JP2003513844A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
Description
ミトレーラに適するような重荷重用タイヤに関する。
操られているときに激しいこすりつけにさらされることがある。特に、3つの固
定した軸を持ったトレーラーのタイヤは、ハンドルを一杯まできっているときに
、非常に大きな横力にさらされることがある。そのような激しい横力は、車両の
中心線に近い内側のトレッドブレーカの端部の金属ワイヤーからのゴムの分離(
ルース)を引き起こす一方、トレッドのショルダーに、早々とトレッド摩耗を生
じさせがちとなる。従って、本発明の目的は、ブレーカ端部でのルース及び過度
のトレッド摩耗を緩和しうるタイヤを提供することである。
領域と路面と接触するトレッド領域とを通ってのびるカーカスと、前記トレッド
領域の内部でかつ前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配されたトレッドを強
化するブレーカとを含み、前記トレッド領域は、タイヤの中央の周方向線と軸方
向に離れた車両中心線寄りのトレッド端との間をのびる車両中心線寄りのトレッ
ド領域と、前記タイヤの中央の周方向線と車両外側寄りのトレッド端との間をの
びる車両外側寄りのトレッド領域とを有し、前記車両中心線寄りのトレッド端は
、車両の中心線に最も近くなるよう装着される空気入りタイヤであって、正規リ
ムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態において、前記トレッド端の間のト
レッドの軸方向の巾は、タイヤ最大巾の75%以上であり、前記ブレーカの軸方
向の巾は、前記トレッドの巾の97%以上であり、前記ブレーカの巾と前記トレ
ッドの巾との差は、前記タイヤ最大巾と前記トレッドの巾との差の25%以下で
あることを特徴とする空気入りタイヤが提供される。
リムの規格(ETRTO)、アメリカ合衆国のタイヤとリムの規格(T&RA)
、或いは日本における日本自動車タイヤ協会(JATMA)のようにさまざまな
地域の機構によって定められる。
になるだろう。
路面と接触するトレッド領域1を通ってのびるラジアル方向のコードを有する1
枚のカーカスプライ3を有している。前記トレッド領域の内部かつ前記カーカス
プライ3の半径方向の外側には、本実施形態では、軸方向の巾が異なる4枚のブ
レーカプライから構成された補強用のブレーカ2が配置されている。各々のブレ
ーカプライは、コードにより補強されたタイヤ織物を構成している。前記ブレー
カのタイヤ軸方向の巾LCは、最も巾が広いブレーカプライの端部の間の軸方向
の距離である。
いる。このタイヤをリムにリム組みしかつ車両に装着した状態において、図1の
タイヤの中央の周方向線Xの左側に位置するショルダー4は、外側或いは車両外
側寄り、つまり車両の中心線からより離れた位置に配置される。従って、タイヤ
は、一つの車両中心線寄りのトレッド端IEと、一つの車両外側寄りのトレッド
端OEと、これらのトレッド端IE、OE間のタイヤ軸方向の巾LRを有してい
る。
曲線R2と、サイドウォール形状を定義する曲線R1との実際の交点或いは図5
に示すように、曲線R4及びR3を延長した仮想線の交点のいずれかとして定義
される。
した状態において、前記トレッドの軸方向の巾LRは、少なくともタイヤ最大巾
Gの75%であり、かつ前記ブレーカの軸方向の巾LCは、前記トレッドの巾L
Rの少なくとも97%である。そしてさらに、ブレーカ2の巾とトレッド1の巾
との差は、トレッドの巾LRとタイヤ最大巾Gとの差の25%よりも大きくない
。
は、一方又は両方のトレッド端IE、OEに隣接しかつその外側でしかも近接し
て配置されたタイヤ軸方向に突出するこぶ5−7を具えている。
イヤの通常の使用に際して該こぶが路面と接触しないように、トレッドの外表面
のタイヤ半径方向内側にある。図2及び図3に示されるように、前記ブレーカは
、前記トレッド端を越えてこぶの中へとのびることができる。
mmの385/65R22.5の重荷重トラック用のタイヤである。このタイヤを
11.75インチのリムにリム組みしかつ9バール(bar)の内圧を充填した
状態において、タイヤ最大巾Gは376mmである。従って、トレッドの軸方向の
巾LRは、タイヤ最大巾Gの80%であり、ブレーカの軸方向の巾LCはトレッ
ドの巾の104%であり、そしてブレーカの巾LCとトレッドの巾LRとの差は
、タイヤ最大巾Gとトレッドの巾LRとの差の14.5%である。
内側或いは車両中心線寄りのトレッド端IE側に、このトレッド端IEに設けら
れたこぶ7の内部へとのびている。従って、図2のタイヤのトレッドは、前記車
両外側寄り或いは前記外側のトレッド領域ETは、160mmの巾LREを持つ一
方、前記車両中心線寄り或いは前記内側のトレッド領域ITは、前記巾LREよ
りも小さい140mmの巾LRIを有するよう、前記中央の周方向線Xに関して非
対称的に配置される。
の場合には、タイヤ半径方向で内側から外側に数えて第2番目である最も広いブ
レーカプライの幅として得られる。タイヤ半径方向の最も内側のブレーカプライ
は、285mmの軸方向の巾を持っている一方、タイヤ半径方向内側から外側に数
えて第3番目のブレーカプライは295mmの巾を、またタイヤ半径方向の最も外
側のブレーカプライは、200mmの巾を持っている。
外側の表面は、単一の曲率をなす円弧、あるいは複数の曲率を有する複合円弧の
いずれかで形成することができる。
を合わせた単一の曲率半径で形成されたトレッドを有し、図1のタイヤの場合で
は、車両外側寄りのトレッド端OEでの直径φOと、車両中心線寄りのトレッド
端IEでの直径φIとが同じになるような前記周方向線Xに関してトレッドが対
称に配置されている。対照的に、図2のタイヤは、車両外側寄りのトレッド端O
Eでの直径φOが、車両中心線寄りのトレッド端IEでの直径φIよりも小さい
ようなトレッドの巾について非対称の分配を持っている。この形態は、図6の中
でさらに例示される。
ないように、トレッド表面の単一の曲率半径は前記タイヤの中央の周方向線Xと
中心をずらすことができる。図7は、非対称的に配置されたトレッドのショルダ
ー(図ではトレッド端IE、OE)での直径を等しくするために、単一の曲率半
径Rcが、その中心を前記軸Xからオフセットした一つの形態を例示している。
することもできる。図8は、同一のショルダー部(図ではトレッド端IE、OE
)の直径φI、φOを与える2つの曲率半径Rc1およびRc2を有するトレッ
ドを例示している。
タイヤの中央の周方向線Xに関して対称的に配置される一方、ブレーカ2は非対
称的に配置されている。好ましい形態では、前記周方向線Xの車両中心線寄りを
のびるブレーカ部分2Iは、車両外側寄りをのびるブレーカ部分2Oの巾LCE
よりも大きい巾LCIを持っている。
と、車両外側寄りのブレーカの端部の直径φCEは、図10に示されるように同
じとするか、或いは図9に示されるように、車両中心線寄りのブレーカの端部の
直径φCIが、車両外側寄りのブレーカの端部の直径φCEよりも小さいように
するなど、ブレーカの軸方向の輪郭を形成することができる。
レッドおよびブレーカの巾から効果を得る。トレッドの巾の増加は、摩耗の減少
によりトレッド寿命を改善する接地圧レベルの低下という効果をもたらす。
することにより、タイヤの両ショルダーは、その自然な平衡状態によりこの領域
を拘束するカーカスによる効果の増加のため、応力が減少された帯域の中にある
。従って、従来のタイヤの構造と比較して、力の集中といったタイヤのクラウン
の中の分離或いはルースの原因である端部の影響は最小限にされる。ブレーカ等
によって人為的に維持されることと比較されたより自然な平衡状態によるこの端
部の影響の減少は、タイヤトレッドの構造の完全性及び摩耗特性の両方のために
望ましい。
位置している形態の場合、それは、構造による影響が緩和されるよう、特にタイ
ヤが向きを変えているか或いは横滑りしているときに効果的に応力が減少された
領域に有益に位置している。
以上であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
最大巾(G)と前記トレッドの巾(LR)との差の15%以下であることを特徴
とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
軸方向の巾(LC)は前記トレッドの巾(LR)の104%であり、しかも前記
ブレーカの巾(LC)と前記トレッドの巾(LR)との差は、前記タイヤ最大巾
(G)と前記トレッドの巾(LR)との差の14.5%であることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
間に位置する車両外側寄りのトレッド領域(ET)の巾(LRE)は、前記タイ
ヤの中央の周方向線(X)と車両中心線寄りのトレッド端(IE)との間に位置
する車両中心線寄りのトレッド領域(IT)の巾(LRI)よりも大きいことを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
りのトレッド端(OE)の直径(φO)と同じであることを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
イヤの中央の周方向線(X)を含む平面から中心をずらせた単一の曲率半径(R
C)からなる一つの円弧によって形成されることを特徴とする請求項6記載の空
気入りタイヤ。
径(RC1、RC2)が異なる複数の円弧によって形成されることを特徴とする
請求項6記載の空気入りタイヤ。
レーカの端部との間のブレーカ部分の巾(LCI)は、前記タイヤの中央の周方
向線(X)と前記車両外側寄りのトレッド端側のブレーカの端部との間の残りの
ブレーカ部分の巾(LCE)よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の空気
入りタイヤ。
向線の平面に中心を合わせて位置することを特徴とする請求項1乃至9のいずれ
かに記載の空気入りタイヤ。
向線を含む平面の外側に位置することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに
記載の空気入りタイヤ。
ミトレーラに適するような重荷重用タイヤに関する。
操られているときに激しいこすりつけにさらされることがある。特に、3つの固
定した軸を持ったトレーラーのタイヤは、ハンドルを一杯まできっているときに
、非常に大きな横力にさらされることがある。そのような激しい横力は、車両の
中心線に近い内側のトレッドブレーカの端部の金属ワイヤーからのゴムの分離(
ルース)を引き起こす一方、トレッドのショルダーに、早々とトレッド摩耗を生
じさせがちとなる。従って、本発明の目的は、ブレーカ端部でのルース及び過度
のトレッド摩耗を緩和しうるタイヤを提供することである。
領域と路面と接触するトレッド領域とを通ってのびるカーカスと、前記トレッド
領域の内部でかつ前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配されたトレッドを強
化するブレーカとを含み、前記トレッド領域は、タイヤの中央の周方向線と軸方
向に離れた車両中心線寄りのトレッド端との間をのびる車両中心線寄りのトレッ
ド領域と、前記タイヤの中央の周方向線と車両外側寄りのトレッド端との間をの
びる車両外側寄りのトレッド領域とを有し、前記車両中心線寄りのトレッド端は
、車両の中心線に最も近くなるよう装着される空気入りタイヤであって、正規リ
ムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態において、前記トレッド端の間のト
レッドの軸方向の巾は、タイヤ最大巾の75%以上であり、前記ブレーカの軸方
向の巾は、前記トレッドの巾の97%以上であり、前記ブレーカの巾と前記トレ
ッドの巾との差は、前記タイヤ最大巾と前記トレッドの巾との差の25%以下で
あることを特徴とする空気入りタイヤが提供される。
リムの規格(ETRTO)、アメリカ合衆国のタイヤとリムの規格(T&RA)
、或いは日本における日本自動車タイヤ協会(JATMA)のようにさまざまな
地域の機構によって定められる。
になるだろう。
路面と接触するトレッド領域1を通ってのびるラジアル方向のコードを有する1
枚のカーカスプライ3を有している。前記トレッド領域の内部かつ前記カーカス
プライ3の半径方向の外側には、本実施形態では、軸方向の巾が異なる4枚のブ
レーカプライから構成された補強用のブレーカ2が配置されている。各々のブレ
ーカプライは、コードにより補強されたタイヤ織物を構成している。前記ブレー
カのタイヤ軸方向の巾LCは、最も巾が広いブレーカプライの端部の間の軸方向
の距離である。
いる。このタイヤをリムにリム組みしかつ車両に装着した状態において、図1の
タイヤの中央の周方向線Xの左側に位置するショルダー4は、外側或いは車両外
側寄り、つまり車両の中心線からより離れた位置に配置される。従って、タイヤ
は、一つの車両中心線寄りのトレッド端IEと、一つの車両外側寄りのトレッド
端OEと、これらのトレッド端IE、OE間のタイヤ軸方向の巾LRを有してい
る。
ウォール形状を定義する曲線R1との実際の交点或いはこれらの曲線を延長した
仮想線の交点のいずれかとして定義される。
した状態において、前記トレッドの軸方向の巾LRは、少なくともタイヤ最大巾
Gの75%であり、かつ前記ブレーカの軸方向の巾LCは、前記トレッドの巾L
Rの少なくとも97%である。そしてさらに、ブレーカ2の巾とトレッド1の巾
との差は、トレッドの巾LRとタイヤ最大巾Gとの差の25%よりも大きくない
。
しかも近接して配置されたタイヤ軸方向に突出するこぶ7を具えている。前記こ ぶ7のタイヤ半径方向の外側の表面は、車両に装着されたタイヤの通常の使用に 際して該こぶが路面と接触しないように、トレッドの外表面のタイヤ半径方向内 側にある。
の385/65R22.5の重荷重トラック用のタイヤである。このタイヤを1
1.75インチのリムにリム組みしかつ9バール(bar)の内圧を充填した状
態において、タイヤ最大巾Gは376mmである。従って、トレッドの軸方向の巾
LRは、タイヤ最大巾Gの80%であり、ブレーカの軸方向の巾LCはトレッド
の巾の104%であり、そしてブレーカの巾LCとトレッドの巾LRとの差は、
タイヤ最大巾Gとトレッドの巾LRとの差の14.5%である。
内側或いは車両中心線寄りのトレッド端IE側に、このトレッド端IEに設けら
れたこぶ7の内部へとのびている。従って、前記タイヤのトレッドは、前記車両
外側寄り或いは前記外側のトレッド領域ETは、160mmの巾LREを持つ一方
、前記車両中心線寄り或いは前記内側のトレッド領域ITは、前記巾LREより
も小さい140mmの巾LRIを有するよう、前記中央の周方向線Xに関して非対
称的に配置される。
の場合には、タイヤ半径方向で内側から外側に数えて第2番目である最も広いブ
レーカプライの幅として得られる。タイヤ半径方向の最も内側のブレーカプライ
は、285mmの軸方向の巾を持っている一方、タイヤ半径方向内側から外側に数
えて第3番目のブレーカプライは295mmの巾を、またタイヤ半径方向の最も外
側のブレーカプライは、200mmの巾を持っている。
外側の表面は、単一の曲率をなす円弧、あるいは複数の曲率を有する複合円弧の
いずれかで形成することができる。
トレッド端IEでの直径φIよりも小さいようなトレッドの巾の非対称の分配を
持っている。この形態は、図2の中でさらに例示される。
ないように、トレッド表面の単一の曲率半径は前記タイヤの中央の周方向線Xと
中心をずらすことができる。図3は、非対称的に配置されたトレッドのショルダ
ー(図ではトレッド端IE、OE)での直径を等しくするために、単一の曲率半
径Rcが、その中心を前記軸Xからオフセットした一つの形態を例示している。
することもできる。図4は、同一のショルダー部(図ではトレッド端IE、OE
)の直径φI、φOを与える2つの曲率半径Rc1およびRc2を有するトレッ
ドを例示している。
はタイヤの中央の周方向線Xに関して対称的に配置される一方、ブレーカ2は非
対称的に配置されている。好ましい形態では、前記周方向線Xの車両中心線寄り
をのびるブレーカ部分2Iは、車両外側寄りをのびるブレーカ部分2Oの巾LC
Eよりも大きい巾LCIを持っている。
と、車両外側寄りのブレーカの端部の直径φCEは、図6に示されるように同じ
とするか、或いは図5に示されるように、車両中心線寄りのブレーカの端部の直
径φCIが、車両外側寄りのブレーカの端部の直径φCEよりも小さいようにす
るなど、ブレーカの軸方向の輪郭を形成することができる。
レッドおよびブレーカの巾から効果を得る。トレッドの巾の増加は、摩耗の減少
によりトレッド寿命を改善する接地圧レベルの低下という効果をもたらす。
することにより、タイヤの両ショルダーは、その自然な平衡状態によりこの領域
を拘束するカーカスによる効果の増加のため、応力が減少された帯域の中にある
。従って、従来のタイヤの構造と比較して、力の集中といったタイヤのクラウン
の中の分離或いはルースの原因である端部の影響は最小限にされる。ブレーカ等
によって人為的に維持されることと比較されたより自然な平衡状態によるこの端
部の影響の減少は、タイヤトレッドの構造の完全性及び摩耗特性の両方のために
望ましい。
位置しているため、それは、構造による影響が緩和されるよう、特にタイヤが向
きを変えているか或いは横滑りしているときに効果的に応力が減少された領域に
有益に位置している。
Claims (14)
- 【請求項1】 ホイールリムに接触する2つのビード領域の間をサイドウォール領域と路面と
接触するトレッド領域とを通ってのびるカーカスと、 前記トレッド領域の内部でかつ前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配され
たトレッドを強化するブレーカとを含み、 前記トレッド領域は、タイヤの中央の周方向線(X)と軸方向に離れた車両中
心線寄りのトレッド端(IE)との間をのびる車両中心線寄りのトレッド領域と
、前記周方向線(X)と車両外側寄りのトレッド端(OE)との間をのびる車両
外側寄りのトレッド領域とを有し、 前記車両中心線寄りのトレッド端(IE)は車両の縦の中心線に近づけて装着
される空気入りタイヤであって、 正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態において、前記トレッド端
(OE、IE)の間のトレッドの軸方向の巾(LR)は、タイヤ最大巾(G)の
75%以上であり、 かつ前記ブレーカの軸方向の巾(LC)は、前記トレッドの巾(LR)の97
%以上であり、 しかも前記ブレーカの巾(LC)と前記トレッドの巾(LR)との差は、前記
タイヤ最大巾(G)と前記トレッドの巾(LR)との差の25%以下であること
を特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記各トレッド端(IE、OE)とその近傍のサイドウォールとの間の各々の
ショルダー領域の前記車両中心線寄りのトレッド端(IE)及び車両外側寄りの
トレッド端(OE)の両方の軸方向の外側に、軸方向に突出しかつタイヤの使用
時に路面と接触しないように前記トレッドの表面よりも半径方向に内側の半径方
向の外表面を持ったこぶが形成され、 しかも前記トレッド端側のブレーカの軸方向の各々の端部は前記こぶの中に配
置されていることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記車両中心線寄りのトレッド端(IE)とその近傍のサイドウォールとの間
のショルダー領域の前記車両中心線寄りのトレッド端(IE)の軸方向の外側に
、軸方向に突出しかつタイヤの使用時に路面と接触しないように前記トレッドの
表面よりも半径方向に内側の半径方向の外表面を持ったこぶが形成され、 しかも前記車両中心線寄りのトレッド端側のブレーカの軸方向の端部が前記こ
ぶ(6)の中に配置されていることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ
。 - 【請求項4】 前記トレッドの軸方向の巾(LR)は、タイヤ最大巾(G)の80%以上であ
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 前記ブレーカの軸方向の巾(LC)は、前記トレッドの巾(LR)の100%
以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ
。 - 【請求項6】 前記ブレーカの巾(LC)と前記トレッドの巾(LR)との差は、前記タイヤ
最大巾(G)と前記トレッドの巾(LR)との差の15%以下であることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 前記トレッドの巾はタイヤ最大巾(G)の80%であり、かつ前記ブレーカの
軸方向の巾(LC)は前記トレッドの巾(LR)の104%であり、しかも前記
ブレーカの巾(LC)と前記トレッドの巾(LR)との差は、前記タイヤ最大巾
(G)と前記トレッドの巾(LR)との差の14.5%であることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項8】 前記タイヤの中央の周方向線(X)と車両外側寄りのトレッド端(OE)との
間に位置する車両外側寄りのトレッド領域(ET)の巾(LRE)は、前記タイ
ヤの中央の周方向線(X)と車両中心線寄りのトレッド端(IE)との間に位置
する車両中心線寄りのトレッド領域(IT)の巾(LRI)よりも大きいことを
特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項9】 前記車両中心線寄りのトレッド端(IE)の直径(φI)は、前記車両外側寄
りのトレッド端(OE)の直径(φO)と同じであることを特徴とする請求項1
乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項10】 タイヤ軸方向断面における前記トレッドの半径方向の外表面の輪郭は、前記タ
イヤの中央の周方向線(X)を含む平面から中心をずらせた単一の曲率半径(R
C)からなる一つの円弧によって形成されることを特徴とする請求項9記載の空
気入りタイヤ。 - 【請求項11】 タイヤ軸方向断面における前記トレッドの半径方向の外表面の輪郭は、曲率半
径(RC1、RC2)が異なる複数の円弧によって形成されることを特徴とする
請求項9記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項12】 前記タイヤの中央の周方向線(X)と前記車両中心線寄りのトレッド端側のブ
レーカの端部との間のブレーカ部分の巾(LCI)は、前記タイヤの中央の周方
向線(X)と前記車両外側寄りのトレッド端側のブレーカの端部との間の残りの
ブレーカ部分の巾(LCE)よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の空気
入りタイヤ。 - 【請求項13】 タイヤ軸方向断面における前記ブレーカの中心線は、前記タイヤの中央の周方
向線の平面に中心を合わせて位置することを特徴とする請求項1乃至12のいず
れかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項14】 タイヤ軸方向断面における前記ブレーカの中心線は、前記タイヤの中央の周方
向線を含む平面の外側に位置することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか
に記載の空気入りタイヤ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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