JP2003522022A - 料理用容器を製造する方法およびこの方法によって得られる容器 - Google Patents

料理用容器を製造する方法およびこの方法によって得られる容器

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Abstract

(57)【要約】 料理用容器、特に比較的軟質の金属材料の特定のポットおよび(または)パン(皿)を製造する方法であって、高硬度の金属材料のプレートが前記容器の底部に適用されており、当該材料に対して機械的および(または)熱による障害のない安定した接続を前記部材間で実行する方法において、表面(4)から突出している複数の尖端(6)を備えたプレート(1)を提供し、押し付けにより前記尖端(6)を進入させ底部(20)に前記面(4)を固着させる段階と、前記底部(20)を引き伸ばし、そのため前記尖端(6)を変形させ、かつ固持させる段階とを含む料理用容器を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は硬質材料からなる関連のプレート部材によって底部が補強された料理用
容器、特にポットおよび(または)皿(パン)等の製造方法と、またこの方法に
よって提供された前述のような容器に関する。
【0002】 特に、前記方法は、例えばアルミニウムから作られた比較的軟質の金属の平坦な
部材から始まって形成され、磁気誘導電流によって加熱可能にするような特性を
有する、例えば鋼系の比較的高硬質の金属材料から形成されたプレート部材で補
強された底部分を含む料理用容器に関する。
【0003】 前述した特定型式の方法とそれに関連の容器とは当該技術分野において周知であ
る。例えば、SEB S.Aの名前のフランス国特許願第91/03695号お
よび欧州特許第0,604,617号とはプレート部材と平坦な部材とが高温プ
レス・スタンピングに対して往復運動される段階を記載している。
【0004】 この段階において、前記平坦な部材の軟質材料は加熱され、軟化される。次に、
孔および(または)割れ目が設けられているプレート部材が、アルミニウムの平
坦な部材が加えられた圧力により前記孔の内部へ進入している間に鋼製の該プレ
ート部材がアルミニウムの平坦な部材内へ埋め込まれるような仕方で、例えばハ
ンマー等によってプレス・スタンピングされる。
【0005】 そのような方法は数種の理由、なかんずくアルミニウムを加熱する段階が必要で
あり、その結果エネルギと時間を消費し、かつアルミニウム自体を酸化作用から
保護する必要があるため不利である。
【0006】 欧州特許第0.509.860号において、料理用容器を提供するために製造す
るのに適したアルミニウム層に孔付きの鋼プレートを埋め込む方法が記載されて
いる。そのような方法によると、前記埋設は前記プレートの孔や割れ目内へ進入
するように強制されるアルミニウムの展性が活用される冷間プレス・スタンピン
グというエネルギを要する段階によって実行される。
【0007】 アルミニウム層の引き伸ばしに先行する前述の段階は材料に対しては顕著な障害
であり、かつ冷間プレス・スタンピングのために高圧を使用する必要がある。
【0008】 スイス国特許第227,769号において、螺旋状の補強部材が軟質材料の平坦
な部材の面に形成された同様の形状の溝の内部へ後戻りしないように押し込まれ
るような結合の別な方法が記載されている。
【0009】 この方法は前記溝を熱間、あるいは冷間形成する別な段階を必要とする以外に実
際のプレート部材の適用を可能にしない。
【0010】 イタリア国特許願第RM91A000355号において、フェライト系鋼の金属
プレートが該プレートを既に形成されたポットの底部を囲む周溝内にプレートの
縁部を押し込み、かつかしめることによってポットの底部に固定する別な方法が
記載されている。
【0011】 この方法は材料を過度に損傷させることなく有効に結合させるが、適当な強度は
提供しない。
【0012】 (発明の要約) 本発明の根底を成す技術的課題は従来技術に関して前述した欠点を克服しうる料
理用容器を製造する方法を提供することである。
【0013】 そのような課題は前述し、以下の段階を含む方法によって解決される。 複数の尖端がその表面から突出している比較的高硬度の金属材料のプレート部
材を提供する段階と、 プレート部材を平坦な部材に押し付けることによって、前記尖端を前記平坦な
部材の厚さに亘り進入させ、料理用容器の底部において前記平坦な部材の一部に
前記プレート部材の前記面を固着させる段階と、 前記平坦な部材を少なくとも前記部分において引き伸ばして前記尖端を前記厚
さ内で変形させ、かつ固持させる段階。
【0014】 本発明は更に料理用容器の仕上げ段階と同じく、1つ以上の粘着層の付与段階
を更に含む、上記方法によって得られた料理用容器に関する。
【0015】 本発明による製造方法の主たる利点は材料を損傷させることなく、かつ特定の
別な段階を必要とすることなくプレート部材を有効に固定しうることにある。
【0016】 実際に、料理用容器の製造はプレート部材を固定するために要するプレス・ス
タンピングおよびかしめ段階を含む通常の製造方法に従うが一方後者の段階が平
行して、しかも実質的に自動的に実行可能である。
【0017】 更に、前述の方法により、プレート部材が当該底部の大きさに対してどのよう
な大きさであるかには無関係にプレート部材を固定することを可能にする。
【0018】 本発明を例示として提供したのであって、限定的ではない好適実施例に従って
開示する。添付図面を以下参照する。
【0019】 (発明の好適実施例の詳細説明) 本実施例による方法は底部を補強し、非粘着製の面を備えたポットあるいは皿を
形成することに関する。
【0020】 図1から図3までを参照すると、以下図4から図11までにおいて全体的に1で
指示するプレート部材の3種類の実施例が本明細書で開示する方法において使用
するのに適したものとして示されている。以下、同じ参照数字が各種の実施例に
おいて類似の機能を発揮する部材を指示する。
【0021】 図1から図3までに示すプレート部材1は比較的高硬度の金属材料であって、次
の図面では正に比較的軟質の金属材料で作られものとして次の図面では2で指示
する平坦な部材から始って比較的軟質の材料から製造されるポットあるいは皿の
ような料理用容器の分野で適用するのに適したものである。
【0022】 前記材料に関しては、前記比較的軟質の金属材料は限定的ではないが前記容器の
製造において従来から使用されているアルミニウムあるいは前記金属を実質的に
ベースとした合金で例示される。以下説明する方法の実施例において使用される
比較的軟質の金属材料はアルミニウムである。
【0023】 比較的高硬度の金属材料に関しては、前記比較的軟質の金属材料を変形させうる
ようにある硬度を有する必要がある。
【0024】 本発明による方法において使用するのに適した比較的高硬度の金属材料の一例は
、コーティングを必要とせず、料理用容器がその使用期間中に曝される典型的な
腐蝕現象に対して耐えうるステンレス鋼である。
【0025】 特に、磁気誘導によって加熱される料理用容器を得るためには、十分な磁性を備
え比較的高硬度である金属材料が好ましい。以下説明しる実施例において使用さ
れる比較的高硬度の金属材料の一型式はフェライト系鋼と略称されているフェラ
イト系ステンレス鋼である。
【0026】 別な例としては、前記目的に対して適当なフェライト系鋼は炭素含有量が好まし
くは0.15%であり、クロームの含有量が15%より多いAISI405、A
ISI430、AISI434のような鋼である。
【0027】 プレート部材1は実質的にディスク状であり、円形の縁部3と、前記平坦な部材
に固着するのに適した第1の面4と、外部に露出されるのに適した第2の面5と
を含む。
【0028】 前記プレート部材1は該プレート部材1と一体形成され、前記第1の面4から実
質的に垂直方向に離れる方向に突出している尖端を設けられている。
【0029】 一般に、前記尖端4は縁部3に環状に位置され、場合によってはプレート部材1
の中実の金属層から始まって形成されている。
【0030】 最初の場合、尖端6は好ましくは前記縁部3において連続して、間断無く配分さ
れ、せん断および曲げによって作られる。
【0031】 第2の場合、尖端6はドリフトピンを有し、平坦な側部が鋭い縁部によって接合
されたパンチを使用して実行される打ち抜きによって形成される。このようにパ
ンチのドリフトピンが金属層内へ進入し、一方鋭い縁部が尖端の縁部を切断し、
面が上方に曲げられて尖端が形成される。
【0032】 各ドリフトピンによって形成された尖端6の数はドリフトピンの側面数によって
決まる。各ドリフトピンは孔7と対応し、そこに尖端6をその数で形成される。
【0033】 断面が四角のドリフトピンは各孔7に対して4個の尖端6を形成し、各尖端6は
約90度の開き角のある頂点を有する。
【0034】 何れの場合も、各尖端6は効果的な進入性を保証し、軸線方向の応力に対して適
当な抵抗性を提供する断面を保証するために75度から105度の範囲の開き角
を備えた頂点を有する。
【0035】 図1を参照すると、第1のプレート部材1aは縁部3から突出した尖端6の円と
各々がそれぞれの尖端6を有し、プレート部材1aの中央部分8に一緒に集めら
れている複数の孔7を含む。前記第1のプレート部材1aは縁部3によって画成
され、孔7と各尖端6との輪郭を作る完全な円9を含む。
【0036】 図2を参照すると、中央の円形の開口10を有する第2のプレート部材1bが環
状に形成されている。
【0037】 第2のプレート部材1bは縁部3から突出した尖端6の円と、各々がそれぞれの
尖端6を有し、縁部3と開口10との間の中間の円に沿って均等離隔された複数
の孔7とを含む。
【0038】 図3を参照すると、第3のプレート部材1cは完全なディスク状で形成され、縁
部3から突出した尖端6の円とディスクの本体の完全部分とを含む。
【0039】 図4から図11までを参照すると、本発明による製造方法が開示されている。
【0040】 本方法は金属材料の前記平坦部材2を提供することから構成される製造手順にお
ける初期段階を含む。現在好適な実施例においては、前記平坦な部材は円形断面
を有する円筒形の料理用容器におけるその後の段階を通して変形し易い所定の厚
さを有するディスクである。
【0041】 異なる形状の部材から始まって、異なる形状を有する容器、例えば長円体から始
まって長円形の断面を有する容器、あるいは実質的に四辺形部材から始まってプ
リズム状のソースパンのような容器を得ることが可能であることが明らかである
【0042】 以下の説明において平坦部材2を形成し、図において同様に2で指示されている
前記アルミニウムのディスクは酸化層を除去することによる表面研磨処理という
第1の段階を受ける。
【0043】 そのような表面処理は、例えば酸洗、研磨、軽石による研磨、サンドブラスト、
等のようないずれかの表面除去方法によって実行可能である。
【0044】 好適な処理は酸洗であるが、酸洗は顕微鏡で観察可能であるように、酸洗後のア
ルミニウムの表面仕上げは狭い断面と広がった穴とを有する表面開口を構成する
複数の細孔を有するからである。
【0045】 そのような多孔性の構造は例えば高分子型式のコーティング層を受け入れるのに
特に適している。
【0046】 ディスク1において、第1の面11は製造されつつある容器の外面を形成し、第
2の面12は製造されつつある容器の内面を形成するのに適していることが判明
している。
【0047】 本発明による方法は前記第1の面11上で1個以上の外側コーティング層13を
付着する第1の段階を含む。
【0048】 外側コーティング層13の付与はスプレーあるいはローラあるいはまたシルクス
クリーン印刷ステンシルを通して、あるいは第1の面に特定のパターンを形成す
るような周知の方法の一つにより実行しうる。
【0049】 本発明の方法の好適実施例において、外側コーティング層13の付与は図4にお
いて14で指示された、第1の面11に圧力を加えるローラによって行われる。
【0050】 そのような付与方法はアルミニウムの前記多孔内へ最内方の層が進入して所定の
、制御された厚さを有する1個以上の外側コーティング層13を形成できるよう
にする。
【0051】 本方法の好適実施例において、外側コーティング層13は非粘着性の高分子材で
、前記第1の面に特定のカラーを付与するピグメントと混合した材料から構成さ
れる。
【0052】 好適な高分子材料は乾燥重量比で30から75%であるPTFEである。
【0053】 外側層13の付与された全体厚さは5―50μm,好ましくは20―40μmの
範囲である。
【0054】 ディスク1に付与された外側層13は次に加熱によって固定され、それに伴い基
本材料を高分子化し、ピグメントを安定化させる。
【0055】 そのような加熱は適当な高分子化を得るために380℃より高く、480℃より
低いのが都合のよい温度においてベーキングによって実行される。
【0056】 好ましいベーキング温度間隔範囲は390―450℃である。
【0057】 何れにせよ、加熱時間は数分間に限定され、いずれにしても10分より短い。
【0058】 本発明による製造方法はプレート部材1が図1から3までを参照して前述したよ
うに提供される段階を含む。
【0059】 付着する第1の段階の後、本実施例による方法は平坦な部材、すなわちアルミニ
ウムディスク1の厚さ内へ前記尖端が押し付けによって進入する段階を含む。
【0060】 前記押し付け段階は例えば前記ディスク2の前記第1の面11上にプレート部材
1をプレス・スタンピング(図5)することによって行ないうる。
【0061】 押し付けの後、プレート部材1の前記第1の面4の前記第1の面11に対する固
着は、また特に製造されつつあり、全体的に20で指示する料理用容器の底部に
おけるディスク2の一部において行われる。
【0062】 この目的に対して、プレート部材1の直径は前記底部20の直径よりも小さいか
、あるいは殆ど等しい。
【0063】 プレス・スタンピングの応力によって、および尖端6の進入によって誘発される
内部応力のためにディスク2が変形し、平坦性が喪失されるのを阻止するために
、前記押し付けは圧力バー部材の作用と同時に行なうことができる。
【0064】 例えば、そのような圧力バー部材は図5において15で指示する圧印部材の周囲
を形成する環状の圧力プレートから構成しうる。そのようなプレートは圧印深さ
に等しい作動距離だけ押し付けられ、それによりその上に加えられる圧力を部分
的に吸収する弾性部材、例えば螺旋ばねによって圧印部材15に接続されている
【0065】 圧力バー部材の作用は圧印部材15によって加えられる全体圧力の50%より小
さい、好ましくは約20%に等しい圧力を加えることになる。
【0066】 このように、圧力バー部材の圧力は前記底部20を環状に画成している領域に加
えられる。
【0067】 均一な面のプレートに対して、特に、圧力バー部材の作用により実行されるプレ
ス・スタンピングはディスク2に対して限定的な損傷を与える。
【0068】 尖端6はディスク2の厚さ内で高さ全体に対して進入する。押し付けによって誘
発される進入は実質的に垂直方向(図8および9)に行われる。
【0069】 比較的軟質の材料のディスク2とより硬質の材料のプレート部材1との間の緊密
な接続のためにプレート部材1を適用するのに関連した部分を全体的に補強する
【0070】 複数の尖端6を近接させて進入させることはディスク2のより軟質の材料を局所
的に硬化させ、これがディスク2自体の硬化をもたらせる。
【0071】 製造方法のこの段階において、尖端6の進入は安定した接続を可能にするが、そ
れは料理用容器が仕向けられうる用途に対して最適ではない。
【0072】 前述のプレス・スタンピングの終了時、本発明による方法は前記第2の面12(
図6)に1個以上の内部コーティング層16を付着させる第2の段階を含む。
【0073】 内部層16の付与は噴霧、あるいはローラあるいはシルクスクリーン印刷ステン
シルの使用、あるいは第2の面12に特定のパターンを形成するようにスリーカ
(sleeker)を通すことによる周知の方法の一つによって実行可能である
【0074】 本実施例の好適であるが排他的ではない方法によると、内側層16は図6におい
て17で指示するようにローラを適用することによって順次付着された複数の細
部層から構成されている。
【0075】 この場合もそのような適用方法で所定の厚さと制御された厚さを有する1個以上
の外部外側コーティング層16の形成を可能にし、最内方の層をアルミニウムの
多孔内へ進入させる。
【0076】 本方法の好適実施例において、内側コーティング層16は非粘着性の高分子材料
から構成されている。
【0077】 好適な高分子材料は乾燥重量比で全体的に30―75%、好ましくは40―60
%の範囲であるPTFEである。
【0078】 内層10の全体の付与された厚さは5―5μmの範囲,好ましくは20―40 μ
mの範囲である。
【0079】 いずれにせよ、このように付与された内層16は先行する圧印段階において前記
第2の面12に残された何らかの傷痕を隠す、すなわち見えなくさせることがで
きる。
【0080】 ディスク1にこのように付与された内層16は次に加熱によって固定され、母材
の高分子化をもたらす。
【0081】 滑らかな内層10が必要である場合、そのような加熱は適当な高分子化を達成す
るために380℃より高く、480℃より低い都合のよい温度でベーキングする
ことにより実行される。
【0082】 好適なベーキング温度間隔範囲は420―450℃である。
【0083】 いずれにしても、加熱時間は数分よりも長くなく、とにかく10分より短い。
【0084】 不均一な面を備えた底面が望ましい場合、例えば刃物、ナイフ、回転刃、等のよ
うな前記底面に対して使用される工具の切削軌道および切削作用を無作為に反ら
したり、不均一な内層からなる第2の組立体を前記内層16に固着させるために
は、前記内層をより低い温度、有利には380―420℃の範囲の温度で加熱す
る必要がある。
【0085】 そのような加熱によって非粘着性材料を部分的に焼結させる。
【0086】 次に、不均一な内層からなる前記第2の組立体は、該組立体に対して、例えば市
松模様、ハニカムのような独特の形状あるいは習字および(または)装飾模様か
らなる形状を提供するシルクスクリーンステンシル付着によって固定された外層
16に付着させることができる。
【0087】 そのような組立体は、好ましくは形成されている容器の底の内面において、ディ
スク1の第2の面12の一部に亘って延ばすことができる。
【0088】 前記組立体の厚さは均等な高さで不均一性を形成するために5から50μmの範
囲にされる。前記組立体の厚さは20から45μmの範囲である。
【0089】 次に、そのような組立体は内層10の加熱温度よりも高い温度で加熱する必要が
ある。そのような温度差は少なくとも10℃、好ましくは約20℃である。
【0090】 不均一な内層の組立体の加熱温度はいずれにしても390℃から450℃の範囲
、好ましくは420℃から440℃までの範囲である。
【0091】 図示していないが前記外層10および前記組立体の場合でさえも、ベーキング時
間は数分に限定され、好ましくは10分より短い。
【0092】 そのような加熱によって内層16および前記組立体を完全に焼結させ、それによ
り付随してそれらの間の適当な分子結合をもたらす。
【0093】 前記第2の段階の付着に続いて、本実施例による方法はディスク2を形成する形
成段階を含む。
【0094】 本発明による方法において、そのような形成は少なくとも製造されつつある料理
用容器の底部20において前記平坦部材2が引き伸ばされる段階を実行すること
によって行われる。
【0095】 そのような形成は殆どの一般的な局面においてはプレスにおいて行われ、特にマ
トリックス18と図示していない圧力バー(図7)の支援と協働する引き伸ばし
パンチ19とを使用して作動する実質的に通常型式の引き伸ばしによって行われ
る。
【0096】 引き伸ばしパンチ19はディスク2の第2の面12において作動し、一方マトリ
クス18は第1の面11と接触するようにされることは明らかである。
【0097】 引き伸ばしは正に前記底部20において半径方向の引き伸ばしをもたらし、その
厚さには引き伸ばし応力がかかる。
【0098】 引き伸ばしは単純な型式のものが有利であって、製造される容器の形状とは無関
係に単に一回の押圧を意味する。
【0099】 実際に、前述した方法により、例えば皿、ソースパン、多少横壁の高いフライパ
ン、円筒形あるいは長円形断面のポット、ケーキパン、カップ状あるいは転倒接
頭円錐形ポット、あるいはソースパンなどのような種類のポットあるいは皿も製
造することが可能で、但しそれらは熱応力から生じるふくらみを排除するため実
質的に平坦、あるいはいずれにしても凸型の底部20を有する。
【0100】 前記底部20において、前記プレート部材1が適用される。
【0101】 前記底部分の厚さを引き伸ばすために、ディスク1に挿入された尖端6の変形が
発生し、それが尖端6自体を前記底部分の厚さ内で固持させる。
【0102】 実際には、固持させるために各尖端6の端部を曲げるということは、尖端6が前
記厚さにわたり沿って進入するようにされた垂直の方向から外れるものと理解す
べきである。
【0103】 このように、前記垂直方向に沿ったプレート部材1の転位の可能性は最終的には
阻止される。
【0104】 更に、そのような固持によってプレート部材1とディスク2との間の接続を更に
しっかりとしたものとし、調理用容器の通常の製造方法によって実質的にはまだ
認識されていない熱および(または)機械的な損傷を当該材料に加えることなく
周知のプレート部材の適用方法と比較して低部分20の補強を向上させることが
可能である。
【0105】 一旦半製品の容器が前記引き伸ばし工程を通されると、容器自体は可能なら回転
に付随した段階において少なくとも容器の縁をトリミングしたり、ハンドルM、
蓋およびその他の可能なアクセサリの追加によって最後に仕上げることが可能で
ある。
【0106】 このように、例えばプレート部材1によって補強された底部分20を有する1個
のみの突出ハンドルMを備えたパン形状にされた料理用容器R(図12、図13
)が製造される。
【0107】 プレート部材1は前記底部分20に打ち込まれた前記プレート部材1に各々形成
され、底部分の厚さ内で曲げられ、プレート部材1を前記底部分20へしっかり
と固持させる複数の尖端6を有する。
【0108】 前記プレート部材1は何らかの支持体に置かれるようにされた領域において料理
用容器Rの外面に位置決めすることが有利である。
【0109】 図13において、プレート部材1bが図2に示すように適用されたパンが示され
ている。
【0110】 本発明による方法によって得られた容器は内側および外側の双方において長続き
する非粘着性の層を備え、顕著な非粘着性を有する。
【0111】 更に、不均一な内底部を備えた実施例において、台所用品を間違って使用した結
果もたらされる損傷に対する有効性も改善されている。
【0112】 底部を補強した料理用容器を製造する前述の方法に対して、当該技術分野の専門
家は別な、かつ付随的な要求を満足させるために数種の皿らなる修正や変更を導
入しうるが、それらの全ては特許請求の範囲に規定の本発明の保護範囲内で網羅
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による製造方法において使用しうるプレート部材の斜視図である。
【図2】 本発明による製造方法において使用しうるプレート部材の斜視図である。
【図3】 本発明による製造方法において使用しうるプレート部材の斜視図である。
【図4】 本発明による製造方法のある段階を概略的に示す。
【図5】 本発明による製造方法のある段階を概略的に示す。
【図6】 本発明による製造方法のある段階を概略的に示す。
【図7】 本発明による製造方法のある段階を概略的に示す。
【図8】 これまでの図面に示す方法の中間段階での第1の半製品の容器を示す。
【図9】 前記第1の半製品の容器の細部の拡大断面図を示す。
【図10】 これまでの図面に示す方法の中間段階での第2の半製品の容器を示す。
【図11】 前記第2の半製品の容器の細部の拡大断面図を示す。
【図12】 前記方法によって得られた仕上がりの容器の分解した斜視図である。
【図13】 図12に示す仕上がった容器の斜視図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3B001 AA11 AA21 BB10 CC37 CC38 3K051 AB05 CD43 CD44 4B055 AA34 BA15 BA29 CA02 CB03 DB14 FB05 FB33 FB36 FC05 FC20 FD03 FE04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的軟質の金属材料の平坦な部材(2)から始めて形成さ
    れ、底部(20)を含むような型式の料理用容器、特にポットおよび(または)
    パン(皿)等を製造する方法において、 表面(4)から突出した複数の尖端(6)を備えた、比較的高硬度の金属材料
    のプレート部材(1)を提供する段階と、 前記平坦な部材(2)に前記プレート部材(1)を押し付けることにより、前
    記尖端を前記平坦な部材(2)の厚さにわたり進入させ、前記プレート部材(1
    )の前記面(4)を料理用容器の底部において前記平坦な部材(2)の一部(2
    0)に固着させる段階と、 少なくとも前記底の一部(20)において前記平坦な部材(2)を引き伸ばし
    て前記尖端を前記厚さ内で変形させ、かつ固持されるようにする段階とを含むこ
    とを特徴とする料理用容器を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記比較的高硬度の金属材料がステンレス鋼であること 特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記比較的高硬度の金属材料が誘導加熱され易いことを特徴と
    する請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記比較的高硬度の金属材料がフェライト系ステンレス鋼であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記フェライト系ステンレス鋼が0.15%以下の炭素含有量
    および15%以上のクローム含有量とを有することを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記尖端(6)が前記プレート部材(1)と一体形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記尖端(6)が前記プレート部材(1)の縁部(3)をせん
    断し、かつ曲げることによって形成されることを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記尖端が、ドリフトピンを有し、かつ打ち抜きにより形成し
    た各孔(7)において尖った縁部によって接合した平坦な側面を備えたパンチを
    使用して前記プレート部材(1)を打ち抜くことによって形成されることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記尖端(6)が75度から105度の範囲の開き角を備えた
    頂点を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記尖端(6)が前記プレート部材(1)の前記面(4)から
    実質的に垂直に離れる方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】前記平坦部材(2)がディスクであることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記比較的軟質の金属材料が実質的にアルミニウム系であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記平坦な部材(2)に前記プレート部材(1)を押し付ける
    ことにより前記平坦な部材(2)の厚さにわたり前記尖端(6)が進入し、 前
    記プレート部材(1)の前記面(4)を料理用容器の底部において前記平坦な部
    材(2)の一部(20)に固着させる段階が前記平坦な部材(1)の面(11)
    に前記プレート部材(1)をプレス・スタンピングすることによって行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記プレート部材(1)の前記面(4)が料理用容器(R)の
    外面を形成するのに適した前記平坦な部材(2)の第1の面(11)に固着され
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記平坦な部材(2)に前記プレート部材(2)を押し付ける
    ことによって 前記平坦な部材(2)の厚さにわたり前記尖端(6)を進入させ
    、前記プレート部材(1)の前記面(4)を料理用容器の底部において前記平坦
    な部材(2)の一部(20)に固着させる段階が前記平坦な部材(2)の面(1
    1、12)のうちの第1の面(11)に1個以上の外側コーティング層(13)
    を付着させる段階により先行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記平坦な部材(2)に前記プレート部材(2)を押し付ける
    ことによって 前記平坦な部材(2)の厚さにわたり前記尖端(6)を進入させ
    、前記プレート部材(1)の前記面(4)を料理用容器の底部において前記平坦
    な部材(2)の一部(20)に固着させる段階が、引伸ばしの次の段階に先立っ
    て、前記平坦な部材(2)の面(11、12)のうちの第2の面(11)に1個
    以上の内側コーティング層(13)を付着させる段階により先行されることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記コーティング層(13、16)を付着する段階の前に前記
    平坦な部材(2)が酸化した層の除去された状態で表面研磨処理する段階を経由
    することを特徴とする請求項15および16に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記表面処理の段階が酸洗であることを特徴とする請求項18
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】外層(13)の付与が前記第1の面(11)に所定の圧力を加
    えるローラ(14)によって行われることを特徴とする請求項15に記載の方法
  20. 【請求項20】前記外層(13)が非粘着性の高分子材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記非粘着性高分子材料にピグメントが混合されていることを
    特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記高分子材料が乾燥重量比で30%から75%のPTFEか
    らなることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記外層(13)の合計付与厚さが5―50μmの範囲,好ま
    しくは15―40μmの範囲であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  24. 【請求項24】前記外層(13)が10分以内の加熱時間で、380℃以上、
    480℃以下、好ましくは390―450℃の範囲内で加熱、好ましくはベーキ
    ングによって固定されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  25. 【請求項25】内層(16)がローラを適用することにより順次付着された複
    数の細部層から構成され、非粘着性高分子材料から構成され、かつ380―42
    0℃の範囲が好ましい温度でベーキングすることにより実行される加熱によって
    固定され、その上に、厚さが15μmから45μmの不均一な内層の第2の組立
    体が付着され、少なくとも10℃の内層(10)の加熱温度よりも高い温度で加
    熱することによって固定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  26. 【請求項26】前記平坦な部材(2)を引き伸ばす段階が引き伸ばしによって
    行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  27. 【請求項27】請求項1から請求項26までの1つの項に記載の方法で作られ
    た料理用容器(R)。
  28. 【請求項28】比較的軟質の材料から始めて形成され、比較的高硬度の金属材
    料で補強された底部分(20)を有する型式の料理用容器(R)において、前記
    少なくとも1個のプレート部材(1)が前記底部分(20)に固定され、その厚
    さ内に曲げられた複数の尖端(6)を有し、それによって前記底部分(20)の
    少なくとも1個のプレート部材(1)を実質的に固持されることを特徴とする料
    理用容器(R)。
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