに引張り変形、曲げ変形及び捩れ変形を生
じさせる。超伝導材料に付与された形成される応力は主として引張り応力である
。更に、このようにして形成された導体(支持体+超伝導材料)は熱絶縁手段及
び電気的絶縁手段により取り巻かれており、こうした工程の間、牽引及び曲げ作
用が加えられ、このため、超伝導テープにより大きい応力が加えられる。
際上、更なる引張り応力及び曲げ応力を生じさせるように室温にて付設され、機
械的な接続(ケーブル頂部の係止)、電気的及び液圧的接続(液体窒素の場合)
は室温にて行われる。付設を完了した後、ケーブルは液体窒素を供給することに
よりその加工温度に上昇させ、かかる冷却の間、ケーブル構成要素の各々に対し
、構成する材料の熱膨張率と相違する熱的な機械的応力及び他の要素の性質によ
る応力が加えられる。
伝導材料に応力を生じさせる可能性がある。実際に、収縮可能な程度の小さい支
持体に結合される、超伝導材料が自由に収縮できないならば、超伝導材料に引張
り歪みが発生する。かかる引張り歪みは、巻き付けのため既に存在する歪みに追
加されることになる。
10÷20 10-6/K)、すなわち少なくとも75 10-6/Kの膨張率を有
する材料で出来た支持体を使用することが提案されている。かかる値を有する金
属は存在しないため、かかる材料は、金属ではなく、例えば、テフロン(tef
lon)(登録商標名)、ポリエチレン及びその誘導体のような重合材料(po
lymeric material)のみである。
機械的応力を軽減することを目的とする上記の解決策は、幾つかの重大な欠点が
あることが分かった。
とは、導体自体とその周囲の絶縁手段(熱的絶縁及び/又は電気的絶縁)との間
に半径方向に広い中空の空間を形成することになる。この中空の空間は、絶縁体
を変形又は破損させる電気的不具合い及び/又は機械的不具合い、すなわち凝集
性の欠如、導体の不整合及び滑り出しを生じさせる可能性がある。
の間、超伝導材料を十分に保護することができない。これら材料の変形可能性が
大であるため、導体に付与された全ての歪みは、実際上、超伝導材料にも顕著な
変形を生じさせる。
例えば、銀とし、又は銀ベースのマグネシウム及び/又はアルミニウム及び/又
はニッケル合金とする)内に包まれた超伝導材料を含む複数の超伝導テープとを
備え、該テープが電気的に絶縁され且つ熱的に絶縁され、しかも冷凍された超伝
導層を形成し得るように支持体の上にら旋状に巻き付けられた高温超伝導ケーブ
ルであって、超伝導テープが3%以上の最大の引張り変形率を有することを特徴
とする高温超伝導ケーブルに関するものである。
を行い、次に、約77°Kの加工温度まで冷却させる工程を意味することを意図
するものである。このことは、また、以下に掲げた変形値にも当てはまる。
(又は帯材又は積層体)を備えることが好ましい。
に耐久可能な引張り応力は、最大で、約3%に過ぎないことが分かった。テープ
の製造段階の間、金属カバー体に対する超伝導材料の熱収縮値が相違するから、
この値は、超伝導材料が既に、約1÷1.5%の圧縮変形に耐えることを考慮す
るものである。
察されるのみならず、特に、改良された引張り変形抵抗性も観察された。何ら損
傷を生じさせずに、実際上、約5.5%に等しい引伸し値に達した。この効果は
、超伝導材料中に歪みがより均一に分配されるためであると考えられ、このこと
は、上記長伝導材料の機械的性質を一層良く発揮させることを可能にする。
ストリップに結合された1つのストリップのみを提供することができる。
れることが好ましい。
ウムで製造することが好ましい。
る能力がより大きければ、実際に、以下に一層明確に説明するように、重合材料
に代えて、金属で出来た支持体を使用することが可能となる。
を使用する用途の場合、非磁性鋼、好ましくはステンレス鋼が使用される。これ
と代替的に、銅又はアルミニウムを使用してもよい。
きる。これと代替的に、管状支持体は、ら旋状に巻いた金属テープにより形成さ
れた構造体を備えるか、又はいわゆるタイル構造体、すなわちら旋状に接続され
た隣接するセクタを備えるものとすることができる。
プと、 少なくとも1つの超伝導層を形成し得るように複数の超伝導テープを支持体の
上にら旋状に巻き付けるステップと、 超伝導層を電気的に絶縁するステップと、 超伝導層を熱的に絶縁するステップと、 ケーブルを使用するとき、超伝導層を所定の加工温度以下にて冷凍する可能性
を提供するステップとを備える、高温超伝導ケーブルの製造方法において、 3%以上の最大の引張り変形率となるように超伝導テープの最大の引張り変形
率を制御することを特徴とする、超伝導ケーブルの製造方法に関するものである
。
。
て説明する、1つの好適な実施の形態の以下の説明から一層明確になるであろう
。
−phase)超伝導ケーブル1を示す。ケーブル1は、少なくとも1つの伝導
要素3を有する、全体として参照番号2で示した超伝導コアを備えている。図示
した例(同一出願人の欧州特許出願第96203551.5号による)は、参照
番号3I、3II、3III、3IVで示した4つの伝導要素が提供され、これら伝導要
素は、例えば、鋼、アルミニウム等のような金属で出来た管状ケーシング9内に
ルーズに収容されることが好ましいケーブルに関するものである。
相部分4及び中性部分5から成る一対の同軸導体を備えている。
ば)管状支持体7の上に十分に小さい巻き付け角度αにてら旋状に巻き付けられ
且つ重ね合わせた複数の超伝導テープ20内に組み込まれている。管状支持体が
金属であるならば、角度αは、以下に説明するように、40°以下であることが
好ましい。
よって互いに電気的に絶縁されている。
のケーブルにおいて、いわゆる「高温」型の超伝導材料の臨界的温度よりも適宜
に低い温度まで冷凍する適当な手段も備えている。
る。この圧送手段の目的は、例えば、伝導要素3の各々の内部に、またかかる要
素と管状ケーシング9との間の隙間内の双方にて65°乃至90°Kの温度の液
体窒素のような適当な冷凍流体を供給することである。
、重ね合わせた複数の層により形成された熱的絶縁体と、少なくとも1つの保護
シースとを備える保持構造体、すなわち低温保持装置10内に包まれている。
給に関するIEEE議事録(IEEE TRANSACTIONS ON PO
WER DELIVERY)、vol.7、no.4の論文、1745−175
3頁に記載されている。
れば介在させたスペーサ13を使用して、ルーズに巻き付けた「熱的超絶縁体」
として当該技術分野で公知の表面金属溶射したプラスチック材料(例えば、ポリ
エステル樹脂)により何本かのテープ(数ダース)により構成された絶縁材料層
11を備えている。
定され、該管状要素14内にて、公知の装置により約10-2N/m2の真空圧が
保たれる。
するのに適しており、また、例えば、ポリエチレンのような外側シース15によ
り覆われている。
、鋼、銅、アルミニウム等で出来たテープにより、又は押出し成形した管等によ
り形成されることが好ましい。
できる。
条件に基づいて軸方向又は周方向に配置して、超伝導要素3に付与される機械的
応力を制限することを確実にする。図示しないかかる牽引要素は、当該技術分野
にて公知の技術に従って、例えば、ロープ状の鋼ワイヤーのような周方向に配置
された金属外装体、又は1本以上の軸方向金属コード、又は、例えばアラミド繊
維のような誘電材料の外装繊維により構成することができる。
かの連続的な構造体を備えることが好ましい。これと代替的に、管状支持体6、
7は、ら旋状に巻き付けた鋼ストリップ又はタイル構造体にて具体化してもよい
。また、銅又はアルミニウムのような、鋼以外の材料を使用してもよい。
3が包まれた金属カバー体24(銀とし又はマグネシウム、アルミニウム又はニ
ッケルとの銀合金とすることが好ましい)と、該カバー体24に結合された少な
くとも1つの金属ストリップ(又は帯材又は積層体)25とを備えている。特に
、カバー体24は、2つの長い側部26と、2つの短い側部27とを有する実質
的に矩形の平坦な断面を有している。また、ストリップ25は、カバー体24の
長い側部26に略等しい長さの2つの長い側部28を有する実質的に矩形の平坦
な断面を備えている。ストリップ25は、溶接、ろう付け又は接着によりカバー
体24に締結される。カバー体24の両側に締結された、等しい又は相違する2
つのストリップ25を設けることが可能であることを認識すべきである。
存し、従って、角度αの増加に伴って増大する)、巻き付け工程中の引張り力に
起因する変形効果(一定)、及び熱的変化の効果に起因する係止したケーブル頂
部に対する変形効果(十分な角度αにて負となる前に角度αの増加に伴って減少
する)という超伝導材料に対する変形効果を考慮したものである。表において、
引張り変形を示すため正の値を使用し、圧縮変形を示すため負の値を使用してあ
る。
最大の耐久可能な引張り変形が5.5%に等しく、従って、2.5%の改良が為
された、本発明による超伝導テープ(ステンレス鋼で出来ており、スズろう付け
によりストリップのカバー体24に結合された、厚さ0.045mm、長さ3.
8mmの断面の側部26に沿って配置された2つのストリップ25が設けられて
いる)との何れかの実現可能性が図示されている。後者の場合、超伝導非補強テ
ープが3%の引張り変形に耐え得る(上述し且つ実際に実証するように)と想定
して、実現可能性を確実にするのに必要な引張り変形抵抗の最小の増加値が示し
てある。二重下線で示した値は3%の限界値を超えることを示す。
体の場合に関係する状況が示してある。
支持体の直径、巻き付け引張り値、及びある程度まで支持体の材料の選択に関し
てより大きい設計の自由度を可能にする。
持体は、ケーブルに対しより大きい剛性を付与することに加えて、超伝導材料の
一層の保護を可能にし、特に、従来技術について上述した重合材料支持体の欠点
を防止することを可能にするからである。このことは、熱膨張率の差に起因して
、導体とその周囲の層との間に加工温度のとき、危険な中空の空間が全く形成さ
れないことを意味する。このケーブルにおいて、導体に対して外側の層は、上述
したように、主として金属であるため、金属製支持体を使用すれば膨張率の差を
最小にし、従って、中空の空間に起因する不都合を劇的に減少させることになる
。
材料として理解される導体に対する機械的な抵抗力をより大きくすることにつな
がる。従って、導体に加わる可能性のある機械的応力が超伝導テープに顕著な程
度に伝達されることがなく(ポリマー支持体の場合、その変形可能性が大きいた
め、生ずるであろう)、当該支持体により略完全に支承される。
て重要な利点である。実際に、導体の巻き付けの圧密度、従ってその安定性は上
記引張り力に依存する。
伝導ケーブルを具体化することを可能にするものである。
自体を不可逆的に損傷するのに十分である。このため、−0.35の値は、改良
された超伝導テープに対してのみ有意義である。
Claims (24)
- 【請求項1】 管状支持体と、金属カバー体内に包まれ且つ前記支持体にら
旋状に巻き付けられた超伝導材料を含む複数の超伝導テープとを備え、これによ
り、少なくとも電気的に絶縁され且つ熱的に絶縁され、しかも冷凍された超伝導
層を形成し得る高温超伝導ケーブルにおいて、 前記超伝導テープが、3%以上の最大の引張り変形率を有することを特徴とす
る、高温超伝導ケーブル。 - 【請求項2】 請求項1によるケーブルにおいて、 前記超伝導テープが、金属カバー体に結合された少なくとも1つの金属ストリ
ップを備える、ケーブル。 - 【請求項3】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記超伝導テープが、金属カバー体に結合された2つの金属ストリップを備え
る、ケーブル。 - 【請求項4】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記金属カバー体が、銀により又は銀ベースのマグネシウム及び/又はアルミ
ニウム及び/又はニッケル合金により製造される、ケーブル。 - 【請求項5】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記金属ストリップが溶接により金属カバー体に結合される、ケーブル。
- 【請求項6】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記金属ストリップがろう付け(brazing)により金属カバー体に結合
される、ケーブル。 - 【請求項7】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記金属ストリップが接着(gluing)により金属カバー体に結合される
、ケーブル。 - 【請求項8】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記ストリップが、低導電率を有する非磁性ステンレス鋼で出来ている、ケー
ブル。 - 【請求項9】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記ストリップが青銅で出来ている、ケーブル。
- 【請求項10】 請求項2によるケーブルにおいて、 前記ストリップがアルミニウムで出来ている、ケーブル。
- 【請求項11】 請求項1によるケーブルにおいて、 前記管状支持体が金属で出来ている、ケーブル。
- 【請求項12】 請求項11によるケーブルにおいて、 前記金属製の管状支持体が非磁性ステンレス鋼で出来ている、ケーブル。
- 【請求項13】 請求項11によるケーブルにおいて、 前記金属製の管状支持体が銅で出来ている、ケーブル。
- 【請求項14】 請求項11によるケーブルにおいて、 前記金属製の管状支持体が、平滑又は波形の何れかの連続的な構造体を有する
、ケーブル。 - 【請求項15】 請求項11によるケーブルにおいて、 前記金属製の管状支持体がら旋状に巻き付けた金属ストリップ構造体を有する
、ケーブル。 - 【請求項16】 請求項11によるケーブルにおいて、 前記金属製の管状支持体がタイル(tile)構造体を有する、ケーブル。
- 【請求項17】 請求項11によるケーブルにおいて、 金属製の管状支持体上における超伝導テープの巻き付け角度が40°以下であ
る、ケーブル。 - 【請求項18】 管状支持体を提供するステップと、 超伝導テープを形成し得るように超伝導材料を金属カバー体内に包むステップ
と、 少なくとも1つの超伝導層を形成し得るように複数の超伝導テープを支持体上
にら旋状に巻き付けるステップと、 超伝導層を電気的に絶縁するステップと、 超伝導層を熱的に絶縁するステップと、 ケーブルを使用するとき、超伝導層を所定の加工温度以下にて冷凍する可能性
を提供するステップとを備える、高温超伝導ケーブルの製造方法において、 3%以上の最大の引張り変形率となるように超伝導テープの最大の引張り変形
率を制御するステップとを備えることを特徴とする、超伝導ケーブルの製造方法
。 - 【請求項19】 請求項18による方法において、 少なくとも1つの金属ストリップを超伝導テープの金属カバー体に結合するス
テップを備える、方法。 - 【請求項20】 請求項19による方法において、 2つの金属ストリップを超伝導テープの金属カバー体に結合するステップを備
える、方法。 - 【請求項21】 請求項19による方法において、 前記結合ステップが溶接により行われる、方法。
- 【請求項22】 請求項19による方法において、 前記結合ステップがろう付けにより行われる、方法。
- 【請求項23】 請求項19による方法において、 前記結合ステップが接着により行われる、方法。
- 【請求項24】 請求項1による方法において、 前記管状支持体が金属で出来ており、該金属製の管状支持体上の超伝導テープ
の巻き付け角度が40°以下である、方法。
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