JP2003524039A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸のトリアルキルシリルエステル、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる４から４０モル％までのモノマー単位Ａ；−一般式ＣＨ２＝ＣＨ−Ｎ−ＣＯ−Ｒ'|のＮ−ビニルラクタムモノマー、一般式Ｃ
Ｈ２＝ＣＨ−Ｎ−ＣＯ−Ｒ"のＮ−ビニルアミド、一般式ＣＨ２＝ＣＲ"'−ＣＯＯ−Ｒ""
−ＮＲ""'−ＣＯ−Ｒ'|のモノマー、一般式ＣＨ２＝ＣＲ"'−ＣＯＯ−Ｒ""−Ｎ−ＣＯ−
Ｒ"のモノマー、２−ピロリドン−１−イソプロペニルケトン、及びこれらの混合物
（ここで、−Ｒ'は２ないし８個の炭素原子を有するｎ−アルキリデン基であり、
−Ｒ"は最大１８個の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル、アリール、アルキル
アリール及びアリールアルキル基からなる群から選ばれ、
−Ｒ"'はＨまたはＣＨ３であり、
−Ｒ""は１ないし８個の炭素原子を有するｎ−アルキリデン基であり、
−Ｒ""'はＨまたはＲ"である）
からなる群から選ばれる３から４５モル％までのモノマー単位Ｂ、及び
−該モノマー単位の残りがエチレン型不飽和カルボン酸とＣ１−Ｃ１８アルコール、スチレン、アルファメチルスチレン、ビニルトルエン、及びこれらの混合物のエステルからなる群から選ばれるモノマー単位Ｃ、
を重合させることにより製造された、１種又はそれ以上の膜形成性ポリマー、ならびに一種又はそれ以上のフアウリング防止剤、を必須成分として含有する自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項２】 モノマー単位Ａ中のトリアルキルシリル基のアルキル基がＣ１ないしＣ８アルキル基、好ましくはＣ３とＣ４、更に好ましくはイソプロピルとｎ−ブチルからなる群から独立に選ばれる請求項１に記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項３】 モノマー単位Ｂ中で：
−Ｒ'が２ないし４個の炭素原子、好ましくは３個の炭素原子を有するｎ−アルキリデン
基であり、及び／または
−Ｒ"が２ないし１２個の炭素原子、好ましくは２ないし６個の炭素原子を有するアルキ
ル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリール及びアリールアルキル基からなる群から選ばれ、及び／または
−Ｒ"'がＣＨ３である
請求項１に記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項４】 モノマー単位Ｂが、１（２−エチル−２−ピロリドン）メタクリレート、１（３−プロピル−２−ピロリドン）メタクリレート、１（４−ブチル−２−ピロリドン）メタクリレート、１（６−ヘキシル−２−ピロリドン）メタクリレートを含んでなる群から選択される請求項１に記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項５】 モノマー単位Ｃ中で、該エステルがエチレン型不飽和カルボン酸のＣ１−Ｃ１０アルコールとのエステル、好ましくはＣ１−Ｃ４アルコールとのエステル、更に好ましくはＣ１−Ｃ２アルコールとのエステルである請求項１に記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項６】 モノマー単位Ｃ中の該エチレン型不飽和モノマーがアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる請求項１に記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項７】 −８から４０モル％までの、好ましくは１５から４０モル％までの、更に好ましくは２０から４０モル％までのモノマー単位Ａ；及び
−３から４０モル％までの、好ましくは３から３０モル％までの、更に好ましくは３から２０モル％までのモノマー単位Ｂを重合させることにより製造され、該モノマー単位の残りが少なくとも１０モル％のモノマー単位Ｃである請求項１ないし６のいずれか一つに記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項８】 海洋用塗料での使用に適する請求項１ないし７のいずれか一つに記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。
【請求項９】 淡水中での使用に適する請求項１ないし７のいずれか一つに記載の自己減摩型フアウリング防止性塗料。