JP2003521619A - 高電圧点火スパーク列を生成する方法および高電圧点火装置 - Google Patents

高電圧点火スパーク列を生成する方法および高電圧点火装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は高電圧点火スパーク列を生成する方法に関するものであり、この方法は、点火エネルギー蓄積器(2)を所定の充電状態(IP,ZUEND)まで充電し、前記点火エネルギー蓄積器(2)の放電によって、前記点火エネルギー蓄積器(2)に接続された点火スパーク生成手段(6)において点火スパークを生成し、前記点火エネルギー蓄積器(2)が完全に放電してしまう前に、前記点火エネルギー蓄積器(2)の再充電プロセスを開始し、前記点火エネルギー蓄積器(2)の放電によって、前記点火スパーク生成手段(6)において別の点火スパークを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、高電圧点火パルス列を生成する方法、および請求項8の上位概念に
よる高電圧点火装置に関する。
【0002】 技術の状況 従来技術において、さまざまな高電圧点火装置が公知である。誘導性の点火の
他に、さらに容量性の点火システムおよび交流点火システムも公知である。さら
に、従来技術では、高電圧点火スパーク列を生成する点火システムも公知である
。二重点火としても知られるこの装置は、シリンダ内での燃焼プロセスの間、複
数の点火スパークを生成し、燃焼を改善する。このために、例えば、複数の点火
エネルギー蓄積器、例えば点火コイルを有する点火システムが公知である。点火
スパーク列は、従来の技術では時間制御される。この場合、この時間制御は、ソ
フトウェアおよび/またはハードウェアごとに制御器によって行われる。公知の
多重スパークシステムの不利な点は、点火蓄積器の充電プロセスと放電プロセス
との間の時間が比較的長いことである。その上、複数の点火エネルギー蓄積器を
有するシステムでは、比較的高い材料コストが不可欠である。
【0003】 発明の利点 請求項1に記載された特徴を有する、高電圧点火パルス列を生成する方法、お
よび請求項8に記載された特徴を有する点火装置によれば、有利には、点火エネ
ルギー蓄積器の充電プロセスと放電プロセスとの間の時間を短縮することが可能
である。これにより、燃焼プロセスの間に、複数の高電圧点火スパークを供給す
ることが可能である。しかし、点火スパークの数を増やすことによって、点火エ
ネルギー蓄積器の容量を低減することもでき、したがって例えば従来技術と比べ
てより小さな点火コイルを使用することができる。実質的に、点火エネルギー蓄
積器の再充電時間の短縮は、点火エネルギー蓄積器が完全に放電してしまう前に
、点火エネルギー蓄積器を再び充電することによって達成される。したがって、
例えば点火電圧、点火スパークのバーニング電圧、内燃機関の回転数、空気燃料
混合気の空燃比、バッテリ電圧の状態などのようなパラメータの変化とは無関係
に、残留エネルギーが点火エネルギー蓄積器に残留する。その結果、再充電プロ
セスは短縮され、これにより、最初のスパークまでの時間間隔が格段に短いスパ
ーク列を生成することができる。
【0004】 点火エネルギー蓄積器の完全な放電を簡単に防ぐことができるように、本発明
の発展形態では、−点火スパークが発火する間−点火電流を測定し、点火電流が
所定の値を下回ると、点火エネルギー蓄積器の再充電プロセスが開始される。例
えば点火電流のピーク電流によって引き起こされ得る、点火スパーク生成手段に
おける制御不能な再点火を回避するために、特に有利な実施形態では、点火エネ
ルギー蓄積器の再充電プロセスは、点火電流が所定の時間に亘って所定の値を下
回ったときにはじめて開始されるように意図されている。しかし、これにより、
燃焼室内の空気燃料混合気を点火するのに必要な最小点火持続時間も保証される
。再スイッチオンは点火電流が所定の値を下回ってはじめて行われるので、点火
スパーク蓄積器の短い再充電時間も達成される。というのも、残留エネルギーが
蓄積器内に存在しているからである。
【0005】 点火エネルギー蓄積器からイオン電流測定の制御器へ測定ラインが存在してい
れば、この測定ラインを点火電流の測定に使用することができる。これにより、
制御器によるコストのかからないロバストな再充電プロセス制御の解決策が得ら
れる。
【0006】 別の有利な実施形態は従属請求項から得られる。
【0007】 図面 以下では、実施例に基づき、図面を参照しつつ本発明をより詳細に説明する。
【0008】 図1は、高電圧点火装置の第1の実施例を示しており、 図2は、高電圧点火装置の点火エネルギー蓄積器の充電電流、点火電流および制
御電圧を経時的にプロットしており、 図3は、高電圧点火装置の第2の実施例を示しており、 図4は、図3による高電圧点火装置に関する電流および電圧の時間的経過を示し
ている。
【0009】 実施例の説明 図1には、高電圧点火装置1が示されており、この高電圧点火装置1は、点火
エネルギー蓄積器2、制御器3およびスイッチング素子4を有している。高電圧
点火装置1は、スパークギャップ5に、高電圧点火スパークを生成するための電
気エネルギーを供給する。スパークギャップ5は点火スパーク生成手段6に形成
されており、点火スパーク生成手段6は有利には点火プラグとして実現すること
ができる。
【0010】 点火エネルギー蓄積器2は、有利な実施形態ではインダクタンスとして形成さ
れている、つまり、1次巻線8と2次巻線9を有する点火コイル7として実現さ
れている。2次巻線9には点火スパーク生成手段6が接続されており、この場合
、この回路内には、さらにノイズ防止抵抗器10といわゆるEFUダイオード1
1(Einschalt−Funken−Unterdrueckung(スイ
ッチオン−スパーク−抑制))が配置されており、このダイオードのアノードは
スパークギャップ5と接続されており、カソードは2次巻線9と接続されている
。その上、この回路内にはさらに点火スパーク生成手段の焼損抵抗器12(Ab
brandresistor)と点火エネルギー蓄積器2の抵抗器13とが組込
まれている。このようにして、2次巻線9の一方の巻線端部はスパークギャップ
5と接続されており、他方の巻線端部は制御器3と接続されている。
【0011】 1次巻線8の一方の巻線端部は給電電圧Uに接続されており、給電電圧U は、例えば自動車の搭載バッテリのバッテリ電圧である。1次巻線8の他方の巻
線端部はスイッチング素子4を介してアースに接続可能である。スイッチング素
子4が制御器3により制御出力側4’を介してどのように制御されるかに応じて
、1次巻線8に対する給電回路が開閉される。スイッチング素子4が閉じている
ときは、点火エネルギー蓄積器2が充電される。点火エネルギー蓄積器2の充電
が無事に終了すると、スイッチング素子4が開くことにより、蓄積されたエネル
ギーがスパークギャップ5を介して放出され、これにより点火エネルギー蓄積器
2は放電される。
【0012】 制御器3は、電圧タップ15と接続された電圧測定入力側14を有している。
電圧タップ15は、1次側の回路において1次コイル8とスイッチング素子4と
の間にあり、点火エネルギー蓄積器2のいわゆるクランプ電圧を測定することが
できる。さらに、制御器3は、スイッチング素子4の電流タップ17と接続され
た電流測定入力側16を有している。この電流測定入力側16を介して、1次電
流Iが測定される、それも少なくとも点火エネルギー蓄積器2の充電プロセス
の間に測定される。その上、制御器3は算出部19を有しており、この算出部は
、少なくとも点火スパーク生成の間、エネルギー蓄積器2の充電状態を求める。
このために、算出部は、有利な実施形態では、2次巻線9の巻線端部と接続され
た電流測定入力側20を有しており、これにより、点火スパーク生成の間、点火
電流Iを測定することができる。これをシンプルかつ容易に実行することがで
きるように、シャントとも称する測定抵抗器21の一方の端子も、電流測定入力
側20と2次巻線9との間の接続ラインに接続されており、測定抵抗器21の他
方の端子はアース18へ導かれている。最後に、制御器3は制御入力側22を有
しており、この制御入力側には、スイッチング装置により出力される制御電圧を
印加することができる。
【0013】 図1および図2a〜2cに基づいて、以下では、高電圧点火装置1の動作を説
明する。制御入力側22が活動化されているときは、期間t〜tにおいて制
御電圧Uが印加される(図2c)。それにしたがって制御器3はスイッチング
素子4を制御し、その結果、1次巻線8に対する給電回路が閉じ、1次電流I は時点tから増大する。電流Iは点火エネルギー蓄積器2の充電状態に依存
して変化する。時点tにおいて所定の値IP,ZUENDに達すると、スイッ
チング素子4は制御器3によって再び開かれ、その結果、これに続く点火エネル
ギー蓄積器2の放電プロセスが、時点tにおいて点火電流I(図2b)を増
大させる。これに応じて、スパークギャップ5において点火スパークが発火する
。点火エネルギー蓄積器2の放電が進むことで、点火電流Iが減少する。算出
部19によって検出される点火電流Iがトリガ値ITRに達すると、スイッチ
ング素子4は制御器3によって再び閉じられ、点火エネルギー蓄積器2の再充電
プロセスが時点tにおいて開始する。充電プロセスは、時点tにおいて再び
1次電流の所定の値IP,ZUENDに達するまで実行され、時点tにおいて
スイッチング素子4は再び開かれる。その結果、放電プロセスによって、点火ス
パーク列は、スパークギャップ5において時点tに発火し、点火電流Iが時
点tにおいて再びトリガ値ITRに低下するまで燃焼する。スイッチング素子
4は、この時点tで再び閉じられ、1次電流Iの値が時点tにおいて再び
値IP,ZUENDに達するまで、点火エネルギー蓄積器2の別の充電プロセス
が実行される。スイッチング素子4を再度開くことによって、再び点火エネルギ
ー蓄積器2の放電プロセスが実行され、点火エネルギー蓄積器2は、時点t
、スパークギャップ5において再び点火スパークを生成する。しかしながら、制
御電圧Uは時点tではもはや制御入力側22に印加されず、それゆえ制御器
3はスイッチング素子4を再び閉じず、点火スパークは完全に燃え尽きる。した
がって、制御期間t〜tに応じて、時点tでは最初のスパークを、期間t 〜tでは少なくとも1つまたは複数のスパーク列を生成することができ、時
点tでは、燃え尽きてもよい最後のスパークが生成されることが直ちに明らか
となる。
【0014】 例えば期間t〜tにおける2つの点火スパークの間、点火エネルギー蓄積
器2の制御不能な充電ないし放電を防止するために、スイッチング素子4は、点
火電流Iが所定の期間、例えば20μs〜80μsの間、トリガ値ITRを下
回ってはじめて点火エネルギー蓄積器2の充電プロセスのために閉じられ、その
結果、ピーク電流はある程度フィルタリングされ、スイッチング素子4の制御の
際には考慮されない。トリガ値ITRは最大電流IF,MAXよりも小さく、例
えば最大点火電流IF,MAXの0.3〜0.7倍である。つまり、このトリガ
値ITRは可変であり、それも有利には内燃機関の少なくとも1つの動作パラメ
ータに依存して可変である。このために、例えば内燃機関の回転数および/また
は負荷を使用することができる。とりわけ、複数の特性曲線を含んだ特性曲線マ
ップを使用することができ、したがって内燃機関のこの動作特性曲線に依存して
トリガ値ITRを選択することができるように意図されている。トリガ値ITR の変化により、個々のスパークの持続時間も変化し、それゆえスパーク列のスパ
ーク個数を変化させることができる。
【0015】 さらに図1からは次のことが分かる。即ち、制御器3および測定抵抗器21も
、とりわけ回路遮断器として形成されたスイッチング素子4も、半導体基板上に
ユニット3’としてコストをかけずに製造することができ、したがって、ただ4
つの端子23〜26をこの基板を収容するハウジングから外に出すだけでよい。
もちろん、制御器3、測定抵抗器21およびスイッチング素子4は、別個の構成
素子として構成してもよいが、これらは、端子23〜26を有する唯一のハウジ
ング内に配置してもよい。
【0016】 図3には、高電圧点火装置1の第2の実施例が示されている。この高電圧点火
装置1では、算出部19は、制御器3に前置接続されたスイッチングユニット2
7内に形成されている。スイッチングユニットはスイッチング装置28を有して
おり、スイッチング装置28の出力側は、制御器3の制御入力側22と接続され
ており、制御器3に制御電圧Uを供給する。制御電圧Uは図4に従ってパル
ス状に供給される、それも点火電流Iに依存して供給される。この点火電流I がトリガ値ITR(図4c)に達すると、再び制御電圧パルスUが制御入力
側22に与えられ、その結果、制御器3は、1次電流Iが点火値IP,ZUE ND (図4b)に達するまで、スイッチング素子4を閉じる。点火値に達した時
点でスイッチング素子4が再び開かれるので、点火エネルギー蓄積器2の放電に
より、再びスパークギャップ5にスパークを供給することができる。このスパー
ク供給の利点は、制御器3とスイッチング素子4とを有するユニット3’を収容
したハウジングからただ3つの端子23,24および25を外に出すだけでよい
ことである。
【0017】 図3による高電圧点火装置1のこの実施例では、電流測定入力20はツェナー
ダイオード29と測定抵抗器21との間でタップされており、この場合、ツェナ
ーダイオード29は、点火電流Iに対して導通方向に接続されている。2次巻
線9とツェナーダイオード29との間の接続ラインはさらにイオン電流測定装置
30まで延びており、このイオン電流測定装置によって、点火スパーク休止期間
に燃焼室内のイオン電流を測定することができ、これにより例えば内燃機関のノ
ッキング動作を判断することができる。その他の点に関しては、図3および4で
は、図1および2におけるものと同じないしは同じ働きの部分には同じ参照記号
が付されている。その限りにおいて、それらの説明が参照される。
【0018】 このようにして、高電圧点火装置1によって、点火エネルギー蓄積器2の多重
充/放電が実現される。その際、2つの点火スパークの間の休止時間を短縮する
ために、点火エネルギー蓄積器2の再充電のための充電時間は、公知のシステム
と比べて短縮されている。というのも、点火エネルギー蓄積器2内にはつねに残
留エネルギーが残っているからである。それゆえ、コストのかからない点火エネ
ルギー蓄積器、特に、1次エネルギー<100mJのコイルを使用することがで
きる。点火電流Iのトリガ値ITRの変更およびスイッチオフ電流IP,ZU END の変更によって、さらに、各々の給電電圧の高さに合わせた調整、とりわ
け搭載バッテリの充電状態に合わせた調整が達成できる。さらに、スパーク列の
持続時間ないしはスパーク列中のスパーク個数も変更可能である。
【0019】 点火エネルギー蓄積器の放電時間は、さらに、点火エネルギー蓄積器2および
点火スパーク生成手段6の2次回路における条件に合わせて調整され、これによ
り、2次回路内の抵抗器12,10および13の許容差も補償することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 高電圧点火装置の第1の実施例を示す。
【図2】 高電圧点火装置の点火エネルギー蓄積器の充電電流、点火電流および制御電圧
を経時的にプロットしたものである。
【図3】 高電圧点火装置の第2の実施例を示す。
【図4】 図3による高電圧点火装置に関する電流および電圧の時間的経過を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月8日(2002.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧点火スパーク列を生成する方法において、 点火エネルギー蓄積器(2)を所定の充電状態(IP,ZUEND)まで充電
    し、 前記点火エネルギー蓄積器(2)の放電によって、前記点火エネルギー蓄積器
    (2)に接続された点火スパーク生成手段(6)において点火スパークを生成し
    、 前記点火エネルギー蓄積器(2)が完全に放電してしまう前に、前記点火エネ
    ルギー蓄積器(2)の再充電プロセスを開始し、 前記点火エネルギー蓄積器(2)の放電によって、前記点火スパーク生成手段
    (6)において別の点火スパークを生成する、ことを特徴とする高電圧点火スパ
    ーク列を生成する方法。
  2. 【請求項2】 点火スパーク生成の間、点火電流(I)を測定し、該点火
    電流(I)が所定の値(ITR)を下回ったとき、前記点火エネルギー蓄積器
    (2)の再充電プロセスを開始する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記点火エネルギー蓄積器(2)の再充電プロセスを、前記
    点火電流(I)が所定の時間に亘って前記所定の値(ITR)を下回ったとき
    に開始する、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記点火エネルギー蓄積器(2)の少なくとも1つの充電プ
    ロセス、再充電プロセスおよび完全な放電プロセスを、1つの燃焼サイクル内で
    行う、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 1つの燃焼サイクル内での再充電プロセスの回数を内燃機関
    の動作パラメータに依存して決定する、請求項1から4までのいずれか1項記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 点火スパーク休止の間、イオン電流の測定を行い、 当該イオン電流測定から求められたパラメータに依存して、前記点火エネルギ
    ー蓄積器(2)の再充電プロセスの開始時点を選択する、請求項1から5までの
    いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 点火電流(I)に対するトリガ値(ITR)は、内燃機関
    の少なくとも1つの動作パラメータに依存して、例えば回転数および/または負
    荷に依存して変更可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 スパーク列を生成する高電圧点火装置であって、 点火エネルギー蓄積器と、エネルギー供給装置を前記点火エネルギー蓄積器に
    接続および遮断する、前記点火エネルギー蓄積器のためのスイッチング素子と、
    該スイッチング素子を制御する制御器とを有する高電圧点火装置において、 前記点火エネルギー蓄積器(2)の充電状態(IP,ZUEND)を求める算
    出部(19)を有し、 前記制御器(3)は、前記点火エネルギー蓄積器(2)の充電状態が、所定の
    値を下回ると、前記スイッチング素子(4)を再び閉じ、所定の充電状態に再び
    達すると、前記スイッチング素子(4)を再び開く、ことを特徴とする高電圧点
    火装置。
  9. 【請求項9】 前記算出部(19)は、点火電流(I)に対する電流測定
    装置である、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記点火エネルギー蓄積器(2)はインダクタンスである
    、請求項8記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記制御器(3)は前記算出部(19)を有している、請
    求項8または9記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記スイッチング素子(4)は半導体スイッチング素子で
    ある、請求項8記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記半導体スイッチング素子および前記制御器(3)は、
    共通の基板上に配置されている、請求項8から12までのいずれか1項記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 イオン電流測定装置(30)を有する、請求項8から13
    までのいずれか1項記載の装置。
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