JP2003520679A - スプレイディスペンサ - Google Patents

スプレイディスペンサ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、流体(18)を含む容器に密封状態で取付可能なディスペンサ本体(12)、前記ディスペンサ本体に形成された流体出口(20)、および前記ディスペンサ本体においてその周辺まわりで概ね自由に(51)支持された可変要素(56)を含む、スプレイ容器(16)の内容物をスプレイするための装置(10)に関し、前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向に付き(図1A)、かつ参照温度範囲外のときに第二配向(図1B)へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前記容器からの流体の通過を閉塞する作用をしかつ前記第二配向においで前記可変要素は前記容器からの流体の通過を可能にする作用をする。流体を容器からディスペンスする方法が更に開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は概ねスプレイディスペンサの分野、特に新規可変要素により作動する
スプレイディスペンサに関する。
【0002】 発明の背景 殺虫剤および空気フレシュナー等の幾つかの製品は、通常、加圧容器で供給さ
れる。容器の内容物は、通常、容器の上のバルブを押すことにより大気にディス
ペンスされる。容器の内容物は結果としてバルブ内のチャンネルから発射される
【0003】 多くの場合、容器の内容物は周期的に自動ディスペンスされることが望ましい
。多くの自動ディスペンサが当分野で知られている。
【0004】 第一タイプの自動ディスペンサは容器のバルブを周期的に押すアーム等の機械
的手段を備えたディスペンサを含む。かかるディスペンサは、例えば米国特許第
4184612号、同第3739944号、同第3543122号、同第376
8732号、同第5038972号および同第3018056号に記載されてい
る。しかしながら、バルブ、およびディスペンサのバルブとの接触がディスペン
サにより精確に制御されないので、これらのディスペンサは容器の出力を精確に
制御できない。同様に、これらのディスペンサは一般的に可搬性でなくかつ特定
寸法の容器との使用にのみ適する。バルブは、また、弁粘着により機能不全にな
り、結果として短時間内に容器の内容物を完全に放出してしまうおそれがある。
【0005】 他のタイプの自動ディスペンサは、一群の容器内容物を発射するために周期的
に励起されるソレノイドを使用する。かかるディスペンサは、例えば米国特許第
4415797号、同第3551240号および同第3187949号に記載さ
れている。これらのディスペンサは実質的電力を必要とし、かつ連続的作動のた
めに容器内の重力かつ/または流体圧に依存する。
【0006】 第三3タイプの自動ディスペンサは、例えば米国特許第5447273号に記
載されている。この自動ディスペンサにおいて、容器の空気圧がタイミング装置
を作動するために使用され、容器内容物の周期的ディスペンスを可能にする。し
かし、ディスペンスインターバルを制御する能力が複雑であり、かつタイミング
装置の空気圧特性により制限を受ける。空気圧またはバネ作動ディスペンサを記
載する他の米国特許として、第2719432号、第3589562号、第36
58209号、第3722749号、第4077542号、第4469255号
、第5025962号および第5364028号がある。
【0007】 第四タイプの自動ディスペンサはPCT特許出願PCT/IL98/0061
8に記載され、本譲受人に譲渡されており、その開示はここに参照することによ
り含まれる。このタイプの自動スプレイディスペンサは放出物質の量の精確制御
を可能にしかつディスペンス周期のセッティングに融通性がある。このディスペ
ンサは、缶または容器から流体を放出する開放状態と、流体を発射しない閉鎖状
態を有する。この開放状態と閉鎖状態間でディスペンサの状態を変化させるモー
タが設けられている。これは、モータに取付けられたねじ切りシャフトに連結さ
れる可撓性レバーにより行なわれるのが好ましい。このレバーは、通常、閉鎖状
態である。モータはシャフトを回転し、それにより回転の方向に依存してレバー
を閉鎖状態から開放状態へ、またはその逆の状態へ撓曲させる。
【0008】 第五タイプの自動ディスペンサはバルブへ連結されたバイメタルバネを使用し
てスプレイ容器の内容物を制御する。このディスペンサにおいて、バイメタルバ
ネは、例えば室温で開始し、その場合、バルブは容器から内容物をディスペンス
するために開放する。容器の内容物が外方へ流出するときに、内容物はバイメタ
ルバネと熱的に接触し、それによりバイメタルバネを冷却する。低温により、バ
イメタルバネは収縮してバルブを閉鎖し、それにより容器からの内容物のディス
ペンスを停止する。結果的に、バイメタルバネはそのバネが初期位置へ再膨張す
る充分な温度までその環境に加温され、それによりバルブを開放しかつ再度内容
物の一部をディスペンスする。
【0009】 かかるバイメタル機構の一例として、Skeeleに対する第4361013号が含まれる
。Skeeleはスプレイディスペンサでなく、そこに保存される品物を冷却する箱を
開示する。Skeeleはコイルまたは板タイプのバイメタルバネを使用する。
【0010】 日本の発明者、Taisho Iketaniは複数のバイメタルスプレイディスペンサを特
許取得している。彼の最も初期の米国特許第3360165号は容器から内容物をスプ
レイディスペスするためにSkeeleに類似のバイメタルバネを使用している。しか
し、Iketaniは、かかるバネが容器から内容物をスプレイするのに必要なスナッ
プ運動をしないので、かかるバネがスプレイディスペンスに適さないことを発見
している。
【0011】 Iketaniは米国特許第3419189号でバイメタルスプレイディスペンサを
改良し、周辺で締着(clamp)されたBellevilleワッシャのごとき形状のバイメ
タルディスクを使用している。しかし、このディスクは内容物をスプレイするた
めに必要なスナップ運動を提供するが、バイメタルディスクが周辺で締着された
ときに適正に作動しない。
【0012】 Iketaniの次の米国特許第3596800号において、彼は3欄、35〜43
行に上記問題について説明している。即ち、「ディスク形バイメタルを支持する
ための従来機構は、バイメタルの僅かな不整合または寸法の小さな変化がバイメ
タルの周辺上に締着力が加わることによりバイメタルの偶発的反転運動が生じ、
そのために均一最終製品の取得を殆ど不可能にする欠点を有する。かかる問題は
このタイプの弁機構が極めて小さいことにより更に深刻になる。」Iketaniは全
周辺でなく周辺の複数の離散点を締着することにより問題を解決することを提案
した。
【0013】 米国特許第3596800号の分割、米国特許第3685693号で、Iketan
iは同一タイプの分離締着を採用し、かつバイメタルディスクでなくスプレイす
るための手動装置(制御装置の補助手動装置)を加えた。
【0014】 米国特許第3684133号において、Iketaniはバイメタル機構に2つ以上
の特徴を加えた。第一に、Iketaniはディスクを締着周辺の内方のスポンジ状材
料の部間にサンドイッチにした。スポンジ状材料の目的は、スプレイ容器の加圧
内容物に混合されるメチルアルコール等の揮発性液体を吸収することであり、そ
れによりバイメタルディスクの冷却を向上させかつディスクのスナップ(snap)
を促進する。第二に、Iketaniはバイメタルディスクに作動ロッドを取付けた。
しかし、これらの特徴のいずれもが信頼性のあるスナップ運動をしなかった。
【0015】 このように、バイメタルディスクの離散締着にもかかわらず、バイメタルスプ
レイディスペンサは信頼できる性能を発揮せずかつ明らかにいかなる商業的成功
をも得なかった。
【0016】 発明の概要 本発明の課題は、従来技術装置を大きく改良する極めて単純かつ安価構造の自
動バイメタルスプレイディスペンサを提供することにある。本発明の一実施形態
によれば、Iketaniと対照的に、バイメタルディスクはその周辺まわりに自由に
支持される。これは従来技術の問題点を驚異的に解決する。即ち、ディスク形バ
イメタルは僅かな不整合または寸法変化に感応すると言う欠点を持たず、かつ偶
発的にその運動を逆転しない。
【0017】 本発明の他の実施形態によれば、Iketaniと対照的に、概ね矩形バイメタル要
素が使用され、自由に支持でき、その周辺まわり全体で締着できまたはその短端
部のみで締着できる。これは驚くべきことに従来技術の上述の問題を解決する。
円形ディスクと異なり、矩形バイメタル要素は僅かな不整合または寸法変化に感
応せず、かつ全周辺締着の影響によりその運動を偶発的に逆転しない。
【0018】 本発明の他の課題は、スプレイ容器の内容物の望ましくない過剰スプレイを阻
止する新規安全弁を提供することにある。
【0019】 更に、本発明の他の課題は、内容物を振盪することなく容器の内容物スプレイ
を可能にするスプレイ容器用の新規内部供給管を提供することにある。
【0020】 本発明の好適実施形態によれば、このうよにして、スプレイ容器の内容物をス
プレイするための装置が提供され、この装置は流体を含む容器に密封状態で取付
可能なディスペンサ本体、前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、および
前記ディスペンサ本体においてその周辺まわりで概ね自由に支持された可変要素
を含み、前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向に付き、かつ参照温度
範囲外のときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前
記容器から流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記可変
要素は前記容器から流体の通過を可能にする作用をする構成である。前記可変要
素は概ね円形または矩形である。
【0021】 本発明の好適実施形態によれば、前記第二位置(配向)において、前記流体は
前記可変要素へ向かって流れて接触し、前記流体と前記可変要素間に熱が伝達さ
れて前記可変要素を参照温度範囲にし、それにより前記可変要素が前記第二配向
から前記第一配向へ変化する。前記流体は前記容器と対面する前記可変要素の面
上、または対面しない前記可変要素の面上、またはその両方の面で前記可変要素
と接触してよい。
【0022】 更に、本発明の好適実施形態によれば、第一位置と第二位置間で前記ディスペ
ンサ本体内で摺動運動するようにプランジャが配置されている。前記プランジャ
は好適には前記可変要素に取付けられている。
【0023】 本発明の好適実施形態によれば、前記可変要素はバイメタル要素を含む。選択
的に、前記可変要素は形状記憶合金要素であてよい。
【0024】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記ディスペンサ本体は前記可変要素
を外部環境から熱的に絶縁するための断熱材を含む。
【0025】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記ディスペンサ本体は膨張室と共に
形成され、かつ前記可変要素が前記第二配向のときに、前記流体は前記膨張室へ
流入して膨張する。前記膨張室は前記可変要素の一側または両側に位置決めされ
てよい。
【0026】 更に、本発明の好適実施形態によれば、流体出口から前記流体の流出を実質的
に阻止する作用をする前記流体出口と流体により連絡する安全スプレイバルブが
含まれる。
【0027】 本発明の好適実施形態によれば、前記安全スプレイバルブは前記ディスペンサ
本体内に形成された穴内に摺動自在に設置されたストッパを含み、前記穴は容器
から前記流体出口へ流体が流れるのを可能にし、前記ストッパは前記穴の端部へ
向かって摺動し、かつ前記容器の加圧内容物の力により実質的に摺動自在にそこ
に保持されるように構成されている。
【0028】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記安全スプレイバルブは前記可変要
素から前記容器へ戻る方向へ物質が流れるのを実質的に阻止する一方弁を含む。
【0029】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記一方弁は前記ディスペンサ本体内
に形成された穴内に設置されたボールを含み、前記ボールは前記可変要素へ向か
う前記容器からの流体の流れを干渉しないが、前記容器へ向けての後方への流体
の流れを実質的に阻止する。
【0030】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記スプレイバルブはスプレイ容器の
内容物と流体により連絡し、前記内容物は第一物質、および液体部と気体部の少
なくとも1つを含む第二物質を含み、前記スプレイバルブは前記第一物質と流体
により連絡する下開口端部を有する管を更に含み、前記管は前記第二物質と流体
により連絡する少なくとも1つの側孔と共に形成されている。
【0031】 本発明の好適実施形態によれば、前記少なくとも1つの側孔は前記液体部と流
体により連絡している。選択的に、前記少なくとも1つの側孔は前記気体部と流
体により連絡している。
【0032】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記スプレイバルブが前記内容物をデ
ィスペンスするときに、前記容器の内圧が前記第一物質を前記開口端部へ付勢し
、かつ前記第一物質が前記管内で上昇するときに、前記内容物がスプレイされる
前に、前記第二物質は前記少なくとも1つの側孔へ侵入して前記第一物質と混合
する。
【0033】 本発明の好適実施形態によれば、更に、スプレイ容器の内容物をスプレイする
装置を提供し、前記スプレイ装置は、流体を含む容器へ密封状態で取付可能なデ
ィスペンサ本体、前記ディスペンサ本体に形成された膨張室、前記ディスペンサ
本体に形成された流体出口、および前記膨張室内に設置された概ね矩形の可変要
素を含み、前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向に付き、かつ参照温
度範囲外のときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は
前記容器からの流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記
可変要素は前記容器からの流体の通過を可能にする作用をし、前記流体が前記膨
張室へ流れてそこで膨張する構成である。
【0034】 本発明の好適実施形態によれば、前記可変要素は前記第一配向において前記膨
張室で概ね自由に支持され、前記可変要素が前記第一配向から前記第二配向へス
ナップするときに、前記可変要素の両端部は移動して前記膨張室の内面に当接し
、前記可変要素が前記第二配向へスナップしたときに前記可変要素の両端部は前
記膨張室の内面からギャップにより分離されかつ前記膨張室内に自由に支持され
る。
【0035】 選択的に、前記可変要素の2つの端部は前記膨張室においてクランプ(締着,
固定)されている。更に、選択的に、前記可変要素は前記膨張室において概ねそ
の周辺まわりで締着されている。
【0036】 本発明の好適実施形態によれば、更に、スプレイ容器の内容物をスプレイする
装置が提供され、前記装置は、流体を含む容器へ密封状態で取付可能なディスペ
ンサ本体、前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、前記容器から流体をス
プレイする作用をする前記ディスペンサ本体と流体により連絡するスプレイノズ
ル、および前記スプレイノズルが機能不全であっても前記スプレイノズルを通る
流体の流れを実質的に阻止する作用をする安全バルブを含む。
【0037】 本発明の好適実施形態によれば、更に、スプレイ容器の内容物をスプレイする
装置が提供され、前記内容物は第一物質、および液体部と気体部の少なくとも1
つを含む第二物質を含み、前記装置は前記第一物質と流体により連絡する下開口
端部を有する管を含み、前記管は前記第二物質と流体により連絡する少なくとも
1つの側孔と共に形成されている。前記第一物質は前記容器内において概ね流体
状態または固体状態であってよい。
【0038】 本発明の好適実施形態によれば、前記管は複数の前記側孔と共に形成されてい
て、前記側孔の1つは前記液体部および気体部の少なくとも1つと流体により連
絡している。
【0039】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記側孔は前記側孔のもう一つの孔と
異なる寸法を有する。
【0040】 更に、本発明の好適実施形態によれば、容器から流体をディスペンスする方法
が提供され、前記方法は、流体を含む容器を用意し、前記容器にスプレイバルブ
を取付け、かつ前記スプレイバルブを取付けた容器を参照温度範囲外の温度の環
境に設置することを含み、 前記スプレイバルブが流体を含む容器へ密封状態で取付可能なディスペンサ本
体、前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、および前記ディスペンサ本体
内でその周辺が概ね自由に支持された可変要素を含み、 前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向に付きかつ参照温度範囲外の
ときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前記容器か
らの流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記可変要素は
前記容器からの流体の通過を可能にする作用をし、かつ 所定時間後に前記可変要素と前記環境との間の熱移動が前記可変要素を前記参
照温度範囲外にし、それにより前記可変要素が前記第二配向へ変化し、かつ前記
流体が前記容器から前記ディスペンサ本体へ流出して前記流体出口からディスペ
ンスされる。
【0041】 本発明の好適実施形態によれば、前記方法は更に、前記可変要素が前記第二配
向のときに前記流体と前記可変要素間に熱を伝達して前記可変要素を前記参照温
度範囲にすることを更に含み、そのようにして前記可変要素が前記第二配向から
前記第一配向へ変化し、それにより前記流体が前記ディスペンサ本体を退去する
のを阻止する。
【0042】 更に、本発明の好適実施形態によれば、前記方法は、次の工程の1つにより前
記流体のディスペンスを制御することを含む。即ち、前記スプレイノズルの所望
寸法を選択する工程、前記流体出口の所望寸法を選択する工程、選択された熱特
性および物理的寸法を有するバイメタル材料で前記可変要素を構成する工程、前
記可変要素が前記第二配向のときに、前記容器に対面する前記可変要素の面上に
流体の流れ誘導する工程、前記可変要素が前記第二位置のときに、前記容器に対
面しない前記可変要素の面上に流体の流れを誘導する工程、前記可変要素が前記
第二配向のときに、前記容器に対面する前記可変要素の面および前記容器に対面
しない前記可変要素の面上に流体の流れを誘導する工程、前記流体の所望物理的
特性を選択する工程、前記流体の所望熱的特性を選択する工程、前記流体の所望
圧力を選択する工程、または前記ディスペンサ本体を外部環境から熱的に絶縁す
る工程により前記流体のディスペンスを制御する。
【0043】 好適実施形態の詳細説明 本発明の好適実施形態により構成されかつ作用するスプレイバルブ10を示す
図1Aおよび1Bを参照して以下に説明する。
【0044】 スプレイバルブ10は、好適には、膨張室14が形成されたディスペンサ本体
12を含む。ディスペンサ本体12は流体18を含む容器16へ、PCT特許出
願PCT/IL98/00618に記載のように、ディスペンサ本体12の下端
部に形成された溝26へ締まり嵌めされる弾性金属リング24等により密封状態
で連結されてよい。流体18は、限定的でないが、臭気剤、農薬、殺菌剤、食品
、塗料、駆除剤等を容器16に保存するのに適した(圧力下または無圧下で)い
ずれの種類の流体であってよい。容器16はPCT特許出願PCT/IL98/
00618に記載のいずれかの用途に使用されるいずれの種類の加圧または無圧
容器であってよい。容器はそこから延びるノズル17を有する(図1A)。
【0045】 ディスペンサ本体12はプラスチックライナ(単一層または多層の絶縁体)等
の断熱材19を含み、または真空フラスコのように構成され、または例えば絶縁
エアポケットで構成されてよい。
【0046】 流体出口20は好適にはディスペンサ本体12内に形成されかつ膨張室14と
流体により連絡(もしくは連通)する。図1Aおよび1Bの形態において、流体
出口20はディスペンサ本体12の一側に形成されている。
【0047】 プランジャ22は好適には第一位置(図1Aに示された位置)と第二位置(図
1Bに示された位置)間でディスペンサ本体12内に摺動運動するように配置さ
れる。プランジャ22は種々の方法で容器16内に収容された流体18と流体に
より連絡できる。図示形態において、アダプタ28には容器16のノズル17上
に滑り嵌めする下孔29が形成されている。異なる寸法の孔29を有する異なる
アダプタ28がいずれかの寸法のノズル17に連結するために設けられてよい。
O−リング30がアダプタ28と容器ノズル17間の流体連結を封鎖するために
設けられてよい。
【0048】 アダプタ28はディスペンサ本体12に形成された穴32内にフイットする。
他のO−リング34が穴32に対してアダプタ28を流体から封鎖するために設
けられてよい。アダプタ28の上部36はガイド部材38に当接する。好適には
、第三O−リング40がアダプタ28とガイド部材38間の流体連結を封鎖する
ために設けられる。ガイド部材38はプランジャ22が摺動する穴42により形
成される。ガイド部材38の下部は穴42から延びた対抗穴44により形成され
る。
【0049】 本発明の好適実施形態によれば、プランジャ22は下部に形成された孔46お
よび上端部に形成された孔48を有する中空針として構成される(図1A9)。
選択的に、プランジャ22は非中空の針として形成されてよい。ストッパ50が
プランジャ22の上端部へ固定されてよく、これはプランジャ22の下方への移
動を制限する(図1Aの観点で)。中空針プランジャ22の場合、O−リング5
2およびO−リングカバー54はプランジャ22の上端部をガイド部材38およ
びストッパ50により流体封鎖するために設けられてよい。非中空プランジャ2
2の場合には、ストッパ50、O−リング52およびO−リングカバー54は好
適には省略される。
【0050】 熟練技術者は、プランジャ22および種々のシール(封鎖)に関する上述の説
明がプランジャ22を構成しかつ封鎖する無数の他の形態の一例にすぎないこと
、およびプランジャ22のいずれの形態も本発明の請求の範囲内であることを理
解するであろう。
【0051】 可変要素56は好適にはディスペンサ本体12内の膨張室14上に取付けられ
る。可変要素56は円形、長方形、正方形、等いずれの形状であってもよい。円
形のディスク形要素の場合、可変要素56は、発明の背景で説明したIketani装
置のごとく、その周辺で締着されない。その代わりに、可変要素56は好適には
その周辺で自由に支持される。図1Aおよび1Bの図示形態において、プラグ5
3は好適にはディスペンサ本体12に滑り嵌めしかつ好適には保持リング47に
よりそこへ締結される。可変要素56の周辺は、プラグ53の下拡大部43とO
−リング58間に設置されるが、締着(固定)されない。可変要素56が下方ま
たは上方へ曲折するときに(図1Aの場合)、可変要素56はO−リング58上
に単に当接または僅かにそれを圧搾するが、可変要素56上に締着力を概ね加え
ない。O−リング58の目的は、図1Aおよび1Bの形態において、可変要素5
6下に位置する膨張室14を密封することである。(図5に示された他の形態に
おいて、膨張室は可変要素の両側にあり、かつO−リングの必要性はない。)こ
のように、可変要素56はいずれの締着力を伴うことなく一位置から他の位置へ
自由にスナップする。従来技術と異なり、即ち、可変要素56は僅かな不整合ま
たは寸法変化に対して敏感であるという欠点を持たず、かつその運動を偶発的に
逆転しない。
【0052】 可変要素56の周辺縁部と膨張室14の内周部間にギャップ51が半径方向に
延在することが好ましい。ギャップ51は、可変要素56上にいかなる半径方向
応力も確実に作用しないようにする。可変要素56に非中空プランジャ22が取
付けられた場合、ギャップ51は可変要素56上に半径方向の力が作用すること
なくストッパ50およびO−リング52に対してプランジャ22が自己センタリ
ングするようにする。ギャップ51の存在は製造許容差を緩くしかつスプレイバ
ルブ10の製造コストを低減する。
【0053】 可変要素56はその中心部または他の部に1つまたはそれ以上の孔を伴って形
成される。プランジャ22の上端部は好適には可変要素56の表面に当接する。
選択的に、プランジャ22が非中空針として構成される場合には、プランジャ2
2は好適には、例えばスポット溶接等により、可変要素56に取付けられる。
【0054】 最も好適な実施形態において、可変要素56はバイメタル材料、即ち溶接また
は他方法により結合された2つの異なる金属により構成され、かつの金属が異な
る温度膨張係数を有する。2つの金属の異なる熱特性により、可変要素56は参
照温度範囲内のときに第一配向を有しかつ参照温度範囲外のときに第二配向に逆
転変形する。
【0055】 例えば、図示形態において、可変要素56は図1Aに示された第一配向に付く
。この第一配向において、可変要素56の表面59はプランジャ22の上先端か
ら観察するときに概ね凸形状である。可変要素56は概ね矢印57方向において
プランジャ22に対して力を付与し、プランジャ22の図1Aの第一位置から図
1Bの第二位置への摺動を阻止する。第一位置において、流体18は容器16か
らアダプタ28の長手穴31へ流れるが、O−リング40は流体18がガイド部
材38の対抗穴44へ流れるのを実質的に阻止する。このようにして、第一配向
において、可変要素56は流体18の出口20へ流れるのを阻止する。可変要素
56は、参照温度範囲内である限り第一配向に停まる。例えば、可変要素56が
−20°C未満である限り、可変要素56は第一配向に停まる。(当分野で周知
のごとく、市販バイメタル要素はいずれの所望温度範囲に対しても供給され得る
。) 可変要素56が参照温度範囲外の場合には、可変要素56は図1Bに示された
第二配向へ変形する。この第二配向において、可変要素56の表面59はプラン
ジャ22の上先端から見て概ね凹形状である。可変要素56の変形はプランジャ
22を概ね矢印55の方向において(図1Aに示した矢印57の反対方向)図1
Bに示した第二位置へ摺動させる。第二位置において、流体18はプランジャ2
2から孔46へ、そして上孔48から膨張室14へ流れる。非中空プランジャ2
2の場合、流体18は対抗穴44からプランジャ22と穴42間の空間、そして
膨張室14まで流れる。次に、流体18は膨張室14内で膨張し、かつスプレイ
として出口20を退出する。可変要素56は参照温度範囲外にある限り第二配向
に停まる。例えば、可変要素56が−20°Cと同等またはそれを越える温度で
ある限り、可変要素56は第二配向に停まり、流体18は出口20から連続的に
ディスペンスされる。
【0056】 可変要素56の温度は流体18と可変要素56間の熱移動(伝達)、そして上
述したように可変要素56とディスペンサ本体12の外部環境間の熱移動により
決定される。
【0057】 スプレイバルブ10の作用は、温度が参照温度範囲外の環境にスプレイバルブ
10を取付けた容器16を設置することにより開始する。例えば、容器16は大
気温度が−20°Cを越える室内に設置する。可変要素56とその環境間の熱移
動(ディスペンサ本体12の壁を通る伝導、および室環境への伝達および放射)
は結果として所定時間後に可変要素56を参照温度範囲外にする。換言すれば、
上述の例において、熱移動は結果として可変要素56を−20°C未満から−2
0°C以上の温度へ温め、それにより可変要素56は第二配向へ変形し、プラン
ジャ22が第二位置へ摺動し、流体18が容器16から膨張室14へ流れかつ膨
張して、上述のごとく、流体出口20から流体スプレイとして退出する。
【0058】 プランジャ22が第二位置である間、流体18は可変要素56と接触し、それ
により結果として可変要素56を参照温度範囲へ戻す。換言すれば、上記例にお
いて、流体18と可変要素56間の熱移動は可変要素56を−20°C以上の温
度から−20°C未満の温度に冷却し、そのようにして可変要素56が第二配向
から第一配向へ逆に変形し、かつプランジャ22が第一位置へ逆に摺動し、それ
により流体18のディスペンサ本体12からの退出を阻止する。
【0059】 結果として、可変要素56とその環境間の熱移動が再び可変要素56を参照温
度範囲外へ運び、そしてその運転サイクルがそれ自体反復する。
【0060】 このように、スプレイバルブ10は容器16から循環的に流体18をディスペ
ンスする。種々のフアクタがディスペンスのその周期および時間間隔、ディスペ
ンスされる流体の量、作用的参照温度範囲、および可変要素56の2つの配向間
での変形時間に影響する。それらのフアクタは、とりわけ次のものを含む。
【0061】 a.プランジャ22の寸法、および流体18が流れるプランジャ22の孔(4
6,48)。
【0062】 b.出口20の寸法。
【0063】 c.可変要素56を構成するバイメタル材料のタイプ、および可変要素56の
寸法および厚み。材料のタイプが可変要素56を2つの配向間で変形させる時間
、可変要素56の温度挙動、およびプランジャ22に加える力に影響する。
【0064】 d.流体18が可変要素56の表面59またはその反対面(後述するように)
へ流れるか否か。流体18が表面59上に流れる場合、流体18の流体圧は可変
要素56の第二配向から第一配向への変形を妨害する。反対に、流体18が表面
59と反対面上に流れる場合には、流体18の流体圧は可変要素56を第二配向
から第一配向へ押す働きをする。
【0065】 e.流体18の物理的かつ熱的特性、同様にその圧力。
【0066】 f.1つを越える可変要素56が使用できる。例えば、2つ以上の可変要素5
6は束ねて(積んで)1つの複合可変要素として使用できる。可変要素56の数
量は可変要素がプランジャ22に加える力を支配する。可変要素56の組は、広
範囲の用途に使用するために、異なる熱的特徴、機械的特性、または物理的寸法
を有していてよい。
【0067】 g.膨張室の寸法。
【0068】 h.断熱材19の熱特性。
【0069】 上記実施例において、可変要素56は流体18をディスペンスするためにその
環境により保温され、かつ流体18のディスペンスを停止するために冷却される
ことを注記する。本発明は、また、その環境よりも温かい流体をディスペンスす
ることができると理解されている。かかる場合に、可変要素56は流体18をデ
ィスペンスするためにその環境により冷却され、かつ流体18のディスペンスを
停止するために流体18により保温される。
【0070】 可変要素56を構成する他の材料は、ニッケルチタン合金等の形状記憶合金で
ある。形状記憶合金はオーステナイト系とマルテンサイト系構造間の位相変換に
より加熱することにより所定形状へ復帰する性能を有する。
【0071】 図2Aおよび2Bを参照すると、スプレイバルブ60は閉鎖形態および開放形
態で示され、本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用する。スプレイ
バルブ60はスプレイバルブ10と実質的に同様に構成され、同様参照番号によ
り示された同様要素を有する。スプレイバルブ60はスプレイバルブ10と、ス
プレイバルブ60が面59と反対の可変要素56の面64に対して流体18の流
れを誘導するチャンネル62を含む点で相違する。流体18は側出口20から流
体スプレイとして退去する。上述したように、流体18は面59と反対面64上
を流れるので、流体18の流体圧は可変要素56を第二配向から第一配向へ押す
働きをする。
【0072】 図3Aおよび3Bを参照すると、スプレイバルブ70はそれぞれ閉鎖形態およ
び開放形態で示され、本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用する。
スプレイバルブ70はスプレイバルブ60と実質的に同一構成であり、同様要素
は同様番号で示されている。スプレイバルブ70はスプレイバルブ60と、流体
がスプレイとして退去する上出口74へ可変要素56の面64から流体18の流
れを誘導するチャンネル72をスプレイバルブ70が含む点で相違する。
【0073】 図4Aおよび4Bを参照すると、スプレイバルブ80が閉鎖形態および開放形
態で示され、本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用する。スプレイ
バルブ80はスプレイバルブ10または60と実質的に同一構成であり、同様要
素は同様番号で示されている。スプレイバルブ80はスプレイバルブ10または
60と、可変要素56が膨張室14に対して膨張室14がバイパス82により可
変要素56のまわりに延在するように設置されている点で相違する。このように
して、第二配向において、流体18は可変要素56の上下面64および59に対
して流れる。流体18は側出口から(図4Aおよび4Bに図示されたように)ま
たは上出口から(図3Aおよび3Bの形態のように)退出する。
【0074】 注意すべきことは、エアゾール缶は小滴、噴霧(mist)または気体(gas)とし
てディスペンスされる加圧液を含む。しかし、エアゾール缶はその缶内で気化さ
れた流体を一般的にディスペンスできない。本発明において、膨張室14の存在は
、流体18が既に気体状態に変化していても流体18のディスペンスを可能にす
る。
【0075】 スプレイバルブ10,60,70および80の内部構成要素の他の配置構成が
本発明の範囲内で可能であることが認識されている。
【0076】 図5を参照すると、バルブ90は本発明の好適実施形態により構成されかつ作
用する。バルブ90は本発明の上述の実施形態を含み、かつ特に所定量の物質を
スプレイし、または安全弁を必要とするエアゾールスプレイ装置のいずれの種類
にも使用できる。バルブ90はスプレイ装置の既存バルブに一体化するか、また
それに代えることができる。
【0077】 バルブ90は好適には狭い拡大部94を有する下本体92を含む。拡大部94
は容器96の内容物を流出する供給管95に流体で連結される構成である。供給
管95は好適には図7A−7Dを参照して後述する図示供給管であるが、選択的
に他の種類の供給管が使用できる。本体92および拡大部94は好適には対抗穴
107へ延びた中央穴98と共に形成される。図5に図示された位置において、
ストッパ106は対抗穴107の底に設けられ、それによりストッパ106と対
抗穴107の上端部102との間に所定容積(volume)108を形成する。好適
にはストッパ106の外周辺と対抗穴107の内周辺との間に間隙が存在し、そ
のようにして容器96の内容物の一部がストッパ106のまわりへ容器96から
流れて容積108を充填する。
【0078】 膨張室99は好適には上本体110の内容積部内に形成され、好適には下本体
92上にスナップ係止される下拡大部112を有する。軟質弾性(例えば、ゴム
)ワッシャ105が上下本体110と92との間に設置される。選択的に、上下
本体110と92は一体物として構成され、かかる場合にはワッシャ105は必
要とされない。可変要素56は膨張室99内に設置される。プランジャ100が
好適には可変要素56へ、例えばスポット溶接等により取付けられる。好適には
非中空のプランジャ100は、図5の実線で示された上位置から点線で示された
下位置へ摺動するように構成される。下位置において、プランジャ100は好適
には対抗穴107の上端部102に固定されたO−リング104へ密封状態で摺
動する。
【0079】 本発明の好適形態において、膨張室99は可変要素56の変化配向の限界に対
応または適合する形状を有する。膨張室99は好適には孔99Aと共に形成され
、プランジャ100がそこを通過する。膨張室99の適合形状は幾つかの利点を
有する。
【0080】 a. 膨張室99の形状はいずれの角度または配向においてもスプレイ出口1
01の膨張室99への設置を可能にし、それによりいずれの方向へも容器の内容
物のスプレイを可能にする。
【0081】 b. 寸法および形状のいずれの組み合わせによるいくつの数量のスプレイ出
口101も使用でき、内容物はそこから事実上同時にスプレイされる。スプレイ
出口の数量、寸法および形状を制御することにより膨張室99における過剰圧力
膨張を実質的に防止できる。
【0082】 c. 膨張室99の形状により、容器の流体内容物は概ね同時に可変要素56
の上下いずれへも流れる。
【0083】 d. 膨張室99の適合形状は小さい容積であり、それによりスプレイ容器の
内容物の少量スプレイを可能にする。
【0084】 e. 膨張室99の適合形状は同様に先のスプレイ時に膨張室99を完全に退
去しなかった残渣の蓄積を防止する。残渣は膨張室99の底に沿って流れ、孔9
9Aを通って次のスプレイ時にスプレイされる。
【0085】 f. 膨張室99の寸法はスプレイされる流体103の量、および気化物質で
ないものとしてスプレイされるバルブとして流体103の液滴の量を決定する。
膨張室99が大きければ、流体103を膨張させる空間は大きく、その結果とし
て液体滴のスプレイ量は少なくなる。反対に、膨張室99が小さい場合には、液
体滴の量が増える。一回にスプレイできる物質の最大量は容積108に略等しい
。しかしながら、一回に容積108よりも多い量をスプレイしない方が好ましく
、そうすることによりストッパ106は穴98の端部102に停止しなくなる。
【0086】 バルブ90の作用について次に説明する。最初に、所定量の流体103が容器
96から管95および穴98を介して容積(滴定室)108へ流れる。可変要素
56が図5の上方位置(実線)にあるときに、容器96の内容物の内圧がストッ
パ106を上方へ付勢し(図5に関して)、かつ流体103のいくらかを滴定室
から孔99Aを介して膨張室99へ向けて上方へ付勢する。流体103は膨張室
99で膨張しかつスプレイ出口または出口101からスプレイとして退去する。
流体103は可変要素56の両端部のまわりに流れ、そのようにして流体103
は可変要素56の両側を冷却する。可変要素56が充分に冷却されると、可変要
素56は図5に示された下位置(点線)へスナップする。プランジャ100はO
−リング104へ摺動しかつ対抗穴107の端部102を密封する。ストッパ1
06は比重により対抗穴107の底へ落下し、かつ容器96の内容物の新鮮部が
ストッパ106を通過して上方へ流れて滴定室108を再充填する。再充填され
た滴定室108は次のスプレイの準備態勢になる。
【0087】 選択的に、バルブ90は一方弁、即ち、容器96へ物質が逆流するのを阻止す
る弁として構成されてよい。これはストッパ106の下に小さい、好適には弾性
のボール156を設置することにより達成されてよい。ボール156は穴98内
で下拡大部94の喉部に形成された面取り部158に停まってよい。ボール15
6は容器96から可変要素56および膨張室99へ向かう流体103の流れを干
渉しないが、容器96へ向けて逆流する流体の流れを実質的に阻止する。
【0088】 再度説明すると、可変要素56は何ら締着力を必要とすることなく一つの位置
から他の位置へ自由にスナップする。これは、可変要素56が締着されず、むし
ろ自由に支持されることによる。好適には、可変要素56と膨張室99の内面と
の間に上下ギャップ183があり(図5に関し)、かつ可変要素56と膨張室9
9の内面との間に半径方向ギャップ185がある。半径方向ギャップ185は、
可変要素56に半径方向の応力が作用しないことを確実にし、かつ可変要素56
上に作用する半径方向の力を伴うことなくO−リング104に対してプランジャ
100を自己センタリングさせる。ギャップ183O−リング185の存在は製
造許容差を緩和しかつ製造コストを低減する。
【0089】 一般的に、滴定室108内の約半分以下の流体103のみが一回にスプレイさ
れる。種々のファクタがディスペンスの頻度、時間間隔、ディスペンス流体量、
作用的参照温度範囲、および可変要素56が上述の2つの配向間で変化する時間
に影響する。
【0090】 何らかの機能不全が発生しかつプランジャ100が適正に閉鎖しない場合には
、容器96の内容物の内圧が連続的にストッパ106を穴98の上端部へ向けて
上方へ、ストッパ1106が穴98の端部102に停まるように付勢し、それに
より穴98の上端部102を実質的に密封し、かつ内容物のそれ以上のスプレイ
を阻止する。注記すれば、図5においてストッパ106は上端部102に当接す
る上突起106Aを有するものとして図示されている。しかし、ストッパ106
はフラットであり端部102を密封すると理解されている。これは容器96の内
容物の内圧がストッパ106に対する上方力を維持するからである。
【0091】 このようにして、ストッパ106は内容物の望ましくない過剰スプレイを阻止
する安全弁として作用する。ストッパ106は種々の機能不全による漏れおよび
過剰スプレイを阻止できる。例えば、機能不全は容器96に対するノック(knoc
ks)またはブロー(blows)、容器の落下、ガス漏れ、または容器内での流体の消耗
により発生し得る。あらゆる場合に、ストッパ106は、内圧がストッパ106
を端部102に対して封止維持するので安全弁として働く。更に、スプレイが容
器により水平または倒立位置で達成される場合、ストッパ106はスプレイを実
質的に阻止する。これは内圧が再びストッパ106を端部102に対して封止維
持することによる。
【0092】 本発明の好適実施形態において、オンオフスイッチ177は可変要素56に隣
接設置されてよい。オンオフスイッチ177は、例えば上本体110の上部に形
成された穴179内を摺動するステム178として、簡単に構成されてよい。ピ
ン180がステム178の一側から突出するのが好ましい。ステム178は可変
要素56を図5の矢印181の方向へ付勢でき、それによりステム178が略1
/4円を回転し、それによりピン180が上本体110の上部に形成された溝1
82内に受けられる。オンオフスイッチ177が可変要素56へ付勢されると、
可変要素56は図5の上位置へスナップできず、それによりバルブ90がスイッ
チオフする。反対に、バルブが溝182からピン180を除去することによりオ
ンに転換する。
【0093】 オンオフスイッチ177は同様にストッパ106の手動リセットとして働く。
オンオフスイッチ177の下方へのプッシュ運動(図5参照)、ステム178を
1/4回転することなく、ストッパ106を対抗穴107の上端部102から係
止解除する。他のオンオフスイッチが同様に使用できると認識されている。
【0094】 図5の形態は、とりわけ、可変要素56、下上本体92および110、プラン
ジャ100、膨張室99、ストッパ106、およびO−リング104(更に選択
的にワッシャ105、ボール156およびオンオフスイッチ177)に関して、
単純構成であることを注記する。容器の内容物は、例えばIketaniのごとき外的
構造物を必要とすることなく、可変要素56へ直接的に流れる。
【0095】 流体内容物は図1Aおよび1Bに図示かつこれを参照して上述した可変要素5
6の下から、または図2Aおよび2Bに図示かつこれを参照して上述した可変要
素56の上から流れるように誘導できる。換言すれば、バルブ90は内容物の流
れが可変要素56を閉鎖位置へスナップさせる(即ち、可変要素56の下から流
れる)ように構成できる。選択的に、内容物の流れが可変要素56が閉鎖位置へ
スナップするのを阻止する(即ち、可変要素56の上から流れる)ように、バル
ブ90を構成できる。他の例として、可変要素56は内容物をそこからスプレイ
するための1つまたはそれ以上の孔を持つ構成であってよい。内容物は同様に可
変要素56のまわりを流れる。
【0096】 流体内容物が可変要素56の下から流れるように誘導される場合、内容物の上
方流はプランジャ100に上方力を加える。この力は可変要素56をスプレイ配
向にスナップさせる作用をしかつスプレイ間の時間を短縮する。プランジャ10
0の断面積が小さければ小さいほど、内容物のこの力は小さく、かつスプレイ間
の時間は長くなる。この上方力は、可変要素56がスナップに通常必要とされる
温度(即ち、作動温度)に実際に達する前に、可変要素56をスプレイ配向にス
ナップさせる。これが可変要素の僅かに高い作動温度による使用を可能にし、こ
れは一般的にコスト節減を意味する。その理由はバイメタルディスクの価格がよ
り作動温度が高いことにより一般的に安くなることによる。
【0097】 図6Aおよび6Bを参照すると、本発明の好適実施形態により構成されかつ作
用するスプレイバルブ180が図示されている。スプレイバルブ180はバルブ
90と概ね同様構成であり、同様要素は同様番号により示されている。スプレイ
バルブ180は膨張室188の半割部184と186間に自由に支持または設置
されるか、選択的に半割部184と186によりその周辺まわりまたはその2つ
の端部のみで締着される。可変要素182の中央領域は概ね一つの位置から他の
位置へスナップする。
【0098】 プランジャ100の通過を可能にしかつ先のスプレイによる残渣を排出するた
めの孔が半割部186の底に形成されるのが好ましい。可変要素182には好適
には物質をスプレイするための概ね矩形孔190が1つまたはそれ以上形成され
る。この物質は膨張室188を、例えば、上スプレイ出口192から退出する。
バルブ180は上述の本発明の他のバルブと同様に作動する。例えばスプレイ出
口の数および位置等の上述の構造上の変化がバルブ180に同様に適用できる。
円形バイメタル要素と異なり、矩形可変要素(バイメタルまたは形状記憶)は僅
かな不整合または寸法変化に敏感でなく、かつ全周締着の影響下でその運動を偶
発的に反転しない。
【0099】 次に、図6C−6Fを参照して説明すると、図示スプレイバルブ194は本発
明の他の好適実施形態により構成されかつ作用する。スプレイバルブ194はバ
ルブ180と概ね同様構成であり、同様要素は同様番号により示されている。ス
プレイバルブ194は曲折可能の短端部198を有する概ね矩形可変要素196
を使用する。可変要素196は好適には膨張室137内に自由に支持される。好
ましくは、短端部198と膨張室137の内面間にギャップ135がある。
【0100】 図6Cにおいて、可変要素196は上方へ曲折している。図6Eに示されたよ
うに、可変要素196が下方へスナップを開始するときに、短端部198は矢印
127の方向へ外方へ移動して膨張室137の内面に当接する。可変要素196
が図6Fに示された位置に対して下方へスナップすると、短端部198と膨張室
137の内面間にギャップ135が形成される。
【0101】 多くのエアゾール缶は、内容物を適正に混合するためにスプレイする前に振盪
しなければならない液体および気体内容物を含む。不幸にも、時に使用者は内容
物の振盪を忘れ、かつスプレイ装置によっては各スプレイ前に内容物を振盪する
ことが不便または不可能である(例えば、自動スプレイディスペンサのように)
。本発明は、上述のごとき振盪を必要とすることなく、かかる内容物のスプレイ
を可能にする。
【0102】 次に、図7A,7Bおよび7Cを参照すると、本発明の好適実施形態により構
成されかつ作用するスプレイ装置に有用な管12が図示されている。管122は
好適にはスプレイ容器128の内容物と流体により連絡する下開口端部124を
有する。下開口端部124は管122の先端にあってよく、または管122の側
壁上にあってよい。下開口端部124は所望により加重されていてよく、そのよ
うにして容器128が位置決めされた角度と関係なく下開口端部124は容器1
28の最下部へ重力を加える。
【0103】 スプレイ容器128は本発明または当分野のいずれの種類のスプレイ容器であ
ってもよく、かつ管122の上端部は本発明または当分野のいずれの種類のスプ
レイノズル(図示せず)に連結されてよく、図5の安全弁を含む。容器128の
内容物は、好適には、容器128内で概ね流体(液体または気体)状態で維持さ
れる第一物質126、および好適には液体部132および気体部133から成る
第二物質117を含む。気体部133は液体部132および第一物質上で概ね一
定の圧力を維持する。この圧力は、後述するように、スプレイするために容器1
28の内容物を管122へ付勢する。多くのスプレイ用途において、第一物質1
26および液体部132はスプレイ前に混合されることが望ましい。管122は
2つの物質127および117を後述のごとく混合する。
【0104】 本発明は微細、固体粒子のスプレイに同様に利用できる。そのようにして、第
一物質126はスプレイ可能粉末等の固体物質を含んでよい。第二物質117は
必ずしも液体部132および気体部133を含む必要はないが、液体単独または
気体単独であってよい。
【0105】 管122には好適にはいずれかの寸法または形状の1つ以上の側孔が形成され
る。好適実施形態において、3つの孔130A,130Bおよび130Cが形成
されているが、いくつの数の孔が管122に形成されてもよい。(管122は、
図7Dを参照して更に後述する機能を達成するために、選択的または付加的に1
つまたはそれ以上の気体取込孔139を有してよい。)図7Aは第一物質126
上に液体部132を充填し、かつ液体部132上に気体部133を充填したスプ
レイ容器128を示す。液体部132は上孔130Aと流体で連絡すると理解さ
れている。スプレイノズルがスプレイするために開放するときに、容器128の
内圧、即ち気体部133により供給される下方への圧力が第一物質126を開放
端部124へ付勢する。第一物質126が管122内で上昇するときに液体部1
32は上孔130Aへ侵入し、かつ管122内で上方へ流れるときに第一物質1
26と混合する。このようにして、2つの物質は容器128の内容物を振盪する
必要を伴うことなくスプレイ前に混合される。
【0106】 図7Bおよび7Cにおいて、充分な量の内容物は、それぞれ、スプレイ容器1
28が部分的に全部または殆ど空になるまでスプレイされている。液体部132
はそこで中間孔130Bまたは下孔130Cと流体により連絡する。再度説明す
ると、スプレイノズルがスプレイのために開放するときに、気体部133により
供給される下方へ向かう圧力第一物質126を開口端部124へ付勢する。第一
物質126が管122内で上昇するときに、液体部132は中間孔130Bまた
は下孔130Cへ侵入し、かつそれが管122内で上方へ流れるときに第一物質
126と混合する。これらの2つの物質は、容器128の内容物を振盪する必要
なく、スプレイ前に混合される。
【0107】 図7Bにおいて、気体部133は上孔130Aへ侵入しかつ第一物質126お
よび液体部132と混合する。図7Cにおいて、気体部133は上孔130Aお
よび中間孔130Bへ侵入しかつ第一物質126および液体部132と混合する
。各場合において、気体部133の付加成分は第一物質の第二物質に対する比率
を僅かに変化させる。比率変化は概ね無視できるが、にもかかわらず下孔130
A、中間孔130Bおよび上孔130Cの相対的寸法を変化させることにより最
小限にできる。一般的に、管122に侵入して第一物質126および液体部13
2と混合する気体部133の量は、殆ど、管122の内径、および孔130の数
でなく孔130の寸法の関数である。
【0108】 要約すると、殆どの用途で無視できるが、内容物が容器128から空になると
きの第一物質の第二物質に対する比率に小さな差を有していてよい。第一物質1
26と液体部132の混合比に影響するファクタは、とりわけ、第一物質に対す
る第二物質の比、第一物質126と第二物質117の特性、容器128の内容物
が空になるときに残存する気体部133の量、側孔130の形状および寸法、な
らびに相互に対する相対的位置、容器の内圧、およびスプレイ時間、即ち内容物
がスプレイされる時間量を含む。
【0109】 選択的に、図7Dに示されたように、管122には、常時、気体部133と流
体により連絡し、かつ第一物質126または液体部132と流体により連絡する
ことのない1つまたはそれ以上の孔139が、その上端部に形成されてよい。こ
のようにして、容器128の内容物がスプレイされる毎に、第一物質126は管
122まで流れかつ気体部133とのみ混合し、それにより、容器128が一杯
か否かを問わず、第一物質126と第二物質117による混合物の一定比率を維
持する(気体部133の形態で)。
【0110】 本発明は上述の特定形態に限定されないことは当業者に理解されるであろう。
むしろ、本発明の範囲は上述の特徴の全体的組み合わせまたは部分的組み合わせ
、ならびに上記説明を読んで当業者に想起されかつ当分野に存在しない改変およ
び変更を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AおよびBは本発明の好適実施形態により構成されかつ作用するスプレイバル
ブの単純化した線図であり、それぞれ閉鎖形態および開放形態で示され、流体は
可変要素の下面に対して流れかつ側出口から流体スプレイとして流出する。
【図2】 AおよびBは本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用するスプレイ
バルブの単純化した線図であり、それぞれ閉鎖形態および開放形態で示され、流
体は可変要素の上面に対して流れかつ側出口から流体スプレイとして流出する。
【図3】 AおよびBは本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用するスプレイ
バルブの単純化した線図であり、それぞれ閉鎖形態および開放形態で示され、流
体は可変要素の上面に対して流れかつ上出口から流体スプレイとして流出する。
【図4】 AおよびBは本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用するスプレイ
バルブの単純化した線図であり、それぞれ閉鎖形態および開放形態で示され、流
体は可変要素の下面および上面に対して流れかつ側出口から流体スプレイとして
流出する。
【図5】 本発明の好適実施形態により構成されかつ作用する安全スプレイバルブの単純
化した断面図である。
【図6】 AおよびBはそれぞれ本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用する
スプレイバルブの単純化した断面図および上面図であり、周辺で締着された概ね
矩形の可変要素を使用している。CおよびDはそれぞれ本発明の他の好適実施形
態により構成されかつ作用するスプレイバルブの単純化した断面図および上面図
であり、短端部で締着された概ね矩形の可変要素を使用している。EおよびFは
それぞれ図6CおよびDのスプレイバルブの単純化した断面図であり、それぞれ
可変要素の位置の逆転時および逆転後を示す。
【図7】 A,BおよびCは本発明の他の好適実施形態により構成されかつ作用するスプ
レイバルブの単純化した線図であり、それぞれ完全、一部完全、略空の形態を示
し、ここではスプレイ容器の内容物は容器を振ることなくスプレイできる。Dは
A,BおよびCのスプレイバルブの単純化した線図であり、本発明の好適形態に
よる供給管内に形成された上孔を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレイ容器の内容物をスプレイする装置であって、 流体を含む容器に密封状態で取付可能なディスペンサ本体、 前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、および 前記ディスペンサ本体にその周辺で概ね自由に支持された可変要素を含み、 前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向を有し、かつ参照温度範囲外
    のときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前記容器
    から流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記可変要素は
    前記容器から流体の通過を可能にする作用をする、装置。
  2. 【請求項2】 前記可変要素は概ね円形である、請求項1による装置。
  3. 【請求項3】 前記可変要素は概ね矩形である、請求項1による装置。
  4. 【請求項4】 流体を含む容器を更に含み、請求項ディスペンサ本体は前記
    容器に密封状態で取付けられている、請求項1による装置。
  5. 【請求項5】 前記第二位置(配向)において、前記流体は前記可変要素へ
    向かって流れて接触し、前記流体と前記可変要素管に熱が伝達されて前記可変要
    素を参照温度範囲にし、それにより前記可変要素が前記第二配向から前記第一配
    向へ変化する、請求項4による装置。
  6. 【請求項6】 前記流体は前記容器と対面する前記可変要素の面上で前記可
    変要素と接触する、請求項4による装置。
  7. 【請求項7】 前記流体は前記容器と対面しない前記可変要素の面上で前記
    可変要素と接触する、請求項3による装置。
  8. 【請求項8】 前記流体は前記容器と対面する前記可変要素の面上および前
    記容器と対面しない前記可変要素の面上で前記可変要素と接触する、請求項3に
    よる装置。
  9. 【請求項9】 第一位置と第二位置間で前記ディスペンサ本体において摺動
    運動するために配置されたプランジャを更に含む、請求項1による装置。
  10. 【請求項10】 前記プランジャは前記可変要素に取付けられている、請求
    項1による装置。
  11. 【請求項11】 前記可変要素はバイメタル要素を含む、請求項1による装
    置。
  12. 【請求項12】 前記可変要素は形状記憶合金要素を含む、請求項1による
    装置。
  13. 【請求項13】 前記ディスペンサ本体は前記可変要素を外部環境から熱的
    に絶縁するための断熱材を含む、請求項1による装置。
  14. 【請求項14】 前記ディスペンサ本体は膨張室と共に形成され、かつ前記
    可変要素が前記第二配向のときに、前記流体は前記膨張室へ流入して膨張する、
    請求項1による装置。
  15. 【請求項15】 前記膨張室は前記可変要素の一側に位置決めされている、
    請求項14による装置。
  16. 【請求項16】 前記膨張室は前記可変要素の二側に位置決めされている、
    請求項14による装置。
  17. 【請求項17】 流体出口から前記流体の流出を実質的に阻止する作用をす
    る前記流体出口と流体で連絡する安全スプレイバルブを更に含む、請求項1によ
    る装置。
  18. 【請求項18】 前記安全スプレイバルブは前記ディスペンサ本体内に形成
    された穴内に摺動自在に設置されたストッパを含み、前記穴は容器から前記流体
    出口へ流体流れるのを可能にし、前記ストッパは前記穴の端部へ向かって摺動し
    、かつ前記容器の加圧内容物の力により実質的に摺動自在にそこに保持されるよ
    うに構成されている、請求項17による装置。
  19. 【請求項19】 前記安全スプレイバルブは前記可変要素から前記容器へ戻
    る方向へ物質が流れるのを実質的に阻止する一方弁を含む、請求項17による装
    置。
  20. 【請求項20】 前記一方弁は前記ディスペンサ本体内に形成された穴内に
    設置されたボールを含み、前記ボールは前記可変要素へ向かう前記容器からの流
    体の流れを干渉しないが、前記容器へ向けての後方への流体の流れを実質的に阻
    止する、請求項19による装置。
  21. 【請求項21】 前記スプレイバルブはスプレイ容器の内容物と流体により
    連絡し、前記内容物は第一物質、および液体部と気体部の少なくとも1つを含む
    第二物質を含み、前記スプレイバルブは前記第一物質と流体により連絡する下開
    口端部を有する管を更に含み、前記管は前記第二物質と流体により連絡する少な
    くとも1つの側孔と共に形成されている、請求項1から20のいずれか1による
    装置。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの側孔は前記液体部と流体により連絡
    している、請求項21による装置。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つの側孔は前記気体部と流体により連絡
    している、請求項21による装置。
  24. 【請求項24】 前記スプレイバルブが前記内容物をディスペンスするとき
    に、前記容器の内圧が前記第一物質を前記開口端部へ付勢し、かつ前記第一物質
    が前記管内で上昇するときに、前記内容物がスプレイされる前に、前記第二物質
    は前記少なくとも1つの側孔へ侵入して前記第一物質と混合する、請求項21〜
    23のいずれか1による装置。
  25. 【請求項25】 スプレイ容器の内容物をスプレイする装置であって、 流体を含む容器へ密封状態で取付可能なディスペンサ本体、 前記ディスペンサ本体に形成された膨張室、 前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、および 前記膨張室内に設置された概ね矩形の可変要素を含み、 前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向を有し、かつ参照温度範囲外
    のときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前記容器
    からの流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記可変要素
    は前記容器からの流体の通過を可能にする作用をし、前記流体が前記膨張室へ流
    れてそこで膨張する、装置。
  26. 【請求項26】 前記可変要素は前記第一配向において前記膨張室で概ね自
    由に支持され、前記可変要素が前記第一配向から前記第二配向へスナップすると
    きに、前記可変要素の両端部は移動して前記膨張室の内面に当接し、前記可変要
    素が前記第二配向へスナップしたときに前記可変要素の両端部は前記膨張室の内
    面からギャップにより分離されかつ前記膨張室内で自由に支持される、請求項2
    5による装置。
  27. 【請求項27】 前記可変要素の2つの端部は前記膨張室において締着され
    ている、請求項25による装置。
  28. 【請求項28】 前記可変要素は前記膨張室において概ねその周辺まわりで
    締着されている、請求項25による装置。
  29. 【請求項29】 前記可変要素はバイメタル要素を含む、請求項25による
    装置。
  30. 【請求項30】 前記可変要素は形状記憶合金要素を含む、請求項25によ
    る装置。
  31. 【請求項31】 スプレイ容器の内容物をスプレイする装置であって、 流体を含む容器へ密封状態で取付可能なディスペンサ本体、 前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、 前記容器から流体をスプレイする作用をする前記ディスペンサ本体と流体によ
    り連絡するスプレイノズル、および 前記スプレイノズルが機能不全であっても前記スプレイノズルを通る流体の流
    れを実質的に阻止する作用をする安全スプレイバルブを含む、装置。
  32. 【請求項32】 前記安全スプレイバルブは請求項ディスペンサ本体に形成
    された穴内に摺動自在に設置されたストッパを腹、前記穴は流体が前記流体出口
    へ容器から流れるのを可能にし、前記ストッパは前記穴の端部へ向かって摺動し
    、かつ前記容器の加圧内容物の力によりそこに実質的密封状態で保持される構成
    である、請求項31による装置。
  33. 【請求項33】 前記安全スプレイバルブは前記可変要素から前記容器へ戻
    る方向へ物質が流れるのを実質的に阻止する一方弁を含む、請求項31による装
    置。
  34. 【請求項34】 前記一方弁は前記ディスペンサ本体に形成された穴内に設
    置されたボールを含み、前記ボールは前記可変要素へ向かう前記容器からの流体
    の流れを干渉しないが、前記容器へ向けての後方への流体の流れを実質的に阻止
    する、請求項33による装置。
  35. 【請求項35】 前記スプレイバルブはスプレイ容器の内容物と流体により
    連絡し、前記内容物は第一物質、および液体部と気体部の少なくとも1つを含む
    第二物質を含み、前記スプレイバルブは前記第一物質と流体により連絡する下開
    口端部を有する管を更に含み、前記管は前記第二物質と流体により連絡する少な
    くとも1つの側孔と共に形成されている、請求項31から34のいずれか1によ
    る装置。
  36. 【請求項36】 前記少なくとも1つの側孔は前記液体部と流体により連絡
    している、請求項35による装置。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも1つの側孔は前記気体部と流体により連絡
    している、請求項35による装置。
  38. 【請求項38】 前記スプレイバルブが前記内容物をディスペンスするとき
    に、前記容器の内圧が前記第一物質を前記開口端部へ付勢し、かつ前記第一物質
    が前記管内で上昇するときに、前記内容物がスプレイされる前に、前記第二物質
    は前記少なくとも1つの側孔へ侵入して前記第一物質と混合する、請求項35〜
    37のいずれか1による装置。
  39. 【請求項39】 スプレイ容器の内容物をスプレイする装置であって、前記
    内容物は第一物質、および液体部と気体部の少なくとも1つを含む第二物質を含
    み、前記装置は、 前記第一物質と流体により連絡する下開口端部を有する管を含み、前記管は前
    記第二物質と流体により連絡する少なくとも1つの側孔と共に形成されている、
    装置。
  40. 【請求項40】 前記第一物質は前記容器内において概ね流体状態である、
    請求項39による装置。
  41. 【請求項41】 前記第一物質は前記容器内において概ね固体状態である、
    請求項39による装置。
  42. 【請求項42】 前記管は複数の前記側孔と共に形成されていて、前記側孔
    は前記液体部および気体部の少なくとも1つと流体により連絡している、請求項
    39による装置。
  43. 【請求項43】 前記側孔は前記側孔のもう一つの孔と異なる寸法を有する
    、請求項42による装置。
  44. 【請求項44】 容器から流体をディスペンスする方法であって、 流体を含む容器を用意し、 前記容器にスプレイバルブを取付け、かつ 前記スプレイバルブを取付けた容器を参照温度範囲外の温度の環境に設置する
    ことを含み、 前記スプレイバルブが、 流体を含む容器へ密封状態で取付可能なディスペンサ本体、 前記ディスペンサ本体に形成された流体出口、および 前記ディスペンサ本体内でその周辺が概ね自由に支持された可変要素を含み、 前記可変要素が参照温度範囲内のときに第一配向を有し、かつ参照温度範囲外
    のときに第二配向へ逆転変化し、前記第一配向において前記可変要素は前記容器
    からの流体の通過を閉塞する作用をし、かつ前記第二配向においで前記可変要素
    は前記容器からの流体の通過を可能にする作用をし、かつ 所定時間後に前記可変要素と前記環境との間の熱移動が前記可変要素を前記参
    照温度範囲外にし、それにより前記可変要素が前記第二配向へ変化し、かつ前記
    流体が前記容器から前記ディスペンサ本体へ流出して前記流体出口からディスペ
    ンスされる、方法。
  45. 【請求項45】 前記可変要素が前記第二配向のときに前記流体と前記可変
    要素間に熱を伝達して前記可変要素を前記参照温度範囲にすることを更に含み、
    そのようにして前記可変要素が前記第二配向から前記第一配向へ変化し、それに
    より前記流体が前記ディスペンサ本体を退去するのを阻止する、請求項44によ
    る方法。
  46. 【請求項46】 前記スプレイノズルの所望寸法を選択することにより流体
    のディスペンスを制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  47. 【請求項47】 前記流体出口の所望寸法を選択することにより流体のディ
    スペンスを制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  48. 【請求項48】 選択された熱特性および物理的寸法を有するバイメタル材
    料で前記可変要素を構成することにより流体のディスペンスを制御することを更
    に含む、請求項44または45による方法。
  49. 【請求項49】 前記可変要素が前記第二配向のときに、前記容器に対面す
    る前記可変要素の面上に流体の流れ誘導することにより流体のディスペンスを制
    御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  50. 【請求項50】 前記可変要素が前記第二配向のときに、前記容器に対面し
    ない前記可変要素の面上に流体の流れを誘導することにより流体のディスペンス
    を制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  51. 【請求項51】 前記可変要素が前記第二配向のときに、前記容器に対面す
    る前記可変要素の面および前記容器に対面しない前記可変要素の面上に流体の流
    れを誘導することにより流体のディスペンスを制御することを更に含む、請求項
    44または45による方法。
  52. 【請求項52】 前記流体の所望物理的特性を選択することにより流体のデ
    ィスペンスを制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  53. 【請求項53】 前記流体の所望熱的特性を選択することにより流体のディ
    スペンスを制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  54. 【請求項54】 前記流体の所望圧力を選択することにより流体のディスペ
    ンスを制御することを更に含む、請求項44または45による方法。
  55. 【請求項55】 前記ディスペンサ本体を外部環境から熱的に絶縁すること
    により流体のディスペンスを制御することを更に含む、請求項44または45に
    よる方法。
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