JP2003520609A - ガムベース - Google Patents

ガムベース

Info

Publication number
JP2003520609A
JP2003520609A JP2001555501A JP2001555501A JP2003520609A JP 2003520609 A JP2003520609 A JP 2003520609A JP 2001555501 A JP2001555501 A JP 2001555501A JP 2001555501 A JP2001555501 A JP 2001555501A JP 2003520609 A JP2003520609 A JP 2003520609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casein
gum base
composition
polyvinyl acetate
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001555501A
Other languages
English (en)
Inventor
アレクサンダー ブリッジャー,リントン
スチュワート デンハム カール,エイドリアン
ギスレン デュフール,ジャン−ピエール
ジョセフ シルコック,パトリック
テレス ビンセント,ステファニー
Original Assignee
フォンテラ テック リミティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フォンテラ テック リミティド filed Critical フォンテラ テック リミティド
Publication of JP2003520609A publication Critical patent/JP2003520609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G4/064Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing inorganic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G4/08Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds of the chewing gum base
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G4/16Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing dairy products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/10Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing emulsifiers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は咀嚼可能なガムベース組成物、それを含むチューイングガム、その製造方法に関する。ガムベース組成物は、(a)ポリ酢酸ビニルが連続相の形態であるポリ酢酸ビニルマトリックス、及び、(b)カゼイン及び/又は変性カゼインの粒子が前記ポリ酢酸ビニルマトリックス全体にわたって分散している、カゼイン、変性カゼイン又はカゼインと変性カゼインの両方を含む。好ましい態様において、ガムベース組成物は、ポリグリセロールポリリシノレエート、モノ−及びジアセチル酒石酸でエステル化されたモノ−及びジグリセリド、アセチル化モノグリセリド、レシチン、ナトリウムもしくはカルシウムステアロイル−2−ラクチレートをも含む。上記のとおりの咀嚼可能なガムベースを含む本発明のチューイングガムは、1つ以上の甘味料及び/又は調味料と組み合わされ、好ましくは、三酢酸グリセロール及びステアリン酸とも組み合わされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は新規の咀嚼可能なガムベース組成物、このような組成物から製造され
る製品、特にチューイングガム及びそれらの製造方法に関する。
【0002】 発明の背景 チューイングガムはそれの与える味及び噛み心地のために、人気のある消費者
製品である。しかしながら、従来のチューイングガムは、消費されたときに、カ
ーペット及び歩道などの表面に粘着する傾向が強く、かなりの時間にわたってそ
の粘着性を持続する。また、それは非生分解性である。したがって、従来のチュ
ーイングガムは、不適切に廃棄されるならば、取り除くことの困難な見苦しいご
みの問題を起こしうる。これにより、幾つかの国では、従来のチューングガムの
販売に対して規制を課すことになった。
【0003】 それ故、これらの問題を克服する方向に向かい、同時に良好なチューイング特
性及びそれ故、消費者に対する許容性を維持するチューイングガムを提供するこ
とが望まれている。
【0004】 Warner Lambert CompanyのWO98/15189はタンパク質成分及び可塑剤
成分のブレンドを制御されたせん断条件下に加熱し、可塑化されたタンパク質性
材料であって、ガムおよび菓子組成物を製造するために使用することができる材
料を形成する方法を開示している。
【0005】 発明の要旨 本発明の目的は、上記の願望を満たし又は有用な選択肢を少なくとも公衆に提
供するガムベース組成物を提供することである。
【0006】 したがって、1つの態様において、本発明は、(a)ポリ酢酸ビニルが連続相
の形態であるポリ酢酸ビニルマトリックス、及び、(b)カゼイン、変性カゼイ
ン又はカゼインと変性カゼインとの両方であって、カゼイン及び/又は変性カゼ
インの粒子がポリ酢酸ビニルマトリックス全体にわたって分散されているもの、
を含む、咀嚼可能なガムベース組成物を提供する。
【0007】 好ましい態様において、ガムベース組成物は酸カゼインを含む。特に好ましい
態様において、ガムベースは酸カゼインおよび微細砕された酸カゼインを含む。
【0008】 別の好ましい態様において、ガムベースは酸カゼインと、トランスグルタミナ
ーゼを用いて重合した酸カゼイン又はトランスグルタミナーゼを用いて重合した
加水分解された酸カゼインとの両方を含む。
【0009】 ポリ酢酸ビニルが異なる分子量を有するポリ酢酸ビニルのブレンドを含むこと
は特に好ましい。
【0010】 さらに、ガムベース組成物は、好ましくは、1種以上の無毒性可塑剤及び/又
は乳化剤を含む。好ましくは、ガムベースはモノアセチル及びジアセチル酒石酸
でエステル化されたモノ−及びジ−グリセリド(Datem)、アセチル化されたモノ
−及び/又はジ−グリセリドならびにポリグリセロールポリリシノレエートを含
む。
【0011】 特に好ましい態様において、ガムベース組成物は追加の乳化剤であるレシチン
、及び、ナトリウムステアロイル−2−ラクチレート又はカルシウムステアロイ
ル−2−ラクチレートを含む。
【0012】 ガムベース組成物は、組織化剤(texturiser)、便利には塩化カルシウムを含み
、それはガムベースの配合前にカゼイン又は変性カゼインと合わせられる。
【0013】 ガムベース組成物は好ましくはタルクなどの充填材をも含む。
【0014】 別の態様において、本発明は上記のとおりの咀嚼可能なガムベース組成物を含
むチューイングガムを提供する。
【0015】 好ましい態様において、チューイングガムは、1種以上の甘味料及び/又は調
味料と組み合わせて、三酢酸グリセロール及びステアリン酸をさらに含む。
【0016】 さらなる態様において、本発明はポリ酢酸ビニルマトリックス全体にわたって
分散されているカゼイン及び/又は変性カゼインの粒子を含む咀嚼可能なガムベ
ース組成物の製造方法であって、ポリ酢酸ビニルを可塑化させるのに適切な1種
以上の可塑剤及び/又は乳化剤とともにポリ酢酸ビニルを、ポリ酢酸ビニルを融
解させるために十分な温度に加熱すること、及び、カゼイン、変性カゼイン、又
は、カゼインと変性カゼインとの両方を、溶融したポリ酢酸ビニル組成物と混合
して均質な組成物を形成させることの工程を含む方法を提供する。
【0017】 好ましくは、ポリ酢酸ビニルを、最初に1種以上の可塑剤及び/又は乳化剤と
ともに約55℃〜約110℃の温度に加熱する。
【0018】 好ましくは、ポリ酢酸ビニルが融解した後にカゼイン及び/又は変性カゼイン
を添加し、そしてカゼイン及び/又は変性カゼインを組成物中に混合させ、その
間、組成物は約40℃〜約90℃の温度である。
【0019】 好ましくは、本方法は1種以上のさらなる乳化剤を組成物に添加する追加の工
程を含み、好ましくはカゼインが組成物中に混合された後に添加される。
【0020】 好ましくは、本方法は、タルクなどの充填材を組成物に添加する追加の工程を
さらに含み、好ましくはカゼインが組成物中に混合された後に添加される。
【0021】 好ましくは、カゼイン及び/又は変性カゼインは組織化剤(texturising agent
)と混合され、それは好ましくは塩化カルシウムであり、ポリ酢酸ビニル組成物
とあわせる前に混合される。
【0022】 さらなる態様において、本発明は上記に規定されるとおりの方法により得るこ
とができる咀嚼可能なガムベース及びかかるガムベースを含むチューイングガム
を提供する。
【0023】 発明の詳細な説明 本発明は上記のとおりに広く規定される一方、限定されることはないが以下の
説明が提供する例の態様をも含むことを当業者は理解するであろう。
【0024】 本発明は無毒の咀嚼可能なガムベース組成物及びガムベースを含む製品、特に
チューイングガムに関する。本発明の咀嚼可能なガムベースはカゼインもしくは
変性カゼイン、又は、その両方を含み、そしてガムベースはポリ酢酸ビニルマト
リックス全体にわたって分散されているカゼインもしくは変性カゼインの粒子の
形態である。
【0025】 出願人は、驚くべきことに、良好な凝集力及び咀嚼特性を有する無毒性の咀嚼
可能なガムベースはカゼイン/変性カゼインの粒子がポリ酢酸ビニルマトリック
ス全体にわたって実質的に均質に分散している組成物を提供することにより配合
されうることを発見した。本発明の組成物において、ポリ酢酸ビニルは1種以上
の可塑剤及び/又は乳化剤とともにガムベースの連続相(可塑化された相)とし
て存在し、カゼイン/変性カゼインの粒子は、一般にカゼイン/変性カゼイン分
子の凝集体の形態で、この連続相全体にわたって分散されている。カゼイン/変
性カゼイン自体は実質的に可塑化されておらず又は連続相の形態にない。
【0026】 カゼインもしくは変性カゼインの粒子は、組成物にある程度の「ゴム性」(rub
beriness)そして嵩高さを与えることによりガムベース組成物の組織および咀嚼
特性を与えるものと信じられる。
【0027】 このようなガムベース組成物から製造されるチューイングガムも、カーペット
、布類及び毛を含む殆どの表面から容易に除去できるのために十分に不粘着性で
あるという利点を有する。
【0028】 本発明のガムベース組成物は、また、分解可能であり、実質的に生分解性成分
から製造されていることも判った。
【0029】 本発明の咀嚼可能なガムベース組成物を以下にさらに詳細に説明する。
【0030】 上記のとおり、本発明の咀嚼可能なガムベース配合物はカゼインもしくは変性
カゼイン又はそれらの両方を含む。本発明の好ましい態様において、カゼインは
単に酸カゼインである。例えば、80メッシュカゼイン(100%が250ミク
ロン未満の粒径であり、85%が180ミクロン未満の粒径である)は使用され
てよい。特に好ましい態様において、ガムベースは酸カゼイン及び微細砕された
酸カゼイン(例えば、約10ミクロン未満の粒径を有する)の両方を含む。
【0031】 酸カゼインに加えて、ある微細砕された酸カゼインを添加すると、得られるガ
ムベースの滑らかさが増加することが判った。但し、良好な咀嚼特性を保持する
ために、80メッシュなどのより大きな粒径のあるカゼインをガム中に有するこ
とが望ましい。理論に固執するつもりはないが、噛んでいる時に、カゼインのよ
り大きな粒子は、より小さい粒子よりもゆっくりと湿分を吸収することにより、
ガムベースにおいて、より一定のレベルのゴム性を可能にすることができるもの
と信じられる。
【0032】 別の態様において、カゼインは、例えば、酵素又は化学架橋により変性されて
、カゼインの膨潤の程度を制御することができる。このことで、ガムベースの「
ゴム性」を改良することができ、同時に、より小さい粒径のカゼインを使用する
ことが可能になり、それにより、より滑らかなガムとなる。
【0033】 別の好ましい態様において、ガムベースは酸カゼイン及び変性カゼインの両方
を含む。これらの態様では、変性カゼインは、好ましくは、酵素トランスグルタ
ミナーゼを用いて重合された酸カゼインであるか、又は、適切な酵素、好ましく
はトリプシンを用いて最初に加水分解し、その後、トランスグルタミナーゼを用
いて重合した酸カゼインである。
【0034】 本明細書において、用語「変性カゼイン」とは、1種以上の酵素及び/又は薬
品(例えば、ヘキサナル又は無水酢酸)で処理し、それにより、その構造が変化
し、例えば、重合し、より高分量を有するカゼインとしたカゼインを含む。本発
明のガムベース組成物における使用に適切な変性カゼインの具体的な例は(制限
するわけではないが)、重合した加水分解したカゼイン、重合したカゼイン、チ
オール化したカゼイン、ヘキサナル変性したカゼイン、及び、パルミトイル変性
したカゼインを含む。用語「変性カゼイン」とは、本明細書で使用されるときに
、ナトリウムカゼイネート及びカルシウムカゼイネートなどのカゼイネートをも
含む。
【0035】 疑義を避けるために、用語「カゼイン」は、本明細書で使用されるときに、酸
カゼイン及びレンネットカゼインの両方を含む。
【0036】 別の態様において、ガムベースはカゼイン/変性カゼインに加えて、別のタン
パク質を含んでよい。ガムベース配合物中にカゼイン/変性カゼインとともに場
合により含まれていてもよい他のタンパク質は、タンパク質含有ホエー誘導体(
例えば、ホエータンパク質単離体及びホエータンパク質濃厚物)、小麦グルテン
及び小麦タンパク質単離体を含む。
【0037】 カゼインもしくは変性カゼイン又はカゼインと変性カゼインとの組み合わせは
ガムベース配合物中に含まれる全成分の約5〜約30重量%、より好ましくは約
12〜16.5重量%の範囲の合計量でガムベース中に存在することが一般に好
ましい。
【0038】 小麦グルテンなどの追加のタンパク質が含まれるならば、これは好ましくは配
合物の約4〜約13重量%の量で存在する。
【0039】 カゼイン/変性カゼインと相互作用する組織化剤が含まれることも一般に好ま
しい。便利には、組織化剤は塩化カルシウムである。塩化カルシウムがガムベー
ス配合物中の全成分の約1.5重量%以下、より好ましくは約0.4〜0.6重
量%の量で存在することが好ましい。他の適切なカルシウム塩及び二価カチオン
は当業者に明らかであろう。
【0040】 本発明のガムベースはポリ酢酸ビニルも含み、それはガムベースに実体及び伸
長性を与える。好ましくは、ポリ酢酸ビニルは約12,000〜約40,000
の範囲の分子量を有する。ポリ酢酸ビニルは配合物中に含まれる全成分の約20
〜約65重量%、より好ましくは約35〜約56重量%の量で存在することが一
般に好ましい。分子量が異なるポリ酢酸ビニルの組み合わせを使用することも好
ましい。1つの特に好ましい態様において、それぞれ約(1)12,900、(
2)14,000、(3)25,000及び(4)40,000の分子量を有す
る4つのポリ酢酸ビニルの組み合わせをガムベース中に使用する。これら4つの
ポリ酢酸ビニルは好ましくは、それぞれ、(1)約25重量%以下、(2)約2
5重量%以下、(3)約12〜25重量%、及び(4)約5〜約18重量%の範
囲の割合でガムベース組成物中に存在する。
【0041】 本発明のガムベース配合物は1種以上の乳化剤及び/又は可塑剤を含む。
【0042】 適切な可塑剤及び乳化剤はモノアセチル及びジアセチル酒石酸でエステル化さ
れたモノ−及びジグリセリド(Datem)、ポリグリセロールポリリシノレエート、
アセチル化されたモノ−及びジグリセリド、ナトリウム及びカルシウムステアロ
イル−2−ラクチレート、レシチン、液体アセチル化モノグリセリド、ポリソル
ベート60、クエン酸でエステル化されたモノ−及びジグリセリド、乳酸でエス
テル化されたモノ−及びジグリセリド及びナトリウムデオキシコール酸を含む。
これらの化合物はポリ酢酸ビニルのための乳化剤及び可塑剤の両方として機能す
ることが理解されるであろう。
【0043】 本発明のガムベースはポリグリセロールポリリシノレエート及びDatemの両方
を含むことが好ましい。ガムベースは以下の乳化剤及び可塑剤の組み合わせ:(
1)Datem、(2)アセチル化モノ−及びジグリセリド、及び(3)ポリグリセ
ロールポリリシノレエートを、ガムベース配合物中の全成分の(1)約1〜約2
4重量%、より好ましくは約1〜約15重量%、(2)約24重量%以下、より
好ましくは約1〜約10重量%、及び(3)約4.4〜約20重量%、より好ま
しくは約6〜11重量%の量でそれぞれ存在して含むことがより特に好ましい。
【0044】 水素化植物油から製造されるMYVACET7-07(商標)として知られている好まし
いアセチル化モノグリセリドは、37℃〜40℃の融点を有し、%アセチル化度
は66.5〜69.5である。
【0045】 さらに、本発明のガムベース配合物は配合物中の全成分の約6重量%以下(よ
り好ましくは約2〜約4重量%)で存在するレシチン(好ましくは、アセトン中
に比較的に高い溶解度を有するレシチン、例えば、Emulpure N又はEmulgum(商
標)として知られているもので、95%の最少リン脂質含有分及び95%最少ア
セトン不溶性含分を有する大豆レシチンを脱油化したもの)、及び、配合物の全
成分の約5%重量以下(より好ましくは約0.5〜約3重量%)の量で存在する
ナトリウムステアロイル−2−ラクチレートもしくはカルシウムステアロイル−
2−ラクチレートの両方を含むことも特に好ましい。
【0046】 界面活性剤と可塑剤との上記の組み合わせはポリ酢酸ビニルを可塑化しそして
エマルジョンを維持するのに特に有効であることがわかった。
【0047】 本発明のガムベースは充填材を含むことも好ましい。適切な充填材の例は、タ
ルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミナ、リン酸三カルシウム、及
び、合成もしくは天然クレー、並びにそれらの混合物を含む。好ましい充填材は
タルクである。タルクの存在量は、良好な咀嚼特性を有する凝集性のガムベース
を提供するのに有効な量であるべきである。タルクが配合物中の全成分の約25
重量%以下、より好ましくは約7〜13重量%の量で存在することは一般に好ま
しい。
【0048】 所望ならば、ガムベース配合物中に他の成分も場合により含まれてよい。 ガムベース中に含まれてよい他の任意の成分は以下のものである。 5重量%以下の含有量のパラフィン及び微結晶ワックス、 2重量%以下の含有量の硬化された脂肪、 2.0重量%以下の含有量のポリカプロラクトン(生分解可能なポリマー)、 0.5重量%以下の含有量のグアーガム、 0.5重量%以下の含有量のロカストビーンガム、 2重量%以下の含有量のテルペン樹脂、 2重量%以下の含有量のカラギーナン、 1重量%以下の含有量のポリイソブチレン(相対モル質量40,000)、 3重量%以下の含有量のラノリン。
【0049】 咀嚼可能なガムベース組成物の製造 上記のとおり、本発明の咀嚼可能なガムベース組成物は、ポリ酢酸ビニルマト
リックス全体にわたって分散したカゼイン及び/又は変性カゼイン粒子を含む。
ポリ酢酸ビニルマトリックスはガムベース中に連続相として存在する。
【0050】 本発明のガムベース組成物は、ポリ酢酸ビニルと、ポリ酢酸ビニルを可塑化す
るのに適切な1種以上の可塑剤及び/又は乳化剤とを、ポリ酢酸ビニルを融解す
るのに十分な温度で混合することにより製造できる。ポリ酢酸ビニルを約55℃
〜約140℃、より好ましくは約70℃〜約110℃の温度に加熱することが一
般に好ましい。可塑剤/乳化剤及びポリ酢酸ビニルは、ポリ酢酸ビニルが溶融し
そして均質な混合物が得られるまで好ましくは混合される。
【0051】 カゼイン及び/又は変性カゼインは、また、組成物に添加され、その後、視覚
的に均質になるまで混合される。カゼイン/変性カゼインはポリ酢酸ビニルが溶
融した後に添加されることが好ましい。カゼイン/変性カゼインは好ましくは乾
燥状態で添加され、そして好ましくは、組成物に添加する前にカゼインは最初に
塩化カルシウムなどの組織化剤と混合される。
【0052】 カゼイン/変性カゼインを添加した後に、(カゼイン粒子への熱損傷及び結果
として可能性としてオフフレーバーを生成することを最小限にするために)組成
物をより低い温度、好ましくは40〜90℃で混合を行うことが一般に好ましい
。一旦、均質で凝集性の混合物が得られたら、得られた物質を好ましくは熱から
取り出し、ゆっくりと混合しながら、好ましくは物質の温度が約55℃に達した
ときに、追加の乳化剤を添加してよい。その後、好ましくはベースの温度が40
〜80℃に達したときに、充填材をゆっくりと添加し、そしてこの物質が均質に
なるまで混合する。
【0053】 ガムベースを混合するために使用することができるせん断レベルは当業界にお
いて知られている従来のガムベースを混合するために使用されるせん断レベルと
同様である。しかしながら、組成物中にカゼインを混合するときに好ましくは使
用される、より低い温度は組成物をより粘性とするので、より高いせん断レベル
は十分な混合を行うために要求されることがある。
【0054】 1つの好ましい態様において、本発明の咀嚼可能なガムベース配合物を製造す
るための方法は以下のとおりである。ブラベンダープラスティコーダ(W 50ミキ
サー、カムブレード)を約100℃の初期温度及び約60rpmの初期速度で使
用する。アセチル化モノグリセリド、ナトリウムもしくはカルシウムステアロイ
ル−2−ラクチレート、Datem及びパラフィン(使用するならば)を最初に添加
し、直後にポリ酢酸ビニルを添加し、そしてその後、温度を約60℃に再設定す
る。カゼイン及び塩化カルシウムを約3分で添加する。ポリグリセロールポリリ
シノレエート及びレシチンを約8分で添加する直前に約40rpmに減速する。
最後に充填材(例えば、タルク)を約9分で添加し、そして混合を約10分で止
める。
【0055】 別の好ましい態様において、本発明の咀嚼可能なガムベース配合物の製造方法
は以下のとおりである:ブラベンダープラスティコーダ(W 50ミキサー、カムブ
レード)を約100℃の初期温度及び約60rpmの初期速度で使用する。アセ
チル化モノグリセリド、ナトリウムもしくはカルシウムステアロイル−2−ラク
チレート、Datem及びパラフィン(使用するならば)を最初に添加し、直後にポ
リ酢酸ビニルを添加し、そしてその後、温度を約40℃に再設定する。速度を約
4分で40rpmに減速する。ポリグリセロールポリリシノレエート及びレシチ
ンを約7分で添加し、充填材(例えば、タルク)を約8分で添加する。カゼイン
及び塩化カルシウムを約9分で添加し、そして混合を11分で止める。カゼイン
及び塩化カルシウムを添加したときにガムベースの温度は約70℃であり、そし
てミキサーを止めたときに約72℃である。
【0056】 所望ならば、ガムベースの調製の前に、例えば、カゼインを水中に再懸濁し、
ジアフィルトレーションすることにより、使用するカゼイン/変性カゼインを処
理し、低分子量材料を除去する。予備処理はよりきれいな風味を有するガムベー
スとすることができる。カゼインの予備処理の適切な方法は以下のとおりである
:乾燥したカゼイン又は脱水したカゼインカードを水中に懸濁させ(約5〜10
%合計固形分を提供する)、そしてpHを7.0〜7.5に調節し、溶解するま
で50℃に加熱する。溶液を約5℃に冷却し、ジアフィルトレーションする(約
6理論体積変化)。pHを塩化水素酸で4.6に調節し、50℃に加熱し、そし
てろ過する。回収したカードを乾燥し(例えば、凍結乾燥)、そして所望の粒径
に細砕する。
【0057】 得られたガムベースにおいて、ポリ酢酸ビニルは連続の可塑化された相を形成
し、それ全体にわたって、カゼイン/変性カゼインの個々の粒子は分散される。
【0058】 チューイングガムの製造 本発明によるチューイングガムは当業界において知られている従来の方法を用
いて本明細書に記載された咀嚼可能なガムベースから製造できる。これらの方法
は、1種以上の甘味料及び/又は調味料をガムベースに添加することを一般に含
む。本発明の咀嚼可能なガムベース配合物はシュガーレスチューイングガム又は
糖含有チューイングガムを製造するために適切である。
【0059】 本発明のチューイングガムは好ましくは、チューイングガムの約15〜約90
重量%、より好ましくは約20〜約50重量%、そしてさらにより好ましくは約
24〜35重量%の量でガムベースを含む。
【0060】 1つの態様において、本発明のチューイングガムは、混合しながら、約45℃
〜約65℃の温度で液体甘味料、便利にはグルコースシロップとともにガムベー
スを融解させることにより製造される。これに次いで、少量の固体形態のさらな
る甘味料、便利にはグルコース粉末又は粉末化スクロース及び調味料を増分添加
する。所望ならば、マルトデキストリン(20〜25のデキストロース当量を有
する)をグルコースシロップの代わりに約9%〜18%の割合で置き換えてよい
。低減された湿分は得られるガムの粘着性を低減しそして咀嚼特性を改良するこ
とが発見された。
【0061】 別には、本発明のチューイングガムは、適切なミキサーを用いてガムベース中
に甘味料及び調味料を取り込むことにより製造されうる。例えば、W 50ミキサー
(カムブレード)を装備し、約45℃の温度及び50rpmの速度で運転される
ブラベンダープラスティコーダは、以下の工程によりチューイングガムを製造す
るために使用されてよい。 1.ガムベース及びグルコースシロップを2分間混合する。 2.粉末化スクロースの33%を添加し、そして2分間混合する。 3.粉末化スクロースの33%を調味料の50%とともに添加し、そして3分間
混合する。 4.粉末化スクロースの33%を調味料の50%とともに添加し、そして2分間
混合する。 5.ガム物質(塊)をミキサーから取り出し、2〜3mmの厚さにロール加工す
る。
【0062】 特に好ましい態様において、追加の成分の三酢酸グリセロール(好ましくは、
最終のチューイングガムの約0.5〜4重量%、より好ましくは約0.75〜2
.5重量%)及びステアリン酸(好ましくは、チューイングガムの0.5〜1.
5重量%)もチューイングガム中に含まれる。三酢酸グリセロール及びステアリ
ン酸の組み合わせは得られるチューイングガムの凝集特性を改良することがわか
った。三酢酸グリセロール及び/又はステアリン酸が含まれる場合に、これらは
上記方法の工程1で好ましくは添加される。
【0063】 本発明は以下の制限しない実施例を参照してさらに説明されるであろう。
【0064】 実施例 例1
【表1】
【0065】 ガムベースの製造方法 ポリ酢酸ビニル(10.65g)、Datem(4.14g)、アセチル化モノグ
リセリド(2.76g)及びナトリウムステアロイル−2−ラクチレート(0.
75g)を混合しながら110℃に加熱した。酸カゼイン(4.14g)、小麦
グルテン(3.6g)及び塩化カルシウム(0.18g)を最初の混合物中に均
質になるまで混合した。ポリグリセロールポリリシノレエート(2.67g)及
びレシチン(1.11g)を合わせ、そして混合物に添加した(50℃±10℃
)。混合物を18〜20℃に冷却しそして気密容器中に貯蔵した。 ガムベースから以下の配合のチューイングガムを製造した。
【0066】
【表2】
【0067】 チューイングガムの製造方法 グルコースシロップ(84%固形分)(5.0g)を60℃に加熱した。ガム
ベース(8.8g)をグルコースシロップ中に添加し、配合した。粉末化糖(1
1.0g)を混合物にゆっくりと添加し、そして均質になるまで混合した。調味
料(0.25g)を穏やかに混合した。ガムをボールへとロール加工し、気密容
器内に貯蔵した。
【0068】 例2
【表3】
【0069】 以下の方法を用いて上記の配合のガムベースを製造した。100℃の初期温度
及び60rpmの初期速度でブラベンダープラスティコーダ(W 50ミキサー、カ
ムブレード)を使用した。アセチル化モノグリセリド、ナトリウムステアロイル
−2−ラクチレート及びDatemを添加し、直後にポリ酢酸ビニルを添加した。温
度を、その後、60℃に再設定した。カゼイン及び塩化カルシウムを3分で添加
した。速度を40rpmに減速し、その直後にポリグリセロールポリリシノレエ
ート及びレシチンを8分で添加した。タルクを9分で添加し、そして混合を10
分で止めた。 以下の方法を用いてガムベースから上記の例1と同様の配合のチューイングガ
ムを製造した。
【0070】 W 50ミキサー(カムブレード)を装備しそして45℃の温度及び50rpmの
速度で操作されるブラベンダープラスティコーダを以下のとおりに使用した。 1.ガムベース及びグルコースシロップを2分間混合した。 2.粉末化スクロースの33%を添加し、そして2分間混合した。 3.粉末化スクロースの33%を調味料の50%とともに添加し、3分間混合し
た。 4.粉末化スクロースの33%を調味料の50%とともに添加し、2分間混合し
た。 5.ガム物質(塊)をミキサーから取り出し、そして2〜3mmの厚さにロール
加工した。
【0071】 例3
【表4】
【0072】 例2と同様の方法を用いて上記の配合のガムベースを製造した。 三酢酸グリセロール及びステアリン酸も工程1において添加したことを除いて
は例2に記載された方法を用いて、下記に示す配合のチューイングガムを製造し
た。
【0073】
【表5】
【0074】 例4〜6 例2について上記に記載した調製法と同一の方法を用いて以下の配合のガムベ
ースを製造したが、酸化防止剤、パラフィン及び/又はステアリン酸を配合物中
に含ませた場合には、これらはDatem、アセチル化モノグリセリド及びカルシウ
ムステアロイル−2−ラクチレートとともに添加した。カラギーナンが存在する
場合には、これはカゼイン及び/又は重合化カゼイン(存在する場合)とともに
添加した。
【0075】
【表6】
【0076】 以下の配合のチューイングガムを上記のガムベースから製造した。
【0077】
【表7】
【0078】 例2及び3において上記に記載したのと同一の方法を用いてチューイングガム
を製造した。
【0079】 例7〜12 例4〜6について上記に記載した調製法と同一の方法を用いて、以下の配合の
ガムベースを製造した。重合化カゼインもしくは加水分解重合化カゼインを含む
場合には、これはカゼインとともに添加した。
【0080】
【表8】
【0081】 重合化カゼインの製造方法 例4〜12において参照する「重合化カゼイン」は酵素トランスグルタミナー
ゼを用いて変性した酸カゼインである。これは以下の方法を用いて製造した。
【0082】 5mMCaCl、10mMジチオスレイトール及び0.1%グリセロールを
含む0.1Mトリス−HClバッファー(pH8.0)を調製した。酸カゼイン
(7.5%重量/体積)及びギニアピッグ肝トランスグルタミナーゼ(0.01
5ユニット/mgカゼイン、Sigma)をバッファーに添加した。溶液を攪拌し、ゲ
ル化の直前まで37℃でインキュベートした。溶液を90℃に加熱することによ
りマイクロ波オブン中で反応を止めた(EDTA溶液を用いた不活性化よりも加
熱のほうが好ましい。というのは、ある残留活性が透析の間に持続することがあ
ると考えられたからである)。溶液を流水中で2日間、蒸留水中で1日間(水を
3回交換)で透析し、その後、凍結乾燥した。
【0083】 加水分解カゼインの製造方法 例7〜12において参照される「加水分解重合化カゼイン」は酵素で加水分解
し、その後、酵素トランスグルタミナーゼを用いて再重合した酸カゼインである
【0084】 酵素で加水分解したそして重合したカゼインの調製方法は以下のとおりであっ
た。ブタすい臓トリプシンを用いて、ペプチド結合の総数の約4%の加水分解度
で加水分解した、酵素で加水分解したカゼインを出発材料として選択した。5m
MCaCl、10mMジチオスレイトール及び0.1%グリセロールを含む0
.1Mトリス−HClバッファー(pH8.0)を調製した。加水分解したカゼ
イン(7.5%重量/体積)及びギニアピッグ肝トランスグルタミナーゼ(0.
015ユニット/mgカゼイン、Sigma)をバッファーに添加した。溶液を攪拌し
、37℃で5時間インキュベートした。溶液を90℃に加熱することによりマイ
クロ波オブン中で反応を止めた。溶液を流水中で2日間、蒸留水中で1日間(水
を3回交換)で透析し、その後、凍結乾燥した。
【0085】 以下の配合のチューイングガムをガムベースから製造した。
【表9】
【0086】 上記でF1、F2及びF3と番号を付けたガムベース(例7〜9)を配合Aの
チューイングガムへと加工した。ガムベースF2、F3、F4、F5及びF6(
例8〜12)を配合Bのチューイングガムへと加工した。これらのチューイング
ガムは全てシュガーフリーである。
【0087】 チューイングガムの調製方法 W 50ミキサー(カムブレード)を装備したブラベンダープラスティコーダを用
いて例7〜12のガムベース配合物からシュガーフリーのチューイングガムを製
造した。温度を45℃に、ミキサー速度を50rpmに設定した。 チューイングガムを3工程で製造した。 1)ガムベース、三酢酸グリセロール、マルチトールシロップ、マンニトール及
びグリセロール(配合物に含まれるならば)をミキサーに添加し、3分間混合し
た。 2)粉末化ソルビトール、Acesulfame K及び調味料を添加し、3分間混合した。 3)ガム物質(塊)をミキサーから取り出し、1組のローラーにとおして、3m
mの厚さの製品を得た。
【0088】 生分解可能性/分解性 本発明による2つのチューイングガムに対して以下の試験を行った。 目的 活性汚泥源と接触させることにより、ASTM D−5209による好気性生
分解(Aerobic Biodegradation)に暴露して、2つの乳製品ベースのサンプルを繰
り返して生分解性について評価する。セルロースの正のコントロール(対照)の
生分解速度と比較する。
【0089】 サンプルの認定 源 A.(各2つ) Kiwitech Limited B.(各2つ) C.セルロースの正のコントロール(対照) AMC, Inc. サンプルA及びBのガムベース組成物(本発明の組成物の例)の配合を以下に
示す。
【0090】
【表10】
【0091】 結果 2つのサンプルの20℃試験でのASTM D−5209による好気性生分解
を、(%)炭素転化効率に基づいてセルロースと比較して以下に示す。
【0092】
【表11】
【0093】 セルロースは100%重量損失を伴い、成功した試験であることを示す。サン
プルA及びBは90%を超える重量損失であった。ある量の損失は分解による損
失であるが、殆どは溶液中への溶解によるものである。これらの結果は、本発明
のチューイングガムは試験条件下に分解したことを示す。
【0094】 本発明のチューイングガムの付着特性 方法 本発明のチューイングガム及び従来の市販のチューイングガムの付着性を、加
熱されたレンガからのサンプルの除去に要求される困難さの程度により分析した
。この試験では、3〜4gのガムを5分間噛み、その後、それを、20℃、30
℃、55℃又は70℃に予備加熱されたレンガにしっかりとプレスし、相対湿度
50%で48時間、その温度に維持した。 インキュベーションの後に、ガムをスクレーパーでレンガから除去し、除去の
容易さを記録した。実験は4回繰り返した。
【0095】
【表12】
【0096】 結論 この実験から、2つのガムは実質的に異なる付着性を有することがわかる。本
発明のガムはある温度範囲にわたってレンガ表面に対して付着性が非常に低いか
又は付着性がない。従来のガムは、レンガに高い付着性を有し、サンプリングし
た温度範囲でガムを除去するのが困難である。
【0097】 産業上の利用性 ポリ酢酸ビニルマトリックス全体にわたって分散しているカゼイン及び/又は
変性カゼイン粒子を含む咀嚼可能なガムベースから製造される本発明に係るチュ
ーイングガムは消費者に広い許容性を見出すであろうと信じられる。
【0098】 本発明によるチューイングガムは、少なくとも好ましい態様において、望まし
い特性の組み合わせを有する。新たに噛んだときに、ガムはカーペットを含む殆
どの表面から容易に除去されうるのに十分に不粘着性であることがわかった。表
面上で乾燥させると、ガムは容易にフレークオフするであろう。
【0099】 さらに、本発明のチューイングガムは分解性であることがわかり、実質的に生
分解性成分から製造される。
【0100】 本発明のガムは、少なくとも好ましい態様において、咀嚼時の良好な凝集性及
び良好な「バブルブローイング」特性を含む、良好な咀嚼特性を示す。噛んでい
るときに、ガムは優れた初期の噛み心地を有し、ガムは噛んでいるときに小片に
分解することがなく、一体物のままであることがわかった。ガムは15〜20分
間噛んでいるときに硬さの変化が最小であることを示し、歯や顔に粘着しない。
【0101】 さらに、少なくとも好ましい態様において、本発明のチューイングガムは良好
な柔軟性及び望ましい外観を有する。
【0102】 上記の説明は例示として与えられるのみであり、多くの変更は添付の特許請求
の範囲に規定される本発明の範囲を逸脱することなく当業者に明らかであろうこ
とが理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デュフール,ジャン−ピエール ギスレン ニュージーランド国,ダニーディン,ロイ ヤル テラス 6 (72)発明者 シルコック,パトリック ジョセフ ニュージーランド国,ダニーディン,グレ ート キング ストリート 602,フラッ ト エル (72)発明者 ビンセント,ステファニー テレス ニュージーランド国,ダニーディン,アー ルディー2,ローズヒル ロード 4 Fターム(参考) 4B014 GB13 GB14 GG12 GL03 GL05 GL06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリ酢酸ビニルが連続相の形態であるポリ酢酸ビニル
    マトリックス、(b)カゼイン及び/又は変性カゼインの粒子が前記ポリ酢酸ビ
    ニルマトリックス全体にわたって分散している、カゼイン、変性カゼイン又はカ
    ゼインと変性カゼインの両方、 を含む、咀嚼可能なガムベース組成物。
  2. 【請求項2】 酸カゼインを含む、請求項1記載の咀嚼可能なガムベース組
    成物。
  3. 【請求項3】 酸カゼイン及び微細砕された酸カゼインを含む、請求項1又
    は2記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  4. 【請求項4】 酸カゼイン及び変性カゼインを含み、前記変性カゼインはト
    ランスグルタミナーゼを用いて重合されたカゼイン及びトランスグルタミナーゼ
    を用いて重合された加水分解されたカゼインから選ばれる、請求項1又は2記載
    の咀嚼可能なガムベース組成物。
  5. 【請求項5】 前記カゼイン、変性カゼイン又はその両方は、合計重量で、
    組成物の約5〜約30重量%、好ましくは約12〜約16.5重量%の量で存在
    する、請求項1〜4のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  6. 【請求項6】 前記ポリ酢酸ビニルは異なる分子量を有するポリ酢酸ビニル
    のブレンドを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記ポリ酢酸ビニルは約12,900、14,000、25
    ,000及び40,000の分子量を有する4つのポリ酢酸ビニルのブレンドを
    含む、請求項6記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  8. 【請求項8】 前記ポリ酢酸ビニル又はポリ酢酸ビニルのブレンドは組成物
    中に、組成物の約20〜約65重量%、好ましくは約35〜約56重量%の量で
    存在する、請求項6又は7記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  9. 【請求項9】 組成物の約25重量%以下の量で充填材をさらに含む、請求
    項1〜8のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  10. 【請求項10】 前記充填材は組成物の約7〜約13重量%の量で存在する
    タルクである、請求項9記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  11. 【請求項11】 可塑剤及び乳化剤から選ばれる1種以上の成分をさらに含
    む、請求項1〜10のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  12. 【請求項12】 組成物の約1〜約24重量%の量で、モノアセチル及びジ
    アセチル酒石酸でエステル化されたモノ−及びジグリセリド(Datem)を含む、請
    求項1〜11のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  13. 【請求項13】 組成物の約24重量%以下の量で、アセチル化モノ−及び
    /又はジグリセリドを含む、請求項1〜12のいずれか1項記載の咀嚼可能なガ
    ムベース組成物。
  14. 【請求項14】 組成物の約4.4〜約20重量%の量で、ポリグリセロー
    ルポリリシノレエートを含む、請求項1〜13のいずれか1項記載の咀嚼可能な
    ガムベース組成物。
  15. 【請求項15】 組成物の約6重量%以下の量でレシチンを含む、請求項1
    〜14のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  16. 【請求項16】 組成物の約5重量%以下の量で、ナトリウムステアロイル
    −2−ラクチレート又はカルシウムステアロイル−2−ラクチレートを含む、請
    求項1〜15のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  17. 【請求項17】 組成物の約1.5重量%以下の量でカルシウム塩を含む、
    請求項1〜16のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  18. 【請求項18】 タンパク質含有ホエー誘導体をさらに含む、請求項1〜1
    7のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベース組成物。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベー
    ス組成物を含む、菓子製品。
  20. 【請求項20】 請求項1〜18のいずれか1項記載の咀嚼可能なガムベー
    ス組成物、及び、甘味料及び調味料から選ばれる1種以上の成分を含む、チュー
    イングガム。
  21. 【請求項21】 チューイングガムの約0.5〜約4重量%の量で三酢酸グ
    リセロールをさらに含む、請求項20記載のチューイングガム。
  22. 【請求項22】 チューイングガムの約0.5〜約1.5重量%の量でステ
    アリン酸をさらに含む、請求項20又は21記載のチューイングガム。
  23. 【請求項23】 前記ガムベース組成物がチューングガムの約20〜50重
    量%の量で存在する、請求項20〜22のいずれか1項記載のチューイングガム
  24. 【請求項24】 ポリ酢酸ビニルマトリックス全体にわたって分散している
    カゼイン及び/又は変性カゼインの粒子を含む咀嚼可能なガムベース組成物の製
    造方法であって、 ポリ酢酸ビニルを可塑化するのに適する1種以上の可塑剤及び/又は乳化剤と
    ともにポリ酢酸ビニルを、ポリ酢酸ビニルを融解させるために十分な温度に加熱
    すること、及び、 カゼイン、変性カゼイン又はカゼインと変性カゼインとの両方を、ポリ酢酸ビ
    ニル組成物と混合して、均質な組成物を形成させること、 の工程を含む、方法。
  25. 【請求項25】 前記ポリ酢酸ビニルを、前記1種以上の可塑剤及び/又は
    乳化剤とともに約55〜110℃の温度に加熱する、請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記カゼイン及び/又は変性カゼインは前記ポリ酢酸ビニ
    ルが融解した後に添加され、前記カゼイン及び/又は変性カゼインは組成物の温
    度が約40℃〜約90℃である間に組成物中に混合される、請求項24又は25
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記カゼインを組成物中に混合した後に、1種以上のさら
    なる乳化剤を組成物中に添加する追加の工程をさらに含む、請求項24〜26の
    いずれか1項記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記カゼインを組成物中に混合した後に、充填材を組成物
    に添加する追加の工程をさらに含む、請求項24〜27のいずれか1項記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 前記カゼイン及び/又は変性カゼインをポリ酢酸ビニル組
    成物と合わせる前に、前記カゼイン及び/又は変性カゼインを組織化剤と混合さ
    せる、請求項24〜28のいずれか1項記載の方法。
  30. 【請求項30】 請求項24〜29のいずれか1項記載の方法により製造さ
    れた咀嚼可能なガムベース組成物。
JP2001555501A 2000-01-27 2000-01-27 ガムベース Pending JP2003520609A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/NZ2000/000003 WO2001054512A1 (en) 2000-01-27 2000-01-27 Gum base

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003520609A true JP2003520609A (ja) 2003-07-08

Family

ID=19915403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001555501A Pending JP2003520609A (ja) 2000-01-27 2000-01-27 ガムベース

Country Status (10)

Country Link
US (2) US7056542B1 (ja)
EP (1) EP1250054B1 (ja)
JP (1) JP2003520609A (ja)
AT (1) ATE333800T1 (ja)
AU (1) AU2130600A (ja)
CA (1) CA2397730A1 (ja)
DE (1) DE60029637T2 (ja)
DK (1) DK1250054T3 (ja)
HK (1) HK1049945A1 (ja)
WO (1) WO2001054512A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010527634A (ja) * 2007-06-01 2010-08-19 キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー トリアセチンを配合した中心充填物ガム組成物
KR100985875B1 (ko) 2008-01-11 2010-10-08 김만규 타정용 츄잉껌의 껌베이스 조성물
JP2014064559A (ja) * 2012-09-04 2014-04-17 Kracie Foods Ltd 延伸性チューインガム及びチューインガム用延伸性付与剤
JP2015033333A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 クラシエフーズ株式会社 高延伸性チューインガム及びそれを用いた組合せチューインガム

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA005626B1 (ru) 2001-03-23 2005-04-28 Гумлинк А/С Покрытая оболочкой разлагающаяся жевательная резинка с улучшенным сроком хранения и способ ее получения
EP1922937A3 (en) * 2001-03-23 2008-06-04 Gumlink A/S Coated degradable chewing gum with improved shelf life and process for preparing same
CA2455949A1 (en) * 2001-08-01 2003-02-13 Fonterra Tech Limited Improvements in or relating to gum compositions
MXPA05002961A (es) 2002-09-24 2005-06-03 Gumlink As Goma de mascar que comprende al menos dos diferentes polimeros biodegradables.
US8591967B2 (en) 2002-09-24 2013-11-26 Gumlink A/S Biodegradable chewing gum comprising at least one high molecular weight biodegradable polymer
EP1761243B1 (en) * 2004-06-29 2009-07-15 Fertin Pharma A/S Tobacco alkaloid releasing chewing gum
EP1796482B2 (en) 2004-10-08 2019-03-06 Fertin Pharma A/S Confectionery product
US20070042078A1 (en) * 2005-08-22 2007-02-22 Cadbury Adams Usa Llc Biodegradable chewing gum
US8287928B2 (en) 2005-08-22 2012-10-16 Kraft Foods Global Brands Llc Degradable chewing gum
US8282971B2 (en) 2005-08-22 2012-10-09 Kraft Foods Global Brands Llc Degradable chewing gum
US20070042079A1 (en) * 2005-08-22 2007-02-22 Cadbury Adams Usa Llc Environmentally-friendly chewing gum having reduced stickiness
US8268371B2 (en) 2005-08-22 2012-09-18 Kraft Foods Global Brands Llc Degradable chewing gum
US8263143B2 (en) 2005-08-22 2012-09-11 Kraft Foods Global Brands Llc Degradable chewing gum
BRPI0721633A2 (pt) * 2007-05-20 2013-01-15 Gumlink As produto de confeitaria embalado
US8383851B2 (en) 2010-09-15 2013-02-26 Caravan Ingredients Inc. Lactylate synthesis methods using dilactides
FR3007644B1 (fr) * 2013-06-28 2015-09-04 Oreal Composition cosmetique stable contenant un monoglyceride, un ester tartrique de monoglyceride et une charge enrobee
ES2967635T3 (es) * 2015-09-30 2024-05-03 Wrigley W M Jun Co Gomas de mascar con hidrocoloides reticulados y agentes de acoplamiento

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814815A (en) * 1971-10-22 1974-06-04 Ezaki Glico Co Method of manufacturing gum bases
JPS5818052B2 (ja) * 1976-03-30 1983-04-11 株式会社クラレ チユ−イングガム状食品およびその製造方法
JPS58855B2 (ja) * 1979-06-09 1983-01-08 株式会社 ロツテ センタ−入りチユ−インガムの保香味性増強法
US5130123A (en) 1981-03-04 1992-07-14 The University Of Melbourne Dentifrice
US4479969A (en) 1983-03-07 1984-10-30 Corning Glass Works Use of lactose-hydrolyzed whey in chewing gum
US5015628A (en) 1986-06-12 1991-05-14 The University Of Melbourne Anticariogenic phosphopeptides
CH671879A5 (ja) 1987-02-26 1989-10-13 Nestle Sa
US4975287A (en) * 1989-09-01 1990-12-04 Wm. Wrigley Jr. Company Gum composition containing protein macrocolloids
JPH0441417A (ja) * 1990-06-01 1992-02-12 Kanebo Ltd 口腔用組成物
US5153011A (en) 1991-08-16 1992-10-06 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum flavor ingredient
US5227154A (en) 1991-08-22 1993-07-13 The University Of Melbourne Phosphopeptides for the treatment of dental calculus
PT651652E (pt) * 1992-06-29 2000-07-31 Univ Melbourne Tratamento para dentes sensiveis
US5580590A (en) 1993-12-27 1996-12-03 The Wm. Wrigley Jr. Company Environmentally friendly chewing gum compositions containing elastic protein-based polymers and method of making it
US5882702A (en) 1996-10-07 1999-03-16 Warner-Lambert Company Process for the formation of plasticized proteinaceous materials and compositions containing the same
WO1998058550A1 (en) 1997-06-25 1998-12-30 Wm. Wrigley Jr. Company Environmentally friendly chewing gum bases
AU6652398A (en) 1998-02-09 1999-08-23 Wm. Wrigley Jr. Company Environmentally friendly chewing gum bases including polyhydroxyalkanoates
AU4808499A (en) * 1998-07-27 2000-02-21 Kiwitech Limited Gum base
US6355265B1 (en) 1999-04-06 2002-03-12 Wm. Wrigley Jr. Company Over-coated chewing gum formulations
AU7995700A (en) 1999-10-07 2001-05-10 Wm. Wrigley Jr. Company Improved environmentally friendly gum bases and chewing gums including same
AU2294301A (en) 1999-12-30 2001-07-16 Wm. Wrigley Jr. Company Controlled release perillartine in chewing gum
US6350480B1 (en) 1999-12-30 2002-02-26 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum product including a hydrophilic gum base and method of producing

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010527634A (ja) * 2007-06-01 2010-08-19 キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー トリアセチンを配合した中心充填物ガム組成物
KR100985875B1 (ko) 2008-01-11 2010-10-08 김만규 타정용 츄잉껌의 껌베이스 조성물
JP2014064559A (ja) * 2012-09-04 2014-04-17 Kracie Foods Ltd 延伸性チューインガム及びチューインガム用延伸性付与剤
JP2015033333A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 クラシエフーズ株式会社 高延伸性チューインガム及びそれを用いた組合せチューインガム

Also Published As

Publication number Publication date
HK1049945A1 (zh) 2003-06-06
DE60029637T2 (de) 2007-07-26
DK1250054T3 (da) 2006-11-20
ATE333800T1 (de) 2006-08-15
DE60029637D1 (de) 2006-09-07
EP1250054A1 (en) 2002-10-23
US7056542B1 (en) 2006-06-06
AU2130600A (en) 2001-08-07
EP1250054B1 (en) 2006-07-26
EP1250054A4 (en) 2003-02-26
US20060083818A1 (en) 2006-04-20
CA2397730A1 (en) 2001-08-02
WO2001054512A1 (en) 2001-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060083818A1 (en) Gum base
US6599542B1 (en) Non-stick chewing gum base
US4556565A (en) Sweetener composition, process for making the same, and comestibles comprising said sweetener composition
JP3346771B2 (ja) 小麦グルテンを含有するチューインガム
JP2001501826A (ja) 可塑化タンパク質材料を形成する方法、及びそれを含有する組成物
JP3315989B2 (ja) 小麦グルテンの改良のための方法
JP2004536611A5 (ja)
JP2004536611A (ja) ガム組成物におけるまたは関する改良
JP2919613B2 (ja) 生地改良剤
JP2003526351A (ja) 消化可能なチューインガム
EP0161244A1 (en) Sweetener composition, process for making the same, and comestibles comprising said sweetener composition
JP3072640B2 (ja) 卵白組成物
WO2000005972A1 (en) Gum base
NZ539021A (en) A chewable gum base comprising a polyvinyl acetate matrix and a casein dispersed throughout the matrix
JP3056187B2 (ja) 生地改良剤
JPS58198250A (ja) シユガ−レスチユ−インガムおよびその製造方法
JPH04360651A (ja) アイスクリーム用品質改良剤
NZ542990A (en) Improvements in or relating to chewing gum compositions
JPS6225014B2 (ja)
AU2002326237A1 (en) Improvements in or relating to chewing gum compositions
JPS60251846A (ja) ガムベ−スの製造法
JPS60102147A (ja) ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法
MXPA00012611A (en) Non-stick chewing gum made from plasticized proteinaceous materials and compositions containing the same
JPH02291234A (ja) 甘味持続性チューインガム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204