JP2003520729A - タイヤ用カーカス構造体およびこのようなカーカス構造体を備えたタイヤ - Google Patents

タイヤ用カーカス構造体およびこのようなカーカス構造体を備えたタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 環状サポート(1)上に第一系列のストリップ状セグメント(13)が配置され、その末端に各ビード補強構造体(4)の一次部分が付与される。各一次部分(4a)は、エラストマー充填体(22)を含み、かかるエラストマー充填体は、径方向に重ねられた巻き(21a)に従って巻かれた細長い要素によって形成される第一環状インサート(21)に対して軸方向に外側の位置に付与される。第二系列のセグメント(14)は、第一系列(13)の2つのセグメント間に画定された空間にそれぞれ挿入され、それぞれの末端部は一次部分(4a)に重なっている。径方向に重ねられた巻きに従って巻かれた糸状要素によって形成された第二環状インサート(24)は、第二系列(14)の各セグメントの末端部に対して外から付与され、径方向の延在が第一環状インサート(21)よりも小さい、環状補強構造体(4)の追加部分を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、車両車輪用タイヤのカーカス構造体であって、幾何学回転軸を中心
に周方向に配分された第一および第二系列のストリップ状セグメントを備え、縦
方向にかつ互いに平行に配置され少なくとも1つのエラストマー的原材料層によ
って少なくとも部分的にコーティングされた少なくとも2つの糸状要素を備え、
上記ストリップ上セグメントがそれぞれカーカス構造体の断面輪郭に沿ってほぼ
「U字」形の形状になるよう延在して、軸方向に相互に距離を置いた2つの側方
部分と、それらの側方部分の間に径方向に外側の位置に延在する環形部を画定す
る少なくとも1つのカーカスプライと、上記カーカスプライの各内部周方向端(
interior circumferential edge)の近傍で係合する1対の環状補強構造体と、
を備えるカーカス構造体に関する。
【0002】 車両車輪用タイヤの製造は、1つ以上のカーカスプライを基本構成要素とする
カーカス構造体の形成を必要とする。かかるカーカスプライは、ほぼ環状の形状
となるよう成形され、通常「ビードリング」と呼ばれる周方向に非延伸性の各環
状補強要素に係合された、軸方向両側の外側縁部を呈示する。
【0003】 カーカス構造体上には、周方向に外側の位置において、ベルト構造体が付与さ
れる。かかるベルト構造体は、閉ループとして成形された1つ以上のベルトスト
リップを備え、かかるベルトストリップは、互いに対してまた隣接カーカスプラ
イに属するコードに対して適切に配向された織布または金属コードによって基本
的に構成される。
【0004】 ベルト構造体に対して周方向に外側の位置において、通常は適切な厚みのエラ
ストマー的材料のストリップで構成されるトレッドバンドが次に付与される。
【0005】 本説明の便宜上、「エラストマー的材料」という言葉は、補強フィラーおよび
/または各種工程添加物を適切に混合した少なくとも1つのポリマーベースで形
成されたセットなど、ゴム化合物全体を意味する。
【0006】 最後に、製造中のタイヤの両側に、1対のサイドウォールが付与される。各ト
レッドバンドは、トレッドバンドの対応側方縁部の近傍に位置するいわゆるショ
ルダー領域と対応ビードリングに応じて配置されたいわゆるビードとの間にある
タイヤの側方部を覆う。
【0007】 従来の製造方法では、基本的に、上記の各タイヤ構成要素は、最初に別々に生
産され、そしてタイヤ製造段階で組み立てられるようになっている。
【0008】 本件出願人の見解では、このような製造方法は、最終製品の品質に関して少な
くとも部分的には不十分であり、また制御が複雑で困難なこの工程の実施に関し
ていくつかの重要な問題点を呈示する。
【0009】 例えば、カーカス構造体を形成するためのビードリングに連結されるカーカス
プライの製造では、まず最初に、押出しおよび/またはカレンダー工程によって
、長手方向に配置された連続織布または金属コードを含むゴム引き布が生産され
なければならない。このゴム引き布を横断切断操作にかけて所定寸法のセグメン
トを生産し、それらはその後に結合されて、横方向に配置された平行なコードを
有する連続ベルト状半製品を作り出す。
【0010】 この製造品目は、生産するカーカスの周方向の展開(the circumferential de
velopment of the carcass to be produced)に相関する長さのセグメントに切
断する必要がある。
【0011】 半製品を製造する代わりに、タイヤ製造段階で直接カーカス構造体を生産する
製造方法も提案されている。
【0012】 例えば、米国特許第5,362,243号では、リールにあらかじめ巻かれた
単一コードからカーカスプライを形成する方法と装置について記載している。
【0013】 この特許に記載された方法と装置では、この装置の各動作サイクルにおいて、
電動式駆動ローラによってリールから引き出され、エアテンション装置によって
大きく広がった状態に維持された(kept distended)コードが寸法通りに切断さ
れ、所定長さのセグメントが得られる。
【0014】 コードセグメントは、電動プーリに巻かれたベルト上に取り付けられたグリッ
プ要素によって引き出され、環状サポートの外面に横方向に配置される。
【0015】 次に、このセグメントの両端が環状サポートの両側で動作するベルト折り装置
によって係合され、コードセグメントを、当該セグメントの側方部に沿って指の
ように動作するカーソル要素によって、環状サポートそれ自体の上に径方向に付
与する。
【0016】 上記の動作サイクルの繰り返しによって、環状サポート周方向展開部全体に至
るまで、多くのコードセグメントが周方向に並んだ関係になるよう配置される。
【0017】 環状サポートは必ず原ゴム層で(with a layer of raw rubber)あらかじめコ
ーティングされる。この層は、その上に置かれたコードに付着して固定位置にそ
れらを十分に保持することと、完成タイヤの中で空気を通さない内部コーティン
グを構成することの2つの機能を有する
【0018】 この製造方法によって得られたタイヤでは、カーカスプライが単一コードによ
って構成されるカーカス構造体を呈示し、各コードは、互いに軸方向に距離を置
いた、タイヤの回転軸に対して径方向に配向された2つの側方部と、これらの側
方部の間の径方向に外側の位置に延在する環形部を呈示する。
【0019】 カーカス構造体の製造の範囲内で、特許第EP 0 664 231号と米国
特許第5,702,548号から観察できるように、タイヤの各ビードの近傍に
おいて、カーカスプライを構成する単一コードの両端が、互いに径方向に重ねあ
わされたワイヤ巻きによって構成された環形状の上記ビードリングを構成する環
状アンカー要素に対して、軸方向に両側の位置に交互に配置されることも知られ
ている。これらの文献の教示内容によれば、エラストマー的材料製の充填体が、
環状アンカーインサートとカーカスプライ形成ワイヤとの間に必ず挿入される。
【0020】 特許第FR 384 231号では、次々に周方向に並んで配置されまた支持
ドラム自体の幾何学軸に対して径方向の平面に従って配置されたゴム引き布製の
長方形のバンドのシリーズを環状サポート上に配置することによるカーカス構造
体の生産方法が提案されている。これらのバンドの配置は、2つの非連続のバン
ドの末端部がそれらの間に挿入されたバンドの末端部で部分的に覆われるように
行われる。
【0021】 各バンドに覆われた末端の間に存在する空間は、その上に重ねられたバンドの
末端に付与される台形インサートによって埋められる。これらのバンドの配置は
、カーカス構造体に与える厚みに相関した数の複数の重ね合わされた層となるよ
う行われる。上記の台形インサートの存在は、ビードの領域内のカーカス構造体
の厚みを決定し、リム内で測定可能な厚みの二倍をそれに与える。
【0022】 米国特許第4,248,287号は、カーカス構造体の形成が、ゴム引きワイ
ヤによって構成された径方向ストリップによってそれぞれが形成され互いに対し
て周方向に並んで設けられた複数の層を環状ドラム上に配置する方法を記載して
いる。配置が完了すると、2つのビードリングがビード領域に付与され、ビード
リングの周りで径方向ストリップによって形成されたカーカス層の末端が折り返
される。
【0023】 本件出願人は、エラストマー層内に組み入れられた相互に平行な複数のコード
をそれぞれ含むストリップ状セグメントを剛直な(rigid)環状サポート上に適
切に配置することによってカーカスプライが製造される場合、製造プロセス簡素
化の面からも、またタイヤの挙動特性の改善の面からも、相当な利点が達成可能
であることに注目した。
【0024】 この点で、本件出願人は、それぞれの欧州特許出願の対象を構成するいくつか
の製造方法を既に開発した。
【0025】 例えば、文献EP 928680 AとEP 928702 Aは、それぞれ
、相互に周方向に並んで連続して配置されたストリップ状セグメントによってそ
れぞれ得られた第一および第二カーカスプライを生産することによってカーカス
構造体が得られる、製造方法とタイヤについて記載している。
【0026】 これらの文献に記載されたようにして得られたタイヤは、環状ビード補強構造
体の両側部分それぞれに配置された、第一および第二カーカスプライに属するス
トリップ状セグメントの末端部分を有する。
【0027】 この特徴は、異なるプライに属するストリップ状セグメントのそれぞれの交叉
配向と相俟って(combined to the respectively crossed orientation of the
strip-like segments belonging to one and to the other ply)、ビードおよ
びサイドウォールの近傍におけるタイヤの構造的抵抗力という点で相当な利点を
提供する。
【0028】 また本件出願人の名義で出願された欧州特許出願第98830472.1号は
、第一および第二系列に属するセグメントがビード補強構造体の両側部分それぞ
れで終端するように、第一および第二系列のストリップ状セグメントを交互に配
置するカーカスプライの製造を提案している。
【0029】 この結果、単一カーカスプライの場合でも、タイヤのビードおよびサイドウォ
ールに対応する構造的抵抗の点で利点を達成することが可能である。
【0030】 本発明では、ビードを補強する環状構造体の製造において特定の手段を採用す
ることによって、タイヤに所望の挙動特性を与えることと、本件出願人によって
最近開発された上記製造コンセプトの利用、及び、オートバイ用タイヤなどの製
造の範囲も含む、それに関連するすべての有利な態様の利用を可能にすることが
できることが判明した。
【0031】 より具体的には、本発明は、上記の環状補強構造体が、 第一系列に属する各セグメントの末端部の方へ配向された軸方向に内側の側面と
、第二系列に属する各セグメントの末端の方へ配向された軸方向に外側の側面と
を呈示する少なくとも1つの一次部分と、 上記の一次部分に対して反対側で、第二系列に属するストリップ状セグメントの
末端に対して配置された少なくとも1つの追加部分と、 を備えることを特徴とし、 上記の非延伸性の環状構造体の各々の一次部分が、 カーカス構造体に同軸上に、かつカーカスプライの内部周方向端に隣接して配置
された、ほぼ環形の形状をした第一の周方向に非延伸性の環状インサートであっ
て、同心の巻きに従って延在する少なくとも1つの細長い要素によって形成され
た第一環状インサートと、 第一アンカー環状インサートに結合された側面を呈示するエラストマー的材料
製の充填体と、 を備え、 上記の少なくとも1つの追加部分が、第二の系列に属するストリップ状セグメ
ントの末端に対して配置された同心の巻きとして延在する少なくとも1つの細長
い要素によって形成され、ほぼ円形クラウンの形状をした少なくとも1つの第二
の周方向に非延伸性の環状インサートであって、第一環状インサートの径方向の
延在よりも小さな径方向の延在を有する第二環状インサートを備える、 車両車輪用タイヤのカーカス構造体に関する。
【0032】 特に、第二環状インサートの径方向の延在は、第一環状インサートの径方向の
延在の1/3〜2/3であるのが好ましい。
【0033】 それぞれ第一系列と第二系列に属するストリップ状セグメントは、カーカス構
造体の周方向の展開に沿って互いに交互の順序で配置されて単一カーカスプライ
を形成し、それぞれ上記の第一および第二系列に属する個々のストリップ状セグ
メントは、ストリップ状セグメント自体の幅の倍数に対応する周方向の配分ピッ
チに従って配置されるのが有利である。
【0034】 それぞれ第一および第二系列のセグメントに属する環形部は、カーカス構造体
の周方向の展開に沿って相互に位置合せされた状態で(in mutual alignment)
並んで設けられるのが有利であるが、前記側方部と前記環形部との間の遷移領域
と、前記環状補強構造体の一次部分の径方向に外側の端部との間の部分において
(in a length lying between)、前記第一系列に属する各ストリップ状セグメ
ントの側方部の各々が、前記第二系列に属する少なくとも1つの隣接ストリップ
状セグメントの側方部によって部分的に覆われる。
【0035】 各ストリップ状セグメントが、カーカス構造体の内部周方向端の近傍で幅の大
きな領域を呈示し、それに対応して、各ストリップ状セグメントに含まれる前記
糸状要素が相互に分離されるのが有利である。
【0036】 本発明は更に、上記の革新的な技術ソリューションの1つ以上を呈示するカー
カス構造体を備える、特に二輪車両用のタイヤに関する。
【0037】 更なる特徴と利点は、本発明に基づく、特に二輪車用のタイヤのカーカス構造
体の好適であるが排他的でない実施形態の詳細な説明から、より容易に明らかに
なる。説明は、完全に非限定的な例として提供される添付図面を参照して行われ
る。
【0038】 上述の図では、番号1は、本発明に従って製造されるカーカス構造体2を有す
るタイヤ、特に二輪車用のタイヤを包括的に示す。
【0039】 カーカス構造体2は、少なくとも1つのカーカスプライ3を有する。かかるカ
ーカスプライ3は、ほぼ環状に成形され、1対の環状補強構造体4(そのうちの
1つだけが図面には示されている)にその両側の周方向縁部で係合される。各環
状補強構造体4は、タイヤ完成時には、通常「ビード」という名前で識別される
領域内に配置される。
【0040】 カーカス構造体2上には、周方向に外側の位置において、軸方向に並んでおり
かつタイヤの周展開方向(the direction of circumferential development)に
ほぼ平行な巻きとなるように巻かれた1本以上の連続コードで形成された少なく
とも1つの一次ベルトストリップ7と、一次ベルトストリップ7に対して径方向
に内側の位置に配置された補助ベルトストリップ(possible auxiliary belt st
rips)6a、6bとを備えるベルト構造体5が付与される。ベルト構造体5には
、トレッドバンド8が周方向に重ね合わされる。トレッドバンド8では、タイヤ
の硬化と同時に実行される成形操作に続いて、長手方向および/または横方向の
凹部8aが取得され、所望の「トレッドデザイン」を画定するよう配置される。
【0041】 更に、このタイヤは、カーカス構造体2上の側方両側に付与される1対のいわ
ゆる「サイドウォール」9を備える。
【0042】 カーカス構造体2は、膨らんだタイヤの気密性を保証できる空気を通さないエ
ラストマー的材料の層を基本的に構成するシール層10またはいわゆる「ライナ
ー」によって、その内面をコーティングできる。
【0043】 上記の構成部品の組み立て、およびその1つ以上の製造は、製造するタイヤの
内壁の形状に合わせて成形された、図1に概略を示した環状サポート11を使っ
て行われる。
【0044】 環状サポート11は、完成タイヤよりも小さな寸法を有することができるが、
タイヤ自体の赤道面と一致する、その赤道面X−Xでのサポート自体の周方向の
展開に沿って、直線測定で2〜5%の範囲であるのが好ましい(according to a
linear measurement preferably ranging between 2% and 5%)。
【0045】 本発明の目的には特に関連がないことから説明にも図にも示されていない環状
サポート11は、例えば折畳式のドラムによって、あるいは膨らんだ状態で所望
の環状形状を取りそれを維持するよう適切に補強された膨張式チューブによって
構成することができる。
【0046】 タイヤ1の製造には、まずカーカス構造体2の形成が必要であり、これはシー
ル層10の形成から始まる。
【0047】 このシール層10は、環状サポート自体の近くにあるストレーナおよび/また
はカレンダーによって生産された、空気を通さないエラストマー的材料製の少な
くとも1つのリボン状バンド12を環状サポート11の周りに周方向に巻くこと
によって有利に得ることができる。図1から観察できるように、リボン状バンド
12の巻きは、環状サポート11の外面の断面輪郭に従って連続して並んで設け
られた周方向の巻きに実質的に基づいて行われる。
【0048】 本発明の目的に鑑みて、断面輪郭という用語は、環状サポート自身の幾何学的
回転軸に対して径方向の平面に従って切断された環状サポート11の半断面(se
mi-section)によって呈示される形状を意味する。環状サポート自身の幾何学的
回転軸は、図面には示されていないが、タイヤ、そしてその結果製造中のカーカ
ス構造体2の幾何学的回転軸に一致する。
【0049】 以下にさらに明瞭になっていくが、カーカスプライ3は、できれば3〜15m
mの幅を呈示する少なくとも1つの連続ストリップ状要素2aから取得した、第
一および第二系列のストリップ状セグメント13、14を配置することにより、
環状サポート11上に直接形成される。
【0050】 図2が示すように、連続ストリップ状要素2aの調整は、各リール15aから
フィードされる1本以上の糸状要素15、できれば3〜10本の糸状要素15が
、ストレーナを通してエラストマー的原材料をフィードする押出し装置17に結
合されたストレーナ16によって案内されることにより、基本的に準備される。
【0051】 本説明の便宜上、「ストレーナ」という用語は、当該製品自体に与えられる幾
何学的および寸法的特性に従って成形および寸法取りされた出口ポートに相当す
る、加工対象製品によって横切られるいわゆる「ダイ(die)」を備えた、当業
では「押出しヘッド」としても識別される押出し装置の部分を意味する。
【0052】 このエラストマー的材料と糸状要素15は、ストレーナ16の内部で密に結合
して、その出力部において、厚みの中にこの糸状要素自体が組み込まれるエラス
トマー的材料18の少なくとも1つの層によって形成される、連続ストリップ状
要素2aを生成する。
【0053】 必要に応じて、糸状要素15がエラストマー的材料18の層の中へその片面ま
たは両面から現れることによって一体的に組み込みされないように、糸状要素1
5をストレーナの中へ誘導することが可能である。
【0054】 この糸状要素15は、例えば、それぞれが、直径が好ましくは0.6〜1.2
mmの範囲の織物コードによって、あるいは直径が好ましくは0.3〜2.1m
mの範囲の金属コードによって構成することができる。
【0055】 必要に応じて、このようにして得られたカーカスプライ3にコンパクト性と均
一性という予期せぬ特性を与えるように、連続したストリップ状要素2a内に糸
状要素15を有利に配置することができる。
【0056】 この目的のため、例えば、タイヤ1の赤道面の近傍のカーカスプライ3上で周
方向に測定した場合に、糸状要素が1センチ当たり6本を上回る密度で、糸状要
素15を配置できる。いずれにせよ、隣接ワイヤ間の十分なゴム被覆を可能にす
るために、糸状要素15の各センター間の距離が糸状要素自体の直径の1.5倍
を下回らないように、糸状要素15がストリップ状要素2aの中に配置されるよ
うにすることが好ましい。
【0057】 ストレーナ16を出た連続ストリップ状要素2aは、可能であれば累積補償装
置(accumulating-compensating device)19によって、配置装置上に導かれる
。かかる配置装置の構造的および動作特性は、同一出願人の名義の文献EP 9
28 680 A号により詳細に記載されており、その内容は本願に含まれてい
るとみなされる、
【0058】 この配置装置は、連続ストリップ状要素2aを連続的に切断して、所定長さの
ストリップ状セグメント13、14を得ることができる。
【0059】 各ストリップ状セグメント13、14の切断の直後に、環状サポート11上へ
のセグメントの配置が続き、環状サポート自体の断面輪郭の周りに「U字形」に
なるようストリップ状セグメントを成形する。その結果、ストリップ状セグメン
ト13、14は、互いに軸方向に距離を置いた位置で、環状サポート11の軸の
方へ径方向に展開する2つの側方部13a、14aと、この側方部の間で径方向
に外側の位置において延在する環形部13b、14bとを識別できるようになる
【0060】 糸状要素15をコーティングする層18を形成するエラストマー的原材料の粘
着性があることで、環状サポート自体にシール層10がなくても、環状サポート
11の表面にストリップ状セグメント13、14が確実に接着される。特に、上
記の接着は、ストリップ状セグメント13、14が、その断面輪郭の中の径方向
に外側の領域で環状サポート11と接触するとすぐに顕在化する。
【0061】 上記のようにエラストマー的材料の天然の粘着性を利用することに加えて、あ
るいはそれに代えて、環状サポート11上に1つ以上のストリップ状セグメント
13、14を保持することは、環状サポート自体に設けられた1つ以上の適切な
穴による吸引動作によって得ることができる。
【0062】 環状サポート11は、上記の配置装置の作動と同期したステップモーションに
基づいて角度回転で操作できる。その結果、各ストリップ状セグメント13、1
4は、その切断動作に続き、それまでに配置されたセグメント13、14に対し
て周方向に距離を置いた位置に配置される。
【0063】 より具体的には、環状サポート11の回転は、各ストリップ状セグメント13
、14の幅の倍数、より正確には2倍に等しい周方向の移動に対応する角度ピッ
チに基づいて行われる。
【0064】 本説明の便宜上、別段の指示がないかぎり、「周方向」という用語は、赤道面
内、および環状サポート11の外側表面の近傍に位置する周縁(circumference
)を指すことに留意する。
【0065】 上記の動作順序は、環状サポート11のそれ自体の軸の周りの最初の完全な回
転が、第一系列のストリップ状セグメント13各々の幅の2倍に等しい周方向の
ステップに従って第一系列のストリップ状セグメント13を周方向に配分し、そ
の配置を決定するというものである。従って、図4がはっきり示すように、第一
系列に属するセグメント間には、少なくともセグメント自体の環形部13bに相
当する箇所で、環形部13bの幅に等しい空きスペース「S」が残される。
【0066】 必要に応じて、第一系列に属するストリップ状セグメント13の配置は、環状
サポート11の回転軸に対して径方向の平面で行うことができるか、あるいは本
件出願人の名義の欧州特許出願第98830778.1号に記載されているよう
に、上記の径方向の平面に対して平行にオフセットされた平面で行うことができ
る。
【0067】 さらに、この配置動作は、例えば3〜15°の間の角度など、環状サポート1
1の周展開方向に対して傾斜した向きに実行できる。
【0068】 このストリップ状セグメントの配置角度の調整は、例えば、配置装置に対して
ドラムの幾何学回転軸を適切に配向することで実現できる。
【0069】 カーカスプライ2の製造は、次に、上記の環状補強構造体4、もっと具体的に
は、その一次部分4aを、製造対象のカーカスプライ3の内部周方向端それぞれ
の近傍に付与して、特に対応取付リムへのタイヤの留めを保証するための「ビー
ド」と呼ばれるカーカス領域を得る段階に移る。
【0070】 上記の環状補強構造体4の各々は、好ましくは、第一環状アンカリングインサ
ート21を備える。かかる第一環状アンカリングインサート21は、周方向にほ
ぼ非延伸性であり、環状サポート11の幾何学回転軸に同心の環形状に実質的に
成形され、第一系列に属するストリップ状セグメント13が呈示する末端部を押
すようにして周方向に内側の位置に配置される。
【0071】 第一環状アンカリングインサート21は、複数のほぼ同心の巻線21aとなる
よう巻かれた少なくとも1本の金属の細長い要素によって構成される。巻線21
aは、連続スパイラルによって、あるいはそれぞれの細長い要素によって形成さ
れた同心のリングによって画定することができる。
【0072】 環状アンカリングインサート21には、温度23℃で測定したときに48〜5
5°Shore Dの硬度を有し、そして好ましくは環状アンカリングインサー
ト21の径方向の延在(radial extension)を上回る径方向の延在を呈示する、
エラストマー的材料製、好ましくはサーモプラスチック製の充填体22が組み合
わされる。
【0073】 充填体22は、第一環状アンカリングインサート21に対して軸方向に外側の
位置にあり、環状インサート自体から径方向に先細りに延在するのが好ましい。
【0074】 好適な実施形態では、この環状アンカリングインサート21は、環状サポート
11の表面と接触して動作するローラまたはその他の便利な装置を利用するなど
して、細長い要素を巻くことによって巻き21を形成しながら、ストリップ状セ
グメント13の末端部に押すようにして(against the terminal edges of the
strip-like segments 13)直接製造される。
【0075】 第一系列に属するストリップ状セグメント13をコーティングするエラストマ
ー層18と、ドラム自体にあらかじめ配置されたシール層10の粘着性によって
、形成される個々の巻き21aが安定的に配置される。
【0076】 細長い要素は、その配置に先立って、ゴム被覆段階を有利に行うことができる
。かかるゴム被覆段階では、細長い要素自体がエラストマー的原材料の少なくと
も1つの層によりコーティングされる。かかるエラストマー的原材料は、細長い
要素自体に最適なゴムと金属の付着を保証するだけでなく、更に粘着性を与える
ことになる。
【0077】 次に、充填体22は、例えば、ドラム11に隣接して配置されたストレーナか
ら出るエラストマー的材料で作られる連続ストリップを付与するなどして、環状
アンカリングインサート21に直接接触して形成することができる。連続ストリ
ップは、各ストレーナを出るときに既に充填体22の最終断面形状を呈示するこ
とができる。あるいは、連続ストリップが充填体よりも小さな断面を有するよう
にし、横に並んでおよび/または重ね合わせて設けられた複数の巻きとなるよう
にストリップ自体を付与することで、充填体22をその最終形状の状態で画定し
て得ることができる。
【0078】 各環状補強構造体4に属する一次部分4aの付与の後、ストリップ状セグメン
ト14の第二系列を配置することで、カーカスプライ3の形成が完了する。スト
リップ状セグメント14の第二系列は、連続ストリップ状要素2aを所定寸法に
切断することで取得され、第一系列に属するストリップ状セグメント13につい
て説明したのと同様の方法で環状サポート11上に付与する。
【0079】 図6がはっきり示すように、第二系列に属する各セグメント14は、第一系列
に属する2つの連続セグメント13の間で、それらに平行に配向されて、環状サ
ポート11の断面輪郭の周りに「U字」形に配置される。より具体的には、第二
系列に属する各セグメント14は、第一系列に属する各セグメント13の環形部
13aの間に周方向に挿入されてそれらの間にある空間「S」を埋める各環形部
14bと、このセグメントの末端部を、第一系列に属するセグメント13の末端
部に対して軸方向に反対の位置において、各環形補強構造体4の一次部分4aに
重ね合わせている1対の側方部14aとを呈示する。
【0080】 換言すると、タイヤの軸から先細りになる断面輪郭を有する各一次部分4aは
、第一系列に属するストリップ状セグメント13の末端部の方へ向けられた軸方
向に内側の側面と、第二系列に属するセグメント14の末端部の方へ向けられた
軸方向に外側の側面とを呈示する。
【0081】 第二系列に属する各セグメント14の側方部14aはまた、側方部自体と環形
部13b、14bとの間の遷移領域と、各環状補強構造体4に属する一次部分4
aの径方向に外側の縁部との間の部分においてそれぞれ、第一系列に属する2つ
の連続するセグメント13の側方部13aを部分的に覆うことができる。
【0082】 環状サポート11の幾何学軸に対して径方向の向きの、隣接側方部13a、1
4の間での相互の収束によって、第一系列に属するセグメント13の側方部13
aの重なり合いまたは覆い、つまり重なり合い領域の周方向の大きさは(the ci
rcumferential amplitude of the superposition areas)、各環状補強構造体4
の一次部分4aの径方向に外側の端部の近傍での最大値から始まって、側方部1
3a、14aと環形部13b、14bとの間の遷移領域に対応するゼロの値へと
、段々に減少する。
【0083】 ビードの近傍において、第一および第二系列のセグメント13、14をそれぞ
れ構成する糸状要素15のより均一な配分を得る場合においては、切断動作の後
に取得されるストリップ状セグメント13、14の末端に対応するその長手方向
展開領域において、連続ストリップ状要素2a上で、たわみステップ(deflecti
on step)が順次実行できる。このようにして、各ストリップ状セグメント13
、14の展開上に大きな幅の領域が画定され、形成されるカーカスプライ3の内
部周方向端に対応して配置される。
【0084】 たわみ動作は、エラストマー層18の厚みの減少、ストリップ状要素2aの幅
の増加、その結果としての糸状要素15の相互分離をもたらす。これを行うこと
によって、各セグメント13、14の末端部を、周方向に内部の端部においてそ
れらが環形部13b、14bの2倍になることもある幅を呈示するまで、またい
ずれにせよ、各一次部分4aのそれぞれの内側と外側を完全にコーティングする
ように、広げることができる。
【0085】 上記方法で第二系列に属するストリップ状セグメント14を配した後、環状ビ
ード補強構造体4の形成が完了される。
【0086】 この目的のため、図6が示すように、各補強構造体4について、第二環状イン
サート24が形成される。第二環状インサート24は環形状に形成され、第一環
状インサート21の形成に関して説明したのと同様の方法で、同心の巻き24a
となるよう第二の細長い要素を巻くことなどによって得られる。
【0087】 このように、第二インサート24は補強構造体4の追加部分を構成し、第二系
列に属するストリップ状セグメント14の末端部14aに対して形成および/ま
たは付与される。この目的のため、カーカスプライ自体の上に直接接触させた状
態で第二環状インサート24を形成すべく、環状サポート11上に既に形成され
ているカーカスプライ3に対して、第二の細長い要素を直接巻くことができる。
【0088】 この動作の後、第二系列に属するセグメント14の末端部14aはそれぞれ、
各環状補強構造体4の一次部分4aと追加部分24との間に有利に密閉される。
【0089】 第二環状インサート24は、径方向の延在が第一環状インサート21のそれよ
りも小さく、できればその1/3〜2/3の延在を呈示するのが有利である。
【0090】 ラジアルタイヤでは、ベルト構造体5が、通常、カーカス構造体に付与される
【0091】 このベルト構造体5は、当業者に便利な手法で得ることができ、一次ベルトス
トリップ7を基本的に備える。かかるベルトストリップ7は、例えば、カーカス
プライ3上で軸方向に並べて設けられる巻きになるように少なくとも1つの連続
コードを巻くことによって得られる。上記の一次ストリップ7と一緒に、追加の
補強層を設けることもできる。かかる追加の補強層は、例えばアラミドタイプの
短い補強繊維を装入した化合物の層など、織物および/またはフェルトストリッ
プによって有利に構成できる。
【0092】 図示した実施形態では、ベルト構造体は、一次ストリップ7よりも径方向に内
側の位置にある、互いに交叉した配向のコードを呈示する第一および第二補助ベ
ルトストリップ6a、6bを更に備える。
【0093】 次に、ベルト構造体5上に、当業者が便利と判断するいかなる方法によっても
得ることのできる、トレッドバンド8とサイドウォール9が付与される。
【0094】 このようにして製造されたタイヤ1は、ここで、必要があればサポート11か
ら除去した後に、公知で従来からある方法のいずれによっても実施できる硬化段
階にかけることができる。
【0095】 本発明は、重要な利点を達成する。
【0096】 本件カーカス構造体は、環状サポート上で直接に有利に得ることができ、環状
サポート上で、文献US 5,362,343に記載された方法に比較して加工
時間が大幅に減少して、タイヤ全体を有利に形成することができる。
【0097】 本件タイヤの構造的コンセプト(The constructive and structural concepti
on)、特にそのカーカス構造体2に関するコンセプトは、単一プライのカーカス
構造体に関連する典型的な利点全てを得ながら、特に他の部分よりも大きな強度
が通常必要とされるサイドウォールとビードの近傍における構造的抵抗力、およ
び道路挙動の面で、大幅な改善を達成することができる。
【0098】 特に、非延伸性の環状構造体4の構造的特徴とそれらがカーカスプライ3内に
統合される形態は、タイヤ1に素晴らしい構造的抵抗力を与えつつ、オートバイ
用タイヤに典型的に存在する必要性に従って、各ビードに相当する部分において
その厚みを十分に含むものである。
【0099】 カーカスプライ3に密に結合され、各系列のストリップ状セグメント13、1
4に属する糸状要素15に対してほぼ垂直に配向された巻き21a、24aを有
する、周方向に非延伸性の環状インサート21、24の存在は、糸状要素とのす
ばらしい結合を提供する。これにより、カーカス構造体2は、タイヤ1のビード
に対応する領域において大幅に強化され、この目的のために、先行技術で代用さ
れる、環状補強構造体4の周りにループ状に巻かれた通常「フリッパー」と呼ば
れる追加ストリップ状インサートの使用は必要なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って製造されるカーカス構造体を備えたタイヤの断面
・切り取り図である。
【図2】 タイヤのカーカスプライを形成するための連続ストリップ状要素
の製造を示す図である。
【図3】 前述のストリップ状要素の実施形態を断面図で示したものである
【図4】 本発明に基づくタイヤのカーカスプライを形成するために第一系
列のストリップ状セグメントの配置シーケンスの概略を示した断面透視図である
【図5】 第一系列に属するストリップ状セグメントの末端に横方向に付与
される環状補強構造体の一次部分の断面透視図である。
【図6】 各末端部が環状補強構造体の一次部分に重ね合わされた状態の第
二系列のストリップ状セグメントの配置シーケンスの概略を示した断面透視図で
ある。
【図7】 本発明に基づくカーカス構造体を有するオートバイ用タイヤの半
断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月9日(2002.1.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】 例えば、文献EP 928680 AとEP 928702 Aは、後者が最 も関連のある背景技術であり、 それぞれ、相互に周方向に並んで連続して配置さ
れたストリップ状セグメントによってそれぞれ得られた第一および第二カーカス
プライを生産することによってカーカス構造体が得られる、製造方法とタイヤに
ついて記載している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0028】 また本件出願人の名義で出願された欧州特許出願第EP 976535号は、
第一および第二系列に属するセグメントがビード補強構造体の両側部分それぞれ
で終端するように、第一および第二系列のストリップ状セグメントを交互に配置
するカーカスプライの製造を提案している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0066】 必要に応じて、第一系列に属するストリップ状セグメント13の配置は、環状
サポート11の回転軸に対して径方向の平面で行うことができるか、あるいは本
件出願人の名義の特許出願第WO 00/38906号に記載されているように
、上記の径方向の平面に対して平行にオフセットされた平面で行うことができる
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 15/04 B60C 15/04 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両車輪用タイヤのカーカス構造体であって、 幾何学回転軸の周りに周方向に配分されたストリップ状セグメント(13、1
    4)の第一および第二系列を備え、各々が長手方向にかつ互いに平行に配置され
    、エラストマー的原材料(18)の少なくとも1つ層によって少なくとも部分的
    にコーティングされた少なくとも2つの糸状要素(15)を備える、少なくとも
    1つのカーカスプライ(3)であって、前記各ストリップ状セグメント(13、
    14)がカーカス構造体の断面輪郭の周りに実質的に「U字形」に延在して、軸
    方向に相互に距離を置いた2つの側方部(13a、14a)と、側方部(13a
    、14a)の間の径方向に外側の位置において延在する環形部(13b、14b
    )とを画定するカーカスプライ(3)と、 前記カーカスプライ(3)のそれぞれの内部周方向端の近傍で各々が係合する
    1対の環状補強構造体(4)と、 を備え、 前記各環状補強構造体(4)が、 前記第一系列(13)に属するセグメントの末端部の方へ配向した軸方向に内
    側の側面と、前記第二系列(14)に属するセグメントの末端の方へ配向した軸
    方向に外側の側面とを呈示する少なくとも1つの一次部分(4a)と、 前記一次部分(4a)に対して反対側で、前記第二系列(14)に属するスト
    リップ状セグメントの末端部に対して配置される少なくとも1つの追加部分(2
    4)と、 を備え、 前記非延伸性環状構造体(4)の各々の一次部分(4a)は、 前記カーカス構造体(2)に同軸上に、かつ前記カーカスプライ(3)の内部
    周方向端に隣接して配置された、ほぼ環形の形状をした周方向に非延伸性の第一
    環状インサート(21)であって、同心の巻き(21a)に従って延在する少な
    くとも1つの細長い要素によって形成される第一環状インサート(21)と、 前記第一アンカリング環状インサート(21)に一体化された側面を呈示する
    エラストマー的材料製の充填体(22)と、 を備え、 前記少なくとも1つの追加部分(24)が、 前記第二系列(14)に属するストリップ状セグメントの末端部に対して配置
    される同心の巻き(24a)に従って延在する少なくとも1つの細長い要素によ
    って形成された、ほぼ環形の形状をした少なくとも1つの第二の周方向に非延伸
    性の環状インサート(24)であって、径方向の延在が前記第一環状インサート
    (21)の径方向の延在よりも小さい第二環状インサート(24)と、 を備えることを特徴とする、カーカス構造体。
  2. 【請求項2】 前記第二環状インサート(24)の径方向の延在が前記第一
    環状インサート(21)の径方向の延在の1/3〜2/3である、請求項1に記
    載のカーカス構造体。
  3. 【請求項3】 前記第一系列(13)と前記第二系列(14)にそれぞれ属
    する前記ストリップ状セグメントが、前記カーカス構造体(2)の周方向の展開
    に沿って交互に配置されて単一のカーカスプライ(3)を形成する、請求項1に
    記載のカーカス構造体。
  4. 【請求項4】 前記第一および第二系列のいずれかにそれぞれ属する前記個
    々のストリップ状セグメント(13、14)が、前記ストリップ状セグメント自
    体の幅の倍数に対応する周方向の配分ピッチに従って配置されている、請求項3
    に記載のカーカス構造体。
  5. 【請求項5】 前記第一および第二系列(13、14)のセグメントにそれ
    ぞれ属する前記環形部(13b、14b)が、前記カーカス構造体(2)の周方
    向の展開に沿って相互に位置合せされた状態で並んで設けられている、請求項3
    に記載のカーカス構造体。
  6. 【請求項6】 前記側方部(13a、14a)と前記環形部(13b、14
    b)との間の遷移領域と、前記環状補強構造体(4)の一次部分(4a)の径方
    向に外側の端部との間の部分において、前記第一系列に属する各ストリップ状セ
    グメント(13)の側方部(13a)の各々が、前記第二系列に属する少なくと
    も1つの隣接ストリップ状セグメント(14)の側方部(14a)によって部分
    的に覆われている、請求項5に記載のカーカス構造体。
  7. 【請求項7】 各ストリップ状セグメント(13、14)が、カーカス構造
    体(2)の内部周方向端の近傍で幅の大きな領域を呈示する、請求項1に記載の
    カーカス構造体。
  8. 【請求項8】 各ストリップ状セグメント(13、14)に含まれる前記糸
    状要素(15)が、大きな幅の前記領域に応じて相互に分離される、請求項7に
    記載のカーカス構造体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載されたカーカス構造体を
    備える、特に二輪車用のタイヤ。
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