JP2003513707A - 包 帯 - Google Patents

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JP2003513707A
JP2003513707A JP2001536089A JP2001536089A JP2003513707A JP 2003513707 A JP2003513707 A JP 2003513707A JP 2001536089 A JP2001536089 A JP 2001536089A JP 2001536089 A JP2001536089 A JP 2001536089A JP 2003513707 A JP2003513707 A JP 2003513707A
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プロ−テックス キャピラリ ドレッシングス リミテッド
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    • A61F2013/00731Plasters means for wound humidity control with absorbing pads

Abstract

(57)【要約】 包帯および包帯を製造する方法。包帯は、吸収性のサポート織物(2)、およびその吸収性サポート織物の一方の表面に取り付けられたポリエステル繊維シート(1)を有し、繊維シートの外部表面に接触する滲出液が吸収性サポート織物に排出される排出路を形成する。ポリエステル繊維シートの外部表面は、個々の繊維が表面から延び出すのを防ぐために熱処理され、つやだし効果が与えられる。つやだし表面は包帯が傷に付着するのを防ぎ、包帯中に移動された滲出液が包帯表面に戻るのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、滲出液および他の流体を傷口から運び去る包帯、およびこのような
包帯を製造する方法に関する。
【0002】 例えば吸収性の傷口包帯または外科用ドレインを用いる傷口の包帯の分野では
、種々の吸収性織物が用いられ、傷口から発出する滲出液を吸収する。多くの吸
収性織物の問題の一つは、これらが傷に貼りつきやすいということである。これ
により、治りかけた傷が包帯を外すときに損なわれ、さらに、包帯の表面の繊維
がはがれて傷口にのこるかもしれない。他の問題としては、吸収した滲出液は繊
維に沿って運ばれ、感染していない傷の他の部分に接触するかもしれず、これに
よりこれらの領域にも感染がおこり得るということがある。
【0003】 そのため、傷用包帯の分野では、高い吸収性と傷口からの滲出液の高い移動率
を有し、傷の感染していない領域に滲出液が広がることにより起こる傷の再感染
のおそれを低減した包帯を供給する要望がある。またさらに、傷に「貼り」つか
ず、傷を隔離して湿った雰囲気を保つ包帯を提供する要望もある。
【0004】 上述した問題に対する一つの知られた方法は、包帯と傷口との間に穿孔したプ
ラスチックフィルムおよびラミネートを用いることである。これらのフィルムは
、包帯の付着、および包帯中を移動する滲出液が傷口の感染していない部分に接
触するおそれを低減するのを助ける。しかし、これらのフィルムは、フィルムの
打ち抜き孔(perforations)が吸収を最大限度にするには不十分なために滲出液
の吸収率を後退させるという不利な点を有する。これにより、滲出液が傷の部位
により長くとどまるおそれがある。プラスチックフィルムのまた別の欠点は、こ
れらは柔軟性が低く、吸収性織物ほど柔らかくないということである。これによ
り、傷口に適用した場合、包帯が不快で痛みを伴うおそれがある。これは、看護
スタッフが、傷に合わせて織物を複雑な形にカットして、例えば動く関節(mobi
le joints)を覆うような場合、その看護スタッフにも問題が生じ得る。さらに
、プラスチックフィルムは壊れやすく、損傷を受けやすい。これにより、必然的
に、ある位置で傷に直接接触している吸収性織物に再感染および貼りつきのおそ
れを与える。
【0005】 本発明によれば、複数の合成繊維と一つの吸収性織物を含み、滲出液または他
の流体を傷口から移動させる包帯であって、複数の合成繊維は、包帯の外部表面
から吸収性織物の表面に排出路(a wicking path)を与えるように配置され、外
部表面に接触した流体が合成繊維に沿って外部表面から吸収性織物に逃され、外
部表面の少なくとも一部は、個々の繊維が表面から延び出すのを抑えるために熱
処理が施され、外部表面のその部分につやだし効果(glazed effect)を与えた
ことを特徴とする包帯が提供される。
【0006】 合成繊維の熱処理により、包帯が傷表面に付着しないようにできる滑らかな多
孔性の表面が形成される。これは、顆粒形成時に滲出液または他の流体の吸収性
を著しく低下させることなく細胞の付着を抑えるつやだし表面による。これによ
り、初期の顆粒をはがして傷の治りを損なうことなく傷用包帯を取り替えること
ができる。さらに、熱処理により、繊維が包帯に固定され、包帯を取り外すとき
に、包帯から繊維がはがれて傷の中に残るおそれを低減することができる。さら
に付け加えると、つやだし処理により、つやだし表面の下の包帯中に運ばれた滲
出液がほんの少しの量でも傷表面に戻るのを防ぐことができる。包帯の吸収力は
その領域への血液の流れを促進する働きもするので、治療を促進する。
【0007】 包帯は多くの異なる種類の合成繊維から形成することができるが、好ましい実
施の形態においては、合成繊維はポリエステル繊維である。ポリエステル繊維は
特に良好な適合性を有し、安価で、製造容易で、また良好に液体を逃す特性を有
する。
【0008】 ある実施の形態において、吸収性織物は、織布(woven fabric)を含む。織布
は、合成繊維を搭載するために十分に改良される。
【0009】 好ましい実施の形態において、吸収性織物は、60%と70%の間のポリエス
テルと40%と30%の間の綿の混合糸(a mixed yarn)を含み、より好ましく
は、実質的に65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含む。この構成の織
物は、非常に良好な吸収特性を有し、流体中で自重の34倍のものを吸収するこ
とができることが判明した。さらに、この綿の比率によりにおいを良好に閉じ込
めることができ、ポリエステル成分は包帯の外側の端に流体を逃す役割を果たす
【0010】 織物は様々な異なる大きさの糸から織ることができるが、平均直径が68nm
の糸(threads)が特に適切である。
【0011】 ある実施の形態では、外部表面の一部のみが熱処理されるが、好ましい実施の
形態においては、第一の外部表面の全体が熱処理される。
【0012】 好ましくは、外部表面は第一の外部表面であって、包帯は、包帯の第二の外部
表面から吸収性織物のさらなる表面に排出路を与えるように配置された複数の合
成繊維を含み、第二の外部表面は、第一の外部表面とは対向しない。これにより
、吸収性織物の他の面から第一の排出路に別の排出路が形成され、流体がこの排
出路を通って、吸収性材料からさらなる吸収性材料に運ぶことができる。このさ
らなる吸収性材料は、第二の排出路に接するように配置される。
【0013】 ある実施の形態において、第二の外部表面は熱処理され、合成繊維が表面から
延び出すのを妨げ、第二の外部表面につやだし効果を与える。第二の外部表面を
熱処理することにより、包帯を不当に損なうことなくこの表面から粘着テープを
容易にはがすことができる。
【0014】 実質的に平面の包帯が、特に良好な吸収性と運搬特性を与えるのに好ましい密
度は、710g/mと735g/mの間である。
【0015】 好ましい形態において、二つの包帯を含み、これらの包帯は、二つの包帯のそ
れぞれの外部表面が互いに接するように互いに隣接して配置される。この配置に
より、包帯が吸収できる流体の量を増加することができる。
【0016】 好ましくは、これらの包帯の第二の外部表面が互いに接する。熱処理されてな
い合成繊維を介して二つの包帯が互いに接触すると、これらの二つの包帯の間で
流体が特に容易に移動することになる。
【0017】 好ましくは、包帯の厚さは1mmと4mmの間であり、より好ましくは、3m
mから3.5mmの間である。これが特に好都合な厚さで、良好な吸収性を与え
るとともにかさばりすぎない。
【0018】 ある実施の形態において、包帯はドレインを形成するように配置され、好まし
くは、8mmから15mmの間の幅のストリップ形状である。この包帯の流体の
吸収性および運搬特性により外科用ドレインに特に良く適合できる。さらに、織
物構造により、飽和した場合であってももともとの伸張性を維持することができ
る。
【0019】 本発明の第二の側面によれば、滲出液または他の流体を傷口から移動させる包
帯であって、包帯は複数の合成繊維と一つの吸収性織物を含み、複数の合成繊維
は、包帯の外部表面から吸収性織物の表面に排出路を与えるように配置され、外
部表面に接触した流体が合成繊維に沿って外部表面から吸収性織物に逃され、吸
収性織物は、60%と70%の間のポリエステルと40%と30%の間の綿の混
合糸を含むことを特徴とする包帯が提供される。
【0020】 上記の包帯において、合成繊維と吸収性包帯は共同作用し、共に優れた給水性
と液体を逃す特性を作り出す。この吸収性織物の成分は、非常に良好な吸収性を
有し、吸収した流体をその構造中に保持するので、においを低減することができ
る。さらに、吸収性織物は、合成繊維と共に流体を傷口から取り逃がし、包帯を
通じて外部に分散させる。これにより、傷口に接触している包帯の部分の湿りを
低減することができる。
【0021】 好ましくは、吸収性織物は、実質的に65%のポリエステルと35%の綿の混
合糸を含む。この吸収性織物の組成は非常に良好な吸収性を有し、流体中で自重
の34倍の吸収力を示す。
【0022】 本発明の第三の側面によると、包帯を製造する方法であって、複数の合成繊維
がその外部表面と吸収性の中心サポート織物との間に排出路を形成するように複
数の合成繊維を吸収性の中心サポート織物の一方の表面に取り付け、外部表面の
少なくとも一部を加熱して個々の繊維が表面のその部分から延び出すのを防ぎ、
表面のその部分につやだし効果を与えることを特徴とする包帯の製造方法が提供
される。
【0023】 好ましい実施の形態において、表面は200℃と250℃の間の温度に加熱さ
れる。この温度範囲により、外部表面の「粘着力」を特に低くすることができる
と共に優れた吸収特性をも持たせることができる。
【0024】 表面は様々な方法で熱処理することができるが、好ましくは、加熱したローラ
を表面上にあてて通す、または炎で表面を毛焼(singe)することにより行なわ
れる。
【0025】 好ましい実施の形態において、合成繊維は吸収性のサポート織物に合成繊維を
サポート表面を通じてニードルパンチを用いて押さえることにより取り付けられ
る。これは包帯を製造するのに都合が良く効果的な方法である。
【0026】 発明の実施の形態を図に基づいて例示して説明する。図1は、本発明の実施の
形態に係る包帯を示す図である。
【0027】 図1は、本発明の実施の形態に係る包帯を示す。この包帯は、様々なフィラメ
ント直径の方向性を有する繊維で、厚さが1.7mmのポリエステル繊維シート
1を含む。外部表面10は、熱処理され、「つやだし」効果を生じさせる。すな
わち、表面の繊維は熱により束ねられ、滑らかな表面を形成し、その外側では個
々の繊維は延びないようにされる。
【0028】 ポリエステル繊維は、0.2mmの厚さの中心サポートポリコットンの織布シ
ート2に取り付けられる。これらのポリエステル繊維は、中心サポート体に従来
のニードルパンチングにより取り付けられ、フェルト織物が形成される。
【0029】 ポリコットンサポート織物2は、65%のポリエステルと35%の綿の糸から
織られ、ごしごし洗ったあと、90エンド(ends)および65ピック(picks)
の密度が得られた。織った後に洗浄したことを除いて、サポート織物にはさらな
る染色や加工は行なわれない。洗浄処理により、残留物が除去され、包帯の最終
生成物中の光学的な光沢と汚染を低減し、包帯でのアレルギー性の反応のおそれ
をなくすことができる。平面状の包帯を洗ったあとの重さは、120g/m
ら95g/mの間である。サポート表面の綿成分は、流体を包帯の中心に濃縮
して保持し、そのため包帯の外部表面を濡れるというよりも湿気がある状態に保
ち、包帯から発するにおいを低減することができる。
【0030】 本実施の形態において、方向性のある繊維により形成されたポリエステル繊維
シート3が示され、織布シート2の外部表面に取り付けられる。このポリエステ
ル繊維シート3は、ニードルパンチにより取り付けられ、1.7mmの厚さであ
る。本実施の形態において、シート3の表面11は熱処理されておらず、つやだ
し処理がされていない。
【0031】 つやだし層およびポリコットンサポート表面によって、包帯から漏れ出す滲出
液のしみ出しは阻止または低減される。この組合せは、つやだし表面と吸収性サ
ポート表面の間から包帯織物の外部の端までの流体の迅速な排出をキャピラリー
アクションにより促進する働きもする。この排出効果は、傷口に付着しておらず
、または飽和状態にならないつやだし表面によっても促進される。
【0032】 図示した包帯は、同様の包帯と共に用いることができ、複合包帯を形成するこ
とができる。二つのつやだしされていない表面を合わせ、傷口に接する包帯に吸
収された流体がこの包帯からポリエステル繊維を介して第二の包帯に運ばれる。
これにより、包帯が吸収することのできる流体の量を実質的に増加することがで
きる。
【0033】 さらなる実施の形態において、図示していないが、ポリエステル繊維シート3
は省くことができる。このシートを省くことによりより薄い包帯を得ることがで
き、そのためより容易に扱うことができる。この種の包帯は、特に獣医学に良く
適合し、特に、馬術に用いることができる。馬の足の包帯には、非常に柔軟性が
あり、足の形に曲がることのできる包帯が求められる。
【0034】 他の実施の形態において、図示していないが、第二の外部表面11もまた熱処
理することができる。これによる有利な点は、包帯を患者または他の包帯に取り
付ける付着テープを容易に取り外すことができ、そのため包帯にもたらされる妨
害を低減することができる。
【0035】 他の実施の形態において、外科用包帯のどちらの面も熱によってつやだし処理
されなくてもよい。これらの実施の形態において、吸収性織物は、60%から7
0%の間のポリエステルと40%から30%の間の綿の混合糸、最も好ましくは
、65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含む。包帯の他の特性は、上述
した他の実施の形態と同様である。
【0036】 包帯は、外科用ドレインとして用いることもできる。織物のドレインとしての
機能は、包帯を傷口の深さに応じてカットすることによって得られる。典型的な
ドレインストリップの幅は10mmである。長さは、滲出液や流体を移動する必
要がある距離に依存する。ドレインの一方の端は傷口に入れられ、ドレインの他
端は回収装置またはバッグに入れられる。ドレインは、包帯または装置に切り込
まれた孔に織り込まれて包帯または吸収性装置に取り付けられるこの織物は、織
物の外部表面を比較的乾燥した状態で流体を垂直に逃すことができるという利点
を有する。
【0037】 ある実施の形態において、ドレインの両方の表面を熱によるつやだし処理する
ことができる。両面を熱によってつやだしすることにより、例えば患者の傷口に
気孔バッグ(stoma bag)を固定するのに用いられる付着テープを簡単に取り外
すことができる。これにより、ドレインを阻害することなくバッグを取り替える
ことができる。
【0038】 滲出液または他の流体をキャビティ状の傷またはサイナス(sinus)から除去
する本方法は、傷口内での治療を提供する。包帯の織物構造は、飽和した状態で
ももとの伸張力を維持することができる。
【0039】 ドレインは、サイナスからの滲出液を傷口表面からそらすのにも用いることが
でき、これにより、サイナスチャネルからの再感染のおそれを低減することがで
きる。これは、包帯の切れ目を、テーパー状の端をキャビティまたはサイナスチ
ャネルに直接挿入してドレインを形成し、そのドレインを回収バッグの方向に曲
げることによって実行される。
【0040】 本発明の実施の形態に係る包帯は、人間および動物の慢性的に感染した傷、滲
出液がある傷、静脈性潰瘍(venous ulcers)、褥瘡性潰瘍(pressure ulcers)
、やけど、涙(tears)を含む様々な傷に用いることができる。これらは特に、
傷に付着することなくある程度の圧迫力できつく取り付けることができるので、
静脈性潰瘍に適する。これらは、また、傷口を再び水和するのに用いられるヒド
ロゲルを保持するのに用いることもできる。包帯のつやだし表面は、滲出液を良
く吸収する一方、濃厚なヒドロゲルの吸収率が低いことが判明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る包帯を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月27日(2001.12.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 包帯
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、滲出液および他の流体を傷口から運び去る包帯、およびこのような
包帯を製造する方法に関する。
【0002】 例えば吸収性の傷口包帯または外科用ドレインを用いる傷口の包帯の分野では
、種々の吸収性織物が用いられ、傷口から発出する滲出液を吸収する。多くの吸
収性織物の問題の一つは、これらが傷に貼りつきやすいということである。これ
により、治りかけた傷が包帯を外すときに損なわれ、さらに、包帯の表面の繊維
がはがれて傷口にのこるかもしれない。他の問題としては、吸収した滲出液は繊
維に沿って運ばれ、感染していない傷の他の部分に接触するかもしれず、これに
よりこれらの領域にも感染がおこり得るということがある。
【0003】 そのため、傷用包帯の分野では、高い吸収性と傷口からの滲出液の高い移動率
を有し、傷の感染していない領域に滲出液が広がることにより起こる傷の再感染
のおそれを低減した包帯を供給する要望がある。またさらに、傷に「貼り」つか
ず、傷を隔離して湿った雰囲気を保つ包帯を提供する要望もある。
【0004】 上述した問題に対する一つの知られた方法は、包帯と傷口との間に穿孔したプ
ラスチックフィルムおよびラミネートを用いることである。これらのフィルムは
、包帯の付着、および包帯中を移動する滲出液が傷口の感染していない部分に接
触するおそれを低減するのを助ける。しかし、これらのフィルムは、フィルムの
打ち抜き孔(perforations)が吸収を最大限度にするには不十分なために滲出液
の吸収率を後退させるという不利な点を有する。これにより、滲出液が傷の部位
により長くとどまるおそれがある。プラスチックフィルムのまた別の欠点は、こ
れらは柔軟性が低く、吸収性織物ほど柔らかくないということである。これによ
り、傷口に適用した場合、包帯が不快で痛みを伴うおそれがある。これは、看護
スタッフが、傷に合わせて織物を複雑な形にカットして、例えば動く関節(mobi
le joints)を覆うような場合、その看護スタッフにも問題が生じ得る。さらに
、プラスチックフィルムは壊れやすく、損傷を受けやすい。これにより、必然的
に、ある位置で傷に直接接触している吸収性織物に再感染および貼りつきのおそ
れを与える。
【0005】 GB−A−1130857は、ニードルパンチによりまとめられた複数の層を
含む包帯を開示する。外側の傷接触層は、カーディングマシンにより形成された
ポリプロピレン繊維の芯を含み、この傷接触層は吸収力のあるセルロース層また
は綿詰め物層に縫い付けられ、セルロース層または綿詰め物層は、レーヨン層に
取り付けられる。ポリプロピレン層の表面は熱処理される。
【0006】 US−A−4211227は、レーヨンとポリエステルの混合物の中心芯と一
組のポリエステル繊維の外側層を含む不織の外科用スポンジを開示する。この材
料は加熱されたローラを通すことにより束ねられる。
【0007】 GB−A−2302669は、80%のポリエステルと20%の綿の紡ぎ糸(
yarns)から形成された内部スクリーンにニードルパンチされた2つの外部繊維
芯を含む包帯を開示する。
【0008】 本発明によれば、複数の合成繊維(1)と一つの吸収性織物(2)を含み、滲
出液または他の流体を傷口から移動させる包帯であって、複数の方向性を有する
合成繊維(1)の一方の表面により構成された包帯の外部表面(10)の少なく
とも一部は、個々の繊維が表面から延び出すのを抑えるために熱処理が施され、
外部表面のその部分につやだし効果(glazed effect)を与え、複数の合成繊維
は、方向性を有する繊維を含み、これらの繊維は方向性を有する繊維に沿って包
帯の外部表面から吸収性織物の表面に排出路(a wicking path)を与えるように
配置され、外部表面に接触した流体が合成繊維に沿って外部表面から吸収性織物
に逃されることを特徴とする包帯が提供される。
【0009】 合成繊維の熱処理により、包帯が傷表面に付着しないようにできる滑らかな多
孔性の表面が形成される。これは、顆粒形成時に滲出液または他の流体の吸収性
を著しく低下させることなく細胞の付着を抑えるつやだし表面による。これによ
り、初期の顆粒をはがして傷の治りを損なうことなく傷用包帯を取り替えること
ができる。さらに、熱処理により、繊維が包帯に固定され、包帯を取り外すとき
に、包帯から繊維がはがれて傷の中に残るおそれを低減することができる。さら
に付け加えると、つやだし処理により、つやだし表面の下の包帯中に運ばれた滲
出液がほんの少しの量でも傷表面に戻るのを防ぐことができる。包帯の吸収力は
その領域への血液の流れを促進する働きもするので、治療を促進する。
【0010】 包帯は多くの異なる種類の合成繊維から形成することができるが、好ましい実
施の形態においては、合成繊維はポリエステル繊維である。ポリエステル繊維は
特に良好な適合性を有し、安価で、製造容易で、また良好に液体を逃す特性を有
する。
【0011】 ある実施の形態において、吸収性織物は、織布(woven fabric)を含む。織布
は、合成繊維を搭載するために十分に改良される。
【0012】 好ましい実施の形態において、吸収性織物は、60%と70%の間のポリエス
テルと40%と30%の間の綿の混合糸(a mixed yarn)を含み、より好ましく
は、実質的に65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含む。この構成の織
物は、非常に良好な吸収特性を有し、流体中で自重の34倍のものを吸収するこ
とができることが判明した。さらに、この綿の比率によりにおいを良好に閉じ込
めることができ、ポリエステル成分は包帯の外側の端に流体を逃す役割を果たす
【0013】 織物は様々な異なる大きさの糸から織ることができるが、平均直径が68nm
の糸(threads)が特に適切である。
【0014】 ある実施の形態では、外部表面の一部のみが熱処理されるが、好ましい実施の
形態においては、第一の外部表面の全体が熱処理される。
【0015】 好ましくは、外部表面は第一の外部表面であって、包帯は、包帯の第二の外部
表面から吸収性織物のさらなる表面に排出路を与えるように配置された複数の合
成繊維を含み、第二の外部表面は、第一の外部表面とは対向しない。これにより
、吸収性織物の他の面から第一の排出路に別の排出路が形成され、流体がこの排
出路を通って、吸収性材料からさらなる吸収性材料に運ぶことができる。このさ
らなる吸収性材料は、第二の排出路に接するように配置される。
【0016】 ある実施の形態において、第二の外部表面は熱処理され、合成繊維が表面から
延び出すのを妨げ、第二の外部表面につやだし効果を与える。第二の外部表面を
熱処理することにより、包帯を不当に損なうことなくこの表面から粘着テープを
容易にはがすことができる。
【0017】 実質的に平面の包帯が、特に良好な吸収性と運搬特性を与えるのに好ましい密
度は、710g/mと735g/mの間である。
【0018】 好ましい形態において、二つの包帯を含み、これらの包帯は、二つの包帯のそ
れぞれの外部表面が互いに接するように互いに隣接して配置される。この配置に
より、包帯が吸収できる流体の量を増加することができる。
【0019】 好ましくは、これらの包帯の第二の外部表面が互いに接する。熱処理されてな
い合成繊維を介して二つの包帯が互いに接触すると、これらの二つの包帯の間で
流体が特に容易に移動することになる。
【0020】 好ましくは、包帯の厚さは1mmと4mmの間であり、より好ましくは、3m
mから3.5mmの間である。これが特に好都合な厚さで、良好な吸収性を与え
るとともにかさばりすぎない。
【0021】 ある実施の形態において、包帯はドレインを形成するように配置され、好まし
くは、8mmから15mmの間の幅のストリップ形状である。この包帯の流体の
吸収性および運搬特性により外科用ドレインに特に良く適合できる。さらに、織
物構造により、飽和した場合であってももともとの伸張性を維持することができ
る。
【0022】 本発明の第二の側面によれば、滲出液または他の流体を傷口から移動させる包
帯であって、包帯は複数の合成繊維と一つの吸収性織物を含み、複数の合成繊維
は、包帯の外部表面から吸収性織物の表面に排出路を与えるように配置され、外
部表面に接触した流体が合成繊維に沿って外部表面から吸収性織物に逃され、吸
収性織物は、60%と70%の間のポリエステルと40%と30%の間の綿の混
合糸を含むことを特徴とする包帯が提供される。
【0023】 上記の包帯において、合成繊維と吸収性包帯は共同作用し、共に優れた給水性
と液体を逃す特性を作り出す。この吸収性織物の成分は、非常に良好な吸収性を
有し、吸収した流体をその構造中に保持するので、においを低減することができ
る。さらに、吸収性織物は、合成繊維と共に流体を傷口から取り逃がし、包帯を
通じて外部に分散させる。これにより、傷口に接触している包帯の部分の湿りを
低減することができる。
【0024】 好ましくは、吸収性織物は、実質的に65%のポリエステルと35%の綿の混
合糸を含む。この吸収性織物の組成は非常に良好な吸収性を有し、流体中で自重
の34倍の吸収力を示す。
【0025】 本発明の第三の側面によると、包帯を製造する方法であって、複数の合成繊維
がその外部表面と吸収性の中心サポート織物との間に排出路を形成するように複
数の合成繊維を吸収性の中心サポート織物の一方の表面に取り付け、外部表面の
少なくとも一部を加熱して個々の繊維が表面のその部分から延び出すのを防ぎ、
表面のその部分につやだし効果を与えることを特徴とする包帯の製造方法が提供
される。
【0026】 好ましい実施の形態において、表面は200℃と250℃の間の温度に加熱さ
れる。この温度範囲により、外部表面の「粘着力」を特に低くすることができる
と共に優れた吸収特性をも持たせることができる。
【0027】 表面は様々な方法で熱処理することができるが、好ましくは、加熱したローラ
を表面上にあてて通す、または炎で表面を毛焼(singe)することにより行なわ
れる。
【0028】 好ましい実施の形態において、合成繊維は吸収性のサポート織物に合成繊維を
サポート表面を通じてニードルパンチを用いて押さえることにより取り付けられ
る。これは包帯を製造するのに都合が良く効果的な方法である。
【0029】 発明の実施の形態を図に基づいて例示して説明する。図1は、本発明の実施の
形態に係る包帯を示す図である。
【0030】 図1は、本発明の実施の形態に係る包帯を示す。この包帯は、様々なフィラメ
ント直径の方向性を有する繊維で、厚さが1.7mmのポリエステル繊維シート
1を含む。外部表面10は、熱処理され、「つやだし」効果を生じさせる。すな
わち、表面の繊維は熱により束ねられ、滑らかな表面を形成し、その外側では個
々の繊維は延びないようにされる。
【0031】 ポリエステル繊維は、0.2mmの厚さの中心サポートポリコットンの織布シ
ート2に取り付けられる。これらのポリエステル繊維は、中心サポート体に従来
のニードルパンチングにより取り付けられ、フェルト織物が形成される。
【0032】 ポリコットンサポート織物2は、65%のポリエステルと35%の綿の糸から
織られ、ごしごし洗ったあと、90エンド(ends)および65ピック(picks)
の密度が得られた。織った後に洗浄したことを除いて、サポート織物にはさらな
る染色や加工は行なわれない。洗浄処理により、残留物が除去され、包帯の最終
生成物中の光学的な光沢と汚染を低減し、包帯でのアレルギー性の反応のおそれ
をなくすことができる。平面状の包帯を洗ったあとの重さは、120g/m
ら95g/mの間である。サポート表面の綿成分は、流体を包帯の中心に濃縮
して保持し、そのため包帯の外部表面を濡れるというよりも湿気がある状態に保
ち、包帯から発するにおいを低減することができる。
【0033】 本実施の形態において、方向性のある繊維により形成されたポリエステル繊維
シート3が示され、織布シート2の外部表面に取り付けられる。このポリエステ
ル繊維シート3は、ニードルパンチにより取り付けられ、1.7mmの厚さであ
る。本実施の形態において、シート3の表面11は熱処理されておらず、つやだ
し処理がされていない。
【0034】 つやだし層およびポリコットンサポート表面によって、包帯から漏れ出す滲出
液のしみ出しは阻止または低減される。この組合せは、つやだし表面と吸収性サ
ポート表面の間から包帯織物の外部の端までの流体の迅速な排出をキャピラリー
アクションにより促進する働きもする。この排出効果は、傷口に付着しておらず
、または飽和状態にならないつやだし表面によっても促進される。
【0035】 図示した包帯は、同様の包帯と共に用いることができ、複合包帯を形成するこ
とができる。二つのつやだしされていない表面を合わせ、傷口に接する包帯に吸
収された流体がこの包帯からポリエステル繊維を介して第二の包帯に運ばれる。
これにより、包帯が吸収することのできる流体の量を実質的に増加することがで
きる。
【0036】 さらなる実施の形態において、図示していないが、ポリエステル繊維シート3
は省くことができる。このシートを省くことによりより薄い包帯を得ることがで
き、そのためより容易に扱うことができる。この種の包帯は、特に獣医学に良く
適合し、特に、馬術に用いることができる。馬の足の包帯には、非常に柔軟性が
あり、足の形に曲がることのできる包帯が求められる。
【0037】 他の実施の形態において、図示していないが、第二の外部表面11もまた熱処
理することができる。これによる有利な点は、包帯を患者または他の包帯に取り
付ける付着テープを容易に取り外すことができ、そのため包帯にもたらされる妨
害を低減することができる。
【0038】 他の実施の形態において、外科用包帯のどちらの面も熱によってつやだし処理
されなくてもよい。これらの実施の形態において、吸収性織物は、60%から7
0%の間のポリエステルと40%から30%の間の綿の混合糸、最も好ましくは
、65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含む。包帯の他の特性は、上述
した他の実施の形態と同様である。
【0039】 包帯は、外科用ドレインとして用いることもできる。織物のドレインとしての
機能は、包帯を傷口の深さに応じてカットすることによって得られる。典型的な
ドレインストリップの幅は10mmである。長さは、滲出液や流体を移動する必
要がある距離に依存する。ドレインの一方の端は傷口に入れられ、ドレインの他
端は回収装置またはバッグに入れられる。ドレインは、包帯または装置に切り込
まれた孔に織り込まれて包帯または吸収性装置に取り付けられるこの織物は、織
物の外部表面を比較的乾燥した状態で流体を垂直に逃すことができるという利点
を有する。
【0040】 ある実施の形態において、ドレインの両方の表面を熱によるつやだし処理する
ことができる。両面を熱によってつやだしすることにより、例えば患者の傷口に
気孔バッグ(stoma bag)を固定するのに用いられる付着テープを簡単に取り外
すことができる。これにより、ドレインを阻害することなくバッグを取り替える
ことができる。
【0041】 滲出液または他の流体をキャビティ状の傷またはサイナス(sinus)から除去
する本方法は、傷口内での治療を提供する。包帯の織物構造は、飽和した状態で
ももとの伸張力を維持することができる。
【0042】 ドレインは、サイナスからの滲出液を傷口表面からそらすのにも用いることが
でき、これにより、サイナスチャネルからの再感染のおそれを低減することがで
きる。これは、包帯の切れ目を、テーパー状の端をキャビティまたはサイナスチ
ャネルに直接挿入してドレインを形成し、そのドレインを回収バッグの方向に曲
げることによって実行される。
【0043】 本発明の実施の形態に係る包帯は、人間および動物の慢性的に感染した傷、滲
出液がある傷、静脈性潰瘍(venous ulcers)、褥瘡性潰瘍(pressure ulcers)
、やけど、涙(tears)を含む様々な傷に用いることができる。これらは特に、
傷に付着することなくある程度の圧迫力できつく取り付けることができるので、
静脈性潰瘍に適する。これらは、また、傷口を再び水和するのに用いられるヒド
ロゲルを保持するのに用いることもできる。包帯のつやだし表面は、滲出液を良
く吸収する一方、濃厚なヒドロゲルの吸収率が低いことが判明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る包帯を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06C 23/02 D06C 23/02 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3B154 AA02 AA07 AA18 AB20 AB23 AB31 BA28 BB02 BB12 BC22 BF01 BF07 BF11 BF12 DA07 4L048 AA08 AA21 AB01 CA07 DA22

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の合成繊維と一つの吸収性織物を含み、滲出液または他
    の流体を傷口から移動させる包帯であって、 前記複数の合成繊維は、前記包帯の外部表面から前記吸収性織物の表面に排出
    路を与えるように配置され、前記外部表面に接触した流体が前記合成繊維に沿っ
    て前記外部表面から前記吸収性織物に逃され、前記外部表面の少なくとも一部は
    、個々の繊維が前記表面から延び出すのを抑えるために熱処理が施され、前記外
    部表面のその部分につやだし効果を与えたことを特徴とする包帯。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の包帯において、前記合成繊維はポリエステ
    ル繊維であることを特徴とする包帯。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の包帯において、前記吸収性織物は
    織布を含むことを特徴とする包帯。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれかに記載の包帯において、前記吸収性
    織物は、60%と70%の間のポリエステルと40%と30%の間の綿の混合糸
    を含むことを特徴とする包帯。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれかに記載の包帯において、前記吸収性
    織物は、実質的に65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含むことを特徴
    とする包帯。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5いずれかに記載の包帯において、前記吸収性
    織物は、平均直径が68nmの糸から織られたことを特徴とする包帯。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載の包帯において、前記外部表
    面の全体が熱処理されたことを特徴とする包帯。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれかに記載の包帯において、前記外部表
    面は第一の外部表面であって、前記包帯は、前記包帯の第二の外部表面から前記
    吸収性織物のさらなる表面に排出路を与えるように配置された複数の合成繊維を
    含み、前記第二の外部表面は、前記第一の外部表面とは対向しないことを特徴と
    する包帯。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の包帯において、前記第二の外部表面の少な
    くとも一部は熱処理され、合成繊維が前記表面から延び出すのを妨げ、前記第二
    の外部表面につやだし効果を与えたことを特徴とする包帯。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の包帯において、前記包帯は、実
    質的に平面で、710g/mと735g/mの間の密度を有することを特徴
    とする包帯。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10いずれかに記載の包帯を二つ含む包帯で
    あって、これらの包帯は、これら二つの包帯のそれぞれの外部表面が、互いに接
    触するように互いに隣接して配置されたことを特徴とする包帯。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の包帯において、前記二つの包帯は、こ
    れら二つの包帯の前記第二の外部表面が互いに接触するように配置されたことを
    特徴とする包帯。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12いずれかに記載の包帯において、前記包
    帯の厚さは、1mmと4mmの間であることを特徴とする包帯。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の包帯において、前記包帯の厚さは3m
    mと3.5mmの間であることを特徴とする包帯。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至10いずれかに記載の包帯において、前記包
    帯は、ドレインとして機能するように配置されたことを特徴とする包帯。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の包帯において、前記吸収性織物および
    合成繊維は実質的に10mmの幅のストリップを構成することを特徴とする包帯
  17. 【請求項17】 複数の合成繊維と一つの吸収性織物を含み、滲出液または
    他の流体を傷口から移動させる包帯であって、 前記複数の合成繊維は、前記包帯の外部表面から前記吸収性織物の表面に排出
    路を与えるように配置され、前記外部表面に接触した流体が前記合成繊維に沿っ
    て外部表面から前記吸収性織物に逃され、 前記吸収性織物は、60%と70%の間のポリエステルと40%と30%の間
    の綿の混合糸を含むことを特徴とする包帯。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の包帯において、前記吸収性織物は、実
    質的に65%のポリエステルと35%の綿の混合糸を含むことを特徴とする包帯
  19. 【請求項19】 包帯を製造する方法であって、複数の合成繊維がその外部
    表面と吸収性の中心サポート織物との間に排出路を形成するように前記複数の合
    成繊維を前記吸収性の中心サポート織物の一方の表面に取り付け、 前記外部表面の少なくとも一部を加熱して個々の繊維が前記表面のその部分か
    ら延び出すのを防ぎ、前記表面のその部分につやだし効果を与えることを特徴と
    する包帯の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の包帯を製造する方法において、前記加
    熱ステップは、前記外部表面の前記少なくとも一部を200℃から250℃の間
    の温度に加熱することを特徴とする包帯の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19または20に記載の包帯を製造する方法におい
    て、前記加熱ステップは、加熱したローラを前記外部表面の前記少なくとも一部
    上に通し、前記外部表面のその部分を加熱することを特徴とする包帯の製造方法
  22. 【請求項22】 請求項19または20に記載の包帯を製造する方法におい
    て、前記加熱ステップは、前記外部表面の前記少なくとも一部を炎で毛焼するこ
    とにより加熱処理することを特徴とする包帯の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項19乃至22いずれかに記載の包帯を製造する方法
    において、前記取り付けステップは、ニードルパンチを用い、前記合成繊維をサ
    ポート表面を通じて押し、前記吸収性サポート織物に取り付けることを特徴とす
    る包帯の製造方法。
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