JP2003520305A - 管状に編んだ物品を製造し、そのつま先部分を閉じる方法及び装置 - Google Patents

管状に編んだ物品を製造し、そのつま先部分を閉じる方法及び装置

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JP2003520305A
JP2003520305A JP2001553435A JP2001553435A JP2003520305A JP 2003520305 A JP2003520305 A JP 2003520305A JP 2001553435 A JP2001553435 A JP 2001553435A JP 2001553435 A JP2001553435 A JP 2001553435A JP 2003520305 A JP2003520305 A JP 2003520305A
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コンテイ,パオロ
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ゴールデン レデイ ソチエタ ペル アチオーニ
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Abstract

(57)【要約】 本発明によると、管状物品(M)が円形針ベッド(5)によって、最初の縁部(B1)から終端の縁部(B2)まで編まれて、閉じたつま先を形成するため設計されている。本方法によると、弾性ストリップ(F1)は前記終端の縁部に沿って、針により形成される。弾性ストリップ(F1)が形成されると、管状物品は、円形針ベッドの針(5)から完全に解放されて、前記弾性ストリップによって、完成した管状物品を円形針ベッドの外に送る移送部材(21)に留める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ストッキング製作の分野、一般的につま先を形成するため、一方の
端部を閉じたストッキング及びソックスのような管状物品を編む分野に使用され
る、方法及び装置に関連するものである。
【0002】 (背景技術) 第一の概念では、本発明は編み機の円形針ベッドを形成から、終端の縁部の次
の編みによって、物品の閉じたつま先を形成しするため、管状物品を取り外す方
法及び装置に関連する。
【0003】 更なる概念では、本発明は管状物品、例えばつま先を縫う時に簡単に取り扱う
ことができる、ストッキングまたはソックスの円形編み機における製造方法に関
連する。
【0004】 ストッキング、タイツ、ソックス、及び別の物のような、管状編み物品の製造
の際、物品は通常、円形針ベッド上で編まれ、両端が開口した編んだ繊維の管か
ら成る製品を形成する。そしてこの管は、縫い付け機へ送られ、そこで終端の縁
部が完成物品の閉じたつま先を製造する。その縫い付けは、かなり多くの労力を
必要とし、編んだ繊維の各管を、手動で拾い上げなければならず、且つその折り
返しを、共に持っていって、引っ張り、縫い付け機の切断機として知られている
物の中に挿入しなければならない。人間の手だけが管を正確に持っていって、繊
維の管の終端の縁部の折り返しを引っ張り、折り返しを縫い付け機に挿入できる
ので、この動作を自動化することは非常に難しい。
【0005】 円形編み機において直接つま先を閉じるため、幾つかの試みが行われている。
それらは、例えば欧州特許出願公開明細書EP-A-0592376、EP-A-0635593に記載さ
れている。別のシステムは、国際特許出願公開明細書WO-A-9531595、WO-A-95347
02、WO-A-9704153に記載されている。最近の記載例では、つま先がそれ自体のつ
ま先から管状物品を編み始め、開口部を残したまま、身に付けるための開口部を
物品に形成する、伸縮自在な縁部で終える。
【0006】 欧州特許出願公開明細書EP-A-0679746が記載した装置は、管状物品を編む最後
で、物品を部分的に円形針ベッドから解放し、終端の縁部にある二つの径方向に
対向したポイントで、一対のフックによって把持される。フックが確実に物品を
把持した後、物品を針から解放する。そしてフックは、物品を一対のクランプへ
運び、クランプは再び径方向の対向ポイントで物品を把持し、物品を引っ張って
、縁部の折り返しを重ねあわせて、折り返しを縫い付け機の中に挿入する。この
装置は、物品を第一及び第二の場合の両方で、繊維を損傷させ得る機械部材によ
って、物品を把持する必要があることを基本としていることにより、相当な欠点
が有している。さらに物品の縁部を、明細書に記載された機械部材によって、縫
い付け機に挿入することは容易ではない。
【0007】 つま先を実際に縫う段階を容易に行うため、方法は特別な特徴を有する縫い糸
及び/または特別な寸法の縫合で形成される、連続列の縫い付けを作ることを基
本に、研究されてきた。このタイプの幾つかの方法の例は、欧州特許明細書EP-B
-0 456186である。それらの方法は、物品の終端の縁部を、縫い付け機の切断機
と称されるものに案内するのを容易にするという問題、または処理段階を機械化
可能にする本題には取り組んではいない。
【0008】 本発明の第一の目的は、管状物品の終端の縁部を、縫い付け機の切断機と称さ
れるものの中に挿入する動作を簡略化することが可能な方法及び装置を提供して
、この動作を簡略化し、且つ簡単に機械化を可能にすることである。
【0009】 別の概念では、本発明の目的は、縫い付け機の切断機と称されるものの中に縁
部を挿入した時、閉じたつま先を形成するため、縁部をより効果的に制御するこ
とを可能にする、方法及び装置を提供することである。
【0010】 さらに別の概念では、本発明の更なる発展の目的は、管状物品のつま先を縫う
動作を機械化することを可能にした装置及び方法を提供することである。
【0011】 更なる発展の範囲内で、本発明の目的は管状物品の簡単且つ信頼性のある取り
扱いができる、装置及び機械も提供することである。
【0012】 (発明の開示) 本発明による第一の概念によると、方法は、最初の縁部と最後の縁部を備えた
編み管状物品を編むために提供され、それによって円形針ベッドが前記最初の縁
部から、前記つま先を形成するための終端の縁部まで、前記管状物品を編む。本
発明によると、物品のつま先を縫うことによって閉じた後、物品から取り外され
るように設計された、弾性ストリップ、言い換えれば織り込んで伸縮性を持たせ
た繊維の一部分が、円形針ベッドにおいて適切に選択された複数の針によって、
終端の縁部に沿って形成するように、特徴的に作られる。
【0013】 弾性ストリップは、物品を形成する繊維の厚さよりも厚く、つま先を形成する
ため続けて縫われる領域を越えて延びる。その能力は終端の縁部をより密にして
、必要以上に長く、結果的に好ましくない外見になり、且つ物品をはく人間にと
って不便な縫い目を生じる、破け目と、縫う間に過剰に延びることを防止する。
従って、終端の縁部を縫い付け機の切断機に挿入することを、かなり簡略化し、
且つ簡単に機械化することができる。
【0014】 なぜなら(現在完成した物品を形成する繊維の終端の縁部の代わりに、弾性ス
トリップから成る)物品の最後の領域が、破れないで、ランダムな形で折り畳ま
れないので、物品を縫い付け機の中に挿入する機械的手段によって、簡単に結合
させることができる。
【0015】 本質的に、弾性ストリップは、高密度で且つ管状物品を形成する柔軟で薄い繊
維よりも厚い、繊維の一部を形成する。このストリップは、選択された複数の針
によって及び、物品を形成する列の縫い目よりも少ない、列ごとの多数の縫い目
によって形成される。加えて、このストリップに使用される少なくとも一つの糸
は、弾性である。これによって、物品は、縫い付けがつま先を閉じるために行わ
れる、領域で止まる際に、正確に伸長される。
【0016】 先端縁部を縫うことが、完全に終えるか、それ自体を縫う段階間に、弾性スト
リップが繊維の終端部分に使用されるものと似た工程によって取り除かれる。
【0017】 一般的な主題として、物品の終端の縁部は、物品を編むことから(時間的と空
間的の両方で)分離して行ってもよい。例えば、個別の開口管状物品は、円形編
み機から解放される時、カートリッジまたは別の容器に集めることができ、そし
て編み方を行う部分へ送られるか;または物品は、連続空気圧式または機械移送
システムによって送られ得る。ここで編み機を更に、オペレーター制御化または
自動化することができる。第一場合において、弾性ストリップがあることで、オ
ペレーターの作業を簡略化し、ゆえに物品を編み機に挿入するため必要な時間を
減らす。第二の場合で、弾性ストリップは個々の物品を把持し、且つ物品を編み
機に挿入する、機械マニピュレーターによって、取り扱いをシンプル且つ信頼性
のあるものにできる。
【0018】 両方の場合で、参照マークまたは一対の参照マークに関して、縫い付け機に挿
入する間、物品を正確な方向に向けるため、弾性ストリップに形成することが可
能である。マークはオペレーターによって確認されるか、または機械マニピュレ
ーターに関連したセンサーによって読取ることができる。それによって例えば適
切なカラーのネジを使用することによって、形成することができる。
【0019】 意外に、先端フラップまたは物品の縁部を縫い付け機に挿入することを、簡略
化する機能を有する新しい方法を使用することによって、更なる露天にを提供し
、特に効果的な方法及び装置を、管状物品のつま先を編んだ後、すぐに管状物品
のつま先を自動的に縫うため、発展させることが可能である。
【0020】 これは、管状物品の終端の縁部を越えて形成される弾性ストリップが、物品を
移送部材に掛ける手段として使用することができるからであり、移送部材は特に
管状部材で、管状物品を円形針ベッドから拾い上げて、物品を縫い付け機へ移送
する。従ってそれにより、物品が編み針から完全に解放されるよりも前に、編む
ことが完了した際に、管状物品を機械的に留める相対的に複雑な動作を行うこと
が不必要になる。
【0021】 実際に、本発明の改善により、管状物品を編む最後に、弾性ストリップの端部
において、管状物品が完全に円形針ベッドの針から、完全に解放され、弾性スト
リップによって、完成した管状物品を円形針ベッドの外に移送するための移送部
材に掛けられる。物品の移送は、繊維を損傷させ得、且つ特に複雑な機械ピック
アップ部材を使用する必要はない。これは物品を、特に簡単な管であり得、移送
部材をその上縁部とともに適切な高さ、典型的に縫合部形成平面と称されるもの
の上、二、三ミリメートルに配置することによって、簡単に拾い上げられるから
で、言い換えれば平面が、その上に円形機械の針及びシンカーが、編んだ繊維を
形成する。繊維が針から解放される時、弾性ストリップは、管状移送部材及びそ
の外部を締め付け、それにより管状物品をこの部材に予定の角度位置で保持して
、物品を縫い付け機へ移送させることができる。
【0022】 結果的に、本発明による可能な実施形態は、ストッキングタイプの衣類を製造
する円形編み機に使用する方法を提供し、衣類をその製作工程の終了時に、つま
先を普通の縫い付け機によって縫うことで既に閉じて、製造する機械から離れて
、オペレーターによる手の介入を必要とすることなく、また編む動作を中断する
ことなく、衣類を自動的に移送させることができる。
【0023】 実用的な例において、方法は移送部材を、円形針ベッドの中に少なくとも縫合
部形成平面の高さで、同軸挿入する段階から成り;移送部材を円形針ベッドの中
に挿入する間、形成された物品を移送部材の中に吸引し;弾性ストリップの形成
の終了時に、管状物品の終端の縁部で形成された弾性ストリップを、移送部材の
外側に弾性的に掛けるような方法で、管状物品を円形針ベッドから解放させ;移
送部材を、空になった円形針ベッドから抜き出す。
【0024】 管状物品を、それを編む間に正しく引っ張るため、また管状物品を管状移送部
材に挿入するため、以下の段階が行われ得:それは、 吸引管を円形針ベッドの内部に、円形針ベッドの下に横方向に開口可能な部分を
有した吸引管を備え、;吸引管の内部に吸引を発生させ、形成された繊維を吸引
管の中に吸い込むする間、管状物品の形成を始め;前記管状物品を形成する途中
の段階で(例えばかかと部分を形成する間)、吸引を中断し、移送部材を吸引管
の中に挿入するため、吸引管の下方部分を開き;移送部材の内部に吸引を発生さ
せ;移送部材を吸引管と同軸に、少なくとも縫合部形成平面の高さまで、持ち上
げ、形成された管状物品を吸引管の中に吸引し;そして管状物品を、前記弾性ス
トリップによって、移送部材に掛け、物品を針から解放し、且つ移送部材によっ
て管状物品を抜き出すこと;を含んでいる。
【0025】 管状物品の内面上に縫い目を作るため、更なる段階を行い、それは、 移送部材を、それに掛けられる管状物品と共に、円形針ベッドの下、または好ま
しくは円形機の側部に配置され得る、縫い付け機へ移送し、 管状物品を弾性ストリップの確定位置で掛け、 弾性ストリップ及び管状物品の終端の縁部を、移送部材の下端部の下に持ってい
くまでに、管状物品を裏返し、物品を管状移送部材の外面上にスライドさせる。
この位置で終端の縁部を縫い付け機の中に挿入させ、前記機会の切断機の中へ更
に正確に挿入する、ことを含む。
【0026】 実用的に、縫う動作を容易にするため、それに続く段階は; 管状物品を二つの径方向に対向したポイントにおいて、弾性ストリップの位置に
終端の縁部に沿って、掛けて、管状物品を裏返し; 管状物品を裏返した後、終端の縁部及び弾性ストリップを引っ張り、前記二つの
径方向に対向したポイントを互いに離して、且つ前記二つのポイントの間に延び
る、終端の縁部及び弾性ストリップの複数の部分を、互いに隣接させ; 終端の縁部を縫い付け機の切断機の中に挿入し; 終端の縁部を縫い、閉じたつま先を形成して、弾性ストリップを取り外す; こと含む。
【0027】 有利には、管状物品が裏返された時、移送部材の外面に掛けられる、少なくと
も最初の縁部を有するように連続させることができ;物品のつま先を縫った後、
物品は、第二回目の裏返が行われ得、もし必要であればホイール形状のような外
部機械部材の補助によって、上方から管状移送部材の中に吸引される。従って、
第二回目の裏返しが行われて、物品がその内側の縫合部と共に正面に返される。
【0028】 また本発明は、管状編み物品を製造する装置にも関連しており、それは管状編
み物品を形成する円形針ベッドと、編むことを完了した時に、管状物品を円形針
から取り外すため、円形針ベッドの内部に持っていく、移送部材とを備える。特
徴的に、本発明によると、針ベッドは、管状物品の編みが完了した時、管状物品
の終端の縁部に関する弾性ストリップを形成するためプログラムされており、物
品が完全に針から解放された時、前記弾性ストリップが、そこに管状物品を維持
するため移送部材に掛けられる。
【0029】 実用的な形態によると、本発明による装置は円形針と同軸で、且つ円形針ベッ
ドの内部に、吸引管を備え、その中に管状移送部材が挿入される。
【0030】 実用的に、必要な時に移送部材を吸引管の中に挿入できるようにし、段階にお
いて形成された物品の吸引を行うため、以下の構成が装置の可能な実施形態にお
いて行われる。:その構成は、 円形針ベッドと同軸の吸引管が、上方部分及び下方部分を有し、 下方部分が、横方向に開口可能で、且つ吸引源に対して下で接続可能であり、 移送部材が、管の下方部分を介して吸引管に挿入される、 ことを含む。
【0031】 吸引は、移送部材が前記吸引管の中へ同軸に挿入された時、移送部材の移動に
続くように、円形針ベッドと同軸に有利に移動可能にすることができる、吸引出
口によって行うことができる。
【0032】 もしつま先が外側と、円形針ベッドが配置される円形機械の側部に対して、縫
い合わされると、本発明の可能な実施形態により、円形針ベッドの近くの位置か
ら、縫い付けステーションへ移動させることができる、移動可能なカートリッジ
を備えることができる。前記移動可能なカートリッジは、移送部材を円形針ベッ
ドから、前記縫い付けステーションへ、その逆方向にも移動させる。システムを
上昇させたり下降させたりする移送部材は、カートリッジが縫い付けステーショ
ンに配置する時、円形針ベッドと同軸位置に配置なる時の両方とも、前記移送部
材を上昇させたり、下降させたりするため、カートリッジに備えることができる
【0033】 本発明による装置の更なる可能で有利な特徴は、実施形態の一例を参照して以
下に記載する。
【0034】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明は、一例として示され、意図を制限することない一実施形態の記載から
、添付図面を参照することで、より明らかに理解されるであろう。
【0035】 特に図1〜図8を参照して、最初に組立体の主要部材について説明する。組立
体の主要部材は、円形針ベッドを具備した編み機;縫い付けステーション;移送
部材;及び管状部材を移送し、縫い、解放するために備えられた補助部分を備え
ている。
【0036】 円形編み機は、符号1により一般的に示されている。その構造は、既知の円形
機械の構造と類似し得、従って本発明を理解するために必要な部分に関連してい
ることだけ、説明する。符号3は針の円形ベッドを示しており、針を符号5で示
している。針が機械のシリンダー6に形成されたチャンネルで摺動可能である。
このシリンダーが、ベアリング8によって支持され、且つ図示していないが、機
械のメインモーターによって駆動される、適切なトランスミッションからの動作
を、針5の円形ベッド3を回転させるために、受ける歯付ホイール7と一体形成
されている。
【0037】 針5は、糸案内プレート9を介して糸が供給され、編み繊維を形成するため円
形針ベッド3と相互作用する、針を支持するダイヤル11が、円形針ベッド3の
上に配置されている。参照符号Pは通常、幾何学的縫合形成平面を示しており、
言い換えれば、その平面で針5によって形成された縫合を解放する。
【0038】 図面において簡略化のため、針5を制御するため織物機械部材を除外し;それ
らの部材は既知のタイプである。
【0039】 図6〜図8において斜めに見ると、固定吸引管13は二つの部分から作られて
おり、円形針ベッド3の内部に配置され、且つそれと同軸に配置されている。上
方部分13Aは、円形針ベッド3と同軸配置した針5のシリンダーの中に延びて
いる。下方部分13Bは、吸引管13の軸線を含む平面に沿って分離される、二
つの部分から作られている。図6〜図8において、明確にするため、円形機械1
の吸引管13と針5のみを示している。
【0040】 吸引管13の下端部は、吸引装置(図示せず)に接続された可撓性吸引ダクト
17の終端部分を形成する、吸引出口15に接続されている。吸引管13の下方
部分13Bを形成する二つの部分が、図6のように互いに結合され、可撓性吸引
ダクト17を介する吸引は、縫合部形成平面Pまで、吸引管13の中に広がる。
結果的に、編まれた管状物品Mは特に図1及び図5に示されているように、吸引
管15の中に吸引される。図1及び図5において、参照符号B1は通常は弾性の
スタート縁部を示しており、それから物品Mの編がスタートし、完成した物品に
おいて衣類の開口部を形成する。編みが、このスタート縁部B1から終端の縁部
B2へ(以下の図面も参照のこと)進行し、それを越えて弾性ストリップF1が
上記で説明した目的のため、形成される。弾性ストリップF1は、完成した物品
のつま先を形成するため、終端の縁部B2を閉じる、縫った後またはその間、取
り外されるように設計されている。
【0041】 管状移送部材21は、編みの完了時に、つま先を閉じるのに物品を縫い付け機
へ移送するため、物品Mを拾い上げるため使用され、管状移送部材は、以下に記
載される方法で、吸引管13の中に挿入される。
【0042】 図1〜図5は、管状物品Mの編み動作の連続的な段階を示しており、特に図1
において物品Mは実質的に完成している。図面の上部に概略的に示されているよ
うに、物品Mが弾性ストリップF1を、その上部に備えており、その織物構造は
、図25を参照して、この後に記載する。図1の下部は、吸引管13及び円形針
ベッド3と軸線方向に並ぶ、管状移送部材121の上端部を示している。移送部
材の下端部を(後に記載される方法で)、出口15へ接続することによって、真
空を管状移送部材21の内部で発生させる。従って、管状移送部材21が矢印f
21(図1)によって示されたように、縫合部形成平面Pへ向かって上げられる
と、物品Mが管状移送部材21の中に吸引される。実際に移送部材21は、弾性
ストリップF1が形成される前でも、平面Pへ向かって上げることができる。
【0043】 移送部材21が上がると、それを介する吸引により、それ自体の中に、針5に
よって形成された、管状物品Mの繊維全体自体を図2に示されたポイントまで、
引っ張る。移送部材21の上方への進行が、その上方縁部が縫合部形平面Pの少
し上に持っていかれるまで(図3)、もし必要ならダイヤル11を上げて、続行
する。このポイントで、完成して、弾性ストリップF1によって供給される管状
物品Mが、針5から全体的に解放される。
【0044】 針から供給された弾性ストリップF1は、管状移送部材21の外面の周囲に、
図4のように締め付ける。移送部材21に関して管状物品Mの正確な角位置を維
持するため、円形針ベッドの回転の最後の部分の間、移送部材21が針ベッドと
共に回転させられ得、言い換えるとその回転動作に続く。これによって管状物品
Mを、移送部材21における正確な角位置に配置させることができる。
【0045】 管状物品Mを針5から解放する動作が完了すると、移送部材21は下方へ戻る
ことができ、図6の形態に示されているように、新しい管状物品の形成をスター
トするための空間を残し、そこでは新しい物品がM2によって示されている。こ
の方法で、物品を伸長させる段階が、部分的に次の物品M2を編む段階とオーバ
ーラップし、従って各管状物品を円形針ベッドを編んで、取り外すのに必要な時
間を減らす。
【0046】 上記の記載から明らかなように、弾性ストリップF1が、物品Mの終端の縁部
上の円形針ベッド3によって形成されると、繊維を損傷させるリスクを含むであ
ろう、繊維を把持し、且つ締め付ける動作のため、複雑な機械的装置を必要とし
ないで、管状物品を拾い上げ、円形機械1の外へ移送することができる。弾性ス
トリップF1は形成した管状物品を全体的に解放することでき、そして弾性スト
リップF1の弾力によって、移送部材に留めることができる。
【0047】 図5の形態に達した時、移送部材21が管状物品Mを、円形機械1の外、縫い
付けステーションへ運ぶために使用され、そこで物品Mは裏返され、縫う間また
はその後に取り外される弾性ストリップF1に沿って縫われて、表に戻される。
【0048】 物品Mを縫い付け機へ移すため、そして物品を裏返して、物品を縫い、再び裏
返す動作のために使用される部材を、図6〜図24を参照して説明する。そして
物品のつま先を縫うことに関連する動作サイクルは、同じ図面を参照して詳しく
説明する。
【0049】 固定された支持構造体31には、水平案内部33を配置し、符号37(図6〜
7)によって通常示される縫い付けステーションにおいて、円形機械1(図8か
ら10)に近い位置から、離れた位置へ移動可能なカートリッジ35が、水平案
内部に沿って走る。
【0050】 別の水平案内部39は、カートリッジ35の内部に配置され、水平案内部に沿
って摺動部41が走る。垂直案内部39及び摺動部41は、図12から14に詳
細に示されており、そこではカートリッジ35の外部分が、図面上で更に明確に
するため、取り外されている。摺動部41は、吸引出口15に留まるために作用
するジョー43を支持している。ジョー43の上に、管状移送部材21を吸引出
口15に、空気圧により接続するコネクタ45がある。コネクタ45と結果的に
管状移送部材21は、移送部材21の軸線の周囲を、制御回転できるようにする
、台座47に支持されている。その回転は、アクチュエータ49によって行われ
る。
【0051】 図6〜図11は、円形機械1に関して、移送部材21を挿入、上昇、下降及び
抜き取る動作を示している。更に詳しくは、図6は吸引管13を閉じる段階を示
しており、二つの部分13Bが互いに結合した管の下方部分を、上方部分13A
と共に単一ダクトを形成するために画定し、ダクトが吸気出口15を介して、可
撓性吸気ダクト17に、空気圧により接続される。管状移送部材21は、縫い付
けステーション37に配置されている。
【0052】 円形機械1の内部における物品の編み目は、物品がソックスまたはストッキン
グである場合、時にかかとを編む間、吸引管13を介する吸引を中断させること
ができるポイントに達すると、吸引管13の下方部分を形成する二つの部分13
Bが、管状移送部材21の挿入を可能にするため、開くことができる(図7)。
図7の位置から図8の位置へ動くように、カートリッジ35を移動させることに
よって、管状移送部材21は、円形機械の針ベッド3及び吸引管13と同軸の位
置へ持って行かれる。
【0053】 上記の位置において、ジョー43は吸引出口15を留めて、吸引出口を摺動部
41、結果的にコネクタ45、ゆえに管状移送部材21にも組み込む。図1〜5
を参照すると、形成された物品Mを移送部材の中に案内するため、吸引が前記移
送部材21の内部に維持されている間、移送部材21を、その上端部がラインP
によって示された平面を、形成された縫合部と同じレベルか、或いは少し上まで
上昇させなければならない。この移動は、カートリッジ33上に配置された垂直
案内部39に沿って、摺動部41を走らせることによって行われる。この移動中
に、吸引出口15がジョー43によって留められるので、吸引出口15は空気圧
により移送部材21に接続されたままで、従ってその内部が可撓性吸引管17に
連通する。移送部材21を上昇させる移動は、図8、図9及び図10に示されて
いる。図9及び図10において、移送部材が最も高い位置に配置され;位置9で
は、弾性ストリップF1が、その円周伸長部の全体に沿って、円形ベッド3の針
に未だ結合されており、図10では、繊維が針から完全に解放され、弾性ストリ
ップF1がその部材の外部で、移送部材21の上部の周囲に締め付けられている
【0054】 図11は、移送部材21の吸引管13(またはより正確には、その上方部分1
3A)、円形針ベッド3、及び管状物品Mを部分断面斜視図の形で長手部材を示
しており、管状物品は弾性ストリップF1により移送部材21の中に挿入され、
移送部材21の上方縁部の周囲に締め付けられる。特に図11に示されているよ
うに、移送部材21はその下部に、次に説明するようにつま先を閉じる間、物品
の取り扱いを容易にするため、管状物品Mのつま先の繊維ポケットを再生する、
側面部21Aを有している。側面部21Aは、つま先領域で繊維の内部を塞ぎ、
そこでの繊維はより広がり、それによって繊維を縫い付け機の切断機53に挿入
する動作を促す。
【0055】 物品Mが、全体的に針5から解放され、且つ弾性ストリップF1によって移送
部材21に固定されると、移送部材21が再度降下され、摺動部41及びカート
リッジ33を逆移動させることによって、円形機械1から離れるように移動され
る。移送部材を再び図7の位置に配置させるが、管状物品Mは移送部材の中に挿
入され、且つ弾性ストリップF1によって移送部材に固定されている。
【0056】 縫い付けステーション37には、図面をより明確にするため、幾つかの図面に
おいて取り除かれた、種々の部材がある。図7及び図8は全体を示し、図19〜
図23は、本質的にこのステーションに配置された全ての部材を詳細に示してい
る。そのステーションは、(特に図20〜図22を参照して)切断機53と共働
する縫い付け機51を備え、その中に物品Mの終端の縁部の繊維が、次に説明す
るように挿入され、つま先を閉じる。切断機53は押圧部57が相互作用する、
ベアリングストリップ55と共働する。
【0057】 押圧部57は、固定構造体31のアーム62に固定されたブラケット61によ
って、支持されたアクチュエータ59によって駆動され、アームには水平案内部
63も固定され、水平案内部上を縫い付け機51を支持する摺動部65が走る。
【0058】 アーム62は、特に図22に示され且つ、別の図面において明確にするため取
り除かれた、第二水平案内部67を支持しており、それに沿って第二摺動部69
は走る。二つのグリッパー71は、互いに近づいたり離れたりするように移動す
ることができ、またこの移動時にアクチュエータ73によって駆動されるように
(図22を再び参照)、摺動部69上に装着されている。
【0059】 構造体31上には、別の垂直案内部81が固定されており、それに沿って、夏
季のような方法及び目的で、管状物品Mを縫う間、管状移送部材21の上方部分
に留めることが可能な、ジョー形状のピックアップ部材85を支持する、摺動部
83が走る。つま先を閉じた後、管状物品を吸い込んで取り外すための使用され
る、空気圧コンベヤー87の入口は、ピックアップ部材85の上に配置されてい
る。
【0060】 一対の成形ホイール93を支持するユニット91は、その各々がアクチュエー
タ95によって駆動力が与えられるようになっており、ピックアップ部材85の
下に配置されている。シリンダー及びピストンアクチュエータ97は、ホイール
93とアクチュエータ95の支持部に角度を成して固定された、二つのレバー9
9に作用して、二つの成形ホイール93を互いに近づけたり、離したりする。
【0061】 縫い付けステーション37における上記の部材の動作は、以下のようなもので
、その時間的に連続して図12〜図24に図示されている。
【0062】 管状移送部材21は、その内部の管状物品Mと共に、上記のように図7に示さ
れた位置に持って行かれる。弾性ストリップF1が、図12のように移送部材2
1の外側で裏返されて、それに締め付けられる。この位置で管状部材21は、空
気圧コンベヤー87の入口と軸線方向に並べられている。
【0063】 摺動部41の(図12で矢印f41によって示されたような)垂直移動によっ
て、管状移送部材21は、その上端部がグリッパー71の高さに持っていかれる
まで上昇させられる。グリッパーは、それらが移送部材21の外部へ裏返された
弾性ストリップF1を把持するまっで、共に持っていかれる。グリッパー71は
、管状物品Mの弾性ストリップF1を、二つの径方向に対向したポイントで把持
する。グリップ71の互いに離れる動作により、弾性ストリップF1を、図13
に示したように引っ張る。
【0064】 本発明の可能な改善点に関して、移送部材21及び管状物品の角度方位は、こ
の段階で制御可能にでき、物品上に形成される結果的な縫い目を好ましい方位に
するため、物品をグリッパー71によって正確な位置で、把持される。この目的
のため、縁部上または弾性ストリップF1上で編む間、例えば適切に着色された
糸によって、一つ以上の表示マーク作るために構成することが可能である。適切
に配置された、光電セルまたは別の同等な手段は、物品がグリッパー41によっ
て把持される前に、管状移送部材21によって支えられる物品の角位置を読む。
管状移送部材21及びその上に配置された物品は、所望の角位置に達するまで、
アクチュエータ49によって回転させることができる。
【0065】 図13の形態に達すると、弾性ストリップF1がグリッパー71によって保持
されながら、摺動部41は、その上方移動を続ける。結果的に図14に示したよ
うに、管状物品Mは次第に移送部材21から抜き取られて、裏返され、移送部材
21の上方縁部の沿って、且つその外面に沿って、下方縁部へ向かって摺動する
【0066】 成形ホイール93を管状移送部材21に当接するために持っていって、それら
を回転させることによって、裏返された管状物品Mの下方への摺動させることを
、連続させて、一方で成形ホイール93と物品Mを形成する繊維との間の摩擦を
生じさせ、他方で前記繊維と移送部材21の外面との間を滑らせた結果、移送部
材の下領域に向かって、管状物品Mを蓄積させる。この形態は図15に示されて
いる。
【0067】 ゆえに管状移送部材21の上方部分が自由になり、これをピックップ部材85
によって把持することができる(図16)。ピックアップ部材85は、摺動部8
3を垂直案内部81に沿って、矢印f85(図17、18)によって示されたよ
うに、摺動させることによって上昇され、移送部材の上端部を空気圧コンベヤー
87の入口に向かって持っていく。成形ホイール93は、管状物品Mの繊維を移
送部材21の外面に沿って、更に下方へ押す。
【0068】 物品の閉じたつま先を形成するため縫うように設計された、縁部B2及び弾性
ストリップF1は、現在管状移送部材21の下端部の下に配置され、まだそれら
が図18及び図19に示されているように、グリッパー21によって引っ張られ
る状態のままである。また物品は、成形ホイール93を逆方向に回転させること
によって、長手方向にも引っ張られる。
【0069】 このポイントで、縫い付け機51及び切断機53を支持する摺動部65は、管
状物品Mの引っ張られた繊維が切断機の中を貫通するような方法で、矢印f65
によって示されているように移動される(図19、図20)。管状物品のレスト
を形成する編み繊維よりも厚く、且つ高密度の弾性ストリップF1を備えること
によって、確実に物品の終端領域が充分に伸ばされ、二つのグリッパー71の間
の領域で巻き上げることなはない。これによって繊維を容易に切断機53の中に
挿入させる。繊維を切断機53に挿入すること、次に縫うことも、移送部材21
に側面部21Aを備えることによって容易にし、側面部はつま先ポケットを形成
する繊維を延ばして引っ張ったままにする。
【0070】 この段階で、カートリッジ33は適切な方法で、縫い付け領域から取り外され
、カートリッジが物品のつま先を閉じる動作を妨げないようにしている。
【0071】 繊維が切断機53の中に挿入されると、押圧部57によって当接ストリップ5
5に対して押され、その方法でグリッパー71を片側に移動することができる(
図21)。そあいて縫い付け機51は、縁部B2を縫うため押圧部57の下に持
っていかれ、図22に示された位置に達する。この移動中に、取り除かれた弾性
ストリップF1から成る残りの織物材料は、縁部22を縫い付け、更に切断され
る。
【0072】 そして縫い付け機51は、下に位置へ戻り、押圧部57が当接ストリップ55
から離れるように移動し、従って現在管状物品Mの閉じたつま先を形成する縫わ
れた終端の縁部B2を解放する(図23)。同時に、または次の段階で、管状移
送部材21の上方端部が、空気圧コンベヤー87の入口に当接するように持って
いかれる(同じく図23参照)。空気圧コンベヤーによってもたらされる吸引が
、移送部材21の下縁部の下に配置された物品Mの繊維を、移送部材の中を貫通
させる。再び成形ホイール93を回転させることによって、物品を下方へ摺動さ
せ、物品は全体が管状移送部材21の中に吸引され、移送部材の下方端部に沿っ
て、二回目の裏返がされる。
【0073】 図24は、空気圧コンベヤー87に向かって、管状物品Mを裏返して、吸引す
る段階の一例を示している。この段階の最後に、空気圧コンベヤー87の対向端
部で、管状物品Mが縫い合わせた形で放出され、第一に上方縁部に沿って、次に
移送部材の下方縁部に沿って、二回目の裏返しを行い、表側に向けられる。
【0074】 このポイントで、移送部材が再び下げることができ、摺動部41上に配置され
たコネクタ45に再接続され、新たな動作を行うため円形機械1へ戻される。
【0075】 上記の図面に見られるように、移送部材21の側面部21Aを特に参照すると
、コネクタ45をその軸線の周囲で回転させることによって、円形機械1から縫
い付けステーション37へ移送中に、管状物品Mの角位置を、制御方法で変える
ことができる。
【0076】 図25は、弾性ストリップF1の繊維を概略的に示している。弾性ストリップ
F1は、少数の列、例えば編みの約十個の列にわたって延びることができる。そ
れは、弾性糸FEと二重綿糸を選択することから成る列によって形成され、図2
5に示されているように編まれる。図25で見られるように、縫合部の各列は、
管状物品を形成する最後の列(列R)の縫合部の数の半分に等しい、多数の針で
形成される。これは複数の針の1:1選択によって達成される。弾性糸をこのよ
うに、またそのようにすることによって、ストリップF1が、物品の残りの部分
を形成する繊維の寸法よりも小さな寸法の形態を取る傾向がある。
【0077】 図26〜図33は、簡略化し且つ連続する動作段階で示されており、本発明に
よる装置の異なる実施形態である。それらの機能について、上記例の実施形態の
要素に一致または対応した要素は、同じ参照番号に200を足した番号で示され
ている。
【0078】 三つの図面において、円形編み機は201で示され、円形針ベッドは203で
全体的に示されている。番号206はシリンダーを示しており、そこにベッド2
0の針を摺動させるためのチャンネルを形成している。シリンダー206は歯付
ホイール207の周囲を走行するベルト(図示せず)によって回転され、固定構
造体(図示せず)上の支持部208によって、支持されている。
【0079】 円形針ベッド203及びシリンダー206の内部に、シリンダー206に組み
込まれ、それと共に回転し、ベアリング210によって支持される管213があ
る。管213の壁は、ベアリング210の間に位置する少なくとも一部分で貫通
される。この管213の貫通部分は、環状吸引チャンバを形成する固定スリーブ
214によって囲まれ、吸引ダクト216に接続されている(特に図27参照)
。環状吸引チャンバ及び管213の下端部は、移動シャッター218によって閉
じられる(図26に閉鎖位置が示され、図27に開放位置が示されている)。従
って、シャッター218が閉鎖位置にある時、ダクト216を介した吸引は、管
213の内部に真空を作り出す。
【0080】 シリンダー206の下には、互いに軸線方向に合わさった、二つの部分221
Aと221Bで作られた管状移送部材221がある。下方部分221Bは、可撓
性吸引ダクト217に接続され、固定垂直案内部239上を走る摺動部241に
よって支持されている。
【0081】 水平軸を具備した一対の成形ホイール293は、示されていないモーターによ
って動力が与えられ、管状移送部材221と相互作用する。また管状移送部材は
、下記の目的及び方法で、示されていないアクチュエータによって動作される一
対のジョー283によって、留めることができる。成形ホイール293及び把持
ジョー283は、図26A及び27Bで、図26のA−A線と図27のB−B線
に沿った断面も示している。
【0082】 機械201で編まれた管状物品の弾性ストリップを留める、二つのグリッパー
271は、ジョー237の上に配置され、ジョーに対して90°の角度でセットさ
れている。
【0083】 このポイントまで記載した機械の動作サイクルは、以下の通りである(図26
〜33参照)。
【0084】 管状物品Mは、針ベッド203上で編まれ、弾性縁部B1からスタートし、物
品の閉じたつま先を形成する列まで続く。物品を編む間(図26)、物品はシリ
ンダー206と共に回転する管213の中に吸引される。管213の下方端部分
における横孔を介する吸引は、物品を蓄積させ、図26に示された管の円筒状壁
の内面の最後の部分に接着させる。これによって、管213を過剰に長くする必
要がなく、針シリンダーの下に充分な自由空間を残す。
【0085】 動作の適切な段階の間、例えば物品Mのかかとを編む間、シャッター218を
あけて、摺動部241を案内部に沿って垂直移動させることによって、シャッタ
ーが管213に杯って縫合部形成平面に達するまで、管状移送部材221を上昇
させる。物品Mの編みが終了して、弾性ストリップF1もそこに形成された時、
管状移送部材221を縫合部形成平面(図27)の上に上昇させ、繊維が針ベッ
ド203の全ての針から開放される。
【0086】 従って、物品は弾性ストリップF1によって、管状移送部材221の外面上に
、その上方縁部の近くに、図4に示されたものと似た方法で留められる。図4で
は管状移送部材は21で示されている。
【0087】 摺動部241の連続下降移動は、管状移送部材221を針シリンダー206の
外に、弾性ストリップF1がグリッパー271の隣に配置されるまで運ぶ。それ
らグリッパーは弾性ストリップF1を把持し、それを引っ張る(図28)。同時
に管状移送部材が、管213から完全に抜き取られると、シャッター228が再
び閉じられる。真空がシャッターの上に再び発生させられ、それによって円形針
ベッド203(図28)上で形成が始まっている、新しい物品M1に垂直に下方
へ引っ張って、吸い込めるようにする。
【0088】 新しい物品M1が円形針ベッド203上で形成される間、物品Mがグリッパー
271によって下方へ下げられ、この目的のためグリッパーは、図示していない
が、管状移送部材221に沿って、垂直進行する際に適切に案内される、摺動部
または別の同等な部材によって、支持されている。弾性ストリップF1が管状移
送部材221(図29)の部分221A、221Bの軽都合領域の少し下になる
まで、グリッパー271を降下させれる。物品の摺動移動は、成形ホイール29
3を適切な方向に回転させることによって、補助される。
【0089】 この位置に達すると、成形ホイール293が連続して回転して、管状移送部材
221の内部から、物品Mをその弾性縁部B1と共に抜き取ることを終了し、そ
して物品を裏返す工程を完了する。物品Mの繊維は、成形ホイール293とグリ
ッパー271との間に蓄積される(図30)。
【0090】 この状態に達するか、または物品が完全に裏返される前でも、管状移送部材2
21の下方部分221Bは、摺動部241が下方へ移動することによって、上方
部分221Aから軸線方向に取り外され、その間は上方部分221Aがジョー2
83(図31)によって把持され、且つ保持されるている。
【0091】 縫い付け機(示されていないが、機械51に類似)の切断機253が、物品ま
で(矢印f253、図32)持って行かれ、グリッパー271によって引っ張ら
れる、弾性ストリップF1を切断機の下にして、物品の下方縁部を切断機に案内
させる間(図32)、成形ホイール293の移動は、ホイールとグリッパー27
1との間で、物品を長手方向に引っ張るために逆転される。この方法で閉じたつ
ま先を形成する縁部の縫い付け及び、弾性ストリップF1の取外しが行われる。
【0092】 縫い付け物品が、図33に示されているように、吸引ダクト287を管状移送
部材221における部分221Aの上端部に結合させることによって、取り外さ
れる。成形ホイール293が、それらの回転の方向を逆転し、物品を管状移送部
材221における部分221Aの下方縁部に向かって押して、物品を管状部材の
内部で二回目の裏返しを行い、上方から吸引されて、取り外すことができる。
【0093】 そして機械が、物品M1の取外し、縫い付け及び放出に関する新しいサイクル
をスタートすることができる。
【0094】 図34は、上記サイクルの最終段階にある別の実施形態を示している。この実
施形態において、管状移送部材221の上方部分221Aが、切断機に向かって
(例えばジョー283によって)揺動する間、縫い付け機の切断機253が管状
移送部材221及びグリッパー271に向かって、移動しない(またはほんの少
し移動される)。この解決手段は、縫い付け機を物品へ持っていくため十分な空
間がある時、適し得る。
【0095】 図35は、別の様々な実施形態を示しており、そこでは切断機253及び縫い
付けられる管状物品が共に、管状移送部材221の上方部分221Aを動かすこ
とによって、切断機253及び縫い付け機(図示せず)へ向かって、前記のよう
に、しかし今回は、揺移動よりも横移動によって、持って行かれる。この目的の
ため、ジョー283およびグリッパー271は、適切な摺動部(図示せず)に装
着され、成形ホイール293が、例えば実施形態の前記例を参照した上記の方法
で、離れるように移動することができる。
【0096】 実施形態のこれらの例においても、管状移送部材221は、部分21Aと類似
した外形部分を有することができ、その部分は場合、上方部分221Aと下方部
分221Bとの間の結合領域の近くに配置される。
【0097】 図面は、本発明による実用的な実施形態のみを示しており、本発明の基本概念
の範囲内で、その形状を変形させ且つ、構成することができることは理解される
であろう。従属の請求項におけるどの参照番号も、前の記載及び添付図面に照ら
して請求項を読み解くのを容易にする目的を有しており、どれも保護範囲を制限
するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 管状物品を編む一段階の吸引管及び移送部材を示した、円形針ベッドの長手方
向断面図。
【図2】 管状物品を編む別の段階の吸引管及び移送部材を示した、円形針ベッドの長手
方向断面図。
【図3】 管状物品を編む他の段階の吸引管及び移送部材を示した、円形針ベッドの長手
方向断面図。
【図4】 管状物品を編む更に別の段階の吸引管及び移送部材を示した、円形針ベッドの
長手方向断面図。
【図5】 管状物品を編む更に他の段階の吸引管及び移送部材を示した、円形針ベッドの
長手方向断面図。
【図6】 動作部材の一つの位置における、取り付け型縫い付けステーション及び円形編
み機の斜視図。
【図7】 動作部材の別の位置における、取り付け型縫い付けステーション及び円形編み
機の斜視図。
【図8】 動作部材の他の位置における、取り付け型縫い付けステーション及び円形編み
機の斜視図。
【図9】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図10】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図11】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図12】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図13】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図14】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図15】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図16】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図17】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図18】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図19】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図20】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図21】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図22】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図23】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図24】 様々な段階の動作時における機械全体の一部の斜視図。
【図25】 管状物品の終端の縁部に隣接した弾性ストリップを形成する繊維の概略図。
【図26】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図27】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図28】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図29】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図30】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図31】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図32】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図33】 異なる実施形態の本発明による装置の動作段階を連続的に示した図。
【図34】 図26〜図33の装置の変形例。
【図35】 図26〜図33の装置の変形例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最初の縁部及び終端のつま先を具備した管状編み物品を編む
    ため、管状物品を円形針ベッドで、最初の縁部から終端の縁部まで、物品のつま
    先を形成するため編む方法において、 弾性ストリップが、終端の縁部に沿って、前記針により形成され、 前記弾性ストリップの形成完了時に、管状物品が前記円形ベッドの針から完全に
    開放され、弾性ストリップによって、円形針ベッドの外に完成した管状物品を送
    る移送部材に留める、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 円形ベッドにおいて選択された複数の針と、少なくとも一つ
    の弾性糸を使用することによって、編まれることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 移送部材を円形針ベッドの中に、少なくとも前記針によって
    確定された縫合部形成平面の高さまで、同軸に挿入するステップと、 前記移送部材が、円形針ベッドの内部にある間、前記針において形成された管状
    物品を、前記移送部材の中に吸引するステップと、 前記弾性ストリップの形成が完了すると、管状物品を円形針ベッドから解放し、
    そのような方法で、管状物品の終端の縁部において形成される弾性ストリップが
    、弾性的に移送部材に留めるステップと、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記移送部材が、管状部材であることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記移送部材が、円形針ベッドから取り外されると、前記円
    形針ベッドにおいて新しい管状物品を編むのを始めることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 円形針ベッドの下に開口可能な部分を有する吸引管を、前記
    円形針ベッドの内部に配置させ; 前記吸引管の内部に吸引を発生させ; 形成された繊維が、前記吸引管の中に吸い込まれる間、前記円形針ベッドによっ
    て前記管状物品の形成をスタートし; 前記管状物品の形成の途中段階で、吸引管の下方部分を開口し、前記移送部材を
    吸引管の中に挿入し、 移送部材の内部に吸引を発生させ、 前記吸引管と同軸の前記移送部材を、少なくとも縫合部形成平面の高さまで上昇
    させ、形成された管状物品を移送部材の中に吸い込み、 前記弾性ストリップによって、前記管状物品を移送部材に留めて、 前記移送部材によって、前記管状物品を円形針ベッドから抜き取る、 ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記移送部材が縫合部形成平面まで挿入された後、移送部材
    は前記平面に関して、更に上昇させて、管状物品が針から解放される前に、移送
    部材の上方縁部を縫合部形成平面の上に持っていくことを特徴とする請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記移送部材を、それに留められた管状物品と共に、縫い付
    け機へ送り、 管状物品を、前記弾性ストリップの位置で留め、 管状物品を裏返して、前記弾性ストリップ及び管状物品の終端の縁部が、移送部
    材の下端部の下に持っていかれるまで、管状移送部材の外面上を滑らせる、 ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 管状物品は、それを裏返すため、弾性ストリップの位置にお
    ける終端の縁部に沿って、二つの向かい合ったポイントに留められ、 管状物品を裏返した後、終端の縁部及び弾性ストリップが、前記径方向に向かい
    合ったポイントを互いに話すように移動させることによって、引っ張られ、終端
    の縁部及び前記二つのポイントの間に延びる弾性ストリップの部分を、互いに隣
    接させ、 終端の縁部を前記縫い付け機の中に挿入し、 終端の縁部を縫い付けて、閉じたつま先に縫い目を形成し、 弾性ストリップを取り外す、 ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 管状物品を裏返すと、管状物品を連続して移送部材の外面
    に留める少なくとも最初の縁部を有し、 物品のつま先を縫い付けたあと、物品を二回目の裏返をして、管状移送部材の中
    に吸い込むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 吸引管が円形針ベッドに組み込まれて、それと共に回転す
    ること、及び前記吸引管を、前記管の内部の吸引によって、前記管の内面に一時
    的に接着することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  12. 【請求項12】 管状編み物品を形成する円形針ベッドと、編むことが終了
    すると円形針ベッドから管状物品を取り除くため、円形針ベッドの内部に持って
    いかれる移送部材とを備え、終端のつま先を具備した管状編み物品を製造する装
    置において、 前記針ベッドは、管状物品を編むのが終了すると、管状物品の終端の縁部を越え
    て弾性ストリップを形成するためにプログラムされ、前記管状物品が針から完全
    に解放された時、前記弾性ストリップは、管状物品を前記移送部材に保持するた
    め、移送部材に留められることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 前記移送部材が、管状であることを特徴とする請求項12
    に記載の装置。
  14. 【請求項14】 円形針ベッドと同軸且つその内部にある吸引管を備え、前
    記移送部材が、吸引管の中に同軸に挿入されることを特徴とする請求項12また
    は13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 円形針ベッドと同軸な前記吸引管が、下方開口可能な部分
    を有し、吸引源に下方で接続可能であり、 前記移送部材が、管の下方部分を介して前記吸引管の中に挿入されること、 を特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記移送部材に接続可能な吸引出口を備えること、を特徴
    とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 移送部材が前記円形針ベッドに挿入された時、移送部材の
    移動に続いてため、前記吸引出口が前記円形針ベッドと同軸に移動可能であるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記弾性ストリップの位置で、前記管状物品を留めて、前
    記管状物品を裏返す引っ張り部材が、物品を移送部材の外面に沿って滑らせ、そ
    れによって、前記引っ張り部材と前記移送部材との間で、前記移送部材の軸と平
    行方向に、関連する移動を行わせることを特徴とする請求項12〜17のいずれ
    か一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記引っ張り部材が、前記管状部材を二つのほぼ径方向に
    対向したポイントで、前記管状物品を把持する、二つの向かい合ったグラップ手
    段を備え、前記グラップ手段が、互いに近づいたり、離れるように移動可能であ
    ることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 移送部材に留めるジョーを備えることを特徴とする請求項
    12〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記ジョーは、前記移送部材を空気圧コンベヤーに向かっ
    て移動させるため、垂直に移動可能であることを特徴とする請求項20に記載の
    装置。
  22. 【請求項22】 成形ホイールが移送部材の外面に留まって、管状物品を前
    記外面と前記成形ホイールとの間に通らせることができることを特徴とする請求
    項12〜21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 縫い付け機が、管状物品の終端の縁部を挿入する切断機を
    備えることを特徴とする請求項12〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 【請求項24】 つま先を縫いつけた後、管状物品の吸引を発生させるため
    、移送部材の上端部に、空気圧コンベヤーが接続されることを特徴とする請求項
    12〜23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記出口が、選択的に前記移送部材と前記吸引管の下方部
    分に接続可能であることを特徴とする請求項16または17に記載の装置。
  26. 【請求項26】 カートリッジが、円形針ベッドの近くの位置から、縫い付
    け機へ移動させることができ;前記移動可能なカートリッジは、移送部材を円形
    針ベッドから、前記縫い付けステーションへ、またその逆に送ることを特徴とす
    る請求項12〜25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記カートリッジが、移送部材を上昇及び下降させるシス
    テムを支持することを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記カートリッジが、吸引出口を留める要素を支持してお
    り、前記吸引出口を前記移送部材に接続することを特徴とする請求項25〜27
    のいずれか一項に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記カートリッジが、前記吸引出口と前記移送部材との間
    に、管状コネクターを支持することを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記吸引管が、円形針ベッドと一体になって回転し、その
    下方部分に吸引孔を備えること、その下端部が閉鎖手段を有することを特徴とす
    る請求項14〜24のいずれか一項に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記移送部材が、結合と軸線方向に分離させることができ
    る、上方部分と下方部分とで作られることを特徴とする請求項12〜30のいず
    れか一項に記載の装置。
  32. 【請求項32】 上方部分を前記円形針ベッドと軸線方向に並んだ位置から
    、縫い付け機の近くの位置へ、移動させるシステムを備えることを特徴とする請
    求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記移動システムが、移送部材の上方部分を横方向または
    揺れるように動かすことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 【請求項34】 移送部材の角位置を読取る手段と、前記移送部材を角度配
    置させるアクチュエータを備えることを特徴とする請求項12〜33のいずれか
    一項にッ記載の装置。
  35. 【請求項35】 終端の縁部を縫い付け機の切断機の中に容易に挿入できる
    、弾性ストリップが、円形針ベッドにおいて選択された複数の針によって形成さ
    れることを特徴とする、閉じたつま先を形成するため管状編み物品の終端の縁部
    を縫い付ける方法。
  36. 【請求項36】 前記弾性ストリップが、円形針ベッドにおいて選択された
    複数の針によって形成され、それによって少なくとも一つの弾性糸を使用して、
    管状物品を編むことを特徴とする請求項35に記載の装置。
  37. 【請求項37】 終端の縁部が、前記数反の縁部を閉じて、終端の縁部と弾
    性ストリップと間に縫い目を形成することによって、管状物品のつま先を形成す
    るため、縫い付け機に挿入され、前記弾性ストリップが、つま先に縫い付け中ま
    たはその後に、管状物品から取り外されることを特徴とする請求項35または3
    6に記載の方法。
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