JP2003511222A - 高圧ミルおよび高圧ミルを使用して材料の超微細粒子を作製する方法 - Google Patents

高圧ミルおよび高圧ミルを使用して材料の超微細粒子を作製する方法

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JP2003511222A
JP2003511222A JP2001527924A JP2001527924A JP2003511222A JP 2003511222 A JP2003511222 A JP 2003511222A JP 2001527924 A JP2001527924 A JP 2001527924A JP 2001527924 A JP2001527924 A JP 2001527924A JP 2003511222 A JP2003511222 A JP 2003511222A
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マリアン マズルキエヴッツ,
ブルース イー. コンラド,
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コーナーストーン テクノロジーズ, エル.エル.シー.
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Abstract

(57)【要約】 高圧ミルを使用して材料の超微粒子を作製するための方法が記載される。本方法は、材料を第1チャンバに配置する工程、およびこの材料を粒子に分割するためにこの材料を高圧流体ジェットに供する工程を包含する。それから、これらの粒子は、第2チャンバに移され、ここで、これらは、キャビテーションに供されて、粒子をさらに小さな粒子に分割する。それから、これらの比較的小さな粒子は、第3チャンバに移されて、ここで、粒子がコライダーと衝突して、なおさらにこれらを、材料の超微粒子に分割する。本発明のミルに従って作製された超微粒子の製品サイズは、好ましくは、15ミクロン未満である。さらに、本発明のミルを使用して作製される粒子は、材料の天然の平面に沿って破壊されているフレークまたは小板として形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、高圧流体を使用して、材料の超微細粒子を作製するための方法に関
する。より特定すると、本発明は、粒子を、高圧流体ジェット、高乱流条件、キ
ャビテーションおよび衝突に供して、これらの粒子を粉砕するための方法に関す
る。
【0002】 (関連技術) 粉砕は、材料粒子が、破砕および研削によってランダムなサイズから意図され
る目的のために必要とされるサイズへと減少される、単一または多段階のプロセ
スのいずれかとして、定義され得る。
【0003】 粉砕機におけるサイズの減少は、3つの異なる細分化機構(分割、シャッター
、および磨耗)に依存する。固体粒子を細分化する際に使用されるエネルギーの
うちのほんの3%のみが、新たな表面の作製に関与することが、一般的にいわれ
ている。従って、現在の粉砕技術は、多量のエネルギーを必要とし、かつ非効率
的である。
【0004】 材料の製粉の間に、材料の粒子に破面を作製するために、材料の破壊力を超え
る応力が誘導されなければならない。破壊の様式および破壊が従う経路は、材料
、粒子の形状および構造、ならびに負荷が付与される様式および速度に依存する
。負荷が付与される様式は、応力を制御し、これは、粒子内で破面の拡張または
成長を誘導する。この成長を誘導するために使用される力は、単純な圧縮であり
得、これは、低速でかまたは高速でのいずれであっても、粒子の破壊を張力下で
引き起こす。あるいは、付与される負荷は、2つの粒子が互いに対して擦れる際
に及ぼされるようなせん断であり得るか、または負荷は、直接の引張力として粒
子に付与され得る。
【0005】 鉱物のような硬質材料の最適な粉砕のためには、シャタリング破壊が最も有益
である。これは、粒子に付与されるエネルギーが、破壊のために必要とされるエ
ネルギーを十分に越える場合に起こる。これらの条件下では、非常に迅速な亀裂
成長が誘導され、そして亀裂の分岐を引き起こす。従って、同時に過剰に応力を
受ける粒子の複数の領域が一緒になって、広いサイズスペクトルを有するかなり
多数の粒子を生じる。シャタリングは、通常、迅速な負荷(例えば、高速衝突)
の条件下で起こり、最大のサイズ減少は、衝突点の周囲で起こる。既存の理論に
よれば、最も微細な製品サイズは、粒子の全体の破壊を引き起こすには不十分な
エネルギーが付与される場合に、この衝突点の周囲のゾーンで生じる。付与され
る応力の局在化した性質およびこの超微細研削のために必要とされる高いエネル
ギーは、このプロセスを比較的非効率的にする。
【0006】 従来の製粉機は、機械的な破砕または破砕および摩滅を使用して、鉱物粒子を
より小さな粒子に破壊する。既存の減少プロセスの低い効率は、頻繁に、粒子が
ない位置への応力の付与に起因する。この結果として、投入されるエネルギーの
大部分が、例えば、破砕機構間または破砕機構とミル壁との間の、非生産的な接
触において浪費され、これらの両方が、このプロセスの全体のエネルギー効率を
低下させる。
【0007】 さらに、脆性材料については、材料の単軸圧縮強度の値と引張強度の値との間
に、かなりの差異がある。従って、圧縮負荷下で材料を小さな粒子に破壊する際
に消費されなければならないエネルギーの量は、材料が引張り応力下で破損し得
る場合に必要とされるエネルギーの量より有意に高い。単純な引張り破損を引き
起こすためには、高圧液体ジェットまたは異なる液体ジェットが、粉砕プロセス
において使用された。
【0008】 サイズ減少には、新たな表面を作製するための、材料における化学結合の切断
が関与する。従って、破壊に関連する化学的プロセスは、この破壊を引き起こす
ために必要とされるエネルギーに、大きく影響を与える。この影響は、結合自体
を超えて広がり、周囲の環境を含む。例えば、亀裂先端における液体の存在は、
この亀裂を拡張させるために必要とされる力を低下させ、そしてこの液体が無機
イオンおよび有機界面活性剤を含む場合には特に、効率を改善する。この効果の
1つの説明は、添加剤が、主要な亀裂の前端の前の微小亀裂に貫入し、従って、
破壊の間に起こる高度に反応性の事象に関与することである。これらの液体の、
主要な前端の前での材料へのキャピラリーフローが、亀裂の伝播の速度で流れる
ので、エネルギーを亀裂先端ゾーンにより容易に伝達する手段を提供する。化学
的添加剤を含む高圧液体ジェットは、微小亀裂が主要な破損平面の前で成長し、
そして加圧され、これによって、起こり得る任意の化学変化を増強する、非常に
動的な状態を作り出す。
【0009】 液体燃料発電装置における使用のためには、均一なポンピング可能な石炭懸濁
液(これは、送達ラインに沈降せず、そして必要な速度で燃焼する)を生成する
ことが必要である。従って、石炭は、「標準的なプラントサイズ」から40ミク
ロン未満の直径へと研削されなければならない。このプロセスのために使用され
る多くの製粉方法のうちでも、最も微細な製品は、自己摩滅機の使用によって達
成される。これらの機械の顕著な特徴は、サイズ減少が、固体または液体のイン
ペラーを通して細分化を誘導するために必要なエネルギーを与えられた後に、互
いに衝突する粒子によって生じることである。このクラスには、以下のシステム
が含まれる:(1)ブーアストン(これは、磨耗作用によって粉砕を引き起こす
);(2)コロイドミル(ここで、粉砕が、粒子間の衝突によって起こる);(
3)流体エネルギーミル(ここで、粒子が互いに相互作用する);および(4)
砂グラインダー(ここで、粒子が砂粒子との接触によって減少される)。
【0010】 従来の設備の利点は、製品が非常に小さなサイズ(40ミクロン未満)に減少
され、そして狭いサイズ範囲内に分布することである。しかし、この設備は、い
つでも、小さな供給量においてのみ作動し得、そして粒子の最初の供給サイズは
、ユニットの種類に依存して、0.5インチと50ミクロンとの間の範囲である
。例えば、砂グラインダーについては、供給材料は、70ミクロン未満に既に破
砕されているべきである。この型の機械に関するさらに大きな欠点は、必要とさ
れる破砕を達成するために必要とされる、非常に高い電力消費である。
【0011】 所定のサイズ減少を達成するために必要とされるエネルギーは、製品サイズが
減少するにつれて、増加する。この増加は、多くの因子に起因し、そしてミルの
種類または材料の微視的状態のみの結果ではなく、個々の粒子のレベルでの破壊
の機構にも関連する。このことは、チャンバにおける細分化が部分的には粒子と
チャンバ壁との間の相互作用によってもたらされるので、明らかである。
【0012】 このような状況において、個々の粒子の処理は、特別の注意を必要とする。例
えば、石炭粒子は、異方性であり、不均一であり、かつ広範に予め破砕されてい
る。石炭の物理的性質は、石炭粒子の変成の程度の関数として変動する。この材
料の有機的性質に起因して、このことは、単一の粒子においてさえ、異なる特性
に遭遇し得ることを意味する。このような状況下では、石炭の細分化に対する分
析的アプローチは、非常に複雑である。
【0013】 石炭の粉砕の効率は、石炭粒子の異方性を利用し得る能力に依存し、この異方
性は、次に、内部構造の関数である。しかし、液体ジェット粉砕を用いて、破壊
は、石炭の差示的な間隙率および透過性に基づいて起こる。なぜなら、これらの
特性が、液体吸収の比速度を制御し、この速度が直接、崩壊の速度に影響を与え
るからである。
【0014】 石炭における破壊形成を調査するために、成形された爆発チャージを用いて実
施した実験は、ジェット経路の近くにおいて石炭の強力な破壊が存在し、この破
壊のゾーンは通常、接合部、層理面および炭理面と境界を接することを示した。
石炭は、通常は天然の開裂平面に沿って平行に、大小の破片に破壊される。この
強く破砕されるゾーンを越えて、いくらか大きな破壊が観察された。これらは接
合部を横切り、そして長距離を移動し、一方でジェットの貫通の基部において配
向する破壊もまた、層理面を横切り、そして影響のゾーンをより深く標的材料へ
と延ばした。
【0015】 粉砕技術はまた、有機材料を粉砕するために使用され得る。このような材料の
一例は、木材である。これらの有機材料は、一般に、上で議論した無機材料より
柔軟である。有機材料の場合には、上で議論した亀裂伝播よりむしろ、ウォータ
ージェットの衝撃がせん断力を引き起こして、材料を分解する。
【0016】 従来の粉砕技術は、多量のエネルギーを必要とし、かつ非効率的である。従来
のサイズ減少デバイスの作動の間に消費されるエネルギーの97%までが、非生
産性の仕事に関与し得、エネルギー投入のほんの3%が、新たな表面を作製する
ために使用される。従って、粉砕は、有意なエネルギー節約のための適切な標的
である。なぜなら、サイズ減少作動に関与する材料の積量が非常に大きく、粉砕
効率における小さな改善さえも、エネルギーおよび鉱物資源のかなりの節約を提
供するからである。
【0017】 さらに、従来の粉砕デバイスは、非常に高価であり、そして摩擦部品の磨耗プ
ロセスが、非常に有意かつ費用がかかる。
【0018】 研究を通じて、高圧液体ジェットは、材料の破壊を改善するための、優れた、
そしていくつかの様式で独自の能力を有することが見出された。このような能力
は、以下の特徴に起因する: − 10,000psiの圧力の液体ジェットが、約1,332ft/秒で移動
し、ここで、狭いジェット直径が、集中したエネルギー束投入を標的に提供する
。 − 液体ジェットの高いエネルギー密度が、非常に小さな衝突ゾーンに集中され
、一方で、ジェットにわたる強度差示的圧力が、微小亀裂の発生および成長を増
強する。 − 最初の衝撃に続いて、ジェットの動圧が液体を亀裂および微小亀裂に押し込
む。これは、水圧力学的ジェット作用をこれらの亀裂内で発生させ、そして次第
に増加する密度の亀裂のネットワークを、作製されたキャビティの壁において作
製する。 − 予め亀裂を作製された鉱物への迅速なジェットの貫通が、界面活性剤の使用
によって増強され得、これはまた、石炭をさらに粉砕するよう働き、そして石炭
中の任意の無機物質を後退させる。 − 石炭/油混合物(COM)が必要とされる状況においては、液体ジェットは
オイルジェットに変更されて、例えば、中間の乾燥プロセスを排除し得る。 − 石炭からの無機物質の分離が、加圧液体ジェットの使用によって改善される
。時折、この分離は、ジェット攻撃に対する構成要素材料の差示的な応答によっ
て増強され、これは、これらの材料の研削および結晶サイズのサイズ差異に基づ
いて、得られる粒子の分離を容易にし得る。 − 製品の機械的磨耗またはプロセス汚染の期待値が減少している。
【0019】 従来のジェットエネルギーミルは、約50のサイズ減少因子を有する。このこ
とは、従来のミルが、粒子のサイズを、最終の得られる粒子の製品サイズがその
粒子の最初の供給されるサイズより50倍小さいように、減少させ得ることを意
味する。必要なものは、材料を超微細粒子に粉砕する際に、高圧液体ジェットを
効率的に使用するミルである。
【0020】 (発明の要旨) 本発明は、高圧ジェットエネルギーミルを使用して、材料の超微細粒子を作製
する方法に関する。この方法は、約500のサイズ減少因子を達成するよう設計
され、そして従来のジェットエネルギーミルより比較的低いエネルギー消費を有
する。本発明のミルは、第1チャンバを備え、このチャンバ内で、材料が高圧液
体ジェット攻撃に供されて、この材料の粉砕を達成する。次いで、粉砕された粒
子は、一次スラリーノズルを通して第2チャンバへと移動され、このチャンバ内
で、これらの粒子は、キャビテーションチャンバでのキャビテーションを受ける
。次いで、これらの粒子は、二次スラリーノズルを通して第3チャンバへと移動
され、このチャンバ内で、これらの粒子は、安定コライダーまたは超音波で振動
するコライダーで衝突して、粒子のさらなる粉砕を引き起こす。このコライダー
の位置は、二次スラリーノズルに対して、粉砕プロセスに影響を与えるよう調節
され得る。さらに、1つの実施形態において、自己共振要素が、このミル内の種
々のチャンバ内に配置されて、粒子のさらなる粉砕を引き起こし得る。得られる
粒子の製品サイズは、好ましくは、15ミクロン未満である。
【0021】 本発明の別の実施形態において、ミルは、第1チャンバを備え、このチャンバ
内で、材料が、高圧液体ジェットに供されて、この材料の粉砕を達成する。類似
の第2チャンバが、この第1チャンバの真反対側に配置される。第1および第2
のチャンバ各々からのスラリーが、ノズルを介して第3中央チャンバ(第1チャ
ンバと第2チャンバとの間に位置する)に移動され、その結果、各ノズルからの
ジェットが、高速衝突を起こして、粒子のさらなる粉砕を引き起こす。ミルのさ
らなる実施形態は、垂直構成を開示する。このミルはまた、液体サイクロンおよ
び/またはスプレー乾燥機と組み合わせて使用され得る。
【0022】 ミルおよびデータ制御システムもまた、本発明の実施のために使用され得る。
このようなシステムにおいて、温度、圧力、および/または音のセンサが、ミル
にわたって配置されて、粒子加工の間のシステムの特徴を測定し得る。このデー
タは、格納のためのプロセッサに送信され得、そして/またはミルの異なる部分
にフィードバックするために使用されて、粉砕プロセスを制御し得る。制御シス
テムにおいて使用される他のセンサとしては、ミルの出口における、得られる粒
子のサイズを測定するための粒子サイズセンサ、およびミルの第3チャンバ内の
コライダーの位置を測定するための線形可変差動型変換器が挙げられる。
【0023】 それ自体で、本発明の課題は、一貫したエネルギー効率的な様式で、材料を超
微細粒子サイズに粉砕することである。
【0024】 (好ましい実施形態の詳細な説明) ここで、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して記載する。この図面に
おいて、同様の参照番号は、同一の要素または機能的に類似の要素を示す。図面
においてはまた、各参照番号の最も左の桁(単数または複数)は、その参照番号
が最初に使用される図面に対応する。特定の構成および配置が記載されるが、こ
れは例示の目的のみのためになされることが理解されるべきである。当業者は、
他の構成および配置が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用され
得ることを理解する。
【0025】 図1は、材料を超微粒子に加工するための高圧ミル100の第1の実施形態を
示す。ミル100は、第1チャンバ102、ノズルチャンバ104および108
、第2チャンバ106および第3チャンバ110を備える。1つの実施形態にお
いては、チャンバ102、106および110は、各々、1〜20インチの範囲
の(入口から出口まで測定した)長さおよび0.25〜10インチの範囲の直径
を有する。しかし、チャンバ102、106および110の種々の他のサイズお
よび構成が、本発明のミル100を実施するために使用され得ることが、当業者
に明白である。
【0026】 第1チャンバ102は、入口112を備える。加工されるべき材料は、入口1
12より第1チャンバ102に供給される。この実施形態においては、漏斗11
4が入口112の上部に配置され、加工されるべき材料の第1チャンバ102へ
の装填を容易にする。代替の実施形態においては、入口112は、ポートを介し
て別の類似のミルの出口に連結され得、その結果、第1ミルに存在する粒子は第
2段階のミルへポンピングされて、粒子のさらなる粉砕を達成し得る。第2段階
のミルは、第1ミルと同じチャンバおよび特徴を有するように設計され得るが、
ノズルサイズは、粒子の減少したサイズに適応して、第1ミルよりも小さい。
【0027】 各チャンバの内部全体は、材料の薄い層でコートされる。好ましくは、このコ
ーティングに使用される材料は、加工されている材料と同じ化学組成を有する材
料から作製される。例えば、無煙炭を処理する場合は、各チャンバの内表面は薄
いダイヤモンド層によってコートされ得、これは、非常に硬くかつ無煙炭と同じ
化学組成を有する非常に薄い耐久性のコーティングを作製する。このコーティン
グは、化学蒸着法といわれるプロセス(これは、コーティングの分野において周
知である)、または当業者に明白である任意の他のコーティングプロセスによっ
て適用され得る。このコーティングの目的は、ミル構造物の材料の可能性のある
混入を減少させることである。高圧スラリージェットがミルの内表面に接触する
場合、ミルから取り除かれる任意の材料は、加工されている材料と同じ組成を有
する。
【0028】 粒子がこのミルを通過する場合、スラリー中の流体の体積は増加し、それによ
って流体ジェットの粉砕効果が減少する。このように、別の実施形態においては
、上記のように、ミル100に存在するスラリーは遠心力で処理されて、第2段
階のミルに供給される前に過剰な流体を除去し、そしてこのスラリーをより濃縮
させる。あるいは、粒子は完全に乾燥され得、そして乾燥状態で再びミル100
に導入され得る。
【0029】 1つの実施形態においては、加工されるべき材料は無煙炭(一般に石炭として
知られる)であり、これは、600〜1,200ミクロンの出発サイズ(供給サ
イズともいう)を有する。これは供給サイズのための好ましい範囲であるが、こ
の供給サイズは600ミクロン未満であり得、そして0.5インチ程度の大きさ
であり得る。
【0030】 本発明のミル100は、種々の供給サイズを有する種々の他の材料(有機およ
び無機の両方)を加工するために使用され得ることが当業者に明白である。例え
ば、本発明のミルは、以下の任意のものを加工するために使用され得る:研磨用
途のためのシリカカーバイド;高密度セラミックのための種々のシリカ化合物;
研磨および切断用途のためのガーネット;研磨および構造用セラミック用途のた
めのアルミナ;コークスおよびコークス副生成物;磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅およ
びニッケルのような金属粉末;マイカ;バーミキュライト;二酸化ケイ素;カー
ボンブラック;ならびに微細に粉砕されることを必要とする任意の他の脆性材料
。さらに、本発明のミルは、種々の有機材料(例えば、木材、食品、および医薬
として使用するための製品を含む)を加工するために使用され得る。
【0031】 1つの実施形態においては、材料粒子は、第1チャンバ102に供給されると
きに乾燥している。別の実施形態においては、材料粒子は、スラリー(例えば、
材料粒子と流体との混合物)の一部として第1チャンバ102に供給され得る。
【0032】 本発明のミル100は、種々の流体(例えば、水または油)とともに使用され
得ることが当業者に明白である。好ましくは、ミル中で使用される流体は、処理
されている材料中の微小割れに浸透し得る。ミル中で使用するために理想的な流
体は、以下の特性を有する:加工されるべき材料の亀裂に浸透するための低い粘
度;より良好な嵌入のための高い密度;流体と固体とのより容易な分離のための
低い沸点(50℃すなわち106°F);非毒性;および環境に対して有害では
ないこと。これらの必要条件に合致する流体の例は、Minnesota Mi
ning and Manufacturing Company(3M)(M
aplewood,MN)より入手可能な特定の過フッ化炭素(perfluo
carbon)である。ミル中で使用され得る他の流体としては、以下が挙げ
られる:水;油;低温二酸化炭素を含む低温液体;液体二酸化炭素および液体窒
素を含む液化ガス;アルコール;過フッ化炭素流体を含むシリコーンベースの流
体;超臨界状態の二酸化炭素または不活性ガス(例えば、キセノンまたはアルゴ
ン)を含む超臨界流体;あるいは有機溶媒。
【0033】 第1チャンバ102はさらに、ポンプ(示さず)を用いて流体ジェットを作製
する高圧流体ジェットノズル116を備える。流体ジェットノズル116は、好
ましくは水ジェットを作り出すが、他の流体もまた使用され得ることは、当業者
に明白である。ノズル116によって作り出された流体ジェットは、流体ジェッ
トノズル116から出た流体のジェットが、入口112に入った後に材料粒子と
激突または衝突して、材料の粉砕を行うように第1チャンバ102内に構成され
る。ポンプは、特定の容積排出および特定の圧力のために設計される。石炭を加
工する例においては、ノズル直径は、好ましくは0.005〜1インチの間の範
囲であり、そしてより好ましくは、0.005〜0.060インチの範囲である
。ノズル直径は、流体の圧力およびポンプによって引き起こされる容積排出に直
接関連する。そのため、上記のノズル直径の範囲は、それぞれ100,000〜
150,000psiの流体の圧力範囲に適切である。
【0034】 ノズル直径が、流体ジェットのために利用可能な圧力範囲を与えるために使用
されるポンプのサイズに依存して、上記の範囲よりも大きくなり得ることは、当
業者に理解される。そのため、流体供給の容積が十分である場合、達成され得る
ポンプ圧力の量が増加するにつれて、ノズルの直径はそれに関連して増加し得る
【0035】 この実施形態においては、高圧流体ジェットノズル116のノズルは、ノズル
チャンバ104の一般的な方向で流体のジェットを放出するように構成される。
1つ以上の流体ジェットノズル116が、第1チャンバ102に配置され得る。
1つよりも多い流体ジェットノズル116が使用される場合、複数の流体ジェッ
トノズルは、第1チャンバ102を通って直線上に配置され得、それによって流
体の各ジェットをノズルチャンバ104の方に向ける。1つの実施形態において
は、複数のノズルからの流体ジェットは、これらのジェットがお互いにほぼ平行
に放出されるように配置される。代替の実施形態においては、流体ジェットは、
お互いに収束するように設計される。流体のジェット(単数または複数)が材料
に激突する場合、粒子はより小さな粒子に破壊され、そしてスラリー(すなわち
、より小さな粒子と流体との組合せ)は、ノズルチャンバ104内へ押し出され
る。
【0036】 ノズルチャンバ104は、一次スラリーノズル118を備える。一次スラリー
ノズル118は、スラリーのジェットを作り出し、そしてこのスラリージェット
を第2チャンバ106に送達する。一次スラリーノズル118はさらに、第2チ
ャンバ内に乱流を引き起こす。この乱流は、材料のより小さな粒子をお互いに相
互作用させ、そしてさらに粉砕する。1つの実施形態においては、一次スラリー
ノズル118は、0.010〜1インチの範囲、好ましくは0.010〜0.2
50の範囲内の直径を有する。ノズル118のサイズは、流体ジェットノズル1
16のサイズに直接関連する。そのため、流体ジェットノズル116のサイズが
増加する場合、スラリーノズル118の結果としたサイズも増加する。
【0037】 1つの実施形態においては、ノズルチャンバ104はさらに、キャビテーショ
ンノズル122を備える。キャビテーションノズル122は、図2により詳細に
示される。図2に示されるように、キャビテーションノズル122はチャネル2
02を有し、そこを通って高速流体が流れる。キャビテーションノズル122は
さらに、内部ピン204を備える。使用の際に、内部ピン204の前で流体力学
的陰影が作製され、これは流体が不連続となるポケットを作製する。蒸発はこの
ポケット内で起こり、これは、流体がキャビテーションノズル122を出る際に
、流体中にキャビテーションバブルを作り出す。
【0038】 図1に示されるように、キャビテーションノズル122は、第2チャンバ10
6に隣接して配置される。そのため、スラリーが一次スラリーノズル118を通
過して第2チャンバ106に入る場合、キャビテーションノズル122を出る流
体からのキャビテーションバブルは、第2チャンバ106の容積全体において、
崩壊するバブルの各々の中心から開始する局所的衝撃波を内破および発生する。
衝撃波は、スラリー内の粒子に作用し、そしてその粒子をさらに粉砕する。その
ため、入口124より第2チャンバ106に入る材料の粒子サイズは、粒子が出
口236より第2チャンバ106を出る場合の粒子サイズよりも大きい。
【0039】 二次スラリーノズル120は、第2チャンバ106の出口126に隣接して配
置される。二次スラリーノズル120は、このノズルを通過する際にスラリーの
第2ジェットを作り出す。1つの実施形態においては、二次スラリーノズル12
0の直径は、0.010〜1インチの範囲内、そして好ましくは、0.010〜
0.250インチの範囲内である。また、一次スラリーノズル118に関して上
記で考察されるように、二次スラリーノズル120のサイズもまた、高圧流体ジ
ェットノズル116のサイズと直接関連する。
【0040】 スラリーノズルの種々の実施形態が図9および図10に示される。特に、図9
は、入口904および出口906を有するスラリーノズル902の1つの実施形
態をしめし、ここで入口904の直径は、出口906の直径よりも大きい。さら
に、スラリーノズル902の内表面910は、内部表面からわずかに突出した鋭
いエッジ908を有する。この実施形態においては、鋭いエッジ908は、リン
グのように形成され、そしてスラリーノズル902の内表面910の周りに間隔
をあけて配置される。粒子がスラリーノズル902を通って移動する場合、これ
らはこの鋭いエッジ908のうちの1つ以上に衝突し、これは粒子のさらなる粉
砕を引き起こす。
【0041】 図10は、本発明において使用されるスラリーノズルのためのチャネル設計の
種々の可能性のある実施形態を示す。第1スラリーノズル1002においては、
入口1004は、図9のノズル902と同様に、出口1006よりも大きい直径
を有する。第2の設計においては、スラリーノズル1008は、その出口101
2の直径よりも小さい直径を有する入口1010を有する。第3のスラリーノズ
ル1014は、ほぼ同じ直径の入口1016および出口1018を有するが、ノ
ズル1014の内表面は、入口1016から中心点1020に向かって徐々に拡
がり、次いで中心点1020から出口1018に向かって徐々に細くなる。第4
のスラリーノズル1022はまた、ほぼ同じ直径の入口1024および出口10
26を有する。この実施形態においては、ノズル1022の内表面は、入口10
24から中心点1028に向かって内向きに徐々に湾曲し、次いで中心点102
8から出口1026に向かって外向きに徐々に湾曲して戻る。種々の他のノズル
設計もまた、本発明を実施するために使用され得ることは、当業者に明白である
【0042】 二次スラリーノズル120から放出されたスラリージェットは、第3チャンバ
110の方に向けられる。コライダー128(これはまた、「ストッパー」また
は「エネルギー吸収器」とも称され得る)は、第3チャンバ110内にスラリー
ジェットの経路内に直接配置される。コライダー128は、図1に示されるスク
リュー機構のような安定なコライダーであり得る。あるいは、コライダー128
は、図5に示されるように、超音波的に振動するコライダー502であり得る。
超音波的に振動するコライダー502は、20,000Hzまでの範囲内または
それよりも大きい振動を有するように構成され得る。1つの実施形態においては
、超音波的に振動するコライダー502は、Misonix Incorpor
ated,Farmingdale,New Yorkより入手可能なXL20
20 Generatorである。いずれの実施形態においても、第3チャンバ
110内のコライダー128の位置は、好ましくは調節可能であり、その結果、
コライダーは、第2スラリーノズル120から出て第3チャンバ110に入る流
れを制限するように機能し得る。この流体の制限は、増加した乱流を第2チャン
バ106内で生じさせ、これはさらに粒子の粉砕を補助する。
【0043】 コライダーの2つの実施形態が、図11Aおよび図11Bに示される。図11
Aの実施形態においては、コライダー1102は、スラリーが激突する表面であ
る前面1104を有する。この第1の実施形態においては、前面1104は平坦
である。この実施形態においては、スラリーはノズル120を出て、そして平坦
な前面1104と衝突する。図11Bに示される第2の実施形態においては、コ
ライダー1106は、反転した円錐体の形状の凹面である前面1108を有する
。この実施形態においては、スラリーがノズル120を出て前面1108と衝突
する場合、この凹面の形状により、粒子は跳ね返ってお互いに衝突し、そして/
または前面1108の他の領域と衝突して、それによって粒子のさらなる粉砕を
引き起こす。前面1108が種々の凹面様形状で形成されて同様の効果を生じ得
ることは、当業者に明白である。例えば、穴が前面1108に形成されて、粒子
をさらに粉砕させ得る。
【0044】 いずれの実施形態においても、二次スラリーノズル120からのスラリージェ
ットは、コライダー128と直接衝突し、スラリー内でさらに材料粒子を粉砕す
る。上で論じられるように、コライダー128の位置は、好ましくは、二次スラ
リーから種々の距離だけ離れて配置し得る。この距離Dは、図5に示され、そし
て参照番号504でマークされる。コライダー128を、スラリーノズル120
から出るスラリーの流れのより近くまで移動させる場合(すなわち、Dが減少す
る場合)、この流れはより制限される。この制限された流れは、第2チャンバ1
06内に乱流を引き起こし、この乱流はチャンバ内で粒子の粉砕を補助する。
【0045】 ミル100は、例として図1に示されるが、ミル100は、キャビテーション
ノズル122を使用せずに、所望の粒子サイズを達成するために使用され得る。
ミル1200の代替の実施形態を図12に示す。この実施形態において、電気的
に制御された弁を、ノズルの代わりに使用して、第2チャンバ106内でキャビ
テーションを引き起こす。具体的には、第1弁1204を第2チャンバ106へ
の入口に配置し、そして第2弁1208を第2チャンバ106への出口に配置す
る。キャビテーションを、一次ノズル118内の圧力と第2チャンバ106内の
圧力との間に約100:1の圧力差を生み出すことによって第2チャンバ106
内で誘導し得る。コライダー128と二次スラリーノズル120との間の距離D
に依存して、流れの制限がこのような圧力差を引き起こし得、この圧力差は、次
いで、第2チャンバ106内に誘導されるべきキャビテーションを引き起こし得
る。第2チャンバ106の入口および出口の電気的に制御された弁1204およ
び1208は、圧力センサ134に連結される。これらの弁は、弁のオリフィス
のサイズを変えて、第2チャンバ106内の圧力差を保持するために使用され得
る。
【0046】 第3チャンバ110は、チャンバの底に配置された出口ポート130をさらに
有する。スラリーとコライダー128との間の衝突後に、スラリーは、第3チャ
ンバ110の底に向かって流れ、そして出口ポート130を通って出る。本発明
のミル100は、15ミクロン未満の結果のサイズ(これは、製品サイズともい
う)を有する超微粒子を得るように設計される。好ましくは、超微粒子は、1〜
5ミクロンの範囲内の製品サイズを有する。より好ましくは、超微粒子は、15
0ナノメートル〜1ミクロンの範囲内の製品サイズを有する。
【0047】 代替の実施形態において、材料の粉砕は、上で議論されたノズルおよびチャン
バの異なる組合せを用いて行われ得る。例えば、1つの実施形態において、粉砕
は、第1チャンバ102、一次スラリーノズル118および第3チャンバ110
のみを使用して行われ得る。代替の実施形態において、粉砕は、第1チャンバ1
02、二次スラリーノズル120および第3チャンバ110のみを用いて行われ
得る。別の実施形態において、複数のノズルが、一次スラリーノズル118の代
わりに使用され得る。ミル110の任意の部分での複数のノズルの使用は、ミル
のチャンバ内により乱流を作り出し、それによって、さらにミルのサイズ減少率
(すなわち、得られた粒子の製品サイズに対する供給された粒子のサイズの割合
)を増加させる。さらなる実施形態において、図6に示されるような自己共振デ
バイス602を、ミル100内に配置し得る。図6に示される実施形態において
、図6Aに示されるような自己共振デバイス602の梁604および606は、
お互いから一定の距離あけて配置され、そして自己共振振動数を有するように構
成されて、その結果、梁604および606の移動の増幅が、粉砕プロセスに寄
与する。2つ以上のこのような梁が自己共振デバイス602を作製するために中
心線の周りに配置され得ることは、当業者に明らかである。
【0048】 図6に示される例において、自己共振デバイス602は、第1チャンバ102
上、かつ一次スラリーノズル118の前に配置される。しかし、これらのデバイ
スが粉砕を補助するためにミル100内の種々の位置に配置され得ることは、当
業者に明白である。
【0049】 1つの実施形態において、ミル100は、図4に関して以下でより詳細に議論
されるように、粉砕プロセスをモニターするためのセンサに取り付けられ得る。
例えば、温度センサ132、圧力センサ134および音センサ136は、ミル1
00の各チャンバの種々の領域に配置され得る。例として、これらのセンサを図
1のミル100内の種々の位置に配置されて示す。例えば、温度センサ132は
、ノズル116の前、一次スラリーノズル118の前、第2チャンバ106内、
および第3チャンバ110内に配置されて示される。同様に、圧力センサ134
は、ノズル116の前、一次スラリーノズル118の前、および第2チャンバ1
06内に配置されて示され、そして音センサ136は、第2チャンバ106の入
口124および出口126に隣接して配置される。チャンバ内のキャビテーショ
ン作用を制御する圧力センサ134は、集中データ制御システム400に連結さ
れ得る。本発明のミルのためのこのデータ制御システムの実施形態は、図4に関
してさらに詳細に議論される。
【0050】 温度および圧力は、データを集めて、粉砕プロセスの間に生じる温度範囲の軌
跡を保持するため、および種々のノズルによって発生する圧力が超微粒子を生成
するのに十分であることを確認するためだけに測定され得る。音は、キャビテー
ションチャンバ106内での粉砕プロセスがどの程度激しいかを読み取るために
、第2チャンバ106内で測定される。具体的には、このチャンバ内で生じる音
の振動数が測定される。典型的には、発生する振動数は、キャビテーションが誘
導された場合の条件に依存する。振動数は、通常、10〜1000KHzの範囲
内である。代替の実施形態において、ミル100は、製造ラインで使用され、大
容量で材料を粉砕し得る。このような場合には、センサからのデータは、コンピ
ュータ制御されたミルへ送り返され、粉砕プロセスを制御し得る。
【0051】 ミル1300の別の実施形態を図13に示す。この実施形態において、キャビ
テーションは、1連のノズルによって、第2チャンバ内に引き起こされる。第2
チャンバ106は、1列に並べられた複数のノズル1302からなる。ノズル1
302は、全て同じ大きさおよび形状であり得るか、または種々の直径および形
状であり得る。好ましい実施形態において、ノズルはカーバイドで作られる。液
体がノズル1302を通って流れるので、圧力低下がノズル1302のより大き
な直径部分で起こる。圧力の急激な低下はキャビテーションバブルを形成させ、
粉砕プロセスにキャビテーションを導入する。
【0052】 ミル300の別の実施形態を図3に示す。ミル300は、第3チャンバ306
の向かい側の端に配置された第1チャンバおよび第2チャンバを有する。第1チ
ャンバ302は、第1チャンバ102と同様に、入口308、漏斗310、およ
び高圧流体ジェットノズル312を有する。図1で前記されるように、材料の粒
子が漏斗310を通り降り、そして入口308を通って第1チャンバ302に入
る場合、ノズル312からの流体ジェットは粒子と衝突または激突し、それによ
って、粒子をバラバラに砕く。流体ジェットノズル312は、第1チャンバ30
2に配向され、その結果スラリーは第1チャンバ302を通過しそしてノズルチ
ャンバ302へと達する。
【0053】 ノズルチャンバ320は、第1スラリーノズル324を備える。第1スラリー
ノズル324は、第1チャンバ302内に作り出されたスラリーの流体ジェット
を作り出す。同様に、第2チャンバ304は、入口314、漏斗316、および
流体ジェットノズル318を備える。同じプロセスが第2チャンバ304内で起
こり、ここで粒子は入口314を通って漏斗316を通り降りそしてノズル31
8からの流体のジェットによって激突される。第2チャンバ304からのスラリ
ーは、ノズルチャンバ322へと通り抜ける。ノズルチャンバ322は、第2の
スラリーノズル326を備え、これは、第2チャンバ304内で作られたスラリ
ーからのジェットを引き起こす。第1および第2スラリーノズル324および3
26からのジェットは、第3チャンバ306内での高速衝突でお互いに衝突する
ように配置される。この衝突は、粒子の粉砕をさらに引き起こす。次いで、スラ
リーは、第3チャンバ306の低部に降りてきて、そして出口328から出る。
温度センサ、圧力センサ、および音センサはまた、図1のミル100に関して議
論されたものと同様に、データを取り、そして粉砕プロセスを制御するためにミ
ル300内で使用され得る。
【0054】 図4は、本発明のミルおよびデータ管理システムを示す。システム400のミ
ルは、第1チャンバ102を備える点でミル100と類似であり、第1チャンバ
120内で、粒子は、ノズル116、ノズルチャンバ104、キャビテーション
が起こる第2チャンバ106、第2ノズルチャンバ108、および粒子がさらな
る粉砕のためにコライダーと激突する第3チャンバ110によって引き起こされ
る高圧流体ジェットによって衝突される。
【0055】 ミル1400の別の実施形態を図14に示す。ミル1400は、垂直に配置さ
れ、そして一次ノズル1404、第1チャンバ1408、二次ノズル1410、
キャッチャー1412、オーバーフローノズル1414、およびオーバーフロー
チャネル1416を備える。二次ノズル1410は、示されるように、単一のノ
ズルであり得るか、または図13に参考として考察されそして示されるように、
1列に配置された複数のノズルであり得る。加工されるべき材料は、第1チャン
バ1408ヘ供給される。この実施形態において、漏斗1402は、加工される
べき材料の第1チャンバ1408への装填およびミルへの装填を容易にする。以
前の実施形態におけるように、粒子は、ミル乾燥へと、またはスラリーの部分と
して供給され得る。一次ノズル1404は、高圧流体ジェットノズルである。一
次ノズル1404からの流体は、漏斗1402から第1チャンバ1408へと供
給される粒子と衝突する。
【0056】 一次ノズル1404は、第1チャンバ1408および二次ノズル1410を通
って流体流れを放出するように構成される。二次ノズル1410は、一次ノズル
出口1406より有意に大きい直径を有し、流れが二次ノズルを通って流れるこ
とを可能とする。スラリーが二次ノズル1410を通って流れた後、オーバーフ
ローノズル1414を通ってキャッチャー1412へと流れ込み、ここで、流体
ジェットによって起こされた攪拌(Churning)作用は、粒子を粉砕する
【0057】 先に議論される実施形態におけるコライダー128ではなくこの実施形態にお
けるキャッチャー1412の使用は、コライダーの材料による混入を防ぐのに役
立つ。二次ノズル1410によって形成され、そしてキャッチャー1412に向
けられたジェットは、キャッチャーが満たされそして溢れる場合に、キャッチャ
ー1412からのスラリーがオーバーフローノズル1414を通って戻り出るこ
とを可能とする。スラリーは、ノズル1410の周辺の空間を通って漏れ出る。
キャッチャー1412からのオーバーフローの量および速度は、オーバーフロー
ノズル1414のサイズを調節することによって制御され得る。その結果、粒子
の粉砕量は、粒子がキャッチャー1412内に保持される時間の長さを調節する
ことによって増加または減少され得る。
【0058】 スラリーがオーバーフローノズル1414を通って流れ戻った後、スラリーは
ノズル1410の周辺を流れ、そしてオーバーフローノズルチャネル1416へ
と流れ込み、ここで、スラリーは、出口ポート1418を通ってミル1400か
ら出る。
【0059】 記載されるミルの他の実施形態は、液体サイクロンおよび/またはスプレー乾
燥器を備える。特定の実施形態を図15に示す。ここでは、システム1500は
、高圧ミル1504に連結された高圧スラリーポンプ1502を備える。ミル1
504は、スプレー乾燥器1508へと粒子を導入するための供給ポンプ150
6を取り付けられる。凝縮器1510および捕集器1512が、スプレー乾燥器
1508に連結される。再利用回路1514は、凝縮器1510を高圧スラリー
ポンプ1502に連結させる。しかし、これらの要素の種々の配置が、本発明の
システム1500を実施するために使用され得ることは、当業者に明白である。
高圧ミル1504は、材料の粉砕された粒子を含むスラリーおよびエネルギー輸
送流体を排出する。添加剤が高圧ミルへ導入された場合、流出物は、粉砕された
材料、エネルギー輸送流体および添加剤を含む。当業者に明白なように、この材
料および添加剤が1以上の材料または添加剤からなり得る。
【0060】 図16に示されるように、スプレー乾燥器1508は、供給ポンプ1506に
取り付けられ、そして霧化要素(例えば、ノズル1604および加熱チャンバ1
606)から構成される。典型的に、スプレー乾燥器は、スプレーおよび乾燥媒
体(例えば、空気)を混合し、粒子が空気を介して落下する間に流体から粒子を
効率的に分離する。
【0061】 スプレー乾燥には、以下:霧化、混合、乾燥、および分離の4つの一般的段階
がある。第1に、供給物またはスラリーがスプレーへと霧化される。これは、供
給ポンプ1506へスラリーを導入することによってなされ、供給ポンプはスラ
リーを霧化ノズル1604に通す。ノズルオリフィスにわたる圧力低下に打ち勝
つために必要とされるエネルギーは、供給ポンプ1506から供給される。
【0062】 第2に、スプレーは、乾燥媒体(例えば、空気)と共に混合される。空気は、
ノズル1604、すなわちさらなるノズルを介して、送風器を通って加えられ得
るか、またはチャンバ1606内にだた存在し得る。当業者に明白なように、他
の乾燥媒体がスプレー乾燥器1508に導入され得る。例えば、流体、添加剤、
または材料が酸素感受性である場合、窒素のような不活性ガスが、乾燥媒体して
導入され得る。ガスが送風器を介して添加される場合、ガスは、霧化されたスラ
リーと同時にチャンバ1606へ注入され得る。ガスおよびスラリーを同時に導
入する従来の方法は、同軸のノズルを使用し、ここで、1つのノズルがガスを導
入し、そして他のノズルがスラリーを導入する。
【0063】 第3に、スプレーを乾燥させる。乾燥は、霧化されたスプレーがチャンバ16
06内の加熱域に供されるか、あるいは、加熱ガス(例えば、空気または上記の
ような不活性ガス)がチャンバ1606内に注入される間に起こる。気流乾燥は
、乾燥した粒子のみを残して、スラリーから流体を急速にエバポレートさせる。
小さなサイズの液滴は、急速な乾燥を可能とし、この乾燥は、用途に応じて、1
〜60秒の範囲の加熱域での滞留時間を必要とする。この短い滞留時間は、固体
材料の熱分解なしの乾燥を可能とする。
【0064】 第4に、製品をガスから分離する。粒子は、落下し続けながら、チャンバ16
06を出て、チャンバ1606の底に配置された粒子捕集器1512内に蓄積さ
れる。ここで蒸発した流体は排出されるか、あるいは、凝縮器1510内に捕集
される。スプレー乾燥器の副生成物は、蒸発した流体および乾燥粒子である。
【0065】 スプレー乾燥器を高圧ミルと連結して使用することは、従来の乾燥技術を超え
るいくつかの利点を提供する。例えば、スプレー乾燥は、多成分の固体/スラリ
ーから非常に均質な製品を提供する。スプレー乾燥器は、添加剤(使用される場
合)、および材料を残してスラリーからエネルギー輸送流体をエバポレートさせ
得る。添加剤が流体である場合、乾燥温度はバインダーの分解温度より低く保た
れる。エネルギー輸送流体がエバポレートする間に、非常に薄いバインダーのコ
ーティングが各粒子上に重合する。スプレー乾燥器において乾燥された後、粒子
は燒結のためにコンパクトに形成されるのに十分コーティングされる。さらなる
処理は必要ない。
【0066】 さらに、得られた捕集された粒子は、微細で、乾燥しそして綿状である。従来
の技術(例えば、沸騰させ粒子から蒸気を飛ばすこと)は、粒子の塊の集合体を
残し、そして添加剤の不完全な混合を引き起こす。スプレー乾燥器はまた、従来
技術による乾燥よりずっと速く製品を乾燥させる。スプレー乾燥器は、霧化が粒
子の全ての部位を乾燥熱に曝すので、製品を急速に乾燥させる。粒子は、気流乾
燥に供され、そして用途に依存して、3〜40秒の間にあらゆる場所で乾燥し得
る。従って、熱感受性粒子は、粒子を過熱することなく急速に乾燥し得る。乾燥
が始まる場合、蒸発した流体は、粒子の周りに形成される。この「保護的エンベ
ロープ」は、固体粒子をエバポレートされている流体の沸騰温度に、またはそれ
以下に保つ。エバポレーションプロセスが引き起こされている限り、乾燥器の温
度は流体エバポレーション温度より高いにもかかわらず、固体の温度は乾燥器の
温度に近づかない。
【0067】 さらなる利点は、スプレー乾燥器は、粒子を集めて次いで粒子を乾燥させる必
要があるのではなく、乾燥粒子が捕集される間に、乾燥粒子を提供する連続プロ
セスの一部として行われ得ることである。これはまた、乾燥装置内に製品ホール
ドアップが全くないので、速い定期補修回数および製品交換を可能とする。
【0068】 受容可能なチャンバ1606の容量は、(残留時間)*(体積流量)=チャン
バの容積、という式によって決定され得、ここで、体積流量は処理量である。さ
らに、単位質量当たりのより大きな表面積のために、より微細な粒子は、通常、
より大きな粒子より長い乾燥のための滞留時間を必要とする。従って、滞留時間
は、より微細な材料に対してより長い。液体サイクロンの性質を有する材料はま
た、チャンバ1606においてより長い滞留時間を必要とする。高温は、このよ
うな材料の乾燥を加速するために使用され得る。
【0069】 スプレー乾燥器は、スラリーが材料、添加剤、およびエネルギー輸送流体の粒
子からなろうが、または材料およびエネルギー輸送流体の粒子のみからなろうが
、任意のスラリーを乾燥させるために使用され得る。さらに、スプレー乾燥器は
、スプレー乾燥の分野で公知の標準的スプレー乾燥器であり得る。スプレー乾燥
器の製造者および販売業者としては、Migdal Ha’emekのU.S.
Dryer Ltd.、Columbia、MDのIsrael,Niro,I
nc.、Resemont ILのAVP、およびRandallstown、
MDのSpray Drying System,Inc.のような会社が挙げ
られる。
【0070】 従来のスプレー乾燥器は、凝縮器1510で供給され得る。全ての乾燥は、閉
鎖チャンバ1606において実施されるので、この気体の捕捉および濃縮は容易
に実施される。凝縮器1510は、チャンバ1606からの気化された流体を収
集し、そしてこの通過した流体を回収することを可能にする。従って、スプレー
乾燥は、エバポレートした流体からの気体を含むための単純な方法を提供する。
図15に示されるような流体再利用回路1514により、高圧ミルの第1チャン
バに配置された高圧スラリーポンプ1502に凝縮器1510を接続し得る。こ
れにより、濃縮した流体が、使用した流体をスプレー乾燥器から高圧ミルへ戻す
ことにより再利用されることが可能となる。これは、浪費を減少させ、そしてこ
の流体が制御された生成物(例えば、イソプロパノール)である場合、本質的に
重要である流体を含む。イソプロパノールは、高圧ミル中の流体として使用され
、凝縮器内で気化され、再濃縮されるスプレー乾燥器に導入され、そして再使用
のために高圧ミルに再び戻される。この方法において、気化流体は、大気中への
有害な気体を放出する危険性なしで含まれる。
【0071】 この流体が水である場合、気体としてスプレー乾燥器から放出され得る水は、
処理されるように濃縮されるか、または流体再利用回路を介して再利用され得る
。上記のように、種々の流体を、ミル中のエネルギー輸送流体として使用し得る
【0072】 別の実施形態において、このスラリーは、高圧ミルからスプレー乾燥器に直接
的に導入される。この実施形態は、微粒化するためにノズルに接続された供給ポ
ンプを使用しない。その代わりに、流体レストリクターは、ミル100中の高圧
を維持するために、ミル出口ポートを高圧で使用する。このスラリーは、供給ポ
ンプ1506を迂回し、そしてミル100の出口からスプレー乾燥器1508へ
直接的に注入される。スプレー乾燥器1508中の粒子および流体の適切な分離
を達成するために、ミル100の出口のスラリージェットは、このスラリーの完
全な微粒化を達成するために、乾燥器1508に入るように十分な速度を有さな
ければならない。スラリーをスプレー乾燥器に導入するための供給ポンプの必要
性を排除することによって、このシステムはより経済的に操作される。
【0073】 図17は、物質を粒子に粉砕、ブレンドおよび処理するためのシステム170
0の別の実施形態を示す。この実施形態は、ミル1704と供給ポンプ1506
との間に配置される液体サイクロン1710を含む。液体サイクロン1710は
、供給ポンプ1506の前または後のいずれかに配置され得るが、好ましくは、
供給ポンプの前に配置される。第2の供給(示さず)は、ミル1700から液体
サイクロン1710にスラリーを導入するために使用され得るか、またはこのス
ラリーは、ミル1704から直接的に液体サイクロン1700に導入され得る(
図17に示される)。
【0074】 液体サイクロン1710は、粗砕粒子から非常に微細な粒子を分離することに
よって、高圧ミル1704から出る固体粒子を分類するのを補助する。この粗砕
粒子は、さらなる細分のためにミル1704に再導入するために、再利用ライン
1514を介して高圧スラリーポンプ1502に戻るように供給され、そして処
理される。この粒子がなお液体サイクロン1710からの圧力下にある場合、リ
サイクルライン1514は、チューブまたは閉鎖回路であり、これにより、粒子
をミル1704に移動させる。
【0075】 ミル1704からのスラリーは、入口開口部を介して高速で液体サイクロン1
710に入り、そして円錐形の分離チャンバに流れる。このスラリーがチャンバ
において下方に渦を巻く場合、この速度は上がる。大きな粒子は、壁に対して押
付けられ、底部に落され、そして再利用ライン1514への制限された放出ノズ
ルを介して放出される。この回転により、液体サイクロン1710まで微細粒子
を上昇させそして運搬する内部渦を形成し、その後、細粒子が放出ノズルから出
て、そして前方の出口を介して、供給ポンプ1506、または直接的にスプレー
乾燥器1508の方へ粒子を推進させる。
【0076】 別の実施形態において、液体1710は、スプレー乾燥器1508の後に配置
された乾燥型サイクロンである。この実施形態において、粒子はスプレー乾燥器
1508において乾燥され、そして捕集器で一緒にされる。この乾燥粒子は、捕
集器1512からサイクロン1710に導入され、ここで、この粒子は、サイズ
に従って保存される。サイクロン1710は、流体として気体を使用する、上記
の液体サイクロンと実質的に同様に操作される。さらに、オーバーサイズの粒子
は、高圧ミル1704または高圧スラリーポンプ1502に、再利用ライン15
14を介して再導入される。気体は、通常、流体よりも低い表面張力を有するの
で、乾燥分離により、通常、結果として微細でかつより正確なサイズの分離が得
られる。
【0077】 液体サイクロン1710は、粒子の分類、浄化、向流洗浄、濃縮などのために
使用される市販の液体サイクロンであり得る。液体サイクロンおよびサイクロン
製造の例としては、以下である:Warman International,
Inc.of Madison,WI(CAVEX(登録商標)Hydrocy
clone Technology)、Polytech Filtratio
n Systems,Inc.,of Sudbury,MA(POLYCLO
N(登録商標)Hydrocyclone Technology)、およびD
orr−Oliver,Inc.,of Milford,CT(DORRCL
ONE(登録商標)HYDROCLONES)。
【0078】 液体サイクロン1710は、さらなるサイズの減少のために、より大きいかま
たはより粗砕の材料断片をミル1704に戻して再利用するので、液体サイクロ
ン1710は、微細化粒子の狭いサイズ分布を達成するのを助ける。さらに、液
体サイクロン1710は、粒子および添加物のより密接な混合を提供する。液体
サイクロン1710中の残留時間は、代表的に短く、そして処理速度、および装
置のサイズ(体積)の関数である。従って、残留時間=装置の体積/処理速度(
体積/時間)。代表的に、液体サイクロン1710の残留時間は、60秒よりも
短く、そして好ましくは、2〜50秒である。従って、液体サイクロン1710
の使用は、ミル1704中で達成される処理速度および引き続くスプレー乾燥器
1508に制限されない。
【0079】 液体サイクロンのサイズおよび容量に依存して、残留時間は、所定の処理時間
に対して変化する。従って、適切な大きさの液体サイクロンは、粒子を効果的に
消費し、ブレンドし、そして処理するために使用されなければならない。不適切
な大きさの液体サイクロンは、システム1700の他の構成要素において残留時
間において制限が課せられ得る。
【0080】 図4に戻って参照すると、温度センサ132、圧力センサ134および音セン
サ136は、ミル100の第2チャンバ106に配置されることが示される。1
実施形態において、当業者にとって明らかであるように、センサ132、134
および136は、種々の変換器、熱電対、および使用者入力を使用して実施され
る。
【0081】 これらのセンサの各々によって収集されたデータを、信号調整モジュール40
2に供給する。1実施形態において、信号調整モジュール402は、Omega
Engineering,Stamford,Connecticutから市
販されている信号調整器/隔離器である。信号調整モジュール402は、センサ
132、134および136から転送された信号をコンピュータが読み取り可能
な形式に変換し、そしてこれをデータ収集(DAQ)カード404に送る。1実
施形態において、DAQカード404は、National Instrume
nts Corporation,Austin,Texasから市販されてい
るデータ収集カードである。このDAQカード404は、プロセッサ408のP
CMCIAスロット406に挿入されるか、または配置され得る。プロセッサ4
08は、信号を処置して、粉砕プロセスに関するデータを得る。1実施形態にお
いて、プロセッサ408は、制御システムでの制御パラメータとして使用される
べきセンサから受容されるデータを検証、保存および/または操作することが使
用者に可能となるLab Viewソフトウエアを実行する。
【0082】 当業者にとって明らかであるが、本発明は、ハードウエア、ソフトウエアまた
はそれらの組合せを使用して実行され得、そしてコンピュータシステムまたは他
の処理システムにおいて実行され得る。実際に、1実施形態において、本発明は
、本明細書中に記載される機能を実施し得る1以上のコンピュータシステムに関
する。コンピュータシステム700の例は、図7に示される。コンピュータシス
テム700は、1以上のプロセッサ(例えば、プロセッサ408)を含む。プロ
セッサ408は、伝達基盤706(例えば、伝達バス、クロスオーバーバー、ま
たはネットワーク)に接続される。種々のソフトウエアの実施形態は、この例示
的コンピュータシステムに関して記載される。この記載を読んだ後、他のコンピ
ュータシステムおよび/またはコンピュータ構築物を使用して、どのように本発
明を実行するかは、当業者に明らかとなる。
【0083】 コンピュータシステム700は、ディスプレイユニット730でのディスプレ
イのために、伝達基盤706から(またはフレームバッファーから(示されない
))のグラフィック、テキストおよび他のデータを転送するディスプレイインタ
ーフェイス702を含み得る。
【0084】 コンピュータシステム700はまた、主要記憶装置708、好ましくは、ラン
ダムアクセス記憶装置(RAM)を備え、そしてまた、第2記憶装置710を備
え得る。第2記憶装置710は、例えば、ハードディスクドライブ712および
/または移動可能な保存デバイス714(フロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブ、磁気テープドライブ、任意のディスクドライブなど)を備え得る。この移
動可能な保存ドライブ714は、周知の様式で移動可能な保存ユニット718か
ら読みおよび/または書きされる。移動可能な記憶ユニット718は、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、磁気テープ、任意のディスクなどを示し、これは、移
動可能な記憶ドライブ714によって読みおよび書きされる。理解されるように
、移動可能な記憶ユニット718は、コンピュータソフトウエアおよび/または
データに記憶された記憶媒体を利用可能なコンピュータを備える。
【0085】 代替の実施形態において、第2メモリー710は、コンピュータプログラムま
たは他の装置がコンピュータシステム700にロードされるのを可能にするため
の他の類似手段を備え得る。このような手段は、例えば、移動可能な記憶ユニッ
ト722およびインターフェース720を備え得る。このような例としては、プ
ログラムカートリッジおよびカートリッジインターフェース(例えば、ビデオゲ
ームデバイスにおいて見出されるインターフェース)、移動可能な記憶チップ(
例えば、EPROM、またはPROM)および関連するソケット、ならびに他の
移動可能な記憶ユニット722およびインターフェース720が挙げられ、これ
により、ソフトウエアおよびデータが、移動可能な記憶ユニット722からコン
ピュータシステム700に転送されるのを可能にする。
【0086】 コンピュータシステム700はまた、伝達インターフェース724を含み得る
。コミュニケーションインターフェース724により、ソフトウエアおよびデー
タがコンピュータシステム700と外部デバイスとの間で転送されるのを可能に
する。伝達インターフェース724の例としては、モデム、ネットワークインタ
ーフェース(例えば、Ethernet(登録商標)カード)、伝達ポート、P
CMCIAスロットおよびカードなどが挙げられる。伝達インターフェース72
4を介して伝達されたソフトウエアおよびデータは、伝達インターフェースに7
24よって受信され得る電気的、電磁的、光学的または他の信号であり得る、信
号728の形態である。これらの信号728は、伝達経路(すなわち、チャネル
)726を介した伝達インターフェース724に提供される。このチャネル72
6は、信号728を有し、そしてワイヤもしくはケーブル、光ファイバー、電話
回線、セルラー電話回線、RF回線および他の伝達チャネルを使用して実施され
る。
【0087】 この文章において、用語「コンピュータプログラム媒体」および「コンピュー
タ利用可能媒体」は、一般に、移動可能な記録デバイス714、ハードディスク
ドライブ712にインストールされたハードディスク、および信号728のよう
な媒体を言及するために使用される。これらのコンピュータプログラムのプロダ
クトは、ソフトウエアをコンピュータシステム700に提供するための手段であ
る。この発明は、このようなコンピュータプログラムのプロダクトに関する。
【0088】 コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックとも呼ばれる)は、主要
記憶装置708および/または第2記憶装置710に記憶される。コンピュータ
プログラムはまた、伝達インターフェース724を介して受信され得る。実行さ
れる場合、このようなコンピュータプログラムは、このコンピュータシステム7
00により本明細書中に記載されるような本発明の特徴を実施し得る。特に、実
行される場合、このコンピュータプログラムは、このプロセッサ704により本
発明の特徴を実施し得る。従って、このようなコンピュータプログラムは、コン
ピュータシステム700の制御器を示す。
【0089】 本発明がソフトウエアを使用して実行される実施形態において、このソフトウ
エアは、コンピュータプログラムプロダクトに記録され、そして移動可能な記憶
ドライブ714、ハードドライブ712または伝達インターフェース724を使
用してコンピュータシステム700にロードされ得る。プロセッサ704によっ
て実施される場合、この制御ロジック(ソフトウエア)は、このプロセッサ70
4により本明細書中に記載されるような機能を実施し得る。
【0090】 別の実施形態において、本発明は、例えば、適用特異的集積回路(ASIC)
のようなハードウエア成分を使用するハードウエアにおいて主に実施される。本
明細書中に記載される機能を実施するためのハードウエア状態マシンの実施は、
当業者に明らかである。なお別の実施形態において、本発明は、ハードウエアと
ソフトウエアの両方を組合せて使用して実施される。
【0091】 図4に示されるように、第2の温度センサ132および圧力センサ134は、
流体ジェット116に配置され、流体ジェット116を出る場合および第1チャ
ンバ102に入る場合に、液体の温度および圧力を測定する。これらのセンサか
らのデータはまた、信号調整モジュール402およびプロセッサ408に供給さ
れる。
【0092】 線形可変差動変成器(LVDT)410は、第3チャンバ128のコリダー(
colider)128の一方の末端に配置される。LVDT410は、第3チ
ャンバ110に入る場合のスラリーフローに関して、第3チャンバ128のコリ
ダー128の線形位置を測定する。LVDT410からのデータはまた、信号調
整モジュール402およびプロセッサ408に供給される。
【0093】 最後に、粒径センサ412は、第3チャンバ110の出口ポート130に配置
され、ミルの処理が完了した後に、この粒子の最終サイズを測定する。粒子サイ
ズセンサ412からのデータはまた、信号調整モジュール402およびプロセッ
サ408に供給される。
【0094】 図4のシステム400はデータ収集システムとしてのみ示されるが、プロセッ
サ408が鉱物粒子のミル処理を制御するために必要とされるデータを使用し得
ることが、当業者に明らかである。このような実施形態において、フィードバッ
クループは、プロセッサ408とチャンバ(102、104、106、108お
よび110)の各々との間に作製され、処理の各段階でのフローおよび伝達を制
御する。
【0095】 例えば、使用者は、コンピュータインターフェースを介して達成されるように
最終の粒径を選択して、そしてプロセッサ408によって収集されたデータを使
用して、ノズルを通過する流体流の圧力を変化させ、そして/または第2スラリ
ーノズルに関して、フローレストリクターの位置を調整し得る。この方法におい
て、収集されたデータを使用して、処理されるべき物質の所望の生成物のサイズ
を制御し、そして正確に維持し得る。
【0096】 (実施例) 図8は、無煙炭を処置するための本発明のミルの使用から得られる粒径分布の
グラフを示す。この例において、802として記された分布は、0.25〜0.
5インチの供給サイズに基づく。804として記された分布について、この供給
サイズは、0.02〜0.05インチであった。この試験のミルとしては、ミル
100に関して上記のような、第1チャンバ102、ノズルチャンバ104、第
2チャンバ106、および第3チャンバ110が挙げられる。高圧流体ジェット
116のためのノズルは、0.012インチの直径を有し、そしてノズルチャン
バ104の第1スラリーノズルは、0.045インチであった。分布802にお
いて示された粒子のために使用されたジェット116のための流体圧力は、40
,000psiであり、そして分布804に示された粒子に使用されるジェット
116のための流体圧力は、30,000psiであった。第3チャンバ110
中のコリダー128は、完全に開口した位置であった。
【0097】 0.25〜0.5インチの供給サイズのために、図8のグラフに示されるよう
に、本発明のミルは、これらの出発粒子の約90%を、サブミクロンから15ミ
クロンの範囲の内のプロダクトサイズに細分した。0.02〜0.05インチの
供給サイズのために、本発明のミルは、28ミクロンのサブミクロンの範囲内の
プロダクトサイズに対してこれらの粒子の約90%を細分した。
【0098】 本発明のミルは、有機材料と無機材料の両方の細分(鉱物の細分を含む)のた
めに使用されることが意図される。特定の鉱物(例えば、雲母)の細分において
、本発明のミルを使用して達成される得られた粒子は、鉱物のフレークの形状で
ある。特に、本発明のミルは、鉱物の超微細粒子のフレークまたは小板(pla
telet)を作製する。この流体ジェットは、この流体が鉱物中の亀裂の先端
に入ることを可能にし、これによりこの先端で張力が生じる。この張力は、鉱物
の小さな粒子がフレークに分離するので、この亀裂が鉱物中の天然の平面に沿っ
て伝達することを可能にする。このように、本発明は、これらの粒子、すなわち
、利用可能な鉱物の天然で最も小さな粒子に独特な形状を与える。本発明の細分
技術を取り込まない他の方法を使用して得られた粒子は、フレークとして得られ
ない。なぜならば、これらの粒子は、鉱物中の天然の亀裂を利用しないからであ
る。本発明のミルを使用する処理から得られる超微細無煙炭粒子は、種々の適用
において利用され得る。例えば、得られた無煙炭粒子は、以下の適用において使
用され得る:金属炉の電極;グラファイトおよびグラファイトベースの生成物;
カーボンブラック;炭素ベースの水素ストレージシステム;成形のための鋳型お
よびダイ;化学的蒸着処理のための水性トレイ;プラズマエッチングのための電
極;モーターのブッシュ;燃料電池のプレート、触媒および電極;EDMのため
の電極;航空宇宙用構成成分および船用構成成分;リチウムイオンバッテリー用
のメソフェーズ炭素;カーボンファイバー、ウイスカー、フィラメント、テープ
および複合材料;分子篩炭素(molecular sieving carb
on);カーボンファイバー強化プラスチック;活性炭素;活性炭素ファイバー
;フラーレンおよびカーボンナノチューブ;ダイヤモンド様フィルム;エチレン
、プロピレン、ブタジエン、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびメタノールを
含む有機化合物;ならびにエンジニアリングポリマーおよびエンジニアリングプ
ラスチック(例えば、一般的なエンジニアリングプラスチック(例えば、PET
、PBT、PAR、高温高耐性プラスチック、流体結晶ポリマー、機能性ポリマ
ー、濃縮した多核芳香族樹脂および無機/有機ポリマー)を含む)。
【0099】 本発明の複数の実施形態は、上に記載されるが、これらは、例示のために提供
されるものであって、限定するものではないことが理解されるべきである。形態
および詳細における種々の変化は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく
本発明において実施され得ることが、当業者に理解される。従って、本発明は、
上記の例示的な実施形態のいずれかによって限定されるべきではないが、以下の
特許請求の範囲およびそれらの等価物に従ってのみ規定されるべきである。
【0100】 本発明の上述の特徴および利点ならびに他の特徴および利点は、添付の図面に
例示されるような、以下の本発明の好ましい実施形態のより詳細な説明から明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、材料の粉砕のための本発明のミルの第1の実施形態を示す。
【図2】 図2は、図1のミルのキャビテーションノズルの断面図を示す。
【図3】 図3は、材料の粉砕のための本発明のミルの第2の実施形態を示す。
【図4】 図4は、材料の粉砕のための本発明のミルおよびデータ制御システムを示す。
【図5】 図5は、超音波的に振動するホーンが使用される本発明のミルの第3チャンバ
の代替の実施形態を示す。
【図6】 図6は、1つ以上の自己共振要素が使用される本発明のミルの代替の実施形態
を示す。
【図6A】 図6Aは、図6の自己共振要素の詳細図を示す。
【図7】 図7は、本発明のミルおよびデータ制御システムを実施するために使用される
例示的なコンピュータシステムを示す。
【図8】 図8は、無煙炭を加工するための本発明のミルの使用により生じる製品サイズ
分布のグラフを示す。
【図9】 図9は、本発明のスラリーノズルの代替の実施形態を示す。
【図10】 図10は、本発明のスラリーノズルの代替の実施形態を示す。
【図11】 図11Aおよび図11Bは、本発明のコライダーの代替の実施形態を示す。
【図12】 図12は、キャビテーションが電気的に制御された弁によって引き起こされる
ミルの代替の実施形態を示す。
【図13】 図13は、キャビテーションが一連のノズルによって引き起こされるミルの代
替の実施形態を示す。
【図14】 図14は、垂直方向の構成におけるミルの代替の実施形態を示す。
【図15】 図15は、スプレードライヤーを備えたミルの代替の実施形態を示す。
【図16】 図16は、捕集器および濃縮器を装備したスプレードライヤーの実施形態を示
す。
【図17】 図17は、液体サイクロンを備える、図15の別の実施形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 コンラド, ブルース イー. アメリカ合衆国 ペンシルベニア 18255, ウェザリー, ザ ロックス 16 Fターム(参考) 4D067 CA01 CA05 GA01 GA07

Claims (95)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧流体を使用して材料の超微細粒子を作製するための方法
    であって、以下: (a)材料を第1チャンバに配置する工程; (b)該第1チャンバ内の該材料を、少なくとも1つの高圧流体ジェットノズ
    ルによって作られる高圧流体ジェットに供し、これによって該材料の少なくとも
    一部が、粒子に分割される、工程; (c)該材料の粒子を第2チャンバに移す工程; (d)該材料の粒子を該第2チャンバ内でキャビテーションに供する工程であ
    って、これによって該粒子の少なくとも一部が、比較的小さな粒子にさらに分割
    される、工程; (e)該比較的小さな粒子を第3チャンバに移す工程;ならびに (f)該比較的小さな粒子を該第3チャンバ内のコライダーと衝突させる工程
    でって、これによって、該比較的小さな粒子の少なくとも一部が、該材料の超微
    細粒子に分割される、工程、 を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記流体が、水;油;低温
    二酸化炭素を含む低温液体;液体二酸化炭素および液体窒素を含む液化ガス;ア
    ルコール;過フッ化炭素流体を含むシリコーンベースの流体;超臨界状態の二酸
    化炭素を含む超臨界流体;あるいは有機溶媒からなる群より選択される、方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、前記材料の複数の粒子が、
    0.5インチ未満の直径の供給サイズを有する前記第1チャンバに配置される、
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、前記材料の複数の粒子が、
    600〜1,200ミクロンの直径の範囲内の供給サイズを有する前記第1チャ
    ンバ内に配置される、方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、前記材料の超微細粒子が、
    15ミクロン未満の製品サイズを有する、方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、前記材料の超微細粒子が、
    5ミクロン未満の製品サイズを有する、方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、前記高圧流体ジェットノズ
    ルが、0.005〜1.0インチの範囲内の直径を有する、方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、前記高圧流体ジェットノズ
    ルが、0.005〜0.060インチの範囲内の直径を有する、方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法であって、前記流体ジェットが、5,
    000〜150,000psiの範囲内の圧力で送達される、方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法であって、前記コライダーがフロー
    レストリクターである、方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法であって、前記コライダーが平坦な
    前面を有する、方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法であって、前記コライダーが凹面の
    前面を有する、方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法であって、前記コライダーが超音波
    的に振動する先端を有する、方法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の方法であって、一次スラリーノズルが、
    前記材料の粒子を前記第2チャンバに移すために、前記工程(c)において使用
    される、方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の方法であって、キャビテーションノズル
    が、前記一次スラリーノズルを出る前記粒子を攻撃するために、前記工程(d)
    において使用される、方法。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の方法であって、二次スラリーノズルが、
    前記材料の比較的小さな粒子を前記第3チャンバに移すために、前記工程(e)
    において使用される、方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法であって、前記二次スラリーノズ
    ルが、前記第3チャンバの前記コライダーへと前記材料の比較的小さな粒子の出
    力を方向付ける、方法。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の方法であって、前記材料が、固相有機材
    料および固相無機材料からなる群より選択される、方法。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の方法であって、前記材料が、無煙炭、シ
    リカカーバイド、シリカ化合物、ガーネット、アルミナ、コークス、コークス副
    生成物、磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅、ニッケル、マイカ、バーミキュライト、二酸
    化ケイ素、カーボンブラック、ジルコニア、シリカ、チタン酸バリウム、ケイ灰
    石およびチタニアからなる群より選択される鉱物である、方法。
  20. 【請求項20】 高圧液体ジェットを使用する、材料の超微細粒子を作製す
    るための方法であって、以下: (a)第1材料を第1チャンバに配置する工程; (b)該第1チャンバ内の該第1材料を、少なくとも1つの高圧液体ジェット
    ノズルによって作られる高圧液体ジェットに供し、これによって、該第1材料の
    少なくとも一部を粒子に分割する工程; (c)第2材料を第2チャンバに配置する工程; (d)該第2チャンバ内の該第2材料を、少なくとも1つの他の高圧液体ジェ
    ットノズルによって作られる高圧液体ジェットに供し、これによって、該第2材
    料の少なくとも一部を粒子に分割する工程; (e)該第1チャンバからの該粒子のスラリーの第1ジェットを作り、そして
    該第2チャンバからの該粒子のスラリーの第2ジェットを作る工程であって、そ
    の結果、該第1および第2のスラリーのジェットが、互いに第3チャンバにおい
    て衝突し、それによって該粒子の少なくとも一部が、該材料の超微細粒子に分割
    される、工程、 を包含する、方法。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の方法に従って作製される、15ミクロン
    未満の製品サイズを有する材料の超微細粒子。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の超微細粒子であって、前記材料が、固
    相有機材料および固相無機材料からなる群より選択される、超微細粒子。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の超微細粒子であって、前記材料が、無
    煙炭、シリカカーバイド、シリカ化合物、ガーネット、アルミナ、コークス、コ
    ークス副生成物、磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅、ニッケル、マイカ、バーミキュライ
    ト、二酸化ケイ素、カーボンブラック、ジルコニア、シリカ、チタン酸バリウム
    、ケイ灰石およびチタニアからなる群より選択される鉱物である、超微細粒子。
  24. 【請求項24】 材料の超微細粒子であって、該粒子が、15ミクロン未満
    の製品サイズを有する、天然の平面に沿って破損されているフレークまたは小板
    である、超微細粒子。
  25. 【請求項25】 材料の超微細粒子であって、該粒子が、150ナノメート
    ル未満の製品サイズを有する、天然の平面に沿って破損されているフレークまた
    は小板である、超微細粒子。
  26. 【請求項26】 材料の超微細粒子を作製するための高圧ミルであって、以
    下: 第1チャンバであって、該第1チャンバに配置された入口および該第1チャン
    バに配置された少なくとも1つの高圧流体ジェットノズルを有し、その結果、該
    材料が該入口を介して該第1チャンバに入った後に、該流体ジェットノズルによ
    って作られる流体ジェットが、該材料に衝突する、第1チャンバ; 該第1チャンバの出口に配置される、一次スラリーノズル; 第2チャンバであって、該一次スラリーノズルが、該第2チャンバの入口に隣
    接して配置され、そしてキャビテーションが、該第2チャンバ内で引き起こされ
    る、第2チャンバ;および 第3チャンバであって、コライダーが該第3チャンバに配置される、第3チャ
    ンバ、 を備える、高圧ミル。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の高圧ミルであって、さらに、以下: 前記第2チャンバの出口に隣接して配置される、二次スラリーノズル、 を備える、高圧ミル。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載の高圧ミルであって、さらに、以下: 前記一次スラリーノズルと前記第2チャンバとの間に配置される、キャビテー
    ションノズル、 を備える、高圧ミル。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記コライダーが
    、前記二次スラリーノズルに対して前記第3チャンバ内で位置を換えることがで
    きる、高圧ミル。
  30. 【請求項30】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記材料が、固相
    有機材料および固相無機材料からなる群より選択される、高圧ミル。
  31. 【請求項31】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記材料が、無煙
    炭、シリカカーバイド、シリカ化合物、ガーネット、アルミナ、コークス、コー
    クス副生成物、磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅、ニッケル、マイカ、バーミキュライト
    、二酸化ケイ素、カーボンブラック、ジルコニア、シリカ、チタン酸バリウム、
    ケイ灰石およびチタニアからなる群より選択される鉱物である、高圧ミル。
  32. 【請求項32】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、15ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  33. 【請求項33】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、5ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  34. 【請求項34】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、150ナノメートル未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  35. 【請求項35】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜1.0インチの範囲内の直径を有する、高圧ミル。
  36. 【請求項36】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜0.060インチの範囲内の直径を有する、高圧ミ
    ル。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載の高圧ミルであって、前記流体ジェット
    が、5,000〜150,000psiの範囲内の圧力で送達される、高圧ミル
  38. 【請求項38】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記コライダーが
    フローレストリクターである、高圧ミル。
  39. 【請求項39】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記コライダーが
    平坦な前面を有する、高圧ミル。
  40. 【請求項40】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記コライダーが
    凹面の前面を有する、高圧ミル。
  41. 【請求項41】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記コライダーが
    、超音波的に振動する先端を有する、高圧ミル。
  42. 【請求項42】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、低温
    二酸化炭素を含む低温液体からなる群より選択される、高圧ミル。
  43. 【請求項43】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、液体
    二酸化炭素および液体窒素を含む、液化ガスからなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  44. 【請求項44】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体がアルコ
    ールである、高圧ミル。
  45. 【請求項45】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、過フ
    ッ化炭素流体を含むシリコーンベースの流体からなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  46. 【請求項46】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、超臨
    界状態の二酸化炭素を含む超臨界流体からなる群より選択される、高圧ミル。
  47. 【請求項47】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、有機
    溶媒である、高圧ミル。
  48. 【請求項48】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、低温
    二酸化炭素を含む低温液体からなる群より選択される、高圧ミル。
  49. 【請求項49】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記流体が、液体
    二酸化炭素および液体窒素を含む、液化ガスからなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  50. 【請求項50】 請求項26に記載の高圧ミルであって、キャビテーション
    が、ノズルによって引き起こされる、高圧ミル。
  51. 【請求項51】 請求項26に記載の高圧ミルであって、さらに、以下: 前記一次ノズルの出口に配置される、第1弁;および 前記第2チャンバの出口に配置される、第2弁であって、キャビテーションが
    、該第1弁および第2弁を使用して異なる圧力を作ることによって引き起こされ
    る、第2弁、 を備える、高圧ミル。
  52. 【請求項52】 請求項26に記載の高圧ミルであって、さらに、前記第2
    チャンバ内に連続して配置される複数のノズルを含む、高圧ミル。
  53. 【請求項53】 請求項26に記載の高圧ミルであって、前記ミルの内部表
    面が、前記材料の薄い層でコーティングされる、高圧ミル。
  54. 【請求項54】 請求項53に記載の高圧ミルであって、前記層が、化学蒸
    着法によって適用される、高圧ミル。
  55. 【請求項55】 材料の超微細粒子を作製するための高圧ミルであって、以
    下: 第1チャンバであって、該第1チャンバに配置された入口および該第1チャン
    バに配置された少なくとも1つの高圧流体ジェットノズルを有し、その結果、該
    材料が該入口を介して該第1チャンバに入った後に、該流体ジェットノズルによ
    って作られる流体ジェットが、該材料に衝突する、第1チャンバ; 該第1チャンバの出口に配置される、第1スラリーノズル; 第2チャンバであって、該第2チャンバに配置された入口および該第2チャン
    バに配置された少なくとも1つの他の高圧流体ジェットノズルを有し、その結果
    、該材料が該入口を介して該第2チャンバに入った後に、該他の流体ジェットノ
    ズルによって作られる流体ジェットが、該材料に衝突する、第2チャンバ; 該第2チャンバの出口に配置される、第2スラリーノズル; 第3チャンバであって、該第1スラリーノズルからのスラリーおよび第2スラ
    リーノズルからのスラリーが、該第3チャンバにおいて衝突する、第3チャンバ
    、 を備える、高圧ミル。
  56. 【請求項56】 材料の超微細粒子を作製するための高圧ミルであって、以
    下: 第1チャンバであって、該第1チャンバに配置された入口および該第1チャン
    バに配置された少なくとも1つの高圧流体ジェットノズルを有し、その結果、該
    材料が該入口を介して該第1チャンバに入った後に、該流体ジェットノズルによ
    って作られる流体ジェットが、該材料に衝突する、第1チャンバ; 該第1チャンバの出口に配置される、一次スラリーノズル; 二次ノズルの下に配置されるキャッチャーであって、その結果、該二次ジェッ
    トノズルによって作られる流体ジェットが、該キャッチャーによって含まれる、
    キャッチャー;および 該キャッチャーの入口に配置される二次ジェットノズル、 を備える、高圧ミル。
  57. 【請求項57】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記材料が、固相
    有機材料および固相無機材料からなる群より選択される、高圧ミル。
  58. 【請求項58】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記材料が、無煙
    炭、シリカカーバイド、シリカ化合物、ガーネット、アルミナ、コークス、コー
    クス副生成物、磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅、ニッケル、マイカ、バーミキュライト
    、二酸化ケイ素、カーボンブラック、ジルコニア、シリカ、チタン酸バリウム、
    ケイ灰石およびチタニアからなる群より選択される鉱物である、高圧ミル。
  59. 【請求項59】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、15ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  60. 【請求項60】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、5ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  61. 【請求項61】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、150ナノメートル未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  62. 【請求項62】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜1.0インチの範囲内の直径を有する、高圧ミル。
  63. 【請求項63】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜0.060インチの範囲内の直径を有する、高圧ミ
    ル。
  64. 【請求項64】 請求項62に記載の高圧ミルであって、前記流体ジェット
    が、5,000〜150,000psiの範囲内の圧力で送達される、高圧ミル
  65. 【請求項65】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、低温
    二酸化炭素を含む低温液体からなる群より選択される、高圧ミル。
  66. 【請求項66】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、液体
    二酸化炭素および液体窒素を含む、液化ガスからなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  67. 【請求項67】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体がアルコ
    ールである、高圧ミル。
  68. 【請求項68】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、過フ
    ッ化炭素流体を含むシリコーンベースの流体からなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  69. 【請求項69】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、超臨
    界状態の二酸化炭素を含む超臨界流体からなる群より選択される、高圧ミル。
  70. 【請求項70】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、有機
    溶媒からなる群より選択される、高圧ミル。
  71. 【請求項71】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、低温
    二酸化炭素を含む低温液体からなる群より選択される、高圧ミル。
  72. 【請求項72】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記流体が、液体
    二酸化炭素および液体窒素を含む、液化ガスからなる群より選択される、高圧ミ
    ル。
  73. 【請求項73】 請求項56に記載の高圧ミルであって、前記ミルの内部表
    面が、前記材料の薄い層でコーティングされる、高圧ミル。
  74. 【請求項74】 請求項73に記載の高圧ミルであって、前記層が、化学蒸
    着法によって適用される、高圧ミル。
  75. 【請求項75】 材料の超微細粒子を作製するための高圧ミルであって、以
    下: 第1チャンバであって、該第1チャンバに配置された入口および該第1チャン
    バに配置された少なくとも1つの高圧流体ジェットノズルを有し、その結果、該
    材料が該入口を介して該第1チャンバに入った後に、該流体ジェットノズルによ
    って作られる流体ジェットが、該材料に衝突する、第1チャンバ; 該第1チャンバの出口に配置される、一次スラリーノズル; 第2チャンバであって、該一次スラリーノズルが、該第2チャンバの入口に隣
    接して配置され、そしてキャビテーションが、該第2チャンバ内で引き起こされ
    る、第2チャンバ;および 該第2チャンバの出口に配置される、液体サイクロン、 を備え、ここで、該流体が、水;油;低温二酸化炭素を含む低温液体;液体二酸
    化炭素および液体窒素を含む液化ガス;アルコール;過フッ化炭素流体を含むシ
    リコーンベースの流体;超臨界状態の二酸化炭素、キセノンおよびアルゴンを含
    む超臨界流体;あるいは有機溶媒からなる群より選択される、高圧ミル。
  76. 【請求項76】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記材料が、固相
    有機材料および固相無機材料からなる群より選択される、高圧ミル。
  77. 【請求項77】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記材料が、無煙
    炭、シリカカーバイド、シリカ化合物、ガーネット、アルミナ、コークス、コー
    クス副生成物、磁鉄鉱、亜鉛、銅、黄銅、ニッケル、マイカ、バーミキュライト
    、二酸化ケイ素、カーボンブラック、ジルコニア、シリカ、チタン酸バリウム、
    ケイ灰石およびチタニアからなる群より選択される鉱物である、高圧ミル。
  78. 【請求項78】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、15ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  79. 【請求項79】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、5ミクロン未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  80. 【請求項80】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記材料の超微細
    粒子が、150ナノメートル未満の製品サイズを有する、高圧ミル。
  81. 【請求項81】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜1.0インチの範囲内の直径を有する、高圧ミル。
  82. 【請求項82】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記高圧流体ジェ
    ットノズルが、0.005〜0.060インチの範囲内の直径を有する、高圧ミ
    ル。
  83. 【請求項83】 請求項81に記載の高圧ミルであって、前記流体ジェット
    が、5,000〜150,000psiの範囲内の圧力で送達される、高圧ミル
  84. 【請求項84】 請求項75に記載の高圧ミルであって、キャビテーション
    が、ノズルによって引き起こされる、高圧ミル。
  85. 【請求項85】 請求項75に記載の高圧ミルであって、キャビテーション
    が、弁を用いて圧力を制御することによって引き起こされる、高圧ミル。
  86. 【請求項86】 請求項75に記載の高圧ミルであって、キャビテーション
    が、一連のノズルを用いて圧力を制御することによって引き起こされる、高圧ミ
    ル。
  87. 【請求項87】 請求項75に記載の高圧ミルであって、前記ミルの内部表
    面が、前記材料の薄い層でコーティングされる、高圧ミル。
  88. 【請求項88】 請求項87に記載の高圧ミルであって、前記層が、化学蒸
    着法によって適用される、高圧ミル。
  89. 【請求項89】 高圧液体ミルにおける使用のためのスラリーノズルであっ
    て、以下: 内部表面;および 該内部表面からわずかに突出した、複数の鋭いエッジ、 を備える、スラリーノズル。
  90. 【請求項90】 請求項89に記載のスラリーノズルであって、前記複数の
    鋭いエッジが、該スラリーノズルの内側表面にリングのように形成される、スラ
    リーノズル。
  91. 【請求項91】 請求項90に記載のスラリーノズルであって、前記リング
    が、前記内側表面に沿って間隔をあけて配置される、スラリーノズル
  92. 【請求項92】 請求項90に記載のスラリーノズルであって、さらに、以
    下: 該スラリーノズルの第1端部における、入口;および 該スラリーノズルの第2端部における、出口を備え、ここで、前記リングが、
    前記内側表面を通して、該入口と該出口との間に間隔をあけて配置される、スラ
    リーノズル。
  93. 【請求項93】 請求項90に記載のスラリーノズルであって、前記入口に
    おけるノズルの直径が、前記出口におけるノズルの直径とは異なる、スラリーノ
    ズル。
  94. 【請求項94】 高圧流体ミルにおける使用のためのスラリーノズルであっ
    て、以下: 連続して配置された複数のノズルであって、各ノズルが、第1直径を有する第
    1端部および第2直径を有する第2端部を有し、該第1直径が、該第2直径より
    も大きく、その結果、圧力の低下が、各ノズルの第1端部において生じる、複数
    のノズル、 を備える、スラリーノズル。
  95. 【請求項95】 請求項94に記載のスラリーノズルであって、前記圧力の
    低下によって、キャビテーションバブルが形成し、これによってキャビテーショ
    ンを前記高圧流体ミルに引き起こす、スラリーノズル。
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