JP2003525323A - 流動接触分解プロセスにおけるナフサ/スチーム供給物から選択的に製造されるc3オレフィンからポリプロピレンを製造する方法 - Google Patents

流動接触分解プロセスにおけるナフサ/スチーム供給物から選択的に製造されるc3オレフィンからポリプロピレンを製造する方法

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JP2003525323A JP2001564255A JP2001564255A JP2003525323A JP 2003525323 A JP2003525323 A JP 2003525323A JP 2001564255 A JP2001564255 A JP 2001564255A JP 2001564255 A JP2001564255 A JP 2001564255A JP 2003525323 A JP2003525323 A JP 2003525323A
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Abstract

(57)【要約】 接触分解又は熱分解ナフサ流れから選択的に製造されるオレフィンからポリマーを製造する方法が本明細書で開示される。ナフサ流れは、反応ゾーン、ストリッピングゾーン、触媒再生ゾーン、及び精留ゾーンから成る反応装置に導入される。ナフサ供給物流れは、反応ゾーンで、約0.7nm未満の平均細孔直径を有する結晶質ゼオライトを10乃至50重量%含む触媒と、約500℃乃至650℃の範囲の温度、10乃至40psiaの炭化水素分圧を含む反応条件で接触させられる。蒸気生成物はオーバーヘッドで採取され、触媒粒子は、触媒再生ゾーンへの途中にあるストリッピングゾーンに送られる。揮発物は、ストリッピングゾーンにおいて流れでストリップされ、触媒粒子は、コークスが触媒から燃焼される触媒再生ゾーンに送られ、触媒はそれから反応ゾーンへ再循環される。反応ゾーンからのオーバーヘッド生成物は、C生成物の流れが回収される精留ゾーンへ送られ、C及び/又はCオレフィンに富む流れがストリッピングゾーンへ再循環される。オレフィンは更に処理、重合されて種々のポリマー材料を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、接触分解又は熱分解ナフサ流れ(stream)から選択的に製造
されるCオレフィンからポリプロピレンを製造する方法に関する。
【0002】 背景技術 低排出燃料に対するニーズによって、アルキル化、オリゴマー化、MTBE及
びETBE合成プロセスで使用される軽質オレフィンに対する需要が多くなって
きた。更に、軽質オレフィン、特にプロピレンを低コストで供給することは、ポ
リオレフィン、特にポリプロピレン製造用供給原料の役目を継続するには必要で
ある。
【0003】 軽質パラフィンの脱水素化固定床プロセスは、オレフィン増産のために最近、
再び新たな関心を引くようになっている。しかしながら、このタイプのプロセス
では、一般的に、比較的大きい資本投資及び高い運転費が必要である。従って、
比較的小さい資本投資を必要とするプロセスを使って、オレフィンの収量を高め
ることが有利である。接触分解プロセスでオレフィン収量を高め、該オレフィン
が、ポリプロピレンのようなポリマーに更に加工することができれば特に有利と
なるだろう。
【0004】 FCC装置を使ってオレフィン生成物を製造する際の固有の問題は、このプロ
セスが、650°F+(340℃+)供給物成分の高い転化率も達成するけれど
も、軽質オレフィンの製造量を最大限に高めるための特定の触媒バランスに依存
することである。更に、オレフィン製造量を総合的に最大限に高めるために特定
の触媒バランスを維持することが出来るとしても、広範囲な分解、異性化、芳香
族化及び水素移動の諸反応のような望ましくない副反応のために、概ね、オレフ
ィンの選択性は低くなる。望ましくない副反応から生成される軽質の飽和ガスに
より所望の軽質オレフィンを回収するための増大したコストとなる。従って、C 及びCオレフィンの選択性を高度に制御することが出来るプロセスでオレフ
ィンの製造量を最大限に高めることが望ましい。
【0005】 発明の開示 本発明の1つの実施態様は、ポリプロピレンを製造する方法であって、(a)
約40重量%未満のパラフィンと約15乃至約70重量%のオレフィンを含むナ
フサ流れを、反応ゾーン、ストリッピングゾーン、触媒再生ゾーン、及び精留ゾ
ーンを含むプロセス装置に供給する工程;(b)前記ナフサ流れを、反応ゾーン
中で流動床の触媒と接触させて分解生成物を形成する工程であって、該触媒は、
約0.7nm未満の平均細孔直径を有するゼオライトを含み、反応ゾーンは約5
00℃乃至650℃の温度、10乃至40psiaの炭化水素分圧、1乃至10
秒の炭化水素滞留時間、及び約4乃至約10の触媒対供給物重量比で運転され、
それにより、僅か約20重量%のパラフィンがオレフィンに転化され、ポリプロ
ピレンが全C生成物の少なくとも約90モル%を構成する反応生成物を製造す
る該工程;(c)該触媒をストリッピングゾーンに送る工程;(d)ストリッピ
ングされた触媒を、ストリッピングゾーンから、酸素含有ガスの存在下で触媒が
再生される触媒再生ゾーンに通す工程;(e)再生された触媒を反応ゾーンに再
循環する工程;(f)分解生成物を精留して、C留分、オレフィンに富んだC 留分、及び所望によりオレフィンに富んだC留分を生成する工程;(g)C 留分の少なくとも一部分を反応ゾーン又はストリッピングゾーン或いは両方に
送る工程;及び(h)C留分からプロピレンを分離し、プロピレンを重合して
ポリプロピレンを形成する工程を含む該方法である。
【0006】 本発明のもう1つの実施態様では、触媒はZSM系列の触媒である。
【0007】 本発明の1つの実施態様では、オレフィンに富んだC留分も再循環される。
【0008】 本発明のもう1つの実施態様では、供給原料は約5乃至35重量%のパラフィ
ン、及び約20乃至70重量%のオレフィンを含む。
【0009】 本発明のもう1つの実施態様では、反応ゾーンは約525℃乃至約600℃の
温度で運転される。
【0010】 発明の詳細な記載、C、及びCの比較的高いオレフィン収率を得るのに好適な供給物流
れは、ナフサ範囲で沸騰し、約40重量%未満、好ましくは約5重量%乃至約3
5重量%、更に好ましくは約10重量%乃至約30重量%、そして最も好ましく
は約10乃至25重量%のパラフィン、及び約15重量%、好ましくは約20重
量%から約70重量%のオレフィンを含む流れである。この供給物は、ナフテン
類及び芳香族類も含み得る。ナフサ沸点範囲の流れは、一般的には、約65°F
乃至約430°F(18−225℃)、好ましくは約65°F乃至約300°F
(18−150℃)の沸点範囲を有する流れである。
【0011】 ナフサは、熱分解ナフサ又は接触分解ナフサでもよい。ナフサ流れは、軽油及
び残油の流動接触分解(FCC)から、又は残油のディレード−コーキング若し
くはフルード−コーキングから誘導することができる。好ましくは、本発明で使
用されるナフサ流れは、軽油及び残油の流動接触分解から誘導される。FCCナ
フサは一般的に、オレフィン及び/又はジオレフィン含量が多く、一方、パラフ
ィン含量が比較的少ない。
【0012】 本発明の方法は、反応ゾーン、ストリッピングゾーン、触媒再生ゾーン及び精
留ゾーンを含むプロセス装置で実施される。ナフサ供給物は反応ゾーンに供給さ
れ、そのゾーンでナフサ供給物は、高温の、再生された触媒と接触する。この高
温の触媒は、約500℃乃至650℃、好ましくは約525℃乃至600℃の温
度でナフサ供給物を蒸発させて分解する。分解反応は触媒上にコークスを析出さ
せ、それによって触媒が失活する。分解生成物は、コークス析出触媒から分離さ
れて精留塔へ送られる。コークス析出触媒はストリッピングゾーンを通るが、そ
のゾーンではスチームのようなストリッピング媒体が揮発分を触媒粒子からスト
リッピングする。熱収支のため、吸着された炭化水素留分をより多く保持するた
めに、ストリッピングは厳しさを緩くした条件で行なわれることがある。次に、
ストリッピングされた触媒は、再生ゾーンを通るが、このゾーンでは酸素含有ガ
ス、好ましくは空気、の存在で触媒に付着したコークスを燃焼することによりこ
の触媒は再生される。デコーキングにより触媒活性が回復し、同時に650℃乃
至750℃までこの触媒は加熱される。次に、高温の再生済み触媒は反応ゾーン
へ循環されて、新鮮なナフサ供給物と反応する。再生塔中でコークスを燃焼する
ことにより形成される排煙は、微粒子の除去及び一酸化炭素の転化のために処理
されることがある。反応ゾーンからの分解生成物は精留ゾーンへ送られ、そこで
種々の生成物、特にC留分、オレフィンに富むC留分、及び所望によりC 留分が回収される。C4留分とC5留分は、一般に、オレフィンに富んでいる。
これら留分の一方又は両方の少なくとも一部分は、反応器に再循環することがで
きる。それらは、反応器の主要部分又は上昇管部分、或いはストリッピング部分
に再循環することが出来る。それらはストリッピング部分の上側部分、又はスト
リッピングゾーンに再循環されることが好ましい。これら留分の一方又は両方の
少なくとも一部分を再循環することは、これらのオレフィン類の少なくとも一部
分をプロピレンに転化することとなる。
【0013】 FCCプロセス装置自体で軽質オレフィン収率を高める試みが行なわれてきた
けれども、本発明は、前述のように、その固有の独自のプロセス装置を使い、そ
れは製油所内の適当な供給源からナフサを受け入れる。反応ゾーンは、C+オ
レフィンの比較的高い転化率を保ちながらC乃至Cオレフィン(特に、プロ
ピレン)の選択性を最大限に高めるプロセス条件で運転される。本発明で使用さ
れるのに適する触媒は、約0.7ナノメートル(nm)未満の平均細孔直径を有
する結晶質ゼオライトを含む触媒であり、前記結晶質ゼオライトは全流動触媒組
成物の約10重量%乃至約50重量%を構成する。この結晶質ゼオライトは、中
細孔径(<0.7nm)の結晶質アルミノケイ酸塩(それとは別にゼオライトと
も言う)の系統群から選ばれるのが好ましい。いくつかの実施態様は40:1よ
り大きいシリカ対アルミナの比を含み得るが、特に重要なのは、シリカ対アルミ
ナのモル比が約75:1未満、好ましくは約50:1未満、そして更に好ましく
は約40:1未満の中細孔ゼオライトである。有効細孔直径とも言う細孔直径は
、普通の吸着技術及び既知の最小動的直径の炭化水素質化合物を使って測定され
る。BreckのZeolite Molecular Sieves、197
4年、及びAnderson等のJ.Catalysis 58,114(19
79年)を参照されたい、これらは、両方とも引用文献によって本明細書に組み
入れられる。
【0014】 本発明の実施に当たって使用出来る中細孔径ゼオライトは、W.H.Meie
r及びD.H.Olsonによる編集、“Atlas of Zeolite
Structure Types”、Butterworth−Heinema
n、第2版、1992年、に記載されていて、それによりこの著書は引用文献に
よって本明細書に組み入れられる。中細孔径ゼオライトは、概ね、約5Å乃至約
7Åの粒度を有し、例えば、MFI、MFS、MEL、MTW、EUO、MTT
、HEU、FER、及びTON構造タイプのゼオライトが挙げられる(IUPA
Cのゼオライト命名委員会)。そのような中細孔径ゼオライトの非限定例には、
ZSM−5、ZSM−12、ZSM−22、ZSM−23、ZSM−34、ZS
M−35、ZSM−38、ZSM−48、ZSM−50、シリカライト(sil
icalite)、及びシリカライト2が挙げられる。最も好ましいのはZSM
−5であり、米国特許第3,702,886号及び第3,770,614号に記
載されている。ZSM−11は、米国特許第3,709,979号に;ZSM−
12は米国特許第3,832,449号に;ZSM−21及びZSM−38は米
国特許第3,948,758号に;ZSM−23は米国特許第4,076,84
2号に;及びZSM−35は米国特許第4,016,245号に記載されている
。前記の全ての特許は引用文献によって本明細書に組み入れられる。その他の好
適な中細孔径ゼオライトには、米国特許第4,440,871号に記載されてい
るSAPO−4及びSAPO−11のようなシリコアルミノリン酸塩(SAPO
);クロモケイ酸塩;ケイ酸ガリウム;ケイ酸鉄;米国特許第4,310,44
0号に記載されているALPO−11のようなリン酸アルミニウム(ALPO)
;EP−A第229,295号に記載されているTASO−45のようなアルミ
ノケイ酸チタン(TASO);米国特許第4,254,297号に記載されてい
るケイ酸ホウ素;米国特許第4,500,651号に記載されているTAPO−
11のようなアルミノリン酸チタン(TAPO);並びにアルミノケイ酸鉄が挙
げられる。
【0015】 中細孔径ゼオライトは、ゼオライトの合成過程で結晶又は結晶領域内で発生す
る欠陥の結果と考えられる“結晶質混和物”を含むが出来る。ZSM−5及びZ
SM−11の結晶質混和物の例は、引用文献によって本明細書に組み入れられる
米国特許第4,229,424号に開示されている。結晶質混和物は、それ自体
、中細孔径ゼオライトであり、いろいろなゼオライトの結晶子の個別の結晶が同
じ触媒複合体の中に物理的に存在するゼオライトの物理的混和物又は水熱反応混
合物と混同されてはならない。
【0016】 本発明の触媒は、無機酸化物マトリックスに担持される。この無機酸化物マト
リックス成分は触媒成分と結合するので、触媒生成物は粒子間の衝突及び反応器
との衝突に耐えるほど充分に硬い。この無機酸化物マトリックスは、乾燥すると
触媒成分を“結合”させる無機酸化物ゾル又はゲルから作ることが出来る。好ま
しくは、この無機酸化物マトリックスは触媒作用を行なわず、ケイ素又はアルミ
ニウムの酸化物から構成される。別のアルミナ相が、この無機酸化物マトリック
スに組み入れられることも好ましい。オキシ水酸化アルミニウム−g−アルミナ
、ベーマイト、ダイアスポア、並びにa−アルミナ、b−アルミナ、g−アルミ
ナ、d−アルミナ、e−アルミナ、k−アルミナ、r−アルミナのような遷移ア
ルミナ種を使用することが出来る。アルミナ種は、ギブサイト、バイヤライト、
ノルドストランダイト、ドイエライト(doyelite)のような三水酸化ア
ルミニウムが好ましい。このマトリックス物質は、リン又はリン酸アルミニウム
も含み得る。
【0017】 好ましいプロセス条件は、約500℃乃至約650℃、好ましくは約500℃
乃至600℃の温度;約10乃至40psia(70−280kPa)、好まし
くは約20乃至35psia(140−245kPa)の炭化水素分圧;及び、
約3乃至12、好ましくは約4乃至10の触媒対ナフサ(重量/重量)比(触媒
重量は触媒複合体の全重量)を含む。蒸気は、ナフサ供給物の約50重量%まで
を含んで、ナフサ流れと同時に反応ゾーンへ供給され得る。好ましくは、反応ゾ
ーンでのナフサ滞留時間は、約10秒未満、例えば約1乃至10秒である。反応
条件は、ナフサ流れの少なくとも約60重量%のC+オレフィンがC−生成
物に転化され、約25重量%未満、好ましくは約20重量%未満のパラフィンが
−生成物に転化され、そしてプロピレンが、プロピレン/全C−生成物の
重量比が約3.5より大きい全C反応生成物の少なくとも約90モル%、好ま
しくは95モル%より多くを構成する。
【0018】 好ましくは、エチレンは、プロピレン:エチレンの重量比が約4より大きいC 生成物の少なくとも約90重量%を構成し、“全範囲”のC+生成物はナフ
サ供給物と比較してモーター法オクタン価もリサーチ法オクタン価も向上する。
プロピレンの選択性を更に高めるために、供給物を導入する前に本発明の触媒を
予備コーキングすることは本発明の範囲内である。エチレンに対するプロピレン
の選択性を向上するために、有効量の単環芳香族を反応ゾーンに供給することも
本発明の範囲内である。芳香族は改質プロセス装置のような外部供給源からでも
よく、或いは本プロセスからの重質ナフサ循環生成物から成っていてもよい。
【0019】 次の実施例は、単に例示目的のために示されていて、本発明を限定すると決し
て考えるべきではない。
【0020】実施例1−12 次の実施例は、工業的平衡をシミュレーションするために1500°F(81
5℃)で16時間スチーミングされたZCAT−40(ZSM−5を含む触媒)
上で分解された接触分解ナフサ(cat naphtha)の試料を使って、化
学薬品グレードのプロピレン純度を保持するためのプロセス運転条件の重要性を
説明している。実施例1と2の比較は、触媒/オイル(Cat/Oil)比を高
くするとプロピレン収率は向上するが、プロピレン純度を犠牲にすることを示し
ている。実施例3と4、及び実施例5と6との比較は、オイル分圧を下げてもプ
ロピレン収率を犠牲にすることなくプロピレン純度は大幅に向上することを示し
ている。実施例7と8、及び実施例9と10との比較は、温度を上げるとプロピ
レン収率も純度も向上することを示している。実施例11と12の比較は、触媒
滞留時間を短くするとプロピレン収率と純度が向上することを示している。実施
例13は、従来のFCC反応器/再生器を第2工程用に考えた設計物を使って達
成出来る反応器温度及び触媒/オイル比でプロピレンの高収率も純度も得られる
場合の例を示している。
【0021】
【表1】
【0022】 前記実施例(1、2、7及び8)によると、C /C >4、及びC /C >3.5は、好適な反応器条件を選ぶことによって達成出来ることを示
している。
【0023】実施例14−17 ZSM−5のような小細孔又は中細孔ゼオライト上で、ナフサ流れ(例えば、
接触分解ナフサ、コーカーナフサ)に含まれるオレフィン及びパラフィンを分解
することによって大量のエチレン及びプロピレンを製造することが出来る。エチ
レン又はプロピレンの選択性、及びプロピレン対プロパンの選択性は、触媒及び
プロセス運転条件の関数として変動する。スチームを接触分解ナフサと一緒に同
時に反応器に供給することによりプロピレン収率を向上出来ることが判った。触
媒はZSM−5でも、他の小細孔又は中細孔ゼオライトでもよい。下記の表2は
、38.8%のオレフィンを含む接触分解ナフサと同時に5重量%のスチームが
供給されると、プロピレン収率が向上することを示している。プロピレン収率は
向上するけれども、プロピレン純度は低下している。従って、目標のプロピレン
選択性を維持するには別の運転条件を調整する必要があるかも知れない。
【0024】
【表2】 実施例18−21 上の実施例で記載した接触分解装置ナフサを分解するためにZCAT−40を
使用した。それから、6重量%のn−ブタン、9重量%のi−ブタン、47重量
%の1−ブテン、及び38重量%のi−ブテンから構成されるC4流れを、反応
器中で下の表に示した温度及び空間速度で分解するためにコークス化した触媒を
使用した。下の表の結果からわかる通り、供給物流れの重要な留分がプロピレン
に転化した。
【0025】
【表3】
【0026】 この好ましいプロセスから生成する軽質オレフィンは、高分子を生成するため
のオリゴマー化、重合、共重合、三元共重合及び関連するプロセス(以後、“重
合”)のようなプロセスの供給物として使用することが可能である。そのような
軽質オレフィンは、当業界で周知の重合方法によって、単独でも、別の方法と組
み合わせも重合することが可能である。或る場合には、重合に先立って、この軽
質オレフィンを、分離、濃縮、精製、品質改良、又はその他の処理を行なうこと
が望ましいことがある。プロピレン及びエチレンは、好ましい重合原料である。
ポリプロピレン及びポリエチレンはこれらから製造される好ましい重合製品であ
る。
【0027】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/517,503 (32)優先日 平成12年3月2日(2000.3.2) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/517,497 (32)優先日 平成12年3月2日(2000.3.2) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アスピリン、ジョン・イー アメリカ合衆国、テキサス州 77058、ヒ ューストン、ウィンドワード・レーン 18822 (72)発明者 スタンツ、ゴードン・エフ アメリカ合衆国、ルイジアナ州 70816、 バトン・ルージュ、レイク・リンガム・サ ークル 12217 (72)発明者 チェン、タン−ジェン アメリカ合衆国、テキサス州 77345、キ ングウッド、ロフティ・マグノリア・コー ト 5615 Fターム(参考) 4H029 BA02 BB03 BC03 BC04 BC05 BC07 BC08 CA00 DA00 4J011 AC05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレンを製造する方法であって、 (a)約40重量%未満のパラフィンと約15乃至約70重量%のオレフィン
    を含むナフサ流れを、反応ゾーン、ストリッピングゾーン、触媒再生ゾーン、及
    び精留ゾーンを含むプロセス装置に供給する工程; (b)前記ナフサ流れを、反応ゾーン中で流動床の触媒と接触させて分解生成
    物を形成する工程であって、該触媒は、約0.7nm未満の平均細孔直径を有す
    るゼオライトを含み、反応ゾーンは約500℃乃至650℃の温度、10乃至4
    0psiaの炭化水素分圧、1乃至10秒の炭化水素滞留時間、及び約4乃至約
    10の触媒対供給物重量比で運転され、それにより、僅か約20重量%のパラフ
    ィンがオレフィンに転化され、ポリプロピレンが全C生成物の少なくとも約9
    0モル%を構成する反応生成物を製造する該工程; (c)該触媒をストリッピングゾーンに送る工程; (d)ストリッピングされた触媒を、ストリッピングゾーンから、酸素含有ガ
    スの存在下で触媒が再生される触媒再生ゾーンに通す工程; (e)再生された触媒を反応ゾーンに再循環する工程; (f)分解生成物を精留して、C留分、オレフィンに富んだC留分、及び
    所望によりオレフィンに富んだC留分を生成する工程; (g)C留分の少なくとも一部分を反応ゾーン又はストリッピングゾーン或
    いは両方に送る工程;及び (h)C留分からプロピレンを分離し、プロピレンを重合してポリプロピレ
    ンを形成する工程 を含む該方法。
  2. 【請求項2】 前記結晶質ゼオライトがZSM系統から選ばれる請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記結晶質ゼオライトがZSM−5である請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記反応温度が約500℃乃至約600℃である請求項3に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 供給物流れ中の少なくとも約60重量%のC+オレフィン
    がC−生成物に転化され、約25重量%未満のパラフィンがC−生成物に転
    化される請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 プロピレンが全C生成物の少なくとも95モル%を構成す
    る請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 プロピレン対全C−生成物の重量比が約3.5より大きい
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 オレフィンに富んだC留分の少なくとも一部分も生成され
    、反応ゾーン、ストリッピングゾーン、又は両方に再循環される請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記ナフサ流れが約5乃至約35重量%のパラフィンを含む
    請求項1に記載の方法。
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