JP2003515031A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2003515031A JP2001538665A JP2001538665A JP2003515031A JP 2003515031 A JP2003515031 A JP 2003515031A JP 2001538665 A JP2001538665 A JP 2001538665A JP 2001538665 A JP2001538665 A JP 2001538665A JP 2003515031 A JP2003515031 A JP 2003515031A
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fuel
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リューレ ヴォルフガング
シュティアー フーベルト
ベーエ マティアス
ホール ギュンター
カイム ノルベルト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、燃料噴射弁(1)、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁であって、圧電式又は磁歪式のアクチュエータ(8)と、該アクチュエータ(8)によって液圧式の温度補償装置を用いて操作可能な弁ニードル(15)と、該弁ニードル(15)によって操作可能な弁閉鎖体(28)とが設けられており、該弁閉鎖体(28)が、弁座面(14)と共働してシール座を形成する形式のものに関する。このような形式の燃料噴射弁において本発明では、温度補償装置がニードル連行スリーブ(31)を有しており、該ニードル連行スリーブ(31)が、弁ニードル(15)の弁ニードルカラー(32)を取り囲んでいて、ニードル連行カラー(33)で弁ニードル(15)を部分的に取り囲んでおり、さらにニードル連行スリーブ(31)が弁ニードル(15)と共に温度補償室(27)を閉鎖しており、しかも温度補償室(27)が、該温度補償室(27)に燃料を充填するために、方向弁(29)を介して燃料噴射弁(1)の燃料流入部(4)と接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来の技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁に関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第19519192号明細書に基づいて公知の上記形式
の燃料噴射弁は、圧電式のアクチュエータと、このアクチュエータによって液圧
式の行程伝達装置もしくは行程変換装置(Hubuebersetzung)を用いて操作可能
な弁ニードルと、この弁ニードルを用いて操作可能な弁閉鎖体とを有しており、
この弁閉鎖体は弁座面と共働してシール座を形成する。行程変換装置はこの場合
同時に温度補償の課題をも引き受けており、そのために行程変換装置にはリング
状の間隙が設けられていて、この間隙は行程変換室への燃料の流入・流出を可能
にし、これによって燃料噴射弁の構成部材の温度に基づく長さ変化を補償するこ
とができる。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許第19519192号明細書に基づいて公知の燃料噴射
弁には次のような欠点がある。すなわちこの公知の燃料噴射弁では、リング状の
間隙を介しての行程変換室に対する燃料の流入・流出がわずかな燃料流によって
しか行われず、その結果行程変換室を完全に満たすのに、噴射サイクルよりも明
らかに長い時間がかかってしまう。したがってこの公知の燃料噴射弁は、例えば
ガソリンのような揮発性燃料のためには適していない。燃料としてガソリンを使
用する場合、ガソリンの一部は燃料噴射弁の長い停止時間中に、特に周囲温度が
高い場合に、行程変換室から蒸発し、その結果アクチュエータの操作時には弁ニ
ードルに対する動的な力伝達が不可能になり、ひいては燃料噴射弁を十分迅速に
操作することができない。
【0004】 ドイツ連邦共和国特許第3742241号明細書に基づいて公知の、液圧式の
行程変換装置を備えた燃料噴射弁では、液圧媒体として液圧オイルが使用される
。温度補償はこの場合、弁ニードルに配置された逆止弁を介して、かつ弁ニード
ルとシリンダもしくはシリンダとスリーブとの間に設けられたリング間隙を介し
て行われる。燃料噴射弁の操作時にシリンダは、行程変換室から液圧オイルの一
部を押し退け、これによって弁ニードルはシリンダのシフト装置に抗して操作さ
れる。
【0005】 発明の利点 請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁には、公
知のものに対して次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射
弁では、簡単な構造的手段によって温度補償室が形成されており、この場合、温
度補償室を方向弁を介して短時間の内に完全に燃料で満たすために、燃料の圧力
が利用される。
【0006】 請求項2以下に記載の特徴によって、請求項1記載の燃料噴射弁の別の有利な
構成が可能である。
【0007】 本発明の有利な構成では、方向弁がニードル連行スリーブの内室と接続されて
おり、この場合特に有利には、ニードル連行スリーブが横方向切欠きを有してい
て、該横方向切欠きが、燃料流入部を方向弁を介して温度補償室に接続する燃料
通路の一部である。このように構成されていると、温度補償装置の構成をコンパ
クトにすることができる。
【0008】 本発明の別の有利な構成では、ニードル連行スリーブの内室に閉鎖ばねが設け
られており、該閉鎖ばねが弁ニードルの弁ニードルカラーを介して、温度補償室
における燃料の圧力に作用するようになっている。このように構成されていると
、ニードル連行スリーブの内室内に存在するスペースを、閉鎖ばねを収容するた
めに利用することができ、これによって燃料噴射弁の構造をコンパクトにするこ
とができる。
【0009】 本発明の別の有利な構成では、弁ニードルが切欠きを有しており、該切欠き内
に方向弁を形成するために球が配置されていて、該球が、切欠きの同心的な、特
に円錐形のシール面と共働して、シール座を形成するようになっている。弁ニー
ドルに方向弁が組み込まれていることによって、構成部材を節約することができ
、しかも単純な構成によって製作費を節減することができる。
【0010】 本発明の別の有利な構成では、方向弁の球の最大開放運動を調節するために、
弁ニードルと結合された調節ピンが切欠き内に設けられている。このように構成
されていると、最大開放運動を調節することによって、特に方向弁の応働特性を
所定することができる。
【0011】 本発明の別の有利な構成では、弁ニードルカラーとニードル連行スリーブとの
間にリング間隙が設けられており、該リング間隙が、燃料噴射弁の構成部材の温
度に基づく長さ変化時に、温度補償室からの燃料の逃げを可能にするようになっ
ている。このように構成されていると、弁ニードルカラーとニードル連行スリー
ブとの間に設けられた案内面は、同時に温度補償室の空気抜きをも可能にするよ
うに、構成されている。同様にまた、弁ニードルカラーとニードル連行スリーブ
のニードル連行カラーとの間にリング間隙が設けられていると、有利である。
【0012】 図面 次に図面を参照しながら本発明の1実施例を示す図である。
【0013】 図1は、 本発明による燃料噴射弁の1実施例を部分的に縦断面して示す図で
あり、 図2は、図1のIIで示された領域を拡大して示す縦断面図である。
【0014】 実施例の記載 図1には、本発明による燃料噴射弁1が部分的に縦断面図で示されている。燃
料噴射弁1は特に、燃料特にガソリンを混合気圧縮型火花点火式の内燃機関の燃
焼室に直接噴射するために、いわゆるガソリン直接噴射弁として働く。図示の実
施例では燃料噴射弁1は内方に向かって開放する燃料噴射弁1として構成されて
いる。本発明による燃料噴射弁1はしかしながらまたその他の使用例のためにも
適している。
【0015】 燃料噴射弁1は弁ケーシング2を有しており、この弁ケーシング2は、電気接
続部3と燃料流入部4とを有している。燃料噴射弁1の弁ケーシング2の内部に
は圧電式又は磁歪式のアクチュエータ8が設けられており、このアクチュエータ
8は弁ケーシング2に結合された支持エレメント5に支持されていて、U字形セ
グメント6,7によって把持される。アクチュエータ8はその操作時に操作方向
9において伸長し、これによってU字形セグメント6,7及び該U字形セグメン
ト6,7に結合された突き棒10が、操作方向9に移動する。このようにして行
程逆転が行われ、その結果突き棒10はアクチュエータ8の操作時に噴射方向1
1とは逆方向に移動する。
【0016】 図2は、図1においてIIで示された範囲における、燃料噴射弁1の実施例が
拡大して示されている軸方向縦断面図である。
【0017】 弁ケーシング2は環状の溶接シーム12を介して弁座体13と結合されている
。弁座体13は弁座面14を有しており、この弁座面14は、弁ニードル15に
形成された弁閉鎖体28と共働してシール座を形成する。弁ニードル15は弁ニ
ードルガイド16によって案内され、この弁ニードルガイド16は少なくとも1
つの切欠き17を有しており、この切欠き17は、弁ニードル15と弁座面14
とから形成されたシール座への燃料の供給のために働く。
【0018】 弁ニードル15は、長手方向に延びる内側の切欠き18を有しており、この切
欠き18は第1部分19と第2部分20とを有しており、第1部分19と第2部
分20との間には円錐形のシール面21が形成されている。切欠き18の第2部
分20には球22が設けられており、この球22は切欠き18のシール面21に
接触している。この場合第1部分19の直径は球22の直径よりも小さいので、
球22は第1部分19内に達することができず、また球22の直径は第2部分2
0の直径よりも小さいので、球22は第2部分20内において可動である。球2
2の運動は調節ピン23によって制限され、この調節ピン23は調節エレメント
24を介して弁ニードル15の切欠き18内において固定されている。調節エレ
メント24は弁ニードル15の切欠き18内にプレス嵌めされていて、切欠き1
8の第2部分20をシールするためにシールリング34によってシールされてい
る。シール面21と調節ピン23の上端面25との間の間隔によって、球22の
運動は制限されており、その結果調節ピン23によって球22の最大開放運動を
調節することができる。弁ニードル15は横孔26を有しており、この横孔26
は切欠き18の第2部分20を温度補償室(Temperaturausgleichsraum)27と
接続している。このようにして球22とシール面21とによって方向弁29が形
成されており、この方向弁29は、切欠き18の第1部分19から切欠き18の
第2部分20への燃料が流れた場合に開放し、逆の燃料流においては閉鎖する。
【0019】 突き棒10は、環状の溶接シーム30を用いてニードル連行スリーブ31と結
合されており、このニードル連行スリーブ31は弁ニードル15の弁ニードルカ
ラー32を取り囲んでいて、弁ニードル15のニードル連行カラー33によって
弁ニードル15を部分的に取り囲んでいる。ニードル連行スリーブ31は弁ニー
ドル15と共に温度補償室27を閉鎖しており、この場合温度補償室27の容積
は、弁ニードルカラー32とニードル連行カラー33との間の間隔によって可変
である。
【0020】 ニードル連行スリーブ31は横方向切欠き35を有しており、この横方向切欠
き35は図示の実施例では孔として形成されている。横方向切欠き35とニード
ル連行スリーブ31の内室36と切欠き18と孔26とによって、燃料通路が形
成されており、この燃料通路は燃料流入部4を、方向弁を介して温度補償室27
と接続している。
【0021】 ニードル連行スリーブ31の内室36内には閉鎖ばね37が設けられており、
この閉鎖ばね37は、弁ニードル15の弁ニードルカラー32を介して、温度補
償室27内における燃料の圧力に対して作用する。閉鎖ばね37はこの場合一方
では突き棒10に、かつ他方では弁ニードル15の弁ニードルカラー32に支持
されている。
【0022】 弁ニードル15の弁ニードルカラー32とニードル連行スリーブ31との間に
は、リング間隙38が形成されており、このリング間隙38を通して、ニードル
連行スリーブ31の年室36と温度補償室27との間において燃料流は強く絞ら
れる。さらに弁ニードル15とニードル連行スリーブ31のニードル連行カラー
33との間にはリング間隙39が設けられており、このリング間隙39は、温度
補償室27と燃料噴射弁1の内室40との間における強く絞られた燃料流を可能
にする。
【0023】 以下においては、本発明による温度補償装置の作用形式を詳しく説明する。こ
こではまず初めに、燃料噴射弁1は少なくとも完全には燃料によって満たされて
いない、と仮定する。
【0024】 燃料噴射弁1の運転時に燃料は燃料流入部4を介して高圧下で、燃料噴射弁1
の内室40内に導かれる。これによって燃料噴射弁1の内室40、弁ニードルガ
イド16の切欠き17、さらにニードル連行スリーブ31の横方向切欠き35を
介してニードル連行スリーブ31の内室36が燃料によって満たされる。ニード
ル連行スリーブ31の内室36からは、燃料が切欠き18の第1部分19に流れ
、これによって切欠き18の第2部分20に対する過圧が生ぜしめられ、その結
果方向弁29の球22はシール面21から持ち上がり、第2部分20、孔26、
及びこの孔26を介して温度補償室27が燃料によって満たされる。
【0025】 アクチュエータ8が操作されると、突き棒10が操作方向9において運動し、
これによってニードル連行カラー33は、完全に満たされた温度補償室27にお
ける燃料を介して、弁ニードル15の弁ニードルカラー32に対して作用し、そ
して弁ニードル15は弁座体13の弁座面14から持ち上がり、これによってシ
ール座が開放される。弁ニードル15と弁座面14との間に生じた間隙を介して
、燃料は燃料噴射弁1の内室40から弁ニードルガイド16の切欠き17を経て
噴射通路45に流入し、これによって燃料は燃料噴射弁1から噴射される。この
場合、温度補償室27内において操作方向9でニードル連行カラー33が運動す
ると、過圧が生ぜしめられ、これによって球22はシール座22に押し付けられ
、そして方向弁29は閉鎖される。
【0026】 突き棒10の戻り時にニードル連行スリーブ31のニードル連行カラー33は
、操作方向9とは逆向きに運動させられ、この場合閉鎖ばね37は弁ニードル1
5をニードル連行スリーブ31内において連行し、その結果温度補償室27の容
積は少なくともほぼコンスタントに保たれる。
【0027】 燃料噴射弁1の部材の長さ変向に基づいて、ニードル連行スリーブ31のニー
ドル連行カラー33が完全に戻る前に、既に弁ニードル15は弁座体13の弁座
面14に接触すると、ニードル連行カラー33が完全に戻ったときには温度補償
室27の容積は増大され、その結果温度補償室27内における燃料の圧力は、燃
料流入部4から供給された燃料の圧力に比べて減じられ、これによって方向弁2
9は開放され、燃料は温度補償室27内に補充される。
【0028】 燃料噴射弁1の構成部材の温度に基づく長さ変化時に、弁座体13の弁座面1
4と弁ニードル15とから形成されるシール座が完全に閉鎖される前に、既にニ
ードル連行スリーブ31のニードル連行カラー33の戻りが行われると、ニード
ル連行スリーブ31の内室36における燃料の燃料圧と閉鎖ばね37の力とに基
づいて、燃料が温度補償室27からリング間隙38,39を介して押し退けられ
、その結果弁ニードル15の完全な閉鎖が達成される。
【0029】 燃料噴射弁1の運転休止後に温度補償室27が燃料によってまったく又は部分
的にしか満たされていない場合に、温度補償室27は方向弁29を介して燃料を
完全に満たされ、この場合温度補償室27の容積は燃料噴射弁1の閉鎖位置に合
わせられる。
【0030】 温度変化は弁の開放時間に比べてゆっくりと行われるので、温度に基づく長さ
変化は、特に燃料噴射弁1の閉鎖状態において、つまり弁閉鎖体28が弁座面1
4に接触している場合に、補償される。
【0031】 燃料噴射弁1の運転中に閉鎖ばね37は、燃料噴射弁1の開放位置において、
つまり弁ニードル15が弁座面14から持ち上がっている場合に、温度補償室2
7をわずかに小さくさせる。それというのは、弁ニードルカラー32における弁
ニードル15の負荷によって、燃料の漏れ流が温度補償室27から生ぜしめられ
るからである。一般的に上記のような場合、弁座体13の弁座面14における弁
ニードル15の接触は、既に、ニードル連行スリーブ31のニードル連行カラー
33が完全に戻る前に達成される。このような燃料噴射弁1はしたがって常に、
閉鎖ばね37に関連した余剰力によって閉鎖する。
【0032】 本発明は図示の実施例に制限されるものではなく、本発明は特に、外方に向か
って開放する燃料噴射弁1にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による燃料噴射弁の1実施例を部分的に縦断面して示す図である。
【図2】 図1のIIで示された領域を拡大して示す縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マティアス ベーエ ドイツ連邦共和国 ルートヴィヒスブルク ヘルンレスハルデ 3 (72)発明者 ギュンター ホール ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト ク ナッペンヴェーク 46 (72)発明者 ノルベルト カイム ドイツ連邦共和国 レヒガウ トラミネー ル ヴェーク 10 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 BA19 BA44 BA61 BA67 CC01 CC06U CC14 CC51 CC69 CE27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射弁(1)、特に内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴
    射弁であって、圧電式又は磁歪式のアクチュエータ(8)と、該アクチュエータ
    (8)によって液圧式の温度補償装置を用いて操作可能な弁ニードル(15)と
    、該弁ニードル(15)によって操作可能な弁閉鎖体(28)とが設けられてお
    り、該弁閉鎖体(28)が、弁座面(14)と共働してシール座を形成する形式
    のものにおいて、 温度補償装置がニードル連行スリーブ(31)を有しており、該ニードル連行
    スリーブ(31)が、弁ニードル(15)の弁ニードルカラー(32)を取り囲
    んでいて、ニードル連行カラー(33)で弁ニードル(15)を部分的に取り囲
    んでおり、 ニードル連行スリーブ(31)が弁ニードル(15)と共に温度補償室(27
    )を閉鎖しており、 温度補償室(27)が、該温度補償室(27)に燃料を充填するために、方向
    弁(29)を介して燃料噴射弁(1)の燃料流入部(4)と接続されていること
    を特徴とする燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 方向弁(29)がニードル連行スリーブ(31)の内室(3
    6)と接続されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 ニードル連行スリーブ(31)が横方向切欠き(35)を有
    していて、該横方向切欠き(35)が、燃料流入部(4)を方向弁(29)を介
    して温度補償室(27)に接続する燃料通路の一部である、請求項2記載の燃料
    噴射弁。
  4. 【請求項4】 ニードル連行スリーブ(31)の内室(36)に閉鎖ばね(
    37)が設けられており、該閉鎖ばね(37)が弁ニードル(15)の弁ニード
    ルカラー(32)を介して、温度補償室(27)における燃料の圧力に作用する
    、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 弁ニードル(15)が切欠き(18)を有しており、該切欠
    き(18)内に方向弁(29)を形成するために球(22)が配置されていて、
    該球(22)が、切欠き(18)の同心的な、特に円錐形のシール面(21)と
    共働して、シール座を形成する、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料
    噴射弁。
  6. 【請求項6】 方向弁(29)の球の最大開放運動を調節するために、弁ニ
    ードル(15)と結合された調節ピン(23)が切欠き(18)内に設けられて
    いる、請求項5記載の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 弁ニードル(15)における切欠き(18)が、弁ニードル
    (15)における横孔(26)を介して温度補償室(27)と接続されている、
    請求項5又は6記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 弁ニードルカラー(32)とニードル連行スリーブ(31)
    との間に間隙、特にリング間隙(38)が設けられており、該リング間隙(38
    )が、燃料噴射弁(1)の構成部材の温度に基づく長さ変化時に、温度補償室(
    27)からの燃料の逃げを可能にする、請求項1から7までのいずれか1項記載
    の燃料噴射弁。
  9. 【請求項9】 弁ニードルカラー(32)とニードル連行スリーブ(31)
    のニードル連行カラー(33)との間に間隙、特にリング間隙(39)が設けら
    れており、該リング間隙(39)が、燃料噴射弁(1)の構成部材の温度に基づ
    く長さ変化時に、温度補償室(27)からの燃料の逃げを可能にする、請求項1
    から8までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
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