JP2003515360A - 組織開創器保持帯 - Google Patents

組織開創器保持帯

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JP2003515360A JP2000617786A JP2000617786A JP2003515360A JP 2003515360 A JP2003515360 A JP 2003515360A JP 2000617786 A JP2000617786 A JP 2000617786A JP 2000617786 A JP2000617786 A JP 2000617786A JP 2003515360 A JP2003515360 A JP 2003515360A
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オースティン,ジェイ.,ティモシー
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    • A61B2017/0287Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors with elastic retracting members connectable to a frame, e.g. hooked elastic wires

Abstract

(57)【要約】 本発明は、鈎部(12)、握り部(14)及び弾性体帯(16)を具備する外科用保持具(10)に関する。鈎部は組織嵌入部を備え、組織嵌入部が握り部の第1の端部から延設されるように握り部に保持される。帯の握り部端部(22)は握り部の第2の端部(50)に保持される。帯は縦長本体(18)及び当該本体の周囲に設けられた少なくとも1つのハブを有する。ハブは握り部に当接する一般的に平坦な嵌合面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、外科用開創器システム、より詳細には弾性体(エラストマー)帯を
具備する開創器保持具(stay)に関する。
【0002】 (関連技術の説明) 多くの外科的手法において、外科的創を開口又は拡張した状態に維持する手段
を提供するのが望ましいことが証明されている。幾つかの組織開創システムが、
外科医の方法からの組織を維持する手段の要求に呼応して開発された。そのよう
なシステムの一つは、枠部材又は支持体及び組織嵌入部を含んでいる。
【0003】 従来の枠部材の一型は、剛性材料からなる枠部材であって、枠部材周囲に離間
した複数の切れ込み(ノッチ)を具備している。切れ込みは、外科用保持具の固
定を促進するために形成される。この型の外科用枠部材の例は、米国特許第5,78
5,649号、第5,769,783号、第4,434,791号、第4,430,991号、Re32,021に例示され
ており、それらの開示は、その全体を明示してここに参考として取り入れるもの
とする。枠部材の更なる例は、1999年3月23日に出願された米国特許出願番号09/
275,137及び1998年7月30日に出願された米国特許出願番号29/091,483に開示され
ており、それらの開示は、その全体を明示してここに参考として取り入れるもの
とし、それらは共通して本特許出願の譲受人に所有されている。
【0004】 このような枠部材と共に使用するための保持具が当該分野で知られており、一
般に保持鈎、握り部及び帯を有している。この型の保持具の例は、米国特許第5,
785,649号、第5,769,783号、第4,430,991号、第3,762,401号、及びRe32,021に例
示されており、それらの開示は、その全体を明示してここに参考として取り入れ
るものとする。しかしながら、これらの保持具は一又は複数の欠点を有する。こ
れらの保持具の殆どの帯は弾性体であり、枠部材の切れ込みによって解放自在に
受容されるように意図されている。弾性体帯は、それらの全長方向に沿って均一
な径を有するか、あるいは図11に例示するように、交互に続く小径部分と球状
の大径部分、即ちハブのいずれかである。
【0005】 球状ハブという用語は、枠部材に嵌入される凹形先端部を持つハブ構成を含む
ことを意図しない。凹形先端部を持つハブの例は、1998年11月9日に出願された
米国特許出願番号29/096,289及び1999年3月26日に出願された米国特許出願番号2
9/085,628に開示されており、それらの開示は、その全体を明示してここに参考
として取り入れるものとし、それらは共通して本特許出願の譲受人に所有されて
いる。
【0006】 均一径又は球状ハブのいずれかを持つ弾性体帯は、変形して開創器枠部材の切
れ込みから滑り落ち易く、よって外科創が閉鎖されてしまう。従来技術の球状ハ
ブが枠部材の切れ込みより大きくても、それらの形状がハブに切れ込みを介した
てこ作用をすることを可能にするので、切れ込みから滑り落ちやすい傾向がある
。さらに、枠部材及び保持具は、血液や洗浄液などの物質により手術中に濡れや
すい。滑り落ちは乾燥状態で起きるが、濡れは保持具を枠部材に保持する摩擦力
を低下させる潤滑剤として作用するので、濡れた状態では更に高頻度で起こる。
さらに、従来技術の保持具の多くは、血液及び細片を回収できる開口及び/又は
くぼみを備えた握り部又は帯を有している。このような保持具はオートクレーブ
可能又は再利用可能ではない。
【0007】 組織の型及び外科創の大きさによって、外科創を開口させるために約0.5か
ら約3ポンドの力が必要であることがわかっている。乾燥状態において、球状ハ
ブを持つハブが、開創器枠部材の切れ込みから球状ハブを引き抜くのにどれくら
いの力が必要かを測定するために試験された。必要とされる平均力は、2.78
ポンド、標準偏差0.35であった。濡れた状態では、枠部材から球状ハブを引
き抜くのに必要な力は更に低い。
【0008】 他の保持具は、金属球からなる帯を有しており、その球は球に設けられた孔を
通して突出する金属連結具によって互いに保持されている。金属球は一般に枠部
材の切れ込みから引き抜くには剛性が高過ぎるが、それらは球の孔に細片が集ま
ってしまうのでオートクレー部に適していない。さらに、球及び連結具型の設計
は、弾性体の開創器保持具帯の弾性を好む外科医には望ましくない。弾性特性は
、手術中に手術部位を動かしたときに、保持具の鈎部及び握り部を開口する組織
と共に移動させることを可能にする。非弾性保持具は開口する組織を容易に引き
裂いてしまう。また弾性保持具は、帯を引き伸ばすことにより容易に組織及び枠
部材から解放できる。 従って、この分野において、枠部材から不意に外れたり引き抜かれたりしない
オートクレーブ可能な弾性開創器保持具の必要性が存在する。
【0009】 また、手及び手首の手術の間に手指及び親指が丸まる自然な傾向に抗するため
の使用しやすい開創器であって、保持される手指に局所的な圧力をかけないもの
の必要性も存在する。米国特許第3,762,401号は、弾性体帯が延設されるスロッ
トを備えた枠部材を開示している。帯は、患者の手指及び親指を手術中にその場
に保持するのに使用される。しかしながら、各手指の帯を、枠部材を貫通させ、
各手指の周囲を包み、締めて固定しなければならないため、この配置は極めて煩
わしく使用が困難である。手指を握りしめる傾向に抗するための他の従来の装置
は、幅の狭い帯又は保持される手指に局所的な圧力をかけるのに知られた形状を
有する。この局所的圧力の印加は、切断を起こし、循環を低下させ、患者に他の
望ましくない損傷を生じる傾向を有する。
【0010】 (発明の概要) 本発明は、鈎部、握り部及び弾性体帯を具備する外科用保持具を提供すること
によってこれらの欠点を解消するものであり、当該鈎部は付随する外科用枠部材
に嵌入されたまま保持され、手術中に予想される引き抜き力に抗するように特に
設計されている。鈎部は組織嵌入部を有し、組織嵌入部が握り部の第1の末端か
ら延設されるように握り部によって保持される。帯の握り部末端は握り部の第2
の末端により保持される。帯は縦長の本体と本体の周囲に設けられた少なくとも
1つのハブを有する。ハブは一般に握り部に当接する平坦な嵌合面を持つ。 本発明の他の態様では、第1の帯と第2の帯との間に設けられ、それらを結合
する幅広の本体を具備する保持具が提供される。
【0011】 本発明のこれら及び他の特徴は、以下の説明及び図面を参照して明らかにされ
る。
【0012】 (発明の詳細な説明) 以下の詳細な説明では、同一の部材は同じ参照数字を有する。本発明を明確か
つ正確に例示するため、或る種の特徴は幾分模式的な形式で示し、図面は寸法通
りである必要はない。
【0013】 図1から8を参照して、本発明の第1の実施態様に従う開創器保持具10が例
示される。保持具10は、保持鈎12、握り部14及び縦長弾性部材、即ち帯1
6を備える。以下で詳細に議論するが、帯16は一連のハブ20を備えた縦長部
材18を有する。帯16の近位末端、即ち握り部端部22は、固定バルブ24で
終端する(図7A及び7B)。帯16の遠位末端、即ち自由端部25は、握り部
14に対して遠くに位置する。
【0014】 鈎部12は、好ましくはステンレススチール等の金属からなる。鈎部12は握
り部14から延設された第1の末端、即ち組織嵌入部26を有する。組織嵌入部
26は、好ましくは曲げられた鈎形であるか、又は外科創30を取り囲む組織2
8を掴んで外科創30を開口させるために湾曲している。図8に示したように、
複数の保持具10を、外科創30を開口させておくために互いに連結して使用し
、それにより外科創への接近を容易にすることができる。鈎部12は、握り部1
4に固定された第2の末端32を有する。好ましくは、鈎部12の第2の末端3
2は湾曲して固定ループ34を形成している。
【0015】 握り部14は第1の本体部材36と第2の本体部材38を具備する。第1の本
体部材36及び第2の本体部材38は、互いに結合して握り部14を形成するよ
うにされている。第1の本体部材36及び第2の本体部材38は、好ましくは接
着剤又は熱ボンディングにより互いに永久的に結合され、以下に記載するように
共同して鈎部の第2の末端32を捕捉する。
【0016】 図7Aに示すように、第1の握り部の実施態様が示される。第1の本体部材3
6は、その第1の末端42に溝40が設けられている。また第1の本体部材36
は、鈎部12の固定ループ34を収容する内部陥凹部44も備えている。溝40
は、鈎部12が握り部14に挿入されると鈎部12を緊密に取り囲む。溝40は
鈎部12が握り部14に挿入される経路を形成し、鈎部12の固定ループ34部
分が陥凹部44に受容され得る。従って、陥凹部44は溝40と連通している。
陥凹部44は固定ループ34に対応する形状である。好ましくは、第1の本体部
材36は陥凹部44内に配設され鈎部12の固定ループ34を貫通する突起46
を有し、鈎部12が握り部14内に保持されるのを補助するようにされる。
【0017】 突起46は、鈎部12の一部が突起46と陥凹部44の少なくとも1つの側壁
48との間に挟まれるように配置される。好ましくは突起46は、好ましくは平
らな内側面を有する第2の本体部材38が、突起46及び第1の本体部材36の
非陥凹部と平坦状に当接し、それにより鈎部12を握り部14内部に捕捉するよ
うな寸法とされる。第1の本体部材36は、好ましくは鈎部12が固定される溝
40及び陥凹部44のために十分な隙間を有するために第2の本体部材38より
厚くされる。
【0018】 図1及び2に最良に示されるように、握り部の第2の末端50は、好ましくは
保持具10の握り部14部分の把持を補助するための肩部52を具備している。
肩部52は第1の本体部材36及び第2の本体部材38の外側面から突出する。
肩部52は場合によっては、握り部14の第1の末端42に同様に設けることが
できる。
【0019】 続けて図7Aを参照して、握り部14の第2の末端50は、帯16の保持バル
ブ24を受容して保持するための溝54を備える。好ましくは、溝54の部分は
、第1の本体部材36及び第2の本体部材38の両方に設けられる。第1の本体
部材36及び第2の本体部材38が組み立てられ、それにより溝54が形成され
、溝54及び保持バルブ24は相補的な形状を有することにより握り部14がバ
ルブ24を握り部14内に保持し、握り部14と帯16とが離間することを防止
する。バルブ24は、好ましくは平面部56を有し、それは一般的に本体18の
長軸に関して垂直であり、帯16の自由端部25に対して当面する。平面部56
は溝54の相補面58と接する面と結合部を形成し、帯16が握り部14から引
き抜かれるのを防止する。図7Aに示すように、溝54及びバルブ24は半球状
である。しかしながら、当業者は、バルブ24及び溝54が、それらが外れるの
を防止するために相補的な結合面を有している限り、他の形状を持つことができ
ることを理解するであろう。好ましくは、第1の本体部材36及び第2の本体部
材38は帯16の保持バルブ24及び本体18の周囲に緊密に嵌合する。このこ
とは、握り部14及び帯16が外れないように維持するのみならず、血液及び細
片が溝54に滲入するのを防止する。場合によっては、第1の本体部材36及び
第2の本体部材38は、握り部14の溝54に収容された帯16の本体18を僅
かに圧縮し、外れ及び細片の滲入を更に防ぐことができる。握り部14の第2の
末端50の肩部52は、外科医や使用者が保持具10を把持するのを補助するの
みならず、握り部14に溝54に適応する付加的な厚みを与える。帯16と握り
部14とを連結する代替的方法が考慮される。これらの方法は、例えば、帯16
の握り部端部22の硬さを向上させること、及び/又は帯16と握り部14との
間のクリップ型の結合を作り出すことである。
【0020】 図7Bを参照して、握り部14の第2のより好ましい実施態様を例示する。図
7Bは、第1の本体部材36、鈎部12及び帯の一部を示す。明確にするために
、第2の本体部材38は除外した。第1の握り部の実施態様として、第1の本体
部材36は、鈎12を受容し捕捉するために溝40、陥凹部44及び突起46を
備える。
【0021】 第1の握り部の実施態様として、握り部14の第2の末端50は、帯16の保
持バルブ24を受容し保持する溝54を備える。しかしながら、握り部14の第
2の実施態様では、第1の本体部材36は溝54に配設された釘部120を備え
る。釘部120はバルブ24によって決定される穴部122内に延びる。釘部1
20及び穴部122は、好ましくは、帯16の長軸を横切るように配置される。
第2の握り部の実施態様では、バルブ24及び溝54の対応する形状は、第1の
握り部の実施態様と同様に重要ではない。これは、釘部120が帯16の保持を
補助するからである。第2の握り部の実施態様では、バルブ24は好ましくは、
平らな側面124を持つより楕円形の形状を有する。この形状はバルブ24に握
り部14により良く適合するためのトリマー寸法を与える。バルブ24の縁部1
26は、好ましくは曲線的な隅部を備える。帯16のバルブ24及び本体18の
間の交点128は、好ましくは隅肉(fillet)130でモールドされている。隅肉
130は、帯16が緊張状態に置かれたときに生ずる応力を解放するために供給
され、それにより交点128における帯の開裂を回避する。隅肉という用語は、
ここで用いられる場合、曲線状の内隅部を意味すると理解される。より詳細には
、隅肉は、2つの面の結合により形成される角における凹んで丸まった部分であ
る。
【0022】 第2の握り部の実施態様の第1の本体部材36は、好ましくは第2の本体部材
38上に設けられた周辺突起を受容するように適合された周辺切れ込みを備える
。また第1の本体部材36は、好ましくは、第2の本体部材38に設けられた柱
部を受容するための受容部132を備えることができる。当業者は、上記の特徴
が第1及び第2の本体部材36、38の間で交換できることを理解するであろう
。また第2の本体部材38は、釘部120の長さに応じて釘部120を受容する
受容部を備えることもできる。あるいは、第1及び第2の本体部材36、38は
、バルブ24によって決定される穴部122又は複数の穴部122に受容される
釘部を備えることができる。
【0023】 第2の握り部の実施態様は、好ましくは、握り部14の把持を補助する肩部5
2を備える。いずれかの握り部の実施態様において、握り部14は、互いに結合
されて帯16及び鈎12を保持する本体部材36、38の対を有する。好ましく
は、帯16及び鈎12は互いに独立して保持される。より詳細には、帯16は鈎
12の保持において何の役割も果たさず、鈎12は帯16の保持において何の役
割も果たさない。帯16及び鈎12は、好ましくは互いに接触しない。
【0024】 更に図8から10を参照して、枠部材60は、手術部位62の全部又は一部を
取り囲むように配置され、保持具10又は一連の保持具10の支持体として作用
し、保持具10は外科創30を開口状態に保持できる。この型の枠部材は当該分
野で良く知られ、本発明の一部をなすものではない。外科用枠部材に関する更な
る情報が望まれる場合、本出願の従来技術の部分の記載で特定した外科用枠部材
の特許及び出願が参照される。従って、枠部材60は本発明の理解に必要な程度
まで例示及び記載されるのみである。枠部材60は上面66及び底面68を有す
るフランジ64を具備する。上面66及び底面68は一般的に平面上である。枠
部材60は上面66から底面68まで延設された切れ込み70を備える。切れ込
み70は帯16の本体18を着脱自在に受容するように適合される。切れ込み7
0は、好ましくは帯16の本体18と同等の大きさであるが、小さい場合もある
。切れ込み70が帯16の本体18より小さい場合、本体18が切れ込み70に
挿入されたときに枠部材60が本体18を僅かに圧縮する。
【0025】 保持具10は、鈎12の組織嵌入部26を保持されるべき組織に配置し、帯1
6の本体18を枠部材60の切れ込み70の一つに挿入することにより使用され
る。保持具10は、機械的障害により、前方即ち手術部位62に向けた移動、及
び切れ込み70からの引き抜きが防止される。より詳細には、枠部材60に近接
したハブ20が切れ込み70を囲む枠部材60の底面68の一部に当接し、それ
により弾性帯16の伸長を除く保持具10の移動を防止する。
【0026】 帯16は好ましくは固体であり、シリコーンゴム等の弾性体材料からなる。帯
16は、好ましくは約40ショアAのジュロメーター硬さを持つ。硬さが上昇す
ると、ハブ20と枠部材60との結合特性が向上するのは明らかである。しかし
ながら、これは保持具10の弾性特性を犠牲にする。これは、比較的弾性の低い
保持具10が殆どの外科医に重要な特性、即ち開口される組織の引き裂きを最小
限にするために手術中の手術部位62が移動したときに保持される組織28と共
に保持具10の鈎12及び握り部14部分が動く能力を損なうので望ましくない
。また弾性特性は、保持具10を組織28及び/又は枠部材60から取り外すこ
とを可能にし、帯16を図9及び10に最良に例示したように便利に曲げること
を可能にする。
【0027】 更に図12を参照して、帯16の本体18の周囲に設けられるのは、本体18
の長さに沿って離間した複数のハブ20である。ハブ20は本体18から径方向
に延設される。好ましくは、ハブ20、本体18及び保持鉤24を含む帯16全
体は、一回の成形工程で一体に成形される。より好ましくは、帯16は液体射出
成形される。各ハブ20は、ハブ20の手術部位62に面する端部に枠部材嵌合
面72を有する。好ましくは、枠部材嵌合面72は、一般的に本体18の長軸に
関して垂直に設けられた環状の平面である。帯16を記述する他の方法は、交互
に連続する円柱体部とより大きな円柱状ハブ20部である。どのように帯16を
記述しても、重要なのは、ハブ20が、切れ込み70を囲む枠部材60のフラン
ジ64部の底面68と接触するための広く又は平らな嵌合面72を備えることで
ある。嵌合面72は、帯16の本体18から離れた、即ち切れ込み70に直ぐ隣
接する底面68領域から離れた帯に配置された帯に張力に分配するのに有効であ
る。
【0028】 球状のハブ200(図11)では、従来技術が教示するように、ハブ200は
最初にハブ200の先端202において枠部材60と接触する線を形成し、それ
は本体204をハブ200の握り部末端206に最も近くで丸く囲む。従って、
張力はハブ200から本体204に直ぐ隣接した枠部材60へ移行され、それは
切れ込み70に対して右側の枠部材60の領域に対応する。この力の移行が切れ
込み70に極めて近いので、球状ハブ200の先端202は切れ込み70に挿入
し始める。一部が切れ込み70に挿入されると、球状ハブ200は切れ込み70
で圧縮され搾られる。本体204とハブ200が当接して先端202を形成する
融合面208を破線で示した。融合面208は、本体204の長軸に垂直である
。曲線又は弓状の面210は、本体204の握り部末端206から離れて融合面
208から延設される。より大きな張力が本体204に配されると、弓状面21
0は枠部材60に向けて引っ張られ、ハブ嵌合面となるが、嵌合面は切れ込み7
0を通して引っ張られ易い。表面210は、融合面208が握り部末端から離れ
るよりも握り部末端206から遠く離れている。
【0029】 図9に示したように、本発明のハブ20は、枠部材60の底面68と面対面で
接触する嵌合面72を有している。この嵌合面は、帯16に配されたあらゆる張
力が枠部材60に移行される分配領域を備える。この分配領域は、枠部材60の
底面68と球状ハブ200との間に形成されて球状ハブ200が切れ込み70を
介しててこ作用し圧縮する可能性のある線型接触よりも大きく、従ってより大き
な張力を吸収できる。
【0030】 図10に示したように、帯16は図9の帯より相対的に低い張力下に配される
。従って、ハブ20の嵌合面72は、枠部材60の底面68に対して傾いて配置
される傾向があり、嵌合面72の一部74のみが底面68に嵌合される。またハ
ブ20は、帯16の弾性特性に配された張力により圧縮され、その結果例示した
構成となる。それにも関わらず、底面68に接触する嵌合面72の一部74は、
底面68に対して平面であり、面対面接触をする。従って、帯16にかかる張力
は広い領域に分配され、球状ハブと枠部材60の底面68との間で形成される接
触領域より大きな張力を吸収することができる。図10に示したハブ20が変形
しているが、ハブ20の側面75は枠部材60に接触しない。むしろ、嵌合面7
2の一部74のみが枠部材60の底面68に接触している。これは、帯16及び
角度をもって配設された枠部材60のフランジ64部の弾性特性の結果である。
帯16により大きな張力がかかった場合、帯16の本体18は切れ込み70に更
に引っ張られる傾向があり、ハブ20は枠部材60の底面68により緊密に引っ
張られ、その結果図9に示した構成となる。
【0031】 乾燥状態では、平らな嵌合面72を有する保持具10は、開創器枠部材60の
切れ込み70を介してハブ20を引っ張るのにどれだけの力が必要かを測定する
ために試験された。切れ込み70を介して引き抜かれたハブ20は無かった。む
しろ、帯16は8.76ポンド、標準偏差0.16の平均力で破損した。これは
、組織を開口するのに必要とされる約0.5から約3ポンドの力より有意に大き
く、従って、手術中に切れ込み70からハブ20が滑り落ちるのを防止するのに
十分である。湿潤は帯16の破断点を変化させないので、湿潤状態は上記の結果
を有意に変化させない。ハブ20は枠部材60に面対面の関係で嵌合するので、
ハブ20を枠部材60から引き抜くのに必要な力の大きさを低下させる潤滑剤と
して湿潤は効果的ではない。より詳細には、比較的大きな面積に渡る機械的障害
が、ハブ20を枠部材60に対して適切な位置に保持する。本発明のハブ20は
、潤滑の補助によって切れ込み位70から容易にてこ作用を受ける嵌合末端を持
たない。従って、本発明は、金属帯の結合特性及び弾性体帯の弾性特性を有する
開創器保持具10をを提供する。
【0032】 ここで図12を参照して、本発明に従う保持具10の一部を例示する。本体1
8及びハブ20は、図12に破線で示した融合面76に隣接するハブ20の末端
において互いに融合する。融合面76は一般的に帯び16の長軸に垂直である。
ハブ20の嵌合面72は、少なくとも融合面76が握り部末端22に対するのと
同様に帯び16の握り部末端22に接近している。最も好ましくは、嵌合面72
は融合面76と一致する。また、例示したハブ20の円状の断面形状は例に過ぎ
ない。本発明は、例示した形状を持つ保持具10に限定されない。他の好ましい
形状は、例えば、楕円及び長方形を含む、これらの断面形状の代替例において、
嵌合面72は環状ではない。しかしながら、嵌合面72が枠部材60に平らに当
接する限り、ハブ20は、枠部材60からハブ20が引き抜かれるのを防止する
のに有効である。
【0033】 図13−15を参照して、本発明に従うハブ20の代替例を示す。図13を参
照すると、ハブ20は、平板上ではないが切れ込み70に直ぐ隣接した底面68
から離れた帯にかかる張力を分配するのに有効な嵌合面72を備える。嵌合面7
2は少なくとも融合面76から握り部末端22までと同じくらいに帯の握り部末
端22に近い。例示的形状は碗状嵌合面72であり、例示した凹んだ嵌合面72
では融合面76が嵌合面72の正接となっている。張力下では、凹んだ形状が枠
部材60に対して変形して比較的平板に近くなるが、帯16にかかった力は帯の
本体18から離れ、かつ切れ込み70から離れて分配される。
【0034】 図14を参照すると、ハブ20は円錐状ハブ又は半球状であり、図7Aに例示
した保持バルブ24に類似しているが、面56側が手術部位62に面し、嵌合面
72をなしている。この実施態様では、嵌合面72は少なくとも融合面76から
握り部末端22までと同じくらいに帯16の握り部末端22に近い。図14に例
示したのは、融合面76に一致する嵌合面72を備える円錐状ハブ20である。
この型のハブ20は、帯16に張力を付加するために一方向に枠部材60から引
っ張り、組織28を更に開口することができるが、手術部位62に向けて枠部材
60から誤って引っ張ることはない。
【0035】 図15を参照して、本発明の他の代替的実施態様を例示する。この実施態様で
は、嵌合面72は帯16の長軸に対して角度を持った又は斜めにされており、枠
部材60の角度を持ったフランジ64部と当接する(図9及び10)。この実施
態様では、嵌合面72は一般的に帯び16の長軸に垂直ではないが、嵌合面72
は枠部材60の底面68と平らに当接する。ハブ20は本体18と融合面76に
おいて当接し、嵌合面72の一部78が少なくとも融合面76から握り部末端2
2までと同じくらいに帯16の握り部末端22に近くされる。
【0036】 図16を参照して、ハブ20の最も好ましい実施態様が例示される。この実施
態様では、融合面76は嵌合面72と一致している。帯16は好ましくは本体1
8と嵌合面72との交点において隅肉140でモールドされている。上記の隅肉
の用語の定義を参照して、 隅肉140は、本体18の側面と一般的に平らな嵌合面72とで形成される面の
接合部に配置される凹んだ曲線部分である。隅肉140の半径は、好ましくは約
0.010インチである。隅肉140は、帯16が張力下にあるときに応力を局
所的に低減するように作用する。本体18とハブ20との交点での応力の低減は
、同様に帯び16のこの交点における破断を緩和する。
【0037】 隅肉140は、融合面76及び/又は嵌合面72より帯16の握り部末端22
に近く設けられるが、隅肉は非常に小さいので、枠部材60と有意な嵌合をしな
い。隅肉140は、帯16が張力下に置かれたときに最も切れ込み70に入りや
すい。嵌合面72は、枠部材60の底面68と面対面の接触をする。嵌合面72
は帯16にかかった全ての張力を枠部材60に移行させる分配領域を提供するで
あろう。隅肉140は嵌合面72に対して極めて小さいので、ハブ20を切れ込
み70に挿入させ、切れ込み70を介してそれを圧縮及びてこ作用することはな
い。これが、このハブの実施態様において融合面76が隅肉140に対して他の
点に位置するのではなく嵌合面72と一致すると考えられる理由である。
【0038】 またハブ20は、嵌合面72とハブ20の側面75との交点において環状の角
部142を備える。環状角部142の半径は、好ましくは約0.005インチで
ある。環状角部142は、帯16に柔軟な質感を与え、また帯16をモールドか
ら解放しやすくするために設けられる。
【0039】 図17及び18を参照して、本発明の第2の実施態様に従う外科用開創器保持
具、即ちストラップ80が例示される。ストラップ80は、第1の帯82、第2
の帯84、及び幅広本体86、例えば平板状細片を具備する。第1の帯82及び
第2の帯84は、第1の実施態様の帯16と類似しており、本体18、一連のハ
ブ20、近位端部22及び自由端部25を備える。幅広本体86は第1の末端8
8及び第2の末端90を持つ。幅広本体86は第1の帯82と第2の帯84との
間に設けられ連結されている。より詳細には、第1の末端90は第1の帯82の
近位端部22に接続され、第2の末端90は第2の帯84の近位末端に接続され
る。第1の実施態様の帯16と同様に、ストラップ80全体は、好ましくは弾性
材料の一部品であり、第1の帯82、第2の帯84、及び幅広本体86は一体に
連結されて伸縮自在とされる。このようなストラップ80はシリコーンゴム、P
VC又はポリウレタン、又はそれらの混合物等の材料から製造できる。望ましい
保持特性を付与するために、ストラップ80の硬さ(ジュロメータ)は、第1及
び第2の帯82、84の硬さに対して増加又は減少させることができる。
【0040】 あるいは、幅広本体86は、第1及び第2の帯82,84とは別の材料から製
造してもよい。例示的材料は、発泡体又は織布である。好ましくは、材料は伸縮
自在のものである。幅広本体86が第1及び第2の帯82、84と異なる材料か
らなる場合、部品の連結を保証するために機械的な連結が必要である。例示的な
連結器は、第1の実施態様で帯び16と握り部14との間に使用されたバルブ/
溝配置、スナップ、クリップ、縫合などを含む。
【0041】 図21は、手の掌又は手首での外科手術の間の、枠部材60及び第1の実施態
様の2つの保持具10と使用される一対のストラップを示す。一方のストラップ
80は、屈曲した腱の自然な張力により指が丸くなる傾向に抗することにより、
患者の指を下方に保持するのに使用されている。図示するように、第1の帯82
は枠部材60の一方の面の切れ込み70に保持される。第2の帯84は枠部材の
反対側の他の切れ込みにより保持される。ストラップ80の幅広本体86の部分
は、患者の指先に配され、指に対する抗力を与える。
【0042】 親指も掌及び手首の手術中に丸くなる傾向がある。図21に例示した他方のス
トラップ80は、患者の親指を後ろに保持するために使用される。第1及び第2
の帯82、84は、親指に隣接する別々の切れ込み70に配置され、幅広本体8
6部分が親指を取り囲み、例示したように親指の内側への動きに抗する。あるい
は、切れ込み70の大きさが適切であるならば、両方の帯82、84を同じ切れ
込み70に配置してもよい。また指は、親指について例示したものと同じ方法で
ストラップ80を使用することにより互いに離間して保持してもよい。
【0043】 図19を参照して、本発明の第3の実施態様に従う外科用開創器保持具、即ち
ストラップ92が例示される。ストラップ92は第1の実施態様の本体16に類
似した帯94及び第2の実施態様の幅広本体に類似した幅広本体86を備える。
帯94の近位端部22は幅広本体86の第1の末端と接続されている。幅広本体
86は可撓性伸縮自在な材料からなるので、それを曲げて第1の末端88が第2
の末端90に固着されたときにループを形成するようにされる。固着は、任意の
機械的固着手段が使用できる。固着手段は、あらかじめストラップ92に設けて
もよいし、必要なときにストラップ92に付加してもよい。固着手段の例示した
例は幅広本体86の末端88、90に設けられたスナップ96であり、それらは
互いに嵌合される。他の固着手段の例は、フック、ループ型固着器、クリップ、
クリンプ、スレッド具、バックレス、ボタンなどを含む。また末端88、90は
、互いに融着させるか接着剤により固着することもできる。あるいはストラップ
92は、ケーブルタイ又は生ゴミバッグタイの構成と類似した穴と該穴に抜けな
いように適合された鋸歯状の末端を含む固着手段を備えることもできる。
【0044】 図20を参照して、本発明の第4の実施態様に従う外科用開創器保持具、即ち
ストラップ98が例示される。ストラップ98は、第1の実施態様の帯16と類
似の帯94を備える。またストラップ98は、第2及び第3の実施態様の幅広本
体86と類似の幅広本体を備えるが、第1の末端88及び第2の末端90が帯9
4の近位端部22に永久的に接続されている。末端20、88、90の接合は、
好ましくは成形工程中になされる。あるいは、第3の実施態様のストラップ92
を製造し、次いで第2の末端90を近位端部88及び第1の末端88が接合され
ている領域に融着させるか接着剤で固着させてもよい。
【0045】 本発明の特定の実施態様を詳細に説明したが、本発明は対応する範囲に限定さ
れず、ここに添付する特許請求の範囲の精神及び用語から派生する全ての変形及
び修飾を包含するものと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施態様に従う外科用保持具の斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施態様に従う外科用開創器保持具の正面図であ
る。
【図3】 本発明の第1の実施態様に従う外科用開創器保持具の右側面図で
ある。
【図4】 本発明の第1の実施態様に従う外科用開創器保持具の上面図であ
る。
【図5】 本発明の第1の実施態様に従う外科用開創器保持具の左側面図で
ある。
【図6】 本発明の第1の実施態様に従う外科用開創器保持具の底面図であ
る。
【図7】 (A)本発明の第1の保持具実施態様に従う外科用開創器保持具
の握り部第1の実施態様を例示する図4における線分7−7に沿った断面図であ
る。(B)本発明の第1の保持具実施態様に従う外科用開創器保持具の握り部第
2の実施態様を例示するために取り除かれた第2の握り部本体部材を持つ外科用
開創器の部分正面図である。
【図8】 本発明の第1の実施態様に従う使用時の一連の外科用開創器保持
具の模式図である。
【図9】 図8の線分9−9に沿った断面図である。
【図10】 図8の線分10−10に沿った断面図である。
【図11】 従来の外科用開創器保持具用の球状ハブを示す図である。
【図12】 本発明の外科用開創器保持具のハブの実施態様を示す図である
【図13】 本発明の外科用開創器保持具のハブの実施態様を示す図である
【図14】 本発明の外科用開創器保持具のハブの実施態様を示す図である
【図15】 本発明の外科用開創器保持具のハブの実施態様を示す図である
【図16】 本発明の外科用開創器保持具のハブの実施態様を示す図である
【図17】 本発明の第2の実施態様に従う外科用開創器保持具を示す図で
ある。
【図18】 本発明の第2の実施態様に従う外科用開創器保持具の側面図で
ある。
【図19】 本発明の第3の実施態様に従う外科用開創器保持具を示す図で
ある。
【図20】 本発明の第4の実施態様に従う外科用開創器保持具を示す図で
ある。
【図21】 本発明の第1及び第2の実施態様に従う使用時の外科用開創器
保持具を示す模式図である。
【符号の説明】
10 開創器保持具 12 保持鈎 14 握り部 16 帯 18 縦長部材 20 ハブ 22 握り部端部 24 固定バルブ 25 自由端部 26 組織嵌入部 28 組織 30 外科創 32 鈎部の第2の末端 34 固定ループ 36 握り部の第1の本体部材 38 握り部の第2の本体部材 40 溝(groove) 42 第1の部材の第1の末端 44 内部陥凹部 46 突起(boss) 50 握り部の第2の末端 52 肩部 54 溝(channel) 56 平坦部 60 枠部材 62 手術部位 64 フランジ 66 フランジ上面 68 フランジ底面 70 切れ込み 72 枠部材嵌合面 80 ストラップ 82 第1の帯 84 第2の帯 86 幅広本体 120 釘部 122 穴部 124 平板状側面 126 縁部 128 交点 132 受容部 140 隅肉 200 球状ハブ 202 先端 204 本体 206 握り部末端 208 融合面 210 弓状面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピッカ,ジョルジュ,ジェイ. アメリカ合衆国 オハイオ 44131, イ ンデペンデンス, ビーチウッド ドライ ブ 6554 Fターム(参考) 4C060 AA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鈎部、握り部及び弾性体帯を具備し、前記鈎部が組織嵌入部
    を備え、当該鈎部が、組織嵌入部が握り部の第1の端部から延設され、帯の近位
    端部が握り部の第2の端部に保持されるように握り部によって保持され、前記帯
    が縦長本体及び当該本体の周囲に設けられた少なくとも1つのハブを有し、当該
    ハブが握り部に当接する一般的に平板状の嵌合面を有する外科用保持具。
  2. 【請求項2】 前記嵌合面が枠部材と平坦な接触をなすように適合される、
    請求項1に記載の保持具。
  3. 【請求項3】 前記嵌合面が一般的に帯の長軸に垂直である、請求項1に記
    載の保持具。
  4. 【請求項4】 前記帯の本体及びハブが一体に成形される、請求項1に記載
    の保持具。
  5. 【請求項5】 前記握り部が第1の部材及び第2の部材を具備し、第1の部
    材及び第2の部材が独立して鈎部及び帯の近位端部を保持するように互いに嵌合
    するように適合される、請求項1に記載の保持具。
  6. 【請求項6】 前記帯が当該帯の近位端部に保持バルブを備え、当該保持バ
    ルブが握り部の第1及び第2の部材に捕捉される、請求項5に記載の保持具。
  7. 【請求項7】 前記帯が当該帯の近位端部において穴部を決定し、握り部部
    材が当該穴部を貫通する釘部を備える、請求項5に記載の保持具。
  8. 【請求項8】 近位端部及び遠位端部を持つ弾性体の縦長本体、本体の近位
    端部及び遠位端部の間に配置され本体から径方向に延設された少なくとも1つの
    ハブを具備し、本体及びハブが、ハブの嵌合面に隣接する位置で互いに融合され
    、前記位置が融合面を決定し、融合面が本体の長軸に対して交わり、前記嵌合面
    が少なくとも融合面と同等に本体の近位端部に接近している外科用保持具用の帯
  9. 【請求項9】 嵌合面が平板状であり融合面と一致する、請求項8に記載の
    外科用保持具用の弾性体帯。
  10. 【請求項10】 嵌合面が凹面状で近位端部と接し、融合面が平板状で嵌合
    面の正接である、請求項8に記載の外科用保持具用の弾性体帯。
  11. 【請求項11】 帯の近位端部が握り部及び鈎部の組立物に接続される、請
    求項8に記載の外科用保持具用の弾性体帯。
  12. 【請求項12】 近位端部及び遠位端部を持つ弾性体の第2の縦長本体、及
    び第2の本体の近位端部及び遠位端部の間に配置され第2の本体から径方向に延
    設された少なくとも1つのハブ、及び第1及びの末端及び第2の末端を持つ幅広
    本体を更に具備し、第1の末端が第1の帯の近位端部に連結され、第2の末端が
    第2の帯の近位端部に連結され、幅広本体が第1及び第2の帯の間に配設される
    、請求項8に記載の外科用保持具用の弾性体帯。
  13. 【請求項13】 帯の近位端部が幅広本体に連結される、請求項8に記載の
    外科用保持具用の弾性体帯。
  14. 【請求項14】 幅広本体が弾性体であり、帯と一体に形成される、請求項
    13に記載の外科用保持具用の弾性体帯。
  15. 【請求項15】 幅広本体が第1の末端及び第2の末端を具備し、第1の末
    端及び第2の末端が互いに固着されるように適合される、請求項13に記載の外
    科用保持具用の弾性体帯。
  16. 【請求項16】 幅広本体が第1の末端及び第2の末端を具備し、第1の末
    端及び第2の末端が帯の近位末端に接続される、請求項13に記載の外科用保持
    具用の弾性体帯。
  17. 【請求項17】 近位端部及び遠位端部を持つ弾性体の縦長本体、及び本体
    の近位端部及び遠位端部の間に配置され本体から径方向に延設された少なくとも
    1つのハブを具備し、本体及びハブがハブの嵌合面に隣接する位置で互いに結合
    し、前記位置が融合面を決定し、前記融合面が本体の長軸に対して交わり、前記
    嵌合面の一部が少なくとも融合面より本体の近位端部に接近している外科用保持
    具用の帯。
  18. 【請求項18】 第1の弾性体帯、第2の弾性体帯及び幅広本体を具備し、
    各帯が近位端部及び遠位端部を持つ縦長本体及び縦長本体の周囲に設けられた少
    なくとも1つのハブを有し、各ハブが周囲にハブを設けた対応する縦長本体の近
    位端部に面する一般的に平坦な嵌合面を有し、幅広本体が第1の末端及び第2の
    末端を有し、第1の帯の近位端部が幅広本体の第1の末端に接続され、第2の帯
    の近位端部が幅広本体の第2の末端に接続される外科用保持具。
  19. 【請求項19】 鈎部、握り部及び弾性体帯を具備し、握り部が第1の部材
    及び第2の部材を有し、第1の部材及び第2の部材が独立に鈎部及び帯の近位端
    部を保持するように互いに結合するように適合される外科用保持具。
  20. 【請求項20】 帯が、当該帯の近位端部に保持バルブを備え、保持バルブ
    が握り部の第1及び第2の部材により捕捉される、請求項19に記載の保持具。
  21. 【請求項21】 帯が、当該帯の近位端部において穴部を決定し、第1の握
    り部部材が釘部を備え、当該釘部が前記穴部を貫通する、請求項19に記載の保
    持具。
  22. 【請求項22】 鈎部が組織嵌入部及び固定ループを有し、鈎部が、組織嵌
    入部が握り部から延設され、固定ループが握り部の第1及び第2の部材により捕
    捉されるように保持される、請求項19に記載の保持具。
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