JP2003511684A - レートジャイロスコープ用フィードバック機構 - Google Patents

レートジャイロスコープ用フィードバック機構

Info

Publication number
JP2003511684A
JP2003511684A JP2001530525A JP2001530525A JP2003511684A JP 2003511684 A JP2003511684 A JP 2003511684A JP 2001530525 A JP2001530525 A JP 2001530525A JP 2001530525 A JP2001530525 A JP 2001530525A JP 2003511684 A JP2003511684 A JP 2003511684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mechanical
mass
drive system
drive
rate gyroscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001530525A
Other languages
English (en)
Inventor
ジーン,ジョン,エー.
Original Assignee
アナログ デバイシーズ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アナログ デバイシーズ インコーポレイテッド filed Critical アナログ デバイシーズ インコーポレイテッド
Publication of JP2003511684A publication Critical patent/JP2003511684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5719Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 微細加工機械式センサ(102)を含む、機械式レートジャイロスコープ(100)。この機械式センサは、質量に振動を与えるため使用される第1セグメント駆動系(114)及び機械式センサが回転を受けるとき質量に印加されるコリオリの力を相殺するため使用される横断セグメント駆動系を含む。この機械式レートジャイロスコープはさらに、第1駆動系が利用する少なくも1サイクルの駆動信号を横断駆動系に与えるため使用される力フィードバック制御機構(158,164)を含む。この力フィードバック制御機構は、横断駆動系に与えられる駆動信号の極性を制御するため使用されるフィードバック信号を発生する。このフィードバック信号は、印加された角速度に比例するパルス反復周波数を有する。印加された角速度をパルス反復周波数に関係付ける比例定数は、ジャイロスコープの機械的及び電気的特性に対する感応度の低い変換係数を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願の相互参照
【0002】 本出願は、1999年10月13日出願のレートジャイロスコープ用フィード
バック機構と題する米国特許仮出願60/159,279号の優先権を主張する
【0003】 連邦補助金研究開発に関する申告 なし
【0004】 発明の背景 本発明は、一般的に機械的レートジャイロスコープに関し、詳細にはジャイロ
スコープの機械的及び電気的特性に対する感応度の小さい変換係数を有する機械
式レートジャイロスコープに関する。
【0005】 機械式レートジャイロスコープは、コリオリの効果を利用して、印加された角
速度の測定値を与えることが知られている。在来の機械式レートジャイロスコー
プにおいては、質量、m、を有する本体を、堅固な加速時計枠から柔軟な懸架シ
ステムで支える。堅固な枠が本体速度に直交するレート感知軸の周りに、印加さ
れた角速度、ΩIN、で回転するとき、本体は、駆動力Fdにより、速度vで振
動させられる。振動と角度変位の複合により、本体には、速度とレート感知軸の
双方に直交する方向に、コリオリの加速度、Ac=2vΩIN、を生じる。した
がって、コリオリの力、Fc=mAc、が本体に与えられ、それにより本体はコ
リオリの加速度の方向に変位する。
【0006】 在来の機械式レートジャイロスコープにおいては、本体のこのような変位は、
一般的に機械的又は電気的いずれかの抑制力、例えば、ばね常数、k、を有する
機械式ばねなどにより、抑制される。したがって、コリオリの加速度の方向への
本体の変位は、一般的に式、y=Fc/k、により定まる。さらに、本体の変位
は、一般的に、コンデンサの平行板の間の距離の変化が起こす容量変化を測定す
る装置などの変位センサを用いて測定される。コンデンサの平行板のうち1つを
本体に作動的に結合し他の板を堅固な枠に固定しておくと、板の間の距離の変化
が本体の変位に比例する。このような変位センサは、印加された角速度、ΩIN 、に比例する出力を生じるので、比例定数、k、は普通にレートジャイロスコー
プの感度と言われる。
【0007】 在来の機械式レートジャイロスコープの感度、k、には、一般的に複数の変換
係数が含まれる。これらは、機械的寸法、材料特性、及びジャイロスコープとそ
れに対する補助回路の電気的利得、並びにそれらに加わる電圧、電流、及び電磁
場の関数である。在来の機械式レートジャイロスコープの出力は、したがって、
これら変換係数の各種不確実性と不安定性の影響を受ける。このような不確実性
と不安定性は、一般的に、製造工程中に変換係数を測定して釣り合わせ及び/又
はジャイロスコープ出力に専用信号調整回路を設けて出来るだけ小さくする。し
かし、このような余分の製造工程及び信号調整回路を付け加えることは、機械式
レートジャイロスコープ、特に微細加工の機械式レートジャイロスコープのサイ
ズと原価を著しく増加することがある。
【0008】 したがって、ジャイロスコープの機械的及び電気的特性に対する感応度の小さ
い変換係数を有する改良機械式レートジャイロスコープを有するのが望ましい。
このような改良機械式レートジャイロスコープはサイズが小さく簡単な製造工程
を用いて加工され、それによりジャイロスコープの全体原価を引き下げる。在来
のシリコン微細加工技術を用いて製造することの出来る改良機械式レートジャイ
ロスコープを有することもまた望ましい。
【0009】 発明の簡単な説明 本発明にしたがうと、ジャイロスコープの機械的及び電気的特性に対する感応
度の小さい変換係数を有する機械式レートジャイロスコープが提供される。この
機械式レートジャイロスコープは、質量に対して振動を与えるため使用される第
1セグメント駆動系、及び同様のセグメントから形成されジャイロスコープが角
度変位を受けたとき質量に加わるコリオリの力を相殺するフィードバック力を発
生するため使用される横断セグメント駆動系を含む。この機械式レートジャイロ
スコープはさらに、第1駆動系が利用する駆動信号の完全サイクル少なくも1つ
を横断駆動系に与えるため使用される力−フィードバック制御機構を含む。この
力−フィードバック制御機構は、横断駆動系に与えられる駆動信号の完全サイク
ルの極性を制御するため使用されるフィードバック信号を発生する。このフィー
ドバック信号は、印加された角速度に比例するパルス反復周波数から成る。印加
された角速度をパルス反復周波数に関係付ける比例定数には、ジャイロスコープ
の機械的及び電気的特性に対する感応度の低い変換係数が含まれる。
【0010】 この機械式レートジャイロスコープの他の特性、機能、及び様相は、本発明に
関する以下の詳細説明から明らかになるであろう。
【0011】 発明の詳細な説明 図面との関連で以下の本発明の詳細説明を参照すると本発明がいっそう完全に
理解されるであろう。
【0012】 1999年10月13日申請の米国特許仮出願60/159,279号を参照
によりここに合併する。
【0013】 図1は、本発明にしたがう機械式レートジャイロスコープ100の説明的実施
例の構成図である。図1に示すように、機械式レートジャイロスコープ100に
は機械式センサ102が含まれる。これは、上述の米国特許仮出願60/159
,279号に記述するようにシリコン微細加工センサ構造から成る。明細に言う
と、機械式センサ102には、堅固な加速度計枠から複数の撓みにより懸垂され
た本体106が含まれる。堅固な枠は、シリコン基板に対し複数のアンカー点で
複数の横方向撓みを用いてアンカー止めされている。堅固な枠、複数の撓み、及
び機械式センサ組立体を基板にアンカー止めするためのアンカーは、上記の米国
特許仮出願60/159,279号に詳しく記述されている。
【0014】 本体106は、静電式又は電磁式セグメント駆動系として実現されるセグメン
ト駆動系114により、駆動軸、x、に沿って振動させられる。図示の実施例に
おいては、駆動系114の各々は静電式セグメント駆動系であって、本体106
に一体で結合された駆動セグメントの第1セット118(即ち、電極又は「指」
)、及び基板にアンカー止めされ駆動セグメントの第1セット118と互いにか
み合う駆動セグメントの第2セット120(即ち、電極又は「指」)を含む。本
体106は、駆動指の第1セット118と第2セット120との間に印加された
静電駆動力、Fd、に反応して、駆動軸、x、に沿って速度、v、で振動する。
静電駆動力、Fd、は、駆動系114に対しそれぞれの伝送路178と180の
上で与えられる交流電圧からなる駆動信号を用いて発生される。代替実施例にお
いては、磁場の存在下で交流電流を適切な電磁式駆動系に印加することにより電
磁駆動力が発生される。
【0015】 差動容量変位センサ116が、本体106の振動を感知してそれぞれの伝送路
143と149の上に信号を与え、それらが振動する本体106の振動を持続さ
せるのに用いられる。この例示的実施例において、変位センサ116は、本体1
06に一体で結合された少なくも1つの感知指と、それに対応して基板にアンカ
ー止めされた少なくも1つの感知指を含む。振動する本体に持続振動を与えるた
め適切な静電式駆動系は、横方向駆動共鳴微細構造体と題する1991年6月1
8日付でTang外に発行された米国特許5,025,346に記述されており
、それをここに参照により合併する。
【0016】 当業者は、本体106が駆動軸、x、に沿って振動する一方で、堅固な枠が駆
動x軸に直交するレート感知軸、z、の周りで回転すると、本体106は、駆動
軸及びレート感知軸双方に直交する感知軸、y、に沿ってコリオリの加速度、A
c、を受けることを理解するであろう。その結果、堅固な枠が角度変位を受けた
とき、明確なコリオリの力、Fc、が振動する本体106に印加され、それによ
り、振動する本体106が感知軸、y、に沿って偏る。
【0017】 この例示的実施例においては、機械式センサ102の堅固な枠は、堅固な枠を
基板から懸垂する横方向撓みの少なくとも一部により、駆動軸、x、の方向に動
かないようになっている。さらに、本体106の感知軸、y、の方向への偏位は
、機械的ばねなど少なくも1つの横方向撓みにより抑制されている。好適実施例
においては、振動する本体106は、堅固な枠に対し駆動軸、x、の方向にだけ
動くよう束縛されており、堅固な枠は、基板に対し感知軸、y、の方向にだけ動
くよう束縛されている。
【0018】 振動する本体106の、感知軸、y、に沿う偏位は、差動容量変位センサ11
7を用いて測定する。この差動容量変位センサは、堅固な枠に一体で結合された
感知指の第1セット142と、それに対応して基板に固定された感知指の第2セ
ット144及び第3セット146を含む。堅固な枠と感知指の第1セット142
は、振動する本体106が基板及び固定感知指の第2セット114と第3セット
146に対して感知軸、y、の方向に偏位するとき、振動する本体106と共に
運ばれることが認められる。変位センサ117は、感知軸、y、に沿う本体10
6の偏位を感知し、感知信号をぞれぞれの伝送路152と154の上に生じ、そ
の大きさは偏位の大きさに比例する。
【0019】 上述のように、変位センサ116は、信号を伝送路143及び149の上に生
じ、それらは、機械式レートジャイロスコープ100が振動する本体106の振
動を持続するため用いる。その行き先に、機械式レートジャイロスコープ100
は、差動増幅器126と分路フィードバック抵抗器130及び132を含む相互
抵抗増幅器125を有する。明細に言うと、変位センサ116は、伝送路143
及び149の上で相互抵抗増幅器125のそれぞれの入力に対し信号を与える。
相互抵抗増幅器は、これらから逆極性の信号を生じてコンパレータ160に送る
。このコンパレータは、それぞれの伝送路178及び180の上で駆動系114
に対し駆動信号を与える。
【0020】 好適実施例においては、駆動信号が駆動系114に与えられて、本体106を
機械的共鳴で振動させる。機械式センサ102,相互抵抗増幅器125,及びコ
ンパレータ160はこうして発振回路を形成する。この発振回路では、共鳴する
本体106が周波数決定要素であり、相互抵抗増幅器125が、機械的共鳴にお
ける本体106の振動の持続に必要な位相前進(即ち90度位相シフト)を与え
る。
【0021】 また上述したように、変位センサ117は、感知軸、y、に沿う本体106の
偏位の大きさに比例する大きさを有する感知信号を伝送路152と154の上に
発生する。この感知信号は、差動増幅器128及び分路フィードバックコンデン
サ134と136を含む増幅器127により増幅される。増幅器127は、それ
ぞれの伝送路152と154の上の感知信号を、その位相を保ったまま増幅し、
増幅感知信号をクロススイッチ138に与える。このクロススイッチは、図示の
実施例では同期復調装置として働く。
【0022】 明細に言うと、クロススイッチ138は、増幅感知信号を入力信号として、伝
送路178と180の上の信号を基準信号として受信し、同期的に復調された信
号を低域通過フィルタ140に与える。これが復調信号を平均する。好適実施例
において、フィルタ140は、積分フィルタとして実現される。フィルタ140
は、復調信号からオフセット及びリプルを除去し、復調/平均信号をコンパレー
タ156にそれぞれの伝送路186と188の上で与える。
【0023】 当業者は、機械式レートジャイロスコープの感度は、ジャイロスコープの機械
的寸法、材料特性、及び電気的利得、及び/又はジャイロスコープの各種構成部
品に印加される電圧、電流、及び電磁場などの関数である複数の変換係数から成
ることを理解するであろう。機械式レートジャイロスコープの説明的実施例10
0においては、コンパレータ156、D−型フリップフロップ158、クロスス
イッチ164、及び横断駆動系166と168を含む力−フィードバック制御機
構を用いて、変換係数がジャイロスコープの機械的及び電気的特性に対する感応
度を小さくしている。
【0024】 明細に言うと、コンパレータ156が復調/平均信号を入力信号として受信し
、デジタル信号をD−型フリップフロップ158のD−入力に与える。このデジ
タル信号は、横断駆動系166と168が発生して振動する本体106に感知軸
、y、に沿って印加される見掛け上のコリオリの力、Fc、とフィードバック力
、Ff、との間の差の時間平均値をあらわす。その結果、D−型フリップフロッ
プ158のラッチされた出力は、極性が交互に代わる(即ち、正と負の)複数の
パルスから成る。このパルスは、機械式センサ102に印加された角速度、Ω 、に比例するパルス反復周波数(PRF)を有する。上述の力−フィードバッ
ク制御機構を含む機械式レートジャイロスコープ100は、デルタ−シグマ復調
器として働くことが認められる。
【0025】 コンパレータ160は、相互抵抗増幅器125が発生した信号を、その差動入
力に受信し、これら信号の基本周波数成分から成るデジタル出力を、伝送路17
8と180の上でクロススイッチ164に与える。コンパレータ160はまた、
信号のこの基本周波数成分を伝送路178の上でD−型フリップフロップ158
のクロックの入力に与える。
【0026】 その結果、D−型フリップフロップ158は、駆動信号のD−入力サイクル毎
にデジタル信号をラッチし、そのQ−出力にあるラッチされた信号を、クロスス
イッチ164に与える。D−型フリップフロップ158はまた、ラッチされた信
号の逆転型、VOUT、をそのノットQ−出力に与える。クロススイッチ164
は、このラッチされた信号を使用し、伝送路178と180の上で横断駆動系1
66と168に対する駆動信号の準備を制御する。明確には、クロススイッチ1
64は、横断駆動系166と168に対しそれぞれの伝送路182と184の上
に作られる駆動信号の完全サイクルの極性を制御する。横断駆動系166と16
8は、この駆動信号を利用して、フィードバック力、Ff、を発生し、機械式セ
ンサ102が角度変位を受けたとき振動する本体106に印加されるコリオリの
力の効果を相殺する。
【0027】 コンパレータ156の発生するデジタル信号は、その値に限界はあるが機能的
制限のないエラー信号の形を取ることが、認められる。さらに、D−型フリップ
フロップ158の出力は、その平均値と角速度との間の長期にわたる機能的マッ
ピング、及び平均値と角速度との間の短期的な概略マッピングを有するフィード
バック信号である。上記のエラー信号は、この近似の目安である。
【0028】 駆動系114と同様に、横断駆動系166及び168は、静電式又は電磁式セ
グメント駆動系として実現されるセグメント駆動系である。図示の実施例におい
て、横断駆動系166は、本体106に一体として結合された少なくも1つの駆
動セグメント170(即ち、電極又は指)と、基板にアンカー止めされ駆動セグ
メント170とかみ合う複数の駆動セグメント172(即ち、電極又は指)とを
含む静電式セグメント駆動系である。同様に、横断駆動系168は、本体106
に一体として結合された駆動指174少なくも1つと、基板にアンカー止めされ
駆動指174とかみ合う複数の駆動指176を含む静電式セグメント駆動系であ
る。機械式レートレートジャイロスコープ100の或る実施例においては、駆動
系114に伴う周縁電磁場に整合させるため、横断駆動系166及び168の作
動指170及び174の近くにそれぞれ不作動指を付け加える必要があることを
認なければならない。機械式レートレートジャイロスコープにおける周縁電磁場
整合は、上に参照した米国特許仮出願60/159,279に記述されている。
【0029】 機械式レートジャイロスコープ100の作動は、以下の解析を参照すると、さ
らに良く理解されるであろう。上述のように、機械式センサ102の本体106
は、駆動系114が駆動軸、x、に沿って印加される駆動力、Fd、に応じ、速
度、v、で振動する。明細に言うと、駆動力、Fd、と速度、v、との関係は、
本体106の質量を“m”とし、本体106から成るシステムの特性周波数応答
を“ω”とするとき、式
【0030】 Fd = mvω (1) にしたがう。2次システムの自然共鳴周波数を“ω”とし、自然共鳴周波数、
ω、における周波数応答の品質係数を“Q”とすると、一般的に、2次システ
ムの特性周波数応答、ω、は、次式であらわされる。
【0031】 ω = [ω +jω(ω/Q)−ω]/ω (2) さらに、品質係数、Q、は、次式であらわされる。
【0032】 Q = ω/BW (3) ここで、BWは、自然共鳴周波数、ω、に中心を置く3−dB帯域幅である。
【0033】 上の(2)と(4)で類似の係数を等しいとすると、自然共鳴周波数、ω、及
び品質係数、Ω、を機械式センサ102の機械的特性を用いて、次のようにあら
わすことができる。
【0034】 ω = k/m (5) 及び
【0035】 ω/Q =D/m. (6)
【0036】 また上述のように、本体106の駆動軸、x、に沿う振動は、機械式センサ1
02のレート感知軸、z、の周りの回転と結合して、感知軸、y、に沿って印加
される見掛けのコリオリの力、Fc、のため、本体106にコリオリの加速度、
Ac、を受けさせる。明細に言うと、コリオリの力、Fc、は、次式にしたがっ
て、コリオリの加速度、Ac、に対応する。
【0037】 Fc = mAc (7) Ac =2vΩ、コリオリの力、Fc、は、機械式センサ102をレート感知軸
、z、の周りで回転させるため印加される角速度を“ΩIN”とすると、次式に
したがって、速度、v、に対応するからである。
【0038】 Fc = 2mvΩIN (8)
【0039】 したがって、上記に定義した(1)と(2)を用いて、コリオリの力、Fc、
の駆動力、Fd、に対する比は、次式となる。
【0040】 Fc/Fd = 2ΩIN/ωc・ (9)
【0041】 駆動力、Fd、は、駆動指の第1セット118と第2セット120との間に印
加され、フィードバック力、Ff、は、横断駆動指170と172との間及び横
断駆動指174と176との間に印加される。したがって、駆動力、Fd、のフ
ィードバック力、Ff、に対する比は、駆動系114と横断駆動系166及び1
68の中の指(一般的に、セグメント)数の比を“N”と定義すると、数値、N
、に比例する。
【0042】 Fd/Ff α N (10) 好適実施例においては、各駆動系114のための複数の駆動指118が本体10
6に一体となって結合されており、単一の駆動指170と単一の駆動指174が
同様に本体106に一体となって結合されている。例えば、数値、N、を400
とし、フィードバック力、Ff、は、70度/秒の角速度、ΩIN、に等しいと
する。
【0043】 当然の帰結として、フィードバック力、Ff、は、駆動力、Fd、を数値、N
、で割ったものに比例する。
【0044】 Ff α Fd/N (11) 上に定義した(11)を用いると、フィードバック力、Ff、は、したがって次
のようにあらわされる
【0045】 Ff = R(Fd/N) (12) ここで“R”は、横断駆動系166及び168が駆動信号を受信して必要なフィ
ードバック力、Ff、を生じる間の時間量に比例する数値である。
【0046】 フィードバック力、Ff、の大きさは、コリオリの力、Fc、の大きさに等し
いと認められる。したがって、上に定義した(12)を用いると、コリオリの力
、Fc、の駆動力、Fd、に対する比もまた、次式であらわされる。
【0047】 Fc/Fd = R/N (13) 上に定義した(9)及び(13)を用いると、レート感知軸、z、の周りで回転
させるため機械式センサ102に印加される角速度、ΩIN、は次式であらわさ
れる。
【0048】 ΩIN =(R/2N)ωc (14)
【0049】 上述のように、駆動信号を伝送路178及び180の上で駆動系114に与え
て、機械式センサ102を機械的共鳴で作動させるのが好適である。特性周波数
、ωc、は、したがって、自然共鳴周波数、ωo、に中心のある3−dB帯域幅
、BW、に対応する。即ち、
【0050】 ωc = BW. (15) 上に定義した(3)及び(15)を用いると、特性周波数、ωc、は、次のよう
にあらわされる。
【0051】 ωc = ωo/Q. (16)
したがって、上に定義した(14)及び(16)を用いると、機械式センサ10
2が機械的共鳴で作動するとき機械式センサ102に印加される角速度、ΩIN 、は次のようにあらわされる。
【0052】 ΩIN = R(ωo/2)(1/NQ) (17)
【0053】 この解析において、コンパレータ156が発生するデジタルフィードバック信
号のPRFは、説明を判り易くするため、角周波数、ωs、であらわす。さらに
、上述のように、この例示的実施例の機械式レートジャイロスコープ100は、
デルタ−シグマ変調器として機能する。1−ビットA−D変換を持つデルタ−シ
グマ変調器(即ちコンパレータ)のフィートバック流は、正と負の量子だけから
成る。入力信号が全く無いと、正と負の量子が交互に繰り返されて、平均値がゼ
ロ(0)になる。フィードバック流を変えることの出来る唯一の方法は、量子を
反対極性のものと置き換えることである。したがって、フィードバック流の値は
、量子二つ(2)の増し分でだけ変更することが出来る。この場合、量子は、ω
oの全サイクル又はそれらの逆位相等価物を構成し、ゼロフィードバック波形は
、ωo成分のない
【0054】 ωo/2 (18) のように見えるようになる。当然の帰結として、量子がωsに同等のPRFにお
いてこのように変えられると、フィードバックの時間平均は、次のようにあらわ
される。
【0055】 R = 2ωs/ωo. (19) したがって、上に定義した(17)及び(19)を用いると、角周波数、ωs、
は次のようにあらわされる。
【0056】 ωs =kΩIN (20)
ここで、
【0057】 K = NQ (21) である。
【0058】 角周波数、ωs、はしたがって、印加された角速度、ΩIN、に比例する。加
えて、比例定数、K、は変換係数N及びQから成り、これらは機械式レートジ
ャイロスコープ100の増幅回路又は電気−機械インターフェースからの不確実
性を全く含まない。
【0059】 図示した実施例において、駆動信号は駆動系114にもまた与えられ、機械式
センサ102を自然共鳴周波数、ωo、から離れて作動させる。例えば、機械式
センサ102を、自然共鳴周波数、ωo、より上の角周波数、ω、で作動させる
。この場合、特性周波数共鳴、ωc、は次のようにあらわされる。
【0060】 ωc =ω、ω>ωo (22) したがって、上に定義した(14)及び(22)を用いると、機械式センサ10
2が自然共鳴周波数、ωo、より上で作動するとき機械式センサ102に加わる
角速度、ΩIN、は、次式であらわされる。
【0061】 ΩIN=R(ω/2)(1/N) 、ω>ωo. (23)
【0062】 さらに、D−型フリップフロップ158のクロック入力に与えられる駆動信号
の角周波数は、印加された角周波数、ω(ω>ωo)、に等しいので、この角周
波数、ωs、は次のようにあらわされる。
【0063】 ωs =R(ω/2)、ω>ωo. (24) 上に定義した(23)及び(24)を用いると、この角周波数、ωs、は次のよ
うにあらわされる。
【0064】 ωs =KΩIN、ω>ωo (25)
ここで
【0065】 K = N. (26) である。
【0066】 角周波数、ωs、は、したがって、印加された角速度、ΩIN、に比例する
。しかし、この場合、比例定数、K、は変換係数、N、だけから成り、これは
、機械式レートジャイロスコープ100の増幅回路又は電気−機械インターフェ
ースからの不確実性を全く含まない。
【0067】 機械式レートジャイロスコープ100は、ジャイロスコープの機械的及び電
気的特性に対して感応度が低いか又はその影響を全く受けない変換係数を有する
ので、変換係数を測定して釣り合わせその不確実性と不安定性を減少する工程段
階を簡略化するか又は省略することが出来、それにより、機械式レートジャイロ
スコープ100の全体製造工程が簡単になる。その上、これら不確実性と不安定
性を減少するため専用の信号調節回路もまた、簡略化するか又は省略することが
できるので、それにより、機械式レートジャイロスコープ100の大きさが小さ
くなる。
【0068】 上の機械式レートジャイロスコープ100の説明的実施例を記述したので、
別の代替実施例又は変形を行うことが出来る。例えば、図2は、機械式レートジ
ャイロスコープ100に対し小型にした機械式レートジャイロスコープ200を
示す。このような小型化は、相互抵抗増幅器125をD−型フリップフロップ2
10及び212で置き換えることにより、果たされる。D−型フリップフロップ
210は、そのクロック入力に、外部発生のクロックを受信する。さらに、D−
型フリップフロップ212が、反対極性の駆動信号を、クロススイッチ164に
与える。そして伝送路178の上に与えられた駆動信号を用いて、クロススイッ
チ138を制御し、D−型フリップフロップ158をクロックする。D−型フリ
ップフロップ210及び212は、上述の共鳴が、この代替実施例において駆動
信号とフィードバック信号との間に必要な90度位相シフトを生じるため、必要
とする。
【0069】 図3は、小型化した機械式レートジャイロスコープ300を示す。この代替
実施例においては、増幅器127をスイッチキャパシタ増幅器320で置き換え
ており、これが相互抵抗増幅器の働きをする。スイッチキャパシタ増幅器320
が90度位相シフトを生じるので、クロススイッチ138及びD−型フリップフ
ロップ158の制御入力及びクロック入力は、このときD−型フリップフロップ
210によりそのQ出力から与えられる。増幅器127もまた、このような90
度位相シフトを生じる別の増幅器構成に置き換えてよいことが理解される筈であ
る。
【0070】 当業者はさらに、ここに記述した新規概念から逸脱することなく上述の機械
式レートジャイロスコープの変形及び修正をおこない得ることを、理解するであ
ろう。したがって、本発明は付属請求項の範囲及び精神のみにより制限されるべ
きものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがう機械式レートジャイロスコープの構成図である。
【図2】図1の機械式レートジャイロスコープの第1代替実施例の構成図であ
る。
【図3】図1の機械式レートジャイロスコープの第2代替実施例の構成図であ
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月4日(2002.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤と、質量と、質量を基盤に対して振動させる構成となって
    いる第1セグメント駆動系と、印加された角速度に応じて発生したコリオリの力
    により生じた質量の偏位を測定する構成となっている変位センサと、コリオリの
    力を相殺するためフィードバック力を発生する構成となっている横断セグメント
    駆動系と、を含む機械式センサと、 偏位測定値を受信し、フィードバック力を発生するため偏位測定値に基づいて少
    なくも1つのフードバック信号を、横断駆動系に対し与える構成となっている制
    御回路と、 から成る、機械式レートジャイロスコープであって; 前記第1駆動系が質量に作動的に結合された複数のセグメントを含み、前記横断
    駆動系が質量に作動的に結合された少なくも1つのセグメントを含む、 機械式レートジャイロスコープ。
  2. 【請求項2】前記第1駆動系と前記横断駆動系とが静電式駆動系である、請
    求項1に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  3. 【請求項3】前記第1駆動系と前記横断駆動系とが電磁式駆動系である、請
    求項1に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  4. 【請求項4】前記制御回路が、変位センサにより与えられ偏位に比例する大
    きさを有する感知信号少なくも1つを受信し、その感知信号を用いてコリオリの
    力とフィードバック力との間の差の時間平均をあらわすエラー信号を発生する構
    成となっている、請求項1に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  5. 【請求項5】前記制御回路が、さらにエラー信号を用いて横断駆動系に対す
    る少なくも1つのフィードバック信号の準備を制御する構成となっている、請求
    項4に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  6. 【請求項6】前記エラー信号が、印加された角速度に比例するパルス反復周
    波数から成る、請求項4に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  7. 【請求項7】少なくも1つの前記フィードバック信号が、質量を基盤に対し
    て振動させるため第1駆動系に与えられる駆動信号の少なくも1サイクルから成
    る、請求項1に記載の機械式レートジャイロスコープ。
  8. 【請求項8】基盤と、 質量と、 質量を基盤に対し結合する構成となっている懸垂系と、 質量を基盤に対し振動させる構成となっている第1セグメント駆動系と、 コリオリの力により生じた質量の偏位を測定する構成となっている変位センサと
    、 質量の偏位を相殺するフィードバック力を発生する構成となっている横断セグメ
    ント駆動系と、 から成る、機械式センサ。
  9. 【請求項9】前記第1駆動系が質量に作動的に結合された複数のセグメント
    を含み、横断駆動系が質量に作動的に結合された少なくも1つのセグメントを含
    む、請求項8に記載の機械式センサ。
  10. 【請求項10】前記基盤が回路基板であって、少なくとも前記質量がその基
    板上に微細加工された、請求項8に記載の機械式センサ。
JP2001530525A 1999-10-13 2000-10-04 レートジャイロスコープ用フィードバック機構 Pending JP2003511684A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15927999P 1999-10-13 1999-10-13
US60/159,279 1999-10-13
PCT/US2000/041072 WO2001027559A2 (en) 1999-10-13 2000-10-04 Feedback mechanism for rate gyroscopes

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010229399A Division JP4971490B2 (ja) 1999-10-13 2010-10-12 機械式センサとこれを含む機械式レートジャイロスコープとその操作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003511684A true JP2003511684A (ja) 2003-03-25

Family

ID=22571869

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001530525A Pending JP2003511684A (ja) 1999-10-13 2000-10-04 レートジャイロスコープ用フィードバック機構
JP2010229399A Expired - Lifetime JP4971490B2 (ja) 1999-10-13 2010-10-12 機械式センサとこれを含む機械式レートジャイロスコープとその操作方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010229399A Expired - Lifetime JP4971490B2 (ja) 1999-10-13 2010-10-12 機械式センサとこれを含む機械式レートジャイロスコープとその操作方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6470748B1 (ja)
EP (1) EP1221019B1 (ja)
JP (2) JP2003511684A (ja)
WO (1) WO2001027559A2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524825A (ja) * 2003-04-28 2006-11-02 アナログ ディバイス インコーポレイテッド 2軸の加速度検知及び1軸の角速度検知を与える微細加工マルチセンサ
JP2007155729A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 St Microelectronics Srl 特にマイクロ電気機械形式の容量センサを読み取るための装置及び方法
JP2008070229A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器
JP2009229152A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Hitachi Ltd 角速度センサ
JP2013542411A (ja) * 2010-09-14 2013-11-21 エスアイ−ウェアー システムズ インコーポレーテッド Mems慣性センサ用インタフェース
JP2013545986A (ja) * 2010-12-02 2013-12-26 アルベアト−ルートヴィヒス−ウニヴェアズィテート フライブルク 回転速度を測定するための装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9107615B2 (en) 2002-12-18 2015-08-18 Active Protective Technologies, Inc. Method and apparatus for body impact protection
US6713829B1 (en) 2003-03-12 2004-03-30 Analog Devices, Inc. Single unit position sensor
DE102005010940B8 (de) 2004-03-12 2013-01-17 Denso Corporation Elektrostatisch in Schwingungen versetzbare Anordnung
US7956783B2 (en) * 2009-01-29 2011-06-07 Analog Devices, Inc. Analog-to-digital converter using digital output as dither
US8322213B2 (en) * 2009-06-12 2012-12-04 The Regents Of The University Of California Micromachined tuning fork gyroscopes with ultra-high sensitivity and shock rejection
US8534127B2 (en) 2009-09-11 2013-09-17 Invensense, Inc. Extension-mode angular velocity sensor
US9097524B2 (en) 2009-09-11 2015-08-04 Invensense, Inc. MEMS device with improved spring system
US9212908B2 (en) 2012-04-26 2015-12-15 Analog Devices, Inc. MEMS gyroscopes with reduced errors
FR3013445B1 (fr) * 2013-11-20 2015-11-20 Sagem Defense Securite Capteur a element sensible mobile ayant un fonctionnement mixte vibrant et pendulaire, et procedes de commande d'un tel capteur
JP6435631B2 (ja) * 2014-04-23 2018-12-12 株式会社デンソー 角速度センサ
CN105737851B (zh) * 2016-01-30 2018-08-21 西北工业大学 面向精度设计的硅微机械陀螺系统参数获取方法
JP6571064B2 (ja) * 2016-11-21 2019-09-04 株式会社東芝 検出装置およびセンサ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014557A1 (en) * 1997-09-18 1999-03-25 British Aerospace Public Limited Company A digital control system for a vibrating structure gyroscope

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2927962A (en) 1954-04-26 1960-03-08 Bell Telephone Labor Inc Transmission systems employing quantization
US3192371A (en) 1961-09-14 1965-06-29 United Aircraft Corp Feedback integrating system
US3560957A (en) 1966-01-26 1971-02-02 Hitachi Ltd Signal conversion systems with storage and correction of quantization error
US3656354A (en) 1969-10-06 1972-04-18 Gen Motors Corp Bell gyro and improved means for operating same
US3670578A (en) 1970-10-08 1972-06-20 Trw Inc Current pulse generator
US3839915A (en) 1973-03-19 1974-10-08 Northrop Corp Turn rate sensor
US3924475A (en) 1973-10-23 1975-12-09 Singer Co Vibrating ring gyro
US3992952A (en) 1974-12-20 1976-11-23 The Singer Company Control system for angular displacement sensor
US4038527A (en) 1975-10-21 1977-07-26 The Singer Company Simplified strapped down inertial navigation utilizing bang-bang gyro torquing
US4264838A (en) 1979-10-01 1981-04-28 Sperry Corporation Force balanced piezoelectric vibratory rate sensor
GB2127637B (en) 1982-08-26 1985-12-11 British Aerospace Improvements in or relating to pulse rebalanced servomechanisms
US4926178A (en) 1988-07-13 1990-05-15 Analog Devices, Inc. Delta modulator with integrator having positive feedback
US5025346A (en) 1989-02-17 1991-06-18 Regents Of The University Of California Laterally driven resonant microstructures
US5055843A (en) 1990-01-31 1991-10-08 Analog Devices, Inc. Sigma delta modulator with distributed prefiltering and feedback
WO1991011863A1 (en) 1990-01-31 1991-08-08 Analog Devices, Inc. Sigma delta modulator
US5205171A (en) 1991-01-11 1993-04-27 Northrop Corporation Miniature silicon accelerometer and method
US5349855A (en) 1992-04-07 1994-09-27 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Comb drive micromechanical tuning fork gyro
EP0578519B1 (en) * 1992-06-11 1997-03-12 Sagem Sa Vibrating beam gyroscopic measuring apparatus
JP3293194B2 (ja) * 1992-10-13 2002-06-17 株式会社デンソー 力学量センサ
US5488862A (en) * 1993-10-18 1996-02-06 Armand P. Neukermans Monolithic silicon rate-gyro with integrated sensors
JPH0854242A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Murata Mfg Co Ltd 振動ジャイロ
DE4442033C2 (de) * 1994-11-25 1997-12-18 Bosch Gmbh Robert Drehratensensor
JP3409520B2 (ja) * 1995-08-01 2003-05-26 日産自動車株式会社 角速度センサ
JP3028766B2 (ja) * 1995-12-05 2000-04-04 株式会社村田製作所 角速度センサ
US5945599A (en) * 1996-12-13 1999-08-31 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Resonance type angular velocity sensor
US5952574A (en) 1997-04-29 1999-09-14 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Trenches to reduce charging effects and to control out-of-plane sensitivities in tuning fork gyroscopes and other sensors
JPH1183494A (ja) * 1997-09-10 1999-03-26 Aisin Seiki Co Ltd 角速度センサ
US6122961A (en) * 1997-09-02 2000-09-26 Analog Devices, Inc. Micromachined gyros
WO1999019734A2 (en) * 1997-10-14 1999-04-22 Irvine Sensors Corporation Multi-element micro gyro

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014557A1 (en) * 1997-09-18 1999-03-25 British Aerospace Public Limited Company A digital control system for a vibrating structure gyroscope
EP1015849A1 (en) * 1997-09-18 2000-07-05 British Aerospace Public Limited Company A digital control system for a vibrating structure gyroscope
US6276204B1 (en) * 1997-09-18 2001-08-21 Bae Systems Plc Digital control system for a vibrating structure gyroscope

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524825A (ja) * 2003-04-28 2006-11-02 アナログ ディバイス インコーポレイテッド 2軸の加速度検知及び1軸の角速度検知を与える微細加工マルチセンサ
JP2007155729A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 St Microelectronics Srl 特にマイクロ電気機械形式の容量センサを読み取るための装置及び方法
JP2008070229A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器
JP2009229152A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Hitachi Ltd 角速度センサ
JP4576441B2 (ja) * 2008-03-21 2010-11-10 日立オートモティブシステムズ株式会社 角速度センサ
JP2013542411A (ja) * 2010-09-14 2013-11-21 エスアイ−ウェアー システムズ インコーポレーテッド Mems慣性センサ用インタフェース
JP2013545986A (ja) * 2010-12-02 2013-12-26 アルベアト−ルートヴィヒス−ウニヴェアズィテート フライブルク 回転速度を測定するための装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4971490B2 (ja) 2012-07-11
EP1221019A4 (en) 2006-06-07
US6470748B1 (en) 2002-10-29
JP2011039074A (ja) 2011-02-24
WO2001027559A2 (en) 2001-04-19
WO2001027559B1 (en) 2002-03-07
EP1221019A2 (en) 2002-07-10
WO2001027559A3 (en) 2002-02-07
EP1221019B1 (en) 2014-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4971490B2 (ja) 機械式センサとこれを含む機械式レートジャイロスコープとその操作方法
JP4458441B2 (ja) 分割電極を有する音叉ジャイロ
US6230563B1 (en) Dual-mass vibratory rate gyroscope with suppressed translational acceleration response and quadrature-error correction capability
US4930351A (en) Vibratory linear acceleration and angular rate sensing system
US7051590B1 (en) Structure for attenuation or cancellation of quadrature error
US5392650A (en) Micromachined accelerometer gyroscope
US6701786B2 (en) Closed loop analog gyro rate sensor
US4884446A (en) Solid state vibrating gyro
KR101823325B1 (ko) 개선된 자이로스코프 구조체 및 자이로스코프
JP4690652B2 (ja) マイクロ電子機械システム
US6282955B1 (en) Low vibration link
RU2327110C2 (ru) Способ измерения угловых скоростей/ускорений с использованием кориолисова гироскопа - датчика угловой скорости, а также кориолисов гироскоп, который пригоден для этой цели
JPH09512106A (ja) 振動式ジャイロのマイクロマシンの振動子
JP3307906B2 (ja) マイクロジャイロスコープ
JP4719751B2 (ja) 角速度のための振動マイクロ−メカニカルセンサー
JP2006053152A (ja) 振動数検出を用いたマイクロジャイロメーター
RU2388999C1 (ru) Микромеханический гироскоп (варианты) и способы его настройки, основанные на использовании амплитудно-модулированного квадратурного тестового воздействия
WO2004071940A2 (en) Methods and systems for controlling movement within mems structures
US8664951B2 (en) MEMS gyroscope magnetic sensitivity reduction
Andersson et al. A novel silicon bulk gyroscope
JP2003531359A (ja) 振動型マイクロジャイロスコープ
JP2010502998A (ja) 微小電気機械センサ及び微小電気機械センサの操作方法
WO2004063670A1 (en) Methods and systems for actively controlling movement within mems structures
JP2000074673A (ja) 複合運動センサ
JPH11344342A (ja) 振動ジャイロ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091020

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091027

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091118

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091221

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100720

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100816

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100831

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100915

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214