JP2003517599A - インパクトツール制御方法、制御装置、及び該制御装置を備えたインパクトツール - Google Patents
インパクトツール制御方法、制御装置、及び該制御装置を備えたインパクトツールInfo
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Abstract
Description
するものである。より詳しく言えば、本発明は、締結部材の回転慣性とトルク勾
配とを考慮することにより、締結仕様を詳細に知ることを必要とせずに、起動ト
ルクまたはボルト軸力を正確に制御できる方法及び装置に関するものである。
ながら大きなトルクをかけることができるので、自動車のホイールナットのよう
な、大型の締結部材の組付けに一般的に用いられている。このようなツールは、
衝撃的なトルクまたはパルス状のトルクを発生することにより、すなわち、締結
部材の静摩擦に打ち勝つ大きさのトルクを発生して締結部材を回転させるように
作動する。トルクの付与時間は、作業者が感じる平均トルクが手持ちでの作業に
支障を来たさない程度に短い。ツールによって締結部材に加えられるトルクと作
業者が感じるトルクとの間の相関性は低いので、締結トルクの精密な制御が重要
である場合には、インパクトツールは用いられて来なかった。このような場合に
は、作業者がトルクレンチを用いることによりトルク制御された組付け工程を手
作業で実現したり、あるいは、トルクモニター付き(非衝撃的)モータ駆動ツー
ルを用いた自動システムを用いたりしてきた。しかしながら、このようなツール
は、自動車のホイールナットのような、大型で高トルクを要する締結部材の組付
けには適していない。
クメータは、締結部材に伝達されるトルクパルスを測定する。各パルスは、概略
同じパルス幅、トルク値を有している。個々に見ると、これらのパルスは締結部
材に与えられたトルクと一致はしない。換言すれば、インパクトツールを用いた
締結工程における非線形特性により、締結部材にかかっている瞬間トルクを特定
することは難しい。従って、インパクトツールのトルク制御は、ほとんど達成さ
れていない。
付けられている締結部材の起動トルクを制御するシステムに伝達することである
。
ルのトルクを正確に制御することである。
材のトルクを求める方法として、締結部材にトルクパルスを付与する段階と、締
結部材に付与された各トルクパルスの大きさと付与時間とを測定する段階と、締
結部材に付与されたトルクを求めるために各トルクパルスの大きさと付与時間と
に処理を施す段階と、含む方法を提供する。
と、出力軸にトルクパルスを付与する手段と、出力軸に取付けられたトルク変換
器と、締結部材上のトルクを求めるためにトルク変換器の出力に処理を施す手段
と、を備えたインパクトツールを提供する。
インパクトツールによって締付けられつつある締結部材に作用する推定トルクに
対応した値が入力されるように構成された第1入力部と、締結部材に付与されて
いるトルクインパルスの値が入力されるように構成された第2入力部と、を含む
減算回路と;出力部と、減算回路の出力部に接続された入力部と、を含み、減算
回路の出力値を時間積分して締結部材の角速度を示す値を導出するように構成さ
れた速度回路と;出力部と、速度回路の出力部に接続された入力部と、を含み、
速度回路の出力値を時間積分して締結部材の推定トルクを示す値を導出しかつそ
れを減算回路の第1入力部に入力するように構成されたトルク回路と;トルク回
路の出力部に接続された入力部を含み、トルク回路の出力値と閾値との間に所定
の関係が成り立つときにインパクトツールを制御するための制御信号を発生する
閾値比較回路と;を備えた制御装置を提供する。
と、を有するタイプのインパクトツールのための改修システムとして、出力軸に
接続できるように構成された第1端部と、締結部材に接続できるように構成され
た第2端部と、を有する延長軸と;延長軸に設けられたトルク変換器と;締結部
材に作用しているトルクを求めるためにトルク変換器の出力を処理するための手
段と;を備えた改修システムを提供する。
。
けられている締結部材に作用しているトルクを推定できることを見出した。本明
細書において用いる“インパクトツール”という用語は、前述のようなトルクパ
ルスを用いて種々の締結部材にトルクを付与することが可能である種々のツール
を意味する。締結部材におけるトルクは、ある部分、締結部材の軸力によって定
まるので、トルク推定のための情報に基づきボルト軸力を推定することもできる
。
モータを備えている。このモータは、質量の大きいフライホイール状のドライバ
を回転させる。ドライバは、クラッチを介し、所定の回転速度においてツールの
出力軸に機械的に接続される。この機械的接続は急激に行われ、トルクパルスま
たはインパクト作用が生起される。パルス発生の際、ドライバの回転運動エネル
ギは軸を通じて、回転駆動されるべきソケット及び締結部材に伝達される。ドラ
イバのクラッチ機構の作用によって、ドライバによって伝達される運動エネルギ
は、各パルス間でほぼ一定となる。ドライバの回転運動エネルギは、ドライバが
弾性的に軸を捩る際にポテンシャルエネルギに変換され、ツールの出力軸にトル
クが作用する。
ルクによって締結部材は回転する。捩りを受けた軸のポテンシャルエネルギは、
回転する締結部材に運動エネルギとして伝達され、締結部材のトルク抵抗に抗し
て締結部材を回転させる仕事をする。断続的なパルスによって締結部材が締付け
られると、締結部材の静摩擦トルクはツールが発生し得る最大トルクに近づき、
ドライバの運動エネルギのほとんどは、締結部材が回転する前に、軸/ソケット
システムの捩りポテンシャルエネルギとなる。次いで、ツールが軸/ソケットシ
ステムからの弾性的反動を受けるに従って、締結部材に伝達されるドライバパル
スの運動エネルギは小さくなる。このような状況では、ツールの軸に設けられた
トルクメータによって測定されるトルク信号は、パルス間でほとんど数値が変動
しないパルストルクに近づく。
材にエネルギが等しい周期的かつ規則的パルスを付与した場合、締結部材の起動
トルクは時間の関数として、1/2乗指数曲線の形状で増加して行くことが実験的
に検証された。このことは、インパクトツールが各パルスによって一定のエネル
ギを付与し、締結部材は各パルスに応じて暫減するエネルギを受取り、締結部材
に作用する仕事量が区分的線形の指数関数となるものと理解される。ボルトの引
張力に関係する締結部材の起動トルクは、応力が作用している締結部材に蓄積さ
れたポテンシャルエネルギの平方根と相関がある。この曲線の形状を特定するパ
ラメータが分かれば、締結部材の起動トルクが所定値に到達した時点でインパク
トレンチの作動を停止するように制御装置を構成することができる。時間の関数
としての起動トルクの上限漸近線は、インパクトレンチのトルクパルスのピーク
値に一致する。この関数の時定数は、トルクパルスの幅と、締結部材の慣性モー
メント及びトルク勾配とによって決定される。
瞬間トルクとほとんど相関性がないので、締結部材に作用しているトルクを個別
のトルクパルスから正確に導出することはできない。別の方法として、本出願人
は、システムに与えられた全パルスのトルク値とパルス幅との積の総計を求める
ことによって、締結部材のトルクを正確に推定できることを見出した。
により正確に推定できることを見出した。 〔式1〕 Tn=Tave・[1−exp(-(Tmax・Δt)n・k1・Ω÷Inut)1/2)] ここで、Tn=“n”回目のインパルス付与後の締結部材トルク計算値 Tave =軸で測定された最大トルクの平均値 (Tmax・Δt)n =“n”回目のインパルス付与までの各インパルスの
トルクパルス値とパルス幅との積の総計、すなわち、全インパルスの面積 Ω=締結部材のトルク勾配、すなわち、締結部材の回転角変化とトル
ク変化との関係 Inut =ソケット/締結部材システムの回転慣性 k1 =実験的に定められる定数 である。
いてインパクトツールの作動を正確に制御するためには、締結部材の回転慣性及
びトルク勾配を知る必要がある。これらの数値は、任意の締結部材を所定のトル
クで締付けることを目的とする作業者には知り得ない場合が多い。しかしながら
、締結部材に付与されるトルクが0.5×Tmaxを超えるように制御装置が作動する
場合には、締結部材のトルク勾配または回転慣性における誤差に対する〔式1〕
の感度は、トルク勾配または回転慣性のいずれかが+100%〜−50%まで変動し
た際に、計算されるトルクTnにおける誤差が約+30%〜−10%変動する程度で
ある。従って、締結部材のトルク勾配または回転慣性を適切に推定すれば、〔式
1〕による計算は許容できる精度で機能する。締結部材のトルク勾配または回転
慣性は、締結部材の直径の関数であると仮定することができる。物体の回転慣性
は質量と直径の2乗とに比例し、質量は直径の3乗に比例する。従って、締結部
材の回転慣性は、直径の5乗に比例する。
けられる。締結部材の回転角の関数であるボルト軸力は、締結部材の直径の2乗
及びねじピッチに関係する。標準的な締結部材のねじピッチは締結部材の直径に
反比例するので、締結部材のトルク勾配は、締結部材の直径の4乗に比例する。
従って、〔式1〕においてInutに対するΩの比は、締結部材の直径に反比例す
る。すなわち、〔式1〕は、次のように書くことができる。 〔式2〕 Tn=Tave・[1−exp(-(Tmax・Δt)n・k2÷d)1/2)] ここで、d=締結部材の直径 k2 =実験的に定められる定数 である。
計算式を用いることによって、制御装置はインパクトツールを制御する。SAE
(自動車工業会)の分類に属する締結部材の場合、定格トルクは締結部材の直径
の3乗に比例する。上記計算式を用いる場合、制御装置は、締付けられる締結部
材の目標トルクを入力されるだけで、目標トルクの3乗根に比例するものとして
締結部材の直径を推定することができる。従って、〔式2〕は、以下のように書
き換えることができる。 〔式3〕 Tn=Tave・[1−exp(-((Tmax・Δt)n・k3÷T0 1/3)1/2] ここで、T0=締結部材の目標トルク k3 =実験的に定められる定数 である。
。SAE3類に属する締結部材とSAE8類に属する締結部材との間の定格トル
クの相違は、わずか2:1である。これら締結部材のトルクの中央値でアルゴリ
ズムを設定した場合、SAE分類に属する締結部材では、締結部材の推定直径に
おける誤差は最大限で1.414の3乗根、すなわち、±12%である。締結部材の推
定直径における±12%の誤差により、〔式3〕で計算されるトルクに生じる誤差
は約±3%である。このように、上記アルゴリズムはロバスト性を有し、締結部
材のタイプにほとんど影響されないことが分かる。
、かなりの信号処理能力が要求される。上記アルゴリズムは、以下のように書き
換えてもよい。 〔式4〕 Tn=Vn 1/2・k4÷T0 1/6 〔式5〕 Vn=Vn-1+(Ttool−Vn-1)・Δt ここで、Vn-1=“n−1”回目のインパルスで締結部材に付与された仕事量 (Ttool−Vn-1)・Δt=“n”回目のインパルスの測定トルク信号に
基づきVn-1を超えた領域の面積 k4 =実験的に定められる定数
えるトルク測定値を合計する計算のみである。このVn値が予め計算された閾値
を超えた時点で、制御装置はツールの作動を停止させる。この閾値は次式によっ
て与えられる。 〔式6〕 V0=T0 7/3・K4 -2 ここで、V0は、締結部材のトルクがT0に到達したとみなされツールが停止され
るべき際にVnがとる値である。
径でほぼ決まる。しかしながら、ツール制御のためにただ1つの変数、すなわち
、締結部材の目標トルクを手動で入力することによって、上記アルゴリズムは締
結部材に付与されるトルクの制御を可能にする。
力によって、振動等による締結部材の弛みを防止できる十分な静摩擦を締結部材
に発生させることであることを理解されたい。静摩擦は、締結部材の境界面に潤
滑がなされている場合には、潤滑の程度の影響を受ける。締結部材の境界面の潤
滑剤が多ければ、締結部材の定格トルクは減少する。なぜなら、摩擦係数が低下
することによって、所定トルクにおけるボルト軸力が高くなるからである。締結
部材の定格トルクが与えられれば、締結部材の直径を、究極的には慣性モーメン
ト及びトルク勾配を推定することが可能である。トルク勾配は、ボルトの引張り
ばね定数、締結部材における摩擦係数、被締結物の圧縮ばね定数などの要因によ
って定まる複雑な量である。好ましい実施形態として、締結部材の締付け工程の
制御に上記アルゴリズムを用いる場合、締結部材の潤滑状態として標準的な状態
を仮定することができる。しかしながら、潤滑及びその他の変数を考慮に入れる
ように上記アルゴリズムを修正することもできる。例えば、作業者は、締結部材
の直径、ねじピッチ、SAE分類、締結部材の材料、トルク勾配、延長シャフト
が用いられているかどうか、トルク勾配係数、またはその他の変数などを入力す
ることができる。インパクトツールを制御するためのアルゴリズムに、これら全
ての変数を組込むことができる。
ルで潤滑された場合、定格トルクは31%低下する。これは、低下した摩擦係数に
比例する形で締結部材の有効トルク勾配が低下するからである。手動トルクレン
チを持った作業者が、無潤滑状態の条件で潤滑された締結部材を締付けた場合、
最終ボルトトルクは、目標値より31%高くなる。無潤滑締結部材を締付けるよう
にアルゴリズムがプログラムされ、締結部材の潤滑によってトルク勾配が31%低
下していた場合、制御装置は、無潤滑条件における目標トルクより15%低いトル
クに到達するまでツールを作動させる。しかしながら、この場合、ボルト軸力は
無潤滑条件における適正値より15%高い。このように、好ましい実施形態におけ
るボルト軸力の誤差は、手動締付けの場合と比較して半分になる。前述したよう
に、締結部材の潤滑条件を特定する第2の手動入力値をツール制御装置に入力し
てアルゴリズムにおける定数を適切に補正し、潤滑状態の締結部材のトルク勾配
を、無潤滑状態に対して補償することができる。
テム200とを示している。制御システム200は、以下に述べる機能を有する
ものであれば、どのようなハードウェア及び/またはソフトウェアで構成しても
よい。例えば、制御システム200は、マイクロプロセッサを応用し所望のよう
にプログラムされるデジタル制御装置(フィールドプログラマブルゲートアレイ
(FPGA)など)、または、ここに開示する機能を果たすようにハード配線さ
れたアナログ電気要素の形態で実現することができる。インパクトツール100
(概略的に図示する)は、本体12と、軸14上に設けられたトルク変換器18
とを備えている。軸14は、締結部材16(これも概略的に示す)に接続できる
ように構成されている。好ましい実施形態では、トルク変換器18は、作用して
いるトルクに応じて出力軸19に近接した磁界を発生する磁気弾性式トルク変換
器である。好ましい実施形態においては、例えば、PCT国際公開公報WO99/211
50及び同WO99/99/2115に開示されている磁気弾性式トルク変換器を用いることが
できる。軸14は、インパクトツールの出力軸、あるいは、従来のインパクトツ
ールを本発明の制御システムに組込むために適した延長軸である。
によって生起された磁界を、変換器18を囲むように配置されたワイヤのコイル
である検出器210、または、その他の磁界検出用装置によって検出することが
可能である。検出器210(断面で示す)には、軸14に付与されるトルクの変
化速度に比例する誘導電圧が発生する。トルクパルスに応じた信号を発生するた
めに、検出器210における電圧信号は、制御装置200のパルス積分器212
、好ましい実施形態ではオペアンプによって積分される。
ても、出力が供給路における正電圧または負電圧に到達するまでの間、パルス積
分器212の出力信号を増減させる。従って、自動バイアス回路214の形態の
オフセット補正機構を設けることが好ましい。自動バイアス回路214は、パル
ス積分器212の出力信号のサンプルを積分し、次いで、パルス積分器212の
入力信号から差し引くことによってパルス積分器212におけるオフセットを修
正する。自動バイアス回路214は、インパルス発生時にはアナログスイッチ2
16によって緩衝され、こうしてパルスの歪みが最小限に抑えられる。
、差動増幅器218による積分器212の出力パルスから差し引かれる。締結部
材16の静摩擦作用を考慮に入れるために、トルクインパルス信号が締結部材の
トルク(静摩擦)を超えるまで締結部材16は回転しないものと仮定する。この
起動点は、差動増幅器218の出力を監視するゼロクロッシング検出器によって
決定される。
ッチ216が閉じ、差動増幅器218の出力信号が速度回路220によって積分
され締結部材の角速度に比例する信号が生起される。好ましい実施形態では、速
度回路220は、オペアンプ222と、抵抗器224と、コンデンサ226とを
備えている。粘性摩擦作用は、速度回路220において抵抗器224をコンデン
サ226と並列配置することによって模擬される。抵抗器224の適切な抵抗値
は反復方式によって決定される。
るまで減速される。この時点では締結部材16の静摩擦が締結部材16を所定位
置に保持する。このような作用は、速度回路220の信号を監視する比較器によ
って再現される。比較器は、締結部材16の速度が正の値である間、前述したス
イッチ216の接点を閉じ、差動増幅器218の出力を積分させる。
る。この積分作用は、オペアンプ積分器232を含むトルク回路230によって
なされる。アナログスイッチ216の接続は、積分器232におけるパルス間の
ドリフトが最小化されるように、積分器232の入力によってなされる。トルク
回路230の出力は締結部材126における推定トルク値であり、上記差動増幅
器218への差動入力として用いられる。
比較される。このプリセット電圧は、ツール12の作動を停止すべき締結部材1
6のトルクを決定する。プリセット電圧値は、制御ユニット262及び可変抵抗
回路264により調節可能な形態で決定される。ツール12によって与えられる
断続的トルクインパルスの各々によってトルク回路230の信号が増加する。ト
ルク回路230の出力がプリセット電圧を超えた時点で、比較器242がタイマ
ー回路250を起動させる。タイマー回路250は、制御信号を用いて、ツール
100の空気バルブを所定時間、例えば1〜10秒間、閉鎖する。これによって
ツール100の作動が停止して締結部材16のさらなる締付けが阻止され、作業
者にはツールアクチュエータを外すための時間が与えられる。比較器242の出
力は、フリップ−フロップ回路260の状態も変化させる。フリップ−フロップ
回路260は、スイッチ216の接点を操作して速度回路220及びトルク回路
230のコンデンサを短絡排除する。
作業が開始される前に積分器222,232がドリフトするのを防止する。パル
ス検出比較器270がトルクインパルスを検出した時点でフリップ−フロップ回
路260の状態が変化し、積分器の短絡スイッチが解放され、アルゴリズム計算
が再び開始される。ツール100は、ツール100の配管に設けられたソレノイ
ド駆動式空気バルブ280によって制御される。バルブ280を制御するために
半導体スイッチ290が設けられている。想定される作業者の誤操作として、ツ
ール100の起動スイッチの早期解放、または、締結部材16が目標トルクで締
付けられる前の時点でのツール100の解放が挙げられる。このような際、作業
者に警告を発するために診断回路292が設けられている。診断回路292は、
ツール100からのパルスが連続的であるかどうかを監視する。診断回路292
が、パルス間の時間が約400 msを超えたことを検出した場合、バルブ280が所
定時間閉鎖され、警報機294が警報音を発する。
ゆく締結部材16のトルク増加割合は、“トルク勾配”と称される。アルゴリズ
ムの精度を十分なものとするために、可変抵抗器234によりトルク回路230
のゲインを調節することで有効トルク勾配を設定する。自動車用ラグナットの直
径及びねじピッチは狭い範囲に収まっている。従って、可変抵抗器234によっ
て単一の標準トルク勾配を設定することにより、大多数の自動車のラグナット締
付けにおいて十分な精度を実現することが可能である。しかしながら、抵抗値ま
たは適切なパラメータを調節して、種々のトルク勾配を設定することも可能であ
る。
とができる。リセットスイッチが閉じている場合、コンデンサ234が短絡され
、トルク回路230の出力電圧がゼロとされる。また、ツール制御用フリップ−
フロップがリセットされて空気バルブが開口され、スイッチが解放された後に締
付け作業の開始が可能になる。スイッチを閉鎖状態に保つと、ツールは、締結部
材のトルク制御をしない通常の状態で作動可能である。ツール100の適用に先
立って、ラグナットは丁度リムに接触するところまでスタッドにねじ込まれ、従
って、トルク勾配は一定であることが想定される。インパクトツールを使う多く
の作業者は、初期の未締付け状態からインパクトツールを使ってナットをスタッ
ドにねじ込む形態の締付けを行っている。その結果、締付け過程において、ナッ
トがリムに接触するまでの間、及び接触してからの間で、2つの独立したトルク
勾配が存在する。そのため、好ましい実施形態における推定トルクは、始めの数
回のインパルスの間に誤差を有している。しかしながら、ナットがリムに接触す
ると、好ましい実施形態における推定トルクは、直ちに締結部材16の実際のト
ルク値に、最小限の誤差で近づく。
かしながら、ここに開示し、請求する機能を実現するためにはどのような手段を
用いてもよい。例えば、制御装置は、プログラム可能な半導体装置であってもよ
い。制御信号のような信号は、種々の方式で、また種々の形態で生起することが
できる。制御信号は、インパクトツールを制御するために、好ましい種々の方式
で用いることができる。公知である種々の入力装置を用いて、変数を制御装置に
入力すること、及び/または、変数を変更することが可能である。
び法的にそれと同等のものによって定義される本発明の範囲を逸脱することなく
、種々の変更を加えることが可能である。
に基づく優先権を主張する。
示す概略図である。
Claims (32)
- 【請求項1】 締結部材に付与されたトルクを求める方法であって、 締結部材にトルクパルスを付与する段階と; 前記締結部材に付与された各トルクパルスの大きさと付与時間とを測定する段
階と; 前記締結部材に付与された総トルクを求めるために前記各トルクパルスの大き
さと付与時間とに処理を施す段階と;を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記処理段階は、前記各トルクパルスの大きさと付与時間と
に以下の関係式、すなわち、 (1) Tn=Vn 1/2・K4÷T0 1/6 ;及び (2) Vn=Vn-1+(Ttool−Vn-1)・Δt; ここで、Tn=n回目のインパルス付与後の締結部材トルク計算値 Vn=n回のインパルスで締結部材に付与された仕事量 K4 =定数 T0=締結部材の目標トルク (Ttool−Vn-1)・Δt=“n”回目のインパルスの測定トルク信号に
基づきVn-1を超えた領域の面積; を適用して行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記Vnが予め定められた閾値を超えた時点で前記トルク付
与段階を終了させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記閾値が以下の関係式、すなわち、 V0=T0 7/3・K4 -2 ここで、V0=Vnの目標値 T0=目標締結トルク によって定められることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 【請求項5】 目標締結トルクを入力する段階をさらに含むことを特徴とす
る請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記処理段階は、 前記トルクパルスに基づいてトルクパルス信号を生成する段階と; 前記トルクパルス信号からトルク信号を差し引いて差信号を生成する段階と; 前記差信号を積分して締結部材の角速度信号を導出する段階と; 前記角速度信号を積分して締結部材の角変位信号を導出する段階と; 前記角変位信号を締結部材のトルクに対応したトルク信号に変換する段階と;
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記差信号を積分する段階は、前記差信号がゼロより大きい
場合にのみ実行されることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記トルク信号の値を予め定められた閾値と比較する段階と
; 前記トルク信号の値が前記閾値に等しいか、それを超えた時点で、前記トルク
付与段階を終了させる段階と;をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の
方法。 - 【請求項9】 前記閾値は、前記締結部材の目標トルク値であることを特徴
とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 前記トルクパルス信号を生成する段階は、 前記トルクパルスを与えるツールの軸に発生したトルクに基づいて磁界を生成
する段階と; 前記磁界によって検出器に電圧を誘導する段階と; 前記電圧を積分する段階と;を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項11】 前記磁界を生成する段階は、前記軸に設けられた磁気弾性
変換器によってなされることを特徴とする請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 本体と; 締結部材に接続できるように構成された出力軸と; 前記出力軸にトルクパルスを付与する手段と; 前記出力軸に取付けられたトルク変換器と; 前記締結部材上のトルクを求めるために前記トルク変換器の出力に処理を施す
手段と;を備えていることを特徴とするインパクトツール。 - 【請求項13】 前記処理のための手段は、 前記トルク変換器の出力に基づいてトルクパルス信号を生成する手段と; 前記トルクパルス信号からトルク信号を差し引いて差信号を生成する手段と; 前記差信号を積分して締結部材の角速度信号を導出する手段と; 前記角速度信号を積分して締結部材の角変位信号を導出する手段と; 前記角変位信号を締結部材のトルクに対応したトルク信号に変換する手段と;
を備えていることを特徴とする請求項12に記載のインパクトツール。 - 【請求項14】 前記トルクパルス信号を生成する前記手段、前記トルクパ
ルス信号からトルク信号を差し引く前記手段、前記差信号を積分する前記手段、
前記角速度信号を積分する前記手段、及び前記変換手段の全ては、マイクロプロ
セッサをベースとしたプログラム可能制御装置を備えていることを特徴とする請
求項13に記載のインパクトツール。 - 【請求項15】 前記トルクパルス信号を生成する前記手段、前記トルクパ
ルス信号からトルク信号を差し引く前記手段、前記差信号を積分する前記手段、
前記角速度信号を積分する前記手段、及び前記変換手段の全ては、アナログ回路
式制御装置を備えていることを特徴とする請求項13に記載のインパクトツール
。 - 【請求項16】 前記差信号を積分する手段は、前記差信号がゼロより大き
い場合にのみ作動することを特徴とする請求項13に記載のインパクトツール。 - 【請求項17】 前記トルク信号の値を予め定められた閾値と比較する手段
と; 前記トルク信号の値が前記閾値に等しいか、それを超えた時点で、前記トルク
付与段階を終了させる手段と;をさらに備えていることを特徴とする請求項13
に記載のインパクトツール。 - 【請求項18】 前記閾値は、前記締結部材の目標トルク値であることを特
徴とする請求項17に記載のインパクトツール。 - 【請求項19】 前記トルクパルス信号を生成する手段は、 前記軸に発生したトルクに基づいて磁界を生成する手段と; 前記磁界によってコイルに電圧を誘導する手段と; 前記電圧を積分する手段と;を備えていることを特徴とする請求項13に記載
のインパクトツール。 - 【請求項20】 前記磁界を生成する手段は、前記出力軸に設けられた磁気
弾性変換器を備えていることを特徴とする請求項19に記載のインパクトツール
。 - 【請求項21】 前記トルクパルス信号からトルク信号を差し引く前記手段
は差動増幅器を備え、前記差信号を積分する前記手段はオペアンプ積分器を備え
、前記角速度信号を積分する前記手段はオペアンプ積分器を備えていることを特
徴とする請求項13に記載のインパクトツール。 - 【請求項22】 インパクトツールのための制御装置であって、 出力部と、前記インパクトツールによって締付けられつつある締結部材に作用
する推定トルクに対応した値が入力されるように構成された第1入力部と、前記
締結部材に付与されているトルクインパルスの値が入力されるように構成された
第2入力部と、を含む減算回路と; 出力部と、前記減算回路の出力部に接続された入力部と、を含み、前記減算回
路の出力値を時間積分して前記締結部材の角速度を示す値を導出するように構成
された速度回路と; 出力部と、前記速度回路の出力部に接続された入力部と、を含み、前記速度回
路の出力値を時間積分して前記締結部材の推定トルクを示す値を導出しかつそれ
を前記減算回路の第1入力部に入力するように構成されたトルク回路と; 前記トルク回路の出力部に接続された入力部を含み、前記トルク回路の出力値
と閾値との間に所定の関係が成り立つときに前記インパクトツールを制御するた
めの制御信号を発生する閾値比較回路と;を備えていることを特徴とする制御装
置。 - 【請求項23】 本体と、締結部材に接続できるように構成された出力軸と
、を有するタイプのインパクトツールのための改修システムであって、 前記出力軸に接続できるように構成された第1端部と、前記締結部材に接続で
きるように構成された第2端部と、を有する延長軸と; 前記延長軸に設けられたトルク変換器と; 前記締結部材に作用しているトルクを求めるために前記トルク変換器の出力を
処理するための手段と;を備えていることを特徴とする改修システム。 - 【請求項24】 前記処理のための手段は、 前記トルク変換器の出力に基づいてトルクパルス信号を生成する手段と; 前記トルクパルス信号からトルク信号を差し引いて差信号を生成する手段と; 前記差信号を積分して締結部材の角速度信号を導出する手段と; 前記角速度信号を積分して締結部材の角変位信号を導出する手段と; 前記角変位信号を締結部材のトルクに対応したトルク信号に変換する手段と;
を備えていることを特徴とする請求項23に記載の改修システム。 - 【請求項25】 前記トルクパルス信号を生成する前記手段、前記トルクパ
ルス信号からトルク信号を差し引く前記手段、前記差信号を積分する前記手段、
前記角速度信号を積分する前記手段、及び前記変換手段の全ては、マイクロプロ
セッサをベースとしたプログラム可能制御装置を備えていることを特徴とする請
求項24に記載の改修システム。 - 【請求項26】 前記トルクパルス信号を生成する前記手段、前記トルクパ
ルス信号からトルク信号を差し引く前記手段、前記差信号を積分する前記手段、
前記角速度信号を積分する前記手段、及び前記変換手段の全ては、アナログ回路
式制御装置を備えていることを特徴とする請求項24に記載の改修システム。 - 【請求項27】 前記差信号を積分する手段は、前記差信号がゼロより大き
い場合にのみ作動することを特徴とする請求項24に記載の改修システム。 - 【請求項28】 前記トルク信号の値を予め定められた閾値と比較する手段
と; 前記トルク信号の値が前記閾値に等しいか、それを超えた時点で、前記トルク
付与段階を終了させる手段と;をさらに備えていることを特徴とする請求項24
に記載の改修システム。 - 【請求項29】 前記閾値は、前記締結部材の目標トルク値であることを特
徴とする請求項24に記載の改修システム。 - 【請求項30】 前記トルクパルス信号を生成する手段は、 前記延長軸に発生したトルクに基づいて磁界を生成する手段と; 前記磁界によってコイルに電圧を誘導する手段と; 前記電圧を積分する手段と;を備えていることを特徴とする請求項24に記載
の改修システム。 - 【請求項31】 前記磁界を生成する手段は、前記延長軸に設けられた磁気
弾性変換器を備えていることを特徴とする請求項30に記載の改修システム。 - 【請求項32】 前記トルクパルス信号からトルク信号を差し引く前記手段
は差動増幅器を備え、前記差信号を積分する前記手段はオペアンプ積分器を備え
、前記角速度信号を積分する前記手段はオペアンプ積分器を備えていることを特
徴とする請求項24に記載の改修システム。
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