JP2003515559A - ゾルミトリプタン含有医薬製剤 - Google Patents

ゾルミトリプタン含有医薬製剤

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Abstract

(57)【要約】 5HT1−アゴニスト、すなわちゾルミトリプタンからなる鼻腔内投与用医薬製剤。該製剤は片頭痛および関連疾患の治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は新規医薬製剤、それらの調製およびそれらの疾患治療での使用に関す
る。特に、本発明は鼻への適用のための抗片頭痛薬ゾルミトリプタンの医薬製剤
に関する。
【0002】 ゾルミトリプタンは、化学名(S)−4−[[3−[2−(ジメチアミノエチル)]−
lH−インドール−5−イル]メチル]−2−オキサゾリジノンを有する。ゾルミ
トリプタンは、選択的な5HTl−受容体作用薬である。5HTl−受容体は血
管収縮を調節し、従って頸動脈血管床への血流量を調整する。5HTl−受容体
作用薬は、頚動脈血管床中の血管収縮を必要とする疾患状態、例えば片頭痛、群
発頭痛および血管障害の関与した頭痛(以下、総称的に“片頭痛”と称する)
の治療(予防を含む)に有益である。ゾルミトリプタンは片頭痛の急性治療のた
めに1日当たり15mgの最高値まで服用され得ることを意図した2.5mgおよび
5mgの錠剤の形態で開発されている。
【0003】 ゾルミトリプタンは片頭痛罹患者にかなり有益な成功した薬であるけれども、
片頭痛の直接治療および片頭痛の予防治療のための代替方法が依然として必要と
されている。特に、片頭痛または片頭痛の初期症状に罹っている患者は、彼らの
苦痛が速く軽減することを必要とする。
【0004】 ゾルミトリプタンは、トリプタン類例えばスマトリプタン、ナラトリプタンお
よびリザトリプタンとして知られている薬物群の一つであって、それは片頭痛の
治療に処方される。販売で首位のものは、経口製剤として市場に出されているス
ミトリプタンである。皮下製剤もまた開発された。これは効能がより高く(P Tf
elt-Hansen, Cephalalgia 1998, Vol 18(8), page 532-8参照)、作用開始がより
速かったが、患者にそれほど受け入れられなかった。鼻腔内スプレーもまた開発
された。これは使用者にとっては皮下注射より親しみやすかったが、片頭痛発作
の徴候を減らすのにさほど有効でないと報告された(C Dahlof, Cephalalgia 19
98; 18(5): 278-282参照)。また、多くの患者は鼻内噴霧の使用後に不快な苦味
を報告した。
【0005】 本発明者等は、高い有効性を維持しながら苦痛軽減を速く達成するゾルミトリ
プタンの製剤を捜した。彼らはまた、片頭痛で苦しむ多種多様な患者にとって皮
下注射よりも受け入れられる投与経路を有する製剤を捜した。明らかに、皮下注
射を考えると、多くの患者は適切かつ必要な治療を受けることを思いとどまるか
もしれない。さらに、発明者等は便利で、効果的でかつ患者に受け入れられ、不
必要な苛立たしさまたは副作用を引き起こさない製剤を捜した。
【0006】 米国特許第5466699号には、片頭痛の治療および予防のための化合物群が開示
されている。米国特許第5466699号には、この化合物群が経口、舌下、口内、非
経口(例えば皮下、筋肉内または静脈内)、直腸、局所および鼻腔内の投与用に
処方できることが開示されており、そしてそのような可能な製剤の例、例えば鼻
腔内製剤の例を開示している。その鼻腔内製剤は、活性成分、ヒドロキシ安息香
酸メチル(0.2%)、ヒドロキシ安息香酸プロピル(0.02%)、クエン酸塩緩衝
液およびpHを7にするのに十分な塩酸から成る。
【0007】 本発明者等は片頭痛罹患者に効果的で、改善された速い苦痛軽減を提供するゾ
ルミトリプタンの鼻腔内製剤を発明した。本発明者等は理論にしばられることを
望むものではないが、これは少なくとも部分的には、鼻腔内経路によって投与さ
れる有意な割合のゾルミトリプタンの粘膜への直接吸収によると考えられる。
【0008】 さらにpH7.4での、7.0より大きいpHを有するゾルミトリプタンの鼻腔内製
剤に関する研究では、その製剤の安定性は延長された期間にわたっては受け入れ
られないことが明らかにされた。
【0009】 本発明者等は、7.0より小さいpHを有するゾルミトリプタンの安定した鼻腔
内製剤に関して改善された速い作用開始を提供した。さらに、この製剤は一般の
患者集団に受け入れられ、しかも不必要な苛立たしさまたは副作用を引き起こさ
なかった。
【0010】 したがって、本発明者等は、ゾルミトリプタンおよび製薬的に許容し得る担体
を含有し、製剤のpHが7.0未満である鼻腔内投与に適した医薬製剤を提供する
【0011】 鼻腔内投与のためのゾルミトリプタン製剤は、水性製剤として一般に調製され
、典型的には緩衝化される。適当な緩衝剤としては、クエン酸、リン酸塩例えば
リン酸ジナトリウム(例えば12水和物、7水和物、2水和物および無定形の形
態)またはリン酸ナトリウム並びにそれらの混合物(例えばクエン酸とリン酸ジ
ナトリウムとの混合物であるMcllvaineの緩衝液)を挙げることができる。
【0012】 個々の特徴において、ゾルミトリプタンの医薬製剤のpHは6.0より小さく、
例えば3.5〜5.5、特には4.5〜5.5である。特に好ましい特徴において、
製剤のpHは約5.0である。
【0013】 緩衝液の外に、ゾルミトリプタン製剤は、鼻腔内製剤で概して見出される他の
成分、例えばメタ重亜硫酸ナトリウムのような抗酸化剤、メントールのような味
マスキング剤並びに例えばデキストロース、グリセリン、サッカリンおよびソル
ビトールのような甘味剤を含有していてもよい。
【0014】 別の特徴において、本発明は緩衝液で7.0未満のpH、特に6.0より小さいpH
、例えばpH3.5〜5.5、特にpH4.5〜5.5、例えば約5.0の緩衝液に溶解
したゾルミトリプタンの水溶液を提供する。特に、本発明は7.0未満のpH、特
に6.0より小さいpH、例えばpH3.5〜5.5、特にpH4.5〜5.5、例えば約
5.0における、クエン酸およびリン酸塩からなる緩衝液に溶解したゾルミトリ
プタンの水溶液を提供する。
【0015】 本発明の医薬製剤は、片頭痛または関連の疾患を治療するのに有用な一つ以上
の医薬剤と一緒に共投与(同時にまたは逐次に)してもよい。 本発明の医薬製剤は通常、ヒトに投与され、例えば約0.5mg〜15mg(例え
ば0.5mg、1.0mg、2.5mg、5.0mgおよび10mg)の単位投与量のゾルミト
リプタンがそれを必要とする患者に送達される。製剤の濃度および容量は、鼻腔
内の技術で知られているように変更することができ、典型的には50〜250μ
lの容量、例えば50μ1または100μ1が投与される(1回の噴霧でまたは2
回の50μ1噴霧−各外鼻孔一つ当たり)。送達される正確な投与量は、当業者
に知られた種々のファクター、例えば治療されている患者の重量、年齢および性
により、そして治療されている個々の片頭痛疾患の状態による。そのような単位
投与量は、片頭痛発作の初期または経過中のいずれかの段階で摂取するのがよい
。そのような単位投与量は、必要に応じて、典型的には1日当たり1〜3回摂取
するのがよい。
【0016】 本発明の医薬製剤は、ゾルミトリプタンを酸性媒体例えばクエン酸水溶液中に
溶解し、それによりゾルミトリプタンのクエン酸塩を形成し、次いで適当な剤例
えばリン酸塩を加えてそのpHを所望の値にすることによって調製できる。得られ
た緩衝溶液は、概して、それが確実に生物負荷(bioburden)が低いか、または
確実に滅菌性であるように製造される。典型的には、その溶液は例えば細菌濾過
器(例えば0.2μm)を通り抜けるか、またはオートクレーブで処理することに
よって滅菌される。その溶液は窒素でパージし、次いで一次パック中において窒
素で被覆して分解の可能性を最小にするのが好ましい。あるいはまた、別の不活
性ガス、例えばアルゴンが使用できる。したがって、別の特徴において、本発明
はゾルミトリプタンおよび製薬的に許容し得る担体を含有し、その製剤のpHが7.
0未満である鼻腔内投与に適した滅菌性医薬製剤を提供する。
【0017】 本発明の医薬製剤は、典型的には、単位投与量のゾルミトリプタンをそれを必
要とする患者に送達することができる適当な投与器具中に充填する。そのような
投与器具には商業上入手可能なものおよび英国登録意匠第2071555号に開示され
た器具がある。したがって、別の特徴において、本発明はゾルミトリプタンおよ
び医薬的に許容し得る担体を含有し、その製剤のpHが7.0未満である鼻腔内投
与器具を提供する。
【0018】 充填済みの鼻腔内投与器具は、光から保護するために包装してもよい。したが
って、さらに別の特徴において、本発明は光防御用包装、例えばホイルポーチ中
にゾルミトリプタンおよび製薬的に許容し得る担体を含有する鼻腔内投与器具を
提供する。別の特徴において、器具それ自体は光から保護するために濃色であり
、例えばダークブルーの色である。
【0019】 したがって、さらに別の特徴において、本発明はゾルミトリプタンおよび製薬
的に許容し得る担体を含有し、その製剤のpHが7.0未満である鼻腔内投与に適
した、ヒトまたは動物の身体の治療処置方法に使用するための医薬製剤を提供す
る。
【0020】 さらに別の特徴において、本発明はゾルミトリプタンおよび製薬的に許容し得
る担体を含有し、その製剤のpHが7.0未満である鼻腔内投与に適した医薬製剤
の有効量を投与することからなる、5HT1−受容体の作用(agonism)が有益
である疾患状態の治療方法を提供する。本発明はまた、その製剤のpHが7.0未
満である鼻腔内投与に適した医薬製剤の調製におけるゾルミトリプタンおよび製
薬的に許容し得る担体の使用を提供する。 本発明の製剤で使われるゾルミトリプタンは、WO 91/18897号およびWO 97/061
62号の開示にしたがって調製できる。
【0021】 実施例1−4 ゾルミトリプタンをクエン酸の水溶液に溶解し、0.4Mのリン酸ジナトリウ
ム12水和物を加えてpH5.0にし、注射用水を加えて所望の容量にする。この
ようにして、5mg/mL、10mg/mL、25mg/mLおよび50mg/mLのゾルミトリ
プタン濃度を有する溶液が調製される。この溶液を滅菌等級フィルター(0.2μ
m)でろ過し、USP/Ph Eur Type 1のガラス製バイアル(名目上の噴霧容量100
μL)中に充填し、それらをクロロブチル製栓で閉じる。
【0022】
【表1】
【0023】 各バイアルを、英国登録意匠第2071555号に開示された単位投与量鼻内噴霧器
具に集める。この器具はバイアルホールダー、作動器具および保護キャップから
なる。集められた器具は、0.5mg、1.0mg、2.5mgまたは5.0mgのゾルミト
リプタンの単位投与量を単独投与で送達するために使用できる。充填済みの鼻内
噴霧器具をプラスチック製トレー中に包装し、光から保護するためにボール箱の
内側に置く。
【0024】 実施例5−8 ゾルミトリプタンをクエン酸の水溶液に溶解し、0.4Mのリン酸ジナトリウ
ム12水和物を加えてpH5.0にし、注射用水を加えて所望の容量にする。この
ようにして、5mg/mL、10mg/mL、25mg/mLおよび50mg/mLのゾルミトリ
プタン濃度を有する溶液が調製される。この溶液をろ過し、USP/Ph Eur Type 1
のガラス製バイアル(名目上の噴霧容量100μL)中に充填し、それらをクロ
ロブチル製栓で閉じる。
【0025】
【表2】
【0026】 各バイアルを121℃で15分間オートクレーブで処理する。次いでそれらを
英国登録意匠第2071555号に開示された単位投与量鼻内噴霧器具に集める。この
器具はバイアルホールダー、作動器具および保護キャップからなる。集められた
器具は0.5mg、1.0mg、2.5mgまたは5.0mgのゾルミトリプタンの単位投与
量を単独投与で送達するために使用できる。充填済みの鼻内噴霧器具をプラスチ
ック製トレー中に包装し、光から保護するためにボール箱の内側に置く。
【0027】 実施例9 患者は鼻内噴霧器具から包装を除去し、次いで保護キャップを外す。患者は、
それから外鼻孔へ器具のノズルを挿入し、次いでそれを作動させて一回の量を投
与する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 263/20 C07D 263/20 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 サイモン・ジョン・サマーズ イギリス国ハートフォードシア・エス・ジ ー12・0ディー・ピー.ウェアー.パーク ロード (72)発明者 トレヴァー・ジョン・クームバー イギリス国ハートフォードシア・エス・ジ ー12・0ディー・ピー.ウェアー.パーク ロード Fターム(参考) 4C056 AA01 AB01 AC02 AD01 AE02 BB04 4C076 AA12 BB25 CC01 DD26Z DD43Z 4C086 AA01 BC79 GA07 GA09 MA01 MA05 MA17 MA59 NA10 ZA02 ZC54

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゾルミトリプタンおよび製薬的に許容し得る担体を含有し、
    その製剤のpHが7.0未満である鼻腔内投与用に適した医薬製剤。
  2. 【請求項2】 製剤のpHが4.5〜5.5である、請求項1記載の医薬製剤。
  3. 【請求項3】 製剤が緩衝化されている、請求項1または2記載の医薬製剤
  4. 【請求項4】 緩衝液がクエン酸とリン酸ジナトリウムの混合物である、請
    求項3記載の医薬製剤。
  5. 【請求項5】 滅菌性である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬製
    剤。
  6. 【請求項6】 オートクレーブで殺菌することからなる請求項5に定義の滅
    菌性医薬製剤の調製方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に定義の医薬製剤の有効量を投
    与することからなる、5HT1−受容体の作用が有益である疾患状態の治療方法
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか一項に定義の医薬製剤の製造のため
    のゾルミトリプタンの使用。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5のいずれか一項に定義の医薬製剤を含有する鼻
    腔内投与器具。
  10. 【請求項10】 光から保護するために包装された、請求項1〜5のいずれ
    か一項に定義の医薬製剤を含有する鼻腔内投与器具。
  11. 【請求項11】 7.0未満のpHの緩衝液中のゾルミトリプタンの水溶液。
  12. 【請求項12】 pH4.5〜5.5の緩衝液中のゾルミトリプタンの水溶液。
  13. 【請求項13】 ゾルミトリプタンのクエン酸塩。
  14. 【請求項14】 水溶液でのゾルミトリプタンのクエン酸塩。
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