JP2003525637A - 定位波による回転式血栓摘出装置および方法 - Google Patents

定位波による回転式血栓摘出装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 血栓崩壊物を内腔から除去する方法および装置は、モータを有し、モータはこれを持つ一方の手使用して作動可能な摘み手段を有し、また装置はモータに連結されてそれにより回転可能な細長いワイヤと、ワイヤの一定長さ分を包囲するカテーテルと、カテーテルから延びるワイヤの部分に定位波を生じるのに十分な速度でワイヤをモータにより回転させるとワイヤとは別個に片手でカテーテルを手動回転し易くする把持手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
『発明の属する技術分野』 本発明は、本発明は血液透析グラフトの再発血栓を清浄するのに使用するため
の外科装置に関する。
【0001】 『発明の背景および従来技術の説明』 最近の血液透析技術によれば、慢性腎臓機能不全の患者が透析治療の間に自立
的に生きることができる。患者は身体からの血液を血液透析機に通すことにより
患者の血液から毒素を濾別する手段としてこの技術を利用している。血液透析機
は血液を事実上人工腎臓を構成する半透膜を横切って透析流体にさらすことによ
り血液毒素を除去する。
【0002】 患者の血液を適切に処理するために、好ましくは患者の腕にグラフトを形成す
る。グラフトの箇所で、シャントを装入して高い血液流量を有する動脈を静脈と
連結する。シャントは透析濾過処理を必要とする血液のための動脈側の有利な入
口を構成し、出口は透析処理済み血液を血液透析箇所から戻るために静脈側に位
置決めされる。
【0003】 透析シャントは、血液透析処理ための有利な構成をもたらしながら、シャント
を通る高い血液流量により引き起こされる狭窄により或る時間後に作用しなくな
り、且つ静脈吻合時に繰り返し害になる。代表的には、患者はシャントを介して
血液透析処理を継続するために周期的に広げられたシャントのこれらの収縮部分
を有しなけらればならない。
【0004】 シャント閉塞は一般に外科装置および/または薬剤治療の組み合わせにより処
理され、これらの技術はしばしばコスト的に高額であり、且つ/或いは切開を必
要とする。例えば、薬剤治療は一般にウロキナーゼ(urokinase)を利用しており
、このウロキナーゼは使用量にもよるが、一回の適用あたり350ドルのコスト
高となり、また、おそらく血液採取の複雑化を引起こしてしまう。
【0005】 血栓摘出を行うための機械的血栓摘出装置および方法は、アウスの米国特許第
4,646,736号、ステベンスの米国特許第5,978,722号およびア
ウス等の米国特許第5,695,507号に開示されていて公知である。
【0006】 これらの特許に開示されている装置は、例えば、第5,695,507号の場
合、回転コアワイヤを血栓に導入して血栓からフィブリンを回転コアワイヤ中へ
取出し、それにより血液に流れを防いでいる血栓網をばらすようにすることによ
って血栓摘出構造を貫通するようになっている。
【0007】 『発明の概要』 本発明は、その一面において、シャントまたは生得の身体の内腔を開けてそこ
に孔を形成し、回転可能な親水性ワイヤを孔を通してシャントまたは身体の内腔
の内部に装入し、好ましくはシャントまたは身体の内腔内のワイヤの露出部分に
定位波を生じてシャントまたは身体の内腔から血栓崩壊物質または他の望ましく
ない物質を除去するのに十分な速度でワイヤをシャントまたは身体の内腔内で回
転させることによって血栓崩壊物質または他の望ましくない物質を外科シャント
または生得の身体の内腔から除去する方法を提供する。
【0008】 本発明は、その他の面において、好ましくは摘み手段を有するモータを備え、
この手段は好ましくはモータを持ちながら、一方の手を使用して作動可能である
ことを特徴とする血栓崩壊物質または他の望ましくない物質を外科シャントまた
は生得の身体の内腔から除去する装置を提供する。この装置は更にモータに回転
可能に連結された細長いワイヤを有しており、それによりワイヤは好ましくはそ
こに定位波を生じてシャントまたは内腔を回転清浄するのに十分な速度で回転さ
れる。任意に、望ましくは、この装置は更に好ましくはワイヤの長さを包むため
のカテーテルと、好ましくはカテーテルから延びるワイヤの少なくとも一部に定
位波を生じるのに十分な速度でワイヤをモータで回転させるとき、ワイヤとは別
個に片手でカテーテルを回転し易くする把持手段とを有している。
【0009】 本発明の更に他の面において、装置は好ましくはワイヤをモータに選択的に連
結するための手動で作動可能な手段を有している。
【0010】 好ましくは、ワイヤは親水性であり、室温で永久的に変形可能ではなく、編み
製または単一のフィラメントであり、編み製フィラメントは最も好ましい。
【0011】 好ましくは、カテーテルから遠い方のワイヤの末端はワイヤの残部に対して角
度をなして配置されており、すなわち、モータに向かって湾曲しているJ形であ
る。
【0012】 本発明の装置の他の面では、モータから遠い方のカテーテルの末端は好ましく
はカテーテルの残部に対して角度をなして配置されている。カテーテルは好まし
くはモータに近接したカテーテル部分にトルクが手で加えられた結果、相応して
モータから遠いカテーテルの末端が各回転運動をする。
【0013】 ワイヤが単一フィラメントの形態である場合、カテーテルから延びるフィラメ
ントの末端は好ましくはフィラメントの軸線に対して或る角度にある。
【0014】 本発明は、その更に他の面では、好ましくはカテーテルと連通していてカテー
テルの内部に対して選択的に流体を供給したり排出したりするための第1手段を
提供する。
【0015】 本発明の更に他の面では、装置は好ましくはカテーテルを包む外筒と、この外
筒と連通していてカテーテルの外部の外筒内部に対して流体を選択的に流体を供
給したり排出したりするための導管とを有している。このような第2導管が存在
する場合、第2導管は好ましくは外筒とともにワイヤに沿って長さ方向に移動可
能である。
【0016】 カテーテル用の把持手段は好ましくはカテーテル内部と連通している第1導管
手段に固定連結されており、且つ好ましくはワイヤを中心にしてカテーテルと一
体に回転可能である。
【0017】 本発明の装置の更に他の面では、第2導管、外筒、モータ、カテーテル、第1
導管およびワイヤはすべて好ましくは工具を使用することなしに好ましくは互い
から手動分解可能である。
【0018】 本発明の更に他の面では、装置は好ましくはモータおよび制御手段用のハウジ
ングを有しており、ハウジングは操作者が装置を制御するために片手で把持する
ようになっており、ワイヤはハウジングを通っており、その反対側から出ている
【0019】 モータは電気的、空気圧的または油圧的に作動されるが、電力が好ましい。
【0020】 本発明の更に他の面では、本発明の方法は更に振動節が存在している回転ワイ
ヤを内腔に沿って軸方向に移動させて周方向掃引作用で血栓崩壊物または他の望
ましくない物質をシャントから回転で掃出すことを含む。
【0021】 本発明の方法の一面では、回転可能な親水性ワイヤをシャントの内部または内
腔に装入する場合、望ましくは、親水性ワイヤを取り囲むカテーテルが設けられ
、ワイヤはカテーテルから孔を通ってシャントの内部または内腔の中へ延びてい
る。
【0022】 本発明の方法の一面では、回転工程は、望ましくは更に、ワイヤがシャントま
たは内腔内でカテーテルの先端から延びるワイヤ部分に少なくとも1つの振動節
を形成する速度でカテーテルではなくワイヤをシャントまたは内腔内で回転させ
ることを含む。
【0023】 最も望ましくは、本発明の方法の面は更に1分あたり約100回転から1分あ
たり10,000回転までの速度でシャントまたは内腔内でカテーテルではなく
ワイヤを回転させることを含む。
【0024】 本発明の方法の面では、ワイヤの回転は手動で、或いはシャントまたは内腔内
でワイヤを回転させるモータにより行う。いずれの場合でも、ワイヤは好ましく
は、ワイヤが内腔内のワイヤ部分、最も好ましくはカテーテルの外方に延びるワ
イヤ部分に少なくとも1つの振動節を形成する速度で回転される。ワイヤは望ま
しくはモータを移動させることによってシャントまたは内腔に沿って長さ方向に
移動され、シャントまたは内腔内のワイヤの配向は望ましくはカテーテルを好ま
しくは手動で回転させることによって制御される。
【0025】 モータは最も好ましくは手持ちモータであり、シャントまたは内腔に沿ったワ
イヤの移動は最も好ましくはモータを手動で移動させることによって行われる。
ワイヤの配向の制御は好ましくはカテーテルを手動で回転させることによって行
われる。これらの手動操作すべては好ましくは片手だけを使用して行われる。
【0026】 本発明の方法の面では、回転工程は好ましくは血栓崩壊物をシャントまたは内
腔内に浸軟し、それにより液化物の起立筒を生じるのに十分な時間、ワイヤをシ
ャントまたは内腔内でシャントまたは内腔の長さに沿って回転させることによっ
て行われる。
【0027】 本発明は、その他の面では、初めに針を患者の皮膚を通してシャントに挿入し
、第1ワイヤを針に挿通し、第1ワイヤの経て受けられた触感により第1ワイヤ
がシャント内にあるかどうかを感知し、好ましくは針が挿入された箇所で皮膚を
X線検査してワイヤがシャント内にあるかどうかを判断し、ワイヤがシャント内
にあると判断されたら、針を取出し、第1カテーテルをその排出オリフィスをシ
ャント内にして第1ワイヤに被せ、第1カテーテルを排出端部とともにシャント
内に残して第1ワイヤを取出し、第2ワイヤを第1カテーテルを通してシャント
の内部に挿入し、第1カテーテルをシャントから取出し、外筒を第2ワイヤを覆
ってシャントに挿入し、第2ワイヤを取出し、回転可能な器具ワイヤおよび関連
した包囲カテーテルを外筒を通してシャントに挿入し、潤滑流体を関連カテーテ
ルの内部に供給して器具ワイヤを関連カテーテル内に回転可能に潤滑し、関連カ
テーテルではなく器具ワイヤをシャントを通して掃引的に回転させて血栓崩壊物
を液化し、器具ワイヤおよび関連カテーテルを外筒から取出し、外筒に吸引を及
ぼして液体血栓崩壊物をシャント内部から取出し、凝固防止剤を外筒を通してシ
ャント内部に噴射し、器具ワイヤを関連カテーテルから取出し、器具ワイヤをそ
れと関連した駆動モータから外し、器具ワイヤを関連カテーテルなしで外筒を通
してシャント内部へ、且つシャントの静脈端部のところの任意の閉塞部を通して
静脈へ再挿入し、血管形成バルーンを器具ワイヤに被せ、血管形成バルーンを静
脈・シャント岐路のところの静脈吻合位置へ押入れ、血管形成バルーンを静脈・
シャント岐路のところの静脈吻合内の位置に残してワイヤを取出し、器具ワイヤ
の取出しにより生じたバルーンの内腔を通して放射線コントラストダイを噴入し
、患者の心臓までの静脈を通るダイの移動を観察していずれの静脈閉塞部をも現
し、器具ワイヤをバルーン内腔に挿入し戻し、バルーンを膨らましていずれの静
脈吻合を潰し、且つシャント・静脈岐路を開き、バルーンおよび器具ワイヤを外
筒から取出し、第1外筒挿入位置とシャント・静脈岐路との間で血栓崩壊物が取
り除かれたシャント内部領域に挿入し、器具ワイヤを関連カテーテルなしで第2
外筒を通してシャント・動脈岐路のところのいずれの閉塞部をも通してシャント
に再挿入し、血管形成バルーンをワイヤに被せ、バルーンを動脈・シャント岐路
のところの動脈吻合内の位置へ押し入れ、血管形成バルーンを適所に残してワイ
ヤを取出し、放射線コントラストダイをワイヤにより生じられたバルーン内腔を
通して噴入し、患者の心臓までの静脈を通るダイの移動を観察していずれの動脈
閉塞部をも現し、器具ワイヤをバルーン内腔に挿入し戻し、バルーンを膨らまし
ていずれの動脈吻合を潰し、それによりシャント・動脈岐路を開き、バルーンを
引っ張ることによって血小板凝固物および残留動脈吻合をシャント・動脈岐路か
ら取り出し、最後にバルーン、ワイヤおよび外筒を患者から取り出すことによっ
て、動脈を静脈と上記動脈および静脈の関連部分とに連結する外科シャントから
血栓崩壊物を除去する方法を提供する。
【0028】 装置は、シャント出入口に装入され、操向可能な潤滑式カテーテル内の閉塞部
へ前進され、回転される親水性ワイヤを有しており、この親水性ワイヤはその長
さ方向軸線をまわりに指向性カテーテルの先端を越えて延びており、それにより
透析シャントの内面に付着している物質を分離し、且つ血栓を機械的に浸軟する
【0029】 回転中、親水性ワイヤの露出長さ部分は好ましくは揺動で周期的に撓み初めて
シャントの長さ部分の清浄能力に寄与する定位波を形成する。回転ワイヤの最大
撓み箇所により、揺動ワイヤを回転させて付着血栓の壁部を清浄する洗浄作用を
もたらすとともに、グラフト内の凝血をばらすことによってシャントの清浄を可
能にする。親水性ワイヤの先端は好ましくはシャント内の血栓の中へ、および血
栓から並進され、それにより両並進方向における凝血を機械的に崩壊し、溶解す
るので、血栓崩壊を完了するのに必要な時間を短縮する。次いで、ワイヤを装置
かた分解し、シャント更新手順を完了するのに必要なときに使用することができ
る。
【0030】 本発明は、その他の面では、透析シャントを清浄するための方法を提供する。
親水性ワイヤ装置を受け入れるためのカテーテル入口ポートを容易する。ワイヤ
の先端を凝血の中へ前進させ、親水性ワイヤが潤滑カテーテル内でその長さ方向
軸線のまわりに回転するように好ましくは電気モータによりワイヤを回転させ、
ワイヤの回転に伴って、潤滑指向性カテーテルの外側で実質的に長さに沿った親
水性ワイヤの揺動撓みを生じる。
【0031】 『好適な実施例の詳細な説明』 本発明は血液透析患者における透析シャント閉塞部を清浄するための外科装置
および方法を提供する。外科装置の一部が回転してシャント内のいずれの血栓を
浸軟しながら、閉塞物を透析シャントの内面から分離する。かくして、最小の外
傷で且つ高価な薬剤を使用することなしに清浄される。
【0032】 図2ないし図4を参照すると、本発明による外科装置は全体的に10で示され
ており、変形端部25を備えた回転可能な親水性ワイヤ16を有している。 ワ
イヤ16は軸線11のまわりに回転する。装置10のワイヤ16の回転は好まし
くは機械的手摘み部を備えた電気モータ12により行われる。しかしながら、ワ
イヤ16は空気圧または油圧モータにより或いは手動で回転されてもよい。
【0033】 親水性ワイヤ16は好ましくは、定位波の節間の最大数の最大撓み箇所がシャ
ントの内壁部に達して付着血栓を洗浄除去するように回転しかつ揺動するように
選択される。
【0034】 装置10は多数の手順を行うのに利用し得る。ワイヤ16を透析シャント34
のカテーテル入口ポートを通して前進させる。ワイヤ16を閉塞部の方向にシャ
ント34の内面に沿って前進させ、ワイヤ16の先端を装置10を扱うオペレー
タにより血栓の中へ並進させて指向性潤滑カテーテルの遠位先端から延ばす。ワ
イヤの先端25が軸線11のまわりに回転すると、定位波がワイヤ16に望まし
く形成されるので、変形可能ワイヤ先端25の回転接触ならびにシャントの長さ
方向軸線に沿った両方向におけるワイヤ16の揺動撓みにより透析シャント34
の内面から付着凝血が分離される。
【0035】 凝血物を、その移動が患者にとっての生理学的問題をもたらさないようにワイ
ヤ16の回転により十分に崩壊するが、変更例として、凝血物を出入ポートを経
てシャントから吸い出してもよい。
【0036】 図2、図3および図4を参照して説明すると、モータ12は好ましくはそれ用
の制御手段を有しており、この制御手段はモータを持つ手を使用して作動可能で
ある。好ましくは、一方の手でモータ12を掴み、それ用の制御手段を作動する
。ときどき器具ワイヤとも呼ばれる細長いワイヤ16はモータ12により回転可
能にモータ12に連結されている。カテーテル18がワイヤ16を包囲する。管
状把持手段20カテーテル18のまわりに嵌合してカテーテル18の手動回転を
容易にしている。手動チャック22がワイヤ16をモータ12に選択的に連結す
る手段をなしている。
【0037】 第1導管24が設けられており、この第1導管24はこれをカテーテル18の
内部に連結する第1継手28を経てカテーテル18の内部と連通している。第2
継手32を経て外筒26の内部に連通してかかる連結を行う第2導管30が設け
られている。透析を受けている患者の静脈と動脈との間には、外科シャント34
が設けられる。
【0038】 図2および図3に示す装置では、カテーテル18が手動作動把持手段20によ
り回転される間、モータ12がワイヤ16を回転させる。把持手段20はカテー
テル18の末端の越えて露出されるワイヤ16の量を制御するために継手28と
共にワイヤ16に沿って軸方向に移動可能である。
【0039】 図4に示す装置の実施例では、ワイヤ16はモータ12用のハウジングの後部
内から延びている。これにより興味あるシャント、動脈および静脈から抜き出し
易くしている。
【0040】 図4に示す実施例では、外筒26の内部への流体の導入のために第2継手32
も第2導管も設けられていない。
【0041】 カテーテル18の先端を越えて露出されたワイヤ16の部分を図面に50で示
してある。第1継手28および第1導管25はワイヤ16に対して把持手段20
およびカテーテル18と共に移動可能であるだけでななく、第2継手32および
第2導管30も好ましくはワイヤ16に対して外筒26と共に移動可能である。
【0042】 図面に50で示すカテーテルから遠い方のワイヤ16の末端はワイヤの残部に
対して角度をなして配置されている。変更例として、カテーテルの先端曲がり部
から遠い方の末端50はJ形状でもよい。
【0043】 モータ12から遠い方のカテーテル18の末端部分はカテーテルの残部に対し
て角度をなして配置されており、この形状はカテーテル18の手動移動によりワ
イヤの露出部分の位置決めを助ける。
【0044】 好ましくは、第2導管30、第2継手32、外筒26、モータ12、カテーテ
ル18、第1導管24、継手28およびワイヤ16はすべて互いから手動で分解
可能である。
【0045】 図5は本発明の面のうちの1つによる装置を外科透析シャント内の適所に示し
ており、シャントは全体的に34で示されており、静脈38を動脈40と連結し
ている。静脈・シャント岐路は42で示されており、動脈・シャント岐路は44
で示されている。
【0046】 内腔またはシャントから血栓分解物を除去する本発明の方法の実施では、シャ
ントまたは内腔に針をさすことによって生じる適当な孔を通して回転可能な親水
性ワイヤ16をシャントまたは内腔の内部に装入する。次いで、ワイヤが内腔内
のワイヤ部分に少なくとも1つの振動節を形成する速度でワイヤを内腔内で回転
させる。ワイヤのこの形状が図8に示されている。ワイヤは好ましくはその中の
振動節と共に内腔に沿って軸方向に移動されて内腔から血栓崩壊物を回転で掃出
し、この運動は図8に矢印Aで示されている。好ましくはワイヤだけではなくカ
テーテルの末端も選択された孔を通して内腔に挿入する。ワイヤを回転させると
、カテーテルは、ワイヤに対して静止したままであり、シャントを通してワイヤ
を必要に応じてシャント・静脈岐路またはシャント・動脈岐路の中へ、また本発
明の方法の包括的な面を行う過程では、静脈または動脈の中へ案内して血栓崩壊
物を洗い流すために手動で操作される。
【0047】 ワイヤは好ましくは、ワイヤがカテーテル18から内腔またはシャントの中へ
延びているワイヤ部分に少なくとも1つの振動節を形成する速度で回転される。
このすべては片手でモータ12を掴みながら行われる。モータ12は好ましくは
片手を使用することにより医師または他の担当の健康な専門家がワイヤ16の回
転だけではなくカテーテル18の位置をも制御し、それにより洗浄すべきシャン
トまたは他の内腔内のワイヤ16の位置を制御することができるように、親指ま
たは人指し指による手持ちモータ12の摘み部を有する。これらにより操作者の
他方の手を自由して薬剤または潤滑剤を導管23または30を通して供給したり
他の作用を行なえる。
【0048】 図8に示すように、ワイヤ16は好ましくは編み製であり、編みの解きを阻止
する方向に回転される。
【0049】 カテーテルの手動操作が図7に示されている。図示にように手で回転されると
きのカテーテル18の角方向先端により回転ワイヤ16の露出部分の正確且つ精
密な位置決めを可能にする。カテーテル18の好適な角配向が図6に示されてい
る。
【0050】 カテーテル18は好ましくは十分に耐捩れ性であり、例えば、把持手段20を
経てモータに近接したカテーテルに手動で加えられたトルクがモータから遠い方
のカテーテルの末端の対応角移動を引き起こす。
【0051】 編み製ワイヤが好ましいが、フィラメントワイヤを使用してもよい。
【0052】 モータは好ましくは少なくとも1つの振動節を生じる速度でワイヤを回転させ
るように作動される。ワイヤの回転速度は約100回転/分から約10,000
回転/分である。ワイヤを回転させるのに使用されるモータは望ましくは電気で
作動されるが空気圧または油圧で作動されてもよい。また、ワイヤ16は必要な
ら手動で回転されてもよい。
【0053】 本発明は透析シャントおよびかかるシャントと静脈および動脈との岐路の清浄
について有用性を有しているだけではなく、本発明は心臓までの広い範囲のかか
る動脈および静脈の閉塞部を清浄する際の有用性をも有している。
【0054】 この包括的なシャント/静脈/動脈清浄手順は針を皮膚を通してシャントに挿
入するから始まる。次の工程は小さいワイヤを針に挿通することである。次の工
程はワイヤにより伝達された触感を使用してワイヤがシャント内にあるかどうか
を判断することである。次の工程はX線で皮膚の箇所を検査してワイヤの位置を
定め且つワイヤがシャント内にあるかどうかを判断することである。
【0055】 次の工程は、ワイヤがシャント内部にあると判断されると、針を取り出すこと
である。次の工程はシャント内の排出オリフィスを有するワイヤに小さいカテー
テルを被せることである。次の工程はカテーテルをワイヤの排出端部とともにシ
ャント内の残してワイヤを取り出すことである。
【0056】 次の工程は大きいワイヤをカテーテルを通してシャント内部へ挿入することで
ある。次の工程はカテーテルを取り出すことである。次の工程は外筒を大きいワ
イヤ上でシャントに挿入することである。
【0057】 次の工程は大きい第2ワイヤを取り出すことである。次の工程は器具ワイヤお
よびカテーテルを外筒に挿通することである。次の工程は潤滑流体をカテーテル
の内部に供給することである。
【0058】 次の工程はカテーテルではなくワイヤを回転させ、グラフトを通してそこの血
栓物を掃出して液化することである。次の工程は器具ワイヤおよびカテーテルを
外筒から取り出すことである。次の工程は外筒に吸引を及ぼしてシャントから液
体血栓物を除去する。
【0059】 次の工程は凝固防止剤を外筒を通してシャントに挿入することである。次の工
程はカテーテルから器具ワイヤを取り出すことである。次の工程はモータから器
具ワイヤを外すことである。
【0060】 次の工程はカテーテルなしで器具ワイヤを外筒を通してシャントに再挿入し、
シャントのところのいずれの閉塞部を通して静脈に挿入することである。次の工
程は血管形成バルーンをワイヤに被せることである。次の工程はバルーンを静脈
・シャント岐路のところの静脈吻合内の位置へ押し入れることである。次の工程
は血管形成バルーンを適所に残してワイヤを取り出すことである。
【0061】 次の工程はワイヤにより形成されたバルーン内腔を通して放射線対照ダイを噴
射することである。次の工程はX線透視機を使用して心臓までの静脈を通るダイ
の移動を観察していずれの追加の静脈閉塞部をも現す。次の工程はバルーン内腔
に挿入し戻すことである。次の工程はバルーンを膨らまして静脈吻合を潰し、且
つシャント・静脈岐路を開く。
【0062】 次の工程はバルーンおよびワイヤを取り出すことである。次の工程は第2外筒
を第1外筒挿入位置とシャント・静脈岐路との間で清浄なシャント領域に挿入す
ることである。次の工程はカテーテル無しで器具ワイヤを外筒と通してシャント
に再挿入してシャント・動脈岐路のところのいずれの閉塞部に通すことである。
次の工程は血管形成バルーンをワイヤに被せることである。
【0063】 次の工程はバルーンを動脈・シャント岐路のところの動脈吻合内の適所に押し
入れることである。次の工程は血管形成バルーンを適所に残してワイヤを取り出
すことである。次の工程は放射線コントラストダイをワイヤにより形成されたバ
ルーン内腔を通して噴射することである。
【0064】 次の工程はX線透視機を使用して心臓までの動脈を通るダイの移動を観察し、
いずれの追加の動脈閉塞部を現すことである。次の工程はワイヤをバルーン内腔
の挿入し戻すことである。
【0065】 次の工程はバルーンを膨らましていずれの動脈吻合を潰し、且つシャント・動
脈岐路を開く。次の工程はバルーンを引っ張ることによって血小板凝固物および
残留動脈吻合をシャント・動脈岐路から取り出すことである。最終工程はバルー
ン、ワイヤおよび外筒を取り出すことである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明の外科方法のフローチャート
【図1b】 本発明の外科方法のフローチャート
【図1c】 本発明の外科方法のフローチャート
【図1d】 本発明の外科方法のフローチャート
【図1e】 本発明の外科方法のフローチャート
【図1f】 本発明の外科方法のフローチャート
【図2】 本発明の装置の一実施例の部分分解側断面図
【図3】 図2に示す装置の非分解頂面図
【図4】 回転ワイヤがハンドピースを通って延びている装置の第2実施例
の頂面図
【図5】 本発明による装置を透析シャント内の適所に示す図
【図6】 ワイヤの方向制御を容易にするために屈曲端部を備えたカテーテ
ルの実施例を示す破断図
【図7】 本発明による装置の手作動を示す概略図
【図8】 カテーテル内のワイヤの回転を示す図
【図9】 シャントに存在するワイヤにより形成された定位波を示す図
【図10】 回転ワイヤの別々の先端形状
【図11】 回転ワイヤの別々の先端形状
【図12】 回転ワイヤの別々の先端形状
【図13】 回転ワイヤの別々の先端形状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血栓崩壊物を内腔から除去する装置において、 a.摘み手段を有し、片手を使用して作動可能なモータと、 b.上記モータにより回転可能に上記モータに連結された細長いワイヤと、 c.一定の長さの上記ワイヤを包囲するためのカテーテルと、 d.上記カテーテルから延びている上記ワイヤの部分に定位波を生じるのに十
    分な速度で上記ワイヤが上記モータにより回転されると、上記ワイヤとは別個に
    上記片手で上記カテーテルを手動で回転し易くする把持手段と を備えたことを特徴とする血栓崩壊物を内腔から除去する装置。
  2. 【請求項2】 上記モータから遠い方の上記カテーテルの末端は上記カテー
    テルの残部に対して角度をなして配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 上記カテーテルから遠い方の上記ワイヤの末端はJ形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記モータおよび上記摘み手段用のハウジングを更に備えて
    おり、該ハウジングは上記片手で把持するようになっており、上記ワイヤは上記
    ハウジングを通っていて、その両側から出ていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 身体の通路から血栓崩壊物を除去する装置において、 a.回転運動出力を行うための片手操作可能な手段と、 b.上記回転運動出力手段に回転可能に連結された細長いワイヤと、 c.一定の長さの上記ワイヤを包囲するカテーテルと、 d.上記ワイヤが回転されて上記カテーテルから延びている部分に定位波を生
    じると、上記ワイヤとは別個に上記片手で上記カテーテルを手動回転し易くする
    把持手段とを備えたことを特徴とする血栓崩壊物を除去する装置。
  6. 【請求項6】 内腔から血栓崩壊物を除去する方法において、 a.回転可能な親水性ワイヤを上記孔を通して上記内腔の内部へ挿入し、 b.上記ワイヤが上記内腔内の上記ワイヤ部分に少なくとも振動節を形成する
    速度で上記ワイヤを上記内腔内で回転させることを特徴とする内腔から血栓崩壊
    物を除去する方法。
  7. 【請求項7】 a.上記ワイヤが上記内腔内の上記ワイヤ部分に少なくとも
    振動節を形成する速度で上記ワイヤを上記内腔内で回転させるモータを用意し、 b.上記モータを移動することによって上記ワイヤを上記内腔に沿って移動さ
    せ、 c.上記カテーテルを回転させることによって上記内腔内の上記ワイヤの配向
    を制御することを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記モータは手持ちモータであり、上記内腔に沿った上記ワ
    イヤの移動は上記モータを手動で移動させることによって行われ、上記内腔内の
    上記ワイヤの配向の制御は上記カテーテルを手動で回転させることによって行わ
    れることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記手動操作のすべてを片手で行うことを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 外科内腔または同様な身体内腔から血栓崩壊物を除去する
    方法において、 a.上記内腔に刺してそこに孔を形成し、 b.回転可能な親水性ワイヤを上記孔を通して上記内腔の内部に挿入し、 c.上記内腔内の上記ワイヤの部分に定位波を生じるのに十分な速度で上記ワ
    イヤを上記内腔内で回転させることを特徴とする血栓崩壊物を除去する方法。
  11. 【請求項11】 定位波の波形を有するワイヤが身体内腔内で軸方向に移動
    するときに、上記内腔内の細長いワイヤの回転掃引により身体内腔から血栓崩壊
    物を除去する装置において、 a.ワイヤ軸線に対して非対称である先端部分を有する回転可能な細長いワイ
    ヤと、 b.摘み手段を有するモータとを備え、該モータはそれから遠い方のワイヤ先
    端の非対称形状から生じる少なくとも1つの節を有する定位波を上記ワイヤに形
    成するのに十分な速度で上記ワイヤを回転させるために上記モータを持つ片手を
    使用して作動可能であり、上記ワイヤに上記定位波が形成されると、上記ワイヤ
    の細長い方向における上記モータの移動により上記ワイヤを上記内腔内で軸方向
    に移動させて上記内腔を周方向に掃引して血栓崩壊物を除去し、 c.上記非対称先端の手前の長さ分の上記ワイヤを包囲するためのカテーテル
    と、 d.上記ワイヤが上記モータにより回転されて少なくとも上記カテーテルから
    延びている上記ワイヤの部分に上記定位波を形成すると、上記ワイヤとは別個に
    上記モータを持った上記手で上記カテーテルを手動で回転し易くする把持手段と
    を備えたことを特徴とする身体内腔から血栓崩壊物を除去する装置。
  12. 【請求項12】 上記ワイヤは捩じられており、上記モータは上記ワイヤを
    捩れと反対の方向に回転させることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記ワイヤ先端はワイヤの回転軸線に対して角度をなして
    配置されていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記ワイヤ先端はJ形であり、上記モータに向かって戻っ
    て延びていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  15. 【請求項15】 a.上記カテーテルと連通していて、カテーテル内部に対
    して流体を選択的に供給したり排出したりするための導管手段と、 b.上記カテーテルを包囲する管状外筒と、 c.上記外筒の内部と連通していて、カテーテルの外側の外筒内部に対して流
    体を選択的に供給したり排出したりするための第2導管手段とを更に備えており
    、 d.上記ワイヤ先端はワイヤの回転軸線に対して角度をなして配置されており
    且つ上記カテーテルおよび上記外筒を越えて軸方向外方に延びていることを特徴
    とする請求項11に記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記ワイヤ先端はワイヤの回転軸線に対して角度をなして
    配置されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 上記ワイヤ先端はJ形であり、上記モータに向けて戻って
    延びていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 上記把持手段は上記カテーテルと連通している上記導管手
    段に固定連結されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】 上記導管、上記モータ、上記カテーテルおよび上記ワイヤ
    はすべて工具を使用することなしに互いから手動分解可能であることを特徴とす
    る請求項15に記載の装置。
  20. 【請求項20】 上記モータおよび上記摘み部用のハウジングを更に備えて
    おり、該ハウジングは操作者が装置を制御するために片手で把持するようになっ
    ており、上記カテーテルから遠い方の上記ワイヤの部分は上記ハウジングを通っ
    ていて、上記カテーテルの方向と反対の方向にハウジングから出ていることを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
  21. 【請求項21】 上記モータおよび上記摘み部用のハウジングを更に備えて
    おり、該ハウジングは操作者が装置を制御するために片手で把持するようになっ
    ており、上記カテーテルから遠い方の上記ワイヤの部分は上記ハウジングを通っ
    ていて、上記カテーテルおよび上記外筒の方向と反対の方向にハウジングから出
    ていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
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