JP2003523854A - 印刷機の胴の自動清掃装置における流体状洗浄剤混合物供給用バー - Google Patents

印刷機の胴の自動清掃装置における流体状洗浄剤混合物供給用バー

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JP2003523854A
JP2003523854A JP2001561531A JP2001561531A JP2003523854A JP 2003523854 A JP2003523854 A JP 2003523854A JP 2001561531 A JP2001561531 A JP 2001561531A JP 2001561531 A JP2001561531 A JP 2001561531A JP 2003523854 A JP2003523854 A JP 2003523854A
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コルティ,マルコ
フマガッリ,リッカルド
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コルティ,マルコ
フマガッリ,リッカルド
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 流体混合物移送通路(20)の末端部の少なくとも一つの絞り(R)が、各分岐(B)の上流、好ましくは分岐の分岐点に設けられ、この絞りは、後続の二つの通路に対して混合物が均等に分配されるように、混合物を分岐の中心線上で再圧縮する役割を果たす。また、洗浄液を効果的に噴霧及び移送するために必要な量の空気が最終出口孔(10)に確実に到達するように、移送通路(1000)が充分に大きく作られていても、各出口孔(10)に等量且つ等質の混合物が到達するように、この絞りは流体混合物移送回路内の圧力を徐々に調節する役割も果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 イタリア特許第1,286,206号に記載されている印刷機のインキローラー及びゴ
ム胴のための自動清掃装置を製造及び使用中に、このローラー及び胴の清掃に用
いる流体混合物の供給手段の操作を改善するために、また特に少量の液体が移送
手段としての役割を果たす空気中に分散されてなる、加圧空気と液体とのこの混
合物をそれぞれの供給孔に均等に分配するために、ある重要な変更を行なうこと
が有用であることがわかった。本発明の目的をより明確に理解するためには、添
付図面のうち、流体混合物供給バーの断面図を示す図1、並びに洗浄用流体混合
物をバーの種々の供給ノズルに分配するための通路を有する図1のバーを、中央
線に沿って二つに分割した頂面図である図2及び図2aを参照して、上記特許に
記載された先行技術を思い起こすことが役立つと思われる。上述の装置(図1)
は、軽合金製のバー1を備え、このバー1は、各ゴム胴2から僅かに離隔してこ
れと平行に配置されており、ゴム胴2に対向する側には、長手方向に直線的凹所
3が設けられている。この凹所3は、弾性的且つ柔軟な膜5を有するプレッサー
4をガイドするものである。バー1は油圧アクチュエータ6を収容しており、こ
のアクチュエータ6は、コマンドに応答してプレッサー4、5を胴2に対して押
し付け、間に配置されている布7を胴と接触させる。この布7には、布と対向す
るバーの側面に形成した一つ以上の座8内に載置したノズル9によって、予め洗
浄用流体が吹き付けてある。これらのノズルは、孔10によって通路1000に
接続されている。通路1000は、バーの平坦面をフライス削りし、次いでその
上に平らなシール12を張り渡し、ネジ14でカバープレート13を固定するこ
とにより、溝をダクトとしたものである。これらの通路は、互いに分岐通路をな
す他の供給通路に対して対称に連結されており、この供給通路は分岐して徐々に
数が減少し、最終的には単一の流体混合物供給ダクト100で合流する。このダ
クト100は、バー1の一端で開口部15に連結される(図2及び図2aも参照
のこと)。この通路の各分岐は実質的にY字型であり、直線状経路の一部として
形成される。この分岐により形成される通路は、流体混合物の通過に対して実質
的に等しい抵抗を示すように構成され、よってこの流体は各分岐において実質的
に等量づつに分割される。分岐の数は、分岐によって形成される各最終通路がそ
れぞれ一つのノズルに通じるような数となっており、装置の各ノズルに洗浄用流
体混合物を均等に分配するようになっている。図2及び図2aはまた、開口部1
5が垂直孔16を介して、バー1中に長手方向に形成された第一通路100と連
通していること、及びこの通路がバーの中央線18より手前で分岐(B1)して
、反対方向の二つの直線状ダクト101、201が形成されることを示している
。この二つのダクトは、バーの各半分の中間点に至る前にそれぞれ分岐(B2、
B3)して、一直線状に並んだ各一対の同一のダクト102、202、及び10
3、203が形成される。次いでこれらのダクトはそれぞれ分岐(B4、B5、
及びB6、B7)して、対になっているダクト104、204、105、205
、及び106、206、107、207が形成される。さらにこれらのダクトは
それぞれ最終的な分岐(B8、B9、B10、B11、及びB12、B13、B
14、B15)をし、その結果形成された各通路108、208、109、20
9、110、210、111、211、112、212、113、213、11
4、214、115、215が、各ノズル9に連結された孔10に通じている。
各通路にはまず直線的に延びる二つの通路が続く。この二つの通路は互いに僅か
に離隔し、平行で、且つ上流の通路から等距離にある。各分岐によって形成され
る通路を上流の通路に接続する共通分割壁は、平面図で見るとV字型であり、尖
点を有している。各分岐に続く二つの分枝通路は、反対方向に開口して続いてお
り、図面に示すように、その一方はS字型の経路をとり、他方はU字型の経路を
とる。符号26は、洗浄液移送通路を収容する溝11の底部に設けた直線的な刻
設溝を示し、これらの刻設溝には、先行技術に従って通路を完成させるカバー組
立体12、13を固定するためのネジ14(図1)と係合するネジ切りされた止
り穴が設けられている。
【0002】 圧力降下を平衡させるために、各分岐によって形成される通路は、図1に示す
ように適切な深さ及び幅とされている。例えば、図2及び図2aに示す出願人が
作成したバーでは、16個のスプレーノズルが設けられており、最初の通路10
0は深さ約10mmで、幅約5mmであり、最終分岐によって形成された分枝通路は
幅約3mm、深さ約2.5mmである。図2及び図2aに示すこの同じバーにおいて
、最初のダクトは、例えば幅4mm、深さ8mmである。最初の分岐後、幅は3mm、
深さは6mmになる。次の分岐後、深さは変わらないが、幅は2mmに減少する。最
後の分岐後、分枝通路は深さ2.5mmとなり、この深さ及び2mmの幅は最後まで
一定である。
【0003】 このバーでは、液体を移送してバーの開口部15に供給する加圧空気流中に、
低割合の洗浄液が噴射される。図2及び図2aに明確に示されているように、洗
浄用流体混合物移送回路は多くのカーブを有している。移送用空気流中の洗浄用
流体の濃度が低いため、空気と液体の混合物はこの回路のカーブを曲がるたびに
遠心力つまり重力によって、特にダクト壁との接触によって分離し、均質さを失
いやすく、液体はダクト壁に付着しやすい。
【0004】 混合物移送ダクトのカーブを出る際に、ダクトの一方の側壁に付着する液体の
量が、反対側の側壁に付着する液体の量と大きく異なることがある。カーブに続
く直線状ダクトの長さが限られていると、空気と液体の混合物は、次の分岐に到
達する前に再圧縮されて均質となることができないので、混合物が分岐による二
つの通路にうまく分割されず、空気よりも液体が多かったり、その反対の状態で
、通路に入ってしまう。
【0005】 この欠点は図2及び図2aに示す回路の、例えばB9、B10及びB13、B
14で示される最終分岐点において特に顕著に見られる。これは回路の通路断面
が端部に向かって例えば前述の2×2.5mmまで徐々に小さくなるためである。
このように通路の断面を徐々に小さくすることによって、混合物を次の分岐で等
量づつに分流することができるように通路の中心に向けて濃縮することができる
が、一方では回路内にかなりの圧力降下が生じてしまい、ノズルに到達する空気
の量が徐々に制限され、バーの全てのノズルから混合物を均等に噴霧しようとす
る目的に悪影響を及ぼす。
【0006】 この欠点だけでなく、プレート13の圧力によって弾性シール12がこの通路
内で変形するのに伴なって、回路の最終通路の限られた断面がさらに小さくなる
ことがあるということも付け加えておかなければならない。
【0007】 本発明は、従来技術のこのような欠点及び他の欠点を、以下に示す解決手段に
よって解消することを意図するものである。各分岐の上流、好ましくは分岐の分
岐点に、平面図でみると対称である局所的な絞りを設ける。この絞りは、後続の
二つの通路に等量づつ混合物を分配することができるように、この分岐点の中心
線上で混合物を圧縮する役割を果たす。この絞りを採用することにより、バーの
移送通路1000の断面を最初から最後までほとんど変わらないものとすること
ができ、回路全体の流れの損失を最小限にすることができる。その一方で、これ
らの絞りの大きさは、最初から最後に向かって徐々に小さくなっているので、混
合物移送回路内の圧力を徐々に上昇させる効果があり、等量の液体と空気からな
る混合物を、液体を確実に完全噴霧するのに充分な量及び圧力でそれぞれの出口
ノズル10まで移送することができる。
【0008】 本発明のこれら及び他の特徴並びにそこから生じる効果は、以下に示す発明の
好ましい実施態様の説明からより明確に理解することができるであろう。これら
の実施態様は例示の目的でのみ記載されるものであり、添付図面の制限を受ける
ものではない。
【0009】 図3において、符号19は流体混合物移送回路のカーブの一つを概略的に示し
、符号20はカーブから分岐Bへ続く直線的通路を示す。本発明によれば、通路
断面を対称的に絞る絞りRが、各分岐Bの上流側、好ましくは通路20の端部に
設けられる。この絞りは、移送される流体混合物を分岐Bの分岐点の中央線上で
再圧縮する役割を果たすので、混合物をこの絞りに続く通路22と通路23とに
実質的に等量づつ分割することができる。絞りRはまた、混合物に渦運動を与え
ることも目的としている。この渦運動は、空気流中に液体を均質に分散させる役
割を果たすので、混合物は次の分岐で均等に分配されるように最善の状態に戻さ
れる。
【0010】 実際に良好な結果を出している本発明の第一実施態様では、絞りRは、流体混
合物移送通路19,20の幅よりも適切に小さい直径の円筒形のフライスF2で
作製された円筒形状のチャンバー21からなる。このチャンバーの中心C2は、
通路20の長手方向中心軸の延長線上にある。流体混合物移送通路は円筒形フラ
イスF1で作製され、通路20の端部はチャンバー21内でカーブした側壁12
0、220に接続している。この側壁120、220共通の曲率中心C1は、通
路20の中心軸上にある。
【0011】 分岐Bは対称的に、例えば通路20の作製に用いたものと同じ直径のフライス
F1で作製されており、この場合、通路22と通路23とを分けている壁24の
先端124は、実線で示す状態にある。この先端124は、通路20の長手方向
中心軸の理論的延長線上にある。C3は、分岐Bの分枝通路22及び23の壁1
22及び123の最初の部分の曲率中心を示す。中心C1と中心C3との間の距
離Dを変えることにより、チャンバー21と連通するための開口部Lの一方若し
くは両方のサイズを変えることができ、よって組立体L−21によって形成され
る絞りRを回路の様々な要求に合わせて変更することができる。言うまでもなく
、混合物移送回路の最初の部分では、絞りRの調節はチャンバー21の直径を適
切に定めることによって行なうこともできる。図2に示す最初の通路100から
、図2及び図2aに示す最も離れた通路108、208、及び115、215ま
で、全ての流体混合物移送通路は、最初から最後までほんの僅かに断面を徐々に
小さくしながら(以下参照)有利に形成することができる。また、図3を参照し
て説明した上述のフライスF1及びF2を使って、全ての分岐を作製することも
できる。その場合、絞りRのサイズを最終出口孔10に向かって徐々に小さくし
て、洗浄用流体混合物が確実に等量づつ且つ同じ空気−液体比で孔10を出るよ
うに補償する。
【0012】 回路中で徐々に圧力が降下すると、問題となる目的の達成を妨げることとなる
ので、これを防止するためには、洗浄用流体混合物移送回路の各絞りRのサイズ
つまり断面積は、各絞りの先にある孔10の断面積の合計の関数として計算する
。絞りの断面積は、各絞りの先にある孔10の断面積の合計よりも大きいか、若
しくは略これに等しいことが好ましい。
【0013】 図5は、図4の実施態様に示す八つの出口孔10を有する洗浄用流体混合物移
送回路の部分の分岐B2、B4、B5、B8、B9、B10、B11の絞りの構
造の一例を、単に例示的に且つ制限することなく示すものである。
【0014】 孔10の直径が例えば0.8mmであり、断面積が0.5mm2である場合には
、分岐B8〜B11の各絞りRは、深さ2mm、幅L0.63mm、よって断面積1
.26mm2として設計する。この断面積は、各絞りの先にある二つの孔10の
断面積の合計(1mm2)と略等しいか若しくはこれより大きい。
【0015】 分岐B4及びB5の各絞りRは、それぞれ四つの孔10と通じており、この四
つの孔の断面積の合計は2mm2である。これらの絞りは、例えば幅1mm、深さ
2.5mm、よって断面積2.5mm2となるように設計されている。
【0016】 分岐B2の絞りRは八つの孔10全てに通じており、この八つの孔の断面積の
合計は4mm2である。この絞りは、例えば深さ3mm、幅1.4mm、よって断面
積4.2mm2となるように設計されている。
【0017】 図5aは、絞りの深さを後続する通路中で、例えばチャンバー21から、深さ
が減少し始める次の絞りまで、どのように維持するかを示す。このためにチャン
バー21の上流側の底部に段部121を形成する。この段部は、分配する混合物
を均質化し圧縮するために必要な乱流を発生させる役割も果たす。
【0018】 図4は、図2及び図2aの回路の孔と同数の最終出口孔10を有する、バー内
に設けた流体混合物移送回路を示す。バーの各半分には、中央の分岐B1の後に
、B2、B4、B5、B8、B9、B10、B11で示される七つの分岐があり
、合計八つの最終孔10に通じている。各分岐の前にある絞りについてこれまで
述べてきたことに加えて、各絞りに通じる通路を、一直線上に配置され且つ充分
な長さを有する直線的経路をとるようにし、且つこの通路を直角カーブ320に
よって上流の分岐に接続することによって、次の分岐に通じる静的直線状通路に
流体混合物が到達する前にこれを再圧縮し、均質化する効果を有する渦が混合物
中に発生し、良好な結果が得られることがわかっている。
【0019】 本発明の目的であるさらなる改良は、流体混合物供給回路の末端孔10に接続
する慣用のノズル9を無くすことができ、経済的な利点及び以下に説明する実用
的な利点があるという点にある。このノズルの通路断面積は、全てのノズルにつ
いて同一であり、孔10の断面積よりも通常小さいので、供給回路の真の最終的
絞りを形成している。そのため、最終分岐において混合物の分割が生じるよりも
上流に避けられない影響を及ぼしている。この事実を認識した上で、プレッサー
5が引込み位置にある場合(図7)に、プレッサーを収容している凹所3のすぐ
上流にあるバー前面の突出部310に布7が接触し、この面にプレッサーに平行
な溝30が形成されるように、バー1の前面を改良した。この溝は、布で覆われ
るような長さであり、流体混合物供給回路の最終孔10と連続する孔10’がこ
の溝内に開口している。この溝30はまた、その全長に渡って、若しくは最終孔
10’間の部分だけ、プレッサーに向かって開口しており、適切な深さの開口部
31を形成している。
【0020】 図8に示す変更例では、溝30’の深さは制限されており、高さは末端孔10
’の直径よりも高く、この孔10’に対して中心に配置することができる。
【0021】 言うまでもなく本発明には、多くの変更及び改変を施すことができる。例えば
、壁24の先端124が図3に点線で示すように絞りRにより近い位置に配置さ
れるように、分岐Bの通路22、23の最初の部分を、チャンバー21を作製す
るのに用いたフライスF2で作製することができるということに関連する変更及
び改変を施すことができる。また、各分岐Bにおける絞りRを、図3aに示すよ
うに通路20の収束する末端部が分岐Bの最初の分岐部分に直接連結されるよう
に、つまり中間チャンバー21なしで、別の態様で形成することができるという
ことに関連する別の変更例もある。軸C1と軸C3との間の距離Dを変えること
によって、絞りの開口部Lの大きさを変えることもできる。
【0022】 図3及び図3aに示す絞りは単純な形式のものであり、この絞りRの上流に僅
かな乱流を生じさせるものである。
【0023】 図3bは、一定幅の拡大部32を絞りRの上流に設けた変更例を示す。この拡
大部は、先の解決手段によって生じる乱流よりも顕著な乱流を、この絞りの前の
中央領域33に発生させる機能を有する。
【0024】 拡大部32の中央には、フロースプリッターとして機能する角柱状の突起34
を設けてもよい。この突起の直下流には低圧領域35が生じ、洗浄用混合物の液
体成分を中心線へ戻す役割を果たす。図3cは、拡大部32’の絞りRが開口し
ている側に対称的な丸い凹所36を設けた点で図3bに示す実施態様と異なる変
更例を示す。これらの凹所は、領域33’においてさらに顕著な混合物の乱流を
発生させるものである。この解決手段における拡大部32’は、幅が一定であり
、図3bの解決手段と同様に中央にフロースプリッター34’が設けられている
。図3dは、フロースプリッターの突起がなく、端部凹所36”に向かって徐々
に幅が広くなる形状の拡大部32”を用いている点で図3cの実施態様と異なる
、さらに別の解決手段を示す。この解決手段でも、顕著な乱流を生じる中央領域
33”が絞りRの前に形成される。
【0025】 最後に、図6a〜図6hは、絞りRの配置に関する変更例を示す。絞りRは、
各カーブの直後(図6a、図6e)、直線状部分(図6b、図6f〜図6h)、
各分岐の直後(図6c、図6g、図6h)、若しくは各分岐の少し手前(図6d
)にも設けることができる。最後に、図6e〜図6hの変更例は、先に説明して
きた事に加えて、二つの隣接する絞りが、四つではなく三つの通路に通じるよう
にすることを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、明細書において説明する従来技術を示す。
【図2】 図2及び図2aは、明細書において説明する従来技術を示す。
【図3】 図3は、洗浄用混合物移送回路の分岐の改善例の一つを示す拡大平面図である
。図3a、図3b、図3c、及び図3dは、図3に示す解決手段の4つの変更例
を示す。
【図4】 図4は、洗浄用流体混合物を供給するためのバーの半分に配置された、洗浄用
流体混合物移送通路の平面図である。
【図5】 図5は、図4に示すバーの移送回路に絞り構造の一例を組み込んだ概略平面図
である。図5aは、図5に示す回路の絞りのV−V線に沿った縦断面図の一例で
ある。
【図6】 図6a、図6b、図6c、図6d、図6e、図6f、図6g、及び図6hは、
洗浄用流体混合物供給バーの回路における、絞りの8つの異なる配置例を概略的
に示す。
【図7】 図7は、図4のバーの詳細をVII−VII線に沿った断面図で示す。
【図8】 図8は、図7に示す詳細の変更例を示す。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機のゴム胴及びインキローラーを清掃するための装置に
    おいて、加圧空気と洗浄液との流体状混合物を供給するためのバーであって、該
    バーは、バーの平坦な面に形成された通路(1000)を備え、該通路上にはカバ
    ープレート(13)で覆われた平坦なシール(12)が延びて、該通路をダクトに変
    えており、前記混合物が、連続するY字型の分岐(B)によって各最終通路がバ
    ーの全長に渡って均等に配置されている混合物供給孔(10)のうちの唯一つに通
    じるまで倍増していく前記通路の最初の一つに供給される形式のバーにおいて、 流体混合物移送通路の少なくとも一つの絞り(R)が、少なくとも各分岐(B)の
    上流に設けられ、該絞りは、混合物を分岐点の中心線へ案内し、混合物を均質化
    する渦の形成を誘発するように形成され、それにより混合物が分岐の双方の通路
    に等しい空気−液体比で分配されるバー。
  2. 【請求項2】 前記混合物移送通路(1000)が、供給すべき洗浄液の移送
    及び噴霧に必要な量の空気が、全ての最終供給孔(10)に到達するような断面を
    有し、空気と液体の混合物が実質的に等しい圧力特性で全ての供給孔(10)に到
    達するように、それぞれの絞り(R)の断面が、回路の最初から最後に向かって徐
    々に小さくなるように設計されている、請求項1記載のバー。
  3. 【請求項3】 各絞り(R)の断面積が、その絞りの下流にあり且つ混合物の
    供給先である供給孔(10)の組の断面積の合計に、好ましくは略等しいかこれよ
    りも大きい、請求項1記載のバー。
  4. 【請求項4】 前記混合物移送通路(1000)の幅及び/又は深さを、該通
    路の長い部分に渡って端部まで一定とすることができる、請求項2記載のバー。
  5. 【請求項5】 前記混合物移送通路(1000)の幅及び/又は深さを、該通
    路の最初の部分で徐々に小さくし、且つ該通路の長い部分に渡って端部まで一定
    とすることができる、請求項2記載のバー。
  6. 【請求項6】 前記混合物移送通路(1000)の幅及び/又は深さを、最初
    から最後まで徐々に小さくすることができる、請求項2記載のバー。
  7. 【請求項7】 各分岐に続く通路に分配される混合物を圧縮し、均質化する
    渦を形成させる段部(121)が絞りの上流の底部にできるように、前記混合物移
    送通路(1000)の深さを、各絞り(R)において変える、請求項6記載のバー。
  8. 【請求項8】 各絞り(R)が、前記混合物移送通路の幅を対称的に絞ったも
    のである、請求項1記載のバー。
  9. 【請求項9】 各絞り(R)が、前記混合物移送通路の高さを非対称的に絞っ
    たものである、請求項1記載のバー。
  10. 【請求項10】 各絞り(R)が、前記混合物移送通路の幅を対称的に絞り且
    つ高さを非対称的に絞ったものである、請求項1記載のバー。
  11. 【請求項11】 各絞り(R)が、前記流体混合物移送通路(20)の丸い収束
    壁(120、220)を有する末端部分と、部分的にカーブし分岐する壁(122
    ,123)を有する分岐の平行通路(22,23)の最初の部分との交差点によっ
    て形成され、通路及び分岐の連続する端部の軸(C1,C3)間の距離を変化させ
    ることによって、該絞りの大きさ及び断面積を変更することができるように配置
    されている、請求項1記載のバー。
  12. 【請求項12】 各絞り(R)が、流体混合物移送通路の丸い壁(120,2
    20)を有する末端部分、及び部分的にカーブし分岐する壁(122,123)を
    有する分岐の平行通路(22,23)の最初の部分と、中間円筒形チャンバー(2
    1)との交差点によって形成され、該チャンバーの中心(C2)は、前記移送通路(
    20)の長手方向中心軸の延長線上にあり、該チャンバー(21)は、前記移送通
    路を作製するのに使用するフライス(F1)よりも小さい直径の円筒形フライス(
    F2)で作製されている、請求項1記載のバー。
  13. 【請求項13】 各絞り(R)において、円筒形チャンバー(21)が、同一若
    しくは異なる大きさの絞り開口(L)によって、上流の通路(20)及び下流の分岐
    (B)に連結されている、請求項12記載のバー。
  14. 【請求項14】 各分岐(B)の最初の部分が、該分岐から分枝する通路(2
    2,23)を形成するのに使用するフライスによって作製されている、請求項1
    記載のバー。
  15. 【請求項15】 分岐通路(22,23)の分割壁(24)の前端点(124)が
    絞り(R)により近い位置に配置されるように、各分岐(B)の最初の部分が、該絞
    り(R)の円筒形チャンバー(21)を形成するのに使用するフライス(F2)によっ
    て作製されている、請求項1記載のバー。
  16. 【請求項16】 より効果的な乱流を起こし、前記絞りに向かって流体混合
    物をより効果的に圧縮及び均質化するために、各絞り(R)の上流に、混合物移送
    通路(20)の対称的拡大部(32,32’、32”)を設けることができ、該拡大
    部の中央にはフロースプリッター突起(34,34’)を設けることができる、請
    求項1記載のバー。
  17. 【請求項17】 流体混合物を各分岐(B)へ移送するための通路(20)が、
    直線的な形状で、充分な長さを有し、分岐(B)の絞り(R) 形成する部分の中心(
    C1,C2,C3)、及び該分岐の最初の二つの平行な通路の分割壁(24)の先
    端(124)が、全てこの通路の中心線の延長線上にある、請求項1記載のバー。
  18. 【請求項18】 分岐(B)に通じる各直線的通路(20)が、90度のカーブ
    (320)によって、適切に丸くなったコーナー領域をもって、分岐元の上流の分
    岐通路に連結されている、請求項1記載のバー。
  19. 【請求項19】 洗浄用流体混合物が供給される最終孔(10)が、対応する
    供給通路に対して垂直であり、且つバー(1)の面の一部(301)に開口する90
    度の部分(10’)に続き、該バーの面の一部は洗浄すべき胴に対向し、且つプレ
    ッサー(4,5)が引込み位置にある場合にその面に接触して洗浄用布(7)が滑動
    し、バーの該面には直線状溝(30)が設けられ、前記布は該溝の全長に渡ってお
    り、前記連続孔(10’)は該溝内に開口し、全体が、それぞれの孔から排出され
    る流体混合物が前記溝に均等に入り、布と接触する部分でその全長に渡って均等
    に作用しするように配置されている、請求項1記載のバー。
  20. 【請求項20】 最終孔(10)の直径が、該孔が接続する供給通路の幅より
    も大きく、対応する連続孔(10’)の直径が、該孔(10)の直径よりも大きく、
    該連続孔が接続する最終溝(30)の幅が、前記最終孔(10’)の直径と等しいか
    若しくはそれよりも大きい、請求項19記載のバー。
  21. 【請求項21】 前記最終溝(30)の深さと幅が等しく、プレッサー(4,
    5)に対向する面に浅い開口部(31)を有する、請求項20記載のバー。
  22. 【請求項22】 前記最終溝(30)の深さが制限され、該溝に連結される連
    続孔(10’)の上流及び下流の両方に突出する高さである、請求項20記載のバ
    ー。
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