JP2003520471A - バイナリ情報のデータビットストリームを拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームに変換する方法、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備える信号、記録キャリア、符号化装置、及び復号化装置 - Google Patents

バイナリ情報のデータビットストリームを拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームに変換する方法、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備える信号、記録キャリア、符号化装置、及び復号化装置

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JP2003520471A JP2001552391A JP2001552391A JP2003520471A JP 2003520471 A JP2003520471 A JP 2003520471A JP 2001552391 A JP2001552391 A JP 2001552391A JP 2001552391 A JP2001552391 A JP 2001552391A JP 2003520471 A JP2003520471 A JP 2003520471A
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Abstract

(57)【要約】 バイナリ情報信号のデータビットストリームはnビット情報ワードに分割される。これらの情報ワードは、チャネルコードC1に従いm1ビットチャネルワードに変換され、又はチャネルコードC2に従いm2ビットチャネルワードに変換される。m1,m2及びnは整数であり、m1>m2≧nである。m2ビットチャネルワードは、少なくとも2つのm2ビットチャネルワードから選択され、少なくとも2つのm2ビットチャネルワードは、反対のパリティを有する。連結されたm1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワードは、バイナリチャネル信号のランレングス拘束に従う。チャネルコードC1の符号化状態は、先のチャネルワードの終了部分に依存して確立される。チャネルコードC2の符号化状態は、先のチャネルワードの終了部分に依存して確立される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、バイナリ情報のデータビットストリームを拘束付きバイナリチャネ
ル信号のデータビットストリームに変換する方法に関する。
【0002】 ここでは、バイナリ情報信号のデータビットストリームがnビット情報ワード
に分割され、該情報ワードがチャネルコードC1に従いm1ビットのチャネルワー
ドに変換されるか、チャネルコードC2に従いm2ビットのチャネルワードに変換
される。m1、m2及びnは整数でありm2≧m1≧nが保持される。
【0003】 m2ビットチャネルワードは、少なくとも2つのm2ビットチャネルワードから
選択され、該少なくとも2つのm2ビットチャネルワードは、反対のパリティを
有している。連結されたm1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワードは
バイナリチャネル信号のランレングス拘束に従う。
【0004】 また、本発明は、バイナリ情報信号のデータビットストリームを拘束付きバイ
ナリチャネル信号のデータビットストリームに符号化するための装置に関する。
【0005】 また、本発明は、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを
備える信号に関する。
【0006】 さらに、本発明は、記録キャリア、及び拘束付きバイナリチャネル信号を復号
化するための装置に関する。
【0007】 [発明の背景] 本発明はチャネル符号化に関し、特に、ランレングス制限チャネル符号化に関
する。連続した信号のトランジション間でのチャネルビットで表される時間の長
さは、通常ランレングスと呼ばれる。たとえば、ランレングス制限チャネルコー
ドのように、チャネルコードには異なる拘束を課すことができる。
【0008】 かかるコードにおいて、チャネルワードの系列は、2つのパラメータ、d-拘
束及びk-拘束により特徴付けられる。(d,k)領域において、論理「1」は
信号波形におけるトランジションを示している。(d,k)系列は、以下の2つ
の条件を満たす。d-拘束により、2つの論理「1」は少なくともd個の連続し
た「0」のランにより分離される。k-拘束により、2つの論理「1」は多くと
もk個の連続した「0」により分離される。
【0009】 (d,k)系列は、1Tプレコーダにおける前符号化に際して、(d,k)領
域から、RLL領域におけるタイプ(d,k)のランレングス制限(RLL)系
列に変換される。このRLL系列は、情報信号における後続する信号の反転の間
で、最小でd+1及び最大でk+1の(連続するゼロの配列又は連続する1の配
列のいずれかの)ランレングスの要素を備えている。
【0010】 (d+1)及び(k+1)の値は、系列において許容される最小及び最大ラン
レングスを示している。なお、ターム要素は、(d,k)系列の要素又はRLL
系列の要素の両者を示すために使用することができる。要素は、RLL領域又は
(d,k)領域において、ランレングスにわたって延びていると考えることがで
きる。
【0011】 ランレングス制限チャネル符号化において、それぞれの情報は、予め定義され
た変換ルールに従ってチャネルワードに変換され、これらチャネルワードは変調
信号を形成している。
【0012】 Research Disclosure,January1992,page32,33340,は、n,m1及びm2が整数か
つn≦m1≦m2で、nビット情報ワードがm1ビットチャネルワードとm2ビット
チャネルワードに交互に変換される符号化方法を開示している。
【0013】 それぞれのnビットの情報ワードについて、相互に異なる相違を有して利用す
ることができる2つのm2ビットチャネルワードがある。チャネルワードは選択
され、チャネル信号における現在のランニングデジタル総和(running digital
sum)は、たとえばチャネル信号におけるDCフリー符号化のような、時間関数
としての所望のパターンに従う振る舞いをする。
【0014】 言い換えれば、Research Disclosureに含まれる2つのチャネル符号化がある
。一方は、情報ワードからチャネルワードへのnからm1へのマッピングであり
、これはメインコードC1として言及することができる。他方は、2つのm2ビッ
トチャネルワードでのnからm2でのマッピングであり、これはデュアルコード
C2として言及することができる。
【0015】 チャネル符号化の効率は、チャネルコードの(情報)レートを使用することに
より表現することができる。このレートRは、商n/mとして定義することがで
き、ここで、nバイナリユーザ(又は情報)シンボルに変換されたコードはmバ
イナリチャネルコードになる。
【0016】 上述されたように、ランレングス制限チャネル符号化において、チャネルワー
ドは、たとえばd-拘束及びk-拘束のようなある拘束に従わなければならない。
これらの制約により、情報ワードを表す場合があるビット結合の数は低下し、こ
れによりレートが減少する。
【0017】 本発明の目的は、情報ワードをチャネルワードの拘束付きストリームに符号化
する効率的な方法を提供することにある。
【0018】 [発明の概要] 本発明による方法は、該方法が以下の反復的及び/又は交互のステップを備え
る点で特徴付けられる。
【0019】 m1ビットチャネルワードの複数のセットのうちの1セットから該m1ビットチ
ャネルワードを選択するステップ。ここで、それぞれのセットは、該m1ビット
チャネルワードの開始部分の1つのサブセットのうちの開始部分を有するm1ビ
ットチャネルワードのみを備えている。それぞれのセットは、該チャネルコード
C1の符号化状態に関連している。符号化状態は、先のチャネルワードの終了部
分に依存して確立されている。
【0020】 または、m2ビットチャネルワードの複数のセットのうちの1セットから該m2
ビットチャネルワードを選択するステップ。ここで、それぞれのセットは、該セ
ットに属している該m2ビットチャネルワードの開始部分の1つのサブセットの
うちの開始部分を有するm2ビットチャネルワードのみを備えている。それぞれ
のセットは、該チャネルコードC2の符号化状態に関連している。符号化状態は
、先のチャネルワードの終了部分に依存して確立されている。
【0021】 該チャネルコードC1の符号化状態における該m1ビットチャネルワードの該終
了部分と、該チャネルコードC2の1セットにおける該m2ビットチャネルワード
の該開始部分とは、該ランレングス拘束に従うように調整されている。
【0022】 反復的に又は交互に上記ステップを実行することにより、及びチャネルコード
C1の符号化状態におけるm1ビットチャネルワードの終了部分と、チャネルコー
ドC2の符号化状態におけるm2ビットチャネルワードの開始部分とを調整するこ
とにより、m2ビットチャネルワードの開始部分をチャネルコードC1の符号化状
態に加えることができ、拘束付きバイナリチャネル信号を実現することができる
。m2ビットチャネルワードの終了部分とm1ビットチャネルワードの開始部分を
調整する時もまた同様である。
【0023】 本発明は、チャネルコードのチャネルワードの開始部分及び終了部分調整する
ことにより、2つの異なるチャネルコードの符号化状態を結合することができる
という認識に基づいている。これにより、チャネルコードC1における終了部分
がm1ビットチャネルワードのセットの開始部分に整合し、m2ビットチャネルワ
ードのセットの開始部分にも整合する。エンコーダ及びデコーダのマルチプルス
テート(multiple-state)の記載により、高効率又は高情報レートを有するチャ
ネルコードが与えられる。
【0024】 本発明による別の方法は、チャネルコードC1の符号化状態の数は、チャネル
コードC2の符号化状態の数に等しい。
【0025】 デュアルコードC2についての場合、反対のパリティを有する2つのm2ビット
チャネルワードは、nビット情報ワードのそれぞれについて使用することができ
る。バイナリチャネル信号の所定の特性に影響を与えるために、これらのチャネ
ルワードを使用することができる。
【0026】 チャネルワードの拘束付きストリームの拘束に従うことができるようにするた
めに、チャネルコードC1の符号化状態におけるm1ビットのチャネルワードの終
了部分、及びチャネルコードC2の符号化状態におけるm2ビットチャネルワード
の開始部分は、チャネルコードC1の符号化状態の数がチャネルコードC2の符号
化状態の数に等しいように調整される。
【0027】 このようにして、符号化テーブルを制限するとことができる。チャネルコード
C1の符号化状態の部分は、チャネルコードC2の符号化状態の部分に、たとえば
類似又は等しくすることができる。これにより、ハードウェア及び/又はソフト
ウェアにおいて符号化及び復号化がより容易に実現される。
【0028】 本発明によるチャネルコードは、いわゆる有限ステートマシン(FSM:fini
te-state-machine)の観点でユニークに記載されていてもよい。FSMの状態間
でのトランジションは、エンコーダに入力するnビット情報ワードに従いチャネ
ルワードの発行(emission)に対応する。
【0029】 これは、FSMのそれぞれの状態から有効なコードを有するために、FSMの
全ての状態に向けて少なくとも2のトランジションが残されなければならない
ことを意味する。FSMが所定の状態にあり、所与のnビット情報ワードは、m
ビットチャネルワードを決定するだけでなく、エンコーダに入力する次のnビッ
ト情報ワードからの次の状態が符号化される。
【0030】 本発明による別の方法は、m1ビットチャネルワードのいずれかの終了部分が
多様性(multiplicity)y1を有しており、多様性y1は、上記終了部分が確立す
る場合があるチャネルコードC1の異なる状態の数である。また、m2ビットチャ
ネルワードのいずれかの終了部分が多様性y2を有しており、多様性y2は、上記
終了部分が確立する場合があるチャネルコードC2の異なる状態の数である。m1
ビットチャネルワードの終了部分がm2チャネルビットの終了部分に等しい場合
、y1=y2である。
【0031】 m1ビットチャネルワードのそれぞれの終了部分は、多様性y1を有しており、
多様性y1は、上記終了部分が許可されるチャネルコードC1の状態の数である。
m2ビットチャネルワードのそれぞれの終了部分は、多様性y2を有しており、多
様性y2は、上記終了部分が許可されるチャネルコードC2の状態の数である。複
数のワードの終了部分が100%使用される必要は無い。
【0032】 m1ビットチャネルワードの終了部分がm2ビットチャネルワードの終了部分に
等しい場合、y1=y2であることが有利である。このようにして、チャネルコー
ドC1の符号化状態及びチャネルコードC2の符号化状態は、交互にすることがで
きる。これにより、連結されたm1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワ
ードを備える拘束付きバイナリチャネルは、バイナリチャネル信号の拘束に従う
ことができる。多様性を等しくすることにより、ハードウェア及び/又はソフト
ウェアにおける符号化及び復号化をより容易に実現することができる。
【0033】 本発明による別の方法は、上記少なくとも2つのm2ビットチャネルワードが
同じ状態を確立することを特徴とする。
【0034】 以下の特性を有するようにデュアルコードC2をさらに定義する。この特性は
、nからm2へのマッピングを有するコードであり、ここでは、少なくとも2つ
のチャネルワードにより、それぞれのnビット情報ワードを表すことができる。
少なくとも2つのチャネルワードは反対のパリティを有している。後者の特性は
、たとえば、コードのDCコンテンツの制御のような、符号化されたチャネルビ
ットストリームのある計画された特性に作用するために意図されている。
【0035】 しかし、デュアルコードC2の保証されたパリティ選択特性は、たとえば、所
定のパフォーマンスレベルのDC制御のように、保証するには満足なものではな
い。これは、FSMにおいて、デュアルコードC2の両チャネルワードは異なる
次のステージを引き起こす場合があるという事実による。
【0036】 これは、チャネルワードC2の2つの個別の選択について、後続する符号化パ
スが完全に異なり、デュアルコードで符号化された2つのチャネルワード間のビ
ットストリームの全体のパリティが異なってしまうことを意味する。これにより
、チャネルビットストリームの所望の特性に関して、潜在的に低いパフォーマン
スを招いて、デュアルコードC2のワードの決定により駆動されるDC制御が無
効になる。
【0037】 したがって、チャネルコードC1及びC2のFSMの状態を設計することは有効
であり、これにより、nビット情報ワードを2つのm2ビットチャネルワードに
変換することに応じて、2つのm2ビットチャネルワードはFSMにおける同じ
状態から離れるだけでなく、FSMにおける同じ次のステージに終わる。
【0038】 言い換えれば、同じnビット情報ワードに対応するチャネルワードC2の両者
は、同じ次の状態(same next-state)を有する。このいわゆる、デュアルコー
ドC2の「同じ次の状態」の特性を使用することにより、以下の利点が齎される
。C2を介した制御の上記無効が除かれる。
【0039】 C2が情報ワードのストリームにおいて使用される連続した点間のメインコー
ドC1の符号化パスが完全に固定される。これにより、C2が使用される連続した
位置間で、C1で符号化されたチャネルビットストリームの同じパリティは、C2
の符号化選択に依存しない。
【0040】 2つのm2ビットチャネルワードの間の選択を有することにより、DC制御が
可能となり、いわゆるDC平衡又はDCフリーなコードを達成することができる
。たとえば、光記録では、記録キャリア上に書込まれたデータと、レコードキャ
リア上のトラックに続くサーボシステムとの間の相互作用を陥れる又は低減する
ために、DC平衡コードが使用される。
【0041】 デュアルコードC2で符号化されたバイトは、DCコンテンツの制御を可能に
するチャネルビットストリームにおける点である。チャネルビットストリームの
DCコンテンツの制御を別として、デュアルコードC2で符号化されたバイトは
、チャネルビットストリームの他の特性に作用するために使用することができる
【0042】 ストレートフォワードDC制御手順は、RDSに関連した基準に依存してそれ
ぞれのDC制御点で判定を行う。これは、考えられるDC制御点から次の制御点
まで続くチャネルビットストリームのみについて評価される。
【0043】 かかるローカルに最適な判定方法は、チャネルコードの全てのDC制御のポテ
ンシャルを利用するものではない。
【0044】 良いアプローチは、ルックアヘッド(look-ahead)DC制御を適用することで
ある。すなわち、所定のDC制御点での判定が、将来のN−1のDC制御点での
更なる判定と結合される後続するチャネルビットストリームに関するそのインパ
クトにより判定される深さNの判定ツリーを構築することである。
【0045】 判定ツリーを通るそれぞれのパスは、Nブランチから構成される。RDS基準
は、完全なパスについて適用される。N重のルックアヘッドDC制御は、2
符号化パスを含んでおり、それぞれのバイトが2回符号化される必要があるた
め、より高いエンコーダの複雑さを有することになる。
【0046】 本発明によるチャネルコードは、符号化の間にFSMを通過するパスは、N重
の判定ツリーを通過する実際のパスに依存しない。これは、デュアルコードC2
での2つの符号化オプションの「同じ次の状態」の特性による。したがって、メ
インコードC1に関連する全てのバイトは、1度だけ符号化される必要があり、
デュアルコードC2に関連する全てのバイトは、2回符号化される必要がある。
【0047】 これにより、符号化ツリーのハードウェアの複雑さを、更なるブランチングを
有さない簡単な連続の符号化に関連したハードウェアの複雑さよりも低減するこ
とができる。2パスに沿ったRDS基準のN重の判定ツリーのみが残り、低い
複雑さとなる。
【0048】 RDSに関連した基準は、たとえば、RDS値そのもの(1次スペクトルゼロ
)の最大の絶対値とすることができるが、また、さらには統合されたRDS値(
2次スペクトルゼロ)、又はこの両者の結合を使用することができる。また、総
和偏差値(SV:sum variance)は、基準として使用することができる。
【0049】 本発明による別の方法は、チャネルコードC1のチャネルワードのセットとチ
ャネルコードC2の符号化状態とが、連結されたm1ビットチャネルワードとm2
ビットチャネルワードにより形成されるバイナリチャネル信号が、バイナリチャ
ネルに関して、繰返し最小ランレングス制限(Repeated-Minimum-Runlength-Lim
itation)=6の拘束に従うように調整されることで特徴付けられる。
【0050】 また、該拘束は、同じ長さの連続するランレングスの数を制限する。たとえば
、d=2のチャネルコードにnのRMTR(Repeated Minimun Transision Runl
ength)の拘束を課した場合、この拘束はチャネルワードの系列における連続す
る3Tランレングスの数がnに制限されることを意味する。繰返し最小ランレン
グス制限が拘束6を実現するためには、コードテーブル設計される。該テーブル
から、RMTR拘束の違反を招く可能性があるチャネルワード(たとえば、ワー
ド(100))が除かれる。
【0051】 別の方法では、RMTR違反が生じた場合にチャネルワード又はパターンを置
換することにより、RMTR拘束が従われる。このRMTR(Repeated Minimun
Transision Runlength)拘束についてのより多くの情報は、公開された特許公
報WO99/63671-A1(PHQ98.023)において見ることができる。
【0052】 本発明による別の方法は、m1ビットチャネルワードの数とm2ビットチャネル
ワードの数との間の割合がDC制御の選択された割合(measure)に依存するこ
とで特徴付けられる。
【0053】 なお、2つのチャネルコードC1及びC2は、それぞれ依存するコードであり、
別々に使用することができる。C1は、計画されたランレングス拘束の頂点に関
して、符号化されたチャネルビットストリームのある余分の特性を操作するため
のシステマティック構造を有さない典型的に高レートコードである。C2は、僅
かに低いコードであり、C1と比較したレート損失は、付加的に必要とされる特
性を操作することを目的とされるシステマティックな構造に使用される。
【0054】 以下の詳細において記述されるような本発明について、C1及びC2は結合され
て使用され、該結合から期間結合コード(term combi-code)が導出される。し
かし、いずれの結合パターンも可能である。(デュアルコードC2の使用に比較
して)メインコードC1がより使用されれば、全体の結合コードはより高いレー
トになり、チャネルビットストリームの余分の計画された特性についてより低い
制御能力になる。
【0055】 後者に関して、デュアルコードC2を使用することにより、その間ずっと最大
の制御を達成することができ、最小の制御はメインコードC1のみを使用した場
合である。したがって、m1ビットチャネルワードの数とm2ビットチャネルワー
ドの数との間の割合は、DC制御の選択された割合に依存して決定されることが
わかる。
【0056】 本発明による別の方法は、nビット情報ワードに依存して符号化状態はさらに
確立されることで特徴付けられる。したがって、符号化状態を検出することによ
り、このnビット情報ワードを判別することが可能となる。
【0057】 情報信号のレートを増加するために、符号化状態が符号化されるnビット情報
ワードに依存することは有利なことである。結果として、同じチャネルワードを
1回以上使用することができる。このようにして、チャネルコードを構築するた
めに必要な異なるチャネルワードの数が低減され、より効率的なコードとなる。
【0058】 チャネルコードC1及びC2の特徴付けのために、いわゆる有限ステートマシン
(FSM:finite-state-machine)のフレームワークにおける状態を使用するこ
とにより、同じチャネルワードを異なる次の状態と複数使用することによる全体
のコードを高いレートで確立する可能性が提供される。デコーダでは、対応する
情報ワードをユニークに決定するのは、次の状態と結合されるチャネルワードで
ある。
【0059】 本発明による別の方法は、チャネルコードC1の符号化状態とチャネルコード
C2の符号化状態とがさらに調整されることで特徴付けられる。ここでは、チャ
ネルワードの制限された数が他のチャネルワード又はパターンに置換され、これ
ら他のチャネルワード又はパターンはチャネルコードC1及びチャネルコードC2
のチャネルワードのセットに属している。
【0060】 本発明による2つのコードC1及びC2の結合に基づいたチャネルコードの実際
の設計において、制限された設計についてのある余地、保証される制御の頂点に
関する確率的な制御がある。確率的制御は、この制御の実際の使用がエンコーダ
に入力する現実のデータコンテンツ(情報ワード)に依存する制御の種類である
と理解される。
【0061】 確率的DC制御についての余地の存在は、実際のコードにおいて、ある特定の
パターンは、チャネルコードの通常の応用の下でのチャネルビットストリームに
おいて生じることはなく、これらのパターンは、他のパターンの置換パターンと
して使用することができる、という事実による。
【0062】 チャネルワード又はパターンの制限された数を、置換前のバイナリチャネル信
号において存在するチャネルワード又はパターンに属さない他のチャネルワード
又はパターンに置換することにより、たとえば、該置換がパリティ反転を含む場
合、付加的なDC制御を達成することができる。
【0063】 上記態様において記載されるような符号化方法は、図の描写において明確にさ
れる以下の利点を有する。i)保証されたDC制御、ii)符号化のバイト指向
の性質のための低減された誤差伝播、iii)ルックアヘッドDC制御で符号化
を実行するためのエンコーダの複雑さの低減を齎す簡易なシングルパス符号化ス
キーム。
【0064】 また、本発明は符号化のための装置に関する。また、本発明は拘束付きバイナ
リチャネル信号のデータビットストリームを備える信号に関する。さらに、本発
明は記録キャリア及び復号化のための装置に関する。
【0065】 [発明の実施の形態] 本発明のこれら及び他の態様は、図の描写において更に記載される。
【0066】 図1は、符号化方法を例示している。この方法を使用することにより、バイナ
リチャネル信号の所定の特性に作用することができる。たとえば、デコーダでも
既知の交替パターンを介した2つのコードC1及びC2の交替を介しての保証され
たDC制御である。
【0067】 2つのチャネルコードC1及びC2を考える。両コードは、nビットシンボルに
適用される。チャネルコードC1は、nからm1へのマッピングによる高レートコ
ードであり、チャネルコードC2は、nからm2へのマッピングによる低レートコ
ードである。この例において、d=2、k=10についてC1は8から15への
マッピングを有し、C2は8から17へのマッピングを有する(n=8、m1=1
5、m2=17)。
【0068】 以下の条件が満たされた場合、保証されたDC制御、すなわち情報ワードの全
ての可能な系列についてのDC制御が達成される。それぞれのnビットシンボル
について、チャネルコードC2は2つのチャネルワードを有する。バイナリチャ
ネル信号のRDS値に作用するために一方は偶数パリティを有し、一方は奇数パ
リティを有する。それぞれのnビットシンボルについて、コードC2を表す2つ
の可能なチャネルは、同じ次の状態を有する。
【0069】 コードC1及びC2の有限ステートマシン(FSMs)は、チャネルコードC1
及びC2の状態及び状態特性を示しており、状態の同じ数を有する。FSMは、
同じ近似固有ベクトル(Franazek’sの定義による。「Codes for mass data sto
rage system 」K.A.Schouhamer Immink,November1999,Shannon Foundation Pu
blishers (ISBN-90-74249-23-X)の本の§5.3.1を参照されたい。)を有する。こ
れは、チャネルワードがメインコードC1又はデュアルコードC2のいずれかから
のチャネルワードの一部であるか否かの事実に関係なく、所定のゼロの数を終了
するチャネルワードが、ある多様性を有することを意味する。この場合d=2、
k=10である近似的な固有ベクトルは、近似的な固有ベクトルの不同さを満足
するものであり、以下である。V(d=2,k=10)={2,3,4,4,4,4,3,3,3,2
,1} しかし、C1についてのFSM1の状態の特徴、及びC2についてのFSM2の状
態の特性は、異なっていてもよい。バイナリチャネル信号に課された拘束を実現
するために、これらの状態特性が選択される。これらの拘束は、たとえば、ラン
レングス制限拘束(d,k)又はRMTR拘束とすることができる。
【0070】 このようにして、連結されたm1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワ
ードにより形成された、バイナリチャネル信号に課された拘束が満たされる。チ
ャネルコードC1をメインコードと呼び、チャネルコードC2をデュアルコードと
呼ぶことができる。
【0071】 図1の上部はnビット情報ワードを示しており、nビット情報ワードは、チャ
ネルコードC1を介してm1ビットチャネルワード2に変換されるか、チャネルコ
ードC2を介してm2ビットチャネルワード3に変換される。
【0072】 図1において、2つの利用することができるm2ビットチャネルワードは、対
応するパリティ「0」及び「1」により示されている。この図の下部における矢
印は、情報ワードの変換の時の、有限ステートマシンFSM1及びFSM2の符号
化状態を介した「フロー」を示している。
【0073】 情報ワードをm1ビットのチャネルワードに変換する時、唯一の矢印がチャネ
ルワードの符号化状態から次のチャネルワードの符号化状態までを示している。
一方、情報ワードをm2ビットのチャネルワードに変換する時、2つの矢印は、
2つの利用することができるm2ビットチャネルワード間の選択を示し、チャネ
ルワードの符号化状態から次のチャネルワードの符号化状態までを示している。
【0074】 図1の下部は、それぞれの情報ワード(情報ワードが8ビット長、n=8の時
に256入力)について、2つのm2ビットチャネルワードを、反対のパリティ
及び同じ次の状態を有して利用することができることを示している。nビット情
報ワードをm2ビット情報ワードに変換する時、2つの利用することができるm2
ビットチャネルからこのm2ビットチャネルワードを選択することができる。こ
の例において、この選択は、DC平衡又はDCフリーなチャネルコードを作るた
めに使用される。
【0075】 図2は、メインコード(チャネルコードC1)について使用される6ステート
の有限ステートマシンについての状態特性の例を示している。この例において、
チャネルは、d=2及びk=10に従うように拘束され、チャネルコードC1は
、8から15へのマッピングを有している。
【0076】 図3は、デュアルコード(チャネルコードC2)について使用される6ステー
トの有限ステートマシンの例を示している。この例において、チャネルは、d=
2及びk=10に従うように拘束され、チャネルコードC2は、8から17への
マッピングを有している。
【0077】 これらの図において、注釈「−10」は、メインコードの状態1における列
のワード入力において見ることができるように、終了が「100」を有する全て
のチャネルワードを示している。同様に、「010101−」は、メインコード
の状態2の列のワード出力において見ることができるように、開始「0100000000
001」を有する全てのチャネルワードを示している。
【0078】 コードC1及びC2の有限ステートマシン(FSMs)は、状態の同じ数を有し
、FSMsは、同じ近似固有ベクトルに基づいている。所定のゼロ数を有して終
了しているチャネルワードは、メインコードC1からの又はデュアルコードC2か
らのチャネルワードの一部であるか否かという事実に関わらず、ある多様性を有
していることを示している。
【0079】 デュアルコードC2のFSMにおいて、ある状態を残しているそれぞれのブラ
ンチは、i)反対のパリティ、ii)同じ次の状態を有して、2つの可能なチャ
ネルワード(ワードペア)に対応している。図2及び図3は、6ステートFSM
sにおけるチャネルワードの多様性が1と4の間に分類されることを示している
【0080】 多くのチャネルワード又はワードペアは、異なる状態の間で1回以上使用され
る。適切な一致、すなわちチャネルワード又はワードペアと次の状態との同じ結
合をグルーピングして、1つの状態以上について1つのテーブルエントリにする
により、誤差伝播を低減することができる。これは、所定のチャネルワードを齎
す状態の正確な区別により、これらチャネルワード又はワードペアについて無関
係になる。実際には、コードC1及びC2により、完全に状態に独立な(full sta
te-independent)復号化が可能になる。
【0081】 当業者であれば、有限ステートマシンを形成している、異なる状態を備えるチ
ャネルコードと親密である。状態符号化に関する詳細な情報は、文献において見
つけることができる。たとえば、欧州特許明細書EP0745254B1(PHN14.746)、又
は「Codes for mass data storage systems」,K.A.Schouhamer Immink,November
1999,Shannon Foundation Publishers(ISBN-90-74249-23-X)の本である。
【0082】 この本の§5.3において、チャネルコードに貸される拘束に従うチャネルワー
ドの系列を構築するために、同じ又は他の初期状態を終端する少なくともMワー
ドが、それぞれの符号化状態から発せられなければならない。したがって、符号
化状態のセットの存在は、情報ワードの特定された数についてコードの存在のた
めに必要条件である(8ビット情報ワードの場合256である)。
【0083】 近似的な固有ベクトルが近似的な固有ベクトルの不同さを満足する場合、所定
の拘束を有する固定長コード、及び該コードの他のパラメータが見つけられる。
より詳細は、この本の§5.3.1及びその中の文献参照において見つけることがで
きる。
【0084】 上述した実施の形態における発明は、パラメータd=2、k=10、n=8、
m1=15、m2=17での、保証されたDC制御及び低減された誤差伝播を有す
るバイナリチャネル信号を実現するために、符号化の方法に限定されない。当業
者は、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明による符号化の方法の教示を
適用することができる。たとえば、d=2、n=7又はd=2、n=13でバイ
ナリチャネル信号を生成することができる。また、たとえば、d=1拘束でバイ
ナリチャネル信号を生成することができる。
【0085】 d=2のチャネル符号化について、結合コードのデュアルコードC2は、メイ
ンコードのチャネルワードと比較して(8から17への、及び8から15へのメ
イン及びデュアルコードのそれぞれのマッピング)、それぞれのチャネルワード
について余分な2つのチャネルビットを必要とする。
【0086】 大まかな計算では、デュアルコードの設計のために必要とされる、チャネルビ
ットに関する余分なオーバヘッドは、チャネルコードのレートRの逆数である。
d=2、k=10について、最大能力(レートについての理論的な上限値)は、
0.5418に等しく、1.846「ビット」前後が必要とされ、2に丸められる。
【0087】 d=1のチャネル符号化について、状況は全く異なる。(k-拘束なしでの)
最大能力は、6.942である。これにより、通常のコードを2/3に等しいレート
で設計することができる。8から12へのマッピングを有するバイト指向のコー
ドは、メインコードのために使用することができる。
【0088】 デュアルコードのチャネルワードのために必要とされる「ビット」の余分の数
は、1.441「ビット」になる。2に丸めることは、デュアルコードが8から14
へのマッピングを有することを招くが、レート損失がハーフビットとなる。これ
により、結合コードのアプローチが、能力という点で興味の無いものになる。余
分な割合は、以下において詳述されるが、上記レート損失を回避するために必要
とされる。
【0089】 本解決は、d=1のケースについて達成された。他のd-拘束については、類
似の解決策が考案されている。d=1についての解決は、フルビットの観点での
共通の記載に代えて、ハーフビットの観点でチャネル符号化を記述することであ
る。d=1についての標準フルビットFSM、ハーフビットFSMが図16及び
図17においてそれぞれ示されている。
【0090】 ハーフビットFSMにおいて、これら状態に入力されるワードが連続するゼロ
の偶数を有する偶状態(Even States)と、これら状態に入力されるワードが連
続するゼロの偶数を有する奇状態(Odd States)との間の区別をすることができ
る。偶状態は{1,3,5}に数えられ、奇状態は{2,4,6}に数えられる。
【0091】 ハーフビットFSMにおいて、メインコードについて8から24へのマッピン
グを、デュアルコードについて8から27へのマッピングを考える。メインコー
ドには2つのバージョンがある。一方は偶(E)から偶(E)への符号化であり
、これは状態{1,3,5}の1つから状態{1,3,5}の1つに動作することであり、
他方は奇(O)から奇(O)への符号化であり、これは状態{2,4}の1つから
状態{2,4}の1つに動作することである。
【0092】 また、デュアルコードには2つのバージョンがある。一方は偶(E)から奇(
O)への符号化であり、これは状態{1,3,5}の1つから状態{2,4}の1つに動
作することであり、他方は奇(O)から偶(E)への符号化であり、これは状態
{2,4}の1つから状態{1,3,5}の1つに動作することである。
【0093】 図18において示されるように、E及びO状態からなる結合コードでの符号化
について、2つの状態FSMを考慮することは便利なことである。メインコード
での符号化は状態変化を招かない(E→E又はO→O)。デュアルコードでの符
号化は常に状態変化を招く(E→O又はO→E)。これは、デュアルコードのチ
ャネルワードにおけるハーフビットの数が奇数であるためである。
【0094】 結合コードの連続するセグメントの符号化系列は、図19Aにおいて示されて
いる。セグメントは、ソースワード(バイト)の系列であり、最初のソースワー
ドはデュアルコードで符号化され、後続する全てのソースワードはメインコード
C1で符号化される。
【0095】 2つのメインコードについてのチャネルワードの生成のために、以下の論法を
採用する。(12ビット長の)フルビットチャネルワードは、E状態について、
フルビットチャネルワード|01→10|が|02n+11→102m|に
変換されることを意味する変換ルール0→00及び1→01を介して、(24ハ
ーフビット長の)ハーフビットチャネルワードに変換される。「1」から「1」
への矢印は、それぞれのFSMsに従ういずれか有効な系列を示している。なお
、ハーフビットFSMに一致して、変換により、ハーフビットワードの2つの1
の間において奇数個のゼロのみとなる。
【0096】 フルビットチャネルワードは、O状態について、フルビットチャネルワード|
1→10|が|02n1→102m+1|に変換されることを意味する変
換ルール0→00及び1→10を介して、ハーフビットチャネルワードに変換さ
れる。
【0097】 デュアルコードについてのワードの生成は、わずかにより作用される。E状態
において、13ビットのチャネルワード|01→10|を始めに長さ26の
ハーフビットのチャネルワードに変換し、余分なビットxを終了に供給する|0 2n+1 1→102m|。
【0098】 E状態について、x=0のみが許容されることが明らかである。余分なビット
xを連結することは、次の状態が{1}から{0}に、{3,5}から{4}に変換さ
れて、長さ27のハーフビットチャネルワードの構築を意味する。O状態につい
て、類似の手順により、27ハーフビットチャネルワード|02n1→102m +1 |xが導出される。ここで、m≧1の場合についてのみx=1であり、次い
で次の状態としての状態1になる。他の可能性x=0は常に許可されており、m
が偶数の場合に次の状態としての状態3になり、mが奇数の場合に次の状態とし
ての状態5になる。
【0099】 かかるコードを構築するための可能性は、容易に数えることができる。ハーフ
ビットFSMの状態について、近似的な固有ベクトル{2,2,3,4,3}を考える。
さらに、n≦5及びm≦5を制限する(k-拘束の観点において、FSMを介し
て課されない)。最適なコードを構築することが我々の目的ではなく(d=1の
場合、k-拘束の観点において)、d=1について結合コードの設計のために提
案されている手段が実施可能であることを単に示すものである。
【0100】 メインコードについて、状態{1,3,5}、すなわちコードC1を有する状態Eに
おいて、n≧1である状態1から離れるワードを有し、519ワードを利用する
ことができる。これは、状態1の状態の多様性が2に等しいので十分であり、5
12ワードが必要とされる。n≧0を有する状態3及び5から離れるワードを有
し、872ワードを利用することができる。これは、状態3及び5の状態の多様
性が3に等しいので十分であり、768ワードが必要とされる。
【0101】 メインコードについて、状態{2,4}、すなわちコードC1を有する状態Oに
おいて、n≧1である状態2から離れるワードを有し、638ワードを利用する
ことができる。これは、状態2の状態の多様性が2に等しいので十分であり、5
12ワードが必要とされる。状態4についてはn≧0を有し、1072ワードを
利用することができる。これは、状態4の状態の多様性が4に等しいので十分で
あり、1024ワードが必要とされる。
【0102】 デュアルコードについて、本発明による「同じ次の状態」特性を説明しなけれ
ばならない。デュアルコードについて、状態{1,3,5}、すなわちC2を有する状
態Eにおいて、n≧1である状態1から離れるワードを有し、次の状態として状
態2を有する132の偶数パリティ及び130の奇数パリティチャネルワードが
あり、及び次の状態として状態4を有する384の偶数パリティ及び388の奇
数パリティチャネルワードがあり、デュアルコードについて、全体として514
の可能なエントリになる。これは、状態1の状態の多様性が2に等しいので十分
であり、512のエントリを必要としている。n≧0を有する状態3及び5から
離れるワードを有し、次の状態として状態2を有する220の偶数パリティ及び
220の奇数パリティチャネルワードがあり、及び次の状態として状態4を有す
る648の偶数パリティ及び648の奇数パリティチャネルワードがあり、デュ
アルコードについて、全体として868の可能なエントリになる。これは、状態
3及び5の状態の多様性が3に等しいので十分であり、768のエントリを必要
としている。
【0103】 デュアルコードについて、状態{2,4}、すなわちコードC2を有する状態O
において、n≧1である状態2から離れるワードを有し、次の状態としての状態
1を有する194の偶数パリティ及び192の奇数パリティチャネルワードがあ
り、次の状態としての状態3を有する300の偶数パリティ及び300の奇数パ
リティチャネルワードがあり、次の状態としての状態5を有する186の偶数パ
リティ及び186の奇数パリティチャネルワードがあり、デュアルコードについ
て全体として678の可能なエントリになる。これは、状態2の状態の多様性が
2に等しいので十分であり、512のエントリを必要としている。n≧0である
状態4から離れるワードを有し、次の状態としての状態1を有する324の偶数
パリティ及び324の奇数パリティチャネルワードがあり、次の状態としての状
態3を有する504の偶数パリティ及び504の奇数パリティチャネルワードが
あり、次の状態としての状態5を有する312の偶数パリティ及び312の奇数
パリティチャネルワードがあり、デュアルコードについて全体として1140の
可能なエントリになる。これは、状態4の状態の多様性が4に等しいので十分で
あり、1024のエントリを必要としている。
【0104】 d=1、k=7の場合、以下の固有ベクトルは近似的な固有ベクトルの不同さ
を満たしている。V(d=1、k=7、s=1)={3,4,5,6,5,6,4,6,3,3,3,3,
3,3,2,2} 随行する有限ステートマシンは、5ステート及び7ステートの有限
ステートマシンであり、d=1についてのハーフビット記述が図20及び図21
に示されている。これらの図の列のファンアウトメインコード及びファンアウト
デュアルコードにおいて、チャネルワードの数が示されている。冗長ワードの数
は、メインコード又はデュアルコードについて異なることができる。
【0105】 図4は、d=2、k=10、RMTR=6でのメインコード(チャネルコード
C1)のコードテーブルを示している。ここでは、エントリインデックスが8ビ
ット情報シンボル(0−255)のインデックスを表している。それぞれのエン
トリについて、1つの15ビット長のチャネルワードは、対応する次の状態と共
に表に掲載されている。
【0106】 図5は、d=2、k=10、RMTR=6でのデュアルコードC2(チャネル
コードC1)のコードテーブルを示している。ここでは、エントリインデックス
が8ビット情報シンボル(0−255)のインデックスを表している。それぞれ
のエントリについて、2つの17ビット長のチャネルワード(ワードペア)は、
対応する次の状態と共に表に掲載されている。これら次の状態は同一である。
【0107】 メインコードC1及びデュアルコードC2のシステマティック構造は、(DCフ
リー特性のような)チャネルビットストリームの余分な所望の特性の保証された
制御を実現する。2つのコードC1及びC2の結合に基づいたチャネルコードの実
施の形態において、保証された制御の頂点に関する(制限された)確率的制御の
設計のための余地がある。確率的制御は、この制御の実際の使用がエンコーダに
入力する実際のデータコンテンツに依存する制御であると理解される。
【0108】 確率的DC制御のための余地の存在は、実際のコードにおいて、チャネルコー
ドの通常の応用の下でチャネルビットストリームにおいて、ある特定のパターン
が生じないという事実による。これらのパターンは、チャネルビットストリーム
において許容される他のパターンの代用パターンとして使用することができる。
【0109】 たとえば、代用がパリティ反転を含む場合、代用テーブルがEFMパルスコー
ドに使用されるのと同じ意味として、代用は付加的なDC制御に使用することが
できる。パターンが選択される評価は、たとえば、1バイトのルックアヘッドの
ようなRDSに関連した基準に基づいて実行することができる。これまで記載さ
れたように本発明は、2つのコードの結合における保証された制御でチャネルコ
ードに関連しているが、本発明は、代用の制限された数におけるこの確率的制御
に関連してもいる。
【0110】 図4及び図5のコードテーブルに従うメインコードC1及びデュアルコードC2
についての確率的制御の幾つかの可能性(AからOとして言及される)のアウト
ラインを以下に示す。ここで、実現が最も容易なものに対して制限する。メイン
及びデュアルコードの両者について、可能な置換を有する(ここでは、ブラケッ
ト間のビットは、(zu)のようにチャネルコードC2の17ビットチャネルワー
ドを言及する)。
【0111】 A. RMTR=6一定が破られない場合、 |100 100 000 100 0xy(zu)| → |100 100 100 100 xy(zu)| B. RMTR=6一定が破られない場合、及び現在の状態が状態3でない時、 |010 010 000 010 00x(yz)| → |010 010 010 010 00x(yz)| C. RMTR=6一定が破られない場合、及び現在の状態が状態3でない時、 |001 001 000 001 000(yz)| → |001 001 001 001 000(xy)| D. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。 1051- → 061- 1061- → 071- 101- → 081- E. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。 1051- → 061- 1061- → 071- F. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。 1051- → 061- G. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。 1021- → 031- 1031- → 041- H. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。 1021- → 031- I. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。RMTR=6一定が破られない場合、 01051- → 01021021- J. チャネルワードが終了−1010を有する場合、以下の置換を次のチャネルワー
ドに適用することができる。メインコードC1のみについて、余分の置換を有す
る。 1021021- → 1051- 1021031- → 1061- 1021041- → 1071- 1021071- → 10101- K. |102105104x| → |108104x| L. |102106102xy| → |109102xy| M. チャネルワードが終了−10を有する場合、以下の置換を次のチャネルワード
に適用することができる。2≦n≦8の間、 |0210210710| → |0210210| N. |05102105x| → |05108x| O. |09102102| → |09105| 可能な置換(AからOまで)がランレングス拘束(k=10、RMTR=6)
を破る時はいつでも、置換は実行されないことが強調されるべきである。
【0112】 図6では、メインコードのチャネルワードについて、次の状態がどのように復
号化されるかが示されている。図7では、デュアルコードのチャネルワードにつ
いて、次の状態がどのように復号化されるかが示されている。
【0113】 メインコードC1、又はデュアルコードC2のいずれかからのチャネルワードを
8ビットの情報ワードに復号化する時、現在の状態を知る必要がない。したがっ
て、この復号化は、状態に依存しない復号化と呼ばれる。
【0114】 一方で、次の状態を知ることは、所与のチャネルワードの複数の発生の場合に
おいて、チャネルワードをユニークに復号化することを可能にするために必要と
される。実際に、コードワードは、所与のチャネルワードによるのみでなく、チ
ャネルワードと次の状態との結合によりユニークに表される。
【0115】 図6及び図7において、次の状態の決定について、次のチャネルワードがメイ
ン又はデュアルコードでそれぞれ符号化される場合、デコーダが最大12ビット
をルックアヘッドし、14ビットを次のチャネルにする復号化窓が実行されなけ
ればならない。この最大デコーダのルックアヘッドが必要である図6及び図7の
テーブルにおけるエントリは、矢印で示されている。
【0116】 このデコーダのルックアヘッドは、改善されたDC制御のためのルックアヘッ
ド符号化と混同されるべきではない。図6及び図7におけるアスタリスクは、課
された拘束が一致する限り、全ての可能なビット結合が許容されることを示して
いる。
【0117】 チャネルワードを情報ワードに復号化する時、後述されるように、いわゆるハ
ッシング技術(hashing technique)を使用することもできる。この技術を使用
することにより、ハードウェアの複雑さ、すなわち、デコーダアルゴリズムを実
現するために必要な、より少ないゲート数が低減される。
【0118】 より詳細において、1つの特定の実現を記述する。ハッシング技術を使用して
、メインコードのチャネルワードを復号化することは、以下のように実行される
。d=2についての計数の復号化(enumerative decoding)を介して、15ビッ
トチャネルワードが15から9へのマッピングにより、9ビットワードに変換さ
れる。
【0119】 計数の復号化は、復号化されるチャネルワードが、テーブルにおける全てのチ
ャネルワードを格納する代わりに(係数の復号化に関するより多くの情報は、「
Codes for mass data storage systems」、K.A.Schouhamer Immink,November199
9,Shannon Foundation Publishers(ISBN-90-74249-23-X)の本の第6章に記載
されている)、d=2拘束に基づいたアルゴリズムの手順により計算される復号
化である。
【0120】 次の状態の数は、2ビット符号化を介して2ビットに復号化される。これは、
チャネルワードの最大の多様性が4に等しいためである。9ビットワードと2ビ
ット状態ワードは、11ビットのインデックスになる。この11ビットインデッ
クスは、メインコードについてのハッシングテーブルで8ビット情報ワードに変
換される。
【0121】 ハッシングテーブルは、最大2048エントリ(=211)を有するテーブル
を備えている(状態に独立な復号化)。デュアルモードのチャネルワードを復号
化する時、ハッシング技術は以下のように実行される。d=2についての計数の
復号化を介して、17ビットのチャネルワードは、17から10へのマッピング
により、10ビットワードに変換される。
【0122】 次の状態の数は、2ビット符号化を介して2ビットに復号化される。10ビッ
トワード及び2ビット状態ワードは、12ビットインデックスに変換される。こ
の12ビットインデックスは、デュアルコードについてのハッシングテーブルで
8ビット情報ワードに変換される。このハッシングテーブルは、全ての6つの状
態についての1つのテーブルと、両方のパリティと、4096エントリ(=2 )を備えている。
【0123】 図8において、DC制御を実行するために使用されるRDSツリーが示されて
いる。RDSは、ランニングデジタル総和を表しており、これはバイナリチャネ
ル信号のDCコンテンツの割合である。
【0124】 上述したように、符号化されるそれぞれのm2ビットチャネルワードについて
、DC制御が実行される。最も効果的なDC制御を実現するために、「ルックア
ヘッド」することは得策であり、2つの利用することができるm2ビットチャネ
ルワードのうちからどのm2ビットチャネルワードを選択するかを決定すること
ができ、最良のRDS値となる。
【0125】 図8において見られるように、Nの判定をルックアヘッドすることができるた
めには、RDSツリーの2の可能なパスが計算されなければならない。N=3
について、8個の可能なパスが計算されなければならない。計算されるパスの数
は、符号化されるm2ビットのチャネルワードの数にのみ依存し、m1ビットチャ
ネルワードを符号化する時に付加的なパスが加わらないので、m1ビットチャネ
ルワードの数は重要ではないことが明らかである。
【0126】 図8は、一般に、すなわち個別のパスに沿った符号化及び評価基準の両者に適
用されるような深さNの判定ツリーを示している。図9は、大きく低減された複
雑さを有する符号化ツリーを示しており、デュアルコードC2の「同じ次の状態
」の特性により可能になっている。RDS基準は個別のパスに沿って評価される
ことを必要とするが、C1でのバイトの符号化は一回のみ行われることが必要で
あり、C2でのバイトの符号化は勿論2回符号化されることを必要とする。
【0127】 Nバイトのブロックを考える。これは、デュアルコードのチャネルワー
ドに関連するNバイトを備えており、メインコードのチャネルワードに関連する
(n−1)バイトを備えている。
【0128】 図8のRDSツリーの場合、ルックアヘッドDC制御を実行するために符号化
されるバイト数は、(2*n)バイトであることが推算される。同様に、図
9の場合、ルックアヘッドDC制御を実行するために符号化されるバイト数は、
N*(n+1)バイトであることが推算される。
【0129】 結果的に、DC制御のための効率的なルックアヘッド符号化を実現するために
、本発明による符号化方法が調整される。これにより、それぞれのnビットシン
ボルについて、コードC2の2つの可能なチャネル表現が同じ次の状態を有する
ことになる。
【0130】 図10は、本発明による符号化のための装置を示している。この符号化装置1
00において、バイナリ情報信号101のデータビットストリームは、拘束付き
バイナリチャネル信号103のデータビットストリームに変換される。
【0131】 符号化装置100は、たとえば、図4及び図5において示されるメインコード
C1とデュアルコードC2のコードテーブルに従う符号化方法に従い、nビット情
報ワードをm1ビットチャネルワードに変換し、及びnビット情報ワードをm2ビ
ットチャネルワードに変換するためのコンバータ102を備えている。
【0132】 符号化装置100は、m1ビットチャネルワード及びm2ビットチャネルワード
の符号化状態を確立するための状態確立手段104をさらに備えている。この符
号化状態を使用することで、コンバータ102は、次のnビット情報ワードを変
換することができる。
【0133】 図11は、例示を通して、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットスト
リーム備え、本発明による方法を実行した後に得られる信号がそのトラックに記
録される記録キャリア110を示している。図12は、図11の記録キャリアの
拡大部分を示している。
【0134】 図示される記録キャリアは、光学的に検出可能なタイプである。また、記録キ
ャリアは、異なるタイプ、たとえば磁気的に読出し可能なタイプであってもよい
。記録キャリアは、トラック111において配列されている情報パターンを備え
ている。
【0135】 図12は、トラック111の1つの拡大部分を示している。図12において示
されるトラック部分112における情報パターンは、たとえば光学的に検出可能
なマークである第1セクション113と、たとえば該マークの間の中間エリアで
ある第2セクション114とを備えている。第1及び第2セクションは、トラッ
ク115の方向において交互になっている。第1セクション113は、第1の検
出可能な特性を与え、第2セクション114は、第1検出可能特性から区別可能
な第2特性を与える。
【0136】 第1セクション113は、たとえばロウ信号レベルLのような1つの信号レベ
ルを有する変調されたバイナリ信号Sのビットセル116を表している。第2セ
クション114は、たとえばハイ信号レベルHのような他の信号レベルを有する
ビットセル117を表している。
【0137】 記録キャリア110は、始めに変調されたバイナリチャネル信号を生成し、次
いで情報パターンを有する記録キャリアを提供する。記録キャリアが光学的に検
出可能である場合、当該技術分野において通常の知識を有する者に知られている
マスタリング及びレプリカ技術の手段により、記録キャリアを得ることができる
【0138】 図13は、復号化のための装置を示している。この復号化装置132において
、拘束付きバイナリチャネル信号131のデータビットストリームは、バイナリ
情報信号134のデータビット信号に変換される。
【0139】 復号化装置132は、拘束付きバイナリチャネル信号131をバイナリ情報信
号のデータビットストリームに変換するためのコンバータを備えている。復号化
は、たとえば、図6及び図7を参照して記載されたハッシング技術を使用するこ
とにより達成することができる。
【0140】 バイナリチャネル信号131を復号化する時、図6及び図7を参照して説明さ
れたように、復号化される次のチャネルワードについての情報が必要とされる。
この情報133は、現在のチャネルワードを復号する前に、復号化装置132に
供給される。
【0141】 図14は、情報を記録するための記録装置を示している。図は、情報を記録す
るための記録装置を示しており、ここでは、たとえば図10において示される符
号化のための装置100のような、本発明による符号化のための装置が使用され
ている。
【0142】 信号線141は、符号化される情報ワードを符号化のための装置100に供給
する。記録装置において、変調されたバイナリチャネル信号を供給するための信
号線141は、書込みヘッド144について制御回路143に接続されている。
該ヘッドに沿って、書込み可能なタイプの記録キャリア145が移動される。
【0143】 書込みヘッド144は、慣習的なタイプであり、記録キャリア145に関して
検出可能な変化を有するマークを導入することを可能にしている。また、制御回
路143は、慣習的なタイプであり、制御回路143に印加される変調信号に応
答して、書込みヘッドについての制御信号を発生する。これにより、書込みヘッ
ド144は、変調信号に対応するマークのパターンを導入することができる。
【0144】 図15は、記録キャリアを読出すための読出し装置を示している。この図は、
たとえば図13において示される復号化装置132のような、本発明による復号
化のための装置が使用される読出し装置を示している。
【0145】 読出し装置は、慣習的なタイプであり、本発明による記録キャリア151を読
出すための読出しヘッド152を備えている。記録キャリア151は、本発明に
よる変調されたバイナリチャネル信号に対応する情報パターンを転送する。
【0146】 読出しヘッド152は、読出しヘッド152により読み出された情報パターン
に従い変調されたアナログの読出し信号を生成する。検出回路153は、この読
出し信号を慣習的なやり方でバイナリ信号に変換する。該バイナリ信号は、復号
化回路132に印加される。
【0147】 本発明を好適な実施の形態を参照しながら記載した。これらが限定的な例では
ないことは理解されよう。したがって、特許請求の範囲により定義されたように
、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更が当業者に対して明らかにされ
てもよい。
【0148】 たとえば、1つのメインコード及び1つのデュアルコードを使用する代わりに
、1つ以上のメインコード及び/又は1つ以上のデュアルコードの結合を使用す
ることにより、本発明の範囲を逸脱することなく、チャネルワードのストリーム
を作ることまた可能である。これらのコードを適切に混合することにより、チャ
ネルワードのストリームの拘束に従う。
【0149】 たとえば、本発明の範囲は、情報ワードを1つのm1ビットチャネルワード、
続いてm2ビットチャネルワードに符号化する方法に限定されない。情報ワード
をm2ビットチャネルワードに符号化する前に、m1ビットチャネルワードに符号
化される情報ワードの数は、規定されない。
【0150】 たとえば、本発明の範囲は、バイナリコードに限定されない。本発明の趣旨か
ら逸脱することなく、本発明をマルチレベル(multi-level)コード、3変数を
有するコード(ternary code)、又は他のM関連(M-ary)コードに適用するこ
ともできる。
【0151】 それぞれのnビット情報ワードについて、異なるm2ビットチャネルワードの
数は、少なくとも2でなければならない。有利な状況において、この数は、多値
化された(multivalued)「パリティ」パラメータの値の数に等しい。チャネル
ワードの「パリティ」は、少なくとも1回は全ての異なる値を少なくともカバー
しなければならない。3変数を有するコード(値−1,0及び1)の場合、「パ
リティ」−1,0及び1を有する少なくとも3つの異なるm2ビットチャネルワ
ードが(同じ次の状態を有する)チャネルコードC2において存在することを意
味している。
【0152】 さらに、本発明は、それぞれの顕著な特徴又はそれぞれの特徴の結合において
存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 符号化方法の例を示す図である。
【図2】 チャネル拘束d=2,k=10を目的とされたメインコード(チャネルコード
C1)について使用される6−ステート有限ステートマシンの例を示す図である
【図3】 チャネル拘束d=2,k=10を目的とされたメインコード(チャネルコード
C2)について使用される6−ステート有限ステートマシンの例を示す図である
【図4】 メインコードC1のコードテーブルの全体を示す図である。
【図4A】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4B】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4C】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4D】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4E】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4F】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4G】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4H】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図4I】 メインコードC1のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5】 デュアルコードC2のコードテーブルの全体を示す図である。
【図5A】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5B】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5C】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5D】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5E】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5F】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5G】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5H】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5I】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5J】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5K】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5L】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5M】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5N】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5O】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図5P】 デュアルコードC2のコードテーブルの一部を示す図である。
【図6】 メインコードのチャネルワードの次の状態の機能の復号化がどのように実行さ
れるかの例を示す図である。
【図7】 デュアルコードのチャネルワードの次の状態の機能の復号化がどのように実行
されるかの例を示す図である。
【図8】 DC制御を実行するために使用されるRDSツリーを示す図である。
【図9】 効率的なルックアヘッド符号化を実現するために、DC制御を実行するために
使用されるバイトに基づくエンコーダパスを示す図である。
【図10】 本発明による符号化のための装置を示す図である。
【図11】 拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備え、本発明によ
る方法が実行された後に得られる信号がトラックにおいて記録される記録キャリ
アを示す図である。
【図12】 図11の記録キャリアの拡大部分を示す図である。
【図13】 本発明による復号化のための装置を示す図である。
【図14】 本発明による情報記録のための記録装置を示す図である。
【図15】 本発明による記録キャリアを読出すための読出し装置を示す図である。
【図16】 有限ステートマシン、d=1についてのフルビット記述を示す図である。
【図17】 有限ステートマシン、d=1についてのハーフビット記述を示す図である。
【図18】 d=1についての2ステート有限ステートマシンを示す図である。
【図19】 d=1についてのチャネルコードC1及びチャネルコードC2のコード交替を示
す図である。
【図20】 d=1についての5ステート有限ステートマシンのハーフビット記述を示す図
である。
【図21】 d=1についての7ステート有限ステートマシンのハーフビット記述を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 DE68 GL01 GL21 GL28 (54)【発明の名称】 バイナリ情報のデータビットストリームを拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリ ームに変換する方法、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備える信号、 記録キャリア、符号化装置、及び復号化装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイナリ情報信号のデータビットストリームを拘束付きバイ
    ナリチャネル信号のデータビットストリームに変換する方法であって、 m1、m2及びnが整数でありm2≧m1≧nが保持され、前記バイナリ情報のデ
    ータビットストリームがnビットの情報ワードに分割され、前記情報ワードがチ
    ャネルコードC1に従いm1ビットのチャネルワードに変換されるか又はチャネル
    コードC2に従いm2ビットのチャネルワードに変換され、前記m2ビットチャネ
    ルワードが反対のパリティを有する少なくとも2つのm2ビットチャネルワード
    から選択され、連結されたm1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワード
    が前記バイナリチャネル信号のランレングス拘束に従い、 前記方法は反復的に及び/又は交互に、 それぞれのセットが前記チャネルコードC1の先のチャネルワードの終了部分
    に依存して確立されている符号化状態に関連し、前記m1ビットチャネルワード
    の開始部分のサブセットのうちの開始部分を有するm1ビットチャネルワードの
    みを備えており、複数の前記セットのm1ビットチャネルワードのうちの1セッ
    トから前記m1ビットチャネルワードを選択するステップと、 それぞれのセットが前記チャネルコードC2の先のチャネルワードの終了部分
    に依存して確立されている符号化状態に関連し、前記セットに属する前記m2ビ
    ットチャネルワードの開始部分のサブセットのうちの開始部分を有するm2ビッ
    トチャネルワードのみを備えており、複数のセットのm2ビットチャネルワード
    のうちの1セットから前記m2ビットチャネルワードを選択するステップとを備
    え、 前記チャネルコードC1の符号化状態における前記m1ビットチャネルワードの
    前記終了部分と、前記チャネルコードC2の1セットにおける前記m2ビットチャ
    ネルワードの前記開始部分とは、前記ランレングス拘束に従うように調整される
    、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記チャネルコードの前記符号化状態の数は、前記チャネル
    コードC2の前記符号化状態の数に実質的に等しい、ことを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記m1ビットチャネルワードのいずれかの前記終了部分は
    、前記終了部分が確立する前記チャネルコードC1の複数の異なる状態である多
    様性y1を有し、前記m2ビットチャネルワードのいずれかの前記終了部分は、前
    記終了部分が確立する前記チャネルコードC2の複数の状態である多様性y2を有
    し、前記m1ビットチャネルワードの前記終了部分が前記m2ビットチャネルワー
    ドの前記終了部分に等しい場合にy1=y2である、ことを特徴とする請求項1又
    は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つのm2ビットチャネルワードは同じ状態
    を確立する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記チャネルコードC1のチャネルワードの前記セットと、
    前記チャネルコードC2のチャネルワードの前記セットとは、前記連結されたm1
    ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワードにより形成されたバイナリチ
    ャネル信号がd=2拘束及びk=10拘束に従うように調整される、ことを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記チャネルコードC1のチャネルワードの前記セットと、
    前記チャネルコードC2の前記符号化状態とは、前記連結されたm1ビットチャネ
    ルワードとm2ビットチャネルワードにより形成されたバイナリチャネル信号が
    前記バイナリチャネルに関する繰返し最小ランレングス制限=6の拘束に従うよ
    うに調整される、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の方法。
  7. 【請求項7】 n=8、m1=15、m2=17である、ことを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記m1ビットチャネルワードの数と前記m2ビットチャネル
    ワードの数との比は、選択されたDC制御の割合に依存して決定される、ことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記符号化状態は、前記nビット情報ワードに依存してさら
    に確立され、前記符号化状態を検出することにより該nビット情報を区別するこ
    とを可能にする、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記チャネルコードC1の前記符号化状態及び前記チャネ
    ルコードC2の前記符号化状態は、チャネルワードの制限された数が他のチャネ
    ルワード又はパターンに置換されることでさらに調整され、前記他のチャネルワ
    ード又はパターンは、前記チャネルコードC1及び前記チャネルコードC2のチャ
    ネルワードの前記セットに属さない、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か記載の方法。
  11. 【請求項11】 バイナリ情報信号のデータビットストリームを拘束付きバ
    イナリチャネル信号のデータビットストリームに符号化し、特許請求された方法
    の1つを実行するための装置であって、 nビット情報ワードをm1ビットチャネルワードに変換するためのnからm1へ
    のビット変換器と、 nビット情報ワードをm2ビットチャネルワードに変換するためのnからm2へ
    のビット変換器と、 前記m1ビットチャネルワードと前記m2ビットチャネルワードの符号化状態を
    確立する状態確率手段とを備え、 前記nからm1へのビット変換器は、先のチャネルワードの終了部分に依存す
    る前記m1ビットチャネルワードを選択するためにさらに調整され、前記nから
    m2へのビット変換器は、先のチャネルワードの終了部分に依存する前記m2ビッ
    トチャネルワードを選択するためにさらに調整される、ことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 前記装置は、記録キャリア上に情報パターンを書込むため
    の書込み手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項11記載の符号化のため
    の装置。
  13. 【請求項13】 特許請求された方法の1つを実行した後に得られた、拘束
    付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備える信号。
  14. 【請求項14】 特許請求された信号がトラックにおいて記録される記録キ
    ャリアであって、 情報パターンは前記信号部分を表し、前記情報パターンは、前記トラック方向
    に交互に第1及び第2部分を備えており、前記第1部分は検出可能な特性を与え
    、前記第2部分は前記第1特性と区別可能な検出可能な特性を与え、前記第1特
    性を有する部分は第1ロジック値を有するビットセルを表し、前記第2特性を有
    する部分は第2ロジック値を有するビットセルを表す、記録キャリア。
  15. 【請求項15】 拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリーム
    をバイナリ情報信号のデータビットストリームに復号化するための装置であって
    、 特許請求された、m1ビットチャネルワードとm2ビットチャネルワードを含む
    信号を、第1及び第2値を有するビットの、nビット情報ワードを備えるビット
    ストリングに変換するための変換手段を備え、 前記変換手段は、前記m1ビットチャネルワードと前記m2ビットチャネルワー
    ドを前記nビット情報ワードに変換するように調整されており、1つの情報ワー
    ドは変換される1つのチャネルワードに割当てられている、ことを特徴とする復
    号化するための装置。
  16. 【請求項16】 前記装置は、記録キャリアから情報パターンを読出すため
    の読出し手段をさらに備える、ことを特徴とする復号化するための装置。
JP2001552391A 2000-01-07 2000-12-15 バイナリ情報のデータビットストリームを拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームに変換する方法、拘束付きバイナリチャネル信号のデータビットストリームを備える信号、記録キャリア、符号化装置、及び復号化装置 Withdrawn JP2003520471A (ja)

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