JPH09231841A - 高電力用の超伝導ケーブル - Google Patents

高電力用の超伝導ケーブル

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JPH09231841A
JPH09231841A JP8347702A JP34770296A JPH09231841A JP H09231841 A JPH09231841 A JP H09231841A JP 8347702 A JP8347702 A JP 8347702A JP 34770296 A JP34770296 A JP 34770296A JP H09231841 A JPH09231841 A JP H09231841A
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superconducting
phase
cable
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superconducting material
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JP8347702A
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Metra Piero
ピエロ・メトラ
Nassi Marco
マルコ・ナッシ
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Pirelli and C SpA
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Pirelli Cavi SpA
Cavi Pirelli SpA
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    • H01B12/00Superconductive or hyperconductive conductors, cables, or transmission lines
    • H01B12/14Superconductive or hyperconductive conductors, cables, or transmission lines characterised by the disposition of thermal insulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B12/00Superconductive or hyperconductive conductors, cables, or transmission lines
    • H01B12/16Superconductive or hyperconductive conductors, cables, or transmission lines characterised by cooling
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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    • Y10S505/825Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 相導体及び中立導体から成る超伝導コアを備
え、該同軸状導体が、誘電性材料を介在させることによ
り互いに電気的に絶縁され、更に、上記超伝導材料の臨
界温度以下の温度に上記コアを冷却させる手段を備える
超伝導ケーブル。 【解決手段】 少なくとも1つの相を有する高電力用の
超伝導ケーブル1は、複数の要素3が収容された超伝導
コア2を備え、該複数の要素が構造的に独立し且つ磁気
的に非結合状態にあり、該要素の各々が、各相に対し
て、その各々が、誘電性材料8を介在させることによ
り、少なくとも1つの超伝導材料の層から電気的に絶縁
された少なくとも1つの超伝導材料層8により形成され
る、相導体及び中立導体という同軸状の一対の導体を備
えている。超伝導材料を幾つかの同軸状の導電性要素3
に分けることにより、ケーブル1は、磁界に対して反応
する高温の超伝導材料を使用しつつ、超伝導状態にて多
量の電流を伝達することを許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体的な形態に
て、いわゆる超伝導状態、即ち、電気抵抗が略零である
状態にて電流を伝達するために使用されるケーブルに関
する。
【0002】より具体的には、本発明は、少なくとも1
つの相を有する高電力用の超伝導ケーブルであって、相
導体及び中立導体(相導体の外側で且つ該相導体と同軸
状であり、その導体の各々が少なくとも1つの超伝導材
料層を含む)から成る超伝導コアを備え、該同軸状導体
が、誘電性材料を介在させることにより互いに電気的に
絶縁され、更に、上記超伝導材料の臨界温度以下の温度
に上記コアを冷却させる手段を備える超伝導ケーブルに
関する。
【0003】
【従来の技術】以下の説明、及び特許請求の範囲におい
て、高電力用ケーブルとは、全体として、5,000A
以上の電流を伝達して、発生された磁界が超伝導状態に
て達成可能である最大の電流密度の値を小さくさせ始め
るようにするために使用されるケーブルを意味するもの
とする。
【0004】以下の説明、及び特許請求の範囲におい
て、超伝導材料とは、例えば、特殊なニオブ−チタニウ
ム合金、又は銅、バリウム、イットリウム、又はビスマ
ス、鉛、ストロンチウム、カルシウム、銅、タリウム及
び水銀のセラミック系混合酸化物のような材料を意味す
るものとする(臨界温度、又はTcとして規定された所
定の温度にて抵抗値が略零である超伝導相を含む)。
【0005】用語:超伝導体、又は略して導体は、以下
において、超伝導状態下にて電流を伝達することのでき
る全ての要素を意味するものとする。例えば、管状コア
(又は支持コアに巻いた超伝導材料のテープ)により支
持された超伝導材料層のようなものである。公知である
ように、エネルギの伝達分野において、解決がより困難
な問題点は、超伝導状態で伝達される電流の量、及びそ
の伝達が為されるときの温度を可能な限り増大させるこ
とである。いわゆる「高温」超伝導材料(70−77°
K(約−203/−196°C)の程度の温度にて電流
を伝達することができる)が、今日、公知であるが、発
生する磁界が増大すると、上記材料による電流の伝達能
力が低下することが認識されている。
【0006】例えば、1993年1月の住友電工の技術
レビューNr.35号におけるT・ナカハラ(Naka
hara)による「日本における超伝導の研究開発のレ
ビュー(Review of Japanese R&
D on Superconductivity)」と
いう記事を参照するとよい。
【0007】超伝導状況にて、発生された磁界の作用に
対する超伝導材料の感度は、ケーブルの超伝導コアの有
効温度が高ければ高い程より顕著となる(即ち、最高の
臨界温度を有する超伝導材料は磁界の作用に対する感度
がより大きい)。そのため、実際には、高温の超伝導材
料は、数KAよりも多い電流を伝達することができず、
使用される超伝導材料の量を許容し得ない程に増大さ
せ、これに伴って、関連するコストも増大する。いわゆ
る同軸ケーブルの場合(その形態は、高負荷の伝達に適
している)、発生される磁界、伝達された電流、及び導
体の直径は、次式で示されている。
【0008】B=(μ×I)/(π×D) ここで、 B=導体の表面における磁界、 I=伝達される電流、 μ=透磁率、 D=導体の直径。 (公知であるように、B及びIの値は、直流の実際の
値、又は交流の有効値であるものと理解する。)
【0009】この関係に基づいて、伝達される電流が増
加する毎に、発生される磁界もそれに比例して増加する
(このことは、程度の差はあっても、超伝導状態にて実
現可能な最大の電流密度、即ち、臨界的な電流と、超伝
導材料層の合計断面積との比によって画成される、技術
的に臨界的な電流密度「Je」を制限する)。
【0010】より具体的には、臨界的な電流密度は、劇
的に減少して(磁界の閾値から開始して2桁に本数も減
少する場合もある)、それ以上になると、超伝導が著し
く損なわれる臨界的な磁界を低下させる。例えば、その
値は、使用される超伝導材料、及び有効温度に対応し
て、0.1から20mTに変化する。この点に関して
は、例えば、1995年6月のIEEEの応用超伝導の
発表論文(IEEE TRANSACTIONS ON
APPLIED SUPERCONDUCTIVET
Y)のvol.5、nr.2、949−952頁を参照
することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】導体の直径の増加にに
基づいて、臨界的な電流密度を許容可能な値に保つため
の試みは、今日迄、失敗しており、その原因は、大径の
ケーブルを製造し、輸送し、且つ取り付けることが実際
的に困難であること、及び、その超伝導コアを冷却させ
るのに必要なコストが多額であること(放熱は、超伝導
体のコアを取り巻く絶縁層の直径に比例するため)であ
る。
【0012】このため、こうした技術的な困難性に鑑み
て、4°K(上述の現象がそれ程、顕著でない温度)に
て、適当な金属、又はセラミック材料により、所望の多
量の電流を伝達するか、又は、超伝導状態における電流
の伝達と適合し得る最高温度(65°乃至90°K)に
て最適ではない超伝導材料の利用率に満足するから、同
軸状ケーブルの分野における技術が実質的に制限され
る。最初の場合、極めて低温にて、超伝導コアを冷却さ
せることに伴う高いコストに直面せざるを得ない一方、
第二の場合には、超伝導材料を極めて多量に使用しなけ
ればならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、今日、
利用可能である、超伝導材料の最高の有効温度(65°
乃至90°K)にて少なくとも1つの相の電流を多量に
同軸ケーブルで伝達するという問題点は、各相に対し
て、ケーブル内部の超伝導材料を分割して、複数の
「n」要素にすることにより、解決することができる
(これらの要素は、構造的に独立し且つ磁気的に非結合
状態にあり、これらの要素の各々は、互いに絶縁された
相及び中立な同軸状導体を一対、備えており、全電流の
部分「I/n」を伝達する。
【0014】本発明によれば、実際にて、超伝導材料を
このように分けることにより、次のことが可能になるこ
とが確認された。
【0015】a)超伝導材料の同一の使用状態に対し
て、ケーブルの寸法を小さくし、ケーブルの製造、輸
送、及び設置をより容易にすること。
【0016】b)同一量の超伝導材料に対して、従来の
ケーブルの電気絶縁材料と同一量の材料を使用するこ
と。
【0017】c)同一量の超伝導材料に対して、ケーブ
ルの超伝導コアを取り巻く断熱層(低温保持装置)の寸
法を制限することができ、その結果、熱の損失が軽減さ
れること。
【0018】d)必要な場合には、異なる負荷を独立的
に付与することのできる超伝導要素が得られること。
【0019】好ましくは、上記の要素の各々の相及び中
立の同軸状の導体は、超伝導材料のテープを複数、重ね
合わせて形成されている(例えば、金属、又は絶縁性材
料で出来た管状の円筒状支持体の上に巻いたもの)。
【0020】その内部における可能な機械的応力を可能
な限り少なくするため、超伝導材料から成るテープは、
10°乃至60°の巻き付け角度に従って(テープ毎に
一定又は可変とし、個々のテープ内で可変とする)、上
記の支持体に巻き付ける。
【0021】これとは別に、上記要素の各々の相及び中
立の同軸状導体は、重ね合わせ且つ管状の円筒状支持体
上に配置した複数の超伝導材料層から成るようにしても
よい。
【0022】本発明によれば、同軸状の導電性要素の最
大数は、超伝導材料で出来たテープの巻き取り変形(又
は、選択した超伝導材料の臨界的な引っ張り変形)に適
合可能であるかかる要素の最小直径により決まる。
【0023】上記要素の各々の相導体の直径は、25乃
至40mmの範囲で異なることが好ましい。
【0024】本発明によれば、該ケーブルの超伝導コア
は、好ましくは、いわゆる高温超伝導材料、及び冷却流
体として液体窒素を使用して、65°乃至90°K以下
の温度にて冷却される。
【0025】こうした高温度の超伝導材料の内、次式を
有する頭文字BSCCOとして当該技術分野で公知のも
のを使用することが有利である。
【0026】 BiαPbβSrγCaδCuεχ (I) ここで、αは1.4乃至2.0の数値、βは0乃至0.
6の数値、γは0乃至2.5の数値、δは0乃至2.5
の数値、εは1.0乃至4.0の数値、χは存在する異
なる酸化物に対応する化学量値である。
【0027】本発明によれば、特に好適なものは、次の
理想的な一般的等式で表される混合酸化物である。
【0028】(BiPb)2Sr2Can-1Cunχ ここで、nは1乃至3の整数、χは存在する異なる酸化
物に対応する化学量論値である。
【0029】上記のうち、BSCCO−2223(即
ち、n=3)として公知の混合酸化物、又は上記金属の
混合酸化物の適当な混合体を使用し、BSCCO−22
23酸化物の化学量論値に対応する混合体の平均化学量
論値が得られるような比とした場合、特に有利な結果が
得られた。
【0030】別の形態において、本発明は、少なくとも
1つの相を有する超伝導ケーブルで所定の値よりも大き
い量の電流を伝達する方法であって、上記電流が、各相
に対して磁気的に非結合状態の複数の同軸型式の導電性
要素に分割する(該導電性要素の数は、その各々が運ぶ
電流部分が使用する超伝導材料の導電率を低下させるこ
とのできる磁界に対応した表面的な電流密度を設定する
値よりも小さいようにする)ことを特徴とする方法であ
る。特別な実施の形態において、かかる電流は多相の交
流電流であり、電流が分割される上記導電性要素が単一
相の上記電流を運ぶ。
【0031】本発明の好適な実施の形態において、上記
所定の量の電流は、少なくとも5,000Aに等しい。
本発明による方法において、また、冷却流体として液体
窒素を使用する場合、使用する超伝導材料の導電率を低
下させることのできる磁界は、200mT以下、好まし
くは100mT以下、より好ましくは20mT以下とす
る。
【0032】更なる特徴及び有利な点は、添付図面に関
して非限定的な一例として以下に掲げた本発明による超
伝導ケーブルの幾つかの実施例に関する以下の説明から
より明らかになるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明による
3相の超伝導ケーブル1は、各相毎に符号3a、3b、
3cで示した複数の導電性要素3(例えば、鋼、アルミ
ニウム等のような金属で出来た管状の保持殻体9内に好
ましくは、緩く収容されたもの)から成る、全体として
符号2で示した超伝導コアを備えている。
【0034】導電性要素3の各々は、各々、超伝導材料
の少なくとも1つの相を含む一対の同軸状導体(それぞ
れ、相及び中立導体4、5)を備えている。
【0035】図示した実施の形態において、超伝導材料
は、それぞれの管状の支持要素6及び(多分)7に巻か
れた複数の重ね合わせたテープに組み込まれ、該支持要
素は、例えば、ら旋状に巻いた金属テープ又はプラスチ
ック等で出来た管のような適当な材料で形成されてい
る。
【0036】同軸状の相導体4及び中立導体5は、誘電
材料の層8を介在させることにより、互いに電気的に絶
縁されている。
【0037】また、ケーブル1は、(図1のケーブルに
おいて、いわゆる「高温」型である)選択した超伝導材
料の臨界温度よりも十分に低い温度まで超伝導コア2を
冷却させる適当な手段を備えている。
【0038】上記手段は、それ自体公知であり、従って
図示しない適当な圧送手段を備えており、該圧送手段
は、導電性要素3の各々の内部にて、及び上記要素と管
状殻体9との間の隙間の双方にて、例えば、典型的に、
65°乃至90°Kの温度の液体窒素のような適当な冷
却流体を供給する。外部環境に向けた放熱を可能な限り
少なくするため、該超伝導コア2は、例えば、複数の重
ね合わせた層で出来た断熱体と、少なくとも1つの保護
シースとを備える収容構造体、即ち、低温保持装置10
内に包み込まれている。
【0039】当該技術分野で公知の低温保持装置は、例
えば、1992年10月のIEEEの送電に関する研究
論文(IEEE TRANSACTIONS ON P
OWER DELIVERY)Vol.7、nr.4、
1745−1753頁に記載されている。
【0040】より具体的には、図示した実施例におい
て、低温保持装置10は、例えば、プラスチック(例え
ば、ポリエステル樹脂)で出来た表面金属溶着の数本
(数十本)のテープで形成した絶縁材料層11を備えて
いる。このテープは、スペーサ13を介在させて緩く巻
いた、「超断熱体」として当該技術分野で公知のもので
ある。かかるテープは、管状要素14により境が設定さ
れた環状の中空スペース12内に収容されている(該ス
ペース内で、公知の装置により、10-2N/mの程度
の真空が保たれる)。
【0041】金属製のこの管状の要素14は、環状の中
空スペース12に対して、望ましい流体密の特性を付与
することができ、また、例えば、ポリエチレンで出来た
外側シース15で覆われている。
【0042】金属製の管状要素14は、管状形態に曲げ
且つ長手方向に溶接したテープ(鋼、銅、アルミニウム
等、又は押出し成形管等で出来ている)で形成すること
が好ましい。
【0043】ケーブルの可撓性の条件のため、必要であ
るならば、要素14は波形に形成してもよい。
【0044】上述の要素に加えて、ケーブル牽引要素を
その構造及びその使用条件に従って軸方向又は円周方向
に配置して、超伝導要素3に付与される機械的応力を制
限することもできる。図示しない牽引要素の各々は、当
該技術分野で周知の技術に従い、円周方向に配置した金
属強化材(例えば、ロープ状の鋼ワイヤー、又は1又は
2以上の軸方向の金属ロープ、又は例えば、アラミド繊
維のような誘電性材料で出来た強化材料)にて形成する
ことができる。
【0045】本発明によれば、各相毎に、特に、例え
ば、図1に図示するように、幾つかの超伝導要素が存在
するようにし、その層(a、b、c)の各々が、それぞ
れ、図示した3つの超伝導要素3a、3b、3cの各々
に対する符号1、2で示した2つの超伝導要素を備えて
おり、幾つかの導体(図示した例において2つの導体)
間で各相の電流が分割されるようにする。
【0046】図2及び図3には、本発明の二つの異なる
実施の形態(その各々が単一相のケーブルに関するも
の)が概略図で図示されている。
【0047】以下の説明及び図面に示すように、図1に
関して上述したものと構造的に又は機能的に同等のケー
ブルの構成要素は同一の参照符号で表示し、これ以上は
説明しない。
【0048】図2の実施の形態において、構造的に独立
し且つ磁気的に非結合状態にある4つの超伝導要素
、3II、3III、3IVが管状の保持殻体9内に収容
されている。
【0049】図3のケーブルにおいて、4つの要素30
、30II、30III、30IVの相及び同軸状導体4
0、50は、ニオブ・チタニウム合金で出来た超伝導材
料を備えており、該超伝導材料に対する超伝導状態は、
超伝導コア2を液体ヘリウムにより約4°Kまで冷却さ
せることで達成される。
【0050】この更なる実施の形態において、低温保持
装置は、第一のテープ層11に加えて、中空のスペース
16(その内部を液体窒素が65°乃至90°Kで循環
する)と、第二のテープ層17(その前と同様の構造を
有する)とを備えている。
【0051】図4には、4つの要素の接続状態の一例が
概略図で図示されており、単一相の発電機は要素3
II、3III、3IVのそれぞれの相及び中立の超伝導体
4、5に接続されている。一方、要素3、3II、3
IIIは第一の負荷Cに接続され、要素3IVは第二の負
荷Cに独立的に接続される。上述のもを参照しつつ、
本発明による超伝導ケーブルの幾つかの実施の形態に関
して非限定的に以下に説明する。
【0052】実施例1−3 (本発明)本発明によれば、単相型式の高電力用の3本
の超伝導ケーブが設計されている(超伝導コア2内にそ
れぞれ導電要素3を37個、19個、及び7個、内蔵し
ている)。
【0053】全てのケーデルは、10mmの厚さの誘電
層を使用して、250kVの電圧(高電力)の直流にて
使用し得るように設計されている。
【0054】全てのケーブルにおいて、使用される超伝
導材料は、BSCCO−2223として公知の混合酸化
物である。
【0055】この場合に使用される低温流体は、65乃
至90°Kの温度の液体窒素により形成され、ケーブル
は、全体の厚さが約10mmの低温保持装置10を使用
して、図2に概略図で図示する構造を備えている。
【0056】設計電流は、50kAである。
【0057】ケーブの直流の設計特性は、次の通りであ
る。
【0058】極低温流体の温度(約77°K)における
臨界的な電流密度の劣化閾値における有効磁界=20m
T 極低温流体の温度(約77°K)における磁界≦20m
Tの電流の50%に相当する臨界的な電流密度に相当す
る有効磁界=100mT 直流の損失に関しては、近似法により次のように推定さ
れる。
【0059】導体における損失は、その他の損失と比較
して無視し得る程度である。
【0060】誘導体における損失は、その他の損失と比
較して無視し得る程度である。
【0061】低温保持装置からの放熱による損失(その
表面積に比例する)は、入力する熱の力と低温保持装置
の表面積との比により表現される。即ち、3.5W/m
2となる。
【0062】冷却装置の効率は、装置の出力Wiと獲得
した熱力Weとの比により表現され、10W/Wとな
る。
【0063】このため、第一の近似法として、対象とす
るケーブル用として、出力Wiが35W/m2の冷却装
置を設置することが必要である。
【0064】次に、全てのケーブルに関して、次の有効
仮説に基づいて、超伝導体の平均的な利用率の評価を行
った。
【0065】超伝導材料内で発生された磁界は、図5に
概略図的に図示するように、相同軸導体4(半径R1)
の各々の内面、及び中立の導体5(半径R4)の外面に
おける、0(零)の値から相導体4(半径R2)の各々
の外面、及び中立の導体5(半径R3)の内面における
最大値まで直線的に増大する。一方、相導体と中立導体
との間(半径R2と半径R3との間)の中空のスペース
において、磁界は、上述した等式(μoI/2πr)×
(R2/r)に従って変化する。ここで、rは、要素の
半径、Iは、導体4、5により伝達される電流である。
【0066】相導体及び中立導体の各々に対して、超伝
導材料の利用率は、厚さを通じて、直線状に低下する傾
向がある。磁界が0である表面における100%の閾値
から磁界の閾値に達する(この閾値は、磁界が最大であ
る表面における最大の有効磁界により生ずる劣化に対応
する値に等しい)(特に、0乃至20mTの間では、1
00%、100mTにて50%とされる)。
【0067】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表Iに掲げてある。
【0068】実施例4 (比較)本発明のケーブルを従来技術のケーブルと比較
するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体窒素に
より冷却させた超伝導材料BSCCO−2223を内蔵
するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0069】この設計の条件は、上記の実施例1乃至3
のものと同一であるが、超伝導材料の平均利用率の値を
100%に保つことにより、更なる利用率の制限が課さ
れる。
【0070】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表Iに掲げてある。
【0071】実施例5 (比較)再度、本発明のケーブルを従来技術のケーブル
と比較するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体
窒素により冷却させた超伝導材料BSCCO−2223
を内蔵するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0072】この設計の条件は、上記の実施例4のもの
と同一であるが、有効磁界を100mTに制限すること
により、更なる有効限界値を設定した。
【0073】その結果、超伝導材料の平均利用率は、約
70%であった。
【0074】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表Iに掲げてある。
【0075】実施例5′ (比較)再度、本発明のケーブルを従来技術のケーブル
と比較するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体
窒素により冷却させた超伝導材料BSCCO−2223
を内蔵するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0076】この設計の条件は、上記の実施例4のもの
と同一であるが、低温保持装置の直径を上記の実施例3
のものと等しい値(0.195m)に固定することによ
り、更なる有効限界値を設定した。
【0077】その結果、超伝導材料の平均利用率は、約
60%であった。
【0078】このため、本発明のケーブルと比較して、
同一径の場合、超伝導材料をより多量に使用しなければ
ならず、このため、同一のケーブルのコスト、及び製造
の技術上の困難性が著しく、増す。
【0079】形成されるケーブルの構造体的及び機能上
の特性は、以下の表Iに掲げてある。
【0080】実施例6−8 (比較)本発明のケーブルを従来技術のケーブルと比較
するため、コア2内に、単一の同軸状要素(超伝導材料
BSCCO−2223(実施例6)及びニオブ−チタニ
ウム合金(実施例7及び8))を内蔵するもの)を備え
る3本のケーブルを設計した。
【0081】使用した極低温流体は、4′Kの液体ヘリ
ウムであるため、ケーブルは、全体の厚さが約70mm
の低温保持装置10を使用する、図3に概略図的に掲げ
た構造体を有している。
【0082】これらの場合、設計データとして、単一の
導電性要素の最小径は、0.025mと想定する(機械
的応力を許容可能な値の範囲に保つ構造寸法にするた
め)。
【0083】従って、直流の設計の特徴は、実施例6及
び8の場合、極低温流体の温度(4°K)のとき、有効
磁界は、800mT(電流密度が臨界値の100%及び
25%に対応する値)であり、また、実施例7の場合、
極低温流体の温度(4°K)のとき、有効磁界は、26
0mTである。
【0084】直流の損失に関して、近似法により次のよ
うに推定した。
【0085】導体における損失は、その他のの損失と比
較して無視し得る程度である。
【0086】誘導体の損失は、その他の損失と比較して
無視し得る程度である。
【0087】低温保持装置からの放熱による損失(その
表面積に比例する)は、入力する熱力と低温保持装置の
表面との間の比により表現される。即ち、0.5W/m
となる。
【0088】冷却装置の効率は、装置の出力Wiと獲得
した熱力Weとの間の比により表現され、300W/W
となる。
【0089】このため、第一の近似法として、対象とす
るケーブル用として、力Wiが185Wの冷却装置を設
置することが必要である。
【0090】次に、全てのケーブルに関して、上記の実
施例1乃至5に示した判断基準に基づいて、超伝導体の
平均利用率を検討した。
【0091】形成されるケーブルの構造上及び基本的な
特性は、以下の表Iに掲げてある。
【0092】実施例9乃至11 (本発明)本発明に従って、それぞれ、超伝導コア2内
に37個、19個、及び7個の導電要素を内蔵する、3
本の高出力の超伝導ケーブルを設計した。
【0093】この設計データは、上記の実施例1乃至3
のものと同一であるが、この場合、使用する直流電流
は、1kV(低電圧)とした点が異なる。
【0094】このため、厚さが1mmの誘電材料層8を
使用した。
【0095】全てのケーブルにおいて、使用した超伝導
材料は、BSCCO−2223として公知である超伝導
材料とした。
【0096】この場合、使用した低温流体は、温度が7
7°Kの液体ヘリウムであるため、ケーブルは、全体の
厚さが約10mmの低温保持装置10を使用する、図1
に概略図的に掲げた構造体を有している。
【0097】この場合、設計電流は、50kAに等し
い。
【0098】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表IIに掲げてある。
【0099】実施例12 (比較)本発明のケーブルを従来技術のケーブルと比較
するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体窒素に
より冷却させた超伝導材料BSCCO−2223を内蔵
するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0100】この設計の条件は、上記の実施例9乃至1
1のものと同一であるが、超伝導体の平均利用率を10
0%に保つことにより、有効限界値を更に制限してい
る。
【0101】形成されるケーブルの構造上及び基本的な
特性は、以下の表IIに掲げてある。
【0102】実施例13 (比較)再度、本発明のケーブルを従来技術のケーブル
と比較するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体
窒素により冷却させた超伝導材料BSCCO−2223
を内蔵するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0103】この設計の条件は、上記の実施例9乃至1
1のものと同一であるが、有効磁界を100mTに一定
に保つことにより、有効限界値を更に制限している。そ
の結果、超伝導材料の平均利用率は、約70%である。
【0104】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表IIに掲げてある。
【0105】実施例13′ (比較)再度、本発明のケーブルを従来技術のケーブル
と比較するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体
窒素により冷却させた超伝導材料BSCCO−2223
を内蔵するもの)を備えるケーブルを設計した。
【0106】この設計の条件は、上記の実施例9乃至1
1のものと同一であるが、低温保持装置の直径を上記の
実施例11の値と同一の値(0.142m)に保つこと
により、更なる有効限界値を設定した。
【0107】その結果、超伝導材料の平均利用率は、約
50%の値まで低下した。
【0108】このため、本発明のケーブルと比較して、
同一径の超伝導材料をより多量に使用しなければなら
ず。このため、同一のケーブルのコスト、及び製造の技
術上の困難性が著しく、増す。
【0109】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表IIに掲げてある。
【0110】実施例14乃至16 (比較)再度、本発明のケーブルを従来技術のケーブル
と比較するため、コア2内に、単一の同軸状要素(液体
窒素により冷却させた超伝導材料BSCCO−2223
を内蔵するもの(実施例14)及びニオブ−チタニウム
合金を内蔵するもの(実施例15及び実施例16))を
備えるケーブルを設計した。
【0111】使用した極低温流体は、4°Kの液体ヘリ
ウムであるため、ケーブルは、全体の厚さが約70mm
の低温保持装置を使用する、図3に概略図的に掲げた構
造体を有している。
【0112】これらのケーブルの設計上の特徴、及び直
流の損失は、実施例6乃至9に記載したものと同一の方
法で求めた。
【0113】超伝導材料の平均利用率は、上記の実施例
1乃至5に掲げた判断基準に基づいて評価した。
【0114】形成されるケーブルの構造上及び機能上の
特性は、以下の表IIに掲げてある。以下の表I及びI
Iにおいて、冷却コストは、実施例3及び11のケーブ
ルを基準として表示し、これに対して、形成される超伝
導コア2の寸法及び冷却コストは最小値となり、超伝導
材料を好適ではなく使用して、損失する。その結果、よ
り多量の材料を使用しなければならず、また、電気の損
失も増大する。
【0115】表I乃至IIに掲げたデータに関して、磁
界がmTである(実施例6及び14)にて材料BSCC
O−2223の効率は、100%である一方、NbTi
合金の効率は、260mT(実施例7及び15)まで、
100%であり、また、800mT(実施例8及び1
6)のとき、25%となることを認識すべきである。
【0116】上述し且つ図示したところによれば、本発
明は、大量の電流の伝達と高温の超伝導材料の好適な利
用とを組み合わせることを可能にするものであることが
直ちに明らかにあるであろう。
【0117】これは、全て、ケーブルの寸法及び冷却コ
ストを技術的な観点から完全に許容可能な値に保つこと
により達成される。
【0118】特定の用途の目的のため、高温超伝導体の
好適でない使用に伴う問題点及びコストのため、特定の
用途に合うように設定し得ない場合、本発明は、その全
てを実施例3及び11に図示したように、最小のケーブ
ル寸法にし、これにより、構造、輸送、及び据え付けを
容易にし、公知の技術のヘリウム冷却によるケーブル
(製造コスト及び運転コストが遥かに高い)と完全に同
等のもととすることを可能にするものである。
【0119】特に、本発明によるケーブルは、伝達され
る電流が等しいならば、0.3m以下の全体直径(低温
保持装置を含む)を有し、例えば、単一の同軸状の導電
要素を使用する、公知の技術のケーブル(リールに巻い
たもの)が1m以上の長さであることを可能にする(超
伝導材料を100%の効率で使用し、磁界が20mT以
下であるならば)。
【0120】これと同一の方法にて、超伝導材料の70
%の効率が許容されるならば、(磁界100mT以内に
て)、本発明によるケーブルは、0.14mの直径とな
るすることができる一方、従来技術のケーブルの直径
は、0.023m以上であり、それに伴い、例えば、冷
却コストが、60%、増大するといった欠点がある。
【0121】幾つかの超伝導要素に分割することは、同
一の導体の全表面積を増大させない、従って、使用する
絶縁体の容積を実際に、何ら、増大させることがないこ
とを認識すべきである。更に、本発明によれば、次のこ
とが有利に可能となる。
【0122】超伝導材料の利用率が同一の場合、ケーブ
ルの寸法を小さくし、その結果、ケーブルの製造、輸
送、及び取り付けを容易にする(実施例2を実施例4と
比較し、実施例3を実施例5と比較する)。
【0123】従来技術のケーブルと比較して、同一量の
超伝導材料に対して、同一材料の絶縁体を使用すること
ができる。
【0124】ケーブルの超伝導コアを取り巻く、絶縁層
(低温保持装置)の寸法を制限し、熱の損失を有利に軽
減すること(実施例1、2を実施例4と比較し、実施例
3を実施例5と比較する)。
【0125】異なる負荷を供給することができる磁気的
に非結合状態の導電性要素を備えている。
【0126】可撓性で高効率の超伝導母線となる。
【0127】各種の層及び中立導体に存在する超伝導材
料を最適な方法で使用し、従って、その量を軽減し、ケ
ーブルの径は同一であり、従って、冷却コストも同一で
ある。
【0128】公知の技術に従い、直径0.14mの高電
力ケーブル(250kV)(即ち、同軸型式の単一の要
素を備えるもの)を製造しようとする場合、磁界は、1
75mTとなる(この場合、超伝導材料の利用率は、本
発明による得られる70%と比べて、50%に相当とな
る。実施例3乃至5′の内容を参照のこと)。
【0129】これと同一の方法にて、従来技術による低
電圧(1kV)、直径0.2mケーブル(即ち、同軸型
式の単一の要素を備えるもの)を製造しようとする場
合、磁界は、130mTに達する(この場合、超伝導材
料の利用率は、本発明により得られる70%と比べて6
0%となる。実施例11及び実施例13′の内容を参照
のこと。
【0130】単一相のケーブルに関して上述したこと
は、3相型式のケーブル、より一般的には、図1に図示
した型式の多相のケーブルにも、当てはまり、この場
合、各相の導電性要素を幾つかの要素(その各々がその
相の全体の電流の一部を運ぶもの)に分割することによ
り、顕著な利点が得られる。
【0131】例えば、各相に対して、単一の導電性要素
があるように製造した、20kVにて、1700MVA
を供給する3相ケーブルは、低温保持装置が0.52m
の直径を有することを必要とする。本発明に従って、各
相の導電性要素を7つの相(その各相がその相の全体の
電流の一部を運ぶもの)に分割することにより、そのケ
ーブルは、同一の超伝導材料を使用して、低温保持装置
にて、0.43mの直径を有することになる。
【0132】これと同一の方法にて、各相に対して、単
一の導電要素で製造された、400Vにて35MVAを
供給する3相のケーブルは、低温保持装置にて、0.4
8mの直径を必要とする。本発明によれば、各相を7つ
の相導体に分割することにより、そのケーブルは、同一
の超伝導材料を使用して、低温保持装置にて、0.32
mの直径となる。
【0133】本発明の方法に関して、全部の電流を磁気
的に独立した多数の導体に分割することにより、所定の
値よりも大きい値(一般に、少なくとも5,000Aに
等しい)の電流の量を運ぶことが可能であるという上述
の利点が得られることが観察された。このため、その各
々にて運ぶことのできる電流部分は、使用される超伝導
材料の導電率を制限する磁界を発生させることができる
閾値よりも小さくなる。
【0134】当然に、当業者は、特定の且つ具体的な必
要を満足させるために、上述の発明の各種の変更、及び
応用例が案出可能であり、これらの変更及び応用例は、
以下の請求の範囲に記載した本発明の保護の範囲に属す
るものであることが理解されよう。
【0135】 表I 実施例 1 2 3 4 5 5bis 6 7 8 材料 BSCCO NbTi 相当たりの 37 19 7 1 1 1 1 1 1 要素の数 導体に対する 1350 2630 7140 50000 50000 50000 50000 50000 50000 臨界的電流 [A] 有効温度 77 77 77 77 77 77 4 4 4 [°K] 有効磁界 20 20 100 20 100 130 800 260 800 [mT] SC材料の 100 100 70 100 70 60 100 100 90 平均利用率 [%] (約) φ単一相導体 0.027 0.053 0.0285 1 0.2 0.15 0.025 0.077 0.025 [m] φ単一要素 0.057 0.083 0.0585 1.03 0.23 0.18 0.055 0.107 0.055 [m] φ低温保持 0.419 0.435 0.195 1.05 0.25 0.195 0.195 0.247 0.195 装置[m] 冷却コスト 2.1 2.2 1 5.4 1.3 1 5.3 6.7 5.3 表II 実施例 9 10 11 12 13 13bis 14 15 16 材料 BSCCO NbTi 相当たりの 37 19 7 1 1 1 1 1 1 要素の数 導体に対する 1350 2630 7140 50000 50000 50000 50000 50000 50000 臨界的電流 [A] 有効温度 77 77 77 77 77 77 4 4 4 [°K] 有効磁界 20 20 100 20 100 175 800 260 800 [mT] SC材料の 100 100 70 100 70 50 100 100 90 平均利用率 [%] (約) φ単一相導体 0.027 0.053 0.0285 1 0.2 0.11 0.025 0.077 0.025 [m] φ単一要素 0.039 0.065 0.0405 1.012 0.212 0.122 0.037 0.089 0.037 [m] φ低温保持 0.293 0.343 0.142 1.032 0.232 0.142 0.177 0.229 0.177 装置[m] 冷却コスト 2.1 2.4 1 7.3 1.6 1 6.6 8.6 6.6
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態による、3相超伝導
ケーブルの一部断面図とした概略図的な斜視図である。
【図2】本発明の更に別の実施の形態による単一相の超
伝導ケーブルの一部断面図とした概略図的な斜視図であ
る。
【図3】低温超伝導体を使用する。本発明のケーブルの
更に別の実施の形態を示す図である。
【図4】2つの独立的な負荷が加わった本発明による単
一相のケーブルの電気的な接続部である。
【図5】同軸状導体内の磁界の値を示す、定性的なグラ
フである。
【符号の説明】
1 超伝導ケーブル 2 超伝導コア 3a、3b、3c 伝導要素 4、5 中立導体 6、7 支持要素 8 層 9 保持殻体 10 低温保持装置 11 絶縁層保持装置 12 中空スペース 13 スペーサ 14 管状要素 15 外側シース 16 中空スペース 40、50 同軸状導体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの相を有する高電力用の
    超伝導ケーブルであって、 相導体(4)と、該相導体の外側にあり且つ該相導体と
    同軸状である中立導体(5)とを備える超伝導コア
    (2)であって、該導体の各々が、超伝導材料の少なく
    とも1つの層を有し、前記同軸状の導体(4、5)がそ
    の間に誘電性材料(8)を介在させることにより、互い
    に電気的に絶縁された前記超伝導コア(4)と、 前記コア(2)を前記超伝導材料の臨界温度以下の温度
    に冷却する手段とを備える高電力用の超伝導ケーブルに
    して、 各相に対して、磁気的に、非結合状態にある複数の導電
    性要素(3)を備え、 該導電性要素(3)の各々が、一対の同軸状の相導体
    (4)及び中立導体(5)を備えることを特徴とする高
    電力用の超伝導ケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記同軸状の相導体(4)及び中立導体(5)の各々
    が、それぞれの管状の円筒状支持体(6、7)に巻かれ
    た超伝導材料の複数のテープを備えることを特徴とする
    超伝導ケーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記超伝導材料の前記テープが、10゜乃至60°の巻
    き付け角度にて前記支持体(6、7)に巻かれることを
    特徴とする超伝導ケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記同軸状の相導体(4)及び中立導体(5)の各々
    が、前記管状の円筒状支持体(6、7)上に配置され
    た、複数の超伝導材料層を備えることを特徴とする超伝
    導ケーブル。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記要素(3)の各々の相導体(4)の直径が25乃至
    40mmの範囲にあることを特徴とする超伝導ケーブ
    ル。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記コア(2)が65°乃至90°Kの温度にて冷却さ
    れることを特徴とする超伝導ケーブル。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の超伝導ケーブルにし
    て、 前記コア(2)が液体ヘリウムにより約4°Kの温度に
    冷却されることを特徴とする超伝導ケーブル。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかの項に記載の超
    伝導ケーブルにして、 前記超伝導材料が次式を有することを特徴とする超伝導
    ケーブル。 BiαPBβSrγCaδCuε (I) ここで、αは、1.4乃至2.0の数値、βは、0乃至
    0.6の数値、γは、0乃至2.5の数値、δは0乃至
    2.5の数値、εは、1.0乃至4.0の数値、xは、
    存在する異なる酸化物に対応する化学量論値である。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの相を有する超伝導ケー
    ブル(1)内で所定の値よりも多い電流の量を伝達する
    方法にして、 前記電流が、各相に対して、同軸型式の磁気的に非結合
    状態の複数の導電性要素(3)間で分割され、 該導電性要素の各々にて運ばれる電流部分が、使用され
    る超伝導材料の導電率を低下させる磁界に対応する表面
    的な電流密度を設定する値よりも小さいように、前記導
    電性要素(3)の数が設定されるようにしたことを特徴
    とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法にして、 前記電流が多相の交流電流であり、各相に対して、前記
    電流が、前記導電性要素(3)間で分割されることを特
    徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の方法にして、 前記電流量の前記所定の値が少なくとも5,000Aに
    等しいことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の方法にして、 超伝導材料の導電率を低下させる前記磁界が200mT
    以下であることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法にして、 超伝導材料の導電率を低下させる前記磁界が20mT以
    下であることを特徴とする方法。
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